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文献名1霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻
文献名2第4篇 修理固成よみ(新仮名遣い)しゅうりこせい
文献名3第20章 雉と町〔862〕よみ(新仮名遣い)きじとまち
著者出口王仁三郎
概要
備考
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あらすじマチとキジは、先ほどの勝利の味を宣伝歌を歌いながら夜道を進んで行く。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年08月16日(旧06月24日) 口述場所 筆録者松村真澄 校正日 校正場所 初版発行日1923(大正12)年9月15日 愛善世界社版228頁 八幡書店版第5輯 653頁 修補版 校定版243頁 普及版92頁 初版 ページ備考
OBC rm3020
本文の文字数2426
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本文  マチは夜の道を歩み乍ら、意気揚々として歌を唄ひ進み行く。其歌、
マチ『神が表に現はれて  善と悪とを立別ける
 三五教の御教  実地の誠を居乍らに
 味はひ見たる嬉しさよ  ウラルの神の御教は
 人の弱きに附け入りて  神の天国楯となし
 或は脅し叱りつけ  吾国人を無理やりに
 彼れが教に引入れる  四方の国人驚いて
 何れも心に合ね共  止むを得ざれば入信し
 心を詐はる偽信仰  池に浮かべる浮草の
 昨日は向うの岸に咲き  今日はこちらの岸に咲く
 無理往生の此教  いかでか花の開くべき
 何時か木実の結ぶべき  吾国民は飢に泣き
 咽喉もかわきて朝夕に  此世を歎つ折柄に
 霊主体従を標榜し  苦しき此世は仮の世ぢや
 至美と至楽の天国へ  災多き現世を
 捨てて神国へ昇り行け  などと教へる醜の道
 困りぬいたる時もあれ  恵みの雨は降り来り
 吾等国人一同は  蘇生の思ひをなしにけり
 其神恩に酬いむと  荒しの森に駆け来り
 神の柱と現れませる  国依別の御前に
 心の誠を明かしつつ  今日は嬉しき弟子の数
 喜び勇み進む折  ウラルの教の神司
 ユーズ、アナンが数百の  部下を引つれ降り来る
 あゝ惟神々々  限りある身の吾力
 試すは今や此時と  日暮シ河の北堤
 ユーズの率ゆる一隊に  向つて珍の言霊を
 いと爽かに宣りつれば  敵は怒つて剣太刀
 月の光に閃かし  前後左右に攻めかくる
 心得たりと身をかわし  草葉の蔭に身を忍び
 敵の様子を伺へば  心の曇りし盲共
 味方と味方の同士打  剣光閃く面白さ
 折しもあれや国依別の  貴の司が霊光を
 天津日の如射てらせば  流石のユーズも辟易し
 総体崩れて蜘蛛の子を  散らすが如く逃げて行く
 此有様を打眺め  吾れは思はず吹出し
 心も勇み腕は鳴り  悠々騒がず橋の辺に
 帰り来りし面白さ  国依別に従ひて
 丸木の橋を打渡り  夜露に月の宿る道
 涼しき風に送られて  夜なきヒルの神館
 楓の別の現れませる  聖地へ進む嬉しさよ
 あゝ惟神々々  御霊幸はひましまして
 マチとキジとの両人が  心を清め身を浄め
 神の御為国の為  世人の為に真心を
 尽させ玉へ天津神  国津神達八百万
 国魂神の竜世姫  御倉の宮の御前に
 赤き心を現はして  遥かに感謝し奉る
 あゝ惟神々々  御霊幸はひましませよ』
 キジは又もやマチの歌に励まされて、足拍子に合せ歌ひ始めた。
キジ『俺の在所はチルの国  御倉の山の峰つづき
 村の難儀を見るにつけ  神の恵みを蒙りて
 飢に苦む人々を  救ひ玉へと谷川に
 現はれ祈る折柄に  天の八重雲掻き分けて
 降りましたる神人の  生言霊に助けられ
 瀕死の境に陥りし  数多の人々忽ちに
 飢を充たして甦り  これぞ誠の救世主
 吾等の父か母神か  此高恩の万分一
 報い奉らでおくべきか  御後を慕ひ逸早く
 御目にかかり鴻恩の  万分一に報いむと
 マチと語らひ山坂を  一散走りに乗越えて
 木々の花さへチルの村  荒しの郷に来て見れば
 実に有難き宣伝使  天津祝詞を宣らせつつ
 木蔭に憩ひ玉ひたる  其御姿を伏し拝み
 歓喜の涙にくれ乍ら  御弟子の数に加へられ
 心勇みて日暮シの  河の畔に来て見れば
 思ひがけなきウラル教  ユーズ、アナンの宣伝使
 剣抜き持ち太刀槍を  林の如く立て並べ
 三葉葵の白旗を  風に靡かせ堂々と
 進み来るぞ面白き  国依別の御許しに
 われはアナンの一隊に  喜び勇み立向ひ
 生言霊を宣りつれば  頑迷不霊の曲神は
 情容赦も荒風に  旗を靡かせつきかかる
 エヽ面倒と四五十の  敵を忽ち鷲掴み
 日暮シ河に投げ込めば  アナンの司を始めとし
 ウラルの教の一隊は  総体乱れ崩れ出す
 折柄照らす霊光に  旭に露の消えし如
 命カラガラ失せて行く  あゝ惟神々々
 神の力を目のあたり  目撃したる尊さよ
 日暮シ河を打渡り  神の司に従ひて
 物騒至極の夜の道  互に戦功誇りつつ
 露ふみしめて進み行く  東の空は茜して
 心の空も照り渡り  いと爽かな朝風に
 吹かれてヒルの神館  霊地を指して進み行く
 身の上こそは楽しけれ  あゝ惟神々々
 御霊幸はひましませよ  朝日は照るとも曇るとも
 月は盈つとも虧くるとも  キジの命のある限り
 三五教の御為に  不惜身命どこ迄も
 神の教に従ひて  普く世人を惟神
 尊き教に救ひなむ  天と地との大神は
 吾等を深く守ります  吾は神の子神の宮
 なりとの真理聞きしより  此世に人と生れたる
 其天職を悟りけり  神の御為世の為に
 尽さにやおかぬキジの胸  マチの心も其通り
 国依別の神様よ  完美に委曲に聞し召し
 いや永久に吾々を  正しき神の御教に
 厚く導き玉へかし  あゝ惟神々々
 御霊幸はひましませよ』
と歌ひ乍ら、ドシドシと白みかけた空を、勢よくヒルの都を指して立向ふ。
(大正一一・八・一六 旧六・二四 松村真澄録)
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