文献名1霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻
文献名2第1篇 正邪奮戦よみ(新仮名遣い)せいじゃふんせん
文献名3第9章 薯蕷汁〔576〕よみ(新仮名遣い)とろろじる
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-04-06 02:13:18
あらすじウラナイ教もまた、邪神が人の身に巣くって立てた曲業の教えであった。教主・高姫は、三人の宣伝使に危難を救われたとて、強いて一行を饗応の宴に迎え入れた。五人が広間で待っていると高姫が現れ、ウラナイ教の祀る大自在天が三五教の宣伝使に乗り移って自分を助けたのだから、一行は大自在天の道具として使われただけだ、と言い捨てる。また高姫は、わざと縁の欠けたどんぶりにとろろ飯を盛ってこさせ、宣伝使たちの身魂にふさわしい器を見つけてきた、と嘲笑する。国彦は怒ってとろろ飯を座敷に投げ捨ててしまった。高姫らはその有様を見て、宣伝使の行いをあげつらって三五教をあざ笑う。黒姫と名乗るもう一人の婆は、素盞嗚命をこき下ろした。そして、高姫を変性男子の血筋で日の出神の生き宮である、と持ち上げた。国彦は罵り合いの末、屁をこいて出て行ってしまった。道彦と安彦はその場を取り繕い、なぜ盲人ばかり信者にしているのか、と逆に質問をした。黒姫は、世間のことが何もわからないようにしておいて神一筋となるよう、耳の鼓膜を破り、目の玉を抜いてしまうのだ、と答えた。そして高姫と黒姫は一同に、三五教を捨ててウラナイ教に改心するようにと迫り、出刃包丁を閃かして襲い掛かった。安彦、道彦は逃げようとするが、とろろ汁にすべって転んでしまう。高姫と黒姫もすべって転び、出刃包丁は安彦の側の床に突き刺さった。田加彦、百舌彦が加勢に来るが、やはりとろろ汁にすべって転んでしまう。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年04月02日(旧03月06日)
口述場所
筆録者外山豊二
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年12月5日
愛善世界社版102頁
八幡書店版第3輯 318頁
修補版
校定版102頁
普及版46頁
初版
ページ備考
OBC rm1509
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