番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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601 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...三)〉煎豆に花咲く神代めぐり来て 山河草木よみがへり行く〈第12章(三)〉浮き... | 601 |
602 | 霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 | 後付 | 跋文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...人の住居せる 世界と万事相似たり 平野山岳丘陵や 岩石渓谷水に火に 草木の片葉... | 602 |
603 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...の霊界物語となりました。十五巻までは天教山および大台ケ原......山を除く外すべて海外諸国の物語です。 本巻......天の橋立附近の竜燈松の根元に安着し、大江山に割拠せるバラモン教の大棟梁鬼雲彦の部下......々辛酸を嘗め、遂には由良の湊の人子の司秋山彦の館に身を遁れ、ゆくりなくも、父素盞嗚......治立命の御分霊なる国武彦命に面会し、大江山に鎮まり給ふ鬼武彦一派の白狐に救はれ、或......株、高姫、黒姫の死者狂の大活動より、剣尖山麓の谷川における御禊の修業、皇大神の貴の... | 603 |
604 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...であらうと思ひます。一、本巻の中に『大江山』といふ地名が出て来ますが、鬼武彦の鎮ま......出て来ますが、鬼武彦の鎮まれる方の『大江山』はタイカウザンと読み、鬼雲彦の割拠せる......ウザンと読み、鬼雲彦の割拠せる方の『大江山』は、オホエヤマと読むのですから御注意下... | 604 |
605 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...姫 松の神世の開くまで 深き経綸は弥仙山 曲津の荒ぶ世の中に 心を配り気を配り......や 隆々光る神の教 (北村隆光) 外山の霞かきわけて 豊二昇る朝日影 (外......の霞かきわけて 豊二昇る朝日影 (外山豊二) ......山の尾の上を照らしつつ 百花千花は馥郁と......上を照らしつつ 百花千花は馥郁と (山上郁太郎) 輝き渡り澄みわたり 薫るも... | 605 |
606 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第1章 天橋立〔591〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ... 布きつつ進む魔の力 斯かる時しも天教山の 高天原に大御神は 天の岩戸に隠ろひ......浮かべる橋立の 切り戸を越えて成相の 山の嵐に吹かれつつ 漸く心地も与謝の海 ......幾千羽、カワイカワイと啼き立て乍ら、大江山の方面指して翔り行く。雲の衣は破れて、処......一時も早く森林に身を忍び、一夜を明かし、山越に聖地を指して参りませうか』英子姫『ア......、立去らぬ、もあつたものかい、俺は今大江山の御大将の命令を受けて、此処へ漂着して来...... 一人の男大声で、『一体汝等、何の為に沢山の手当を貰つて偵察に歩いて居るのだい……......セ、トヨミキタテマツラセ……てな事を宅の山の神様奴が仰有りまして、ついトヨミキをア......酒は甕瓶高しり、甕のはら満て並べて、海河山野種々の珍物を横山の如く、うまらに、つば... | 606 |
607 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第2章 暗夜の邂逅〔592〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...には 如何になろとも悦子姫 爪先上りの山道を 転つまろびつ四辺に心を配りつつ ......喧しい哩。金州の奴、葬礼の家へ出会して沢山と御馳走を頂き掛つた最中に揺り起こしやが......来た哩。如何に夢の浮世だと云つても、大江山に鬼雲彦と云ふ変な奴が現はれた世の中だか......か、ヤイ金州、貴様も金の代りに拳骨でも沢山と頂戴したらどうだ』金州『よう、そりや有......泊の旅にお出ましになりました。私は斎苑の山の頂に於て、御父上の御消息を知り、自転倒......で御座います。噂に聞けば、父大神様は大江山の魔神の捕手に御捕はれの御身の上、併し乍......び残らず聞いた。さア此上は搦め取つて大江山の砦に連れ帰らむ、覚悟を致せ』と闇に閃く... | 607 |
608 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第3章 門番の夢〔593〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...ふ奴ばかりなり。亀彦『ヤア其の方等は大江山に本拠を構ふる鬼雲彦の乾児の奴輩、片つ端......姫は器量も愛想も悦子姫、由良の港の国司秋山彦の門前に佇み乍ら夜の明け行くを待ち居た... | 608 |
609 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第4章 夢か現か〔594〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...々と進み入る。 由良の港の人子の司 秋山彦の門前を サツと開かせ入り来る 暗夜......入らせられました。私は此郷の人子の司、秋山彦と申すもの、サアサア遠慮なくズツと大奥......心の内の敵だ』と思はず大声を出した。 秋山彦は此声を聞いて後振り返り、『これはこれ......彦様とやら、よく来て下さいました。妾は秋山彦の妻紅葉姫と申す者、御存じの通り不便の......ぶ折しも、門外俄に騒がしく数多の人声、秋山彦は慌しく入り来り、『アヽ皆様、お静かに......アハヽヽヽ、其方好きに取計らへ』亀彦『秋山彦殿、事が起つたとは鬼雲彦の襲来したので... | 609 |
