番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1001 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第5章 霊肉問答〔1299〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 43 件/ツ=43 | ...兇霊に打向ひ、握り拳を固めながら、懐をパツと開き、布袋つ腹を現はし、両方の手で臍の......。サア、高姫が承知致さぬ。一時も早く、トツトと出てくれ。エー何と云つてもモウ許さぬ......ながら、自分の臍のあたりに向つて、青洟をツンとかんでこれをかけ、又々唾をピユーピユ......痰唾を吐きかけようが、腹を捻ぢようが、チツともおれは痛くはない。つまりお前の腹をお......ないので神も聊か迷惑を致して居るぞよ。チツと柔順くなつて御用を聞いて下されよ』『何......ぬぞや』『イヤ、肉体の言ふのも尤もだ、キツト心得るから、どうぞ仲ようしてくれ。何と......仮令其方に腸をむしられて国替をしても、チツとも構はぬのだ。サアどうだ、返答致せ』と......あんな不都合なことを申しました。今後はキツと心得ますから、どうぞ霊肉和合して下さい... | 1001 |
1002 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第6章 玉茸〔1300〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...ぬか』『さう八釜しう云つてくれな。俺はチツとばかり頭が痛いのだから、自然のお土に親......契つた仲ぢやありませぬか。そんな遠慮はチツとも要りませぬ。さア何卒、私が介抱して上......以て保持してゐるのは非常な苦痛である。ウツカリすると其正体が現はれさうになつて来た......くれ』『杢助さま、お前さまは頭を打つてチツと逆上せてゐるのだらう。さうでなければ、......を呼んで来るよりも、お前が早く其玉茸をソツと取つて来てくれないか。夫が女房に手を合......摩利支天様の御身魂だから、之位の傷にはメツタに往生なさる事はありますまいからな』『......コチヨコ走りに受付の前の大杉の木の蔭にソツと身を寄せた。杢助に変化してゐた妖幻坊は......身を寄せた。杢助に変化してゐた妖幻坊はヤツと一安心して元の怪物と還元し、一先づ此処... | 1002 |
1003 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第7章 負傷負傷〔1301〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...お子さまになられましたのか』 初稚姫はニツコと笑ひ、『ハイ、いづれお分りになる事が......鈴のやうな柔しい声で挨拶をした。珍彦はハツと頭を上げ、初稚姫の霊気に満てる其容貌に... | 1003 |
1004 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第8章 常世闇〔1302〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...の為道の為に千騎一騎の活動してゐる事をキツトお褒め遊ばすだらう。神に叶へるものとし......である。 却説高姫が玉茸を採らむとしてソツと大杉の枝に登り、梟にクワンクワンと鋭き......り、梟にクワンクワンと鋭き嘴にて両眼をコツかれ、ア......ツと叫んで地上に盲猿の如く顛落し、腰骨を打......私は大杉に棲んで居つた天狗の奴に両眼をコツかれ、木からおちた猿のやうなみじめな目に......ふさいで居つても、よく見えるといのう、イツヒヒヒヒヒ』と小さく笑ひ、腮をしやくり、......すつて見せる。四人は一度にふき出し、『プツプ......ツプツク ワツハハハハハ』『これ、お前等は... | 1004 |
1005 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第9章 真理方便〔1303〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...ないかな』 初稚姫は、『ハイ』と答へ、スツと障子をあけ、見れば高姫は顔面全部、干瓢......且紫を帯びて幽かに光つてゐる。初稚姫はハツと驚き、早速に言葉も出なかつた。而して心......はまだ帰つて厶らぬかな。御病気の具合はチツと宜しいかな。折も折とて二人の親が、一時......まお父さま……と声をかけようとすれば、ムツクと起上り、さも愉快相な顔をして、……あ......界から怪我をさせなさつたのだろ。これでチツとは優しうお成りなさるだらうから、夫婦が......の、何うのと云ふやうなことではないが、チツと許り目が見えにくいので、不便を感ずるこ......て、ヤレ嬉しやと喜ぶ間もなく、かやうなキツイお怪我を遊ばし、これが何うして忍ばれま......ても、中々容易に帰らうとは致しませぬ。ヤツパリ、スマートが怖いとみえます』『杢助さ... | 1005 |
1006 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第10章 据置貯金〔1304〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...ゐる。その人間が祠の森の主管者だから、ウツカリ詣らうものなら喰はれて了ふと云ふ評判......詣らうものなら喰はれて了ふと云ふ評判がパツと立つた。それ故気の弱い連中は忽ち恐怖心......なお館も妖怪窟の様な心持になつて来て、ジツクリとして居られないぢやないか。酒でも飲......得も云はれぬ歓喜悦楽の気分が漂ふのだ。イツヒヒヒヒヒ』サール『おい、イル、それ程高......が結ばれてあるのだ。誠に済みませぬな、エツヘヘヘヘヘ。エー、涎の奴、イルさまの許可......と云うても、貴様までが勝手にデレルとはチツト越権だぞ。ウ......ツフフフフフ』と云ひながら牛の様な粘液性に......だ』『愈三段目になつて来たな。さア一杯グツと飲んで、正念場を聞かして貰はうかい』『... | 1006 |
1007 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第11章 鸚鵡返〔1305〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...を隠し 何処ともなく出でましぬ 楓はハツと目を醒まし 吾手の拳を調ぶれば 夢に......についばめば 不意を打たれて高姫は スツテンドウと高所より 忽ち地上に顛落し ......せば七八日 月日を重ねて両眼は 忽ちパツと元の如 開けて痛みも頓にやみ 顔の腫......まい』『そんな事は知らぬわい。子供だてらツベコベ言ふものぢやない。苟くも日出神の生......気の毒さま、毒散の効能も、神力の前にはサツパリ駄目ですなア。サアサア早く帰つて頂戴......て頂戴』 高姫は大いに怒り、楓の胸倉をグツと取り、拳を固めて、『エエ、......ツベコベとよく囀る燕め、この栄螺の壺焼をお... | 1007 |
1008 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第12章 敵愾心〔1306〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ツ=32 | ...も取り敢へず、ヅブ六連中は此場へバラバラツとやつて来た。高姫は五人の酔どれをグ......ツと睨み、声を荒らげて、『コリヤ、老耄奴、......出神が折檻を致してをるのだ。いらざるチヨツカイを出し、構ひ立てを致すと了簡ならぬぞ......楓が後にゐることは、前に気を取られて、スツカリ忘れてゐた。楓はソ......ツと後から高姫の両足を掬つた。ア......ツと叫んで、ス......ツテンドウとひつくり返り、勢余つて再び転回......ぞ。貴様は神罰が当つて、梟鳥の奴に目をコツかれ、木からバツサリと落ちて、難儀をさら... | 1008 |
1009 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第13章 盲嫌〔1307〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...国の生涯をいや永久に嬉しく楽しく、一人もツ......ツボに落さず助けてやらうとの思召で、三五教......、一言も怨んではなりませぬぞえ。人間はチツとでも腹を立てたり致しますと、悪魔が其虚......、闖入し来り、怒りの面色物凄く、二人をハツタと睨めつけ、声を震はせながら、『隠れた......がなりませぬ。何を企んで厶つた、サア、キツパリと白状なさいませ。これ楓、お前は大そ......上げますから』『ヘン、これ初稚、ようまあツベコベとそんな白々しい事が云はれますな。......何卒一通り聞いて下さいませ』 高姫はニユツと舌を出し、赤ベイをしながら腮を三つ四つ......令名義上から云つても私の娘ぢやないか。チツと位誠があれば義理人情も弁へて居る筈だ。... | 1009 |
1010 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第14章 虬の盃〔1308〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...壺の中に秘めて置き、和合の酒宴と称し、ソツと四人の盃に人知れず塗りつけて置き、甘く......下さいませ』とわざとに突き出す。高姫はヤツと初稚姫の何気なき言葉に安心の胸を撫で下......縦横のやり方には降参しただらうなア』『シツ、又しても出しやばるのか。秘密は何処迄も......は貴様等には借さぬから、エー出て呉れ、シツシ......ツシ......ツ』『イヒヒヒヒヒ、何と云つても此肉宮を帰... | 1010 |
1011 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第15章 妖幻坊〔1309〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ツ=34 | ...弾ずるのであつた。『チンチンシヤン、シヤツチンシヤ......ツチン、シヤ......ツチン、チンチン 春雨にしつぽり濡るる露の......ンチンチン、シヤン……シヤンシヤン、シヤツチン、チンチリチン、チンーチンー すれつ......がし 騒ぎまはるぞ……いぢらしき。 シヤツチン シヤ......ツチン、シヤ......ツチンチン シヤ......ツチンチン、チーンリンチン、チンリン チン... | 1011 |
1012 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第16章 鷹鷲掴〔1310〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...姫は余り荘重な言葉に、ハテ不思議と襖をサツとあけ見れば、イルは筆先を載せた三宝を恭......二人も出来たら治まらぬからな』と矢庭にパツと引たくらうとする。イルはワザとに三宝を......に三宝を握り締めた。高姫は力をこめて、グツと引いた拍子に、三宝の表と脚とがメキメキ......めて、ゴンゴンといこつてゐた炭火の中へパツと落ちた。忽ち三冊のお筆先は黒き煙の竜と......る。折角神様がお書き遊ばしたお直筆を、サツパリ煙にして了つたぢやないか』『何と日出......筆先だものですから、後光がさしまして、サツパリ目がくらみ、一字々々其文字が鎌首を立......たので厶います』と揶揄好のイルは、其実スツクリ写し取つて居ながら、ワザとこんな事を......りたぞよ。それについては杢助殿の身魂もヤツパリ霊国天人の生粋の身魂であるぞよ。霊国... | 1012 |
