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201 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 第3篇 天戸開(三) 第27章 航空船〔523〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...異起り、島なき所に島現はれ、或は巨大なる石俄に海中に出没して天日暗く月光も無く、......俄に海の中に無かつた大きな島が出来たり、が立つたり、大蛇が沢山に游ぎ廻るのは当然...... 坂の上には、日の出神の用ゐ給ひし千引のがある。この......の上に端坐して神言を奏上する折しも、大音......泉島は海中に忽然として没し、残るは千引ののみ。折から荒浪は千引の......を洗ひ、祝部神の身体をも今やさらはむとす... 201
202 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 第4篇 古事記略解 第28章 三柱の貴子〔524〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...います。今日の状態を考へて見れば、丁度此戸開き前の状態と克く似て居る。世がどん底... 202
203 霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 第4篇 古事記略解 第30章 天の戸〔526〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 28 件/岩=28 ...遊ばして是ではもう堪らぬといふので、天の屋戸を建てて直様その中にお入りになり、戸......う。詰り此只今でいふ辞職といふのが、天の屋戸へ天照大御神がお籠りになつたと同じ様......蠅の如くに発生して来たのである。之を天の屋戸隠れと申すのでありますけれども、今日......今日の世態を考へますと、恰も神代に於ける屋戸の閉てられた時と同じやうに思はれます......、さうして神の教を受けた人、この人に天の屋戸を開き天下を救ふべき方法を尋ねまして......堅い石を取るといふことは、皇化万世動かぬに松といふ、天から下つた所の教を取るとい......八方から考へて行つた結果、そこで初めて、屋戸を開くに就ては祭典をして天神地祇を祭......昔から十二組の大神楽がありますが、これは屋戸開きの事をお示しになつて居るのであり... 203
204 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...考案せしものにして、上古天照大御神が天の戸に隠れ給へる際、天之宇受売命が歌ひ給へ... 204
205 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第1章 言霊開〔527〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...天の戸 故れ須佐之男の大神は  清明無垢の吾......なく身亡せけり  ここに皇神見畏み 天の屋戸閉立てて  隠りたまへば天の原 とよ......開きまし  御戸の内より詔賜はく 吾いま窟戸に篭りなば  高天原も皆暗く あし原......たるものなり。其中神旗の由来、霊力体、天戸、鎮魂等の章は孰れも明治三十三年の王仁... 205
206 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第2章 波斯の海〔528〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 23 件/岩=23 ...様に対して申訳がないぢやないか』丙『オイ彦、お前はアーメニヤを出立する時には、ど......ーメニヤを出立する時には、どうだつたい。より堅い......彦が、言霊を以て黄泉島を瞬く間に、言向和......かにメートルと云つたのを覚えてるだろう』彦『ソンナ死んだ子の年を算る様な事を言つ......思ひもかけぬウラル彦 神の教の宣伝使  彦梅彦あと四人 如何なる神の経綸か  鶴......みならぬ大神の 心の空は掻き曇る  あゝ彦よ梅彦よ 天教山に現れませる  木花姫......の浪の上にめぐり合ふ 厳の霊の宣伝使  彦梅彦初めとし 此処に会うたは優曇華の ......猛びの荒くとも  何か恐れむ神の国 あゝ彦よ梅彦よ  心の雲霧吹払ひ 天の岩の戸... 206
207 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第3章 波の音〔529〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 10 件/岩=10 ...、音彦は猛り狂ふ海を眺めて、『それ見ろ、公が偉さうに大将面を振り廻し頑張るものだ......むのは貴様計りぢやない、一同の迷惑だよ』彦『改心せいと云つた処でこの頃は手元不如......やられて見よ、何うする事も出来やしない』彦『ソンナ取越苦労はすな。寸善尺魔、この......尊い頭を安売して堪るかい』梅彦『オイオイ彦、お前がさう頑張る為に一同の迷惑だ。現......兜を脱いで、今一度助けて貰つたら何うだ』彦『三五教の宣伝歌ぢやないが、  「たと......宮の一つ島でも言向け和せないのは道理だ』彦『貴様は落着きのない奴だ。これ位の時化......のお客たち、最う駄目だぞ。用意をなされ』彦『オイ船頭、用意をなされと云つたつて何......イヽと複数的に言霊を発射するのであつた。彦は盥伏せに合つた泥棒猫の様な狡猾な面を... 207
208 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第4章 夢の幕〔530〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 22 件/岩=22 ...歌ひながら進み行く。 ウラル教の宣伝使、彦、梅彦、音彦、亀彦、駒彦、鷹彦の六人は......夜を明さむと簑を木蔭に敷いて眠につく。 、梅、音、亀、駒、鷹のウラル教の宣伝使は......闇がり道を強行的行進を続けたものだから、公の奴たうとう落伍しよつたな。口程にもな......々は三五教に帰順しようと思つて居たのに、公の奴、減らず口を叩きよつて、たうとう議......プロペラーが折れたので谷底で進退谷まつて彦が......を抱へてアヽいはぬは云ふに弥勝る、鶴山丸......せぬと、トンダ目に遇ふか知れやしないぞ。彦は云はひこで好いと云ふ訳に行かない、吾......まらない。アーメニヤに帰つて、あの大きな公をまさか紛失したとも、途中で遺失したと... 208
209 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第5章 同志打〔531〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 9 件/岩=9 ...の顔は誰彼の区別のつくまで判明して来た。彦『オー、久し振りでお月様のお顔を拝観す......から、日月揃うて見たのは珍らしいことだ』彦『オイ、何だか俺は胸騒ぎがする様だ。皆......一つ臨時議会を開会するから』音彦『ナニ、彦議長の提案は一体何だい。吾々はあまり長......横になつたまま開会をしてもらへないかな』彦『横でもかまはないが、然し是れには一寸......彦『ソラ何だ、余りの緊急動議ぢやないか』彦『大きな声で云ふない、その向ふの木の株......だから、ホントウにつまらないぢやないか』彦『不相変弱音を吹く奴だなア。人間と云ふ......ウン、俺もソンナ夢を見たよ、心配だ。然し彦の宣伝使長は、お化物の舌の上に乗せられ......裏に敵が侵入潜伏して居るかも知れないぞ』彦『吾々一行六人の中に三五教の奴が交つて... 209
210 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第1篇 勝利光栄 第6章 逆転〔532〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...ラルの神の御教を  四方に伝ふる宣伝使 彦梅彦亀彦や  駒彦音彦鷹彦の 訳も分ら......承知の旨を面色にて示しゐる。鷹彦『サア、彦、貴様一人は最も難物だ。貴様さへ改心を......うなものだ。何うだ、三五教に帰順するか』彦『アー仕方が無い。また神の道の逆転旅行......ず降伏いたさうかい』鷹彦『そりや本当か』彦『本刀でなうて何としよう、真剣だ、正宗......た明日は一生懸命てくつかねばならぬから』彦『イヤもう寝るどころでも、何どころでも... 210
211 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第2篇 洗礼旅行 第7章 布留野原〔533〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 35 件/岩=35 ...ふ折柄に  闇に聞ゆる人の声 眠覚ませば彦が  部下に仕ふる宣伝使 一二三四五つ......神の真道を言別けて 漸く一同シヅの森  に等しき......彦の 固き心をなごめつつ  一度に開く梅......づ今晩はゆつくりと足を伸ばして寝ませう』彦『それは有難い、併し乍らこのフル野ケ原......ツトドツコイ打揃ひ寝に就かうぢやないか』彦『サアお前達は皆寝め、この......彦は日の出別の宣伝使の保護の任にあたらね......かかれはせぬかといふ猜疑心があるのだよ』彦『ナニ決して決して、さうではないよ。此......アツ』と言ひ乍ら、附近を見れば影もない。彦『それ見ろ、やつぱりフル野ケ原は妖怪窟... 211