610 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第5章 秋山館〔595〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 46 件/山=46 | ...の宴 親子主従めぐり会ひ 胸の岩戸も秋山彦の 神の司の真心に 綾と錦の機を織る...... 表に聞ゆる鬨の声 忽ち開く表門 秋山彦は立出でて 寄せ来る魔軍に打向ひ 天......く 力限りに宣りつれば 敵の人数も大江山 鬼雲彦が部下共 大地にドツと打倒れ ......笑ひ。鬼彦『アハヽヽヽ、猪口才千万な、秋山彦が言霊の防戦、左様な事でたぢつく様な鬼......の身体は木つ端微塵、今日は九月九日、大江山の本城に於ては、鬼雲彦の御大将、バラモン......の神饌に供してくれむ』と言ふより早く、秋山彦の襟首をグツと握り、締め附けたり。秋......山彦は豪力無双の鬼彦に捻ぢ伏せられ乍ら、委......霊を奏上せむとするや、手頃の石を拾つて秋山彦の口に捻ぢ込み、其上に猿轡を啣ませ、鬼... | 610 |
611 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第6章 石槍の雨〔596〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/山=19 | ... 大空碧く澄み渡り 山河清くさやかにて 静かに流るる和知の川 ......り 月は梢に澄み渡る 向方に見ゆるは稲山か 丹波の富士と聞えたる 弥仙の......山は雲表に 聳えて立てる雄々しさよ 敵も......平に船留めて 四方の国形眺むれば 青垣山を繞らせる 下津岩根の竜宮館 此処は名......天と聞えたる 昔の聖地ヱルサレム 橄欖山や由良の 景色に勝る聖地なり。 神素盞嗚...... 神素盞嗚大神、国武彦命其他三人は、桶伏山の蓮華台上に登らせ給ひ、天神地祇八百万の......め置きて、又もや此処を立ち出でて、大江の山を目蒐けて、いそいそ進み行く。嗟此の......山上の五柱は、如何なる神策を提議されしぞ。... | 611 |
612 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第7章 空籠〔597〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ... 秋山彦が心籠めたる宣伝歌に鬼彦、鬼虎、石熊、......て両手を合せ、覚束なき言霊の息を固めて秋山彦の後につき天津祝詞を奏上し、宣伝歌を唱......迎へ入れるが最後、天地転動の大騒動、大江山の城内は乱離骨灰、落花微塵の惨状を演出す......聞かねば吾々は之より強行的行脚を続け大江山の本城に立向ふであらう』とそろそろ歩み初......謀計のある事ならむ、吾等一行は自由自在に山中徒歩の権利を有す、サアサ御一同様、進み......を擁し防ぎ戦うとも此亀彦が只一人あれば沢山なり。強風の砂塵を捲き上ぐる如く、吾一言......だつた、サアサ之から入信の記念として大江山の本城に駆け向ひ鬼雲彦の素首、オツト、ド......蒐けて冷やかに笑ひ乍ら、『ヤア貴方は大江山の英雄豪傑と聞えたる御方、然るに今日のお... | 612 |
613 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第8章 衣懸松〔598〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 大江山の本城に間近くなつた童子ケ淵の傍に現はれ......が、心に潜む一厘の仕組、言うてやりたいは山々なれど、まだまだお前にや明かされぬ、エ......振り付く。然れども幾千万貫とも知れぬ、小山の如き岩石に対して、如何ともする事が出来......を乗り棄て、転けつ、輾びつ一生懸命、大江山の本城指して雲を霞と逃げて行く。亀彦『ア......を奏づるかと疑はるる許りなり。祝詞の声は山又......山、谷と谷との木霊に響き、悪魔の影は刻々と... | 613 |
614 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第9章 法螺の貝〔599〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/山=14 | ...綾の高天に馳上り、日ならず大軍を率ゐて当山を十重二十重に取り巻き、鬼雲彦の大将を初......初め一人も残さず木端微塵に攻めつけ、大江山を三五教の牙城とせむとの敵の計略、一日も......げる、抑々吾等従卒を引率し、由良の港の秋山彦が館に立ち向ひ、さしもに固き大門も右手......れむ許りドスン、ドスンと岩石の雨、忽ち秋山彦の門前は直径一里もあらむと云ふ岩の......山を築いたり、されども少しも怯まぬ味方の勇......方の勇士鬼彦は真先に立ち、さしもに固き岩山を片足揚げてポンと蹴ればガラガラガラ、又......又もや左の足を揚げてポンと蹴つた途端に秋山彦の館は中天にクルクルと舞ひ上る。吾は之......』 鬼虎は又もや四股踏み鳴らし、『某は秋山彦の館に向ひ、様子如何にと眺むれば、四天... | 614 |
615 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第1篇 神軍霊馬 | 第10章 白狐の出現〔600〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ...アハヽヽヽ、吾こそは鬼彦とは詐り誠は大江山に現はれし白狐の鬼武彦、汝悪神の計略を根......開けて高笑ひ、『アハヽヽヽ、吾こそは大江山に現はれて四方の魔神を征服し言向け和す神......こそは月日明神と名を頂きし常夜の国の大江山に現はれたる白狐なるぞ、汝は今より前非を......の神の教に信従するか、違背に及ばば大江の山は木端微塵に踏み砕き、草の片葉に至る迄焼......したり。数多の従卒共は鬼雲彦が後を追ひ、山を越え谷を渉り鬼ケ城......山の方面さして力限りに遁走したりける。 鬼......面さして力限りに遁走したりける。 鬼ケ城山の方面より亀彦を先登に英子姫、悦子姫は宣......、『鬼雲彦の夫はあらざるか、虎彦、亀彦、山姫、河姫は何所ぞ』と身を藻掻き声を限りに... | 615 |
