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301 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第7章 釣瓶攻〔574〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 11 件/ヤ=11 ...かかるを、百舌彦はヒラリと体をかはし、『ア田加彦、モウ返金は仕て要らない。利息も......ぎかけた。二人は苦しさに眩暈も止まり、『ア助けて助けて』と泣き出すを大の男は声を......ヌツと突出し、目を剥いて見せる。百舌彦『ア貴様は鳶彦だな、何時の間にコンナ所へ来......の河の藻屑となつて此世へ迷うて来たワイ、イ鳶彦の奴、貴様も霊主体従の教を奉ずる代......ドロドロドロ、恨めしやなア………』鳶彦『イ......イ貴様達何だ、生きて居る間から結構なバラ......三五教に迷う娑婆の幽霊だと思つて居たが、ツパリ死んでも又迷うのか、此処はバラモン......、稍後方に体を反り乍ら空中を掻く。鳶彦『ア此奴は半死半生の化物だ、幽霊にしては立... 301
302 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第8章 ウラナイ教〔575〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...安彦は覚束なげに半剥げたる文字を読み、『ア此奴は、ウラル教と三五教を合併した変則......の丼鉢に一摘みづつソツと配つて廻つた。『ア何んだ、この丼鉢の………俄に薯蕷汁の味......わい』百舌彦『ハイハイ、左様々々』高姫『ヽ、誰か声の違ふ奴が来て居るらしい、オイ......て失せ』 百舌と田加は頭を掻きながら、『ア、そいつは御免だ』高姫『御免も糞もあつ......は御免だ』高姫『御免も糞もあつたものか、ア......ア長助、伴助、二人の者を縛つて了へ』『畏......物位進上なさつても安いものだらう』安彦『ア吾々は着物の如きものは必要が御座らぬ。... 302
303 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第9章 薯蕷汁〔576〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...撒き散らし襖を蹴倒し、障子の骨を折り、イもう乱暴狼藉、実に立派な御教理には、ウラ......ぞや』 もう一人の婆は口を尖らし、『コリお前達は三五教の宣伝使だと云つて偉さうに......筆法で言へば、貴様が丼鉢を投げたのだ。イ大自在天がやつたのだ。俺は大自在天の道具......の変性男子の教は此の高姫さまと、黒姫がチント要を握つてゐるのだよ。昔の神代の根本......眼球目蒐けて突いてかかる。二人は、『コリ大変』と逃げ出す途端に、座敷一面のとろろ... 303
304 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第12章 一人旅〔579〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/ヤ=2 ...共に、尊の前に大手を拡げて立ち塞がり、『ア、其方は天教山の高天原に於て、天の岩戸......優美なる一柱の女神は、素盞嗚尊に向ひ、『ヨ、愛らしき素盞嗚尊よ、妾は汝が母伊邪冊... 304
305 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第13章 神女出現〔580〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 11 件/ヤ=11 ...人の旅の疲れを慰めむと努むる様子なり。『ア各方、遅がけに参り、御邪魔を致した上、......である。尊は高国別の肩をゆすり乍ら、尊『ア高国別、目を醒されよ。何だか怪しき人の......気の如く踊り廻り、飛びあがり跳まはり、キツ キ......ツと怪しき声を立てて居る。数十人の老若男......ら下り来たれる高国別であらうがなア』『イ拙者は決して左様な者では御座らぬ。悪逆無......よる、サアもう勘忍袋の緒が切れた、………ア女、此高サンが首途の血祭だ、覚悟を致せ......今度は真剣だ、股から引裂いてやらう………イ女、俺が怒つたら、本真剣だ』『オホヽヽ......…………アーア、女子と小人は養ひ難しだ。ア何処のお女中か知らぬが、観客の無い芝居... 305
306 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第14章 奇の岩窟〔581〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...此鼻は薩張り常世城の鷹取別ぢやないがベシベシ......だ』『ホヽヽヽヽ、此鼻々々、不細工屋姫の......で居る。地底よりは何者の声とも知らぬ、『ア......ア、高国別、何を愚図々々致して居る、早く......ア早くお越し下さい』 地底の岩窟より、『ア高国別、汝は数十人の生霊を見殺しに致す......臍の悔を貽し給ふな』 地底の岩窟より、『ア......ア高国別、数十人の生霊を見殺しに致す所存... 306
307 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第15章 山の神〔582〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...爾として佇立して居たまふ。 高国別は、『ア汝は何者なるぞ、察する所此岩窟に蟠まる......井、風の音楽に木々の木の葉の舞ひ踊り、イもう有難う承知仕りました』と高国別は笑顔......何とかして私をお救ひ下さいますまいか』『ア噂に聞き及ぶ高国別様か、それは嘸お困り......、高国別様、この帯にお掴まり下さい』『イ、有難う、折角の思召ながらどうも届きませ......ハヽヽヽ』高国別『夫計りは御免蒙り度い、ア神様の宿り給ふ頭の上で、ソンナ物をべら......つてよいものですよ』高国別『アハヽヽヽ、ア皆さま、御心配をかけました。何うやら梯......ながら、トン、トンと上つて来る。高国別『ア皆様、種々と御心配をかけました。お蔭で......ようマア無事で居て下さいました』高国別『ア合点の行かぬ事もあればあるものだなア、... 307
308 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第16章 水上の影〔583〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 28 件/ヤ=28 ...する。又もやトンと行当つた岩壁、高国別『ア又しても岸壁だ、如何に一切万事行詰りの......空を仰ぐ途端に、貴下ら一行のお姿………イもう実に不思議千万な事で御座います』梅彦......声、響きわたる。高国別はツト立ち上り、『ア皆さま、何か此岩窟内には変事が起つて居......ンポンと男女を蹴り苦しめて居る。高国別『ア各方、此処は冥土の地獄の様だ。......ア何れも方、飛込んで救うてやりませう』と......若男女は、此方に向き直り、合掌し乍ら、『ア有難し有難し、勿体なし、あなた様は神素......御眷属様ならむ』と嬉し涙に咽ぶ。高国別『ア最前より様子を聞けば、汝等一同の者、神......たれば、一同は此言葉を聞いて大に喜び、『ア大神の御再臨、有難し辱なし』と嬉し腰を... 308
309 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第17章 窟の酒宴〔584〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...居る、恰も百鬼昼行の有様である。蠑螈別『ア大変に酔がまわつた。如何だ、皆の者共、......婆がつめかけて抜いてやらねば措くものかいイ』丁ン助『爪の長いのは、それやお前サン......労知らずの真黒々助の丁ン助奴が』丁ン助『ア......ア、婆アサン、ヒヽヽヽひどい哩、ソヽヽヽ......は二人の姿を見てツカツカと間近に進み、『ア其方は悪神の眷属、能くも三人の女を苦し... 309
310 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第18章 婆々勇〔585〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/ヤ=3 ...の黒姫も気の揉める事だワイ、サアサア、シンと気を持ち直し、大望一途に立て通す覚悟......のやうに、噛むやら掻くやらむしるやら、キツ、キ......ツとキンキリ声を出して、上になり下になり... 310
311 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第19章 第一天国〔586〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 13 件/ヤ=13 ...た。どう考へても此処は現界ではあるまい、レ嬉しやと思ふ間もなく、力に思ふ言依別命......は得も言はれぬ鮮花色に変じて居る。玉彦『ア何時の間にか吾輩の御着衣を失敬しよつた......、これを着服したらどうだらうなア』厳彦『ア止け止け、是れは天人の羽衣だ。ウツカリ......げ眺むれば、玉彦の衣と印してある。玉彦『ア此れは妙だ、何時の間にか、吾輩の汗に滲......は失せぬと見えるワイ、アハヽヽヽ』楠彦『アナント軽い着物だナア、此れを着ると、体......の本分が尽せるのだ。サアサア行かう、……ア体も足も滅法界に軽くなつた。アア気分も......て指揮し乍ら此方に向つて進み来る。玉彦『、何ンと綺麗な鳥が居るではないか、到底現......、件の男は一足一足近付き、三人を見て、『アあなたは高天原へ御参詣ですか』と笑顔を... 311
312 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第20章 五十世紀〔587〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...。私はそれまで此処に待つて居ます』玉彦『ア御忙しいのに済みませぬな』厳彦(横手を......いのに済みませぬな』厳彦(横手を打ち)『ア分つた分つた、本守護神の囁きに依つて、......大道が現はれて来た。三人は声を揃へて、『ア松彦様、有難う御座いました。御蔭様で難......ぬ。貴方がたの身魂を守る生命の綱ですよ。ア急いで参りませう』 向ふの方より、身の......ヒヨロと此方に向つて進み来るあり。玉彦『ア小さいお方が御出でたぞ。此処は小人島の... 312
313 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第21章 帰顕〔588〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/ヤ=2 ...言依別の命なりける。 三人は驚き乍ら、『ア貴神は言依別命様』と言つたきり、嬉し涙......もなく現はれ来る以前の天使松彦は、松彦『ア皆様、結構でございました。大神様の命に... 313
