番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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601 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第18章 奥野操〔1030〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...尾の宅へ行つて聞いて見たが、操と云ふ名はハツキリ分らぬが、某々院殿某々居士と云ふ事......なく、右の三つ目の石碑には苔がたまつて、ハツキリとは分らぬが、どうも似た字が現はれ......許り、されど依然としてビクとも動かない。ハテ不思議と、不思議でもない事を、不思議が......、其外の面々、いかい御苦労で厶つた、アツハヽヽヽ』と豪傑笑ひをなし、肩を二人一時に......は一層大きく肩をゆすりて大口をあけ、『アハヽヽヽ、イヒヽヽヽ』と笑ひ乍ら横にゴロン......下げて優しく出た。憑神は大口あけて、『アハヽヽヽおれは小松林様に頼まれて、貴様達に......、随分妙な顔だつたのう。ホツホヽヽヽ、アハヽヽヽ』と又腹を抱へて笑ひこける。 俄に... | 601 |
602 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第19章 逆襲〔1031〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ハ=2 | ...際であるから、一も二もなく喜んで、喜楽『ハイ、神様さへお許し下されば壮士役者になり......ろが喉元へつめ上つて来た。さうして、『アハヽヽヽ』と可笑しさうに笑ひ出す。『足の腫... | 602 |
603 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第20章 仁志東〔1032〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...つかずに三時間斗り述べ立てた。先生は只『ハイ......ハイ』と時々返事をして、喜楽の三時間の長物......喉元へこみ上げて来て、小さい声で、『アツハヽヽヽ、馬鹿だのう』といつたぎり、何と云... | 603 |
604 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第21章 参綾〔1033〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...たが、狐や狸のお台サンばつかりでした。アハヽヽヽ』と手もなく笑つて居る。此女は畳み......』と云つて居る。喜楽は川の中から、喜楽『ハイ、上田は私です。貴方は先頃手紙を呉れた......』と尋ねて見た。四方氏は吃驚して、四方『ハイ、其通りです。そんな事までよく見えます......りますから、それを話して御覧……』四方『ハイ……』と云ひ乍ら、一生懸命に目を塞ぎ早......は、『それ見い!』と大喝一声した。四方『ハイ、見えました。小さい古き藁葺の家が一軒... | 604 |
605 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第22章 大僧坊〔1034〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...ルツルと出る、又手を放し、懐の紙を出してハナを拭く。そして大きな声で、『ヴエー』と......其先を言へ』爺『俺はのう、ウツフン、アツハヽヽヽ』喜楽『早く名乗らぬか、同じ事許り......だろ。鞍馬山は何といふ国の山だ』爺『アツハヽヽヽア、バカバカバカ、馬鹿者奴! 鞍馬... | 605 |
606 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第23章 海老坂〔1035〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...ですな。ヘー黒豆と柳の葉とまぜてどすか、ハイそない言うてやります』と云うてる。一わ... | 606 |
607 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第24章 神助〔1036〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...へられた神歌は数百首に上つて居たが、今はハツキリ記憶して居ないのである。 扨幽斎修... | 607 |
608 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第2章 吉崎仙人〔1039〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...てみた。仙人は笑つて答へて云ふ。仙人『アハヽヽヽ、大変な野心を起し、お前さまを出し... | 608 |
609 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第4章 誤親切〔1041〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...の獅子舞のやうに口ばかり大きなもんだ。アハヽヽヽ』とあく迄嘲笑する。そこで喜楽は、......、八九分通り快うなりました。松サンやお政ハンや、お米のいふのも無理はないが内には弟......息つくことが出来た。併し次郎松サンやお政ハンや相談の上で、弟を伴れて行くことにした... | 609 |
610 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第5章 三人組〔1042〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ハ=2 | ...ば、爺サンは直に大地へ手をついて、祐助『ハイ......ハイ恐れ入りました。外の事では御座りませぬ... | 610 |
611 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第6章 曲の猛〔1043〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...かして貰はうと思うて申し上げますと、教祖ハンは平気な顔で、何事も神界へ任すがよいと......人サンが仰有ると、平蔵サンが目をふさいでハイ......ハイ拝めました拝めました、大きな竜神さまが......かれ節の様に、読んで読んでよみ倒して、アハヽヽヽ、オホヽヽヽと笑うて許り、何にも役......ウと愚痴を祐助と書いて与へたら、祐助『アハヽヽヽ此奴ア有難い』と喜んで押頂き、懐に......ぬ信者が、神様だと思うて怖がり、ヘイヘイハイ......ハイと言ふが儘になつてゐた。村上は自分の顔... | 611 |
612 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第8章 三ツ巴〔1045〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...お仕組が成就しませぬので、役員信者の心がハダ......ハダになつて、如何しても一致しませぬから、......人は後姿を見送つて、手を切に打叩き、『ワハイ ワ......ハイ、能う似合ますで、御夫婦万歳!』などと... | 612 |
613 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第15章 怒濤〔1052〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...に熱罵を逞しうしてゐる者のみである。判事ハリバートンの言に曰く『権威のある所には自......、手をつかへ、面に改悛の色を現はし、涙をハラ......ハラと流し乍ら、杉浦『先生にお詫を致さねば... | 613 |
614 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第16章 禁猟区〔1053〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...出たのは廿二日の正に午前二時であつた。ヤハリ空は曇り切つて星一つ青雲一片見当らぬが... | 614 |
615 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第21章 凄い権幕〔1058〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ハ=10 | ...、さういふたのです、つまり会長サンは教祖ハンの仰有つた事や神さまの御言をこなすので......出来ませぬのかい』中村『コレはコレは福島ハンどすか、よう来て下さつた、神さまのお筆......て来たのだ』といふと大槻鹿造は、大槻『アハヽヽ又例の小松林サンかな、まアここに久子......明瞬分らなんだが、お米サンが、お米『中村ハンか、マア這入つて牛肉でも食ひなさい、今......童子と蛇との因縁の身魂の夫婦の所へ鬼三郎ハンが来て居るのだから、みたま相応で牛肉を......中村『御免なはれ、大槻サン、あんたは教祖ハンの御総領娘を女房に持つたり、結構な御子......。お米サンは又お米サンで、お米『コレ中村ハン、お前は播磨屋の竹......ハンというて、随分博奕もうち、女も拵へ、肉... | 615 |
616 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第23章 狐狸々々〔1060〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...の股肱となつてゐる男の事とて、安田『海潮ハン、何で綾部に居りなさらぬ。又しても病気... | 616 |
617 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第24章 呪の釘〔1061〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ハ=2 | ...ですから、早う行つて助けて上げなされ、元ハンもこれで改心が出来て、反対をせんよにな......了うたのである。其の時王子の栗山のおことハンが綾部へ参つて来たので、帰りがけに手紙... | 617 |
618 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第27章 仇箒〔1064〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...を続行してゐた。久子は最近に至るまで、ヤハリ喜楽を敵視して廿四年間不断の反対運動を... | 618 |
