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301 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第15章 遠来の客〔643〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...黒姫が、教の射場を立てて居る、要心堅固の窟に勢込んでかけ来る。 梅公は目敏く高姫......に 花咲き実る嬉しさよ』と謡ふ折しも表の戸の方に当つて、消魂しい物音聞え来たる。... 301
302 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 第5篇 五月五日祝 第17章 玉照姫〔645〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...心の 笑にあたりの雰囲気は  乾燥無味の窟も 忽ち春の花咲いて  飲めよ騒げの賑......地に永久に  鎮まり居まして常闇の 天の戸を開きます  ミロクの御代の礎と 寿ぎ... 302
303 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 前付 総説 三十三魂 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...の生宮  (△吉見清子)今迄は深く包みて田帯 久か太ぶりに解き初めにけり  (......田久太郎)池沢に浮べる月の影清く 原二納... 303
304 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第1章 高熊山(謡曲調)〔646〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...月西山に傾きて、再び閉ざす闇の幕、千丈の窟の前に着きにけり。 松岡神使は男子に一......名におふ、高天原の移写と聞えたる高熊山の窟にて候、天地百の神たちの、時有つて神集......ど、何処とはなしに見覚えの、有難や、清き窟の前に端坐し居るこそ不思議なれ。男子は......閑な思ひなり』 忽ち虚空に音楽聞え、今迄窟と見えしは、夢か現か幻か、際限もなく四... 304
305 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第2章 鶍の嘴〔647〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...魔窟ケ原、山時鳥悲しげに、血を吐く思ひの窟の中、高姫、高山彦、黒姫の三人は、奥の......否や形勢不穏、大地震でも勃発してみよ、此窟はガタガタだ。此寅若は御信任が無いから... 305
306 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第3章 千騎一騎〔648〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 高山彦は魔窟ケ原の窟を後にし、一生懸命に聖地を指して進み行... 306
307 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第1篇 神慮洪遠 第4章 善か悪か〔649〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...国の真秀良場や  青垣山を繞らせる 下津根と聞えたる  要害堅固の神策地 小三災......りませぬワ。今日只今始めて臍下丹田の天の戸が開けました。これから本当の真如の日月... 307
308 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第5章 零敗の苦〔650〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...やない。千秋万歳楽の鶴亀の齢と共に、天の戸は立派に開けて日の出神様の御守護の世と......かつた。アヽ可哀相に……魔窟ケ原の陰気な窟で、黒姫さまも第二の作戦計画をして御座......まの本守護神だつた。本守護神は依然として窟に止まつて居られる。副守の先生肉体をひ... 308
309 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第7章 牛飲馬食〔652〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...前御苦労だが是から、魔窟ケ原の黒姫さまの窟館を訪ねて往つて貰へまいかな、私は玉照......て驀地に駆けり往く。 話変つて魔窟ケ原の窟には主人の留守の間鍋たき、梅公の留守師......うて勝手な理屈を囀り居る。 此時門口よりの戸を覗いて『オイオイ』と呼ぶ男ありき。......いし、特別会員に推薦しないにも限らない、窟にも春は来にけり酒の花だ。アハヽヽヽ、......両人万歳、会員一同万々歳、ワハヽヽヽ』と窟も崩るる許り笑ひ倒ける。此時......窟の外には鶴、亀の両人四五の従者を引き連......だぞよ。口程恐いものはないぞよ。今に天の戸を開いて見せるぞよ』鶴公『コラ鷹公、貴... 309
310 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第2篇 意外の意外 第8章 大悟徹底〔653〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...ウラナイの教で世界を水晶に致し、二度目の戸開きをせなならぬと、今の今迄一生懸命に... 310
311 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第9章 身魂の浄化〔654〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 17 件/岩=17 ...の春の初、鬼熊別の部下となつて、三岳山の窟に数多の手下を引連れ、善からぬ事計りを......響きがするぢやないか。兎も角此処に大きながある。どこもかも薄雪だらけだが、此......に限つて一片の雪もたまつて居ない、さうし......、さうして又カラカラに乾いて居る。幸ひ此の上で、楊柳観音ぢやないが、一つ瞑目静坐......にドツカと坐つた。荒鷹『オイ兄弟、大変此は温かいぞ。お前も一寸此処に坐つて見よ』......此処に坐つて見よ』鬼鷹『ヤア本当に温かいだなア。地上一面冷たい雪が降り、冷酷な世......りや又どうしたものだ。僅か一坪ばかりの此の上許りは、冷酷な雪もたまらず、春の様な......云ふ神様の暗示だらうよ』 忽ち膝下の平面は鳴動を始め、刻々に音響強大猛烈の度を加... 311
312 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第10章 馬鹿正直〔655〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...時三五教の奴がやつて来居つて、魔窟ケ原の窟の二の舞ひをやらうと掛るかも知れないか... 312
313 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第3篇 至誠通神 第11章 変態動物〔656〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...と貴女は何処迄もお固いのですなア』松姫『にさへも姫松の生える例がある。一心の誠は......にさへも姫松の生える例がある。一心の誠はでも射貫くと云ひます。私の鉄石心は如何な... 313
