番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1001 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第19章 女の度胸〔1701〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 21 件/シ=21 | ...く杉の根本は俄に闇の幕が下りた。玄真坊、シーゴーは俄に火の消えたのに不審を起し樹下......に火の消えたのに不審を起し樹下に佇んで、シーゴー『オイ玄真坊、不思議な事があるもの......ラ山に立て籠もり、悪逆無道の企てを致す汝シーゴー、玄真坊、よツく聞け。此方は、オー......り両人は顔色をかへ、ビリビリ慄へながら、シーゴー『オイオイ玄真、偉い事になつたぢや......ひ申し、暫くの御猶予を願はうぢやないか』シーゴー『ウン、それもさうだ。俺達はどうな......下りし、誠の棚機姫命であるぞ。汝玄真坊、シーゴー坊とやら、よく承はれ。今やトルマン......畜生奴。一時も早く悔い改めて神に謝せよ』シーゴー『ハイ、どうも恐れ入りまして厶いま......したか。サア一時も早く解散の実を示せよ』シーゴー『ハイ唯今、大親分のヨリコ姫女帝に... | 1001 |
1002 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第20章 真鬼姉妹〔1702〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 14 件/シ=14 | ...岩窟位、叩きわるかつて、朝飯前ですワ。モシモ......シ スガコさまとやら、必ず心配なされますな......かねば到底遁れる道は厶いませぬ』花香『モシ、お嬢様、私はサンヨの娘花香で厶います。......戸の唐戸の割れる迄 玄真坊は云ふも更 シーゴーとかいふ親玉も 之に従ふ三千の ......御心だ 早く此戸を開けてくれ 玄真坊よシーゴーよ 一つの秘密を云うてやろ 何程......世主 此処に厶るを知らないか 玄真坊やシーゴーの 腰抜身魂ぢや駄目だぞよ 俺の...... オーラの山も野つ原も 忽ちガタガタ ビシヤビ......シヤと 顛覆させるは夢の間だ 俺の力が解... | 1002 |
1003 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...の統一を夢みてゐた山賊の張本、ヨリコ姫、シーゴー、並に悪僧玄真坊を言向和し、......シーゴーはサンダー、スガコを助け、両人が親......に対する種々の奇怪な物語や、左守司たりしシャカンナが、タニグク山の山麓の岩窟に立籠......野の遊覧に出かけ、山奥に迷ひ込み、旧臣のシャカンナに、計らずも山奥にて邂逅し、絶世... | 1003 |
1004 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第1章 梅の花香〔1703〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...、其無謀なる目的に心身を傾注したる、彼れシーゴーは、三五教の神司梅公が言霊に其心胆......てられ、遂に悔悟して、大頭目のヨリコ姫及シーゴーと行動を共にせむ事を誓ふに至つた。......真の生神として尊敬して止まなかつた。次にシーゴー坊や玄真坊の両人はサンダーの家に至......し、百味の飲食を調理して之を饗応し、且つシーゴーには数多の所有地を与へ開拓の事業に......開拓の事業に従事せしむる事となつた。彼れシーゴーはサンダー、スガコ姫に従ひ、両人を......無事に帰宅せし事、梅公司に救はれし事、及シーゴーを一の番頭となし、数千の部下を使役...... 一旦悔い改めたる玄真坊は再び悪化して、シーゴーと論争し、三千の部下の中、不平組三......神柱となりし雄々しさ。 現世の罪をば恐れシーゴー(死後)を 思ひて神に帰るつはも... | 1004 |
1005 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第3章 美人の腕〔1705〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...ち向ひ メラオンナにて吾待たすらむ。 シャカンメラ鬣振ひ吾船に かみつきし時吾......つきし時吾もふるひぬ。 鬣を振つて立てるシャカンメラ 大海原の底に入りけむ。 う......の底に入りけむ。 うたかたの泡と消えたるシャカンメラ 御船を守れ神の国まで 何処... | 1005 |
1006 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第4章 笑の座〔1706〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 11 件/シ=11 | ...卑劣な、暗愚な、おべつか主義の小人物はドシド......シ執事にもなり、小名にもなり、大名にもなつ......続することは不可能でせう。外交はカラツキシなつてゐないし、強国の鼻息を伺ふこと計り......といふものです。あのオーラ山のヨリコ姫、シーゴー、玄真坊などを御覧なさい。堂々と山......卑劣極まる偽善的泥棒を行つて居るよりも、シーゴーの様に堂々と泥棒の看板を掲げてやつ......みて下さい……イヤ大耳に聞いて下さい』 シーゴーは二人の話を、背をそむけ乍ら、耳を......拭ふたり、頭を掻いたりしてゐた。そして彼シーゴーは自分が今迄、オーラ山でヨリコ姫を......をついてゐる。ヨリコ姫は微笑を泛べ乍ら、シーゴーの前に進み来り、『村肝の心の空に雲... | 1006 |
1007 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第5章 浪の皷〔1707〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 10 件/シ=10 | ...悪業を改め三五の道に翻然として帰順したるシーゴーは又もや御霊の土台がグラつき出し、......の村に開墾事業に従事して居ると思つて居たシーゴーが、いつの間にか波切丸に乗り込み吾......開いて稍微笑を泛べながら、ヨリコ『其方はシーゴーさまぢやないか。タライの村に堅気と......の間に其方は吾船に乗り込んで居たのだい』シーゴー『ハイ、宣伝使一行が、ハルの湖を渡......御同船を願つたので厶います』ヨリコ『これシーゴーさま、御親切は有難いが、何と云つて......其方の為に大変に気を揉んで居るのだから』シーゴー『ハイ有難う厶います。動もすれば押......かと思はれては赤面の至りですからなア』 シーゴーは嬉し涙を腮辺に垂らしながら黙々と......能売の神となり、仏陀と現じ基督と化り、メシヤと成りて、五悪を降下し、五痛を消除し、... | 1007 |
1008 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第6章 浮島の怪猫〔1708〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...だ。日進月歩、開明の今日は、そんなゴマカシは世人が受入れない……と言つてゐらつしや... | 1008 |
1009 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第7章 武力鞘〔1709〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...はかなく消えむ惟神 神の力の恐ろしや シーゴーの司は幸ひに 神の大道に進み入り......に扇の末広く 栄ゆる春の花香をぞ待つ』シーゴー『島々は泰然自若波に浮くを 大高......なきぞ嬉しき』 梅公、ヨリコ姫、花香姫、シーゴーは階段を下り、各自の船室に入つて肱......風の男は恐る恐る、ドラックに向つて、『モシ、先生それ程強いお方なら、世の中に恐るべ... | 1009 |
1010 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第8章 糸の縺れ〔1710〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 20 件/シ=20 | ...如き光景となつて来た。特別室に睡つて居たシーゴーは怪しの物音に目を覚し、よくよく見......に掠奪の手を恣にして居る真最中であつた。シーゴーは大喝一声、『オイ、コラツ。貴様は......らよくよく其面体を見れば日頃大親分と頼むシーゴーであつた。此コーズは......シーゴーの部下で別働隊となり、軍用品調達の......て籠つて三千の部下を支配して居ると思つたシーゴーが、今此船に乗つて居たのに驚き、大......恭しく両手をついて、『これはこれは大親分シーゴー様で厶いましたか。思はぬ所でお目に......やつて居るのに、何故お止めなさいますか』シー『貴様の不審を打つのは尤もだが俺は最早......尤もだが俺は最早堅気になつたのだ。今日のシーゴーは先日のシーゴーではない。正真正銘... | 1010 |