212 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第2篇 洗礼旅行 第8章 醜の窟〔534〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 30 件/岩=30 ...はホンノリと明るくなつて来た。鷹彦『オイ彦、何うだ、貴様もモウこれで我が折れただ......、貴様もモウこれで我が折れただらうナア』彦『ヤー今度に限つて徹底的に我が折れたよ......音に名高いフル野ケ原の醜の窟だからのう』彦『其の窟には、一体ドンナ魔神が居るのだ......棲息しとるのだ。夜前斥候隊が来ただらう』彦『ウン彼の化か。ナーニアンナ奴位は屁の......の一つ宛の穴を担当して進入するのだナア』彦『それは面白からう、俺が一番槍の功名手......務は力一杯全力を傾注してやればよいのだ』彦『それでも蔭の舞、縁の下の踊りになつて......は夜の方が却つて都合がよいかも知れぬぞ』彦『さうだ。昼の化物は見たことが無い。化......見れば原野の中央に屏風の如く長く衝立てる山あり、その岩山の頂に一人の人影が立ちゐ... 212
213 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第2篇 洗礼旅行 第9章 火の鼠〔535〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 23 件/岩=23 ...険だ。充分の食料を用意して了はないと、此窟は琵琶の湖の底を通つてコーカス山に貫通......虫が汽笛を鳴らすと困るから準備が肝腎だ』彦『ヨウ、エライ決心だ、モウ直に行くのか......まだまだ時機が早い、子の刻限だ。此六ツの穴は全部塞いであるから一寸やそつとには分......なつては、指揮命令がうまく行かない。何程公が万丈の気焔を上げた所で風の如うなもの......、直にベソをかくのだから頼りないものだ』彦『オイオイ、お手際拝見してから後に言う......それ見ろ、茅原の中を昨夜出た奴が………』彦『ヤ又出よつたな。今度は化の奴、位置を......寄つたりと云ふ光景だ。オイ化サン、昨日の公とチツト......公が違うのだい。此醜の巌窟をよく見よ。俺... 213
214 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第3篇 探険奇聞 第10章 巌窟〔536〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 14 件/岩=14 ...日の出別の射放ちたる矢を拾ふべく、鷹彦、彦一行は、先を争うて我一に功名せむと、萱......我一に功名せむと、萱野を分けて進み行く。彦『この萱野原へ萱製の矢をたつた一本位射......の容赦もなく咆哮しながら燃え過ぎにけり。彦『アヽこれで分つた。九分九厘叶はぬと云......窟にも共通的に空気穴が開いて居るのだよ』彦『之では約らぬぢやないか、相手なしの戦......知れぬ程あると云ふぢやないか、どこぞこの壁を力一杯押して見ようか。何でも沢山の戸......だ』と。力一杯ウンと押した。亀公の押したは、暖簾を押すやうに手もなく開いて、亀の......て居れるかい、一時も早く救ひ上げて呉れ』彦『エヽ、矢釜敷い云うな、手の付けやうが......つて仕方がない、体も何も氷結して了ふわ』彦『氷結したつて仕方がない、此方は多数決... 214
215 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第3篇 探険奇聞 第11章 怪しの女〔537〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 46 件/岩=46 ...進を続けた。道はおひおひ狭くなつて来た。彦『ヤア狭いぞ、まるで羊腸の小径だ、気を......况んや青春の血に燃ゆる梅彦に於てをやだ』彦『アハヽヽヽ、それにしても最前の怪しき......らねども  此処に一行廻り会ひ 力限りに壁を  押した途端に亀彦が 思ひ掛無き陥......めて前進し  ヤツト極つた羊腸の 小径の穴辿りつつ  行けども行けども限りなく ......勿れ 進めや進め巌の道』と歌ふ折しも傍の壁より雪を欺く婉麗なる美人の顔、チラリと......もの』鷹彦『何が居るのだい』 梅彦は傍の穴を指さし、『マアマア、あれを見い』鷹彦......文通り別嬪になつて化けて出よつたのだよ』彦『アハヽヽヽ、此奴チツト逆上して居るな......ヤア決して決して、妖怪どころか、マアそのの穴を覗いて見よ。あの美しい声の出所はそ... 215
216 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第3篇 探険奇聞 第12章 陥穽〔538〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 67 件/岩=67 ...日の出別神の出現に、形勢もつとも危かりし公は、俄に元気づき、......彦『サア妖怪変化の魔性の女、何と言つても......は尾を巻きます。モウ是で御免を蒙ります』彦『態ア見やがれ、大蛇の化者奴が。尾を巻......の出別命様、能う迎へに来て下さいました。サンのやうな分らずやは、今後は決して、係......な、非人道的、デモ宣伝使ですから………』彦『ヤイヤイ、馬鹿にするない、能いかと思......ゆつくりと御休息なさいませ』と云ひ乍ら、壁の細い穴から、スツと烟の様に脱けて了つ......細い穴から、スツと烟の様に脱けて了つた。彦『ヤア案に違はぬ妖怪変化の正体を顕はし......』 斯く云ふ中、ガクリと異様な音がした。彦『ヤア変な音がしたぞ、一体コラどうだ』... 216
217 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第3篇 探険奇聞 第13章 上天丸〔539〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 13 件/岩=13 ...鼻息荒き鷹彦や  固そに見えて和らかき 彦亀彦駒彦が  音に名高き布留野原 これ......々しく進むは智者の為す可き所では無いぞ』彦『エーナアンだ。弱音を吹きよつて一体貴......つたつて此の隧道は馬鹿に闇いぢやないか』彦『闇くても構ふものか。いはゆる暗中飛躍......ふものか。いはゆる暗中飛躍だ。百鬼暗行の窟だもの、此方も厄鬼となつて対抗運動をや......幽か向方に稍光の有る円き穴が見え初めた。彦『オイオイ、モウ先が見えた。兎も角あの......明い穴を目標に進むことにしよう』 頭上の石は猛烈なる音響を立ててウヽヽヽと唸り始......は雲が見えてゐる。四辺は幾千丈とも知れぬ壁を以て囲まれありて、坦々たる大道は四方......中空に舞ひ上り、この窟を脱出して了つた。彦『アヽ日の出別には捨てられ、魔性の女に... 217
218 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第14章 蛙船〔540〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...も腑に落ぬぢやないか。それにしても鷹彦、彦、梅彦は如何なつただらう』亀彦『自分の... 218
219 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第15章 蓮花開〔541〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...したものだ、日の出別さまや、鷹公、梅公、公に棄てられたと思へば、また新しい六人の......正体が分らぬ様な事では、所詮駄目だ。醜の窟の中での探険は、到底不可能ぢやワイ』音......い、何でも変つた化物だらうが、不幸にして窟の探険を中止するの已むを得ざる、不可抗......それだから馬鹿だよ、此処はやつぱり、醜の窟の中心点だぞ』 音公は眼を擦り、能く能...... 音公は眼を擦り、能く能く四辺を見れば、窟が四方八方に開展して居る。音彦『オイ亀......様どう見える』亀彦『さうだなア、何だか、窟の中のやうな気もするワイ』駒彦『ホンに......音彦『ヤア、女ならでは夜の明けぬ国、天の戸も、音サンの言霊で、サラリと開いた、開... 219
220 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第17章 臥竜姫〔543〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 0 件/岩=0   220
221 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第18章 石門開〔544〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...の石門が開けないやうな事で、どうして天の戸開きの神業が勤まらうか、さうだ、さうだ......ヤア何だ、誰も居ないぢやないか、ピタツとに行き詰つて了つた。マアマア此処に寛くり......天ぢやないか』駒彦『ホンニホンニ、路傍のの上だ。合点の行かぬ事だなア』 女宣伝使... 221
