番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
601 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第4篇 修理固成 | 第19章 蜘蛛の児〔861〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...、来る奴来る奴、ひつ掴んでは日暮シ川にドツと許り投げ込み、瞬く間に数十人の人山を築......気概がなくては駄目だ』マチ『私だつて、ヤツパリあなたの御家来として余り不適当な者で... | 601 |
602 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第21章 神王の祠〔863〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...た序に尋ねて見るもよからうよ』と云ひ乍らツカ......ツカと祠の前に進みよる。三人は祠の前に跪き......所をお悟りになつた結果でせう。コリヤ、キツと因縁があるに違ひない。こんな所でこんな......に違ない。必ず必ず御心配なさいますな。キツと吾々が御父上や御母アさまを助けて上げま......ら、必ず御心配なさいますな。吾々一同がキツとお父さまを、如何な水牢の中からでも、日......で、キジ、マチと云ふ非常な豪傑ですよ。キツと助けて上げますから、機嫌を直して早く家... | 602 |
603 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第22章 大蜈蚣〔864〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...力を現はして お前の父のエスさまを キツと助けて上げませう マチ公お前は此方に ......てゐるのか。さう背部を下にして居ると、キツと大敗の憂目に会はなくてはならないよ』マ......連れ、単縦陣を作つてやつて来た時の姿にソツクリだ。これも何かの前兆だ。此儘に捨てて......数党だから険呑だよ』マチ『アハヽヽヽ、ヤツパリどつかに不安を抱いてゐると見えるなア... | 603 |
604 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第23章 ブール酒〔865〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 23 件/ツ=23 | ...ましたよ。非常な何々で、実に不愉快……オツトド......ツコイ壮快な事で御座いました。なア、ユーズ......事で御座いました。なア、ユーズ、お前もチツとユーズを利かして、戦況を、そこはそれ、......石村たばしりつきてなりませる神の名は、サツパリコンと岩拆の神、根拆の神』ブール『コ......に会ひましたよ』ブール『貴様の云ふ事はチツとも分らない。……オイ、アナンの大将、ユ......逆上せに、逆上せの幕が下りた所です。今ヤツと戦況の報告に帰つたまでの所、何が何だか......する。何卒御褒美と凱旋祝の為に、お酒をドツサリ呑ましてやつて下さいませ。人に将たる......是から皆の奴に口止め料として、葡萄酒をドツサリ振れまつてやらう。是もヤツパリ俺の知... | 604 |
605 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第5篇 山河動乱 | 第24章 陥穽〔866〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...持がせぬワイ。そんな野暮な顔しないで、トツトと中へ這入つて機嫌よく一杯やらぬかい』......ア、エスはエスでエスとしておいて、奥へトツトと通つて呉れ』キジ『貴様はどこまでもヅ......、キジ公とやら、何と云ふ七六つかしいシヤツ面をして居るのだ。今の内に美顔術でも施し......入し、ブルブル慄ひて居るブールの素首をグツと握り、キジ『サア、モウ斯うなつては駄目......、サア自分が死ぬと云ふ段取りになると、ヤツパリ厭だと見えて、ビリビリ慄うて厶るワイ......て、ビリビリ慄うて厶るワイ。さうすりやヤツパリ、口と心と裏表のことを言つてゐるんだ... | 605 |
606 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 後付 | 天津祝詞解 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...ば宜しいので、大体に於ては嬉し嬉しの善一ツの世の中に成るのである。即ち伊邪那岐命の... | 606 |
607 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第2章 大地震〔868〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ツ=11 | ...此上は三五の神様に見放されたに違ない。ヤツパリ昔から信仰して来た常世神王様を、一心......吾家を立出で、姿を見せなくなつたので、ヤツと安心し、俄に気分も良くなつて来たのよ。......子の信仰の厚薄を御試し遊ばすのだから、チツとも油断はなりませぬぞえ』『ハイ、現当利......ひ、お母アさまのお言葉といひ、只今限りスツパリと心を改め、決して外の道へは迷ひませ......か? 近所の者の注進によつて、何も彼もスツカリと教主の耳に這入つてゐるぞ! それに......無双の国依別だらう。彼奴が居やがると、チツと此方も都合が好くないのだ。二三日前から......と呑むで、モウ一きり御講演を願ひます。ラツパ節でも法螺貝節でも構ひませぬワ。お母ア......一つ力一杯吹き立て下さい』 アナンはクワツと怒り、巨眼を見開き、『コリヤ女! 譬へ... | 607 |
608 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第3章 救世神〔869〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...館に思はず知らず走せ着きぬ。 国依別はヤツと胸を撫で卸し、女を背より其場におろし、......胸を撫で卸し、女を背より其場におろし、ホツト息をつぎにける。女は細き声にて、『何処......……』『左様ならばお先へ失礼致します。キツと御待ち申して居りますから、必ずお這入り......、一心不乱に紅井姫の身の上の事などは、スツカリ念頭より忘却して、只々天下万民の為に... | 608 |
609 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第4章 不知恋〔870〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...ませぬ。どんな御取持でも致しますから、ハツキリと貴女の御嬉しい芝居の顛末を話して下......つては、此間の地震よりも、大火事よりもビツクリなさる事が出来て居りますよ。命迄はめ......さまには、此お館の名高い紅井姫さまが、ゾツコン惚込ンで恋病を煩ひ、国依別さまに朝晩......まのお部屋に立入り、国依別さまの胸倉をグツと取り思ふ存分不足を言ひなさい。若しも外......うとしよつたら、内事の司をして居る私がグツと抑へて、何事も言はさぬよつて、一つ大騒......の部屋へ飛び込みさへすれば、私の望みもオツトド......ツコイ、お前の望みも成功すると云ふものだ、......廻し、恨みの数々述べ立てて、姫さまにもキツイ御礼を申さなおかぬ』と地団駄をふみ出し... | 609 |
610 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第5章 秋鹿の叫〔871〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...ではあるまいかと胸を轟かせ、忽ち面部をパツと紅の色に染乍ら、『ハイ妾の手慰びを残ら......足音高く、隔ての襖を静に荒く引あけて、ヌツと首を出した秋山別は、『ヤアお楽みの所へ......さらうとも、承知仕らぬ。今日限り此館をトツトと退去なされ。ヒルの館の総取締秋山別が......実にお気の毒で申訳が御座いませぬ。是もヤツパリ妾の罪で御座いますから、どうぞ秋山別......お行き、御用が支て居るぢやないか』『チヨツ、エヽ仕方がない、何程親切を尽しても、私......の御用が急ぎますから、今晩は楓別命様にトツクリと事情を申上げ、お暇を頂戴致す考へで......頂戴致す考へで御座います』 紅井姫は『アツ』と叫んで又もや其場に打倒れ、前後不覚に... | 610 |
611 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第1篇 千状万態 | 第6章 女弟子〔872〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...る尋ねてお出になりましたよ。サアどうぞトツクリとお楽しみなさりませ』『ヤア、エリナ......たように、ここで一つ売り出さぬかいな。ヤツパリ可愛い夫の顔を見るとグニヤグニヤにな......打たれ、肋の三枚目をしたたかやられて『アツ』と其場に目を剥いて倒れて了つた。国依別......かむで狂ひまはる。秋山別は紅井姫の体をグツと抱へ、『モシモシ姫様、さう荒立ちなさつ......ひつついてますワイ。それもクの字が一番ハツキリ現はれ、つぎにアの字が現はれて居りま... | 611 |
612 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第7章 妻の選挙〔873〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...カ山の麓なる エリナの尋ね来りしゆ ヤツサモ......ツサの騒動も 漸く幕を切上げて 紅井姫や......是から先は大変な急坂で御座いますから、ボツボ......ツとお登り下さいませ。国依別もお附合にゆる......ませぬから、御安心下さいませ』『此坂をズツと登りつめると、樟の大木の森があつて、そ......相に、『ハイ、何時でも押して上げます。キツと御心配なさいますなや』と路々いたはり乍......だつて満更捨てたものぢやないからなア。チツとばかし日に焼けとると云ふが、欠点位なも......合つてゐるワ。烏の夫に孔雀の女房とは、チツと無理だよ。孔雀は孔雀同志夫婦になり、烏... | 612 |
