番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
301 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第18章 石門開〔544〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...この時門内より大声に、『吾門前に来つてブツブ......ツ囁く奴は何者だ』音彦『ヤアその方は、聾神......彦『ヤア何だ、誰も居ないぢやないか、ピタツと岩に行き詰つて了つた。マアマア此処に寛......けです』音彦『ヤアこれは合点の行かぬ、テツキリ巌窟の中だと思つて居たのに、果しもな... | 301 |
302 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第19章 馳走の幕〔545〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...勇んで暮す五六七の世になるけれどなア。ワツハヽヽヽ』駒彦『岩の上に岩公が、フンゾリ......ンと、一つ鼻息を荒くし足掻を行つたら、スツテントーと、大地へ空中滑走の曲芸を演じ、......の相がある、可哀相なものだ。寝る時にはグツタリと寝、起きる時には潔く起きて活動する......言を云つてるのだ。此処はどこだと思つてるツ』音彦『どこだつて、此処ぢやと思つてるの......と協力して片一方の目を剔つてやつたら、チツとは気が付くだらう』岩彦『そら面白からう......つたのだ。オイ音公、亀公、駒公、目を出せツ』音彦『この頃は春先で、何処の草木も沢山......来だした。アハヽヽ』 鷹公は三人の前にスツと立ち、プウプウプウと霧水を、面上目がけ......らを撫でて見よ、立派な座敷の様なが、ヒヨツとしたら芝ツ原かも知れぬぞ』美人『イヤお... | 302 |
303 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第20章 宣替〔546〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...貴方のお考へ違ひでございませう』岩彦『オツト待つた待つた。梅の奴、貴様までが逆上し......して四方八方に火矢を飛ばした。 岩公はアツと言うて、その場に昏倒した。五人は依然と... | 303 |
304 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第4篇 奇窟怪巌 | 第21章 本霊〔547〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...骨の所在地ぐらゐは俺に知らせやい。アヽコツクリ、コ......ツクリと何処かへ散つて了つたと見える。あま......岩サンが、大蛇を見付けたが最後、足でもグツと出して、オイ蟒の奴、尻から俺を呑めと言......入がけに、頤の片一方に、この十握の劔をグツと引つかけて両手で力一ぱい柄を握り、大蛇......けて両手で力一ぱい柄を握り、大蛇の奴がグツと呑めばグ......ツと切れる。グウグ......ツと呑めばグウグ......ツと切れる。自業自得、大蛇は竹を割つたやう... | 304 |
305 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第22章 高加索詣〔548〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...居たのだ、十五年前に死んだとはお前サンチツト勘定違ひぢやないかなア。高取村の弥次彦......コーカス詣りに、何処の家も彼処の家も、ギツシリ鮓詰めと云ふ有様でございます。私とこ......『何処でもいいが空いた処は無いか。ハンモツクでもあれば、天井裏でも構はぬ。雨露さへ......の飯を焚き茶を沸かし、右往左往する様をヂツと見下して居た。お竹の母親と見えて、渋紙......らに載せ、杓子を下におろし、右の手で洟をツンとかみ、手の甲にて洟をこすり、飯をクネ......是かなア』と云ひながら鈎の付いた黒い綱をツル......ツルとおろした。婆々は笊を十文字に縛り、そ......して下され、土瓶を引かけてあげるから、又ツルツルと上へ上げるのだよ』『オイ与太彦、... | 305 |
306 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第23章 和解〔549〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...でに半分ばかり溜めた。二人は旅の疲れでグツスリと寝込んでしまつた。ソロソロ聞ゆる鶏......『ヨシヨシ』と弥次彦は土瓶を鈎に引つ掛けツル......ツルと釣り降ろした。暫くすると、婆々が、『......客さま握り飯だ、鈎を降したり』 弥次彦はツル......ツルと鈎を降す。婆々はまたもや十文字に縛つ......自得で、狼の様にバリを飲まされたのだ。ペツペ......ツペ......ツペツ』 ガア、ガラガラガラと咽に指を突き... | 306 |
307 | 霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 | 第5篇 膝栗毛 | 第24章 大活躍〔550〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...派な葬礼だなと見て居ると云うと、そこへパツパ......ツパ......ツと、飛行機の様にやつて来た結構なお方があ......て居ました。私も何だか気分が良いので、ジツとして鷹と睨みつくらをして居ると、どこか......を開いて一目散に韋駄天走りだ、与太公続けツ』と言ひながら、群がる群集の中に向つて、......虎の如き凄じき勢に、ウラル教の捕手は、パツと左右に分れた。二人は一生懸命に駆け出す......五郎の親方、是から往けなら往きますが、ヤツパリ丈は丈ぢや、丈出して下さらぬか』源五......へるのが目的だ、早く捕まへさしなさい。ドツサリと………何時も大将は、また後から後か... | 307 |
308 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 前付 | 序歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...に幸はひ玉ふてふ 少名彦那の神御魂 四ツ尾の御山本宮の 桶伏山に鎮まりし 世の... | 308 |
309 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 前付 | 総論歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...れて雲かすみ 逃げ行く跡に地中より ヌツと湧き出た銅木像 泡吹く鼻こく小便しぼ... | 309 |
310 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第1章 三途川〔551〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 45 件/ツ=45 | ...吾々両人は、水泳には誂へ向だ。宣伝使はドツサリと、ベラベラした装束を身に纏つて居ら......居つた。先づ先づあの館へでも侵入して、ユツクリと河端会議でも開催しませうか』と先に......と聞くより弥次彦は婆々を睨み乍ら、『ナニツ、三途の河の縁だと? 全然冥途の旅の様だ......三途河の鬼婆だぞ。サアサア娑婆の執着をスツクリ流す為に、真裸にしてやらうかい』と藁......』と藁で編みたる押戸を開けて、白髪頭をヌツと出し、渋紙面を曝して現はれて来た。 弥......はお前達の着物を脱がす役だよ。サア綺麗サツパリと脱いで行かつしやれ』『何を吐しよる......、良いケレマタ婆も有れば有るものだナ。ワツハヽヽヽ』『お前は先祖譲りの洋服を着とる......のだ。弥次彦覚悟は良いか』『これは裘だぞツ』『河の縁で脱がすのだから、裘は尚結構だ... | 310 |
311 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第2章 銅木像〔552〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...なき雑草の原野を西へ西へと進み行き、ピタツと行き当つた禿山、三方山に囲まれ進路を失......囲まれ進路を失ひ当惑の態、音『サア、ピタツと行き詰つた、これで冥土の旅も行き詰りだ......然として見上ぐる許りの銅木像が地中よりヌツと現はれて来た。弥『イヨー出よつたなア、......界の化物、吾々の通路を遮る不届きもの、スツコメス......ツコメ。現界の化物とは違つて幽界の化物はよ......コラ化物返答せぬかい、銅木像奴が』『グワツハヽヽヽー、グウ......ツフヽヽヽー、ギエ......ツヘヽヽヽー、ギヰツヒヽヽヽー』『ナンダ、... | 311 |
312 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第3章 鷹彦還元〔553〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...で包むと云ふ道理は無い筈だ』六『エヽ好うツベコベ団子理窟を捏ねる奴だナ。今の世の中......の御国に幸あれよ。アーメン、ソーメン、ドツコイ南無妙法蓮、陀仏、遠神笑みため、惟神......の身体から一つ取つたら五つになります。五ツの御霊の宣伝使にして下さいな』岩『宜しい... | 312 |
313 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第4章 馬詈〔554〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...て、その手に乗るものかい。これ源五郎のサツク奴、三途川の鬼婆の代理を勤めたこの弥次......城に突撃を試むるのだ。一二三四、全隊進めツ』与『オイオイ弥次公、四とは何だ、三人よ......をしてサル山峠の頂上から七八里の道をテクツて来ました、足が草臥れて居ます、一寸一服......いが、今日は弥次彦、与太彦サンの御命日オツトどつこい再生日だから、お慈悲で乗つてや......てやらうか、身の過失はのり直せだ』馬『ドツコイ、さうは行かぬぞ、乗りかけた船ぢやな... | 313 |