619 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 前付 | 序歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...年は悪風に 眼を眩惑し世に習ひ 競うてハイカラのみ好む 良家の子女は学校に 通... | 619 |
620 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第1篇 伊祖の神風 | 第1章 大黒主〔1066〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...バラモンの再興を謀りつつ、私かに月の国、ハルナの都にひそみ、逐次勢力をもり返し、今......ル教も眼中になきものの如くであつた。 此ハルナの都は月の国の西海岸に位し、現今にて......の妾を蓄へて、バラモン教の大教主となり、ハルナの都に側近き兀山の中腹に大岩窟を穿ち......人をおき、外教徒の侵入を許さなかつた。 ハルナの都には公然と大殿堂を建て、時々大教......亀彦の治国別並に黄竜姫、蜈蚣姫が直接に、ハルナの大黒主の館に立向ふ事となつたのであ... | 620 |
621 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第1篇 伊祖の神風 | 第2章 評定〔1067〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...彼方此方と徜徉ひて 今しも印度の国の都 ハルナに現はれ岩窟を 穿ちて魔神を呼び集へ......神の光りを身に浴びて 大黒主が潜みたる ハルナの都に立向ひ 仁慈無限の大神の 清き......言議りせよ。 バラモンの大黒主の神司 ハルナの都に事謀ゆらし。 はかゆとも何かあ...... 母の名までも汚すまじきぞ。 吾こそはハルナの都に立ち向ひ 鬼熊別の夫を諭さむ......今の言霊。 いざさらば母の命と諸共に ハルナの都に向はむとぞ思ふ』 蜈蚣姫はこれ......吾を選ませ給ひなば 大黒主の立て籠る ハルナの都に立向ひ 千変万化の言霊を 縦......宣り直しつつ梅彦を 加へて三人月の国 ハルナの都へ大神の 使とよさし給へかし ......百の司等。 願はくは幾代の姫も諸共に ハルナの都へ行かまほしさよ。 照国別神の命... | 621 |
622 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第1篇 伊祖の神風 | 第3章 出師〔1068〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ... 照国別の梅彦は日出別の教主より月の国のハルナの都へ向ふ事を許され、意気揚々として......別は、『いざさらば曲津の運も月の国 頭ハルナの都に進まむ。 大黒主斎苑の館の神軍......ち。 八尋殿並びいませる司たちよ 吾はハルナの都に立たむ』 時置師神は立つて歌ふ......サの国を横断し、フサの海より舟に乗りて、ハルナの都へ進み行くこととなつた。又梅彦は......道は栄えむ。 村肝の心残さず印度の国 ハルナの都にとく進みませ』 音彦は又歌ふ。......の 道に仕ふる神司 大黒主が現はれて ハルナの都を根拠とし バラモン族を庇護し......を計らひ瑞御霊 発揮し玉ひて印度の国 ハルナの都へ三五の 神の司を遣はして 世......く。 神界の御経綸にて最初より印度の国のハルナの都に現はれたる大黒主を言向和す為出... | 622 |
623 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第2篇 黄金清照 | 第4章 河鹿越〔1069〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ハ=14 | ...耽つてゐる。此五人は鬼熊別の部下の者で、ハム(半六)イール(伊造)ヨセフ(芳二)レ......ブ(麗二)タール(太郎)の五人であつた。ハム『吾々は今年で足かけ三年、斯うして此附......へて見たら、それが一番早道かも知れぬぞ』ハム『何程早道だつて、さう敵の中へ易々と這......参加なさるやうにして上げねばなろまいぞ』ハム『鬼熊別様は信仰の強い神様だから、何事......の大黒主様の嫌疑がかかつて大変な御迷惑、ハルナの城へは御出仕も欠勤勝だといふことだ......黒主が羽振を利かしてゐるのだらうかなア』ハム『何と云つても、勢力に圧倒さるる世の中......ると、巡礼のやうだが、どうやら女らしい』ハム『若しもあれが女であつたら、イヤ婆アで......らぬ代物は相手にならぬ方が安全でいいぞ』ハム『素より吾々は身分の賤しき者で、蜈蚣姫... | 623 |
624 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第2篇 黄金清照 | 第5章 人の心〔1070〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ハ=19 | ...ール、ひどい奴が現はれたものぢやないか。ハムの大将、女子供と侮つて、思はぬ不覚をと......落ちて死んでゐるやうな事もあるまい。然しハムの大将、ありや屹度神罰が当つたに違ひな......ぬ事にやサツパリ駄目だぞ。然し約束の通りハムだけは助けぬ事にしようかな。一層の事、......魂を元の体へ易々とイール様にするのだぞ。ハムは谷川へ流して置けば、うまく、くたばり......うまく、くたばり大きな魚が出て来て頭からハムだらう。ア......ハヽヽヽヽ』と云ひ乍ら、二人はヨセフ、イー......ーブ『サア、しめた。もう二人は大丈夫だ。ハムの奴、態ア見やがれ。此奴ア後まはし処か......世の中だ。渡る浮世に鬼はないと云ふが、此ハムは俺達同僚にでも憎まれて居やがるから、... | 624 |
625 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第2篇 黄金清照 | 第6章 妖霧〔1071〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ハ=32 | ...なア』レーブ『それ程死にたいのなら、なぜハムが追ひかけた時に殺して貰はなんだのだ。......てやつたのだ。何程天国がよいと云つても、ハムのやうな奴に殺されてはたまらぬからな。......ヂゲヂのやうに世間から厭がられてる鬼面のハムの手にかかるこたア、何程死に好の俺だつ......。ウツフヽヽヽ』レーブ『コリヤ静にせい。ハムの奴、声を聞きつけてやつて来やがつたら......高くスースーと息をはずませやつて来たのはハムである。......ハムは祠の前の置石に腰を打かけて独言をいつ......前の置石に腰を打かけて独言をいつてゐる。ハム『アーア、何といふ今日は怪体な日だらう......人はこれ幸ひと祠の床下から這ひ出した。 ハムは苦痛益々烈しくなつたと見え、ウンウン... | 625 |
626 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第2篇 黄金清照 | 第7章 都率天〔1072〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ハ=13 | ...しましたが、どうぞ許して下さい』イール『ハイ有難う御座います。併し乍らここは何とい......、都率天の世界を案内して上げよう』両人『ハイ有難う』とさしうつむく。自分の立つてゐ......辞儀さへして居れば良いのだから』イール『ハイ畏まりました。何と思うても本当にはしら......。何事も言つちやなりませぬぞえ』イール『ハイこれ限り申しませぬ。オイ、ヨセフお前も......上げず、苦み悶えて居ると、何処ともなく、ハムはレーブ、タールの前に現はれて、三人は......沼の中にて懶げに三人の争ひを眺めてゐる。ハムの後には口耳まで裂けた赤裸の赤鬼がつい......人は沼の堤を一目散に東南さして走りゆく。ハムは二人の沼の中に苦んでゐるのを見て、助......鬼が、グーツと首筋を掴んで離さないので、ハムは一生懸命に身をもがいてゐる。イール、... | 626 |
627 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第2篇 黄金清照 | 第8章 母と娘〔1073〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...は紊れたり 七千余国の其内に 最も広きハルナ国 ......ハルナの都に現はれて 梵天王の末裔と 僣......霞と中空を かけりて逃げゆく印度の国 ハルナの都に現はれて 梵天王の自在天 大......つ下りつ、谷間の絶景を眺めて、憩ふ折しもハム、イール、外三人の鬼熊別が部下に出会し......とは知り乍ら、正当防衛上止むを得ずして、ハム、イール、ヨセフの三人を、千仭の谷間を......研きゐたりしが いよいよここに月の国 ハルナの都に現はれし 大黒主の曲業を た......御国を立直し 月照りわたる月の国 空もハルナの都とし 照らさむ為の此首途 あゝ... | 627 |
628 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第3篇 宿世の山道 | 第9章 九死一生〔1074〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ハ=24 | ...下に仕へたるガランダ国の刹帝利、親重代のハムの位を大黒主の部下にとり剥がれ、僅かに......密かに彼の頤使に甘んじて忠実に仕へ、昔のハムの果てとして、相当に尊敬を国民より払は......つつあつたのである。然し乍ら四人の男は此ハムの素姓を知らず、何となく横柄な奴、虫の......嗅出し一々鬼熊別に内報し、目の上の瘤なるハムを失墜せしめむと心密かに諜し合せつつあ......み来るに出会し、何の容赦も荒縄に、縛つてハルナの都まで、立ち帰らむと四人に下知を下......者振りつき、苦もなく谷間に投げ捨てられ、ハムも亦脆くも谷底に捨てられて了つた。流石......ールの両人は谷を渡つて近寄り来り、散々にハムの悪口を並べ立て、此際二人を助け......ハムを谷川へ投げ捨てやらむとの密談を聞くよ... | 628 |