222 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第19章 馳走の幕〔545〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 44 件/岩=44 ...着いた。此処には巨大にして平面なる数個の石があり、峠の両側に竝立して居る。日の出......に竝立して居る。日の出別命を初め、鷹彦、彦、梅彦はその中の最も巨大なる......の上に、足を延ばして寝転び休らい居る。出......彦『アハヽヽヽ、何を吐しよるのだ』音彦『に松の堅い神代が造られて、日の出の守護と......造られて、日の出の守護と致すぞよ』駒彦『の上に、日の出別命が寝て居るぢやないか、......様は、これなりに眼を覚さず、蒲鉾板の様にを背中に負うて、何時までも竪磐常磐に御守......世になるけれどなア。ワツハヽヽヽ』駒彦『の上に......公が、フンゾリ返り、鷹公が高鼾をかき、梅... 222
223 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第20章 宣替〔546〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 34 件/岩=34 ...しなく 心の駒の逸る間に  行き詰りたる壁に はつと気がつき眺むれば  こは抑も......ばこは如何に  日の出の別の宣伝使 鷹彦彦梅彦の  四人千引の......の上に 白河夜船の夢結ぶ  あゝ嬉しやと......らむ宣伝使 あゝ面白し面白し  心は勇むの道 ......より堅き鋭心の  大和心を振り起し 伊都......の道 進みて行かむ神の道』と歌ひながら、窟内の十字路に着いた。この時前方より現は......いた。この時前方より現はれたる三人の男、彦『オー貴様は音公に亀公、駒公、何処にま......いとつたのだい』音彦『ハイ、コレハコレハ彦サンでございますか。誠に誠に御心配をか... 223
224 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第4篇 奇窟怪巌 第21章 本霊〔547〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 39 件/岩=39 ...やけく、フサの都に出立せよ、それにしても彦が、固き心は嘉すれど、三五教の宣伝使と......、今少し足らはぬ処あれば、汝等五の御魂は彦が、心をなごめ、誠に強き益良雄として、......の内を隈なく響き渡りける。この言霊の声に公はムクムク起き上り、『アヽ大変だ。エラ......てやらねばなるまい。これがせめてものこのサンの親切だ。アヽ五人のもの情ない事にな......は開闢以来だ』と云ひながら四つ這になり、彦『オイ鷹公の骨ヤーイ、音公の腕ヤーイ、......オイ鷹公の骨ヤーイ、音公の腕ヤーイ、俺は公ぢや、死んでも魂魄この世に留まつて居る......れようか。待て待てこれから胆玉の太いこのサンが、大蛇を見付けたが最後、足でもグツ......挙げしてやらう。さうすれば大蛇の奴、あの公は手強奴だ、彼奴だけは迚も呑む事は出来... 224
225 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第5篇 膝栗毛 第22章 高加索詣〔548〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...した。(大正一一・三・二一 旧二・二三 田久太郎録)... 225
226 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 第5篇 膝栗毛 第24章 大活躍〔550〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...、左の足で踏まうか踏んだが最後、小鹿峠はで卵を砕くやうにガラガラとも、メチヤメチ......々に近付いて来る。一方は屏風を立てた様な壁、一方は千仭の谷間、進退維れ谷まり、逃... 226
227 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 前付 序歌 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 荒ぶる神を悉く 払ひに払ひ語問ひし  根木根立醜草の その片葉をも語止めて  ... 227
228 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第1篇 五里夢中 第1章 三途川〔551〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...司に伴なはれ フル野ケ原を打渡り  醜の窟を探険し コシの峠もいつしかに  わた......有難い有難い、それにしても、鷹公、梅公、公、駒公一同は、どうして御座るであらう、... 228
229 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第1篇 五里夢中 第2章 銅木像〔552〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...を見よ、日の出別の宣伝使が先に立ち鷹彦、彦、梅彦、亀彦の面々が遣つて来るぢやない......清めて下さいませぬか』日『ヤア鷹彦サン、彦サン、貴方がた一同は谷川の水でも、汲み......の水でも、汲みてかけてやつて下さい』鷹、『畏まりました』と谷に下りて口に水を含み... 229
230 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第1篇 五里夢中 第3章 鷹彦還元〔553〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 23 件/岩=23 ... 鷹彦、梅彦、亀彦は心の堅き彦の改心を喜びて、駒彦諸共、駒に鞭打ち堂......致賛意を表はし馬よりヒラリと飛び下りた。『何れも方、余りの急坂でお疲れでしたらう......まいか。弥次、与太の二人も居ませぬなア』『ナニ大丈夫ですよ。一人なれば心配もして......大神の影、タカオ山脈の頂より登りたまふ。『アヽもう夜が明けた。鷹彦さまはどうだら......監視をして居るから』と小声に囁いて居る。『オイ其処へ来るのはウラル教の捕手ぢやな......の不可思議力がある、サア神妙に手を廻せ』『アハヽヽヽヽ、仰有ります哩。鉛で拵へた......計りだぞ。余り見違ひをして貰ふまいかい』『それはそれは結構な教ですな、しかしなが......づくぢやと諦めてこの方の仰せに服従致せ』『アハヽヽヽヽ、ウラル教は随分理窟は極め... 230
231 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第1篇 五里夢中 第4章 馬詈〔554〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 8 件/岩=8 ...の川が此処へ転宅をしたのではあるまいか』『これこれ音彦サン、あなた気絶して居たの......未だ未だ現界にご用があると見えますなア』『あるともあるとも、今斯様なところに国替......目に掛りました。イヤお助けに預りました』『音彦サンは、やつとの事で蘇生をして下さ......の弥次サンだぞ。好い加減に改心せぬかい』『これこれ弥次サン、確りせぬか』『これこ......遁走した後へ現はれて来られたぢやないか』『彼奴は一つ水の吹きやうが足らぬ、いつそ......たのかいなア。ヤア日の出別さま、鷹サン、サン、梅サン、駒サンに音サン、与太彦に、......、シヤンコシヤンコと空中指して昇り行く。『ヨー遉は日の出別の神さま、天馬空を行く......待つた、二人の裸人はどうして下さるのだ』『みな一枚づつ脱いで借して上げませうか』... 231
232 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第2篇 幽山霊水 第6章 楽隠居〔556〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...わい。何をテンゴするのだい』弥『これほどを以て固めた洞穴に石が当つたつて応へるも......。俺は三五教の勝公といふ男だよ。早く天の戸を開けて俺を救ひ出して呉れないか』弥『......ひ出して呉れないか』弥『待て待て、今天の戸開きをやつてやらう。オイ与太彦、貴様は......た巌壁の細長き巌片をグツと押した途端に、の戸は苦もなくパツと開いた。弥、与『アハ... 232
233 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第2篇 幽山霊水 第7章 難風〔557〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...を、弥次彦、与太彦、勝彦、六公の一行は、根に躓き、木の根に足を掻き、右に倒れ左に......ハヽヽヽ』 折から小鹿山の山颪、木も倒れも飛べよと許りに吹き来る。弥『ヨー風の神......て、どうして突喊が出来るものかい、千引のでさへも中空に巻きあげると云ふ様な風の神... 233
234 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第2篇 幽山霊水 第8章 泥の川〔558〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...香物桶の中にブチ込んで、上からグツと千引のおもしをかけ味噌漬にして、朝夕の副食物... 234
