番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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601 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第2篇 中有見聞 | 第11章 手苦駄女〔1244〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
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602 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第3篇 天国巡覧 | 第12章 天界行〔1245〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...に陥らねばならない事になつてゐる。故に当初の生涯は全く此等精霊の手の裡に在りと云つ... | 602 |
603 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第3篇 天国巡覧 | 第14章 天開の花〔1247〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...人の前に現はれ来り、忽ち岩石に躓き苦悶し初めた。竜公は驚いて、『もし、先生、天国に......御用に使つて頂き度いものだ』と神に合掌し初めた。竜公は袖を引いて小声になり、『もし......のは、国治立尊様で厶りましたよ』『ハイ、初めの間は智慧暗く証覚うとき治国別、全く言... | 603 |
604 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第3篇 天国巡覧 | 第15章 公義正道〔1248〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...ゆるあり 其雲及び光彩の 上下の模様を初めとし 其形態に思索して ある程度迄上......くも何事か思惟する所があれば、其想念は最初の発作点より末端に至つて神経繊維の上に環... | 604 |
605 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第3篇 天国巡覧 | 第19章 化相神〔1252〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...から出張し来る宣伝使は午後に至つて説教を初むるのが例となつてゐる。現代に於ける各宗......さて直会の宴も無事終了し、各天人の情動は初めて午後に相応する感覚になつた時、霊国の... | 605 |
606 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第3篇 天国巡覧 | 第21章 跋文〔1254〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...神格の始めに宇宙を創造し、形成し給ふや、初めは天界において為し給ひ、次は世界に於て... | 606 |
607 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/初=7 | ...ば 鬼や大蛇の狂ふ世なるよ〈総説(初)〉五つ年の後の世界は何国も 皆神......国も 皆神柱の降来を待たむ〈総説(初)〉愛し児をあとにのこして出でて行く ......行く 足の運びも力無きわれ〈第4章初)〉行詰り行詰りたる凡百の 事業は...... 充たして臨む二代の教主よ〈第11章初)〉乱れたる世を見捨てずと大神は ...... 与へて世人を照らし給はむ〈第15章初)〉もろこしの蛤間の山に嵐して 花......を 包む村雲しげき世なるも〈巻末(初)〉もろこしの北と南に旗雲立ちて ...... そら恐ろしき世とはなりけり〈巻末(初)〉... | 607 |
608 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第1篇 変現乱痴 | 第2章 武乱泥〔1256〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...将軍様の使で来たのだ。今三五教の清照姫、初稚姫といふ頗る付のシヤンが、突然降つて来... | 608 |
609 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第1篇 変現乱痴 | 第3章 観音経〔1257〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...神と称へ終り、ソロソロ得意の観音経を誦じ初めた。『真観清浄観 広大智慧観 悲観及... | 609 |
610 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第1篇 変現乱痴 | 第4章 雪雑寝〔1258〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...とか伝へ聞いて居りまする、之にて将軍様も初めて英雄の英雄たる器量を発揮遊ばしたと云......ら、両手で樽を抱へながらグウグウと鯨飲し初めた。忽ち蠑螈別は其場に酔ひ倒れ、此処に......に酔ひ倒れ、此処に四人の泥酔者の雑魚寝が初まつた。お民は逸早く此場を立去り、奥の間... | 610 |
611 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第1篇 変現乱痴 | 第5章 鞘当〔1259〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/初=6 | ...慌しく奥の吾居間に帰つて見ると、清照姫、初稚姫及び片彦将軍がニコニコとして、火鉢を......、エーン、拙者は大に譲歩致して、年の若い初稚姫で満足致す、どうか拙者の雅量を認めて......すつたやうな御挨拶は承はりたくない、コレ初稚姫殿、こんな分らない将軍の所に居らうよ......ませ』『何だか外の陽気が変つたと思へば、初稚姫様の鼻息までが変つて来たわい、ハヽ、......シ可愛いものだな』と口の奥で呟いて居る。初稚姫は鋭敏な耳に此声を聞き知り、『モシ、......ハイ、早速の御承知、有難う厶ります。サア初稚姫さま、将軍の後について、少し遠うは厶... | 611 |
612 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第1篇 変現乱痴 | 第6章 狂転〔1260〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/初=11 | ...部の一室には、ランチ将軍をはじめ清照姫、初稚姫及びガリヤ、ケースの副官と共に、鐘や......も、清さまのやうなシヤンは又とあるまい、初ちやまだとて其通りだ。それだからこのラン......ひ憎いからな』『ハイ承知致しました、サア初稚姫さま、貴女太鼓を打つて下さい、私拍子......自分が歌はないと云ふ事があるか、それなら初ちやま、お前歌つたらどうだ』『それでも私......、まづ気を落ち着けられよ、御所望とあらば初稚姫をお譲り申す』『魚心あらば水心ありで......申す』『魚心あらば水心ありで厶る。然らば初稚姫を拙者に綺麗薩張とお渡し下さるか』『......貧相な顔わいのう。ホヽヽヽヽ』『コレコレ初稚姫、左様な気儘を云ふものぢやない、なぜ......ロウ ウロウと歓声をあげてゐる。清照姫、初稚姫は吃驚したやうな顔をして、『アレマア... | 612 |
613 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第2篇 幽冥摸索 | 第7章 六道の辻〔1261〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...谷底へ投込んだのみならず、最愛の清照姫、初稚姫まで横奪した恋の仇、モウ斯うなる上は... | 613 |
614 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第2篇 幽冥摸索 | 第8章 亡者苦雑〔1262〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/初=4 | ...体を脱離して、精霊界の関所に来つた時、其初の間の容貌は、彼が尚現界に居た時同様の面......が丹精をこらし、其技神に入り妙に達した時初めて、多少其面貌を描き得て、其真相の一部......である。自愛の為の善は凡て偽善である。最初から悪人を標榜して悪を働いた人間に比すれ......』『ハイ、先方さまさへ捨てて下さらねば、初めての男で厶いますから、どこまでも従つて... | 614 |
615 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第2篇 幽冥摸索 | 第9章 罪人橋〔1263〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...を以て快楽としてゐるのではない。大神様を初め、すべてのエンゼルも冥官も、一人なりと... | 615 |
616 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第3篇 愛善信真 | 第11章 霊陽山〔1265〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...無限の責苦を加へるが、どうだ』 治国別は初めて顔をあげ、大口あけて高笑ひ、『アハヽ... | 616 |
617 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第3篇 愛善信真 | 第12章 西王母〔1266〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...を発達せしめ、而して後天国へ復活し、茲に初めて天国各団体を構成するに至るものである......へたる神人を見るのは二人とも天国巡覧以来初めてであつた。 因に羽衣とは決して謡曲に... | 617 |
