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文献名1霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻
文献名2第4篇 善言美詞よみ(新仮名遣い)ぜんげんびし
文献名3第15章 祝詞〔1540〕よみ(新仮名遣い)のりと
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
祝詞

三五教本部大祭祝詞

本部大神月次祭祝詞

各家神床遷座祭祝詞
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年8月12日 愛善世界社版224頁 八幡書店版第10輯 670頁 修補版 校定版239頁 普及版 初版 ページ備考
OBC rm6015
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本文    祝詞

掛巻も畏き大本大御神の宇豆の大前に、慎み敬ひ恐み恐みも白さく。大地の千五百秋の瑞穂の国は。天地初発之時より、国之常立尊の堅磐に常磐に鎮り居坐して。国の本国浦安国と愛給ひ守賜ひて、𪫧怜に委曲に開給ひし国にし有れば。皇大神の天の石位放ち、天の八重雲を伊都の千別に千別て、天降り給ひてより動く事無く変る事無く。人の心は直く正しく、山川は清く潔けく。顕見蒼生の食て活くべき稲種は、大御神の大御言以て天の邑君を定給ひ。天の狭田長田に植ゑしめ玉ひし稲を、天津御饌の遠御饌と赤丹の穂に聞食詔給ひ授け賜ひて。大地主神は五百津斎鋤を採りて、高田窪田を耕し賜ひ、水分神は水を撒かしめ、埴安神は真埴を肥やし。大歳の神は蝗を攘ひ。秋の足穂の八束穂の、重穂に成幸給ひ。夏冬の暑さ寒さも和らかに、悪しき疫少く。打見る嶋の崎々、掻見る磯の隈々。常世乃波の重浪依来て、生と生き住と住む人の悉。高きも卑きも老も若きも嬉しみ尊み。遠津御神の敷坐す島の八十島は。天の壁立極み、国の退立限り。狭き国は広く峻しき国は平けく。青雲の靉く極み、白雲の墜居向伏限り。大野原は磐根木根履佐久美。馬の爪の至り留る限り。荷緒結堅めて、長道間無く立続き。青海原は棹舵乾さず、船の舳の至らむ限り。真舵繁貫き浮並べて、遠近の国の悉、耳驚き眼輝く種々の珍の宝を。霜黒葛来るや来るや川舟の毛曾呂毛曾呂に持渡り来て、百取の机に横山の如く置足はして。皇大神に献り。大御国中に敷施こし。学の術に総の法に、弥益も開け添はりて。天の下四方の国は、神の御国浦安国と。国富栄えて都も鄙も恵良々々に歓ぎ賑はひ。邂逅に道無く黒き心以て、射向ひ奉る敵在る時は。万民挙り、御祖神の伝へ賜へる、言霊の真心を振起し。厳の雄健び踏健び。厳の嘖譲を起して、海往かば水潜屍山往かば草生屍大神の辺にこそ死なめ閑には死なじ。顧は為じと、弥進みに進み、弥逼に逼り。山の尾ごとに追伏せ河の瀬ごとに追攘ひて言向け和し、心安く心楽しきは、専我大神の広き厚き大御恵と、斎知り厳知り細螺の伊這回り噞喁ふ魚の打仰ぎ、敬礼奉らくを、真澄の大御鏡の面を押霽して見行し。相諾ひ玉ひて神の御国を。堅磐に常磐に茂御代の足御代に成幸賜ひ。官々に仕へ奉る人等は本末内外を過たず、茂鉾の中執持ちて愛善信真の政事をなさしめ給ひ。飛騨人が打つ墨縄の唯一道に守るべき。三五の教の憲の随々。善き道の正しき道を、弥遠に弥広に弘め導かしめ給ひ。男も女も老も若きも。相共に於与豆礼の妖言に黐鳥の罹る事無く。斯道を慕ひ信ひ、悪しき心を持たしめず、曲れる事を為さしめず。過ちて犯さむ事は、神直日大直日に見正し聞治し坐し。百姓の天の狭田長田に降りて手肱に水泡掻垂り。向股に泥掻寄せて、取作らむ水田種子は。霖雨降頻き河の瀬溢れて浸し損ふ事無く。暴き風吹荒びて、根掘倒れ朽損ふ事なく。毒しき虫の生出て喰荒しめむ事無く。負持てる国の名の、茂瑞穂に稔らしめ給ひ。世の長人世の遠人と名告らひつつ。千歳万歳生存へて。世の為人の為太じき功績を樹てむと欲ふ人々の病煩はむ事あらば、一日片時も疾く速けく。惟神の霊法に威の御魂を寄賜ひ。著き験を効はして忽ち癒えしめ救助けて。己が手手家の業務緩ぶ事なく怠る事無く。弥勤めに勤め締て。子孫の八十連五十橿八桑枝の如く。茂木栄に栄えしめ給ひ、夜の守日の守りに守幸へ賜へと。恐み恐みも白す。
辞別けて白さく。朝に異に身の罪穢を祓ひ清めて、拝み仕奉らくを。天の斑駒の耳弥高に聞上賜ひて。宣教師が教の為に己が向々有らしめず、其程々の功績を建てしめ賜ひ。殊に是の家内を始めて、三五教の教信徒諸々が。家をも身をも護り恵まひ幸賜へと。鹿児自物膝折伏せ、宇自物頸根突抜来て、恐み恐みも祈願奉らくと白す。