235 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第3篇 高加索詣 第13章 山上幽斎〔563〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 8 件/岩=8 ...の流れは眼下の山麓を、白布を晒した如く、と......とにせかれて飛沫を飛ばして居る。山腹は殆......せかれて飛沫を飛ばして居る。山腹は殆んどを以て蔽はれ、灌木の其処彼処に青々として......以て蔽はれ、灌木の其処彼処に青々として、と......の配合を、優美に高尚に色彩つて居る。弥『......はそも如何に、日の出別の宣伝使は、鷹彦、彦、梅彦、亀彦、駒彦、音彦と共に、馬上豊......さま、大変な大騒動がおつぱじまつて、天の戸隠れの幕が下りましたな、あの時の私の苦......上り、底ひも知れぬ谷間目がけて天上より、をぶつつけた如く、一瀉千里の勢を以て、青... 235
236 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第3篇 高加索詣 第14章 一途川〔564〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...も、いつかないつかな恟ともせぬ、我の強いより堅いカンカンの鬼婆だ。如何に三五教の......神や自在天様に申訳がないワイ。婆アの一心をも突貫く、いい加減に因果腰を据ゑたが好... 236
237 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 第3篇 高加索詣 第16章 返り咲〔566〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...サンは扨措いて 六公サンの喜びは  天の戸の開けたる 思ひに一同勇み立ち  コー......胸に迫り来て  常世の闇も晴れ渡り 天の戸の忽ちに  開けし如き今日の首尾 アヽ......の教を四方の国 海の内外に輝かし  天の戸の神業に 仕へまつらむ夫婦連れ  神が... 237
238 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第2章 途上の変〔569〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...敵の矢は雨の如く注ぎ来る。忽ち船は河中の石に衝突し木葉微塵に粉砕された。 太玉命......門が根拠に進入し来る事、無謀の極みなり。石を抱いて海中に投ずるよりも危し。一時も... 238
239 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第3章 十六花〔570〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 10 件/岩=10 ... 太玉命は路傍のに腰打掛け、天津祝詞を声低に奏上しつつあ......身構する折しもあれ、馬の蹄の音いと高く、彦、梅彦、音彦、亀彦、駒彦、鷹彦は矢を射......を射る如く此場に馳来り、太玉命に向つて、彦『ヤア貴下は太玉命の宣伝使、私等はフサ......都に引返し、夫々の神業に就かせられたし』彦『それはあまり無謀の極と申すもの、吾々......した。一同は心得たりと馬に跨り、太玉命は彦の背後に飛乗り、忽ち四五丁許り元来りし......歓迎もせぬと云ふ態度にて見まもつて居る。彦『ヤア各方、あれ丈沢山の敵が吾々に抵抗......御寛りと御酒を飲つてお待ち下さいませ』 彦、大口を開けて、『アハヽヽヽ、どこ迄も......します』と盃に酒を注いで、グツト飲んだ。彦『妙々、これや心配は要らぬらしいぞ、ナ... 239
240 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第4章 神の栄光〔571〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...神の命の現はれて  元の神代に造らむと より固き誠心の  御稜威は開く梅の花 音......姫 神の恵も浅からぬ  心涼しき浅子姫 より固き......子姫  救ひの神は今子姫 教へ尊き宇豆姫......に浅子姫 心も固き誠心の  千代も動かぬ子姫 巌の上に松さへも  生ふるためしも......しも浪の上  嗚呼如何にせむ船体は 忽ちに衝突し  木葉微塵に成り果てて 御伴に......り、印度に向つて教線を拡充する事となり、彦、梅彦、音彦、駒彦、鷹彦の宣伝使を始め... 240
241 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第5章 五天狗〔572〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...の渡場で船を濁流に流して、河中に衝立つた石に船を打当て、木葉微塵に砕いた結果、濁... 241
242 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第6章 北山川〔573〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...間もなく、無残や吾船は激流の中に立てる大石に向つて大衝突を試み脆くも木つ葉微塵の......いと、今の夢の様に空中滑走を演じて樹下の石に頭蓋骨を衝突させ、又もや幽界の行脚を... 242
243 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第9章 薯蕷汁〔576〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...穢して歩く悪の御用だらう。素盞嗚命は天の戸を閉める役だと云ふことだが、悪も其処ま... 243
244 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第1篇 正邪奮戦 第10章 神楽舞〔577〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...無謀なる振舞に依りて、天照大御神は、天の戸の奥深く隠れ給ひ、再び六合暗黒となり、......河原に集まり来り、尚も進んで天教山の天の戸の前に現はれ給ひ、五伴男の神、八十伴男......を飾り、出雲姫命は天の鈿女命と現はれて、戸の前に桶伏せて、一二三四五六七八九十と......しさも忘れて、笑ひ興じ給へば、天照大神も戸を細目に押開き給ふ折しも、手力男神は......戸を開き御手を取りて引出しまつり、六合の... 244
245 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第2篇 古事記言霊解 第11章 大蛇退治の段〔578〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...ある。常に至誠至実の人にして、心魂の下津根に安定したものは、仮令酒を常に得呑まぬ... 245
246 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第12章 一人旅〔579〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...に遇はむとて  出ます姿ぞ不愍しき 天の戸も明放れ  一度清き神の代と 輝き渡る......涙にくれ居たまふ時こそあれ、忽ち山上より石も割るるばかりの音響陸続として聞え来る......『ヤア、其方は天教山の高天原に於て、天の戸に、皇大神を閉ぢ込めまつりたる悪魔の張......はふれ、との厳しき御仰せ、万々一其方を此より一歩たりとも登すが最後、吾々一族は天......命を頂きしもの、嗚呼併しながら此度の天の戸の変は貴神の罪に非ず、罪は却つて天津神... 246
247 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第13章 神女出現〔580〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ... 神素盞嗚の大神は  天の戸の変に依り 百千万の罪咎を  其身一つ......又も身魂は神界の、高天原に現はれて、天の戸の大変に差加はりし剛の者、神素盞嗚の大... 247
248 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第14章 奇の窟〔581〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 11 件/岩=11 ...の正体が分らぬ様な事で、如何して此地底の窟が探険出来ませうか。第一着手として妾の......な審神者だ。ソンナ審神者が如何して地底の窟が探険出来ませうぞ。妾の素性がはつきり......国別、何を愚図々々致して居る、早く地底の窟へ這入つて来ないか、......窟内には大惨事が突発致して居るぞ。人を救......き御仰せ、サア早くお越し下さい』 地底の窟より、『ヤア高国別、汝は数十人の生霊を......心得て居る。九死一生の場合だ、一刻も早く窟に侵入して人命を救へ』『もしもし何卒早......躇逡巡して呑臍の悔を貽し給ふな』 地底の窟より、『ヤアヤア高国別、数十人の生霊を......、双手を組んで深き思案に沈み居る。地底の窟よりは阿鼻叫喚の声、益々烈しく手にとる... 248
