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1401 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第1篇 神授の継嗣 第3章 懸引〔1389〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 15 件/国=15 ...の空は茜さし、百鳥の声は千代千代とビクの家の繁栄を祝し、又ビクトリヤ王が親子対面......となく勇ましく鳥の声さへ聞えて来る。 治別は神示に仍つて、今朝未明に松彦一行の帰......く六人の御兄妹をお迎へして帰りました』治『ああ三人共御苦労であつた。サアサア六人......に似ず、嬉し涙をハラハラと流してゐる。治『御礼を云はれては恐れ入ります。何事も神......美はしき小袖に身を纒ひ、ニコニコし乍ら治別の前に両手をついて、再生の恩を感謝した......竜彦さまも水汲みなつとして貰ひませう』治『イヤ、松彦、竜彦は大変な御用がある。之......う。ねえ先生、それで差支ありますまい』治『ダイヤ様さへ御承知なればよからう。併し......、一時許り面白可笑しく時をうつした。 治別の内命に仍つて、松彦、竜彦両人は、衣紋... 1401
1402 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第1篇 神授の継嗣 第4章 理妻〔1390〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 18 件/国=18 ...酒を頂いて王家の万歳を祈つた。それから治別の館へ数多の家来を遣はし、五人の兄妹を......遣はし、五人の兄妹を城内に迎へ取り、且治別一同を招待し、祝宴を開き、神恩を感謝し......ルをして家を継がしめ、弟妹五人にはビクのを六つに分け、各其領分を定め、アールの王......其領分を定め、アールの王家の藩塀となつて家を守らしめた。イースにはプリンスを授け......ントを授け、ダイヤ姫にはバアロンを与へ、の四方に領地を分つて、永らく......家を守らしむる事とした。 先づ第一に兄の......入れなかつた。終には刹帝利も困り果てて治別に教を請うた。治......別は暫くアールの好きな様にさしておくがよ... 1402
1403 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第1篇 神授の継嗣 第5章 万違〔1391〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 20 件/国=20 ...左守は青い面をし乍ら、切りに首を傾け、治別の館を訪れた。治......別は竜彦、松彦を伴ひ、ビクトル山の神殿建......ヘヘ』左守『お察しの通り、縁談に付いて治別様に御相談に上りました。治......別様は御宅で厶いますか』万公『ハイ、今一......が持上りまして、私には判断がつき兼ね、治別様の御判断を願はうと思ひ、御邪魔を致し......こね出し、頑固な左守が其事でもて余し、治別様に御相談に来よつたのだな、ヨシヨシ、......りますまい。未だ王様にも申上げず、先づ治別様の御意見を伺つた上と、忍んで参りまし......を振廻しても通りませうが、何を云つても一の城主の体面に拘はる一大事ですから、下々... 1403
1404 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第1篇 神授の継嗣 第6章 執念〔1392〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 24 件/国=24 ... 左守は治別の居間に進み、襖を密閉して、松彦、竜彦......聞かむと、有りし顛末を物語つた。左守『治別様、誠に心配が出来ました。何を云つても......うと存じますが、如何で厶いませうかな』治『成程、それはお困りでせう、何とか考へね......いては何程宣伝使だとて力は及びますまい。家を愛するが為に、主君を愛するが為に、又......子如何にと耳を傾けて立聞をしてゐたが、治別の答弁を聞いて、……何ともなしに芳ばし......たからは、ヤツパリ自分の事に違ひない。治別さまも偉いワイ、ヤツパリ俺の贔屓をして......こかに大なる欠陥のあるものですよ。ねえ治別様、一切の人間愛の源泉が性欲にあるのは......ければ一切の愛なる者はありませぬよ』 治別一同は俄に妙な声がして来たと、一度に顔... 1404
1405 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第2篇 恋愛無涯 第7章 婚談〔1393〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/国=11 ...お娶りになつた所で、家庭が円満に治まり、家が太平に治まれば宜いぢや厶りませぬか。......す通りにしてやつて呉れ。さうして一応、治別の宣伝使に御相談をせなくてはなるまいぞ......しヤツと胸を撫で下ろし、左守『実の所は治別様へお伺ひをして参りました所、治......別様のお言葉では、なるべく此結婚は整へた......して貴方はビクトリヤ王の世継としてビク一に君臨し相当の奥様を迎へて安楽に世をお送......だから……』ハンナ『私の様な耕奴の娘が一の王様になるお方を堕落させたと云はれては......てお前と簡易生活を楽しまうぢやないか。照山には私が長く住まつてゐた古巣がある。そ......して貴方はここを出られてはなりませぬぞ。家のため、王家のため、何処迄も刹帝利の後... 1405
1406 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第2篇 恋愛無涯 第8章 祝莚〔1394〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 25 件/国=25 ...リヤ城の客殿には刹帝利、ヒルナ姫を始め治別の一行、及び内事司のタルマン、左守、右......咲いてゐた。さうして政治大改革の象徴だと民一同に期待されたのである。ここに治......別の媒介にて神前結婚の式も恙なく相済んだ......相済んだ。 それから刹帝利、ヒルナ姫は治別に厚く礼を述べ吾居間に帰つた。後に新夫......に新夫婦を始め一同の祝宴が開かれた。 治別は祝歌を歌ふ。治......別『神代の昔伊邪那岐の  皇大神は伊邪那......御心のそのままに  妹背の道を開きまし 人等に其範を  示させ玉ふ尊さよ かくな......其範を  示させ玉ふ尊さよ かくなる上は民は  王をば誠の親となし 主と崇め師と... 1406
1407 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第2篇 恋愛無涯 第9章 花祝〔1395〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 19 件/国=19 ...の立花の青木ケ原に、あもりまして天の御柱の御柱見立てたまひ、左右りの廻り合ひ、廻......取り交し、天と地との御息を合せ、ビクの御は云ふも更なり、......主と現はれ出でしビクトリヤの王家を、千代......生の、松の緑の色深く、栄え果てなき珍の御、下......民も穏かに、聖の君の御代を仰ぎつつ、日々......り、麻柱の清き教によりて、祖先の家を守り民を撫で慈しみ、ミロクの御代の礎を、固め......引き合せ 雲井の空に輝き給ふ  ビクの御の......主の御子 アールの君に見出され  パイン... 1407
1408 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第2篇 恋愛無涯 第10章 万亀柱〔1396〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 20 件/国=20 ...誠の神の御教を  四方に伝ふる宣伝使 治別の神司  産土山の聖地より 珍の御伴を......宮 生きては此世の神となり  死しては護の神となり 豊葦原の瑞穂......  生ひ立ち栄ゆる人草を あつく守りて皇......給ひし有難さ 妾夫婦は謹みて  神の御為の為め 蒼生を守るため  尊き神の御前に......君様の御結婚 いよいよ無事に調ひて  御の栄えを松の花 緑の色もいや濃ゆく  栄......松彦は又歌ふ。松彦『此処は名に負ふビクの  堅城鉄壁を繞らし 四方を見晴らす宮城......鉄壁を繞らし 四方を見晴らす宮城  百の民見おろして 御空に高く輝ける  月日の...... 月日の如く光をなげ 恵の雨を降らし  人を厚く守らせたまふ 音に名高き刹帝利 ... 1408
1409 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第3篇 猪倉城寨 第11章 道晴別〔1397〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/国=2 ...畏みウブスナの 貴の聖地を立出でて  治別の従者となり 河鹿峠を打越えて  魔神......二人の親に巡り会ひ  祠の森に立帰り 玉別と諸共に  瑞の御舎建て了り 道晴別と... 1409
1410 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第3篇 猪倉城寨 第12章 妖瞑酒〔1398〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/国=6 ...て厶るだらうと疑つて居ります。現にビクののビクトリヤ王様もウラル教でゐらつしやる......に仍つて、猪倉山の城寨が完成した上は、近を荒し廻り、馬蹄に蹂躙し、大共和......を建設するのだ。さうなれば何うしても人物......がなるまい。俺はチヤンとビクトリヤ城へ治別がやつて来た時に、門の外にすくんで、ど......向ふの方から二人やつてくる様だ。モシや治別の片割れぢやなからうかな』 治......別といふ声を聞いて、三人の泥酔者は俄に起... 1410
1411 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第3篇 猪倉城寨 第13章 岩情〔1399〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...である。此岩窟に居りさへすれば、いかに治別が神力あり共、決しておとす事は出来まい... 1411
1412 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第3篇 猪倉城寨 第14章 暗窟〔1400〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...とも合点の行かぬ事ばかり、大方三五教の治別一派が、妖術でも使つて吾軍営を攪乱させ... 1412
1413 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第4篇 関所の玉石 第15章 愚恋〔1401〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...います。上流の娘の為に今迄閉ざされたる天の道を開鑿した大慈善者で厶います』赤『兎... 1413