1013 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第17章 偽筆〔1311〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...湯本館と云ふ因縁の分りたものは此高姫、オツト、ド......ツコイ日出神の生宮のイルでないと分りは致さ......ら、顔までが辛さうにしがんで居るぞよ。チツと改心致さぬと鼻が高いぞよ。イクの身魂は......の麓の様で厶る』イル『いや、もう此頃はチツとシーズンは早う厶りますれど、ここは日当......、頭を掻きながら、テル『おい、如何だ。サツパリぢやないか。エー、こりや一通りの事ぢ......こりや一通りの事ぢやないぞ。屹度俺達にキツーイお目玉を頂戴するのかも知れないぞ』サ......のかも知れないぞ』サール『何、俺達にはチツとも関係はないわ』『貴様はラマ教だから放......るのか。大変嬉しさうな顔ぢやないか』『ウツフフフフ(声色)某は斎苑の館の教主八島主... | 1013 |
1014 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第18章 安国使〔1312〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...、聞けば聞く程不思議千万で厶る。これはテツキリ妖怪に間違ひ厶いますまい。初稚姫殿、......落胆の程が計り知られないと思ひまして、ボツボ......ツと気のつくやうと、忙がしい体をここに留め... | 1014 |
1015 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第19章 逆語〔1313〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ツ=26 | ...いぢやないか。なに頭を掻いて居るのだ、ヤツパリ都合が悪いとみえるな。コリヤ白状致さ......な。コリヤ白状致さぬか』とハルの襟首をグツと取り、剛力に任せて、座敷の中央に突き倒......せて、座敷の中央に突き倒し、一方の手でグツと押へ、一方の荒い毛だらけの手に拳骨を固......』妖幻『此奴は何処までもドシぶとい、まてツ、今に思ひ知らしてやらう、サどうぢや』と......限りに打下さうとする一刹那『ウーウー、ワツウ ワ......ツウ ワ......ツウ』とスマートの声、妖幻坊は体がすくみ、......の声、妖幻坊は体がすくみ、色青ざめ、其儘ツイと立つて自分の居間に逃げ帰り、蒲団を被... | 1015 |
1016 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第20章 悪魔払〔1314〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...つてしまつたぢやないか。本当に不孝な阿魔ツちよだな。今に神罰が当つて国替をせにやな......から、何程悪神や蟇が毒を盛りましても、チツとも利きは致しませぬから大丈夫で厶います......んだがよいぞや。ここは金毛九尾さまや、オツトド......ツコイ………金勝要神の教と竜宮の乙姫の守護......寸失礼ながら便所へ行つて来ます。そしてユツクリとお話をして上げませうから、そこらで......らうとすれば骨の折れる事だ。此肉体もホーツと疲れた。肩も腕も腰もメキメキし出したワ......行く後を眺めて追ひ駆けようともせず『ワウツ ワウ......ツ ワウツ』となき立ててゐる。 初稚姫、安... | 1016 |
1017 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第21章 犬嘩〔1315〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...く。イク『大雲山に蟠まる 八岐大蛇のドツコイシヨ 其眷属と現はれし 妖幻坊の曲......と現はれし 妖幻坊の曲津神 ウントコドツコイきつい坂 オイオイ サール気をつけ...... 蔓を引つかけ吾々を すつてんころりとドツコイシヨ ひつくりかへそと企らみて ウ...... ひつくりかへそと企らみて ウントコドツコイ往きやがつた アイタタタ......ツタ、アイタタタ 矢張此奴は石だつた 何......な事する間がなかろ さうぢやと云つてドツコイシヨ サールの司油断すな 敵は名に......か 分つたものぢやない程に アイタタタツタ躓いた 余り先に気を取られ 足許お留......命を取らるる事あるも 何かは惜しまむドツコイシヨ ウントコドツコイアイタタツタ ... | 1017 |
1018 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...〈第20章(三)〉 三五の玉〔その二〕ツの玉竜館桶伏山の聖場は 金剛不壊の......八なす宝座なりけり〈巻末(初)〉 五ツの玉紫の麻邇の宝珠は厳御魂 瑞の御... | 1018 |
1019 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第1章 春の菊〔1316〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...彦さまが仰有つたぢやありませぬか』『ナニツ魔我彦が、ヤ......ツパリ此処にくすぼつてゐよつたのだな。ドレ......にしなさるな、お前さまのやうな人間とはチツと違ふのだよ。畏くも斎苑館の総務、時置師......杓子だつて、鯰の子だつて、小さい時にはヤツパリ同じ姿をして居りませうが。此高姫もお......、此大地がガタガタと動くのだ。其因縁がハツキリと分つたのだから、今迄の高姫と同じ様......ら、今迄の高姫と同じ様に思うて貰ふと、チツと了簡が違ひますぞや、なア杢助さま、三五......お筆先は必要がないかと心得ます』高姫『オツホホホホ、訳の分らぬガラクタばかりぢやな......ては無理もない。さうすれば之から松姫にトツクリと言ひ聞かしてやりませう、サ、兎も角... | 1019 |
1020 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第2章 怪獣策〔1317〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...う感服致しました。まだ新任早々の事で、ハツキリは分りませぬが、ト......ツ百ばかり、あるとか、ないとか言ふことで厶......ます。魔我彦さまも、この調子なら、今にパツ百人ほど殖えるだらうと申して居りました。......ながら、肩をあげ首をすくめ、両手を前へパツと開き揃へ、『イ......ツヒヒヒ』と胴までしやくつて、飛出して了つ......の底までも探し求めて、お前さまの胸倉をグツと取り、恨をはらしますぞや』『あああ、怖......』『それなら、女王様の御命令を遵奉し、ドツと改悪致して、お菊は入れない事にし、初公......い事にし、初公と徳公を、ここへ呼んで、ドツサリ酒を飲まさうぢやないか』 次の間から... | 1020 |
1021 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第3章 犬馬の労〔1318〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ツ=21 | ...お千代は慌しく帰り来り、門口の戸をピシヤツと閉め、中から......ツ......ツパリをかうた。松姫は之を見て怪しみ、『こ......これ、お千代、夜分か何ぞの様に、何故戸にツ......ツパリをしたり等なさるのだい』千代『ハイ、......してゐるのですよ』『昼の最中に戸を閉めてツ......ツパリかふ等とは可笑しいぢやありませぬか。......だ。昨夜も昨夜で妙な夢を見たのだが、ヒヨツとしたら化物ぢやなからうか。いやいや昼間... | 1021 |
1022 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第4章 乞食劇〔1319〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...く思はれた。そして松姫は手紙を読み了りホツと溜息をついた。千代『お母さま、私の云つ......うから、上のお宮のお扉を開いたら、屹度ビツクリして逃げるでせうよ。エンゼルさまが私......スマートは薄い平たい舌でお千代の頬をペラツと舐めた。お千代はビ......ツクリしてスマートを庭に押し倒した。スマー......ね』と云ひながら頭を撫でる。スマートはムツクと起き上り、お千代の後について山林の中......らう。初稚姫様の御手紙によれば、此頃はスツカリ精神乱れ、金毛九尾の悪狐や蟇や蛇や狸......の上に関した一大事が出来致しますから、ソツと御注意に参りました』『仮令高姫さまが此......はりませう』『ホホホホホ愈三助人形か痩バツタの様なスタイルをして、よくも威張つたも... | 1022 |
1023 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第5章 教唆〔1320〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...の体にて杢助、高姫の酒宴の席へ、バラバラツと命辛々かけ込んだ。二人の逃げ行く姿をお... | 1023 |
1024 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第6章 舞踏怪〔1321〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...され』徳『ハイ仕方が厶いませぬ。どうぞソツと叩いて下さい。三百もそんな太い杖でやら......して大地を叩く。妖幻『一つ、二つ』『キヤツ、キヤ......ツ』高姫『一つ、二つ』『アイタタタ、アイタ......つ、二つ』『アイタタタ、アイタタタ』『四ツ、五......ツ、六......ツ、七......ツ、八......ツ、九ツ、十』『キヤツ、キヤツ、キヤツ、ア... | 1024 |
1025 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第7章 曲輪玉〔1322〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 27 件/ツ=27 | ...それ故、後から走つた高姫や初、徳の事はチツとも知らなかつた。依然として、彼等一同は......主館に休息し居るものとのみ考へてゐた。ヤツと気が付き見れば、懐に何物か蜂の巣のやう......してゐたのだ。それをば此方へ来がけに、ソツと物して来たのだよ』『それを何うしたと云......お前はついて来たのか、ああ偉いものだ。ヤツパリ俺たちの味方だ』初『ハイ、もうあなた......痛い足で、あのきつい坂を再び登れとは、チツと酷いですな。徳、お前何うだ。おれとは余......い階段だから、衝突し、はね飛ばされて、チツとばかり、こんな疵をしました。ピリピリし......余程痛みが止まりましたよ。今晩はお土をドツサリ頂いて休まして貰はうと思つてゐるのだ......に申上げるぞえ』初『ヤア、此奴ア、一寸グツが悪いワイ。柔道百段と聞いちやア、滅多に... | 1025 |