249 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第15章 山の神〔582〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 13 件/岩=13 ...命に従ひて 御稜威も高き高国別は  奇の窟に陥りし 老若男女の生命を  一人も残......たと  声する方を辿りつつ 往き当りたるの戸に  又もや両手を組みながら 進退茲......国別は、『ヤア汝は何者なるぞ、察する所此窟に蟠まる金毛九尾の悪狐の眷属ならむ、吾......には又もや以前の火弾と化し、唸りを立てて窟の内を矢を射る如く逃げ去りにける。 油......体をヒラリと躱した途端、勢余つて高国別は窟の中の隧道を、トントントン、と七八間許......ふ尊の命によつて諸人の後を追ひ、不思議の窟に忍び入りしと思ひきや、天空快濶一点の......冷を覚ゆると見る間に甦り見れば、高国別は窟内の深き井戸の底に倒れ居たるなり。『ア......御座います。人の命を救はむために、地中の窟に忍び入り、過つてかかる古井戸の底に陥... 249
250 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第16章 水上の影〔583〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 38 件/岩=38 ...乍ら、潔く前進する。又もやトンと行当つた壁、高国別『ヤア又しても岸壁だ、如何に一......いて来て居るのか。吾々は誠の神力を以て此戸を開き、行詰りの世を開かねばなるまい。......う』梅彦『アハヽヽヽ、議会と聞けば、醜の窟を連想せずには居られない。歴史は繰返す......ゆるりと秘密会でも開催しませう』と頃合のの上に腰打掛けた。三人の女性も同じく腰打......高国別『エー、あなた方御一同はどうして此窟にお這入りになりましたか』亀彦『吾々は......ともなく一人の女神現はれ来り、「此地底の窟には、活津彦根命御探険あれば、汝等は急......落し、七八間も地中に落込んだと思へば、此窟、……それより吾々一同はこの......窟内を神歌を謡ひつつ、探り来る折しも、道... 250
251 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第17章 窟の酒宴〔584〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 四面壁を以て包まれたる広き館の内には糸竹管絃... 251
252 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第3篇 神山霊水 第18章 婆々勇〔585〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...しいやうな事で、何うならうかい、女の一心でも突き貫く、無茶でも突き貫かねば此婆の... 252
253 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第19章 第一天国〔586〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 8 件/岩=8 ... 久方の高天原の窟も  開けてここに天地の 百の神達勇み......百の草木の生育悪しく、見渡す限り屹立せる山、禿山、此処彼処に起伏し、眺望としては......いたと思ふ頃、ピタリと岸壁に行当つた。此は鏡の......と云つて、浄玻璃の鏡の如くに光り輝き、日......。三人は思はず合掌した。松彦『此処が鏡のです。大抵の者は此処へ来りて、後へ引返す......き神様の御待遇、恐縮の至りだ、………此鏡をどうして突破すれば可いでせうか』松彦『......でせうか』松彦『是より以内は宮の内、此鏡は外囲です、これを突破しなくては、最上天......の事各自に心をお開きになれば、自然に此鏡の通過が叶ひます。神界の厳しき警告に依り... 253
254 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第20章 五十世紀〔587〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ... 松彦の天使に伴はれた一行三人は、鏡のにピタリと行当り、如何にして此関所を突破......い処だ。サアサア御一同様、天津祝詞を此鏡に向つて奏上致しませう』と一同は夜の明け......を一心不乱になつて百度計り奏上した。鏡のは自然と左右に開かれ、坦々たる花を以て飾... 254
255 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 第4篇 神行霊歩 第23章 八日の月〔590〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...に臥しつつ呉竹の 節さへ合はぬ七五調  より加藤村肝の 心定めて千早振  古き神... 255
256 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 後付 跋文 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 世界と万事相似たり  平野山岳丘陵や 石渓谷水に火に  草木の片葉に至るまで ... 256
257 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第1章 天橋立〔591〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...時しも天教山の  高天原に大御神は 天の戸に隠ろひて  暗さは暗し烏羽玉の 闇に... 257
258 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第5章 秋山館〔595〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...九日の菊の宴 親子主従めぐり会ひ  胸の戸も秋山彦の 神の司の真心に  綾と錦の... 258
259 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第6章 石槍の雨〔596〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...来る 深き恵を河守駅や  河の中央に立ちの 関所を越えて漸うに  足許早き長谷の......の国形眺むれば 青垣山を繞らせる  下津根の竜宮館 此処は名におふ小亜細亜  地......、網代の駕籠を舁つぎながら、川を飛び越え間を伝ひ、やつと出て来た魔窟ケ原、一同網......た魔窟ケ原、一同網代の駕籠を下ろし周囲のに腰打ち掛け、息を休めながら雑談に耽る。... 259
260 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第7章 空籠〔597〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...窟ケ原をズツト奥へ進みますれば愈鬼雲彦の窟の棲家、又立派なる本城が御座いまする、......ア皆の方々、此方へ御座れ、サアサ早く』とをクレツと剥れば、中には階段がついて居る......、熊鷹、石熊其他の面々一同、見学の為めに窟の探険と出掛ようではないか』 鬼虎は、......く。数百人の荒男は残らず好奇心に駆られて窟の中にガラガラツと田螺の殻を山の上から......転げ込むだ。忽然として現はれたる鬼武彦は石の蓋をピタリと閉め其上に千引の......をドスンと載せ、『アハヽヽヽ、マア之で暫... 260
261 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第8章 衣懸松〔598〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 14 件/岩=14 ...る二人の男女、又もや地中より這ひ出でて、戸の入口を打眺め、青彦『ヤア高姫さま、何......の間にか、吾等が入口を、斯くの如き千引のを以て塞ぎよつたと見えます。幸ひ脱け穴よ......ならない所であつたのです。何とかして、此を取り除けたいものですな』高姫『オホヽヽ......護で御座いませう。何れ又時節到来せば、此は春の日に氷の解けるが如く消滅するであら......すまい』青彦『さうだと言つて、此巨大なる石が、どうして解けませうか。押したつて、......きうして下さいや』青彦『ぢやと申して、此を取り除けなくては、再び吾等は地底の巌窟......り、馬を止めて大音声、『ヤアヤア者共、此石を取除け。…此地底には宏大なる......窟がある、ウラナイ教の宣伝使高姫、青彦の... 261
262 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第9章 法螺の貝〔599〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...げ惑うと見えしが忽ち勢力を盛返し、千引のを手玉に取つて大地も割れむ許りドスン、ド......に取つて大地も割れむ許りドスン、ドスンと石の雨、忽ち秋山彦の門前は直径一里もあら......忽ち秋山彦の門前は直径一里もあらむと云ふの山を築いたり、されども少しも怯まぬ味方......味方の勇士鬼彦は真先に立ち、さしもに固き山を片足揚げてポンと蹴ればガラガラガラ、......ひ上る。吾は之にも飽き足らず、数万貫の大石を手毬の如くヒン握り、海原目蒐けて雨や......驚きもせず、神素盞嗚尊と渡り合ひ、千引のをもつて互に挑み戦へば、尊は吾の猛威に辟... 262
