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文献名1霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3総説 言霊の活用よみ(新仮名遣い)そうせつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2023-06-24 10:14:18
あらすじ
皇道に明らかにされている神の意義については、四種の大きな区別がある。幽の幽、幽の顕、顕の幽、顕の顕である。

幽の幽神は、天之峰火夫の神以下、皇典に載っている天之御中主神から別天神までの称号である。

幽の顕である神は、天照大神、神素盞嗚尊等の神位にまします神霊を称して言う。天照大神、神素盞嗚尊等は、幽の幽神の御水火(みいき)から出生された体神であり、尊貴きわまる神格である。

顕の幽である神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命等の称号である。いったん地上の現界に姿を顕現して、顕実界を主宰したが、定命がつきて、神界に復活し、幽体となったという意義である。管公(菅原道真)、楠公(楠正成)、豊公(豊臣秀吉)、その他の現人没後の神霊の称号である。

顕の顕なる神は、万世一系の皇統を垂れさせ給い、世界に君臨し給う現人神である天津日嗣天皇の御玉体である。

すべて宇宙も神も万物も、その太源は天之峰火夫の神、すなわち大宇宙の大極限の言霊が幸はいまして成り出でたものなのであるから、最も貴く尊いものは、この言霊以外にないのである。

著者は、天祥地瑞未の巻を口述するにあたり、皇道言霊学上から見た声音の一部を略解しようとするものである。

ワ声の言霊活用:世に生きて活用する。

ヲ声の言霊活用:男、陰茎(を)、居る、己、上命(お)、下諾(お)、唯、尾、緒等の言霊活用がある。

ウ声の言霊活用:心の結、植え立つ、薄き、倦む、結び立つ、憂き、醜き等の活用がある。

ヱ声の言霊活用:笑む、腹中之真(なかわたにまことある)、中腹に成就(なりつく)、必ず出る、などの言霊妙用がある。

ヰ声の言霊活用:三世の瀬戸、寿(いのち)、呼吸之内(いのち)、今、現在電光の機関、など言霊妙用がある。すべて猪は一直線に走ってわき見をしない性である。

ヤ声の言霊活用:矢、焼く、透明体なる天中固有の紋理(あや)、蒼洞、先天の真気(あめのそこたち)、親、左旋、などの言霊妙用がある。

ヨ声の言霊活用:半、呼び出す形、寄り合う、億兆の現在所、漂う形、天地水火纏まる形、能く指令する、等の妙用がある。

ユ声の言霊活用:天の結ぶ姿、蒸せ騰がる、行き届く、努力(ゆめえた)、忌々(ゆゆ)、往来為す、総べ震る(ゆるる)、夢、弓、などの妙用がある。

エ声の言霊活用:猶普き(なほあまねき)、既に移転、編む(えむ)、えらむ、飢る(ううる)、悦び合う、恋れつく、等の活用がある。

イ声の言霊活用:天井、射中る(イあつる)、心の形、興り伸び立ち止まる、父の孫、母の子、親の心をうけ持つ、等の妙用がある。
主な人物 舞台 口述日1934(昭和9)年07月26日(旧06月15日) 口述場所関東別院南風閣 筆録者林弥生 校正日 校正場所 初版発行日1934(昭和9)年12月5日 愛善世界社版 八幡書店版第14輯 289頁 修補版 校定版1頁 普及版 初版 ページ備考
OBC rm800002
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本文  皇道に顕れたる神といふ意義に就ては四種の大区別がある。曰く幽の幽、曰く幽の顕、曰く顕の幽、曰く顕の顕、之なり。而して幽の幽神は天之峰火夫の神以下皇典所載の天之御中主神及び別天神迄の称号にして、幽の顕なる神は天照大神、神素盞嗚尊等の神位に坐します神霊を称するなり。天照大神、素盞嗚尊等は、幽の幽神の御水火より出生されたる体神(現体)なるが故にして、尊貴極まりなき神格なり。
 次に顕の幽なる神は大己貴命、少彦名命等の称号にして、一旦地上の現界にその尊姿を顕現して顕実界を主宰し給ひたるが、定命尽きて神界に復活され幽体となられたる意義の称号にして、菅公、楠公、豊公、其他の現人没後の神霊の称号なり。次に顕の顕なる神は則ち畏くも万世一系の皇統を垂れさせ給ひて、世界に君臨し給ふ現人神に坐しまして、天津日継天皇の御玉体に坐しませるなり。故に皇道日本国の神なる意義は頗る広汎に亘りて、外国人の唱導する如き単純なる神にあらざるを知るべきなり。
 凡て宇宙も、神も、万物も、その大原は天之峰火夫の神即ち大宇宙の大極元の言霊幸はひ坐して成り出でませるなれば、実に至貴至尊なるものは此言霊をおきて何物も無しと知るべし。
 著者は天祥地瑞未の巻を口述するに当り、皇道言霊学上より見たる声音の一部を略解しおかむと欲するなり。