613 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第8章 人獣〔874〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...致せと呼ばはれば 二人の男は驚いて パツと二つに立別れ 両手を土につき乍ら ヒ......笑しけれ 吹き出す計りの可笑しさを ヂツと怺へて国依別は 又もや天狗の作り声 ......木橋の畔迄辿り着いた。大地震の為に橋はスツカリ墜落して了ひ、日暮シ河は滔々として濁......るから、一足でも先へ進まうぢやないか。キツと此川堤を行きよつたに違ひないぞ』『さう......装ひ、誠にすまぬ事を致しました。今後はスツパリ改心致しまして姫様始め皆さまにお詫に......ドサンと引くりかへし、其上から土足でギユツ ギユ......ツとふみチヤクリ、腸を破つて了うのだ。其後......と秋山別は妙案を出すだらう』『妙案々々キツとウラル教から、軍師として招聘しに来るだ... | 613 |
614 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第9章 誤神託〔875〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 29 件/ツ=29 | ...数歌はモウ聞き飽いてゐらつしやるから、チツと珍らしい事を申し上げて、此方を向かすと......だ』『大変に六つかしい事を言うのだね。モツと平たく云うて呉れないか』『俺だつて平た......ライ神さまが、お憑りになるか知れぬぞ。ビツクリするなよ』『何だ其スタイルは、無茶苦......任して早く盛物に手をかけようと致すと、サツパリ可かぬぞよ。何事もイヽ因縁づくぢや。......してやるぞよ』『イヽヽ意茶つかさずに、モツと一さくにとつとと言つて下さいませ。心が......り下さい……』 ポンポンと手を拍つ。『エツヘヽヽヽ、まだまだ言はねばならぬ事がある......如うな面をした其方が、女房に選ぶとは、チツと提灯に釣鐘だ。閻魔の帳面を拝借して調べ......調べて見い、紅井姫はモリスの妻なりと、ハツキリと附け止めてあるぞよ』『エヽ此奴ア偽... | 614 |
615 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第10章 噂の影〔876〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...よ。併し此頃の大将の御機嫌と云つたら、サツパリなつてゐないぢやないか。何とかして機......ールの教主が此方へ御帰りの途中、上からスツと流して来た遊山船の中に、十四五の何とも......許り、無茶苦茶に強いが、酔が醒めると、サツパリ大水が引いた跡の様に、臆病になり、シ......んな事に掛たら、得手に帆のユーズだよ。キツと成功させて見せる』『それならお前、是か......、甘く往つたら拍手喝采を願ひまーすだ。アツハヽヽヽ面白い面白い』『併しユーズ、お前......ら宜しう御座いませうかなア』 アナンはハツと驚き乍ら、稍声を震はせて、『ナヽ何と申......と云ふのか。そりや人違ではあろまいな。チツトばかり、ユーズも心配だからのウ』『エヽ... | 615 |
616 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第11章 売言買辞〔877〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ツ=13 | ...なくてはなりませぬ。負て勝取るとやら、ネツトプライスの掛値なしの店よりも、ド......ツサリと負値を吹き立て、客に対しド......ツサリ負てやる店の方が能く繁昌致しますから......変らず御店の繁昌する様に、今度もキレーサツパリと御負下さいませ。あなたの方に於て、......私は漆彦命となつて負かしてあげませう。チツとはうるし、否うるさくても、そこが何事も......お這入り下さいまして、京の御茶漬けでもドツサリ食つて下さつて、御帰り下さいませ』『......天罰と云ふものは恐ろしいものだナ。併しチツとも油断は出来ない。……紅井姫様、エリナ......るなり、何と云つてもモウ此方のものだ。アツハヽヽヽ』と笑ひ乍ら、空を仰ぐ途端にふと... | 616 |
617 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第12章 冷い親切〔878〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...ました……と仰有つたかどうか、其点迄はハツキリと存じませぬが、マアマア美人と云ふも......したキジ、マチの両人を救ひ出し、彼奴にドツサリ酒でも呑まして口塞ぎをし、又エリナの......ませうか、神様の大御心に叶ひませうか、オツト待てよ、エスを放り込みた張本人は矢張ユ......して来い』『ハイ畏まりました。ウントコドツコイ、シテコイナ』と尻ひつからげ牢獄指し......シテコイナ』と尻ひつからげ牢獄指して、タツタ......ツタ......ツと暗がり道を走り行き、漸く水牢の外面に走......ら御礼の言も分りませぬ。ヤア御遠慮なくズツと御入り下さいませ、今に御酒の用意も出来... | 617 |
618 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第2篇 紅裙隊 | 第13章 姉妹教〔879〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ツ=13 | ...パスの様に目玉を急速度を以て回転させ、チツともお聞き遊ばさぬものだから、とうとうあ......つ隠れつ、此ユーズが甘い物を持運び……オツト、ド......ツコイ教主さま、そンな六つかしい顔をしちや......やいけませぬよ。それでは教主たる価値はサツパリ零ですよ。モウ斯うなる上は旗色の好い......も、構ひませぬワイ。国依別様に何々してドツとお気に入り、結構な宣伝使にして貰つて、......と云つても、流石はエスさまさまですよ。ヤツパリ私の睨ンだ通り、偉いですな、見上げた......イ。丸で死ンだ馬の様ですワ』 エリナはサツと顔色を変へ、『エー、お父うさまが亡くな......よりも一足先ここへ出て来て貰ひ、酒でもドツサリ呑まして篏口令を布き、ヤツと此場の芥... | 618 |
619 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第14章 樹下の宿〔880〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ツ=13 | ...ソビソ話が耳に這入つて来るので宗介は、ソツと空をすかし乍ら、声する方に近寄つて耳を......りを取り、国依別が一足跨げるや否や、バサツと落ちる様に工夫をせうぢやないか。藤蔓か......んだし、此方は健脚家計りのお揃だから、キツと俺の方が先へ勝つにきまつてる。彼奴はま......が足を二歩三歩かけよつたが最後一イ二ウ三ツで引張るのだ。何と秋さま、妙案だらう』『......風が吹くぢやないか。仮令落込ンだ所で、チツと位怪我をしても、三人が三人乍ら死ぬ気づ......宣伝使様、あなた御存じですか』『初からスツカリ聞いて居る。宗彦と云ふ名に替へてやら......くのだ。現に三日も違ひがあるのだから、ヤツパリ弟だよ』『エヽ仕方がないなア。ぢやド......パリ弟だよ』『エヽ仕方がないなア。ぢやドツと譲歩して表面だけ弟になつておかうかい。... | 619 |
620 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第15章 丸木橋〔881〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...つたものですワ』『ナニ、神様の守護で、キツと鶯の谷渡りの様な声が出て来るよ。そこが......ば、思ひがけなきかぐはしい歌である。『ヤツパリ女はこンなものかいな、モリス。モ一つ......事があるワイ。のうモリ公』と小さい声でブツブ......ツ囀つて居る。 国依別は女の声にて、国依『......様の心の底から御慕ひ遊ばす、秋山さまにキツと会はれますよ。私だつて一目見そめたモリ......。『アハヽヽヽ、ズイ分甘く行つたねい。ヤツパリ吾々を女だと思つて居るらしいよ、一つ......申さぬぞよと、三五教のお筆先もどきに、キツとお姫さまが秋モリの金神の御神徳を讃歎し......うつて進まうぢやないか。谷間の一筋道、メツタに間違う気遣ひはあるまいて、 君はまだ... | 620 |
621 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第16章 天狂坊〔882〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...ニ秋山別、そンな気遣ひがあるものかい。キツと此処へ出て来るに違ひないワ。それにして......てあつたぢやないか。俺やモウあの一言でサツパリ得心して了つたよ。併し乍ら大分に諦め......国依別が茲へ来るのを待ち受けて脅かしてボツ返してやらうか。それに付いては幸ひ、此山......イ、誠に済まぬ事を致しましたが、これもヤツパリ秋公の恋の懸橋をおとした国依別で御座......様な所へ出て来たのか。大盲奴』『オイ、ヤツパリ日暮シ山の岩窟かも知れぬぞ。今天狗さ......野天狗と云ふ者は嘘計りいふものだから、ウツカリ信用は出来ないぞ』『此方の申す事をま......か。それ程疑ふのなら、許してやるから、トツトと此木の上へあがつて来い、天狗の正体を......其国々の、国魂に依て別られてあるから、チツとは調子も違うぞよ。余り口答へを致すと、... | 621 |
622 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第17章 新しき女〔883〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...の利いた前途の見える人ならば、どンなヒヨツトコでも、跛足でも目つかちでも、鼻曲りで......別が方寸に止めてあるから……』 紅井姫はツンとして、『男と云ふ者は凡て一生の方針を......唱し、女尊男卑の社会にして了ひますよ。オツと、君も僕のハズバンドに成りたいと思ふな......い頭脳の黴の生えた骨董品、斯んな品物をウツカリ買ひ込まうものなら、それこそ一生僕の......ブと計り、シーズン河の激流に飛び込み、パツと立つ水煙と共に後白波と消えにける。 秋......ゝどうしたら良からうかな。こンな事ならヤツパリ、エリナの方を情婦に持つのだつたに、......井姫さまにお前はモウ秋さまだと云つて、エツパ......ツパを喰はされたのだなア、アハヽヽヽ』『ホ... | 622 |
623 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第18章 シーズンの流〔884〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...も一層の事淵川へ身を投げて死の神の手にキツスをしたくなつて来るよ。君も余程デレ助の......らうぢやないか』『オイ、秋山別、お前もヤツパリ感染して居るようだぞ。エリナさまと同......出されて来るワ』『あゝさうだつたなア。ウツカリして居つて類焼の厄に会う所だつた。幸......さるのが気の毒で御座います。それ故私がフツ......ツリと思ひ切つて上げた方が、姫様の執着が残......で御座らうなア』『えゝおきなさいよ。ヒヨツトコ男の腰抜野郎計りが、二人も斯ンな処に......会の為だらうよ』 秋山別、モリス両人はムツと腹を立て、『言はしておけば、際限もなく... | 623 |
