番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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401 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第2篇 石心放告 | 第8章 高姫慴伏〔830〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...民にも御座いませぬぞえ』 池の中より、『シヽヽ、渋とい執着心のどこ迄も取れぬ、負け......嘴を容れる所ぢやありませぬぞえ』常彦『モシモ......シ高姫さま、いゝ加減にしておきなさらぬかい......白い。恐ろしい御立腹だ』高姫『コレ春彦、シツカリしなさらぬかいな。池の底のスツポン... | 401 |
402 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第2篇 石心放告 | 第9章 俄狂言〔831〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...。常彦、春彦は高姫の左右に寄り添ひ、『モシ高姫さま、お気が付きましたか。余り貴女は... | 402 |
403 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第2篇 石心放告 | 第10章 国治の国〔832〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...ソと逃げてゐたぢやありませぬか』常彦『モシ高姫さま、自惚するにも程がありますよ。御... | 403 |
404 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第11章 日出姫〔833〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...水ぢや』と立騒ぐを、常彦は制し止め、『モシモ......シ皆さま、構立をせずに、少時放つといて下さ... | 404 |
405 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第12章 悔悟の幕〔834〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...居る姿を眺めて、案に相違し乍ら、常彦『モシモ......シ高姫さま、如何で御座いました。貴女のお姿... | 405 |
406 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第13章 愛流川〔835〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...手の小さき草葺の家に身を隠した。常彦『モシ高姫さま、あの婆アは何でせうなア。あの松......が無けりや、甘鯛鱒から蟹して下さい、ギニシイラねばドブ貝なとしなさい……とか何とか... | 406 |
407 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第14章 カーリン丸〔836〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...とする。高姫は、丙の袖を控へて、高姫『モシモ......シ何処の方かは知りませぬが、鷹依姫、竜国別... | 407 |
408 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第15章 ヨブの入信〔837〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...れは誠に喜ばしいこつて御座います。……モシモ......シ ヨブ様、お聞の通りで御座いますから、ど......人甲は此話しを聞いて側に寄り来り、甲『モシモ......シ ヨブさま、あなたは愈此方のお弟子になる... | 408 |
409 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第3篇 神鬼一転 | 第16章 波の響〔838〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...で高姫が 吾々二人が路端に 憩ふ所をドシド......シと 肩肱いからし高姫は 日の出神の御告...... 夫れより三人手を引いて テルの街道ドシド......シと 大西洋を眺めつつ アリナの滝のほと... | 409 |
410 | 霊界物語 第29巻 海洋万里 辰の巻 | 第4篇 海から山へ | 第17章 途上の邂逅〔839〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...の男の側に、ツカツカと進み寄り、高姫『モシモ......シ今あなたの御話を耳にしますれば、三五教の... | 410 |
411 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...ウラル教の教主ブールの部下が襲来し、日暮シ川の丸木橋の畔に於て衝突したる後、アラ......シカ峠の上にてエリナと言ふ若き女に出会ひた... | 411 |
412 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第1篇 高砂の松 | 第1章 主従二人〔843〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/シ=13 | ...両人は肱を枕に眠りに就いた。 テル山峠をシト......シトと降つて来た四五人の男、二人が木蔭の芝......したら如何だ』乙『膝栗毛の停電かなア。ヨシヨ......シ休んで行かう』丙『そんな気楽な事を言うて......ばに安閑として居れない様な気分になるワ』シーナ『俺の寝言を貴様聞いたかい。天下万民......妙な寝言を言ひよるぢやないか。……オイ、シーナ、貴様も余程今こそバラモン教の宣伝使......つて居るが、悪い事をやつたと見えるなア』シーナ『知らぬワイ。そんなうるさいことを、......亡霊がやつて来て、又ヒユー、ドロドロだ』シーナ『頼みぢやから、どうぞ言うてくれな』... | 412 |
413 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第1篇 高砂の松 | 第2章 乾の滝〔844〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ... シーナは何となく恐怖心に駆られて、慄ひ戦い......に於て……』と細い悲しい声でやりかけた。シーナは此姿をチラリと見て、イサクを揺り起......は此姿をチラリと見て、イサクを揺り起し、シーナ『オイオイ……イサク起きてくれ……皆......だー。逃げろ逃げろ』と先を争ひ、イサク、シーナ、チールの三人は転けつ、まろびつ、命......りなくも月にてらして悟りました故、ワザとシーナの旧悪を知悉してゐるのを幸ひ、おどし......ら抑へ、末子姫の耳に口を寄せ、カール『モシ、あれを御覧なさいませ。あそこに直立不動... | 413 |
414 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第1篇 高砂の松 | 第4章 懐旧の歌〔846〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...随分里程があると見えますなア』カール『モシ、末子姫様、松竹梅の宣伝使がここで懐郷の... | 414 |
415 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第5章 下坂の歌〔847〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 27 件/シ=27 | ...任厚き神司 イサク、カールを始めとし シーナ、チールやネロ五人 テル山峠の西麓......乍ら、三人の後に従ひ下り行く。『ドツコイシヨウ ドツコイ......シヨウ テル山峠は高い山 岩石起伏の谷道......ま気をつけなさりませ 敵の中にもドツコイシヨ 味方が隠れて居りまする オツト辷つ......ト辷つた危ないぞ 味方の中にもドツコイシヨ 敵が隠れて居るであろ 人間万事塞翁...... 人間万事塞翁の 馬と聞いたがドツコイシヨ コラ又危い石車 乗つて怪我をばなさ......油断をすれば此通り キツい坂道ドツコイシヨ 下つて行くよな者ぢやぞえ 三五教の......勢強き石熊の ドツコイドツコイ ドツコイシヨ オツト危い石車 お側仕ひとなりすま... | 415 |
