番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1301 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第17章 晨の驚愕〔1719〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ヤ=18 | ...見れば緋縮緬を白い薄絹で包んだやうなダリヤ姫の影もなく、羅漢面の醜男バルギーの姿も......お顔にはネンネコと書いてありますよ』玄『ヤ、如何もシャカンナの額にはモーイヌ、お前......ますが、あの奇麗な奇麗な天真坊の奥様ダリヤ姫様が、コルトンさまコルトンさまと妙な目......乾児共を叩き起し四方に手配りをなし、ダリヤ姫を連れて帰つて呉れ』コル『ヘン、偉さう......抜擢して重く用ゐて居たのに何の態だ。ダリヤ姫の手で額にサル、カヘルと云ふ字を書かれ......分、お前さまの額部の額口にモーイヌとダリヤさまの筆蹟で大書して書いてありますぜ。そ......居れますまい。サア私も手伝ひますからダリヤさまの所在を捜索に出かけませう。あの優し......下を借り受け四方八方に手配りし乍ら、ダリヤ姫の行方を捜索すべく顔に血を漲らして出で... | 1301 |
1302 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第18章 月下の露〔1720〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...した所、猛獣の声は切りに聞えて来る。コリヤ斯うしては居られないと谷底を見れば、木の......つかかり足を傷づけ、或は辷り転げなどしてヤツと此所迄参りました。どうか一夜の宿をお......、それからあんな悲惨なみじめな態になり、ヤツと此処迄遁走して逃げて来て、厭世して隠......後に跟いて極めて小さき茅屋の入口を潜り、ヤツと安心して木であんだ床の上に萱の敷いて......は女のやうな綺麗な、気品の高い御人だが、ヤハリ、タラハン市の御生れですかな』アリ『......ますか』シャ『何程山奥と云つても、此所はヤツパリ、カラピン王様の御領分だ。其領分に......しに気品の高い、お姿だから……』アリ『イヤ、もう斯うなれば、何もかも申上げます。お......下さいませ。誠に失礼を致しました』太『イヤ余は結構だ。どうぞ心配をしてくれな』シャ... | 1302 |
1303 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第19章 絵姿〔1721〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...なりし事を悟り、或は喜び或は驚きつつも、ヤツと心が落着き、綿の如く労れ切つたる身を......這となつて、イヌ、カヘルの境遇に甘んじ、ヤツと一夜を明かし、御大に小言を頂戴するか......『若君様、モ一つ何うで厶いますか』太子『ヤ、構うてくれな、余が勝手に頂くから』シャ......なつて嘸お喜びで厶いませうから』シャ『イヤ御親切は有難いが、仮令太子様のお慈悲の言......ぶ限り、御恩報じの為に承はりませう』太『ヤ、早速の承引、満足々々、外でもないが、ス......君様の御筆に描かれたう厶いますワ』アリ『ヤ、お嬢さま、天晴々々、出かされました。御......見まがふ様な立派な絵姿を描き上げた。太『ヤア、之で国許への土産が出来た。之を床の間......出来た。之を床の間にかけて、朝夕楽まう。ヤ、爺、一寸見てくれ、スバールに似てゐるか... | 1303 |
1304 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第20章 曲津の陋呵〔1722〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...は無事御帰城遊ばすで厶いませうから』王『ヤ、そちの悴も新教育とやらを受け、余程性質......たる事を周知せしめ度く存じまする』王『イヤ、右守の言も一応尤もだが今日は未だ太子の... | 1304 |
1305 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第21章 針灸思想〔1723〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...武器として治めて居たスラブはどうです。チヤイナはどうですか。既に已に滅亡したではあ... | 1305 |
1306 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第22章 憧憬の美〔1724〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...ハルチン身に取り恐悦至極に存じます』太『ヤア、其方はハルチンか。先日殿内に於て大椿......虫がタラハン城にはびこつたものだのう。イヤ余は左様な言葉は聞きたくない。それよりも......居間へ這入つて来た。太子は見るより、太『ヤ、アリナか、よう来てくれた。三十日の監禁......、お前も褒めてやらねばなるまいぞ』アリ『ヤ、ハルチン様、お久し振で厶います。先日は... | 1306 |
1307 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第1章 貞操論〔1725〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...ても忘れられぬ。何だか此頃は吾心さへボンヤリとして来たやうだ。然し乍ら都大路に出て......隠れ忍んで僅に恋愛を味はひ、妻は妻で又ヒヤヒ......ヤビクビクし乍ら他の男と恋愛を味はふやうな... | 1307 |
1308 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第2章 恋盗詞〔1726〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...帝の化身とか云ふ山子坊主が連れて来たダリヤ姫とか云ふ美人のことを思ひ出すと、俺のや......俺の持論に賛意を表したく成るだらう』タンヤ『堂々たる天下の男子が、女々しい恋愛だの......にして出して居る様に僕には見えて成らぬ。ヤレ恋愛は神聖だとか偏的だとか、性の問題は......は人間の屑だと思つて居る』ハ『オイ、タンヤ、君は無味乾燥な心理を持つて居る様だが、......位のものだ。恋愛を論議された時には、モハヤ其本当のものは何処かに去つて了つて居ると......の化身と称する玄真坊が連れて来よつたダリヤ姫も頗る素的な美人だつたが、然し彼奴は、......何に猛烈なバチルスにも犯されず、バクテリヤにも左右されず、俗物共の相手にもしられず... | 1308 |
1309 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第3章 山出女〔1727〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...れる。又馬鹿を金看板に掲げて、浮世の中をヤミクモに押渡る時は、向ふ所殆んど敵影なく......時は皆馬鹿の二字にかくれて、のんのこ、シヤあつくシ......ヤあと、馬耳水蛙に晏如としてをさまつてゐる......鹿の奥に潜伏してゐる時だ。 ハンナ、タンヤの両人は又馬鹿者の選に洩れない代物であつ......場所のない真馬鹿者である。 ハンナ、タンヤの二人は、左守の悴アリナが追跡してゐる事......にかかりませぬ。実の所は玄真坊の女房ダリヤ姫が夜に紛れて遁走の節、吾々共は御命令に......児の吾々として、情に於て忍びないと、タンヤと二人が互に抱き合つて泣きました。本当に......は真心より親方を愛して居ります。のうタンヤ、お前いつも俺の言葉を聞いてゐるだらう。... | 1309 |
1310 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第4章 茶湯の艶〔1728〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...で鼻を左から右へ撫で、自分の尻の方でモシヤモシ......ヤとこすりつけ、言葉迄も荘重らしく粧ひ乍ら......れて居たスバール姫は、比較的心も開けオキヤンになつて居た。スバール姫は思ひきつて太... | 1310 |
1311 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第5章 変装太子〔1729〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...云ひ乍ら、つと立つて鏡の間に入り独語、『ヤア吾乍ら見紛ふ許り太子に能く似て居るわい... | 1311 |
1312 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第6章 信夫恋〔1730〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ヤ=21 | ...ノブといふ。アリナは言葉も荘重に、『アイヤ、其方は奥女中のシノブではないか。余は女......の七化狸の八化よりも上手ですワ』ア『コリヤ シノブ、見違ひを致すな。余は決して偽者......前は俺の変装太子たる事が解つたのだ。コリヤうつかり油断は出来ぬワイ』シ『大王様が御......を云うてねだり、右守に沢山の賄賂を贈り、ヤツとの事で奥女中になつたので厶います。一......返詞を願ひます』 アリナは心の中にて、『ヤア失敗つた。コリ......ヤ一大事が突発した。併し乍ら、のつ引ならぬ......間に決心を定め、ワザと言葉やさしく、ア『ヤア、シノブ殿、人目を忍ぶ二人の仲、あたり......は、流石の俺も、今の今迄気がつかなんだ。ヤ頼もしい、願つてもない事だ。では余は飽く... | 1312 |
1313 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第7章 茶火酌〔1731〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...つけて下さいや、お金がよつた時、さうムチヤに費つては、マサカの時にどうしますか。お......いた金札が此通り懐に納まつて厶るなり、チヤンと六福神は揃つてゐるのだ。も一つの事で......んな時は目出度い事云つて祝ふに限るよ。チヤンと六福神が揃つてる所へ、お前の名が袋だ......。チツト許り渋皮のむけた女を見ると直グニヤグニ......ヤになつて家も女房も忘れて了うと云ふ奴倒し...... 暫らくしてタルチンはニツコと笑ひ、『イヤ、流石は茶湯の宗匠だ。いい智慧が浮かんで......だ。僅に千円や二千円のつまみ金を貰つてヒヤヒ......ヤとして暮してゐるよりも、さうなりや二三万... | 1313 |