624 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第19章 怪原野〔885〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...リナ姫 一目会はして下さませ 会うてサツパリ今迄の 無礼の罪を詫あげて 許し受... | 624 |
625 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第20章 脱皮婆〔886〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ツ=16 | ...どこともなしに厭らしき声が聞えて来る。フツと見れば、渋紙の様な肌をした赤裸の人間が......表はしたガリガリ亡者である。一目見てもゾツとする様な、厭な姿であつた。此亡者は赤裸......なかつた。只骸骨の上に渋紙の様な色した薄ツペらな皮が、義理か役かの様に包むでゐるの......か、返答をせい。現世には貴様の様な奴はメツタに見た事はないが、大方娑婆に居つて吾れ......、余り巫山戯たことをしよるものだから、チツと計り癪にさはり、ナイスが川の中へとつて......引ちぎり、冥途の旅をさしてやつたのだ。アツハヽヽヽ』『オイ、モリス、此奴が俺達の命......もう斯う白状致した以上は、了見ならぬ。バツチヨ笠のやうな、骨と皮との体をしよつて、......が踏みにじつて呉れるから覚悟を致せ』『アツハヽヽヽ、女に捨られ、命迄棄てた腰抜亡者... | 625 |
626 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第3篇 千里万行 | 第21章 白毫の光〔887〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ツ=10 | ...のある腮をしやくり乍ら、金銀色の角をニヨツと表はし、車より下りて、......ツカ......ツカと二人の前に立塞がり、『其方は秋山別、......、何をオドオドとして青ざめてゐるのだ。チツとしつかり致さぬか。コリヤ一匹の奴、貴様......がつかぬぢやないか』『袖がなくても、ポケツトが洋服の随所に拵へてあるワイ。其ポケ......ツトの重い、軽いに依つて、焦熱地獄のドン底......、焦熱地獄のドン底へ連れて行くか、但はモツトモ......ツト楽な神界の入口へ送つてやるか、ソリヤ分... | 626 |
627 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第22章 神の試〔888〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...らよもや西北の方へ散つて居る筈はない、キツと東南へ散つたであらう、さうすれば是から......痩る所迄思ひつめた女、どうしてさう綺麗サツパリと思ひ切られる道理が御座いませう。余......返事をして下さい。又実際に嫌なら、嫌とキツパリ言つて下さい。妾も一つの覚悟が御座い......も、御合点の悪い御姫様、モリスの様なヒヨツトコの愚鈍者の分らずやが、如何して尊い姫... | 627 |
628 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第23章 化老爺〔889〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...も顔色を変じ、爪の長き毛だらけの巨腕をヌツと前につき出し、今や秋山別を、一掴みにひ......あけて、雷の如き巨声にて笑ひ出しぬ。『アツハヽヽヽ、秋山別の宣伝使、能つく聞け! ......き隔てを立てて、自ら小さき穴に迷ひ込み、ツヽヽ月の大神許りを持て囃し、テヽヽ天に輝......云ふのはそンな化州でも何でもないワ』『ワツハヽヽヽ、それなら其方は何が一番怖いと思......の怖いと云ふのは誠と云ふ一字許りだ』とウツカリ怪物は口を辷らしたるを、秋山別は之を......がある。今日はこれで別れてやるが、明晩キツと仇を打つてやるから其積りで居れ。ウーー......と仇を打つてやるから其積りで居れ。ウーーツ』と唸りを立ててパ......ツと其儘消え失せにけり。(大正一一・八・二... | 628 |
629 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第24章 魔違〔890〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...だらうネ。併し今日はお前の一番怖い者をドツサリ持つて来てやつたから、マア昨夜の返礼......うよ』と云ひ乍ら、麻の様な物を左右左にプツプ......ツプ......ツと振りまはす。小さい玉の様な物が、幾百と......本当に憎らしいワ』と云つて頬辺たをピシヤツと叩き、耳を引かき、そこら中をひねりまは......、秋山別さま!』と云ひ乍ら、拳を一口クワツとかぶり取る。又一人の女は武者振りつき、......とはなしに煙の如く消えにける。秋山別はホツと息をつぎ、馬鹿面をさらして、そこらをキ......めされて来たよ』と聞くに、秋山別は、『オツトドツコイ化物奴其手は喰はぬぞ』と言ひ乍... | 629 |
630 | 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 | 第4篇 言霊将軍 | 第25章 会合〔891〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...誰がやつて来るのでせうかなア』『誰だかチツとも分らぬが、大方神様が御越しになるのだ......から、故意とに南の谷を登らせたのだよ。キツといろいろの神様の試練に会うて魂を研き、......りませなかつたが、どうやら、斯うやら、やツと及第点を得られた様な感じが致します。今... | 630 |
631 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第1篇 森林の都 | 第1章 万物同言〔892〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...ンドは猛獣を取り喰ふにも、男性的に敵をグツと睨めつけ、尻尾を打振り、尾端の剣を以て......悟る事が出来得る。例へば、喇叭は僅にタチツテトの五音を以て数多の軍隊を動かし、三味......の軍隊を動かし、三味線はパピプペポ、タチツテトの十音を以て一切を語り、牛はマミムメ... | 631 |
632 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第1篇 森林の都 | 第2章 猛獣会議〔893〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...、熊、大蛇、鷲などの連中が、常世の国のロツキー山方面より、常世会議のありし後、此森......王は腕を組み、髭に露をもたせ、巨眼をクワツと見開き、言葉も重々しく、『吾々の考ふる... | 632 |
633 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第1篇 森林の都 | 第4章 鰐の言霊〔895〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ... 鰐の頭はツカ......ツカと四人の前に現れ来り、さも嬉しげに頭を......年目 殉死なさむと意を決し 一イ二ウ三ツで飛込めば 後白浪に呑まれつつ 竜宮海......ルバンドに出会し 吾言霊の神力に 「オツトド......ツコイ」こら違うた 鷹依姫の言霊に 言向... | 633 |
634 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第1篇 森林の都 | 第5章 琉球の光〔896〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...慌ただしく息を喘ませ頼み入る。鷹依姫はウツラウ......ツラ眠りつつありしが、忽ち身を起し、月の大......神を祀りたる最も高き地点に登り、四辺をキツと見詰むれば、四方を包みし青垣山の彼方此......、爪を隠し、牙を縮め、眼を塞ぎ、大地にカツパとひれ伏して、震ひ戦き居たりける。 竜... | 634 |
635 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第1篇 森林の都 | 第6章 獅子粉塵〔897〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...都を十重二十重 包みて一度に鬨の声 ドツと挙げつつ進む折 湖辺に潜む数万の 鰐......漸く兎の一部隊 四十有五を捕獲して ヤツト一息それよりは 尚も進んて湖を 一瀉......子王は 頭を抱へ目を塞ぎ 忽ち其場にドツと伏し 悶え苦しみ居たりける あゝ惟神... | 635 |
636 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第7章 試金玉〔898〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...出来ますぞえ。これも全く日の出神の……オツトド......ツコイ、モウ日の出神は云はぬ筈だつた……神......ぞえ。何を云うても変性男子の御系統……オツトド......ツコイ、之も云ふ筈ぢやなかつたが余りの嬉し......之も云ふ筈ぢやなかつたが余りの嬉しさに、ツイこぼれました。ホヽヽヽヽ』常彦『其玉が......付にて、『モシモシ高姫さま、常彦さま、チツト御用心なされませや。あなたは又もや玉に......前は余程悧巧な方だと思つたが、私の目はヤツパリ違ひませぬワイ、オホヽヽヽ』春彦『そ......しが出来ませぬぞ。どうぞ胸に手を当ててトツクリと御思案なされませや』高姫『コレ春さ... | 636 |
637 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第8章 三人娘〔899〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/ツ=13 | ...けた可笑しさに、吹出す許り思はるるを、ジツと怺へて春彦は女を指し、『アレ御覧なさい......つけて、小声で囁いてゐる。高姫は春彦をグツと睨めつけながら、俄に顔色を和げ、高子姫......の取れぬ仕方のない御方で御座いませう。オツトド......ツコイ眉毛に唾をつけ、おけつの毛に気をつけ......る様な勢になつて来ます……コレ高さま、オツトド......ツコイ高姫さま、だまされなさるな。常世の城......。此春彦が天眼通、一目睨んで査べたら、メツタに間違ひありませぬ、高倉稲荷の白狐さま......が、どれ程賢う見えるか分らぬぞえ』とイラツクやうな声でたしなめながら、三人の後に従... | 637 |
