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1701 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第2篇 聖地巡拝 第10章 追懐念〔1639〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 15 件/山=15 ...道へと出た。自動車がしばらく走ると、橄欖の東南ベタニヤの村を通る。ベタニヤはアラ......で照して見なければ成らなかつた。丁度桶伏麓の神苑内の地下の修行室をブラバーサは思......る。道は段々と谷に下つて行く。到る処岩のばかりで薄く覆はれた土は橄欖は勿論灌木や......ば良きサマリア人の話は此あたりだとか、小の頂にサマリア人の旅宿と名の付いた、小さ......寂し気に立つて居る。 それより前は道路が々の中腹を縫ふて死海の谷へと急転直下する...... 三人は遂にヨルダンの谷に下つた。両側のは削つた様に屹立して居るが、中は広々とし......る。 三人は新エリコの村落を通つて西方のの近くの発掘された新約のエリコを見に行つ......からエルサレムの方角の断崖になつて居る岩の眺望は物すごい様である。中腹にギリシヤ... 1701
1702 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第11章 公憤私憤〔1640〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/山=8 ... 夏風に青葉のそよぐ橄欖の頂上に三人のアラブが立つて雑談に耽つて......谷からは白い煙のやうな雲がしづしづと橄欖上目がけて襲うて来る。ユダヤ人の計画した......して大洪水とし、地の不平は地震を起して、川草木を転覆させ、悪人を亡ぼし、大掃除を......だぞ。所は世界の中心地、エルサレムの橄欖上に身をおき乍ら不平を云ふ奴がどこにある......こと、第四、妾宅を設くる事、第五、物見遊のしげきこと、第六、一切の労働を禁じ、茶......五、一夫一婦の制を遵奉すること、第六、沢な住宅を有ち無料にて他人に自由に使用せし......日は漸く暮れ果て、労働終結のラツパが橄欖の峰に轟いて来た。三人はスコツプをかたげ......の宣伝使ブラバーサであつた。ブラバーサは上の最も見はらしよき地点に停立し、居柄輝... 1702
1703 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第12章 誘惑〔1641〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/山=8 ...妙なお言葉を承はります。サロメ様も時々当へお参りになり、私も二三回此......上で偶然お目にかかりましたが、別にサロメ......は恋に悩む狂人です。妾の目に浮かぶものは川草木一切が恋しい師の君のお姿になつて見......う楽観して居られますが、貴方の周囲には沢の悪魔が取囲んで居りますよ。今妾は師の君......島の聖師々々と云つて貴方に帰順する人が沢出来ましたが、真に貴方を愛する人が果して......ら妾と一緒に帰りませう』『ソンナラ私はおを一まはりして帰りますから貴女は一足先に......鷹でも参りませうから』と捨台詞を残し橄欖を下り行く。 後見送つてブラバーサは吐息......両手を合せて天地に向かつて拝謝し乍ら橄欖の頂を隈なく逍遥し初めた。古ぼけた小さい... 1703
1704 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第13章 試練〔1642〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/山=8 ...元来し道へ引返し吾身の暗愚を嘆きつつ橄欖を下り僧院ホテルを指して帰り往く。 因に......う早う御座いましたねえ。妾は未だ貴方がおに居られるかと思ふて急いで参りました、マ......なものに恋慕される筈が御座いませう。橄欖は霊地で御座いますから神様がマリヤさまと......で御座いますわ。貴女も是からお一人で橄欖にお登りなさるので御座いますか、よくまあ......よくまあ御信神が出来ますなあ』『妾が橄欖へ女の身で唯一人参りますのも聖師にお目に......います。貴方がお帰りとあれば妾も一所に登はやめてお宿迄送らせて頂きませう。気の多......で御座います。どうか放して下さい、もう沢です。アイタヽヽ指が痺れさうで御座います......毛九尾白面の悪狐が瞞して居るのだらう。今上で大神様に叱られて来た所だ』と眉毛に唾... 1704
1705 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第14章 荒武事〔1643〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/山=4 ...予防線を張り早くも門口に飛出した。 橄欖の中腹、橄欖樹の下に腰打ちかけて雑談に耽......ヤツパリ性欲は押へ切れないとみえて、橄欖へ参拝を標榜し、男をあさつてゐるのかも知......まはらぬ破目となり 朝な夕なに橄欖の  に詣でて禍を 除かむ為に登り行く  国治......は沈むとも 神に任せし此体  仮令野の末の奥 屍をさらす苦みも  何か厭はむ道の... 1705
1706 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第15章 大相撲〔1644〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...が吹き作物は思ふやうに発達せず、到る処火は爆発し、地震洪水の悩み、強盗殺人に諸種... 1706
1707 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第3篇 花笑蝶舞 第16章 天消地滅〔1645〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 13 件/山=13 ...『晴れもせず曇りも果てぬ橄欖の   月の御空に無我の声する  行先は......が 妾はほんとに懐かしい』と云ひ乍ら橄欖の頂上をウロついて居る一人の女がある。こ......む為、逸早くも僧院ホテルを立ち出てシオンの渓谷に草庵を結び隠れて居たのである。マ......の後を探して居るのである。かかる所へ橄欖上の木の茂みから優しき女の歌ひ声が聞えて......めぬ 現実の月空高く  青葉は光る橄欖のに せめて憩はむ吾が心』と歌ひつつ静々朧......出て来たのはサロメであつた。折々両人は此上で月下に出会すのである。されど互に余り......恋人と仰有るブラバーサ様は、三四回も此おでお目にかかりましたが、ほんとに神様の様......からなア。かうして二人も失恋の女が、橄欖上に出遇はすと云ふのも何かの因縁で御座い... 1707
1708 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第17章 強請〔1646〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/山=4 ... シオンの谷間に草庵を結んで、恋の鋭鋒を避けて居......のは三人のアラブである。ブラバーサは橄欖上に於て、ゆくりなくもマリヤの愛情に絆さ......り、テク『ヤ、お早う。わつちは何時も橄欖のシオン大学の工事に使はれてゐるアラブだ......取ろまいとテクの勝手だよ。こないだも橄欖の上でマリヤを物にせうとしてる所へ、汝が... 1708
1709 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第18章 新聞種〔1647〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...たやうに思ひますが……』『ハイ、妾は橄欖へ夜分にお参りする時、チヨコチヨコ......上や坂の途中に於て、お目にかかり、お話し......め乍ら言ひ憎相にして、『実の所は一昨夜の上の活劇を三人のアラブがスツカリ見て居つ... 1709
1710 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第19章 祭誤〔1648〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 18 件/山=18 ... 高城の峰つづき、小北......の松林を切り開いて沢......な小宮やチヤーチを建てたルートバハーの脱......別、曲彦、木戸口、お松等の連中と謀り小北に拝殿を建て、一時も早く願望成就致します......ので、肝をつぶしホウボウの態にて再び小北へ逃げ帰り守宮別は海外に逃げ出し、後に寅......性女子の勢力を失墜せむものと難波の里の高某に軍用金を寄附させ、日出島全体の神社仏......とには曲彦、寅子、菖蒲のお花、久之助、高彦等が首を鳩めて協議を凝して居る。曲彦は......おけばルートバハーの信者が「ヤツパリ小北の神殿は因縁があるに違ひない。あれだけ悪... 1710
1711 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第20章 福命〔1649〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/山=4 ...らぬその中に 西の都のエルサレム  橄欖の......麓に 日の出神の再臨が  間近くなつたと......の再臨が  間近くなつたと云ひ乍ら 桶伏の聖地から  チヤンダーさまの内命で ブ......の誠を尽し、介抱を為しゐたりけり。 小北の松の木の欝蒼とした枝から梟が、「愚迂々... 1711
1712 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第21章 遍路〔1650〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 0 件/山=0   1712
