番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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201 | 霊界物語 第10巻 霊主体従 酉の巻 | 第3篇 邪神征服 | 第36章 意想外〔466〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ヤ=17 | ...御空も高く駆け上り 西南指してアーメニヤ 雲を霞と逃げ去りし 後に二人の宣伝使......はし 流石に強き蛇掴 片手に掴んでビシヤビシ......ヤと 岩に投付け引つ千切り 上と下との彼......娘清姫と共に慌しく宣伝使の前に現はれ、『ヤア、御苦労で御座いました。様子は如何で御......いて頼み入つた。石凝姥はニツコと笑ひ、『ヤア、先づ先づ御安心下さいませ、此通り梅ケ......香姫も無事に帰つて参りました』親子三人『ヤア、これは梅ケ香姫さま、結構で御座いまし......加減にして、早く本当のことを言はぬか』『ヤア、お気の毒な事が出来ました』『エツ』『......来て、唐櫃の廻りをフンフンと嗅ぎまはり「ヤア此奴は香が違ふ、酸いぞ酸いぞ、酸いも甘... | 201 |
202 | 霊界物語 第10巻 霊主体従 酉の巻 | 第3篇 邪神征服 | 第37章 祝宴〔467〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...櫃を舁いで、現に登つた連中ぢやないか』『ヤア、縮尻つた。これからが真実の物語だ。そ......天に舞ひ昇り、西南の空を指して、アーメニヤに逃げ去つたり、と思つたのは彼が計略、忽......計略、忽ち時公さまの身体に神憑りいたし「ヤア、吾こそはアルタイ山の主神蛇掴であるぞ......そこでこの時公さまに憑つて来た蛇掴奴が「ヤア、この時公は赦す積りで居れども、副守護......神の蛇掴が赦さない。頭から塩をつけてムシヤムシ......ヤとかぶつて喰つてやらうか」と仰有るのだ。......は中空に舞ひ上つて、どれもこれもアーメニヤに向つて飛んで行つてしまつたよ。アハヽヽ......、『貴様達は嬉しからうが、俺は三年振りでヤツト故郷へ帰つたと思へば、俺の娘は今年の... | 202 |
203 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第1章 クス野ケ原〔468〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ... 天児屋根の神司 ウラルの山やアーメニヤ 醜の本拠と立籠る ウラルの彦やウラル......スの野は油断のできない所だと聞いてゐた。ヤア、もう少し夜が明けるのに間もあるから、......てザマの悪い褌を垂らしやがつて、アーメニヤとかいふ国へ逃げ帰りやがつた位だ。サア、......とは違ふぞ。あまり見損なひをすな』高彦『ヤア、時さまとやら、我々は化物ではありませ...... 時公は一寸舌を出し、頤をしやくつて、『ヤア、時さまとやら、我々は化物ではありませ... | 203 |
204 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第2章 一目お化〔469〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...乗り 心は堅き磐樟の 船を力にアーメニヤ 曲の都に立ち向ふ 此世を造りし神直日......マア、行かうぢやないか。一足々々アーメニヤに近寄るのだからな。日天様でも一分間も御......休むのは勿体ない』時公『一息々々アーメニヤに近づくのは結構だが、この間も石凝姥の宣......』と鉄棒を地に突立てながら、東彦の顔をイヤらしきほど睨みつける。『ハヽア十分に目を... | 204 |
205 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第3章 死生観〔470〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...取れたであらう。鼻も活返つたであらう』『ヤアー、豁然として蓮の花の一度にパツと開い......年先になれば、お前も私も霊界へ這入つて「ヤア、東彦様」「......ヤア時様か」「どうして居つた」「お前は何時......迄栄え行く 五六七の世迄栄え行く』時公『ヤア、面白い面白い、有難い有難い』東彦『分......と 一目見るより鉄の杖 振つて見せたらヤイ待てと 掛けたる声は魔か人か 将た化......何時にても 死んでもかまはぬ時さまの ヤツト覚つた虎の巻 嬉しい 嬉しい 有難い... | 205 |
206 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第4章 梅の花〔471〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...ふものがあるか、あれは千疋狼だ。お前がシヤツチもない宣伝歌を歌つて宣り直せと云ふに......ませぬで……貴方宣り直しなさい』東彦『イヤ、汝はねぶた目で獅子と間違つたのだ、あれ......る所へ忽然として美しき女が現はれた。女『ヤア、お前は時さまか。どうして斯んな所へ来......て斯んな所へ来やしやんしたのだい』時公『ヤ、出やがつたなア。......ヤイ大蛇、綺麗な別嬪に化けやがつて、俺を誤......おいとく筈がない。貴様の正体は時さまがチヤーンと見届けてあるのだ。ソレ、太い奴の長......当らぬ様な気が致します。ホヽヽヽ』時公『ヤア、厭らしい奴だ。コレコレ高彦さま、あな......として居た月光は皎々と輝き初めた。高彦『ヤア、貴方は石凝姥の神様、珍しい処でお目に... | 206 |
207 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第5章 大風呂敷〔472〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...々と敵の牙城に進む事にしませうか』時公『ヤア、一寸皆さん待つて下さい。私は旦那様に......した二日目の夜半頃、風がザアザア、雨がシヤアシ......ヤア、雨垂の雫がポトンポトンと、それはそれ......されませう、と涙に掻き暮れました』鉄彦『ヤア、鉄姫は死ンだのか』時公『ハイ、サツパ......りて、後鉢巻リンと締め、大身の槍を提げ「ヤア......ヤア者共遠からん者は音にも聞け、近くば寄つ......彦『我々は神様のために決心して、アーメニヤの悪魔を天下のために言向け和すのだから、......から奥にさう言つて言伝をして呉れ』時公『ヤア旦那様、貴方もよくことことと仰有います... | 207 |
208 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第6章 奇の都〔473〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ヤ=13 | ...はれた。時公、肩を怒らし肱を張り、時公『ヤア岩公が吐き出したぞ。コラ岩公、貴様は何......、得意になり鼻をツンとさせながら、時公『ヤア、皆の方々、イ......ヤ宣伝使様、時さんの言霊は、まあざつとした......傾けて三人の女の舞を凝視めて居た。時公『ヤア大蛇の奴、うまい事をやりやがる。斯んな......は魔と謂ひますから御用心なさい』東彦『イヤ、我々は大丈夫だが時さま、確りしないと美......目を注ぐと三人の姿は影も形も無い。時公『ヤア、又化けやがつた。今度は何だ。オイ大蛇......と五人の前に現れ来り両手をついて、三人『ヤア、貴方は三五教の宣伝使、お道の為め、世......の為め、御苦労様で御座います』梅ケ香姫『ヤア、さう言ふ貴女は、ハザマの国の月、雪、... | 208 |
209 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第1篇 長駆進撃 | 第7章 露の宿〔474〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ヤ=19 | ...暮告ぐる鐘の音は仄かに響いて来た。東彦『ヤア久し振りで鐘の音を聞きました。最早人里......尚暗き、こんもりとした森蔭である。東彦『ヤア月影も、星影も見えぬ天然の家の中、今宵......しこのかうべを照しつつ 功は高きアーメニヤ 荒振る醜のウラル彦 ウラルの姫の荒魂......霊か、餓鬼のやうに此奴は一寸可笑しいぞ。ヤイコラ、幽々霊々奴が』梅ケ香姫『イーエ、......、水くれと吐かす筈ぢや。逃げろ逃げろ。キヤアー』 バラバラと足音をさせ乍ら、転けつ......と輝き乍ら此方に向つて走つて来る。東彦『ヤア、捕手だ。皆さま、一人々々は面倒だ。出......ら、つかつかと宣伝使の前に現はれた。男『ヤイ貴様は何処の奴だい。セヽヽ宣伝使だろ。......とか云ひやがつて、生命知らず奴が』東彦『ヤア貴方は此里の御方と見えますが、我々は御... | 209 |
210 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第8章 明志丸〔475〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...ツとやつて元気をつけたらどうだい』乙『イヤ俺は下戸で………貴様一人飲ンだら宜からう......い。今作戦計画をやつて居る所だ。アーメニヤのウラル彦の神さまから、北の森へ宣伝使が......ひ乍ら、酔眼朦朧と女の方を見詰め、勝公『ヤア占めた、ハア是で北の森の失敗も償へると......執り足を取り、後手にふん縛つて、アーメニヤへ連れて行く事にしようか。兎も角酒を呑ま......、酒は飲むな喰ふなと吐す奴だ』八公『ソリヤ表面丈だ、酒喰はん奴が何処にあろかい、御......公をソロリと船の中に下してやつた。勝公『ヤ、有難う御座いました、お蔭で生命が助かり......いました、お蔭で生命が助かりました』男『ヤア、暫くお預けだ』八公『まるで狆みたいに......『まるで狆みたいに言はれてけつかる』男『ヤア、これはこれは梅ケ香姫様、不思議な所で... | 210 |
211 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第9章 虎猫〔476〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...処へ時公が現はれて勝公を懲して呉れたのでヤツト胸を撫で下し、梅ケ香姫『......ヤア時さま、よい処へ来て下さつた、五月蝿い......クス野ケ原の開墾は何うなさつたの』時公『ヤア、開墾も開墾ですが、御主人が……何うも......い。皆寄つて集つてアホアホ云ふ声がゴツチヤになつて仕舞つて面白くもない。此間も三五......鳥と云ふけれど字で書くと信天翁だ』勝公『ヤアよくのり直して呉れた、天教山の神の教を... | 211 |