314 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第13章 混線〔658〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 20 件/岩=20 ...舌を以て、此関所をウマく切り抜け、両人が窟の前に行つた所、目的物の言照姫も玉照彦......も玉照彦さまも、お姿は見えず、イロイロと窟内を探険する最中、赤児の泣き声が耳に這......、玉照彦さまをソツと抱きあげ、堺峠の天狗の側まで逃げて呉れ、そうすれば成功屹度疑......ち着く所を定めて置かう。………堺峠の天狗の前だぞ。良いか………』鬼丸『ハイハイ承......もと来し道に引返し、玉照彦を引抱へ、天狗指して茨茂れる密林を、遮二無二掻き分けて......ボは、『生命あつての物種、予ての約束天狗だ。兄貴、後から続けツ』と言葉を残し、一......けたと思へば、まだ腰抜けの未成品だ。天狗さして一散走りだ』と又も駆出す。テルヂー......ンボ、俺だ俺だ……ヤア、コロンボの奴天狗へ行きよつたと見える。……ドーレ彼奴を捜... 314
315 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第14章 声の在所〔659〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/岩=9 ...丸、テルヂー、コロンボの四人は堺峠の天狗を後にし乍ら、山麓の老松の根元を越え、玉......一度に目を醒せば、豈計らむや、四人は天狗の根元にヅブ濡れになつて眠りゐたりき。谷......谷丸『アヽ何だ、夢見て居たのか、矢張天狗の傍だから鼻高の奴、俺達を一寸チヨロマカ......うぞ許して下さいませ。貴方お一人をこんなの上に、御寝かし申し、吾々は前後も知らず......前は、谷丸さまぢやないか。私の不在中に、窟の中から盗み出し、大切にする事か、あの......あらう。サア、妾に従つて是より、高熊山の窟に参りませう』松姫『何れの神様か存じま......。サアこれから、貴女は気を取り直し、単身窟に進み、言照姫にお逢ひなされて、玉照彦......て此山奥に只一人踏み込み来り、此怖ろしい窟へ参詣し様なんて、そんな大野心を起して... 315
316 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第15章 山神の滝〔660〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...何とはなしに、むかついてむかついて其処のでも木でも、見つけ次第撲り度うて撲り度う......来居つたのだな。玉照彦様だと思つて大きな石を大事さうに抱へて帰り、途中で気がつい... 316
317 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第16章 玉照彦〔661〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...致しませう』と夫婦は松姫を中にして静々と窟さして登り行く。神国守『サア、此処が......窟の入口で御座います、四十八の宝座の御前......宝座を一々礼拝し、神国守夫婦に案内されて窟の奥深く忍び入る。国依姫『此......窟は上り下りが、所々に御座いますから、御......なさいませ、十七八丁奥へ進みますと立派な窟のお館が築かれて御座います、此処が玉照......懐中に抱き奉り、神国守夫婦に守られ、漸く窟を立ち出て、再び宝座を伏し拝み、来勿止... 317
318 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 第4篇 地異天変 第17章 言霊車〔662〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...  天照します大神は 此状態を畏みて  屋戸深く差しこもり 戦き隠れ玉ひしゆ  ......にそれぞれ神司  国魂神を定めつつ 天の戸もやうやうに  開き初めて英子姫 教の...... 松の心の松姫が 高熊山の山麓に  心の戸を開きつつ 最早悪魔も来勿止の  神に......に魂をば鍛へられ 御稜威も高き高熊の  窟の中に駆入りて 貴の御子をば奉迎し  ......下に漂ふ金銀の  波に浮べる大八洲 天の戸の其上に  大宮柱太しりて 千木勝男木... 318
319 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第1篇 宇都山郷 第1章 武志の宮〔663〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...を晴らさむと  神の御稜威も高熊の 静の窟の奥深き  恵の露の雨となり 雪ともな... 319
320 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第1篇 宇都山郷 第3章 山河不尽〔665〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...。サアサア世の立替立直しは之からだ、天の戸の開け口だ』と雀躍し乍ら先に立ち二人を... 320
321 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第2篇 運命の綱 第6章 梅花の痣〔668〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 0 件/岩=0   321
322 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第9章 童子教〔671〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...か人か 見るさへ凄き婆一人  聳えて高きの根に 仮の庵を結びつつ  蛇や蛙を捕喰......てやりました』宗彦『面白い男ですな。何れ窟の附近まで往つたら、鬼婆の真似でもして......居る五六人の御連中さま、三国ケ嶽の婆アの窟は、どつちやへ行つたら良いのかな』 川......現はれて下さいました。私は是れより山頂の窟に割拠する鬼婆を言向け和す為に参ります......七尺の男子が……而も宣伝使の肩書を持ち、窟の鬼婆を退治せむと、此処まで勇み進んで......も清浄潔白な人間だと思うて居るのか。此の窟の鬼婆よりも、モ一つ悪い奴だ。心の底か......』田吾作『ハイ申上げます。一方の大将は大石を楯に取り、一丈有余の大木の小枝に甲冑... 322
323 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第10章 山中の怪〔672〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...顔  優しき細き手を上げて 流れの中に立の  蔭に潜みて声限り 救けを叫ぶ真最中......放せ  花瀬の里を後にして 谷を飛び越え伝ひ  やうやう三国の山麓に 辿りついた......可笑しく上り行く 軈ては名高き鬼婆の  窟の棲処も見えるだろ 神の賜ひし言霊の ......彦、宗彦様、又明日御目にかからう。頭から窟の婆が塩つけて噛ぶつてやらう。それを楽... 323
324 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第11章 鬼婆〔673〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 18 件/岩=18 ...に送られて、三人は足に任せて進み行く。大窟を背景に茅葺き屋根の三四十、軒を並べて......けてどうするのだ、確りせぬかいな。片方は窟にたてかけた藁小屋が三四十並んで居るだ......かつた。 三人は是非なく腰掛に都合の好いを探して、ドシンと尻を下ろし、暫く息を休......谷に沿うて左へ進むと、壁を立てたやうな巨が幾つともなく谷間に碁列して居る。お玉は......間に碁列して居る。お玉は手招きしながら、窟の穴を潜つて姿を隠した。三人は其後から......た。三人は其後から、ドンドンと足を速めて窟の中を五六間許り進む。此処が鬼ケ城山に......、蛙、山蟹、其他獣類の肉はよく乾燥さして窟の中に幾つともなく釣り下げられてある。......げ帰つて仕舞はれた。併し乍ら私は女の一心でも突き貫くのだ。此処で斯うして時節を待... 324