314 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第22章 和と戦〔589〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 18 件/ヤ=18 ...左様で御座るか、之は惜しい事を致した。イ先程御父上に地の高天原に於て拝顔を得まし......たナア。父は何と申しましたか』言依別『イ吾々には未だ現界に於て尽すべき神務あれば......業を尽せよとの御厳命で御座いましたよ。イもう罪の深い吾々、容易に高天原へ参る事は......表に駆け向ひ、汝としての力限りを尽せよ。ア......ア皆様、敵軍の攻め来り騒ぐ有様を酒の肴と......さいませ』 言依別命は、『アツハヽヽヽ、ア面白い事が出来ました、もう少し近寄つて......見ずとも味方の狂言で沢山で御座います哩。ア......ア亀彦、梅彦先づ一杯召し上れ』と盃をつき... 314
315 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第23章 八日の月〔590〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...の坂 心の駒も乗る駒も  いと勇ましくシンシ......ンと 声も涼しき琵琶の湖  浜辺を指して......に打ち乗りて  さしもに嶮しき嶮道を シンコ シ......ンコと登りつつ  君の便りも松代姫 神の... 315
316 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/ヤ=1 ...せる八乙女の御一人、英子姫が、メソポタミの顕恩郷より、邪神のために老朽船に乗せら... 316
317 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 前付 凡例 (編者) 1922刊 DB
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全 1 件/ヤ=1 ...鬼雲彦の割拠せる方の『大江山』は、オホエマと読むのですから御注意下さい。一、本巻... 317
318 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 前付 総説歌 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/ヤ=1 ...し八柱の 心優しき乙女子が  メソポタミの楽園を 後に眺めて四方の国  父の尊の... 318
319 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第1章 天橋立〔591〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 22 件/ヤ=22 ...葦原の瑞穂の国に名にしおふ  メソポタミの顕恩郷 ノアの子孫と生れたる  ハムの......ビソ物語る。悦子姫『英子姫様、メソポタミの顕恩郷を立出でましてより、情無き魔神の......と倒れ、鬼虎は、『ワアー、恐ろしい、……イ......イ出やがつた、毛の長い……色の青い、冷い......ムヲ、イノチハ、ナシセタマヘソ、イシトウ、アマハセヅカイ、アマノハシダテ、二人の......ノカタリゴトモコウバだ、アハヽヽヽ。アヲマニ、ヒガカクラバ、ヌバタマノヨハイデナ......ヅヌノ、シロキタダムキ、アワユキノ、ワカルムネヲ、ソダタキ、タタキマナガリ、マタ......吐かすと、石熊の菊石面を抓つてやらう、イサ掻きむしらうかい、ウーンウン アハヽヽ... 319
320 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第2章 暗夜の邂逅〔592〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...奴が来居つたぢやないか』源州『ウウ、ムニムニ......ムニ......ムニ......』金州『オイ源州、大変だぞ』源州『ウヽヽ......方では、固い握り飯の代名詞である)源州『アそりや気がきいて居る。有難い、いくらで......も遠慮は致さぬ。一体いくら持つて居るか、イ金州、貴様も金の代りに拳骨でも沢山と頂......ホヽヽヽヽ』悦子姫『ホヽヽヽヽ』金州『イ何だ、此奴化物だな。声を三つにも使分けし......『アハヽヽヽヽ』二女『ホヽヽヽヽ』金州『ア此奴は愈バの字にケの字だ。オイ源州、命... 320
321 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第3章 門番の夢〔593〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...咲きて、転んで土食ふ奴ばかりなり。亀彦『ア其の方等は大江山に本拠を構ふる鬼雲彦の......逆手に持ち真向上段に振り翳したり。石熊『イ、其方は肝腎の二人の娘を如何致した、コ......分の無量智には尻はし居つてスタコラ、ヨイサと御遁走、持つべきものは知識なりけりだ......開けるなり、弁才天の様な別嬪が来よつて、レしてやつたりと喜ぶ間もなく館の御大将、......きて貴様開けてやれ』 亀彦、門前にて、『ア、何だ、此奴は怪しいぞ、コンナ遠国に吾......う、此処へ二人の女は出て来なかつたか』『アお前はあの女のこれだなア』と親指をニユ... 321
322 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第4章 夢か現か〔594〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 12 件/ヤ=12 ...中より戸を引き開けて現はれし二人の女、『ア貴方は亀彦さま』亀彦『ヨウ、お二人様、......何を足に引つかけてゐらつしやるの』亀彦『ア、何でも御座らぬ、糞から生いた銀蠅が一......しても怪体な夢を見たもんだワイ』加米公『......銀公、貴様も夢を見たのか、俺も其通りだ。......れ、命からがら此処迄逃げて参りました』『ア聞き慣れぬ女の声』と云ひながら門をサラ......しながら先に立つて進み入る。 亀彦は、『ア有難い有難い、一つ違へば門前払ひの憂目......ながら、前後左右に目を配り、心を注ぎ、『ア、嫌らしき程の鄭重なもてなしだ。愚図々......座いませぬ、御心配なくお通り下さい』『イ誠に済みませぬ、吾々の心中に潜む副守の奴... 322
323 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第5章 秋山館〔595〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...鬼彦と思うて居るか。此方には雲霞の如きジンジ......ヒエールが、数限りもなく控へて居るぞ。仮......なつては叶ふまい。オイ言霊はどうだい……ア......ア皆の者共、最早心配は要らぬ。速に立上れ......す、表門はタタ大変で御座います』紅葉姫『ア汝は加米、銀の両人、大変とは何事なるぞ......つとる筈だ。御主人の御容子を……』銀公『ア此方は折悪く雪隠に往つて居つたのだから......け下さいませ』素尊『ハヽヽヽヽ』国武彦『ア面白い事が出来ました。鬼彦とやらの軍勢......アハヽヽヽヽ、亀の踊は格別面白う御座る、ア素盞嗚の大神殿、御愉快では御座らぬか』... 323
324 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第6章 石槍の雨〔596〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 8 件/ヤ=8 ...マル的の活動でなくては駄目だワイ、何程ジンジ......ヒエールが沢山揃つて居たところで総ての行......『ホヽヽヽヽ』 鬼虎は顔を顰めながら、『イ......イ皆の奴確りせぬかい、石の雨が降つたつて......かりが黄泉の迷ひだ。アンアンアン』熊鷹『イ......イ何奴も此奴も確りせぬかい、何ぢや、地獄......るのを待ち受け、返報がへしをしてこます、イ素盞嗚尊、其他の奴等覚えて居れ、貴様が......荒ぶなる 魔窟ケ原も忽ちに  メソポタミの顕恩郷 栄えの花は永久に  木の実は熟... 324
325 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第7章 空籠〔597〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 24 件/ヤ=24 ...代籠に乗せて担いで行つて呉れよ』鬼彦『イ滅相な、貴神等の如きお方を本城へ迎へ入れ......様は矢つ張り鬼雲彦の贔屓を致して居るな、ア感心々々、一旦大将と恃みた者に対してそ......、悪魔の巣窟をして天国楽園と化せしめむ。ア面白し、勇ましし』と独語ちつつ肩を怒ら......としてメートルの事致すと量見ならぬぞ、ジンジ......、ヒエールの某を何と心得てるか』鬼彦『ジ......、ヒエールの某を何と心得てるか』鬼彦『ジンジ......、ヒエールか、ジ......ンジヤ馬か存じませぬが能う貴下はジヤンジ... 325
326 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第8章 衣懸松〔598〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 19 件/ヤ=19 ...り這ひ出でて、岩戸の入口を打眺め、青彦『ア高姫さま、何時の間にか、吾等が入口を、......の巌窟に出入する事は出来申さぬ。出る事はツトの事で、胸の薄皮を摺剥き乍ら出て来ま......致して、鬼心になつたが宜からう』青彦『イ、其様な悪魔に与するならば、吾々は真つ平......と云つたつて、金輪奈落、逃がすものか、チンと、湯巻の紐でお前の知らぬ間に、体も魂......。お前も余つ程能い青瓢箪だなア』と、ビシリと額を叩く。青彦『......アどうも意味深長なる御説明恐れ入つて御座......のせぬ、古綿を噛む様な、歯脱けが蛸でもシブル様な返辞だなア、オホヽヽヽ、何は兎も......のチヨコチヨコ走り、馬を止めて大音声、『アヤア者共、此岩石を取除け。…此地底には... 326
327 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第9章 法螺の貝〔599〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...射に余念なかりき。時しもあれや、表門にガガ......とさざめく人声、鬼雲彦は自ら立つて表門に......り来る。鬼雲彦はハツと胸を撫で下ろし、『ア天晴れ天晴れ、汝は鬼彦、鬼虎、熊鷹、石......まさり、遂には大なる一つ島が現はれたり。ア開闢以来斯る勇士が天にも地にもあるもの......捲きけり。鬼雲彦は四人の顔を熟々眺め、『ア......ア、汝等四人狂気せしや、空々漠々として雲... 327