618 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第15章 金玉の辻〔1269〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...さいませ。それよりもランチ将軍、片彦将軍初めお民さまの身の上が、どうも気にかかりま... | 618 |
619 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第16章 途上の変〔1270〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...ひ 親子の名残惜しみつつ 五三公さまを初めとし 万代祝ふ万公さま お寅婆さまの......は覆るとも 誠一つの大道は 天地開けし初めより 億兆年の末までも 堅磐常磐の巌......り給ひたる 神に対して孝ならず 吾身を初め子孫まで 曲津の群に墜ち込みて 塵や... | 619 |
620 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第17章 甦生〔1271〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...に罪人橋の麓にて救はれたる治国別、松彦を初め、竜公、万公、アク、タク、テクの面々で......親切に介抱をして居た。是よりランチ将軍を初め幽冥旅行の面々は心の底より前非を悔い、......め幽冥旅行の面々は心の底より前非を悔い、初めて神素盞嗚大神の御前に両手を合せ、反逆... | 620 |
621 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第18章 冥歌〔1272〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...のは云ふまでもない。ランチ、片彦両将軍を初め、治国別は正座に直り、アーク、タール、... | 621 |
622 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第20章 心の鬼〔1274〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...、出世する道がない、然るに都合よく両将軍初め両副官エキス迄がすつかり軍職を止めて了......の目にも入るやうになつて来た。テルンスは初めて驚き、ちりげもとがザクザクし出した。... | 622 |
623 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 15 件/初=15 | ...し 胸にみろくの鼓うつなり〈第2章初)〉三千年の岩戸の七五三も解けにけり ...... (大正甲子旧九月四日)〈第2章初)〉西東南や北の大空に 八雲立ちた......決監にて籠城の馬も肥えたり秋高し〈第4章初)〉三十あまり六年の間皇神の 道を...... (大正十三年九月二十七日)〈第6章初)〉不合理なる思想を四方に伝播して ...... 聞く度ごとに地に俯して泣く〈第9章初)〉天を仰ぎ地に俯し泣きて教子の ......の 上安かれと根底で祈るも〈第9章初)〉胸は裂け腸は燃えなむ苦しみも ...... (大正十三年十月七日)〈第9章初)〉わが思ふ一つを汲み取る人あらば ...... (大正十三年十月九日)〈第10章初)〉来てみれば神の経綸の人々は 吾... | 623 |
624 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...出崖口 月光澄徹水逶迤 いよいよ本巻より初稚姫の大活動に入りました。迂余曲折波瀾重... | 624 |
625 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...を派遣し給ふ内にも、最も有名なる女宣伝使初稚姫が未だ十七歳の花の姿甲斐々々しく数千... | 625 |
626 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第1篇 神示の社殿 | 第2章 大神人〔1276〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...社及其他の諸団体の実状を見れば、何れも最初の所期に反し、其内部には、魑魅魍魎の徘徊... | 626 |
627 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第1篇 神示の社殿 | 第3章 地鎮祭〔1277〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...の宣伝使 神の御言を蒙りて 寒けき冬の初空を 沐雨櫛風厭ひなく 河鹿峠に来て見... | 627 |
628 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第1篇 神示の社殿 | 第5章 復命〔1279〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/初=4 | ...二人現はれ来り、伊太『サア、是から祓戸が初まる、お前たちも準備をしてゐなくちやなら......へまつらせ玉ひたる 其御心は今となり 初めて思ひ知られける これを思へば吾々が ......を 照らさせ玉ふ今日の宵 あくれば立春初春の 天津光をうけ乍ら 玉国別は道の為......彦と共に宣伝歌を歌ひ乍ら、潔く河鹿峠を、初春の日の光を浴びて下り行く。(大正一二・... | 628 |
629 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第2篇 立春薫香 | 第6章 梅の初花〔1280〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/初=26 | ... 初稚姫はハルナの都に蟠る大黒主の身魂を救ひ......館の八島主に暇乞ひのため面会を乞ふた。此初稚姫は照国別、玉国別、治国別及び黄金姫、......て修業を命ぜらるる事となつたのである。 初稚姫は、イソの館の奥の神殿に進み、神素盞......拶すべく訪問した。八島主は喜んで出で迎へ初稚姫を居間に招じて悪魔征討に対し......初稚姫が採らむとする其大略を聞きとり莞爾と......とり莞爾として打喜び且つ云ふやう、八島『初稚姫様、貴女は愈数千里を隔てたるハルナの......かなくては、途中に困る事が出来るでせう』初稚『妾は年が若う厶りますれば夫なぞは持つ......妻たるものは各其欠点を辛抱し合ふてここに初めて円満な家庭を作り、大神の神業に参加し... | 629 |
630 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第2篇 立春薫香 | 第7章 剛胆娘〔1281〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/初=26 | ...初稚姫『此世の中に人となり 神の恵に救は......馬のまま通過し得る巨木の一本橋であつた。初稚姫はこの丸木橋の中央に立ち、目も届かぬ......て囂々と流れ往く其絶景を打ち眺めて居た。初稚姫『大神の恵は清き谷水の 流れて広き......がら暗の小路を足探りしつつ進み往く、遉の初稚姫も暗さと寒さに襲はれ止むを得ず路傍に......黒い影、のそりのそりと大股に踏張り乍ら、初稚姫の傍近く進みより、甲『オイ、臭いぞ臭......と云つて居るのだ。何でも此辺に杢助の娘、初稚姫と云ふ奴が来た筈ぢや。昼は到底俺達の......振りで、どつさりと御馳走を頂かうなア』 初稚姫は不思議の奴が来たものだと、息を凝ら......て考へて居た。さうして心の中に思ふやう、初稚『妾は天下の宣伝使だ、此位な鬼が怖ろし... | 630 |
631 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第2篇 立春薫香 | 第8章 スマート〔1282〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 28 件/初=28 | ...じりて淋しき草枕 露の蓐をやすやすと 初稚姫は眠れ共 臆病風に誘はれし 六公八......甘くためさむと 茲まで進み来て見れば 初稚姫に似たれ共 まだ十七の......初心娘 柄に合はないことを言ふ 此奴ア、......いことを言ふ 此奴ア、テツキリ妖怪奴 初稚姫の御身をば うまうま喰ひ吾々を 騙...... 笠を被つて立上る 片方の長き芒原 初稚姫は優しげに 三人の男に打向ひ 汝等......のと覚えたり 早々此場を立去れよ 妾は初稚姫神 汝に構つてゐる暇は なければ是......八、二人を従へて 姫の後をば追ひ来る 初稚姫はトントンと 天津祝詞を奏上し 神......かけて息休め 少時思案に暮れにける。 初稚姫は河鹿峠の坂口の岩の上に腰うちかけ、... | 631 |
632 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第11章 水呑同志〔1285〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...陽気は立ち上り 梅の梢に一二輪 花咲き初めし春の空 谷の戸あけて鶯の 長閑な声......全く迷ひの雲も晴れ 三五教に帰順して 初めて進むイソ館 今迄神にいろいろと 背... | 632 |
633 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第12章 お客さん〔1286〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...ホンに女の心と云ふものは優しいものだ。此初心な心を東助様が御覧になれば、キツと御満......構ひなくば御世話になりませう。併し私には初稚姫といふ一人の娘が厶いますが、それは御......生を送りたいのです』高姫『あの可愛らしい初稚姫さまの……私は仮令継母にもせよ、母と... | 633 |
634 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第14章 大妨言〔1288〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...は一旦云ひかけたら後へは引かぬ女丈夫だ。初めから一人詣る積りだつたが、お前がお伴さ... | 634 |