325 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 第3篇 三国ケ嶽 第12章 如意宝珠〔674〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...醜の魔神の宿の妻  蜈蚣の姫の鬼婆さま 窟の中に立て籠り  貴の宝を奪ひ取り お... 325
326 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...である。三尺四方位の祠を建てておいて下津根に大宮柱太敷立、高天原に千木高知りて云... 326
327 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第1章 高春山〔675〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 24 件/岩=24 ...朝夕に 心を砕く鳩胸や  仕組の奥は割れの 胆を煎るこそ恐ろしき。 南に瀬戸の海......東に重畳たる連山を瞰下する高春山の絶頂に窟を作り、バラモン教の一派を建て、アルプ......二人は巡礼姿に身を変じ、高春山の鷹依姫が窟に進まむと、壁を立てたる如き高山を登り......高春山の五合目許りの処に、天の森と云ふ巨が立並び、中央の樹木鬱蒼たる間に、小さき......は漸く此処に登り来り、高姫『なんと立派なが並んで居るぢやありませぬか。一つ此景色......なんかモウ必要はない。是れから頂上の割れの醜の......窟を言向け和し、進んで六甲山へ行かねばな......ぞ此れ限り、何と云つても御暇を頂き、醜の窟の鷹依姫様の御家来となつて活動致します... 327
328 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第2章 夢の懸橋〔676〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...つて、谷から谷へ天然に架け渡された一本のの橋がある。此処を通らねば何うしても高春......狼狽へたのだ。サア川下へいつて、何処かの石に宿泊して居るだらうから、肉体なと探し......した。 見れば玉治別は、谷川の中に立つ大石ホテルの露台の上にて、着物を一生懸命に......けて居る。『実際は玉治別は死んだのだ。大石と共に墜落し、五体は木つ端微塵、流血淋......ぢやないか』『お前の探す肝腎の玉は、この上に洗濯爺となつて鎮座坐しますのを知らぬ... 328
329 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第3章 月休殿〔677〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...うして玉照彦様のお出ましになつた高熊山の窟を拝して行くのが順当だと気がついたので... 329
330 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第4章 砂利喰〔678〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...スタスタと 足に任せて進み行く  天狗のにて名も高き 境峠を打渡り  小幡の川の......青野ケ原を右左 眺めて進む法貴谷  戸隠の前に着く。 三人は激湍飛沫の音高き谷川......木鬱蒼たる谷道をエチエチ登つて、漸く戸隠の麓に着き路傍の......に腰打掛け、息を休めてゐる。其処より一丁... 330
331 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第1篇 千辛万苦 第5章 言の疵〔679〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...治別は鼻唄を唄ひ乍ら、峠の頂上に達し赤児と云ふ赤子の足型の一面に出来た、カナリ大......ふ赤子の足型の一面に出来た、カナリ大きな石が突き出て居るのを見付け、『アヽ結構な......人待顔にチヨコナンとやつて居るワイ。オイ椅子先生、貴様は余程幸福な奴だ。三五教の......て休息してやらう。此光栄を堅磐常磐に、此の粉微塵になる千万劫の後迄も忘れてはなら......てはならぬぞよ。躓づく石も縁の端、腰掛け椅子もヤツパリ縁の端だ。……ヤア始めてお......やうな調子で、峠を南へ地響きさせ乍ら、巨が山上から落下する様な勢で駆下り行く。玉......のに間違ひはないか』玉治別『実の所は峠のに休息して居つた時に、乾児がやつて来て、... 331
332 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第2篇 是生滅法 第6章 小杉の森〔680〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ... 高春山の窟に  巣を構へたる曲神の 鷹依姫を言向...... 道の教の宣伝使 鼻も高姫黒姫が  天の樟船に乗り 意気昇天の勢で  高天原を後......照彦が神館  一夜を明かし高熊の 稜威の窟に参拝し  神の御言を拝聴し 来勿止神......善悪正邪の大峠 越えて漸う法貴谷  戸隠の傍に 登りて見ればこは如何に  行手に......忍び入らせ、沢山の金銀を強奪しお前は赤児に待伏せして、乾児から受取つたのだらう。......解してゐるぢやないか』三州『それでも戸隠の麓で、蜈蚣姫の片腕だと自白したぢやない......鷹依姫に散々脂を搾られ、高姫、黒姫の様に窟の中へ閉ぢ込められて、木乃伊になるのが... 332
333 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第2篇 是生滅法 第7章 誠の宝〔681〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...のお杉さま  助けて上げたいばつかりに 石起伏の細道を  足を痛めてようように ... 333
334 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第2篇 是生滅法 第8章 津田の湖〔682〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...に西へ西へと逃げ出した。湖中に突出せる大石に舟の先端を衝突させ、船体は木つ端微塵......の泥棒を救ひ上げた。さうして以前の湖中のの上に三人を送り、舟を此方に引返し、十数......、涙を流して改心の意を表する。杢助は舟をの前に近づけ乍ら、杢助『オイ三人の男、汝......供は正直だ。此奴等可愛いと思へば、暫らくの上に預けて置いた方が将来のためだらう。......ア、杢助さま、彼方へ進みませう』と湖中の島を後に、高春山の東麓を指して矢を射る如... 334
335 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第2篇 是生滅法 第9章 改悟の酬〔683〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...で水は漂うて来た。湖水に聳り立ちたる一つも今は水中に没し、黒い頭が三つ許り湖面に......々と三人の前に現はれ来りしが何時の間にかは水面に高く現はれける。而して......島の根には一滴もなき迄、水は左右に分れて......はれて  鋼の鍬を打ち揮ひ さしもに堅き石を  きつて落せば忽ちに 底を現はす津......ソと 遠州武州駿州の  生命を託けた一つ 来りて見れば此は如何に  我等が姿か幻......お初と共に艱難を冒して、鷹依姫の割拠せる窟に向つて宣伝歌を唱へながら勢よく登り行... 335
336 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第3篇 男女共権 第10章 女権拡張〔684〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...道 雪に埋もれゆき暮れて  路傍に立てる蔭に 少時息をば休めける。 谷の片方の突...... 少時息をば休めける。 谷の片方の突出たの蔭に身を寄せ、一夜を明かす事となりぬ。......雪明りに目に付いたのは一束の枯柴、突出たに蔽はれて乾いた儘に残つて居る。『アー此......、尊き天の神様を御招待申上げ、貴方の心の戸を開いて見せませう。どうぞ此赤ん坊を抱......もや降り来る雪しばき、嵐の音に目を醒せば窟の前に火を焚き、其正中に巨......が放り込まれてあつた。赤児と見えたのは、......り込まれてあつた。赤児と見えたのは、此の石である。竜国別は夢の醒めたる心地して、... 336