212 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第10章 立聞〔477〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ヤ=14 | ...真似したつて遽に玉は出来はせぬぞ』勝公『ヤア其孔雀で思ひ出したが、これから少し向ふ......人も帰つて来る者がないと云ふ事だ』時公『ヤアそれは本当か、孔雀姫といふからには、随......原で高彦さまを食つて下さいと云つたら、イヤイ......ヤ時さんの方が男らしくて色がコツクリ黒くて......て先ず第一に孔雀姫に食はれるのだ』勝公『ヤア俺は雪隠の端の猿食はず、俺の様な者が行......行けば、カツしては盗泉の水を飲むのだ。イヤ茲で一つ梅ケ香さまは除外例として四人が其......ラル教の宣伝歌を歌つて居る様です』勝公『ヤア夫れは妙だ。矢張りウラル彦の手下の曲神......と拡げて、カカカモヽヽ、カモコカモコ、イヤイヤ ヤツヤツ八公カモカ、八ツ下つて腰が... | 212 |
213 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第11章 表教〔478〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...乍ら早くも門内に姿を隠したりける。時公『ヤア孔雀姫とか聞くからには、別嬪だらうとは......あの目で一寸視られたが最後、腰も何もフニヤフニ......ヤになつて仕舞ふだらう。俺も如何やら腰の具......のの如く泰然としてニコニコと笑ふ。勝公『ヤア梅ケ香姫の宣伝使も綺麗と思つたが、貴方......ると言ふ女の清しい声が響いて来た。勝公『ヤア、此奴は豪気だ、矢張りウラル教だ、斯う......居る。梅ケ香姫は一目見るなり、梅ケ香姫『ヤア、貴方は、ま………』と言ひかけて俄に口......魔でも何でもない、結構な神さまだ』時公『ヤア、一寸孔雀姫さまとやらにお尋ねしますが... | 213 |
214 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第12章 松と梅〔479〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...八十の曲霊を言向けて 功績も高きアーメニヤ 神の都を立直し 天教地教の山に在す ......ハヽヽヽ』梅ケ香姫『オホヽヽヽ』松代姫『ヤア皆さん、よう来て下さいました。うまい都......むべし いきを合はして進むべし』時公『ヤア是で何も彼も、春の雪と疑問がとけて了つ... | 214 |
215 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第13章 転腹〔480〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...様子を窺ひながら、甲『オイ俺達もアーメニヤのウラル彦の盤古神王から命令を受けて此処......て、時公の巨大な姿を凝視めて居る。時公『ヤイ......ヤイ、古今独歩、天下無類、絶世の美人孔雀姫......のやうに貴様も掴み上げてやらうか』松公『ヤア、この方は貴様の云ふ通り、ウラル教の捕......親分、大蛇掴みだ。サア尋常に目をまはせ。ヤア、言はんさきに目を眩しやがつて、倒れて......る所へまたもや勝公がやつて来た。勝公『オヤ、此奴ア面白い、黒ン坊、屁古垂れ、猪口才......に両手に握り、頭上高く捧げながら、時公『ヤア、門が邪魔になる。困つたもんだ、小さい......此奴は弱いもんだなア』と言ひながら、ピシヤリと門を閉めた。閉めた拍子にガタリと枢は... | 215 |
216 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第2篇 意気揚々 | 第14章 鏡丸〔481〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...たものの如く船中の客となりける。松代姫『ヤア、随分偉い雪でしたな。此の塩梅ではコー......カス山は、随分積んで居りませう』時公『イヤ、御心配には及びませぬ。貴方のやうな色の......し、三人の前にバタリと胡床をかき、時公『ヤア、最前から御話を承はれば、珍しさうな珍......しさうだつたら私何うしませう』松代姫『イヤ、心配なさるな。何処へ行つても神様と二人... | 216 |
217 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第3篇 言霊解 | 第15章 大気津姫の段(一)〔482〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...に仕へ奉る事を神やらひと謂ふのである。 ヤラヒの言霊を調べる時は、 ......ヤは天地自然の大道に帰り、世界の親たる覚悟... | 217 |
218 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第18章 琵琶の湖〔485〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...置つて、遠近の大工を御引寄せになるのだ。ヤツコスやヒツコスやクスの神が毎日日日、コ......まつて大きな都が開けて居るのだよ』時公『ヤツコス、ヒツコス、クスの神とはソラ何ンだ......やがつて、牛の尻もあつたものかい』時公『ヤ、モウモウ牛さまの話で馬鹿を見ましたワイ......。ヒツコスはヒツコスで引込んどれ』時公『ヤ、其......ヤツコスとかヒツコスとか云ふのが聞きたいの......を建てて方々から移転して来るのだ、それをヤツコスと云ふのだ。昔は十二も八王とか、八......は誰がそんな事を言つて居たのだ』馬公『イヤ誰でもない、その竹野姫が岩室へ打込まれる... | 218 |
219 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第19章 汐干丸〔486〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...なつて猫でも被つて虎猫になつて見よう、ニヤーンと妙案だらう』時公『オイオイ牛、馬、......倍が八だ。ぐづぐづ吐すと八裂だぞ』鴨公『ヤイ、貴様等、松がどうだの、梅がどうだのと... | 219 |
220 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第20章 醜の窟〔487〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...だい。知らぬかと思つて法螺を吹いても、チヤンと此八さんは天眼通力で調べてあるのだ。......と樹木の折れる音頻々と聞えて居る。鴨公『ヤア、モーそろそろ日が暮る時分だ。そこら一......から、そこ迄無理に行く事にしよう』時公『ヤア、待て待て、其処まで行つたら最早敵の縄......そこで大勢の者が寄つてたかつて岩蓋をピシヤーンとしめて、外から鍵を掛けた。それつき......」と待ち構へて居らつしやつて、外からピシヤリと戸を御しめ遊ばした。竹野姫さまは中か......した。竹野姫さまは中から金切声を立ててキヤーキ......ヤー御ぬかし遊ばした。外からは悪神様が「サ......寸口が滑つたのでモー牛上ました』時公『イヤ、さうだなからう』牛公『左様々々、さうだ... | 220 |
221 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第21章 俄改心〔488〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ...神であります。夫のウラル彦は今はアーメニヤに居りますが、夫婦手分けをして万々一、日......々一、日の出神とやらがやつて来てアーメニヤが保てなくなつた時は、このコーカス山の隠......、各自に立派な屋敷を造り、第二のアーメニヤの都を開かして居るのです。それ故この山は......、逸早く三人は抜け出して外から岩戸をピシヤリと閉め、鉄の錠を卸して置きました。その......のだから、安心して休むが良からう』時公『ヤア、マア、これで一と切りにして神言を奏上... | 221 |
222 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第22章 征矢の雨〔489〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ヤ=13 | ...んだ。見れば石凝姥の宣伝使である。時公『ヤア、貴方は東彦様、エライ失礼をしました。......石凝姥は起き上り、塵を払ひながら、東彦『ヤア、貴方は時さま、ヨウ梅ケ香さま、これは......の女の方は誰人で御座いますか』梅ケ香姫『ヤア東彦さま、よう来て下さいました。妾の姉......どうぞ私もお心安う願ひます』八公、鴨公『ヤア、石凝姥様とやら、私は八、鴨と云ふ俄信......仰有る事は根つから当になりませぬ』時公『ヤア、喧しい奴だな。小供は小供らしう寝るの......、ワイワイと数多の人声聞えて来た。時公『ヤア、来た来た。......ヤア、一緒にこんな岩窟へ閉ぢ込まれては働く......刻々に岩窟目蒐けて押寄せて来る。松代姫『ヤア皆さま、たとへ幾万の敵が来ても、我々に... | 222 |
223 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第4篇 満目荒寥 | 第23章 保食神〔490〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 54 件/ヤ=54 | ...の曲津神はウラル山、コーカス山、アーメニヤの三ケ所に本城を構へ、殊にコーカス山には......のヒツコス、クスの神は、『サアサアヨイヂヤナイカヨイヂ......ヤナイカ 酔うてもヨイヂ......ヤナイカ 泣いてもヨイヂ......ヤナイカ 笑つてもヨイヂ......ヤナイカ 怒つてもヨイヂ......ヤナイカ 死んでもヨイヂ......ヤナイカ 倒けてもヨイヂヤナイカ お宮が... | 223 |
224 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第5篇 乾坤清明 | 第24章 顕国宮〔491〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...、宮殿を造り八王神を数多集へて、アーメニヤにも劣らざる神都を開きつつありける。 斯......見捨てて、生命からがらウラル山、アーメニヤの根拠地に向つて遁走し、コーカス山は今は......、正鹿山津見神、月雪花の宣伝使はアーメニヤの神都に向つて魔神を征服すべく、神須佐之......べく、神須佐之男大神の命を奉じてアーメニヤに向ひける。又アルプス山には石凝姥神を添... | 224 |