638 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第9章 岩窟女〔900〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...日の姿も目につかぬ 高倉暗の高姫が ドツコイ一杯喰はされて 又も吠え面かわくだら......意の宝珠と思ひきや 狸の睾丸八畳敷 オツたまげたよたまげたよ コリヤたまらぬと尻......大教主 初稚姫や玉能姫 二人の身魂にコツソリと 離れの島にかくさせて 誰も在処......とする。春彦は声を限りに、『高姫さま、シツカリしなさい、違ひますよ。オイ常彦、ヨブ......つた明盲ばかりだなア。高姫さまも是ではサツパリ駄目だワイ』(大正一一・八・二二 旧... | 638 |
639 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第10章 暗黒殿〔901〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...白髪と変じ、皺だらけの渋紙のやうな面をヌツと前につき出し、尖つた牙を下唇より一寸許......寸許り、下まではみ出し、『イヒヽヽヽ、イツ迄もイ......ツ迄も執着心の取れぬ婆アさまだのー。ウフヽ......ぢと慄うてゐるのか、千騎一騎の此場合、チツト気を付けなされ』常彦『高姫さま、此草つ......て、麻邇の宝珠の御用を天晴れ勤め上げ、スツパリ改心致して、玉照彦、玉照姫様に心の底......はなりませぬぞや。蜃気楼の様に私の姿をソツクリ其儘に現はして居やがる。油断のならぬ......模型をとられて了つたぢやないか。是からキツト此化物奴、高姫、常彦、ヨブと姿を変じ、......目がけて、力一杯になぐりつけた。高姫はビツクリ仰天、『アイタヽヽヽ、コレ両人何をす... | 639 |
640 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第11章 人の裘〔902〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ツ=19 | ...違ふと云つたら、マア違ふやうなものだ。チツトお前さま改心なさらぬと、私迄がこんな目......て、聞済はないぞよ……と三五教の御教にスツカリ現はしてあるぢや御座いませぬか……ス......変振り、ホトホト愛想がつきて、三五教がサツパリ厭になつて了つたのですよ』『あなたは......し、二人の前に胡坐をかき始めた。ヨブはビツクリして、『アヽ春彦さま、大変ですよ。石......才な、石地蔵や人間の姿に化けやがつて、四ツ足は四......ツ足らしうしたがよからうぞ。勿体ない、人間......かい、僣越至極にも程があるワ』石地蔵『ホツホヽヽ、俺達が人間の姿や仏の姿をするのが......などと、洒落てゐやがるが、大抵皆四足のサツクだ。どうだ、チツト合点がいつたか』『お... | 640 |
641 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第12章 鰐の橋〔903〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...使と申しても 恥かしからぬ魂となり キツト手柄を為さるだらう 一時も早く胸の戸......中の岩石に 二人の身体は引つかかり ヤツと息をば休めつつ 岩の真下を眺むれば ......ン河に逃げ去りにけり。 安彦一行四人はヤツと胸をなでおろし、枝振のよい大木を下り来......の居所を捜して居る。 高姫は常彦と共にヤツと安心し乍ら下つて来た。春彦もヨブも亦一... | 641 |
642 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第2篇 北の森林 | 第13章 平等愛〔904〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...便実に甚しかるべしとの反対論をなす者がキツト現はれるでありませう。併し各自にその天......常に『チウチウ』と云ふ。チウの霊返しは『ツ』となる。併し乍ら鼠の繁殖甚しき時は、食......道理である。要するに人間の肉体は霊魂のサツクのやうなものであるから、人間各自の形体... | 642 |
643 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第17章 悔悟の歌〔908〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...されゐたる黒姫が 思はず玉を紛失し ヤツサモ......ツサの最中に 高姫司が現はれて 思ひもよ......の里より黄金の 貴の御玉の納まりて ヤツト心を治めつつ 黄金の玉を逸早く 錦の... | 643 |
644 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第19章 軽石車〔910〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...附し 何か歌はにやなるまいと 此場にスツクと立上り 得意の手踊りお目にかけ 言......ひける 石熊さまは腰抜かし アイタヽタツタアイタヽヽ どうしたものか俺の足 一......お前の云ふ通り 寔に感服しましたと ニツと笑うた其顔は 今も吾目にちらついて ......まつる』と歌ひ終り、さも厳粛なる宴席をドツと許り笑はせける。(大正一一・八・二四 ... | 644 |
645 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第22章 橋架〔913〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ツ=10 | ...しく御断り下さいませ』『左様な御遠慮はチツとも要りませぬ。神素盞嗚大神様は、あなた......らしなさるのですか。あなたの本守護神はキツト契約済の実印を押捺して御座るに間違あり......後姿を睨んで、あの男を鰌なとして、私のオツトセイに持ちたいものだと、明けても暮れて......名大国主の神さまとは反対で沼河姫様よりズツと綺麗な賢女麗女にラバーされて、それを何......されて、それを何とも思はず、すげなくもエツパ......ツパを喰はす考へですか。本当に人の悪い唐変......ですか。本当に人の悪い唐変木だなア……オツトド......ツコイ、余り一心になつて、ツイ言霊が濁りま... | 645 |
646 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第23章 老婆心切〔914〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ツ=28 | ...から喧伝されて了つた。之を聞いた高姫はムツクと立上り、言依別命の居間を訪ねた。言依......り心を働かせて居た所である。高姫は襖をソツと引開け、叮嚀に頭を下げ、『言依別様、御......と気乗りのせぬ様な言葉附きである。高姫はツカ......ツカと言依別の前に進み、行儀よく膝を折つて......、此事はどうぞ私に一任して下さいませ。キツと成功させて見せますから……』『一旦男子......権威は忽ち地に落ち、末子姫様の御信用はサツパリ、ゼロとなつて了ひますよ』『あんな者......程憎まれても、此高姫が構はねば三五教はサツパリ駄目だ。アーア、気のもめる事だ。肩も......誰も知らぬかと思つて其態は何ぢやいな。ヤツパリ人の居る所では鹿爪らしうしてゐても、... | 646 |
647 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第24章 冷氷〔915〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...寸変つた偉い男だと感服してゐましたが、ヤツパリ栴檀は二葉より馨し、蛇は寸にして人を......より馨し、蛇は寸にして人を呑むとやら、ヤツパリ身魂の性来は争はれぬものですワイ。私......ぬけるやうな高姫さまが御座るのだから、メツタに仰有る事に抜目はありませぬ。高姫さま......ら、何を云つても皆氷に聞えるのだよ』『チツとカチワリにして、細かう云つて下さらぬと......国別……勿体ない、高姫さまに向つて、さうツベコベと口答するものぢやありませぬぞえ…......人だなア。是では何程変性男子の系統……オツトド......ツコイ、是は云ふのぢやなかつた……高姫が、......御命令に依つて御知らせに参りました……オツトドツコイ、此処にタカとか高姫さまとか云... | 647 |
648 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第1章 高論濁拙〔916〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...ヅして居ると、日が暮れます。さうすりやサツパリ後の祭り、サアもうお前さまに係り合つ......思つても、いつかないつかな日の出神の…オツトド......ツコイ……日の出る様な勢でも、只一口ジユン......の妨害運動を早くも聞かされてゐたので、テツキリ、此事ならむと早合点し、松若彦『高姫......れて居つても、埒はあきませぬぞえ。……ヤツパリ気が咎めると見えて、蒟蒻のやうにビリ......未練な松若彦、彼奴を往生させねば此世はサツパリ泥海だ。千騎一騎の神界の御用だ』と云... | 648 |
649 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第2章 灰猫婆〔917〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...たいは山々だが、俺が今ここを飛出せば、サツパリ不在となつて了ふ。あれ丈距離を保つて......あつて空中を翔るでせうが、松が走るとはチツト合点が往かぬぢやありませぬか』カール『......狂うて、喜んでゐます。私だつて常彦……オツトド......ツコイ、常の日とは違ひ、春彦……又違うた…......イ』春彦『お出でになつたか、ならぬか、ハツキリ言つて下さいな』カール『ハイ、お這入......が元で、竜宮館が高天原と定まりたぞよ。アツハヽヽヽ』常彦『まるでキ......ツネ彦が狐にだまされたやうな心持になつて来......国依別さまもエライ人だと思うて居つたがヤツパリ偉い御方だと、うつかり蝶つた所、それ... | 649 |