416 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第6章 樹下の一宿〔848〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/シ=20 | ...した。カール『ウントコドツコイ、ドツコイシヨ 石熊だらけの山路を 末子の姫や捨子......川か ジヤンジヤン吐すな油蝉 ドツコイシヨウ ドツコイ......シヨウ 汗も脂も一絞り うちのお嬶がドツ...... 汗も脂も一絞り うちのお嬶がドツコイシヨ 夜の目もねずに親切に 縫うてくれた......ツコイびしよ濡れに なつて了うたドツコイシヨ 二人のナイスが此通り お先に立つて...... 二人のナイスが此通り お先に立つてドシド......シと お下り遊ばすスタイルは 天の八重雲......ヅの国 桃上彦の御娘 松竹梅のドツコイシヨ オツト危い躓いた 花を欺く宣伝使 ... | 416 |
417 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第7章 提燈の光〔849〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 12 件/シ=12 | ...はして呉れる醜男に、造り直して下さんせ、シーナの様なヒヨツトコが、去年の秋の末つ頃......り、目を細くしてにじり寄り、コレコレモウシ旅の人、どこの何方か知らね共、私は......シーナと申す者、仮令姿は此様に、蜥蜴の様な......て、どうして秋波が送られう。是ばつかりはシーナさま、お許しなされて下さりませと、態......涙の一雫、落せば二人はあざ笑ひ、コレコレシーナの爺さまへ、お前の顔と御相談、遊ばし......しいわいなと、目を拭ひイヽヽ、悔み歎けばシーナさま、ハツと計りに腹を立て、男の意地......け狙ひ、思ひ通さでおくものか、厭なら厭でシーナにも、覚悟があると云ひ乍ら、無残や二......乱し、あゝ恨めしや恨めしや、お前は気強いシーナさま、私は深い谷底に、突落されて死に... | 417 |
418 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第8章 露の道〔850〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...それ程任して欲しければ 遠慮は要らぬドシド......シと 大蛇に巻してやりませう まかれて石... | 418 |
419 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第3篇 神縁微妙 | 第9章 醜の言霊〔851〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...今日の戦闘を観戦致しませう……石熊さま!シツカリ頼みますよ。胴を据えてお掛りなさい......みますよ。胴を据えてお掛りなさい、腹帯もシツカリ締めて居なさらぬと、産後は逆上の虞......つたぢやないか。サアお姫様の仰せの通り、シツカリ胴を据えて、ウンと息を臍下丹田に詰... | 419 |
420 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第3篇 神縁微妙 | 第10章 妖雲晴〔852〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...、感謝の涙に声さへかすんでゐた。末子『モシ捨子姫様! あなた御苦労ですが、大蛇の神... | 420 |
421 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第3篇 神縁微妙 | 第12章 マラソン競争〔854〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ...りませう』と先に立つて進み行く。石熊『モシモ......シ皆様! 待つて下さい。どうしたものか、チ......両足が 一時も早く竜世姫 立つて踊つてシヤン......シヤンと ウヅの国へと喜んで 勇んで参り...... 早う立て ドツコイドツコイ ドツコイシヨ 転けつ輾びつ気を引立つて カールの......うサア行かう ドツコイドツコイ ドツコイシヨ ウントコ立つたり石熊さま 気張つて... | 421 |
422 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第14章 霊とパン〔856〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/シ=7 | ...を許させ給はざる道理がありませうか? モシ左様な神ありとせば、取りも直さず八岐大蛇......らぬが能くマア肥太つてゐよるワイ。……モシモ......シ教主様、面白い事になつて来ました。あなた......殺して作りとなし、皆さまの目前に於て、ムシヤ ム......シヤ ム......シヤとやつて見ませう。私が食つて神罰が当ら......になり、蓄へておいて下さつたのだ。……モシ、ブールさま、どうで御座います。気の毒乍... | 422 |
423 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第17章 出陣〔859〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ... 秘露の国日暮シ山の山腹に広大なる岩窟を掘り、ウラル教の......全体に其勢力を拡大して居る。此岩窟を日暮シ山の聖場と称へてゐた。此処にはブールを教... | 423 |
424 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第18章 日暮シの河〔860〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...の森に辿りつき 息を休むる折柄に 日暮シ山に岩窟を 構へて教を開きたる ウラル......、涼しき夜の道を喜び勇んで進み行く。日暮シ山の渓谷より流れ来る大河の辺に辿り着いた......別は立止まり、国依『ヤア、之が有名な日暮シの河だなア。随分に広い河だが、此頃の大旱......ないなア』キジ『宣伝使様、此川上には日暮シ山の霊場と云つて、ウラル教の一派が大なる......『非常な難所で御座いますが、いつも此日暮シ川は清い水が深くゆるやかに流れて居ります... | 424 |
425 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第19章 蜘蛛の児〔861〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...手を拡げ、来る奴来る奴、ひつ掴んでは日暮シ川にドツと許り投げ込み、瞬く間に数十人の......らは慢心をせない様に心得て、神界の為にドシド......シと尽して貰はうかなア』両人『ハイ承知致し... | 425 |
426 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第20章 雉と町〔862〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ...りある身の吾力 試すは今や此時と 日暮シ河の北堤 ユーズの率ゆる一隊に 向つて......ら 御弟子の数に加へられ 心勇みて日暮シの 河の畔に来て見れば 思ひがけなきウ......ヽ面倒と四五十の 敵を忽ち鷲掴み 日暮シ河に投げ込めば アナンの司を始めとし ......力を目のあたり 目撃したる尊さよ 日暮シ河を打渡り 神の司に従ひて 物騒至極の......々 御霊幸はひましませよ』と歌ひ乍ら、ドシド......シと白みかけた空を、勢よくヒルの都を指して... | 426 |