225 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第5篇 乾坤清明 | 第26章 橘の舞〔493〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...の御言の御あらかを 仕へ奉りしアーメニヤ ウラルの山のウラル彦 ウラルの姫の曲...... 五大父音の神の声 母音はカサタナハマヤラワ 父と母との息合せ 火の神キシチニ... | 225 |
226 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第5篇 乾坤清明 | 第28章 二夫婦〔495〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ... 雨に風にと曝されて 噂に高きアーメニヤ 曲の猛びを鎮めむと 心の駒に鞭撻ちて......み 珍の宮居に来て見れば ウラルの姫やヤツコスの 神に従ふビツコスや 数多のク... | 226 |
227 | 霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 | 第5篇 乾坤清明 | 第29章 千秋楽〔496〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ... ウラルの姫は雲霞 後を暗ましアーメニヤ 大空高く逃げて行く 此処に再び大宮の......持つて嬉しかろ この八さまも嬉しいぞ ヤツトコドツコイ、ドツコイナ それに引替へ... | 227 |
228 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...の苦心をも覚らずに、緯役が完全な筆先をワヤに作りかへたなぞと批評する人は、筆先の真... | 228 |
229 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第1章 正神邪霊〔497〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 0 件/ヤ=0 | 229 | |
230 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第2章 直会宴〔498〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...の者に善の鑑を出して貰はうかい』春公『イヤ、俺も皆の者を助けてやりたいと思うて、三......イ皆の奴、酋長と春公の首ツ玉を抜くのだ。ヤイ......ヤイ酒に喰ひ酔うて、吠たり笑つたりして居る... | 230 |
231 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第3章 蚊取別〔499〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...に突き当つた。宣伝使は体を躱し、宣伝使『ヤア、お前さんは此町のお方と見えるが、お酒......、もう一切り歌つたり歌つたり』蚊取別『イヤ、私は三五教の宣伝使、神様の神酒は戴きま......『ヨウさうだ。風を喰つて逃げ失せたか。イヤ、ナニ、彼奴の家へこれから押しかけて行か......酋長も巻添だ』 蚊取別声を張り上げて、『ヤア、皆の方々しばらく御待ちなされ。我々が... | 231 |
232 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第4章 初蚊斧〔500〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヤ=12 | ...宣伝使は蚊取別の立てる前に現れ、高光彦『ヤ、これはこれは三五教の宣伝使蚊取別様とや......、思はぬ所でお目にかかりました』蚊取別『ヤア、貴神等が万寿山の磐樟彦命の御子達です......るナ……神が表に現はれて』 初、口をモジヤモジ......ヤさせ乍ら、初公『カメカオモテテニアラワワ......百も承知、万も合点して居る俺としては、チヤンチ......ヤラ可笑しいて、真面目に改心するなぞと言は......かも知れぬ、其時は其時の事だ』蚊取別『イヤア面白い。貴様見かけに寄らぬ正直な奴だ。......『ウン』と一声。初公は旧の身体に復し、『ヤア、有難う。蚊取別大明神、よつぽどお前は... | 232 |
233 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第5章 初貫徹〔501〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...ら閂を取り外し、門扉を左右に開き、貫公『ヤ、誰方か知りませぬが、門は開けましたが這......れ来り、宣伝使を見るより両手をついて、『ヤア、貴方は昨夜御目に懸つた宣伝使様、よう......神体は風の神ぢや。有難く頂戴せい』初公『ヤア、貴様の屁放り虫にかかりあつて居たので... | 233 |
234 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第6章 招待〔502〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...つて、お話を聞かして下さいませ』蚊取別『ヤアこれはこれは、思ひがけなき御馳走、恐れ......のお惚けは止めて貰ひませうかい』蚊取別『ヤア、あまり堅苦しい事を云ふと肩が凝る。マ...... 初公は、ヌツと此場に現はれ来り、初公『ヤア皆さま、遅刻致しました。遅刻した罰金に......皆さま、遅刻致しました。遅刻した罰金にホヤホ......ヤの宣伝使に一つ歌はして下さいませぬか』高......使に一つ歌はして下さいませぬか』高光彦『ヤアよい処へ助け船が来た。初さまどうぞ頼み... | 234 |
235 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第1篇 天岩戸開(一) | 第7章 覚醒〔503〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ヤ=20 | ...として高鼾をかいて居るとは呆れたものだ。ヤー俺も一つ肝を放り出してやらう、恐いと思......肱を枕に横はる。又もや初公は起き上り、『ヤー、どうしても寝られぬ。何んでも此奴は大......す。忽ち手に触れたのは、麻の縄である。『ヤアこいつは麻の縄だ。誰がこんな所に落して......業腹だ』とそつと蚊取別の鬢髪をさぐり、『ヤーしまつた。ハアこいつは禿蛸土瓶天窓だ。......時、蚊取別は『ウーン』と寝返りを打つ。『ヤア、びつくりした。起きたかと思つたら、な......る。蚊取別は、見当さだめて横つ面を、ビシヤビシ......ヤとなぐる。初公は驚いて、『ナヽ何をするの......きな声で何が可笑しいのですか』蚊取別『イヤもう初公の奴つたら、吾々の寝とる間に何処... | 235 |
236 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第9章 正夢〔505〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ヤ=20 | ...数の足音は いと高々と聞え来る。蚊取別『ヤア、エライ恐ろしい夢を見たものだナア。余......居つたが、エライ怖い夢を見たものだ。コリヤきつと霊夢であらう、アーア慢心はし易いも......夏山彦の一隊は徐々と現はれ来たる。初公『ヤア、寄せたり寄せやがつたりな。我れこそは......た二人の男、蚊取別の前に悠々と現はれ、『ヤ、あなたは蚊取別の宣伝使様、………御一同......申したく、態々御迎へに参りました』初公『ヤア、ナーンだ、天が地となり、地が天となる......イ其駕籠は大蛇の背中とは違ふか』夏山彦『ヤア、お前は初公か、我々は蚊取別その他三人......な駕籠などに乗ることは出来ませぬ』初公『ヤア今あまり調子に乗つて、ウンウン気張ると......の志、どうぞお召し下さいませ』蚊取別『イヤ又尾の先から振落ちねばならぬと困るから、... | 236 |
237 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第11章 十二支〔507〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...声に驚いて一同ムツクリと起上り、玉光彦『ヤア、緩くり寝まして貰ひました。どうやら夜......天眼通で見て居られましたのか』国光彦『イヤ夢ですよ。しかし乍ら夢は正夢、きつと今日......けて、夏山彦は祝姫を従へ此場に現はれ、『ヤア皆さま、汚穢しい家で…………、また夜前......ゆるりと御飯でも御食り下さいませ』初公『ヤア、是だ是だ。皆さま寛りと御飯でも上りま... | 237 |
238 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第12章 化身〔508〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...それを明かす事丈は待つて貰ひ度い』初公『ヤア蚊取別、なヽヽヽ何だ、ばヽヽヽ化物見た......も蚊取別に遠慮して貰つては困る』玉光彦『ヤア、これで私の夢も実現した。矢張正夢であ......光彦『不思議な事ですな。兄さまの夢に迄チヤンと分つて居るのだから、これや屹度神の許......に結婚の式を挙げたが宜しからう』初公『イヤ、もう昨晩の夢と言ひトンと訳が分らぬ様に... | 238 |
239 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第13章 秋月滝〔509〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...るのだから、それこそ又もや大蛇の背中だ。ヤア皆の方々、此処には秋月の滝、深雪の滝、......やないか、ソラ、ここは滝の前だよ』初公『ヤア此奴は不思議、歩きもせぬのに七八町もあ......見よ、鎌首を立てて居るぢやないか』初公『ヤア愈怪しいぞ、迷宮に入つた。どうやら蚊取......、スウスウと滝を目蒐けて昇り行く。初公『ヤア出やがつた赤玉奴が。初さまの御鎮魂にウ......の御鎮魂にウンと火の玉を消して遣らうか。ヤア待て待て彼奴が居るとそこらが明くて丁度......スリと消えた。四辺は真暗闇である。初公『ヤア蚊取別さま、祝姫さま、真闇になつた、宣... | 239 |
240 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第14章 大蛇ケ原〔510〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...れて了つた。大蛇は行平別に向つて、大蛇『ヤア彼処に、もう一人の片割れが居る。これも......奏上するや、不思議に発声の自由を得た。『ヤア大蛇の奴、貴様は怪しからぬ奴だ。五人の......舌の先に巻いてグツと呑み込むで了つた。『ヤア、たうとう俺を呑むで了ひよつたナ。随分......暗がりの大蛇の腹を四股踏み進んで行く。『ヤア大分にジクジクして居るぞ。大蛇の小便袋......がら足を速めた。何だか黒き頭が見える。『ヤア此奴ア子持だな、大蛇の卵だらう』と立止......案をして居る、闇より蚊取別の声として、『ヤア初公さま甚う遅かつたねえ』『......ヤア蚊取別さまか、秋月の滝で魔神を言向け和......だ。私一人にするとは余りだよ』蚊取別『イヤ、秋月の滝はお前に一任したのだから、それ... | 240 |