650 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第3章 言霊停止〔918〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...いかなお前でも思ひがけなかつたでせう、ホツホヽヽヽ。憎まれ子世に覇張る……とか申し......際、実に見上げたもので御座いますワイ。オツホヽヽヽ。何程琉の玉や球の玉を手に入れた......、灰泥の様になつて居つては、玉の効用はサツパリ玉無しですよ』春彦『コラ灰猫婆ア! ......に感心……否寒心せざるを得ませぬワイ。オツホヽヽヽ』と云つた限り『ウーン』と反り返... | 650 |
651 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第4章 楽茶苦〔919〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...お宅へお出でになるでせうから、それ迄にトツクリとあなたと御相談を遂げ、姫様にも断乎......います』捨子姫『国依別さまも、妾が夜前ソツと高公を伴れ訪問致し、いろいろと御意見を......は只一人現はれ来り、高公に案内させ乍ら、ツカ......ツカと奥に入り、『ヤア松若彦さま、此処でし......魂の違ふ此縁談がどうして纏まりませう。チツト胸に手を当てて後先を考へて御覧なさい。......ヽ。人を呪はば穴二つですよ。お前さまもシツカリなさらぬと何時ドブへはまるか分りませ......、相手方の国依別様へも極力運動いたし、ヤツとの事で纏まつた此縁談、何程高姫様が水を......じて御馳走もせねばなりますまい。お酒もドツサリ皆さまに飲つて頂き、底抜騒ぎをやつて... | 651 |
652 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第6章 皮肉歌〔921〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...者 からかひ上手の生れつき これからチツトは村肝の 心の駒を立直し 早く真面目......前を大事と思ふ故 日の出神の生宮が オツトド......ツコイコラ違うた、 日の出の勢ひ大空に ......松若彦の司さま 此高姫が云うたこと キツト忘れちやなりませぬ 正月言葉は誰も好......高姫祈り奉る』と皮肉な歌を唄ひ、元の座にツーンとして、坐り込みける。(大正一一・八... | 652 |
653 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第7章 心の色〔922〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...の間にやら紛失し 黒姫さまが驚いて ヤツサモ......ツサと修羅もやし 吾等親子を疑ひて 詰め... | 653 |
654 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第8章 春駒〔923〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...まとなりました 灰にまみれた三人が ヤツサモ......ツサの最中に 言依別の神さまが 表戸あけ......つい火にかけて きつい重たい向ふ鎚 ドツサリ加へて打ち直し 焼刃を入れねば仕方......日の花形役者なる 国依別の神さまに ベツタリ出会うて勇み立ち 言依別の教主等と......互に心をあはせつつ 打寛ろいで酒肴 ドツサリよばれて舞ひ踊り 千秋万歳万々歳 ... | 654 |
655 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第9章 言霊結〔924〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...松若彦は丸木橋 力に任して打おとし ヤツと胸をば撫で乍ら 捨子の姫の館迄 息せ......腹にすゑかねて 忽ち火鉢を引つ掴み ヤツサモ......ツサの其結果 三人の男女は灰まぶれ 鎬を......木の花の 神の化身に巡り会ひ そこでスツカリ改心を 遊ばしまして河渡り 原野を... | 655 |
656 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第11章 波静〔926〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...子は 風に木の葉の散る如く ちりちりパツと散りみだれ 暗にさまよふ幼児の 吾兄... | 656 |
657 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第13章 帰途〔928〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...ぎまつる』常彦『アハヽヽヽ、高姫さま、チツト暑さが酷いので、逆上してますねい。併し......うは甘く問屋が卸しませぬワイ』鷹依姫『オツホヽヽヽ』高姫『ヘン、常彦、馬鹿にしなさ... | 657 |
658 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第14章 魂の洗濯〔929〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...れも知るであろ 固い計りが能でない オツトド......ツコイ危ないぞ うつかりしてると石車 乗......みつき 固く喜びなさるだろ ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ 高姫さまよ如何なさる 石でも......イシヨ 高姫さまよ如何なさる 石でもヤツパリ丸ければ 玉に能う似て居りまする ......て 怒つたことがあるさうな ウントコドツコイ コレワイシヨ グヅグヅしてると転......国依別や末子姫 二人のお方も今頃は スツカリ転んで御座るだろ 同じ転ぶにしたと......ます真秀良場へ 帰ると思へば有難い ドツコイシヨ、ドツコイシヨ 神が表に現はれ... | 658 |
659 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第15章 婆論議〔930〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/ツ=22 | ...、カル、間の国を経て、常世の国に渡り、ロツキー山に進み、鬼城山に到り、鬼武彦以下の......の一つ島からテルの国へ帰つて来る途中、ヤツパリ此高島丸に乗つて帰つたが、其時に妙な......ら、経験がないのは無理はない。これからボツボ......ツと教へ込んで、家風に合ふ様に、婆アさまの......若しや此船にでも乗つて居らうものなら、サツパリ始末に終へぬぞ。チト気をつけぬかい』......なア。虎でも狼でも腹がふくれて居れば、メツタに人間にかぶりつくものぢやない。人を見......よ』松公『ナーニ、高姫だつて、四つ足のサツクだ。宣伝使とか云ふ雅号を持つてるだけで......くて、おまけに見つともない。尊敬の念はチツトも起りやしないよ。男でも女でも赤裸にし... | 659 |
660 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第17章 感謝の涙〔932〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...りになつて、何れも方角違ひの方へ往ていらツしやつたものですから、神界のお計らひにて......。どうぞ之を御披き下されば、玉の所在もスツカリお分りでせう。どうぞ御苦労ですが、モ... | 660 |
661 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第18章 神風清〔933〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...方々は麻邇の宝珠の所在が分つたとかで、ソツトどこかへ御出でになりました。就いては近... | 661 |
662 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第19章 報告祭〔934〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ツ=20 | ...だらう。そして毛の色が真黒々助の黒姫だオツトド......ツコイ黒猫だ。おまけに貴様の嬶がおすみと云......に、おれは猫の年に生れた寅公だけれど、ヤツパリ人の家に養はれる家畜だから、自称艮の......、イヤ狸安、どうだい、豪勢な者だらう。オツホヽヽヽ』と笑ふ。安公は立あがり、そこら......いするのだ。かせいと云つたつて、此頃はサツパリ懐が冬枯れだ。木の葉一枚ドンドン乍ら......、持つてゐないのだから、反対にこつちへチツト許り貸せないかなア。俺も今日は斯うして......だが、どこが悪いのだ、そんな事言はずにチツト俺に貸せ。今日は目出たい日だから、お前......の塵を払ふよりも、俺達は自分の甲斐性でドツサリ金を借り、お髭の塵どころか、三文も払... | 662 |
663 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第21章 峯の雲〔936〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...ましくも出で来る 人の足音耳につき パツと驚き立ち別れ 雲を霞と逃げ去りぬ 吾......つて泣き沈む。黒姫は確信あるものの如くニツコリと笑ひ乍ら、『高姫さま、あまり迂濶し......ませぬか』 東助の顔の色が之を聞くよりサツと変つた。高姫の顔も亦俄に変り、目は円く... | 663 |
664 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第22章 高宮姫〔937〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ツ=6 | ...のが、何といふ情ないことを仰有るのか、ヤツパリ悪の霊の守護に相違あるまいと、心の中......『そんな事が御座いましたか。私も此れでスツパリと改心を致します。生れ赤子になつて、......ました』 秋彦は思はず吹き出し、秋彦『ウツフヽヽヽ高姫さま、改心の掛値といふのはど......今日のあなたの改心は生中も掛値のない、ネツトプライスの正札付の改心ですか、オ......ツホヽヽヽ』東助『コレ秋彦、お黙りなさい。......亡ぼしに、一つ愁歎場をお聞きに達しようアツハヽヽヽヽ』(大正一一・九・一九 旧七・... | 664 |
665 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第23章 鉄鎚〔938〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ... 東助は何と思うてか、ツト立ち上り、音吐朗々として四辺を響かせな... | 665 |