328 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第10章 白狐の出現〔600〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/ヤ=2 ...居る。鬼雲彦は息も絶え絶え門戸を敲き、『アさう言ふ声は女房なるか、俺は無事に此処......り忽ち三人の前に英姿を現はしたり。亀彦『ア鬼武彦殿、貴下の活動天晴れ天晴れ、吾は... 328
329 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第11章 宝庫の鍵〔601〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...ふものだ』 斯かる所へ銀公は走り来り、『ア加米公、御主人の申つけだ、直に門を開い......聞かずにお家の御主人秋山彦様の御遭難もチンと分つて居るのです、ナンとウラナイ教は......島沓島の宝庫の鍵と記されてある。高姫はニリと笑ひ、これさへあれば大願成就と手早く......に冠島沓島の鍵を持つて居る事は天眼通でチンと睨みてある、之をかぎ出す為にやつて来... 329
330 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第12章 捜索隊〔602〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...よく挨拶を致して無事に帰すがよからう。イ紅葉姫、汝は一刻も早く玄関の客に対しお断......大変、二人の宣伝使の所為にはあらざるか、ア......ア者共、酒宴どころではない、女共は境内隈......拾ひ上げ眺むれば、玉鍵の房なりき。銀公『ア、これさへあれば、もう大丈夫だ、スンデ......と勿体振つて、前に突き出したり。秋山彦『ア、これは玉鍵の房だ、鍵は何処にあるか』......やうな汚いものにお構ひ遊ばすな』秋山彦『ア失敗つた、これや斯うしては居られぬ哩、......ア失敗つた、これや斯うしては居られぬ哩、ア銀公、加米公、船の用意を致せ』『委細承... 330
331 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第13章 神集の玉〔603〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...と思ひ心の裡に罪を作つて居ります』亀彦『ア、それは御心配、お察し申す、吾々も共々......男、能く能く見れば鬼武彦なりける。亀彦『ア貴下は鬼武彦様、能うこそ御入来下さいま......穴の中より高姫は亀彦の顔を見上げ、高姫『ア汝は三五教の宣伝使、吾々は神勅を奉じて......落ち込みぬ。高姫、青彦は漸く這ひ上り、『ア皆さま、御心配を掛けました。お蔭さまで......ひました。サアサ、帰りませう』亀彦『コレコレ......さうは往かぬ、何処に隠した、白状致さぬか... 331
332 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第14章 鵜呑鷹〔604〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 21 件/ヤ=21 ...と飛上り、暗に紛れて姿を隠しける。亀彦『ア高姫は居らぬか、青彦は何処ぞ……鬼武彦......胡坐をかいて動かなくなりぬ。鬼武彦は、『ア亀彦殿、斯うなる上は、悔みても復らぬ事......むとする時、門番の銀公は此場に現はれ、『ア亀彦の宣伝使様、お手柄お手柄、あなたの......共に私もお喜びだ。流石は三五教の宣伝使、アもう感じ入つて御座います。奥には貴方の......たり。英子姫は驚いて其手に取りすがり、『ア亀彦殿、早まり給ふな』 亀彦、苦しき息......手に、猫を提げた様な体裁にて出で来り、『ア何れも様、高姫、青彦の両人を引つ捉へ参......有れ……』 秋山彦夫婦は二度ビツクリ、『ア鬼武彦様か、能うマア来て下さいました。......泣き伏せば、鬼武彦はカラカラと打笑ひ、『ア皆様御心配なされますな、亀彦の宣伝使は... 332
333 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第15章 谷間の祈〔605〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...『さうぢや、吾々も神の道の取次ぢや』男『ア貴方は取次と云つても、生臭取次ぢやろ。......の如き体主霊従の教を耳に入れるな』青彦『アこれは怪しからぬ。何者とも知れず空中に......ホヽヽヽ、彼のマア青彦の空威張り』青彦『ア何とはなしに聞き覚えのある声だ。其方は......阿鼻叫喚の巷となりぬ。又もや暗中より、『ア......ア此処に集まる老若男女、穢らはしき肉体を......辺の山岳をも揺がす許りなり。暗中より、『ア......、汝等蜂に刺された目は、これで全快したで... 333
334 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第16章 神定の地〔606〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/ヤ=3 ...き入る。後の木の茂みより又もや女の声、『ア青彦、汝は金毛九尾の悪狐に魅せられたる......後如何なる災禍汝の身に降らむも計り難し、ア亀彦、英子姫大儀々々。汝が至誠至実の言......晴功名手柄、此由大神に奏上致さむ』亀彦『ア何れの神様か存じませぬが足はぬ吾々に向... 334
335 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第18章 遷宅婆〔608〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 24 件/ヤ=24 ...ら身魂の立て直し様がありませぬ哩』青彦『ア私も高姫の強情なには呆れて物が言はれま......ふ豪の者に作りあげて仕舞つたのだ。然しチンと此焼け跡に又もや新しい小屋が建つて居......る、又舌の先でチヨロチヨロと舐られてグニグニ......となりやせぬかな』鬼虎『何、大丈夫だよ、......松の麓の藁小屋を外からソツと覗き、鬼虎『ア、居るぞ居るぞ、婆が一匹、男が二匹だ、......知らぬかい。安眠妨害で告発するぞ』鬼虎『ア、一寸洒落て居やがる、よう牛の様にツベ......として言向け和したら面白からうぞ』鬼彦『、さうか、何でも婆の潜みて居さうな藁小屋......小屋の側に寄り添ひソツと中を覗き、鬼彦『ア、居る居る、此奴は何時やら見た事のある... 335
336 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第19章 文珠如来〔609〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 37 件/ヤ=37 ... ンチ......婆アの黒姫は、性来の聞かぬ気を極度に発揮......食道、消化機関から生殖器、何から何迄、チンと気をつけて、根本から説き明かし、病の......、斯うしてお前は此山の奥に踏み迷ひ……イイ......神様に引つ張られて来たのだ。決して決して......て居るが、お前等も大方其部類だらう……イ其通り宣伝して歩くのだらう。……能う考へ......分り切つた現実の道理を無視すると云ふ教はツパリ邪教ぢや。瑞霊の吐す事は、概して皆......イ教を迷信なされ、悪い事は申しませぬ、ギツハヽヽヽ』悦子姫『ホヽヽヽ、アハヽヽヽ... 336
337 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第20章 思はぬ歓〔610〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...ンだが増だワイ』一同『アハヽヽヽ』鬼虎『イ......イ、お前達は何を笑ふのだ、俺はこれでも真......の、これ又自由権利だ、アハヽヽヽ』音彦『ア、からりと夜が明けた、サア日輪様を背に......いのじやない、片方が長いのじやぞ』鬼彦『、怪体な、岩公の声じやないか、何時の間に......此処迄無事御安着だよ。アハヽヽヽ』鬼彦『ア岩公、嘘を云ふな、貴様はマラソン競争の......だ、私が猿田彦の御用を勤めませう』音彦『アそれは調法だ。先頭は岩公司にお願ひ致さ......だ、エヽ気分の悪い、帰りて下され』とピシツと戸を締める。音彦『アヽ困つたなア、何......父や祖母が喜ぶ事で御座いませう』悦子姫『ア妾は此処迄送り届けたならばこれで安心し... 337
338 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第21章 御礼参詣〔611〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...今晩丈け泊めて下さらば有難う御座います。ア鬼彦、鬼虎の奴、這入つて来ぬかい、何愚......来ぬかい、何愚図々々して居るのだ』平助『アお前は大江山の鬼雲彦の同類ぢやな、鬼彦......途端に黒い者がのさのさ這うて居る。平助『イ、何者ぢや、盗人か』岩公『ハイ、盗人で......いやい、鬼爺、鬼婆、鬼娘、貴様の計略はチンと知つて居るのだ、貴様の様な鬼は飯に砂......就きける。ふと目を覚せば小鶏の声。岩公『ア、グツと寝た間にもう夜明けだ。おい皆の... 338
339 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第1章 黄金の衣〔612〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 12 件/ヤ=12 ...みとあらば、干す役もして貰はうかい。……ア井戸かと思へば、又糞壺だ。家の中に雪隠......。……ソレ、物が物言うとるぢやないか』『イ......イどこの奴ぢや。何が可笑しいのだ。俺は鬼......着物を預つて来たのだよ』 両人一度に、『アそれは有難い』鬼虎『流石は悦子姫さまだ......さまに、一枚脱いで寄附致さぬかい』岩公『ア本当に、両人とも赤裸だなア。元気な事だ......角、当座凌ぎに、これなと着て行け』鬼虎『ア、全然東海道以上だ、百ツギも二百ツギも......サアどうぞ這入つて往て下さいませ』鬼彦『ア捨てる神もあれば拾ふ神も有るとは能う言......つては、モウ駄目ですワ、ホヽヽヽ』勘公『ア此奴ア妙だ。優しい顔をして居乍ら、口の... 339
340 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第2章 魔の窟〔613〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...彦は驚いて平助の利き腕を確と握り、鬼彦『ア、お爺さま待つた待つた、死ぬのは早いぞ......り、鬼虎『お婆アさま待つた待つた』お楢『ア誰かと思へば大江山の鬼雲彦の乾児であつ......さうで御座います』 平助、お楢一時に、『ア......アお節助かるか、それは何よりぢや、お前が......、舌を四五寸許りノロノロと出し、お節『キアツ キ......アツ キ......アツ キ......ハヽヽヽ』と尻を引き捲くり、トントントン... 340
