文献名1霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻
文献名2第2篇 是生滅法よみ(新仮名遣い)ぜしょうめっぽう
文献名3第7章 誠の宝〔681〕よみ(新仮名遣い)まことのたから
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-05-09 18:59:57
あらすじ三州、甲州、雲州の三人は杢助の館の前までやってきた。甲州は杢助を油断させて家の中に入ろうと、玉治別の使いで死んだ杢助の女房・お杉の弔いにやってきたように見せかけるため、宣伝歌を歌った。
しかし杢助は、盗人たちの計画をすべて見抜いてしまっていた。杢助が参拝していた祠の前で、三州、甲州、雲州が杢助の金銀を盗む予行演習をしていたのであった。
杢助は、金銀はやるからその代わりに、宣伝使をやっつける計略をすべて白状しろ、と迫った。窮した三人は杢助に襲い掛かるが、杢助は難なく三人を取り押さえてしまう。
改心の見込みがないと見て取った杢助は、三人を打とうとするが、娘のお初が出てきて命乞いをする。そして、杢助の金銀は自分のために貯めてあったものだと知ると、それを今受け取り、泥棒三人に施して逃がした。
お初は、この金銀への執着が凝って母も病になって亡くなったので、これですっきりしたと喜ぶ。三人の泥棒は涙を流してお初に感謝し、逃げて行った。杢助は、金銀より尊い宝が手に入ったと悟り、お初を抱きながら涙に暮れて合掌する。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年05月19日(旧04月23日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年4月5日
愛善世界社版137頁
八幡書店版第4輯 315頁
修補版
校定版142頁
普及版62頁
初版
ページ備考
OBC rm2107
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