1026 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第8章 曲輪城〔1323〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...られ茲に両親の 隙を窺ひアーメニヤ ソツとぬけ出でエルサレム 都を指して進み行......此方迄 来る折しも道の辺の 石に躓きバツタリと 倒れて懐査ぶれば 妖幻坊が変身......殻となり 姿も知れぬ悲しさに 大地にドツカと胡床かき 腕くみ思案にくれゐたる ......めて高姫は 眼を射られ眩暈し 其場にドツと倒れける 妖幻坊は逸早く 失心したる......可笑しさよ 妖幻坊は打笑ひ アハハハハツハ高姫よ われは杢助神司 瑞の御霊の御... | 1026 |
1027 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第9章 鷹宮殿〔1324〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...れだけ威力のあるものとは思はなかつた。ヤツパリ私は神力が足らなかつたのだなア。小人......から、天下の美人は此神力を見たならば、キツと惚れるであらう。さうなつた時は年の寄つ......三千世界に高姫位仕合せな者があらうか、ヤツパリ義理天上日の出神様のお蔭だなア』と小......り後に垂らした美人が立つてゐる。高姫はハツと驚き、心の中に思ふ様……ハハー、杢助さ......美人に打つてかかる。妖幻坊は高姫の手をグツと握り、『アハハハハ、オイ高ちやま、あれ......居ります。けれども、声がするばかりで、チツトも形を現はしませぬから、つまりませぬワ......りだ。コレ両人、こちらに用はないから、トツトと帰つて下さい。そして此城内には、高宮......い声を揃へて云ふかと思へば、光線の如くパツと室内に入り来り、右と左から高姫に飛び付... | 1027 |
1028 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第10章 女異呆醜〔1325〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...暗の世を 日の出の守護にしよと思や ヤツパリ日の出神様が 御用を致さにやなるま......。もしも高姫が夢を見てゐるのなら、夢とハツキリと云うて呉れ。あまり結構過ぎて本当に......祝ひ申す。高宮姫の肉体、御苦労で厶る。オツホホホホ、先づは目出度い、お目出度い。の......蛇殿、蟇殿、其他の連中、お喜び召され、アツハハハハ』 腹中より、『ア......ツハハハハ、イ......ツヒヒヒヒ、ク......ツハハハハ、ク......ツハハハハ、チツヒヒヒヒ』とガラクタ霊が勝... | 1028 |
1029 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第11章 乙女の遊〔1326〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...く楽しくはあるまいと満悦の折柄、ドアをパツと開いて足音高く入り来るは、六角の金色燦......のお姿が見えませぬと、何処とはなしに、ヤツパリ淋しう厶ります』『ア......ツハハハハハハ、さうするとヤ......ツパリ此高宮彦が恋しいと見えるのう。や、さ......如何で厶るか。それを承はりたいものだ、アツハハハハハ』『もし吾夫様、否吾君様、今と......わが恋の思ひに似て』と斯んな事を云つてスツカリ十八気分になり、ありし昔を追懐して其... | 1029 |
1030 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第12章 初花姫〔1327〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...五教の宣伝使で厶る』 高姫は、花の唇をパツと開き、媚びを呈し艶かしい声で、『アヽ、... | 1030 |
1031 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第13章 槍襖〔1328〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ツ=17 | ...事を囁きながら、奥へ奥へと進み入つた。パツと突き当つた所に観音開きの庫のやうなもの......した。一寸失礼致します』と、扉を開けてパツと姿を隠した。これは高姫の与へられた狸穴......もしもし』と肩を叩くものがある。二人はフツと目を醒ませば、机の上に見た事もない綺麗......厶います。然るに、大神様のお恵によつてスツカリ改心を致し、治国別様の長らくの御教訓......、片彦には秋子の顔が、浮いたやうに目にボツと映るのみである。ランチ、片彦両人は二人......たやうな声で呟いて居る。忽ち足許から、カツカ......ツカ......ツと鋭利な鑿で岩を打ち砕くやうな音がしたか... | 1031 |
1032 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第14章 自惚鏡〔1329〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...たれて、うつら うつら居眠つてゐたが、パツと目を開き、『ああ其方は五月であつたか、......位な美人だからなア。私だつて、私の姿にゾツコン惚込んで了つた。併し自分の姿を見る訳......聞いたのだらう』高子『ホホホホ』宮子『フツフフフ』『エーエ、余り自分の姿に見とれて......につき添ひ、妖幻坊の居間へ進んで行く。ソツとドアを開いて中を伺ひ見れば、目もくらむ......妖幻坊を中心に取巻いてゐるので、俄にクワツと悋気の角を生やし、『これはこれは、高宮......云ひながら、四方八方を見まはし、舌をペロツと出して見せた。どの姿も此姿も同様に舌を......此姿も同様に舌をペロリと出す。『エー馬鹿ツ』と腮を前へ突き出して呶鳴ると、又一時に......で疑が晴れただらうな』『なる程、貴方はヤツパリ私が可愛いのですな、あれだけ沢山の女... | 1032 |
1033 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第15章 餅の皮〔1330〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ツ=32 | ...をぬぐ筈だが、マ一度自分の盛装した姿をトツクリと見てからでなくては惜しいと思つたか......らでなくては惜しいと思つたか、鏡の前にスツクと立ち「ウーン」と云つたきり、わが姿に......で、上へ出る息が裏門へ破裂し「ブブブブーツ」と法螺貝を吹いた。宮子はビ......ツクリして「クスクス」と鼻を鳴らせながら、......回や八回は出るかも知れないから、其時はキツトお前さまがあやまるのだよ』『それでも私......外へ遊びにいつて来ておくれ、お母さまはチツトばかり、内証の用があるから』『ヘヘヘヘ......ませ』『エー、いらぬ事を云ひなさるな、トツトとお行きんか』『ハーイ』とワザと怖さう......た。『あああ、何とマア、見れば見る程、フツクリとした頬べた、それに紅うつりのよい唇... | 1033 |
1034 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第16章 暗闘〔1331〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...走つて来た時の動悸はまだ止まず、痛みはチツとも軽減してゐないし、汗も乾いてをらぬ。......も、これだけ暗い夜さはないぢやないか。ヤツパリ怪志の森だな』徳『ウーン、俺もまだ半......』徳『ウーン、俺もまだ半眠半醒状態で、トツクリ寝られないワ。何だか胸がドキドキして......て仕方がない。モシ高姫さま、杢助さま、チツと起きて下さいな、ああ首筋元がゾクゾクと......ました。あああ、返辞をして下さらぬぞ、ヤツパリ御両人さまも草臥れて寝て厶ると見える......を、又強者に掠奪されて了ふと云ふのは、ヤツパリ未来の何処かの外交手腕が映つてゐるの......からな、ハハハハハ』 お菊は二人の話をスツカリ聞いて了つた。そして高姫、杢助の両人......、恨めしやなア、初公、徳公の両人に頭をコツかれ、ブンブン玉をボツたくられ、其上命ま... | 1034 |
1035 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第17章 狸相撲〔1332〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...一生懸命になつて、わき目もふらず、何かブツブ......ツ言ひながら竹筒につめてゐる。初『オイ、高......ろとしてゐる。しまひには萱の刈つた奴をドツサリ抱へて来て、高姫の身体を包んで、一度......抱へて来て、高姫の身体を包んで、一度にドツと火をつけた。高姫は火焔の中に包まれて、......オイ徳、ここらで清水が湧いてをつたら、トツクリと洗うて、眉毛に唾をつけ、此憎くき狸......木の下あたり、行つて見ようぢやないか。キツと椿の木のある所にや溜池のあるものだ。 ......証覚の優れた者の居る所だ。さうすると、ヤツパリ俺は東の大関と惟神的にきまつてゐる…......角裸になつたのだ。武士が刀を抜いたら、キツト血を見なくちやをさまらぬと同様に、力士... | 1035 |
1036 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第18章 糞奴使〔1333〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...れば変るものだな。僅か四ケ月以前にはバラツク式の陣営が沢山に建て並べられてあつたが......か間近の方から人声が聞えて来る。ガリヤはツと立つて人声を当に月に透かしながら探り寄......何処の奴か知らぬが、弱相撲、貴様だつてヤツパリ騙されて居つたのだよ』裸の三『馬鹿云......何うしても解せぬ男だらう。酒を飲めばグレツく事は天下の名人だ。小北山の初公と云ふよ......ハ』初『エヘヘヘヘ』徳『臭い臭い臭い、ウツフフフフ、糞面白うもない。糞にされて了つ... | 1036 |
1037 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第20章 狸姫〔1335〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...らざる威厳が備はつてゐる。四人は思はずハツと頭を下げ敬意を表した。美人は一脚の空椅... | 1037 |
1038 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第21章 夢物語〔1336〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...まで行くか分りやしないぞ。サア一イ二ウ三ツだ』 三人は、『ようし、一イ二ウ三......ツ』 ぽいと飛んだ……と思へば元の所にテー......れてからこれだけ肝を潰した事はないわ。ヤツパリ狸の奴、魅みやがつたと見えるな。こり......す』 斯く話して居ると、円いテーブルがヌツと狸のやうな顔を出し、みるみる中に荒い毛......熱い火のやうな息を吹きかくる。『アアアアツア......ツア......ツ』と云ひながら、一足にても逃れむと藻掻い......に蒼味だつた泉水がある。四人は一イ二ウ三ツで曲玉型の泉水に身を躍らせて飛び込んだ。... | 1038 |