1011 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第9章 ダリヤの香〔1711〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...をいふ野郎だな。サアサア早く出て下さい。シーツ ......シーツ ......シーツ。一昨日来ひ一昨日来ひ。ぐづぐづして......監禁室の中から、細い声を出して、ダリ『モシ貴方はお兄イさまぢや厶いませぬか。妾はダ... | 1011 |
1012 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第10章 スガの長者〔1712〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...どちらも機嫌ようしてゐるか』アル『ハイ、シヤン......シヤンしてゐられますよ。何だか四人許りお伴......先頭にダリヤ姫、梅公、ヨリコ姫、花香姫、シーゴーの六人連れ、悠々として這入つて来た......さまといふお方で厶います。又白髪のお方はシーゴー様といふ俄道心様で厶いますが、本当... | 1012 |
1013 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第11章 暗狐苦〔1713〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...承認すると云ふ、惚け方である。左守の司のシャカンナは民心日に月に国家を離るるを憂ひ......て舌皷を打つやうになつて来た。左守の司のシャカンナは王家及国家の一大事と死を決して......殺して呉れなら殺してやる。汝のみならず、シャカンナも共に刀の錆だ。観念せよ』と云ひ... | 1013 |
1014 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第12章 太子微行〔1714〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...に参り、又急いで殿中に帰りませう』太『ヨシヨ......シお前の意見にも従はなくちやなるまい。そん... | 1014 |
1015 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第13章 山中の火光〔1715〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...た。コヽ今夜ドヽどうやら喰はれて了ふかもシヽ知れませぬ。是と云ふのも全く私が悪いの... | 1015 |
1016 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第14章 獣念気〔1716〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 26 件/シ=26 | ...いてゐた彼はカラピン王に仕へてゐた左守のシャカンナであつた。古より獅子の棲処と称へ......、誰一人此山奥に足を入るる者がなかつた。シャカンナは年と共に沢山の部下が殖えて来た......のスバールは今年漸く十五才の春を迎へた。シャカンナは岩窟の奥の間に大胡坐をかき脇息......れ乍ら、数多の乾児共の報告を聞いてゐた。シャカンナ『オイ、バルギー、此頃は根つから......ますから、乾児共も大変に困つて居ります』シャ『エー仕方がないなア。マア兎も角、精々......して居りますので、近よる事は出来ませぬ』シャ『さうか、それも仕方がない。もう暫く計......どうか、さう願へますれば結構で厶います』シャ『今日は吾女房が城中に於て、大王の手に......し帰つて来なかつたら、どう致しませうか』シャ『そんな心配は要らぬ。若し彼が帰つて来... | 1016 |
1017 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第15章 貂心暴〔1717〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 16 件/シ=16 | ...く呑め喰へ』と命令しおき、コルトンと共にシャカンナの居間に細長い干瓢頭をニユツと突......ておきました。大変な御機嫌で厶いますな』シャカンナ『ウーン、今日はどこ共なく天気も......腕は根つから必要ないやうに考へますがな』シヤ『ウーン、それで可いのだ。コルトン、バ......、予後不良だ。瀕死の重病だ、アハヽヽヽ』シャ『オイ、お前達、兄弟喧嘩はみつともない......か。何程天帝の御化身だつて、こんな美しいシャンの面を見りや、堕落するのは当然だよ、......りや、堕落するのは当然だよ、ウフヽヽヽ』シャ『オイ、コルトン、バルギー、酒を注いで......ますね。いな劣つてゐるぢやありませぬか』シャ『オイ、いらぬ事をいふな。天真坊様の御......様の御機嫌を損ねちや大変だぞ』玄『オイ、シャカンナ殿、こんな小童武者は相手にしなさ... | 1017 |
1018 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第16章 酒艶の月〔1718〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 15 件/シ=15 | ...召してお許し下さいませや』玄『ウンウンヨシヨ......シ、お前の白いお手々で燗徳利を握つた姿と云......かれる俺は何と云ふ果報者だらう。これこれシャカンナ殿、羨るうは厶らぬか、エー。今夜......。まだ一二合より飲んでゐない積りだのに』シャ『アハヽヽヽ、拙者も大変酩酊して厶る。......。感謝せなくちや、バヽヽ罰が当りますよ』シャ『イヤ、モウお目出度い所を沢山に拝見致......イヤ、モウお目出度い所を沢山に拝見致し、シャカンナも満足致しました。此光景を眺めて......男さまに添ふ事が出来るのでせう。さうしてシャカンナさまの様に腮髭の生えた勇ましい、......やうな嬉しい気分が致します。オホヽヽヽ』シャ『ハヽヽヽ、どうも感心だ。ダリヤ姫さま... | 1018 |
1019 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第17章 晨の驚愕〔1719〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 18 件/シ=18 | ...ない。はて不思議だと訝かしみ乍ら、大親分シャカンナの寝顔を見れば額にモーイヌと片仮......ンネコと書いてありますよ』玄『ヤ、如何もシャカンナの額にはモーイヌ、お前の額にもサ......た。大親分さま、貴方どう考へられますか』シャ『彼奴に逃げられては俺も些と面喰はざる......くお願ひ申上げます。慎んで歎願致します』シャ『エヽ、貴様はまだ酔つて居るのか、何を......られの腰抜け奴、阿呆、馬鹿、頓痴気野郎』シャ『オイ、コルトン、貴様は未だ酔が醒めて......双肩の両肩にふりかかつて居る責任でせう』シャ『チヨツ、仕方のない野郎だな。それだか......真さまだつてさうぢやないか。あんな美人のシャンの奥、女房の嬶を持ち乍ら心をゆるし安......。サアこれから御大自ら捜索と出かけよう。シャカンナ殿、何うか部下をお貸し下さい』コ... | 1019 |
1020 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第18章 月下の露〔1720〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 26 件/シ=26 | ... シャカンナはタニグクの山の麓なる岩窟に附属......つた。十五夜の満月は頭上高く輝いてゐる。シャカンナ及スバール姫は室内に横たはり、早......れを眺め乍ら月下に眠りませう』 屋内にはシャカンナの声、......シャ『オイ、コルトン、汝、今外で、何独り言......中々執拗なしぶとい、代物で厶いましたよ』シャ『それでも、汝、人間の声で物を云つてゐ......うか、そんな事を云はない様にして下さい』シャ『待て待て、俺が一遍査べて来る。汝では......を月に照され乍ら、早くも横たはつてゐる。シャ『何れの方かは知らぬが、そんな所に寝て......庭先で休まして頂いてをつた所で厶います』シャ『何、タラハン市の住人とな。フーン、併... | 1020 |