241 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第2篇 天岩戸開(二) | 第15章 宣直し〔511〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...一人に一任されては困りますよ』蚊取別『イヤ、深雪の滝は一人で結構だ。行平別の宣伝使......雲の彼方を見て、感歎稍久しうし、高光彦『ヤア今まで蚊取別の宣伝使は変つた人だと思つ... | 241 |
242 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第18章 水牛〔514〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...ましませよ』と歌つて元の席に着く。甲『イヤお蔭で、神様の此世に在ると云ふ事が明瞭し......処らが明くなり、風が止むで波がをさまり、ヤレ楽ぢやと思へば三五教の宣伝使の顔がアリ......と立つて此方に、人を分けて進み来り、『イヤ牛公か、随分貴様は悪い奴だ、何うだ、最前......構はず、牛公の前に進むで来る。牛公は、キヤアと一声叫び乍ら月照り渡る波を目がけて、... | 242 |
243 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第19章 呉の海原〔515〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...神が「コラツ」とやつて来よつたら、俺はチヤンと御先に此帯解き置かしの神様となつて、......ヨロ見廻しながら、三人の囁き話を聞き、『ヤアー、久しく逢はなかつた。御前等は牛公の......のだがなア』時置師『貴様は面白い奴だ、イヤ面黒い奴だ。まるで渋紙様の様な男だ。顔に......に海面に浮むで来た。馬、鹿、虎一度に、『ヤアー牛公が……助かつた』(大正一一・三・... | 243 |
244 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第20章 救ひ舟〔516〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...いと云つて居たが、見られたかな』牛公『イヤ牛々見られる所か苦しくつて苦しくつて、二......だ勤めるだらうなア』虎公『トラ、モー、ニヤン、です、シカと、ウマくやれませぬワ』 ... | 244 |
245 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第21章 立花島〔517〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...の人々は一人も残らず島に上陸した。牛公『ヤア有難い有難い、この橘島丸に乗つて居れば... | 245 |
246 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第22章 一島攻撃〔518〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...しげに聞ゆなり ここは名に負ふサルジニヤ 神の守りもアルプスの 鋼、鉄取り出で......は百姓だ。御年村の虎公と云ふ男だよ』甲『ヤア、お前があの名高い自称艮の金神だな、道... | 246 |
247 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第23章 短兵急〔519〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...。深雪姫は又もや大国別を近く招き、『アイヤ大国別殿、当山に攻め寄せ来る数多の軍勢唯......と駒を飛び下りて、大国別の前に現はれ、『ヤア大国別殿、貴神は何故防戦の用意をなさら......表に出むとするを、大国別は言葉をかけ、『ヤア高杉別殿、貴下の御意見御尤も千万、吾れ......鏖殺せむ』と勢込んで表をさして駆出す。『ヤア......ヤア高杉別殿、暫く暫くお待ちあれ』『何ツ、......より帰り来れる手力男の神は此体を見て、『ヤア、大変に面白くなつて来ましたね。一つ敵......場合、防戦の用意をなされ』『アハヽヽヽ、ヤア面白い面白い、高杉別のその狼狽かた、イ......ア面白い面白い、高杉別のその狼狽かた、イヤもう臍が宿換いたすワイ。アハヽヽヽ、マア... | 247 |
248 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第24章 言霊の徳〔520〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...緩りとお召し上り下さいます様に』菩比命『ヤアー、汝は百計尽き、毒を以て、我等を全滅......を以て荒ぶる神を言向け和せとの御戒め。イヤハ......ヤ貴神の遣り方には高杉別も感服致した。大国......、何処やらへ消え失せた様な心地で御座る。ヤア......ヤア部下の将卒共、菩比命が命令だ、直ちに甲...... 瑞の御霊の御言もて 御山を遠くサルヂニヤ この神嶋に現れて 世の有様を深雪姫 ... | 248 |
249 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第25章 琴平丸〔521〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ヤ=13 | ...海の大戦があつた事を聞いて居るか』甲『イヤ未だ聞いた事はない。どんな戦があつたのだ......するやうなものだ。貴様が嬶の横つ面をピシヤリと擲る、嬶が怒つて貴様の腕に咬り付く。......拶に出る。さうすると鶴公………貴様が「イヤ八さま、放つといて下さい。此奴は虫が得心......流石の大尻姫も大尻に帆をかけて、アーメニヤヘスタコラヨイ......ヤサと逃出したり。後に松茸、椎茸、干瓢さま......、ドツサリと強そな家来を連れて、サルヂニヤの嶋を攻め囲み、火をつけて焼滅して了つた......のじやないか』鶴公『馬鹿云ふな、サルヂニヤは喧嘩ぢやない、男の方は喧嘩腰で、乱暴な......か違へば天の岩戸隠れにならうも知れない。ヤア時置師神殿、行平別殿、此処でお別れ申す... | 249 |
250 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第26章 秋月皎々〔522〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...に忍びぬ次第なり。 秋月姫は立ち上り、『ヤア......ヤア、敵軍間近く押寄せたり。高倉別はあらざ......、防禦の用意』と其儘ヒラリと一足飛び、『ヤア......ヤア竜山別はあらざるか。敵軍間近く押寄せ来......の神嶋を屠らむとする憎き計画と覚えたり。ヤア......ヤア諸人共、防禦の用意』と呼はれば、竜山別......に、集まるもの男女合せて僅に四十八人。『ヤア皆の者共、雲霞の如き大軍本島に攻め寄せ......倉別が短刀を矢庭に引奪り声を励まして、『ヤア高倉別殿、貴神は尊き神に仕ふる神司、こ... | 250 |
251 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第3篇 天岩戸開(三) | 第27章 航空船〔523〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ヤ=14 | ...は自ら盤古神王と称し、ウラル山、アーメニヤの二箇所に根拠を構へ、第二の策源地として......ス山の都を追はれ、再びウラル山、アーメニヤに向つて遁走し、数多の魔神を集めて捲土重......重来の神策を講じ居たりき。然るにアーメニヤに近きコーカス山に、神素盞嗚命武勇を輝か......すに由なく、美山彦、国照姫をしてアーメニヤを死守せしめ、自ら黄泉島に渡りて第二の作......専らとするに至りたるなり。 茲にアーメニヤの神都には、表面美山彦はウラル彦命と称し......見て、アレアレと驚きの目を睜る。祝部神『ヤア船中の方々、吾々は最前歌つた如く三五教......め、海中に沈み行くのみなりける。祝部神『ヤア、こりや神さまが聞き損ひをなさつたナ。......み、黄泉島目がけて游ぎ行く。甲、乙、丙『ヤア、法螺を吹く丈け随分胆玉の太い宣伝使だ... | 251 |
252 | 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 | 第4篇 古事記略解 | 第30章 天の岩戸〔526〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...てる形容であり、銅鉢を左右の手に持つてチヤンチ......ヤン鳴らし立てるのは、世界が両方に別れて互... | 252 |
253 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第1章 言霊開〔527〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...と、あせりあせり見る中に、雲が晴れると、ヤア何だアンナエライ高い雲表にニヨツキリと... | 253 |
254 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第2章 波斯の海〔528〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヤ=12 | ... 曲津の猛ぶ小亜細亜 噂に高きアーメニヤの 醜の魔神の巣くひたる 都の空を照さ......島のやうに水の泡と消えて了つた。アーメニヤへ帰つて、どう復命したら宜からうか、それ......ぢやないか』丙『オイ岩彦、お前はアーメニヤを出立する時には、どうだつたい。岩より堅......よく考へて見よ、数百日の間、天の戸はビシヤツと閉つて、昼夜暗黒と云つてもよい位だ。......出、日の入の区別も分らず、吾々がアーメニヤを出発した時は、朝は清鮮の気漂ひ、東天に......の国へでも上つたが最後、あの勢でアーメニヤの神都へ進撃されようものなら大変だぞ』亀......猫に逐はれた鼠のやうな面をして、アーメニヤに帰つた所でウラル彦さまに「貴様何をして......サの塔とお見舞申され、これはこれは誠にハヤ恐れ入りバベルの塔と、たう惑顔するのは目... | 254 |