1713 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第4篇 遠近不二 第22章 妖行〔1651〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/山=6 ...思ふて御座る。誠生粋の水晶身魂の居る小北の霊地で御座るぞ。四足身魂の来る所では御......ドンタイムスの記事によると、日出島の桶伏が東のお宮、パレスチナのエルサレムが西の......モウ一歩だ。一歩先に行つて救世主は、小北に現はれて居るとなぜ演説をして来なかつた......笑ひ乍ら深編笠を被つて聖地に参るべく小北の停車場へと歩を急いだ。後にお寅は不用の......の大火鉢迄売飛ばし、兵站部を勤めて居る高某から若干の旅費を受取り、漸く旅費を調へ......へてお寅、お花、守宮別、曲彦の四人は小北の停車場へと急ぎける。(大正一二・七・一... 1713
1714 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第5篇 河異涯 第23章 暗着〔1652〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 20 件/山=20 ...し  男女四人の醜魂は うろたへ騒ぎ小北  後に見すてて汽車の窓 勢ひ込んで乗込......大地をビリビリふるはせて  何の当途も嵐 花園二条京都駅  西へ西へと向日町 上......花園二条京都駅  西へ西へと向日町 上る崎高槻や  大阪駅も乗越えて 出でゆく先......関に立向ひ 転覆丸に身を乗せて  漸く釜に上陸し 京城平壌鴨緑の  橋を渡つて満......をウロウロ迂路付きつ 一目散に橄欖の  を目がけて駆上り 四辺の景色を見まはして......渡り、目的地点へ達しました。何とマア桶伏によく似た所ですな。併し乍ら......の具合と云ひ木の具合と云ひ、どうも日の出......云ひ木の具合と云ひ、どうも日の出島の桶伏とはどこ共なしに物淋しいやうな気がするで... 1714
1715 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第5篇 河異涯 第24章 妖蝕〔1653〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 10 件/山=10 ...ニーの牛耳を握つてるマリヤと云ふ女が橄欖の上でブラバーサを引張凧にしてる記事です......におき、『エー、二号活字で見出しが「橄欖上の聖劇」と書いてありますわい』『聖劇と......『成程、さうすると此日の出神の生宮が橄欖上に降つて来たと云ふ事ぢやな』『マア黙つ......下さい。エー、○月○日の夜、十二時頃橄欖上に於て前代未聞の聖劇が演ぜられた、その......サレムに数十日以前に到着され、今はシオンの麓に草庵を結び聖業を朝夕修行せるもの、......臨する事を前知し、深夜に期せずして、橄欖(霊......会場の蓮華台)に現はれ、神政成就の大神業......べし。因に云ふ。ブラバーサは今やシオンの麓に草庵を結び、神業に修行されつつあるは... 1715
1716 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第5篇 河異涯 第25章 地図面〔1654〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/山=6 ...も出来ぬぢやありませぬか。一層の事シオンとかへ行つて、ブラバーサに会つて来た方が......でも見えるが、白昼になると目がくらむで大さへ見ることが出来ぬと云ふ奴だが、お寅さ......聳やかし乍ら、稍反身になり、『妾は日下開、日出島の小北......の聖場に天降つた日の出神の生宮、底津岩根......。今日も新聞で見ますれば勿体ない……橄欖上で何か芝居をなさつたさうですが、ようも......こに隠してあるのでせう。うまい事、シオンの麓に居る等と新聞に書かしたのでせう。新... 1716
1717 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第5篇 河異涯 第26章 置去〔1655〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 13 件/山=13 ...つと広い河だと思つて居たのに、是では小北の麓を流るる大井川の傍へもよれませぬよ。......あれは天狗の家かも知れないよ。あまり小北の天狗が沢......来たものだから、天狗の奴気を利かしてあん......迄建てて吾々を歓迎して居るわい。 小北のの大天狗  万里の波濤を乗り越えて 聖地......すからねえ』『癲狂院は日出島では一番高いで御座います。日出島では天教......と申します。その結構な高天原から天降つて......、『何とまあ綺麗な別嬪だなア。まるで天教の木の花姫様のやうだ……高姫さまよりこの......ホヽヽヽ何を仰有います。あのお方はシオンの麓に居られます。橄欖山上で四五回お目に... 1717
1718 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 第5篇 河異涯 第27章 再転〔1656〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 8 件/山=8 ... シオンの谷間のブラバーサが草庵に靴音高く訪ねて......い座敷の奥へ通しけり。『ヤアあなたは橄欖上でお目にかかりました博士で御座いますか......と名を取つた男で厶いますよ。あなたは桶伏の聖地から来たと仰せられましたが、私も一......せられましたが、私も一度ルートバハーの本に参拝致し教主に直接お目にかかり、言霊閣......な。日の出神の救世主が二三日以前から橄欖に御降臨になつたのを御存じですかな。ヤ、......かな。ヤ、そこに居る毛唐さまは此の間橄欖上で守宮別とチーチーパーパー云ふて居た博......の教をまぜ返しに廻つてる、あの有名な小北のお寅婆アさまだな。そして一人は曲彦、そ......町に誰憚る所ないのだから、私は之から橄欖に登つて救世主になるから、お前たち三人は... 1718
1719 霊界物語 第64巻上 河草木 卯の巻上 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...に潤ふ道行く吾は〈第11章(初)〉三五の月にかたむきて    草葉にかほる露の御恵......やかなるらむ〈第16章(初)〉  蒙古にてを遠く隔つる我魂の    光届かむ真人の......〈第17章(初)〉  入蒙について神徳も桶の頂上に    手あとのこして月は隠るる... 1719
1720 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...藤、北村の筆の勇者と、田中艶子を伴ひ、秋彦の旧蹟地なる和知川の下流由良の港に安着......海水浴に浸り乍ら、寸暇を利用して、日下開の続編を口述する事と致しました。 北丹分...... 北丹分所長嵯峨根民蔵氏、新舞鶴支部長村政光氏の厚情に依り、銷夏の歓楽に浸り得た... 1720
1721 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/山=2 ... 本巻は河草木日下開......の後編でありまして、ウラナイ教の神柱、お... 1721
1722 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第1篇 復活転活 第1章 復活祭〔1807〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/山=5 ...ーサは草庵を立つて其吉辰を祝すべく、橄欖の聖地に参詣して、熱烈なる祈祷を捧げ了り......常よりも緊張した気分で、且つ敬虔な態度でを下り、アメリカンコロニーにも立寄り、聖......待つのみで厶います。 主エス・キリストが上に訓を垂れさせ玉ふや、群集は其の教に驚......まい事か、神聖にして冒す可らざる、オリブの聖場に於て、夫れは夫れはいふに云はれぬ......柄な面をして上られたものだな。早くシオンの隠処へでもひつ込んでゐなさい。日出の国... 1722
1723 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第1篇 復活転活 第2章 逆襲〔1808〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/山=6 ...方のない、アラブですよ。妾がいつぞや橄欖に行きました際、危なく手込めにしようとす......ーランド人、トルコ人、ユダヤ人等が日々沢に大弥勒さまの教を聞きに参りますよ。貴方......清めに来られたのですよ。貴方も、ソレ橄欖上でマリヤさまと云々されるやうな事で、ど......やうにと祈つてゐるのに、処もあらうに橄欖で天消地滅の乱痴気騒ぎを遊ばすのだから、......軍と云ふ立派な立派な夫があり、お子達も沢あるぢやありませぬか。それに何ぞや守宮別......アヤメのお花と云つて難波の里に於ては海千千河千と云はれた女弁護士ですよ。チヤンと... 1723
1724 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第1篇 復活転活 第3章 草居谷底〔1809〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...と心得なされ。余り云ふ事を聞かないと小北のお寅さまぢやないが、鼻を捻ますぞや』『......とお前さまの懐中に、ガチヤガチヤと余り沢の金が入つて居さうなので、此処迄来てから......も苦しからまじ。 酒呑めばいつも心は春の  笑ひ乍らに花は咲くなり。 お寅さまお... 1724
1725 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第1篇 復活転活 第4章 誤霊城〔1810〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...掴まへて呉れ』と叫んでゐる。道行く人は黒の如くお寅の周囲を取まき、見世物でも見る... 1725