314 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第1篇 五里夢中 | 第5章 風馬牛〔555〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...馬、鬘を振り立て目を瞋らし口を開けてガブツと腕を噛みかけやうとする。弥『コラ、何を......つけたら能う動かぬほど、其処になつたらドツサリと賃銀をはりこんで与る哩』馬『サア之......で与る哩』馬『サア之からだ、一ン二ン三ンツ』弥『コラ、暴れるな、静にせないかい、俺......ぞ、それでも可いかエーン』馬『何だか、チツポイ人間だと思つたら貴様は蚤の如うな奴だ......が食ひついて飲食だ、これが牛飲馬食だ、チツト噛つて遣らうかい』馬『ヒンヒンヒン、貧......廻転させて大根役者奴が、何の真似だい、チツト春さきで逆上せよつたな、アハヽヽヽヽ』......サンは身体は小さくても山椒小粒でもヒリリツと辛いと言ふ哥兄サンだぞ』弥『チヤチヤ吐......跣足だ』与『馬は大きうてもふりまらだ、チツト褌でも締めて、しつかりせむかい、アハヽ... | 314 |
315 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第6章 楽隠居〔556〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...ントに馬の背中のやうな細い途に、巌窟がヌツト突き出てゐよるワイ。此奴は些とをかしい......小指のやうな形をした巌壁の細長き巌片をグツと押した途端に、岩の戸は苦もなくパ......ツと開いた。弥、与『アハヽヽヽ、ナアンダ、... | 315 |
316 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第7章 難風〔557〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...ンナ堅い所へ格納されて居たものだから、サツパリ倉庫は空虚になつて了つた、何をパクつ......、あた汚い、貴様はまだ娑婆の妄執………オツトド......ツコイ幽界の妄執が除れぬと見えて、婆アだの......して、歯糞だらけのくすぼつた歯を、ニユーツと突出し「親譲りの着物をこつちやへ渡せ」......勝『アハヽヽヽ、ナント面白い人足………オツトド......ツコイ人気男に出会したものだナア』弥『ヤア......ら固パンを出した。勝『アー有難い、腹がカツカ......ツして殆ど渇命にも及ばむとする所だつたよ』... | 316 |
317 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第8章 泥の川〔558〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...ヤー御機嫌だなア、また遣つて来ました、オツトド......ツコイ女房の脱衣場のお婆アサン、二世の夫天......ウ好い加減に退却せい、貴様の来るのはモチツト早いワ。此処へ来るのは、娑婆の罪を亡ぼ......貴様は罪悪の借金を沢山積んで居るから、モツトモ......ツト苦しい目をしてから出て来るのだ。罪悪の......結構な地獄に出て来よつて、女房ぢやの、ヘツたくれぢやのと、何を劫託云ふのぢや、此処......ルとも何とも言はずに寂滅為楽だよ』弥『オツト待つた、一旦亡者になつたものが、また川......置いてやるワ、どうだ嬉しいか』弥『エヽ、ツベコベと能う吐かす婆ぢやないか、碌な事は... | 317 |
318 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第2篇 幽山霊水 | 第9章 空中滑走〔559〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...折れる事だ。是ほど呼んでも叫んでも、コトツとも云はぬのは、どうしたものだイ。この谷......儘、ザンブと許り谷川へ飛び込んだ。与『アツ六公め、気の早い奴だ、エヽ俺も破れかぶれ......太公は丸で六道の辻見た様なものだ、エヽ糞ツ、面白くもない、娑婆の幽霊の奴が。オイ弥......本置いてあるワ、オイあの尻を目蒐けてグサツと突くのだぞ』弥『アナオソロシヤナー、ア......ズル ズル ズル ドターン。弥『イヽヽイツターイ』六『流石は弥次彦だ、空中滑走をや... | 318 |
319 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第10章 牡丹餅〔560〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...います。お望み次第お金次第です』与『チエツ、直に之だから嫌になつて仕舞ふ、お銭お銭......のやうな顔をして年寄が気に入らないの、スツポンのと、それやお前何を云ふのだ。さう老......六公待つた』 六公は後振り向き乍ら、『マツたも松屋もあつたものかい、マア、一所に出... | 319 |
320 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第11章 河童の屁〔561〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...顔を見るより猫のつるんだ後の様に両方へパツと逃げ散つた。その時の可笑しさ、之は何か......せぬ」等と何処か途中で悲劇の幕を演じ、ヤツト機嫌をとり直し手に手を把つて二十峠を目......二人が恋路」なんて惚けよつて首を其場へヌツと現はすかも知れないぞ、アハヽヽヽ』与『......現はすかも知れないぞ、アハヽヽヽ』与『ウツフヽヽヽ、アーア、馬鹿な事を言ふて呉れな......宣伝使のお伴が出来るかい、娑婆幽霊奴い、ツベコベ囀ると又、松の梢から踏み外して腰を......いのか、水中に放屁した様な下らぬ喧嘩をオツ始めて平和克復もあつたものか、人を屁煙に......や馬や屁こぎぶんぶと道連れの様だワイ、オツホヽヽヽ』弥『ヨーヨー何時の間にか話につ......平の世の中だワイ、アハヽヽヽ』勝、与『ウツホヽヽヽ』弥『何だか、チツと腹が変になつ... | 320 |
321 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第12章 復縁談〔562〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...て知覚精神は何処やらへ転宅したと見え、チツトも吾々の命令に足の奴服従せないやうにな......くり、弥『オイ、ロークサン、どうだい。チツトお前も御祈念して上げぬかい』六『ハーイ......居つた。其処へ仲人が出て来て、盲目の私にツベコベと、木に餅がなるやうなことを云つて......るのだ。また霊界に行つた夫婦は肉体欲がチツトも無い、心と心の夫婦だから幽体はあつて......体はあつても此世の人間のやうな行ひは、チツトもする必要も無く、欲望も起らぬから綺麗......魔にとつつかれて居りました。モウ此後はチツトモ御心配はかけませぬから安心して下さい... | 321 |
322 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第13章 山上幽斎〔563〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 42 件/ツ=42 | ...斯う云ふ時に一つ幽斎の修業を始めたら、キツト善い神様が感合して下さるでせう、………......神力を具備して居るのだなア……あなたはヤツパリ魔法使だ、恐ろしい油断のならぬ宣伝使......次彦には、悪逆無道の木常姫と云ふ奴が、タツタ今油断を見すまして、くつつきよつたのだ......、弥次彦も旧の通り、常態になつたのだ、ウツカリして居ると、貴様等も亦何時邪霊の一派......も吾々にアンナ神力を与へて、世界の奴をアツと言はして下さつたら一遍にお道が開けて、......たのだ。何処までも吾々はお土の上に足をピツタリと付け居るのが法則だ』与『それでも、......子姫の霊が、貴様の身辺を狙つて居るぞ、シツカリ致せ』六『ヤアそいつは一寸乙でげすな......とやら、俺の肉体を貸して与るから、一遍アツサリと憑つて呉れぬかい』 弥次彦口をきつ... | 322 |
323 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第14章 一途川〔564〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...宣伝使の候補者だ』と云ひながら小屋の傍にツ......ツと立寄り妙な腰付きをして、両手を蟷螂の様......裏口指して尻からげ スタコラヨイサノ、ドツコイシヨ ド......ツコイサノエ......ツサ......ツサノ、エンサノサ エ......ツササノエササ、エササノサ......ツサイ アハヽヽヽ』弥『コラこの大馬鹿、何... | 323 |
324 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第15章 丸木橋〔565〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...ともよくない常世姫の寝姿、一目見るよりゾツとした。それに又、星の紋のついた水色の羽......オイ六公、生きて居るのか死んで居るか、ハツキリ返事をせぬかい』弥『死んで居るものが......難い、唯今の先、六公が此処にやつて来てタツタ今、お目に懸ると云つて居ました』烏『妙......な処で遇ひました。三途の川を渡り損ねてスツテの事で二度目の国替をするところだつたが... | 324 |
325 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 第3篇 高加索詣 | 第16章 返り咲〔566〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...人連れの行く先に 怪しき姿の大声に ドツコイやらじと手を拡げ 得物を執つて立ち対......としたと思ひきや 夢か、現か、幻か サツと聞ゆる水音に 眼を覚せば川の底 底の......慕うて通ふ坂道の 数重なりて漸うに ヤツと願を掛巻くも 畏き神の引合せ 比翼連......うと立寄れば 思ひ掛けなきお竹奴に パツと出会はす顔と顔 お前はお竹と一言葉 ... | 325 |