341 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第3章 生死不明〔614〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...と幽かに女の謡ふ声きこへ来たりぬ。鬼彦『ア此処だ此処だ、久し振りでお節さまのお声......ば擬ふ方なき鬼彦の顔、お節は見るより、『ア汝は大江山の鬼雲彦が家来鬼彦ではないか......にものを云はして貴方は沈黙して居るのか、ア男らしくも無いメソメソ泣いて居るのだな......。お節は四辺をキヨロキヨロ見廻しつつ、『ア其方は擬ふ方なき鬼虎では無いか、克くも......両手を組み一生懸命に祈願して居る。お節『ア、訝かしき汝の行動、極悪無道の身を以て......処へ転げる様に這入つて来た平助お楢は、『アお前はお節じやないか』お節『......ア、爺さまか、婆さまか、如何して此処へお......、如何して此処へお居でになりましたえ』『、お節、会ひ度かつたわいなア』『ヤ、能う... 341
342 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第4章 羽化登仙〔615〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 11 件/ヤ=11 ...あまり人を馬鹿にするものぢやない』岩公『ア是れは是れは失言致しました。どうぞ三人......罰が当るから、鄭重にお伴するが良いワ』『ア早速のお聞届け、鬼彦、鬼虎、身に取り、......彦に、虎、誰がお前の様な、意地癖の悪いジジ......馬に乗るものか、わしの乗るのは岩馬ぢや。......好い気になつて、苦めようとするのか……イ恥をかかすのか。斯うなると、此岩公も却て......底からガサガサと這ひ上がり来たり、岩公『ア彦に虎か、貴様は谷底で、今頃は五体ズタ......り、三人の身体に惟神的に密着した。岩公『ア有難い有難い、時節は待たねばならぬもの......き出したれば、平助、お楢は驚いて、『コレコレヤお節、どうしたどうした、腹でも痛い... 342
343 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第5章 誘惑婆〔616〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...逐出すものか、親を泣かし、兄弟を泣かし、ンチ......の有り切りを尽し、近所は申すに及ばず、其......、ようまあツベコベと理屈を囀る小娘だ、イ我羅苦多娘ぢや、もしもしお爺イさま、お前......アさま、アンナ奴に見付かつたら大変だ、其ンチ......娘も早く私の後へついて来るのだよ』お楢『......たる二人の宣伝使は音彦と青彦なりける。『アお前さまは丹波村のお爺イさま、お婆アさ......のも神様の御引合せで御座いませう』音彦『ア何と仰せられます、黒姫が出て来ましたか... 343
344 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第6章 瑞の宝座〔617〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...になりよつたな、小人窮すれば乱すとかや。ア之は面白い面白い、それに就いても俄に偉......勇み喜ぶその健気さ。悦子姫は声を掛け、『ア加米彦殿、青彦殿、妾は皇大神の深き御威......彦、青彦は寄せ来る高山彦の軍勢に向ひ、『ア高山彦、御参なれ、身の程知らぬ馬鹿者共......つて斃るな』 高山彦は馬背に跨り乍ら、『ア汝は噂に聞く木端武者の加米彦とやら、そ......武者の加米彦とやら、その広言は後に致せ、ア......ア者共、加米彦、青彦に向つて進撃せよ』 ......に連れて行つて下さいませぬかナア』音彦『、それはなりませぬ、然し乍ら如何なる敵も... 344
345 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第7章 枯尾花〔618〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...になつてから、細い山路を迎ひに行くのも、ツパリ五苦労さまぢや。お前さまの五苦労と......、行かうかい』と、岩穴をニユツと覗き、『ア占た占た、モウ行かいでも可い』常彦『行......ものだに、何をして居るのだらうな』虎若『ア御大将様、此魔窟ケ原は随分広い所と聞き......つて下さいまして有難う御座います』虎若『ア何だ、コンナ所に首が一つ落ちて、物言つ......より早く夏彦は窟内に姿を隠しける。虎若『ア妙だ。見た割とは大きな洞が開いて居る。......ア妙だ。見た割とは大きな洞が開いて居る。ア階段もついて居る。サア高山彦さま、御案......で休まして置くのだよ。それまでに化粧をチンと整へて、型ばかりの祝言をせなくてはな......でさへも、自分の姿に見惚れるのだもの……ツパリ霊魂が良いと見える。アーア惟神霊幸... 345
346 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第8章 蚯蚓の囁〔619〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...所へ虎若と富彦の両人現はれ来り、虎、富『ア四天王の大将方、高山彦、黒姫様の御命令......下さつたな』 四人一時に頭を掻いて、『イ何滅相も御座いませぬ、つい酒に酔うて口が......ろ、終には棍棒で頭の一つも撲はされて、キンキ......ンと云うて又元のウラナイ教に尾を振つて帰... 346
347 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第9章 大逆転〔620〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...婆アさま、何卒お休み下さいませ』お楢『イイ......、お前は永らく彼の様な暗い穴の中に閉ぢ籠......水を汲みます、何卒お休み下さい』平助『イイ......お前は身体が弱つてる、此爺が汲みてやるか......オーン、オンオン』と泣き崩れる。黒姫はニリと笑ひ、『さうぢやろさうぢやろ、アンナ... 347
348 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第10章 四百種病〔621〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/ヤ=2 ...ひ了れば、お節は益々苦しみ悶え、遂にはキアキ......アと怪しき声を振り絞り、冷汗は滝の如く流... 348
349 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第11章 顕幽交通〔622〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 15 件/ヤ=15 ...向ひ、大麻を左右左に打振れば、裸男は、『ア、飛ンでも無い奴が出て来やがつた。オイ......節『お婆アさまでは御座いませぬか』お楢『アお節、気が付いたか、嬉しい嬉しい。これ......ば黒姫、夏彦、常彦の三人なりける。黒姫『アお婆アさま、何故、娘が全快したら、御礼......りたり』黒姫『コレコレ婆アさま、お前ソレ大変な取違ぢや。妾が御祈念をしてやつたお......みてあげよう』 お楢、お節、一時に、『イイ......一時も早う帰つて下さい』黒姫『ハヽヽヽ、......ました。どうぞ御免下さいませ』黒姫『ソレ、夏彦、常彦、藪から棒を突出した様に、何......青彦を見るなり、胸倉をグツと取り、『コレお前は青彦ぢやないか。何の事ぢや。結構な... 349
350 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第12章 花と花〔623〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 12 件/ヤ=12 ... メソポタミの瑞穂国  世界の楽土と聞えたる 顕恩郷......裾をからげ谷川を向岸へ渡つた。音彦『コレコレ......、人里離れしこの深山幽谷に浦若き女の一人......首をすくめ目を細うし、舌を一寸出して、『ア占めた占めた、お出たな、もつともつと叩......悪神の奴、片つ端から粉砕して呉れませう、ア面白い面白い、腕が鳴つて耐らないワ、こ......が無い、サア早く案内して下さいナ』紫姫『アそれはお見合せ遊ばせ、大変で御座います......ら大丈夫、御安心して下さいませ』加米彦『ア思惑とは洒落た事を悪神の奴やつて居る哩......しの怪我もなく井戸の底に突立ちながら、『ア悪神の奴、エライ事をしよつた。紫姫とや... 350
351 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第13章 紫姫〔624〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...す場所は特に広く築いてあります』加米彦『ア益々鬼の奴、洒落た事をやつて居よる哩、......大手を振つて大股にフン張り行く。加米彦『ア小鬼共が沢山寝て居よるワ。オイオイ、小......のお客さまを御案内して参りました』紫姫『アお前は鹿に馬、能うマア無事に居て下さつ......捲くられて暗の谷底へ姿を隠したり。音彦『ア大変な事になつて来たワイ、八岐の大蛇が......々々して居ると吹き散らされて了ひますよ。、加米彦、お前は悦子姫さまの保護の任に当......ばかりの紅い舌を出して舐かかる。加米彦『ア、やりよつたな、面白い面白い、オイ八岐... 351
352 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第14章 空谷の足音〔625〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...起つやうに、鎮魂を願ひませうか』夏彦『イもう結構、コンナ奴に鎮魂して、足でも起つ......のお方、私の後に跟いてうせやがれ』夏彦『イ常彦、俺に何程汚い言葉を使うても、友達......じやがる。風は吹いて吹いて吹き捲くる。イもう落花狼藉、修羅道の旅行のやうだつたね......助くる国、言霊の生る国ですもの』加米彦『ア悦子姫さま有難う。只今限り、悪の言霊に......り、『加米彦さま、ご心配有難う』加米彦『ア、何ぢや、姿も無いのに声許り聞えてゐる......、妙な手真似をして現れた。加米彦は、『キツ』と一声腰を抜かし、『......イ......イ、貴様は幽霊の乾児か。アヽもう仕方が無... 352
