文献名1霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻
文献名2第9篇 小波丸よみ(新仮名遣い)さざなみまる
文献名3第50章 三五○〔350〕よみ(新仮名遣い)さんごのつき
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ苦集滅道 道法礼節
データ凡例
データ最終更新日2020-05-06 19:53:26
あらすじどうしたはずみか、竜宮城の海面に指しかかった船は、エルサレムに着かず、方向違いの岸に着いた。そこには不思議にも、月照彦神、足真彦、少名彦、祝部、弘子彦の五柱の神がずらりと立っていた。そして、北光神、祝姫、蚊取別を差し招いた。五柱の神司はものも言わずにどんどんと岩山を登っていく。後を追う三人は何心なく汗を流して付いて行く。五柱はときどき後を振り向いて三人を手招きする。登ってみると、そこには大小四十八個の宝座が設けられている。そして、種々の立派な男神・女神が鎮座して、苦集滅道・道法礼節を説示していた。五柱の神は、三人をいちいち宝座に案内し、現・幽・神三界の実況を鏡のように写して見せた。蚊取別は、素晴らしい女房を得た上に、三千世界の有様を写して見せてもらった嬉しさに、踊り狂って千丈の岩の上から岩と一緒にグワラグワラと谷底へ落ち、ひっくり返ってしまった。その物音に驚いて目を開くと、口述者瑞月の身は、高熊山の蟇岩のふもとの松に、背を当てて座っていたのであった。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年02月02日(旧01月06日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年5月31日
愛善世界社版308頁
八幡書店版第2輯 145頁
修補版
校定版319頁
普及版130頁
初版
ページ備考
OBC rm0750
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