1726 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第1篇 復活転活 第5章 横恋慕〔1811〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...、此奴は豪気だ。二千両もあれば旅費には沢だ。何とかしてその他の金を酒の飲み代にす......マアーマアー、お二人さま、お楽しみ、お羨吹さま。これ、お花さま、その態は何ぢやい......と共に永居は恐れと、細い路地を潜つて橄欖の方面さして逃げて行く。(大正一四・八・... 1726
1727 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第2篇 鬼薊の花 第6章 金酒結婚〔1812〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...が控へて居るからな……』『どうか熱燗で沢淡泊したものか何か持つて来て下さい。お金... 1727
1728 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第2篇 鬼薊の花 第7章 虎角〔1813〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...てゐるのですよ。私や、いつやらの晩、橄欖の上り口で、怪体な所を見て置きました。な......なつては一大事と、素知らぬ顔し乍ら、橄欖目がけて逃げてゆく。(大正一四・八・一九......村真澄録)(昭和一〇・三・一〇 於台湾草別院 王仁校正)... 1728
1729 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第2篇 鬼薊の花 第8章 擬侠心〔1814〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 7 件/山=7 ... 詐偽に窃盗脅喝や  まだあるまだある沢に これもヤツパリ吾々が  人生に処する......を』と四五人の労働者が赤い旗を立てて橄欖麓を歩んで来る。待ち構へて居た数名の警官......へば警官、こなたで厶るか。さてもさても沢な得物が厶つたものだな。エー、併し乍ら、......のお弟子と、……エー……、神界の御用でおに詣る途中ですが、貴方等が縛られとるのを......運動に力あれ。    ○ たぎるが如き小田の  真夏真昼も孜々として 滝なす汗を......  ○ 曙白く星寒く  刃の如き秋の風 野の草は枯れ尽し  地上一面霜をおき 鎌......宮別お花は得意になり、鼻歌を歌ひ乍ら橄欖上目がけて登り行くのであつた。(大正一四... 1729
1730 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第2篇 鬼薊の花 第9章 狂怪戦〔1815〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 6 件/山=6 ...世界の中心地 貴き神のあれませる  橄欖の聖城で 三四十年も若返り  嶮しき御......を手を曳いて 詣る心は天国の  花咲き匂......はし度いので芝居をやつて見たのだ。其上沢の農民団体や労働団体が傍にごろついて居た......生えた、コケコツコウか、尾が二つに分れた猫のやうなアヤメのお花を蕩かすと云ふ腕が......息を物語るものか あゝ愉快なりカンランの 夫となり妻となつて此艶姿を天地の万物に......もしきかな たのもしきかな カンランの神の夕 月は皎々として五色の雲の階段を昇り... 1730
1731 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第2篇 鬼薊の花 第10章 拘淫〔1816〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/山=11 ... 橄欖の坂道の木蔭に四五人のドルーズ人や、アラ......吾々子孫たる者の義務だからなア。最前も此麓でトロッキーとかいふ男が、労働団や農民......事が出来ないのだからなア。……ヤ、何だか下に当つて、騒がしい声がし出したぞ。トロ......それから俺も便が催したので便所に入り、沢の雪隠の戸を開けて、一々点検してみたが、......れも人力引いてゐた時の話だ。日輪様が西のの端に半身を隠された時分、一人のお客がや......聞いて居れば、神聖にして犯す可らざる此霊へ、お寅さまと意茶つきもつて、お登りにな......めかしいワ。今日更めて結婚式をあげ、此霊へ御礼参り傍、新婚旅行と洒落てゐるのだ。......を下に見る、キリスト再臨に名も高き、橄欖の中腹ですよ』『そらなーんぬかしてけつか... 1731
1732 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第3篇 開花落花 第11章 狂擬怪〔1817〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/山=11 ... 守宮別、お花の両人は漸くにして橄欖上に登り、涼しい樹蔭に佇み、風に面をさら......と云つても都育ちだからなア、お寅のやうにのほ寺の荒屋住ひで年を取つた代物とは、テ......つて下さいな、あの雲表に聳えてゐるシオンを御覧なさい、あの......だつて日出島の富士......に、よく似てるでせう。世界の国人は、あの......に、よく似てるでせう。世界の国人は、あのを尊称してシオンの娘と云つてるぢやありま......でも頂きませう、ホヽヽヽ』と笑ひ乍ら橄欖を下らむとするところへ、霊城の受付をやつ......を尋ねて、ブラついて来ますと十字街頭に黒の如き人の影、何事の珍事が突発せしかと、... 1732
1733 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第3篇 開花落花 第12章 開狂式〔1818〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/山=4 ...に  三千世界の救世主 世界に名高き神の  シオンの娘木の花の 咲耶の姫と現れま......諸多の御子を生み生みて  生みの果てには川や 草木の神迄造りまし  遂には光明赫......ちやと  木端微塵に潰滅し 嵐の跡の花の  見る影も無き惨状を 現出するに違ひな......。非が蛇でも、蟻が鯛でも、芋虫が鯨でも、の芋が鰻になつても、笹の葉が鰌になつても... 1733
1734 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第3篇 開花落花 第13章 漆別〔1819〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 4 件/山=4 ...すワ』『ヤ、其奴ア豪気だ。早く早く、待兼の杜鵑だ』 茲に両人は喋々喃々と酒汲み交......程金が有つても働かずに食つて許り居れば、さへ無くなる道理、たうとう貧乏のドン底に......かい。あゝ仕方がない。之から一寸カンランを見物して来るから、お前ここに待つてゐて......ぬぢやないですか。妾の側に居るより、橄欖の方が恋しいのですか』『ナニ、ソンナ事が... 1734
1735 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第3篇 開花落花 第14章 花曇〔1820〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 0 件/山=0   1735
1736 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第3篇 開花落花 第15章 騒淫ホテル〔1821〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...なつてから後妻を貰つて妾をいぢめさせ、沢の財産を皆無くして仕舞つて、一人の娘に高... 1736
1737 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第16章 誤辛折〔1822〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 5 件/山=5 ...たぢやないか、警察医がやつて来る、群集はの如くに出てくるし、もうエライ乱痴気騒ぎ......を立派に開かうぢやないか。俺ア之から橄欖へお寅さまの病気祈願の為参つて来るから、......て来うよ』と云ひ乍ら、夕日を浴びて、橄欖へと登り行く。......上の祠の前に来て見れば、ブラバーサが一生......宜しう頼みませぬワ』 ブラバーサは急いでを降り、何くはぬ顔して、トルコ亭の細い路... 1737
1738 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第17章 茶粕〔1823〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/山=2 ...津祝詞を奏上し始めたり。(祝詞)『小北のを始めエルサレムの霊城に神つまります、底......くと云ふ事は出来ませぬよ』『イヤ、もう沢で厶います。今日は何だか腹が張つて居りま... 1738
1739 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第18章 誠と偽〔1824〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...どこ迄も仕へますが、旦那さまのやうに、沢な細女をお持ちなさつては、善良な夫とは世... 1739
1740 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第19章 笑拙種〔1825〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 11 件/山=11 ...事を祈願すべく、手を携へて、早朝より橄欖の祠の前に端坐して祈願をこらしてゐる。そ......もコボして居ります。いつもだつたら随分沢の原稿料もくれるのですけれど、ホンの鼻糞......リヤが考へますに、あの材料はどうやら橄欖を中心として取られた様で厶いますな』『ハ......互様ですよ。ブラバーサさまだつて、日下開をお出しになつたでせう。私あれを読んで、......ハヽヽヽ。実の所は此姫神さまがマ一度橄欖へ登り、小説の材料を拵へたいと御託宣遊ば......なぞと、ソンナ事厭ですよ』『ソンナラ橄欖で宜しいかな』『ソラ サロメの雅号ですよ......事、丸切り一幅の小説みた様だワ。あの紅葉人の金色夜叉を、私読みましたが、随分面白......仕組ですもの』 サロメは、『ありや、紅葉人ぢやなくて紅葉山人とよむのですよ。そし... 1740
