文献名1霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻
文献名2第5篇 正信妄信よみ(新仮名遣い)せいしんぼうしん
文献名3第21章 凄い権幕〔1058〕よみ(新仮名遣い)すごいけんまく
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-11-09 07:30:49
あらすじ明治三十七年になると日露戦争が勃発した。四方平蔵、中村竹蔵などお筆先を信じきっている連中の鼻息がにわかに荒くなってきた。喜楽が古事記を研究したり霊界の消息を書いていると、中村竹蔵がやってきて、喜楽が角文字などを書いて改心しないから、神業が遅れているのだと難癖をつけてきた。そして、喜楽の肉体はご神業に必要だけれども、喜楽に取り憑いている小松林命が悪さをしているのだ、と言って、三方から怒鳴りたてて攻め立てる。そこへ福島久子もやってきた。四方平蔵は、福島久子にも加勢を頼もうとしていたので、喜楽は便所へ行く風をして裏口から逃げ出し、大槻鹿造宅へ逃げ込んだ。鹿造はかくまってくれ、福島や中村や四方が来たら、牛肉のにおいで往生させてやったら面白いだろうと、店から上等の肉を持ってきて煮て食い始めた。中村竹蔵が喜楽を探しに鹿造宅にやってくると、鹿造夫婦は中村をからかって、牛肉を勧めはじめた。中村は憤慨して、喜楽を引っ張ろうとするので、自分は牛肉を三百目一人で食ったとからかった。中村は躍起となり、悪い身霊の因縁だと鹿造夫婦をけなした。鹿造は怒って中村に拳骨をくれる。中村は、酒呑童子の霊など恐れるもものか、と言いながら帰ってしまった。綾部にいてはうるさいというので、園部の支部長がやってきたので、日暮れ頃から園部に行って隠れて布教をしていた。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年10月18日(旧08月28日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年4月3日
愛善世界社版217頁
八幡書店版第7輯 240頁
修補版
校定版221頁
普及版116頁
初版
ページ備考
OBC rm3821
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