1039 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...祈るも〈第19章(初)〉三五の玉〔その三〕ツの玉金剛不壊如意の宝珠は伊都能売の ...... 善言美詞の言霊の幸〈巻末(初)〉五ツの玉紫の麻邇の宝珠は高砂の 尉と姥... | 1039 |
1040 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第3章 楽屋内〔1339〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...破する 此首途ぞ勇ましき 「ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ」 そろそろ坂がきつなつた サ......が 出現したる場所ぞかし 「ウントコドツコイ」やつて来い 今度は俺は大丈夫 百......めに 一心不乱に走り行く 「ウントコドツコイ、ヤ......ツトコシヨ」 サールの司何してる 何程お......して何故早く お先へ失敬せなんだか ヤツパリ智慧のない奴の する事ア何処かに間......まつる』 サールは又歌ふ。『「ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ」 何時来て見ても此坂は 行歩... | 1040 |
1041 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第4章 俄狂言〔1340〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...生懸命に茲を先途と踊り狂うたのだから、ビツシヨリ汗に濡れ、何とも形容の出来ぬ化物面......ぬよ。旅のお方が貴方等のお顔を見たら、キツト吃驚せられますからなア』イク『イヤモウ......は懐に用意して置いた腰帯を樫の木の梢にパツと手早く引つかけ、顎を吊つてプリンプリン......つて啼く。初稚姫は手早くブラ下つた体をグツと抱へ、五寸ばかり持ちあげて二人とも救ひ... | 1041 |
1042 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第5章 森の怪〔1341〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ツ=24 | ...てると口癖のやうに云ふ奴は、こんな時にビツクリして、ビクビクもので逃げ失せるものだ......ルのだ。俺だつて本当の獅子や熊になら、チツとは驚くか知らぬが、何と云つても化獅子や......早く早く』と二人は体を清め、顔の白黒をスツカリ落し、宣伝歌を歌ひながら荒野ケ原を渉......隊 用意の細帯取り出して 堅木の枝にパツとかけ プリンプリンとブラ下る 其苦し......観念したる折柄に 初稚姫に助けられ ヤツト気がつきや、あら不思議 思ひがけなき......てゐたのである。両人は十間ばかり近寄つてツと立止まり、『おい、サール、妙ぢやないか......から屁でもないわ』と云ひながら嬉しさうにツカ......ツカと側へ寄つた。何程妖怪が怖い顔して嚇さ... | 1042 |
1043 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第6章 梟の笑〔1342〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...にや、何とした馬鹿な奴だ、情ない男だとキツト思はれたに違ひないぞ。人の姿見て吾姿直......霞と逃げ出した。サールはイクを抱起し、ブツブ......ツ小言を言ひながら、兎も角も小北山の聖場に......りと取られたなア、ホー、ホー、ホー助、アツポー ア......ツポー』と啼いて居る。(大正一二・一・二九... | 1043 |
1044 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第7章 玉返志〔1343〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...廻るばかりの多忙を極めて居つた。お菊はホツと持て余し、体は縄のやうになつて、チ......ツとばかり愚痴り出した。『あああ、受付と云......なつたものだから、松姫さまは忙しいのでチツとも手伝うては下さらず、お千代さまもお宮......真赤に染めてゐる。私だつて生物だから、チツとは休養もせなくちや叶ふまい』と独言を言......なくちや叶ふまい』と独言を言ひながら、グツと眠つて了つた。そこへ、六十許りの爺が十......来ますまいかなア』 居眠つてゐたお菊はフツと目をさまし、『ウニヤ ウニヤ ウニヤ ......らしてゐた。お千代は之を見て、『受付はサツパリ空屋だ。どれ暫く私が代理を勤めておか......を歌うてポンポンと二つ叩いた拍子に、クワツと音がして飛出したのは鯛の骨でもなく、直... | 1044 |
1045 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第8章 巡拝〔1344〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...のです』サール『オイ、イク州、どうだ。ヤツパリ宝の独占は許されまいがな。貴様が自分... | 1045 |
1046 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第9章 黄泉帰〔1345〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...擲したきり姿を晦まし、貴方はその時からチツとも性念がなかつたのですよ。毎日日日囈言......は来ませぬよ。大方夢でも見たのでせう。チツと確りなさいませ。一旦貴方は死んで居たの......さまやお菊さま其他の方々の声であつた。ハツと思うたら又目が見えなくなりました』と惜......てある妻子のことや、知己朋友の事などもスツカリ忘れてゐた。只神に関する知識のみ益々......ぬ。又吾々も申し上げる事は出来ない』とキツパリ答へた。これはまだ現界へ帰るべき因縁... | 1046 |
1047 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第11章 千代の菊〔1347〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ... 皇大神の御光に 曲の心を照破され アツと驚く其途端 断岩上より墜落し 二人は... | 1047 |
1048 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第12章 盲縞〔1348〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...を着て居ると思へば、盲縞の被衣を着たりパツチをはいてるぢやないか、さうすると矢張り......いか、そんなことで盲を脅かさうなんて、チツと過分ぢやないか』『何だか、お前に会うて......貴様の様な奴を道連れにしようものなら、チツとも安心するこたア出来やしない。送り狼と......ふのだ。貴様の上着を一枚所望するから、キツパリと俺に渡せ、裸で道中はならぬからのう......がついてゐるとザマが悪いワ』『ハハア、ヤツパリ貴様は偽善者だな。餓鬼虫ケラまで助け......、何うしてもインフエルノ行きの代物だ、エツヘヘヘヘ、実は地獄界から貴様を迎へに来た......だ。燕雀何ぞ大鵬の志を知らむや、そこのけツ』と杖を以て四辺の芝草をメ......ツタ矢鱈にしばき倒しながら、トントンと登り... | 1048 |
1049 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第13章 黒長姫〔1349〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...な。そしてお前等は泥棒商売と見えるが、チツと儲かりますかな』『ヤアもう不景気風が八......魔になると、一生の不利益だからのう』『ヤツパリお前は利己主義だな。幽界へ来ても自愛......で改心をして俺のお供をしたら何うだい、キツと天国へつれて行つてやるがなア』乙『オイ......では、頭に戴いた所で、統一が出来ない、ヤツパリ大原さまのやうな、大悪盗でないと、コ......がよからうぞ。併し此関所は天引峠の二度ビツクリといふのだから、一つ吃驚せなくちや通......ら、一つ吃驚せなくちや通過は出来ない。ビツクリ箱の蓋があくぞよと、いつも現界で云う......文助は斯う見えても、神様から、重大なるメツセージを受けてゐるのだから、汝等如き泥棒......ら、汝等如き泥棒の容喙は許さないのだ。エツヘツヘヘヘ』と細い目に皺をよせ、笑ひなが... | 1049 |
1050 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第14章 天賊〔1350〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...ものか水中へは襲うて来なかつた。文助はヤツと蛇の難を遁れ一息したと思へば、此沼を渡......ちの先祖や知己を迷はしてくれたお礼だ、チツタ苦しうても辛抱せい。これから暫く此沼の......いえないワ、のう熊八、テル、ヨク、七、ヨツ、賢太郎、権州、さうぢやないか。お富、お......さうぢやないか。お富、お竹、お夏貴様もチツと来い、此奴の為には被害者だ』といふや否......奴の為には被害者だ』といふや否や、「ワーツ」と蜂の巣を破つたやうな声を出して、水面......、これから先、気をつけたがよからうぞ。キツと自分の神力で祖先の霊や人の病気が助かる......衢において会ふかも知れない、それまでにチツと心を直しておくがよからう』と言ふより早... | 1050 |
1051 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第15章 千引岩〔1351〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...構な話をしてくれたが、併しながら其話はスツカリ霊界へ来て見ると、間違ひだらけで、サ......カリ霊界へ来て見ると、間違ひだらけで、サツパリ方角が分らぬやうになり、今日で十年の......不足を聞かされ、たまつたものぢやない。ヤツパリ私の言ふ事は違うて居つたのかなア』『......を致して居るのだ。お前の娘、息子だつてヤツパリお前の脱線した教を聞いてゐたものだか......が強いから、肝腎の神様の教は伝はらず、ヤツパリお前の我ばかりで、人を導いて来たのだ......。文助は思はず神の言葉のやうに思はれてハツと首を下げ、感謝の涙にくれてゐる。忽ちあ......、感謝の涙にくれてゐる。忽ちあたりがクワツと明るくなつたと思へば、竜助は大火団とな... | 1051 |