1741 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第20章 猫鞍干〔1826〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 3 件/山=3 ...善竜宮に入り玉ふ あちら此方に神柱  沢現はれ来る共 何奴も此奴も偽神だ  特に......ぢやと仰がれて  万古末代名を残せ 橄欖は高くとも  シオンの......はさかし共 日出神の神力に  比べて見れ... 1741
1742 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第21章 不意の官命〔1827〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 2 件/山=2 ...いか。マアそこ放してくれ。俺やお前が橄欖へ詣つたと聞いて、後を追つかけて来たのだ......宮別の大広木  偽乙姫のお花奴が 大きな子を企らみて  新ウラナイの教をば 立て... 1742
1743 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 第4篇 清風一過 第22章 帰国と鬼哭〔1828〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...王仁訂正)(昭和一〇・三・一〇 於台湾草別院 王仁校正)... 1743
1744 霊界物語 第64巻下 河草木 卯の巻下 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 1 件/山=1 ...  落るは神に暗き人なり〈第17章(初)〉に楓は照れど道なくば    鹿より外に知... 1744
1745 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 1 件/山=1 ...る。実に物騒千万な世の中の状態である。火の爆発、大洪水、汽車の転覆、飛行機の墜落... 1745
1746 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
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1747 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第1章 感謝組〔1657〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 10 件/山=10 ...がなければ、自由にならない。朝はハルセイから吹颪す、......嵐に震へながら、身を縮めての野良仕事も、......つて居るが、その半面には、矢張り月給を沢に取つて、相当な生活をしたい、と云ふ念慮......まい。「イザさらば、花見にごんせハルセイ」も衣食足り、住居あり、生命あつての上の......の光線、星辰の運行、風雨霜雪、河川港海、岳森林、皆これ、吾々が生活の為に設けられ......所へ、セール大尉がハール少尉と共に、虎熊に岩窟をかまへ、......賊をやつてると聞いたので、そこへ尋ねて行......ら……』治道『セール大尉が堕落して、虎熊とやらに、山賊の張本となつてゐるのか。之... 1747
1748 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第2章 古峡の〔1658〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 14 件/山=14 ... 今雲を出でた虎熊の頂は、夏ながら雪に覆はれて、その上に立......る。あたりの森林の景色は木の色や草の色、々の色迄が、すべて深......的趣きを持つて居る。左右の密林を脱けると......行である。治道居士は例の法螺貝を吹き乍ら野の邪気を清めつつ、密林の中の......径を登り行く。行く手に当つて二人のトラン......うなものだ。それだから海で死ぬるもよし、野に於て死ぬるのもよし、河で死ぬるも都で......身動きも出来ぬ、憐むべき代物だよ。千里の野を渉つて腸を絞り、一村落の花園に快哉を......し、田の草取りに日を暮す人間、よろしく寒氷地、広袤漠々の野に家を築いて以て一大帝... 1748
1749 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第3章 岩侠〔1659〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ... 虎熊の岩窟に捕らはれて居る二人の女があつた。......はれて居る事を悟つた。デビス姫『テルモンに千木高く  大宮柱太知りて 鎮まり居ま......ど恐ろしき この正夢は晴れやらず  虎熊の......おろし 朝な夕なに吹き荒み  心を破り身... 1749
1750 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第4章 不聞銃〔1660〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 3 件/山=3 ... 虎熊は昼夜の区別なく盛んに噴火してゐる。そし......す。万劫末代永久に岩窟姫神となつて、虎熊の主になりますから、どうぞ、そんなせうも......に、セール親分の恋は何うしても不聞銃を沢に用意して居りますから大丈夫ですよ。モシ... 1750
1751 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第5章 独許貧〔1661〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 14 件/山=14 ...伊太彦『吾師の君に相別れ  ハルセイをスタスタと 登りつめたる折もあれ  木......花の匂ふ野を あてどもなしに進み来る  又......の谷間を 神の御稜威を杖となし  力とな......ルセイ沼の辺まで  来りて見れば虎熊の 雲表に聳え立ち  雲に被はれ居る中ゆ 音......詔直し  勇気を鼓して虎熊の 魔神の猛ぶ坂を  吾は淋しく進み行く』と歌ひ乍ら密......を殺すのも何とも思はなかつたが、あの虎熊のセールの、元親分の鬼春別の将軍様が比丘......きでやつてるのぢやない。親譲りの財産が沢あつたのだが、一つ新奇発明の商売をやつて......ガラス夏知らず」と名を付けて、広告料を沢に都鄙の大新聞に払つて開業した所、世間の... 1751
1752 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第6章 噴火口〔1662〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 8 件/山=8 ...となつた此エムは 鬼春別の将軍が  猪倉の砦にて 軍の解散した故に  是非なく茲......ハアハア 御大将は比丘となり  お金を沢懐に 入れてどこかに逃げて行く  後に残......なき真裸体 セールの大将に従ふて  虎熊の岩窟に 人のいやがる盗人の  乾児のは......命を保ちつつ  風が吹いてもビツクビク が鳴つても胸躍り  ドキドキドキと世の中......らぬ苦しさよ タールの奴と二人連れ  此口に現はれて 往来の人を掠めむと  話に......を許したのである。伊太彦『仰ぎ見れば虎熊の頂は  天に向つて炎吐きつつ。 火の神......つ。 火の神の朝な夕なに荒ぶなる  此高ぞ曲津見の宿。 盗人の頭の巣ふ岩窟に  ......頭を照らさむとぞ思ふ。 日は西に早傾きて高し  急ぎて行けよ二人の案内者』エム『... 1752
1753 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第1篇 盗風賊雨 第7章 反鱗〔1663〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ...前は大変怪我をして居るやうだが、大方虎熊の泥棒にでもやられたのぢやないかな』男『......をつくづく眺めて、エム『ヤア、お前は虎熊の泥棒の副親分ぢやないか、そんな嘘を云つ......仕方なしにセール大尉と泥棒を開業し、虎熊の岩窟で羽振を利かし、百人頭になつて居る......らなア』ハール『ハイ、エーお伴致し度いは々で厶いますが、此通り頭は痛み、俄に急性... 1753
1754 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第2篇 地異転変 第8章 異心泥信〔1664〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 1 件/山=1 ...まだ懐を調べてゐないが、あの治道は○を沢持つて居るに違ひない。それに恨のある奴が... 1754
1755 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第2篇 地異転変 第9章 劇流〔1665〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ...妾両人が刃の錆となれ。恨はつもる、虎熊の」ヘヽヽヽ。この位でどうですかな』治道『......加へた事は厶らぬ。世の中には同名異人が沢厶るぞ。そなたは暗がりの事とて間違つて思......たり。軽きことは毫毛の如く、重きことは丘の如し。拈得して便ち擲ち、拏得して便ち用......祖の像に題して云はく、「恨殺す此の頭陀。は磨すとも恨磨せず。吾今檐頭重く、汝が為... 1755