1021 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第19章 絵姿〔1721〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 24 件/シ=24 | ...魂揃うて丹波名物の霧の海原分けてゆく。 シャカンナは珍しき客、只空の月日を友となし......ツと許り秋波を送つてくれた美人のナイスのシャンに、イヌだの、サルだの、カヘルだの、......心地になつた様だ。白湯を一杯くれないか』シャ『若君様、最早お目醒で厶いますか。どう......頂きました。此御恩はどこ迄も忘れませぬ』シャ『オイ、コルトン、お客様にお湯を汲んで......『ヤ、構うてくれな、余が勝手に頂くから』シャ『コラコラ、コルトン、何処へ行つたのだ......したよ。最早帰つて来る気遣は厶いませぬ』シャ『ナニ、コルトンが逃げたといふのか、な......が炊事万端を致しますから安心して下さい』シャ『アハヽヽヽ、到頭、コルトンも山中生活......してゐるのだ……と、何時も申しましたよ』シャ『アハヽヽヽ、女の子といふ者は油断のな... | 1021 |
1022 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第21章 針灸思想〔1723〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...ゐらつしやつたのでせう。其時に忠誠無比のシャカンナと云ふ左守の司様が国政を料理して......極重悪人ぢや厶いませぬか。お父さまの為にシャカンナは可憐な娘と共に天下漂浪の旅に出... | 1022 |
1023 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第22章 憧憬の美〔1724〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...『殿下、それ程迄思召しますなら、私が彼れシャカンナを説き伏せ、スバール姫をタラハン... | 1023 |
1024 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...王の国替、太子の即位並に結婚披露、旧左守シャカンナの復活、アリナ、バランスの登庸、... | 1024 |
1025 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第1章 貞操論〔1725〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 22 件/シ=22 | ...奥に、其昔タラハン国の左守の司と仕へたるシャカンナは年老いたりと雖勇気は昔に衰へず......れた、掘り込み建ちの茅屋に鬼をも挫ぐ父のシャカンナと共に、無心の生命を保ち、千歳の......以て千尋の深き底に沈み行くのであつた。 シャカンナはスバール姫の此頃の様子の、如何......廻らし、時々溜息を吐く事さへあつた。或時シャカンナはスバール姫に向ひ、少しく声を潜......、姫の顔を覗くやうにして頬杖をつき乍ら、シャカンナ『スバール姫よ、お前も今年は十五......引合せであらう。つらつら思ふに、神様は此シャカンナに一時も早く山を出で都に上つて、......しくも恋の焔を自ら消してゐた。そこへ父のシャカンナが意味ありげな言葉を聞いて、スバ......げます。どうか叱らないやうにして下さい』シャ『何、叱るものか。どんな事でも思つた事... | 1025 |
1026 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第2章 恋盗詞〔1726〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...を思ふ心の一筋途、一筋縄では行かぬ左守のシャカンナを、夏の炎天に地上万物を霑す夕立......囁き、合点のゆかぬ事だ哩、噂に聞く左守のシャカンナが一ケ月以前迄抱えて居た山賊の片......してこの大馬鹿を尽しに行かうぢやないか。シャカンナに取捉まえられて、死損ねになるも... | 1026 |
1027 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第3章 山出女〔1727〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 25 件/シ=25 | ...い時は皆馬鹿の二字にかくれて、のんのこ、シヤあつく......シヤあと、馬耳水蛙に晏如としてをさまつてゐ......く登りつめ、漸くにして谷川伝ひに浅倉谷のシャカンナが隠家に着いた、......シャカンナはスバール姫と共に少し遅い乍らも......は又格別のもので厶います、アンアンアン』シャ『ワツハヽヽヽ、汝等も小難しい厄介な爺......方、どうぞハンナや私の心を信じて下さい』シャ『ウン、お前の心の底迄虚か偽か、善か悪......に用があるのだらうがな。それについては此シャカンナは大変な邪魔者だらう。御迷惑察し......居りませぬから、どうぞ御安心下さいませ』シャ『親分には御世話になつたと口には云つて... | 1027 |
1028 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第4章 茶湯の艶〔1728〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...甲で鼻を左から右へ撫で、自分の尻の方でモシヤモ......シヤとこすりつけ、言葉迄も荘重らしく粧ひ乍... | 1028 |
1029 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第5章 変装太子〔1729〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...を親とも思はず、悪言暴語を放ち、デモクラシーだとか、共産主義だとか訳の解らぬ事を申... | 1029 |
1030 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第6章 信夫恋〔1730〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 45 件/シ=45 | ...女中勤めをしてゐる者である。そして其名をシノブといふ。アリナは言葉も荘重に、『アイ......は言葉も荘重に、『アイヤ、其方は奥女中のシノブではないか。余は女に用向はない。すぐ......向はない。すぐ様罷りさがつたが可からう』シノブ『イエイエ、どう仰せられましても、今......届千万な、其方は余の言葉を用ひないのか』シ『ホヽヽ、どうして殿下のお言葉が用ひられ......。其方は身分を心得ぬか、さがり居れツ』 シノブは、『ホヽヽヽ』と笑ひ乍ら、押強くも......化狸の八化よりも上手ですワ』ア『コリヤ シノブ、見違ひを致すな。余は決して偽者では......。女の分際として、玉座の前を恐れぬか』 シノブは横目をし乍ら、アリナの膝をグツとつ......横目をし乍ら、アリナの膝をグツとつめり、シ『モシ、アリナさま、駄目ですよ。サアどう... | 1030 |
1031 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第8章 帰鬼逸迫〔1732〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...簾を上げて入り来るは夜前情約締結を終へたシノブであつた。......シノブ『殿下、御心配なさいますな。あの調子......』アリナ『いや誰かと思へば、汝は女中頭のシノブぢやないか。今日の場合陽気な事は云つ......下つて来客の接待でも致したが好からうぞ』シ『ホヽヽヽ、殿下よう白々しいそんな事が仰......だわい。アヽ太子の役も窮屈なものだなア』シ『一国の王者にならうと思へば少々位の窮屈......ら終ひには化けの皮が現はれて了ふがなア』シ『これだけの騒動、如何に呑気の太子様だと......下つたがよからう。余は心配でならないわ』シ『ホヽヽヽ、「余は心配でならないわ」など......けようか』と項垂れて居る。そこへ女中頭のシノブが走り来り、『もし、アリナ様、殿下が... | 1031 |
1032 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第11章 宮山嵐〔1735〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...ピン王の精神迄も狂はせ、無二の忠臣左守のシャカンナを城内より追ひ出し、己取つて代つ... | 1032 |