255 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第3章 波の音〔529〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...。モウ心配するな。さしもに猛き荒の神も「ヤア長々お気を揉ませました、ウラル教の宣伝......ス」と云つて、尻に帆かけて、スタコラヨイヤサと、アーメニ......ヤの都をさして予定の御退却だ。何うだ俺の刹... | 255 |
256 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第4章 夢の幕〔530〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...し足を早めてシヅの森に進み来たり。梅彦『ヤア、漸く此処がシヅの森だ。サア人員点呼だ......留めねば宣伝使の役が勤まらない。アーメニヤに帰つて、あの大きな岩公をまさか紛失した......る如きドラ声が暗中より聞えて来た。梅彦『ヤア唸るぞ、唸るぞ、大変だぞ』音彦『......ヤイ、何者なればこの深夜に唸るのだ。この方......ウラル教の腰抜野郎、よつく聞け。アーメニヤの神都は殆ど零敗に帰し。今は僅に美山彦、......を死守するのみ、実に惨なものだ。アーメニヤの城壁は所々くたぶれ果て、穴だらけ、貴様......彦『アヽ、岩々、岩公がいはされた』音彦『ヤア、モシモシ赤い顔の白い目玉サン、それや......居たら、此処に四つ五つ転ついて居るワイ、ヤア甘い甘い、天道は人を殺さず、化物は人を... | 256 |
257 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第5章 同志打〔531〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...やない。思ひ切りの悪い奴だナア。アーメニヤヘ一体帰つた所で、盤古神王のウラル彦が居......乗せられて居つて、噛んだり、吐いたり、イヤもう目茶苦茶な目に逢はされて居よつた。夢......か。ソンナ馬鹿な事があるものかい』音彦『ヤー何とも言はれぬよ』鷹彦『オツト高い声で......させパチン、『アイタタ、イヽヽイータイ、ヤー鷹彦の奴、中々固い体をしてゐよる。何だ......て頭と思ふ処を目がけてそつと叩く。音彦『ヤア居る居るオイ、此処だ此処だ』『......ヤアさうか』と四人は声する方を目あてに鉄拳......体一面乱打されて、『アイタタアイタタ、アヤマツタ、待て待て、違ふぞ違ふぞ』一同『違......鷹彦『アハヽヽ、オホヽヽ、イヒヽヽ、鷹チヤンは此処だよ。同志打ちの先生、盲先生、今... | 257 |
258 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第1篇 勝利光栄 | 第6章 逆転〔532〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヤ=5 | ... 神の教を伝へつつ 又もや進むアーメニヤ 美山の彦や国照姫の 醜の魔神の曲業を......誠一つの言霊に 言向和はす神司 ペルシヤの海を乗り越えて タルの港に上陸し 駒......威の風に払はれて ウラルの山やアーメニヤ 堅磐常磐の住処ぞと 仕へ奉りし鉄条網......吾々の任務を果すことが出来ない』鷹彦『イヤご心配はご無用です。三年ぶり此の男等と寝......一生懸命てくつかねばならぬから』岩彦『イヤもう寝るどころでも、何どころでもない。心... | 258 |
259 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第2篇 洗礼旅行 | 第7章 布留野原〔533〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ヤ=25 | ...ある、蒸暑い風がサツと吹いて来た。音彦『ヤア此風はナンダ、怪体な調子だぞ。どうして......て此世に居れるか。雨より恐いは、アーメニヤのウラル彦様だ。吾々が斯うして、飛行宣伝......えたら、それこそ大変だ。到底旧のアーメニヤの城内に、格納して貰ふ事は最大難事だよ』......最大難事だよ』鷹彦『まだ貴様は、アーメニヤが恋しいのか』音彦『ナーニ、アーメニ......ヤが恋しいのぢやない、肝腎の力に思うた日の......細くなつて来たのだ。それで今度はアーメニヤの盤古神王のお咎が恐ろしくなつて来たのだ......マア、どうしたら宜からうかな』 此時ボンヤリとした、薄暗い、生茂る茅の中から、ズズ......ヌツと現はれて、化物『キエーヘヽヽヽ、キヤーハヽヽヽ、キヨーホヽヽヽ、キューヽヽヽ... | 259 |
260 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第2篇 洗礼旅行 | 第8章 醜の窟〔534〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...もモウこれで我が折れただらうナア』岩彦『ヤー今度に限つて徹底的に我が折れたよ。モウ......い。サアサア皆一時に用意だ用意だ』音彦『ヤア鷹サン、待つて下さい。腹の虫が休戦の催......やうな気がする。ナア梅公、音公』音彦『イヤ吾々はソンナことは決して思はぬ。どうせ碌......伝使に間違ひ無からう。吾々の行くまでにチヤンと悪魔を封じて遁走せないやうな計略と見......前は大変にお先へ御無礼を致しました』『イヤ御無礼はお互ひだ。昨夜は別に変つたことは......夜は別に変つたことはなかつたかな』岩彦『ヤー別に大したことはありませぬ。曲津神の斥......なつて狐鼠々々と消えて了つたのですよ。イヤモウ悪神と云ふものは弱いものです』日の出......だつた。併し一寸腰を抜いたでせう』岩彦『ヤー此奴は変だ。日の出別と見せかけて昨夜の... | 260 |
261 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第2篇 洗礼旅行 | 第9章 火の鼠〔535〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...ない』音彦『ナーニ悪魔を頓服させるのだ。ヤア此辺が穴恐ろしい穴の口らしいぞ。刻限の......らは滅茶矢鱈にはつしやいで、昼前になるとヤアモウ機械の油が切れたの一歩も行進が出来......ろ、茅原の中を昨夜出た奴が………』岩彦『ヤ又出よつたな。今度は化の奴、位置を変更し......様のしくじる事は既に已に閻魔の登記簿にチヤンと印紙を貼つて登録済になつて居るのだ』......暴風しばく雨の槍衾に包まれにけり。音彦『ヤヽヽヽ、又どつさりとあめ利加がフラン西と......猫に追はれた鼠のやうな腰付をしよつて、ニヤンチウ不格好な情ないていたらくだい』鷹彦... | 261 |
262 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第3篇 探険奇聞 | 第10章 巌窟〔536〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...尾命のまにまに矢探しをするのだよ』駒彦『ヤ......ヤコシイ、矢探しだナ。矢矢暫く思案に暮れに......だ』 何処ともなく、『ククヽヽヽ』一同『ヤア、あれは鼠の鳴き声ぢやないか。彼方の方......ば其処には六個の巌窟が開いて居る。鷹彦『ヤア此処だ此処だ、日の出別命もなかなか偉い......い。六人は期せずして一処に集まり、鷹彦『ヤア皆の連中、如何だつた。別に変つた事は無......世間の噂は当にならぬといふのだ』鷹彦『イヤ、これからが正念場だよ。ここはホンの序幕......穽にザブンと音を立てて落ち込んだ。亀彦『ヤ......ヤ大変だ。皆の奴俺を助けて呉れぬかい』 五... | 262 |
263 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第3篇 探険奇聞 | 第11章 怪しの女〔537〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ヤ=25 | ...けた。道はおひおひ狭くなつて来た。岩彦『ヤア狭いぞ、まるで羊腸の小径だ、気をつけよ...... 此処に一行六人は 足を早めて前進し ヤツト極つた羊腸の 小径の岩穴辿りつつ ......を覗き居る。 梅彦は敏くも此顔を見て、『ヤア大変だ、出たぞ出たぞ。ドツコイシヨ』と......ドツコイシヨ』と言ひながら尻餅を搗く。『ヤア......ヤア、待つた待つた。出た出た』鷹彦『出たと......処に腰を下して、早く立たぬかい』梅彦『イヤあまり日は永し、綺麓な花盛りだから一寸こ......ぞ、幻ぢや無いぞ。ゆめゆめ疑ふな』音彦『ヤア此奴変だぞ。オイ梅公、貴様はバのケぢや......怪そつくりのロジックを使ひよつて』梅彦『ヤア決して決して、妖怪どころか、マアその岩... | 263 |
264 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第3篇 探険奇聞 | 第12章 陥穽〔538〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ヤ=25 | ...奴が。尾を巻くと自白したぢやないか』女『ヤア日の出別命様、能う迎へに来て下さいまし......人道的、デモ宣伝使ですから………』岩彦『ヤイ......ヤイ、馬鹿にするない、能いかと思つて………......から、スツと烟の様に脱けて了つた。岩彦『ヤア案に違はぬ妖怪変化の正体を顕はしよつて......く云ふ中、ガクリと異様な音がした。岩彦『ヤア変な音がしたぞ、一体コラどうだ』 女は......マアゆつくりお寛ぎ遊ばせ。アバヨ』岩彦『ヤア大変だ、最前の音は、入口の戸を閉めよつ......、斯うして居らねば仕方がありませぬよ。イヤ出方がありませぬワ。お前サン等の出方に依......にも亦、何とか仕方が有りませう』岩彦『イヤア、強圧的強談だ、人は見かけに依らぬ者、... | 264 |
265 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第3篇 探険奇聞 | 第13章 上天丸〔539〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...彦、以前の女の三人現はれ来り、日の出別『ヤア皆さま、ご苦労であつた。巌窟の探険はこ... | 265 |
266 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第14章 蛙船〔540〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヤ=12 | ...飛行機の代りに、それにでも乗つてアーメニヤ方面指して、かへると云ふことにしようかな......て、かへると云ふことにしようかな』亀彦『ヤー大変だ。音公、駒公、向方を見よ、夜目に......を足に任せて、西北指して進み行く。音彦『ヤー妙な泣き声がするぞ。大方例の先生が出た......、音公は蛙の背にヒラリと飛び乗り、音彦『ヤア大変乗心地がよい。亀、駒、貴様等も乗つ......伸と共に、ノサリノサリと進み行く。亀彦『ヤア、音公の奴、うまいことをしよつた。オイ......、あなた方を乗せて上げませうかい』駒彦『ヤーその池を渡るために蛙の行列向ふ見ずだか......始めた。忽ちドブンと水煙が立つた。亀彦『ヤア蟇蛙の奴、到頭闇の池に飛び込んで了ひよ......沈没し居つたな』駒彦『オーイオーイ、音公ヤーイ』亀彦『オイ音公、未だ池の底に沈澱す... | 266 |
