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文献名1霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻
文献名2前付
文献名3序文
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ我が国に伝わる古典は、すべて地球全体の国土(豊葦原瑞穂国)の有史以前の伝説や考量をもって編纂されたものである。また有史以後の事実をつづり合わせて作られたものもある。
古典の中にはさまざまな矛盾があるが、熟慮すればおのずから脈絡を見出すことができる。これに対してさまざまな解釈がなされてきたが、建国の根本義と民族の特性は、確固不動のものがある。
神示の霊界物語にあるように、地球上の各国家の建設は古来、優秀なる人種の首長たちが、各その首都において子孫や従属者の中から俊逸な者たちを選抜して遠征冒険隊を組織し、もって国土万物を開発・経営したのである。
その中からさまざまな民族が現れた。真の太古の神人族とその他の関係は、とうてい数種類の伝記では判然としない。この物語でさえも、その大要を表示することさえ困難である。そのためには千七百八十二冊を著さねばならず、とうてい不可能な事業である。
そのため、なるべく省略して大要のみを著し、少数の冊子にて明瞭に述べようと覚悟している次第である。ただ一巻の物語の中にも宇宙の真理や神の大意志、修身斉家の活きた教訓、過去の歴史や警句もあるため、一冊でも心読されることを希望する。
霊界物語は、東西両洋における古典や神話に漏れた点を補うべく神様の命のまにまに口述編纂したものである。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年11月10日(旧09月22日) 口述場所 筆録者松村真澄 校正日 校正場所
OBC rm410001
本文の文字数1788
本文のヒット件数全 1 件/地教山=1
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本文  抑も我国に伝はる古典は、凡て豊葦原瑞穂国(地球全体の国土を謂ふ)の有史以前の伝説や考量を以て編纂されたものもあり、有史以後の事実を古文書や古伝説なぞを綴り合せて作られたものもあつて、我国に伝はる古事記、日本書紀、旧事紀、古語拾遺、風土記、姓氏録、神社縁起等の如きは、その確不確を判定するに苦しむ点も沢山にあります。彼と此と矛盾することもあれば、又甚だしきは同じ書籍の中に撞着して居る箇所も決して尠くはないのであります。殊に歴史としての連絡を欠いて折り、一として其正確を保証する光明線を見出すことが出来ないのであります。故に古往今来、賢哲の説に幾多の相違があり、矛盾があり、撞着があつて終始一貫以て採るべきものは見出すことが出来ないのであります。然し此等の矛盾や撞着の中にも亦おのづから一条の脈絡があつて、只之を見る人の位置と研究の方法若しくは信念の厚薄等に依つて大に其趣を異にして居ります。
 本居宣長、平田篤胤の如きは其の立場から信仰的神秘的解釈を下し、歴史的哲学的の解釈は殆ど副物として居る。又仏教家や儒者の如きは各その立場に応じて、或は哲学的に、或は歴史的に、或は世評的に見解を加へて居る。彼の新井白石を始め近時の歴史家の如きは、我古典を純然たる歴史として解釈を試みむとして居るのであります。我国に伝はる古典を解釈せむとし、歴史的、神話的、哲学的、宗教的等の見解及び是等の二者又は三者を合操して解釈せむとする数種があつて、而して又其一種の中にも幾多の解釈法や異説があり頗る混雑して居る様でありますが、熟慮すれば何れの解釈にても条理は整然として存し、以て建国の根底と民族の特質とに及ぼす点は略同一に帰すものとも言ひ得べく、換言すれば建国の根本義と民族の特性とは神代書の解釈如何に関せず、確固不動、牢として抜くべからざるものありと断言し得べきも、余り古典の解釈をして小部分的なる極東の一孤島にのみ局限して居るのは、貴重なる我国伝来の古典をして愧かしむるものと謂ふべきであります。地球上の各国家の建設は、古来に於ける或優秀なる人種の首長たるものが、高天原即ち天教山や地教山、アーメニヤ、埃及、メソポタミヤ、エルサレム、オノコロ島若くは其の首都等に於て、その子孫並に従属者の中より特に俊逸なるものを選抜して完全なる遠征的の冒険隊を組織し、以てその国土万物を開発経営したものなることは、神示の『霊界物語』に由つて見るも明白なる事実であります。古典に所謂国津神なる民族にも、北種もあり南種もあつて其数六七種に及んで居ります。
 結局高天原人種即ち天津神族に全く吸収せられ血化せられて高加索民族なるものが現はれたり、又大和民族なる君民同祖の一血族一家的の団体に成つたのもあります。併し乍ら、真の太古の神人族その他の関係を知悉するには、到底三種や五種の古伝記にては九牛の一毛だも判然するものではない。この物語も亦其の通りであつて、何程現代の著書より見れば浩瀚なものだと謂つても、その大要さへ表示することは困難であります。天地混沌陰陽未分際より現代に至るまでの宇宙の現幽神三界の出来事や神の御経綸を大体に於て明かにするには、本書三十六巻(四百頁一巻)をその一輯として四十八輯を口述せなくては、詳細に説示することは出来ないのであります。四十八輯全部完成する時は冊数一千七百二十八となり、瑞月が今後身を終るまで口述を続けても到底不可能的事業であります。故にその大要のみを摘み、細微の点は略して成るべく小数の冊子に於て可能的明瞭に述ぶる覚悟であります。読者は何卒気長く子孫に伝へて研究あらむことを希望致します。斯く述ぶる時は、この物語全部を読了せなくては安心立命の域に到達せないならば、始めより読まない方が気が利いて居ると思はるる方もありませうが、決してそんなものではありませぬ。只一巻の物語の中にも宇宙の真理や神の大意志や修身斉家の活きた教訓もあり、過去に於ける歴史もあり、種々雑多の警句もあり、金言玉辞もありますから、一冊でも心読せられむことを希望いたします。要するにこの『霊界物語』は東西両洋に於ける古典や神話に漏れたる点のみを補ふべく神様の命のまにまに口述編纂したものであります。
  大正十一年十一月七日
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