1033 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第12章 妻狼の囁〔1736〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...一年三百五十日 たつた一度の植付の 好シーズンのめぐり来て 人の心もせいぜいと ... | 1033 |
1034 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第13章 蛙の口〔1737〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 43 件/シ=43 | ...り来る一人の女は殿中深く仕へたる女中頭のシノブであつた。彼は何の恐るる色もなく殿中......を肩にふりかざし乍ら、玄関口に立現はれ、シノブ『右守様、殿中のお使で厶います。通つ......関番のサールは丁寧に頭をさげ乍ら、『之はシノブ様、よくマア入らせられました。只今御......も慇懃な口調にて、右守『ヤアこれはこれはシノブ様で厶いましたか。サア何卒奥へお通り......り下さいませ。御用の趣承はりませう』 此シノブの職掌は右守に比して非常に低級ではあ......に長けたる流石の右守も、特に此女中頭たるシノブに対しては、あらむ限りの媚を呈し、追......もおかぬ待遇振りを発揮するのが常である。シノブは悠然として右守に導かれ庭の植込をす......られ下さいますれば誠に有難う厶います』 シノブは儼然として威儀を正し言葉もやや荘重... | 1034 |
1035 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第14章 会者浄離〔1738〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...に云ふ、彼アリナは殿中を逃出す時、最愛のシノブに囁いて云ふ、『余は是より少時の間大......こ迄もこの殿中を離れな』と告げておいた。シノブはそれ故アリナは依然として、大宮山の... | 1035 |
1036 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第15章 破粋者〔1739〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...処へ看視役のサーマンがやつて来て、サ『モシモ......シ太子様、貴き御身を以つて、かやうな処に断......な、鳶の巣と間違へられるやうな頭の毛をモシヤモ......シヤと生え茂らせ、和布の行列然たる着物を着... | 1036 |
1037 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第16章 戦伝歌〔1740〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...様が歌はねば此方へ二十円貰ふのだ』カ『ヨシヨ......シもし俺がよう唄はなんだら百円でもやるわ。......やうだ 盤古神王塩長彦の 不在の神さまシツかりと 私の願を聞きなされ いよいよ... | 1037 |
1038 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第17章 地の岩戸〔1741〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ...隠さず申上げます。カーに匿しました』サ『シーに匿しました』カ『ツーに匿しました』梅......『ツーに匿しました』梅『何、チーとカーとシーとツーと、アヽ地下室か。地下室と云へば......リ、サ、マ、デ、ゴ、ザ、リ、マ、ス。ソ、シ、テ、ヒ、ト、リ、ハ、ス、ダ、ル、マ、ン......ト、リ、ハ、ス、ダ、ル、マ、ン、タ、イ、シ、サ、マ、ヒ、ト、リ、ハ、ス、バー、ル、......ニ、モ、ク、ハ、ズ、ノ、マ、ズ、ニ、オ、シ、コ、メ、ラ、レ、ク、ル、......シ、ン、デ、イ、ラ、レ、マ、ス』梅『ヤ、も... | 1038 |
1039 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第18章 救の網〔1742〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...かの因縁だらう。何処の人かは知らね共、モシ命の助かるものなら、所在手段を尽して助け......と手を尽しますれど最早駄目で厶います。モシ之が蘇生するものならば、どうか宣伝使のお......申しなさい』ア『ハイ、有難う厶います。モシ宣伝使様、エー、漁師様、再生の御恩、末代... | 1039 |
1040 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第20章 破滅〔1744〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/シ=12 | ...が石女だから、惜い乍らも他人にやるよりマシだと思つて、父違ひの弟に顕要の地位を譲り......わい』サクラ『旦那様、そしてあのアリナはシノブの云つた通り大宮山の神殿に居つたでせ......同然、妾の地位も高まる道理。然し女中頭のシノブが聞いたら、さぞ失望落胆する事でせう......の外からかん走つた女の声、『右守様、妾はシノブで厶います。這入りましてもお差支は厶......支は厶いませぬ。サアサアお這入り下さい』シノブ『左様なれば御免を蒙ります。臍でも噛......いますかな』右『これはこれは思ひがけなきシノブ殿のお言葉、どうして、さやうな無道な......の戯れ言、気にかけて下さつては困ります』シ『人間として出来ないやうな、大それた畏れ......、忠臣義士たる拙者の言葉をお聞き下さい』シ『貴方はもうお忘れになりましたか。先日妾... | 1040 |
1041 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第21章 祭政一致〔1745〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...幽した。浅倉山の山奥に隠れてゐた前左守司シャカンナは新王に召されて、城中に入り元の......はスバール姫に終身仕ふる事となつた。毒婦シノブの為にインデス河に投込まれた王女のバ......大君の御為に 心も身をも捧げまつらむ』シャカンナ『神去りしあが大君に仕へてし ... | 1041 |
1042 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第3章 喬育〔1748〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...、聞かせるやうな名歌ぢやない。余り気がムシヤク......シヤしてゐるので、歌迄がム......シヤついてゐる。今日は何時にない出来が悪い... | 1042 |
1043 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第5章 性明〔1750〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...も買喰大将も普選即行となれば同等だな。ヨシうまい、それでは労働者を味方につけ、大い......又敬語を使ふからな、ワツハヽヽヽ』国『ヨシ気に入つた。そんなら幾公、サア握手だ』幾......浅州、誰にも云つちやア可けないよ』浅『ヨシ合点だ』と徳利をぶら下げ、裏口からチヨコ......の最中だから、暫く待つてゐるが可からう。シロ都風も焼豆腐もサツパリ滅茶々々だよ。何... | 1043 |
1044 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第6章 背水会〔1751〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...親分の膝下に跪くことにせうかな』照『ヨーシ、呑込んだ。直接の親分の乾児にはなれぬぞ... | 1044 |
1045 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第7章 聖子〔1752〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...使用の程を御願申上げます』国依『ウン、ヨシヨ......シ、分れば別に文句は無いのだ。モウ之からは......前の好きな様にしたが可からうぞ』末子『モシ吾君様、兄の国照別は家出をするなり、妹の... | 1045 |
