文献名1霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻
文献名2第6篇 黄泉比良坂よみ(新仮名遣い)よもつひらさか
文献名3第40章 言霊解二〔390〕よみ(新仮名遣い)げんれいかい二
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-06-11 18:15:56
あらすじ殺された火の神の頭に現れた神、というのは言論界に現れた悪神ということである。胸に現れた神とは、政治家や大臣など、国を治める立場の人々の悪思想を表している。同様にして、中流階級、農民階層、実業家などにも利己主義・物質主義がはびこっていることを暗示している。伊邪那美命が黄泉国の食事を食べたために、元の世界に戻れなくなった、とあるのは、物質文明の毒のために、地球上の霊魂が汚された、ということを現している。伊邪那岐命は霊で、伊邪那美命は体である。この世は霊ばかりではいけない、霊肉一致でなければならない。日本は霊主体従の教えをもっと世界万民を安育しなければならない。古事記に言う黄泉国とは、今日の悪化した世の中を指している。そこに霊系の伊邪那岐神が御降りになったということは、精神文明の徳をもって、森羅万象一切のものを愛撫するという至仁至愛の大御心から地球を完成される、ということである。火力文明のために黄泉国となってしまった世界を、一度元に還そうということである。神の教えにしたがって神が改心し、国魂が改心し、人民が改心して完全な国を造れ、悪の守護神も改心してくれ、ということである。伊邪那美命がもう少し早くご注意くだされたら、とお答えになった。そして黄泉神と相談するというのは、黄泉国を支配する体主霊従の主権者たちを説き伏せよう、ということである。しかしなかなか黄泉神たちの議論がまとまらない様子を示している。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年02月10日(旧01月14日)
口述場所
筆録者谷村真友(再録)
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年6月15日
愛善世界社版287頁
八幡書店版第2輯 253頁
修補版
校定版291頁
普及版128頁
初版
ページ備考
OBC rm0840
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