635 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第15章 彗星〔1289〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...主の神の聖霊と神格とを 摂受する時 茲に初めて 万有一切と 共通し活躍し得るもので......つになして何処迄も 百の妨げ打ち破り 初志を貫徹致さねば 男の顔が立ちませぬ ......して悪魔の征討に上る女宣伝使、豪胆不敵の初稚姫であつた。三人は此声に力を得て殆ど蘇... | 635 |
636 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第4篇 鷹魅糞倒 | 第16章 魔法使〔1290〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...人一度に怪獣となり、山も砕けむ許りに唸り初めた。高姫はアツと叫んで其場に正気を失つ... | 636 |
637 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第4篇 鷹魅糞倒 | 第20章 山彦〔1294〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/初=14 | ... 初稚姫はスマートを伴ひ、河鹿峠を宣伝歌を歌......。イル『もし、御両人様、只今イソの館から初稚姫様がスマートとか云ふ犬を連れてお立寄......いますが如何致しませうかな』杢助『ヤー、初稚姫の奴、親の斯んな処に居るのを悟りよつ......暫く森へ姿をかくすからお前行つて、うまく初稚姫を帰なしてくれないか。おい、イル、......初稚姫に杢助さまはお留守だと云つてくれ』イ......それが親の情だ。高姫、オイお前も表に出て初稚姫に得心さしてくれ』高姫『はい、承知致......び出し、山越に何処ともなく姿を隠しける。初稚姫が伴ひ来れるスマートは、俄に『ウーウ......をし乍ら一目散に森林をさして駆け入りぬ。初稚姫は不審の眉をひそめてスマートの行衛は... | 637 |
638 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/初=22 | ... (大正十三年十月十三日)〈総説(初)〉霊界物語天地の神の御旨を明らかに ...... (大正十三年十月十四日)〈総説(初)〉根の国の高天原に在る我は この......我は この物語生命なりけり〈第2章初)〉物語読む度ごとに根の国も 高天......国も 高天原の心地するなり〈第2章初)〉この神書もし無かりせば地の上に ...... 弥勒の神世は開けざらまし〈第2章初)〉いたつきの身を横たへて述べおきし ......きし この物語は月の血の露〈第3章初)〉天国天人最奥の霊天国に住む人は ......人は 無垢清浄の真裸体なり〈第3章初)〉十二支読込み丑寅は未申かみ籠りいぬ ...... たつねさとりしうゐのうまし道〈第5章初)〉天の下四方の国々果てもなく 生... | 638 |
639 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...壊せむと、獅子奮迅の暴逆的活動を開始し、初稚姫の愛善の徳と信真の光に照らされ、又猛......光に充されたる天国の天人界に籍を有したる初稚姫と、狂妄熱烈なる高姫と、肉体的精霊妖... | 639 |
640 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第1篇 和光同塵 | 第1章 至善至悪〔1295〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/初=6 | ... 本巻物語の主人公たる初稚姫及び高姫の霊魂上の位置及び其情態を略......情態を略舒して参考に供することとする。 初稚姫は清浄無垢の若き妙齢の娘である。而し......さなどは殆どエンゼルの如くであつた。故に初稚姫は大神の許しある時は、一声天地を震撼......自由に鎮定し得る神力を備へてゐた。されど初稚姫は愛善の徳全く身に備はり、謙譲なるを......人間の其真相は分らないものである。されど初稚姫の如く肉体其儘にて天人の列に加はりた......虚偽と罪悪に充てる地獄道の蒼生よ。ここに初稚姫の神霊は再び大神の意思を奉戴し、地上... | 640 |
641 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第1篇 和光同塵 | 第2章 照魔灯〔1296〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/初=4 | ...る所ではないのである。此物語の主人公たる初稚姫は再び天の命を受け、地上に降誕して大......を嫌忌し恐怖したのである。開祖の前身たる初稚姫も亦神代に於ける神格者にして、大予言......容易に近づき得ざらしめたのである。されど初稚姫は、其霊徳と霊光を深く秘し給ひ、和光......のものとなさむと企むものである。 さて、初稚姫と高姫との今後の活動は之に類するもの... | 641 |
642 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第1篇 和光同塵 | 第3章 高魔腹〔1297〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/初=22 | ... 初稚姫は祠の森の神殿に参拝し、長途の遠征を......引返した。高姫は遠く従うて神殿近く進み、初稚姫の後姿を打眺め、何処ともなしに其神格......た。そして高姫は其神格に感じ、心の底より初稚姫を神の如く尊敬した。併し乍ら何処とも......なるに稍嫉妬の念を兆したのである。今まで初稚姫の大神格に圧倒され、暫し高姫の身体内......神にお知らせ申さねばならぬ。就いてはあの初稚姫は稚桜姫命の再来なれば、到底汝等の匹......よりトコトン改心を致すべければ、汝も彼の初稚姫を師と仰ぎ、共に神業に参加すべし』と......してしまつた。高姫は兇霊の言を深く信じて初稚姫に対する態度を一変した。......初稚姫は神殿の拝礼を終り、階段を下りながら... | 642 |
643 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第1篇 和光同塵 | 第4章 御意犬〔1298〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/初=16 | ...初稚姫は高姫の往つた後で、小さい声で、ホホ......の思召し』と感涙に咽んで居る。スマートは初稚姫の膝に頭を横たへ、......初稚姫の独言を了解するものの如くであつた。......。さうしてウーウーウと小声で唸つて居る。初稚姫はスマートを撫でながら声も優しく、『......やムツクと頭を上げ、ウーウと唸りかけた。初稚姫は慌てて頭を撫でながら、『これスマー......ましたか、定めて怒つたでせうなア』『何、初さま、自分の娘が来て居るのに怒る人があり......分にも宜敷くお願ひ申します』『早速ながら初稚さま、私の云ふ事を聞いて貰へますまいか......と、それはそれは堅う堅う仰有るのだよ』 初稚姫はそれと感づきながら、態と空惚けて、... | 643 |
644 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第5章 霊肉問答〔1299〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 15 件/初=15 | ... 高姫は初稚姫のスマートを送つて出た後に只一人、腹......、其方はあれ丈注意を与へておくのに、なぜ初稚姫の前で、あんな不用意な事をいふのだ。......になり、此肉体の夫となられ、又立派な娘の初稚姫が此処へ私の子となつて来たのだから、......だから敢へて干渉はしないが、併しながら、初稚姫といふ女は何だか虫の好かぬ女だ。お前......くてもよいぢやないか』『馬鹿だなア、あの初稚姫は本当に掘出し物だよ。柔順で賢明で而......…だな、イツヒツヒ。それならさうと、なぜ初めから云つてくれないのだ。コツチにも方針......や。この高姫も乗りかけた舟だ、何処までも初心を貫徹せなくちやおかないのだからな。ド......くちやおかないのだからな。ドレドレ、モウ初稚が帰つて来る時分だ。思はず守護神と談判... | 644 |
645 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第6章 玉茸〔1300〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/初=14 | ...呉れ。却つて私は苦しいから』『それなら、初稚姫さまを呼んで来ませうか。そして介抱を......いのか』『よう、そんな事を仰有いますな。初稚姫があれだけ大切にしてゐたスマートを私......からと云つて千言万語を費し説きつけた処、初稚は到頭私の言ひ条についてスマートに大き......りませぬ』『何、スマートに石をかちつけて初稚姫が帰なしたと云ふのか。ヤー、それは結......なりと承はらう。それよりも早く宅へ帰つて初稚姫を呼んで来てくれ。そしてお前は人知れ......にせなくては効能が現はれぬのだ。仮令娘の初稚姫にだつて覚られちや無効だぞ。兎に角、......稚姫にだつて覚られちや無効だぞ。兎に角、初稚姫を呼んで来るよりも、お前が早く其玉茸......見付からぬ様に採つて来て下さい。それ迄は初稚姫にも何人にも云つてはいけませぬぞ』『... | 645 |
646 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第7章 負傷負傷〔1301〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/初=20 | ... 初稚姫は静に歩を運びながら珍彦の館を訪ひ、......の戸をそつと開き、『御免なさいまし、私は初稚姫で厶います。ハルナの都へ宣伝使として......据ゑ、座蒲団を敷いて、『貴女様が驍名高き初稚姫の宣伝使さまで厶いましたか。それはそ......つたのでせう』 楓姫は此言葉に吃驚して、初稚姫の顔を見上げながら、少しく手を慄はせ......ないお方のお子さまになられましたのか』 初稚姫はニツコと笑ひ、『ハイ、いづれお分り......て居る。楓の後に従いて夫婦は座敷に上り、初稚姫の前に頭を下げ、歔欷泣きしながら、一......日々御神務御苦労さまで厶いますなア。妾は初稚姫の宣伝使で厶います。突然参りましてお......い声で挨拶をした。珍彦はハツと頭を上げ、初稚姫の霊気に満てる其容貌に感じ入り、『貴... | 646 |
