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文献名1霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻
文献名2第1篇 伊都宝珠
文献名3第5章 真心の花(四)〔770〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ続いて友彦は踊り狂いながら歌った。これまでの自分の罪を歌で洗いざらい漂白して懺悔し、竜宮島の西方に分け入ってジャンナの里で改心し、麻邇の宝玉の神業に参加した経緯を歌った。そして仁慈無限の大神が罪深い自分を見捨てずに宝玉を授け、神政成就の神業に加えてくださった神恩に感謝の意を表した。
続いてお民は、皇大神のご神徳をたたえる祝歌を歌った。
続いてテールス姫が祝歌を歌う。友彦と出会って三五教に改心した様を歌い、三五教の大神と一同に感謝の意を表した。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年07月17日(旧閏05月23日) 口述場所 筆録者外山豊二 校正日 校正場所
OBC rm2605
本文の文字数4921
本文のヒット件数全 1 件/瑞の御魂=1
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本文  友彦宣伝使は立ち上つて銀扇を開き、自ら歌ひ自ら踊り狂うた。その歌、
『バラモン教の神司  鬼雲彦の副柱
 鬼熊別の家の子と  仕へ奉りし友彦は
 花見の宴の帰りがけ  エデンの川を渡らむと
 宴会の酒に酔ひ潰れ  諸人騒ぎ立ち廻る
 頃しも主の愛娘  小糸の姫は過ちて
 ザンブとばかり川の瀬に  落ち込み給ふと見るよりも
 身を躍らして川中に  生命を的にもぐり込み
 溺れながらも救ひ上げ  鬼熊別の御夫婦に
 此上なきものと愛せられ  抜擢されてバラモンの
 珍の教の神司  仕へ奉るを幸ひに
 深窓に育ちし小糸姫  隙間の風にもあてられぬ
 一人の乙女を友彦が  舌の剣にチヨロまかし
 手に手を取つてエデン川  流れ流れて錫蘭の
 島に漸う辿りつき  山奥深く身を潜め
 小糸の姫を女王とし  吾は僕の神となり
 此世を誑かり居たりしが  持つて生れた酒好の
 乱暴狼藉末遂に  小糸の姫に棄てられて
 怨みは深き錫蘭の海  土人の船に身を任せ
 印度の国まで漕ぎ渡り  難行苦行の数尽し
 又もや流れて自転倒の  敦賀の海に上陸し
 夜を日についで丹波路の  宇都山郷に身をひそめ
 鳥なき郷の蝙蝠を  気取りて茲にバラモンの
 教司となりすまし  郷の老若男女をば
 言葉巧に説きつけて  教を開く折柄に
 天の真浦の宣伝使  現はれ来りいと清き
 その言霊にまくられて  雲を霞と逃げて行く
 山城、大和、紀伊、和泉  浪速の里に舞ひ込みて
 数多の男女を誑らかし  心も暗き身ながらも
 神を表に標榜し  明石の里の久助が
 家に到りて曲事の  限りを尽し磯端に
 繋ぎし船を横奪し  力限りに漕ぎ渡る
 浪の淡路の一つ島  残る隈なく遍歴し
 そのいやはてに東助が  不在を嗅ぎつけうまうまと
 館に招き入れられて  お百合の方を前に置き
 憑依もせない神がかり  うまうまやつて九分九厘
 忽ち尻尾を掴まれて  進退谷まる折柄に
 死んだと思うた東助が  清、武、鶴の三人を
 伴ひ此処に帰り来る  南無三宝と気を焦ち
 少時の猶予と暇どらせ  廁の中に忍び入り
 思案の果は跨げ穴  潜りて此家を逃れ出で
 沖に繋ぎし屋根無しの  小舟に身をば任せつつ
 生命からがら瀬戸の海  力限りに漕ぎ出せば
 如何なる風の吹き廻し  小豆ケ島へつけられて
 風凪ぎ渡るその間  此の浮島をめぐらむと
 脚に任せて国城の  山の砦に行て見れば
 思ひがけなき蜈蚣姫  三五教の高姫や
 明石の里の久助に  出会つた時の苦しさは