1052 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第16章 水車〔1352〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...んな処で斯様な事をして居られますのか。チツとも合点が行きませぬ』『ここはお前の目で......よ』『ここは水車小屋では厶りませぬか。ヤツパリ霊界に於ても現界同様に水車小屋がある......様のために霊を研いて居るのだ』とばかりワツと泣き伏す。文助は父母の恩の何処迄も限り......はれた。之は初稚姫の聖霊である。親子はハツと頭を下げ、『何れのエンゼルか存じませぬ... | 1052 |
1053 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第17章 飴屋〔1353〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...。 赤の守衛は、余り頑強の飴屋の態度にグツト目を剥き、『これ飴屋、これ程事を分けて... | 1053 |
1054 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第18章 臭風〔1354〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ツ=26 | ...を撮んで、息も塞ぐばかりに苦んでゐた。サツと吹来る一陣の風に、四辺の臭気はス......ツカリ払拭された。ガリヤ『あああ、エライ目......だ。退却は断じてやらない。退却の後にはキツト追撃が伴ふものだ。宣教師の後には必ず大......なつて慄うてゐる。ケースは矢庭に胸倉をグツと取り、押入から引張り出して、『コラあま......なり、臭い臭い息が出ますのよ。それでもヤツパリ屁ではないと思うて、ゴミを濁して居り......仕方なしに平助さまの着物を尻につめて、ヤツトの事で屁口をとめました。そした所が、俄......婆さまが、風の抵抗力が取れたとみえ、パタツと鼠がおちたやうに、座敷の真ん中にふん伸......たよ。ホホホホ、余りのことで、吾ながらケツが呆れて雪隠は踊る、音はポンポンとするの... | 1054 |
1055 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第20章 険学〔1356〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...出した。妖幻坊は大口をあけて高笑ひ、『アツハハハハ、叩くな叩くな、へらず口を叩いて......の如何に荘厳優美にして且華美なるかを、チツとは研究したがよからうぞ。何事も見学の為......以下一同、御世話になりませう』と口ではキツパリ言ひ放つたものの、心の中で思ふやう、......方の方から甘く騙されたやうな風を装ひ、スツカリ様子を考へた上、三五教の神力に帰順さ......と腹の中できめてゐたが、ケース他二人はスツカリ降参つて了ひ、そして此中に初稚姫の婿......き者があると云つたのは誰であらうか、ヒヨツトしたら俺であるまいかなどと、互にニコニ......つく、獣先生にはよい対象だ、ハハハハ、ヤツパリ霊相応かな』と呟いた。されど妖幻坊も... | 1055 |
1056 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第21章 狸妻〔1357〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...まだよ。そして高宮姫はかう若く見えてもヤツパリ高姫だよ。お前が取つて来てくれた曲輪......りにした上、石をぶつかけて逃げるとは、チツとひどいですな。初は恨んで居ましたよ』『......ハ、喜んで居るのか不足を云つてるのか、チツとも訳が分らぬぢやないか。怪体な挨拶だな......います』『両方といふ訳には行きませぬ。ヤツパリ貴方は右守を勤めて下さい。就いては右......を左守、右守の職名の附属物にするとは、チツと変なものですな。これだけは自由結婚にし......ヒ』徳『オイ初公、ケース、徳と考へりやチツとここは怪しいぞ。又狸につままれて、ドブ......見えるやうですな。かう見えて居つても、ヤツパリ狸の巣窟かも知れませぬで』ガリヤ『ナ......り来り、『アレマア姉さま、色男の独占はチツと残酷ですワ。私も徳さまの女房になります... | 1056 |
1057 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第22章 空走〔1358〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...が、私は人の耳にかぶりついたり、○玉にキツスするやうな化女は嫌ですよ。徳は何うなり......喰ひつかうとした。ガリヤはサベルの腕をグツと握つてみれば、象牙細工のやうな光つた腕......の手であつた。ガリヤは全身の力を籠めてグツと握り、チ......ツとも放さぬ。サベルは忽ち正体を現はし、古......もケースさまが好きです。そして初さまもヤツパリ好きですワ』『エヘヘヘヘ、オイ初公、......すワ』『エヘヘヘヘ、オイ初公、どうだ、ヤツパリ、ケースのものだらう。貴様は宮野姫で......ースさまが好きですよ。そして初さまも、ヤツパリ好きですワ、宮野は二人を夫に持ちます......い男に、親の奴、生みやがつたのだらう。チツと子の迷惑も考へて製造すると可いのだけれ... | 1057 |
1058 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第23章 盲動〔1359〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...ゐた。そこへやつて来たのは、顔に白粉をベツタリとつけた、高慢さうな面付をした婆アで......人、時置師の神様を何処へ隠したか。サ、キツパリと白状しなさい。グヅグヅ致すと、天の......れ』赤『高姫、まだ其方がここへ来るのはチツと早い。これから現界へ帰り、充分に狂態振......が分るであらう。事務の妨げとなるから、トツトと此処を立ち去れ』『ヘン、赤さまは、私......悪いでせう。ハハア、ここは案に違はず、ヤツパリ三五教の門口だな。時置師の神様を、う......んな事を言ふものぢやありませぬ。ササ、トツトと帰りなさい。そして三五教にお詫をして......目が悪いから、夢でも見て居るのだらう。チツと確りしなさらぬかいな』と横面をピシヤピ......ヤピシヤと撲りつけた。文助は少しばかりムツとして、『コリヤ高姫、これだけ事を分けて... | 1058 |
1059 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第24章 応対盗〔1360〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ツ=10 | ...の中は素盞嗚尊の悪神の為に、天の岩戸はピツタリとしまつて、悪魔は天下に横行し、魑魅......まで成り下り、今度世に上げて貰うても、ヤツパリ我が強いので、御大望の邪魔になるばか......使ひなされたなれど、此大将軍様の肉宮はチツとも間に合はぬによつて、三五教の三羽烏と......きなされ。八岐大蛇も金毛九尾の悪神も、グツと肚へ締め込んで改心をさせるのが、日の出......て結構な御用に使ふぞや』 群集の中よりヌツと顔を出したのは、お年であつた。お年は高......つた。お年は高姫の前に進み寄り、其手をグツと握り、『モシ高姫様、父が生前に御世話に......敬助と申します』『どつか具合が悪いか、チツと顔色が悪いぢやないか』『何だか、停車場......、私の胸に行当つたものがある。其際に、ハツと思つたと思へば、いつの間にか斯様な所へ... | 1059 |
1060 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第25章 恋愛観〔1361〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...けて上げるぞや』 赤の守衛は高姫の手をグツと握り、『こりや高姫、帰れといつたら帰ら......ま、何程怖い顔して此守衛が睨んだ処で、チツとも驚くに及びませぬよ。然し此高姫の申す......す事が分らねば駄目ですよ。おい赤さま、チツとお前も高姫の云ふ事を真面目に聞いたら如......の守衛は煩さくなつたと見え、高姫の手をグツと後へまはし、傍の梧桐の木に縛りつけて了......助さまの厶る門内へ入れと云ひよつたな。ヤツパリ高姫さまには敵ふまいがな、オホホホホ......いものだな』赤『エー、グヅグヅ申さずとトツトと這入れ』『ホホホホ、這入りますわいな......があるなら後から云へ」……何吐すのだ。チツと身分を考へたら如何だい、オ......ツホン』と女に似合はず大手を振り、大股に歩... | 1060 |
1061 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第26章 姑根性〔1362〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...しき衣類を与へ、不思議なる霊光に二人をパツと包み、微妙の音楽を奏しながら東をさして......うな死損ひの阿婆摺れ女がやつて来ては、サツパリ関所守も手古摺らざるを得ないワ。それ......に困つたものですなア。サアこれから又、ボツボ......ツ調べねばなりますまい』と云ひながら、白は......人を別に寝かせ、自分等二人が抱き合つてグツスリ寝て居るぢやありませぬか。自分の大事......こで息子の孝助に、親の気に入らぬ女房はトツトと追ひ出せと申した所、孝助の云ひますの......御覧なさい。お前さまは役人とみえるが、チツとは老人の贔屓もして、嫁を叱つて下さつた......の深い婆だなア。貴様のやうな悪垂れ婆はキツと地獄行きだらう。さア、キリキリとこの門... | 1061 |
1062 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第27章 胎蔵〔1363〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...さいませ。私はこれより審判に参ります』とツイと立つて廊下を伝ひ審判廷に行く。杢助は......ンを曳き来らしめ、ヒラリと背に跨り、ウーツとライオンの一声辺りを轟かせながら、一目... | 1062 |
1063 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ... 名を高砂の神遊びせむ〈第13章(初)〉ツ五......ツの二柱神睦まじく 世を守ります時は... | 1063 |
1064 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...も之を説くの必要があらうと思ふ。何程シカツメらしい文章や言葉でも、今日迄に世間に知... | 1064 |
1065 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...独逸の西南及西北に亘る各地点を占領し、オツフエンベルヒ及アンテムワイアールに来た。... | 1065 |