326 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...第12章(再)〉釈迦孔子エスキリストやマホツト あななひ教の先走りせし〈第12章... | 326 |
327 | 霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 | 後付 | 跋文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...随に口車 現幽神の三界の 峠に立ちて三ツ瀬川 三......ツ尾峠や四......ツ尾の 峰の麓にそそり立つ 黄金閣の蔭清... | 327 |
328 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第1章 破羅門〔568〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...て、どつかへ御逃げ下さい。大変なことがオツ始まりますから………』道彦『ナアニ、吾々... | 328 |
329 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第2章 途上の変〔569〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...も吾等は神の愛護により怯めず臆せず、ステツプを進めて敵の牙城に進撃せむ。生死勝敗は......稍伏し目勝ちに通り過ぎむとす。太玉命はハツと驚き、二人の顔を息を凝らし目を見張り眺......当郷を退却し妾母子の命を救はせ給へ』とワツと許りに泣き伏しにける。照妙姫の猿轡も如... | 329 |
330 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第3章 十六花〔570〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...彼方にザワザワと聞え来る。油断ならじとキツト身構する折しもあれ、馬の蹄の音いと高く......横たはつて居る。その幅殆ど十間許り、ピタツと行詰つた。七人の宣伝使は暫く此処に駒を......ダイナマイトの御馳走か、何が何んだか、サツパリ不得要領だ。ナア鷹彦サン、あなたはど......お先へ失礼致します』と盃に酒を注いで、グツト飲んだ。岩彦『妙々、これや心配は要らぬ......々色の変つたアドラスの様な、膨れ面をニユツと出しドス声になつて、『これはこれは三五......たか、最早叶はぬ全身に廻つた毒酒の勢、ワツハヽヽヽヽ苛しい者だなア』 此時愛子姫、......の掘を目がけて、ザンブと許り飛込んだ。パツと立ち上る水煙、見るも恐ろしき二匹の大蛇... | 330 |
331 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第4章 神の栄光〔571〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...めて声も涼しく歌ひ舞ひ納めけり。太玉神はツト立つて感謝の歌を歌ひ初めたり。『コーカ... | 331 |
332 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第5章 五天狗〔572〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...仲々以て容易に沈黙せない。一度生命をステツセルの吾々、旅順口の片顋がむしられようと......き乍ら、国彦『吾こそは音に名高き与太彦ドツコイ国彦の宣伝使、眼涼しく眉秀で、鼻筋通......れてゐるものだ』と呟き乍ら、武者窓からソツと窃むやうに覗いて見た。娘は濡れ烏のやう......天に捲き揚げるとは面白い。ヤイ婆の奴、モツトモ......ツトハンドルを押して、俺を此儘天国まで上げ......を射る如く一直線に落下するのであつた。フツト気が附けば高山と高山の谷間を流るる細谷... | 332 |
333 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第6章 北山川〔573〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...どちらだ』 百舌彦はむしつて皮を剥き、グツと頬張り又むしつては皮を剥き、咽喉をなら......と云ふより早く田加彦の頭を目蒐けてピシヤツと打ちつける。田加彦は烈火の如く憤り手頃......賺かし、樹上を猿の如く駆廻り足踏み外しスツテンドウ…………、田加彦が頭の上に真逆様......真逆様に唸りを立てて落下した。田加彦はヤツと一声、体を躱した途端に蛙をぶつつけた様......く訳にはゆくまい、之は貴様の責任だからソツと樹下に下して連れて行くが宜からう』田加......能く此方を馬鹿にしよつたな』百舌彦は『何ツ』と云ひ乍ら矢庭に拳骨を固めて田加彦の頭... | 333 |
334 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第7章 釣瓶攻〔574〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...、貴様に借金して返さずに男が立つかい。ドツサリ利子を附けて、返してやらう』と追ひか......方は鬼雲彦の家来、鳶彦であるぞ、吾面をトツクリ見よ』と、ズズ黒い顔をヌ......ツと突出し、目を剥いて見せる。百舌彦『ヤア......、恨めしやなア』 田加彦は、手を前にニユツと下げ、舌をペロリと出し、右の手を前に突......五教に迷う娑婆の幽霊だと思つて居たが、ヤツパリ死んでも又迷うのか、此処はバラモン教......姿を隠せ、消えて了へ、アタ厭らしい、シーツシー......ツシー......ツ』百舌彦『恨めしやなア、鳶彦の生首が欲し... | 334 |
335 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第8章 ウラナイ教〔575〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...て巨大なる丼鉢に麦飯薯蕷汁を多量に盛り、ツルリ......ツルリと吸うて居る。二人の薬鑵頭の禿爺は、......して来ようぢやないか』 百舌彦は、『ソイツは面白からう』と言ひながら、のそりのそり......サアお代りが出来ました、高姫サン』とニウツと突き出す。高姫と云ふ中年増のお多福婆は......の両方より噛みつくやうに腹が減つたまま、ツル......ツルと非常な吸引力で、蟇蛙が鼬を引くやうに......置き楽しんで居る。 百舌彦は甲の丼鉢をソツと乙の前に置き、乙の丼鉢を丙の前に置き、......鉢を丙の前に置き、丙の丼鉢を高姫の前にソツと据ゑた。甲『まだ半分余りはあつた積りだ... | 335 |
336 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第1篇 正邪奮戦 | 第9章 薯蕷汁〔576〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...、麦飯に薯蕷汁が出来ました。これなりとドツサリ御あがり下さい。俄の客来で沢山の鉢の......三つよりございませぬ。二人の御供は最前ソツとあがれとも音はぬのに、喜三郎をなさいま......ヽ』と厭らしき笑ひと共に、白い出歯をニユツと出し、のそりのそりと又もや元の居室に姿......乱れたやり方を見倣うて、其処中をとろろドツコイ泥だらけに穢して歩く悪の御用だらう。......五六七の世は来はせぬぞえ』国彦『エーエ、ツベコベと能う八釜敷く吐す婆だな。貴様は偉......と能う八釜敷く吐す婆だな。貴様は偉さうにツベコベと小理窟を並べよるが、人を招待する......その根本の本の本の大本は、此日の出神がグツト握つて居るのぢや。神の奥には奥があるぞ......何が破裂致さうやら判らぬぞよ』と尻をクリツと捲つて裏門から、一発破裂させ乍ら何処と... | 336 |
337 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第2篇 古事記言霊解 | 第11章 大蛇退治の段〔578〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...、民心を正直に立直す大努力の意であり、 ツは、日の大神の御稜威を信じ、大金剛の至誠......、以て神霊の極力を発揮するの意である。 ツは、生成化育の大本合致し、大決断力を発揮......玲瓏たる玉の如き身魂と成るの意である。 ツは、神の分身分霊として天壌無窮に真の生命......其の実行者とし賜ふた事を『其のオトメをユツ......ツマグシに取成して御角髪に刺して』と言ふの... | 337 |
338 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第12章 一人旅〔579〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...素盞嗚尊は又もや大蛇の悪神襲来せるかと、ツト立ち上り、剣の握に手をかけて身構へしつ......上り、大の男は鼻息荒く仁王の如き腕をニウツと前に出し、『男子の言葉に二言は無いぞ、......りたまふ時しもあれ、傍の木の茂みより、又ツト頭を出したる滅法界巨大なる大蛇の姿路上... | 338 |
339 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第13章 神女出現〔580〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...き人の祈り声』と言葉終らぬに、高国別はパツと跳起き、『如何にも大勢の声で御座います......の如く踊り廻り、飛びあがり跳まはり、キヤツ キヤ......ツと怪しき声を立てて居る。数十人の老若男女......別はヒラリと身返りし起上り、女の素首をグツと握つて、『コラ汝は大胆不敵の曲者、容赦......て進み行かむとす。以前の女又もや細紐をパツとふりかけた途端に、足をさらへられて、大......最早平和克復だ。あなにやしエー乙女、チヤツとおじや』と目を細くし、舌をペロリと出し... | 339 |