1414 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第4篇 関所の玉石 第16章 百円〔1402〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/国=6 ...だ』医『ハイ、拙者は仁術を以て家業と致す手で厶る。何ぞ用が厶るかな。病気とあらば......敵が沢山現れて、商売の妨害をするから、全医師大会を開いて、政府に抗議を申込み彼等......者の私に向つて、してやらうなどとは、法治の人民として、実に怪しからぬものだ。サア......衢の関所だ。汝の生前のメモアルを査べ、天へやるか、地獄へ墜すか、……といふ分水嶺......れば第三審、美事勝つてみせよう。そして天の永住権を獲得し、人生特有の権利を遺憾な......らなくなつてきた。併し乍ら自分と雖も、天へ行く資格もなし、外に之といふ芸もないの... 1414
1415 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第4篇 関所の玉石 第17章 火救団〔1403〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/国=11 ...名を聞かして貰はう』女『ハイ、私はフサの、玉木村のテームスの娘スミエルと申します......の娘スミエルと申します』 守衛は『フサの フサの......』と云ひ乍ら横に長い帳面を念入りにめくつ......人です。両親の目の黒い間は兎も角、両親が替でも致しましたら、そろそろ被つて居た猫......  善と悪とを立別ける 此世は神のゐます  世の人草は押し並べて 尊き神の御恵み......め 斎苑の館を立出でて  魔神の猛る月の 大雲山に蟠まる  醜神等を言向けて 此......神等を言向けて 此世の塵を払はむと  治別に従ひて 進み来れる折もあれ  祠の森......てなく 罪に穢れし吾々の  身魂を救ひ天に 上らせ玉へ惟神  国治立の大御神 豊... 1415
1416 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第5篇 神光増進 第18章 真信〔1404〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 34 件/国=34 ...正して 命の苗を植ゑつける  其光景は天を 地上に移せしごとくなり  ビクトル山......まつり  其の祝詞は天地に 響き渡りて霊や  天......界の天人が 奏でたまへる  ロンドの床し......めし人の耳に いと涼やかに聞えくる  治別を祭主とし ビクの......王の刹帝利  ヒルナの姫やアールの君 其......ル山の頂上に檜皮葺の立派な社殿が落成し大常立尊を初め奉り、天照皇大御神、神伊邪那......岐大神、神伊邪那美大神、神素盞嗚大神、豊姫大神、稚桜姫大神、木花姫大神、日の出神......は無事終了された。刹帝利のビクトリヤ王は家無事に治まり、王家安泰の曙光を認めかつ... 1416
1417 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第5篇 神光増進 第19章 流調〔1405〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 43 件/国=43 ... 治別は謡ふ。治......別(謡曲調)『久方の天の八重雲掻きわけて......八重雲掻きわけて  名さへ目出度きフサの ビクトル山の頂上の  上つ岩根を搗きこ......厚く  葺きつめ給ひしこの社 高天原の天の  皇大神の御舎を 天津風時津風吹き捲......風時津風吹き捲るまにまに  茲に現世の の守りと定めつつ  霊......にありては月の大神と現はれまし 天......にありては日の大神と現れませる  大......常立の大神の 珍の御舎つかへまつり  国... 1417
1418 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第5篇 神光増進 第20章 建替〔1406〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 40 件/国=40 ...七八つ九つ十百千  万のものの元津祖 大常立大御神  高皇産霊の大御神 神皇産霊......を造りまし  天が下なる神人を うまし御に永久に  いと安らけく住ませむと 日月......辺の御恵を 尊み敬ひ奉る  豊葦原の瑞穂 生言霊の幸はひて  百の宝を下しまし ...... 動きもやらず変る無く 島の八十島八十の  天の壁立つ其極み ......の聳立つ其限り  棚引く雲の果てまでも ......神の光は夜の守り 蒼生を撫で玉ひ  天勝勝......の祖 ......治立の大神は  天地成出し其時ゆ 隠身ま... 1418
1419 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第5篇 神光増進 第21章 鼻向〔1407〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 35 件/国=35 ... 治別一行は刹帝利の催したホーフスの直会の会......。竜彦『吾は天教山の木花姫命である。汝治別、最早ビクの......は風塵治まり後顧の憂ひなければ、一刻も早......ふべし』と宣らせ給ひ神上がり玉うた。 治別は此神勅を聞いて吾徒弟の晴公が道晴別と......に告げて時を移さず出立する事となつた。治『只今お聞きの通り神勅が下りましたから、......らば馬の用意も致さねばなりませぬから』治『然らば折角の思召、此まま徒歩で急ぐより......別れを惜み涙を流し乍ら、自ら盃をとつて治別に渡し、酒をなみなみと酌いで袂別の式を......事と知り乍ら  今更の如悲しかりけり』治別『七十路を越えさせ玉ふ身なれども  健... 1419
1420 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 第5篇 神光増進 第22章 凱旋〔1408〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 27 件/国=27 ...のした大門を御叮嚀に中から支へて居る。治別は止むを得ず邸内に聞ゆる大音声にて宣伝......に聞ゆる大音声にて宣伝歌を歌ひ出した。治別『高天原に現れませる  皇大神は御心を......は 河鹿峠の要害で  三五教の宣伝使 治別の言霊に  打ちやぶられて遁走し 浮木......しゐたりし折もあれ 神の使の宣伝使  治別の一行が 又もや此処に現はれて  醜の......に現はれて  醜の軍を追ひ散らし ビクの家を救ひたり  鬼春別や久米彦は 三千余......此家の主テームスよ  三五教の宣伝使 治別に相違ない  唯一息も速かに この門開......て敵か味方か存じませぬが、三五教だとか治別だとか、此処の娘を助けに来たとか云つて......さいますまいか』テームス『何、三五教の治別様が見えたと仰有るか、それは間違ひはあ... 1420
1421 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ... 心の園に常永の花咲く〈第6章(初)〉神聖界霊語読みながら    あつき一日を今......つき一日を今日も送りつ〈第8章(初)〉根や底の......をば幾度も    探険したる吾面白きかな......とめなりけり〈第9章(初)〉からやまと月まで言霊の    光を放つ三五の月〈第11......望み抱へて待つ人のあり〈第12章(初)〉日の御空を包む黒雲も    何時かは晴れな......の儘にならねば〈第15章(初)〉天の下四方々和め行く    吾が玉の緒の在らむ限り......かに時臻る待つ〈第18章(初)〉天の下四方々乱れ行く    様をながめて立つ人もあ... 1421
1422 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 後付 附録 神文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 33 件/国=33 ...に、奇魂神懸らせ玉はむ事を乞祈奉る。天勝勝奇魂千憑彦命と称へ奉る、曽富戸の神亦の......し聞直し、怠りあるを宥させ給はむことを、の大御祖の大前に詔らせ玉へ。伊怯く劣在き......在き吾等は、出口大教祖の御勲功に依り、神の神典と、大神の御諭を、読み窺ひ奉りて、......ひ奉りて、天地の御祖の神の御勲功を覚り、祖大......常立尊が、伊邪那岐伊邪那美の二柱の天使に......碁呂島を生み、之を胞衣となして、天の御柱の御柱を見立て給ひ、八尋殿を化作たまひ、......たまひ、妹兄の二柱所就たまひて、大八島の々島々を生み、青人草等の始祖等を生み万の......青人草を恵み撫で愛しみ給はむが為に、日月土を生み給ひて、各自各自其の神業を別け依... 1422
1423 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 13 件/国=13 ...めむと神々の協議の結果をもたらし坐丹波の曽我部の村に牛飼ふ牧童の辛未の年生れ(三......で満二十五年間出口王仁は(一)心不乱に神成就のために舎身的活動を続けて宇宙万有一......世界の諸天人民に至上の心を持せしめ神の御に安住せしめむと妙法真(如)の光明を顕彰......て神の僕となり微妙真心を発こし一向に我神(九)山八海の諸神を念願し諸の功徳を修し......を修して高天原に万人を救はむことを希ふ大常立大神(日)の大神月の大神は神を愛し神......身に光明を放射し兆(年)の久しき第二の天に安住し得べし又十方世界の諸天人民にして......し又十方世界の諸天人民にして至心ありて天浄土に(大)往生を遂げむと欲するものは譬......断ち一向に神教と神助を信じ至誠一貫以て天に復活せむ事を願ふ時は臨終に際し(正)に... 1423
1424 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 前付 総説歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...タスタ登り北村の 隆く光れる日の本の  の真秀良場畳並はる 青垣山に包まれし  ......  山を左右に眺めつつ 写すも嬉し印度の  ハルナの都に蟠まる 八岐大蛇の悪霊を...... 言向和はす三五の  神の教の宣伝使 治別の亀彦が  常磐の松の心より 五六七の......彦や  教を四方に竜彦の 珍の司の波斯の  猪倉山に割拠せる 婆羅門教の宣伝使 ......諭し 松彦竜彦従えて  神のまにまに月の ハルナを差して進み行く  後に残りしバ... 1424