629 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第3篇 宿世の山道 | 第10章 八の字〔1075〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ハ=20 | ...らす折しも、人事不省に陥りしと思ひ居たるハムは俄に立ち上り、怒りの声を放ちて二人を......き祠の下に身を潜め息を休めて居た。そこへハムがやつて来て脛腰たたぬ様になり、喞ち嘆......の神ならねども、鬼婆鬼娘の声色を使つて、ハムを恐喝しつつ得意がつて居る。折しもあれ......は拭ふが如く晴れ渡り、互に見合す顔と顔、ハムは益々怒り、身の苦痛を打忘れて立ち上り......ら唄ひ始めた。『バラモン国に名も高き ハルナの都に現はれし 大黒主に仕へたる ......山の小路を伝ひ来る 母娘二人の巡礼姿 ハムの司は躍り立ち 今や吾々五人連れ 手...... 錦の山を打眺め 感賞したる隙を見て ハムの目配せ諸共に 木の葉の茂みをかき分け......千尋の谷間に投げ棄てぬ ヨセフ イールやハム三人 果敢なき姿を見るにつけ 張りき... | 629 |
630 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第3篇 宿世の山道 | 第11章 鼻摘〔1076〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 31 件/ハ=31 | ...者と思はれてはたまりませぬからなア。アツハヽヽヽ』と肩をゆすつて豪傑笑ひをしてみせ......人は恐怖心にかられてゐましたなア』照公『ハイ仰せの通り随分荒肝をとられました』梅公......、一寸景物に震動してみたのです』国公『アハヽヽヽ何と負惜みの強い奴だなア。名が梅公......一寸撫でて見て、『何とマア長い男だなア、ハ......ハー此奴あモウ駄目だ、九死一生だ。こんな男......つてくれむ。コリヤ旅人の幽霊、金の所在をハツキリ申さぬか』タール『モシモシ泥坊様、......ドツコイ、こなさまが拝みます』タール『アハヽヽヽ何とマア面白いお方ですこと、私も最......かすか。おれには親があるぞよ』タール『アハヽヽヽ広い世界に親のない者があらうか、た... | 630 |
631 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第3篇 宿世の山道 | 第12章 種明志〔1077〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 38 件/ハ=38 | ... 国公、ハム、タールの三人は夜明けと共に朝の空気を......男が岩窟の小隅に小さくなつて震うて居た。ハムは無雑作に余り広からぬ岩窟に飛込み、よ......調べ見ればイール、ヨセフの両人であつた。ハム『オイ、イール、ヨセフの亡者ぢやないか......な所へふん迷うて来たのだ』イール『ヤア、ハムさまか、ようマア無事で助かつてくれたな......かぬのだ。実際現界か幽界か、如何考へてもハツキリせぬ。お前は何と思ふか』......ハム『確りせぬかい。ここは河鹿山麓の南口の......るので、新しい空気を注入してゐた所だよ』ハム『オイお前の救主が此処に二人も来てゐる......抜きをくはして、潜んで居つたのだ。オイ、ハム、お前如何して助かつたのだい』ハム『俺... | 631 |
632 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第4篇 浮木の岩窟 | 第13章 浮木の森〔1078〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...む母娘の宣伝使 斎苑の館をたち出でて ハルナの都に立ち向ふ その御姿ぞ雄々しけ......巡礼と化けたる三五教の宣伝使、搦め捕つてハルナの都へ立帰り、大黒主の神様に御褒美の......敵の影だにも見えなくなつてゐた。 二人はハツと息をつき、森の木の間より湧き出づる清...... 立寄り見れば此は如何に ガランダ国のハム初め 香具耶の彦の子と生れし タール......には及びませぬ。此処へ参りましたタール、ハム、イール、ヨセフの四人は全く三五教に心......を知らしてお呉れ』国公『実の所はタール、ハムの両人、河鹿峠の山道に負傷を致し倒れて......国公『これから私は貴方様母娘のお供をしてハルナの都まで参りませう、何卒お許し下さる......野ケ原をイソイソと足早に進み行く。国公はハム、イール、ヨセフ、タールの四人を従へ駒... | 632 |
633 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第4篇 浮木の岩窟 | 第14章 清春山〔1079〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ハ=10 | ...』と親切に労はれば、女は目をしばたき、『ハイ、有難う厶います、ようマア危急存亡の場......オイ、照公、梅公、此婦人の縛を解け』 『ハイ』と答へて両人は手早く縛をときにかかつ......す』照国別『お前の幼名は何と云つたか』『ハイ私の幼名は菖蒲と申しました』照国別『そ......ヤア菖蒲様、あなたの今のお話で、何もかもハツキリ致しました。サアこれから宣伝使様の......も果さずに、そんな私上の事は致されまい、ハテ困つたことだなア。両親を救はむとすれば......親の身の上はいかに成行くかも計られない。ハテ困つた事が出来たワイ』梅公『モシ宣伝使......ま、御苦労だが一緒に来てくれるか』両人『ハイあなたのお供だもの、どこへでも参ります......でたちの勇ましさ 「ウントコドツコイ、ハーハーハー」 本当にきつい坂路ぢや コ... | 633 |
634 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第4篇 浮木の岩窟 | 第15章 焼糞〔1080〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...梵天王の自在天 バラモン国に名も高き ハルナの都に現はれし 大黒主の片腕と 選......四郎)セーム(清六)や シヤム(三六)ハール(八郎) ポーロ(保道)の五人を河鹿......飲まずに河鹿峠を痩馬追ふ様に朝から晩までハイ......ハイと云つて居るのも気が利かねい。こんな事... | 634 |
635 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第4篇 浮木の岩窟 | 第16章 親子対面〔1081〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ハ=17 | ...はねば岩窟侵入罪になりますから』照国別『ハヽヽヽヽ大変なうろたへ方だな。此様子では......て虐待なんかしてはをりませぬ』照国別『アハヽヽヽ、さうだらう。蚋一疋通はないやうな......夫婦の方はお見えになつてをるか』ポーロ『ハイお見えになつて居ります。それはそれは御......も御尤も乍ら、此頃は御大将の大足別様が、ハルナの都より、大教主のお召しにより、数万......コニコとして喚き立てる。レール、シヤム、ハールは嬉々として集まり来り、レール『流石......児と選まれた レール ポーロやシヤム ハール 其外百のガラクタが やりをる事が......一人も残らず剥いでやらう、覚悟を致せ。アハヽヽヽ』と出刃庖丁をグツと握つてレールの......つてゐた。レール『オイ、ポーロ、シヤム、ハール、何してゐるのだ。此ヤツコスを貴様等... | 635 |
636 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第5篇 馬蹄の反影 | 第17章 テームス峠〔1082〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ハ=15 | ...めてゐた。そこへ二人の馬方駻馬を引つれ、ハイ......ハイと言ひ乍ら、現はれ来り、『モシモシ旅の......か。但は臨時雇で働いてゐるのか』レーブ『ハイ、三年ばかり前から結構なお手当を頂戴し......てゐる者、奥様や娘子の所在を尋ねむ為に、ハムを初め吾々四人が一隊となつて、其所在を......。併し乍ら私はホンの端くれ役人、これにはハムといふ発頭人が厶います。到底あなた母娘......うして、品行方正な慈悲深いそれはそれは、ハルナの都でも名の高い、聖人君子と、バラモ......へも気の毒でなりませぬ』と差俯むいて涙をハラ......ハラと流す、其涙に真実が現はれてゐた。黄金... | 636 |
637 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第5篇 馬蹄の反影 | 第18章 関所守〔1083〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ハ=17 | ...事通過するものだ。それだから俺はお膝元のハルナの大都会に居るよりも、かう云ふ山奥の......を沸らすのもいいコントラストだ。俺やもうハルナの都の......ハムにしてやらうと云つても、斯んな自由生活......ひきる気はないわいな」とけつかるワイ。アハヽヽヽ』紅葉『オイ春公、毎日日日職務を忘......まは、実際の事云へば世間から爪弾きされてハルナの都に居る所がないので、大黒主様が持......は駻馬に跨り、二人の男は馬の口をとり、『ハイ......ハイ......ハイ』と勇ましく登つて来た。 春公と雪公は... | 637 |
638 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 第5篇 馬蹄の反影 | 第19章 玉山嵐〔1084〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ハ=16 | ...この道理を聞分けて、どうぞ別れて下さい。ハルナの都でお目にかからうから……』レーブ......決してお前は捨てませぬから……』レーブ『ハイ有難う、左様なれば、ここでお別れ致しま......をどうぞ御注意下さいますやうに』清照姫『ハア宜しい、気遣ひしてくれな、私が附いて居......奥様や姫様の事が気に掛つて仕方がないワ。ハテ如何したらよからうかなア』と双手を組み......込み此方を指して渡り来る。レーブは……『ハテ不思議だ、無事に此処を渡りよつたと思つ......暇を取らせようと思ひ、ワザと空呆けて、『ハイ、何でも人間の様で厶いました』武士『馬......をあげ、ポカンとした阿呆面をさらして、『ハーイ、婆アといふ女と娘といふ女と二人通り......鹿な奴だなア、姓名は何と申すか』レーブ『ハイ、姓名ですか、姓名は生命と申します。命... | 638 |