1046 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第10章 宣両〔1755〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...難の声に脅かされ、人心は日に悪化して、ソシヤリズムやアナアキズムが蔓延するのだよ。......なんて、柄にないこと吐ざくない。俺等はソシアリズムでも、アナアキズムでも結構だ。人......だなア』乙『それだから、アナアキズムやソシアリズムが頭を擡げ出したのだ。神が表に現... | 1046 |
1047 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第12章 悪原眠衆〔1757〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...い……とズルイ考へを起し、松若『ウン、ヨシヨ......シ、何時でも返上する積りだ』捨子『あゝ嬉し... | 1047 |
1048 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第13章 国別〔1758〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ... 一時も早く此阪を 無事に下つてウントコシヨ 懸橋御殿にまゐ詣で 足の疲れを休め......と思はぬボンの糞 雨露凌がしてドツコイシヨ くれてもそれで満足だ もうしもうし...... あゝ勇ましや勇ましや 一足々々ウントコシヨ 勝利の都へ進み行く 神は吾等と共に......ましませよ ウントコドツコイ ドツコイシヨ ドツコイ ドツコイ ドツコイ......シヨ』とちぎれちぎれに山降りの歌を唄ひ乍ら... | 1048 |
1049 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第15章 四天王〔1760〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...んなら之からお滝へ参りませうか』国『ヨーシ、先づ第一に身禊をやつて来う』といひ乍ら......廻しやがつて……何俺が悪い事したか……モシ親分、タヽ助けて下さいな』 国照別は剛力......か、四天王の勇士、しつかり頼むよ』浅『モシモ......シ親分さま、四人の中で順序を立てておかねば... | 1049 |
1050 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第16章 波動〔1761〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...ん本的に改良し サかえ尽きせぬ珍の国 シきます国魂大御神 スずしき聖き太祝詞 ......ぐには及ばぬ、今の世は言論よりも実力だ。シヽヽ主義も糸瓜もあつたものぢやないぞ。ス... | 1050 |
1051 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第17章 琴玉〔1762〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...井姫様、エリナ様について恋におち、終にはシーズン河の難に遭つたと云ふ歴史も厶れば、......しだ、どうでもよしだ、ホヽヽヽヽ』モ『モシ姫様、そんなアヤフヤの御返辞をされちや困... | 1051 |
1052 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第18章 老狽〔1763〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...四辺は閑寂の気漂ひ、只天井に鼠の走る音がシト ......シト ......シトと幽かに聞ゆるのみであつた。時分はよし... | 1052 |
1053 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第19章 老水〔1764〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...り乍ら歌ふ。『ハアハアウントコ ドツコイシヨ 高倉城の重臣と 世間の奴から敬はれ......国愛別の若君に スツパぬかれて、ドツコイシヨ 禿げた頭を台なしに めしやがれ鼻を......果な生れつき ウントコドツコイ ドツコイシヨ 四方八方に気をつけて 人間らしい影......おかねば此後の 懲戒にならないドツコイシヨ 老眼鏡が曇り出し 一寸先も分らない......こに谷まつた ウントコドツコイ ドツコイシヨ アイタヽタツタ木の株に 足をつまづ......お任せ申す ウントコドツコイ ドツコイシヨ 昔の罪がめぐり来て 又もや女で苦労......つたに違ない ウントコドツコイ ドツコイシヨ グヅグヅしてゐちや夜があける 早く......ものは宮仕へ ウントコドツコイ ドツコイシヨ 臍の緒切つて八十年 これだけ辛い事... | 1053 |
1054 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第20章 声援〔1765〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...つて、此場を早く立去れ、エヽ汚らはしい、シーツ ......シーツ』と猫でも逐ふ様な大胆不敵の挙動に、... | 1054 |
1055 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第21章 貴遇〔1766〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...になるがよい ウントコドツコイ ドツコイシヨ 天を封じた老木の 並木の街道を進み......る勇ましさ ウントコドツコイ ドツコイシヨ 今は侠客渡世だが 親分さまがたつた... | 1055 |
1056 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第1章 信人権〔1768〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...の今日のやり方だ。好景気時代に、己れ先づシコタマ信徒の油を搾り懐中をふくらせやがつ......造しておき乍ら、己れは依然として甘い汁をシコタマ吸収し、そして吐すことを聞けば……......之を見ても判るのである。抑も乳房は女性のシンボルであり、美の......シンボルであり、又婦人生殖器の一部とさへ考... | 1056 |
1057 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第3章 恋戦連笑〔1770〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...方は俺に対して大救世主だ。弥勒如来だ、メシヤだ、キリストだ、瑞の御霊だ。お前をおい......と、お手が砕ける程握りますよ』キユ『ヨーシ俺の息がとまる所迄握つてくれ、ハツハヽヽ... | 1057 |
1058 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第6章 鬼遊婆〔1773〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...ボと呼んで上げよう。トンマ野郎とは少しマシだからな。底津岩根の大弥勒様、第一霊国の......ると思ふかい。サヽヽヽヽ扨も扨も困つた、シヽヽヽヽしぶとい代物だな。死損ひの腰抜け...... 思想日に夜に混乱し アナアキズムやソシヤリズムが 到る処に出没し 大黒主の此... | 1058 |
1059 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第10章 二教聯合〔1777〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...し船に身を任せ 大海原を渡りつつ ペルシヤの海に来て見れば 暴風怒濤に悩まされ... | 1059 |
1060 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第12章 大魅勒〔1779〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...今晩は何とかして彼奴を奪ひ取り、暗がりでシヤモを絞める様にやつつけ様ぢやないか』レ... | 1060 |