1066 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第1章 春菜草〔1364〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...自在天様は、御立腹遊ばさないだらうか、チツト考へねばなるまいぞ』甲『馬鹿だなア、貴......磨きをしてゐると吐したが、貴様だつて、ヤツパリ靴磨きだないか、どこに高下勝劣がある......陳腐な言説は最早今日には通用しないぞ。チツト脳味噌の詰替をせなくちや、いつも人後に......ぬ、社会の廃物となるより道はなからう、フツフフフ』丙『俺はモウこんな悪虐無道な思想......お暇を頂いて、隠君子を気取らないのか。ヤツパリ貴様も口先計りの人間だ。本当に貴様の......のやうな半永久的な陣屋を造る筈がない。キツと持久戦をやる心算だらうよ。何程敵が強い......聞けばさうかも知れぬのう。オイ丙の奴、チツと頭を改良して、ここ一年許り辛抱したらど......ぐ如き勢で進んで来るといふことだから、キツとビクトル山へも押寄せて来るに違ひない。... | 1066 |
1067 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第2章 蜉蝣〔1365〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 45 件/ツ=45 | ...かむとするに立到つた。 左守神のキユービツトは極めて忠実な老臣であり、王の為に苦心......守らむとしてゐた。之に反して右守神のベルツは奸侫邪智の曲者にして、ヒルナ姫に取入り......暴振を発揮してゐた。ヒルナ姫の意見はベルツの意見であり、ベル......ツのすべての画策は、すべて、ヒルナ姫の口に......て伝へられてゐた。そして左守神のキユービツトにはヱクスといふ忠良な家令があり、右守......ヱクスといふ忠良な家令があり、右守のベルツにはシエールといふ奸悪な家令があつて、主......国を占領せむと日夜肝胆を砕いてゐた。ベルツはシエールを吾居間に招き、一間を密閉して......閉してヒソビソと協議を凝らしてゐる。ベルツ『オイ、シエール、どうだらうな、ヒルナ姫... | 1067 |
1068 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第3章 軟文学〔1366〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...圧に努むる職掌であつた。左守司のキユービツトは、家令のヱクスと共に密談を凝らしてゐ......に妙な議論をまくし立て、国家の事などはチツトも念頭において厶らぬのだから、困つた事......な無粋な忠義一途のヱクスが、古い頭をニユツと突出して、糊つけ物のバチバチを着たやう......バチを着たやうな四角張つたスタイルで、ソツと襖を引あけ、ヱクス『ハイ、御免下さいま......、一生懸命に結婚制度史の上に目を注ぎ、ゲツティング・マリドだとか、フヰジオロヂー・......ヱクス『モーシ、ハルナ様』と呼はる声にハツと気がつき、慌てて結婚制度史を机の引出し......読してゐられましたのでせう』 ハルナはハツとし乍ら、首を左右に振り、ハルナ『アアイ......ぬ、余り面白いものですから、お父上に、ソツとお見せ申しました所、此様な軟文学は汚ら... | 1068 |
1069 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第4章 蜜語〔1367〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ツ=21 | ...折しも顔容 いと美はしき右守の司 ベルツ司が忠実かに 何くれとなく妾が身を 守...... 社稷危くなりつれど 左守司のキユービツト 彼が頑迷不霊より 時代思想に逆行し......の世の中よ 時代に目醒めし右守司 ベルツの司は逸早く 妾が心を汲み取りて 古き......役員に導かれて、参上したのは右守司のベルツであつた。ベル......ツは主人気取りで、さも横柄に入り来り、三人......も横柄に入り来り、三人の役員に向ひ、ベルツ『ヤア、御苦労で厶つた。少時国政上の事に......』と三人は其場を立去つた。そして三人はソツと次の間に姿を隠して、二人の談話を一言も......も洩らさじと聞耳立ててゐた。之はラム、リツト、ベールといふ城内の属官である。そして... | 1069 |
1070 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第5章 愛縁〔1368〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ... ヒルナ姫の急使によつて左守司キユービツトは倉皇として衣紋を整へ恭しく伺候した。......衣紋を整へ恭しく伺候した。左守『キユービツトがお招きによつて急ぎ参上仕りました。御......すれば有難う存じます』ヒルナ姫『キユービツト、其方に折入つて急に相談致したい事があ......乍ら、ヒルナ姫『あ、之にて両家の縺れもスツパリと和解するだらう。刹帝利様は七十路を... | 1070 |
1071 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第6章 気縁〔1369〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...婚問題に越したものは厶いますまい。妾はホツト息をついた様な次第で厶います』刹帝利『... | 1071 |
1072 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第7章 比翼〔1370〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ... 左守の司キユービツトの館に於ては、右守の司の妹カルナ姫と其......て、両人の結婚を祝した。左守司のキユービツトは嬉しさに堪へず、手を拍つて歌ひ出した......命のはからひで 誉も高き右守の司 ベルツの君の御妹 カルナの姫を子に持ちて 伜......留まりまして神業に 参加せられよキユービツトが 心を籠めて頼み入る 朝日は照ると... | 1072 |
1073 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第8章 連理〔1371〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...は又歌ふ。『右守の司と現れませる ベルツの司の家令職 シエールが此処に赤心を ......権を握ります ビクの御国の権力者 ベルツの君の其威勢 朝日の如く輝きて 飛ぶ鳥......如く輝きて 飛ぶ鳥さへも落すよな ベルツの司の妹君 カルナの姫を貰ひうけ 女房... | 1073 |
1074 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第9章 蛙の腸〔1372〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ツ=10 | ...の司兼宣伝使たるタルマン及左守のキユービツト、右守のベル......ツ、ハルナ、カルナ姫の七人が列を正し、左守......う』と非常に喜んで挨拶を返した。左守はハツと許りに差俯き、嬉し涙に暮れて居る。右守......れた者、恐れ乍ら吾君にお還し申す理由はチツとも認め申さぬ』と気色ばんで息を喘ませ、......思ひ切つて宣示した。 右守はタルマンをハツタと睨み、『名のみあつて実力なき其方の言......何です』右守『女童の容喙する所でない、スツ込み居らう。某の理想が出現する迄は軍隊の......は最早夫の家が大切で厶います』右守『ヨシツ、よう言つた、其言葉を待つてゐたのだ。今......国力発展の目的を妨害するには忍びない。キツパリ暇をつかはすツ』と呶鳴りつけた。ハル... | 1074 |
1075 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第10章 女丈夫〔1373〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...早く立出でむとする、右守はカルナの手をグツと握り、目を怒らして、『コレヤ妹、女の分......手にて懐剣の鞘を払ひ、右守の二の腕をグサツと突き刺せば、パ......ツと散る血潮と痛さに驚いて手を放したり。カ......つるかと思ひきや、刀を座敷に投げ捨て、ドツカと坐し、両手を組み、涙をハラハラと流し... | 1075 |
1076 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第11章 艶兵〔1374〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ツ=21 | ...地に城内を襲ひ、ハルナの指揮する軍隊を片ツ端から斬りちらし、薙倒した。城内の味方は......数創を蒙り、無念の歯を食ひしばり乍ら、ドツと倒れた。シヤムは部下に命じ、高手小手に......阿修羅王の如き勢にて進み入り、右守のベルツを苦もなく捕縛し、之れ又ハルナを投込んだ......中に繋いでおいた。ビクトリヤ王、キユービツトは弓に矢をつがへ、よせ来る敵を七八人倒......、よせ来る敵を七八人倒した。王の弓弦はプツ......ツと切れた、最早運命之れ迄なりと、短刀を引......の美貌を熟視し、首を傾け舌をまき乍ら、ウツトリとして見とれてゐる。 暫くあつてスパ......士にあるまじき其方の所業、汚らはしい、トツトと持ち帰れ』マルタ『ヘー、貴方は日頃の... | 1076 |
1077 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第12章 鬼の恋〔1375〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...致すがよい、かう見えても拙者は沈勇だ。ハツハハハ』カルナ姫『ああさうで厶いましたか......『ああさうで厶いましたか、それを聞いてヤツと安心致しました、然らば貴方様と夫婦たる......しませう。ねえ久米彦将軍様』 鬼春別はムツとした顔で又もや怒り出し、鬼春別『いかに......る拙者の将軍職を褫奪せんとなさるるか、チツとは僣越で厶らうぞや。そんな乱暴な御命令......の下に左右する権能があるのだからなア、ワツハハハハ』カルナ姫『成程貴方は本当に好も......なア』 鬼春別、久米彦はカルナの美貌にゾツコン心を盪かしてゐた。カルナの精神を測り......、最早後顧の患は厶いませぬ。何卒此女をトツクリお調べ遊ばして、よきに御処分を願ひま......ひます』と慇懃に述べた。鬼春別は此声にハツとして、女の面を見れば、カルナ姫に優る数... | 1077 |
1078 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第13章 醜嵐〔1376〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...ハハハ、えらい……もう気を揉ませました。ツイ煽てが真剣になつて、埒ちもない事だつた......で厶います』鬼春別『又後ほど久米彦殿とトツクリ協議を致し、その意見を承はつた上、久......フィランダラーで厶いますな。妾の方からキツパリお断りを申し、フオーム・ウエーゼン・......。此様子を見るよりエミシは久米彦の手をグツと握り、エミシ『将軍殿、相手は女で厶るぞ......り、エミシ『将軍殿、相手は女で厶るぞ。チツトおたしなみなさい』 久米彦は『ウーン』......を抜かうとなさる其卑怯さ、未練さ、妾はゾツコン嫌になつてしまひました。ホホホホホ、......女だな。女は嫉妬に大事を洩らすとやら。チツトは心得たが宜からうぞや。嫉妬程女の徳を......、直に得意の色を満面に漲らし、久米彦『エツヘヘヘヘ、ヒルナ姫殿、拙者も将軍の一人、... | 1078 |