1425 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第1章 心転〔1409〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 19 件/国=19 ...天原に現れませる 天地の造主とます  大常立大御神 瑞の御霊を分け玉ひ  霊......にては月の神 天......にては日の神と  現はれまして天地の 百......常磐に立て玉ひ  世人を導き玉ひつつ 天浄土を地の上に  築かせ玉ふ尊さよ 三千...... 神の力を身に受けて  醜の雲霧悉く 治別の一行が  昼尚暗き松林 心も清き松彦......の根踏みさくみ 漸く岩窟に辿り着き  治別と諸共に 神の力に守られて  軍の君を......の欲望を達せむと、心を悩ます折もあれ、治別一行に、夜中踏み込まれ、二度ビツクリの......結果、いよいよ前非を悔い丸腰となつて、治別に謝罪をなし、卑怯未練にも山寨を捨てて... 1425
1426 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第2章 道謡〔1410〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...ャンし乍ら、生れ赤児の様な気になつて、治別と共にゴロゴロした岩と岩との間を伝うて......の使が如何にして 神力無限の自在天  大彦に敵し得む 馬鹿を尽すも程がある  只...... 河鹿峠の八合目 進む折しも宣伝使  治別が現れて 生言霊を打出し  其神力に圧......  仕へ奉らむ惟神 許させ玉へ大御神  治立の大前に 謹み敬ひ願ぎまつる』と述懐......の声は遠近に  耳をすまして聞え来る 天浄土の真相を  今目のあたりみる心地 げ...... 其計略も曝露して 三五教の宣伝使  治別の一行が 案内もなしに穴の中  穴面白......重い  霊相応といふことを 考へ遊ばし治の  吾師の君よ改めて 此縁談の斡旋を ... 1426
1427 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第3章 万民〔1411〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 14 件/国=14 ... スパール、エミシと諸共に  心の空も治別の 神の命の御教に  帰順しまつり常磐...... そも吾々は三五の 神の教の宣伝使  治別の一の弟子 万公別の命ぞや  猪倉山に......詫を致さむと  いと殊勝にも来りけり 治別の宣伝使  松彦、竜彦諸共に 尊き司に......も……何だか娘の帰つた様な気配がする、治別様が娘を助けて帰つて下さつたのではある......で、シーナ『旦那様、シーナで厶ります。治別様のお助けによつてお嬢さまと共に無事に......声にて、万公『吾こそは、三五教の宣伝使治別の片腕と仕へまつる、天下無双の英雄豪傑......ア何卒奥へお這入り下さいませ。まあまあ治別様、よう娘をあの峻い阪を負うて帰つて来......で厶りませう』と嬉し涙と共に感謝する。治別は一同の先に立つて門内に入る。十二人は... 1427
1428 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第4章 真異〔1412〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 21 件/国=21 ...来るを知らずして  娘二人を救ひたる 治別の一行と  老の眼に見誤り 四人の前に......配をかけ何とも申訳が厶いませぬ。貴方は治別さまと承はりましたが、今承はれば春別と......ますか。誠に申訳のない事を致しました。治別様のお蔭により神様の道に救はれ、こんな......ます』久米『決して御心配なさいますな。治別さま、松彦さま、竜彦さま、万公さまが、......ぼしたいもので厶います』 斯く話す所へ治別、松彦、竜彦は下女の案内によつて現はれ......、竜彦は下女の案内によつて現はれ来り、治『イヤ、テームス殿、私は治......別で厶います。悠りと休まして頂きました。......はよいやうですか』テームス『ヤ、貴方は治別様、ハテナ、今此処に厶るお方を貴方様と... 1428
1429 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第5章 飯の灰〔1413〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...と共に、四人の介抱に全力を尽して居た。治別以下八人のお客に対してはアヅモスを以て......に対してはアヅモスを以て接待係となし、治別の急ぎ此処を出立せむとするを聞いて打驚......とどまり玉はむ事をと、頻りに懇願した。治別は止むを得ず、四方庭先をめぐらした、可... 1429
1430 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第1篇 奇縁万情 第6章 洗濯使〔1414〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 9 件/国=9 ... 治別の居間へはフエル、アヅモスの両人が膳部......、俄に恐ろしくなつたのである。併し乍ら治別、松彦、竜彦は一面識もないので、此家の......つてぢや厶いませぬか』鬼春『アハハハ、治別様の霊縛にかけられ、たうとうゼネラルを......光に照されて  暗は晴れけり心の闇も』治別『テームスの珍の館に落合ひて  神の恵......りよつて  灰カラ飯を炊しなるらむ』 治別は、『皆さま、頂戴致しませう。お先へ御......。白い飯の上に所々灰が黒く塊つてゐた。治別『黒胡麻のふりかけ飯と思ひきや  目も......おいしい御飯を炊いて参りますから……』治『イヤ、誰だつて同じ事だ。併し乍ら折角の......々が骨を折つて御飯を拵へますから、何卒治別さまのお居間へいつて、暫くお客さまの待... 1430
1431 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第2篇 縁三寵望 第7章 朝餉〔1415〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 13 件/国=13 ... 万公は炊事場をあとに治別の居間に駆け入り、頭に灰を被り乍ら顔に......らせ、万公『これはこれは三五教の宣伝使治別様を初め奉り松彦、竜彦、鬼春別、久米彦......早動かない大盤石の様なものですからな』治『万公さま、どうやら今度はものになりさう......なつても勇退しませぬわ。エツヘヘヘヘ』治『優待と云ふ事は大切にもてなすと云ふ事だ......先生、こいつは一寸逆上してる様ですな』治『うん、頭から冷水でもぶつかけてやらなく......三五教の万公別ですよ。 音に名高きフサの  猪倉山の山砦に 此世を乱す曲津神  ......の害を除かむと  万公別が部下の勇将 治別、松彦、竜彦を引率れ  旗鼓堂々と 敵......つて伺へば やつぱり苦痛を感じ入る  治別の師の君よ 何卒々々教子の  万公別に... 1431
1432 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第2篇 縁三寵望 第9章 三婚〔1417〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 25 件/国=25 ... 治別、松彦、竜彦の祈願に依つて四人の負傷者......日の後全快する事を得た。テームス夫婦は治別一行の神徳を感謝し娘の本服祝をなさむと......行の神徳を感謝し娘の本服祝をなさむと、治別を始め番頭下女の端に至るまで祝宴に列せ......頭下女の端に至るまで祝宴に列せしめた。治別は正座に坐り、左側の上座には松彦、竜彦......及びスミエル、スガールの病気全快組は、治別と向ひ合つて下座に坐り、テームス夫婦及......、祝ひの宴を開く事となつた。 是より前治別外一同は神前に感謝の祝詞を奏上し、鄭重......祭典を行つた事は辞つて置く。テームスは治別に向ひ、さも嬉しげに両手をついて、テー......、さも嬉しげに両手をついて、テームス『治別の宣伝使様、何から御礼を申上げて宜しき... 1432
1433 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第2篇 縁三寵望 第10章 鬼涙〔1418〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 19 件/国=19 ... アーシスは治別の歌に対し、自分とお民との結婚を承諾し......て答へたりける。其歌、『科戸の風もフサの  猪倉山の山麓に 群がり立てる玉置郷 ......賤しき首陀の胤ならず  由緒も深きビクの 左守の司のキユービツトが  其落胤と聞......其落胤と聞えたる 此世を忍ぶ独身者  治別の宣伝使 神の御言を蒙りて  ビクの......をば知召す 刹帝利様や左守司  父の危難......込みし お民の方の系統も  矢張りビクの生れ 左守司の家系より  秀れて高き人の......ああ惟神々々  イドムの神が現はれて 治別に懸りまし  吾等が素性を委曲に 明か......近き心地せり  ああ惟神々々 皇大神や治の  別の司の御前に 畏み畏み真心を  ... 1433
1434 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第11章 経愕〔1419〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/国=2 ...心底より信ずる事が出来なかつたので表面治別の前にては相当の取り扱ひをしてゐた。け......タリと打ち倒れ人事不省に陥つて了つた。治別を始め一同は直ちに神の大前に祈願を凝ら... 1434
1435 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第12章 霊婚〔1420〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 9 件/国=9 ...あり。然るに汝、此度弥勒神政の太柱神、大常立大神の守らせ玉ふ三五教の宣伝使治......別の助けにより最愛の娘が危難を救はれ、一......ゼネラル、鬼春別で厶る。三五教の宣伝使治別の一行の霊光に包まれ自我自愛の夢も醒め......界の命によつてエンゼルとなり、今ここに治別宣伝使の命によつて汝を救ふべく下り来れ......るでせうか』万公『御心配なさいますな。治別の宣伝使がお守りあればスミエル、スガー......はせ玉ふ三五の  救ひの神と現れませる 治立の大御神  豊......姫の大御神 神素盞嗚の大神の  瑞の御魂......素盞嗚の大神の  瑞の御魂に仕へたる 治別の宣伝使  松彦、竜彦神司 万公別が真... 1435
1436 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第13章 蘇歌〔1421〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 12 件/国=12 ... 大恩受けし三五の  神の使の宣伝使 治別の一行に  憚りながら胸押へ 一間の内......ツと気がついて 四辺を見れば三五の  治別を初めとし 松彦竜彦万公や  鬼春別や......を眩かして殆ど死んで居られたのですよ。治別様や鬼春別様、万公さまを始め御一同の丹......よくも其処迄悟つて下さいました。拙者も治別様の御教導によつて生乍ら地獄を逃れ天......に救はれ、因縁あればこそ、かうして仮令一......難きに感謝し言葉塞がり涙に暮れて居た。治『テームス殿、今回の幽界旅行によつて、因......いか。折入つてお願ひ致したう厶います』治『万公さまに異存さへなくば、私は些も構ひ......出の神の御旨なるらむ』松彦『松の世の小天を築かむと  神は万公を下せしならむ』竜... 1436