ワ声の言霊活用

ワ声は、子の方面に活用して「分れ去る義」あり、北東には活用なく、東北に活用きて「子の世也」、東に活用きて「親を省みる也」、東南に活用きて「人の起也」、南東に活用きて「輪となり、一箇の体となり、また我身の輪となる」、南に活用きて「締め寄する言霊となる」、また南西に活用きて「ウアの結となり、世界の輪となる也」、西南に活用きて「物の起り也」、西に活用きて「世を知る初となり」、西北に活用きて「遂に親の位を践む也」の言霊となる。北西に活用きて「分れ出づる也」の言霊あり、また「輪は群類也」「紋理之起也」「われを責むる声にして、又わめく声なり」「友に並び居り」「世に涵り居る也」「親なり子なり」「順々に世を保つなり」「生れ初むるなり」「分子の形なり」。斯の如くにしてワ声の言霊は世に生きて活用くを知るべし。

ヲ声の言霊活用

ヲ声の言霊は、北に活用きて「解分け掌る意義なり」、北東に活用きて「劣り降る也、別派の形也」、東北に活用きて「大気の一条也、青也」、東に活用きて「長也、治也、教也、躍也」、東南に活用きて「形を使役為す也」、南東に活用きて「シシモノナリ、食也」、南に活用きて「結而一となる言霊也」、南西に活用きて「ウオの結也、霊の緒也、霊魂脈管也」、西南に活用きて「自在に使役為也」、西に活用きて「をめく声、喚声也、向ふものを緒を以て繋ぎ引寄する義なり」、西北に活用きて「生ふる也、生え出る也」、北西に活用きて「遠く至る所なり、息也」、また「男なり、陰茎也、居る也、己れ也、上命、下諾、唯唯也、尾なり、祭り守らしむ也、まつをれつく也、細長き形也、緒なり」等の言霊活用あり。

ウ声の言霊活用

ウ声は、北に活用きて「後に豊む義となり」、北東に活用きて「籠り据る也、据り見る也」、東北に活用きて「潤ふ也」、東に活用きて「謡ふ也、売れる也、結び成り上る也」、東南に活用きて「失る也、疑ひ初る也」、南東に活用きて「動き働く也、浮き出る也、上也」、南に活用きて「上に成り移る言霊となり、寿の所在也」、南西に活用きて「ワウの結也、生れ出る也」、西南に活用きて「子の働き也」、西に活用きて「生死を顕はす也、働移行飢也」、西北に活用きて「移る也、写す也」、北西に活用きて「転也、蛆虫也」、また「心の結也、植ゑ立る也、薄き也、倦む也、結び立つ也、中に立ち結ぶ也、心痛也、憂き也、醜き也」等の活用ある言霊なり。

ヱ声の言霊活用

ヱ声の活用は、北に活用きて「刺劇る義となり、また掘り行く也」、北東に活用きて「刳り返す也、片寄る也」、東北に活用きて「兼ね合ふ也」、東に活用きて「事照り輝く也」、東南に活用きて「織り照らす也」、南東に活用きて「刺し込む所也、餌也」、南に活用きて「幸はひ進み玉ふ言霊也、又楽しむ所也」、南西に活用きて「ウエの結び也、恵み盛也」、西南に活用きて「保ち見る也」、西に活用きて「事を執る也」、西北に活用きて「含み思ふ也」、北西に活用きて「役也」、また「笑む也、腹中之真也、乳垂る也、中腹に成就也、必ず出る也、黜陟之権有る也、尚く行く也」等の言霊妙用あるなり。

ヰ声の言霊活用

ヰ声の活用は、北に「移転之中央を束ね居る義也」、北東に活用きて「前後、大小、上下、左右、新古、善悪、正邪、美醜、軽重、長短、好悪、内外等の対照的言義也」、東北に活用きて「三世を一貫する也、忽ち来り忽ち行く也」、東南には活用なし。南東に活用きて「呼吸也、不止居也」、南に活用きて「世に立ち盛る言霊也」、南西に活用きて「ワイの結び也、通ひ直居る也」、西南に活用きて「何れ也」、西に活用して「霊魂脈管の全象也」、西北に活用きて「ヰを以てイイを知る也」、北西に活用きて「差別、往来、生死の類、一切の事皆悉く其中に立ちて両端を釣り居る也」、また「三世の瀬戸也、寿也、呼吸之内也、今也、現在電光の機関也、枝葉無き也、流に立つ也、火の燈る形也、世の階段に立ち居る也、日ノ川也」等の言霊妙用ありと知るべし。凡て猪は一直線に走りて傍見を為ざる性なり、また「猪首也、糸、藺」等の言霊なり。