337 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第3篇 男女共権 第11章 鬼娘〔685〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...て深い雪路を進んだ積りだつたが、矢張元の蔭だつたワイ。俺はどうかして居ると見える......トン登り進み行く。 此処は大谷山の山麓、ケ谷といふ芒の生ひ茂つた、人の行つたこと......る血糊を索ねて進んで行くと、其処に一つの穴があり、以前の猪は既に縡切れてゐる。竜......の石を拾つて、土をカチカチ掘り初める。 穴の中より二十五六の女、角を生やして莞爾......して呉れ』お光『左様なら』と云つた限り、窟の中深く影を没したり。 竜国別は額の傷... 337
338 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第3篇 男女共権 第12章 奇の女〔686〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...果てて 行手も見えずなりければ  千引のの......が根に そつと立ち寄り降る雪を  凌ぎて......きながら ふと傍を眺むれば  豈図らんやの根に くだらぬ夢路を辿りつつ  心の眼......  血糊を標べに来て見れば 自然に穿てるの洞  其傍に横はる 猪の屍を愍れみて ......を奏上し 蘇らせて助けんと  思ふ折しも窟の 中より出づる鬼娘  忽ち猪にかぶり... 338
339 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第4篇 反復無常 第15章 化地蔵〔689〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...三五教に名も高き  高姫黒姫両人は 鳥の樟船に乗り  意気揚々と中天に 雲押し開......黄金の草の茂りたる 胸突坂を攀じ登り  窟並ぶ天の森 祠の前に休らひて  天の瓊...... 鷹依姫の両腕と  頼む曲津に誘はれて 窟の中に引き行かれ  音信も今に知れざれ... 339
340 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第4篇 反復無常 第16章 約束履行〔690〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...別、杢助、お初の三人は、周囲に碁列せる平に脚を休め乍ら、ひそひそ話に耽る。玉治別... 340
341 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第4篇 反復無常 第17章 酒の息〔691〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...プス教の仮本山と聞えたる、高春山の山巓の窟に数多の部下を集めて、大自在天大国別命......ま、こんな徳利が重たいやうな事で、こんな窟へ一人這入つて来られますか』『そらさう......て、高姫、黒姫お二人さまにお願ひ申して、戸から出て貰ふから、好いか』『ヨシヨシ呑......だ』と言ひ捨てて、高姫、黒姫を閉ぢ込めた窟の前に周章しく駆り行く。(大正一一・五... 341
342 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻 第4篇 反復無常 第18章 解決〔692〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...を沢山と奉つて冠装束で天津祝詞を奏上し、戸開きの舞を舞はぬ事には、此女神さまは滅......『五つ六つのちつぽけな娘の子です。貴女を窟から救ひ出さねばならぬと云つて唯一人子......れこれアルプス教の教主どの、長らく結構な窟ホテルに逗留さして頂きまして、日々御馳......玉を奪ひ取つて呑み込んだその罪で、こんな窟へ長らく閉じ籠められ、苦しんだのですよ... 342
343 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 前付 凡例 (編者) 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...箇所は本巻に最も多し第五  十日 竜宮館井温泉 口述筆録の方が主か入湯の方が主か......がら、五、六の二巻を完了す第六  八日 井温泉第七  四日 錦水亭  ......井温泉より帰綾後節分祭までの四日間に完結... 343
344 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第1篇 暗雲低迷 第1章 玉騒疑〔693〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...しか』と怒り狂ひて、遂に姉大神をして天の戸に隠れ給ふの已むなきに到らしめたのは、... 344
345 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第3篇 黄金化神 第9章 清泉〔701〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...の宝を永久に 秘め隠したる桶伏の  山の戸を何時しかに 開きて茲に黒姫や  胸の......身の破目を 押開かむと村肝の  心に包みが根に 二三の信徒伴ひて  時を待つこそ......変な勢だ。何時も四つ時からかけて鷹鳥山のの根に道を説く鷹鳥姫の庵に通ふ老若男女は... 345
346 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第3篇 黄金化神 第10章 美と醜〔702〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...とやら、切なる心は察すれど、某は鷹鳥山の窟に立ち向ひ華々しく言霊戦を開始して、当... 346
347 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第3篇 黄金化神 第11章 黄金像〔703〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 向脛を擦り剥き、顔を顰めながら清泉の壺より這ひ上りたる金助は、スマートボール... 347
348 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第3篇 黄金化神 第12章 銀公着瀑〔704〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 鷹鳥山の中腹のの根に庵を結び、三五教の教の御柱を築かむ... 348
349 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第4篇 改心の幕 第13章 寂光土〔705〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...れや玉能姫  鷹鳥姫は山上の 光を求めてケ根の  庵を後にエチエチと 近づき見れ......皎々と 四海を照らす神徳を  暫し隠して躑躅 花咲く春の先駆を  仕組ませ給ふ尊... 349
350 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第4篇 改心の幕 第14章 初稚姫〔706〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...や  あゝ惟神々々 恩頼を蒙りて  心の戸を押し開き 誠明石の浦風に  真帆をあ......無道の娑婆世界とは云ひながら、汝等が心の戸開けし上は暗黒無明の此世も、もはや娑婆... 350
