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文献名1霊界物語 第74巻 天祥地瑞 丑の巻
文献名2第2篇 真鶴新国よみ(新仮名遣い)まなづるしんこく
文献名3第12章 森の遠望〔1880〕よみ(新仮名遣い)もりのえんぼう
著者出口王仁三郎
概要
備考
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あらすじ一行は、はるか西の玉野湖に進んでいく。真鶴山は遠くに見えなくなり、次第に玉野湖の湖水が見えてくるにつれ、一同はその景色の様子と、玉野比女と顕津男の神の国生み神生みの無事、真鶴国の固成の成功を祈る歌を、それぞれ歌った。そうするうちに、一行はようやく玉野湖畔につき、休息を取った。
主な人物 舞台 口述日1933(昭和8)年10月23日(旧09月5日) 口述場所水明閣 筆録者内崎照代 校正日 校正場所 初版発行日1934(昭和9)年1月5日 愛善世界社版 八幡書店版第13輯 205頁 修補版 校定版166頁 普及版 初版 ページ備考
OBC rm7412
本文の文字数4765
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本文  ⦿の言霊に澄みきりし  真鶴山の頂上に
 顕津男の神はじめとし  百神等は立たせつつ
 遥かに遠き西の国  輝き澄める玉野湖の
 水にうつらふ日月の  光は鏡の如くなる
 其の光景を打ち眺め  美しき国よと宣らしつつ
 瑞の御霊を先頭に  白馬に跨がりとうとうと
 緩勾配の坂道を  下らせ給ふぞ勇ましき
 駒の嘶き蹄の音  轡の響もがちやがちやと
 風に頭髪梳り  玉野湖さして進みけり。
 顕津男の神は、馬上ゆたかに歌ひ給ふ。
『月日は天に輝きつ
 国原隈なく照しまし
 吹き来る風もかんばしく
 梅の花香のただよひつ
 進むも楽しき玉野森
 真鶴山を後にして
 神国をひらき神を生み
 真鶴国を生かさむと
 百神等に送られて
 大野ケ原を進むなり
 葭葦茂るこの国土は
 まだ地稚し言霊の
 水火を合せてすがすがに
 神の神業に仕ふべし。
 見渡せば大野の奥に鏡なす
  玉野湖水に月日浮べり