1756 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第2篇 地異転変 第10章 赤酒の声〔1666〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 8 件/山=8 ...は貴女の御存じの治道居士で厶います。虎熊の岩窟に、以前の吾部下、セール、ハールの......、セール、ハールの両人、数多の部下を従へ賊を働き居ると聞き、天地の神に責任を負ひ......ます。承はりますれば貴女方お二人も亦、此砦に捕はれ、日夜セールの無体の恋慕にお苦......子分を残らず呼び寄せ、各自用を吩ひつけ、を下つて馳走の用意をなすべく四方八方へ派......今迄の恩義上、手を下す訳には行かず、又沢の子分があつても、九分九厘迄治道居士の部......中隊の盗人を 相も変らず支配して  虎熊の......砦に 羽振りを利かす甲斐性もの  恋の仇......の  恋の仇なるハールの少尉 今は何処のの果て  野辺に逍遥メソメソと 吾身の不... 1756
1757 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第2篇 地異転変 第11章 大笑裡〔1667〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...たので厶いませう…(男声)デビス姫は虎熊の大天狗が憑つて守護致して居るぞよ。セー......血迷ひもせぬ、後れもせぬ。某事はビクトリの麓に於て、治国別が部下の者共に駆難まさ......共に駆難まされ、此恨を報いむと、テルモンの麓に来る折、是なるデビス姫、ブラヷーダ......まれ、今は世になき亡骸の、恨は募る虎熊の、汝許りならず、此岩窟の大盗人、セールを......光の御玉あり 神は吾等を守りつつ  虎熊の征伐に 早くも向はせたまひけり  あゝ......サレムを指して進む事とした。セールは虎熊の岩窟に火を放ち、数多の乾児と共に悔い改... 1757
1758 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第2篇 地異転変 第12章 天恵〔1668〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 14 件/山=14 ...や其外の 雑役などにいそしみて  嶮しき川打渡り 浮木の森まで来て見れば  思ひ......悪き吾軍  ライオン河を打渡り ビクトルや猪倉の  ......をば又もや追ひ出され 茲に愈解散の  憂......なきままに セールの大尉に従ひて  虎熊の......砦に 泥棒のつとめを相果たし  彼方此方......て歌ふ。治道居士『天津御空を翔つ鳥も  野に棲へる獣も 神の恵に包まれて  今日...... 此世に生くべきものならず  霊の餌を沢に 吸収したる其上は  肉体守る食物を ......、治道居士は先に立つて進み行く。或小さきの麓に着いた。見ればかんばしき苺が大地を... 1758
1759 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第3篇 虎熊惨状 第13章 隔世談〔1669〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 20 件/山=20 ...戒に 恋しき妻に生き別れ  一人トボトボ道を いとど烈しき炎熱と  戦ひ乍ら汗水......ど烈しき炎熱と  戦ひ乍ら汗水に なりて野を渉り行く  心淋しき一人旅 神の恵み......の教を説き諭し 大泥棒の立籠もる  虎熊の岩窟に 妻の命やデビス姫  二人の身を......しさ相忍び  ハールを連れて只二人 虎熊を後にして  セルの......辺に来て見れば 神の恵みの百の花  処狭......き大神の  御稜威を受けて大野原 虎伏す辺も恙なく  神都をさして進み来る 心の......消ゆるとも 印度の海はあするとも  虎熊は破裂して 熔岩四方に降らすとも  いか......れむ惟神 神に任せし吾々は  至る所に青の 媚びを呈して待てるあり  思へば思へ... 1759
1760 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第3篇 虎熊惨状 第14章 川動乱〔1670〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 21 件/山=21 ... 蒙り茲に三千彦と 互に袂を別ちつつ  川渡り野路を越え 深霧包む谷道を  潜り......え 深霧包む谷道を  潜りて漸く虎熊の の麓の密林に  かかる折しも岩窟に 巣を......げながら 神の教を相守り  いとも淋しき路を 妾は女のただ一人  神を力に進み来......が魂  偏に願ひ奉る』 斯く謡ひ、とあるの裾を進む折しも、轟然たる大音響と共に、......、轟然たる大音響と共に、背後にあたる虎熊は俄に爆発し、熔岩を降らし、......野の樹木、禽獣を傷つけた。デビス姫は此爆......る茅草の中に隠れて行く。デビス姫『虎熊のは俄に破裂して  艱ましにけり野狐の身ま......  あらたまり行くしるしなるらむ。 野もも熔けたる岩や火山灰  被りてふるふ今日... 1760
1761 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第3篇 虎熊惨状 第15章 饅頭塚〔1671〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 17 件/山=17 ... 草鞋に足を喰はれつつ  夜を日についでを越え 幾多の谷をうち渡り  ハルセイ湖......刺され土蜂に 脅かされて漸うに  セルの辺に来て見れば 俄に四辺暗澹と  不快の......の御名  ただ一心に唱へつつ 千花の香る路を  進み来れる折柄に 大地は俄に震動......れて 苦しみ居たる思出の  印象深き雲の 虎熊岳の爆発と  悟りし時の恐ろしさ ......大きな穴に引張り込んで了つた。暫くすると岳も崩るる許りの大音響が聞えた。これは、......崩るる許りの大音響が聞えた。これは、虎熊の爆発によつて、......の神として古くより身を潜めて、世界に邪気......と称せられ、よく大海の水を止めて、海中にを湧出させ、或は島を沈没させると云ふ恐ろ... 1761
1762 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第3篇 虎熊惨状 第16章 泥足坊〔1672〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 8 件/山=8 ...タスタと 姫の身の上案じつつ  ハルセイの峠をば 半登りし折柄に  道のかたへに......胸の裡  可憐の乙女を振棄てて 人跡稀な径を  只スタスタと登り行く ハルセイ......の峰を吹く  嵐に裾をば煽られて 足もト......し居る  三千彦心に思ふやう これぞ全く賊の  往来の人を待ち構へ 宝を奪ふその......きな法螺貝の様な声を出しやがつて、四辺のや谷を響かして通りやがつた時の怖さと云つ......ば大道坊とも泥足坊とも別称して、スメールを足で蹴り倒し、印度の海を埋めようとする......リして目まひが来るぞよ。フン延びる人民沢出来るぞよ」と謡ひもつて通りよつた。チと......れないぞ。ハヽヽヽヽ』甲『コリヤ、こんなの上で人の顔の棚卸しばかりしやがつて、あ... 1762
1763 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第3篇 虎熊惨状 第17章 颪〔1673〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 9 件/山=9 ...詔直し行く神の道  スダルマ湖を打渡り 野を越えて漸くに  ハルセイ......の峠をば 半ば登れる折もあれ  行き疲れ......危く貞操の  破れむとするその時に 天教にあれませる  木花姫の御化身 デビスの......惟神々々 守らせ給へ今日の旅  ハルセイの阪道は 昼と夜との区別なく  醜の盗人......『ハルセイの峠に立ちて眺むれば  四方の々真下に見えける。 霧の海に浮べる......の頂きは  神の造りし家かとぞ思ふ。 三...... 伊太彦の吾背の君は如何にして  これの路を越えましにけむ。 治道居士吹き立て給......淋しさは吾身に迫り来るなり  人影もなきの尾の上は。 天地の神の恵に包まれし  ... 1763
1764 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第18章 白骨堂〔1674〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 18 件/山=18 ... 三千彦は、野を渉り谷を越え、漸くにして仙聖......の阪道に取りかかつた。これは仏者の云ふ所......に取りかかつた。これは仏者の云ふ所謂十宝の一つである。さすがアルピニストの三千彦......ストの三千彦も、長途の旅に疲れ果て、仙聖の頂を眺めて吐息をついて居る。三千『あゝ......て吐息をついて居る。三千『あゝ漸く此処迄野を渡り、やつて来たものの、何処かで道を......て来たものの、何処かで道を取り違へ、仙聖の方へ来て仕舞つたやうだ。どこにも家は無......家だと、玉国別様に褒められたが、かう酷い阪を当途もなしに跋渉しては、もはや弱音を......あれば息を休め運を天に任して、月の国の名を跋渉し山頂から見下ろし、エルサレムの方... 1764
1765 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第19章 谿の途〔1675〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...境遇に  同情し乍らスタスタと センセイの谷間を  冷たき風に吹かれつつ 右に左......厶いますなア』スマナー『ハイ、此処は仙聖の麓の仙聖郷と申まして、此世の楽土と称へ......体の三元を もつて創造なし給ひ  蒼生や川の 御霊を守りたまはむと  千々に心を......神の訪なひは 五月蠅の如くわきみちて  の尾上や河の瀬に うらみ歎きの声許り  ......後振り返り、スマナー『もし宣伝使様、あのの麓にバラバラと家棟が見えるで厶いませう......が見えるで厶いませう。そして一番高い所ののほでらに可なり大きな家が見えるで厶いま... 1765