1314 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第8章 帰鬼逸迫〔1732〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...げます』 アリナはわざと荘重な声にて、『ヤ左守殿、大変な事であつたのう。嘸人民が困......からぬ中帰幽いたさねばなりますまい』ア『ヤアそれは思ひも寄らぬ気の毒な事を致した。......ギヨツとし乍ら飽迄図々しく空呆け、ア『イヤ、別に病気でも何でもない。実は青春の時期......ます』 アリナは急いで裏口に走り出で、『ヤ殿下、よう帰つて下さいました。今や私の化......のまま駆けつけ火鉢の前に坐つて見た。太『ヤ、これや大変だ。労働服の儘だ。何とかして... | 1314 |
1315 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第10章 宗匠財〔1734〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...ン』タルチン『如何なる処へ参りましても、ヤツパリ日当は請求致します。左守の司の邸へ......「ヘーコラ、ハイコラ」とお辞儀許りして、ヤツトの事で糊口を凌ぐ許りのものと同日に語......してすまし込んでゐる。大目付『オイ、ハルヤ、タルチンの縄目を解いて遣れ』『ハイ、承......て遣れ』『ハイ、承知致しました』タル『イヤ、ならぬならぬ、此縄目は此儘にして置いて......たものを引張つて来たものだな。オイ、ハルヤ、兎も角、此狂人の縄を解き、彼が館に送つ......と云ひ乍ら大目付は懐から時計を出して、『ヤア、もう退出時間だ』と云ひ乍ら逃ぐるが如......タルチンは、大声を張上げ乍ら、タル『コリヤ、大目付の奴、逃ると云ふ事があるか。待て......させ、葡萄酒や菓子等を与へて機嫌をとり、ヤツとの事で彼の家に送り届ける事となつた。... | 1315 |
1316 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第12章 妻狼の囁〔1736〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...革遊ばす御所存は厶いませぬか』サクレ『イヤ、俺にも考案はない事はないが、さりとて余......の為に内々奮闘努力を致しませう』サクレ『ヤ、頼母しい。お前は見かけによらぬ偉女夫だ......の心を収攬する事が出来ませうか』サクレ『ヤ、さう追撃するものでない。今の大政治家を......す。虎の威を借る狐の輩です。貴方だつて、ヤツパリさうでしよう。真裸にして市井の巷へ......神王様の前にお酒を断つて下さい』サクレ『ヤ、此奴ア耐らぬ。飯よりも女房よりも国家よ... | 1316 |
1317 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第13章 蛙の口〔1737〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...満面に浮べ、いとも慇懃な口調にて、右守『ヤアこれはこれはシノブ様で厶いましたか。サ......られませうか。御推量を願ひまする』右『イヤ、これは恐れ入つた。別に結婚の御披露もあ......活を送らるる御所存のやうに伺ひます』右『ヤアーかかる王家の一大事をシノブ殿は、余り......い。何事も神様のなさるままですわ』右『イヤ、呆れましたね。然し乍ら拙者はお前さまの......、いゝ処へシノブさまは気がつきましたね。ヤア右守もズツと感心致しました。御存じの通......ませ』と云ひ乍ら右守の耳許にて何事かクシヤクシ......ヤと囁いた。右守は吾計略図に当れりと心中雀......中雀躍りし乍らワザと真面目を粧ひ、右『イヤ承知致しました。シノブ殿御安心下さいませ... | 1317 |
1318 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第14章 会者浄離〔1738〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...く其手を握り涙を腮辺に垂らし乍ら、太子『ヤア、アリナ、よく尋ねて来て呉れた。遇ひた......。遇ひたかつた、見たかつたぞや』アリナ『ヤ殿下、好くまア無事で居て下さいました。今... | 1318 |
1319 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第15章 破粋者〔1739〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...たるものだ』サ『何程発見者だと云つても、ヤツパリ俺の勇気がなかつたら、汝はあの山奥......が現はれたものだ、イツヒヽヽヽ』サ『コリヤ、カーク、余り馬鹿にするない。お経の文句......司の耳へ入れば忽ち私の首は一間先へ転り、ヤツと叫ぶ間も無く死出の旅立と、約らない事......懸賞金を貰つたぢやないか』サ『ハイ、ソリヤ受取ましたけれど、女房の着物を買つたりな......ら、コクリコクリと居睡つてゐた。サ『コリヤコリ......ヤ、カーク、職務を大切にせぬか、白昼に居睡......か、白昼に居睡るといふ事があるかい』カ『ヤア、サーマンか、俺やチツとも居睡つてはゐ......、鳶の巣と間違へられるやうな頭の毛をモシヤモシヤと生え茂らせ、和布の行列然たる着物... | 1319 |
1320 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第17章 地の岩戸〔1741〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...ル、シ、ン、デ、イ、ラ、レ、マ、ス』梅『ヤ、もう解つた。貴様達は此処を些とも動く事... | 1320 |
1321 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第18章 救の網〔1742〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヤ=12 | ...。汝も余程間の抜けた事をいふ奴だな』甲『ヤアどうやら此番小屋には生物がゐる様だ。コ......どうやら此番小屋には生物がゐる様だ。コリヤ コリ......ヤ其方は何者だ』アリナ『拙僧は諸国遍歴の修......ア、其処辺りを法螺吹きまわる比丘だなア。ヤア分つた分つた。エー、比丘ならばチツと許......を勤めてゐらつしやる方で厶らうがな』甲『ヤ、これは恐れ入つた。如何にも御察しの通り......如何にも其方は左守の悴アリナに間違ない。ヤア可い所で出会うた。オイ家来共、有無をい......ロと見まわし乍ら、篝火にすかし見て、ア『ヤア貴方はスダルマン太子様で厶いますか』『......厶いますか』『何、汝はアリナであつたか、ヤア可い所で其方に出会ひ、余も満足だ』ス『... | 1321 |
1322 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第19章 紅の川〔1743〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...何をしてゐらつしやるのですか』エール『イヤ、一寸秘密の用向があつて』カ『秘密の御用......お出ばりになつてゐられるのですか』エ『イヤ、アリナの行衛も捜索せなくてはならぬが、......カ『姫様は、そしてゐられましたか』エ『イヤ、お姿が見えないのだ。あゝ困つた事だワイ......生懸命に御注進に帰る途中で厶います』エ『ヤ、其奴ア大変だ。オイ両人、事成就の上は汝......全な所なら、俺も御用を承はらうかい』エ『ヤ、両人共、合点がいたなれば、早く岩山の森......に太子を目がけて、暗に閃く白刃の雷、アワヤ太子は真二つと思ひきや、ヒラリと体をかは......りつけたる其途端に腕はしびれ、白刃はガチヤリと大地に落ちた。バランスはエールの首筋......ンスの側に駆けより、曲者の面を眺め、太『ヤ、如何にも此奴はエールだ。怪しからぬ事を... | 1322 |
1323 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第20章 破滅〔1744〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...室とか云つて下さい。お願ですから』右『イヤ、之は失敬千万、恐れ入谷の鬼子母神殿、釜......只単に看板に立てておくのみだ。その実権はヤツパリ此サクレンスの手に握つておくのだか......大宮山の神殿に居つたでせうか』サクレ『イヤ、彼奴は到頭風を喰つて逃失せ、比丘の姿と......投げ込み、人知れず干し殺してやる計画がチヤンと整つてゐるのだ。あんな奴の事は、さう......先を、揉まるる如き苦みを感じ乍ら、右『イヤ、恐れ入りました。明日とも言はず今日只今... | 1323 |
1324 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 前付 | 巻頭言 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...い。種々の悪思想の洪水が氾濫して、ヒマラヤ山上を浸さむとする今日の場合、釈迦、キリ......様な低い所に電燈が あるかと見れば兀チヤンの天窓。 汽笛の音いと高松につきにけり... | 1324 |
1325 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第1章 大評定〔1746〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...む限りの努力を払ふで厶いませう』松若『イヤ、それを聞いて松若彦安心を致した。岩治別......居りました。実に賢明なる閣下の御心事、イヤ早感激の至りに堪へませぬ』 伊佐彦は憤然......い頭では、碌な相談もまとまりはしまい、…ヤアー松若彦、お前は泣いてゐるのか、お前も......アー松若彦、お前は泣いてゐるのか、お前もヤツパリ年が老つた加減か、余程涙つぽくなつ......加減か、余程涙つぽくなつただないか、……ヤア保守老中の伊佐彦に投槍老中の岩治別だな......守老中の伊佐彦に投槍老中の岩治別だな、…ヤ面白からう、一つ大議論をやつて退屈ざまし......してくれないか。僕も実の所は清家生活がイヤになつて、どつかへ飛出さうと思つてゐるの......をお赦し下さいませ』国照『オイ、爺、ソリヤ何をするのだ。左様な虚礼虚式的な事は、僕... | 1325 |