616 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第11章 宝庫の鍵〔601〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...と逃げ散りて 鬼雲彦は雲に乗り 伊吹の山の方面に 逃げ失せたりと取り取りの 高......を照して昇り来る 三五の月の夕間暮 秋山彦の門前に 現はれ出でたる二人の男女 ......成彦の神の宮 早く開けさせ給へかし 秋山彦の神司に 申上ぐべき仔細あり 早く早......り彦の 醜の命の曲神か 門は締めても秋山彦の 神の司の御館 汝等二人の胸の内 ......宮の内、大門開きの日の出神、一時も早く秋山彦の御大将に、日の出神行成彦の神の御入来......出神様より強つての御神勅、何は兎もあれ秋山彦の御主人に此由お伝へ下さいませ』銀公『......つても矢張悪魔には叶はぬと見えます、大江山の鬼雲彦の部下に捕へられ嬲殺しにお遭ひな......、それだから誰にも聞かずにお家の御主人秋山彦様の御遭難もチヤンと分つて居るのです、... | 616 |
617 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第12章 捜索隊〔602〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 20 件/山=20 | ... 由良の港の人子の司秋山彦は、見晴らしよき奥の一間に、数多の家子......党を集め、折柄昇る三五の月を眺めて、大江山の鬼雲彦退治の祝宴を挙げ居たり。紺碧の青......月は清く涼しく、銀鏡を懸けたるが如し。秋山彦『アヽ佳い月だ、月々に月てふ月は多けれ......の来客を待たせ置き、月見の席に現はれ、秋山彦に向ひ、ウラナイ教の宣伝使の来訪を告げ......ウラナイ教の宣伝使の来訪を告げたるに、秋山彦は顔色忽ち変り、『ナニ、ウラナイ教の宣......断りを申せ』 紅葉姫は、二人の宣伝使と秋山彦の板挟となつた心地し、漸く玄関に立現は......る。紅葉姫は驚き慌て、奥殿に入つて、夫秋山彦に、玉鍵の紛失せし事を怖る怖る告げたる......玉鍵の紛失せし事を怖る怖る告げたるに、秋山彦は、『すわこそ大変、二人の宣伝使の所為... | 617 |
618 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第13章 神集の玉〔603〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/山=15 | ... 秋山館の門番なる銀公、加米公両人は由良の港に......を盗まれ当館は空前絶後の大混雑、之から沢山な番犬でもかり集めてかぎ探させる処だ、貴......あげて呶鳴り立てる。此声を聞きつけたる秋山彦は何事ならむと表に飛び出し到り見れば亀......し到り見れば亀彦の宣伝使一行なりけり。秋山彦『ア、之は之は亀彦様、英子姫様、悦子姫......ですな、何か心当りは御座いますまいか』秋山彦『先程ウラナイ教の高姫、青彦と言ふ二人......致しまして、鍵の所在を捜索致しませう』秋山彦『あの鍵は冠島、沓島の宝の鍵で御座いま......鬼武彦殿にお頼み申さねばなるまい』と大江山の方に向つて天津祝詞を奏上し救援を求めた......がお伴致しませう、船を出しなさいませ、秋山彦殿、御心配御無用だ』秋山彦『有難う御座... | 618 |
619 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第14章 鵜呑鷹〔604〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 23 件/山=23 | ...い、後を追つかけようにも真の暗、一先づ秋山彦の館に立帰り、御相談を致しませう』と力......すより外に途は御座らぬ。併し乍ら吾れは秋山彦に会はす顔なし、是れよりお暇申す』と云......云ふより早く、白煙となつて姿を隠しぬ。秋山彦が家の子十数人は当惑の態にて、如何はせ......れば良いぢやないか。俺はモウ是れ限り、秋山彦の館へは帰らない。早く帰つて主人夫婦を......直し、聞直し、宣り直しつつ、由良の湊の秋山彦が館を指して、一行十五六人、スタスタと......座います。奥には貴方の成功を祝する為、海山河野種々の馳走を拵へ、旦那様が御機嫌麗し......』 一同は急いで、奥を指して進み入る。秋山彦夫婦を始め、英子姫、悦子姫は玄関に、亀......子姫、悦子姫は玄関に、亀彦を出で迎へ、秋山彦『是れは是れは多大い御心配をかけました... | 619 |
620 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第15章 谷間の祈〔605〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...きにつくが如く絡繹として数多の老若男女は山奥目蒐けて進み往く。 亀彦はその中の一人......く。 亀彦はその中の一人を捉へ、『斯う沢山に人が北へ北へと行列を組みて往くのは、何......イ何だか知りませぬが、二三日以前から大江山の麓の剣尖......山の谷間に結構な神様が現はれたと云ふことで......す。私も別に願とては無いけれども、余り沢山の人が詣るなり、偉い評判だから、ドンナ者......何でも早う参らねば御神徳が無いと、皆剣尖山の麓へ指して弁当持で参拝するのです。マア......ひませう』と三人は群集に紛れて昼尚ほ暗き山道を、北へ北へと進み行く。 一行は群集に......へと進み行く。 一行は群集に紛れ漸く剣尖山の麓を流るる谷川の畔に着きぬ。此の谷川の... | 620 |