340 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第14章 奇の岩窟〔581〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...、又不倶戴天の敵でも無いのだ。あまりチヨツカイを出すと将来の為めにならぬぞ』『貴方......退維れ谷まる」とは茲の事だ、黐桶へ足をつツ込んだ様な者だ、困つたな。オイオイ女、良......した。いやもう梅花の春陽に会うて一度にパツと開く如く爛漫たる桜花の如く心の暗は開け......救へ』と両方より絞木にかかつた高国別はホツと一息、兎やせん斯くや詮術もなくなく涙に......を執るより早く両肌を脱いで、左の脇腹にグツと突き立てむとする折しもあれ、忽然として......はれたる以前の女神、忽ち高国別が右手をグツト抑へて動かさず。高国別は身を藻掻き手を... | 340 |
341 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第16章 水上の影〔583〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...つめ、五人の男女に巡り会ひしと思へば、ハツト気が付き、空を仰ぐ途端に、貴下ら一行の......なく、阿鼻叫喚の声、響きわたる。高国別はツト立ち上り、『ヤア皆さま、何か此岩窟内に......せうかい』と云ひつつ、岩壁を力に任せてグツと押した。岩の戸はパ......ツと開いた。見れば数十人の老若男女、何れも......声が致しますな』と言ひつつ、傍の岩壁をグツと押した途端に、不思議や、岩の戸は案外に......た途端に、不思議や、岩の戸は案外に軽くパツと開いた。能く能く見れば、白き影、岩窟内......起きぬか』 梅彦は、白き影を目当に、スウツと撫でまわし、梅彦『ヤアこれは人間だ、し......ひ乍ら、スラスラと縛を解いた。白き影はスツクと立ちあがり、懐剣逆手に持つより早く、... | 341 |
342 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第17章 窟の酒宴〔584〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...。お前サンから爪を抜きなさい』黒姫『能うツベコベと理窟を言ふ丁ン助だナア、エーエ憎......うか』と鷹の様な鋭利な爪で丁ン助の頬をグツト捻る。『イヽヽヽ痛い哩痛い哩、放サンか......の早業をやる代物だ。この黒姫が黒い目でグツと睨んだら違ひはせぬぞや』丁ン助『もしも......つて申訳が無いぞ』 亀彦は二人の姿を見てツカ......ツカと間近に進み、『ヤア其方は悪神の眷属、......つてやらうか』と呶鳴りつけた。二人はキアツと声を立て腰の抜けたと言つた丁ン助は真先......お目に掛けませう』と高姫はお多福面をニユツと出し、山車尻をプリ......ツプリツと振り乍ら、怪しき腰付で踊り始めた... | 342 |
343 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第3篇 神山霊水 | 第18章 婆々勇〔585〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...やうに、噛むやら掻くやらむしるやら、キヤツ、キヤ......ツとキンキリ声を出して、上になり下になり、......や、高国別以下勇士一行の姿に肝を潰し、アツと其場に腰を抜かし、蟹のやうな泡を吹き、... | 343 |
344 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第4篇 神行霊歩 | 第19章 第一天国〔586〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...物にて造られてあり。手を伸べて此翼をスウツと撫でる刹那に、得も言はれぬ美妙の音響が......、命は何気なく此美はしき船に心を奪はれ、ツカ......ツカと側に近付き給ふよと見る間に、磐船の傍......出別の神様のお情深いお詞に、旅の疲れもスツカリ忘れ果て、河鹿峠の絶頂に辿り着いて四......彦『ヤア止け止け、是れは天人の羽衣だ。ウツカリコンナ物を着やうものなら、それこそ折......、……吁、天国の泥棒は変つた者だなア、サツパリ娑婆とは逆様だ。娑婆に居る時には、自......やつて来たが、コンナ事になると思へば、ガツクリして胸も学々致しますワ、アハヽヽヽ』......になれば、立派な所があります。……私はウツカリとネームを申上げるのを忘れて居ました... | 344 |
345 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第4篇 神行霊歩 | 第20章 五十世紀〔587〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...ら、守護神もあの通り立派なと思う刹那、パツと消えて了つて後には霊衣さへ見えなくなつ... | 345 |
346 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第4篇 神行霊歩 | 第21章 帰顕〔588〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...は拍手を終り、神言を奏上するや錦の帳をサツト押開け入り来る白髪の老神、莞爾として一......声も涼しく宣らせ給へば、一同は思はず、ハツと頭を擡げ御顔を眺むれば、三五の月の御顔......の御顔色譬ふるに物無き気高さに、又もやハツと頭を下ぐる其の刹那、微妙の言葉につれて......て進み行く。眼下に横たはる四人の肉体、ハツと見下す途端に吾に返り四辺を見れば、河鹿... | 346 |
347 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 第4篇 神行霊歩 | 第22章 和と戦〔589〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...『応』と答へて大の男三四人、門を左右にパツと開き、四人の姿を見るより、『ヨー、これ......見えて数百の荒武者男、長剣長槍を閃かしドツと許りに攻め寄せました。当館の猛将国武彦......客さまと共に此場をお逃れ下さいませ』『アツハヽヽヽ、面白い事が出来たものだ、御父の......御心を慰め下さいませ』 言依別命は、『アツハヽヽヽ、ヤア面白い事が出来ました、もう......の脱け殻の如くなつた足許を引掛けられ、スツテンドウと座敷の真中にひつくり覆りける。......が手を下さうか、サア返答致せ』八島主『アツハヽヽヽ』言依別『オ......ツホヽヽヽ、何と面白い芸当では御座らぬか、......ぬか、千両役者も跣足で逃げ出します哩、ワツハツハヽヽヽ』玉彦『ヨー、鬼雲彦の御大将... | 347 |
348 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第1章 天橋立〔591〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...とする所へ、近付き来る四五人の男の声、ハツと驚き逃げむとする時しも如何はしけむ、英......つ体の悪い、女の泣声を出しよつて………チツト男らしうせないかい』と云ひつつ拳骨を固......喰ひ酔つて、あんな夢を見やがつたのだ、ウツカリ傍へ行かうものなら、暗がりに握拳を振......に遇はされるぞ。……行くな行くな、まあジツと酔ひの醒める迄、容子を見て居らうぢやな......、足を取られると云ふ事があるものかい、チツと確りせないか』石熊『有るとも有るとも、......貴様も足が変テコぢやないか』熊鷹『チチチツと、なんだ、何して……居るものだから、い......、モモナガニ、イヲシナセ、トヨミキタテマツラセ……てな事を宅の山の神様奴が仰有りま......かり致さぬと、反対にやられて了ふぞ。アーツ、エーツ、ガ、ガアー、ガラガラガラガラ』... | 348 |
349 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第2章 暗夜の邂逅〔592〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...聞ゆる女の声に亀彦は、不審の眉を顰め乍らツト立ち止り、暫らく無言の儘、坂道に双手を......女『オホヽヽヽ、オホヽヽヽ』 源州は、ヌツと起き上り乍ら、『そら薩張源助だ、何だ、......分らぬ様になつて了つた。同じ貰ふのならソツと手に乗せて下さると宜いになア』亀彦『不......短刀をヒラリと抜き放ち、『何猪口才な、木ツ端武者』と獅子奮迅の勢にて防ぎ戦ふ。数十......子奮迅の勢にて防ぎ戦ふ。数十人の捕手はドツと寄せては、又もやド......ツと逃げ、寄せては返す磯の波、四辺に響く剣... | 349 |
350 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第3章 門番の夢〔593〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...のお方か存じませぬが、愚図々々致さずとトツトと這入りやがれ』亀彦『アハヽヽヽ、之は......アお前はあの女のこれだなア』と親指をニユツと出して見せる。『それや何だ、指ぢやない......へ進み行かむとする。二人は亀彦の両足にグツと喰ひ付き、『何々する迄通す事罷りならぬ... | 350 |
351 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第4章 夢か現か〔594〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...ハヽヽヽ』二女『ホヽヽヽ』銀、加米『チエツ、人を馬鹿にして居やがる、此銀公司を捉へ......さい、どうぞ中天へ放り上げる事だけは、オツト、ド......ツコイこれは夢で御座いました、早く柔しく暴......由良の港の人子の司 秋山彦の門前を サツと開かせ入り来る 暗夜もはれて英子姫 ......応へて二人の女 襖押しあけ出で来る アツと見合す顔と顔 オヽ亀彦か姫様か 思は......司、秋山彦と申すもの、サアサア遠慮なくズツと大奥へお通り下さいませ、御案内致しませ......らぬ身の吾々人間は、宣伝使と云ふ立派なレツテルは貼つて居りますが、実にお恥かしい代......少しく下がつて国武彦、右側には英子姫、ズツと下がつて悦子姫、此家の妻と見えて四十歳... | 351 |