1326 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第2章 老断〔1747〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...、定めて、円満な熟議が凝らされるだらう。ヤ、国家の為拙者は大慶至極に存ずる。併し乍......つたきり俯向いてゐる。国照『ハヽヽ、ヨモヤ返答は出来ようまい。正直過ぎる政治家が用... | 1326 |
1327 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第3章 喬育〔1748〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...聞かせるやうな名歌ぢやない。余り気がムシヤクシ......ヤしてゐるので、歌迄がムシ......ヤついてゐる。今日は何時にない出来が悪いよ......ても、山の神と云つても、お媽と云つても、ヤツパリ女房だ。人間の附した名称位に拘泥す......だ。お前は自信力が神様のやうに強いから、ヤツパリお前も自信神也だ』末子『ホツホヽヽ......なりましたか』国依『そんなことは霊眼でチヤンと分つてるのだ。それだから国依別自身は......てゐるが、自分としては国司でも何でもないヤハリ一個の国依別、元の宗彦だ。誰が……馬......然だよ。親に似ぬ子は鬼子と云ふから、俺もヤツパリ誠の子を持つたと見えるワイ、アツハ... | 1327 |
1328 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第5章 性明〔1750〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...俥夫だつてやり切れませぬからね』取締『イヤ、車体検査でも何でもない、僕は交通取締だ......締『ハヽヽ、ソロソロ臓腑を見せ出したな。ヤ面白い、僕も賛成だ。君が立候補をやつたら......行かぬ、返答を聞かして貰はふかい』取締『ヤ、仕方がない……ではない、結構だ。万事君......た三平社員でもないから安心し給へ』取締『ヤ、分つてる。名は聞かいでも、君の風采と云......国さまの一撃に遇ふてサツパリ滅茶々々だ。ヤツパリ酒たる徳利が備はつて居らぬと見える......と見える哩、ハヽヽヽヽ』浅『オイ国州、イヤ親分、何と云ふ勿体ないことをするのだい。... | 1328 |
1329 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第6章 背水会〔1751〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...てやつて来た一人の取締がある。取締『コリヤコリ......ヤ当家の主人は居るか』 門口を掃いて居た乾......やせぬから、何卒帰つて下つせい』取締『イヤ、博奕は今打つて居なくても、拘引せうと思......の商売の看板を除れと仰有るのですか、ソリヤなりませぬ』取締『お神の許可を受けた上で......角速に下ろしたが可からう』照『あゝ、コリヤわつちんとこの親分の商売でげすから、商売......ひやす。サアサア合羽を脱いだり脱いだり、ヤ、男は決心が第一だ。斯うやつて出て来る取......らうと云ふ、背水会の主義綱領だ』取締『イヤ、モウ君等に掛つたら命武者だから仕方がな......に、数多の乾児が命をすてて救に来たのか、ヤ感心だ。人間はさうなくてはならぬ。併し乍... | 1329 |
1330 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第7章 聖子〔1752〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...さまぢや厶いませぬか』国依『ウン、お勝もヤツパリ追想中の一人だ。乍併最も秀れて印象......人だ。乍併最も秀れて印象に残つてゐるのはヤツパリお前と結婚当時の艶麗な姿だよ、ハツ... | 1330 |
1331 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第8章 春乃愛〔1753〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...どつかの待合へどつかの女性を引張り込んでヤニ下つてるに違ひない。かうなれば可愛さ余......、夫の用ゐた食器や下駄、靴に至る迄、メチヤメチ......ヤに壊して了ひ、どうにもかうにも、鎮撫の仕......柄を御渡しせねばなりませぬからね』愛州『ヤア御親切は有難う厶います。然し乍ら只今と... | 1331 |
1332 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第9章 迎酒〔1754〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...捕まつてから今日で十日目になるが、未だニヤンが屁こいたとも便りがないぢやねいか。吾......行つて便所の掃除でもやつて来い』岩『ソリヤ、兄貴の云ふことに反く訳にや行かぬから、......威者の鼻つ柱を打挫くのが天職だから、ヨモヤ老中の走狗にならうと云ふ親分は一人もなか......から、一国の大老や老中が頼むからと思ひ、ヤツと虫を殺して背水会を組織する事になつた......錠をはづして、表戸をガラリと引開け、岩『ヤ、親分、帰つて来たか、待兼ねたよ』と小声......か、待兼ねたよ』と小声で云ふ。愛州は、『ヤ、失礼しました。漸くの事で、春乃姫様の計... | 1332 |
1333 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第10章 宣両〔1755〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...の声に脅かされ、人心は日に悪化して、ソシヤリズムやアナアキズムが蔓延するのだよ。之... | 1333 |
1334 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第11章 気転使〔1756〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...彼方此方の町々より、黒煙濛々と立上り、チヤン チ......ヤン チ......ヤンと警鐘乱打の声聞え来る。取締も群衆も狼... | 1334 |
1335 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第12章 悪原眠衆〔1757〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...感心を致して居ります』松若『コレ捨子、イヤ婆ア殿、お前そんなこと正気で云つてるのか......無い様にせなくちやなるまい……と、『アイヤ捨子姫殿、其方の云ふ通り、此松若彦はどん......其辞表を、妾に御渡し下さいませ』松若『イヤイ......ヤ斯うしておけば何時でも出せるのだ。若しお......御前様へ申上げます』 松若彦は驚いて、『ヤ、お前は新ぢやないか。其慌てた様子は何事......のは盛装を凝らした常磐姫であつた。新公『ヤ、お嬢さま、お帰りなさいませ。貴方はオレ......は始めて妹と悟り、俄に気がついた様に、『ヤア妹か、一体何処へ行くのだ』常磐『ハイ、... | 1335 |
1336 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第14章 暗枕〔1759〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...となく 味が悪さうな穢なさうな こんなヤクザ者喰た所で 腹の力になりもせぬ 腹... | 1336 |
1337 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第15章 四天王〔1760〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...をうけ、そしてボツボツ行く事にせう』浅『ヤ、それで安心しました。そんなら之からお滝......『アイタヽヽヽ、ナヽ何をさらすのだ。コリヤお前達ア、神様を信心してる信者ぢやないか......ば五人となる、厳の御霊だ。三五の明月だ。ヤ、目出たい目出たい、サア是から神様に御礼......のは男子の本懐だ。汝も之で救はれたのだ。ヤツパリ霊がいいとみえて、俺の心が分つたと......ゐるやうな事では到底侠客にはなれないぞ。ヤ面白い面白い、俺も〆て乾児が四人出来たか... | 1337 |
1338 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第16章 波動〔1761〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...メぐみ洽き草の露 モもの神人勇み立ち ヤすく楽しく何時迄も イのち栄えて国の為 ......ヽヽ名利に耽らず、モヽヽ諸々の欲に離れ、ヤヽヽ大和魂を研き上げ、イヽヽ厳の御霊の教... | 1338 |
1339 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第17章 琴玉〔1762〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...かと御案じ申してゐるのだ。貴殿の御考へもヤハリ気病と思はれるだらうな』秋山『いーか......は城内の庭園を侍女と共に逍遥し乍ら、ダリヤの花を二つ三つちぎつて手に持ち乍ら、吾居......しだ、ホヽヽヽヽ』モ『モシ姫様、そんなアヤフ......ヤの御返辞をされちや困るぢやありませぬか。......しく頼んだぞや』 秋山別モリスの両人は、ヤレ嬉しや、之で一安心と笑顔をつくり追従タ... | 1339 |
1340 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第18章 老狽〔1763〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...、手甲脚絆、杖其他一切旅に必要なものがチヤンと整へてあつた。春子姫は涙を泛べ乍ら、......て、様子を探れば、いと流暢なる琴の音色、ヤレ安心とここ迄引返して休息致して居る所で......……最早姫様も落のびられたであらう、ヨモヤ追手もかかるまい。サア之から妾もお後を慕......を澄ませ、秋山『何時にない犬の泣声、コリヤ一通では厶るまい。第一、姫様のお身の上が......て見れば、之も亦藻脱けの殻……秋山『コリヤ大変だ、然し乍らこんな失態を演じ乍ら、国... | 1340 |
