文献名1霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻
文献名2第6篇 黄泉比良坂よみ(新仮名遣い)よもつひらさか
文献名3第39章 言霊解一〔389〕よみ(新仮名遣い)げんれいかい一
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-06-10 20:32:10
あらすじ伊邪那岐命は天系・霊系に属する神であり、地球を修理固成された国常立尊の後を継いだ御子神である。古事記にあるように、迦具土神すなわち火の神が現れた。今日の文明は、火によって支えられている火の文明が現れた、ということである。その火力によって、地球の表現神である伊邪那美命がほとんど死んだような状態になってしまったのである。伊邪那岐神はこれを見て、何ほど文明が進んだとしても、地球には換えられぬ、と言ったのである。今日の世の中はまったく死人同様で、日本魂が残っているところはどこにもなくなってしまっていたので、泣き悲しみたもうた。これが泣沢女神という。伊邪那美神は神去り、世の中は乱れて怪しい雲きりが立ち込めている。古事記に比婆の山に葬られたとあるのは、霊と体の分水嶺に立って、神が時機を待たれた、という意味である。十拳剣を以て迦具土神の頸を斬られた、というのは戦争をもって物質文明の悪潮流を一掃された、ということである。首とは、皇帝や大統領など各軍国主義国の首領を指している。古事記に、斬られた迦具土神の血からさまざまな神々が現れたというのは、さまざまな暗い思想が勃発して、主義の戦いが始まった、ということを意味している。たとえばここに言われている建御雷之男神は、天神の御使いの神のことではなく、実力行使の暴力思想を暗示した記述なのである。伊邪那岐神によって迦具土神が殺されたというのは、戦争をもって軍国主義を一掃された、ということなのである。今回の五年にわたる戦争の結果は、火の文明の滅亡を意味しているのである。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年02月10日(旧01月14日)
口述場所
筆録者谷村真友(再録)
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年6月15日
愛善世界社版279頁
八幡書店版第2輯 250頁
修補版
校定版283頁
普及版124頁
初版
ページ備考
OBC rm0839
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