1437 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第14章 春陽〔1422〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 21 件/国=21 ...々の、 心にかかる村雲を、 伊吹払ひて天を、 此地の上に建設し、 堅磐常磐の五六......英子姫、 紫姫と諸共に、 此世の悪魔を竜別や、 其他百の司たち、 神政成就の聖場......の斎苑館、 八島主の部下となり、 月の御に蟠まる、 八岐大蛇や醜鬼を、 言向和し......吹返し、 霊肉共に改良し、 未来は清き天の、 いや永久に花も咲き、 果物実る楽園......、 救はにや置かぬと三五の、 神の柱の治別が、 赤心こめて大前に祈らせ玉へばアラ......精霊は、 テームス司の後を追ひ、 根底のに飛び行きて、 救ひ帰りし嬉しさよ、 朝......スの家筋は、 元は尊き刹帝利、 ヒルナのにときめきて、 数多の民を従へつ、 武勇......家なれど、 民の恨の重なりて、 ヒルナのは忽ちに、 根本的に転覆し、 生命辛々フ... 1437
1438 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第15章 公盗〔1423〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 23 件/国=23 ... 鬼春別以下三人のバラモン組は治別に許されて、宣伝使と俗人との中間的比丘......を仕立てて着せられ、金剛杖をつき乍ら、照山ビクトル山の谷間に山伏の修業をなすべく......居士といふ戒名を与へた。治道居士は今や治別、テームス其他一同に別れを告げむとして......ムスよ  安くましませ千代に八千代に』治別『大神の恵の露を踏みしめて  安く行き......は  淋しさに鳴く時鳥かな。 さり乍ら治別がましまさば  安く出でませ心残さで』......身こそ  君の行衛を惜みつつ泣く』お民『民を天津御......に救ふべく  出でます今日の姿雄々しき』......忽ち悔悟の花開き 神の恵を嬉しみて  治別に服ひつ 四人の男女を恙なく  テーム... 1438
1439 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第3篇 玉置長蛇 第16章 幽貝〔1424〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 20 件/国=20 ...しも転落した時は 折角神に許された  照山の荒行も サツパリ駄目になりまする  ......を  神の御水火に祓はれて 栄え久しき天に  上りて行かむ首途と 思ひまはせばハ......汗脂 苦もなくここに拭き取られ  神の御のエンゼルと 此世ながらに健やかに  仕......大悲の弥勒神  恵の露を蒙りつ ビクの神を指して行く  ああ惟神々々 神の恵の深......  四方の草木はスクスクと 茂り栄えて天の  姿を写す楽しさよ ああ惟神々々  ......シヨ 翻さむや惟神  神に任せし此体 照山の谷間で  百日百夜の行修め 神の御徳......となり 月照彦の大神の  守らせ玉ふ月の いや永久に開くべし  ああ惟神々々 御......えにけるかな』素道『見渡せば何処も同じ天の  姿なるらむ青々として』求道『大空も... 1439
1440 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第17章 万巌〔1425〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 18 件/国=18 ... 玉置の村のテームスは治別の教を聞いて今迄の貪欲心や執着心を弊履......宮を造営し、大神を鎮座する事となつた。治別は村人に教を伝ふべく、又この神館の完成......前に集まり、この盛大なる盛典に列した。治別は祭主となり、神殿に向つて祝詞くづしの......に向つて祝詞くづしの宣伝歌を奏上した。治別『久方の天津御空の高天原に、鎮まり居ま......久方の天津御空の高天原に、鎮まり居ます大常立の大神、神伊邪那岐の大神伊邪那美の大......霊の大神瑞の御霊の大神を初め奉り、天津神津神八百万の神達の御前に、三五教の神司治......津神八百万の神達の御前に、三五教の神司治別の命、清き尊き珍の御前に慎み敬ひ、畏み......み敬ひ、畏み畏みも申さく、高天原の月の御を知し召す、瑞の御霊の大御神、日の神国を... 1440
1441 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第18章 音頭〔1426〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 14 件/国=14 ...ー  (ア、ヨーイセー、ヤツトコセ) 治別の神司 救ひの神と現れまして  (コラ......、ヨーイセー、ヤツトコセ) 後に残りし治別は  (コラシヨ) 御供の神の松彦さま......ミエル姫にシーナさま  (ドツコイ) 三一の婿となりイー  (ア、ヨーイセー、ヤ......玉木の村にましまして  (コラシヨ) 治別の神様の 教を守り此宮の  (コラシヨ......セー) 誠に尊い御神徳 身に稟けまして治別の 珍の司の宣伝使 御供に仕へ奉りつつ......) 尊き使命を蒙りて  (コラシヨ) 治別の弟子となりイー  (ア、ヨーイセー、......  (ア、ヨーイセー、ヤツトコセー) 治別の師の君が  (コラシヨ) 後を慕うて......に照らし  (ドツコイ) 尚も進んで月の ハルナの都に立向ひイーイー  (ア、ヨ... 1441
1442 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第19章 清滝〔1427〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 22 件/国=22 ...火熱烈しき太陽は  天津御空に晃々と 照岳の谷間に  高くかかれる大瀑布 清めの......刹帝利となり、シエールを左守司に任じ、一の主権を握らむと、一心不乱に水垢離をとつ......り。妖沢坊は二人に向ひ、妖沢『汝はビクのの右守司を勤めたるベルツ並に家令のシエー......かけず、滝壺に飛込み一心不乱に、乙女『大常立の大神、何卒々々、父の病気を救はせ玉......が、如何なる事を致すか知れませぬ。ビクのの一大事で厶います』と神言を奏上し、祈り......痛も忘れ立上り、ベルツ『掛巻も畏き天津御より下らせ玉うた天津乙女様、何卒々々拙者......詳しく陳述せよ』ベルツ『ハイ、私はビクのの右守司ベルツと申す者、之なる男は家令の......職を解き、専横の限りを尽し居りますれば、家の害賊を除く為に、両人が此処にて荒行を... 1442
1443 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第20章 万面〔1428〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 16 件/国=16 ...司のベルツ、シエールが叛逆軍に取囲まれ、家已に危き所、尊き三五教の宣伝使一行に助......教の宣伝使一行に助けられ、これにてビクの家も刹帝利家も大磐石と思ふ折、六人の王子......方角はまだ分りませぬ。ああ斯ふ云ふ時に治別様か、お弟子の一人でも居て下さつたらハ......が見えたか。ヤ、それは有難い。併し乍ら治別様は御出でにはなつてゐないか。治......別様や松彦、竜彦様ならば斯ふ云ふ場合に助......いますよ』左守『その三人の男と云ふのは治別さまか、竜彦さまの中であらう。モシ、さ......万公さまはどうも八釜しくて困るから……治別さまか竜彦さまに、一寸お目にかかりたい......だ』トマス『ハイ、承知致しました。直様治別様を呼んで参りませう』と急ぎ此場を立つ... 1443
1444 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第21章 嬉涙〔1429〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...れ猪倉山の岩窟で苦しんで居ました所を、治別様一行がお出なさつてお助け下さつたので......もこの万公さまは実は万公別様と申まして治別様のお師匠さまですが、ワザとに部下と化......許り云つてお出なさるので厶います。私は治別様の御媒酌によつて万公別の宣伝使と夫婦......残念な事をしました。斯う年が寄つて何時天参りをするか分らぬ身の上、せめて生前に一......りますかな』万公『ハイ只今の所在はビクの、ビクトリヤ城内、左守の室内に、お民の方... 1444
1445 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 第4篇 法念舞詩 第22章 比丘〔1430〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/国=4 ...上の御病気御全快を祈願せむと、住み馴し照山の清滝に水垢離をとり居りまする処へ、前......久米彦、スパール、エミシで厶いますが、治別様の御教を承り、菩提心を起し修験者とな......素道居士、エミシは求道居士と名を改め、照山の清めの滝に修業に参らむと法螺貝を吹き......たのは、此四人が嚆矢である。而してビクのの玉の宮から始まつたのだから、後世頭を丸... 1445
1446 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...の人といひ    地上に於ける天人と神のより称へらる〈第10章(初)〉身はたとへ万... 1446
1447 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...の神代を一日も早く築き上げ、万有一切を天の楽園に遊ばしめ、地獄の惨状より救はむと... 1447
1448 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...ては成らないものである。又人間には直接天より天人の霊子を下して生れしめ玉ふたもの......物と異なり死後始めて霊界に入り復活して天の生涯を営むものなれば、人間の現肉体の生......霊魂の帰着に就いて迷ふこと久しく、或は天を説き或は幽冥を説き三界を説く宗教家は今......下に照会し、時代の悪弊を祓ひ清め地上に天を建て、人間の死後は直ちに天界に復活し人......ン山より出でたる金剛不壊の如意宝珠なる顕魂は即ち之である。この宝玉の履歴書あり、... 1448
1449 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第1篇 自愛之柵 第1章 神慮〔1431〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...    ○ 現代人はおもえらく  根底のには最初より 一個の魔王厳在し  諸多の......し由  悟りて常に霊魂を 浄めて神の坐すへ  昇り行く可く努むべし ああ惟神々々......ものは愛の善 信と真との光のみ  根底のより来るものは 悪逆無道ばかりなり  ま... 1449