353 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第15章 敵味方〔626〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 37 件/ヤ=37 ...に見ても、アンナ悪人はゾツとする』馬公『アお前も夢を見たか。俺も同様の夢を見た。......れどれ青瓢箪彦の首実検と出かけよう………ア此奴は嬉しさうにホ......ホ......と笑うて居る。何でも丹波村とかのお節の夢......波村とかのお節の夢でも見て居るのだらう。ア益々笑ひよるぞ。幽霊と仮称せられる様な......に見せてやりたいものだなア、アハヽヽヽ。ア此奴は丹州かな、一寸好い顔をして居やが......イ。我々一行中での大人格者と見える。……ア良い審神をした。明日になつたら音彦の大......彦と云ふ奴だ。なんと情ない鯱つ面だなア。ア此奴ア批評の価値がないワイ。此処に一寸... 353
354 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第16章 城攻〔627〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...忽ち聞ゆる宣伝歌の声に耳を聳立て、鬼鷹『ア......アかたがた、敵は間近く攻め寄せました、何......のぢやなかつたに  余り嬉して間違つた イ......イ夏彦常彦よ  ドツコイすべつた灰小屋で... 354
355 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第17章 有終の美〔628〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/ヤ=1 ...葉宣り伝ふ  豊葦原の中津国 メソポタミの楽園に  教開きしバラモンの 鬼雲彦が... 355
356 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第1篇 弥仙の神山 第1章 春野の旅〔629〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 24 件/ヤ=24 ...生空  朧の月は中天に 照らず曇らずボンリと  かかる山家の夕まぐれ 川の流れは......使様では御座いますまいか』 加米彦は、『アさう仰有るあなたは、何だか聞覚えのある......あなたは愛嬌の定義を知つて居ますか』『イもう おむつかしい議論を吹つかけられます......転旅行と出かけるかと思つての御心配り、イもう恐れ入りました。人を導き、向上させて......、又格別なものですなア』 悦子姫は、『イ決して決して英子姫様の御心中は、さうでは......荒い息をする様に、亀が一匹、どこやらで、ツパリ、フースーフースーと呼吸をし乍ら、......居るやうだワイ、ハツハヽヽヽ』『アヽ夏チン、ホーカイなア』『オイオイ加米彦、夏彦......大きな腹をして居つたぢやないか』『あれはセの女だよ。八瀬大原と云つて、畑の小母の... 356
357 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第1篇 弥仙の神山 第2章 厳の花〔630〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...悪神の所作ではありますまいかな』悦子姫『、心配なされますな、悪神どころか立派な神......が催して来ました』 豊彦夫婦は吃驚し、『ア、それは大変ぢや、早く湯を沸かさねばな......無くちや、コンナ御用が仰せ付かるものかいイ、あら有難い辱ない』お玉『ウンウン』音......『ハイハイ』と破れ鍋に水を盛り、閉蓋をチンとのせ、薪をポキポキ折つて火鉢の火を吹......です、どれどれ私が湯を浴せてやりませう、ア何と長い事腹の中に居られたせいか、立派......み外し、小溝の中へバサリと落ち、加米彦『ア折角の着物を濡らして仕舞つた』夏彦『ハ... 357
358 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第1篇 弥仙の神山 第3章 神命〔631〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...ず空中を征服せる態度を示し居る。加米彦『アこれは大変、大切な一張羅の宣伝使服に鳶......伝ふ猿の群、幾百とも知らず、前後左右にキツキ......ツと亡国的の啼声を出して淋しさを添へてゐ......の耳に口を寄せ、『オイ、なゝ夏、夏、夏彦イ』 歯、カチカチカチ、『オヽ起きぬかい......ナ深山に来たら是位の事はありがちだよ、キアキ......ア云うて女でも締め殺すやうな声のするのは... 358
359 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第4章 四尾山〔632〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 18 件/ヤ=18 ...はひましませと  祈る折しも忽ちに ホギアホギ......アと産の声  爺と姿アは云ふも更 おつた......の夏彦が 百の齢を重ねつつ  ピンピンシンと跳ねまはる 此瑞祥のミツ御霊  悦子......御座いませぬか』と優しき女の声。加米彦『アどこやらで聞いた事の有る様な声だ……お......と小声に囁き乍ら、ガラリと開けた。夏彦『アあなたは紫姫様、……......ア青彦さま、馬さま、鹿さま、久し振だ。サ......馬公、鹿公さんも来ましたでせう』加米彦『アあなたは変な事を仰有いますネ』悦子姫『......由自在に使うたのです、ホヽヽヽ』加米彦『アそンな事があなたに出来るとは、今迄思は... 359
360 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第5章 赤鳥居〔633〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 12 件/ヤ=12 ...らう』乙『何、ソンナ気遣ひがあるものか、ア方角を間違つて居つた。下ばつかり見て居......して居ると云ふ事があるものかいのう』甲『、呼ぶより誹れとは此処の事か、今の今とて......寸……貴女様のお噂を致して居りました。イもう骨の折れた事で御座いました。お節の阿......ら、私がお手を把つて上げませう』鹿公『イイ......、滅相な、年は寄つても未だお前の様な若い......だ、テント方向がとれぬぢやないか』板公『、此処だ此処だ、オイお節、これから魔窟ケ......うだつたな、サアサアお節、解いてやらう、ア偉い猿轡だ、息を絶らしては面白くない、......らしては面白くない、ちつと緩めてやらう、ア暖いぞ暖いぞ、確に此耆婆扁鵲の診察に依... 360
361 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第6章 真か偽か〔634〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 13 件/ヤ=13 ...の裏迄すつくり水気を拭ひ取り、念入りにチンと風を整へ、紋付羽織を着用に及び、二人......に掛りませぬ、お健康でお目出度う』黒姫『アお前はオヽお節ぢやつたか、何と云つても......とつたのだエ、サアサア私について御座れ。アお前は青彦ぢやないか、三五教に呆けてま......いで鵜呑みにするが、三杯目位からは、ニチづいて舌の先にザラザラ触り、それを無理に......迄悪くして雪隠へお千度を踏み、オンアボキ、ビルシ......ナブツ、マカモダラニブツ、ヂンラバ、ハラ......、マカモダラニブツ、ヂンラバ、ハラバリタと、陀羅尼を尻が称へるやうになつて仕舞ふ......公『お安くない所を拝見さして貰ひましてイもう羨望万望の次第で御座います哩』鹿公『... 361
362 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第7章 神か魔か〔635〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 21 件/ヤ=21 ...に歩み来り、一人の横腹をグツと踏み、『キツ』と驚き逃げむとする途端に、二人は二三......『アイタヽヽ、腹をグサと踏みよつて………イ......イ何処の奴だ、人の体を土足にかけて……一......ぞ今度ばかりはお見逃し下さいませ』寅公『ア何と言つても一度量見ならぬと言つたら、......叫ぶ。忽ち此場に現はれた二三人の大男、『ア......ア吾こそはウラナイ教の宣伝使だ。大江山の......海の藻屑と致し呉れむ、覚悟を致せ』辰公『ア......ア家来の奴輩、此両人は申すに及ばず、邪魔... 362
363 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第8章 蛙の口〔636〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...高山彦様、黒姫様、只今帰りました』黒姫『ア、お前は浅公か、......、幾公、梅公、えらう遅いぢやないか、何を......のだよ、今日は又えらい遅い事ぢやないか、、今日は見馴ぬ方がお二人、これや又如何ぢ......、浪立ち騒ぐ海原は太鼓の様な音をたててイもう凄じい光景、忽ち騒がしい物音、何事な......る夫婦を救ひ花々しく立ち帰つて候』黒姫『ア、それは御苦労であつた、人間と云ふもの......丈の神力が出れば万更捨てたものぢや無い。、御苦労だつた、サアサア一服して下され、......雌に気がつかいでも遠くから見て居る雄がチンと之を悟つて、電波を送つて雌に知らせ、......て居る。 かかる所へ高山彦現はれ来り、『ア黒姫か、夜も大分更けた様だ、もうお寝み... 363
364 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第9章 朝の一驚〔637〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...遣はすのが、夫婦共お気に入らぬのだらう、アそれは若い夫婦として御無理もない、併し......も致さず、誠に恥かしい次第で御座います。アお前は夜前の人、マアマアよかつたねエ、......ぞと、命の恩人に向つて嘲弄するのかい、イ挑戦的態度を執るのだな』お民『ヘン』黒姫......は高山彦、黒姫、綾彦、お民の四人。黒姫『ア油断のならぬ悪霊ぢや、折角の綾彦夫婦が......霊が襲来するやら分りませぬなア』高山彦『アさうだなア、これこれお二人のお方、心配... 364
365 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第10章 赤面黒面〔638〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...やるが、今日は合点がいつただらう』梅公『アもう徹底的に分りました。有難い事には、......るのぢやから、慢心をし、高上りをしてブチダレヌ様にしなされや、灯台下はまつ暗がり......のない様に、各自に心得たが宜いぞ』梅公『ア承知致しました。併し乍ら、臨時御降臨遊......肉体、竜宮の乙姫は又その系統の肉体と、チンと定つて居るのぢや。公憑と云うて、上の......を叮嚀に案内をしてあげて下さいな』鹿公『アこれは又奇妙なお住居ですな、三五教の反......居ですな、三五教の反対で、穴有教だなア、ア結構結構、穴有難や穴たふとやだ』と一人......どうぞ勘当を赦してやつて下さい』高山彦『アお前の常々喧しう言つて居つた……これが......して決して、御心配下さいますな』高山彦『アなンと綺麗な娘さまがお出になつたぢやな... 365