639 | 霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 | 後付 | 附録 大祓祝詞解 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...と事依し奉りき』△高天原に 『タカアマハラ』と読むべし、従来『タカマガ......ハラ』又は『タカマノ......ハラ』と読めるは誤りである。古事記巻頭の註......る。又アは現はれ出る言霊、マは球の言霊、ハは開く言霊、ラは螺旋の言霊。即ち『タカア......開く言霊、ラは螺旋の言霊。即ち『タカアマハラ』の全意義は全大宇宙の事である。尤も場......も此栄えの意義から発生した語である。剥(ハギ)は生剥の剥と同じく開発の義。即ち全体......長さは一尺乃至一尺二寸、菅曾は俗称『ミソハギ』と称する灌木、茎細長にして三四尺に達... | 639 |
640 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...ポタミヤに移り、波斯を越え印度に入つて、ハルナの都に現はれ、爰に全く婆羅門教の基礎... | 640 |
641 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第1篇 恋雲魔風 | 第1章 大雲山〔1085〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...初秋の 風も涼しき月の国 花は散れどもハルナの都 バラモン教を開設し 大雲山の......本的に覆へし 一泡吹かしてこらさねば ハルナの都は忽ちに 土崩瓦解の虞あり 用......、且つ大国別の御子国別彦の所在の分りて、ハルナの都に大教主として臨まるる日の一日も......さるると、聞き捨はなりませぬぞ』鬼春『アハヽヽヽ悪人猛々しいとは此処の事、よくもマ......、よくもマア、ヌツケリと白々しい其言葉、ハルナの城には盲は一人も居りませぬぞ。左様......姫の言葉に感謝の涙を秘かに流しながら、『ハイ有難う厶います。然らば御言葉に従ひ、明......、代理権を執行致す』 一同は此言葉に、『ハ......ハア』と首を傾け、承諾の意を示した。 因に... | 641 |
642 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第1篇 恋雲魔風 | 第2章 出陣〔1086〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...の翼となしながら 三千余騎に将として ハルナの都を出発し 陣鐘太鼓を打ちながら ......他の幹部は出陣を見送り成功を祝し、終つてハルナの本城の奥殿に進み入り此処に簡単なる......致して此苦艱を免るる道はあるまいかな』とハア......ハアと吐息をつき悄げ返る。石生能姫は打笑ひ......せ。これが妾の一生の願ひで御座います』『ハヽヽヽヽ其方は此大黒主を気が小さいと申す......畑を蚕食し、色々雑多と道の妨害を致す奴、ハルナの都の内幕は何も彼も三五教に知れ渡つ... | 642 |
643 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第1篇 恋雲魔風 | 第3章 落橋〔1087〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...虫等喧しく騒ぎ鳴きたつる有様は、月の都のハルナ城の内外に穏かならぬ事の勃発する前兆......ら……』 鬼熊別は平然として打笑ひ、『アハヽヽヽ風声鶴唳に驚いてはならぬ。真心を以......心を……』と促せば、鬼熊別は高笑ひ、『アハヽヽヽ何とマア世の中は面白いものだなア。......とするを、鬼熊別はグツと其手を握り、『アハヽヽヽ、何と気の早い男だなア。暇をくれと......にして下さるだらうから……』 熊彦は、『ハイ』と答へてさし俯むき、左右の肩を上げ下......奴と褒められねばならないではないか』乙『ハヽヽヽヽ、良心や精忠無比が聞いて呆れるワ... | 643 |
644 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第1篇 恋雲魔風 | 第4章 珍客〔1088〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...『ウン』捨公『(熊彦の声色)これはこれはハイ、貴女はイ……いやお女中さま、さぞさぞ......し甲斐ありて 空照り渡る月の国 花咲くハルナの都にて 再び開くバラモン教 七千......端近、先づ先づこれへお直りを願ひます』『ハイ、突然お邪魔を致しまして申訳が御座りま... | 644 |
645 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第1篇 恋雲魔風 | 第5章 忍ぶ恋〔1089〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...てれば、石生能姫は悲しげに、涙声にて、『ハイ何から申上げて宜しいやら、只今迄斯うも......勁敵を控へ、兵馬の勢力は大部分外に出で、ハルナ城は守り薄弱となつた此際、兄弟牆にせ......に何か変つたことは厶りませなんだかな』『ハイ別に変りもなかつた様ですが、此方へ参る......の諒解を得て、只一人忍んで参りました』『ハテ、益々合点が行かぬ。これには何か深い計......、神様の御怒りにふれ、三五教やウラル教がハルナの都に向つて攻め寄せて来るやうになつ......悪魔を退散させたいもので厶いますなア』『ハイ有難う、よく云つて下さいました。どうぞ......びますまいから、あなたと私と力を併せて、ハルナの城内を先づ清め、悪魔を郤けようでは......、私と貴女と力を合はして居りさへすれば、ハルナの都は大丈夫で厶います』と一層強く手... | 645 |
646 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第2篇 寒梅照国 | 第7章 文珠〔1091〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...る敵軍と共に挟み撃ちに遭はす様なものだ。ハテ困つたことが出来たものだ。吾々の目的は......テ困つたことが出来たものだ。吾々の目的はハルナの都の大黒主を帰順さすのが使命の眼目...... バラモン教の神館 空照り渡る月の国 ハルナの都に現はれて 鬼雲彦の又の御名 ......ますから、命ばかりはお助けを願ひます』とハラ......ハラと涙を流して頼み込んだ。照国別は言葉を......ソの館へお使に行つてはくれまいかなア』『ハイ最早貴方のお弟子となつた以上は如何なる......を致すやう取計らうてやらう』 二人は、『ハイ』と云つたきり有難涙にくれ、再び馬に跨......方に散乱して了つた。獅子の唸り声に岩彦はハツと気が付きあたりを見れば、巨大なる獅子... | 646 |
647 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第2篇 寒梅照国 | 第8章 使者〔1092〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ハ=10 | ...をとつて歌ひ出した。『ウントコドツコイ、ハア......ハア......ハア フウフウフウフウ息苦し 断崕絶壁き......まい餌食になるだらう ウントコドツコイ、ハア......ハア......ハア コリヤ コリヤ ケーリス気をつけよ......旦誠の御教を 悟つた上はウントコシヨ ハア......ハアハアハア後返り してはならない神の道... | 647 |
648 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第2篇 寒梅照国 | 第9章 雁使〔1093〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...に悪化して ポーロ、レールを初めとし ハール、エルマやシヤム、キルク 其外残りの......いのだ。ウラル教の奴に手伝はすより、余程ハカが行くかも知れぬぞ。何ぼ呑んでも三五教......ぶ六メンタルになる虞はなからうぞ。なあ、ハール、三五教がやつて来たら………これはこ......ラリと引抜いて、ポーロ、レール、シヤム、ハール其他十二三人の群に向つて、無性矢鱈に......場の如くなり ポーロ、レールよシヤム、ハール エルマやキルク其外の 神の司よ、......らせておけば、大足別様も御安心でせう、アハヽヽヽ』タークス『きまつた事よ。鬼の居ぬ... | 648 |
649 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第3篇 霊魂の遊行 | 第10章 衝突〔1094〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...れ 神素盞嗚大神の 御言畏み月の国 ハルナの都に蟠まる 八岐の大蛇に憑かれたる......黒主の御前に 引連れ行かむと呶鳴る故 ハツと当惑しながらも 早速の頓智此レーブ ......ゝ願はくば両人よ レーブの司を月の国 ハルナの都に伴ひて 鬼熊別の館まで 進ま......前に祈ぎまつる』と歌に代へて所感を述べ、ハルナの都まで随行を許されむ事を懇願した。......私は之より不離不即の態度を保ち、兎も角もハルナの都へ参ります、どうぞ......ハルナの都へおいでになつたら私を一度御引見......ルはレーブの此声を聞くより立ち止まり、『ハテ、心得ぬ汝の言葉、汝バラモン教の神司で......す心算だ。チツと危険ではないか』レーブ『ハヽヽヽチツとも、やつとも危険だ。何程汝の... | 649 |
650 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第3篇 霊魂の遊行 | 第11章 三途館〔1095〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...るのだから、諦めるより道はなからうぞ』『ハヽヽヽヽ亡者の癖に、何を吐すのだ。気楽さ......ありませぬぞ、お前さまは丁度二十一世紀のハイカラ女の様なことを言ふぢやないか。こん......れぬぞ……ヤア同じ女が沢山に映り出した。ハ......ハア此奴ア鏡で作つた家だ、一つの影が彼方へ... | 650 |
651 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第3篇 霊魂の遊行 | 第12章 心の反映〔1096〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...様な兇行を演ずるといふ事があるか』男『アハヽヽヽ阿呆らしいワイ。悪魔の容物の分際と......此方の刃を受けたがよからうぞ』レーブ『アハヽヽヽ天来菩薩とはソラ何を吐かす、苟くも......と悪い副守が居やがつたものだなア』男『アハヽヽヽ都合のよい勝手な事をいふな。副守護... | 651 |