1061 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第14章 賓民窟〔1781〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...といんで下さい』と云ふより早く破れ戸をピシヤリと閉め、戸に突張りをかうて了つた。マ... | 1061 |
1062 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第16章 天降里〔1783〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ... シグレ町の貧民窟の九尺二間にはレール、マー......垢抜けのした方許りだな』レ『此友人はバクシーと云つて、チツト許り財産を持つて居りま......から、妻子を養ふ事が出来ないので、此バクシーさまの家へお世話になり、下女奉公に使つ......がむものだから、遙々と女房を連れて、バクシー夫婦が昨日来てくれたのです。マアお前さ......なんか棒にふり玉へ。君の生活は、このバクシーさまが屹度保証して下さるよ。さうしてバ......さまが屹度保証して下さるよ。さうしてバクシーさまに附てさへ居れば、最早大磐石だ。寺... | 1062 |
1063 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第20章 千代の声〔1787〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ... シグレ町のレール、マークの留守宅にはチウイ... | 1063 |
1064 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第21章 三婚〔1788〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ... シグレ町の九尺二間の臨時御殿には、主客八人......とパリパリパリと引き破り、矢庭に頬張、クシヤク......シヤク......シヤとかみたれこにし、灰の中に鉄の火箸で埋......出度い目出度い、これで余も安心した。モーシ宣伝使様、どうか祝歌を歌つて下さいませ』... | 1064 |
1065 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...の岩窟に連れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シヤカンナの部下を借受け、八方へ捜索隊を差... | 1065 |
1066 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第1章 追劇〔1790〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 7 件/シ=7 | ...、あれ程大きいダリヤ姫の行方を捜すのに、シヤカンナ頭目の部下二百人迄借用して、捜索......に体をもたせかけ早くも鼾の幕がおりた。 シヤカンナの部下と仕へてゐた四五人の小盗児......襲ふ共 いかでか恐れむ泥棒の 大頭目のシヤカンナが 乾児と現れし哥兄さまだ 幽......んで了ひ、俯いて慄ふてゐる。コブライ『モシ天真坊さま、ダリヤで御座います、どうぞ早......では僕は貴方のお世話は能う致しませぬ。モシモ......シ天真坊さま、お手づから親切を尽して上げて......こんな所へつきはめやがつて』コブライ『モシ天真坊さま、しつかりして下さい。暗の陥穽... | 1066 |
1067 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第2章 生臭坊〔1791〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 10 件/シ=10 | ...帝の化身と触れこみて 女盗賊ヨリコ姫 シーゴーの二人と共謀し 三千人の賊徒等を......岩窟を 打破られて降伏し ヨリコの姫やシーゴーは 誠の道に帰順して 天下公共の......誘惑し タニグク谷の山奥に 左守の司のシヤカンナが 数多の手下を従へて 籠りゐ......化せる 玄真坊は矢も楯も 堪りかねてかシヤカンナの 二百の部下を借用し 姫の後......足も軽いだらうよ、ウツフヽヽヽフ』コ『モシモ......シ電信棒さま、この山道は昔から有名な腥草の......わ。モツト真面目に云つて下さいな』天『ヨシヨ......シ俺も余り心持が良くないのだ。尾花は禾本科... | 1067 |
1068 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第3章 門外漢〔1792〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...最前も申す通り、天来の救世主、天帝の化身シーゴーヨリコ別の命で御座る』玉『ホヽヽヽ......は怪しからぬ、拙者はオーラ山に立ち向ひ、シーゴー、ヨリコの頭目を言向け和し一泡吹か......迄まつても手桶に水を汲んで入つたきり、ピシヤリと中から錠を卸し、猫の子一匹顔を見せ... | 1068 |
1069 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第4章 琴の綾〔1793〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 38 件/シ=38 | ...ライは此体を見て可笑しくてたまらず、『モシ、天真坊様、御化身様、大変な偉い雄健びで......もかけ行く 子供と仲よくはねまわる。 シヤ......シヤ ......シヤン......シヤン 歌は花さく木にみのる 小鳥がそれ......く木にみのる 小鳥がそれをついばむよ シヤ......シヤ ......シヤンシヤンシヤン 歌は月夜の笛の音に ... | 1069 |
1070 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第6章 達引〔1795〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...振り乍ら こいつはバルギーの配下だが シヤカンナさまに頼まれて ダリヤとバルギ......其名も高き玄真坊だぞ。名を聞いてさへ驚くシーゴー、ヨリコ姫は俺の部下だ、見事お前等... | 1070 |
1071 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第7章 夢の道〔1796〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 11 件/シ=11 | ...サア早くお皈りなさいませ』と云ひ乍ら、ピシヤリと破れ障子をしめ、プンプンとして姿を......めて頂かう』と婆アの後について、雑草茂るシク......シク原を四五丁許り従いて行くと、家のぐるり......ら、どうか門の戸をあけて下さいな』婆『ヨシヨ......シあけて上げよう、ビツクリをしなさるなや』......いだから、誰に不足はあらうまい』バル『モシモ......シお熊さま、そんな殺生な事を云はずに、どう......、コラ一体何処だろう、暗さは暗し、斯様なシクシク原にねる訳にも行かず、道通る者はな... | 1071 |
1072 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第8章 無遊怪〔1797〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...妻ヨリコには愛想をつかされ、兄弟分と頼むシーゴーには絶交され、折角の策戦計画も愈画......現を抜かし、数多の部下に別れタニグク山のシヤカンナが岩窟に天晴救世主と化込んで罷越......ンナが岩窟に天晴救世主と化込んで罷越し、シヤカンナには荒肝を挫がれ、ダリヤには御丁......をふりかけ、ドロンと消えられた悔しさに、シヤカンナの部下の応援を頼み、自分はコブラ......と信じ、ハル山峠の麓迄やつて来たが、同じシヤカンナの部下であつたコオロと出会し、バ......に於て永住し、天下に覇をなすべきである。シヤカンナも、かのタラハン城の左守として時......守では到底駄目だ。吁何とかして、せめてはシヤカンナの部下を糾合し、又オーラ山からひ......から売つてくれ』コオ『…………』コブ『モシ、玄真さま、そんなバカなこた、おいたら如... | 1072 |
