水は白色にして、光の元素である。水の中心にはゝ(ぼち)があり、水を流動させる。これが無くなると水は固形して氷となる。
火もまた、その中心に水がなければ燃え光ることはできない。水気を含まない物体は燃えることができない。
太陽もまた、その中心に水球から水が注入されて、燃えて光を放射する。
太陰、太陽、大空の諸星は互いに霊線で結ばれて維持されている。八大神力によってその位置を互いに保持している。
大地は諸汐球と霊線で連絡している。これにより水火の調節により呼吸作用をなし、安定を保持している。地球を「大地の北極」というのは、キタは「水火垂る」という意味であり、太陽の水火、大地の中心の水火、大地四方の氷山の水火、太陰の水火が垂下した中心、という意味である。
人間が地球の陸地に出生して活動することを、水火定(いきる)という。地球は生物の安住所にして、活動経綸の場所なのである。霊体分離して死亡することを身枯留・水枯留(まかる)という。水火の調節が破れたのである。
しかしながら霊魂上から見ると、生も死も老幼もなく、永遠に生き通しである。