文献名1霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻
文献名2後付よみ(新仮名遣い)
文献名3デモ国民歌よみ(新仮名遣い)でもこくみんか
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ日本人は、善悪正邪に関わらず、日本人を賞賛すれば良民、欠点を挙げれば非国民というが、これが公平無私の態度と言えようか。身の欠点を自省しなくてはなるまい。
元来日本の神民は、寛仁大度の同化力を持っている神の末裔である。国祖は天地を開拓すると、自国の欠点を除き、他国の長所を取り、六合を斉しくすべくお働きになったのである。
欠点は喜んで根本的に改善し、民は君を本となして、誠を啓き、人類を愛撫して国利を興さしめ、世界共通の幸福を一つにするのは、日本人の天地自然の道である。
国民外交の真意義を忘れようとしている国人は、世界の国から排斥されても何の言葉もない。七千万同胞を革正すべきは今である。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年08月14日(旧06月22日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年9月15日
愛善世界社版291頁
八幡書店版第5輯 681頁
修補版
校定版308頁
普及版
初版
ページ備考
OBC rm309903
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本文
日本人は日本人を
善悪正邪に拘はらず
賞讃すれば良民と
認めて呉れるが苟くも
欠点挙げて論ずれば
眼をば怒らせ肩を張り
非国民種と扱はる
是は果して日本人の
清き態度と云はれうか
公平無私で自分等の
身の欠点を批難して
自省せなくちや成らうまい
愛神愛民称ふれば
直に赤化非国民
解放自由も其の通り
国民滔々自覚して
文化運動に共鳴すれば
是また直に非国民
日本に日本人なしと
慷慨悲憤を装ふなり
元来日本の神民は
寛仁大度同化力
なければならぬ神の裔
見よや国祖の大神は
皇運隆々天壌と
共永久と詔り玉ひぬ
天地を広く開拓し
自国の短所を取り除き
他国の長所を採用し
六合を斉うすべきなり
決して内訌や小競合
なすべき時代に非ざらめ
吾が欠点は喜んで
根本的に改善し
民は君をば本として
誠を啓き人類を
愛撫し国利を興さしめ
世界共通の幸福を
一つにするは日本人の
天地自然の道ぞかし
国民外交の真意義を
忘れむとする国人は
世界の国より排斥を
受くるも何の辞かあらむ
七千余万の同胞の
革正すべきは今なるぞ
アヽ惟神々々
御霊幸はへ坐しませよ。