621 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第16章 神定の地〔606〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...神の声、『吾は天照皇大神なるぞ、其昔此御山に現はれ、産釜、産盥と俗に称する天の真名......子を率ゐ、明治三十四年旧六月八日、沓島の山上より大海原に向つて打注ぎ給ひたるも、天... | 621 |
622 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第2篇 深遠微妙 | 第17章 谷の水〔607〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ... 剣尖山の......山麓に 現はれ出でたる青彦は ウラナイ教... | 622 |
623 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第18章 遷宅婆〔608〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...厳至聖の神域なり。又この東北に当つて大江山あり、此処は神界の芥川と称し邪霊の集合湧......碍せむとしつつあり。汝悦子姫、之より大江山の濁流を渡り真名井ケ岳に打向ひ百の曲霊を......を伴ひ谷川に禊を修し宣伝歌を唱へ乍ら大江山の魔窟ケ原を打越え真名井ケ岳に向つて進む......彦に素首を掴まれ、提げられて長い道中を秋山彦の館まで連れ行かれ、苦しいの、苦しうな......な心の綺麗なウラナイ教の宣伝使ぢや、此沢山な雫を掻き別けて寒い寒い......山道をうろつく奴は余程ゆきつまつたしろ物と......しなさらぬか、戸を開けて外を見なさい、沢山の耄碌がやつて来て今此黒姫の舌鋒に刺され... | 623 |
624 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第19章 文珠如来〔609〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/山=17 | ...世に暇乞ひをしても悦子姫の阿婆擦れ女、沢山の荒男を引きつれて、女王気取りで、傲然と......。問ふは当座の恥、知らぬは末代の恥だ、此山の中で結構な神徳を戴いて、又都会へ出たら......端と言つて、世界には道を歩いて居ると、沢山な石が転がつて居る。其幾十万とも知れぬ石......の御摂理、縁あればこそ、斯うしてお前は此山の奥に踏み迷ひ……イヤイヤ神様に引つ張ら......有るのだ。今迄永らく海の底のお住居で、沢山の宝を海の底に蓄へて居られたのぢやが、今......と生やしよつた大の男が見つともない、桶伏山の上へあがつて、イロハからの勉強ぢやと云......、……一体お前は誰だ』音彦『音彦だよ、北山村より此婆アの後に従いて、ドンナ事をしよ......ケ原の黒姫が 伏屋の軒に暇乞ひ 日は西山に傾いて 附近を陰に包めども 四方の景... | 624 |
625 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第20章 思はぬ歓〔610〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...名井ケ嶽に向つて進みませう。前途には大江山の魔神の残党、処々に散在し居れば、何れも......の様な面をして、神様は申すに及ばず、大江山のお化だつて貴様の御面相を見たら、二の足......ひ着きつこがあるものか、マア悠くりと成相山にでも登つて股覗きでもしてやらうかい』 ...... 岩公の案内につれ音彦一行は黄昏前、比治山の手前に辿り着きける。音彦『何うやら今日......さま、お婆アさま、私は比沼の真名井や比治山の神様に参詣する者で御座います、竜灯松か......つて堪らないぢやないか、去年のやうに大江山の鬼雲彦の家来の鬼虎にでも出遇つたら、ド......用あつて御座つた』音彦『ハイ、吾々は比治山の神様に参詣を致すもので御座います、御覧......へ貰へばそれで宜敷い』平助『見れば随分沢山の同勢だが野中の一つ家だと思つて当て込み... | 625 |
626 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 第3篇 真奈為ケ原 | 第21章 御礼参詣〔611〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...と嬉し涙に声も得立てず、僅に、『妾は比治山の奥の岩窟に押し込められて居りました。其......す様に思うて居りましたのに去年の冬、大江山の鬼雲彦の手下の悪者、鬼彦、鬼虎と言ふそ......、然し乍ら無茶苦茶に這入つて貰うと、大江山の鬼除けの陥穽が御座いますから私の後に跟......図々々して居るのだ』平助『ヤアお前は大江山の鬼雲彦の同類ぢやな、鬼彦や鬼虎が這入つ......岩公、勘公、櫟公、俺は一足先へ行つて比治山の麓で待つて居るから、夜が明けたら貴様等......と捨台詞を残し、すたすたと此場を後に比治山の方面指して走り行く。平助『サア三人さま......ソンナラお先へ御免を蒙ります、お弁当は沢山持つて居ますから御心配下さいますな、今道... | 626 |
627 | 霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 | 後付 | 跋 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...とれていつしか知らぬ間に 天台宗派の菩提山 奥の一間に進み入り 弁当茶菓のもてな... | 627 |