1341 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第19章 老水〔1764〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...には及ばぬと お下げ下さつた嬉しさよ ヤツと胸をば撫で下ろし お務め大事と朝晩......漸くにしてモリスの側迄やつて来た。秋山『ヤア貴殿はモリス殿では厶らぬか。テも偖も大... | 1341 |
1342 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第20章 声援〔1765〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...わい。テモ偖も見れば見る程、美しい……イヤいぢらしい者だワイ』春子『エヽ汚らはしい......ウ斯うなれば後へは退かれぬ男の意地、コリヤ女、今に吠面かわかしてみせる、覚悟をいた......に吠面かわかしてみせる、覚悟をいたせ……ヤア......ヤア乾児共、両人に向つて斬りつけよ』と下知... | 1342 |
1343 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第21章 貴遇〔1766〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...出会し、一つ目覚しをやつて見ましたが、イヤ早もろい者で厶えやした。アツハヽヽヽ』清......ので、親分さまも御越しになつたのだな、イヤ分りました、親分さま、一杯買うて貰はにや... | 1343 |
1344 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...的活動、民間より国難に殉じて起てる英雄ジヤンクの忠実なる働き等、千変万化の模様を、... | 1344 |
1345 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第1章 信人権〔1768〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...叱られた時は尚ほ「一層酷しく首陀向上会をヤツつけろ」と云ふ約束が番僧間の金科玉条と......に腰を下ろして談じて居る所へ、錫杖をガチヤつかせて悠然と現はれたのは、婆羅門教の宣... | 1345 |
1346 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第2章 折衝戦〔1769〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...有様を目にもかけず、尚も言葉を続けて、『ヤ、左守、最早かうなる上は、余と汝と両人力... | 1346 |
1347 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第3章 恋戦連笑〔1770〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...見透すマハトマの聖雄だ。俺の骨迄筋迄グニヤグニ......ヤにして了ふとは、本当に凄い腕前ぢやないか......は俺に対して大救世主だ。弥勒如来だ、メシヤだ、キリストだ、瑞の御霊だ。お前をおいて......いのですか。言心行一致と申されましたが、ヤツパリ妾を、かよわき女だと思つて、お嬲遊......を、其場に捨てて泣き伏す。 キユーバーはヤツト安心し、胸を撫で下ろし乍ら、『アツハ......てやらうと思つてこそ命を惜むのだ。これもヤツパリお前の為だ』 千草は故意とニコニコ......は、いやですよ』キユ『ハツハヽヽヽヽヽ、ヤア之で先づ先づ平和克復だ。象牙細工のやう......には激戦が初まつてゐると見え、ドンドンキヤアキヤア、と陣馬の犇く声、飛道具の音、刻... | 1347 |
1348 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第4章 共倒れ〔1771〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...、団栗眼をぎろつかせ千草姫の顔を見て、『ヤア、お前は千草姫ぢやないか。かよわい腕を......する。 キユーバーは吃驚して手を引き、『ヤ、もう手は一度握つたらよいものだ。それよ......の如しとは俺の事だわい、エヘヽヽヽヽヽ。ヤ何だ大変な物音ぢや、どうれ一つ外へ出て様......はし、左守に向ひ、言葉も勇ましく、『アイヤ左守殿、喜んで呉れ。太子は已に兵を召集し...... ガーデン王様 御机下王『ヤ、左守殿、右守は可哀さうな事をしたわい。......も矢張天下国家を思ふ純良なる妻であつた。ヤ、疑つて済まなかつた。......ヤ、千草姫許して呉れい』と落涙し差俯向く。......一声蘇つたやうな顔をして息苦しさうに、『ヤ貴方は恋しき恋しきキユーバー様で御座いま... | 1348 |
1349 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第5章 花鳥山〔1772〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...の前に火弾となつて落下した。其光明はダイヤモンドの如く、白金光の如くであつた。両人... | 1349 |
1350 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第6章 鬼遊婆〔1773〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ... 高姫は新規の亡者を一人伴ひ乍ら、自分はヤツパリ現界に立働いてゐるつもりで、野分に......の外だ。サア動くなら動いて見よれ』ト『イヤもう、えらい灸を据ゑられました。どうぞか......否や、操り人形の如くクレリと体を交し、『ヤア来た来た、これから私の正念場だ』と大地......思想日に夜に混乱し アナアキズムやソシヤリズムが 到る処に出没し 大黒主の此天......一人の奴が愛想づかして逃げたと思へば、チヤーンと神様は代りを拵へて下さる。この遍路... | 1350 |
1351 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第7章 妻生〔1774〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...云ふ名だつたと思ふがな』高『あのまあ杢チヤンの白々しい事。それ貴方とあの御殿でお約......危ふさ。石は戸棚や水屋にぶつかつて、カチヤカチ......ヤ パチパチ ガランガランと瀬戸物迄が滅茶......二人は危くて成らず、表戸を引きあけ『コレヤー』と呶鳴る勢に、トンボは骨と皮との体を......を見て痛快がり、高『ホヽヽヽヽヽこれ杢チヤン、天罰と云ふものは怖ろしいものでは御座......を宙に浮かせ、北へ北へと逃げて行く。赤『ヤ、そこに居るのは高姫ぢやないか。お前は時... | 1351 |
1352 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第8章 大勝〔1775〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...の女将軍を別将となし、武勇のほまれ高きジヤンクを第一軍の司令官と仰ぎ、三五教の宣伝......に感謝し乍ら、後の始末をチウイン太子及ジヤンク其他の重臣に命じおき、休養せむと千草......しました。どうかお喜び下さいませ』千草『ヤ、其方は太子、天晴れお手柄お手柄。其方こ... | 1352 |
1353 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第9章 針魔の森〔1776〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...臣左守司は陣中に倒れ、幸に敵軍を撃退し、ヤヽ安堵したりとは云へ、ハルナの都の大黒主......伝使の神護とチウイン太子の智謀と、勇将ジヤンクの活動によつて、大勝利を得たるも、か......となつた。 ガーデン王、チウイン太子、ジヤンクを初め城内の重臣は各自玉串を献じ、照......両手を拡げてその進路を遮り乍ら、『こりやヤイ、デモ宣伝使、首がとんだ以上は最早や城......上は最早や城内へ立入る事は罷りならぬぞ。ヤア......ヤア城内の兵卒共、彼を引捕へて牢獄に投げ込......つた。此時チウイン太子は見るに見かね、『ヤア......ヤア、ジヤンク殿、狼藉者のキユーバーをフン... | 1353 |
1354 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第10章 二教聯合〔1777〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...。そこへガーデン王、照国別、照公、勇将ジヤンク、チンレイ、ハリス其他の面々と共に万......こそ憎らしき チウイン太子の命令に ジヤンクの司現はれて 彼の妖僧を縛り上げ ......船に身を任せ 大海原を渡りつつ ペルシヤの海に来て見れば 暴風怒濤に悩まされ ... | 1354 |
1355 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第11章 血臭姫〔1778〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...謀絶倫の勇士チウイン太子、野武士の蛮勇ジヤンクの爺さま、三五教の宣伝使雲国別オツト......つた。ガーデン王はキリリと目を釣上げ、『ヤ、千草姫、倅に問ふ迄もなく余が逐一説明し......る其振舞、見るに見かねてチウイン太子はジヤンクに命じ、キユーバーを捕縛し、獄に投じ......より引出し、刹帝利を始めチウイン太子、ジヤンク等、九拝百拝して其罪を謝し、照国別を......政治の主権者となることが出来ぬとは、ソリヤ誰に教はつたのだい。能く考へて御覧なさい......居りませぬ。どうか御安心下さいませ』王『ヤ、それ承はつて安心致しました。何卒々々末......ど、之許りは即答する訳には参りませぬ』ジヤンク『恐れ乍ら、王様を始め太子様に申し上......可いぢや御座いませぬか。及ばず乍ら、此ジヤンク、余生を王室に捧げ、一身を賭して国家... | 1355 |