647 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第8章 常世闇〔1302〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/初=9 | ...ものである。併しながら此物語の主人公たる初稚姫の如き神人ならば、最......初より高天原の神的順序に依る所の諸々の善徳......所の智性に入ることはないものである。故に初稚姫の如きは清浄無垢の神的人格者とも云ふ......も普通の動物は其霊魂に理性を欠くが故に、初稚姫の如き地上の天人の内流を受くることは......別の方法に依つて、即ち化相の法によつて、初稚姫の身辺を守るに必要なるべく現じ給うた......守るに必要なるべく現じ給うたからである。初稚姫も此消息をよく感知してゐるから、決し......なア。不人情者奴が。待つてゐなさい、今に初稚姫が帰つて来たら、告げて上げるから……......の足音が近づいて来る。これは云ふ迄もなく初稚姫が森林内を暫く逍遥して帰つて来たので... | 647 |
648 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第2篇 兇党擡頭 | 第9章 真理方便〔1303〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/初=19 | ... 高姫は初稚姫の帰り来る足音を聞き付け、待ち遠しげ......帰り来る足音を聞き付け、待ち遠しげに、『初稚さま……ではないかな』 ......初稚姫は、『ハイ』と答へ、スツと障子をあけ......しう、赤く且紫を帯びて幽かに光つてゐる。初稚姫はハツと驚き、早速に言葉も出なかつた......さぞ心配だらう。偉いお骨を折らします』 初稚姫は、杢助が居なかつたと言へば、高姫が......り、さも愉快相な顔をして、……ああお前は初稚姫か、ようマア来てくれた。わしは思はぬ......ら、何うしても私の心が治まりませぬ。何卒初稚さま、珍彦さまに言ひつけて杢助さまをこ......』『ヘー、何ぞ御用で厶いますか』とイルは初稚姫の顔がみたさに、呼びもせぬ先に、慌て... | 648 |
649 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第10章 据置貯金〔1304〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/初=18 | ...又一方には善の善、美の美なる天女のやうな初稚姫様の紅顔麗容を拝してゐるのだから、相......蓉の顔月の眉、雪の肌、日月の眼、花の姿の初稚姫様を見返つた時には其反動力とでも云は......面の処へ来て、口賤しい酒を喰はなくても、初稚姫様の顔を見て恍惚として心魂を蕩かし、......たら宜いぢやないか』『それもさうぢやが、初稚姫様が「あたえ、一人でお世話を致します......い。唐変木の貴様等に分つて堪るものかい。初稚姫様と俺との関係を貴様知つてるのか。以......、そんな事は柄にないわ』イル『実の所は、初稚姫様の美貌を幻になつて眺めてゐたものだ......大丈夫だからね』『それなら云つてやらう。初稚姫さまが、それはそれは何とも知れぬ情緒......中へ徐に注入した。さア、さうすると流石の初稚姫さまも堪へきれない様な笑を洩して、「... | 649 |
650 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第11章 鸚鵡返〔1305〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/初=10 | ...折 忽ち来る三五の 道に名高き宣伝使 初稚姫の霊光と 伴ひ来る猛犬に 恐れて逃......足を傷つけて チガチガしながら立帰り 初稚姫の居間に入り 暫し痛手を舐めながら......仰天し 忽ち館にふれ廻る 珍彦、静子を初めとし イル、イク、サール、ハル、テル......若き男は高姫を 担いで居間に運び入れ 初稚姫の熱心な 其介抱に高姫は 暫し息を......さはさりながら三五の 教を守る宣伝使 初稚姫は懇切に 高姫司をいたはりて 介抱......顔の腫まで減退し 悦ぶ間もなく高姫は 初稚姫の神力を 怖れて再び奸策を 企み......初めしぞうたてけれ。 高姫は懇切なる......初稚姫の介抱に漸く腰の痛みも全快し、顔の腫... | 650 |
651 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第12章 敵愾心〔1306〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/初=9 | ...ないか』と下らぬクダを巻いてゐる。そこへ初稚姫は珍彦夫婦を伴ひ、現はれ来り、『あ、......転婆で厶いますから、本当に親が困ります。初稚姫様、親の教育が悪いものですから、こん......がら、尻ひつからげ、かけ出さうとするのを初稚姫は声を励まし、『皆さま、お待ちなさい......達にはささぬ』と又もや駆け出さうとする。初稚姫は両手を拡げて五人の前に立塞がり、『......からな、メツタな事をしては可けませぬ』と初稚姫の早速の頓智に五人は張切つた勢も抜け......て、恨めしさうにしやがんで了つた。珍彦『初稚姫様、仕方のない娘でせうがな。時々大そ......ゐなさい』『それでも痛くてたまらないワ』初稚『サ、イルさま、イクさま、外三人さま、......つた木の茂みを探ねて走り行く。後見送つて初稚姫は両手を合せ、神界に高姫の無事ならむ... | 651 |
652 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第13章 盲嫌〔1307〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/初=18 | ... 初稚姫の居間には......初稚姫、楓姫の二人が丸火鉢を中に置いて、や......渡つて嬉し涙が思はず零れて参ります。扨て初稚姫様、高姫様は今の悪心を改良して下さい......らも御注意を申上げますから』『ヘン、これ初稚、ようまあツベコベとそんな白々しい事が......。覚悟なされ』と言ひながら棍棒を打振り、初稚姫を打伸めさうとする一刹那、俄に駆け込......、高姫の裾を喰はへて又もや後へ引倒した。初稚姫はスマートに向ひ、『これ、お前、何と......た。スマートは怒つて飛びつかうとするのを初稚姫は「これ」と一声かくれば、スマートは......る。高姫は声荒らげて、『エー、汚らわしい初、楓の阿魔、ド畜生をつれて、其方行つてく... | 652 |
653 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第3篇 神意と人情 | 第14章 虬の盃〔1308〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 19 件/初=19 | ... 高姫は、それより初稚姫、楓姫、珍彦、静子を憎むこと甚だしく......なつたら、如何程スマートを帰せと云つても初稚姫は帰すまい。又母としての権利を振ひ、......てしまつた。 斯る企みのありと云ふ事は、初稚姫を除く外は誰一人として悟り得るものは......ない事を致したと悔やんで見ても後の祭り、初稚さまにも楓さまにも御夫婦様にもえらい失......なつて空涙をこぼして詫び入るのであつた。初稚姫は高姫の腹のどん底までよく知つて居た......』『何でも夢にして置けばよいのですなア、初稚姫さま、貴女もさう仰有つたで厶いませう......のだ。ほんにほんに仕方がないなア、ちつと初稚姫さまの爪の垢でも煎じて頂かして貰ひな......さいな』『それなら叔母さま、往きませう。初稚姫の姉さまも御一緒でせうねえ』『お前さ... | 653 |
654 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第15章 妖幻坊〔1309〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/初=5 | ...は、何とはなしに此頃は元気がよい。それは初稚姫が高姫の命令によつて、珍彦館に籠居し......なれば、決して何処へも行つては居ない。只初稚姫の身辺近く侍し、人の足音が聞えた時は......つ此処へ呼んで来て拝読させてやらうかな。初稚姫にも聞かしてやれば改心するであらうか......心が出来たら読むやうになるだらう。何だか初稚姫は、私の筆先を心の底から信用してゐな......なお筆を耳に入れたならば、イツカな分らぬ初稚姫も、成程と耳をすませ改心するに違ひな... | 654 |
655 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第16章 鷹鷲掴〔1310〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/初=9 | ...るやうに天の大神からの御仕組であるぞよ。初稚姫は杢助の御子であるけれども、霊の親子......姫は一番高い霊国の天人の霊であるなれど、初稚姫は八衢の霊であるから、到底、一通りで......ても、憐れみ深い結構な人間ぢやによつて、初稚姫を吾子と致して居るぞよ。......初稚姫殿も改心を致されよ。杢助の子ぢやと申......ぞよ。此筆先に書いた事は間違はないぞよ。初稚姫も改心を致して下さらぬと、何時舟が覆......しても申してもゴテゴテ申すでないぞよ。又初稚姫は我の強き霊なれども、日出神の神力に......息でも、此祠の森の大門へよこしてみよれ、初稚姫の体はビクとも動かぬやうに致してみせ......、四つ足が来るのは大変御嫌ひ遊ばすぞよ。初稚姫が四つ足を連れて参りたトガメに依つて... | 655 |
656 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第17章 偽筆〔1311〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...からうぞ。本当の事は俺等には分らぬのだ。初稚姫と珍彦さまが奥の間でソツと御用を承は......て来ないからな。然し小さい声で襖の間から初稚姫の声で、イルさまイルさまと仰有るのが......な』サール『ヘン、梟鳥の又宵企みだらう。初稚姫様が何程イルさまと仰有つたつて、あの... | 656 |