366 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第4篇 舎身活躍 第11章 相見互〔639〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 19 件/ヤ=19 ...月雨の空、どこの家を尋ねても、戸をピツシリ閉めて、野良へ出て居る者ばつかり、茶一......待をしよつたぢやないか。これと云ふのも、ツパリ此方の智慧が足らぬからぢや。雨には......姫の御恩が今更の如く分つて来たワイ』甲『ア情ない事を言ふな。そら其処に三五教の宣......えて、知らぬ間に寝込んで了うたワイ。……アお前は乞食と見えるな。何ぞ御用で御座る......と腹を指し、飢に迫れる事を示した。常彦『ア一人かと思へば、二人連ぢやな。幸ひ、こ......これで少し人間らしい気がして来た。……イ宣伝使様、有難う御座います。……併し乍ら......か知りませぬが有難う御座いました。これでツと、こつちのものになりました』と見上ぐ......見上ぐる途端にハツと驚き顔を隠す。常彦『ア失礼乍らあなたは、ウラナイ教の滝公さま... 366
367 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第4篇 舎身活躍 第12章 大当違〔640〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 8 件/ヤ=8 ...と斜交になつた雨戸をガラリと開け、寅若『ア随分立派な家だなア……オイ富彦、菊若、......ロジロと三人の顔を睨みつけて居る。寅若『アこれはお爺さま、誠に失言を致しました。......たら、どうぞ宥して下さいませ』豊彦『ソレお前の言ふ通りぢやが、併し碌に挨拶もせな......彦、汗をタラタラ出し、真青な顔をして、『ア大神と云つたのは実は眷属だ。……ケヽヽ......因縁を附けられては煩雑いから……』寅若『アお玉さま、話せる、さうなくては女ではな......玉さま、話せる、さうなくては女ではない。ツパリ社交界の花は女だ。挨拶は時の氏神、......睨まれ、ヨロヨロと受太刀になり……これはツパリ野天狗で御座いました……と出直した......り外に途は有るまい、どうだ賛成かなア』『アあまり名案でもないが、斯うなれば仕方が... 367
368 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第4篇 舎身活躍 第13章 救の神〔641〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...葉の様な、長三角の筆を取り出し、何かクシクシ......書き初めた。書き終つて唖の様にウンウンと......り行く。半分あまり下つたと思ふ時、寅若『ア、駄目だ、日蔭葛を被つて居やがらぬぞ、......から白い笠が揺らついて登つて来る。寅若『ア、何だか怪しげな奴が一匹やつて来やがつ......て仕舞つた。そこへ上つて来た一人の男、『アお前はウラナイ教の方ぢやなア、一寸物を......、何ぞ面白い事でもありましたか』寅若『イ、別に何もありませぬ、お玉さまはねつから......お玉はキヨロキヨロ男の顔を見廻し、お玉『ア、其方は同類であらう、そんな八百長をし......己ですよ』 お玉は男の顔を熟視し、お玉『ア貴方は先日お越し下さいました丹州さまで... 368
369 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第14章 蛸の揚壺〔642〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...うして睨みつける。 三人は縮み上り、『イもう、斯うなれば委細残らず言上いたします......用かと思へば、そんな事で御座いますか。イそんな事なら、御心配下さいますな、却て私......矢張蛇だ。間違ひは有らうまいがな』青彦『ア、あなたの御明察には恐縮致しました。そ......りと御遠慮なく仰有つて下さいませ』黒姫『ア、有難い有難い。お前も噂に聞いて居る通... 369
370 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第15章 遠来の客〔643〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...く高姫の姿を見て、叮嚀に会釈しながら、『ア、これはこれは高姫様、お達者でしたか、......ます、頑固なお方で困つて居ります』高姫『ア、人間は頑固でなければいけませぬ、兎角......もなく、一切万事羽織の紐で、黒姫の胸にチンと置いて御座います。オホヽヽヽ』高姫『......ンと置いて御座います。オホヽヽヽ』高姫『アそれで安心しました、愚図々々して居ると......の目的物はもう手に入りましたか』黒姫『イ、今着々と歩を進めて居る最中なんです。そ......山彦は、羽織袴の扮装、此場に現はれて、『ア高姫さま、久し振りで御座いました、よう......、サアどうぞ悠くりして下さいませ』高姫『ア高山彦さま、貴方は幾歳でしたいなア、大......した、何うぞ宜敷くお願ひ致します』高姫『ア紫姫さまに青彦さま、皆因縁づくぢやから... 370
371 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第16章 返り討〔644〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...は俺の云つた通り取次げばよいのだ』梅公『ア常彦、貴様は今俺に向つて兄弟子と云ひや......れや、常彦、此処を何と心得て居る』常彦『ア貴様は紫姫の従僕であつた馬、鹿の両人、......つて呉れ、折角の酒が醒めて仕舞う』梅公『ア貴様は滝に板、又のめのめと何しに帰つて......同が酒宴の場に現はれたるを見て高姫は、『アお前は常彦ぢやないか』黒姫『お前は滝公......で困つて仕舞う、三五教に這入ると直あんなンチ......になると見える、アヽ思へば思へば益々三五......へば益々三五教が嫌になつて来た哩』高姫『ア皆さま、此処が大切な処ぢや、悪魔奴が色......、引き落しに来るから用心しなされ』黒姫『ア青彦、紫姫さま、御苦労だが貴方はこれか... 371
372 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第17章 玉照姫〔645〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 24 件/ヤ=24 ...れは大変、先づ先づお這入り下さいませ……ア見馴ぬ方が、しかもお二人』 滝、板一度...... 夏彦は奥の間より、ノソノソ出で来り、『ア常彦さま、暫くでしたネ、ようこそお出下......宜しいワイ。何事も皆神様のなさる事ぢや。ア常彦さま、決して決して御心配は要りませ......来ました。そう楽観は出来ませぬ』加米彦『ア其奴ア大変だ。悦子姫さまは竹生島へ、英......…とお筆先に現はれて居りますぞ』加米彦『アさうすると常彦さま、吾々二人はまだ数に......息が分るでせう』加米彦『流石は御大将、イもう今日限り、何事も盲従致しませう。併し......、一層の雄飛活躍をやらねばなるまい。……ア向うの方へ、白い笠が揺らついて来たぞ』......一人呶鳴つて居る。近づいた三人の男女、『ア加米彦さま、エライ元気だなア』加米彦『... 372
373 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第2章 鶍の嘴〔647〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/ヤ=3 ...る。スワ一大事と高姫は仲に割つて入り、『ア待つた待つた、犬も食はぬ喧嘩をすると云......の両人を前に出して豊彦爺をアツと云はせ、アお前は綾彦であつたか、お民であつたか、......アお前は綾彦であつたか、お民であつたか、ア父さまか、母さまか、妹か、兄さまかと一... 373
374 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第3章 千騎一騎〔648〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 13 件/ヤ=13 ...き切つて馳来りしは、妻の黒姫なりける。『ーお前は黒姫か、何しに出て来たのだ』『高......を瞬たき、高き鼻を手の甲で擦り乍ら、『イ何事も黒姫さまに御任せする、此後は一切構......げますワ』 高山彦はブルブル慄ひ乍ら、『ーもう可愛がつて貰はいでも結構です。私の......に好都合です』 黒姫は声を尖らし、『ソリ何を云ふのだい、嫌になつて呉れと言つたつ......ヽ何といい月ぢやないか、のう鹿公』『ソリ馬公、きまつた事だ。五月五日の宵に玉照姫......て出たやうに思ふや雨後の月とは如何だ』『ー鹿公、貴様俳句を知つて居るのか』『ハイ......オ来居つたぞ、太い短い奴と細い長い奴だ。ー此奴は高山彦に黒姫だ。愚図々々して居る......めろ』と云ふより早く、鹿公は飛込みてピシリと錠を下ろしたり。『オイ俺も入れて呉れ... 374
375 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第5章 零敗の苦〔650〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 19 件/ヤ=19 ...、そればつかりは取消を願ひます』高姫『イ、今度の事に関してのみ箝口令を布くのだよ......奴、鶴公が全部言つた通りだと証明したよ。ツパリ鶴公の肉体に責任があるのだ。…モシ......にて鉢巻し乍ら、ノコノコと現はれ来り、『ア皆さま、お元気な事、親の心は子知らず、......も失敗を重ね、鍛へ上げねば駄目ですよ。イもう御心中お察し申します』高姫『......アこれだけ沢山な宣伝使や信者がある中に、......スン……アーア又何だか憑依しよつたな。イ副守の奴発動したと見える。飛行機に乗つて......公、ソンナ偽神術をやつたつて、此高姫はチンと審神をして居ますよ。お前は余程卑怯者......体には居らぬぞよ……とは誰が言つたのだ。ツパリ副守が居つて貴様の口を使つたのだら... 375
376 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第6章 和合と謝罪〔651〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/ヤ=7 ...あちらにお出でになつてから、日増に、ボンリなされましたさうですよ。御自分の事は御......の御用をさすぞよ。と仰有るのだから、そうキモキ心配するには及びませぬ哩』黒姫『そ......慢不遜の態度では、高姫の腹の虫が容易にチキチ......キと承諾致しませぬよ』高山彦『御説御尤も......との間に用ゆる言葉で御座います。高姫のチチ......様、何卒黒姫の御無礼、寛大な大御心に見直......す。御無礼の段は平にお詫を致します』『イ御無礼はお互様で、何卒これからは感情の衝... 376
