文献名1霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻
文献名2第3篇 神意と人情よみ(新仮名遣い)しんいとにんじょう
文献名3第11章 鸚鵡返〔1305〕よみ(新仮名遣い)おうむがえし
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2023-07-18 19:56:59
あらすじ祠の森に現れた偽杢助の正体は、八岐大蛇の片腕として名も高い、獅子と虎の忠誠を備えた怪しの動物であり、名を妖幻坊といった。一方、高姫は祠の森の御社を蹂躙せんと出て来た悪霊に魂を奪われてしまった。妖幻坊は高姫をたぶらかして夫婦に成りすまし、生地を隠していた。しかし初稚姫の霊光と、お供の猛犬スマートに恐れて逃げ出し、スマートに眉間をかぶりつかれてひとまず逃げて行った。妖幻坊と高姫が、珍彦夫婦を亡き者にしようとした毒殺の企みも、楓姫の枕元に現れた文殊菩薩が授けた霊薬によって何事もなく終わった。スマートに傷つけられた妖幻坊を癒そうと、薬の茸を採ろうと大杉に梯子をかけた高姫も、梟にこつかれて墜落し、寝込んでしまった。高姫は、初稚姫の献身的な看病によって回復した。しかし高姫は初稚姫をねたみ、その神力をおそれて再び奸策を企みはじめた。高姫は回復すると、一度も見舞いに来なかったと珍彦の館に文句を言いに上り込んできた。しかし対応した楓は逆に高姫の災難を嘲笑い、父母に毒を盛った罰だと非難してかかった。また珍彦と静子が、毒殺未遂の件を斎苑館に報告し行くと高姫を脅して帰そうとした。高姫と楓は言い争いになり、怒った高姫はこぶしを固めて楓を打ち付けた。楓は大きな声で叫び、人を呼ぶ声が酒盛りをしていたイル、イク、サール、ハル、テルにまで届いて五人はその場にかけつけた。
主な人物
舞台
口述日1923(大正12)年01月21日(旧12月5日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年12月7日
愛善世界社版149頁
八幡書店版第9輯 204頁
修補版
校定版155頁
普及版77頁
初版
ページ備考
OBC rm5011
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