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文献名1霊界物語 第10巻 霊主体従 酉の巻
文献名2第2篇 禊身の段
文献名3第27章 言霊解一〔457〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2017-12-10 23:33:17
あらすじ伊邪那岐神は陽神、伊邪那美神は陰神である。天地の陰陽はめぐるが、人の息は双んで出入をなす。人の息は、両神の宮である。
天の浮橋は、水火おのずからめぐって縦横を成す。孕んで胎内に初めて動くのが、天の浮橋である。
伊邪那岐命と伊邪那美命の神徳は、地球を修理固成し、生成化育を止まないようにする御神徳を持ち、発揮する。
伊邪那岐命は天津神の心を奉戴して大地を保ち、善道にいざなう水火様である。伊邪那美命は身体地球の基台となり暗黒界を照らし給う。太陰の活用あり、月の大神様、瑞の御魂である。
伊邪那岐命が『吾は厭醜悪穢国に到りて在りけり』と言ったのは、現代が道義の廃れた状態であることを言うのである。
筑紫の日向の立花の小門の阿波岐原に到り、禊をしたというのは、大々的宇宙の大修祓を断行することを宣言したのである。「筑紫の日向の立花の小門の阿波岐原」は、霊系である高皇産霊神の神業を大成する霊場である。
美曾岐は風と水の霊徳を発揮してあらゆる汚穢を祓い塵埃を清める修祓である。
伊邪那岐命が帯を投げ捨てたというのは、すべての教育・宗教・倫理の学説を、根本から革正する、ということである。
主な人物 舞台 口述日1920(大正9)年01月15日(旧11月25日) 口述場所 筆録者谷村真友[#講演筆録] 校正日 校正場所
OBC rm1027
本文の文字数3617
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本文    皇典美曽岐の段

『是を以て伊邪那岐大神宣り玉はく』
『是を以て』とは前の「黄泉大神と事戸を渡し玉ひ」云々の御本文を受けて謂へる言葉であります。
 イザナギの命の御名義は、大本言霊即ち体より解釈する時は、イは気なり、ザは誘ふなり、ナは双ことなり、ギは火にして即ち日の神、陽神なり。イザナミのミは水にして陰神なり、所謂気誘双神と云ふ御名であつて、天地の陰陽双びて運り、人の息双びて出入の呼吸をなす、故に呼吸は両神在すの宮である。息胞衣の内に初めて吹くを号けて天浮橋と云ふ。その意義はアは自らと曰ふこと、メは回ることである。ウキはウキ、ウクと活用き、ハシはハシ、ハスと活用く詞である。ウは水にして〓也。ハは水にして横をなす、即ち〓である。水火自然に廻り、浮発して縦横を為すを天浮橋と云ふ。大本神諭に『此の大本は世界の大橋、この橋渡らねば世界の事は判らぬぞよ。経と緯との守護で世を開くぞよ。日の大神月の神様は、此世の御先祖様であるぞよ』とあるは此の意味に外ならぬのであります。
 天地及び人間の初めて気を発く、之を二神天浮橋に立ちてと云ふのである。孕みて胎内に初めて動くは、天浮橋であり綾の大橋である。是の如く天地の気吹き吹き、人の息吹き吹きて、其末濡りて露の如き玉を為す、是れ塩累積成る島である。水火はシホであり、シマのシは水なり、マは円かと云ふ事で、水火累積て水円を成し、息の濡をなす、その息自づと凝り固まる、之を淤能碁呂嶋と云ふのである。要するに伊邪那岐、伊邪那美二神は、地球を修理固成し、以て生成化々止まざるの御神徳を保有し、且之を発揮し、万有の根元を生み玉ふ大神である。併し一旦黄泉国の神と降らせ玉へる時の伊邪那美の大神は、終に一日に千人を殺さむ、と申し玉ふに立到つたのであります。更に日本言霊学の用より二神の神名を解釈すれば、伊邪那岐命は万有の基礎となり土台となり、大金剛力を発揮して修理固成の神業を成就し、天津神の心を奉体して大地を保ち、万能万徳兼備し⦿の根元を定め、永遠無窮に活き徹し、天津御祖の真となり、善道に誘ふ火水様である。次に伊邪那美命は、三元を統べ体の根元を為し、身体地球の基台となり玉となりて暗黒界を照し玉ふ、太陰の活用ある神様であつて、月の大神様であり、瑞の御霊である。斯の如き尊貴円満仁慈の神も、黄泉国に神去ります時は、やむを得ずして体主霊従の神と化生し給ふのである。此処には御本文により男神のみの御活動と解釈し奉るのであります。
『吾は厭醜悪穢国に到りて在りけり』
 アの言霊は天也、海也、自然也、○也、七十五声の総名也、無にして有也、空中の水霊也。これを以て考ふれば、吾とは宇宙万有一切の代名詞である。この宇宙万有一切の上に醜悪汚穢充満して、実に黄泉国の状態に立到つたと曰ふ事である。現代は実に天も地も其他一切の事物は皆イナシコメシコメキキタナキ国と成り果てて居るのである。政治も外交も教育も実業も道義も皆悉く廃れて、神の守り玉ふてふ天地なるを疑ふばかりになつて来て居るのであります。
『故に吾は御身の祓為なと詔りたまひて、筑紫の日向の立花の小門の阿波岐原に到りまして美曽岐祓ひたまひき』
 大々的宇宙及び国家の修祓を断行せむと詔りたまうたのである。御神諭に、『三千世界の大洗濯、大掃除を天の御三体の大神の御命令に依りて、艮の金神が立替立直しを致す世になりたぞよ』と示されたるは、即ち美曽岐の大神事であります。