1079 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第14章 女の力〔1377〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...厶いますからな、どうかして自分の意志とピツタリ合つた男と添ひたいものと、現代の女は......い、これも天下万民の為だ』 カルナ姫はハツと驚いたやうな振りをしてウンと仰向けに倒......でも構はないから云つて見よ』カルナ姫『キツトお気にさへて下さいますなや、夢で厶いま... | 1079 |
1080 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第15章 白熱化〔1378〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...。妾貴方の身体を頭の先から爪の先まで、スツカリ食つて見たい様な気がいたしますわ』鬼......ても既に既に精神的にはお前に肉体も魂もスツカリ食はれて居るぢやないか。何と猛烈な恋......分りましただらうね』鬼春別『ウーン、オコツク海の底よりも未だ深い様だなア。到底測定......姫『さうでせう。妾の恋は真剣ですよ。オコツク海の底は未だ愚か、竜宮海のドン底迄届い......が憎らしうなつて来ました』と云ひ乍ら、グツト鼻を捻る。鬼春別は鼻声になり、鬼春別『......福では御気には召しますまい』と頤の髯をグツと握つてチヨイチヨイとしやくつた。鬼春別......てチヨイチヨイとしやくつた。鬼春別『アイツタタタタ、マア待つてくれ、さう熱愛されて......タ、マア待つてくれ、さう熱愛されては、イツカナ好色男子も往生だ。何とマア猛烈な恋慕... | 1080 |
1081 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第16章 暗示〔1379〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 46 件/ツ=46 | ...と盃をさす。鬼春別は毛だらけの太い手をヌツと出し、盃を前に突出し、刹帝利の手よりナ......し、刹帝利の手よりナミナミとつがれて、グツと呑み干し、鬼春別『イヤもう結構な酒で厶......拙者の盃を一杯受取り下され』と無雑作にグツと突出す。刹帝利は、斯様な猫を被つた豺狼......イヤ早戦捷の勇士の盃をお受けになれば、チツトはあやかつて貴方も豪傑になるでせう。ア......居れ共、どこともなしに最愛の妻カルナにソツクリだ。そして時々自分の方へ視線を向ける......と酒をつがれ、団栗目をむき乍ら大盃からグツと呑み干し、久米彦『拙者は刹帝利殿に盃を......時には、随分ベラベラと喋つたでないか、チツとあの時の元気を、こんな席で出して貰ひた......事仰有ると鬚をむしりますよ』と腮の鬚をグツと握つて、三つ四つしやくつてみた。鬼春別... | 1081 |
1082 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第17章 奉還状〔1380〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...らう。さすれば此際右守殿の兵馬の権を、スツパリと刹帝利様に奉還なさるが可からうと存......方も一片の赤心あらば、此際罪を陳謝し、スツパリと兵馬の権を、王様にお還しめされ』 ......は保たれますまい。左守殿は老齢の事とてチツと計り耄碌遊ばしたなア』左守『邪智侫弁を......汝等に異存は無いか』 タルマン、左守はハツと頭を下げ、左守『吾々は此事あらしめむと......印を押して貰ひませう』 右守は此言葉にハツと当惑し、……奉還状を書いたが最後、自分......体に向けた。流石の右守も之には辟易し、サツと面色を変へ、唇を慄はせ乍ら、右守『イヤ......れなく候也。 年月日 右守、ベルツと記してある。左守は口をへの字にまげ、改......認めざる得ない。傲慢不遜の言詞を改め、キツパリと男らしく、直様奉還致す様お書替へな... | 1082 |
1083 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第18章 八当狸〔1381〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ツ=13 | ... 右守司のベルツは不機嫌な顔して、入口に並べてあつた箒や......機嫌な顔して、入口に並べてあつた箒やバケツを蹴り倒し、はね飛ばし乍ら玄関から上つて......りも荒々しく奥の間に入つて、右守『コラーツ、何奴も此奴も一寸来い』と呶鳴り立てた。......なかつた。右守『何奴も此奴も、此処へ来いツ』 七八人の男女は恐る恐る側により、 『......のを、右守『エーエ、煩さい、そつちへ行けツ』と叱り飛ばし、側にあつた火鉢をポンとぶ......女は驚いて逃げようとするのを見て、又ベルツは、右守『コリヤ、どこへ行く、主人の許し......許しを受けずに勝手に動くといふ事があるかツ』 『ハイハイ』『ヘイヘイ』と一同は跼ん......鳴る。止むを得ず一同は顔を上げた。右守はツト立つて、塵払を取り、右守『エエ刹帝利奴... | 1083 |
1084 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第19章 刺客〔1382〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ツ=23 | ...居れば大丈夫と安心すると共に、気が緩みグツタリとして、寝に就いた。ハルナは右守司の......長刀をスラリと抜いて刃を打眺め乍ら、ニタツと笑つてゐる。寝台の上にはビクトリヤ王が......も知らずに、安々と眠つてゐる。ハルナはスツと足音を忍ばせ、綱を以て男の後より首に引......守の家令シエールであつた。王もハルナもハツと驚き、少時主従は顔を見合せてゐた。ハル......せば却て敵の術中に陥るかも知れませぬ。ソツと、シエールを、仮令生き還つても動けない......せ、自分は何喰はぬ面にて、日が暮れてもジツと坐つてゐた。又カルナ姫は一時も早く恋し......つて、一刀の下に斬りつけむとした。此時ハツと目を醒まし、矢庭にカルナ姫は曲者の腕の......手に廻し、細紐を懐より出して縛り上げ、グツと頭を押へて動かせず、カルナ姫『将軍様、... | 1084 |
1085 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第20章 背進〔1383〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...様子を窺ひ報告いたせ』と下知すれば、『ハツ』と答へて両人は直に駒の用意をなし、蹄の......駒に跨り、紅裙隊を指揮して、群がる敵をアツと云はせてやりたいものですね』カルナ姫『......法螺貝の響ブーブーと聞えくる。鬼春別はつツ立ち上り、眼下を見渡せば、数百の軍隊、列......敗兵が逃亡して来たと見て取つた鬼春別はヤツと胸を撫でおろし、鬼春別『アハハハハ、久......ですから』 久米彦は又高欄より打眺め、ヤツと安心したものの如く、久米彦『アハハハハ......彦両将軍は三五教の宣伝使治国別の為に、スツカリ兜をぬぎ、今は軍隊を解散致し、自らは......うぢやありませぬか』 鬼春別も此報告にハツと驚いたが、ヒルナ姫の手前、余り卑怯な醜......其方も覚悟をして拙者に跟いて来るのだ。キツと心配は要らないよ』ヒルナ姫『それでも何... | 1085 |
1086 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第21章 軍議〔1384〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ツ=17 | ... 刹帝利を始め、タルマン、左守のキユービツトや新任の右守なるヱクスはハルナと共に、......どうして後添が持たれうものか、彼の心もチツとは汲取つてやらねばなるまいからのう』左......致したのは恰も虎を野に放つが如きもの、キツとベル......ツと牒し合せ、又何事か謀反を企むに相違厶ら......たカント及びエルに命じ、変装させて、ベルツの隠れてゐるといふキールの里へ入り込まし......入り込ましむる事とした。 話替つて、ベルツは三方山に包まれ、一方に大河を控へたキー......国防の大機関として蓄へあるのみ、万一ベルツ押寄せ来ると聞かば、何時反旗を掲げ、王に......れも誠忠無比の人物計りで厶いますれば、メツタに裏返る気遣ひはありませぬ。此ハルナは... | 1086 |
1087 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第22章 天祐〔1385〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...を十分に整へて敵の襲来を待つてゐた。ベルツ総指揮のもとに、シエール一隊を指揮し元帥......ぼし国民の塗炭の苦を救ふは今や此時とベルツの侫言に謬られ、農業をそつち除けにして迫......て迫り来る其勢、破竹の如くであつた。ベルツは先づ騎馬にて表門に向ひ大音声に呼ばはつ......て表門に向ひ大音声に呼ばはつて云ふ、ベルツ『民軍の総大将ベル......ツ将軍、五万の兵を率ゐて進み来れり。如何に......引いて息を凝らして待つてゐる。流石のベルツも城門固く容易に進み入れず、又あまりの敵......を揮ふ奴、陣中は漸く規律乱れて、中にはソツと夜陰に乗じ暗に紛れて逃げ行くものさへ出......山等に滞陣をなさるのです。妾は、それがチツとも腑に落ちませぬわ』久米彦『ウーン、エ... | 1087 |
1088 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第23章 純潔〔1386〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...る。左守『拙者は王に仕ふる左守司キユービツトで厶います。よくまアこの大難を神様と共...... 厭はざるらむ君のためには。 曲神のベルツの軍逃げ散りて いとも静けき城の中かな......、ヒルナ姫、カルナ姫であつた。二人はベルツの体を門内に卸し、守兵をして之を守らせ置......バラモン軍が退却して呉れたと思へば、ベルツ、シエールの両人、数千の兵をもつて吾城を......』ヒルナ姫『ハイお察しの通り敵の大将ベルツを生擒り、厳しく縛り連れ帰つて参りました......お手柄なさいましたねえ』刹帝利『何、ベルツを生擒にしたと申すか、何と偉い功名を現は......て 御側に近く仕へしが 右守の司のベルツ司が 心の中を計りかね 試めして見むと...... 其面ざしを調ぶれば 思ひがけなきベルツの軍君 何はともあれ駒に乗せ 帰らむも... | 1088 |
1089 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...自身が自由なる水脈である』とワルト・ホイツトマンは言つたことがある。瑞月王仁はこの......少しも意に介せない。否吾々はワルト・ホイツトマン氏の意志に賛するものである。神の著... | 1089 |