427 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第21章 神王の祠〔863〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 19 件/シ=19 | ...を浴び乍ら、東南に向ひ前方に突当つたアラシカ山の大峠をソロソロと登り始めた。此地点......すれば、ウラル教のブールが立籠りたる日暮シ山は手に取る如く、青々と緑の衣を被り、八......包まれてゐる。 キジは国依別に向ひ、『モシ、宣伝使様、あの未申の方向に当つて白雲の......つて白雲の帽子を着てゐる高山が、例の日暮シ山で御座いますよ。随分景勝の地点を選んだ......ものですなア。三方山に囲まれ、一方に日暮シ河の清流を控え、四神相応の地点だと云つて......に便利は宜しいが、要害の点に於ては、日暮シ山に比ぶれば、非常に劣つて居る様ですなア......したものだなア。併し此頃の様に肝心の日暮シ河があの通り涸切つて了つては、交通の点に......だけれど、併しそれも仕方がない』マチ『モシモシそれはさうと、あの女を御覧なさい。随... | 427 |
428 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第22章 大蜈蚣〔864〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...スタスタと 下らぬ歌をうたひつつ アラシカ山の麓まで 来りてここに息休め 又も......然と 雲の冠を頂きて 聳り立ちたる日暮シの 山の麓の聖場を 指さし乍らウラル教......様子を尋ぬれば 女は漸く顔をあげ アラシカ山の山麓に ウラルの教の宣伝使と 仕......を呼止めて 吾家に泊めし罪に依り 日暮シ山の聖場に 引立てられて仄暗き 残酷無......云ふより早くマチ公は 尻ひつからげアラシカの 峠を上り下りつつ 一目散に駆出せ......よ。 キジ、マチの両人は漸くにして、日暮シ河の丸木橋の袂に辿り着いた。キジ『オイ、......てやれ。さうすれば忽ち全快して、元の通りシヤン......シヤンと活動する様になるワ』キジ『此蜈蚣の... | 428 |
429 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第23章 ブール酒〔865〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/シ=7 | ... 日暮シ山の霊場、岩窟館の教主ブールの奥の間には......吾々勇士を引率し、轡を並べて堂々と、日暮シ河の両岸を、長蛇の陣を張り乍ら、旗鼓堂々......命が部下の者共、総勢殆ど三千有余人、日暮シ河の両岸に人垣を作り乍ら攻上り来る其物々......へ騒ぐを、尚もおつつめ、一人も残らず日暮シ河の急流につきおとしたり。不意を喰つた数......りたて薙立て、忽ち血河屍山の大勝利、日暮シ河は忽ち血潮の洪水氾濫し、数多の敵の屍は......いか? 僅三千人の敵の血潮に依つて、日暮シ河は血潮の濁流氾濫し、三千の屍が一つも残......かい、酒が沈んで了ふぞ。ヒヽヽヽヽ、日暮シ河でひどい目に会うた昨夜の事を思ひ出すと... | 429 |
430 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第24章 陥穽〔866〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...オイ、キジ公とやら、何と云ふ七六つかしいシヤツ面をして居るのだ。今の内に美顔術でも... | 430 |
431 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 後付 | 天津祝詞解 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...言霊である。日向は光明遍照の義で(ヒムカシ)と同一語源である。△橘の小戸 これも地... | 431 |
432 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ... 本巻は秘露の国アラシカ山麓のウラル教の宣伝使の娘エリナの家に......姫の危難を救ひたる事より、ウラル教の日暮シ山の岩窟に於て、ブール一派を帰順せしめ、......彦の二人を伴ひ、ブラジル峠の谷間を越え、シーズン川に於て、秋山別、モリスの二人の生... | 432 |
433 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第1章 主一無適〔867〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...ちてヒルの国 桜の花もチルの里 夜の荒シの森蔭に 辿りて息を休め居る 時しもあ......茲に走せ来り 師弟の約を結びつつ 日暮シ河の土堤の辺に 進む折しもウラル教の ...... 茲に三人は夜の道を スタスタ進みアラシカの 険しき峠を攣登り 東北指して降り...... 明め尽し両人は 国依別に相別れ 日暮シ山の岩窟に 囚はれ苦しむエスの身を 一...... 国依別の神司 エスの娘に従ひて アラシカ山の麓なる エスが館に立ち向ひ 暫く......面会し キジ、マチ二人を助けむと 日暮シ山の岩窟に 進みてブールの神司 言向け......さい。又エスさまを救ひ出さむとして、日暮シ山の霊場に向つたキジ公、マチ公の両人が未......でむとするを、エリナは周章て引とめ、『モシモシ宣伝使様、どうぞさう仰有らずに、暫く... | 433 |
434 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第2章 大地震〔868〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...一心不乱に信仰致しませう。お父さまが日暮シ山の牢獄に囚はれて、あるにあられぬ責苦に......祈願の祝詞を奏上し居る。 かかる所へ日暮シ山のブールの使として、アナンは四五人の部......…サア教主の命令だ、尋常に手を廻せ。日暮シ山の館に連れ帰り、其方もエスの様に水牢に......ま! お前さまも余程良い腰抜だなア。日暮シ河では脆くも一人の宣伝使に追ひまくられ、......激震は刻々に烈しく、エリナは松の木の株にシカと抱付き、目を塞ぎ、地震の歇むのを待ち... | 434 |
435 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第3章 救世神〔869〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...、今年十九の春を迎へた美人ありけり。日暮シ河の水は大に減少し、数多の溌溂たる鮮魚は......さに、折りある毎に紅井姫の前に出で、日暮シ河の鵜飼の最も壮快なる事を話し居たりける......、其他四五の従者と共に、城外を流るる日暮シ河に鵜飼の遊びを許したりける。 茲に紅井......す』『妾は楓別命の妹紅井姫と申す者、日暮シ河の鵜飼遊びの帰るさ、思ひもかけぬ大地震... | 435 |
436 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第4章 不知恋〔870〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...時此処に止まることとなりぬ。併し乍ら日暮シ山の岩窟に遣はしたるキジ、マチ両人を始め......様は、御館に御出でで御座いますか? アラシカ峠の麓からエリナと云ふ女が訪ねて参りま......はすべて思ひようですからな。親の代りにドシド......シとお正月の餅搗をして、子餅を沢山に、天の......、大事の男を取られて了うのだよ。犬でもケシをかけねば猪に飛びつかぬものだ。まだ私の......かけねば猪に飛びつかぬものだ。まだ私のケシ掛けようが足らぬのかいな』『ホヽヽヽヽ、......なおかぬ』と地団駄をふみ出した。モリスはシテやつたりと引返し、『ヤア天晴れ天晴れ、......つて十分決心を定め、鉢巻の用意をして、ドシドシと足音高くお進みあれ』と先に立つて、... | 436 |
437 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第6章 女弟子〔872〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...仕舞ました。今は、父は御存じの通り、日暮シ山に囚はれ、たよる所もなき女の一人身、あ......る。秋山別は紅井姫の体をグツと抱へ、『モシモ......シ姫様、さう荒立ちなさつてはお体に障ります......びて了つた。 エリナ姫は気をいらち、『モシ国依別さま、どうかしてやつて下さらぬと、......り姫様、そりや大変な考へ違ひ、此方はアラシカ山の山麓に御座るウラル教の宣伝使エスと......を数限りなくやつて来た其酬ゐだらう……モシモ......シお姫様、私は今こそ斯ンな殊勝らしい顔をし......暇を告げ、二人の女を伴ひ、神館を後に日暮シ山の岩窟に向ひ、エス、キジ、マチの三人の... | 437 |