1766 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第20章 熊鷹〔1676〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 3 件/山=3 ...ヽヽヽ。果報は寝て待てだ。一家の家宝も、林田畑も今日から皆、此テーラさまの所有品......ず金に代へ、白骨堂を立派に御建て下され、林田畑は白骨堂の維持費として村人に於て、......一つ笛を吹かうものなら、夫れこそ捕手が裏にかくしてあるのだ。何百人といふ程やつて... 1766
1767 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第21章 仙聖郷〔1677〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 14 件/山=14 ...スマナー『花は紅葉は緑  錦のの尾めぐらせる 中国一のパラダイス  仙......日に月に 荒び行くこそうたてけれ  虎熊の......砦に 巣を構へたる盗人の  手下の奴等が......々は何れも真の捕手にあらず、テーラが虎熊の盗人をワザとに変装させ、此狂言を描いた......る人々よ 汝は真の捕吏ならず  どこかのに......砦を 構へて旅人をおびやかす  大泥棒と......人は又と世界に厶いますまい。実の所は虎熊の......砦に立籠もり、十里四方の村々を劫やかし、... 1767
1768 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第22章 均霑〔1678〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 15 件/山=15 ... 虎熊の俄の爆発に、仙聖......は云ふも更なり、此郷土の......川草木は激烈に震動し、三千彦を除く外、何......一生懸命に祈願し初めた。その声は一時、裏の谷々の木精を響かした。スマナー姫『皆さ......ナー姫『此処は名に負ふ秘密郷  北に仙聖を控へ 東に虎熊の......聳え立ち  白青黄色紫の 花は芳香薫じつ......は全く古の  神代に帰りし嬉しさよ 仙聖の峰高く  五色の雲の被衣して 雲をば起......  狭き女の心より 思ひ定めて仙聖の  に立ちたる白骨堂 それの御前に平伏して ... 1768
1769 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第4篇 神仙魔境 第23章 義侠〔1679〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...の生活を送つて居た。所が偶然の出来事より林田畑を作れるだけ与へられて、嬉々として......を神の如くに敬つて居た。甲乙丙三人の男は林に薪をからむと出で往き、木蔭に腰打ち卸......であらう。仲々気が利いた事をやつた。虎熊の泥棒を引ぱつて来て、あんな荒い仕事をや......、貴様は何を云ふのだ。不届き千万にも虎熊の泥棒と腹を合せ、俺たち青年隊を騒擾罪で......うか』甲『ハヽヽヽ貴様の訴へる所は、虎熊の泥棒の岩窟であらう。お気の毒乍ら虎熊......は半以上爆発し、貴様の親分も友達も、木端... 1769
1770 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第5篇 讃歌応 第24章 危母玉〔1680〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 13 件/山=13 ...き、サンカオの里に着いた。此処にはシオンより流れ来る、ヨルダン河が轟々と水音を立......つてゐる。これは数十里を隔てた東方の虎熊が爆発し、折柄の東風に煽られて、毒を含ん......空気に包まれて了つたのだ。大方どこかの火が爆発したのではあるまいか……とも思はれ......、目立つて巨大なる橄欖の樹や其他の雑木がの二合目あたりに、一つの森をなしてゐる。......快の邪気に包まれぬ これぞ全く虎熊の  の尾の上の崩壊と 神の御告げに悟り得て ......身の上案じつつ 暫し様子を伺へば  天教の太柱 木花姫の御詫宣  八大竜王の其一......一つ いよいよ古巣を立出でて  カンランを奪はむと 三千年の蟄伏を  破りて来る......王ヨルダンの  河遡り日向なる シオンのに居を転じ  又も悪逆無道なる 行為をな... 1770
1771 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第5篇 讃歌応 第25章 道歌〔1681〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 13 件/山=13 ... 玉国別はサンカオの祠を立出で、ヨルダン川の北岸を下り乍ら......行くこそ楽しけれ  遥に見ゆるは橄欖の の尾の上か聖場か  ヨルダン川の水清く ......れの音は淙々と  天地に響く心地なり 霊会場の蓮華台  蓮の......にあれませる 木花姫の御守り  一度に開......て行く  黄金の峰と聞えたる 橄欖香ふ聖に  弥永久に鎮まれる 野立の彦の御化身......彦に授けられ 再び陣容立直し  シオンのに忍びたる ナーガラシヤーを言向けて  ......なるものだから、叱られたでせう。サンカオの麓でも、「神は順序だ。順序を破れば秩序......。ここは厳御魂様の御鎮座所ですから、産土の斎苑館とは、余程窮屈ですよ。厳の御魂様... 1771
1772 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 第5篇 讃歌応 第26章 七福神〔1682〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...劇が盛んに催されて居た。さうしてコウカスよりは、言依別命が数多の神司を引き連れ、......の御名は神素盞嗚尊 豊葦原の瑞穂の国産土の  底津岩根に宮柱太敷立て 三五の神の......の松の緑の色深く 万歳の亀も楽しむ天教のの  高く澄みきる月のあたり たなびく霞......い顔をして倹約を第一と守り、郵便貯金を沢にして、他人に損をかけず、自分も損を致さ......の列に加はる其由来を物語らむ。そも不身持の皆身(南)に当りて難渋ケ嶽の峰に住む、......はむと、この日の国に天降り、日出る国信貴に根城を構へ、追付悪神討亡ぼし、困窮の根... 1772
1773 霊界物語 第65巻 河草木 辰の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1926刊 DB
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1774 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 3 件/山=3 ...十七の三日間を費して、漸く六十八巻に当る河草木未の巻を口述し了へました。此十八日......に相当します。出来得べくんば、旧本年中に河草木全部を完成したい考へであります。本......る通り御口述の順序よりすれば第六十八巻(河草木未之巻)に当ります。然し御都合にて... 1774
1775 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ...バラモン軍の大足別将軍が後を追うて、地教方面に向ふ所の物語であります。特に本巻記......しい場面や、梅公が只一人列を放れてオーラに向ふ途中、ゆくりなくもサンヨの妹娘花香......人が誰憚らず甘い囁きを恣にし乍ら、オーラに進む歯のうくやうなローマンスや、......賊の大頭目ヨリコ姫の岩窟に突入し、詐術を... 1775
1776 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第1章 暁の空〔1683〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 2 件/山=2 ...の大神の 堅磐常磐に鎮まれる  ウブスナの大霊場 斎苑の館の神柱  八島の主の命......公や 梅公、照公伴ひて  荒風すさぶ河鹿 霜にふるへる冬木立  神の使命を畏みて... 1776
1777 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第2章 祖先の恵〔1684〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...。それのみならず、之から数里隔てたオーラの......続き、シノワ谷と云ふ所には馬賊の団体が数......喰つてるやうだ。婆さま、此村には此棗は沢あるだらうなア』サンヨ『ハイ、此村の名物......取寄せたもので厶いまして、此村にも余り沢は厶いませぬ。さうして日々虫取りに骨を折......るのです。さうですから、余り何処にも、沢はありませぬ』梅公『祖先の恩恵と云ふが、......それ故、此棗は生命と申しまして、あまり沢は厶いませぬ。今お食りに成つたでせうが此... 1777
1778 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第3章 酒浮気〔1685〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ...避得る限り酒は避たいものだなア』アンコ『はさけ海はあせなむ世ありとも  酒に心は......其所へ向けてバラモン軍の大将大足別奴、沢の部下を引きつれ闖入し来り、金銀珠玉を奪......間から行衛が分らぬのだ。夫が為めに村中はと云はず谷と云はず広い野原迄、返せ戻せと......ので、里庄に頼まれ使に来たのだ。自分も沢の乾児を使つて昼夜兼行で探して居るのだが... 1778