1450 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第1篇 自愛之柵 第2章 恋淵〔1432〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/国=6 ... 波斯と印度との境テルモン山の山続きエルシナ谷の山口に、......教を開きたるテルモン山の神館の跡を守る小別、小......姫の二人があつた。此二人の夫婦にはデビス......千両の金を貰ひ其御教訓によつて一時も早く許に帰り、親や女房や子供を喜ばさうと思つ......恵みの金は取られて了ひ、如何しても此儘でへ帰る事は出来ぬぢやないか。何とかしても......つて、それを機に泥棒をスツカリ思ひきり、許に帰つて正業に就き度いものだな』乙『お... 1450
1451 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第1篇 自愛之柵 第3章 仇花〔1433〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 10 件/国=10 ...何卒私の事は思ひ切つてくれぬと何時迄も天へ行く事が出来ないのだ。お前は未だ此処へ......せつて居りますが、噂に聞けば、何うやら天にお出でになつたさうで御目にかかる事も出......さいませ。さうすれば此鎌彦も罪が解けて天の生涯が送れるでせう。何卒今迄の厚誼に一......天晴れ誠の霊身になり、神の光を身に浴び天の生涯を送る日を待たせ玉ふのだ。これから......仕方がないから悔い改めて善道へ立帰り、天の生涯を送つたがよからう』ベル『ハーテ、......人として罰せず、地獄の苦しみを課せず、天に救つて下さるが神様だと思ひます。悪人を......言葉が耳に入り、心に浸潤したならば屹度天へ救はれるだらう。併し乍らお前の造つた悪......悪の教をなし其心の向けやうに由つて或は天へ、或は地獄へ自ら行くと云ふ事は生前より... 1451
1452 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第1篇 自愛之柵 第4章 盗歌〔1434〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ... 高天原と根のを  中断したる中有界 百のエンゼル下り......如く  いと苦しげに自ら 自由自在に根のや  底の......へと駆り行く ああ惟神々々  宇宙の主宰......虫魚に至るまで  霊あるものは悉く 皆天へ救ひ上げ  各団体の円満を はからせ給......界に迷ひたる 吾等の御魂を速に  神の御へ救へかし 朝日も照らず月もなく  星さ......の 心淋しき此旅路  憐みたまへ天津神 津神達八百万  神の使の御前に 謹み敬ひ......、何処も彼所もあるものかい、此処はフサのテルモン山の麓の高野ケ原だ。俺の女房がこ... 1452
1453 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第1篇 自愛之柵 第5章 鷹魅〔1435〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/国=8 ...意宝珠  其外百の神宝に 執着強く四方の  海洋万里の波渡り 騒ぎまはりし其結果......面を曝しつつ  恥も名誉も知らばこそ 玉別の築きたる  祠の森に立寄りて ここに......間が身魂が曇つてゐるので、どうぞ助けて天へやつてやり度いと思つて化身の法を使ひ、......いませぬわい』高姫『そら、さうだらう。霊天......を兼ねた天人の身魂だから、身魂の曇つた悪......やい。決して利益にならぬ事は云はぬ。皆天へ助けてやるのだからな』シャル『オイ、ヘ......のでもない。何せよ、曇りきつた霊が直に天に行くと云ふのは余り気が良すぎる。中途で......ならず、苦労の花が咲く世の中だから……天紫微宮から人間の姿となつて降つて来たのだ... 1453
1454 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第2篇 宿縁妄執 第6章 高圧〔1436〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...に不快な感じを与ふる者である。然し之は天に到るべき天人の目より其内分を透して見た......そして喜びなされ、此高姫は高天原の第一霊のエンゼルの身魂で、根本の根本の大神の生......いて行ひを致したなれば結構な結構な第一天へでも助けて上げますぞや』と止め度もなく......、どうだい、一つ此生宮の云ふ事を聞いて天へ上る気はないか』ケリナ『ハイ有難う厶い......獄へ行かねばなりますまい。何程貴女様が天へ救ひ上げてやらうと仰有つて下さつても、... 1454
1455 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第2篇 宿縁妄執 第7章 高鳴〔1437〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...の杢助に 魂を抜かれて中空より  印度ののカルマタの 草茫々と生え茂る  原野に......誘ひて 己が館へ連れ帰り  心をこめて天へ 救ひやらむと気を焦ち  力を尽す高姫......、吾々は元からの泥坊では厶いませぬ。月のハルナの都に現はれたまふ大黒主の御家来、......将軍の部下片彦、久米彦が三五教の宣伝使治別の言霊に脆くも打ち破られ、浮木の森に引......一方はランチ、各三千騎を引き率れ、ビクのを蹂躙し、次で猪倉山に陣営を構へ、武威を......構へ、武威を八方に輝かす折しも、又もや治別の神軍に踏み破られ、鬼春別、久米彦の両......御覧なさい。変性男子厳の御霊の生宮が、大常立尊の伝達遊ばした神示を、そつと腹に締... 1455
1456 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第2篇 宿縁妄執 第8章 愛米〔1438〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 17 件/国=17 ...ネラル様から沢山のお金を戴き、一時も早く許へ帰つて正業に就くと言つたクセに、まだ......での者だから天晴功名手柄を現はして、天下家の為、お道の為に千騎一騎の大活動をなし......ア、ツベコベと理窟は甘いものですな。何程の為、世の為だと云つても、自分を棄てて......家のため世人の為に尽す者は、実際の所はあ......祈ります……と書くぢやありませぬか、天下家のために最善を尽し、社会の為に努力して......愛を以て主としてゐる者は或はチヤーチ或は家、又は如何なる人類の団体に対しても、之......を深く持する者は神様のチヤーチを愛せず、家社会を真に愛せず、又御用を愛する事なく......とは所謂地獄の愛であつて、高天原の愛は天の愛である。天国に於ては用の為に用を愛し... 1456
1457 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第2篇 宿縁妄執 第9章 我執〔1439〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/国=8 ...から出刃六となり、三五の月となりて第一霊へ上り、月の大神様に、お前さまの今の有様......。六でなしだから、名迄六造だ。どうで月のへ行けるやうな代物ぢやない。六道の辻代物......ませぬがな、威喝や憤怒や復讐などは、神のには影さへもないぢやありませぬか』高姫『......かに高姫の耳許にて、天人『吾こそは中間天のエンゼル文治別命で厶る。其方は高姫では......オホホホホ、何とまア若い男だこと、随分天では、それ丈美しいと、女にもてるだらうな......人の教を聞いて心を研き、今は此通り第二霊のエンゼルとなり、中有界地獄界を宣伝に廻......く悔い改めて、この中有界を脱出し、早く天へ昇つて下さい。此儘にしておけば、貴女は......ホホホホ、ようまア仰有いますワイ。第一霊の天人の霊の高姫の光明がお前さまには見え... 1457
1458 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第3篇 月照荒野 第10章 十字〔1440〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...様を礼拝する気はないか。お前もこれから天に救はれるか、地獄に堕するかと云ふ境目だ......れ丈け厶るのですか』求道『天津神八百万、津神八百万と云つて億兆無数の神様が厶るの......求道『神様は元は只お一柱だ。その神様は大治立尊と云つて宇宙一切をお構ひ遊ばす太元... 1458
1459 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第3篇 月照荒野 第11章 惚泥〔1441〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...士はヘル、ケリナ姫と共に、テルモン山の小別が館をさして、草茫々たる原野を進み行く......出た。まだこれからはテルモン山の麓へは我の里程に換算して二里以上もある。さうして......して山は一里許り上らねばならぬ。そこが小別の館であつた。三人はやつと危険区域を脱......人間は如何に神様の御子ぢやと云つても、天と地獄との間に介在して居る以上は、善許り......二人の倒れて居る前に降下した。是は第一霊より月照彦命が、二人の危難を救ふべく神の......其志は見上げたものだ。其方の志に免じ、霊より汝等を救ふべく下つて来た。吾は月照彦......心を貫き通す桑の弓  届かざらめや神の御へ。(大正一二・三・一六 旧一・二九 於... 1459
1460 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第3篇 月照荒野 第12章 照門颪〔1442〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 13 件/国=13 ...居士はケリナ姫を伴ひ乍ら、テルモン山の小別の館を指して送り行く途々歌ひ出したり。......のの人の身の 行末こそは不思議なれ  三一の月の...... ハルナの都に程近き  大......彦の現れませる 大雲山に立籠り  バラモ......彦の  両将軍に扈従して 旗鼓堂々と月の  後に眺めて進み行く 万里の山野を跋渉......隊伍を整へ河鹿山  進む折しも三五の 治別の言霊に  打破られて敗走し 浮木の陣......三五教に名も高き  神将軍と聞えたる 治別の一行に  又も攻められゼネラルは 脆......めて修験者 名も求道と改めて  ビクの御の清滝に 霊を洗ひビクトルの  下津岩根... 1460