1356 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第12章 大魅勒〔1779〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ヤ=19 | ...おびき出したのだ』マーク『なアんだい、俺ヤ又二進も三進も生活難に追はれて立行かない......晩は何とかして彼奴を奪ひ取り、暗がりでシヤモを絞める様にやつつけ様ぢやないか』レ『......モを絞める様にやつつけ様ぢやないか』レ『ヤ、面白い面白い、サアもう牢番の寝静まる時......変だがな』と呟いてゐる。チウイン太子はジヤンクの進言に仍つて、明早朝キユーバーは放......頭梯子一本盗んで来た、サ、早く早く』レ『ヤ、そりや御苦労だつた。併しな、ここにチウ......して地上に尻餅をつく。チウ『ハヽヽヽヽ、ヤ、お前も向上会員か、決して心配要らぬ。今......奪ひ取るべく考へてゐる所だ、安心せ』マ『ヤ、賢明なる太子様、有難う御座います』レ『......成功したら、屹度お前に褒美をやる』レ『イヤ、滅相な、万民の為に命を捨ててる私、褒美... | 1356 |
1357 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第13章 喃悶題〔1780〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...む限り、屹度おつとめ致しませう』千草『イヤ、満足々々、それでこそ左守の妻モクレン殿......喜んで御用を承はりませう』千草『ホヽヽヽヤレ......ヤレ嬉しや嬉しや、日の出神の生宮満足致した......くも此場を立去つた。千草『オツホヽヽヽ、ヤア、流石は偉いテイラ殿。これモクレン、お......得意になり、ツンとあげ面をさらし乍ら、『ヤア、善哉々々。其方こそ此生宮を神として認......なる御用なりとも身に叶ふ事ならば』千草『ヤア、ハリス殿外でもない。其方はトルマン国......たのである。千草姫は満足の態にて、千草『ヤア、ハリス殿、あつぱれ あつぱれ、必ず成... | 1357 |
1358 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第14章 賓民窟〔1781〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...門口に迎へ出で、さも嬉しげに、チウイン『ヤア女将軍テイラ殿、まあまあ此方へ……。よ......は直ちに立つて自ら入口の戸を開け、太子『ヤア、ハリス殿か、よう来て下さつた。今テイ......『太子様、御勉強中をお邪魔を致しました。ヤ、貴方はテイラ様、先刻は失礼いたしました......いんで下さい』と云ふより早く破れ戸をピシヤリと閉め、戸に突張りをかうて了つた。マ『......んである。二人は慌てて戸を押し開け、レ『ヤこれはこれは失礼いたしました。むさくろし... | 1358 |
1359 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第15章 地位転変〔1782〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヤ=12 | ...』千草『汝の言にして間違ひなくば、大方ジヤンクが隠して居るのだらう』王『いやいや決......く救はむと、私かに相談致しました。早速ジヤンクの願ひを許し、牢獄に人を派し査べ見れ......』千草『あ、さうであらう さうであらう、ヤ分つた分つた。此張本人は三五教の宣伝使照......イ、委細承知致しまして御座います』千草『ヤ、満足々々。次に其方に申し渡すことがある......むと致すか、不届至極の腰抜爺イ奴』王『イヤ分りまして御座ります。太子は修行の為、神......致すであらうなア』王『ハイ』千草『汝はジヤンクを以て、政治の枢機に任じてゐるが、彼......かせ、城内を追つ払ふべし。併し乍ら彼れジヤンクに於て、キユーバー上人の在所を尋ね、......部を其褒美として任しても差支なからう。イヤ刹帝利殿、御苦労で御座つた。居間へ下つて... | 1359 |
1360 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第16章 天降里〔1783〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...ールの兄貴、僕は妙な事を聞いて来たよ。イヤ、もう大に社会教育を得た。人間と云ふもの......たでせう』チウ『ハヽヽヽ仲々面白いわ、イヤ然し面白いと云うては済まぬ。此トルマン国......やう、吾々は努力したいと思ひます』チウ『ヤ、実は僕もスダルマン太子のやり口には感服......事ですもの、仕方がありませぬわね』レ『イヤお二人とも、立派なお心掛、向上会の私も今......へ如意棒の音がガラガラと聞えて来た。レ『ヤ、又番僧がやつて来よつたな。チウインさま......破れ戸をガラリと押開けニコニコし乍ら、『ヤア、これはこれは、朝も早うから御苦労で御......も影響するやうな事はありますまい』番『イヤ、有難う。それでは一杯頂戴しようかな。僕......い糞を垂れる代物だ、ハツハヽヽヽ』番『イヤ分りました、間違ひ御座りますまい。何だか... | 1360 |
1361 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第17章 春の光〔1784〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...収容されて居る。レールは照国別を見て、『ヤ貴方は照国別の宣伝使様ぢや御座いませぬか......の代表として殺されるのは満足です』照国『ヤア、御精神を承はり、感服致しました。どう......もない時間を費さうぢやありませぬか』レ『ヤ、それはいい所へ気がつきました。四人がか......ばして 討伐軍を組織なし 在野の英雄ジヤンクをば 抜擢なして重用し 照国別の神......す以上、決して御心配下さいますな』照国『ヤ、お前は春公だつたか、これも全く神様が、... | 1361 |
1362 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第18章 鳳恋〔1785〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ヤ=28 | ...ひず、八岐大蛇の霊の憑依せし、田舎育のジヤンクを依然として、国政に当らしむるのは、......も重し。一時も早く勇猛心を発揮し、彼れジヤンクを放逐せよ』王『ハイ、御神命は確に承......巡するところあらむ。速かに英断を以て彼ジヤンクを放逐せよ』王『然らば是非に及びませ......送り、大衆の怨府となつて居りますれば、ジヤンクに代るべき適当の人物なきに苦しみます......か云はむ。神が引寄せるに仍つて、速かにジヤンクの職を解き、国許へ追ひ返すべし』王『......千草『流石は汝は名君、神の心に叶ひし者、ヤ、満足々々』 斯かる所へ恭々しく現はれ来......る所へ恭々しく現はれ来たのは教務総監のジヤンクであつた。ジ......ヤンク『謹んでお伺ひ致します。御差支は御座... | 1362 |
1363 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第19章 梅花団〔1786〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ヤ=26 | ...人、日の出神はウラル彦命、盤古神王等とジヤンクの処置に就て、長時間協議をこらせし結......千草姫は梅公の姿を見て、益々悦に入り、『ヤ、これはこれは、高宮彦殿、能くマア妾が神......の出神、又の名は高宮姫で御座います。ヨモヤお忘れは御座いますまいなア』梅『いかにも......師の杢助だよ』千草『如何にも、貴方は杢チヤンでしたかいな。何とまア、立派な御容色だ......ラツと見て、能くも似たりな似たりな、高チヤンに瓜二つ……だと思ひ、先へ廻つて、輿の......す共、第一霊国の天人ぢや御座いませぬか。ヤツパリ上になる霊はどこ迄も上にならねばな......枕を並べて横たはつて了つた。梅『オイ高チヤン、久し振だな』千草『本当にお久しう御座......んか、丸で白金の光のやうですわ。併し杢チヤンも大変綺麗になつたぢやありませぬか。丸... | 1363 |
1364 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第20章 千代の声〔1787〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ヤ=18 | ...したよ』チウ『ナニ、やりそこなつたかな。ヤアこいつア困つたな。かうしては居られまい......いつア困つたな。かうしては居られまい。ジヤンクの処へでも行つて二人を救ひ出す工夫で......の為には容赦は致しませぬよ。教務総監のジヤンクさまでも動かさうとしてゐるのですもの......い』と太子の袖に縋りつき涕泣する。チウ『ヤ、困つたな。そんなら暫くお前の意見に任し......としようかい』 斯く云ふ所へ二三人の男ドヤド......ヤと入り来り、ソツと門口を覗き乍ら、男『......ヤア、誰か来てゐるやうだ、オイ誰だい。レー......て捕まつたやうだが、お前は誰だい』チウ『ヤア兄弟か、マア這入り給へ。実は俺もなア、... | 1364 |
1365 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第21章 三婚〔1788〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...決して云はない方と信じて居ます………マ『ヤこいつは手厳しい。嬶の奴大変なメートルを......パリパリパリと引き破り、矢庭に頬張、クシヤクシ......ヤクシ......ヤとかみたれこにし、灰の中に鉄の火箸で埋け......す。どうか宜敷くおとりなしを………』太『ヤアこれで二夫婦揃うた。ハリスさま満足だら......たのですもの』 レールは頭を叩き乍ら、『ヤーこいつは猛烈だ。耐らぬ耐らぬ耐らぬ、ア......を任せ 神の宮居に仕ふる吾身を』太子『ヤ、目出度い目出度い、これで余も安心した。......た。テルマンはニコニコし乍ら入り来り、『ヤア、レールさま、マークさまお目出たう。仁... | 1365 |