1073 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第9章 踏違ひ〔1798〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...さうな処を飲まして欲しいものだな』キ『ヨシ、お前の事なら茶も沸かしてやらう、鰥暮し......へ密告でもすると、面倒いからのう』キ『ヨシヨ......シ逃げも隠れも致さぬわい、マア ユツクリと... | 1073 |
1074 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第10章 荒添〔1799〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...だと思ひますわい』玄『ハヽヽヽヽ、お前のシヤツ面で何程命を助けて貰つたと云つてこの... | 1074 |
1075 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第11章 異志仏〔1800〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 13 件/シ=13 | ...コリヤ弁当の残りで御座いますよ』玄『ヨーシ、分つてる、俺も腹の空つた所だ。仮令汝の......箱は小口から舌の川で洗つて了つた。甲『モシ玄真さま、お前さまは大変な神力のある方だ......、汝もさうだらう』カ『お前の意見通だ。モシ、玄真さまとやら、どうか宜しうお願ひ申ま......やら、どうか宜しうお願ひ申ます』玄『ヨーシ、分つた。そんなら之から俺のいふ通するの......に服従するのだぞ。サア、行かう』ト『モーシモ......シ玄真さま、行かうと仰有つても腰が立ちませ......ゐる。そこへ下女が茶を汲んで出来り、『モシお客様、主人から、ネームを承はつて来いと...... 少時すると又もや下女がやつて来て、『モシモシお客さま、エー、貴方のお話になつて居... | 1075 |
1076 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第12章 泥壁〔1801〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 14 件/シ=14 | ...イ、コオロの両人と 諜し合せて左守司 シヤカンナ館に忍び入り 金銀財宝を奪ひとり......幸ひに左守の館へ忍び込み、宝庫を押破つてシコタマ財宝を奪はむと働く折しも、物蔭に隠......身、天来の救世主、天真坊様と云つて左守のシヤカンナが兄弟分だ。火事見舞の為に......シヤカンナの館へ乗り込み類焼の難を怖れ、宝......右守司でも相手にはならない。不審があればシヤカンナを呼んで来い、トツクリと天地の道......見よ、コブライ、コオロの両人は、もとよりシヤカンナ泥棒親分の輩下ぢやないか。タニグ......ひ取つた鬼畜生の片割だ。彼等二人は元よりシヤカンナ泥棒の輩下だから、人の家へ忍び込......な 左守が泥棒の張本ぢやないか。 左守シヤカンナの泥棒でさへも 娘のおかげで世... | 1076 |
1077 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第13章 詰腹〔1802〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...む事を願ひ申候 国家の大罪人 シヤカンナより 右守殿 参ると認めてあ... | 1077 |
1078 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第14章 障路〔1803〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 14 件/シ=14 | ...一歩も歩めなくなつて了つた。コブライ『モシ玄真さま、何程黄金を沢山貰つても体が達者......、土の中からムクムクと頭丈が動いてゐる。シヤカンナは此淋しい原野の正中に松露のやう......よくよく見れば玄真坊の姿そつくりである。シヤカンナは驚いて、『オイ、コラ、汝は玄真......うすりや俺の罪も軽うなるだらうから……』シヤ『何だか俺は足がヒヨロヒヨロするけれど......て俺の体をグツと引き上げて貰へまいかの』シヤ『体を引き上げと云つたつて、首から下が......地の底の地獄へ引ぱり込まれ相だ』 「ヨーシ」と云ひ乍ら......シヤカンナは一生懸命に冷たい手で冷たい耳を......纏ひ乍ら、力なげにトボトボとやつて来る。シヤカンナは後ふり向いて、『ヤ、お前はコブ... | 1078 |
1079 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第15章 紺霊〔1804〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 22 件/シ=22 | ... シヤカンナ、コブライ、コオロの三人は玄真坊......い牢屋へブチ込まれ 右守の司の訊問を シヤーツク......シヤーの呑気相に 煙にまいて答弁し 左守...... アイタタタツタ アイタツタ コレコレシヤカンナ左守さま 私の仇を討つとおくれ......するワイ………のう』玄『オイ、コブライ、シヤカンナの兄貴、コオロの乾児、メツタに俺......せうまいの、此婆アを平らげてくれないか』シヤ『ウーム、どしたら可かろかの。コブライ......ら、蚊の鳴くやうな声を出して、『オーイ、シヤカンナ、助けてくれ助けてくれ』といふ声......れ』といふ声さへも次第々々に細つてゆく。シヤカンナは見るに見かねて、一生懸命に「一... | 1079 |
1080 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第16章 妖魅返〔1805〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...風を致して居りますが、オーラ山に立籠り、シーゴー、依子姫などの豪傑を幕下に使ひ、三......墓を掘つて見よ。此底にあるかも知れぬ。モシ玄真坊さま、一寸天帝さまに伺つて下さいな......ゐた。コブライは飛び立つ許り喜んで、『モシモ......シ玄真さま、有りました有りました、喜んで下... | 1080 |
1081 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第17章 夢現神〔1806〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...付けるのだけど、此人間様の鼻ぢやカラツキシ駄目ぢやからのう』 二人は斯く話し乍らグ... | 1081 |
1082 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第18章 金妻〔1807〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...く社を建て、其処に控へて居りますから、ドシド......シと愚夫愚婦を集めて来るのですよ』玄『ヤア... | 1082 |
1083 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第19章 角兵衛獅子〔1808〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 12 件/シ=12 | ...々々云ひ乍ら十日許り逗留して居る。千『モシ玄真さま、この宿へ泊つてから今日で十日許......、スカンたらしい』といひ乍ら、蛸禿頭をピシヤピ......シヤツと細い手でやつた。玄真は目も鼻も口も......亭主は二人の居間に恐る恐る出で来り、『モシお客様、大変御退屈と見えますが、今あの通......ない様に番をしてゐるから……』コオ『ヨーシ来た合点だ』とコオロは逸早く表へ飛び出し......も結ひ直し、身繕ひせにやならぬと、千『モシモ......シ杢助さま、お察しの通り千草の高姫で御座い......輪城へ雲に乗り立ち帰るで御座らう』千『モシ、杢助さま、お情ない、こがれ慕ふて居る女... | 1083 |
1084 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第3篇 惨嫁僧目 | 第20章 困客〔1809〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...別、照公、梅公別の三人であつた。照公『モシ、先生、モウ日も暮れ近くなりましたが今晩......ます。何卒お助け下さいませ』梅『ウン、ヨシ、先生、今斯様に申してゐますが、然し乍ら......てくれぬか』 玄真坊は小さい声で、玄『モシお三人さま、あの声は千草の高姫に間違ひ御... | 1084 |