1461 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第3篇 月照荒野 第13章 不動滝〔1443〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...モン山に館をば  築きて教を開き居る 小別の愛娘  デビスの姫は吾父の 重き病を......ラツク明王が滝の傍に祀られてある。されど人は怖れて此滝壺に近よつた者はない。種々......にして、持物一切を奪ひ取り、それを持つて許へ帰り、故郷へ錦を飾らうぢやないか。さ......様になつて道中をしてゐるのだ。之から月の迄帰らなくてはならない。どうかお前の頭に......ル『ナニツ、お前はあのテルモン山の霊地小別様の娘といふのか、ヤアそりや妙な縁だ。... 1461
1462 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第3篇 月照荒野 第14章 方岩〔1444〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/国=8 ...世の過は宣り直せ  ここは名に負ふフサの 御空は高く月照彦の  神の命はキラキラ......惟神々々 三五教を守ります  高天原の霊の 珍の司と現れませる  稜威も殊に大八...... 懲め玉ふか吾々の 率ゆる軍は悉く  治別の言霊に 打亡ぼされ這々の  態にて脆......の固めと立籠もる 又もや来る宣伝使  治別の一行に 誠の道を諭されて  曇りし胸......天地の神に三五の 誠を尽し奉らむと  照山の谷間に 百日百夜の荒行を  勤めて遂......モシ、貴女はテルモン山の神館に坐します小別様のお嬢さまぢや厶いませぬか。拙者は三......てもをれなくなり、今日で三七廿一日の間、人が恐れて昼さへも、よう近づかない、魔の......を憐れみ、力限りに祈願を籠め、懐より、照山の渓間にて採取したる石綿を取出し、血糊... 1462
1463 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第15章 猫背〔1445〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 17 件/国=17 ...を世に降し 天地百の神人の  霊を浄め天の 清き聖場に救はむと  心を配らせ玉ひ......復さむと  百の司を養成し 豊葦原の中津  ......の八十......八十の島 残る隈なく巡らせて  天......浄土の福音を 拡充せしめ玉ひけり  天足......八岐大蛇や醜狐  曲鬼共は天の下 治むるの司人  其外百の人々に 憑りて所在曲わ......さびぞうたてけれ 斎苑の館の宣伝使  玉別の弟子となり 神の教を四方の......  伝へむものと真心の 思ひは胸に三千彦... 1463
1464 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第16章 不臣〔1446〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 19 件/国=19 ... 神殿の拝礼が終ると共に三千彦は小姫の居間に招ぜられ、茶菓の饗応を受け朝飯......朝飯が済むと二人の侍女は此場を立ち去り小姫は憂ひ顔をし乍ら現はれ来り、姫『アン・......モン発祥の旧跡で厶います。吾々夫婦の名は彦、......姫と申しましたが、鬼雲彦様より御名を頂い......ましたが、鬼雲彦様より御名を頂いて今は小別、小......姫と申して居ります。就いては当館の重宝如......者は藁条一本にも頼らむとする喩の如く、小姫は三千彦の言葉を唯一の力とし大に喜んで......、有難う厶ります。そして娘は今頃は何処のに居りますか。一寸それを聞かして頂き度い... 1464
1465 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第17章 強請〔1447〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/国=6 ...云はずに暫く待つて居て呉れ、さうすれば小別夫婦は玉の紛失の咎に依つて職務を取り上......たと云うて大黒主様に届けたならば、屹度小別の跡目相続をデビスにさすに定つて居る。......はなくなつて仕舞つた。そしてワツクスは小別の娘デビス姫に恋慕し、明けても暮れても......たなら、きつと監督不行届きの廉によつて小別夫婦及び家族一同が免職を喰ひ、その上刑......づ第一に其玉を隠し心配をさせてやると、小別夫婦が、終の果には百計尽きて、「もしも......聞きつけ慌ただしく飛び込んで来たのは、小別の僕エルであつた。エキス、ヘルマンはエ... 1465
1466 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第18章 寛恕〔1448〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 9 件/国=9 ... 小姫は三千彦と共に一間に入つて心配らし相に......ぢや大変ぢや』と飛び出さうとするのを、小姫は襟髪掴んでグツと引戻し、姫『コリヤ、......して、勇んで死に就きます。南無大自在天大彦命様……』と合掌し、決死の覚悟を示して......流れを打ち渡り 此方に向つて進む折  小姫の神司 二人の侍女を伴ひて  いと懇に......分けて帰ります 吾れは心も勇み立ち  小姫に打ち向ひ 天地の道理を説き諭し  唯......  皇大神の御前に 三千彦祈り奉る  小姫よオールスチンよ ワツクス司よ心安く ......大神の御神徳  バラモン教を守ります 大彦の御稜威  ああ惟神々々 霊幸はひまし......流して神恩を感謝し、如意宝珠を奉持して小別の病室に罪を陳謝すべく、小国姫、三千彦... 1466
1467 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第19章 痴漢〔1449〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 16 件/国=16 ... 館の主人、小別はソフアーの上に横はり息も絶え絶えに苦......護手は寝食を忘れて介抱に余念なかつた。小姫はオールスチン、三千彦、ワツクスを伴ひ......せ』と包みを解いて目の前につきつけた。小別は病み疲れ、衰へたる目の光りに玉を眺め......。御安心なさいませ』と詞優しく慰むれば小別は掌を合せ、娘の近い中に帰ると云ふ証言......帰ると云ふ証言を聞くより、稍元気づき、小『娘が帰りますか。それは有難う厶います。......せぬから、吾々は控へさして頂きませう』小『何卒御自由にお休み下さいませ』と微の声......時延ばしましたが、何卒貴方が命数尽きてお替遊ばすやうの事あれば屹度私もお伴致しま......従の縁を断らぬやうにして下さいませ』 小別は微に首肯いた。三千彦はワツクスの手を... 1467
1468 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 第4篇 三五開道 第20章 犬嘘〔1450〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 12 件/国=12 ...、『頼もう頼もう』と呶鳴り立てて居る。小姫は何事の突発せしならむかと玄関口へ出て......事を申したか知りませぬが、旦那様はまだお替になつて居ませぬから御安心下さいませ』......家は忽ち潰れて仕舞ひ、宮町の氏子は皆、小別家に背くで厶いませう。併し乍ら今承はつ......一同様にも宜敷く言つて下さいませ。又夫小別は何分老齢の事で厶いますから、何時変が......で御免を蒙ります。町内のものが旦那様がお替になつたと云つて各自に仕事を休み、又立......客や祝ひ客が門を潜つて押し寄せて来る。小姫はパインに後を頼み置き、夫の傍に走り行......が有難く感謝を致します』と述べ終り、『小別館万歳ー』を三唱した。数多の群集は声を......、金剛不壊の如意宝珠を夜密に盗み出し、小別夫婦を初め一族郎党に不調法をさせ、大黒... 1468
1469 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...  霊の面影天恩郷万寿苑の松樹絶頂に立てる銀杏......を歩み笙の音は    地上を流れ極てなきへ移り行く〈第3章(初)〉行く水は光明を......四月の三日弥生の花の香も見ずして見えぬ神に昇りましぬ吾は常に君の深き広き神愛を知......幸運者に比して最も多幸なりきその心底に神を築き神の御楯となりて奉仕の誠を完ふせり......の同友に向つて気息淹々たる裡より吾は今天に往生せん左様ならと只一言を残して神の御......に往生せん左様ならと只一言を残して神の御に入りましぬアヽ何たる荘厳さぞ何たる快男......けりアヽ然れど君は大神の天使に導かれて霊に勇ましく昇り玉ひ霊界に在りて吾が大本の... 1469
1470 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/国=4 ... 伯耆皆生温泉浜屋旅館の見晴し佳き二階の広間を......ブラ(光耀天子)の守護の下に、漸く印度の波斯の......境テルモン山の昔物語を大要述べ了りました......常清氏、湯浅清高並に米子支部信者、及び近の信者諸氏の日々の訪問を歓喜し乍ら、神の... 1470
1471 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 前付 総説歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...空前絶後の神業を 経綸さるるぞ有難き  の御祖の大御神 厳の精霊に神格を  充た......は 漸く近づき来りけり  仰ぎ敬へ四方の 青人草の末までも  三五教の御教は 最......世の末に現はれて 世を立直す為ぞかし  会開きが始まりて 十二の流れ一時に  清... 1471
1472 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第1章 大山〔1451〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/国=11 ...、地輪をば 貫き出でたる大高峰  伯耆のの大山は 日本大地の要なり  白扇空に逆......り横に臥し  真善美愛第九巻 波斯と月の境  朝日もきらきらテルモンの 山の館に......きらテルモンの 山の館に住まひたる  小別が物語 三千年の末迄も  その功を残し......地経綸の主宰者たるの実を挙げ、生き乍ら天に籍を置き、恰も黄金時代の天人の如く、神......ひ捲られて自転倒島の要と湧出したる伯耆ののマハールシ(大山)に八岐大蛇の霊と共に......しみさへして置けば、きつと他生に於て、天に生れ、無限の歓楽に浴し、百味の飲食を与......が多い。故に神は、厳瑞二霊を地上に下し天の福音を普く宣伝せしめ、一人も残らず天......の住民たらしめむと、聖霊を充して予言者に... 1472