 ツは実相真如決断力也、照応力也。
 クは暗の交代也、三大暦の本元也、深奥の極也。
 シは世の現在也、皇国の北極也、天橋立也。
 ノは天賦の儘也、産霊子也、無障也。
 ヒは顕幽貫徹也、無狂也、本末一貫也。
 ムは押し定む也、国の億兆を成す也、真身の結也。
 カは晴れ見る也、際立ち変る也、光り暉く也。
 ノは続く言也。
 タは対照力也、平均力也、足り余る也。
 チは溢れ極まる也、造化に伴ふ也、親の位也。
 ハは太陽の材料也、天体を保つ也、春也。
 ナは火水也、真空の全体也、成り調ふ也、水素の全体也。
 アは大本初頭也、大母公也、円象入眼也。
 ハは延び開く也、天の色也、歯也、葉也。
 ギは霊魂の本相也、天津御祖の真也、循環無端也。
 ハは切断力也、フアの結也、辺際を見る也。
 ラは高皇産霊也、本末打合ふ也、無量寿の基也。
 以上の言霊を約むる時は、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原は、実相真如の顕彰にして一切の事物を照応し、決断力を具有して、暗黒界を照変し、神政を樹立し、御倉棚の神なる宇宙経綸の三大暦即ち恒天暦、太陽暦、太陰暦の大本元を極めて、深甚玄妙の極を闡明し、現在の世を済する為に天橋立なる皇国の北極に天賦自然の産霊子を生成化育して、障壁なく狂ひなく顕幽貫徹、本末一貫、以て万象を押定め、真身の結に依りて国の億兆を悉皆完成し、光輝以て神徳を発揚し、青天白日の瑞祥を照して、宇宙一切の大変革を最も迅速に敢行し給ひ、上下一致、顕幽一本、平均力を以て、善悪美醜清濁を対照し、全智全能にして、親たるの位を保ち、溢れ極まる霊力を以て造化に伴ひ、太陽に等しき稜威を顕彰して天体を保有し、春の長閑なる松の代を改立し、真空の全体たる霊魂球を涵養し、水素の本元たる月の本能を照して、宇宙一切を完成調理し、万有を結びて一と成し、天地を祭り人道を守り、国家を平けく安らけく治め幸はひ、男性的機能を発揮し、大仁大慈の神心を照し、造化の機関たる位を保ち、元の美はしき神世に突き戻し、円象入眼、総ての霊と体に生命眼目を与へ、大母公として世の大本となり、初頭と現はれ、無限に延び無極に開き、蒼天の色の如く清く、且つ高く広く、生成化育の徳を上下の末葉に及ぼし、天津御祖神の真を体得し、循環極まりなく、各自霊魂の本相を研ぎ尽し、妖邪を切断し世の辺際を見極め、言霊力を以て破邪顕正し、本末相対して世を清め洗ひ、一切無量寿たるの根基を達成すべき霊系高皇産霊の神業を大成する霊場と曰ふことである。現代の世に於て、斯の如き霊場たる神界の経綸地が、果して日本国に存在するであらう乎。若し存在せりとせば、其地点は何国の何れの方面であらう乎、大本人と云はず、日本人と云はず、世界の人類は、急ぎ探究すべき問題であらうと思ふのであります。
 次に美曽岐の言霊を解釈すれば、
 ミは水也、太陰也、充也、実也、道也、玉と成る也。
 ソは風の種也、身の衣服也、⦿を包裏居る也。
 ギは活貫く也、白く成る也、色を失ふ也、万に渡る也。
 要するに、所在汚穢を清め塵埃を払ひ、風と水との霊徳を発揮して、清浄無垢の神世を玉成し、虚栄虚飾を去り、万事に亘りて充実し、活気凛々たる神威を顕彰し、金甌無欠の神政を施行して、宇内一点の妖邪を留めざる大修祓の大神事を云ふのである。現代の趨勢は、世界一般に美曽岐の大神事を厳修すべき時運に遭遇せる事を忘れては成らぬ。大本の目的も亦、この天下の美曽岐を断行するに在るのであります。
『故投棄つる御杖に成りませる神の御名は衝立船戸神』
 御杖の言霊、ツは大金剛力決断力で玉の蔵であり、ヱは中腹に成就し行き進み玉を保つことであつて、即ち神の御力添へをする役目であります。然るに神は、この杖までも投げ棄て玉うたと云ふことは、よくも汚れたものであります。現代で曰へば大政を補弼する大官のことであります。
 衝立船戸神の名義は、上と下との中に衝立ち遮り、下情を上に達せしめず、上の意を下に知らしめざる近親の神と云ふことである。現代は何事にも総てこの神様が遮り玉ふ世の中であります。杖とも柱とも成るべき守護神が、却て力に成らず邪魔になると曰ふので、伊邪那岐大神は、第一着に御杖を投げ棄て賜うたのであります。
『次に投棄つる御帯に成りませる神の御名は道の長乳歯の神』
 御帯の言霊は、オは霊魂、精神を治め修むることで、亦神人合一の連結帯である。ビは光華明彩、照徹六合の意である。即ち顕界の政を為すに当りては、必ず精神的に天地人道を説き諭し、以て億兆をして帰依せしめ、顕界の政治に悦服帰順せしめねば成らぬのである。是が所謂神の御帯であります。神は此御帯も穢れて使へなく成つたから投げ棄て玉うたのであります。
 道の長乳歯の意義は、天理人道を説く宗教家、教育家、倫理学者、敬神尊皇愛国を唱ふる神道家、皇道宣伝者、演説説教家等の大家と曰ふ事である。この帯を投棄て給ふと云ふ事は、総ての教育、宗教、倫理の学説を根本より革正し給ふと曰ふ事であります。
(大正九・一・一五 講演筆録 谷村真友)
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