文献名1霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻
文献名2第4篇 立花の小戸よみ(新仮名遣い)たちはなのおど
文献名3第23章 諸教同根〔273〕よみ(新仮名遣い)しょきょうどうこん
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ国の御柱の神が歌い返して、二尊は青木ケ原の真ん中の八尋殿に帰り、休息した。ここに月照彦神、足真彦、弘子彦、祝部、岩戸別の諸神は、野立彦神・野立姫神を慕って天教山の噴火口に飛び込み、大地の中心である火球の世界(=根底の国)に至って、幽界の諸霊を安息する神業に奉仕した。これらの諸神は幽界を修理固成し、ふたたび地上に出生して、月照彦神は印度の国の浄飯王の太子と生まれて釈迦となった。足真彦司は、月照彦神を追って印度に生まれ、達磨となった。天道別命はやはり根底の国で修業した後、地上に出てふたたび天地の律法をひろめた。これをモーゼの司という。天真道彦命も根底の国を探検し火の洗礼を受け、地上に出生してエリヤの司と生まれ、福音を宣伝した。また、高皇産霊神の御子である大道別は、日の出神となって神界・現界に救いの道を宣伝し、天教山から天の浮橋を渡って日の御国に至り、大日如来となった。豊国姫命は地中の火球・汐球を守り、罪ある身魂の無差別的な救済に神力を発揮した。仏教で言うところの地蔵尊である。天教山は後にシナイ山とも呼ばれるようになったが、一巻に登場したシナイ山とは別のものである。弘子彦命は閻羅王となった野立彦命の命によって何度も地上に出生し、ついに支那の国に孔子と生まれて治国安民の道を、天下にひろめた。しかしその教えがあまりに現世的だったため、野立彦命は我が身魂の一部を分けて、老子として出生させたのである。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年01月20日(旧12月23日)
口述場所
筆録者井上留五郎
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年5月10日
愛善世界社版132頁
八幡書店版第1輯 676頁
修補版
校定版134頁
普及版53頁
初版
ページ備考初版では「神儒仏耶の同根」だが聖師校正本で「諸教同根」に校正された。普及版は「諸教同根」、校定版は「万教同根」、八幡版・愛世版は「諸教同根」。王仁三郎は昭和21年の愛善苑発足の際に「万教同根」と「人類愛善」という二つの指標を示した。校定版はそれを根拠にして章題を変更したようである。
OBC rm0623
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