1366 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第22章 優秀美〔1789〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヤ=16 | ... 教務総監のジヤンクは一室に立籠り、千草姫の行動の常なら......イラ、ハリスの行方不明となりしことも亦ジヤンクが心配の種となつた。いつとはなく、う......異様の神人、何処ともなく現はれ来り、『ジヤンク ジ......ヤンク』と肩をゆすり玉ふ。ジ......ヤンクはハツと驚き目をさませば、夢にみしと......を輔くべく降り来れり、ゆめゆめ疑ふな』ジヤンク『ハイ、何事も愚鈍の私、進退維谷まつ......し、チンレイと共に永遠に奉仕せしめよ』ジヤ『ハイ、何から何迄、御指導下さいまして有......尾の悪狐の霊の致す所、随分注意すべし』ジヤ『ハイ、心得まして御座います。千草姫様で... | 1366 |
1367 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...と信じてタニグク山の岩窟に連れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シ......ヤカンナの部下を借受け、八方へ捜索隊を差向......村の玉清別が館にバルギーと潜んでゐるダリヤ姫の消息を知りつつも、玉清別の悴神の子の... | 1367 |
1368 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第1章 追劇〔1790〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ヤ=32 | ...る 左守の司の隠れ処に スガの港のダリヤ姫 言葉巧にそそのかし をびき出したる......の如うな歯くそだらけの歯をむき出し、ダリヤ姫の捜索に両眼を血走らせ、谷間の坂道を息......の小盗児連を四方八方に間配り、自分はダリヤ姫が逃げたらしいと思はるる山路を選んで、......、一寸、偵察して来てくれないか、あのダリヤだつて、何程足が速いと云つても女だ、余り......りませぬワ。斯うして一服して居ると、ダリヤさまが後からバルギーと一緒に意茶つきもつ......能く分る牛のケツ先生が、あれ程大きいダリヤ姫の行方を捜すのに、シ......ヤカンナ頭目の部下二百人迄借用して、捜索せ......前さまを盲にする丈の器量を持つてゐるダリヤ姫は、余つ程偉い者ですなア。婦人は孱弱き... | 1368 |
1369 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第2章 生臭坊〔1791〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 33 件/ヤ=33 | ...港の富豪と 世に聞えたる薬屋の 娘ダリヤに恋着し 言葉たくみに誘惑し タニグク......惑し タニグク谷の山奥に 左守の司のシヤカンナが 数多の手下を従へて 籠りゐる......一旗あげむとて さも鷹揚な面付で ダリヤの手をば携へつ 一夜を明かし振舞の 酒......もつらせつ グツと寝入つた其隙に ダリヤの姫は泥棒の バルギーと共に踪跡を 晦......せる 玄真坊は矢も楯も 堪りかねてかシヤカンナの 二百の部下を借用し 姫の後を......宝の光輝ける その真中を二人連れ ダリヤダリ......ヤと一筋に 岩の根木の根踏みさくみ 汗を......本当に夢見たやうですな、昨夜だつて、ダリヤさまの夢を見て深い陥穽へなだれ込んだ時な... | 1369 |
1370 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第3章 門外漢〔1792〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...て図う図うしく人間の美人、匿ひおいたダリヤ姫に向つて慕ふて来るとは、恋なればこそと......ぜ』 天真坊は小声で、『馬鹿云ふな、ダリヤ姫が当家に匿れて居ると云つたからは、何と......。実は奥座敷にお前さまの尋ねて御座るダリヤ姫さまが、バルギーと云ふ気の利いた男さま......まつても手桶に水を汲んで入つたきり、ピシヤリと中から錠を卸し、猫の子一匹顔を見せぬ...... ねてもさめても夢現 忘れられないダリヤさまを 連れて帰らうと企みつつ 嘘八百......つて来る。執念深き玄真坊は現在恋慕ふダリヤが此館に居ると聞いては、仮令命を的にかけ... | 1370 |
1371 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第4章 琴の綾〔1793〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 68 件/ヤ=68 | ...真坊は、現在自分の恋慕ふてゐる最愛のダリヤ姫が小泥棒のバルギーと共に、情緒濃やかに......りませぬな。私だつて世が世なら、あのダリヤ姫を女房にして見たい様な心も起らぬではあ......たい様な心も起らぬではありませぬワ。ダリヤ姫の俤は、どこ共なく優しい親しい所があり......さうだから別に恋と云ふのでもないが、コリヤ実際俺の心から出たのではない。恋は凡て神......に早察しまするワイ、イヒヽヽヽ』天『コリヤ、コブライ、バカにするない。世の中は夜許......いワイ』コ『それよりも夜明を待つて、ダリヤが庭園をブラつき初めたら、すき塀の穴から......オイ、天真さま、何を云つてるんだい。ダリヤさまはな、お前さまが此処へ尋ねて来たとい......だから、一寸知らしに来てやつたのだ。ダリヤに会ひたけりや、早く行かつしやい、モウ今... | 1371 |
1372 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第5章 転盗〔1794〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ヤ=19 | ...呼吸すべく逍遥し初めた。 バルギーはダリヤ姫が寝息を窺ひ、ソツと裏口よりかけ出し、......の家へ忍び込み、沢山な黄金をせしめてダリヤ姫を驚かせ歓心を買はむものと無謀にも飛び......むものと無謀にも飛び出して了つた。 ダリヤ姫は玉清別が祝詞の声にフツと目をさまし、......が襖を静に押しあけ、入り来り、玉清『ダリヤ様、お早う御座います』玉子『朝も早うから......とうに御手際がよく冴えてゐますワ』 ダリヤはクラヴィコードを床に直し、一二尺後しざ......お世話に預つて居りまする』玉清『然しダリヤ様、貴女のおつれになつたバルギーとか云ふ......と云つて家内と囁いてゐた処で御座います。ヤアそれ聞いて安心致しました。彼のバルギー......先不寝番からさう訴へて参りました』 ダリヤはビツクリし乍ら、『エー、何とマア悪い奴... | 1372 |
1373 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第6章 達引〔1795〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ヤ=22 | ...に狂ふた妖僧の 天真坊はどこ迄も ダリヤの行方を探らむと コブライ引きつれ夜の......これや貴様はバルギーと 喋し合せてダリヤ姫 逃がした奴に違ひない 早く白状致さ......す神様だ お前さまの為に頼まれて ダリヤの行方を探すもの 見違へられては堪らな......て 顔色和げ声低う そんならお前はダリヤをば 探しに行つて呉れたのか これやこ......り乍ら こいつはバルギーの配下だが シヤカンナさまに頼まれて ダリ......ヤとバルギーを探すべく 先頭一に出た奴だ ......の云ふ通り 此奴の言葉は真だらう ダリヤの行方は分つたか バルギーの様子は探つ......に 登つて見れば行く人の 話の中にダリヤ姫 バルギーによう似た二人連れ 神谷村... | 1373 |
1374 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第7章 夢の道〔1796〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ヤ=24 | ...ア早くお皈りなさいませ』と云ひ乍ら、ピシヤリと破れ障子をしめ、プンプンとして姿を隠......て泊つて下さる訳には行こまいかな』バル『ヤア其奴ア有難い、併しお婆さま、小さいと云......され、別に欲なこた言はないからな』バル『ヤア、そんなら、宿屋がなくて困つてた所だ、......あるから、何なら御案内せうかな』バル『イヤお婆さま、モウ結構です。兎に角雨露さへ凌......い爪でバルギーの頭をグツと握り、熊『コリヤコリ......ヤ泥棒、逃げようと云つたつて、いつかな い......あつてたまらうかい。お前はスガの里のダリヤ姫に恋慕の心を起した揚句、彼が歓心を得む......ラ カラと大口をあけて打笑ひ、男『コーリヤ、バルギー、俺の面を見知つてゐるか、ヨモ... | 1374 |
1375 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第8章 無遊怪〔1797〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ヤ=24 | ...此方とウロつき廻り、遂にはスガの港のダリヤ姫に現を抜かし、数多の部下に別れタニグク......を抜かし、数多の部下に別れタニグク山のシヤカンナが岩窟に天晴救世主と化込んで罷越し......ナが岩窟に天晴救世主と化込んで罷越し、シヤカンナには荒肝を挫がれ、ダリ......ヤには御丁寧に顔に落書までされ、其上後足で......ふりかけ、ドロンと消えられた悔しさに、シヤカンナの部下の応援を頼み、自分はコブライ......イと共に山阪を駆めぐり、玉清別が館にダリヤ姫の忍びゐる事をつきとめ、執念深くも姫を......を現じた神の子の言霊に打ちまくられ、ダリヤ姫は既に已に玉清別の館を逃げ出したりと信......信じ、ハル山峠の麓迄やつて来たが、同じシヤカンナの部下であつたコオロと出会し、バル... | 1375 |