   三五教本部大祭祝詞

此の神殿に坐せ奉り斎奉る、掛巻くも綾に畏き、三五皇大御神の宇豆の大前に、斎主(某)慎み敬ひ畏み畏みも白さく、八十日日は有れども、今日を生日の足日と選み定めて、皇道三五の御教を恐み辱み、千々の一重も報い奉らむと、毎年の例の任々、春(秋)の大御祭仕へ奉らむとして、奥山の五百枝真栄木に木棉取垂で、御食は高杯に盛足らはして、御酒は甕の戸高知り甕の腹満て並べて、餅の鏡は八十比良加に積み重ね、御水堅塩は窪手に盛満たして山野の物は甘菜辛菜種々の果実、海川の物は鰭の広物、鰭の狭物、奥津藻菜、辺津藻菜に至る迄、百取の机代に盛高成して称言竟へ奉らくを、平けく安らけく聞食し相諾ひ給ひて、天皇の大御寿を手長の大御寿と堅磐に常磐に、天津日継は天地の共弥遠永に栄え座さしめ給ひ、直く正しく人に憑りて教へ給ひ諭し給へる、三五皇大御神の御教は、説く人の説きの違ひ無く、聞く人の聞きの誤あらしめず、皇道三五の信徒等は老も若も、清き明き誠の道をのみ信ひて、異しき卑しき邪道に惑ふ事なく入る事なく、神を敬ひ君を尊み、親子夫婦兄弟朋友の行ひ正しく美はしく、己が向々有らしめず、家の業弥締りに締り弥勤めに勤めて、子孫の八十続に至る迄五十橿八桑枝の如く茂久栄に立栄えしめ給ひ、邂逅に病疾らはむ事あらば、一日片時も疾く速けく神随の神法に伊豆の神霊を蒙らしめ給ひ、恩頼を仰がしめ給ひ、夜の守日の守に守護幸へ給へと祈願白す事の状を聞し食し相諾ひ給へと、鹿児自物膝折伏せ鵜自物頸根突抜きて畏み畏みも白す。

   本部大神月次祭祝詞

此の神床に斎き奉り座せ奉る、掛巻も綾に恐き三五皇大御神の宇豆の大前に、斎主(某)慎み敬ひも白さく。今日はしも月毎の御祭仕へ奉るとして、御食は高杯に盛足らはし、御酒は甕の戸高知り甕の腹満て並べて、餅の鏡は八十比良加に積み重ね、山野の物は甘菜辛菜種々の果実、海川の物は鰭の広物鰭の狭物、奥津藻菜辺津藻菜、御水堅塩に至る迄、横山の如く置き足らはして、称言竟へ奉らくを平けく安らけく聞食して、現御神と大八洲国知食す天皇の大御代を、手長の大御代と堅磐に常磐に、天地の共弥遠永に栄え座さしめ給ひ、三五皇大御神の御教は、説く人の説の違なく、聴く人の聴の誤あらしめず、皇道三五の信徒等は各も各も清き明き誠の道をのみ信ひて、異しき卑しき邪道に惑ふ事なく入る事なく、神を敬ひ君を尊み、親子夫婦兄弟朋友の行ひ正しく美はしく、己が向々あらしめず、家の業弥締りに締り弥勤めに勤めて、子孫の八十続に至る迄、五十橿八桑枝の如く茂久栄に立栄えしめ給ひ、夜の守日の守に守り幸へ給へと、祈願白す事の状を聞こし食相諾ひ給へと、鹿児自物膝折伏せ鵜自物頸根突抜きて、恐み恐みも白す。

   各家神床遷座祭祝詞

掛巻も恐き三五皇大御神の大前に(某)由麻波利清麻波里、恐み恐みも白さく。八十日日は有れども今日を生日の足日と選み定めて、此回新に設備へる神殿に遷し奉り座せ奉り、御祭仕へ奉らむとす。故御酒御饌海川山野種々の物を、平らかに安らかに聞食して、家長を始め諸人が過犯しけむ罪穢有らむをば、神直日大直日に見直し聞直しまして、大神の御心も安く隠に鎮り坐して、弥遠永に守り幸へ給へと畏み畏みも白す。
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