666 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第24章 春秋〔939〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...下さいまして満足に思ひます』 東助はスボツコな口調で、『教主様、何か急用でも起りま......喰た様な顔して居りましたが、斯んな事がパツとしました以上、最早総務の席に留まつて居......昨日の夕方此処を立たれました』 高姫はサツと顔の色を変へた。されど素知らぬ顔をよそ... | 666 |
667 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第4篇 理智と愛情 | 第25章 琉の玉〔940〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...思うて、倉皇として駆け出したのだらう。ヤツパリ夫婦といふものは互に恋しいものと見え......そりや知らぬが、どうぞ宜しうと云つて、トツトと帰つて行かれました。秋彦までが、折角......レ国玉別さま、玉能姫さま、御苦労だが、一ツ舟を急いで出して下さい。そして淡路島まで......上げたいが、昔の恋男だなんて聞く上は、ウツカリ送る訳にも行くまい。東助さまの御心も......にも行くまい。東助さまの御心も分らず、ウツカリ送つて行かうものなら、それこそ何んな......んなことで三五教の宣伝使が出来ますか。チツト粋を利かしたら如何だなア』 かく話す折......まと面会の上酒を汲みかはし、私達兄弟もドツサリと頂きました』高姫『コレお前は駒彦だ......何とした冥加に余つた事で御座いませう。キツト大切にお守り致しますから、御安心下さい... | 667 |
668 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第1章 筑紫上陸〔942〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...をも続け、島に繋ぎありし、何人かの舟をソツと失敬して、乗つて来た事もあるのであつた......る信用と、今の黒姫に対する態度とは、ガラツと変つてゐる。黒姫は要するに口計りの人間......い、黒姫さまの貞節を学んで、それを妾にソツクリ其儘行うて呉れ……と云ふ虫の好い謎だ......は出来ない因縁がまつはつてゐるのだ。今ヤツと建日の港へ着いた許りだ。今頃に望郷の念......、夫を親身になつて思つては呉れないよ。チツと黒姫さまに倣つて、お前も女房を大切にし......土産だよ……なア黒姫さま……』と舌をニユツと出し、頤をつき出して、稍嘲弄的に目を注......改心しとるぢやありませぬか』黒姫『エヽ、ツベコベと小理屈を言ひなさんな。途中に船が......と云つて、こんな所迄従いて来ましたな、オツホヽヽヽ』孫公『呆れて物が言へませぬワイ... | 668 |
669 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第2章 孫甦〔943〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ツ=12 | ...章へ廻る。孫公は益々唸り出した。さうしてツト自ら起き上り、道端の青草の上に胡坐をか......唇をパクパクと動かした機みに上下の歯がカツンカ......ツンと打あふ音が聞えて来た。黒姫は......ツト傍に寄つて、『コレ孫公、喜びなさい、黒......つたつて構はぬぢやないか。お前さま達がヤツサモ......ツサ騒いで居る間に平気の平左で幽冥界の探険......公は大口を開いて歌ひ出した。『アハヽヽハツハ阿呆らしい 頭の光つたハズバンド 高......すより 早く諦め帰ぬがよい アハヽヽハツハ アハヽヽハー 呆れはてたる次第なり... | 669 |
670 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第3章 障文句〔944〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ... 悪垂れ婆と事変り 雪を欺く白い顔 ボツテリ肥た膚の色 何処に言分ない娘 女房......りよな 誠に立派な夫婦ぞや エヘヽヽヘツヘ ヘヽヽヽヽ』黒姫『コレコレ孫公、お前......子姫と云ふ、天の岩戸を閉めた素盞嗚尊の娘ツちよを女房に持つて、火の国に御座らつしや......姫と脂下つて居ると云ふなり、何が何だかチツとも訳が分らぬぢやないか』芳公『それもさ......方枉津が憑つたのだらう。……おい孫公、シツカリせぬかい。貴様は目を廻しやがつて矢張......と見え、そんな矛盾の事を吐くのだらう。チツとしつかりしてくれないか。俺達もこんな処......も房公の言ふ通り、孫公の言ふ事は前後がチツとも揃はない、枉津と云ふものは、賢い様で......緒に行かう』と言ひ乍ら孫公の左右の手をグツと握り引き立たさうとする。孫公は地から生... | 670 |
671 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第4章 歌垣〔954〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ツ=10 | ...へますか』芳公『私は又、竜宮の乙姫様はモツト立派な御方で、其御神力の億万分の一程黒......あはされて、くたばるし、黒姫さまの箔はサツパリ剥げるし、岩窟の中からは怪体な声がす......するし、夜は追々と更けて来る。あゝ是程ガツカリした事があらうか、……なア房公、夜が......ありませうか。何程色の黒い黒姫だとて、ヤツパリ女は女だ。捨てる神もあれば拾ふ神もあ......は直そんな所へ心を廻すから困つて了ふ。チツとお前も凡夫心を捨てなされ。大神様が笑つ......知らぬ吾心 高山彦の夫ぞ志たはし……オツホヽヽヽ』房公『ヘーン、どないでも理屈は......くものですなア。イヤもう貴女の能弁にはサツパリ寒珍仕りました。イヒヽヽヽ』 岩窟の......アフリカの 荒野さまよふ恋の虜が。 ウツフヽヽ、イツヒヽヽ 是れからは月照彦も宿... | 671 |
672 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第5章 対歌〔946〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ツ=4 | ...の黒顔も見えず。 アハヽヽヽ、オホヽヽホツホ、ウフヽヽヽ、 エヘヽヽ、イヒヽ笑ひ......祭の詮術もなし。 アハヽヽヽ、オホヽヽヽツホ、ウフヽヽヽ エヽイヽ加減に止めて置......と吐く雉にはやりはせぬ 猿のやうにキヤツキヤ......ツと鳴け』房公『馬鹿にすな婆の癖して桃太郎... | 672 |
673 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第6章 蜂の巣〔947〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 45 件/ツ=45 | ...すやすと 登らせ給へ純世姫 ウントコドツコイ息苦し ハアハアハアハア スウスウ......して 進めば何時しか絶頂に ウントコドツコイ着くだらう とは云ふもののきつい坂 ......もののきつい坂 お嬶の○に上るとは チツとは骨がある様だ 足はモカモカして来だ......だ 足はモカモカして来だす ハアハアドツコイ、ウントコナ 腰の辺りがド......ツコイシヨ 如何やらハアハア変梃に フウ......らハアハア変梃に フウスウフウスウ、ドツコイシヨ なつて来たでは無いかいな 高......れるわい ハアハアこれこれハアハア、ドツコイシヨ 黒姫さまよ聞きなされ 高山彦......アハアフウフウ可愛いかろ 可愛い男にドツコイシヨ ハアハアフウフウあふのだもの ... | 673 |
674 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第7章 無花果〔948〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ツ=39 | ...で スタスタ登る床しさよ 房公さまはドツコイシヨ 日の出神と云ふ格だ 芳公さま......シヨ 日の出神と云ふ格だ 芳公さまはドツコイシヨ 面那芸彦と云ふ役だ 黒姫さま......祝姫 神の命の宣伝使と 思うて見てもドツコイシヨ 皺苦茶婆アぢやはづまない 祝...... 皺苦茶婆アぢやはづまない 祝の姫のドツコイシヨ やうな御若い女なら 少々小言......こ うちのお鉄が見たならば ウントコドツコイ悔むだろ さぞや歎くであろ程に 天......ろ さぞや歎くであろ程に 天道さまもドツコイシヨ 聞えませぬと取りついて ウン......ヨ 聞えませぬと取りついて ウントコドツコイ泣くだらう 思へば思へばいぢらしい......頭がもり出した 汗が流れて目が痛い ドツコイドツコイ膝坊主が キヨクキヨク笑う... | 674 |
675 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第1篇 筑紫の不知火 | 第8章 暴風雨〔949〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...んなこととは少しも気がつかず、余りのジレツたさに声を尖らし、黒姫『コレコレ両人、お......と仰有つて下さつても、如何したものか、チツとも足が立ちませぬワ、……なア芳公、お前......ませぬワ、……なア芳公、お前はどうだ。チツと動けさうかなア』芳公『おれも如何したも......かなア』芳公『おれも如何したものか、チーツとも動けないよ。地の底から鼈でも居つて吸......いワ。何程憎いことをいふ婆アさまでも、ヤツパリ可哀相なからな』房公『それが人間の真......癒を御祈りすることにしようかい』芳公『ヤツパリお前もさう思ふか、それは有難い、どう......たがなア』芳公『確に俺もさう聞いた。ヒヨツとしたら、あの宣伝使が最前の蜂の巣の下で......『そうだらうかなア。そんなら、これからボツボツ此坂を登ることとしよう。黒姫様も最前... | 675 |
676 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第9章 玉の黒点〔950〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...、何でも御尋ねすると、宇宙の森羅万象がスツカリ映るのだ。それに此頃は如何したものか......出した所、建能姫様は厭相な顔付し乍ら、ソツと手に受取り、クルクルと転がして見て……......ならば、建能姫様に献り、歓心を買うて、ソツと婿にならうと云ふ野心があるのだ。其野心......いよ』と言ひ乍ら、稍冷笑気味に甲の顔をグツと見上げる。甲は電気にでも打たれた様に胸......げ込んで了つたら如何だ。災の来る前にはキツト宝の表に黒い影がさすと云ふ事だ。人間の......……否黒石を叩き割つて了はねば、此国はサツパリ駄目だよ。水晶玉の筑紫の島がサ......ツパリ泥水になつちや堪らない。国魂の神様は......、蓑笠草鞋脚絆に金剛杖の軽き扮装にて、コツンコツンと、坂路を叩き乍ら登つて来る一人... | 676 |