352 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第5章 秋山館〔595〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...人数も大江山 鬼雲彦が部下共 大地にドツと打倒れ 苦み悶ゆる状態は 実に面白き......くれむ』と言ふより早く、秋山彦の襟首をグツと握り、締め附けたり。秋山彦は豪力無双の......に捻ぢ込み、其上に猿轡を啣ませ、鬼彦『アツハヽヽヽ、最早大丈夫だ、サア秋山彦、汝が......為に囚はれの身となり、危機一髪の場合、チツトは紅葉姫の御心中も察し上げねばなります......し、腕を張つて詰め寄せたれば、国武彦はニツコリしながら、『秋山彦の一人や二人犠牲に......。喜悦の座席に血腥い話を持込まれては、サツパリお座が醒める』亀彦『汝国武彦とは真赤......亀彦、紅葉姫の両人は、余りの嬉しさに、ハツと胸逼り、ものをも言はず、其場に打倒れ、......けたるにぞ、亀彦、紅葉姫は、『ハヽア、ハツ』と計りに嬉し泣き、暫しは顔を得上げざり... | 352 |
353 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第6章 石槍の雨〔596〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...へけり。石熊は頭上を仰ぐ途端に鼻柱にパチツと当つた拳骨大の石に鼻をへしやがれ、血を......とやみぬ。神素盞嗚尊を始め、一同七人はヌツと此場に現はれたりと見れば猿轡も縛の縄も... | 353 |
354 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第7章 空籠〔597〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...此場を御立退き下さいませ、此魔窟ケ原をズツト奥へ進みますれば愈鬼雲彦の岩窟の棲家、......憐相である哩』 斯かる処へ二本の角をニユツと生した鬘を被つた五人の男、ノソリノソリ......飲む様なものだ、親爺の強意見を聞き乍らソツとお金を貰ふ様な心持だつた、サアサ之から......て大江山の本城に駆け向ひ鬼雲彦の素首、オツト、ド......ツコイ悪神の魂を抜いて助けてやらねばなるま......ヽヽ、オホヽヽヽ』と笑ひ転ける。鬼彦はムツト顔にて、『エー、何処の何奴か知らぬが吾......々、此方へ御座れ、サアサ早く』と岩をクレツと剥れば、中には階段がついて居る。鬼彦『......残らず好奇心に駆られて岩窟の中にガラガラツと田螺の殻を山の上から打ちあけた様な勢で... | 354 |
355 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第8章 衣懸松〔598〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...巌窟に出入する事は出来申さぬ。出る事はヤツトの事で、胸の薄皮を摺剥き乍ら出て来まし......の者、あまり心配するものでない。お前もチツトは改心を致して、鬼心になつたが宜からう......来たら、其捕手は盗人からは大悪人ぢや、コツソリと博奕を打つて居る其場へポリスが踏み......、誠の事を知らして遣らう。さうしたら、チツとはお前も改悪して胸が落着くであらう。改......お前もまだ悪が足らぬ、飽くまで改心……ドツコイ……慢心するが宜い。慢心の裏は改心だ......よ、大八洲彦の命の砦に侵入して、信者をボツタクるから、所謂迷信教だ。オホヽヽヽ、迷......祝詞を奏上し、神界に対し御礼を奏上し、ボツボ......ツと参りませう。今日は九月九日菊の紋日、是... | 355 |
356 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第9章 法螺の貝〔599〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...がせながら意気揚々と帰り来る。鬼雲彦はハツと胸を撫で下ろし、『ヤア天晴れ天晴れ、汝......鬼彦は押した途端に門の中へ四五間ばかりドツと飛び込みし時の危さ否面白さ、続いて入り......自縛、これや耐らぬと臍の下より息を固めフツと許り吹き放てば、こは抑如何に、今迄此処......、コーカス山も蹂躙り、背伸びをすれば、コツンと当つた額の痛さ、よくよく見れば天に輝... | 356 |
357 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第10章 白狐の出現〔600〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...く許り、魂消え、魄亡びる如き心地し乍らドツカと其場に打倒れ無念の涙にくれ居たり。鬼......次第なり。 かかる処へ後追ひ来たる亀彦はツカ......ツカと門内に進み入り城内隈なく探せども人影......みを見るに見かね館の井桁に太縄を打ち掛けツル......ツルと井中に釣り下せば、鬼雲彦夫婦は無我夢......中になつて手早く此綱に跳び付くや否や綱はツル......ツルと何物にか引き上げられて再び旧の処へ帰......に据ゑ置きたる千引の岩を取り除き岩蓋をサツと開けば待ちかねたる如く現はれ来る鬼彦、... | 357 |
358 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第11章 宝庫の鍵〔601〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...と門戸を叩きつつ 頼も頼もと訪へば ハツと答へて出で来る 加米公銀公の両人は ......発せうとも、貴様の容喙する所ぢやない、トツトと帰れ』高姫『左様では御座いませうが日......だ。アハヽヽヽ、サアサアお二人のお方、トツトとお入り遊ばせ』 二人は定つた事だと云......そりのそりとのさばり行く。二人は玄関にヌツと立つて家の様子を覗き込むやうな、覗かぬ......れ遊ばすとは合点が参りませぬ』高姫『シーツ、エヽ融通の利かぬ男だな、日の出神の御命... | 358 |
359 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第12章 捜索隊〔602〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ... 加米公は頭を掻き乍ら、『ハイ其裏門は根ツから葉......ツから存じませぬ』秋山彦『門番と申せば、表......の先で懐の房を一寸指さし、『ヘヽヽヽ、真ツこの通り、立派な房でござります、総絹で、... | 359 |
360 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第13章 神集の玉〔603〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...く態は歴然と見え居たり。亀彦は隙間よりヌツと中を覗けば、穴の中より高姫は亀彦の顔を......、然らば此岩を取り除いて与らう』高姫『ドツコイ、さうは往きませぬぞ、岩石を除いて吾......、力をこめて岩を蹴る、岩石はガラガラガラツ、ドドン......ツと音響を立て眼下の紫色の海中に向つて水柱... | 360 |
361 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第14章 鵜呑鷹〔604〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ツ=28 | ...及び鍵が戻つた以上は、今晩はお祝酒でもドツサリ戴けるかなア』市公『あまり大きな声で......』市公『あまり大きな声では言はれぬが、サツパリぢや』銀公『何がサ......ツパリぢや』市公『兎も角サ......ツパリコンと、蛸があげ壺喰つた様なものだよ......ち息は絶えにけり。英子姫、悦子姫は『ワアツ』と計り、亀彦が死骸に取つき、前後も知ら......様、御安心有れ……』 秋山彦夫婦は二度ビツクリ、『ヤア鬼武彦様か、能うマア来て下さ......の宣伝使は頓て此場に現はれませう』『エーツ』と驚く一同。亀彦の死骸はムクムクと起上......月は東天に輝き給うた、弥勒様のお蔭で、ヤツとの事、目的物が手に入り、コンナ有難い事... | 361 |
362 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第15章 谷間の祈〔605〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...に服らふか、悪に従ふか、何れも今ここでハツキリと返答を致せよ』青彦『何れの神かは知... | 362 |
363 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第18章 遷宅婆〔608〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ツ=23 | ...の道を下り衣懸の松の麓の藁小屋を外からソツと覗き、鬼虎『ヤア、居るぞ居るぞ、婆が一......何処の穀潰しか知らぬが新宅の成功祝で、グツスリ酒を飲みて暖い夢を見て居た処だ、大き......居た処だ、大きな声で目を覚まさしよつてチツト人情を知らぬかい。安眠妨害で告発するぞ......『ヤア、一寸洒落て居やがる、よう牛の様にツベコベと寝乍らねちねちと口を動かす奴だ、......無いわ、それ程寒相に歯の根も合はぬ程、カツカ......ツ慄ふよりも如何ぢや、俺の結構な話を聞いて......様に冷かされる一方だ、一つ冷静に酒の燗ドツコイ考へて見たが宜からうぞ』鬼虎『アハヽ......ハヽヽヽ、オイ鬼彦、一寸来い、大分に能うツベコベ吐す奴ぢや、高姫の二代目が居りよる... | 363 |