267 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第15章 蓮花開〔541〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ヤ=11 | ...の怪しの男、大手を拡げて四方を取囲み、『ヤイ、何処の奴か知らぬが、此処を何と思つて......が。馬の顔にハンモックを附けた様な長いシヤツ面をしよつて………貴様もやつぱり顔ばつ......、超努級艦が航海してる様なものだ。………ヤイ浮流水雷!、こちらも探海船があるぞ。爆......るものぢやない。取越苦労は禁物だ』駒彦『ヤア......ヤアあれを見よ、何だか彼の玉の中には、綺麗......して、足早に何処ともなく走り行く。音彦『ヤア、此奴は素的だ。白煙に包まれて、たうと......のお化かも知れぬぞ。そこになつてから……ヤアやつぱり是は別嬪ではナイスなんて云つた......ら、有つたものぢやない。あの涼しい眼をジヤイロコンパスの様にクルクルと廻して、目は... | 267 |
268 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第16章 玉遊〔542〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...転してゐる。音彦は目敏く之を眺め、音彦『ヤア駒彦、又面白いぞ。先を見よ、魔窟の魔神......もあれ、ゆつくりと見物する事に仕様かい。ヤア......ヤア殖えるわ殖えるわ、沢山な毬が現はれた、......コンナ処で算術の稽古でもするのか』亀彦『ヤア会計検査院へ決算報告をする必要があるか......題を提出して非難の焦点となつて仕舞つた。ヤア仕方が無い。本案は撤回します』音彦『撤......せむと一決し、音彦は先頭に立つて、音彦『ヤイ、選手も居らぬのに玉ばかり何だ。コンナ......良い加減に廃めないか、不穏当だぞ』亀彦『ヤア此奴、中々野球にしては大きいなり、重た......だ。うつかり衝突でも仕様ものなら大変だ。ヤイ数多い化け玉、この亀サンの言霊と競争だ... | 268 |
269 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第17章 臥竜姫〔543〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヤ=9 | ...もなく微妙な琵琶の音が聞えて来た。音彦『ヤア妖怪窟の探険丈けあつて種々雑多の余興を......べ、新月の眉の下から緑滴る涼しき眼を、ジヤイロコンパスの様に急速力を以て廻転し電波......当つた荒男、勢余つてどつと尻餅をつき、『ヤア何処の何奴か知らね共、此醜の窟に無断に......奴盲目奴が、尠と注意を払はぬかい』音彦『ヤア何処の奴か知らないが、吾輩の胸板に衝突......たワイ、突き飛し得の、突き飛され損ぢや。ヤア弥次、これが時代思潮だ。神も時節には叶......ませう。然し面白い事が有りますぜ』音彦『ヤア早速の解決、流石は醜の窟の守護神丈あつ......に餅が実ると云はうか、瓜の蔓に小判がガチヤガチ......ヤ、処狭き迄実つて居るのを、ずらりと占領し... | 269 |
270 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第18章 石門開〔544〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヤ=16 | ...に拳骨の頓服剤でも盛つてやらうか』音彦『ヤア......ヤア、石門をもつて四辺を築固めたるこれの棲......前に来つてブツブツ囁く奴は何者だ』音彦『ヤアその方は、聾神の竜神か、耳が聞えねば目......心惨憺的活動も残らず水泡に帰し、アーメニヤに向つて心細くも帰らむとする途中颶風に遇......汝の挙動、神秘の鍵を持ち忘れたか』音彦『ヤア、此奴中々洒落た事を云ふワイ、オヽさう......に精神を傾注して肝腎の神言を忘れて居た。ヤア尤も千万なお言葉だ。サア亀公、駒公、神......。音彦は門内に佇む大男の姿を見て、音彦『ヤアお前は夢にみた蠎の野呂公ぢやないか、ど......れたものだが、随分じらしよるぢやないか。ヤア弥次彦、与太彦大に憚りさまだつた。お蔭... | 270 |
271 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第19章 馳走の幕〔545〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ヤ=24 | ...遺し、足早に峠を登り行くその早さ、音彦『ヤアナンダ、折角美人の道連が出来たと思へば......手段を、講究せなくてはならうまい』亀彦『ヤア幸ひ羽の無い磐船の上に、四人がゴロリと......くと云ふ前兆だ。困つたのは駒公だ………イヤ困るのは駒サン計りでない、ウラル教の守護......心が貴様は出来ぬか』音、亀、駒一時に、『ヤー此奴あ狸寝をやつて居よつたな、油断のな......きぬかい』岩彦『グウグウ…………』音彦『ヤアナンだ。寝言ぬかしてけつかつたのだナア......してやらうかい、ナア音公、グウグウ ムニヤムニ......ヤ』音彦『......ヤア怪体な奴ぢや、やつぱり此奴は半眠半醍状... | 271 |
272 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第20章 宣替〔546〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヤ=7 | ...た方と一同に乗せられて雲の上に上げられ、ヤレ嬉しやと思つて居りましたが、豈図らむや......、女々しい言霊、エーゲン糞の悪い』鷹彦『ヤア感心です。音サン、亀サン、駒サン、よう......戦闘は、たうてい継続されるものぢやない。ヤー......ヤー困つた事になつて来た。俺も一つ思案をせ......だ。力と頼むは自分の守護神ばつかりだ。イヤイ......ヤ吾身を守護し給ふ元の大神様ばかりだ。人に......せむ方泣く涙、余りのことで涙さへ出ぬワイヤイ』鷹彦『岩サンのお心遺ひ、われわれ一統... | 272 |
273 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第21章 本霊〔547〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...ひながら四つ這になり、岩彦『オイ鷹公の骨ヤーイ、音公の腕......ヤーイ、俺は岩公ぢや、死んでも魂魄この世に......云ひよる、五人呑むも六人呑むも一しよだ。ヤア美味々々と蛇が蛙を呑んだやうに、呑みに......吹き返し、アヽ誰かと思へば岩公サンか、イヤ岩サンか、誠にもつて有難い、貴方のお蔭で......愚図々々して居れば息が止まるか知れない。ヤア......ヤア巌窟に棲む大蛇の奴、五人喰ふも六人喰ふ......がりより『アハヽヽヽ、ウフヽヽヽ』岩彦『ヤイ大蛇の奴、嬉しいか、嬉しさうな笑ひ声を......、骨身にこたへて嬉しうございます』岩彦『ヤア貴様は亀と云つたな、狼か、骨身にこたへ... | 273 |
274 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第22章 高加索詣〔548〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ヤ=21 | ...アともかくもお竹の家を目当に行かうかい。ヤア沢山な参詣者だナア』と云ひながら、両人......は高取村の旦那様ぢや御座いませぬか』『イヤーお前はお竹か。ナンとマア偉い婆アになつ......と云へば煤だらけの柴屋がある丈です』『イヤーその柴屋で結構だ。しかし随分燻ぼるだら......と間違へられますぜ。オホヽヽヽヽヽ』『イヤー狸でも狐でも構はぬ、一夜明かせば良いの......でも狐でも構はぬ、一夜明かせば良いのだ。ヤア今晩の宿舎は是で解決がついた。オイ与太......オイ与太彦、此処だ此処だ、宿屋が極つた。ヤアー何処へ行きよつた、狼狽者だなア。与太......でも飲んでゆつくり待つて居て下さいナ』『ヤア与太公どうだつた。これがお竹様のお館だ......、ナントお粗末……ぢやない結構なお家だ。ヤアお竹サン、私の顔を知つてますか。十年の... | 274 |
275 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第23章 和解〔549〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...ソロソロ聞ゆる鶏の声、小鳥の声、弥次彦『ヤー春の夜は短いものだ、此処へこけたと思へ......丈夫だ、どつさりと頂いて見ようかい』『イヤモウ閉口だ、夜の短いのに二人前も頂いて、......発して五つ六つ平げたらどうだい弥次彦』『ヤアどう思つても胸膨れがして食ふ気にならぬ......のだ。腐つて居る気遣ひは無いわいなア』『ヤー此奴は堪らぬ、どうしようか、オイ与太公......チエツ、鼠の奴、頭から小便をかけよつて、ヤー小便計りぢやないぞ、飯粒が交つて居る。......ー小便計りぢやないぞ、飯粒が交つて居る。ヤアこれは大方二階のお客だらう、怪しからぬ......猫を被つて大人しうして居ろかい、この与太ヤンも』 二人は漸う降りて来た。弥次彦は面......こきよるのだ。コラ、年は寄つてもこれでもヤンチヤの虎サンと綽名を取つた此方だぞ』と... | 275 |
276 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第24章 大活躍〔550〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 40 件/ヤ=40 | ...のか、お前夢でも見たのだらう』弥次彦『イヤ決して決して夢ではありませぬ、マア目を開......は目を擦りながら、附近を見まはし、音彦『ヤアこれは殺生だ、到頭棄てられて了つた。エ......の在処を探さねばならないぞ』与太彦『ムニヤムニ......ヤムニ......ヤ、アーねむた、折角良い夢を見て居つたのに......運ぶと云ふ事、それから芽出度い鷹の夢だ、ヤア立派な葬礼だなと見て居ると云うと、そこ......エー言霊の悪い、詔り直せ詔り直せ』音彦『ヤア、良いと言へば良い夢だ、悪いと言へば悪......悦の種を蒔く時だ。善悪不二、吉凶同根だ、ヤア各自に気を付けねばなりませぬワイ』 斯... | 276 |