628 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...身を任せ、天空高く姿を隠したる所までの、山岳を中心とする神代の物語であります。 三......音彦、加米彦、青彦を始め、魔神の為に三岳山の岩窟に捕はれ居たる紫姫主従三人が救はれ... | 628 |
629 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...巻を逐うて掲載いたします。一、巻末の『暁山雲』は、瑞月聖師が謡曲の形式に作られたも... | 629 |
630 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...ち 東に愛宕の峰高く 南遥に妙見の 山雲表に屹立し 帝釈......山は北方に コバルト色を染め出し 若芽に......に コバルト色を染め出し 若芽に萌ゆる山屏風 中の穴太に牛飼ひし 吾故郷に名も......み 愈腹帯締めなをし 語り出でたる大江山 悪魔退治の其続き 黄金の色の花咲きて......爺サン婆サンや娘子を 背中に負うて比治山の 峠の上に登り行く 寒さは寒し忽ちに......嫁に貰はうと 半約して帰り行く 三岳の山を乗り越えて 三五教の宣伝使 曲津の巣... | 630 |
631 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第1章 黄金の衣〔612〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ... 見渡す限り野も山も 平一面の銀世界 人の心を冷やかに ......は岩公ぢやないか、奴跛の癖しやがつて、巫山戯た態をさらすと、鬼彦が承知をせぬぞ』 ......してやりたいが、此方も着の身着の儘ぢや。山椒の木に飯粒ぢや、仕方が無い。マア行く所......人居るのかい、随分険呑なものだなア。大江山の鬼雲彦の乾分、鬼虎、鬼彦がやつて来て、......合せ、一生懸命に祝詞を奏上して居た。後の山より狐の鳴き声二声、三声、『コンコン、カ... | 631 |
632 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第2章 魔の窟〔613〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...歩けた態ぢやない哩。これと云ふも全く大江山の鬼雲彦に加担し、所在悪を尽して来た天罰......居るからなア』と云ひつつ大股に雪路を跨げ山深く進みゆく。正月二十八日の太陽は晃々と......待つた待つた』お楢『ヤア誰かと思へば大江山の鬼雲彦の乾児であつた鬼虎だな、エヽ汚ら......ヽヽヽ』と尻を引き捲くり、トントントンと山奥さして姿を隠したりける。 五人の男は肝......た痕跡がない、一年位の食料として勝栗が沢山入れてあれば滅多に飢死して居る筈も無から... | 632 |
633 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第3章 生死不明〔614〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 真名井ケ岳の山奥の、暗き岩窟に閉ぢ籠められし、丹波村の......の雪の空 春とは言へど未だ寒く 四方の山々雪積みて 野分烈しき夕暗に 吾家を尋......やみやみ魔神に捕へられ 名も恐ろしき大江山 鬼雲彦の面前に 荒々しくも引き出され......目も廻ふ許りゆらゆらと 揺られて来る比治山の 北に聳ゆる真名井岳 雪積む......山の谷の底 岩を開いて押しこまれ 黒白も......鬼彦の顔、お節は見るより、『ヤア汝は大江山の鬼雲彦が家来鬼彦ではないか、年老り夫婦... | 633 |
634 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第4章 羽化登仙〔615〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...を救ひ出し、鬼彦一行五人は裸のまま、比治山颪に吹かれ、震ひ震ひ平助親子を先に立て、......かれ、震ひ震ひ平助親子を先に立て、雪解の山坂を登り行く。岩公『アヽ平助さま、お楢さ......アヽ平助さま、お楢さま、年寄りの身で、此山坂をお上りになるのは、大抵の事ぢや有りま......い、寒い寒い、体も何も氷結しさうだ。比治山峠に於て、首尾能く凍死するのかなア……オ......を、ニユウと前の方へ突出しよつて、前高の山路、歩けたものぢやないワ。エー、大分に体......ぬものぢやなア、俺の様な善人は、斯うして山の上で寒い風に曝され、娘は痩衰へ、親子三......う此処まで出て来る事は来たが、五人の大江山の眷属共は又、どうしたものぢや。アンナ立... | 634 |
635 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第5章 誘惑婆〔616〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ... 平助は、お楢、お節と共に崎嶇たる山路を心細げにとぼとぼと進み行く。春日に照......。春日に照らされて日向辺の坂道は雪解け、山の肌を現はして居る。斯かる処へ蓑笠着た一......れど、人の信仰を落ささうと思うて、コンナ山の中へ出しや張つて、よい物好きもあればあ......お爺イさまお婆アさまは無宗教者、妾は大江山のバラモン教の大将に誘拐され、巌窟の中に... | 635 |
636 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第1篇 雪山幽谷 | 第6章 瑞の宝座〔617〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/山=25 | ... 樹木鬱蒼として生茂れる四方山に包まれたる清浄の境域に、水晶の如き水は......に治まりて 天下泰平国土成就 五穀成熟山青く 水清く実に豊国姫の 神の命の知ら......花の 咲耶の姫の御神姿 青雲高き富士の山 轟き鳴戸瀬戸の海 深き恵みの神の露 ......そ楽しけれ 春とは言へど尚寒き 四方の山々樹々の雪 纒ひて謳ふ君が御代 君と臣......は立ち上り、『高天原を追はれて 地教の山に伊邪那美の 尊に会はせ給ひつつ 名も......も高国別と現はれし 活津彦根と諸共に 山河渡り野路を越え 高......山四方に廻らせる 西蔵国を言向けて フサ......言向けて フサの国をば横断し ウブスナ山の頂に 斎苑の宮居を建て給ひ 熊野樟日... | 636 |