1090 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第1章 子宝〔1387〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ... 叛将ベルツに荒されし 見るかげもなきビクトリヤ ......く 治まりしこそ芽出たけれ。 叛将のベルツ及シエール其外の一派は国法に従ひ、反逆罪......夢を見たので、ビクトリヤ姫に向ひ、深夜ソツと五人の実子を殺さむ事を謀つた。そして…......て、胸に万斛の涙を湛へてゐた。それからソツと五人の男の子に父の決心を囁き、……一時......した、慌て調べて見れば女の子であつた。ヤツと安心して、ダイヤといふ名を付けた。ダイ......て照国ケ岳に猟師となり隠れて居ることをソツと物語つた。ダイヤ姫は之を聞くより五人の......親に隠れて尋ねて参りました』と云つて、ワツと許りに泣き伏した。オークスはよくよくダ......此葛籠に入れておいて、兄の行つた後で、何ツ処へ送つてやるから……』ダイヤ『何分宜し... | 1090 |
1091 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第2章 日出前〔1388〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...、召捕らへに来たのではあるまいか。之はウツカリ名乗る訳には行かぬ』と心を定め、妹の......卒私と一緒に城内までお帰り下さいませ。キツと貴方のお為に悪い事は致しませぬ』 ダイ......るや、猛り狂うた四人は身体痺れ、其場にドツト尻餅を搗いた。そして首計り振つてゐる。......子を細々と述べ立てた。四人は漸くにしてヤツと安心した。アール『それに間違なくば、吾......にみたと同様のモンクがやつて来ました。キツと間違ひありますまい。そんな事仰有らずに......ルナ姫とやら云ふハイエナ・イン・ベテコーツが扣へてゐるから、余程気をつけて帰らなく......ます。実の所はビクトリヤ城は右守司のベルツの為に殆ど落城せむとする間際に、吾師の君......ン・アウフ・ガンダの時刻に治国別の館にソツと帰り来たりける。(大正一二・二・二一 ... | 1091 |
1092 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第3章 懸引〔1389〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ツ=17 | ...湯浴みさせ、親切に洗うてやり、それからスツカリと鬚を剃りおとし、ホーフスから預つた......ヤンだなア、エヘヘヘ』松彦『オイ万公、ヤツパリお菊が恋しいか、困つた男だなア。それ......なる恋愛を制肘せられちや堪りませぬワ、キツと私のものですよ。貴方だつて、万公にやる......以て、私に媒介して下さるでせうなア。否キツと子弟を愛する慈悲深いお心から、周旋をし......つまり云へば拾ひ者ですワ。さうだから、キツと吾々がお迎へにいつた御褒美として、貴方......に仍つて、万公に与へると仰有るでせう。キツと抜目なく、先生、頼みますで……』ダイヤ......下さい。きつい山坂を荊を分けて往来し、ヤツと此処迄帰つたと思へば、三助をやらされる......炊事まで命ぜられる……といふのだから、チツと御推量下さつてもよささうなものですな』... | 1092 |
1093 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第4章 理妻〔1390〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ... 刹帝利ビクトリヤ王を始め、アーチ・ダツチエスのヒルナ姫はアールの帰つて来たのに......てゐた。刹帝利や左守右守が何程諫めてもチツとも聞入れなかつた。終には刹帝利も困り果......ルは立派な服を脱ぎすて、ホーレージ・キヤツプを頭に戴き、ベリースを被つて、城内を脱......財産も親から分けて貰つて居りますから、メツタに難儀はさせませぬ』アール『成程お前は......此処迄やつて来たのだ。併し、親の財産をスツカリ使ひ果し、おまけに生殖器病を煩ひ、体......せぬ。何卒私に世話をさして下さいませ。キツと貞節に仕へますから』 アールはハンナの......た。アールは其間に帯をといて、松の枝にパツとかけた。女は驚いて抱きとめようとする。......見逃す事が出来ませう』と剛力に任せて、グツと腰の辺りを抱きしめて放さぬ。アールは何... | 1093 |
1094 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第5章 万違〔1391〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...されませ』と入つて来たのは左守のキユービツトであつた。万公は此声に驚いて、万公『あ......結婚をするについては、別に地位も門閥もヘツタクレもあつたものぢやありますまい』左守......をりますが、時勢に目の醒めた女ならば、キツと恋愛結婚を以て最上の方法とするでせう。......したてられましたよ。私も其お説と弁舌にスツカリ共鳴致しました、実に姫様のお言葉には......に伴いて歩く訳には行きますまい。問題がスツカリ間違つてるのですからな』万公『問題が......帰つたのだから、人情の上から云つても、メツタに外へ嫁入をなさる筈がありますまい』左......ではありませぬが、ダイヤ姫様が私の手をグツと握つて細い目をし乍ら、お歌ひ遊ばした事......聞かして貰ひたいものです』万公『エー、キツと笑ひませぬか、……否立腹しちやなりませ... | 1094 |
1095 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第6章 執念〔1392〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ツ=17 | ...……何ともなしに芳ばしい言葉だ。そしてハツキリ分らぬけれど、体面だとか首陀だとか言......とか首陀だとか言ふ言葉が聞えたからは、ヤツパリ自分の事に違ひない。治国別さまも偉い......の事に違ひない。治国別さまも偉いワイ、ヤツパリ俺の贔屓をして下さる……と打ち喜び乍......の間にか忘れて了ひ、五寸許り襖をあけてヌツと顔を出した。されど四人は頭を一緒に鳩め......が覗いてるのに気がつかなかつた。万公はソツと竜彦の後ににじり寄り、俯いて作り声をし......も自分の目の前に万公の姿を見て、左守『オツホホホホ、万公さまが秘密会議の席上へおみ......何だか存じませぬが、ダイヤ姫さまが私にパツとのり憑り、こんな所へ引摺つて来たのです......守司を相手に大変吹いてゐたぢやないか。チツと心得て貰はぬと俺達の顔に係はるぢやない... | 1095 |
1096 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第7章 婚談〔1393〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...、恐ろしい事等が一度に出て来たので体がグツタリと弱り半病人の如き有様で、どこともな......となつてゐる。 かかる処へ左守のキユービツトは衣紋を繕ひ拝謁を乞うた。刹帝利は左守......』 刹帝利は左守の意外の注進に驚いて、ベツドを下り火鉢の前に端座し乍ら、刹帝『嗚呼......くてはなるまいぞや』 左守は案に相違しヤツと胸を撫で下ろし、左守『実の所は治国別様......だ。私も其覚悟はしてゐる。さア、之からソツと裏門から脱け出し、山林に入つてお前と簡......頑固な父に似ずよくまア開けたものだな。ヤツパリ之も時節の力だらう。併し乍らお前も一......く何処迄も跟いて参りませう』 左守司はヤツと安心したものの如く顔色を和げ、二人の先... | 1096 |
1097 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第11章 道晴別〔1397〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 35 件/ツ=35 | ...し乍らまだ自分は魂が研けてゐないから、ハツキリした事は分らぬ、困つたものだなア』と......が来てゐられるから、其方にお願申せば、キツと取返して下さるだらうとのお言葉、それを......主人の内へ案内してくれ、神様の御神力でキツと取返して上げるから』甲『ハイ有難う厶い......たり。チューニック姿の二人の男、一人はベツトと云ひ、一人はフエルと云ふ。小さい石に......方の風景を見下し乍ら雑談に耽つてゐた。ベツト『オイ、随分に此地方は絶景ぢやないか。......ぬのだ。無類飛び切りの悪党だからなア』ベツト『ヘン、偉相に云ふない、之でもバラモン......かし、猪倉山の本陣へ連れて帰つたのも、ヤツパリ此ベ......ツトだから、偉い者だらう。悪もここ迄徹底せ... | 1097 |
1098 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第12章 妖瞑酒〔1398〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ... 甲乙丙の三人はベツト、フエルの両人を庫の中へ突つ込みおき、......る事としたのである。そして二人のチユーニツクはス......ツカリはがせ、相当の衣類を与へておいたので......ナ夫婦の前に現はれて、シメジ峠の頂上でベツト、フエルに会うた事や或は其神力に打たれ......返さむと進み行く用意に取かかつた。幸、ベツト、フエルの軍服があるので、道晴別とシー......て、カーネルさまが下げて下さつたのだ、チツといたみた酒でも貰はぬよりマシぢやないか......が結構だ、貧乏少尉の、ヤリクリ中尉の、ヤツトコ大尉と云ふぢやないか、そんな事で何う......忽ちウーンだ』乙『ウンとは何だい、又糞パツだな、そんな所でウンをやられちや臭くてた... | 1098 |
1099 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第13章 岩情〔1399〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...から、女といふ者は虚栄心の強いもの故、キツと地位の高いものに靡くは当然、それでは面......、それを思へば、お前は実に仕合せだよ。キツト敵を退散させてみる心算だから、何事も此......はあとのお方に貰つて頂きます。併し乍らモツトモ......ツト、綺麗な気の利いた男も世間にはありませ......言葉に二言はないのだから、サ、ここで、スツパリと久米彦さまが好きなら、言つたがよか......ふ通りにすれば何事も都合好くゆくのだ。キツとお前のお父さまやお母さまに会はしてやる......みたので厶いますよ』久米『アハハハハ、ヤツパリ俺の目は黒い、さうだらう。ヨシ、それ......でせうねえ』久米『さうだ、二人おくのはチツと都合は悪いけれど、外ならぬお前の事だか... | 1099 |
1100 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第14章 暗窟〔1400〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...あつた。久米『将軍殿将軍殿』と呼ぶ声にハツと気がつき、鬼春『ヤア久米彦殿、如何で厶......間を拝借しようと申したのだ』 久米彦はハツと顔を赤らめ、……鬼春別は何時の間にか自......する事は出来ませぬ』鬼春『さうすると、ヤツパリ疑はしい物臭い事をしてゐられると見え......と叩き潰してゐる。両将軍は大喝一声『コラツ』と云ひ乍ら大勢の中に飛び込んだ。妖瞑酒... | 1100 |