377 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第7章 牛飲馬食〔652〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...哩。亀彦のお直使がお出でになつた時からチンと筋書は分つて居るのだ。なア鹿公』鹿公......して決して謝罪りなどは致しませぬ』鳶公『アお前は鹿公だつたな。ウンよしよし、一寸......体に引張り、大勢の前に連れて来た。梅公『アお前は三五教の連中ぢやないか』馬公『今......日から牛飲馬食会へ入会を願ひます』梅公『ア、二人だな、本会創立以来創立者の外に、......れまして有難う。飽迄頂戴仕ります』梅公『ア、これで同志がざつと二人増加した。黒姫......今日は三五教からも二人も入会者があつた。ア七八人も連れて居やがるな。牛飲馬食会の......一度に酔を醒まし、ぶるぶる慄へながら、『ア、これはこれは鶴公に亀公、鷹公に鳶公、......の乱痴気騒ぎの現場に現はれ来たり、鶴公『ア御大将梅公さま、仲々の元気ですなア。流... 377
378 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第8章 大悟徹底〔653〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...ますか、馬、鹿の両人で御座います』若彦『ア馬公に鹿公、御苦労だつたナア。様子は如......た』 馬公は此の声を聞き、家の中より、『ア擬ふ方なき鶴公さまの声、一寸待つて下さ......は寝巻を着替へ、慌て表に飛び出し、若彦『ー黒姫さま、高姫さま、よう御出で下さいま......ざいます、間違ひはありますまい』高姫『イどうも恐れ入りました。サアサア御免蒙りま......、涙を袖にて拭ひ乍ら鼻を啜つて、高姫『イもう前世よりの深い罪業で、今が今迄瞋恚の......て、狙つて居つた玉照姫様を貰つて呉れ、イ勿体ないなんて肝腎の玉照姫様を馬鹿にして... 378
379 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第9章 身魂の浄化〔654〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 17 件/ヤ=17 ...鷹』鬼鷹『オーそうだ。此処も所は違ふが、ツパリ大枝山だ。あの向うに見えるは確かに......いぞ。お前も一寸此処に坐つて見よ』鬼鷹『ア本当に温かい岩だなア。地上一面冷たい雪......円柱が立昇り、生々滅々して居る。二人は『ア......ア』と声を張り上げ驚くばかりであつた。猛......の色紅を呈し、雪の如き歯を少しく見せ、ニリと笑ひ乍ら現はれ給うた。荒鷹『......ア音に名高い川堰の鳴石であつたか。それと......だつた。お前もさう思つただらう』隆靖彦『ア私はあまり勿体なくて、とつくりと顔を、......奏上して待つて居たらどうだらう』隆靖彦『ア此上立派な神様に出られてたまるものかい... 379
380 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第10章 馬鹿正直〔655〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...戸をガラガラと開けて這入り来たり。熊彦『ア、門番の吾々に何の応答もなく、潜り戸を......からぬぢやないか、サア出て下さい』馬公『アこれは誠に失礼を致しました。余り森閑と......されて、七尺の男子も矢張忽ちぢや』馬公『ア......アそれは誠に御親切有難う。我々三五教の馬......イ教ではそんな屁理屈は通らぬぞ』鹿公『イもう、通つても通らひでも結構です、吾々の......のめし、三五教の腕力を見せてやらうか。イイ......、なる勘忍は誰もする、ならぬ堪忍するが堪......の尻を引捲り、三つ四つ臀部を叩き、虎彦『ア腰抜けだと思つたら、矢張此奴の体は女に... 380
381 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第11章 変態動物〔656〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...はお分りになつて居ないのですか』松姫『イ、うすうす承知致して居ります、何うかする......つたのかい』熊彦『ヘエ、其二人ですか、イ二匹の畜生ですか、門の外へ追放り出され、......覗いて見ましたら実に憐れなものでした、イ気味のよい、溜飲が下がるやうでした。アヽ......るのだらう、そんな事は貴様が来た時からチンと看破して居るのだ、貴様も序に睾丸を握......ます』 熊公は馬、鹿の頭部に目を注ぎ、『ア、お頭に大変に血が流れて居ります、どう......誠と云ふものは偉いものですなア』隆光彦『ア実に感心致しました』と感歎しながら気の... 381
382 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第12章 言照姫〔657〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/ヤ=6 ...『オイ其処へ往くのは、熊に虎ぢやないか。ー馬公に鹿公、この冷たい地上を四這ひにな......タと四這ひになつて奥へ向つて進んで往く。ア此奴は熊、虎、最前の無礼を謝する為、謙......なさるのぢや。私は大神様に恥かしい』『イどうも申訳がありませぬ。以後は屹度心得ま......なく姿を隠しけり。 熊彦は驚きあわて、『ア竜若さま、松姫さまは到頭蒙塵されました......。馬公、鹿公は両人の利腕をグツと握り、『ア待つた待つた』『待てと云つたつて是が何......も実に美はしい紅い血が全身に漲つて居る。ア熊、虎、ようそこ迄師匠を思うて呉れる。... 382
383 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第13章 混線〔658〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 32 件/ヤ=32 ...止神に向つて、強硬な談判をやつたお蔭で、ツと其場を通過し高熊山の麓まで泳ぎつく様......熊山の麓まで泳ぎつく様にして駆けつけて、アこれでこつちのものだと安心して居る最中......やなア、向ふはどうやら二人らしい。此方もツパリ二人だ。何とかして、一つ脅かし、玉......いか。そんな事言はずに、お前上役だから、ツパリ上の役をして呉れ。俺は下役を務める......幸ひ雪雲の空、円いお月さまも見えず、ボンリと其処らが暗いので、此芸当がうてるのだ......はないか』鬼丸『それでも、玉照彦様がホギア ホギ......アとでも仰有らうものなら大変だぞ』谷丸『......な声を出し、コロンボ『イ………マ………ジ………』谷丸『ヤア何だか妙な声がするぞ。... 383
384 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第14章 声の在所〔659〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...ルヂー『其約束は間違ひありませぬなア。イ面白い。さあコロンボ、貴様は南に行け、俺......の中に見た通り石ぢやありませぬか』谷丸『ア如何にも、此奴は夢の通り矢張石だつた』......る処へ、谷丸、鬼丸は追かけ来り、谷、鬼『ア玉照彦様で御座いましたか、大変にお慕ひ......してお預け申す事が出来ませうか』谷丸『イ誠に済みませぬ。何を云つても、ウラル教の......て下さい』 玉照彦、首を振り、玉照彦『イイ...... テルヂーの方に御世話になります』谷丸『......人の女がありしが、玉照彦は嬉しさうに、『ア、其方は松姫か、よう迎へに来て呉れた。......から、何卒心よう通して下さいませ』乙『イイヤ、命が惜しくない様な、ド転婆を通す事... 384
385 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第15章 山神の滝〔660〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...り棒千切を以て背を打ち、臀を突き、竹公『イ松姫、何を愚図々々してゐやがるのだ。早......ふざけた事を吐すとモー一つ御見舞だぞ。イ此の棍棒で力一パイ首が飛ぶ程、可愛がつて......イ有難うございます』竹公『エー又女にベシベシ......と正月言葉を使ひやがつて、早く帰れ』勝公......に開けた。四人の姿を見て勝は驚き、勝公『アお前は此の間やつて来た不届者、バラモン... 385
386 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第16章 玉照彦〔661〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...服したかな』 谷丸漸く首を上げ、谷丸『イもう、重々御無礼を致しまして申訳も御座い......立ち現はれ松姫の到着を待つて居た。松姫『ア、お前は熊公ぢやないか、何うして斯んな......熊彦『もう暫くお伴さして下さい』神国守『ア、さう聞くと貴方が或人の幽霊だな』松姫......照姫の威厳に満ちた姿が現はれた。言照姫『ア其方は松姫であつたか、妾は言照姫の命、... 386
387 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第1篇 宇都山郷 第1章 武志の宮〔663〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/ヤ=9 ...の手を取り引き入れ、斜に歪んだ雨戸をピシツと閉めた。男『大変な大雪で、倒けかかつ......事実をスツカリ白状致して遣はす』真浦『イもう沢山だ。何も承はる必要は有りませぬワ......暖をば採り乍ら 携へ持てる握り飯  ムシリムシ......リと平げて 四方の話に耽る折  雪かき分......前も一つ可愛がつてあげようか』松鷹彦『イもう結構々々、お前等に可愛がられようもの......爺が、婆アと二人茶を啜つて居る。松鷹彦『アお前は最前の宣伝使だつたなア。能う来て......な発熱で、幾度も死ぬ様な目に遭ひ……コリやつぱり元の神様にすがらねばなるまい……......ぬ顔して眺めて居る。真浦は驚いて、真浦『アお爺さまが川へ落ち込んだ。助けてあげね... 387