263 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第1篇 神軍霊馬 第10章 白狐の出現〔600〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...に向うたり、汝が力と恃む鬼彦は魔窟ケ原の窟に匿ひあれば汝が神力を以て索め出せよ、......悔い今は三五教の信者となれり、魔窟ケ原の窟に匿ひあれば未練あらば汝自由に......戸を開いて面会せよ、汝が伜と見えたるは、......き声のみ聞え居る。門前には大江山の山颪、も飛べよと許り吹き荒みゐる。月は早西に没......する。一方鬼武彦は先に据ゑ置きたる千引のを取り除き......蓋をサツと開けば待ちかねたる如く現はれ来......を霞と駆け出し伊吹山の方面を目蒐けて天の船に手早く打乗り夫婦諸共中空を翔り行く。... 263
264 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第13章 神集の玉〔603〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 23 件/岩=23 ...つ波の博奕ケ岬を後に見て潮の飛沫をカブラ、経ケ岬を左手に眺め高雲山を右手に望み矢......船路を開く。一同は直に島に駆け上り頂上の窟に向つて登り行く。釣鐘......の絶頂に直立一丈許りの......窟あり。其処には黄、紅、青、赤、紫其他色......不壊の宝玉が匿されあり。二人は余念なく其窟に跳び込み玉を取らむとて汗み泥になつて......易に摂取する事能はず、鬼武彦は密に傍の大石を引き抜き来り......穴の上にドスンと載せたり。二人は徳利口を......且その周囲に蝟集して休息し雑談に耽りぬ。と岩との隙間より二人の藻掻く態は歴然と見... 264
265 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第14章 鵜呑鷹〔604〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 11 件/岩=11 ...船唄面白く、遂に竹島、博奕ケ岬、目の白黒を越え、松原を右手に眺め、蛇島、広島左手......。ウラナイ教の宣伝使の敏捷い事を見たか、の中で、閉ぢこめられて居ても、あれ位な談......トボトボと奥を指して進み入る。銀公『オイ公、市公、どうぢやつた。随分面白かつたら......、どうぢやつた。随分面白かつたらうな』 公肩を聳やかし、『きまつた事だよ。天下無......し、『きまつた事だよ。天下無双の剛力男の公のお出だもの、高姫の一疋や二疋は、屁の......ナニ? 玉を奪られたとは、それや本当か』公『ウン、奪られた……でもない、マア……......奪つたのだ』銀公『どちらが奪つたのだい』公『マアマア奪つた奴が奪つたのだ。奪られ......ンだくられやがつて、妙な顔しただらうな』公『ウンさうだ。……何分一の暗みの事で、... 265
266 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第15章 谷間の祈〔605〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...の麓を流るる谷川の畔に着きぬ。此の谷川の壁には産釜、産盥と云ふ美はしき水を湛へた... 266
267 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第2篇 深遠微妙 第17章 谷の水〔607〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...し神業を 褒め称へつつ皇神の  御言畏みの上に 美頭の御舎つかへむと  上津......根に搗き凝らし 下津......根に搗き固め  忌鋤忌斧取り寄せて 大峡......ぞ目出度けれ  魔窟ケ原に現はれて 心の戸を押し開き  誠一つの三五の 道に服ひ... 267
268 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第18章 遷宅婆〔608〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...強情なには呆れて物が言はれませぬ、沓島で蓋をせられた時にも私は消え入る様な思ひが......様の御蔭が貰へるか、終始一貫、不変不動、をも射抜く梓弓、行きて帰らぬ強き信仰を以... 268
269 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第19章 文珠如来〔609〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...行方を、隅から隅迄調べあげて、今度の天の戸開に、千騎一騎の大活動をするのぢや。お......る  大江の本城左手に眺め 鬼彦、鬼虎、、市、勘公引連れて  さしも嶮しき坂路を......路を  転けつ転びつ汗水を 垂らして進む戸口  折柄吹き来る雪しばき 面を向くべ... 269
270 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第20章 思はぬ歓〔610〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 43 件/岩=43 ...皮だ、七尺の男子殆ど顔色なしで御座る哩』公『本当にさうだなア、せめて......公だけなりともお伴につれて行つて下さりさ......、音彦でさへも、置去りに遇うたのだもの』公『生れ赤子のやうな、貴方の仰の通り純朴......れて行つて下さらないのだらうなア』鬼虎『公、貴様は余程お目出度い奴だ、音彦さまが......い、元始的の犬猫同様の人間と云ふ事だよ』公『馬鹿云ふな、音彦さまは蹴爪の生えた宣......それはお前の僻み根性と云ふものだよ。この公は斯う見えても、何事も善意に解釈するの......が越えられぬと見えるワイ』鬼虎『それでも公、よく考へてみよ、不思議千万の事許りぢ......『アハヽヽヽ、何を吐すのだい鬼虎の奴、おの幽霊の様な面をして、神様は申すに及ばず... 270
271 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 第3篇 真奈為ケ原 第21章 御礼参詣〔611〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 19 件/岩=19 ...に声も得立てず、僅に、『妾は比治山の奥の窟に押し込められて居りました。其処へ神さ......子姫は二人を伴ひ急いで此場を立ち去りぬ。公、鬼彦、鬼虎、勘、櫟の五人は這入りも得......ま、此処を通つてズツとお這入り下さい』 公、勘、櫟の三人は平助に跟いて奥に入る。......て下さつた、何卒今晩は悠り泊つて下さい』公『へい、如何致しまして、お節さまの御存......ものかい、折角だが帰りて呉れ帰りて呉れ』公『モシモシお爺さま、其鬼彦と鬼虎と云ふ......宜い、勝手を知らずに陥穽にはまるだらう』公『これはしたり、お爺さま、年が老つても......様かい』鬼彦『アヽ、それが上分別だ、オイ公、勘公、櫟公、俺は一足先へ行つて比治山......い、又明日は祝ひに御馳走をして上げます』公『これはこれはお爺さま、お婆アさま、奇... 271
272 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 後付 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...  一行三百五十人 祝詞の声も高熊の  窟さして進み行く 折から降り来る法の雨 ... 272
273 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...、加米彦、青彦を始め、魔神の為に三岳山の窟に捕はれ居たる紫姫主従三人が救はれて、... 273
274 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第1章 黄金の衣〔612〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 17 件/岩=17 ...の愛娘  魔神の深き計略に 押籠められて窟の  中にて絞る涙の雨 何時しか比沼の......神の恵の露に綻びし  心切なき節子姫 此窟に捕はれて  悲しき月日を送る内 春夏......、雪積む野路を辿りつつ、心も深き礼参り、公、勘公、櫟公諸共に、真名井ケ嶽の麓を指......にお構ひなく、一足先へ行つて下さいませ』公『左様なれば、お先へ道開けの為に参りま......ませ。吾々三人はボツボツ後から参ります』公『ソンナラお老爺さま、お婆アさま、お節......ツボツ行きませう』と三人は杖を突き乍ら、公等の通つた足跡を踏んでボツボツと進み行......。鬼の共喰だ、アハヽヽヽ』『さう言ふ声は公ぢやないか、奴跛の癖しやがつて、巫山戯......彦が承知をせぬぞ』 作り声にて、『此方は公でも無い、鬼でも無い、物ぢや、物ぢや』... 274
