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文献名1霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻
文献名2第3篇 予言と警告
文献名3第17章 勢力二分〔217〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ大自在天は常世城で神政を開始し、自ら常世神王と名乗った。常世彦はこれを嫌って、自らウラル彦と名前を改めた。常世姫はウラル姫と改名した。盤古大神は盤古神王と改称した。
各地の八王はみな神を称し、八王八頭の名称は撤廃されてしまった。
ここに神界は大自在天一派と、盤古神王一派に二分された。万寿山、南高山をのぞく各八王八頭は、あちらに付きこちらに味方し、混乱はますます激しくなった。
この状況をかげながらうかがっていた国治立大神は、野立彦命と名前を変えて、木花姫の鎮まる天教山に現れた。豊国姫命は野立姫命となって、ヒマラヤ山に現れた。
高山彦、天真道彦命、天道別命らとともに、律法を遵守し、神業について計画しつつあった。万寿山の磐楠彦と瑞穂別、霊鷲山の大八洲彦命と大足彦らとともに、天下の形成を観望していた。
天道彦命は、野立彦命の内命を奉じて、青雲山に現れた。神澄彦、吾妻彦とともに、天地の大変動が来ることを予知し、神人を教化していた。
盤古神王とウラル彦は、常世神王の反逆に対して、各地の神々をアーメニヤに召集して討伐を計画していた。しかし常世神王の威力をおそれて、盤古神王に応ずるものが少なかった。
一方、常世神王・大自在天も八王八頭を招集しようとしたが、やはり参集するものはなく、八王八頭をまとめることはできなかった。
八王八頭は情勢を見つつ、小競り合いを繰り返すのみであった。今となっては、盤古神王も常世神王も、何となく威徳が薄く上にいただくのに物足りなさを感じていたのである。八王八頭は、ふたたび国祖のご出現を望むようになった。世界の混乱の鎮定を祈り、天地創造の大原因である神霊が降下して、善美なる神政を樹立する時を待ち望むようになったのである。
求心力を失った神界は、邪神が蹂躙するところとなった。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年01月09日(旧12月12日) 口述場所 筆録者加藤明子 校正日 校正場所
OBC rm0517
本文の文字数1696
本文のヒット件数全 1 件/木花姫=1
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本文  大国彦は、大鷹別以下の神々とともに常世城において、堅固なる組織のもとに神政を開始した。しかして大自在天を改名して常世神王と称し、大鷹別を大鷹別神と称し、その他の重き神人に対して命名を附すこととなつた。
 ここに八王大神常世彦は、常世神王と類似せるわが神名を改称するの必要に迫られ、ウラル彦と改称し、常世姫はウラル姫と改めた。そして盤古大神を盤古神王と改称し、常世神王にたいして対抗する事となつた。各山各地の八王神は残らず命を廃し、神と称することとなり、八頭は依然として命名を称へ、八王八頭の名称を全部撤廃してしまつた。これは八頭八尾の大蛇の名と言霊上間違ひやすきを慮つたからである。されど数多の神人は従来の称呼に慣れて、依然として八王八頭と称へてゐた。国祖御隠退の後は、常世神王の一派と盤古神王一派は東西に分れ、日夜権勢争奪に余念なく、各地の八王八頭はその去就に迷ひ、万寿山、南高山を除くのほか、あるひは西にあるひは東に随従して、たがひに嫉視反目、紛糾混乱はますます劇しくなつた。この状況を蔭ながら窺ひたまひし国治立大神は野立彦命と変名し、木花姫の鎮まります天教山に現はれたまうた。また豊国姫命は野立姫命と変名してヒマラヤ山に現はれ、高山彦をして天地の律法を遵守し、天真道彦命とともに天地の大道を説き、神人をあまねく教化せしめつつあつた。また天道別命は国祖とともに天教山に現はれ、神界改造の神業について、日夜心魂を悩ましたまひつつあつた。幸にヒマラヤ山は東西両方の神王の管下を離れ、やや独立を保つてゐた。また万寿山は磐樟彦、瑞穂別の確固不抜の神政により、依然として何の動揺もなく、霊鷲山の大八洲彦命、大足彦とともに天下の形勢を観望しつつあつた。
 天道別命は、野立彦命の内命を奉じ青雲山に現はれ、神澄彦、吾妻彦とともに天地の大変動のきたるを予知し、あまねく神人を教化しつつあつた。
 盤古神王およびウラル彦は、常世神王の反逆的行為をいきどほり、各山各地の神人をアーメニヤの仮殿に召集し、常世城討伐の計画を定めむとした。されども神人ら(八王八頭)は、常世神王の強大なる威力に恐れ、鼻息をうかがひ、盤古神王の召集に応ずるもの甚だ尠かつた。いづれも順慶式態度をとり、旗色を鮮明にするものがなかつた。また一方常世神王は、各山各地の八王八頭にたいし、常世城に召集の令を発し、神界統一の根本を定めむとした。されどこれまた前のごとく言を左右に託して、一柱も参集する神人がなかつた。この参加、不参加については、各山各地とも、八王と八頭とのあひだに意見の衝突をきたし、八王が常世神王に赴かむとすれば、八頭は盤古神王に附随せむとし、各所に小紛乱が続発したのである。このときこそは実に天下は麻のごとく乱れて如何ともすることが出来なかつた。八王および八頭は進退谷まり、今となつてはもはや常世神王も盤古神王も頼むに足らず、何となくその貫目の軽くして神威の薄きを感じ、ふたたび国祖の出現の一日も速からむことを、大旱の雲霓を望むがごとく待ち焦がるるやうになつた。叶はぬ時の神頼みとやら、いづれの八王八頭も各自鎮祭の玉の宮に致つて、百日百夜の祈願をなし、この混乱を鎮定すべき強力の神を降したまはむことを天地に祈ることとなつた。
 地上の神界は常世神王の統制力も確固ならず、盤古神王また勢力振はず、各山各地の八王八頭は各国魂によつて独立し、つひには常世神王も盤古神王もほとんど眼中になく、ただたんに天地創造の大原因たる神霊の降下して、善美の神政を樹立したまふ時のきたるを待つのみであつた。八頭八尾の大蛇および金毛九尾の悪狐および六面八臂の邪鬼は、時こそ到れりと縦横無尽に暴威を逞しうする事となつてしまつた。
 附言、言葉の冗長を避くるため、今後は八頭八尾の大蛇を単に大蛇といひ、金毛九尾の悪狐を単に金狐と称し、六面八臂の邪鬼を単に邪鬼と名づけて物語することといたします。
(大正一一・一・九 旧大正一〇・一二・一二 加藤明子録)
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