438 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第7章 妻の選挙〔873〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...ここに谷まりて 苦み悶ゆる折柄に アラシカ山の麓なる エリナの尋ね来りしゆ ヤ......ずに日を重ね ヒルの都を後にして アラシカ峠の山麓に 心欣々着きにける。『サア......は此通りだと云つて、あンな絶世のナイスやシヤンと手を引いて、天下の大道を濶歩したら......を明かし、新しい日輪様の光りを浴びて日暮シ山に立向ふことに致しませうよ』と言ひ乍ら......、疲労た足をさすつてゐる。何だか暗がりでシツカリとは分らぬが、二つの黒い影が『フー......ば、秋山別には十分に脈は御座います』『モシ天狗様、秋山別の言ふ事は、アリヤ違ひます......興を、神様から見せて頂いたものだ。……モシ御二人さま、どうでしたなア』 紅井姫はお......蒟蒻でも、挺でも棒でも喰へぬ、スレツカラシの国依別ですからなア、アハヽヽヽ』『あな... | 438 |
439 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第8章 人獣〔874〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/シ=13 | ...けつ漸くに ヒルの城下を後にして アラシカ峠に差かかり 足並弱き紅井姫 エリナ......通り 誠に済まぬ事でした 是れ是れモウシ天狗さま 紅井姫を私の 女房に与へて下......へて国依別は 又もや天狗の作り声 アラシカ峠を登り来る 二人の女を競走して 勝......依別は両人を 伴ひ此処を立出でて アラシカ山の山頂に 漸く登り傍の 森林さして......夜を明かしつつ 旭の光を浴び乍ら アラシカ峠の急坂を 西南指して降り行く あゝ......るる頃、二人の足弱き女を労はり乍ら、日暮シ河の丸木橋の畔迄辿り着いた。大地震の為に......地震の為に橋はスツカリ墜落して了ひ、日暮シ河は滔々として濁水が流れて居る。止むを得......人の女は、余り遠くは行つて居ろまい。日暮シ山の岩窟へは、何程コンパスに撚をかけても... | 439 |
440 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第9章 誤神託〔875〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ... 秋山別、モリスの両人は、日暮シ河の南岸の萱野原に休息する折忽ち暗がりよ......うここに胸を撫でおろし、それより再びアラシカ山を駆登り、神王の森に到着し、神勅を受......も同感だ、サヽヽ早速口占で決定て了はう。シヽヽ確りと腹帯を締めて掛らぬと、又国依別......ヌネノなさると言はれまい。終ひの果にやサシスセソだ。彼奴の事思うと、何時も何だか知......れないから、実地が一番早道だ。キツと日暮シ山の岩窟の中で陥穽に放り込まれ、誰か強い......の森を後に、二人は一生懸命に、又もや日暮シ山の岩窟さして進み行く。(大正一一・八・... | 440 |
441 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第10章 噂の影〔876〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ... 日暮シ山の山麓に 教の館を開きつつ 朝な夕な......を開きつつ 朝な夕なにサボリ居る 日暮シ山のウラル教 アナン、ユーズを始めとし ......は酔の廻つた口から、『オイ、アナン、アラシカ山の山麓エリナの宅へ往つた時は随分面白......ツパリ大水が引いた跡の様に、臆病になり、シヨビンとして縮こまつて居るのだから、当に......してやらぬものだから、国依別も今頃は日暮シ山へ遣はした両人は今に帰つて来ない、どう......、いつ又此方が左様な言葉を出したか』『モシ、アナン様、モウ御忘れになりましたか。あ... | 441 |
442 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第11章 売言買辞〔877〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...かうとするを、アナンは大手を拡げて、『モシモ......シそれは余り理不尽と申すもの、暫くお待ち下......ア。穴の中へアナンが又降つて来ました。モシ宣伝使様、あなたさへ御越し下さらば最早千... | 442 |
443 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第12章 冷い親切〔878〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...、ブールの居間に慌ただしくかけ入り、『モシ、教主様、タヽ大変な事が突発致しました』......』『ハイ畏まりました。ウントコドツコイ、シテコイナ』と尻ひつからげ牢獄指して、タツ......い致します』 キジはニコニコし乍ら、『モシ、ブールさまどうも有難う御座いました……... | 443 |
444 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第13章 姉妹教〔879〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/シ=10 | ...座いませぬが、実の所はユーズが……』『モシモ......シ教主さま、さう脱線しちやいけませぬよ。そ......イエどうしてどうして、海老の様にピンピンシヤン......シヤン撥ねまはつてゐられます。実の所を何も......ズは周章て抱き起し、『もしもしエリナ様、シツカリなさいませ。此親切なユーズが御介抱......に早くも牢内を駆出し、外から入口の戸をピシヤリと締め、錠を卸して了つた。ユーズは水......了つた。ユーズは水溜りより這ひ上り、『モシモ......シ開けて下さい、私で御座います』『お前だか... | 444 |
445 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第14章 樹下の宿〔880〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...まで捜しに来たのだが、モウ駄目だぞ。日暮シ山では、ハル、ナイルの両人に追ひまくられ......依別さまが足をかけようとなさつたら……モシ御待ちなさい、私の天眼通で見れば、此橋は... | 445 |
446 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第15章 丸木橋〔881〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...ヽヽヽ』国依『ホヽヽヽヽおゝ恥かしい、モシ、エリナさま、是きりで云はないやうにして......云ひ乍ら、低き枝の半熟の山桃をむしり、ムシヤム......シヤと喉をしめし、腹をふくらせ、今か今かと... | 446 |
447 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第16章 天狂坊〔882〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...せうぢやないか』 モリスは慄ひ乍ら、『モシモ......シ天狗様、秋公が登らうと云つたので御座いま......に都合が宜ろしう御座ります』『其女は日暮シ山の山麓、ウラル教の館に、両人共機嫌よく......て来たのか。大盲奴』『オイ、ヤツパリ日暮シ山の岩窟かも知れぬぞ。今天狗さまが、あゝ......の女と、可愛がつて下さりませ。コレのうモシ、モリスさま』『ヤアよう来て下さつた。モ...... 秋山別は、『ヘン野天狗さま、是でも日暮シ山の岩窟に居りますかい、済みませぬなア。......優しき声を出し、二人の男に手を引かれ、ドシド......シと東南を指して従いて行く。『サア、もう好... | 447 |