1779 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第4章 里庄の悩〔1686〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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1780 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第5章 愁雲退散〔1687〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 4 件/山=4 ...した。華々しく軍に従ひ、国家のために屍を野に曝す覚悟で厶います』照国『成程、承れ......、直会の宴を催した。何れも勇気頓に加はり河を呑むの勢である。祭典も終り、愈直会の...... 人の心は日に月に  益々悪く曇り果て の尾の上や河の瀬に  荒ぶる神の屯して ......の  一歩を進むる時は来にけり。 オーラ嵐はいかに強くとも  神の御息に吹き払ふ... 1780
1781 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第1篇 月の高原 第6章 神軍義兵〔1688〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 11 件/山=11 ...当家の主人はどう致して居るか。吾はオーラの修験者、シーゴーと申す者だ。当家の主人......当家に係はる大難を救はむが為、遙々オーラより救世主の使として現はれ来りし修験者だ......せ』シーゴー『アハヽヽヽヽ。拙僧がオーラを立ち出で、草茫々たる夜途を露に濡れ乍ら......御指導を願ひます』シーゴー『拙僧はオーラの生神、玄真坊の高弟シーゴー坊と申すもの......の高徳を慕ひ、教を受けむとし、毎夜オーラの大杉の樹に、天より棚機姫の星体下らせた......家、及びお娘御を救ふ為め、此財産をオーラの師の君玄真坊に奉るお気は厶いませぬか。......の師の君玄真坊に奉るお気は厶いませぬか。も川も、草木も天の星迄其徳を慕ひ寄り来る......来ない。吾師の君が何と云はれても、オーラとやらに踏み込んで正体を調べてやらう、オ... 1781
1782 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第2篇 容怪変化 第7章 女白浪〔1689〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 15 件/山=15 ...たるトルマン国の西北端に、雲に聳えた大高がある。樹木密生して昼猶暗く、猛獣毒蛇の......もの最も多しと伝へられてゐる。之がオーラである。オーラ......と云ふのは沢......の......が同じ形に並んでゐる意味であつて、数百里......であつて、数百里に延長し、此区域をオーラ脈地帯と称してゐる。谷々より流れ出づる水......しシーゴー坊は、片腕と頼む玄真坊と共に此脈の中心地、即ちオーラ......に根拠を構へ、時の到るを待つて、先づバル... 1782
1783 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第2篇 容怪変化 第8章 神乎魔乎〔1690〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 22 件/山=22 ...ひ玄真坊の普通人とは異なり、どこともなく気のあるに心を傾け、不満足乍らも……普通......方と漂浪ひ乍ら、遂に十八才の暮、此オーラに立て籠り大陰謀実行の第一歩を進めんとし......、神算鬼謀の奥の手を教へてやらう。先づ当に古くより祀られある天王の社を策源地と定......コ『先づ玄真坊は天来の救世主と揚言し、当の有名なる大杉の上に、日夜天の星下つて救......る富豪の家に忍び入り、美人を奪ひ帰り、当の天然岩窟に幽閉し置き、而して後、シーゴ......、滑車を以て谷底に輸送し、数多の部下は沢の運送船を造り、米麦は船にて八里の下流ホ......之よりシーゴーは谷間の大木を伐り倒し、沢な舟を造り、兵糧運搬の用に供すべく数多の......かすことに苦心した。 附近の村民はオーラの大杉の木に、夜な夜な燦爛たる光のとどま... 1783
1784 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第2篇 容怪変化 第9章 谷底の宴〔1691〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 10 件/山=10 ... オーラの谷間には蒼味だつた水が、可なり広い流れ......れ家に送るのを乾児共の仕事として居た。沢の乾児共は奔命に疲れ稍倦怠の気分を生じ、......そこへシーゴーの親分株がパンクと共に、沢の珍味佳肴や、豊醇の酒をつり下した。ニコ......々幹部は感謝をして居るのだ。今日は幸い沢のお供へ物があつたから、腹一杯美味佳肴を......ヽヽ何だ、何が卑しいのだい。苟くもオーラの......寨に割拠するヨリコ女帝様の吾々は輩下だ。......れて、俺だつて耐つたものぢやない。其辺のも木も岩も草も、天手古舞をさらすなり、俺......の鮟鱇に似たやうな奴が、女帝のみならず沢居るよ。さういふ代物を称して鮟鱇主義の生... 1784
1785 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第2篇 容怪変化 第10章 八百長劇〔1692〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 10 件/山=10 ...あしこの娘ならば随分美人だらう。そして沢の金も要求出来るだらう。ヤ、面白い面白い......杖をガチヤガチヤと響かせ乍ら、七つ下りの路を法螺貝を吹立て吹立て降り行く。 狼谷......答を致すが可からうぞ』女『お前さまは、此に割拠してゐる小盗児サンだな。同じ人間に......、玄真『吾れこそは、天の命を受け、オーラに天降りたる玄真坊の大救世主だ。見ればか......宰となり、トルマン国を救済の為、此オーラに聖蹟を止め、斯の如く修験者と変化して衆......うも有難う厶います。貴方が噂に高きオーラの玄真坊様で厶いますか、これも全く神様の......にや及ばぬ。サア之から此方と共に、オーラの聖場へ行つて休まうぢやないか』スガコ『......か』玄真『そなたの望み、聞いてやりたいは々なれど、此玄真坊は七つ下ると、天地の神... 1785
1786 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第2篇 容怪変化 第11章 亞魔の河〔1693〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 2 件/山=2 ... スガコはオーラの岩窟に玄真坊につれ込まれ、天国に於ける......、どうも忙しいことで厶つた。今日は殊更沢な参詣者で、此方も実に多忙を極めたよ。併... 1786
1787 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第3篇 異燭獣虚 第12章 恋の暗路〔1694〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 13 件/山=13 ...と云ふ病ではなからうか。それならばオーラに現はれ玉ふ救世主の許に参拝し御祈願を籠......され。必ず霊験がありますよ。拙僧はオーラの活神玄真坊様の高弟でシーゴー坊と申すも......修験者で厶る。いかなる煩悶苦悩も、オーラの玄真坊さまに伺へば忽ち煙散霧消し、平和......。御霊験の顕著なること日月の如く、オーラに向つて参拝する善男善女は蟻の甘きに集ふ......、所在分り歓喜の涙に浴して居られる方も沢厶ります。まづ一度お詣りなさいませ』サン......いませ』サンダー『あらたかな神様がオーラに現れたといふ事はチヨコチヨコ承つて居ま......の日の夕暮よりソツと吾家を抜け出でオーラの大杉の星の光を目あてとし、道々歌を歌ひ......  恋の力の不思議なる 病躯を起して野路路  区別白露分けて行く オーラの山の生... 1787
1788 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第3篇 異燭獣虚 第13章 恋の懸嘴〔1695〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 6 件/山=6 ...厶いますが、玄真坊様とやら云ふ活神様が当に天降りたまひ、所在万民の困難をお救ひ下......難む身の上、足の運びも思ひにまかせず、当の麓に於て夜が明けました。踏も習はぬ孱弱......を致しました』玄真『アハヽヽヽ。やがて沢の老若男女が参拝する時刻だから、私もこれ......て、玄真『其方はサンダーとか云つたね。当へ女の身として唯一人物騒な夜の路を参詣し......が自分の男だと云ふ事を看破せないやうなら子坊子だ、売僧だ。これやどこ迄も一つ、女......まいなア』玄真『ウム、会はしてやり度いは々なれど、実の所はスガコ姫は、一寸俺に関... 1788
1789 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第3篇 異燭獣虚 第14章 相生松風〔1696〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 7 件/山=7 ...悶苦悩をつづけて居りました。然るにオーラの修験者だとか云つて、白髪異様の老人が吾......ガコ『御尤もで厶います。三途の川も死出のも、天の八衢も、貴郎と一緒に参りますなら......の修験者 われに向つて宣らす様 オーラのの聖場に 神力無双の救世主 現はれ玉ふと......伏して  歎けど地には声もなし オーラのの......颪  時じく吹けど吾魂は 父の御側に通路......かるとも  霊は広く宇宙に遊ぶ。 オーラ曲の砦に忍び入り  恋しき人に只に会ふ哉......花を眺めては  君の御姿思ひうかべつ。 百合の花に微風の当るさま  汝がスタイル... 1789