 こんもりと老樹の森の繁りたる
  清庭に行かむ比女神いませば

 生代比女心の曇り晴れにけむ
  わがゆく道は空晴れにつつ

 わが駒の蹄の音も勇ましく
  美波志の神の幸に進むも

 主の神の依さしの言葉そむかじと
  国の八十国廻る旅なり』

 遠見男の神は御歌うたひ給ふ。
『瑞御霊神の御供の清しさよ
  玉野の鏡行手に横ふ

 月も日も浮びて清き玉野湖は
  岐美を待たせる比女神の心か

 道遠み駒ははやれどすくすくに
  進まぬ旅をもどかしみ思ふ

 いざさらば駒の手綱を引きしめて
  一鞭あてて駆け出さむかな

 瑞御霊岐美の姿の雄々しさは
  常磐の松のよそほひなるも

 真鶴の山は後にかすみたり
  国中比古の神如何ますらむ

 黒雲に包まれなやみし真鶴の
  山に学びし言霊の幸を』

 圓屋比古の神は御歌詠ませ給ふ。
『月も日も圓屋の比古のまるまると
  高く照らせり真鶴国原

 進み行く玉野の森は遠けれど
  駒の力に安くいたらむ

 月も日も波間に浮ぶ玉野湖の
  清きは岐美の姿なるかも

 久方の月日のかげを浮べたる
  湖水は瑞の御霊なるらむ

 白梅の薫ゆかしき国原を
  駒たて並べ進むたのしさ

 真鶴の山はつぎつぎ影遠み
  わが目路さへもとどかずなりぬ

 真鶴山遠くかすみて玉野森
  つぎつぎわが目にしるくなりぬる

 瑞御霊進ます道に幸あれと
  吾は祈りぬ後姿拝みつ

 駿馬の蹄の音も勇ましく
  進む今日こそ国土生みの旅

 国土生みの旅の門出を天地は
  寿ぎ給ふか澄みきらひつつ

 玉野比女見合ひます日の近づきて
  吾も勇みぬ駒も勇みぬ

 野辺を吹く風やはらかに瑞御霊
  御髪を撫でて薫りゆくかも

 葭葦の生い茂るなる国原を
  出で立つ今日の旅はさやけし

 さらさらと葉末に渡る風の音も
  岐美の旅立ち寿ぐがに聞ゆ

 見の限り墜居向伏す白雲の
  果さへ神の言霊生くるも』

 多々久美の神は御歌うたひ給ふ。
『天地にタタの言霊組み合ひて
  生り出でにけむ玉野の森は

 わが駒は勇みに勇みわが魂は
  清みに清み心安き今日

 瑞御霊旅に立たする今日の日は
  天地清しく晴れ渡りぬる

 清きあかき正しき神の言霊に
  晴れ渡りけむこれの天地は

 つぎつぎに国土生み神を生ましつつ
  荒野を拓かす岐美ぞ畏き

 気永くも岐美を待たせし玉野比女は
  今日の生日を寿ぎますらむ

 吾は今駿馬の背に跨りて
  葭葦茂る大野を走るも

 わが駒は言霊の水火に生れし駒
  永久に疲れず進み行くなり』

 宇礼志穂の神は御歌詠ませ給ふ。
『玉野森いやつぎつぎに近まりて
  嬉しも吾は心浮き立つ

 玉野湖に清く浮べる夕月は
  わが魂線を洗ひ清むる

 日ならべて岐美の御供に仕へつつ
  出でゆく旅のたのもしきかも

 天地に如何なる曲のさやるとも
  吾はくやまず宇礼志穂の神

 歓びの天津国なり愛善の
  紫微天界よ何を歎かむ

 わが駒は鬢振ひ勇むなり
  嗚呼雄々しかる姿よ嬉しき

 歓びの満ちあふれたる天界に
  生れし幸を吾は嬉しむ

 楽しみと喜びの果てぬ神の国に
  吾は勇みて神業に仕へむ

 大空は蒼く澄みきり国原は
  花匂ひつつ吹く風涼しき

 駿馬の脚早けれど出づる汗の
  風にはらはれ清しく行くも

 こんもりと大野の奥に青みたる
  玉野の森の眺めさやけし』

 美波志比古の神は御歌うたひ給ふ。
『浮脂なすただよへる真鶴の
  山を生ませる御稜威畏し

 真鶴の山は離りて見えずなりぬ
  道の隈手も遠く来にけむ

 見はるかす国土の大野に鏡なして
  光れる水は玉野湖はも

 吾は今瑞の御霊に従ひて
  心清しく進み行くなり

 大野吹く風も穏いに薫りつつ
  今日の旅路は楽しかりけり

 久方の天清らけく澄みきらひ
  わが行く国土は風も清しき

 叢に鳴き立つ虫の声聞けば
  岐美の出で立ち寿ぎにつつ

 真鶴は翼を天にうちながら
  わが行く頭上をかけめぐるかも

