文献名1霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻
文献名2後付よみ(新仮名遣い)
文献名3付録 湯ケ島所感よみ(新仮名遣い)ゆがしましょかん
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年08月24日(旧07月2日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年11月10日
愛善世界社版311頁
八幡書店版第6輯 359頁
修補版
校定版324頁
普及版
初版
ページ備考
OBC rm339902
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数325
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
千早振神代の儘の狩野川
清き流れに魂を洗ひつ
谷川の水瀬の音も淙々と
清く響きぬ旅寝の枕に
蒸し暑き晩夏の空を狩野川の
涼しき森に身魂ひやしつ
新しく作り了へたる珍の家に
隔てなき友の寄りつ語りつ
蝉蜻蛉熊蜂蝶と川の辺に
遊びて神代の心地養ふ
狩野川の中に浮べる湯ケ島の
阿屋涼し水音清し
川深み彼方の岸に渡さむと
心の竹の橋をかけたる
川と川に挟まれ涼しき林中に
林姉妹静岡より来る
速川の岩にせかれて波白し
鮎を漁る人の背黒し
吾憩ふ細谷川に尾を垂れて
岩とび渡る鶺鴒一羽
水眼鏡かけて片手に棹にぎり
河童息子の魚漁るなり
釣りあげた鮎やヤマメを嬉しげに
めをと二人が眺め居るなり
大正十一年八月廿五日 於伊豆湯ケ島