448 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第17章 新しき女〔883〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/シ=10 | ... アマゾン河の支流なる、可なり広き深き、シーズン河と云ふ河堤に、四人の男女は、漸く......云ひ乍ら、秋山別の頭を、白い細い手にてピシヤピ......シヤと打叩けば、秋山別は、『イヤ何とお前に......お前さまの様な未練男に添う位なら、一層此シーズン河へ身を投げて死ンだが得策で御座ン......浮ぶ瀬がなくなる。オウさうだ一層の事、此シーズン河へ身を投げて寂滅為楽となり、浮き......』と云ひ乍ら、身を躍らしてザンブと計り、シーズン河の激流に飛び込み、パツと立つ水煙......、取とめもない事を云ひ、しまひの果にや、シーズン河の投身とお出かけなすつた。どうも......つてあつたら生命を水の中にザンブと計り、シーズン河だ、さすがの俺でもチツとは憐れを... | 448 |
449 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第18章 シーズンの流〔884〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/シ=7 | ...君を如何したのだイ。まさか君の云ふ様に、シーズン河へ投身する様な馬鹿な女でもあるま......実に残念で御座います』と鼻をすする。『モシ秋山さま、あなた紅井姫様を本当に女房にす......行かうとするのを、モリスは周章てて、『モシモ......シ、エリナさま、一寸待つて下さい。私が此処......しておきますワ』 モリスはあはてて、『モシモ......シあなた俄かに御心変はりがしたのですか。そ......し、左に避け、遂には秋山別の首筋を掴むでシーズン河の激流へザンブと計り投げ込みにけ... | 449 |
450 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第19章 怪原野〔885〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...々々 ヒルの都を後にして 情容赦もアラシカの 峠を渡りはるばると 国依別の宣伝......合ひ 野暮な天狗と罵りつ 草野を分けてシーズンの 河の畔に来て見れば 姫の心は......ねばおかぬと焦る中 紅井姫は腹を立て シーズン河の激流に 身を躍らして飛込めば...... はぢき返した肱鉄砲 もろくも打たれてシーズンの 河にザンブと投げられて 苦し... | 450 |
451 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第20章 脱皮婆〔886〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...たが、ヤツパリ茲へ来ても骨だらけで、味もシヤ......シヤリもない喰へぬ代物だなア。併し乍ら貴様......を道伴れにして如何なるものかい。紅井姫がシーズン河へ飛込ンで、冥途の道に待つてゐる......二枚舌を使うのだな。徹底的な大悪人だ。ヨシ今金借さまが其二枚舌を抜いてやらう』と云......に草鞋を作つてゐる。秋山別は外から、『モシモ......シお爺イさまかお婆アさまか、どちらかは知り......の車に乗つて見るのも面白からうぞや』『モシモ......シそりやちつと困るぢやありませぬか。如何し... | 451 |
452 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第21章 白毫の光〔887〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/シ=10 | ...がない。神妙にしてゐるのが得だよ。……モシモ......シ青さま、赤さま、秋山別の只今の御無礼は何......別がついて居る。お前の顔は青切符だな。ヨシヨ......シお前は赤切符か、さうすると、赤切符の方か......だが、そこはそれ、最前云ふた通りだ』『ヨシ、分つた。そンな事の粋の利かぬ秋様ぢやな......かり忘れて了ふが、互に結構尻の穴だ』『ヨシヨ......シ忘れて遣はす。サア早く乗れ。少しは熱いぞ......摺り落し、門内へ投込め。俺の命令だ』『モシモシ青さま、ソリヤ約束が違うぢやありませ... | 452 |
453 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第22章 神の試〔888〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ... 国依別の一行は シーズン河を打渡り 荒野を駆けり山を越え ......、手早く手足の縛を解き、言葉静かに、『モシモ......シ、どこの御女中かは存じませぬが、何者に斯......いませう』『ハイ、有難う御座います。妾はシーズン河を渡り、此方へ参ります折り、四五......リスはあはてて其手を押へ、涙乍らに、『モシモ......シお姫様、あなたのそこ迄思ふて下さる御心は... | 453 |
454 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第23章 化老爺〔889〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...今迄の心を取直し、大蛇の神に帰順致すか、シヽヽしぶとう致して居ると最早量見はならぬ......たなア。大方言霊に恐れてゐるのだらう。ヨシ、之からグヅグヅ吐しよつたら、言霊を連発......。貴様の怖いのは大方女だらう。女の為に、シーズン河へ投込まれ、有るに有られぬ苦労を......と見えて、元気のない其面付は何だい』『ヨシ待て、糞爺、今に秋山別が神力無双、円満清......怖がる誠の言霊を発射して攻めよつたな。ヨシ此方にも考へがある。今日はこれで別れてや... | 454 |
455 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第24章 魔違〔890〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...たは本当に憎らしいワ』と云つて頬辺たをピシヤツと叩き、耳を引かき、そこら中をひねり......振りつき、『エヽ残念々々、お前故に、私はシーズン河へ身を投げたのだよ。敵を討たずに......会はして置いて、又水責めに会す積りか。ヨシ、俺にも了見がある。今に返報がやしをして... | 455 |
456 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第7章 試金玉〔898〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...笑しさ。春彦は余りすぐれぬ顔付にて、『モシモ......シ高姫さま、常彦さま、チツト御用心なされま... | 456 |
457 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第8章 三人娘〔899〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...』『アーア、腹が春彦だ。小便ぢやないが、シヽ......シリもせぬ癖に、エラさうに仰有つて今にアフ......、失礼な事を云ふことがありますかい。モウシ高子姫さま、斯様な動物がついて居りますの......なめながら、三人の後に従ひ、水のたまつたシク......シク原を足の裏をひやし、『アヽ気分がよい、... | 457 |
458 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第9章 岩窟女〔900〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/シ=8 | ...をゆすり、どことなく春駒の勇んだやうに、シヤン......シヤンとして従いて行く。常彦、ヨブの二人は......かと思へば、実に光栄に存じます』春彦『モシモ......シ高姫さま、確りせぬと出られぬやうな目に会......。ここは立派な岩窟の様に見えて居つても、シク......シク原の泥田圃で御座いますよ。チト確りなさ......た。どうやら化石しさうになつて来たぞ。モシ高姫さま、鎮魂をして下さいな。こんな所で......うとする。春彦は声を限りに、『高姫さま、シツカリしなさい、違ひますよ。オイ常彦、ヨ... | 458 |
459 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第10章 暗黒殿〔901〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...。高姫は始めて気がつき、あたりを見れば、シク......シク原に泥まぶれとなつて、立つて居る事が分... | 459 |