652 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第3篇 霊魂の遊行 | 第13章 試の果実〔1097〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ハ=9 | ...ました。何卒食つて下さい』 レーブは、『ハツ』と頭を下げ、『宏大無辺の神様のお慈悲......心に叶うたのをお食り下さいませ』レーブ『ハイ、有難う厶います。それなら私は玉都売魂......固い果実がお好きで厶いますなア』レーブ『ハイ、嫌ひと云ふ訳は厶いませぬが、甘いと云......とりますか』 レーブは頭を掻きながら、『ハイ、どうも決しかねまする。仰せの通り分け......云ふ事を貴方は覚えて居りますか』レーブ『ハイ、それも確に存じて居ります』女神『それ......れカルさま、貴方は如何思ひますか』カル『ハイ、私は正直に味の良い足魂の方を頂戴致し......高見から御見物をなさいましたか』レーブ『ハイ、いろいろ雑多の惨劇が目に映りました。......此惨状を目撃してどう御考へですか』カル『ハイ、何とも申上げやうのない可憐想の事と存... | 652 |
653 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第15章 氷嚢〔1099〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...ツとやソツとぢやない、痰と出やがつた。アハヽヽヽイヒヽヽヽ、痛い痛い、こりや雪公、......と云ふ冷酷な事を云ふのだ。ド頭をポカンとハル公にしてやるぞ』『雪と云ふものは火のや......は持つて来いだ。実にケツ構な療治法だ、アハヽヽヽ』春公『こりや、俺の鼻の上に何だか......が合はぬよな、しり滅裂の報告が、如何してハルナの神館に、鎮まりゐます大黒主に、致さ......、関守の頭に一寸お目にかかりたい』紅葉『ハイ、関守の大将は、……実は……今年の今月......から、御用があれば又明日来て下され』『アハヽヽヽ、まるで吾々を乞食扱ひにして居よる... | 653 |
654 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第16章 春駒〔1100〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...ラモン教の蜈蚣姫 小糸の姫は駒に乗り ハイ......ハイ......ハイと登りくる よくよく見ればどことなく ......を少しばかり頂いて来てくれないか』春公『ハイ承知致しました。モシモシお二人のお供、......が、其兄は岩彦といつたやうだなア』春公『ハイ、私の兄は岩彦と申しまして、少し腰の屈... | 654 |
655 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第17章 天幽窟〔1101〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ハ=17 | ...ばかり北にとり、玉山峠の麓にさしかかり、ハイ......ハイ......ハイと秋風に吹かれながら頂上さして登り行く......から馬を飛び下り、各自馬の口をとりながらハア......ハア ......ハイ......ハイと注意を駒に促しつつ七八分ばかり下つて......やるぞ。何だ飼犬の様に尾をふりやがつて、ハハア此奴ア山犬だなア。もとは人間の家に飼... | 655 |
656 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第18章 沼の月〔1102〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...景色だ。一つここで歌でもよみませうか』『ハイ宜しからう、お母アさまから一つ出して下...... 空行く雲に包まれし月。 大空もやがてハルナの神館 三五の月の清く照るらむ。清......余りケツ体が悪くて、あんな宣伝使に………ハイ......ハイおかげで命を助けて貰ひました………など......がら上つて来た。レーブは此姿を見て、『アハヽヽヽ、コリヤ八つの蛙、如何したのだ。い... | 656 |
657 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第19章 月会〔1103〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...清照姫様もお元気で結構で厶います』清照『ハイ有難う。随分脾肉の嘆に堪へないやうな事......奴等は水鳥の進化した奴と見えますわい。アハヽヽヽヽ』黄金『ホヽヽヽヽ』清照『レーブ......和せとの日の出別様の御命令なれば、直様にハルナの都に参る訳には往きませぬ』黄金『あ......、フサの国を横断し、タルの港へ出て海上をハルナの都へ進む積りで厶います。何卒気をつ...... 姫の司よレーブ、カルさま。 一日も早くハルナの都まで 無事に行きませ神のまにま... | 657 |
658 | 霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 | 第4篇 関風沼月 | 第20章 入那の森〔1104〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ハ=11 | ...に帰り行く、其羽音の騒がしさ。一行四人はハタとつき当つた相当広い川辺に着いた。比較......照『それでも何だか気がせいてなりませぬ。ハルナの都にましますお父さまの身の上に何か......けるのだからなア。小さい国の一つも貰つてハムとなつて威張らうと儘だよ』テク『併し乍......分をやつて貰ふから、さう思へ』アルマ『アハヽヽヽ旃陀羅成上がり奴、エラさうに吐すな......教の神司 大黒主の盲神 ぢやといふ事はハツキリと 今や隈なく知れわたる 三五の......をつけるから 安心致して行くがよい アハヽヽ......ハツ......ハ オホヽヽヽ 誠に誠に気味がよい それ... | 658 |
659 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第1章 入那の野辺〔1105〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ハ=16 | ...ア、こんな処でお二人様を見失ひ、どうしてハルナの都の鬼熊別様に申訳が立つものか。わ......凡ての規則や行り方が進歩して居るわい。アハヽヽヽヽ』『さうすると、鬼雲姫様は永らく......と大黒主の方が偉いやうな気がするワイ』『ハ......ハア、さうすると貴様は黄金姫様、清照姫様が......にまかれるのが当世だよ。ウツフヽヽヽ』『ハ......ハー、此奴ア、ヤツパリ大黒主の眷族が憑依し......て、土中の関所に待つてゐたのだ』レーブ『ハイ、実の処は其黄金姫母娘に甘く取入り、入......には行きませぬ。クーリンス様の御前に於てハツキリと申上げますから、どうぞ案内して下... | 659 |
660 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第2章 入那城〔1106〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...五教の神力無双の宣伝使となつて居る。彼はハルナの都へ言霊戦を開始すべく出陣の途中、......なりとて戒められずには居れないと云つて、ハルナの都の大黒主様の御許に早馬使をお立て......つてシヨビ シヨビとして帰つて行く。『アハヽヽヽヽ、右守の司の悪人に仕ふるユーフテ......ものはマサカの時になれば弱いものだな、アハヽヽヽヽ』と思はず知らず高笑ひして居る。......ルチンは年来の野心を成就するは今此時と、ハルナの都へ早馬使を立て王様の廃立を図つて......、其方はユーフテスに今会はなかつたか』『ハイ、只今お廊下で会ひました。大変な悄気方... | 660 |
661 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第3章 偽恋〔1107〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...事を申すか、ちと心得たがよからうぞよ』『ハイ、承知致しました。コールからキツト心得......て云ひつける。コールは忽ち呑み込み顔、『ハイ承知致しました』と肩を怒らし一足々々四......、手管に乗せようと思つたつて駄目だぞ、アハヽヽヽ』『何、ユーフテス様が帰つてくれと......様が王様と争をしてお帰りになつたを機に、ハルナの都に早馬使を立てられましたから、キ......惚気が聞かしたい……と云ふ筆法ですな、アハヽヽヽ』『オホヽヽヽ左様ならばお暇致しま... | 661 |
662 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第4章 右守館〔1108〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...ふから、姫が帰つたのをキツカケに早馬使をハルナの都へ遣はしたのだから、キツトこちら......り、何と俺のやり方は敏捷なものだらう。アハヽヽヽ』『旦那様は何時とても機をみるに敏......房の方が何程光栄だか知れないぞ』『貴郎はハルナの都へお参りになつてから、大変に冷酷......いか。大方二人の話を立聞したのだらう』『ハイ、委細の様子残らず承はりました。どうぞ......黒主様の御威勢が強くても、数百里を隔てたハルナの都から、さう早速に御加勢は出来ます......て鈴を盗むやうな話ぢやありませぬか』『アハヽヽヽ、女童の分際として英雄の心事や智謀......、マンモス、何か急用でも起つたのかな』『ハイ、少しく申上げ度き事が厶いまして……』... | 662 |
663 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第5章 急告〔1109〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...ンモスは不意を打たれて俄の返答に困り、『ハイ、いやもう貴方も御壮健で恐悦至極に存じ......此カールチンを捨て給はぬと見えるわい。アハヽヽヽ、いやテーナ、安心致せよ』『それ聞......ス、何かよい事を探つて来たであらうな』『ハイ、王様の信任を受けて居るセーリス姫の事... | 663 |