 葭葦の狭間に白き鷺の群
  わが駒の音に驚きて立つも

 並び行く駒の脚並勇ましき
  揃ひも揃ふ十一柱神よ

 国土つくり神を生ますと出でませる
  今日の御供は心清しも

 村肝の心正しく清く持ちて
  岐美に真言を捧げ奉らむ

 大河をいくつ渡らひ荒野越え
  今日は清しき森かげを見つ

 月も日も星の光も冴えに冴え
  澄みに澄みきる真鶴の国よ』

 産玉の神は御歌うたひ給ふ。
『御子生みの神業助けむ産玉の
  神の神言のあらむ限りは

 国土を生み御子を生ませる神業を
  産玉の神あななひ奉らむ

 見渡せば四方の大野は清らけく
  美しく広く限り知られじ

 ひろびろと果しも知らぬ稚き国土を
  つくらす岐美の功尊し

 青雲の壁立つ極み白雲の
  墜居向伏す限りは神国

 天界の国魂神を生み給ふ
  神に従ひわが来つるかも

 神業は広し遥けし天界の
  弥果までも御供仕へむ

 顕津男の神の神姿後より
  拝み奉れば光なりけり

 この稚き真鶴国の花となり
  光となりて出でます岐美はも

 国遠み荒ぶる神のささやきは
  野の末までも響かひにけり

 瑞御霊貴の言霊宣りまして
  百の醜神まつろひ給へ

 吾も亦瑞の御霊の御尾前に
  仕へて瑞の言霊宣らむか

 わが駒は鬣高く振り乱し
  これの大野を勇み行くかも

 百神も勇み給ひて言霊の
  御歌詠ませる今日ぞ目出度き』

 魂機張の神は御歌詠ませ給ふ。
『たまきはる生命保ちて今日の日の
  御供に仕ふと思へば楽しも

 永久の生命保ちて国土を生み
  神生み給ふ神業守らむ

 言霊の水火の命の幸ひて
  紫微天界は永久に栄えむ

 魂機張神の神言は玉野湖の
  神を言向け和さむと思ふ

 真鶴の山の黒雲晴らしつつ
  生代の比女は湖水にひそめり

 生代比女の潜める湖水も波凪ぎて
  鏡の如く月日浮べり

 常磐樹の空を封じてそそり立つ
  玉野の森はいよいよ近し

 玉野比女瑞の御霊の出でましを
  湖畔に立ちて待たせ給はむ

 駒の脚にはかに早くなりにけり
  神の神業のいそぎけるにや』

 結比合の神は御歌詠ませ給ふ。
『天地の神の御水火の結び合せ
  みもとに仕ふる今日ぞ嬉しき

 玉野比女の清き御魂とわが岐美の
  御霊を結び合せ守らむ

 玉野湖の水底深く潜みたる
  神を神国にのぼらせ救はむ

 一きれの雲片も無き今日の空を
  進む大野は風も清しき

 勇ましき瑞の御霊の出でましに
  わが駿馬も勇み立つなり

 わが駒の蹄の音もかつかつと
  聖所に進む今日の旅立ち

 茅草の露をあびつつ一夜さを
  いねし思へば楽しき今日なり

 夕されば玉野の森に宮柱
  建たせる館に進まむ嬉しさ』

 美味素の神は御歌詠ませ給ふ。
『黄昏にはや近づきてわが駒は
  行手急ぐか勇み出でけり

 玉野湖に写れる月日のかげさへも
  光やはらぎ夕近みかも

 そよそよと科戸の風はわが面を
  清しく吹きて黄昏れむとすも

 夕近み草葉にすだく虫の音も
  一入高く聞え来にけり

 愛善の天津神国に生れあひて
  永久に生く身は楽しかりけり』

 真言厳の神は馬上より御歌うたひ給ふ。
『山鳥の尾のながながと野路越えて
  はや黄昏となりにけらしな

 目路近く玉野湖横はり
  水の面に浮く白鳥の影

 白鳥は清しき影をさかしまに
  写して遊ぶ夕暮の湖

 空蒼く水また青きこの湖に
  染まず浮べる白鳥のかげ

 この広き玉野湖水を渡り給ひて
  進み行かむか玉野森まで

 黄昏となれども御空の月かげは
  弥ますますも輝き給へり』

 茲に顕津男の神の一行は、長途の旅を続けたる夕、玉野湖畔にやうやく着き、息を休め、駒を休ませ、彼岸に青き森影を打ち見やり乍ら、清しく佇ませ給ふ。
(昭和八・一〇・二三 旧九・五 於水明閣 内崎照代謹録)
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