657 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第18章 安国使〔1312〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/初=12 | ... 珍彦館には、珍彦、静子、楓、初稚姫及び斎苑の館の直使なる安彦、国彦の六......計らひませう。先づ先づ御安心下さいませ』初稚『安彦様、今度お出でになりましたのは、......ぬ。何卒八島主様にお会ひでしたら、茲暫く初稚姫にお任せ下さるやうお願ひ下さいませぬ......、杢助だと云つて居られますが、どうしても初稚姫様にお会ひなさらぬので厶います。それ......ます。それが第一私の不思議とする所、一度初稚姫様にお尋ねして見たいと思うて居ますが......ては、本当の事、一目も寝られないのです。初稚姫のお父さまだなんて云ひながら、正体が......のが怖ろしさに一度も姫様に会はず、此頃は初稚姫様を此館に閉ぢ込めて了ひ、自分の居間......これはテツキリ妖怪に間違ひ厶いますまい。初稚姫殿、貴女のお考へは如何で厶います』『... | 657 |
658 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 第4篇 神犬の言霊 | 第20章 悪魔払〔1314〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/初=8 | ... 初稚姫、珍彦は楓とともに高姫の居間の騒々し......何事かと走り来り見れば、右の体裁である。初稚『もし、お母さま、お直使様に対して、あ......ツ ワウツ ワウツ』となき立ててゐる。 初稚姫、安彦、国彦、一同は高姫の逃走したの......であつた。スマートが後を追はなかつたのも初稚姫が直使に対し暫く待つて貰ひたいと云つ......姫の後を追つ駆けて館を飛び出して了つた。初稚姫は懇々と後の行方を珍彦に教へ置き、ハ......まし 其妻神と現れませる 五十子の姫を初めとし 今子の姫は潔く 斎苑の館に帰り......忌々しき次第なり 如何はせむと思ふ間 初稚姫の神司 猛犬スマート引きつれて こ......誠一つに仕へなば 何卒吾等を憐れみて 初稚姫の神力の 万分一をも授けませ 偏に... | 658 |
659 | 霊界物語 第50巻 真善美愛 丑の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/初=21 | ... 秋のみまつり遙かに拝むも〈第2章初)〉神の国霊界聖談など読みて 秋の......みて 秋の長夜を天国に遊ぶ〈第4章初)〉湧き出づる思想の泉汲みておく ...... 術さへもなき今日のわれかな〈第4章初)〉神々の御宣を伝へ示さむと おも...... おもふ甲斐なき今日の吾なり〈第4章初)〉久験録瑞月甲子旧五月二十三朝 富士......国家凶兆(大正一一、一〇、二二)〈第8章初)〉赤心のあらむ限りを尽しつつ 天...... 天にとどかむ時待つ久しさ〈第9章初)〉ままならぬ身を横たへて待ち佗びぬ ......びぬ 晴れて輝く月日の空を〈第14章初)〉かねてより斯くと知りつつ夜な夜なに ...... 世の行く末を今更なげくも〈第14章初)〉言問はむ人さへもなきわが身には ... | 659 |
660 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...たる曲輪の玉を、反逆者なる小北山の役員、初公、徳公に命じ、文助の手より奪還せしむる......ン軍のランチ、片彦将軍が、高姫の化相せる初花姫に誘惑されて苦悶の淵に沈むところより......されて苦悶の淵に沈むところより、ケース、初公、徳公が狸のために裸体となつて角力を取... | 660 |
661 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第1章 春の菊〔1316〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...たる梢まで 芽含みそめたる春景色 瞬き初めし陽炎の 彼方此方にキラキラと 閃め......と云つてましたよ。コレ文助さま、徳さまと初さまとを呼んで来て、お酒の用意をさすのだ......さすのだよ』文助『それなら、これから徳と初とに御飯やお酒の準備をさせますから、一寸... | 661 |
662 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第2章 怪獣策〔1317〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 27 件/初=27 | ... 初、徳の両人は種々と馳走を拵へ、酒を沢山に......酒を沢山に燗して二人の前に恭しく並べた。初『私は此お館の新役員で厶います。魔我彦様......してここの信者は幾ら程あるかな』『ヘーお初にお目にかかつて、顔の批評までして頂きま......さまにお給仕をして貰ひませう』お菊『コレ初さま、厭だよ、誰がこんな小父さまや小母さ......をせなくちやなりませぬよ』『兎も角、あの初と徳とを此処へ呼んで、酒でも飲ませ、腸ま......らな』『ソリヤさうですな、それなら一つ、初と徳を呼んで酒を飲ましてやりませうかい』......、独身生活をして居つたらよかつたに、娘の初稚姫にだつて、何だか恥しくつて、顔さへ合......ドツと改悪致して、お菊は入れない事にし、初公と徳公を、ここへ呼んで、ドツサリ酒を飲... | 662 |
663 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第3章 犬馬の労〔1318〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...、「小北山の神司松姫様へ、祠の森に於て、初稚姫より」と記してある。『ああ之は......初稚姫様の御手紙だ。何か変つた事が出来たの......ツツパリをかうた。此猛犬は云はずと知れた初稚姫の愛犬スマートなる事は云ふまでもない... | 663 |
664 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第4章 乞食劇〔1319〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/初=20 | ...杢助と云つてるのは化物でせうがな。此犬は初稚姫様の愛犬でスマートと書いてありませう......りや斯うしては居られますまい。併しながら初稚姫様の仰せ、何処までも善一つで高姫様を......善一つで高姫様を改心させにやならぬ。然し初稚姫様のお言葉に……お前は小北山の神司だ......どうしたら本当の御改心が出来るのだらう。初稚姫様の御手紙によれば、此頃はスツカリ精......るとの事、それに又杢助と名告つてるのは、初稚姫様のお父さまでなくて大雲山の妖幻坊だ......てゐる。 そこへバラバラとやつて来たのは初、徳の両人であつた。足許もヨロヨロしなが......て来て貰つて下さい。それが至当だからな』初『松姫さま、何とえらい勢ですな。泣く子と......、さうぢやないか』徳『ウン』松姫『これ、初さま、お前さまは杢助さまの片腕になつたと... | 664 |
665 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第5章 教唆〔1320〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/初=18 | ...レケになつた妖幻坊の無理をなだめながら、初公、徳公の両人が返答如何にと心待ちに待つ......こへスタスタと青い顔して帰つて来たのは、初公、徳公の両人であつた。高姫は目敏く之を......どうだつたな。松姫はウンと云つただらう』初『へい、イヤもう何で厶いました。それはそ......偉大崇高なる事が分るだらう、アハハハハ』初『それでも化物と松姫の云つたのは、そんな......易い事だが、それでは余り大人気ない。オイ初、徳、俺の最前言つたやうに思ひ切つてやつ......の両腕となつた以上は、今が手柄の仕所だ』初『ヘエ、エエやつつけますが、それがそれ中......には奥があるのかなア、アハハハハ』『これ初さま、徳さま、きつと手荒い事をしてはなり......処から来たの』『これはスマートと云つて、初稚姫さまの愛犬だと云ふ事よ。どこともなし... | 665 |
666 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第1篇 霊光照魔 | 第6章 舞踏怪〔1321〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/初=16 | ...どやと人の足音が聞えて来た。妖幻『こりや初、徳、エエ貴様は不届きの奴だ。サア尻を捲......めて呉れる。悪の報いだと思うて観念せい』初『ハイ誠に誠に済まぬ事で厶いました。貴方......だから了簡はならぬ、尻を捲れ』高姫『これ初、徳両人、お前は杢助さまや私の名を騙つて......私の名を騙つたのだから私が叩いてあげる。初公は杢助さまの名を騙つたのだから杢助さま......らうとしたのだから。サア杢助さま、貴方は初公をお叩きなさい、オイ徳、もうかうなつて......が狂うて、妖幻坊が力一ぱい打ち下した棒が初公の尻にビウと当つた。......初公はキヤツと云つて其場に倒れた。妖幻坊、......も続け打ちに数をかぞへながら打つて居る。初『これ杢助さま、約束が違ふぢやありませぬ... | 666 |
667 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第7章 曲輪玉〔1322〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/初=26 | ...くなつてゐた。それ故、後から走つた高姫や初、徳の事はチツとも知らなかつた。依然とし......ゐる。そこへハアハアと息を喘ませながら、初、徳の両人が漸く追付いた。妖幻『ヤ、......初、徳、お前はついて来たのか、ああ偉いもの......ああ偉いものだ。ヤツパリ俺たちの味方だ』初『ハイ、もうあなた、かうなつちや、私だつ......一度、小北山まで行つて来て貰へまいかな』初『ヘー、行かぬこた厶いませぬが、何かお忘......。見れば文助は一生懸命に絵を描いてゐる。初『もし文助さま、お前さま、最前はひどうこ......な。そして高姫さまも機嫌がよいかなア』 初公は文助が、まだ杢助、高姫等が逃出した事......がチヤンと箱に入れてしまつておいたのだ』初『何卒一遍、其箱なつと見せて下さいな。中... | 667 |