637 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第7章 枯尾花〔618〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 54 件/山=54 | ... 味方の人数も大江山 魔窟ケ原に穿ちたる 岩窟の中に黒姫は......ナイの 道を伝ふる空元気 天狗の鼻の高山彦を 三世の夫と定めてゆ 流石女の恥か......たる片相手 星を頂月を踏み 日にち毎日山坂を 駆け廻りつつ通ひ来る 男の数は限......いは世間 色は真黒黒姫の 心に叶うた高山彦の タカか鳶か知らね共 烏の婿と選ま...... 烏の婿と選まれて 怪しき名に負ふ大江山 魔窟ケ原の穴覗き 奥へ奥へと進み入る......なのだから、轟々と音が聞えたら、それが高山彦さまの一行だ。空に気をつけ足許にも気を......の婿さまを、斯う日の暮になつてから、細い山路を迎ひに行くのも、ヤツパリ五苦労さまぢ......』常彦『行かでも良いとは、ソラ何だい、高山彦さまが見えたのかい』夏彦『きまつた事だ... | 637 |
638 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第8章 蚯蚓の囁〔619〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ... 黒姫、高山彦の発議により、愈真名井ケ原の瑞の宝座を......解けたやうに、相好を崩しよつて、「モシ高山彦の吾夫様」ナンテ、団栗眼を細うしよつて......滅しよつて、箸の倒けた事まで、ナアもし高山さま、これもしこちの人、何うしませう、斯......は黒姫の耳に入るものか、耳へ入るものは高山彦の声許りだ、俺達の声が耳に入る程注意を......もちつとは胸に手を当てて考へるだらう、高山彦だつて愛想をつかして黒姫を捨てて去ぬか......はれ来り、虎、富『ヤア四天王の大将方、高山彦、黒姫様の御命令で御座る、一時も早く真......過ぎて居るぢやないか、如何に気に入つた高山彦の連れて来た家来ぢやと云つて、古参者の......、次の間に隠れて聞いて居りました。随分高山さまや黒姫の事を褒めて下さつたな』 四人... | 638 |
639 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第9章 大逆転〔620〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...し、『アーア、えらい事ぢやつた、天は青く山も野も緑の色を帯び、種々の美しい花は処狭......杖を力に一生懸命に駆出すと、遠い遠い後の山より幽に聞ゆるお楢の声、続いて可愛らしい......生懸命に真名井ケ原に跣参詣を初め彼の比治山峠を登りつめると例の黒姫が白壁の様に皺苦......しても素盞嗚尊の悪神の教を迷信して真名井山へ詣るのだな』お楢『ハイハイ左様で御座い......、お前は余つ程幸福者ぢや、もう之で真名井山を思ひ切つたぢやらうな』お楢『ヘイヘイ、......たぢやらうな』お楢『ヘイヘイ、誰が真名井山なぞへ参りますものか』と先に立つて行く。... | 639 |
640 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第10章 四百種病〔621〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...楢『どうぞ気をつけてお這入り下さい、大江山の鬼落しが掘つて御座いますから、ウカウカ......たいな病ぢや。病気には四百種病というて沢山な病がある。其中でも百種の病は放つて置い......狗の鼻の高姫であるぞよ。今はフサの国の北山村のウラナイ教の太元の、神の誠の柱である......めに苦労した 高姫、黒姫、魔我彦や 高山彦や蠑螈別 いづの身魂と現はれて 竜宮......まの御守護で 此世の宝を掘り上げて 北山村にウラナイの 神の教の射場を建て 世......生命を助けて上げたいと思へばこそ、コンナ山路を雪踏み分けて遥々と来たのぢやないか。......、清さま、サアサアお出で』と雲を霞と比治山の彼方を指してバラバラと走せ帰り行く。あ... | 640 |
641 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第2篇 千態万様 | 第11章 顕幽交通〔622〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ...、『オーお節か、能う出て来やがつた。比治山峠で赤裸になつた俺達を附け込み、四足扱を......彦が偉いなら其大将の妾は尚の事、神徳が沢山有る筈ぢや。サアサアま一遍拝みてあげよう......ふ事を本当に信じ、本当に実行する者は、高山彦さまタツタ一人、又高......山彦さまの命令に服従する者は、黒姫さまタツ......今迄の黒姫とは違ひますぞゑ。勿体なくも高山彦の命の奥方、女と思ひ侮つての雑言無礼、......間もフサの国から、ゲホウの様な頭をした高山彦と云ふ男が出て来て、黒姫の婿になり、天......に取り残され、ブツブツつぶやき乍ら、比治山の方を指してスゴスゴと帰り行く。お楢『ヤ......を見せて頂きました。ナア夏彦、此の間は高山彦と黒姫のお安うない所を拝観さして貰ひ、... | 641 |