275 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第2章 魔の窟〔613〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/岩=14 ... 平助親子三人に声かけられて鬼彦、鬼虎、、勘、櫟の一同は、フト気がつけば野中の汚......サア皆さま往きませう』と鬼彦は先に立つ。公『何とマア、裸の行列と云ふものは、見つ......て出るから仕方がありませぬわいやい。オイ公、今暫く辛抱なされませ、此鬼彦も些と許......いぞ、確り掴まへて居て呉れ、これやこれや公、勘、櫟、早くお節さまを救ひ出さぬか、......出さぬか、何を愚図々々致して居るのぢや』公『最前から吾々三人が此通り雪塊除けに尽......が出来た。サアサア神様にお礼を申ませう』公『モシモシ、お爺さま、お婆アさま、それ......猿の如く飛び交ひながら、とある行き当つた石の前にピタリと倒れ、其儘姿は白煙、雪解......を念頭から遺失して居たのか、未だ一回も此を接触つた痕跡がない、一年位の食料として... 275
276 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第3章 生死不明〔614〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 34 件/岩=34 ... 真名井ケ岳の山奥の、暗き窟に閉ぢ籠められし、丹波村の平助が孫娘お......なり。人里はなれ月日の光さへも通はぬ此の窟の奥深く、閉じこめられしお節は、初冬の......北に聳ゆる真名井岳 雪積む山の谷の底  を開いて押しこまれ 黒白も分かぬ暗がりの......はうたれ荒風に  悩まされつつ味気なき 窟の中の憂き住居  昼夜分かぬ身の宿世 ......る中に 忽ち夢は破られて  吾身は悲しき窟の 中にくよくよ物案じ  此世に神が在......津神等八百万  万の神の御守護りに 天の戸の開く如  これの魔窟のすくすくに 開......度に開く梅の花 春は来れど花咲かぬ  此窟の佗住居 憐れみ給へ百の神  此世を造......三五教の神の教 アヽ有難や尊しや  心の戸はさやさやに 蓮の花の匂ふ如  開いて... 276
277 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第4章 羽化登仙〔615〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 23 件/岩=23 ... 名さへ恐ろしき魔の窟よりお節を救ひ出し、鬼彦一行五人は裸の......助親子を先に立て、雪解の山坂を登り行く。公『アヽ平助さま、お楢さま、年寄りの身で......の事ぢや有りますまい。お節さまも永い間、の中に押し込められ、足も弱つたでせう。ど......アと二人が炬燵の中から拝みて居りますわ』公『これはしたり平助さま、それもさうだが......かい。あまり人を馬鹿にするものぢやない』公『ヤア是れは是れは失言致しました。どう......六本足だ。本当の馬より大丈夫かも知れぬ』公『おぢいさま、六本足とはソラどう言ふも......いジヤジヤ馬に乗るものか、わしの乗るのは馬ぢや。婆アは勘馬の背中に、お節は櫟馬の......ナものぢや。神様は正直ぢやなア。……オイ公、貴様も彼奴等の……もとは乾児ぢやつた... 277
278 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第5章 誘惑婆〔616〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...ぢや、それもその筈一年許りも世間見ずに、の穴へ押込められて居たのだから世間の様子......イさま、お婆アさまに娘さまぢやな、夜前は公や、勘公、櫟公が豪い御世話になつたさう... 278
279 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第1篇 雪山幽谷 第6章 瑞の宝座〔617〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...つて進撃せよ』 常彦、菊若、夏彦、富彦、高の大将株は高山彦の指図の許に、各々数多... 279
280 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第7章 枯尾花〔618〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 13 件/岩=13 ...方の人数も大江山  魔窟ケ原に穿ちたる 窟の中に黒姫は  五十路の坂を越え乍ら ......の黒姫が  嬉しき便りを菊若や 心頑固な高や  人の爺を寅若の 情容赦も夏彦や ......富彦、常彦諸共に 飲めよ騒げの大酒宴  屋の中は蜂の巣の 一度に破れし如くなり。......蜥蜴が天井を覗いた様なスタイルで、入口の窟を覗き込み、年の寄つた嗄れ声に色を附け......アハヽヽヽ』夏彦『常彦、行かうかい』と、穴をニユツと覗き、『ヤア占た占た、モウ行......に、高山彦は数多の従者と共に、ゾロゾロと窟の中に潜り入る。黒姫は此時既に奥の間に......型ばかりの祝言をせなくてはならぬ。菊若、高は何をして居るのだ。料理の用意は出来た......間知らずの間抜者 さはさり乍ら夏彦よ  高彦よ常彦よ 色々話を菊若よ  妾に習つ... 280
281 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第8章 蚯蚓の囁〔619〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...極めて居る。三軍の将と定つた夏彦、常彦、高、菊若の四人は入口の間に胡坐をかき、出......ぢやない、俺やもう嫌になつて仕舞つたワ』高『定つた事ぢや、女に男はつきものだ。茶......は黒姫の奴、夏彦何うせう、常彦何うせう、高、菊若、斯うしたら好からうかなアと吐し......ア死ンでも離れつこは無いぞ、アハヽヽヽ』高『併し、そろそろ真名井ケ嶽に出発の時刻......からさう思ひなさい、サアサア常彦、菊若、高愈出陣の用意だ、高山彦の御大将はもはや......つて居た黒姫の部下四天王と頼みたる夏彦、高、菊若、常彦の閣僚は黒姫結婚以来上下の......なる高姫、黒姫は少しも屈せず……女の一心でも突貫く、非が邪でも邪が非でも仮令太陽... 281
282 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第10章 四百種病〔621〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...魂は此世の紊れた遣り方を見せるお役、天の戸を閉める御苦労なかけ替への無い身魂であ... 282
283 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第2篇 千態万様 第11章 顕幽交通〔622〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...貰つた丈の事、どうか勘弁して下さいませ』公『エーソンナ勘弁が出来る様な霊なら、コ......無い奴が出て来やがつた。オイ勘公、櫟公、公、鬼虎、……鬼彦に続けツ』と一生懸命に... 283
284 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第12章 花と花〔623〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...腸の小道を辿り行く。前方に見上る許りの大石広く左右に二三丁許り展開し居たり。 紫......に二三丁許り展開し居たり。 紫姫は中央の石を指し、『皆様、あの巌の下に巨大なる穴......ぞ、かうして井底に佇立して居る頭の上から石でも落されやうものなら、それこそお耐り... 284
285 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第13章 紫姫〔624〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 10 件/岩=10 ...り縦横十文字に隧道が穿たれ、処々に四角い窟の室が御座います。荒鷹、鬼鷹の居ります......彦や、加米彦がノソノソと奥深く進入し、此窟は最早陥落より外に道なき悲境に立ち到つ......国姫様の御命令を受け、小鬼と身を窶し、此窟に紛れ込み悪魔の状勢を探つて居たもので......』『畏まりました』と金、遠の二人は急いで窟の彼方に姿を隠したるが、暫時ありて二人......彦『悦子姫さま、音彦さま、何だか勢込ンで窟の探険と出て来るは来たものの、暗がりで......見付かつたら脱出するのですなア』丹州『此窟には三ケ所も抜け穴があります、一方は鬼......知致しました』と先に立ちドンと突き当つた石を片手でグイと押す途端にガラリと開いた......も如何です、一緒にお伴致しませう、此様な窟に何時迄も蟄居して居ても何の楽しみもあ... 285
286 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第14章 空谷の足音〔625〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...悦子姫の一行、皎々たる満月を眺め、山上のに各腰打ち掛け、雑談に耽り居る。音彦『今......判つた、途中に於て鬼熊別の部下の奴等に、窟へ投り込まれ、散々にさいなまれて生命を... 286