1085 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第3章 厳の欵乃〔1812〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...唆かし オーラの山を根拠とし 泥棒頭のシーゴーを 謀主と仰ぎオーラ山 高く聳ゆ......込み 様子を聞けば左守なる 智勇兼備のシヤカンナは 十年の昔追放され 山林深く......酔ふ隙を窺ひて 忽ち水沫と消えしより シヤカンナも糞もあるものか 二百の手下を借......がれて 少時憂目は見たれども 泥棒頭のシヤカンナが 左守の司となりすまし 国政... | 1085 |
1086 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第4章 銀杏姫〔1813〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...云ひ乍ら、「高姫続け」と一声残し、篠竹のシヨボ......シヨボと生えて居る竹藪の中に身を隠して仕舞... | 1086 |
1087 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第5章 蛸船〔1814〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...イ、後はお前の番だ、俺が囃役だ』コオ『ヨシヨ......シ之からが正念場だ、......シツカリ囃せよ。 天道は人を殺さない 救... | 1087 |
1088 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第8章 街宣〔1817〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 12 件/シ=12 | ...風凛々大野原 駒の嘶き鈴の音 ヒンヒンシヤン......シヤンドウドウと 雲を霞と駆けて行く あ......たまへよ人々よ 偏に祈りおきまする』 シヤンコ ......シヤンコ ......シヤン......シヤン ......シヤンコ ......シヤンコ シヤンシヤン 馬の蹄も戞々と ... | 1088 |
1089 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第9章 欠恋坊〔1818〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...、川の流れを眺め乍ら休息した。ダリヤ『モシ、大神の化身様、母の居りまする山はどの方......一寸お知らせ下さいませ』玄真『ウンウンヨシヨ......シ、エー……コーツト……、あの峰がエー高満......ルクはヨリコ姫、花香姫の居間を訪ね、『モシ、ヨリコ姫様、最早お寝みで御座いますか、... | 1089 |
1090 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第10章 清の歌〔1819〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...の神司 オーラの山に立ち向ひ 玄真坊やシーゴーと 名も怖ろしき強賊や 売僧坊主... | 1090 |
1091 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第11章 問答所〔1820〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...びなさつたに違ひない 先頭一のお前様 シツカリおやりなさいませ 妾は側に侍べり......ひ すればヨリコはキツとなり 『玄真坊やシーゴーの 三千人の泥棒の 大頭目を此の......し乍ら時ならぬ 涙の雨に浸りける 夜はシン......シンと更け渡り 夜半を報ずる太皷の音 七... | 1091 |
1092 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第13章 捨台演〔1822〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...而も念入りに出来た醜男には横丁の牝犬にケシかけても飛びつかない面構へ、況して絶世の... | 1092 |
1093 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第14章 新宅入〔1823〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...ミロクさまを売り出しなさい』と云ひ乍らドシンド......シンと床板をしわらせ乍ら離棟座敷へ大きな図... | 1093 |
1094 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第15章 災会〔1824〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...奴、俺の女房を横取りしよつた曲者だ。ヨーシ、奥へ踏み込んで談判をやつてやらう』と立... | 1094 |
1095 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第2篇 杢迂拙婦 | 第16章 東西奔走〔1825〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ... 妖幻坊は別館の戸を開け、ズシンズ......シンと床を響かせ乍ら現はれ来り、『ヤア高チ... | 1095 |
1096 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第3篇 転化退閉 | 第19章 旧場皈〔1828〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ...て天下併呑の夢をむさぼつてゐた。キユ『モシ、生宮様、キユーバーの働きはチツト許り腕......め、一寸北町迄行つて来ますから』キユ『モシモ......シ高姫さま、私の前で、あまりひどいぢやあり......に顧問(五文)官と云ふのがある』キユ『モシモ......シ高姫さま、顧問と五文とは違ひますぜ』高『......た。 玄関口に佇んで様子を聞けば、境内はシンとして人影もなく、静まり返り、閑古鳥が... | 1096 |
1097 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第3篇 転化退閉 | 第21章 大会合〔1830〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...、村民を安堵させてやりませう』ダリヤ『モシ、玉清別様、あまりお気が短いぢやありませ......葉に甘へ、逗留さして頂きませう』アル『モシ若旦那さま、決して御心配要りませぬよ、キ......ひ度い事あれば人さまの中でも構はない、ドシド......シ云つたがよい、憚りながら姉さまがついて居... | 1097 |
1098 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第3篇 転化退閉 | 第22章 妖魅帰〔1831〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...蒼白となり、唇迄もふるはせて居る。ヨ『モシ高姫さま、貴方も矢張追剥強盗をなし、謀殺... | 1098 |
1099 | 霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻 | 第1篇 紫微天界 | 第5章 言幸比古の神〔1836〕 | 出口王仁三郎 | 1933刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...イ カ コ ク ケ キ サ ソ ス セ シ タ ト ツ テ チ ナ ノ ヌ ネ ニ......、『アカサタナハマヤラワガザダバパ イキシチニヒミイリヰギジヂビピ ウクスツヌフム... | 1099 |
1100 | 霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻 | 第1篇 紫微天界 | 第6章 言幸比女の神〔1837〕 | 出口王仁三郎 | 1933刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...出でたり 一切にしめりを与ふる活動は シの言霊の功なりけり 一さいの命を救ふ原動... | 1100 |