460 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第11章 人の裘〔902〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...の奴はアークマ大明神と云ふ奴、一つの奴はシ......シトラ大明神と云ふ化神さまだから、用心なさ......邪の神、疱瘡の神に痳疹の神、おまけに顔はシガミ面、人情うすき紙の如き破れ神……と云... | 460 |
461 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第12章 鰐の橋〔903〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...たり 果てしも知れぬ谷道を 辿り辿りてシーズンの 川の片方に来て見れば 恋の虜...... ザンブと計り飛込めば 流石に名に負ふシーズンの 速瀬の波に漂ひて 溺れ死せむ... | 461 |
462 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第13章 平等愛〔904〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...。牛は陰性の獣類なれば、人あり、後より『シイ』と言へば前進す。『......シ』は水にして且つ俯むき流れ動くの意である... | 462 |
463 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第16章 回顧の歌〔907〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...げて 天変地妖を鎮定し 館を立ちてアラシカの 峠を越えて日暮しの 館に教を開き......の橋を危くも 生命カラガラ打ちわたり シーズン川を乗越えて 帽子ケ岳に立向ひ ... | 463 |
464 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第19章 軽石車〔910〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...つ 御礼を云うて下さつた コレコレモウシ石熊さま 御礼は言うて下さるな 私が直... | 464 |
465 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第22章 橋架〔913〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...言はず両眼より涙さへ滴らしつつ居る。『モシ国依別さま、あなたは何それ程御思案なされ......て言ふのに、鯉の様にはねつけるとは、ギギシイラぬ奴だと御立腹遊ばすかも知れませぬ。... | 465 |
466 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第23章 老婆心切〔914〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...声を高め、国依別の太腿を三つ四つ平手でピシヤピ......シヤと擲りつける。国依別は此機みに、ガバと... | 466 |
467 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第24章 冷氷〔915〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...コイ、是は云ふのぢやなかつた……高姫が、シヤチになつてきばつても、此濁流はせきとめ... | 467 |
468 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第1章 高論濁拙〔916〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...、バカセだ。昔はハカセとよんだが今はハクシと読むのだよ。読方も知らぬような法学士が......行の徒計りが集まつて居るから、今ではハクシといふのだ。白紙主義と云うて、白紙の様な... | 468 |
469 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第2章 灰猫婆〔917〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...たりをキヨロキヨロ眺めてゐる。カール『モシモ......シ高姫さま、お気がつきましたか、大変なお危... | 469 |
470 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第3章 言霊停止〔918〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...ぶれ騒動を一目見て、顔をしかめ乍ら、『モシ高姫さま、言依別で御座います。コリヤまあ... | 470 |
471 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第4章 楽茶苦〔919〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...ヽヽ。人を呪はば穴二つですよ。お前さまもシツカリなさらぬと何時ドブへはまるか分りま... | 471 |
472 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第13章 帰途〔928〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...だから、こんな事に誤解されて了ふのだ。モシ竜国別さま、思召しは御座いますかな』竜国... | 472 |
473 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第14章 魂の洗濯〔929〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...なさるだろ ウントコドツコイ ドツコイシヨ 高姫さまよ如何なさる 石でもヤツパ......があるさうな ウントコドツコイ コレワイシヨ グヅグヅしてると転げるぞ 国依別や......秀良場へ 帰ると思へば有難い ドツコイシヨ、ドツコイ......シヨ 神が表に現はれて 善と悪とを立別け......ましませよ ウントコドツコイ ドツコイシヨ 皆さま気をつけ危ないぞ それ又そこ... | 473 |
474 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第15章 婆論議〔930〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...密をあばく奴があるか、宣り直せ』鶴公『モシモ......シ高姫さまに能う似たお方、其他の御一行様、... | 474 |
475 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第19章 報告祭〔934〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...て、機嫌を取るのだから大したものだよ。モシも俺を怒らさうものなら、貸した金をふみつ......を、今日限り忘れて了ふからなア』竹公『ヨシ、特別を以て許してやらう。有難く頂戴いた... | 475 |
476 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第20章 昔語〔935〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...ら一紘琴を引き寄せて歌ひ出したり。『ペルシヤの国の柏井の 里に名高き人子の司 烏... | 476 |
477 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第24章 春秋〔939〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...引き開け出て来たのは秋彦である。秋彦『モシモ......シ総務様、英子姫様が一寸お目にかかり度いと... | 477 |