1790 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第3篇 異燭獣虚 第15章 喰ひ違ひ〔1697〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 11 件/山=11 ...来た。シーゴー『これはこれは玄真坊殿、沢の部下のあるにも拘らず、お手づから炊事を......つて愚夫愚婦の寄り来ること層一層多く、人を日々築き拙僧も随分疲労致して厶れば、今......里庄が娘サンダーと云ふ花に嘘つく美人が当へ来てゐる筈ですが御存じでせうな。拙者思......る筈ですが御存じでせうな。拙者思ふ所あり住ひの無聯を慰めむとて、懸河の弁を揮ひ、......ひの無聯を慰めむとて、懸河の弁を揮ひ、当迄おびきつけた筈で厶る。御存じならば一目......命の洗濯用にもと存じ、布婁那の弁を以て当へ差向け置いた次第、如才のない貴僧の事で......つぎの役を忠実に勤めてゐる。何を云つても賊の親分だから、余り小難い行儀もない。酒......尚も宣伝をつづくる中、ハルナの都より地教に向ふバラモン軍の勇将大足別の部下が附近... 1790
1791 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第4篇 恋連愛曖 第16章 恋の夢路〔1698〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 13 件/山=13 ...ばり給ふぞ尊けれ  照国別に従ひて 産砂の霊場を  後に眺めて河鹿...... 沐雨櫛風の苦を忍び  夜を日に継いでデ......の分ちなく  魔手を延ばして掻ツ攫ひ 深の奥へと忍び行く  此国民は戦きて 夜も......らむ 心のせいかは知らねども  オーラのが気にかかり 寝ても醒めても忘られぬ  ......命を的に唯一騎 駒の蹄の続く迄  如何に途嶮しとも 如何でひるまむ大和魂  思ひ......何者にか攫はれた事を聞き、何となくオーラに悪漢の為めに閉ぢ籠められて居るやうな、......モン軍に捉はれたと聞いた時、之も何処かの奥に隠されて居るやうな気がした。自分は恋......みであつた。左手の方の、コンモリとした小をみれば木立の間からチヨロチヨロと火が燃... 1791
1792 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第4篇 恋連愛曖 第17章 縁馬の別〔1699〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 13 件/山=13 ...共に相乗馬にて、風吹き亘る高原を、オーラを目当となして、カツカツと進み行く。花香......私は神の使命に仍りて、目的の人々がオーラに捉へられて居るやうな暗示を与へられまし......暗示を与へられました。貴女も一緒にオーラにお登りになつたらどうですか。お厭なら、......、何卒助けて上げて下さいませ。併しオーラにゐられるでせうかな』梅公『ハヽヽヽ、之......すな。チツと計り妬いてゐましたね。オーラに居られるか居られぬかといふ事は、私とし......な直覚をするのです』花香『毎晩々々オーラには、お星さまが御降りになるといふ事です......思議の点だ。……あんな事致して、売僧共が子してゐるのではなからうか、人の妻女を奪......いのです。さうでなくては私だつて、オーラへ目はつけないのですからな。之からボツボ... 1792
1793 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第4篇 恋連愛曖 第18章 魔神の囁〔1700〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 11 件/山=11 ...走を拵へ、お前等を喜ばさうと思つた所、此に働く大泥棒シーゴーの奴、突然ここへ帰り......に有難う厶います。然しながら今承はれば此に働く親分のシーゴー様だとか、も一つ親分......の御行動を考へますと、妾は全く此世を詐る賊の巣窟とより外思ひませぬ。ねー玄真坊様......棒が居つてたまらうかい。泥棒の居るやうなへ、どうして神様がお降り遊ばすものか。そ......ばすものか。そんな恐ろしい処へ、あんな沢の老若男女が詣つて来るものか、皆嘘だから......すもの。お腹は空いてゐるし、食べ度いのは々だけど……渇しても盗泉の水は飲まず……......えて仕方がないのだもの。もし玄真坊様、此に泥棒がゐるのでせう。妾イよく聞いてゐま......して現れてゐるのだから、馬賊の頭目だつて賊だつて、自分の教を聞きに来るのは当然だ... 1793
1794 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第4篇 恋連愛曖 第19章 女の度胸〔1701〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 10 件/山=10 ...調べて油もついでおきましたなり、何かこのに住む天狗の業では厶いますまいか。何れに......地震が突発した。又もや樹上より、『オーラに立て籠もり、悪逆無道の企てを致す汝シー......ゴー、玄真坊、よツく聞け。此方は、オーラ脈一体を昔より住家と致す、真の玄真坊大天......やと云つて、今俄に止める訳にはゆかず、沢の乾児もある事なり、何とか天狗さまにお願......なつてもよいが、今俄に解散するとなると沢の部下が忽ち路頭に迷ふからなア。まア一つ......、肉欲を逞しふせむとする不届き者。この霊を汚せしにより、これよりレコード破りの......風を起し三千の部下を天空高く捲き上げ、其......取り、ニツコと笑ひ乍ら、ヨリコ『あれ程沢油がさしてあり、風も吹かぬに火の消える道... 1794
1795 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 第4篇 恋連愛曖 第20章 真鬼姉妹〔1702〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 10 件/山=10 ...公『たうとう猿も木から落ちるの喩、オーラの大天狗も芝居のやり損ひをやつて、舞台か......いふ真心から、師匠に別れて、私かにオーラへ向つて駒に鞭ち駆込む途中、花香の危難を......駆込む途中、花香の危難を救ひ、相伴うて当に登り、大杉に攀ぢ、彼等が魔術の奥の手た......で厶いますが、スガコの行方を尋ねむ為に当へ参拝致し、今日迄玄真坊の為に閉ぢ込めら......の姉も又ヨリコ 同じ名前は世の中に  沢あれ共どこやらに 彼奴の声がよく似てる ......にひれ伏せよ 吾は救ひの神なるぞ  天教にあれませる 木花姫のみことのり  神素......らブチ割ろか 吾言霊の神力に  オーラのも野つ原も 忽ちガタガタ ビシヤビシヤと......げて、玄真『ハア、これはこれはお客様方、奥の茅屋へ能くも御入来下さいました。何か... 1795
1796 霊界物語 第66巻 河草木 巳の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1926刊 DB
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1797 霊界物語 第67巻 河草木 午の巻 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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1798 霊界物語 第67巻 河草木 午の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 8 件/山=8 ...別の従者と変化したる梅公宣伝使が、オーラに立籠つて、印度七千余国の統一を夢みてゐ......立籠つて、印度七千余国の統一を夢みてゐた賊の張本、ヨリコ姫、シーゴー、並に悪僧玄......に導かれて、照国別の隊に合すべく、オーラの間道を渉り、ハルの湖の岸辺に着き、波切......語や、左守司たりしシャカンナが、タニグクの......麓の岩窟に立籠つて、二百人の部下を集め、......ン王の太子が、新左守司の倅アリナと共に、野の遊覧に出かけ、......奥に迷ひ込み、旧臣のシャカンナに、計らず......に迷ひ込み、旧臣のシャカンナに、計らずも奥にて邂逅し、絶世の美女スバール嬢に会つ... 1798
1799 霊界物語 第67巻 河草木 午の巻 第1篇 美梅光 第1章 梅の花香〔1703〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 12 件/山=12 ... オーラの曲の企みも大杉の怪しき夜這星は神の伊吹......薩内心如夜叉、羅刹悪鬼の権化とも譬ふべき賊の大頭目、ヨリコ姫女帝は、梅公が口より......の姿さへも明瞭に見えて来た。 白髪童顔の賊の巨頭、修験者と化けすまし、三千の部下......ぬ胸裡の秘密深く包んで、雲に聳えたオーラに立籠り、霧を帯にし、靄を被衣となし、木......勇気もなく、今迄包みし心天の黒雲はオーラの荒風に吹散らされて、心も清き上弦の月、......。 次に天来の救世主、天帝の化身、オーラの活神と揚言し、毒舌を揮つて天下万民を誑......。瑞祥開く聖の御代の魁とぞ、神も人も、此に集まれる曲人も禽獣虫魚も、一斉に五六七......六七神政出現の実行に着手せむと、ウブスナに聖蹟を垂れ、瑞の御霊と現じて三界の不浄... 1799
1800 霊界物語 第67巻 河草木 午の巻 第1篇 美梅光 第2章 思想の波〔1704〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 15 件/山=15 ...照国別の隊に合すべく、間道を選んでオーラの谷間を川に添ひ昼夜の区別なく猛獣の声や......とし、立木を屋根となして幾夜を重ねオーラ脈の東南麓に無遠慮に展開せるハルの湖の岸......景と称へられて居る。 梅公は数日間オーラの事件や、その他について日を費したので、......えぬ地点まで滑つて来た。印象深きオーラの脈は此湖水を境界として東西に長く延長し、......行つて見ようと思つて、痩馬に跨り、オーラの間道を通つて、ヤツトの事で此船に間にあ......あつた時もチヤンと一日前に嗅知り、オーラへ逃げて難を免れた事も厶います。それはそ......を被つた悪魔ですからな。バラモン軍よりも賊よりも一層恐ろしい代物だから、うつかり......住むものですが、途々承はれば、あのオーラには天来の救世主、天帝の御化身、玄真坊と... 1800
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