1473 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第2章 煽動〔1452〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 21 件/国=21 ... テルモン山の神館の奥の間には、小別の病益々重く、命旦夕に迫つて来た。館の......つて来た。館の内は上を下へと騒ぎ廻り、小姫、三千彦及び家令のオールスチンは、二人......つた。三千彦は最早是非なしと神に向つて天へ救ひ玉はむ事を祈願した。小......別は顕幽弁別のつかざる精神状態となつた。......は顕幽弁別のつかざる精神状態となつた。小別は嬉しさうな顔して空を眺め、『アア貴方......女房にもあの声が聞かしてやり度い。これ小姫、お前はあのマノーヂニヤスヷラ(楽音)......厶いますから』と頻りに掌を合して居る。小姫『モシ旦那様、確りして下さいませ。貴方......。軈て姉妹二人が帰つて参りますから』 小別は女房の声が耳に這入らぬと見えて、尚も... 1473
1474 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第3章 野探〔1453〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/国=8 ...うと企みつつ  まづ手初めに教主さま 小別の命をば  所在魔法を使ひつつ 命を取......けてテルモンの  館へ侵入すると云ふ 大彦の神様の  さしも厳しき御託宣 ワック......へ進軍の途中、三五教の宣伝使迦葉尊者、治別に出遇ひ誠の道を説き示され、比丘となつ......相変らず脱線を続ける男だな。吾等妹姉は小別の娘に間違ひない程に、サア早く其処を退......ビス姫をチヨロまかし、如意宝珠を隠し、小別を呪咀して命を取り尚是にては飽き足らず......命迄取られますよ。最早テルモンの神館は小別様は九死一生の場合、とてもお命は難しい......とに馬鹿になり、放蕩息子と見せかけて、此難をお救ひ下さつた誠の救世主で厶いますぞ......。(大正一二・三・二四 旧二・八 於伯耆皆生温泉浜屋 加藤明子録)... 1474
1475 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第4章 妖子〔1454〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 34 件/国=34 ...日夜苦悶を続けて居た。 一方館に於ては小別は仮死状態に陥り、囈言計り云うて居る。......又力と頼む三千彦の行衛も分らなくなり、小姫は悲痛の淵に沈み、身をワナワナと慄はせ......綿屋の奥の間で高枕をして苦しんで居る。小姫はオークス、ビルマを居間に招き、種々と......、素知らぬ顔して心配気に俯向いて居る。小姫『オークス、お前に折り入つて相談したい......クスの云ふ事も聞いて貰ひ度いものです』小姫『あの三千彦さまに限つてそんな悪党な方......にならないと、お館の一大事で厶います』小姫『ハテ合点のゆかぬ事だなア、ビルマ其方......らぬ所を助けて下さつたのだから、テルモンの救世主だと云つて居ます。どうしてもデビ......どうしてもデビス姫様の御養子になさつて此を治めねば町民が承知しませぬ。私は別にワ... 1475
1476 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第5章 糞闘〔1455〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...んな話は止めにして、兎も角旦那様が何時お替へになるやら分らぬなり、家令も亦何時死......くり覆り、ウンウン唸いて居る。此物音に小姫は此場に走り来り見れば、何とも云へぬ臭......が糞まぶれになつて、其処へ倒れ居たり。小姫『糞度胸据ゑた男が糞まぶれ  足躓いて......揃ふ其中へ  糞まぶしたり糞婆の家で』小姫『ワックスよ、吾に向つて糞婆と  云つ......なる身には  糞の苦労も何のものかは』小姫『いろいろと臭い奴めが寄り合うて  こ......黒主へ。 大黒主此有様を聞きまさば  小姫の身の終りぞや』 かかる処へエキス、ヘ......を充すべく秘密相談会を開く事となつた。小姫は夫の病気を気遣ひ匆々に此場を立つて奥... 1476
1477 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第6章 強印〔1456〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 28 件/国=28 ...て吾前に  来りて罪を謝すならば 根底のの苦みを  神に祈りて救ひやり 永遠無窮......ひやり 永遠無窮の楽みを  味はひ暮す天へ 導きやらむ惟神  神に誓ひて宣り伝ふ......二人の番卒を霊縛したまま裏口よりソツと小姫の居間に進み入つた。小......姫は悲痛の涙にくれ、今後如何になり行くな......なり行くならむと青息吐息をつきゐたり。小姫『如何にせむ今日の悩みを切り抜けむ  ......帰り来たり。『奥様奥様』と小声に呼ぶ。小姫は此声を微に聞いて夢かと許り打驚き乍ら......して見れば擬ふ方なき三千彦司であつた。小姫『ア、貴方は三千彦様、よう、マア帰つて......夫、然し乍ら旦那様は如何で厶いますか』小姫『ハイ、お蔭様で、まだ続いて居ります。... 1477
1478 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第7章 暗闇〔1457〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...出た出た鬼が出た  テルモン山の神館 小別の奥の間に  打てよ打て打て今打てよ ......ら館の表門指して押し寄せた。この物音に小姫、三千彦は不審を起し、三千彦は小......姫に病人の看護をさせ置き、自分は唯一人門... 1478
1479 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第1篇 照門山颪 第8章 愚摺〔1458〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/国=4 ...なつて来る。今の間何処かへ身を隠し、遠いへ行つて苦労を致したが宜からう』ワックス......を退治なさつた結構な救世主です。そして小別様の御養子になられる約束がチヤンと奥さ......自分がデビスの婿となり 終ひの果てにや小別の  権利財産横奪し 栄耀栄華に暮さう......ツサリ下さんせ  バラモン帝釈自在天 大彦の御前に  エキス ヘルマン両人が 畏... 1479
1480 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第9章 婆娑〔1459〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...、些と外へ出て活動しては如何だい。第一霊の天人の身魂日の出神の生宮に亡者引をさし......から、エターナルに無上の歓喜を摂受し、天の住民として暮さうと思へば、五十年や百年......はないのは当然だ。何を云うても最奥第一霊と最下層地獄に霊を置いて居る者との応対だ......亡ぶぢやありませぬか』高姫『エエ、第一霊の天人の申す事がお前等に分るものか、モ些......らぬのですか』高姫『エエ分らぬ男だなア。治立尊様さへも謙譲の徳を守り悪神に世を譲... 1480
1481 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第10章 転香〔1460〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/国=2 ...てあるでせう。八木は所謂米といふ字だ。米から渡つて来た常世姫の教だからな』曲冬『......のだ。 日の出の日の字は朝日の日の字 米の米の字は米と書く 軈て日の出のままとな... 1481
1482 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第11章 鳥逃し〔1461〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/国=6 ...根の大弥勒さま、大弥勒様かと思へば第一霊の天人様、天人様かと思へば現界、幽界、神......て居るに違ひない  吾は三千彦宣伝使 玉別の師の君と  別れて一人テルモンの 神......けむために来りけり 此処はいづくぞフサの  アンブラック川の片傍 草茫々と生え茂......野ケ原と覚えたり 小鳥は唄ひ花匂ひ  天浄土も目の当り 実にも愉快の心地する  ......三千彦『モシ一寸お尋ね致しますが、波斯ののテルモン山は、何方の方面に当りますかな......の、それバラモン教の神館でせう。そして小別と云ふ、酢でも蒟蒻でもいかぬ、梃でも棒... 1482
1483 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第12章 三狂〔1462〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 9 件/国=9 ...を排斥するとは以ての外ぢやありませぬか。民が残らず無学者であつたなら皆外の文明......に奪られて了ふぢやありませぬか。人文の発......了ふぢやありませぬか。人文の発達を図り、威の宣揚を企図する為には、どうしても大学......処に行つたが宜からう。夜もなく冬もなき天に於て、総ての神の御用に仕へまつり無限の......ら心の盲と云ふのだ』曲冬『然らばどうか天へやつて頂き度いものです』赤『マアここで......を経なくては、お前の様な汚れた魂は直に天にやる事は出来ない。先づ外部的要素をスツ......だ。果してその意志が善であり真であらば天へ上る事が出来るであらう。併し乍ら内的状......ルの教を聞き、其教が耳に這入る様ならば天へ行く資格が具備してるなり、如何しても耳... 1483
1484 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第13章 悪酔怪〔1463〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 34 件/国=34 ...   痴爺の縮辞と怪長の瞹擦 大テルモン、悪酔怪、スマネーケン凡夫発怪色は、鬼報......ふし、怪員笑死の出席を得、茲に大テルモン、悪酔怪スマネーケン凡夫発怪式を狂行する......りたるは金睾とする所也。思ふに我テルモンは一大蚊属......にして、バラモン神祖以来歴代盗を垂れ蛮民......哀哭の心情を発露し上下不和もつて辛うじて家を支持し......威を中外に失墜し、烈......平和の攪乱をなす。これ我......の情弊にして、宇内に冠絶する所以なり。然... 1484
1485 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第14章 人畜〔1464〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ...さにやおかぬ吾思ひ  三五教を守ります 治立の大御神  豊......主の大御神 果敢なき吾等が身の上を  守......しを此ワックス慧眼を以て看破し、直ちに小別様に返附させたれば此事は御安心あれ。又... 1485