277 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 前付 | 信天翁四 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...の責任を 知らぬ記者だと飯田とて コリヤ又ゑらい脱線だ 時候の勢で逆上せたか ... | 277 |
278 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 前付 | 総論歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヤ=1 | ...る太陽に 天窓を打つて逃げて行く 音彦ヤジ彦ヨタ彦は アフンとしたる時もあれ ... | 278 |
279 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第1章 三途川〔551〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 31 件/ヤ=31 | ...たる 竜宮海の一つ島 宝の数もオセアニヤ ウラルの彦の神勅を 奉じて来る六人が......ふ風にやつたらどうだらうかナア弥次公』『ヤアそいちア、尚々恰好が悪い、それこそ化物......当途もなく足に任せて進み行く。音公は、『ヤア、俄に明くなつて来たぞ。一体此処は何処......に近付いた様な心持がして来ました、………ヤア有難い有難い、進退維谷まつて、九死一生......々とした流れ岸に着いた。弥次は驚いて、『ヤアこの河は立派な河だナア。大抵の河は、通......クヨクヨと見て暮すと云ふ方針ですかい』『ヤア進退維谷まつた。音彦もどうしたら可から......て屋根を葺いた小さい家が目に着いた。弥『ヤア此処に、〆て一戸、村落があるワイ、あま......立つて弥次彦は、藁小屋の中に進み入る。『ヤアこの藁小屋の中には、ナンダか生物が居る... | 279 |
280 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第2章 銅木像〔552〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ヤ=28 | ...された小便茶なと呑まして遣らうか』銅『イヤ俺は茶は呑みたくない。裸の奴が呑みたいの......御機嫌の好いお顔だことわいのう。サア源チヤン、御苦労ながら一つ呑みて貰ひ給へ』『裸......が大活動を演ずるのだ、ガハヽヽヽヽ』弥『ヤア此奴面白いぞ、吾々が十万億土の旅をする......しにコンナ副産物を拵へて置いたのだらう。ヤアもう文明の空気と云ふものは何処までも行......ありませぬか』音『好からう、ソンナラ源チヤン、あなた這入つて下さいナ』源『コレは有......形の様に自由自在に動かして見ませうかい。ヤア入口は何処だ、アハア大きな鼻の孔を開け......はとうとう鼻の孔から這入つて了つた。与『ヤア、とうとう這入つて了ひよつた、これから......合羽を被つた源五郎だ。ウーフヽヽヽ』弥『ヤア怪体な銅木像だ、源五郎気取りになりよつ... | 280 |
281 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第3章 鷹彦還元〔553〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ヤ=13 | ...の根拠地だと云ふ事です。ウラル山アーメニヤの驍将共は大分フサの国に集まつてゐると云......男覆面のまま峠を西方より登り来たり、甲『ヤア居るぞ居るぞ、而も三五教の宣伝使が四人......どつかと腰を下して御一服なさいませ』甲『ヤアその方等は紛ふ方なき三五教の宣伝使だな......あらう。三五教は現当利益の教理だよ』六『ヤイ......ヤイ皆の奴、どう仕様かな。この四人の宣伝使......押へられ死ぬとはよくよく因果な者だナア。ヤア最う安心だ、何時もいつも吾々を圧迫しよ......事を沢山云ふものぢやない。旧だの新だのホヤホ......ヤだのと、それだからウラル教は口が悪いと云... | 281 |
282 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第4章 馬詈〔554〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...の他御一同、妙な処でお目に掛りました。イヤお助けに預りました』岩『音彦サンは、やつ......、さうすると未だ娑婆に居つたのかいなア。ヤア日の出別さま、鷹サン、岩サン、梅サン、......捉へて一匹だなんて口の悪い男だナア』弥『ヤア矢張本当だ。コシカ峠の谷底だつたワイ』......り空中目蒐けて鈴の音、轡の音勇ましく、シヤンコシ......ヤンコと空中指して昇り行く。岩『ヨー遉は日......野馬群をなして此方に向つて駆け来る。六『ヤア有難いものだ。天の与へた野馬に乗つて往......六サンの仰せだ、馬匹点検だ、全隊止まれ。ヤアこの野良馬奴、吾輩の言霊を馬耳東風と聞......』と、数十の馬を目蒐けて飛びついた。弥『ヤア此奴は宛が違つた、睾丸のある奴だ。同じ... | 282 |
283 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第5章 風馬牛〔555〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ヤ=14 | ...気分だよ』弥『エー仕方が無いワ、コンナジヤジ......ヤ馬に乗り合したのが災難だ。オイ六サン、お......とする。弥『コラ、何をしやがるのだい、ジヤジ......ヤ馬奴が、貴様等に噛まれて堪るかい』馬『直......ふ事が畜生の分際としてあるものかい』馬『ヤア、もう斯うなつたら破れかぶれだ、ジ......ヤジ......ヤ馬だ』と言ふより早く鬘を震つて直立し、前......ころか、山も道もみんな廻り出したワイ、ジヤイロコンパスの様に、そこらが廻転し出した... | 283 |
284 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第6章 楽隠居〔556〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...を待ち受けして居るのぢやあるまいか』弥『ヤーホントに馬の背中のやうな細い途に、巌窟......チパチパチと打ちつける。巌窟の中より、『ヤーイ危ないわい。何をテンゴするのだい』弥......弥『アヽさうださうだ、開けて上げませう。ヤー偉い錠を下してゐやがる哩。折悪く合鍵の... | 284 |
285 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第7章 難風〔557〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ヤ=18 | ...のだよ、古今にその類例を絶つと云ふチーチヤーだ、チーチ......ヤー貴様もこの弥次彦にあやかつたらどうだ』......ドツコイ人気男に出会したものだナア』弥『ヤア勝サン、お前は私の知己だ、英雄の心事を......応変、活殺自在、神変不思議の、赤門出のチヤキチ......ヤキのチーチ......ヤアだからネ』与『アハヽヽヽ、開いた口が塞......ものになつたと云ふ仕組であるぞよ』与『イヤー吹いたりな吹いたりな、三百十日の大風の......しらひ、千切や昆布、和布、果実、小鮎、ジヤコ位をチヨンビリ奉つて、海河山野種々の美... | 285 |
286 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第8章 泥の川〔558〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ヤ=20 | ...たる川の辺に、二人は漸く着きにける。弥『ヤ、何だい、又もや幽界へ逆転旅行だな、オウ......次彦は藁小屋の戸の隙より一寸覗いて、弥『ヤー御機嫌だなア、また遣つて来ました、オツ......も居らないぞ、学亡者の親方奴が』弥『コリヤ婆ア、それや何ぬかしよるのだ、女房が老爺......光陰の立つのはソンナ遅いものぢやない、ヂヤイロコンパスが一分間に八千回転を廻る様に......のだぞ、何遍でも死なねばならないぞ』弥『ヤア、文明の風がコンナ所まで吹いて来よつて......度はこの川を渡る丈けの権利は、登記簿にチヤンと附けて、確に保留して置いてやるワ、ど......に貴様は、川番をして居つたのぢや、コンナヤンチ......ヤを通過さすと云ふ事があるものか、何で娑婆... | 286 |
287 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第9章 空中滑走〔559〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ヤ=21 | ...二人は声を限りに『オーイ、オーイ、弥次公ヤーイ、勝公......ヤーイ』と叫ぶ声も遂に嗄れ果てて、今は心も......いわいなと許りにて、命惜まぬ武家育ち、シヤンシ......ヤンシ......ヤンか』六『エヽ与太公、ヨタを云ふにも程が......かならず、吾々はこうして両人に邂り逅ひ、ヤア居つたか居つたか、結構々々、豆で御無事......烏の群がり居る樹木の枝に目を注いだ。与『ヤアあれは的切、弥次公、勝公の着物だぞ。天......不覚に嘆きつつ、取乱したるその哀れさ、ヂヤンヂヤンヂヤンヂヤン』与『俺の真似許りす... | 287 |
288 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第10章 牡丹餅〔560〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...、漸くにして小鹿山峠の坂道に着いた。弥『ヤア此処が芝居の序幕を演じたところだ。随分......変なものだ。何とか工夫はあるまいか』六『ヤア私はお伴、貴方は宣伝使様だ、何うでせう......お誂へ向に出来て居れば、結構だが』六『イヤ、御心配御無用、些し先に往きますと、松屋......云ひつつ四人は速度を速めて駆出した。弥『ヤア此処が松屋だ。いよいよ目的地点に無事御......衣を着せて、どつさり食つて貰ひます』与『ヤア......ヤア牡丹餅と聞けば、俄に咽喉の虫がグウグウ......う御座いました』と顔を見上ぐる途端に、『ヤアお前は六サンだつたかい』と転げるやうに......を見せつけよつて、余り馬鹿にするない』『ヤア、何でもよい、退却々々』と羽織の袴をバ... | 288 |