664 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第6章 誤解〔1110〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...を知らして頂く事は出来まいかなア』カル『ハイ、実はイルナの森迄お供をして来たのだが......ールの両人、今何を云つて居つたか』ピー『ハイ此頃はよう日和の続くことだ。お月様は下......ます。テームス様は御在宅で厶いますか』『ハイ、居るか居らぬか早速お答へは出来ませぬ......た』 テームスはセーリス姫の来訪と聞き、ハツと驚き叮嚀に首を畳に擦り付けながら、『......いました。何か変つた御用で厶いますか』『ハイ、今晩是非申し上げねばならぬ事が出来ま......から、御安心下さいませ』 ベリス姫は、『ハイ......ハイ』と恐れ入り頭も得上げず、顔を真紅にし... | 664 |
665 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第1篇 天空地平 | 第7章 忍術使〔1111〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...に塞がる黒雲に 隠れて逃げゆく月の国 ハルナの都に居を構へ 再びここにバラモンの......縮して、フサの国を越え、やうやく月の国のハルナの都にバラモンの基礎を固め、鬼雲彦は......スは可笑しさ痛さに笑ひ泣きしながら、『アハヽヽヽ、イヒヽヽヽ、痛い痛い言ひます言ひ......胸のあたりをクルリクルリとさいなむ。『アハヽヽヽ、イヒヽヽヽ痛い痛いどうぞこらへて... | 665 |
666 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第2篇 神機赫灼 | 第8章 無理往生〔1112〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ハ=11 | ...…今日は又特別によく出来たやうですな』『ハイ、今日は旦那様から御命令が厶りましたの......に隅から隅まではきちぎつて置きました。アハヽヽヽ』『ホヽヽヽヽ、掃きちぎつて置いた......はき違ひでも出来たのぢやありませぬか』『ハイ......ハイ何分僕のことで姫様が御存じない位ですか......とで姫様が御存じない位ですから、吾々にはハキ......ハキと何御用か分りませぬ。兎も角履物の位置......ますわ』 ヤスダラ姫は少しく頭を傾け、『ハテナ、いつもお見えになつた事のない旦那様......事が出来たのだから、其積りで包まず隠さずハツキリと返答をしてもらはねばならぬよ』と... | 666 |
667 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第2篇 神機赫灼 | 第9章 蓮の川辺〔1113〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ハ=12 | ...やくここに月の影さゆ。 胸の闇一度に開くハチス川 渡る浮世にさやる鬼なし。 さり......ーの前に立ち塞がり大口あけて高笑ひ、『アハヽヽヽヽ、只今の汝が広言片腹痛し。吾こそ......ナの国にて武術の達者と聞えたる強力無双のハルマンなるぞ。カールチン様の命令に依り、......所だ。愚図々々致さず、速に縛につけ』『アハヽヽヽヽ吐したりな、......ハルマンの空つけ者め、このリーダーが、苦き......む』と云ふより早く鉄拳を打ち振りながら、ハルマンに向つて攻め寄つた。......ハルマンは一歩二歩後へすざり、キツト身構へ......はひましませよ』 此宣伝歌に打たれてや、ハルマンを初め数十人の人影は雲の風に散る如... | 667 |
668 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第2篇 神機赫灼 | 第10章 狼の岩窟〔1114〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ハ=10 | ...つたのが、大に降下して了つたものである。ハルナの都も今は孟買となつてゐるが、今の孟......買は丁度其時代の大雲山の頂に当つてゐる。ハルナの都は海底深く沈没して了つた。故に今......さまのやうに、猛獣の王となりましたよ。アハヽヽヽ』『何とマア大神様の御仁慈は、禽獣......の為道の為、御苦労さまで厶いますなア』『ハイ有難う厶います。貴女は黄泉比良坂に於て......玉山峠に於て、狼に救はれたでせう』黄金『ハイ左様で厶います、貴方それを御存じで厶い......を救ふべく、一小隊ばかり繰出しました、アハヽヽヽヽ』『それは御親切に能う救うて下さ......招きしたのは外では厶いませぬ。実は貴女はハルナの都へお越し遊ばす事になつて居ります......下にカールチンといふ心汚き右守があつて、ハルナの都の大黒主と諜し合せ、セーラン王を... | 668 |
669 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第2篇 神機赫灼 | 第11章 麓の邂逅〔1115〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ... 御言畏み遥々と 月の御国を横断し ハルナの都に立向ふ 尊き使命を身に帯びし ... | 669 |
670 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第2篇 神機赫灼 | 第12章 都入り〔1116〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...王様の御身辺は、どうで御座いますかな』『ハイ、有難う、唯今の処では先づ御無事で御座......ら都まではまだ余程の道程がありますか』『ハイ、もはや十里足らずで御座りますれば、些......たか』 黄金姫は態と阿呆げた顔をして、『ハイ、此峠の少し手前で何とも云へぬ美しい女......サア往かう』と云ひながら手綱を引き締め、ハイ ......ハイ ......ハイと矢声をあびせながら下り往く。『お母さ... | 670 |
671 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第3篇 北光神助 | 第13章 夜の駒〔1117〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...奥様蜈蚣姫様、小糸姫様で厶いますなア』『ハイ、恥しながら運命の綱にひかれて、とうと......します』『貴方は三五の教を信じますか』『ハイ、別に信ずるといふ訳では厶いませぬが、......こに暫く待つてゐてくれ』 テームスは、『ハイ畏まりました』とさし俯むく。王は母娘を......から、今暫くは発表せないが宜しいぞや』『ハイ、左守の司にさへも此室は覗かせた事はあ......熊別の神司よ。 鬼熊別神の命は今暫し ハルナの都に忍びますらむ。 時機来ればやが......明け、国家の為に最善の努力をなさるべし。ハルナの都は今や軍隊の大部分は遠征の途に上......講じ、一時何れへか避難さるべし。鬼熊別はハルナの都に止まつて、大黒主を悔ひ改めしめ......山へレーブ、カルを伴ひ、出発致すから』『ハイ承知致しました。併し乍ら黄金姫様の御命... | 671 |
672 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第3篇 北光神助 | 第14章 慈訓〔1118〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...世の中は憐れむべきものが多いだらうな』『ハイ、仰せの通り何処の国へ参りましても宗教......まり難い処は何処々々だと思ひましたか』『ハイ、随分沢山で一々申上げる訳には参りませ......は又ウラル教の勢ひがあまり盛なと云うて、ハルナの都の大黒主が、大足別将軍に数多の軍......帯だ。ヤスダラ姫殿も御安心なされませ』『ハイ有難う御座ります。女の道を踏み外した妾......、セーラン王様の許嫁で御座りました所が、ハルナの都の大黒主様に諂び諛ふ右守カールチ......僕に守られ、此処にお出でになりませう』『ハイ、有難う厶ります。何から何まで御親切の... | 672 |
673 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第3篇 北光神助 | 第15章 難問題〔1119〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...彦の神様に宜敷くお取りなしを願ひます』『ハイ承知致しました。暫くお待ちを願ひます』......が嬉しうなうて何とせうぞいのう………。アハヽヽヽ、目出度い目出度い、お目出度い。北......致して参りました』とやや涙ぐみける。『アハヽヽヽ、決して御心配遊ばすな。何事も神様......後どうなさるお積りですか』 王は此言葉にハタとつまり、如何答へむと心を悩ませ、黙然......つおいつ思案に暮れながら、漸くにして、『ハイ何事も惟神に任しませう。心の曇つた吾々......間ではない、恋の奴隷と云ふものですよ』『ハイ、仰せの如くヤスダラ姫にして左様な事が......にそのやうな気分が浮んで参りました』『アハヽヽヽ、矢張り蛇の道は蛇だなア』(大正一... | 673 |
674 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第3篇 北光神助 | 第16章 三番叟〔1120〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ハ=9 | ...の真心は貴女の精霊に通じたでせうなア』『ハイ、一夜さも王様の御夢を見ないことはあり......、ワツとばかりに王の膝に泣き崩れる。王はハタと当惑し、今の泣声がもしや北光の神様の......ーダーとやら全く誤解だから許してくれ』『ハイ有難う厶います、お分りになればこんな結......北光の神様の御指図に任さうではないか』『ハイ、さう致しませう、併し乍ら吾々二人を都......貴女は私の心をよく御存じで厶いませう』『ハア、能く分つてゐる。北光の神様の、お前は......ないか、之から御面会がしたいから……』『ハイ承知致しました』とニタリと笑ひ、此間を......やありませぬか、王様がお待兼ぢやのに』『ハイ、承知致しました。急いては事を仕損ずる......らぬか、何をブツブツ言つて居るのだい』『ハイ、何分岩窟の中で水が切れて居るものです... | 674 |