677 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第10章 空縁〔951〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...きました、召し上り下さいませ』 此声にハツと気が付いたやうな面持にて、建国別『ヤア......卒女房の妾に何の遠慮もいりませぬから、ハツキリと仰有つて下さいませ』と恐る恐る問ひ......しませうか。神様のお蔭で貴方も御両親にキツトお遇ひなさる事が何れは御座いませう。何......が女房だと仰有つて下されば、建国別様はキツとお会ひ下さるでせうから……』 門番の幾......高山彦の女房と云ふ声に驚き慌てて表門をサツと開いた。数多の参詣者の出入する門は横の......このお方の御案内をして来たのだ』玉公『チツと合点の行かぬ事があるのだ。ひよつとした......行く。幾公『モシモシ建国別のお母さま、ボツボ......ツ来て下さい。私が先に御主人に御注進申上げ... | 677 |
678 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第11章 富士咲〔952〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...添へてあり、其守刀に真珠を以て十の字がハツキリと記して御座いました。その守刀は今に......たのです。そこへ貴女がお越しと聞き、ヒヨツとしたら吾恋しき母上ではないかと喜んで居......致しますが、今俄に思ひ出せませぬから、ユツクリと考へ直して御返事を致しませう』 黒...... 幾公は大勢の中から屁垂つて居つた頭をヌツと上げ、幾公『はい、幾は此処に居ります。......はなかつたので、実の処互に顔を見合してガツカリして居た処ですよ。何卒お館の迷惑にな... | 678 |
679 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第12章 漆山〔953〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 50 件/ツ=50 | ...岩の根木の根ふみさくみ 房公『ウントコドツコイ芳公さま 気をつけなされよ危ないぞ......にころげてる 油断は出来ない坂の路 オツトド......ツコイ足辷る アイタヽヽタ......ツタ躓いた 足の頭がうづき出す 芳公気を......た 足の頭がうづき出す 芳公気をつけシツカリせい この又きつい坂路を 黒姫さま......せい この又きつい坂路を 黒姫さまはドツコイシヨ どうして降つて往ただろか ホ......に凄じき光景に 縮み上がつて黒姫が ドツコイド......ツコイドツコイシヨ そこらに転げていやせ... | 679 |
680 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第13章 行進歌〔954〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ツ=34 | ...冷酷非道の鬼婆と 心の中にて憤慨し オツトド......ツコイ危ないぞ そこには尖つた石がある ......うに躓いて 怪我を致しちや堪らない オツトド......ツコイ脇道へ 俺の歌奴が脱線し 分らぬや...... やつとその場のごみ濁し 命からがらドツコイシヨ 夜明けを待つて逃げ出せば 胸......峻坂に ふと出遇した四人連れ 此奴はテツキリ泥棒と 早合点の両人は 天狗の孫と......いやながら受け取つて お気に召さねどドツコイシヨ 此処迄はいて来てやつた 芳公...... 感謝祈願を申上げ 館の上下打揃ひ ドツサリ祝ひを致さうと 嘸今頃は神館 上を... | 680 |
681 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第14章 落胆〔955〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ツ=26 | ...前、玉公は門番の幾公に臨時代理を頼まれ、ツクネンとして門扉を閉ぢ、借つて来た狆の様......奴ア。此処は建国別様の神館の表門だぞ。チツと謹慎の意を表せぬかい。何処の誰だか知ら......うか』玉公『其声は侠客の虎公だないか。チツと静にせぬかい。漆山なんて、そんな嫌らし......お館は少し大変なお目出度い事が起つて、ヤツサモ......ツサの最中だ。暫く其処辺に控へて居れ。御主......はゆかぬわい』房公『オイ虎公、二匹とはチツとひどいぢやないか。あまり馬鹿にすない』......公『エー、仕方の無い奴だなア。そんならドツと張り込んで、今日丈は治外法権だ。開けて......は治外法権だ。開けてやらう』と言ひ乍らサツと白木の門を左右に開いた。玉公『ヤア虎公... | 681 |
682 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第15章 手長猿〔956〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ツ=39 | ...足拍子を取つて唄ひ行く。芳公『ウントコドツコイド......ツコイシヨ 天が地となりウントコシヨ 地......黒姫が 万里の波を乗越えて ウントコドツコイ暑いのに 汗をタラタラ流しつつ 薄......をつけ 心の丈を口説かむと ウントコドツコイやつて来る コリヤ又何としたことだ......ヨ 愛子の姫ではないかいな ウントコドツコイ棺桶に 片足ド......ツコイつつ込んだ 此世に用のない爺 薬鑵......のない爺 薬鑵頭の寿老面 入日の影かドツコイシヨ 物干棹かと云ふやうな 鰌の様......か知らないが あんな爺と添ふならば モツト立派な人がある 此芳公はウントコシヨ... | 682 |
683 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第2篇 有情無情 | 第16章 楽天主義〔957〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...何一つ是といふ功名も残らず、一日々々とウツカリしてる間に墓場へ近寄つて行くのだ。俺......、外の鳥に育てさした様な黒姫さまでも、ヤツパリ老の年波で此世の中が何となく淋しくな......して御座る ホンに可笑しい鬼ぢやなア ドツコイド......ツコイド......ツコイシヨ!』と言ひ乍ら、ス......ツと二人の前を通り、影もなく煙の如うに消え......教は楽天主義だ。悲観する心になるのは、ヤツパリ心の中に鬼が巣くうてゐるのだ。オイ一... | 683 |
684 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第17章 向日峠〔958〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...呆けて居る様な腰抜男が何になるものか。チツと胸に手を当て、利害得失を考へて見なさい......る。乍併、私には両親が御座いますから、トツクリと相談を致しまして御返辞をする迄待つ......身生活をしてをるのも、何の為だと思ふ。チツとは俺の心も推量したら如何だ、片意地張る......のだ。仮令此身は殺されて、此肉体を烏にコツかしても、三公の様な嫌ひな男に、指一本触......愛の前に立ちはだかり、蠑螺の様な拳骨をグツと固めて目の前に突出し、三つ四つクルリク......何時の間にやら柔げて了つてゐる。お愛『ホツホヽヽ何とマア腰抜男だらう。団栗眼を柳の......ゆかぬ事もあればあるものだなア』お愛『ホツホヽヽ何とマア偉い惚け方だこと、何程お前......吐げさうになつて来ました』兼公『コリヤ女ツちよ、柔かく出ればつけ上がり、何と云ふ劫... | 684 |
685 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第18章 三人塚〔959〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...投げつけた。孫公は両眼に砂をかけられ『アツ』と一声其場に踞み目を擦つて居る。其隙を......。勘州は森の枯木を集め、火を切り出してパツとつけた。四辺は忽ち昼の如くなつて来た。......いぞ』与三『ハイ承知致しました。今後はキツと注意を致します。時に親分、此処へ来よつ......するがよい』三公『オイ与三公、お梅の阿魔ツちよが居らぬぢやねえか。彼奴に逃げられち......は燃えて居る。その為め三人を埋めた塚はハツキリと分る。お梅は一生懸命に石を掻き分け... | 685 |
686 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第19章 生命の親〔960〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ... 思ふ方には会はれない』と謡つたきりポツと白煙と共に消えて了つた。黒姫は此奇怪な......の里程があるか知らぬが、何は兎もあれ、ヂツとしては居れなくなつた。あゝ如何したら宜......二人の男の方と一所に…』と此処迄言つてワツとばかり声を放つて泣きくづれる。少女は今......て居た精神が、黒姫の情ある言葉に絆されヤツと安心した途端に気が弛んで、力無げに倒れ......、姉さまと一所に埋めて了ひました。ウワーツ…………』と又泣き伏す。黒姫はあわてふた......ふためき乍ら、黒姫『これこれお梅さま、シツカリして下され。高山彦さまは何処に埋めて......で気が遠くなり、をばさまの仰しやる事がハツキリ分りませぬが、案内しますから、何卒助......なりませぬから……』と云ひ乍ら、お梅をグツと背に負ひ、杖を力に雑草生ひ茂る山道を、... | 686 |
687 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第20章 玉卜〔961〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ツ=34 | ...遊ばしてゐられますから、御両親の所在もキツと御分りになつて居るに違ひ御座いませぬ。......れは大丈夫だ、誠が貫徹したと思召したらキツと所在を知らして下さいませう。又何かの都......まはらぬ舌にて、幾公『オイ虎公の親分、チツと早いぢやないか。モ......ツとゆつくり俺と一杯やらうぢやないか。何程......いか。何程急いだとて、日の暮れる時にやヤツパリ暮れるのだからなア』虎公『ウン有難う......に呑まれぬ様にしたがよからうぞ』幾公『ヤツパリ吝くさい事を言ふ親分だなア。オイ親分......こに一升徳利が盗んで来てあるワ。是でもグツと一口呑んで帰つて呉れ』虎公『ヤア其奴ア......拍子を取つて唄ひ出した。虎公『ウントコドツコイドツコイシヨ 建国別の御館で 一周... | 687 |
