文献名1霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻
文献名2第1篇 紫微天界よみ(新仮名遣い)しびてんかい
文献名3第8章 国生み神生みの段〔1839〕よみ(新仮名遣い)くにうみかみうみのだん
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ天之道立の神が大幣を振っていると、紫微天界の西南より、一柱の神がやってきた。その姿は、百有余旬の大鰻の姿であり、肌は滑らかで青水晶のようであった。この神は、太元顕津男の神であり、紫微圏界創造の初めより、大虚空の西南で神業を行っていたのであった。太元顕津男の神は、西南の空の修理固成を終え、次なる神業を紫微宮の前に額づいて問うた。すると、高鉾の神、神鉾の神が命じて言うのに、「東北万里の国土に高地秀の峯という、主の神出生の聖地がある。ここにいって紫天界の経綸に従事するように」とのことであった。善悪美醜が分かれるにつれて妖邪の気が群がり起こっていく現状に、太元顕津男の神は、高地秀の大宮で百日百夜祈ったところ、主の神の託宣があった。曰く、「汝はこれから、国生み・神生みの神業に仕え、その御樋代として八十の比女神を従わせよう」この神業は、汚れのない太元顕津男の神に国魂の神々を生ましめて、純粋なる神の種を広めることによって、国の守りとしよう、という主の神の御心だったのである。記者注:御樋代とは、伊勢神宮において御神体の鏡を奉安する台のことであるが、ここでは太元顕津男の神の種を宿し、また国魂神として各地に奉安するという、比女神の役目を指していると思われる。もちろん、ここで使われている言葉が、もともとの意味であろうが、我々は現在使われている言葉の意味から、元の意味を推測することしかできない。
主な人物
舞台
口述日1933(昭和8)年10月10日(旧08月21日)
口述場所水明閣
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1933(昭和8)年11月22日
愛善世界社版
八幡書店版第13輯 44頁
修補版
校定版49頁
普及版
初版
ページ備考
OBC rm7308
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