351 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第4篇 改心の幕 第15章 情の鞭〔707〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...の黒ン坊か、烏のお化けか、紺屋の丁稚か、戸を閉めた曲神か、得体の分らぬ真黒黒助。... 351
352 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第5篇 神界経綸 第18章 布引の滝〔710〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...なるまい。オイ谷丸、俺に続け』と壁の如きに纏へる藤葛、木の枝などを力に、猿の如く... 352
353 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻 第5篇 神界経綸 第19章 山と海〔711〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...『万劫末代に一度の大切な御用だ。二度目の戸開きの瑞祥を祝するため、言依別様が此再......る神島目標に漕ぎ出した。漸くにしてミロクの磯端に横付けになつた。玉能姫『皆さま、......何処よりともなく現はれ来り、さしもに堅き石を瞬く間に掘つて了つた。初稚姫『アー、......いた。童子は玉函と共に、今掘つたばかりのの穴に消えて了つた。 三人の童女は又もや......も言はず微笑を浮べたまま、玉函と共に同じ穴に消えて了つた。玉能姫は怪しんで穴を覗......奏上し、次で神言を唱へ、天の数歌を歌ひ、蓋をなし、其上に今童女が捨て置きし、黄金... 353
354 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
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355 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第1篇 南海の山 第1章 玉の露〔713〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/岩=9 ...つて、随分に立派な流れです。あの渓川の巨怪石に水の噛み付いて、水煙を立て、白銀の......苦労はするものでない。断崖絶壁屹立した、ばかりの所へ落ちたのだから、体は忽ち木端......金剛杖を突いて、ケチンケチンと音させ乍ら路を下つて行く。    ○ 谷底には一人......治別『私も実は宣伝使です。此れだけ沢山のが並んで居るのに、少しの怪我もなく、此青......杢助は其跡を目当に七八丁許り降り、平たきの上に腰をおろし、杢助『サアサア御二人さ......濡れた着物を脱いで、一生懸命に絞り直し、にパツと拡げて乾かして居る。昼の暑さに......は焼けたと見え、非常な暖かみがある。着物......処も彼も夜露で冷やかうなつて居るのに、此計りは全然ストーブの様だ。日輪様もお上り... 355
356 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第1篇 南海の山 第3章 松上の苦悶〔715〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...せつつ  闇を辿りて漸々に 二人を伴ひ平の  麓に漸く近寄つて 其夜を明かし両人... 356
357 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第2篇 恩愛の涙 第5章 親子奇遇〔717〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...だ』婆『そこへニユツと突き出て居る大きなを、クルツと廻ると、炭焼小屋の様な家があ......、厭相に進んで行く。山の鼻にヌツと突出たの麓を廻はると、七八間向うにかなり大きな... 357
358 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第2篇 恩愛の涙 第7章 知らぬが仏〔719〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...になつた時、三五教の宣伝使がやつて来て、窟退治を致した時に生命からがら其処を脱け......居つたさうです。併し其守り刀も大台ケ原の窟の騒動の時に取り落しました。それには蜂... 358
359 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第3篇 有耶無耶 第12章 家島探〔724〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...す』と頭をガシガシ掻いて居る。其間に船は端に繋がれ五人は上陸した。玉能姫『あなた......を白状致せ。四の五のと吐すが最後、此池へを括り着け、四人の荒男が放り込んで仕舞ふ... 359
360 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第4篇 混線状態 第15章 婆と婆〔727〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/岩=14 ...城山の中腹まで登りつめた。茲には巨大なる窟があつて、昔から怪物の潜む魔窟と称へら......られて居る。貫州『高姫様、ここには立派な窟が有りますなア。玉能姫の奴、ヒヨツとし......ませぬ。昔から人の出入した事のない、深い窟だと杣人が云つて居りましたから、一つ探......意深い玉能姫の事であるから、吾々両人が此窟へ這入るや否や、見張らして置いた味方の......探険して来ますから……』と云ふより早く、窟の中へ腰を屈めて、ノソノソ這ふ様に這入......るのではあるまいか、サツパリ五里霧中所か前夢中に彷徨すると云ふ高姫の今日の境遇。......登つて来た一人の宣伝使があつた。宣伝使は窟の前に中婆の首を垂れ、モノログして居る......したのだ』貫州『ハイ此処は恐ろしい泥棒の窟と見えて、沢山の掠奪品が山の如く積んで... 360
361 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第4篇 混線状態 第16章 蜈蚣の涙〔728〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...を目蒐けて一行の  頭の数も四十八 醜の窟に陣取りて  手下を四方に配りつつ 山......尾上や河の瀬を  隈なく探し求めつつ 此窟を暫時の間  仮の住家と繕ひて 時待つ......明かで御座いますから……、蜈蚣姫さま、此窟は大江山の鬼ケ城とはどちらが立派で御座......とても比べものにはなりませぬ。三国ケ岳の窟に比ぶればまアざつと三分の一位なもので......に宜敷く御指導を願ます。併し乍ら此立派な窟に似ず今日はお人が少い事で御座いますな... 361
362 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第4篇 混線状態 第17章 黄竜姫〔729〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...れて来たのではありませぬ。私は勝手に此の窟の入口迄参りますと、高姫さまが来て居ら... 362