688 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第21章 神護〔962〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ツ=15 | ...世を救ふ 誠一つの神の道 今更のごとドツコイシヨ 尊くなつて参りました かく神......ました かく神徳の現はれた ウントコドツコイ其上は 仮令大蛇の三公が 虎公さま......敵を悉く 嵐に花の散る如く ウントコドツコイ追ひ散らし 勝鬨あげて虎公が ウン......ひ散らし 勝鬨あげて虎公が ウントコドツコイ機嫌よく 帰つて来るのを待つために ......つて来るのを待つために お酒の燗をばドツコイシヨ 用意致してウントコシヨ 待つ......に救ひませ 一重に願ひ奉る ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ それにつけても黒姫や 房芳二......黒姫や 房芳二人は今頃は 無事に都へドツコイシヨ 着いたであらうかウントコセ ... | 688 |
689 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第22章 蛙の口〔963〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ツ=5 | ...俺を手込みにしようとするのだ。そこで俺はツンと澄ました顔して……これこれ女の身とし......ともない……と喰はすのだ。お愛の奴益々カツカとなり…(サワリ)ほんにまあ女の心と男......手を合し、口説き嘆けば徳公も、轟く胸をジツと抑へ、お前の心は察すれども、此徳公にも......するのが人間と生れた身の一生の徳利だ。オツハ......ツヽヽヽ』 斯く管を巻く処へ門前俄に騒がし... | 689 |
690 | 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 | 第3篇 峠の達引 | 第23章 動静〔964〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ツ=9 | ...タラ流し乍ら、崎嶇たる山路を、ウントコドツコイ、ヤ......ツトコマカセと登つて見れば、レコード破りの......んでは、却て戦ひ利あらずと、あせる胸をグツと押へ、手具脛曳いて待つ所へ、虎公の奴、......、虎公の奴、神ならぬ身の知る由もなく、ヌツクリと此場に現はれ来りけり……だ』三公『......な事は御座いませぬワイ』三公『オイ六、シツカリせぬか。貴様の云ふ事は支離滅裂、前後......な奴アないワイ。オイ与三公、勘公、六をトツクリ査べて、委細を俺に報告してくれ。俺は......ますめえ。あんなシヤンに対して、私の此レツテルでは、如何も成功覚束なしと観察致しま......頼みだが、今日は俺の代理を命ずるから、トツトと行つてくれねえか。本当に親方もあこ迄... | 690 |
691 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...たものであります。 又ナイル河の水源地スツポンの湖に虎若彦、三公、孫公別、お愛の一... | 691 |
692 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第2章 出陣〔966〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ツ=2 | ...投げ散らし 其儘姿をかくしける 黒姫ハツと驚いて 八人の童児に打ち向ひ 感謝す......のお梅も猿轡 口に箝められ慄ひ居る ハツと驚き顔と顔 見合すばかり音なしの 口... | 692 |
693 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第3章 進隊詩〔967〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ツ=18 | ...コ走りのまま謡ひ出したり。『「ウントコドツコイ」夜が明けた 向日の森が晴れて来た......の 一行の身をば照します 「ウントコドツコイ」足許に 何れも気をつけなされませ ......石奴がゴロゴロと 此坂道に転げてる ウツカリして居りや石車 ガラガラガラリと乗り...... やつて居るとは知らずして 「ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ」 建日の館にいでませし 黒姫......の席に招ぜられ 生命の水の甘酒を 「ドツコイ」飽くまで振舞はれ 酔がまはつてユラ...... 捩鉢巻をリンと締め 裾をからげて「ドツコイシヨ」 仰々しくも待つてゐる 流石......ひあげ 群がる敵の中心を 目蒐けて「ドツコイ」突き入れば 「ヤツトコドツコイ」危... | 693 |
694 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第4章 村の入口〔968〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ツ=34 | ...騒がしき人声を聞きつけ、宣伝歌を歌ひ乍らツカ......ツカと立寄り、夕まぐれに三公の手下共に謀ら......鬼婆と 今の今迄胸に持ち 黒姫司を「ドツコイシヨ」 心の中で「ウントコシヨ」 ......の声 こは何事の起りしと 「ウントコドツコイ ド......ツコイシヨ」 叢分けて細道を 探り探りて......げ 何ぢやかんぢやと挑み合ふ 此奴あテツキリ悪者の 深き企みに乗せられて どこ......る間に 忽ち降り来る砂礫 「ウントコドツコイ」目潰しの 其計略に乗せられて 眼......目だ 無念乍らも今此処で 「ウントコドツコイ」玉の緒の 命の消ゆることなるか ... | 694 |
695 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第5章 案外〔969〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ツ=3 | ...廻る可笑しさ、吹き出すばかり思はるるをジツと耐へ、兼公は尚も作り声、『ホーイホーイ......な奴だなア』と云ひながら後へ廻り、腰をグツと抱へウンと気合をかけると、『アイタヽヽ......ヘイ御免下さいませ』と云ひながら黒姫はズツと奥に通る。虎公外一同も黒姫の後に従ひ、... | 695 |
696 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第6章 歌の徳〔970〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ツ=7 | ...惟神々々 御魂幸はへましませよ』 徳公はツと立ちてうたひ出した。『あゝ惟神々々 ......は 困つた奴ぢやと言ひながら 私の後にツと廻り 擦つてくれた御親切 この徳公も......徳公もこれを見て 轟く胸を撫で下し ヤツと安心したわいな あゝ惟神々々 神の御......な結構な 目出度い事が出来てきた 「ドツコイド......ツコイ ド......ツコイシヨ」 酒は酒屋に よい茶は茶屋に ......悪い酒を飲み 乾児の奴にや良い酒を ドツサリ飲ましてやらさんせ 悪虐無道の三公が... | 696 |
697 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第7章 乱舞〔971〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ツ=14 | ...勇み立ち 向日峠の坂路を 「ウントコドツコイ ド......ツコイ」と 拍子を取りつつ下り来る いつ......を取りつつ下り来る いつの間にやら「ドツコイシヨ」 水晶の玉がなくなつた いや......の心で居つたなら さぞ今頃は親方と ヤツサモ......ツサの腕比べ 剣光閃き雷の 鳴り轟きて血......皆の奴 大海原の舟のよに 「ウントコドツコイ」人の世は うき世三分といふぢやな......なら 沈んで暮すも一生だ 「ウントコドツコイ」浮沈み 七度あるのが人間と どこ...... 冷の酒より燗がよい 「かんかんカラケツかあん かあん」 「カンカラベラ棒ドツコ... | 697 |
698 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第8章 心の綱〔972〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ツ=28 | ...、久、八の六人は酒に酔ひつぶれ、其場にドツカと坐つた儘、打解けていろいろの話に耽つ......時も親分の留守になると、お愛さまが、スーツと色目を使つて…コレコレ新公や、今日は親......新公が、鬼の来ぬ間の洗濯だと一寸肝玉をオツ放り出し、盃をスー......ツと前に出す、お愛さまがあの柔かい手で燗徳......利を取り、左のお手々を徳利の底へ当てスーツと腰を伸ばして、立膝のまま、ドブドブドブ......腰を伸ばして、立膝のまま、ドブドブドブオツトヽヽヽこぼれますこぼれます……と云ふ調......公の女房だからなア、大したものだらう、オツホン』『オイ徳公、こんな奴の云ふ事、本当......…ナンて吐しよつてな、コハゴハ手をニユーツと、お愛さまの前へ出しよると、お愛さまが... | 698 |
699 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第1篇 向日山嵐 | 第9章 分担〔973〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ツ=8 | ...と徳利に入れて持つて来やした、三公……オツトド......ツコイ三人で御座います。トラまアよい味の酒......か云つて、私を家に残し、白瀬川の水上、スツポンの湖に棲む大蛇を言向和すとか云つて、......れたのだから、安閑としては居られない、スツポンの湖の大蛇を片つ端から切り屠り、親の......、悄然として俯むく。『ヤアそれで虎公もスツカリと様子が分つた。いよいよ四人の種明か......終了してお目出度い、其話を聞く以上は、ジツとしちやゐられない。サア是から三公さま、......れない。サア是から三公さま、吾々と共にスツポンの湖に向つて言霊戦を開きに参りませう......、いよいよ時を移さず屋方の村を立出で、スツポンの湖の大蛇を言向和すべく、意気揚々と... | 699 |
700 | 霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 | 第2篇 ナイルの水源 | 第10章 夢の誡〔974〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ツ=1 | ...やしないわ、下らぬ悪戯をする女だなア。サツパリ雁字搦みに知らぬ間に縛つて仕舞ひよつ... | 700 |