287 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第15章 敵味方〔626〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/岩=9 ...しい事だつた。折角紫姫様のお情に依りて、窟の難を免れたと思へば荒鷹、鬼鷹の両人、......り帰り来り、俺達二人をフン縛つて、又もや窟に捻込みやがつたと思へば、夢だつた。ア......鷹の親分様、誠にお気の毒で御座いますが、窟を叩き破つてやうやう此処まで出て参りま......ました』荒鷹『貴様はどうして、あの堅固な窟を破つたのか』鹿公『私は御存じの通り、......せぬが、神変不思議の言霊に依りて、自然に戸は左右にパツと開き、平和の女神に誘はれ......り越して、天変地変だ、地震雷火の車、鬼の窟は忽ち明日をも待たず、木端微塵、憐れ果......霞の如く吾々両人を救援に向ひ、三嶽の山の窟を滅茶苦茶に叩き潰し、五六人の留守番の......日、只今、神の御霊に照されて、発根と心の戸が開けました。最早吾々は悪より救はれま... 287
288 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第16章 城攻〔627〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 12 件/岩=12 ...世を艮の大空に聳り立ちたる鬼ケ城、千引のにて固めたる、鬼熊別が千代の住家、金城鉄......る、敵の攻撃に対しては絶対的の安全地帯、窟の中に築きたる八尋殿に砦の棟梁鬼熊別は......て、防戦の協議を凝らす大会議、数多の従卒窟戸の周囲を十重二十重に取り囲み、敵の襲......彦の御大将の館を蹂躙し、尚ほ進みて三嶽の窟を破壊し去り、今や少数の神軍をもつて本......ヽ』 腰のくの字に曲つた小男の夏彦は敵の窟に向ひ、言霊戦を開始すべく宣伝歌を歌ひ......言霊も何うせ腰折れ歌だよ、アハヽヽヽ』 窟の方より鹿公は立ち上り、又もや扇を打振......ケ原の手前迄  進み来れる折柄に 三嶽の窟に立て籠る  荒鷹、鬼鷹両人が 部下の......方ぢやと 云うた言葉を真に受けて  暗き窟に誘はれ 深い穴へと放り込まれ  馬と... 288
289 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 第3篇 鬼ケ城山 第17章 有終の美〔628〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 8 件/岩=8 ...人の声  鬼の棲むてふ大江山 憂を三嶽の窟に  鬼熊別の片腕と 誇り顔なる鬼鷹や......ぎすまし世の人を  見付け次第に引攫み 窟の中へと連れ帰り  人を悩ます曲津神 ......家来ども  胸の戸開いてさらさらと 醜の窟を明け渡せ  渡る浮世に鬼は無い 泣い......笑ひ転けるであらう、アハヽヽヽ』 馬公は窟の高欄の上に立ち、怪しき身振りをし乍ら......と鹿との両人は  馬鹿にしられて三嶽山 窟の中に放りこまれ  泣いて怒つて暮す中......音彦さまや加米彦の 二人の取次従へて  窟の中に御入来 折よく私は助けられ  忽......々々  霊の復しを待ち奉る』と謡ひ終つて石の上に腰を下ろしたり。鬼熊別の片腕と聞......熊別、蜈蚣姫の二人は高閣に納めたりし天の船にひらりと飛び乗り、プロペラの音轟々と... 289
290 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第1篇 弥仙の神山 第1章 春野の旅〔629〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...ケ原の貴の宝座を拝礼致し、それより三岳の窟を言向和し、鬼熊別の割拠する鬼ケ城山の......窟を言向和し、鬼熊別の割拠する鬼ケ城山の窟を、四五の同志と共に言霊を以て包囲攻撃... 290
291 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第1篇 弥仙の神山 第3章 神命〔631〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...声、遠近に聞え来たり、大木を捻折る音、大石の一度に崩壊する如き凄じき物音に加米彦......のだよ、木の枝が裂けるやうな音がしたり、石が崩壊したりするやうな声が聞えるのは鼻... 291
292 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第4章 四尾山〔632〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...島の真秀良場や 青垣山を繞らせる  下津根の貴の苑 此世を治むる丸山の  神の稜... 292
293 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第5章 赤鳥居〔633〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...の御眷属が御守護して居られるなり、三嶽の窟は滅茶々々となり、鬼ケ城亦鬼熊別の敗走......括りつけて、貴様と俺とが舁いで魔窟ケ原の窟へ帰るとしよう。さうすれば富彦だつて虎......此処まで逃げて参りました、折あしく道中の石に躓きバタリと転けて倒れた所を、追ひか......ア皆さま、月も出ました、もう一息だ、天の戸まで急ぎませう』(大正一一・四・二五 ... 293
294 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第2篇 再探再険 第6章 真か偽か〔634〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...節殿、参りませう』と神前の礼拝を終り天の戸の下方、紫姫が指定の場所に進み往く。夜......て行く途中で、大江山の鬼の乾児に欺され、窟の中に放り込まれ、エライ目に遇うた。そ......らう、真名井山に詣つてお蔭どころか、鬼の窟へ釣り込まれたのだな。真名井山と云ふの... 294
295 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第7章 神か魔か〔635〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...……サアサア行かう』と十人の同勢は地底の窟指して帰り行く。(大正一一・四・二五 ... 295
296 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第8章 蛙の口〔636〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...右に見て 親の言葉に一言も  小言は互に淵や 広野を過ぎて五箇の庄  比治山峠の......ひ散らし 綾彦お民を伴ひて  魔窟ケ原の窟に 意気揚々と帰り行く  道に出会うた......隠家指して帰り行く。 浅、幾の両人は例の蓋を剥つて一行十人と共に滑り入る。浅公『... 296
297 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第9章 朝の一驚〔637〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...』と志やり散らし乍ら、尻引きからげ、細い戸を潜り谷川目蒐けて走り行く。後には高山......たら帰らう』 一同はバラバラと元の地底の窟に向つて帰り行く。(大正一一・四・二六... 297
298 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第3篇 反間苦肉 第10章 赤面黒面〔638〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...結び、前年高姫と共に築き置きたる地底の大窟に居を定め、極力宣伝に従事して居たりし......ナイ教に復帰せしと聞き、喜び勇みて、この窟に意気揚々として帰り来たりしなり。  ......なさるのぢやが、併し乍ら、素盞嗚尊は天の戸を閉めるお役で、大神様が、此世の乱れた......と、ドンナ目に合ふか分らぬぞ。仇討に……窟退治に来よつたのだなア。……オイ板公、......つた、言ひたい事がある』 滝板の両人は、穴の外から内を覗いて、『黒姫さま、左様な... 298
299 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第4篇 舎身活躍 第11章 相見互〔639〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ... さながら神代の姿なり。 常彦は峠の上の石に凭れ、夜の旅路の疲れを催し、昇る旭を......『何とも、保証がでけぬ、突然の事で吾々も窟退治に来たのだと思つて驚いたが、後にな... 299
300 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第14章 蛸の揚壺〔642〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...事も時節の力だ』 かく言ふ折しも、ソツとの戸を開けて辷り込んだ三人の男、黒姫『ア... 300
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