364 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第19章 文珠如来〔609〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 27 件/ツ=27 | ...様に言ひ聞かしてやるから、ソンナ蓑笠をスツパリと脱いで、此処へ御座れ、滅多にウラナ......往かぬ。サアサア婆アの渋茶でも呑みて、トツクリと身魂の洗濯をしなされ。チ......ツト此頃はお前も顔色が悪い。此黒姫が脈を執......ヒネ注射でもしてやらうかい。サアサア トツトと前へ来なさい』悦子姫『それはそれは、......五六七神政成就の為に、惜しげも無く綺麗サツパリと、艮の金神さまに御渡しなされると云......ものも食はねばならず、あいさには酒もチヨツピリ飲みたいと云ふ代物だから、形のある宝......り切つた現実の道理を無視すると云ふ教はヤツパリ邪教ぢや。瑞霊の吐す事は、概して皆コ......ナイ教に兜を脱いで、迷夢を醒まし、綺麗サツパリと改心して、ウラナイ教を迷信なされ、... | 364 |
365 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第20章 思はぬ歓〔610〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...は行進が早いのだ。おまけに悦子姫さまがソツと俺の懐中へ玉を入れて下さつたものだから......方がない、私が行つて開けてやらうかな、ドツコイシヨ、アイタヽヽ、腰の骨が強ばつてい......、エヽ気分の悪い、帰りて下され』とピシヤツと戸を締める。音彦『アヽ困つたなア、何う......。何卒一晩だけとめて下さいな』平助『ナニツ、三五教だと、ソンナ教は未だ聞いた事もな... | 365 |
366 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第21章 御礼参詣〔611〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...る。平助『サアサア皆さま、此処を通つてズツとお這入り下さい』 岩公、勘、櫟の三人は......て、此怨恨が流されやうか、俺の身にも、チツトは成つて呉れたが宜い哩』勘公『それやさ......影を忍びて庭の面を這ひ出したり。平助はフツと庭を見る途端に黒い者がのさのさ這うて居......。ふと目を覚せば小鶏の声。岩公『ヤア、グツと寝た間にもう夜明けだ。おい皆の奴、早う... | 366 |
367 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第1章 黄金の衣〔612〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...ての御用をお聞き下さいませ。吾々三人はボツボ......ツ後から参ります』岩公『ソンナラお老爺さま......モウ姿が見えなくなつて了つた。サアサアボツボ......ツ行きませう』と三人は杖を突き乍ら、岩公等......を突き乍ら、岩公等の通つた足跡を踏んでボツボ......ツと進み行く。 話は後へ戻る…………………......にも平助、お楢が居よつた様なものだ。おセツない思ひをして、真名井ケ原へ進むにも進ま......命からがら、二三丁ばかり前進すると、バタツと行当つた又もや一軒の茅屋、『ヨー天道は... | 367 |
368 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第2章 魔の窟〔613〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...る一刹那、鬼虎は吾を忘れてお楢の利き腕グツと握り、鬼虎『お婆アさま待つた待つた』お......を四五寸許りノロノロと出し、お節『キヤアツ キヤア......ツ キヤア......ツ キヤハヽヽヽ』と尻を引き捲くり、トント......よりポトリポトリと落ち下る。平助夫婦はハツと許り此場に打ち倒れ、前後も知らず泣き沈... | 368 |
369 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第3章 生死不明〔614〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...岩穴を覗き、『私で御座います』 お節、フツと此声に驚き窓口を見れば擬ふ方なき鬼彦の......方がない、開けてやらう』と合図の岩壁をグツと押し開けば、お節は日頃鍛えて置いた岩壁......れ』と先に立つて走り行く。平助、お楢はブツブ......ツ呟き乍ら四人が後に随いて行く。鬼虎は一生... | 369 |
370 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第4章 羽化登仙〔615〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...。神様は好んで苦労をせよとは仰有らぬ。チツとでも楽に信神が出来るのを、お喜びなさる......じます』平助『コレコレお楢、お節、大分キツイ坂ぢや。裸馬に乗ると思うて、乗つてやら......言ふものだ。三人一緒に勘定しられては、チツと困るデ……』平助『ナニお前、三人寄れば......足と言うて貰うのはまだ結構ぢや』鬼彦『エツ、寒いのに仕様もない事を言つて、冷かして......に仕様もない事を言つて、冷かして呉れないツ………ナア鬼虎、寒いぢやないか』鬼虎『ウ......節、乗つてやらうかい。大分寒さうぢや。チツと汗を掻かしてやつたら、温もつてよからう......に同情したくなつて来た。エー平助ヂイ奴がツ……谷底へ放り込みてやらうか。好い気にな......るのだ。サアしつかりと上らぬか、………モツとひつぱらうか』岩公『オイ勘公、櫟公、ど... | 370 |
371 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第5章 誘惑婆〔616〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...いか』お節『お爺イさま、道草を喰はずにトツトと参りませうよ』婆『これはこれはお婆ア......屁吸はしたやうな顔をしやがつて、ようまあツベコベと理屈を囀る小娘だ、イヤ我羅苦多娘... | 371 |
372 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第6章 瑞の宝座〔617〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...器を携へ攻め来り、脆くも吾言霊の発射にザツクバラン、身体竦み忽ち地上に倒れて藻掻く... | 372 |
373 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第7章 枯尾花〔618〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 29 件/ツ=29 | ...に 顔に紅葉を散らしつつ 黒地に白粉ペツタリと 生地を秘した曲津面 口喧しき燕......思うて冷やかすものぢやない。サアサア トツトと往て来なさい』常彦『ソンナラ、何と言......なつてから、細い山路を迎ひに行くのも、ヤツパリ五苦労さまぢや。お前さまの五苦労と私......』夏彦『常彦、行かうかい』と、岩穴をニユツと覗き、『ヤア占た占た、モウ行かいでも可......お困りだからなア』 夏彦は肩から上をニユツと出し、高山彦の一行の近付き来るを待ち居......かぬから……』夏彦『ハヽア、茶ア茶アと茶ツつく積りで、茶を呑ませと仰有るのかなア…......さへも、自分の姿に見惚れるのだもの……ヤツパリ霊魂が良いと見える。アーア惟神霊幸倍......惟神霊幸倍坐世。………コレコレ常彦……オツトドツコイ、コンナ年の寄つた婆声を出して... | 373 |
374 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第8章 蚯蚓の囁〔619〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...方が宜敷くは御座いますまいかと、皺面にペツタリコと白いものをつけよつて、田螺のやう... | 374 |
375 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第9章 大逆転〔620〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...、ヨロヨロと提げ乍ら、庭の滑石に滑つてスツテンドウと仰向にひつくり覆り、『アイタヽ......るお楢の声、続いて可愛らしいお節の声がフツと耳に這入つたので、アヽ折角コンナ綺麗な......娘が可愛い声で悲し相に呼ぶものだから、フツと立ち止まり聞いて居れば、誰だか知らぬが......は見慣れぬ結構な処へ来て居るが、之はヒヨツとしたら神界を旅行してゐるのではあるまい......あると見えまして、親爺の姿が墓の中からポツと現はれ「お前は女房のお楢か、能う云うて... | 375 |
376 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第10章 四百種病〔621〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...りて、何の道へ行きよるかと思うて、神がジツと見て居れば、新道へ喜びて行きよるが仕舞......居れば、新道へ喜びて行きよるが仕舞にはバツタリ行当りて了うて、又もとの旧道へ復つて...... 日の出神の生宮が 三千世界の太柱 グツと握つて居る程に 世界の事は何なりと ......てバラバラと走せ帰り行く。あとにお楢はワツと許り泣き伏しぬ。(大正一一・四・二二 ... | 376 |