1376 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第9章 踏違ひ〔1798〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ヤ=19 | ...るのだから、仲々女の廃物がないので、俺もヤツパリ独身生活を続けてゐるのだ。此頃の男......を聞かせと云ふのだよ』カ『原因か、ウン、ヤツパリ、淫だ、淫欲から起つてバーツとした......かせろ』カ『笑はへんか、大方笑ふだらう、ヤツパリ、やめとこか、あーア、バーツとした......として目がまひさうになつたのだ。それからヤツトの事で宅へ帰つて来て、此褌は自分の股......と駆出し、吾家に帰つて見ると、妹のリンジヤンは嬉しさうに表へ出て迎へ、『お兄さま、......したの、大変心配してゐましたよ』キンス『ヤア一寸、あんまり景色がいいので春山峠の中......のだが、酒を一本つけてくれないか』リンジヤン『兄さま、今日に限つて兄妹が盃をすると......か』キ『妹、耐へてくれ、実はお前の肝、イヤイヤイヤ肝煎りで一つ、カンコの病気を癒し... | 1376 |
1377 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第10章 荒添〔1799〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...を加へむとする泥棒の群とは知らず、リンジヤンは其帯に確りとくらいついた。コブライ、......と思ひますわい』玄『ハヽヽヽヽ、お前のシヤツ面で何程命を助けて貰つたと云つてこの美......こんな掛合に現を抜かして居る間に、リンジヤンは元気恢復し、あまりの可笑しさにフヽヽ......の可笑しさにフヽヽヽヽと吹き出した。コ『ヤ、姫さま気がつきましたか、......ヤ、まあ目出度い目出度い、お前さま一体何の......さずこの玄真坊だよ』と鼻を蠢かす。リンジヤンは首を左右にふり、『イ......ヤイ......ヤそれは違ひませう、命令権を持つて御座るコ... | 1377 |
1378 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第11章 異志仏〔1800〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ヤ=20 | ...、吾々の先廻りをしてゐるに違ひない、コリヤうつかりして居れぬ、三十六計の奥の手は逃......グリグリと廻り、涙さへ落してゐるので、『ヤア、此奴化物だ』と驚きの余り、アツと云つ......」と台の上からポイと飛びおり、玄『コーリヤ、木端役人共、神変不思議の俺の魔力には驚......か、腰にブラ下げてるのは、そら何だ』甲『ヤ、コリ......ヤ弁当の残りで御座いますよ』玄『ヨーシ、分......棒を稼いで、百日余りを過した。又もやダリヤ姫の事を思ひ出し、会ひたくて堪らず、何と......と云ひ乍ら別れて行く。少時すると二人はドヤド......ヤと玄真の居間にやつて来た。コブ『イヤー、... | 1378 |
1379 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第12章 泥壁〔1801〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヤ=16 | ...、コオロの両人と 諜し合せて左守司 シヤカンナ館に忍び入り 金銀財宝を奪ひとり ......、天来の救世主、天真坊様と云つて左守のシヤカンナが兄弟分だ。火事見舞の為にシ......ヤカンナの館へ乗り込み類焼の難を怖れ、宝庫......守司でも相手にはならない。不審があればシヤカンナを呼んで来い、トツクリと天地の道理......よ、コブライ、コオロの両人は、もとよりシヤカンナ泥棒親分の輩下ぢやないか。タニグク......取つた鬼畜生の片割だ。彼等二人は元よりシヤカンナ泥棒の輩下だから、人の家へ忍び込め......『楽焼見たやうな此方の顔に 惚れるダリヤさまは茶人さま……と。 何程左守が威張つ...... 左守が泥棒の張本ぢやないか。 左守シヤカンナの泥棒でさへも 娘のおかげで世に... | 1379 |
1380 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第13章 詰腹〔1802〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...しまして大変御心配で御座いませう』左『イヤ御親切に有難う御座る。......ヤ、もう年は取り度ないものだ。かうして床の......のはないなあ。臥薪甞胆十年の艱苦を凌いでヤツと目的を達成し、元の左守となつて国政を......に胡座をかき、無雑作に控へて居る。左守『ヤアお前は玄真坊ぢやないか、何処を迂路つい......、何処を迂路ついて居たのだ。さうしてダリヤ姫は手に入つたのか、其後の経過を話して呉......過を話して呉れ』玄真坊『ハヽヽヽヽ、ダリヤはどうでもよいがオイ兄貴、随分山カンが当......後は私が何とか始末を付けて置くから』玄『ヤ、実の処はお察しの通り其金が欲しかつたの......り其金が欲しかつたのだ。遉は兄貴だ』コ『ヤア遉は親方……金さへあれば名も位も何も要... | 1380 |
1381 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第14章 障路〔1803〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ヤ=22 | ...土の中からムクムクと頭丈が動いてゐる。シヤカンナは此淋しい原野の正中に松露のやうな......くよく見れば玄真坊の姿そつくりである。シヤカンナは驚いて、『オイ、コラ、汝は玄真坊......ないか。こんな所に何をしてゐるのだ』玄『ヤ、私はお前にお詫をせにやならぬ事があるの......、其重みで体が地の中へにえ込んで了ひ、今ヤツとの事で首丈地上へ現はした所だ。どうか......すりや俺の罪も軽うなるだらうから……』シヤ『何だか俺は足がヒヨロヒヨロするけれど、......俺の体をグツと引き上げて貰へまいかの』シヤ『体を引き上げと云つたつて、首から下が埋......ぱり込まれ相だ』 「ヨーシ」と云ひ乍らシヤカンナは一生懸命に冷たい手で冷たい耳を掴......ひ乍ら、力なげにトボトボとやつて来る。シヤカンナは後ふり向いて、『ヤ、お前はコブラ... | 1381 |
1382 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第15章 紺霊〔1804〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 30 件/ヤ=30 | ... シヤカンナ、コブライ、コオロの三人は玄真坊の......を企みよつて 目算ガラリと相外れ ダリヤの姫には目尻下げ 面を草紙に使はれて ......牢屋へブチ込まれ 右守の司の訊問を シヤーツクシ......ヤーの呑気相に 煙にまいて答弁し 左守の......りせぬかい』と 胸と頭の嫌ひなく グチヤ グチ......ヤ グチ......ヤと踏み込めば ウンと許りに呻きつつ 息...... アイタタタツタ アイタツタ コレコレシヤカンナ左守さま 私の仇を討つとおくれ ... | 1382 |
1383 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第16章 妖魅返〔1805〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...所へよせて、四辺を二三回見廻し乍ら、玄『ヤ、其処に居るのは、コブライにコオロぢやな......思ふて、口答一つしちや可けませぬぜ』玄『ヤ、如何な事でも承はりませうが、お尻を拭く......つて、一つ仕事をやつたら面白からう』玄『ヤ、そこ迄私の器量を認めて頂けば満足です。......彼の名高いオーラ山の山子坊主だつたのか。ヤ、そら可い所で会ふた、佳い者が見付かつた......救世主、天帝の化身、天真坊の宿の妻、ヨモヤ不服はあるまいなア』千『お前さまと夫婦に......帝の化身なんて言つて貰へますまい』玄『イヤ、モウ、天帝の化身も、第一霊国の天人もお......丸切り狐に魅まれたやうぢやないか』コ『俺ヤ、モウ開いた口がすぼまらぬワイ』千『コレ......つかで、宿を求めて緩くり休まうかい、ヨモヤ厭とは申すまいのう』千『ホツホヽヽ、立派... | 1383 |
1384 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第17章 夢現神〔1806〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...を打切り本然の誠に帰る気はないか』コ『イヤ、もう私だとて、元より悪人では御座いませ... | 1384 |
1385 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第18章 金妻〔1807〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...ドシと愚夫愚婦を集めて来るのですよ』玄『ヤアそれも一策だが俺の顔は大抵の奴がこの界... | 1385 |
1386 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第19章 角兵衛獅子〔1808〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ヤ=26 | ...狩をさして貰ひたいなア』千『玄真さま、イヤですよ、スカンたらしい』といひ乍ら、蛸禿......スカンたらしい』といひ乍ら、蛸禿頭をピシヤピシ......ヤツと細い手でやつた。玄真は目も鼻も口も一......やうに集めて了ひ、玄『エツヘヽヽヽ、コリヤ、千草、無茶するない......ヤイ、俺の頭にも......ヤツパリ血が通ふてゐるぞよ』千『余り薬鑵が......々』と云ひ乍ら、金盥の水で手を洗ひ、千『ヤ、玄真坊、御苦労であつた、褒美には此水を......喜んで頂戴召されよ』玄『オイ、嬶、女房イヤ……千草の太柱、馬鹿にすない、俺を一体何... | 1386 |
1387 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第20章 困客〔1809〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...まして、その息子には、イルク、娘にはダリヤ姫と云ふ熱心な三五教の信者が居ります。キ......知つて居るので、梅公別の言葉も待たず、『ヤ、玄真坊とやら、最早や日の暮にも近いから......せう。私もお伴をさせて頂きますから』梅『ヤ、一旦浜屋旅館と相談が定つた上は是非とも......まれた鬼門の場所だから、浜屋は厭だらう。ヤ、それは無理もない。然し吾々がついてゐる......すから、何卒当家でお泊りを願ひます』梅『ヤ、お前がさう云はなくても、此方の方からお......帝利の后に化け込んでゐやがるだらう』梅『ヤ、どうも怪しいぞ。一つ照公、お前調べて見......様子の只ならぬに不審を起し、『オイ、高チヤン、お前は様子が変ぢやないか、何をオヂオ... | 1387 |