ヤ声の言霊活用

ヤ声の言霊は、北に活用きて「内を貫く義也」、北東に活用きて「宿る也」、東北に活用きて「遣る也」、東に活用きて「透明にして見えざる也、経綸の形也、天に帰る也、指し難き也」、東南に活用きて「天上より直射する光線也、指し込む也」、南東に活用きて「極て敏く見えざる也、屋也」、南に活用きて「外を覆ふ言霊也」、南西に活用きて「イアの結び也、重り騰る也」、西南に活用きて「走り飛ぶ也」、西に活用きて「地球を親しく包裏し居る也、我を覆ひ渡りて常世の天を照し居る也、裏面の天地也」、西北に活用して「三つ重なる也、八つ也」、北西には活用無し。またヤの言霊には「矢也、焼也、透明体なる天中固有の紋理也、蒼洞也、先天の真気也、固有の大父也、親の謂也、左旋也、大輪の覆蓋也、居る也」等の言霊妙用ありと知るべし。

ヨ声の言霊活用

ヨ声の言霊は、北に活用きて「離れ散る也」、北東に活用きて「重なり下る也、分れ散る也」、東北に活用きて「生而後知る所也」、東に活用きて「善美也、能く張り合ふ也、矢の道備ふ也、祖先億兆、子孫億兆、劫々劫を現在明らかに保ち居る也」、東南に活用きて「東西南北現はるる也」、南東に活用きて「必ず四間に成る也、四ツに組む也、四ツ也」、南に活用きて「寄り結ぶ言霊也」、南西に活用きて「ヤオの結び也、天の下也、世の中也」、西南に活用きて「必ず正約存也」、西に活用きて「螺旋備はる也、経緯に樋入る也、驚き呼ぶ声也、ヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ也」、西北に活用きて「一極輪也、是をヨと言ふ也」、北西に活用きて「縦也、廃する也」、またヨ声には「半也、呼び出す形也、寄り合ふ也、億兆の現在所也、漂ふ形也、(オヲ之棚引也)、天地火水纏まる形也、能く指令する也、オヲ既に起り備る時は、二二が四の方面必ず備り在る也」等の妙用あるべし。

ユ声の言霊活用

ユ声の言霊活用は、北に「指し集まる義也」、北東に「震り鎮むる也」、東北に活用きて「機気の通は敏速也、電気の類也」、東に活用きて「彼より是に伸び立ち来る也、揺蕩也」、東南に活用きて「釣合ふ力也、平均力の元也、床也」、南東に活用きて「湯の働き也、沸き返る也」、南に活用きて「起り行く言霊となり」、南西に活用きて「ヤウの結び也、行き通ふ也」、西に活用きて「幽顕也、気質相交換する也、寛に漂ふ也」、西北に活用して「体質の通は寛慢也(ミノカヨヒハ寛也)、火脈、腺脈、流水の類也」、北西に活用して「ヤヨの現在なり」、また「天の結姿也、蒸騰る也、行き届く也、努力也、忌々也、往来為也、総べ震る也、夢也、是より彼に到り見る也、是より彼を顧みる也、弓の活用也」、以上の妙用あるを知るべし。

エ声の言霊活用

エ声の言霊活用は、北に活用きて「本蔭る義となり」、北東に活用して「窄の動く也」、東北に活用きて「痿える也」、東に活用して「廉目立也、太大也」、東南に活用して「愛なり、能也」、南東に活用きて「頻りに集り来る也、上栄ゆる也、枝也」、南に活用して「末栄ゆる言霊也」、南西に活用して「幸の力也」、西南に活用して「ヱエの登り也」、またエの言霊には「猶普き也、既に移転也、編む也、えらむは撰の公なる也、ウウユル也、ウウエル也、飢也、悦び合ふ也、恋れつく也」の活用あるなり。

イ声の言霊活用

イ声の言霊は、北に活用して「心動而不定義也」、北東に活用して「揺り定むる也、考へ定むる也」、東北に活用して「遠く恋ひ行く也」、東に活用して「結び溜る也」、東南に活用して「矢の収る所なり」、南東に活用して「淪澱也、鎔に行き渡る也、身也」、南に活用して「身を定めて動かざる言霊也」、南西に活用して「ヤイの結び也、鋳定まる也」、西南に活用して「至り止る也」、西に活用して「九族一身の証也、指の名を兼持つ也」、西北に活用して「指の活用也」、北西に活用して「心也」、またイ声の言霊には「天井也、遂に身に従ひ成る也、射中る也、心の形也、興り伸び立ち止る也、父の孫也、母の子也、親の心を稟け持つ也」等の妙用あるを知るべし。
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