文献名1霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3序文よみ(新仮名遣い)じょぶん
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-04-05 09:11:56
あらすじ
主な人物
舞台
口述日1933(昭和8)年10月04日(旧08月15日)
口述場所天恩郷 千歳庵
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1933(昭和8)年11月22日
愛善世界社版
八幡書店版第13輯 27頁
修補版
校定版前付 1頁
普及版
初版
ページ備考
OBC rm730001
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本文
顧みれば大正十年十月十八日(旧暦九月十八日)天津神の神示と開祖神霊の請求により、大本事件の真最中、本宮山下の松雲閣に於て『霊界物語』と命名し、加藤明子、桜井重雄、外山豊二、北村隆光その他の諸子と共に口述編纂に着手し、中途エスペラント研究に関し、エス和辞典を著述し、次いで大正十三年二月入蒙の壮挙に出で、ふたたび十三年の冬より口述を始め、同十五年の五月二十二日、加藤明子の筆録を以て七十二巻の終りを告げたるが、その後予定の百二十巻を口述せむと思ひつつ、天恩郷の開設等にて寸暇なく、今日に及べり。神務は年を逐ひますます繁忙となり、口述の寸暇を見出す能はざりしが、非常時日本の状態に鑑み、一切の雑事を放棄し、いよいよ昭和八年十月四日(旧暦八月十五日)の仲秋の吉日を卜し、庚の巻天祥地瑞と命名して口述する事とはなりぬ。
天気晴朗にして風清く日は麗なり。天恩郷内玉泉苑の中島、千歳庵に於て、心を清め身を浄め、神命の加護のもとに口述編纂の長途にのぼることとはなりぬ。今回は東雲社長加藤明子、社長補森良仁、社員谷前清月、林閑月、白石菫月、内崎埼月をもつて此の大神業に従事せむとし、月宮殿、大祥殿、高天閣等の各神殿に祈願を凝らし本著の無事完成せむ事を祈願せり。
嗚呼惟神霊幸倍坐世。
昭和八年十月四日 旧八月十五日
於天恩郷 千歳庵 口述者識