478 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第25章 琉の玉〔940〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...のことは何にも言はぬが宜しいぞ』駒彦『ヨシ合点だ!』といひ乍ら尻ひつからげ、生田の......田彦と共に慌ただしくやつて来た。高姫『モシモ......シ国玉別さま、私は高姫で御座います。神様の......して下さらぬと間に合ひませぬ』玉能姫『モシ国玉別様、舟を出して送つて上げませうかな... | 478 |
479 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第3章 障文句〔944〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...大方枉津が憑つたのだらう。……おい孫公、シツカリせぬかい。貴様は目を廻しやがつて矢... | 479 |
480 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第4章 歌垣〔954〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...だな。随分柄の悪い厄雑神だなア』房公『モシ黒姫さま、お前さまはそれだから可かぬと云... | 480 |
481 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第6章 蜂の巣〔947〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/シ=18 | ...ツコイ、ウントコナ 腰の辺りがドツコイシヨ 如何やらハアハア変梃に フウスウフ......ハア変梃に フウスウフウスウ、ドツコイシヨ なつて来たでは無いかいな 高山彦へ......い ハアハアこれこれハアハア、ドツコイシヨ 黒姫さまよ聞きなされ 高山彦と云ふ......フウフウ可愛いかろ 可愛い男にドツコイシヨ ハアハアフウフウあふのだもの お前......ドツコイ擦り剥いちや 自転倒島にドツコイシヨ 残して置いた女房子に あはせる顔が......芳公さまも気をつける 黒姫さまはドツコイシヨ 高山峠を登るのだ 仮令向脛ドツコイ......ヨ 高山峠を登るのだ 仮令向脛ドツコイシヨ 剥いたところで得心だ 現在夫の名の...... 現在夫の名の様な 筑紫ケ岳のドツコイシヨ 高山峠をフウフウフウ 這うて居るの... | 481 |
482 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第7章 無花果〔948〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/シ=20 | ...スタスタ登る床しさよ 房公さまはドツコイシヨ 日の出神と云ふ格だ 芳公さまはドツ...... 日の出神と云ふ格だ 芳公さまはドツコイシヨ 面那芸彦と云ふ役だ 黒姫さまの御為...... 神の命の宣伝使と 思うて見てもドツコイシヨ 皺苦茶婆アぢやはづまない 祝の姫の......苦茶婆アぢやはづまない 祝の姫のドツコイシヨ やうな御若い女なら 少々小言を言は......や知らぬが腹が立つ 黒姫さまのウントコシヨ 方から吹来る風もいや いやいや乍ら......さぞや歎くであろ程に 天道さまもドツコイシヨ 聞えませぬと取りついて ウントコド......コイ可笑して笑ふのか 足の裏にはドツコイシヨ 痛いと思うたらウントコ......シヨ 大きな豆が出来たよだ 何程マメなが... | 482 |
483 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第8章 暴風雨〔949〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...ぬのだよ。あゝ困つたことが出来た。……モシモ......シ黒姫さま、一つ鎮魂をして下さいな』黒姫『... | 483 |
484 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第9章 玉の黒点〔950〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/シ=7 | ...何か囁いてゐるのに目がつき、黒姫は、『モシモ......シそこに御座るお若い御方、一寸物をお尋ね致......お母アさまかも知れないからなア』虎公『モシモ......シ貴女は御子息の所在を尋ねて、はるばる此処......いつても、コリヤ又余りの脱線振だ。……モシモ......シ黒姫さま、貴女は一旦離縁されたのぢやあり......、合点の行かぬ節が沢山あるのだ』虎公『モシ黒姫さま、最前お前さまは一人の子を捨てた... | 484 |
485 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第10章 空縁〔951〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/シ=6 | ...居る。建能姫は少しく声を高め、建能姫『モシモ......シ吾夫様、お湯が沸きました、召し上り下さい......て入り来る男女二人の道者があつた。女『モシモ......シ、一寸此門を開けて下さいませぬか。妾は自......』と云ひ捨て黒姫に追ひつき行く。幾公『モシモ......シ建国別のお母さま、ボツボツ来て下さい。私... | 485 |
486 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第12章 漆山〔953〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/シ=25 | ...いた 足の頭がうづき出す 芳公気をつけシツカリせい この又きつい坂路を 黒姫さ......この又きつい坂路を 黒姫さまはドツコイシヨ どうして降つて往ただろか ホンに危......上がつて黒姫が ドツコイドツコイドツコイシヨ そこらに転げていやせぬか ウントコ......よ芳公こけたぢやないか 足の爪先ドツコイシヨ 一足々々気をつけて 尖つた石をよけ......石をよけ乍ら キヨクキヨク笑ふ膝坊主 シツカリ灸をすゑ乍ら 此峻坂を下らねば ...... 高山彦の襟首を グツと掴んでドツコイシヨ ヤイノヤイノの真最中 愛子の姫の新...... 人の事とは言ひ乍ら 俺は心配ドツコイシヨ 心に掛つて堪らない 高山彦が若やい......高山彦が若やいで 綺麗な女房をドツコイシヨ 貰うて喜ぶ最中へ お色の黒い皺だら... | 486 |
487 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第13章 行進歌〔954〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/シ=18 | ...とその場のごみ濁し 命からがらドツコイシヨ 夜明けを待つて逃げ出せば 胸つき坂......がら受け取つて お気に召さねどドツコイシヨ 此処迄はいて来てやつた 芳公の痩相......で 三五教の黒姫が 登り来るをドツコイシヨ 今や遅しと待つ間に 玉公さまの発起......奴アてつきり黒姫に 相違あるまいドツコイシヨ 皆々気をつけ危ないぞ 一つ辷れば谷...... 捨子をしたのが武野村 神の館のドツコイシヨ 建国別ではあるまいか 一つ訪ねて見......ウンと呑み込み男達 虎公さまもドツコイシヨ 一度人に頼まれて 後へは引けぬ此気......た 負た事なき相撲取 鬼ケ嶽とドツコイシヨ 二番勝負をした時に 先には俺が負た......の彼のと負惜み ドツコイドツコイドツコイシヨ 減らず口をば叩きつつ 終の果にや房... | 487 |
488 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第14章 落胆〔955〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/シ=5 | ...アハヽヽヽうまい事宣り直しやがつたな。ヨシこれから俺達を一匹二匹と呼んでくれ。本当......早く喧嘩がオツ初まらぬかいなア』房公『モシモ......シ門番さま、本当に親子の対面が出来たのです......親子の対面が出来たのですか』玉公『サア、シツカリした事は分らないが、あの嬉し相な声......熊公の横面を、首も飛べよとばかり平手でピシヤツと殴りつけた。熊公は不意を喰つてヒヨ... | 488 |