 此の地の底に穴あらば  消えも入りたき心地して
 心悩ます折柄に  又もや来る東助が
 捕手の男に縛られて  一旦淡路の洲本まで
 連れ帰られし苦しさよ  地獄で仏の東助が
 情の言葉にほだされて  ヤツと胸をば撫で下し
 清、鶴、武の三人と  船を操り高姫が
 危き身の上守らむと  南洋大小の島嶼に
 後を探ねて周航し  蜈蚣の姫や初稚姫の
 神の命にめぐりあひ  海洋万里の浪の上
 月日を重ねて漸うに  一つの島に安着し
 タカの港を後に見て  地恩の郷に行き見れば
 女王と名乗る黄竜姫の  神の命は小糸姫
 過ぎし昔を懐ひ出し  心を悩ます折柄に
 地恩の城の下人に  追ひまくられて城外の
 林の中に放棄され  百の艱難を忍びつつ
 山の尾伝ひ峰越えて  百里二百里何時しかに
 果実に飢をしのぎつつ  ネルソン山の頂上に
 登りて息を休めつつ  四辺の景色を打眺め
 心を養ふ折もあれ  忽ち起る山腹の
 黒白もわかぬ黒雲に  包まれ咫尺も弁へず
 心痛むる折柄に  レコード破りの烈風に
 吹き捲られて中天に  空中飛行を演じつつ
 数多の峰の彼方なる  ジヤンナの郷に顛落し
 息も絶えなむ其時に  ジヤンナイ教の人々に
 ヤツと生命を助けられ  鼻の赤きを幸ひに
 数多の人にオーレンス  サーチライスと敬はれ
 テールス姫に思はれて  茲にメシヤとなりすまし
 言葉も通はぬ郷人に  出任せ言葉を列べつつ
 崇拝させて居たりしが  妻の命に実情を
 残る隈なく打明けて  夫婦は茲に気を合せ
 地恩の城に立ち向ひ  黄竜姫に昔日の
 無礼を謝せば快く  昔の怨みを打忘れ
 東と西と携へて  竜宮島を治めむと
 宣らせ給ひし嬉しさよ  黄竜姫の計らひに
 地恩の城の馬場にて  園遊会を開かれし
 時しもあれやネルソンの  山の尾高く蜃気楼
 現はれ来り友彦は  猿田彦司と相成りて
 一行五人蓑笠の  軽き身装を装ひつつ
 ジヤンナの郷に立寄りて  教の御子に送られつ
 山川渡り漸々に  玉野ケ原に安着し
 茲に身魂を清めつつ  梅子の姫に罪科を
 宣り直されて潔く  喜び勇む折柄に
 湖を辷つて駆け来る  黄金の船を眺むれば
 地恩の城に現はれて  左守神と仕へたる
 清公さまを始めとし  チヤンキー、モンキー外二人
 無言の儘に船の上  此方に向つて麾く
 梅子の姫を始めとし  一行船に飛び乗りて
 真帆を孕みし浪の上  風に吹かれて辷り行く
 妙音菩薩の音楽や  浪の鼓に送られて
 玉依姫の在れませる  竜の宮居の側近く
 御船を横たへ十柱の  教の御子は悠々と
 黄金の門を潜りつつ  心いそいそ進む折
 初稚姫や玉能姫  玉治別の一行に
 思はぬ処に迎へられ  又も十二の姫神に
 前後左右を守られて  玉依姫の常久に
 鎮まりいます水館  奥の広間に招ぜられ
 畏み仕へ奉る折  上座の玉の扉押開き
 近侍の女神に五色の  玉を持たせて悠々と
 現はれ給ひし崇高さよ  心も清き白玉の
 麻邇の宝珠の其の光  明石の郷の久助に
 手づから授け給ひつつ  無言の儘に微笑して
 其の場に立たせ給ひける  久助玉を頂きて
 教の道の友彦が  手に渡しつつ悠々と
 元の座につき畏まる  心穢れし友彦も
 案に相違の此始末  うら恥かしく思へども
 神の恵の露の玉  潤ふ顔に伏し拝み
 侍女の賜ひし錦襴の  袋に深く秘めながら
 首に確と結びつけ  神の恵を感謝しつ
 涙に暮るる時もあれ  梅子の姫は座を立ちて
 悠々此場を出で給ふ  十曜の紋に因みたる
 神の十柱宣伝使  竜の館を立ち出でて
 八咫烏の背に乗り  雲霧分けて浪の上
 渡りて漸く秋山彦の  貴の命の庭園に
 降り来れる嬉しさよ  あゝ惟神々々
 仁慈無限の大神の  御霊幸はへましまして
 罪科深き友彦を  見捨て給はず竜宮の
 麻邇の玉をば授けられ  神政成就の神業に
 加へ給ひし有難さ  これより心取り直し