675 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第4篇 神出鬼没 | 第17章 宵企み〔1121〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...だ行方が分らないか、エーン』ユーフテス『ハイ、未だ......ハツキリ分りませぬ。セーリス姫をして様子を......なりませぬぞや。ユーフテス、合点かな』『ハイ、万事万端私の胸に御座ります。御安心な......たはマンモス、城内の様子は如何だつた』『ハイ、王様は俄の御病気でお引籠りと云ふこと......おい、ユーフテス、其方の考へは如何だ』『ハイ、セーリス姫に聞きましたら、俄に王様が......城内の様子を調べて来ては呉れまいかな』『ハイ、畏まりました。左様ならば之から一足、......に口を寄せて、『姫様、御安心なさいませ。ハルナの国から大黒主の援軍が沢山に来る所で......テスは得意になり鼻をピコつかせながら、『ハイ、カールチンは私の主人では厶いますれど... | 675 |
676 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第4篇 神出鬼没 | 第18章 替へ玉〔1122〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...たくば此処へテーナ殿を連れて来なさい』『ハイ、何時でも連れて参るのが本意で御座いま......鬼熊別様の御贔屓ばかり遊ばすと云ふことがハルナの都に知れ渡り、この右守に対して厳し......テス、主人カールチンの命令を聞かぬか』『ハイ......ハイ、聞かぬ訳では厶いませぬ、一寸暫くお待......たから』『ユーフテス、早く捕縛せぬか』『ハイ、捕縛致しませう、併し一つ考へさして下......守の司も、これに違背はあるまいがなア』『ハイ、理義明白なる御仰せ、決して違背は致し......』 右守は此言葉を聞いて雀躍しながら、『ハイ何分宜敷くお願ひ申します。然らばサマリ......『オホヽヽヽ、ウフヽヽヽ、エヘヽヽヽ、アハヽヽヽ』と笑ひ倒ける。日は漸く西天に姿を... | 676 |
677 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第4篇 神出鬼没 | 第19章 当て飲み〔1123〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...一人の男、一通の手紙を差出し、『旦那様、ハルナの都から急ぎの使が此手紙を持つて参り......と千鳥足になりながら、(酔ひどれ口調)『ハルナの国の大黒主の神様のお使はドヽヽヽ何......態を見て走り来り、『もしもし、御家老様、ハルナの国のお使はあの手紙を渡したきり、こ... | 677 |
678 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第4篇 神出鬼没 | 第20章 誘惑〔1124〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...テス殿、何か変つた事が厶いますかなア』『ハイ、俄に申上げたき事があつて右守の神の前... | 678 |
679 | 霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 | 第4篇 神出鬼没 | 第21章 長舌〔1125〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ハ=2 | ...ぬ。そこで呑み込みのよいセーリス姫様が「ハヽアこれは右守さまにホの字とレの字だな。......奥様のある旦那様に恋慕して厶ると云ふ事がハツキリと分りました。エヘヽヽヽ、お目出度... | 679 |
680 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第1篇 波瀾重畳 | 第1章 北光照暗〔1126〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...一家の私言だ。脱線して居るかも知れぬ、アハヽヽヽ』『御懇篤なる御教示を蒙りまして、......げ、手綱かいくり、山路を狼の群に送られ、ハイ......ハイ......ハイと駒を警しめながら高照山を降り、入那の... | 680 |
681 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第1篇 波瀾重畳 | 第2章 馬上歌〔1127〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ハ=28 | ...であつた。竜雲は馬上豊かに歌ひ始めた。『ハイ......ハイ......ハイ......ハイ馬の奴 照山峠の急坂だ 気を付け遊ば......遊ばせ栗毛さま 顛倒致しちや堪らない ハイ......ハイドウドウ ......ハイドウドウ 人世の旅は急坂を 登るが如......らは 有為転変の世のさまを 思ひ浮べてハイハイハイ ゆかしさ胸に充ちわきぬ 月... | 681 |
682 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第1篇 波瀾重畳 | 第3章 山嵐〔1128〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...向脛を顔を顰めてさすつて居る。レーブ『アハヽヽヽコルトンさまがコルトンと 脛をけ......く。 一行は王の後に従ひ、駒を曳き連れ、ハイ......ハイ......ハイと声をかけながら下り行く。(大正一一・... | 682 |
683 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第1篇 波瀾重畳 | 第4章 下り坂〔1129〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 97 件/ハ=97 | ... 峠急坂下りゆく セーラン王に従ひて ハイ......ハイ......ハイ......ハイ ドウドウドウ どうしても此坂下らねば......こんな企み事 成り遂げさうな事はない ハイ......ハイ......ハイ......ハイこん畜生 確りせぬかい気をつけよ 尖... | 683 |
684 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第2篇 恋海慕湖 | 第5章 恋の罠〔1130〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ハ=11 | ...様はさうすると、貰ひ子と見えますなア』『ハイお察しの通り、竜宮の一つ島で拾うて来ま......とのこと、其後の経過は如何で厶います』『ハイ有難う。御覧の通り、此様に元気にお成り......しくおかげんが悪かつたさうですな』清照『ハイ、有難う厶います。何だか知りませぬが、......。エツヘヽヽヽ』セーリス『モシ右守さま、ハンケチをお使ひなさいませ、何だかおチヨボ......でぶつ倒れ、シヽ舌をかんで、コヽ此通り、ハヽ腫れました、イヽ痛くて堪りませぬ』『コ......ら……ワヽ私もキヽ気が揉めますワイ』『ワハヽヽヽ』清照『オホヽヽヽ』『マアいやなこ......ウこらへて下さいな、お頼みですから』『ワハヽヽヽ、流石は女だなア、そこが尊い所だ。......お持ちになつてるのぢやありませぬなア』『ハイ』『本人の肉体さへ承知なら、守護神位、... | 684 |
685 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第2篇 恋海慕湖 | 第6章 野人の夢〔1131〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ハ=8 | ...しさを堪へ、故意と湿つぽい声を出して、『ハイ有難い其お言葉、妾の夫になつて下さつた......を揉んで、顔の色まで変へて居りますよ。アハヽヽヽヽ』『ホヽヽヽヽこんな口の腫れた、......やうと此方から却て気を揉んでゐる位だ。アハヽヽヽヽ』『好い男さまに生れると気の揉め......覧の程を偏に乞ひ願ひあげよこ奉ります。アハヽヽヽヽ』セーリス『ウツフヽヽヽヽ』『(......り襟髪をとつて前後にシヤクリまはす。『アハヽヽヽ、悋気も宜い加減にしたが良からうぞ......まりを願ひます』 カールチンはマンモスをハツタと睨めつけ、声を震はせて、『こりや、......かし、頤をしやくり独言を云つてゐる。『アハヽヽヽヽ、都合の好い時には何処までも都合......女房かと驚嘆のあまり目が覚めたのだよ、アハヽヽヽ』『オホヽヽヽ』(大正一一・一一・... | 685 |
686 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第2篇 恋海慕湖 | 第7章 女武者〔1132〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ハ=9 | ...様に呉れ呉れもお願申して置きますよ』『アハヽヽヽまたしてもまたしても、取越し苦労を......お頼みが一刻も早く聞きたう厶います』『アハヽヽヽ、実の処は是からお前に......ハルナの都まで出陣して貰ひ度いのだ。夫の言......葉をよもや背きは致すまいなア。エーン』『ハテ心得ぬ其お言葉、今や大黒主様から五百騎......国に騒動が起り、沢山の兵を御派遣になり、ハルナの城は守備全く薄弱となつて居る。一方......涙が零れます。それなら吾夫様、仰せに従ひハルナの都に参りませう』 カールチンは仕済......で、『ヤア天晴れ天晴れ、サアこれより汝はハルナの国に立ち向ひ、五百騎の応援軍を元へ......茲に三百余騎を引き連れ、イルナの都を後にハルナの都をさして遠征の途に上る事となつた... | 686 |
687 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第2篇 恋海慕湖 | 第8章 乱舌〔1133〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...真の誠のオツトセーですワ。オホヽヽ』『アハヽヽ、ア......ハヽ、アイタヽヽ、何だか笑ふと舌が痛い、困......ーナ姫さまが三百余騎の強者を皆引率して、ハルナの国まで行つて了つたのだから、カール......う。女房喜べ、天の瓊矛は恢復したぞや、アハヽヽヽ』『オホヽヽヽあの元気な事、わたし......リスで厶います、どうぞ開けて下さいな』『ハテ合点が行かぬ様になつて来たワイ。俺が今... | 687 |