363 霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻 第4篇 混線状態 第18章 波濤万里〔730〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...せられし 如き怪訝な顔をして  国城山の窟に 当途もなしに来て見れば  胸の動悸......糞度胸  臭い婆アと知り乍ら 鼻を抓んで窟に  伴ひ進み来て見れば 思ひがけなき......嬉し悲しの泣き笑ひ  一座白けた最中に 窟の口を押開き  ドヤドヤ出て来る男あり......りつけて地震の神の神懸りをやつて居る。 戸を開いて入り来る三人の男、男『ヘイ、御......お隠しになつても駄目で御座る。糞の臭が此窟の中まで続がつて居る以上は、てつきり泥......まで続がつて居る以上は、てつきり泥棒は当窟に居るに相違御座るまい、さア速かにお渡......清、武、鶴の三人は友彦を高手小手に縛め、窟の外に引き出し、茨の苔を携へ、『さあ、... 363
364 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第1篇 流転の涙 第4章 一島の女王〔734〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 8 件/岩=8 ...かつた。忽ち巨大なる音響と共に船は一つの山に衝突し、滅茶々々になつて仕舞つた。小......仕舞つた。小糸姫は辛うじて壁を立てた如きに壁蝨の様に喰ひつき、運を天に任し経文を...... 漂ひ来る折柄に  大海中に突き立てる ばかりなる一つ島  辺に漕ぎ着き眺むれば......れの人か知らねども  年端も行かぬ真娘 に喰ひ付き声限り  救ひを求めて叫び居る......てて居る。五人は原野の中央にある小高き大の上に登り、声を限りに天津祝詞を奏上し宣......と這ひ出で各柄物を手にし、五人の立てる大の周囲に蟻の如く群がり集まつた。此処は一......いふ処であつた。一同は色白き五人の美女が上に立てる姿を見て、天津乙女の天上より降......密境だ。誰の許可を得て出てうせた。速に其を下り一々事情を申し伝へよ』 小糸姫は泰... 364
365 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第2篇 南洋探島 第5章 蘇鉄の森〔735〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...らんものと国城の  山を目蒐けて駆登り 窟の中にてバラモンの  神の司の蜈蚣姫 ......特権を惟神に具備して居る。所謂日の出神の戸開きの生宮で御座る。神はイロイロとして... 365
366 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第2篇 南洋探島 第6章 アンボイナ島〔736〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...尺を弁ぜず、此儘航海を続けむか、何時船を石に衝き当て破壊沈没の厄に会ふも知れざる... 366
367 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第2篇 南洋探島 第7章 メラの滝〔737〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 6 件/岩=6 ...島、雌島と称へられて居る。雌島の方には釣の滝、一名雄滝、及びメラの滝、一名雌滝の......つの竜琴が懸つて居る。さうして雄滝の方はと......との間より囂々として流れ落ち、雌滝の方は......島は世界の所在草木繁茂し、数多の屹然たる島の中に樹木蒼然として特に目だつた宝島で......れたる事を夢にも悟らず、意気揚々として釣の滝の麓に進み、汗染んだ着衣を脱ぎ捨て、......モシ高姫さま、神様は正直ですな。国城山の窟で貴女が俄に豹変的態度を取つた時から、... 367
368 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第2篇 南洋探島 第8章 島に訣別〔738〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...戸の海越えて  家島高島小戸島 国城山の窟に  砦を構へて瑞宝の 所在を探す蜈蚣......関の海峡乗越えつ 神の恵も大島や  栗島島竹野島 尚も進んで琵琶の島  南洋一の......の瀬戸を過ぐるとき 波に漂ひ船を破り  に喰ひつき泣き叫ぶ 二三の人の影を見て ... 368
369 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第3篇 危機一髪 第9章 神助の船〔739〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 11 件/岩=11 ...清鶴や 武の四人が船を破り  生命の綱と壁に 力限りにかぢりつき  救けを叫ぶ声......浪高く 危険刻々迫り来る  左手に立てる山の 影を目標に漕ぎ寄せて  難を避けむ......魔か人か  得体の知れぬ影二つ 猿の如く山を  駆けめぐり居る訝かしさ 此世を造......神の救ひの船に乗り 大海原に漂へる  此島を一同が 生命の親と伏拝み  ここに小......居る筈はない。キツトさうですよ。女の一心でも突き貫くとやら、あの通り......を突き貫いて玉の精が現はれたのでせうよ』......聞いたら大丈夫、サア是れから貫州と二人此山を駆け登り、玉の所在を探して来う……イ......来う……イヤイヤ待て待て、腹の悪い連中、山の上へあがつて居る後の間に、蜈蚣姫さま... 369
370 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第3篇 危機一髪 第10章 土人の歓迎〔740〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...る 時しもあれや海中に  すつくと立てる島を 左手に眺めて進み行く  俄に海風吹......体を  操る術も無きままに 浪を避けむと島の  蔭に漕ぎつけ眺むれば 怪しき影の......。 森林の最も高き所に七八丈許りの方形のが、地の底から湧き出たやうに現はれ居たり......物を各自に持ち来り、所狭き迄並べ立て、此を中心に踊り狂ひ廻つた。残りの一隊は大樹... 370
371 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第3篇 危機一髪 第11章 夢の王者〔741〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...打ち砕かれ、身は高処より材木の破片と共にの上に落ち込み、ハツト驚きの目を覚せば、......つい熟睡し、寝返り打つた途端に二三間下のの上へ墜落し、腰をしたたか打ち居たりける... 371
372 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第4篇 蛮地宣伝 第13章 治安内教〔743〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...山  峰を伝うてシトシトと 谷を飛び越え間をくぐり  ネルソン山の山頂に 汗をタ......    ○ 厳の城より舁出され  谷間の上に墜落し 腰を打ちたる友彦も  神の守......を守つて下さい。アヽ有難い、嬉しい。天の戸が開けた様な……否全く......戸が開けました。我々一同は是より安心して... 372
373 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第4篇 蛮地宣伝 第14章 タールス教〔744〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 8 件/岩=8 ...治別は合点ゆかず、次の間に押出され天然のの鏡に向つて吾鼻を調べて見たるに、鼻は不......議や今迄聞えた声はピタリと止まり、谷川のに打かかる水音のみ囂々と聞え、雪の如き飛......下げ感謝の意を表し乍ら、悠々として嶮しき山を上り、遂に其長大なる姿を隠しけり。 ......、土も踏まさず丁寧に身体を持ち上げ、傍のの戸をパツと開いて蟻が蚯蚓を引込む様な調......での大将らしき男、玉治別の手を握り、傍のの戸を押し奥に連れ込んだ。思ひの外広い......窟であり、芭蕉の葉の七八倍もある様な大き......寄つて集つて二人を手籠めになしタールスの窟内に運び込みぬ。(是から分りやすき様に......は先でお妾と遊ばしたら宜しからうと存じ、窟の中へ連れ込みましたが、なかなかの剛情... 373