1388 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...ユーバー、玄真坊、ヨリコ姫、花香姫、ダリヤ姫、須賀の長者アリス、イルクを始め、神谷... | 1388 |
1389 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第1章 老の高砂〔1810〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...て高姫言葉なく しばし佇み居たりしが ヤンチ......ヤ婆の高姫は 金毛九尾と還元し 図々しく......ケラケラと 館も揺ぐ高笑ひ『これこれ高チヤン生宮さま 日出神の肉の宮 お前の強い... | 1389 |
1390 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第2章 時化の湖〔1811〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...山の二の舞をやらうと企み、スガの港のダリヤ姫に懸想して旨く肱鉄砲を乱射され、終の果... | 1390 |
1391 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第3章 厳の欵乃〔1812〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...み 様子を聞けば左守なる 智勇兼備のシヤカンナは 十年の昔追放され 山林深く姿......の化身と化け込んで 夢寐にも忘れぬダリヤをば 吾が夜の伽にせむものと 色と欲と......れ 一夜を明かす折もあれ 命と頼むダリヤ姫 吾が酔ふ隙を窺ひて 忽ち水沫と消え......ふ隙を窺ひて 忽ち水沫と消えしより シヤカンナも糞もあるものか 二百の手下を借り......るものか 二百の手下を借り受けて ダリヤの行衛を探しつつ 神谷村の村長の 家に......れて 少時憂目は見たれども 泥棒頭のシヤカンナが 左守の司となりすまし 国政を...... 命危くなりし折 照国別の師の君に ヤツト救はれ今此処に 法の友船常磐丸 松... | 1391 |
1392 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第4章 銀杏姫〔1813〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...由自在ですもの、オホヽヽヽ』妖『これ高チヤン、随分法螺を吹くぢやないか、斎苑の館で......蔑して貰ひますまいかい』妖『オイオイ高チヤン、さう履き違をして貰つては聊か迷惑だ。......つて堪らうかい、失礼乍ら杢助の高天原にチヤンと納めておいたから、何時か又吐き出す時......参らする通りだ。アハヽヽヽ』高『これ杢チヤン、笑うて居る場合ぢやありませぬよ。何程......、何とか工夫が御座いますまいかなア』妖『ヤア、此処に船が一艘繋いである。これから考......ひ上げてやらぬ事もないぞや、……これ杢チヤン、何を呆けて居るのぢや、確りなさらぬか......けて居るのぢや、確りなさらぬかいな』妖『ヤア高姫、よう助けて呉れた。思はず知らず魔......いや感謝するよ』高『ホヽヽヽヽ、これ杢チヤン、曲輪の玉の神力は如何なつたのですか、... | 1392 |
1393 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第5章 蛸船〔1814〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...つて 谷蟆山に迷ひ込み スガの港のダリヤ姫 手ごめにせむと息捲きつ きつい肱鉄......二人の側に寄り添ひ、言葉も低う丁寧に、『ヤア、コオロさまに、コブライさま、先づ先づ......ライさま、先づ先づ御壮健でお目出度う。イヤモウ、キツウ膏を皆さまの前でとられました......踊つて居るやうなスタイルである。玄真坊『ヤア本当に悪かつた、済まなかつた。然し乍ら......弟子となつたのだから、俺に指一本触えてもヤツパリ宣伝使様に御無礼した事になるのだか......パツト手を放せば玄真坊は鼻汁をすすり乍らヤツトの事で起き上り、『有難し照国別の師の... | 1393 |
1394 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第6章 夜鷹姫〔1815〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...梅公別は二人の姿をつくづく眺めながら、『ヤア、誰かと思へば千草の高姫さまで御座つた......から、以後は必ず慎んだが宜からうぞ』梅『ヤ、貴方が噂に高き時置師の神、杢助様で御座... | 1394 |
1395 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第7章 鰹の網引〔1816〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ヤ=23 | ... これのお倉に納めおく ヨーン、デー、ヤール 神の昔の二柱 金輪際より揺ぎ出で......の港の磯つづき あけて恵比須の浪塩は ヤンサ、目出度やお鉢水 ヨーン、デー、......ヤール』 玄真坊は此歌を聞いて飛び上り、自......こんな手合に出会つたら ヨーン、デー、ヤール 金鎚さまの川流れ 一生頭が上るま......思へば冥加がつきるやうだ ヨーン、デー、ヤール 彼方此方とさまよひつ よからぬ事...... 自分は一人タニグクの 山の岩窟にダリヤ姫 せしめんものと連れ込めば 藻脱けの......なる 玉清別の館にと 忍び込みたるダリヤをば 奪ひ返して吾妻に 無理往生にせむ...... 夕立の如くに湧いて来る ヨーン、デー、ヤール 今乗る船は常磐丸 斎苑の館の神様... | 1395 |
1396 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第8章 街宣〔1817〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ヤ=13 | ...塵の峰 親爺の罪が子に報い 終にはダリヤの行衛さへ 分らずなりて遉にも 親子の......凛々大野原 駒の嘶き鈴の音 ヒンヒンシヤンシ......ヤンドウドウと 雲を霞と駆けて行く あゝ......まへよ人々よ 偏に祈りおきまする』 シヤンコ シ......ヤンコ シ......ヤンシ......ヤン シ......ヤンコ シヤンコ シヤンシヤン 馬の蹄も戞... | 1396 |
1397 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第9章 欠恋坊〔1818〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ヤ=23 | ...を投げ出して 奥の間深く隠れけり ダリヤの姫は驚いて 恋しき父の病をば 癒さむ......て 人目を忍び夜の道 助け行かなむダリヤ姫 答如何』と厳かに 宣ればダリ......ヤは首傾げ 怪しみ乍ら言葉なく 思案にく......ツと消ゆ 此の不思議なる出来事に ダリヤの心は動きつつ 心定めて答へらく『神素......も いと荘重に宣らすらく 善哉々々ダリヤ姫 汝の母は三年前 この世を已に去りし......れと云ひ乍ら 暗の山道スタスタと ダリヤの姫の手を引いて 人跡稀なる大野原 怪......つつ タラハン城下をさして行く。 ダリヤ姫は稀代の売僧、オーラ山の悪党玄真坊とは......を占め、川の流れを眺め乍ら休息した。ダリヤ『モシ、大神の化身様、母の居りまする山は... | 1397 |
1398 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第10章 清の歌〔1819〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ヤ=24 | ...ハルの湖渡らしつ 乗合船の其中で ダリヤの姫の危急をば 救ひ給ひし聖雄ぞ 此神......イルクは神饌長となり、ヨリコ、花香、ダリヤの三人の姫御子は手長をつとめ、八雲琴、箏...... スガの山のー横ー雲ー ホーイ ホーイ ヤーァホイ 横雲下こそ 私等が祖国ー ......下こそ 私等が祖国ー ホーイ ホーイ ヤーァホイ ○ ......ヤレー見上て見れば オホー(大)カン(寒......ホー(大)カン(寒)鳥 ホーイ ホーイ ヤーァホイ 見おろせば スガの名所は船着......ば スガの名所は船着 ホーイ ホーイ ヤーァホイ ○ ......ヤレー吾夫は 河鹿の浜で網を曳く ホーイ... | 1398 |
1399 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第11章 問答所〔1820〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...と云ふ建物を新築し、ヨリコ姫、花香、ダリヤ姫の三人が昼夜出勤して居た。さうして表の......パスパ輪に吹きつ 『これこれ花香よ、ダリヤさま 此処に一人の行倒れ 売僧坊主が居......太皷の音 七五三と聞え来る 花香、ダリヤの両人は 渋々夜具をとり出し キユーバ... | 1399 |
1400 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第12章 懺悔の生活〔1821〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...所の掃除をなさいませ これこれ花香よダリヤさま 今日からキユーバーのお爺さま 此......ならぬ身の知るよしもなく 花香の姫やダリヤ姫 不安の色を浮べつつ ヨリコの言葉に......神の経綸の面白さ。 玉清別の神司 ダリヤの姫と諸共に 宮の階段刻みつつ 神の御......折もあれ 箒を持ちしキユーバーは ダリヤの姫の後姿 穴の開くほど打ち眺め 「ア...... 今に見て居れヨリコ姫 花香の姫やダリヤ姫 俺に秋波を送らねば ならないやうに......きしつ 箒で払ふ可笑さよ 玉清別はダリヤ姫 後に従へ階段を 下りて見ればキユー......打ち眺め 感慨無量の為体 見るよりダリヤは傍に寄り 『キユーバーさまえ』と背叩......ーバーさま 決して心配要りませぬ ダリヤの姫と二人連れ 滅多の事は有りませぬ ... | 1400 |