688 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第2篇 恋海慕湖 | 第9章 狐狸窟〔1134〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...で厶いますか。妙な事もあるものですな』『ハイ、有難う厶います。同名同人のセーリス姫......の中ですもの、このユーフテスさまだつてヤハリ化物ですわ。恋と云ふ曲者の魔の手に誑惑......下さい』『何が何だか狐に魅されてる様だ。ハテ、如何したら此真偽が分るだらうかな』と......が本物ですわ。何程よく似たと云つても、ヤハリ妖怪は妖怪、肝腎の時に力がありませぬか... | 688 |
689 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第3篇 意変心外 | 第10章 墓場の怪〔1135〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ハ=5 | ...しもうけぬ間に 勝手気儘に流れよる アハヽヽヽヽヽ面白い 此奴また偉いエラしこ......て捕捉する事が出来ないぢやないか。もつとハツキリ分るやうに云はぬかい。一体何が出た......ある。『ヤア貴様はテーナぢやないか………ハ……テーナ……いつの間に、こんな所へ来や......ぢやないか。ヤスダラ姫に現を抜かし、私をハルナの都へ軍に出し、其間に甘い事、恋の欲......、女の身としてお越しなさつたのですか』『ハイ、私日が暮れたので、貴方のお越しを待つ... | 689 |
690 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第3篇 意変心外 | 第11章 河底の怪〔1136〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ...き通り、月夜にも拘らず、小魚の泳ぐの迄がハツキリと見えて来た。カールチンは、『不思......テーナ姫の出陣の後、館の守備に任ぜられ、ハルナの応援軍から取残された大男、......ハルマンは此頃カールチンの挙動の常ならぬの......ムクムクと川底から浮上つた黒い影がある。ハルマンは透かし見て、『ヤアやこれは誰かが......くよく見れば右守司のカールチンであつた。ハルマンは二度ビツクリ、言葉もせはしく、『......、私はヤスダラ姫ぢや厶いませぬよ、家来のハルマンですがな。チと確かりして下さいな』......ら、無理にカールチンを引抱へ、大力無双のハルマンは右守司の館を指して、トントントン... | 690 |
691 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第3篇 意変心外 | 第12章 心の色々〔1137〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ハ=14 | ... カールチンの奥の間にはハルマン、サマリー姫と主人の三人が鼎坐とな......た所、入那川の水面に怪しい音がするので、ハテ不思議と立止まり様子を考へてゐると、大......様、取止めもないことを仰有つて、本当に此ハルマンも如何なる事かと気を揉みました。奥......様の御不在中に、若しもの事があつたら、此ハルマンは申訳がありませぬからなア、マアマ......やないから、モウ下らぬ意見は止めてくれ。ハルマン、貴様も俺が出世をすれば一緒につい......。賢明な主人の本心がチツとは分つたか』『ハイ、分つたでもなし、分らぬでもありませぬ......テスの落着かぬ姿を見て、稍怪しみながら、ハルマンは膝を立て直し、『ヤア其方はユーフ......たのだろ。随分気分がよかつたらうのう』『ハイ、宜かつたり、悪かつたり、嬉しかつたり... | 691 |
692 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第3篇 意変心外 | 第13章 揶揄〔1138〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ハ=2 | ...が画餅に帰しちや困るぢやありませぬか』『ハイ、さう心配をして下さいますな。屹度ユー......通り遊ばす様に云つておくれ』 ミルは、『ハイ』と答へて表へ駆出す。黄金姫はニタツと... | 692 |
693 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第3篇 意変心外 | 第14章 吃驚〔1139〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...狐が出現し、男を悩ますと見えますわい。ワハヽヽヽ』『もしもし姉さま、何恥かしさうに......ぬか』 清照姫、細い声で恥かしさうに、『ハイ』と云つたきり益々俯向く。『ア......ハヽヽヽ、余程恥かしくなつて来たと見えるな......う。本当に右守さまも、姉さまにスウヰートハートして居られると見えますな。お目出度い......り申上げ、其上また味方を残らず呼び集め、ハルナの国へ遠征の旅に出して了ひ、最早守り......『何、ヤスダラ姫が帰つた。王様がお帰り、ハテ、如何したものかな』と腕を組み胡坐をか... | 693 |
694 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第4篇 怨月恨霜 | 第15章 帰城〔1140〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...て 恥をかくとは思はざりけり。 兵士をハルナの国に遣はして 翼とられしやもめ鳥... | 694 |
695 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第4篇 怨月恨霜 | 第16章 失恋会議〔1141〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ハ=4 | ...ンだか心配になつて仕方がないのよ。母上がハルナ国へ御出陣になつてからは、家を外にし......の談話をすつかり聞いて了つたのだらう』『ハイ御推量に違はず、一切の経緯を残らず承は......生の大事の日で厶りますから、何卒此御用はハルマンに申付けて下さいませ。私一生の祝日......第一家筋からして段が違つてるのだから』『ハイ宜敷う厶います。一寸の虫にも五分の魂、... | 695 |
696 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第4篇 怨月恨霜 | 第17章 酒月〔1142〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ハ=1 | ...曳き連れて帰つて了つた。そこで帝尭様が、ハテ困つたことだ、この天下を誰に譲つたが宜... | 696 |
697 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第4篇 怨月恨霜 | 第18章 酊苑〔1143〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ハ=6 | ...から、今日の成功は前以て分つて居たのだ。ハヽヽヽヽ、此カールチンに向つて、夜叉の如......ぞ』 かかる所へ、サマリー姫、サモア姫、ハルマンの三人慌しく入り来り、此体を見て、......の歯噛をなし、其場に息絶えて了つた。『アハヽヽヽ、女童が大事の場所へ出しやばつて、......惨い態、吾子ながらも愛想がつきたわい。アハヽヽヽ』と豪傑笑ひに紛らして居れど、何と......て、両手を合せて救ひを求むる腑甲斐なさ。ハルマンは井戸の底に落ち入りたるカールチン......、サマリー姫もサモア姫も影も形もなく、又ハルマンの姿もない。月冴え渡る城内の庭先の... | 697 |
698 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第4篇 怨月恨霜 | 第19章 野襲〔1144〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ハ=3 | ...、しまひの果には諦めたと見え………兵士をハルナの国へ遣はして、翼奪られしやもめ鳥あ......んな事は出来ますまい。三百騎の味方は既にハルナの国へ派遣し、武力は既に既に根底から......の醒めぬやうに楽ましてやるがよからう。アハヽヽヽ』黄金『オホヽヽヽ王様も余程仁慈の... | 698 |
699 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第5篇 出風陣雅 | 第20章 入那立〔1145〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ハ=22 | ...更けて帰り来らざるに心を痛め、サモア姫、ハルマン其他二三の家僕を従へ、イルナ城の表......ーフテス、マンモスが倒れてゐるのだらう。ハルマン、一つ揺り起してくれないか』『......ハイ承知致しました』と云ふより早く、捻鉢巻......もう、ラツチもないことで厶いました。アツハヽヽヽ』『ナニ、其方はカールチンと共に、......に持ち、ユーフテスに向ひ斬つてかかるを、ハルマンは後より姫の両腕をグツとかかへ、『......兼で厶います』 サマリー姫は嬉しげに、『ハイ、お前さまは竜雲さまとやら、此カールチ......時も早く王様に御面会を願ひませう。コレ、ハルマン、案内をしておくれ』と云ひながら、......ひながら、サマリー姫は王の居間をさして、ハルマンと共に進み行く。カールチン『到頭酒... | 699 |
700 | 霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 | 第5篇 出風陣雅 | 第22章 別離の歌〔1147〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ハ=7 | ... 夜を日についで進みつつ 歓喜の花咲くハルナ城 大黒主の肉体に 巣ぐふ曲神を言......貴の命の神司 三五教の宣伝使 駒彦司のハルマンと 茲に一行四人連れ 清き尊き聖...... あゝ惟神々々 御霊幸はひましませよ』 ハルマンは又歌ふ。『三五教の宣伝使 吾は......柱 黄金姫と諸共に 曲津の猛ぶ月の国 ハルナの都に蟠まる 八岐大蛇の征服に 進......の花は咲き出でて 心も勇む春駒の 名もハルマンと改めて 正々堂々進み往く あゝ......ませよ。 いざさらば心の駒彦勇み立ち ハルナの都へ立ちて向はむ。 大君よ心安けく......どこまでも ゆき渡りけれ尊しの世や。 ハルマンの神の司を駒彦と 悟り得ざりし吾... | 700 |