374 霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 第4篇 蛮地宣伝 第15章 諏訪湖〔745〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...人は谷を幾つとなく越え、森林の中の広き平の上に腰打ち掛け、休息し乍ら回顧談に耽つ......に御禊をなし祝詞を上げて居ました処、傍の穴より鬼武彦は白狐の月日、旭と共に現はれ......四辺は森閑としたのを幸ひ、貴方に遇はんと窟を這ひ出で其辺を探ねましたが、些ともお......め数多の人々、我々両人を矢庭に担いであの窟に連れ参り、貴方に不思議の対面をなし、...... 妾が心を汲み取らせ 三五教の神の道  より堅く搗き固め 神界幽界現界の  救ひ... 374
375 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第1篇 相縁奇縁 第3章 鶍の恋〔749〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...通さにや置かぬ桑の弓 女の思ふ真心は  をも射貫くと聞くからは 通さざらめや吾が......れ呉れも注意して置きます』と又一つ千引のの重石をかけられ、宇豆姫は、煩悶苦悩の極... 375
376 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第1篇 相縁奇縁 第4章 望の縁〔750〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...守の二柱は『アレヨアレヨ』と叫びながら、上に地団太踏んで居る。谷底へ飛込みたるス... 376
377 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第2篇 自由活動 第5章 酒の滝壺〔751〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...漸くにして、風景最も佳き谷川の傍に立てる石の上に腰打掛け、旅の疲れを休めつつ話に......清き渓流が飛沫を飛ばし淙々と水音を立て、に噛みつき、佐久那太理に落ち行く光景は、......ンキー、モンキーの腰を抜かして待つて居る石の傍にドサリと降つて来た。愈此処に三人... 377
378 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第2篇 自由活動 第6章 三腰〔752〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/岩=7 ...みず 船は無けれど黒い尻  帆をかけ登るの上 三年三月も雨風や  天日に曝され泣......まいか 大馬鹿者の腰抜けが  二人揃うたの上 愚図々々すると最前の  大蛇の奴が......幸福者だ。何処迄も泰然自若として、安楽にの上に暮らせる身分だ。我等両人はそろそろ......ヤンキーよつく聞け  俺は誠の生神ぢや に喰ひつき獅噛みつき  胴は据わつて動か......し  娑婆に居つても用はない 俺は何にもの神  万劫末代動き無き 下津......根に腰据ゑて  貴様等二人の行末を アー......ンウン』と体を揺り、そろそろ発動し初め、の上で餅を搗くやうに体を上げたり下げたり... 378
379 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第2篇 自由活動 第8章 奇の巌窟〔754〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...々採つて飢を凌ぎ乍ら、連日連夜、苔の褥に枕、星の蒲団を被りて夜を明かしつつ、終に......五人は其後に従ひ、漸くにして一つの細長き窟に導かれ、天の与へと喜び勇み、窟内に残......来る嫌らしさ。五人は祝詞を奏上し乍ら、此穴の終点迄逃げて行く。異様の怪物は益々迫......ば、猛獣に非ずして、狒々、猩々の一隊、此坑の前に両手を合せ呼吸を揃へて『ウワア ......しき音響はピタリと止まり風は俄に静まりて坑の辺には得も言はれぬ芳香薫じ、微妙の音... 379
380 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第3篇 竜の宮居 第9章 信仰の実〔755〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 5 件/岩=5 ...乍ら、或る美はしき金色燦爛たる苔の生えたの側に辿りつき、恰好の休息所と......上に身を横たへ、頬杖を突き、思案に暮れて......なし、祝詞を、声限り奏上し終つて、又もや上に端坐し、腕を組み考へ込んだ。 モンキ......端坐し、腕を組み考へ込んだ。 モンキーは上に双手を組み、首を垂れ、善悪の解決に心......りやモ一つ考へ直さなくちやなるまいぞ』とを離れて磯端に走り寄り、全身を清め、再び... 380
381 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第3篇 竜の宮居 第10章 開悟の花〔756〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...の数多茂れる林の中に導かれ、瑠璃光の如き石の根下に穿たれたる......窟の中へ、不知不識に進み入りける。 モン... 381
382 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第4篇 神花霊実 第13章 握手の涙〔759〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...浮びたる 小豆が島に名も高き  国城山の窟に 遇ふた嬉しさ恐ろしさ  洲本の庄の......鶴の三人と 馬関の関の浪を越え  千引のに船をあて 命危ふき折からに  三五教の......を 悦ぶ間もなく夢醒めて  四辺を見ればの上 腰の骨さへ打ち砕き  身動きならぬ... 382
383 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第4篇 神花霊実 第14章 園遊会〔760〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 9 件/岩=9 ...高地であつた。谷川は南北を流れ、崎嶇たる石、谷々に壁の如く突つ立ち、奇勝絶景並ぶ......に赤、白、黒、青、紅等の面白き形をしたる石、地中より頭をもたげ、一見して大なる花......なる花の地上より咲き出でたる如く思はる。石の大部分は、蓮華の花の咲き出でたる如き......たる如き自然形をなし、国人は単に之を蓮華と云ひ、或は蓮華の馬場とも名づけて居る。......思ひ思ひの遊戯をなし、歌ふ、踊る、舞ふ、笛を吹く、石を拍つ、一絃琴、二絃琴、三絃......れ居る。梅子姫は中央の最も高き紫色の蓮華に登り、面白き歌を歌つて興を添へた。『芙......む一同の 花も開きし蓮華台  堅磐常磐のの上に 千代も八千代も万代も  栄えませ......幸はひましませよ』と歌ひ終つて、紫の蓮華を下り来り、芝生の上に息を休め居る。 蜈... 383
384 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第4篇 神花霊実 第15章 改心の実〔761〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...笠の軽き扮装、タロの木の枝をつきながら、石起伏せる羊腸の小径を上りつ下りつ、谷を......つたものの、斯の如く三方は壁を立てた様な山、何程足の達者な者でも鳥類でない以上は......が為め園遊会を開いた折、貴女様は紫の蓮華の上に立たせ給ひ、私の素性を歌つて下さつ... 384