1486 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第15章 糸瓜〔1465〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...相談をして見よ。デビス姫の夫になれば、小別様の御世継だぞ。貴様のやうな野呂作がど... 1486
1487 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第2篇 顕幽両通 第16章 犬労〔1466〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 14 件/国=14 ...付の寝て居るのを幸ひ勝手覚えし家の中、小別の病室をさして二人の娘を背負つた儘進み......さして二人の娘を背負つた儘進み入つた。小別は今や断末魔の息を引き取らむとする所で......末魔の息を引き取らむとする所であつた。小姫は最早や、これ迄と夫の側に附添ひ、首頸......りました。御安心なさいませ』と云ふ声に小姫はフと此方を向いた。見れば三千彦が二人......千彦が二人の娘を背に負うて立つて居る。小姫は夢か、現か、幻かと嬉しさ余つてものを......卒御許し下さいませ』と涙と共に詫入る。小姫『ア、夢かと思つたら夢ではなかつたかな......き叫ぶ。三千彦は此惨状を見るに忍びず、『治立大神様、豊......主大神様、神素盞嗚大神様、何卒々々、も一... 1487
1488 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第17章 涼窓〔1467〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...の宝珠を盗みだし 其監督を任されし  小別を陥れ 無理往生に最愛の  デビスの姫......  アア惟神々々 神の助けぞ有難き。 小の姫を初とし  デビス、ケリナの姉妹は ...... 悠々帰り来りたる 三千彦司を待ち迎へ小姫『神の柱の宣伝使  其神徳も三千彦の ......救はにや置かぬ吾心 守らせたまへ惟神  治立の大御神 其外百の大御神  救ひの司......を祝し且つ将来の覚悟を述べた。三千彦は小姫の案内につれて奥の一室に通りデビス姫と... 1488
1489 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第18章 翼琴〔1468〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/国=11 ... 小別の重病は、二人の姉妹の無事に帰り来りし......、最早憂慮を要せざる容態となつて来た。小姫初め家族一同の喜びは譬ふるに物なき程で......托して述べ初めた。デビス姫『久方の天津御の皇神の  清き尊き麗しき 外に例もあら......しき 外に例もあら尊  珍の御教を四方の 開かせ給ひて天地の  中に生とし生ける...... 草の片葉に至る迄  恵の露を与へむと 治立の大御神  豊......姫の大御神 埴安彦や埴安姫の  珍の御言......ム  黄金山下に現まして 教を開き四方の  島の八十島八十......を 黄金世界に作り上げ  天国浄土を地の... 1489
1490 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第19章 抱月〔1469〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/国=5 ...存で厶いますか。貴方のお考へ一つで妾は天に遊び、又は地獄の底に陥るので厶います。......だ。エエ仕方がない、仮令神罰を蒙つて根の底の......へ堕ちるとも貴方の熱愛に酬いませう』ケリ......いませう』ケリナ姫『求道様、決して根底のへは妾が堕しませぬ。夜なく冬なき天......の楽しみを此世乍らに楽しみ、大神の御用に... 1490
1491 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第20章 犬闘〔1470〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/国=2 ...人、狂犬スマートと諸共に正に此館にあり。家の興亡、旦夕に迫る。汝等一同の勇士諸君......悪人輩を捕縛し、魔法使に魂を抜かれたる小別夫婦、並に悪狐の変化なる二人の姫を虜に... 1491
1492 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第21章 言触〔1471〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...敢ない人間の命  欲の皮をば引張つて 小別のお館の  家令の勤めチヨコ チヨコと... 1492
1493 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第22章 天葬〔1472〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...滅為楽、南無波羅門尊天子、大自在天子、大彦命、帰妙頂来、霊宝加持。惟るに現世に生......ての罪悪を削除し清浄無垢の精霊となし、天に救ひ玉ふ事必定なり。汝オールスチンの精......ませう。何卒天葬に願ひませう。さすれば天へ参るでせうから』比丘『皆様、ワックス様......葬られ 翼なき身に中空を  翔りて尊き天に 難なく上る目出度さよ  チンチンチン......を後にして 執着心を脱却し  身も魂も天に 黄金の翼に乗つて行け  こんな芽出度......葬式に  比べて見れば最善の 此法式で天へ  救はれて行く父上は 誠に結構な身魂......よ チンチンチンチン チンチンチン  天浄土で永久に 百味の飲食与へられ  華の... 1493
1494 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第23章 薬鑵〔1473〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/国=4 ...ませぬ。マアお鎮まりなされ。お父さまの天行の邪魔なさつては不孝の上の不孝です』ワ......、犬の役を勤め、たうとう此の神館の御主小別様に見出され、家令の職にまで抜擢されま......、霊界に参りますから、どうか私の財産は此の規則通り皆さまで分配して下さい。倅のワ......酔怪の御一同、親父の弔合戦だと思つて、小別の館へ押し寄せ、魔法使をふん縛らうでは... 1494
1495 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第24章 空縛〔1474〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 21 件/国=21 ... 小別の神館には家令のオールスチンが帰幽せし......物を献じ、三千彦を祭主となし求道居士、小姫、デビス姫、ケリナ姫、ヘルその他の下男......れば相当の休養所をお与へ下さい。して、小別殿は如何致されたか、速に此処にお出まし......れたか、速に此処にお出ましを願ひ度い』小姫『これはこれは遥々と御上使のお出、夫小......姫『これはこれは遥々と御上使のお出、夫小別お出迎へ仕るが本意で厶いますれど、生命......。何卒々々お赦し下さいませ』ニコラス『小姫殿、それは嘸御心配で厶らう。御病気とあ......はあるまいな。速に御返答承はりませう』小姫『ハイ、此期に及んで何を隠しませう。お......てお入なされたか、其理由を承はらう』 小姫はハツと胸をつきながら、叶はぬ処と覚悟... 1495
1496 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 第3篇 天上天下 第25章 天声〔1475〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/国=7 ...キャプテンはハンナ、マリス外四人と共に小姫、ヘルの二人を高手小手に縛め、門前の馬......と御名は変れども その源を尋ぬれば  大治立大神の 珍の御裔と知らざるか  アア......早覚ませ 吾は隆光彦の神  天津御空の天の 神の使命を蒙りて  汝等一同の曲神を......教の大神を 斎き奉りしものなれど  天津より降りたる 如意の宝珠のある限り  瑞......出し 千里の山野を打渡り  今は漸く月の ハルナの都に居を定め  大雲山の岩窟に......し置く 吾はこれより久方の  高天原の霊に 大宮柱太知りて  鎮まり居ます月の神......館の奥の間に進み入り見れば豈図らむや、小姫、三千彦を初め縛り上げた人々は嬉しげに... 1496
1497 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/国=2 ...顕幽ともに〈第8章(初)〉身はたとへ根底に沈むとも    愛と信との道に魂生く〈......天人の座に進みて地の上に    神の食す建てむとぞ思ふ〈第25章(初)〉... 1497
1498 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/国=1 ...者は只その種智を得るに過ぎない。決して天の愛と善、信と真との光明霊徳に浴する事は... 1498
1499 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 第1篇 玉石混淆 第1章 神風〔1476〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 10 件/国=10 ...葉を渡る夏風の  清き音彦宣伝使 心の玉別司  御空も清き真純彦 伊太彦司を伴ひ......し  所々に蓮花 そよ吹く風に翻り  天浄土の高原を 進むが如き思ひなり  ここ......に向つて攻め来る  其光景ぞ凄じき。 玉別一行はアンブラック川を渡り一二丁前進す......つく如く寄り来り其危険名状すべからず。玉別一行は突き出た巌の下陰に身を忍び、一生......を得、一生懸命に雨霰と石を投げつける。玉別は泰然自若として頻りに数歌を奏上して居......で居る。敵はおひおひ迫つて来た。流石の玉別も進退維谷まり運を天に任し、真純彦の背......して兵士の応援を受けむと駆けり行く。 玉別はスマートに向ひ一応謝辞を述べ、且頭を......日に見直し聞き直す 三五教の宣伝使  玉別に従ひて 心の色も真純彦  足の傷所も... 1499
1500 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 第1篇 玉石混淆 第2章 多数尻〔1477〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/国=3 ... 奥の一間には小姫、ニコラス、三千彦、其外一同が打解けて......千彦が昼夜念頭を離れざりし恋しき師の君玉別、良友の真純彦、伊太彦が莞爾として門内......で厶います。さア奥へお通り下さいませ』玉『あ、三千彦殿、まア結構だつたな。随分吾... 1500
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