377 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第11章 顕幽交通〔622〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...の者、此奴を叩き延ばせ、手足を引きむしれツ』 お節は進退惟谷まり、声を限りに、『ど......イ勘公、櫟公、岩公、鬼虎、……鬼彦に続けツ』と一生懸命に逃げ行かむとする。一人の男......、婆アのお楢が枕許に坐つて、お節の手をシツカと握り締め、泣き居たりける。お節『お婆......たお蔭で助かつたのぢやないか。其時にはチツと悪うても……悪うなるのが、快うなる兆ぢ......る此お楢ぢやぞえ』黒姫『婆アさま、お前チツと逆上せて居るのぢやないかいナ。マア能う......一通り聞いて下されや』お楢『アア五月蠅いツ、聞かぬ聞かぬ。ト......ツトと帰りて下され。…お節ウ、箒を貸し……......根本から直さうと思へば、一旦中の機械をスツパリ解体して了ひ、それから修繕をせねば、... | 377 |
378 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第12章 花と花〔623〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...此処に、隙を窺ひ洗濯に参りました』と、ワツと許りに泣き入りぬ。音彦は両手を組み太息......窟目蒐けて一目散に駆出したるが、忽ちドサツと音して陥穽に落ち込みにける。紫姫『アヽ......世界』と呟き居たりしが、足許の水溜りにパツと写つた悦子姫の顔、加米彦『ヤア又出やが... | 378 |
379 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第13章 紫姫〔624〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...と中途に帰つて来よつて、あの細い入口をピツタリ塞ぎよるか但は青松葉でも燻べられたら......も吹いて刹那心を楽しみなさい』加米彦『ハツハヽヽヽ、何を吐しよるのだい、仮令悪神の......来る。金州、源州、遠州、播州の四人は『アツ』と云つたきり風に吹き捲くられて暗の谷底......目が無いからなア』 黒雲は左右に別れてヌツと現はれた巨大の竜体、中央に半身を現はし... | 379 |
380 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第14章 空谷の足音〔625〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...天下無双の豪傑だ、信仰心は磐石の如く、チツトも動かぬ。誠生粋の日本魂だ。如何なる難......かぬ。誠生粋の日本魂だ。如何なる難局にブツカ......ツても動揺しないと云ふ代物だからな』夏彦『......う。グズグズ吐すと邪魔臭いから、谷底にホツトイてやるぞ。サアサア青彦さま、此奴は矢......きませう』常彦『アハヽヽヽ、嘘だ嘘だ、ドツコも鵜の毛で突いた程も怪我は無いのだよ。......で突いた程も怪我は無いのだよ。完全無欠ネツトプライスの完全体だ。大きに色々と御心配......下はヨロヨロ、両方は千仭の谷間、これやテツキリ三五教ぢやない、アブナイ教ぢやと思つ......青彦『アハヽヽヽ』 三人は月夜を幸ひ、四ツ這ひに成つて嶮しき山腹を駆け登る。こちら... | 380 |
381 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第15章 敵味方〔626〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ツ=25 | ...鹿公は峰吹く嵐の音に夢を破られ、一度にムツクと起上り、鹿公『アー恐ろしい事だつた。......しい恐ろしい、夢に見ても、アンナ悪人はゾツとする』馬公『ヤアお前も夢を見たか。俺も......様の夢を見た。何だか此処は寝心が悪い。チツト月夜でもあり、そこらをブラついて見よう......しだ………結構なお月様の光をたよりに、チツと其処辺を、保養がてら、ウロつかうぢやな......つかうぢやないか』馬公『宜からう』と、フツと立ち、二人は手をつなぎ、ブラブラと山の......姫の化身か、妙音菩薩の再来か、此奴ア、ウツカリ軽蔑する訳には行かぬワイ。我々一行中......てやらうかなア』 加米彦は二人の長髪をソツと掴み、端と端とで地獄結に括つて了ひ、『......面白い、面白い』と手探りに、紫姫の髪をソツと掴みかかつた。紫姫はムツクと起き上りさ... | 381 |
382 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第16章 城攻〔627〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...やられける 春とは云へど夏彦が 誠にアツき言霊の 矢玉を一つ喰つて見よ 鬼鷹、......もや岩窟に 押し込められた夢を見て ビツクリ仰天起き上り 月の光を賞めながら ......嬉して間違つた ヤイヤイ夏彦常彦よ ドツコイすべつた灰小屋で 灰にまみれて真黒気... | 382 |
383 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第17章 有終の美〔628〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...可笑しさは 他所の見る目も哀れなり ドツコイ待つたそれや先ぢや 今は鬼鷹荒鷹が ......別の土手つ腹 突いて突いて突き捲り オツトド......ツコイこら違うた 心の裡は兎も角も 表は......旗色の良い方へつくのが当世の処世法だ、オツトド......ツコイ戦略だよ、ハヽヽヽ』 攻撃軍の青彦は......地に向つて合掌し嬉し涙に咽びつつ地上にドツと打ち倒れたり。鬼熊別が幕下の者共、感激......ち昇り阿鼻叫喚の声、耳朶を打つ。一同はハツと驚き見上ぐる途端に鬼熊別、蜈蚣姫の二人... | 383 |
384 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...』の巻を逐うて発表されるに従ひいよいよハツキりとして来た。一、本巻は、大本と最も神... | 384 |
385 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第1章 春野の旅〔629〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 27 件/ツ=27 | ...あるやうな感じが致します。朧夜の事とてハツキリお顔は分りませぬが、どなたで御座いま......姫様さう出し惜みをなさるものぢやない、アツサリと云つて下さいナ』英子姫『イエイエ宣......したことを、直様お聞き容れ下されず、クルツプ式砲弾を発射し、加米等の欲求を撃退なさ......つぼつと御登山なされませ。それはそれはアツと言ふ様な仕組がして御座いますワ』『何だ......つて、ソラ何を言ふのだ、鬼が笑ふぞよ、アツハヽヽヽ。オイ夏彦、貴様は苦しさうに、汗......い息をする様に、亀が一匹、どこやらで、ヤツパリ、フースーフースーと呼吸をし乍ら、法......乍ら、法界悋気をやつて居るやうだワイ、ハツハヽヽヽ』『アヽ夏チヤン、ホーカイなア』......夏彦の両人、早う来ぬか、ナンダ、斯ンなチツポケな坂に屁古垂れよつて………随分足の遅... | 385 |
386 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第2章 厳の花〔630〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...と外から年寄の金剛力を出し、左の方へグイツとしやくつた其途端に、半破れた古戸は敷居......い物ではない」と仰しやつてお玉の身体をグツと抱へ、胸の辺りに無理に押し込みなさつた......と悦子姫は甲斐々々しくお玉の後に廻り、グツと腹帯を締め、『サア之でもう大丈夫です、... | 386 |
387 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第3章 神命〔631〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...ふ猿の群、幾百とも知らず、前後左右にキヤツキヤ......ツと亡国的の啼声を出して淋しさを添へてゐる......しい哩、些と沈黙を守らないか、安眠の、オツトド......ツコイ悦子姫様が暗祈黙祷の妨害になるぞ』音... | 387 |
388 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第2篇 再探再険 | 第4章 四尾山〔632〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ツ=24 | ...く間もなく宣伝歌 耳さす如く聞え来る ツと立止まり道の辺に 様子窺ふ折もあれ ......を 折柄吹き来る春風に いぢらせ乍らコツコ......ツと あかざの杖にすがりつつ 神の使ひか......めたる 曇りの多き魂でない 水晶玉のミツ御霊 厳の御霊を兼ねませる 三五の月の...... ピンピンシヤンと跳ねまはる 此瑞祥のミツ御霊 悦子の姫の計らひに 玉照姫と命名......の雨を凌ぎつつ 門口出づる四つの笠 四ツつの杖は地を叩き 春の霞に包まれて 笠......やいで、夜になると悄気て了ふ加米彦……オツトド......ツコイ夏彦の様な男だなア』夏彦『ハヽヽヽ、... | 388 |
389 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第2篇 再探再険 | 第6章 真か偽か〔634〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...お千度を踏み、オンアボキヤ、ビルシヤナブツ、マカモダラニブ......ツ、ヂンラバ、ハラバリタヤと、陀羅尼を尻が......湧いて居る、河を隔ててお節サンに若彦、オツトド......ツコイ青彦さま、何と好い配合だ、俺等も早く... | 389 |