385 霊界物語 第25巻 海洋万里 子の巻 第5篇 千里彷徨 第17章 森の囁〔763〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...ぎり、瀬戸の海に帰還し、淡路の洲本(今の屋辺り)に漸く船を横たへ高姫を先頭に一行... 385
386 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 前付 総説歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...六七の世なが鳴鳥の鳴き初めてほのかに開く戸口ひの大神は美はしくこころの儘に出でま......神は美はしくこころの儘に出でましてここに戸は開けにけるろ西亜亜弗利加大洋洲もろこ......しきものどかな園に睦び合ひよしとあしとの垣をはらして暮す神の御世ながき命を保ちつ... 386
387 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第1篇 伊都宝珠 第1章 麻邇の玉〔766〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...依別を教主とし  錦の宮に千木高く 下津根に宮柱  太知り建てて伊都能売の 幽玄... 387
388 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第1篇 伊都宝珠 第2章 真心の花(一)〔767〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...松の幹の根に  隠し奉りて開け渡る 天の戸も五六七の世  開かむ為の御経綸 深き... 388
389 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第1篇 伊都宝珠 第3章 真心の花(二)〔768〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...はむものと老木の  茂る山路を打ち渉り 窟の中に乗り込みて  お玉の方に廻り会ひ......の御稜威を伏し拝み 鷹依姫の割拠せる  窟の中に立ち入りて 高姫、黒姫両人を  ... 389
390 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第1篇 伊都宝珠 第4章 真心の花(三)〔769〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...浮びたる  小豆ケ島に名も高き 国城山の窟に  心を清め身を潔め 教の道を歩む折... 390
391 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第2篇 蓮華台上 第7章 鈴の音〔772〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...にまに納まりて  天の御柱いや太く 下津根に経緯の  機の仕組も近づきて 教の花......光を世に照し  ミロクの神世の礎を 下津根に搗き凝らし  上津......根に搗き固め 三五の月の御教を  守る吾... 391
392 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第2篇 蓮華台上 第9章 生言霊〔774〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...玉の道  三五の月の御教は 二度目の天の屋戸を  完全に委細に押開き 常世の闇を... 392
393 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第3篇 神都の秋 第10章 船歌〔775〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ...神素盞嗚大神が  高天原に上りまし 天の戸は閉されて  世は常闇となりしより 年......冷せし愚さよ 神の御稜威も高熊の  厳の窟に参拝し 神徳更に蒙りて  堺峠を打渉......別ち六甲の 峰を伝ひて鷹依の  姫の命の窟に 一同漸く廻り会ひ  高姫さまや黒姫......かれて川中に  高姫ならぬいと高く 腹立も漸うに  越えて嬉しき八雲川 落ち合ふ... 393
394 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第3篇 神都の秋 第11章 言の波〔776〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 4 件/岩=4 ... 曲津の神に誘はれ 紫姫と諸共に  醜の窟に捕へられ 進退ここに谷まりて  前途......子の姫を始めとし 音彦、加米彦両人が  窟の中に駆入りて 神の化身の丹州と  息......合せて救ひ出し 茲に三人は三五の  心の戸をさらさらと 開き給ひし尊さよ  三五......さにやおかぬと高姫が 心の駒に鞭ちて  の根木の根踏みさくみ 疲れ果てたる膝栗毛... 394
395 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第3篇 神都の秋 第12章 秋の色〔777〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ...倒島の中心地 青山四方に繞らせる  下津根の霊場に 尊き御姿隠しつつ  此世の曲......こそは入り給ふ  かかる例は久方の 天の戸の開けてゆ  今に至るもあら尊と 世界... 395
396 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第4篇 波瀾重畳 第13章 三つ巴〔778〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 2 件/岩=2 ... 掘らねば措かぬ吾心  女の誠の一心は をも射貫くためしあり  きつと掘り出し見......玉は何処迄も 探し当てねば措くものか  をも射貫く一心は 女たる身の天性だ  あ... 396
397 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第4篇 波瀾重畳 第14章 大変歌〔779〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...腰では無い程に  見違ひなさるな高姫が より堅い大和魂  日の出神の生宮に お前... 397
398 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第4篇 波瀾重畳 第16章 三五玉〔781〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ... 金剛不壊の宝珠なり  経済学の根本を より固くつきかため  地上の世界を円満に... 398
399 霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 第4篇 波瀾重畳 第17章 帰り路〔782〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 1 件/岩=1 ...なつたか情ない 一時も早く村肝の  胸の戸を押し開けて 日の出神を迎へ入れ  空... 399
400 霊界物語 第27巻 海洋万里 寅の巻 第1篇 聖地の秋 第1章 高姫館〔783〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 3 件/岩=3 ...小雲川  清き流れを瞰下する 風景絶佳のが根に  丸木柱に笹の屋根 厚く葺いたる...... 激流に揉まれて石は円くなり。 瀬を早みに堰かれて石の魚』高姫『エーもどかしい。......お祝ひ申し、お賞め申した国依別の真心。 さへも射貫く女の心哉。と云ふ様なものです... 400
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