668 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第2篇 夢幻楼閣 | 第8章 曲輪城〔1323〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/初=7 | ... 妻諸共に毒殺し 誰憚らぬ身となりて 初心を貫徹せむものと 企む折しも三五の ...... 企む折しも三五の 教の道の宣伝使 初稚姫が現はれて 曲の企みを洞察し 身を......かる所へ後逐うて 追つつき来る高姫や 初公、徳公両人と しばし息をば休めつつ ......坊のかこち言 聞くより高姫いらだちて 初、徳二人に命令し 曲輪の宝を取返し 来......に一夜を明かさむと 四人は評議一決し 初、徳二人は忽ちに 白河夜船の夢うつつ ......の玉を洗滌し 見れば曲輪は皎々と 輝き初めて高姫は 眼を射られ眩暈し 其場にド......の民草喜ばせ 三五教の神司 瑞の御霊を初とし 東野別や其他の 百の司を驚かせ ... | 668 |
669 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第11章 乙女の遊〔1326〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...命、日の出別命、言依別命、天之目一箇命、初稚姫命、其他沢山あれども、先づ吾々が敵と......つの神宝あり。必ず油断なく……いざ之より初陣の功名を現はすべく出門召されよ』と常に......ーメニヤ時代を思ひ浮かべ、『おだやかな 初春の 小庭にしよんぼりと 乙女の唇の様な... | 669 |
670 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第12章 初花姫〔1327〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/初=21 | ...それは尊い貴方はお役柄、妾は如意王の娘、初花姫と申します』片彦『ハテ不思議な事も厶......教に入信致しまして、斎苑の館からお出での初稚姫様を御招待申し、今奥に御逗留で厶いま......で厶いませう』片彦『何と仰せられますか、初稚姫様が此御城内に御逗留とは、そりや何時......はり、今は全く三五教の信者になりました。初稚姫様のお言葉には、やがて片彦、ランチと......ンチ殿、貴殿のお考へは如何で厶りますか。初稚姫様が御逗留と云ひ、斯かる麗しき乙女と......魔神とやらに矢張使はれて居るのだわ。もし初花姫様、吾等姉妹に何卒お暇を下さいませ』......方等が何でもない事を仰有るものですから、初花姫の迷惑、どうか二人の侍女を諭して下さ......極めつける。高子は涙を袖に拭ひながら、『初稚姫様のお言葉に……宣伝使は決して嘘や偽... | 670 |
671 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第13章 槍襖〔1328〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/初=6 | ...宣伝使様だよ。サア奥へ御案内して下さい。初稚姫様のお居間へねえ』五月『ハイ承知致し......されや』『ハイ畏まりました』片彦『どうぞ初花姫様、お構ひ下さいますな』ランチ『左様......姿である。中なる美人は両人に向ひ、『私は初稚姫で厶います。承はれば貴方等はランチ将......提携を願ひます』ランチ『貴女が、名に高き初稚姫様で厶いましたか。これは又不思議な所......書を頂いて斎苑の館へ修業に参る途中、王女初花姫様にお目にかかり、導かれて此処まで参......。何分宜敷く御指導を願ひます』 これより初稚姫は、秋子、豊子に命じ盛に両人に酒を勧... | 671 |
672 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第3篇 鷹魅艶態 | 第14章 自惚鏡〔1329〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...るきり、十七か六位な、うひうひしい姿だ。初稚姫が何程綺麗だと云つても、此高宮姫には... | 672 |
673 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第16章 暗闘〔1331〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/初=11 | ...散に逃げて行く 後追つかけて出で来る 初、徳二人に命令し 小北の山へ引返し 曲......と介抱し 文助爺さまに其由を 承はれば初、徳の 二人がわれを突き倒し ブンブン......かしと耳すませ 腕をば組みて聞きゐたり。初『あああ、余り草臥れて、何時とはなしに夢......は暗がりを幸に、『ヒヤー、恨めしやなア、初公、徳公の両人に頭をコツかれ、ブンブン玉......れ、其上命までも取られたわいのう、ヤイ、初、徳の両人、冥途の道伴れ、其方の生首を貰......途の道伴れ、其方の生首を貰うて帰るぞよ』初『コリヤ徳、此厭らしい森の中で、馬鹿な真......就すると思ふか、馬鹿だなア、オホホホホ』初『エー、胸クソの悪い、もう斯うなれば馬鹿......ち帰り、松姫様にお詫の印にするのだ。オイ初、貴様もいい加減に起きぬかい』『ウン、モ... | 673 |
674 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第17章 狸相撲〔1332〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/初=9 | ...何かブツブツ言ひながら竹筒につめてゐる。初『オイ、高姫が誑されてゐるぢやないか。あ......狸の化けるのに上手なのを非常に感心して、初『オイ徳、高姫の奴、あの立派な火の見櫓の......金を浴びて、山吹色の活仏となつて了つた。初『エー、クソいまいましい、狸の奴、こんな......」と笑ひ興じてゐた。立変り入変り、古狸が初公、徳公を相手に相撲を取つてゐる。けれど......、徳公を相手に相撲を取つてゐる。けれども初、徳は言ふに及ばず、ケースの目にも人間と......るけれど、日の下開山横綱の力士が参るのは初めてだらう、エヘヘヘヘ、面白うなつて来た......土俵に現はれては、脆くも倒れる可笑しさ。初、徳の二人は尻を紫色に腫らかした儘、かは......狸の腹鼓をうつて、ワアワアと喚き立てた。初、徳の両人は、『ヤア面白い、新手が来よつ... | 674 |
675 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第18章 糞奴使〔1333〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/初=5 | ...用しないぞ。某こそは三五教の未来の宣伝使初公別命だ。もう一人は徳公別命だぞ』ケース......徳公別命だぞ』ケース『お名を承はりまして初めて呆れ返りました。如何にも下賤愚劣のお......ました。如何にも下賤愚劣のお方で厶るな』初『きまつたことだ。神変不思議の力を有する......飲めばグレツく事は天下の名人だ。小北山の初公と云ふより下賤愚劣と云つた方が、よく通......大変狸相撲がはづんでゐたよ、アハハハハ』初『エヘヘヘヘ』徳『臭い臭い臭い、ウツフフ... | 675 |
676 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第19章 偽強心〔1334〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/初=10 | ...々々暖かくなるのだから裸でも結構だ。おい初公別、徳公別、急いで斎苑の館へ参る事にし......徳公別、急いで斎苑の館へ参る事にしよう』初『おい徳、小北山へ寄れば、古着の一枚位は......糊をしたものかパチパチに固くなつてゐる。初『ハハア、狸の奴、神様に叱られよつて到頭......ア、之で大丈夫だ。愈斎苑の館へ行かう』 初、徳両人は慌てて引き留め、......初『もしもし、貴方、一寸待つて下さい。三五......ぢやありませぬか』ガリヤ『承知しました。初さま、徳さま、さア之から此萱野ケ原を探し......懸命に道傍の高い石の上から差招いてゐる。初公は耳を傾け、『やアあの声はお千代さまに......少女の立つてる岩の前まで漸く帰つて来た。初『お前はお千代さまに、お菊さまぢやないか... | 676 |
677 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第20章 狸姫〔1335〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 29 件/初=29 | ...うこそお出で下さいました。妾は如意王の娘初花姫と申します』ガリヤ『イヤ吾々は宣伝使......より斎苑の館に修業に参り、旨く合格すれば初めて宣伝使になるので厶います。さうして私......てられ此方に参りました所、三五教の宣伝使初稚姫様がお出になり、いろいろと御教訓下さ......順し、今は熱心な信者で厶います。さうして初稚姫様が奥殿にお留まりになり、結構なお話......の喜びは譬がたない程で厶います。さうして初稚姫様のお言葉には、三五教の方が三四人見......ませ』『ヤアそれは願うてもない事で厶る。初稚姫様は既に宣伝の途に上られ、斎苑の館へ......す』『サア皆さま、私が御案内致しませう』初『もし姫様、折角機嫌よくお遊びの途中にな......イ教とやらを非常にお説きになつて居ます。初稚姫様のお話を聞いて、次に御両人のお話を... | 677 |