388 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第1篇 宇都山郷 第2章 赤児の誤〔664〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 10 件/ヤ=10 ...の男女、甲『ハイ御免なさいませ』松鷹彦『アお前は留公か。大勢伴れで血相変へて何処......伴れで血相変へて何処へ行くのだ』留公『イ何処へも行かぬ。当家へ村人の代表者として......無いが訊ねたい事があれば、宣伝使は奥にチンと祭りこみてあるから、友彦と云ふ御大将......屋外に響く竜声に留公始め四人の男女は、『ア大変だ。頭が痛い、胸が苦しい。一先づ此......る留公一行の姿を見るより、友彦は、友彦『ア待ち兼ねた。様子は如何だ。早く返答聞か......は如何だ。早く返答聞かして呉れ』留公『イもう暗雲低迷、前途暗黒、収拾すべからざる......鐘をつく消防夫は駆出す、纏はガサガサ チンチ......ン』友彦『オイオイ貴様何を言つてゐるのだ... 388
389 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第1篇 宇都山郷 第3章 山河不尽〔665〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/ヤ=2 ...に考へて居る。漸くにして顔を上げ、留公『、何事も氷解しました。田吾作どの、どうぞ......多の神々を 豊葦原の中津国  メソポタミの顕恩郷 果実豊な楽園に  本拠を定めフ... 389
390 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第2篇 運命の綱 第5章 親不知〔667〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 21 件/ヤ=21 ...初から、火は熱い水は冷たいと云ふ事は、チンと定つて居る。それ程バラモン教を排斤す......女の細腕に全身の力を籠めて止むれば、「イどこのお女中か知りませぬが、私はどうして......やうに年が寄つて、行先の短い爺さまでも、ツパリ女房が要りますかなア』松鷹彦『定つ......なる者は爺だ。何程可愛い子が沢山有つてもツパリ大事の話は、夫婦でなければ、打解け......』宗彦『お爺さま本当に出るのかい。……イお出ましになるのかい。私はもう幽サン丈は......ば有る、無いと思へば無い。死んだと思へばツパリ死んだのぢや。併し私の子を殺したと......ぢや。併し私の子を殺したと云ふのは、ホギホギ......と唄ふ子ぢやない。日が暮れるのを待ち兼ね... 390
391 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第2篇 運命の綱 第6章 梅花の痣〔668〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 12 件/ヤ=12 ...か後継をこしらへて置きなさい』松鷹彦『イもう藁の上から育てた子供なれば、なんとか......又貴老は何うして御存じですか』松鷹彦『イ私の子供は男の方は二人とも梅の花の痣が付......けてゐる。 田吾作は性来の慌者、田吾作『ア爺さま、宗さま、親子の対面御芽出度う。......つこれから爺さまの所へトツ走つて注進だ。ア天変だ、天変だ』と駆出す。真浦『コレコ......何だか、薩張解らせんワ。俺ん所の麦畑をワにしやがつて何うして呉れるのだい』田吾作......も斯うもあつたものかい。麦の一升や二升ワになつたつて、此の喜びに替へられるものか......ヒヨロヒヨロと此処までやつて来た。留公『ア貴方は宮のお爺さま』松鷹彦『お前は留さ......まれたやうなものだ。エヽ怪体の悪い』とボキボヤキ上つて行く。田吾作はシヤンシヤン... 391
392 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第2篇 運命の綱 第7章 再生の歓〔669〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/ヤ=3 ...対面をしたので恨めしうなつたのだらう、イ失望落胆したのであらう、きつと遇ふ時節が......所へ松鷹彦はいそいそと帰り来り、松鷹彦『ア宗彦、お勝、お前は泣いて居るのか、こん......張座が湿つて仕舞ひ、五月雨の空のやうだ。アお弓さんが酒を持つて来た。オイ田吾作、... 392
393 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第2篇 運命の綱 第8章 心の鬼〔670〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/ヤ=4 ...の間の病人、いやらしい声を出して、原彦『ア田吾作田吾作、赦して呉れ、俺が悪かつた......眉間の黒子が分るだらう。あゝ怨めしい、キツキ......ツ』と云ひ乍ら嫌らしい相好を遺憾なく曝し......ら出して、病人の手に渡した。原彦は初めてツと安心した刹那に病気は軽快に向ひ、日を... 393
394 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第9章 童子教〔671〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 22 件/ヤ=22 ...くが如く耳を打つ。猿の群は梢を伝ひて、キツキ......ツと鳴き叫ぶ。四人は山麓を流るる深谷川の......細路を伝うて、霧の林に姿を没した。原彦『ア有難い。沢山な熊の皮が並べてある。乾い......人前も背負うて渡れるものか、お前の分はチンと向ふに、屑ばつかり残してある。人の苦......り残りのヅクヅクばつかり引抱へ、田吾作『ア重い奴ばつかり除けて置きやがつた。併し......し、此通り沢山の獲物を占領して来ました。ツパリ役者が七八枚も上だ。千両役者だから......裸の儘で面ふくらして怒つて居る。一人はニニ......と笑ふ。田吾作『ヤア此奴ア三国ケ嶽の化物... 394
395 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第10章 山中の怪〔672〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 13 件/ヤ=13 ...人三化七鬼娘 悪魔の奴が睨み居る  コリ堪らぬと気を焦ち 宗彦さまや留公を  声......度は一変し 徐々弱音を吹きかける  コリ面白い面白い 屹度彼奴のことならば  奇......の茂みより浮いたやうに現はれた。田吾作『ア山姫の奴、俺の円満清朗なる言霊に感動し......儀でござる』女『オホヽヽヽ』田吾作『コリ山女、俺を誰だと心得て居る。七尺の男子が......行かず、アヽ困つた破目になつたものだ。イア待て待て、これから無言霊話をかけて留公......確と握り小声にて、原彦『オイ田吾作、コリ何うなるのだらう。随分気分が悪い事はエー......猪だ。猟夫と名乗つた男は忽ち肝を潰し、キツと声を立て旅人の身体にしがみついた。旅......しの男は驚いて  猿のやうな声を上げ キツキヤと言うてしがみつく  此奴はよつぽ... 395
396 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第11章 鬼婆〔673〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...たら口も利けるやうに、耳も聞えるやうにチンとしてあるのだ』田吾作『婆アサン、そり......がある。一つあがつたら何うだな』宗彦『イ、茶さへ頂けば結構です』田吾作『婆アさま......馳走だから、序に此酒も飲ましてやろか。イイ......待て待てこいつを飲ましてやると私の飲むの......え、口も縦横無碍に動き出した。田吾作『イ、留公さま、よう来てくれた。もう一足早け... 396
397 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第12章 如意宝珠〔674〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/ヤ=3 ...て来た二人の男、若彦は目早く見て、若彦『ア、お前はテルヂーにコロンボぢやないか、......、自ら雨戸を引き開けて進み入り、言依別『ア皆さま、遅う迄エライ勉強ですな、何ぞ結......作法な……戸を割れる程ポンポン叩いて……アお前は谷丸ぢやな、身体維れ谷丸処ぢや、... 397
398 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第1章 高春山〔675〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/ヤ=14 ...、チツと変になつたぢやありませぬか……イ三五教に帰順する以前から高山彦さまに対し......前の二人の男、ムツクリ立ちあがり、『コリ女、此処を何と心得て居る、天の森の竜神様......すか』『そんな事に抜目のある妾かいな。チンと三五教の聖地へ指して密偵が這入り込ま......ケ岳に立籠り、到頭黄金の玉を手に入れた。レ嬉しやと思ふ間もなく、又しても其玉を三......廻る。鷹依姫は長煙管の先で三人の頭をピシピシ......と叩き、元の座に悠然として腰をおろし、『......最早高姫は縡切れたか、ビクとも動かぬ。『ア此奴ア、到頭寂滅しやがつたなア。どうし......ぬ。お芽出度う御座います』 黒姫は、『イ有難う御座いました』と振り向く途端に、高... 398
399 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第2章 夢の懸橋〔676〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/ヤ=5 ...。 竜国別、国依別は此変事に胆を潰し、『ア、国さん、何うしよう何うしよう』と顔を......守護神であるから、玉治別神様が御降臨、イ御降来遊ばさぬのは無理もないぞよ。早く豆......なつたか。早くこちらへ御案内せぬか』『イ、未だ見えませぬ。何うしてこんなに遅いの...... 帰つて呉れいと頑張つて 又もや門をピシと締め  蒼惶姿を隠しけり 汝梅照彦司 ......さアどうぞお這入り下さいませ』玉治別『イ有難う。かういふ立派なお館へ乞食が這入り... 399
400 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第3章 月休殿〔677〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 8 件/ヤ=8 ...、何も彼もみんな仰有るでせう』玉治別『イイ......決して決して、余りむかついたものですから......過失は分らぬものと見えますわい』竜国別『ア此奴ア縮尻つた。然し乍らお前が田吾作だ......失敗を演ずるものだ。如何ですか』竜国別『ア大変な速射砲を向けられて……イ......もう恐れ入りました。只今限り屹度慎みませ......ふ字に改めさへすれば、名実相適ふのだ、イ明月相反すと言ふのだ。アハヽヽヽ』 神殿......ヽヽ』と怪しき物音が聞えて来る。竜国別『ア此宮は余程古いと思へば、貂か鼬が巣をし......本引き抜いてやらう。有難う思へ』竜国別『ア、もう何卒今度に限り大目に見て下さいま... 400
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