489 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第15章 手長猿〔956〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 19 件/シ=19 | ...唄ひ行く。芳公『ウントコドツコイドツコイシヨ 天が地となりウントコ......シヨ 地が天となるウントコ......シヨ 奇妙な事が出来て来た 高山彦の老爺......リヤ又何としたことだ 愛子の姫もウントコシヨ 愛子の姫ではないかいな ウントコド......爺 薬鑵頭の寿老面 入日の影かドツコイシヨ 物干棹かと云ふやうな 鰌の様な化物......モツト立派な人がある 此芳公はウントコシヨ 如何に汚ない男でも 年は若いしドツ......如何に汚ない男でも 年は若いしドツコイシヨ そこらあたりに艶がある 同じ男を持......りそなものぢやのに 私は呆れてウントコシヨ 口が利けなくなつて来た ウントコド... | 489 |
490 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第16章 楽天主義〔957〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...しい鬼ぢやなア ドツコイドツコイドツコイシヨ!』と言ひ乍ら、スツと二人の前を通り、... | 490 |
491 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第17章 向日峠〔958〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...公『あゝあ、サツパリ駄目だ。乍併、こんなシヤンに、仮令悪口でも詞をかけて貰うたと思......だい、早く殺んで欲しいワイ。こんな美しいシヤンと一緒に心中するのなら、大光栄だ。早... | 491 |
492 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第18章 三人塚〔959〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/シ=2 | ...いいのだ。兼公も序に埋めてやれ』与三『モシ親分、兼公丈や許してやつて下さいな。彼奴......答を聞き、手足を縛られた儘声をかけ、『モシ親分、此縄を解いて下さい。最前は大変にお... | 492 |
493 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第19章 生命の親〔960〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...てふためき乍ら、黒姫『これこれお梅さま、シツカリして下され。高山彦さまは何処に埋め... | 493 |
494 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第20章 玉卜〔961〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/シ=18 | ...ひ出した。虎公『ウントコドツコイドツコイシヨ 建国別の御館で 一周年の祝宴に ......周年の祝宴に ドツサリよばれてウントコシヨ ドツコイドツコイづぶ六に 酔うて了......玉公の顔まで色々と 細くなつたりドツコイシヨ 丸くなつたり三つ四つ 同じ顔が並び......じ顔が並び出す どうしてこんなウントコシヨ 怪体な事になつただろ 玉公が持つて...... 大方宅のお愛奴が 俺が出たのをドツコイシヨ 女の小さい心から 外に女子があるや...... ウントコドツコイ危ないぞ こらこら玉公シツカリせい そこら辺りが石車 宅のお嬶......取る如く知れるだろ なぜに烏にドツコイシヨ 俺は生れて来なんだか 今となつては......前の家の宝物 ウントコドツコイ ドツコイシヨ 神が表に現はれて 善と悪とを立別け... | 494 |
495 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第21章 神護〔962〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 11 件/シ=11 | ...蛇の三公が乾児なる 六公の手下にウントコシヨ 取り囲まれし其時に 仁慈無限の瑞御......ふ 誠一つの神の道 今更のごとドツコイシヨ 尊くなつて参りました かく神徳の現......るのを待つために お酒の燗をばドツコイシヨ 用意致してウントコ......シヨ 待つて居るのに違ひない 朝日は照る......に願ひ奉る ウントコドツコイ ドツコイシヨ それにつけても黒姫や 房芳二人は今...... 房芳二人は今頃は 無事に都へドツコイシヨ 着いたであらうかウントコセ 俄にそ...... 尊き神の御教を 聞かして貰はうドツコイシヨ それが何より楽しみだ ウントコドツ......より楽しみだ ウントコドツコイ ドツコイシヨ こいつはしまつた何時の間に 道取り... | 495 |
496 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第23章 動静〔964〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/シ=4 | ...六な事は御座いませぬワイ』三公『オイ六、シツカリせぬか。貴様の云ふ事は支離滅裂、前......此上、ヨーイの仕方もありますめえ。あんなシヤンに対して、私の此レツテルでは、如何も......で。二人の奴は元の通り埋めておき、お愛のシヤン丈を、山奥へかつぎ込み、そこは甘く、......何を言うても人里はなれた、あの森林だ。モシもお愛の奴、息でも止まつて居らうものなら... | 496 |
497 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第1章 言の架橋〔965〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/シ=1 | ...はモウ少しく東方に展開してゐた。さうしてシオン山といふ霊山を以て地中海を両分し、東... | 497 |
498 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第3章 進隊詩〔967〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/シ=9 | ...知らずして 「ウントコドツコイ ドツコイシヨ」 建日の館にいでませし 黒姫さまの......鉢巻をリンと締め 裾をからげて「ドツコイシヨ」 仰々しくも待つてゐる 流石の虎公......めの勢何処へやら 猫に追はれた「ドツコイシヨ」 鼠の如く「ウントコ......シヨ」 縮み上つて六公が 一目散に逃げ出......一目散に逃げ出せば 手下の奴は「ヤツトコシヨ」 度を失うて散乱し 「ウントコドツ......天走りに駆け出せば 勢余つて「ウントコシヨ」 向日峠の山道に 思はず知らず突進......徳を取りもぎに してはならぬと「ドツコイシヨ」 心を定めて「ウントコ......シヨ」 大蛇の館に立ち向ひ 尊き神の御光... | 498 |
499 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第4章 村の入口〔968〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/シ=25 | ... 今の今迄胸に持ち 黒姫司を「ドツコイシヨ」 心の中で「ウントコ......シヨ」 皆さま気をつけなさいませ 蜈蚣の......の起りしと 「ウントコドツコイ ドツコイシヨ」 叢分けて細道を 探り探りて行て見......悪者の 深き企みに乗せられて どこかのシヤンが捉へられ 手籠めに会はむとする所...... 無残や吾等三人は 深く土中に「ウントコシヨ」 命カラガラ埋められた これ程深い......救はせ玉ふかと 思ふ間もなく「ウントコシヨ」 冷たくなつた口の中 冷たい雨は顔......丹の様に栄えつつ やさしき詞を「ドツコイシヨ」 「ウントコドツコイ」黒姫が かけ......ツコイ」黒姫が かけて呉れたが「ドツコイシヨ」 こりや又如何した「ウントコシヨ」... | 499 |
500 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第5章 案外〔969〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/シ=3 | ...、亡者の真似をして門の前で二三遍両の手をシユウと前に出し、右に左に二三間計り進退し...... 大蛇の三公と名を呼ばれ 調子に乗つてドシド......シと 体主霊従のありたけを 尽して来たの... | 500 |