289 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第11章 河童の屁〔561〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヤ=16 | ...もの乙なものだ。今に六公がお竹を連れて「ヤア六サンか、お前は如何して居つたのだ、そ......いて涙片手に掻き口説く、そこで六公の奴「ヤアお竹、如何成り行くも因縁づくぢやと諦め......ませぬ」等と何処か途中で悲劇の幕を演じ、ヤツト機嫌をとり直し手に手を把つて二十峠を......をひつかけろのと余り馬鹿にするない』与『ヤア割とは気の小さい奴だナ、コンナ事に腹の......やウンウンといふ呻り声が聞えて居る。与『ヤア此奴は堪まらぬ、右と左より、敵に挟撃さ......ある、見れば何だか見覚えのある顔だ。与『ヤア六公の奴、何をしてゐたのだい』六『何…......も其処でお山の大将俺一人と言ふ調子でハシヤイで居れ、糞八釜しい』与『オイ六公、貴様......を変へて逃げ出したのは、あらア何だ』六『ヤア何卒それ丈けは聞いて呉れな、後生だから... | 289 |
290 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第12章 復縁談〔562〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヤ=6 | ...に家の散在せる小部落で小山村と云ふ。弥『ヤーまた此処にも一小天地が形造られてあるワ......休んでゐて下さい』弥『三五教も三五教、チヤキチ......ヤキだ』勝『モシモシお婆アサン、私は三五教......。一遍神様に伺つて下さいますまいか』弥『ヤアこれは難題だ。吾々には到底解決が付かな......アヽ可愛想に可愛想に、オンオンオン』勝『ヤアお婆アサン、御心配なされますな。その六......を改心させて、此処へ伴れて来たのだ』婆『ヤーナンダか聞き覚えのある声だと思ふたが、... | 290 |
291 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第13章 山上幽斎〔563〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 44 件/ヤ=44 | ...修業をさして頂く事にしやうかなア』弥『イヤー有難いありがたい……ナア与太彦、六公、......として大地に倒れた儘、与、六『アーアー、ヤル......ヤル、妙だ妙だ、オイ弥次彦、貴様はそれ丈の......い神力を具備して居るのだなア……あなたはヤツパリ魔法使だ、恐ろしい油断のならぬ宣伝......、弥『アヽやつぱり二十三峠の頂上だつた、ヤア怖い夢を見たよ、天へ上がるかと思へば地......て見たいですな。世界の人間は驚いて……「ヤア与太彦、六公の奴、偉い神力を貰ひよつた......て、尊敬して呉れるでせう。そうなると、「ヤア彼奴は三五教の信者だ、三五教は神力の強......の身辺を狙つて居るぞ、シツカリ致せ』六『ヤアそいつは一寸乙でげすな、何時も憑り通し... | 291 |
292 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第14章 一途川〔564〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ヤ=18 | ...だ。熟思黙考の余地は十二分に存する』与『ヤア構はぬ当つて砕けだ。一つ善か悪か虚か実......の川ぢやのと、此処は一途の川ぢやぞ』与『ヤア時節柄物価下落の影響を受けて、ドツと踏......身を投げて死ななんだであらう、アヽヽヽチヤチ......ヤ チ......ヤン チ......ヤン チ......ヤン チ......ヤン チヤぢや』弥『また演劇気分になつて居... | 292 |
293 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第15章 丸木橋〔565〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヤ=15 | ...吹き返し起き上り、互に顔を見合せて、勝『ヤア、此処はコシカ峠の谷底だ。一途の川とや......悪いやら、腹が立つやら、疳が立つやら、イヤもう三五教の精神も何処かへ行つて仕舞うて......つてフト傍を見れば六公の姿が見えぬ。勝『ヤア六サンは何処へ行つた。オーイ六サン何処......潭飛沫の音轟々と聞ゆるのみ。弥次彦は、『ヤア大変だ、六公が何処かへ沈没しよつたな、......し、両手を組んで身体を動揺し始めた。弥『ヤア又しても神憑りになりよつた。モウ悪魔の......て命は完全に助かつた。安心してくれ』弥『ヤアそれや本当か、本当なら俺も嬉しい哩。こ......リノソリと上つて来る大男がある。後よりガヤガ......ヤと囁きながら十数人の荒くれ男がついて来る... | 293 |
294 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第16章 返り咲〔566〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヤ=2 | ...。茲に親子夫婦の杯は無事に済みける。弥『ヤアお目出度いお目出度い、サア之から六サン...... 慕うて通ふ坂道の 数重なりて漸うに ヤツと願を掛巻くも 畏き神の引合せ 比翼... | 294 |
295 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第1章 破羅門〔568〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヤ=10 | ...蘭西や 遂に進みて小亜細亜 メソポタミヤの顕恩郷 此処に根拠を築固め 次第々々......口に 述べ始むるぞ面白き。 此メソポタミヤは一名秀穂国と称へ、地球上に於て最も豊饒......山の都を奪はれ、随つてウラル山、アーメニヤ危険に瀕したれば、ウラル彦、ウラル姫は、......うとなせる教理を樹立し、進んでメソポタミヤの秀穂の国に来り、エデンの園及び顕恩郷を......河縁に関所を設けて堅く守り居る。太玉命『ヤア三人の伴人よ、昔此河を渡つた時は、何と......らかな流れであつたが、ウラル山、アーメニヤの悪神は一旦常世の国に逃げ去り、再び顕恩......吾々は素盞嗚尊の御神慮を奉じ、メソポタミヤの野をして再び秀穂国の楽園に復帰せしめね......リと行当つた関所の大門、道彦は大音声、『ヤア、この顕恩郷は昔、日の出神が南天王と称... | 295 |
296 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第2章 途上の変〔569〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヤ=4 | ...問ふ処に非ず』と勇みの顔色物凄し。安彦『ヤア敵の先鋒隊は蟻の如く黒山を築き向ふ岸に......後左右より一柱の太玉命を取り囲み、鳶彦『ヤア我こそは大国別の命の従者にして、鳶彦と......りたる大の男、田蠑の如き目を剥き出し、『ヤア其方は三五教の神司太玉命に非ずや、汝速......、松代姫の猿轡はサラリと解けた。松代姫『ヤア貴方は吾夫太玉命に在さずや、妾は今やバ... | 296 |
297 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第3章 十六花〔570〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ヤ=14 | ...如く此場に馳来り、太玉命に向つて、岩彦『ヤア貴下は太玉命の宣伝使、私等はフサの都に......たり、一行の人々は如何なりしか』太玉命『ヤア思ひも寄らぬ貴下等の御入来、いよいよこ......ベリスクの如うな帽子を被つた半鐘泥棒的ジヤイアントが七八人、巨眼を開き、大口開けて......てられ、方尖塔の如き冠を被りたる四五のジヤイアント門を堅く守つて居る。太玉命一行は......柱も居りませぬ。御安心下さいませ』音彦『ヤア其方は何ぢや彼ぢやと暇取らせ、其間に戦......パークを散らして、奮戦するの時や迫つた、ヤア面白し面白し、太玉命続かせ給へ』と先に......せぬと云ふ態度にて見まもつて居る。岩彦『ヤア各方、あれ丈沢山の敵が吾々に抵抗も致さ......』と云ふより早く、杯を太玉命に献した。『ヤア思ひがけなき山野河海の珍味、御芳志の段... | 297 |
298 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第4章 神の栄光〔571〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヤ=3 | ...宣伝使 太玉命の現れまして メソポタミヤの秀妻国 いと平けく安らけく 知ろし召......に服し、忠実に三五教を奉じ茲にメソポタミヤの楽土は、エデンの花園と相俟つて、再び元......護する邪神を始め、其の宣伝使は遠くペルシヤに渡り、印度に向つて教線を拡充する事とな... | 298 |
299 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第5章 五天狗〔572〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ヤ=8 | ...、『オーイ オーイ』と招く婆の声、国彦『ヤーあまり馬力をかけ過ぎたので、婆の家を見......、何卒一度に御這入り下さいませ』国彦『イヤーナンダ。この茅屋を能う御訪ね下さいまし......杖を以て此色男を打擲するとは何事だ。コリヤ婆、貴様も一つ挨拶をせぬかい。娘に斯様な......言つて居るのだ、しつかりせぬかい』国彦『ヤー貴様は安彦ぢやないか、娘の癖に俺を打擲......を離れて次第々々に中空に昇り行く。国彦『ヤー文明の利器と云ふ悪戯者がコンナ所まで跋......亡者の身体を中天に捲き揚げるとは面白い。ヤイ婆の奴、モツトモツトハンドルを押して、......り、『オーイオーイ、一途の川の婆アサン、ヤーイ、マア一度元の場所に降して呉れ。オー......山の大天狗をして空中に引掴み、メソポタミヤの北野山中に誘ひ来り、谷川の砂の上にどつ... | 299 |
300 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第6章 北山川〔573〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヤ=16 | ...幽界に居るのかまだ判然と確信がつかぬ哩、ヤイ道彦サン、お前は如何思ふか、矢張冥土の......』と云ふより早く田加彦の頭を目蒐けてピシヤツと打ちつける。田加彦は烈火の如く憤り手......に真逆様に唸りを立てて落下した。田加彦はヤツと一声、体を躱した途端に蛙をぶつつけた......一言も発せず、フンのびて仕舞つた。安彦『ヤア大変だ、酸いとも苦いとも判断のつかぬ中......マアマア大目に見てやつて下さいな』道彦『ヤア国彦サン、安彦サン、どうも吾々は未だ現......かけムクムクと身体を動かし始めた。安彦『ヤア......ヤアもう此方の者だ、生命丈は大丈夫だ』 百......を足掻し、ムクムクと這ひ出した。田加彦『ヤア此奴一旦死によつて馬に生れて来よつたナ... | 300 |