 身魂を浄め夢の間も  神の恵を忘れずに
 真心尽して仕へなむ  錦の宮に常久に
 鎮まりいます天地の  元の御祖の大御神
 瑞の御魂の大御神  力なき身を憐れみて
 三千世界の神業を  過ちなしにすくすくに
 仕へさせませ友彦が  心の限り身の限り
 力の限り真心を  捧げて祈り奉る
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましませよ』
 お民は又もや立ち上つて祝意を表し、歌ひ舞ふ。
『此世を造りし大神の  五六七の神世の御仕組
 三つの御玉は永久に  自転倒島に納まりて
 神の御稜威も弥顕著に  輝く折しも竜宮の
 五つの宝麻邇宝珠  神の御稜威に現はれて
 大和島根に恙なく  寄らせ給ひし尊さよ
 三と五との睦び合ひ  三五の月の御教は
 八洲の国に隈もなく  照り渡るらむ皇神の
 経綸の糸にあやつられ  誠あかしの郷人と
 生れ出でたる久助が  妻のお民は如何にして
 斯る尊き神業に  仕へ得たるか尊くも
 皇大神の御恵み  有難涙に咽びつつ
 神の仕組の永久に  末ひろびろと開く世を
 松の神世と仰ぎつつ  明石の浜の松原に
 打寄せ来る清砂の  数限りなき神徳を
 尊み畏み喜びて  皇大神の御前に
 心の限り身の限り  御稜威を称へ終へ奉る
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましまして
 玉依姫の賜ひたる  黄金色なす麻邇の珠
 四方の国々テールス姫の  神の命の厳身魂
 輝き渡れ永久に  あゝ惟神々々
 御霊幸はへましませよ』
と歌ひ終つた。
 テールス姫は立ち上り、又も祝歌をうたひ始めた。
『大海原に漂へる  黄金花咲く竜宮の
 一つ島にて名も高き  ネルソン山の山つづき
 ジヤンナの郷に現はれて  ジヤンナイ教を開きたる
 テールス姫は三五の  道の司の友彦に
 尊き道を伝へられ  鬼をも欺く郷人に
 誠の道を宣り了へて  地恩の城に名も高き
 黄竜姫の御前に  夫の命と諸共に
 現はれ出でて村肝の  心の底を語り合ひ
 力を協せ竜宮の  一つの島を治めむと
 語らふ折しも中天に  現はれ出でし蜃気楼
 諏訪の湖水は竜宮の  麻邇の宝を取りもたし
 数多の女神いそいそと  いそしみ給ふ其姿
 遥に拝み奉り  梅子の姫と諸共に
 一行五人打揃ひ  虎狼や獅子大蛇
 曲神猛ぶ山道を  神の御稜威に助けられ
 月日を重ねて竜宮の  浪さへ清き諏訪の湖
 竜の宮居に参上り  四辺眩ゆき金殿に
 優しき侍女に導かれ  玉依姫の御前に
 進みし時の嬉しさよ  玉依姫のお手づから
 黄金の玉を取り出し  お民の方に授けられ
 ほほゑみ給ふ折柄に  お民の方は慎みて
 受取り直に吾前に  持出でまして快く
 渡し給ひし美はしさ  あゝ惟神々々
 神の教を悟りたる  誠の人の心根は
 斯くも美はしものなるか  恥しさよと思ひつつ
 おしいただいて錦襴の  袋に納め神恩を
 感謝し奉る折柄に  神素盞嗚大神の
 貴の御子と生れたる  梅子の姫は悠々と
 此場を立つて門外に  歩みを運ばせ給ふより
 妾も御後に引添うて  黄金の海のほとりまで
 帰り来れる折も折  はばたき高く黄金の
 翼ひろげて飛び下る  八咫烏に乗せられて
 自転倒島に恙無く  降り来りし尊さよ
 あゝ惟神々々  神の恵みは目の当り
 仁慈無限の大神の  開き給ひし三五の
 教の道に身を任せ  心の限り永久に
 生命の限り仕ふべし  神素盞嗚大御神
 国武彦大御神  お民の方を始めとし
 此一行の神人の  御前に感謝し奉り
 貴の御玉の恙なく  還りましたる祝言を
 喜び歌ひ奉る  あゝ惟神々々
 御霊幸はへましませよ』
と歌ひ終つて座についた。
(大正一一・七・一七 旧閏五・二三 外山豊二録)
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