390 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第7章 神か魔か〔635〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...いぢやないか。なぜあの様に何でもない事にツンケンと目に角を立てるのだらう』乙『きま......日も又獲物なしに帰る訳にも行かず、日はズツプリ暮れて了つたなり、内へ帰つて大きな顔......然として傍の森林に身を潜めて居る。日はズツプリと暮れ、誰彼の顔も見えなくなつて了つ......標に、覚束なげに歩み来り、一人の横腹をグツと踏み、『キヤ......ツ』と驚き逃げむとする途端に、二人は二三人......人は二三人の腹、脚の辺りを踏み、辷つてバツタリと倒れたり。丑公『タヽヽ誰ぢやい、俺......』丑公『ナーニ、人殺しとは貴様の事だ、スツテの事で俺を踏み殺さうとしやがつたぢやな......、グヅグヅ吐さず、一時も早く此場を立去れツ。吾々に無礼を働いた二人の男女、是れより... | 390 |
391 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第8章 蛙の口〔636〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...やみの中、そこで吾々八人は予ての計略、オツト、ド......ツコイ……計略を以て旅人を苦しめむと致す鬼......何をして居つたのだ、浅、幾の様にお前もチツと活動をせなくては神様に済むまいぞや』寅......、敵は蜘蛛の子を散らすが如く、散り散りパツと花に嵐の当りし如く、霞となつて消え失せ......に嵐の当りし如く、霞となつて消え失せたりツ』浅公『アハヽヽヽ』黒姫『何は兎もあれ、......、今日は離れの室で御神酒でも沢山頂いてグツスリと寝たが良い、コレコレ旅の方、神様の......きまつた事ですよ』と肩を高山彦の方へニユツと突き出し、首を斜にし目を細うし、『野暮......貰うまいかい』辰公『俺だつて臍の上をギユツと踏まれた時の苦しさ、早速ベランメー口調... | 391 |
392 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第9章 朝の一驚〔637〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...れてからいうた事がありませぬ、正真正銘ネツトプライスの物語ですよ』『それでもお前、......、神様のお道の面汚し、アヽ汚らはしい、トツトと一時も早く帰つて下さい』『それは何を......神々々 叶はぬ時の神頼み アハヽヽ ハツハア アハヽヽヽ』一同『アハヽヽヽ、随分... | 392 |
393 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第10章 赤面黒面〔638〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ツ=23 | ...山彦様、黒姫様、お蔭で大江山の悪霊も、スツカリ退散致しました。そこら中が何ともなし......何時も水を被るのは、蛙の行ぢやと言つてブツブ......ツ叱言を云つてらつしやるが、今日は合点がい......宮の乙姫さまを、何と思うて居りなさる。チツトお筆先でも拝読きなさい。お筆さへ腹へ締......人諭ぢやと、屁理屈ばつかり仰有るから、サツパリ訳が分らぬ様になつて了うのだ。日の出......なたから軽蔑されるのでせう』黒姫『もうチツと修業しなされ。さうしたら又、松姫と肩を......の肉体が、直接にしてあげるから、お前もシツカリ聴きなされ。そして此肉体の宣伝振をよ......げ出して 大神様へ献つり 穢ない心をスツパリと 海へ流して因縁の 身魂と現れし... | 393 |
394 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第11章 相見互〔639〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...る五月雨の空、どこの家を尋ねても、戸をピツシヤリ閉めて、野良へ出て居る者ばつかり、......をしよつたぢやないか。これと云ふのも、ヤツパリ此方の智慧が足らぬからぢや。雨には嬲......うしたら此煩悶苦悩が解けるであらう。否スツパリと忘れられるだらう』甲『心一つの持ち......ぢやありませぬか』と力無き声に、常彦はフツと目を醒し、『アーア夜の旅で草臥れたと見......から始めてだ』と四個の握り飯を分配し、二ツづつ、飛び付く様に平げて了ひ、乙『アーア......知りませぬが有難う御座いました。これでヤツと、こつちのものになりました』と見上ぐる......ちのものになりました』と見上ぐる途端にハツと驚き顔を隠す。常彦『ヤア失礼乍らあなた......に対しては兎の毛の露程も脅威を与へず、シツペイ返しを喰つて、生命からがら此処までや... | 394 |
395 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第12章 大当違〔640〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...ので、兎も角も神の道に仕へて居る者は、チツとも斟酌とか巧言とかが有りませぬ、お気に......八枚も上だから、其手は喰ひませぬワイ、アツハヽヽヽ、なる程人間の子は十月で生れるだ......れるだらうが、此方の子はそんな仕入とはチツと種が違ふのだ。神さまもタヨリ無いものだ......娠の日は何時ぢや。何ケ月孕んで居つた、ハツキリ云うて見よ。十月位で出来た様な普通の......十月位で出来た様な普通の粗製濫造品とはチツと違ふのだ。特別神界から念に念を入れて、......すと云ふ法があるか。よい年して居つて、チツと位行儀作法を心得たらどうだい』豊彦『エ......で参るぞ』 菊若は爺の振り上げた箒をクワツと掴み、菊若『モシモシお爺さま、お静まり......さま、話せる、さうなくては女ではない。ヤツパリ社交界の花は女だ。挨拶は時の氏神、そ... | 395 |
396 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第13章 救の神〔641〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...上に達し、神前に向つて感謝の辞を奉り、フツと社側の大木を見れば何か文字が現はれて居......化物の様な姿で三人は現はれた。お玉『シイツ、オイ畜生、何と心得て居る、此処は神様の......だ、早う事業に着手しようぢやないか』『オツト合点だ』と三人は武者振り付く。お玉は右......貰ひませう、何だか女の息が聞える様だ、ハツハ......ツハヽヽヽ、お前、隠して居るのぢやあるまい......…』菊若『昨晩詣つただないか』 寅若、グツと目を剥き、寅若『シイ......ツ、何を云ふのだい、夢を見やがつて……此処......すればよいのだ、何だか此処へ来ると足がピツタリ止まつて、お玉臭い匂ひがして来た』 ... | 396 |
397 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第14章 蛸の揚壺〔642〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...。何事も時節の力だ』 かく言ふ折しも、ソツと岩の戸を開けて辷り込んだ三人の男、黒姫......収獲には、この黒姫もウンザリしました。ハツキリと成功だつたとか、不成功だつたとか、......くものぢや無い。奥へ這入つて麦飯なと、ドツサリ食つて休みなさい。折角機嫌よう飲んで......い事がありますからお前が側に居られると、ツイ臆めてよう言はないと困るから、私は女の......て、ゆつくりと夜明かしをなさいませ』と、ツンとした顔をする。高山彦『ハヽヽヽ、形勢......い』青彦『左様ならば充分熟考した上、又コツソリと御相談致しませう。今晩はこれでお寝... | 397 |
398 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第15章 遠来の客〔643〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...うお暮しで御座います』 斯る処へ黒姫はヌツと現はれ、『マア高姫様、ようこそお出下さ......神酒を上げて貰へば尚更結構です』 黒姫はツト立つて「梅梅」と呼んだ。 此声に梅公は......ラナイ教の神の道 唯一厘の秘密をば グツと握つた高姫が 仕組の奥の蓋あけて 腹......花姫の生宮を 徹底、改心さして置き グツと弱つた、しほどきに 此高姫が乗り込んで... | 398 |
399 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第16章 返り討〔644〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...達のやうな反逆者の出て来る処ぢやない、トツトと去にやがれ。コラ常彦、貴様は何だ、恩......から一寸たりとも入れる事は罷りならぬ、トツトと帰れ帰れ』常彦『貴様は梅ぢやないか、......ら俺が直接談判だ、邪魔ひろぐな、そこ除けツ』と行かむとする。鹿公、馬公は常彦の左右......する。鹿公、馬公は常彦の左右より両手をグツと握り、『これや、常彦、此処を何と心得て......は構はず強硬的に、『サア板公、滝公、続けツ』と一同が酒宴の場に現はれたるを見て高姫... | 399 |
400 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第17章 玉照姫〔645〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ツ=23 | ...想もコソも夕嵐 吹き払はむと夕月夜 キツと透して眺むれば 何とは、なしに見覚えの......さいました。マアマアお上り下さいませ。ユツクリと内開け話でも致しませうか』加米彦『......外両人加米彦に続かせられい……』夏彦『アツハヽヽヽ、石亀の地団駄、何程騒いだ所で駄......らぬ気を揉んだぢやないか』夏彦『身魂にチツとでも曇りの有る間は、神は今の今迄誠の仕......二人はまだ数に入つて居らぬのだ。なんとムツカしいものだなア』夏彦『兎も角、神様にお......、此処で一日二日休養して下さい。其間にキツと紫姫様、青彦の消息が分るでせう』加米彦......祝砲でも上げませうか』と言ひも終らず「プツプ......ツプウ」と放射する。夏彦『アーア煙硝臭い、... | 400 |