文献名1霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻
文献名2第1篇 水波洋妖よみ(新仮名遣い)すいはようよう
文献名3第4章 銀杏姫〔1813〕よみ(新仮名遣い)いちょうひめ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ八島の主(八島主)
データ凡例
データ最終更新日2020-05-28 09:23:49
あらすじ杢助は船から飛び込んだ際、元の妖幻坊の正体をあらわし、獅子と虎のあいのこの恐ろしい姿となって、高姫を連れ、離れ島に漂着した。妖幻坊は自分の姿の言い訳として、高姫を救うために魔術を使ったといってごまかす。妖幻坊は、自分の姿が完全に元の妖怪に戻ってしまいそうになったので、高姫に隠れて変化の術を使おうと、竹やぶに飛び込んだ。しかし、その竹やぶには恐ろしい蟻が住んでおり、たちまちに体中を噛み付かれて苦しみ倒れてしまった。高姫はそのありさまを見て驚くが、竹やぶの後ろの大銀杏の祠に男女がいるのを目ざとく見つけ、彼らの着衣と船を失敬して妖幻坊を助け出そうとする。二人の男女、フクエと岸子は、家の事情で仲を裂かれそうになり、銀杏の神のご利益を頼ってお参りにきていたのであった。高姫は銀杏の女神の声色を使って二人をだまし、着物を献上させた上、竹やぶに飛び込んで妖幻坊を救うように仕向ける。妖幻坊と高姫は、蟻に責められる二人を捨て置いて、さっさと逃げてしまう。
主な人物
舞台
口述日1926(大正15)年06月29日(旧05月20日)
口述場所天之橋立なかや別館
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1929(昭和4)年4月3日
愛善世界社版42頁
八幡書店版第12輯 620頁
修補版
校定版44頁
普及版14頁
初版
ページ備考
OBC rm7204
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