642 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第12章 花と花〔623〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 21 件/山=21 | ...て 自転倒島に逃げ来り 醜の曲津の大江山 ......山寨を構へて神国を 蹂躙せむと千万に 心......彦に 逐ひ退はれて中空を 翔つて伊吹の山の辺に 雲を霞と逃げ散れど 鬼雲彦が力......醜の霊に操られ 荒鷹鬼鷹諸共に 大江の山の峰つづき 鬼ケ城にと第二の砦を構へ ......国武彦の大神の 神政成就の経綸地 桶伏山の蓮華台 続いて四尾の神......山を 力限りに占領せむと 心を砕くぞ果無......彦、加米彦を伴ひ真名井ケ原を後にして三嶽山に差かかる。時しもあれや谷川に、血に塗れ......めて呆れ顔、音彦『モシモシ悦子姫様、此深山幽谷に見らるる如き妙齢の美人唯一人、血に... | 642 |
643 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第13章 紫姫〔624〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ...股にフン張り行く。加米彦『ヤア小鬼共が沢山寝て居よるワ。オイオイ、小鬼の奴、起きぬ......や、国の生れだよ』加米彦『国と云つても沢山あるぢやないか、何処の国だ』丹州『エー、......、そうして丹波の何処だ』丹州『丹波の三嶽山ぢや』加米彦『三嶽......山は定つて居る、何と云ふ村の何と云ふ者から......から何処か抜け道を教へて貰つて、崎嶇たる山道を跋渉し鬼ケ城へ向つたら何うでせう、三......ります、一方は鬼ケ城へ行く道、一方は大江山へ行く道、一方は谷へ水を汲みに行く抜け穴......と押す途端にガラリと開いた。見れば三嶽の山頂、四方八方見晴らしのよき場所なりける。......ホヽヽヽ』と袖で顔を隠し俯向く。 一同は山上の風景佳き処に腰打ち下ろし四方を眺め雑... | 643 |
644 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第14章 空谷の足音〔625〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/山=15 | ... 頃しも二月十五日 東の空を輝かし 山の端出づる月影に 三五教の宣伝使 色青......彦の神司は 夏彦常彦ともなひて 鬼ケ城山に立て籠る 八岐大蛇の分霊 鬼熊別の一......比沼の真名井を後にして 谷間の雪をみたけ山 川を飛び越え......山の尾わたり 立出でたまふ悦子姫 音彦、......人が あとを尋ねて走り来る 見渡す限り山と......山 日は黄昏に近づきて 塒たづぬる群烏 ......此処は何処でせうな』青彦『此処は矢張三嶽山の谷底ぢや。オイ常彦、お前はどうぢや』常......したね』常彦『三五教に入信つてから、三嶽山の吹き放しを歩いて居つた時、大変な大風、... | 644 |
645 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第15章 敵味方〔626〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ... 二月十五日の月光を浴びて、三嶽山の頂上の平地に、一蓮托生、蓑を敷き、肱を......フツと立ち、二人は手をつなぎ、ブラブラと山の頂きを逍遥して居る。『アヽ何と、佳い景......を逍遥して居る。『アヽ何と、佳い景色だ。山の上で風は良い加減に冷たいが、木の葉に露......ナイ教には居りさうもないので、若しや大江山の鬼雲彦が為に捕はれの身となつて居るので......致せ』鹿公『きまつた事だよ、此方には大江山の鬼雲彦を始めとし、其他数万の天下の豪傑......、雲霞の如く吾々両人を救援に向ひ、三嶽の山の岩窟を滅茶苦茶に叩き潰し、五六人の留守......毛筋程でも悪だと思つたら、コンナ夜夜中に山坂を駆巡り、辛い働きはせないよ。何でも、......苦しめ虐ぐる 身魂を直せ今直せ 三嶽の山の頂きで 吾に逢うたは神々の 篤き恵の... | 645 |
646 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第16章 城攻〔627〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ... 冷たき風も福知山、世を艮の大空に聳り立ちたる鬼ケ城、千引......鬼熊別は一同に向ひ、『三五教の奴原、大江山に在す鬼雲彦の御大将の館を蹂躙し、尚ほ進......御尤もでは御座いますが、御存じの通り大江山の鬼雲彦は数多の味方を擁しながら、僅四人......一言風雨雷霆を叱咤する神力を図らずも三嶽山の......山上に於て白髪異様の神人より伝授されました......は双手を打ち一斉にウローウローと鬨の声、山岳も崩るる許りの光景なり。 宣伝歌の声に......き左右左に打ちふりながら、『誠の風の福知山 人の心の鬼ケ城 鬼も大蛇も言向けて ......立ち出で給ひ馬と鹿 二人の伴を従へて 山越え谷越え川を越え 大野ケ原や里を越え... | 646 |
647 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 第3篇 鬼ケ城山 | 第17章 有終の美〔628〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/山=15 | ...く 歎き悲しむ人の声 鬼の棲むてふ大江山 憂を三嶽の岩窟に 鬼熊別の片腕と 誇......合の衆を駆り集め 世を驚かす空威張り 山砦は立派に見ゆれども その内実は反比例......も屋根の皮 剥けて忽ち雨が漏る コンナ山砦を偉相に 難攻不落の鉄城と 誇る奴等......の神頼み もう斯うなつては百年目 早く山砦を明け渡せ 此常彦が気をつける アヽ...... 馬と鹿との両人は 馬鹿にしられて三嶽山 岩窟の中に放りこまれ 泣いて怒つて暮......道を宣べ伝ふ 神の御子たる青彦が 之の山砦の司神 鬼熊別や蜈蚣姫 二人の君に物......の 綾と錦の神機を 天津御風に飜し 山の尾の上や河の瀬に 荒ぶる百の神等を ......奉り皇神の 御稜威を四方に輝かし 醜の山砦に進撃し 太き功績を永久に 立てて心... | 647 |