678 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第21章 夢物語〔1336〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 17 件/初=17 | ...ドスドスドスと威喝させ広場に駆け出した。初稚姫も同じく怪獣に跨り、『オーイ オーイ......ながら追つかけ来る。怪獣は益々狂ひ出し、初めは一二間の所を上下してゐたが、終ひには......様に噛ぶりついて離れはせぬぞ。オイ、徳、初、ケース、確り掴まへて居よ。落ちるのなら......よ。落ちるのなら此奴と一緒だ。あれ見よ、初稚姫様も空中に跳ね上つて居られるではない......ホ、ウフフフフ』と五匹の牛は一斉に笑ふ。初稚姫は怪獣の尻を鞭をもつて打ち叩き、空中......獣に跨り上り行く。ケース『オイ、ガリヤ、初公、徳公、もうやけだ、飛び下りようぢやな......つて何をしていらつしやいますの』 四人は初めて気がつき、ポカンとして恨めし気にテー......さうして椅子は依然として四脚あいてゐる。初稚姫は以前の儘椅子に腰打ちかけニタニタ笑... | 678 |
679 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/初=18 | ... おどろかされぬ長月の空を〈第5章初)〉遠近の教の御子の赤心を 籠めし...... 籠めし玉章読みつつ嬉しき〈第5章初)〉ゐながらに日本も西洋も巡りけり ...... 恵み越されし名所絵葉書に〈第5章初)〉未決監にて世につれぬ月の光も甲子の ...... 文月の十二夜曇りてしかな〈第6章初)〉甲子の文月十二の月みれば 下界......ば 下界のために憂ひ顔なる〈第6章初)〉中央白く左右に赤き日の色は 水...... 水火の序をば示すなるらむ〈第6章初)〉瑞御魂生れし吉日の前後三日 月......三日 月の鏡のかすむ歎てさ〈第6章初)〉ナイフルのわが生れたる文月の ...... 十二の夜半に揺れる怪しさ〈第6章初)〉未決監にて絵葉書を見て坐ながらに楓の... | 679 |
680 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 前付 | 総説代用 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...へてゐた。其日も早夕映して山の彼方を彩り初めた頃、遉は忙しかつた参詣人も次第に散じ... | 680 |
681 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第1章 真と偽〔1337〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/初=10 | ...との如くに和合する。 此物語の主人公なる初稚姫は、即ち二種の愛、善と真との完全に具......た如く、皆偽善なる事は言ふまでもない。 初稚姫は、愛より来る所の大神の神格より帰来......は、何れも愛と仁とによらぬ者はない。故に初稚姫の人格そのものは所謂高天原の移写であ......表はし、信真の光を現じ給ふのである。故に初稚姫の如き地上の天人より溢れ出づる円満具......精霊即ち兇党界、妖魅界に和合せるが為に、初稚姫の前に出づる時は、忽ち癲狂となり痴呆......かへ、嫌忌の情を起すに至るを以て、如何に初稚姫が神力を尽し、愛と善と真を以て是に対......せしめむことを望むのである。而して或時は初稚姫を非常に尊敬する時もあるのである。実......のである。愛の善と信の真との権化たるべき初稚姫は、其霊的円相は益々円満具足して、智... | 681 |
682 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第2章 哀別の歌〔1338〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 19 件/初=19 | ...はれ給ひ、霊国に在つては月と現はれ給ふ。初稚姫の如きは、どちらかと云へば天国天人の......光を以て其全部となし給ふものである。故に初稚姫は能く神を祭り、祝詞を奏上し、而して......に依つておかせ給うた所の交通機関である。初稚姫は又此媒介的天人の手によつて、或時は......又は天国霊国一度に交通し給ふ事があつた。初稚姫の如き地上の天人は、媒介的団体の手に......面の中に介在し給ふ天人なるが故である。 初稚姫は祠の森を立出でて、愈遠征の途に就か......をと赤心より懇願して止まなかつた。されど初稚姫は、如何に愛らしき信仰に充てる人々が......の前に復命せなくてはならぬからであつた。初稚姫も哀別離苦の情に絆されて、其内心は、......立つて、神の為に活動せむことを決意した。初稚姫は神殿に向つて訣別の辞を述べられた。... | 682 |
683 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第3章 楽屋内〔1339〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/初=12 | ...街道に出で、それより山口の森に駆けつけ、初稚姫に、如何なる手段を以てしても随行を許......の八重雲かき分けて 降り給ひし宣伝使 初稚姫の神徳に 心も魂も奪はれて 今は全......善との権化とも 云ふべき司は稀ならむ 初稚姫の神人を おいて吾等を救ふべき 誠......百万人の力をば 一つにかためた宣伝使 初稚姫を始めとし スマートさまが出て厶る ...... ああ惟神々々 御霊幸はへましまして 初稚姫の神司が 吾等二人を快く 長途の旅......て帰らぬ桑の弓 何処々々までも従ひて 初稚姫の神格に 照らされ吾等が本分を 尽......て暫しイクの奴 それ程慌てて何にする 初稚姫の御司は 後から厶るに違ひない ま...... 吾等二人は恙なく 此急坂を駆け下り 初稚姫のおでましを 行手の森で待ち迎へ ... | 683 |
684 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第4章 俄狂言〔1340〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 21 件/初=21 | ...、サールの両人は、三番叟の準備を整へて、初稚姫の来るを今やおそしと待ち構へて居た。......おそしと待ち構へて居た。半時許り経つて、初稚姫はスマートを伴ひ、声爽かに宣伝歌を歌......振などして三番叟の下稽古をやつて居る。 初稚姫は声淑かに歌ふ。『産土山の聖場を ......て大神の 任けのまにまに進み往く 吾は初稚姫の司 祠の森に立寄りて 醜の魔神に......寄りて 醜の魔神につかれたる 高姫司を初めとし 妖幻坊の曲津神は 父の命と偽り......何でか望みの達すべき 諦めたまへ二柱 初稚姫が慎みて 心の丈を隈もなく 汝が身......イ、色の黒き尉殿、あの歌を聞いたか、遉は初稚姫様だ、ちやんと俺達が顔に白いものや黒......虧くるとも、仮令大地は沈むとも』サール『初稚姫の御供に エンヤ、カッタカタ オンハ... | 684 |
685 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第5章 森の怪〔1341〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 15 件/初=15 | ... 二人は初稚姫が変装の術を使つて熊となり、スマート......つた。『おい、サール、大したものだらう。初稚姫様は正勝の時になつたら、あれだけの御......ぞ』『ヘン、偉さうに吐すない。貴様だつて初稚姫様にあれだけの隠し芸がある事は......初めてだらう。何処ともなし優しい慕はしい、......にならなかつたワ』『馬鹿云ふな。俺は屹度初稚姫様は熊にお化け遊ばすに違ひないと予期......を歌ひながら荒野ケ原を渉つて行く。イク『初稚姫の御供に 仕へて神業を全うし 斎苑......に下つて山口の 樫の根元に立ち居れば 初稚姫の神司 谷間をピカピカ照らしつつ ......に今度は死ぬのかと 観念したる折柄に 初稚姫に助けられ ヤツト気がつきや、あら不... | 685 |
686 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第1篇 鶴首専念 | 第6章 梟の笑〔1342〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/初=12 | ...サール『初稚姫に従ひて ハルナの都に進まむと イ......餅となりぬれば 最後の手段と首を吊り 初稚姫を驚かし 有無を云はせず御供に 仕......にかけよつて 平気の平左でかけあへば 初稚姫に非ずして 正体の知れぬ妖魅界 意......夜を照らす宝玉の 光と共に何処までも 初稚姫の後追うて 御供に仕へ奉らねば 男......は小北山 珍の聖場がありと聞く もしや初稚姫様は 其聖場に道寄りを なさつて厶......に願をかけまくも 畏き所在を探ねだし 初心を貫徹せにやならぬ ああ惟神々々 三......やおかぬ弓張の 月に誓ひて突き貫かむ 初稚姫はスマートを 伴ひ一人出でませど ......司は稀なれば 吾等はたとへ死すとても 初稚姫の御前を 助け守らにや居らうまい ... | 686 |
687 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第7章 玉返志〔1343〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/初=5 | ... 小北山の受付には、文助爺さまが初、徳の両人にしたたか頭をかち割られ、それ......を悩ましてゐる。そして魔我彦は不在なり、初、徳の両人は遁走し、俄に運用機関は殆ど停......、花摘みに行く事も出来やしない。そこへ又初稚姫様が御越しになつたものだから、松姫さ......のイク、サールといふ者で厶います。もしや初稚姫様はスマートといふ犬を連れてお立寄に......た二人男の この行先が案じられける。 初稚姫神の命は此二人を 嫌ひ玉ふも宜よと... | 687 |
688 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第8章 巡拝〔1344〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/初=14 | ...、イク『木花姫神の恵は目のあたり 開き初めにき木々の梢に』サール『木の花の姫の命...... 松姫館をなつかしみ思ふ』サール『吾慕ふ初稚姫のいます上は 一しほ恋しき館なりけ...... とめどもなしに伸び立てるかも』イク『初稚姫神の司がますと聞けば 胸轟きて進み......つ肝をば見せてやらうかい』サール『面白い初稚姫の前に出て 叱り飛ばされベソをかく......ろ』イク『水晶の玉を抱きしわれなれば 初稚姫も褒め給ふべし。 その時は指をくはへ......切つて門口に立寄り、怖さうに中を眺めた。初稚姫と松姫は何事か一生懸命に、ニコニコし......トさまも御壮健で、大慶至極に存じます』と初稚姫に御機嫌を取らうといふ考へか、切りに......ビリもので、足音もさせず這入つて来た。 初稚姫は二人を見て、言葉静に、『貴方はイク... | 688 |
689 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第9章 黄泉帰〔1345〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/初=10 | ...に歌などを詠み交してゐた。イク、サールは初稚姫にお供を願つた処、あの様子では到底許......分の目的を遮られるのは、又格別に苦しい。初稚姫さまも宝を与へて、吾々の進路を壅塞せ......、ひそびそ話に時を移した。お菊は既に既に初稚姫が此聖場を出立された事はよく知つてゐ......度か思ひ返してみたれども 思ひ切られぬ初一念なり』サール『玉の緒の命惜しまず道の...... かくも心を痛めざるらむ』イク『兎も角も初稚姫に今一度 命を的に願ひみむかな』サ......更けまで眠もやらず、淋しげに歌を詠んで、初稚姫の拒否の如何を気遣ひつつあつた。俄に......で、皆の者が大変に心配をして居りました。初、徳の両人が貴方を打擲したきり姿を晦まし......くなりました』と惜しさうにいふ。 文助は初、徳の二人の若者と格闘した際、頭蓋骨を打... | 689 |
690 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第10章 霊界土産〔1346〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/初=7 | ...深遠微妙の真理をば 含ませ給ふ有難さ 初公、徳公両人は 妖幻坊や高姫の 醜の曲......にまに進むより 吾等は手段なきものぞ 初稚姫の神司 天国浄土や地獄道 中有界の......はさりながら命とも 柱杖とも頼みてし 初稚姫の神司 夜前の騒ぎを他所にして 出......にも言ひませぬ さは言へ吾はどこ迄も 初心を貫徹せにやならぬ ......初稚姫に相反き 仮令地獄に堕つるとも 神......了り、サールを促して早くも此場を立出で、初稚姫の後を追はむとした。松姫は百方言葉を......を尽して、イク、サールの出立を止むべく、初稚姫の意を体して説き諭した。されどはやり... | 690 |
691 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第11章 千代の菊〔1347〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...て行く 小さき欲に捉はれて 神に背きし初、徳の 二人は後を慕ひつつ 八百長芝居......に固く封じ込み 守り居たりし折もあれ 初公、徳公帰り来て 曲輪の玉を奪はむと ... | 691 |
692 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第14章 天賊〔1350〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...を続けてゐたのである。文助は此態を見て、初めて悟り………『ああ自分は実に慢心をして... | 692 |
693 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第3篇 衡平無死 | 第16章 水車〔1352〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/初=2 | ...其中より容色端麗なる美人が現はれた。之は初稚姫の聖霊である。親子はハツと頭を下げ、......妾に跟いてお出でなさいませ、妾は三五教の初稚姫で厶りますよ』おくみ『何とも申し上げ... | 693 |
694 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第18章 臭風〔1354〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/初=5 | ...狸に騙されて一夜を明したガリヤ、ケース、初、徳の四人は、瘧のおちた様な顔をして、四......ものだ、否ヘーユさして見たいものだ。オイ初公、徳公、何かいい考へはあるまいかの。こ......ぢやない。本当に最前に懲りてるからなア』初『これが所謂屁和の女神といふのだらうかい......ス『ヤア面白い、屁をこいて離縁されたとは初耳だ。オイおならさま、一寸其顛末を聞かし......のだ。本当に困つたものですよ、ヘヘヘヘ』初『プツプツプツプツ』ガリヤ『イヤもう、お... | 694 |
695 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第19章 屁口垂〔1355〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/初=14 | ...や脛等をしたたか負傷したガリヤ、ケース、初、徳の四人はヤケ糞になり、互に川柳を口ず......して、一つ駄句らうぢやないか』 ガリヤ、初、徳の三人は手を拍つて賛成した。ガリヤ『......古垂れよつて四人連れ 物見櫓で又も閉口』初『おならとは名を聞いてさへ臭い奴』徳『尻......様なし。 おとなしう見せて踵で屁を殺し』初『屁を放りに屋根から下りる宮大工。 貴様......団扇かな。 俺よりも遙か上手な屁放り虫』初『長き日や沈香も焚かず屁も放らず。 馬が......を殺し。 屁を殺し四辺四五人かかり合ひ』初『己が屁をオヤオヤオヤと子にかづけ。 外......中の大盥。 芸なしは末座で茶碗叩くなり』初『馴れ......初めを話せば女房目で叱り。 暢気者欠伸に節... | 695 |
696 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第20章 険学〔1356〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 8 件/初=8 | ...ガリヤ、ケースであらうがな。そして二人は初公、徳公の両人、随分貴様も悪事にかけては......こへ参拝致さねばなるまい。実の所は、某は初稚姫の父親なる時置師の杢助だ。どうぢや、......れでこそ三五のピユリタンで厶る。拙者の娘初稚姫も奥に控へ居れば、一度は会つてやつて......う、アハハハハ』『何と仰有います、有名な初稚姫様がお出になつて居りますか。ソリヤ一......な夕なに祈つて居りました。どうやらここに初稚姫の夫として恥かしからぬ御方が、たつた......二人はスツカリ降参つて了ひ、そして此中に初稚姫の婿となるべき者があると云つたのは誰......がら跟いて行く。ケース『エーもし城主様、初稚姫様の夫になるやうな男は、ケースの眼か......も、子になつてくれる人がありませうかな。初稚姫が見たら、さぞ此四人の中の一人に目を... | 696 |
697 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第21章 狸妻〔1357〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 19 件/初=19 | ... ガリヤ、ケース、初、徳の四人は、八人の美女に導かれ、美はし......つて、四辺の不可解な光景を凝視してゐた。初、徳両人は曲輪城の城主高宮彦及び高宮姫の......るので、しきりに首を傾けてゐた。高宮姫は初、徳を見て打笑ひ、『ホホホホホ、......初さま、徳さま、これには恐れ入りましただら......よ。お前はよいことをしてくれましたねえ』初『貴女等は私たちに骨を折らせておきながら......つかけて逃げるとは、チツとひどいですな。初は恨んで居ましたよ』『ホホホホホ、お前の......は此城の大番頭だ。忠実に御用をしなさい。初は左守、徳は右守だ、ねえ高宮彦さま、それ......現代だから、仕方がないワイ、アハハハハ』初『思ひ掛なき抜擢に預かりまして、まるで初... | 697 |
698 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第4篇 怪妖蟠離 | 第22章 空走〔1358〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/初=17 | ...天井裏に吊り下げて了つた。そしてケース、初の両人を此処へ引寄せて、目を醒ましてやら......幻相坊であつた。それからガリヤはケース、初公の密談の居間へ行つて様子を探らうと、跫......らゆるベストを尽し、夢中になつてゐる。『初稚姫のあたえは、何と云つてもケースさまが......何と云つてもケースさまが好きです。そして初さまもヤツパリ好きですワ』『エヘヘヘヘ、......もヤツパリ好きですワ』『エヘヘヘヘ、オイ初公、どうだ、ヤツパリ、ケースのものだらう......様は宮野姫で辛抱せい』『馬鹿云ふな、俺は初から......初稚姫さまにきめてあるのだ。宮野姫さまはお......前のものだよ』『何と云つてもケースの妻は初稚姫さまだよ』『私は誰が何と云つても、ケ... | 698 |
699 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第23章 盲動〔1359〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/初=1 | ...の奴に一人だつて、こんな事が出来ますか。初稚姫や治国別、言依別や東助に、杢助さまの... | 699 |
700 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第5篇 洗判無料 | 第25章 恋愛観〔1361〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/初=3 | ...の道理を聞かしてやらう。さうすればお前も初めて此生宮の御神力が分り目が覚めるだらう......もつと良きものにしなければなりませぬ。最初から自分以外の者が取計らつた結婚と云ふも......のものでせう。恋愛至上の思想があつて茲に初めて一夫一婦の制度に的確なる精神的、道徳... | 700 |