648 | 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 | 後付 | 暁山雲(謡曲) | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 0 件/山=0 | 648 | |
649 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 前付 | 序 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...梅は散りて漸く赤坊の青い頭を名残に留め、山桜薫るも七日又匂ふ、七日の空の遅桜、首尾......た姿も亦一見の価値無きにしもあらず、万寿山の新緑時々刻々に芽を吹き出す惟神的天地の......引き抜かれ、魔窟ケ原の地下室を放棄し、北山村の高姫が本城に悄然として帰り行く迄の錯... | 649 |
650 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...来た。一、本巻は、大本と最も神縁深き弥仙山の因縁に就て詳しく説かれたものである。 ... | 650 |
651 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第1章 春野の旅〔629〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 47 件/山=47 | ...中天に 照らず曇らずボンヤリと かかる山家の夕まぐれ 川の流れは淙々と 轟き渡......る宣伝使 神の教をどこまでも 伝へにや山家の肥後の橋 月の光を力とし 神の恵を......彦や やがては来る夏彦の 九十九曲りの山路を 曲つた腰のトボトボと 這はぬばか......す。好い所でお目にかかりました。妾は剣尖山の麓に於てお別れ申しましてより、真奈井ケ......の岩窟を言向和し、鬼熊別の割拠する鬼ケ城山の岩窟を、四五の同志と共に言霊を以て包囲......致し、それから生野、長田野を越え、神知地山の魔神を征服し、高城......山に立向ひ、再び道を転じ、和知の流れに沿う......方に別れてより、神様の命に依り、弥仙の深山に、或使命を帯びて登山し、今又父大神の神... | 651 |
652 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第2章 厳の花〔630〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ... 山と......山との迫りたる 春野の花に右左 白や紫黄......春を舞ひ遊ぶ 紫雲英の花の咲き満ちた 山の麓の田圃道 景色も殊に悦子姫 谷の水......して、一人の息子に嫁を貰ひ、比沼の真名井山へ参拝をさせました其途中に、大江......山の鬼雲彦とやら云ふ悪人の手下共に掻攫はれ......らぬ業病に罹つて苦みて居ります。かう云ふ山奥の一つ家、娘は元来臆病者で、十八才の今......うで碌な事ぢや無いと思うて居つた、コンナ山奥へ出て来てお産の湯まで沸かさして頂くと......う存じます』悦子姫『サアサア私は之からお山へ参拝を致して参ります。又帰りがけに悠く... | 652 |
653 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第1篇 弥仙の神山 | 第3章 神命〔631〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 10 件/山=10 | ...をテクテクと、梯子登りに登り行く。日は西山に傾きて、昼さへ暗き深......山を、黒く色彩る群烏、塒尋ねて右左、ガアガ......処か適当な場所で夜を明かしませうか、最早山も半分ばかり登つたやうですが、どうせ今日......彦さま、夏彦さま、さう喧しう仰有ると此お山にはだいじやが沢......山居ますから、些とおとなしうなされませや』......子姫様の安眠の妨害になるぞ、貴様コンナ深山に来たら是位の事はありがちだよ、キヤアキ......サア音彦さま、目を開けて手水でも使つて登山しませうか、もうこれだけぐつすり寝たら昼......祷しつつありき。加米彦『遠く瞳を放てば千山万嶽重畳として際限無く、各自にその容姿を... | 653 |
654 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第2篇 再探再険 | 第4章 四尾山〔632〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 26 件/山=26 | ...沼矛の一雫 自転倒島の真秀良場や 青垣山を繞らせる 下津岩根の貴の苑 此世を治......せる 下津岩根の貴の苑 此世を治むる丸山の 神の稜威は世継王......山 力隠して桶伏の 丸き姿の神の丘 黄金......り 国かけります神力を 潜めて茲に弥仙山 木の花姫の生御魂 埴安彦や埴安姫の ......がる叢雲を 神の伊吹に吹払ひ 清めにや山家の肥後の橋 神子坂橋の手前まで スタ......来すまで 心の帯を堅く締め 尽くさにや山家の道の辺に 深き思ひを残しつつ 東と......残しつつ 東と西へ別れ路の 積る願ひの山坂を さらばさらばの声共に 別れ行くこ......辿る心地して いと勇ましくかけて行く 山の老樹は大空を 封じて月日を隠しつつ ... | 654 |
655 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第2篇 再探再険 | 第5章 赤鳥居〔633〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 19 件/山=19 | ... 青赤白黄をこき交ぜて 緑滴る足曳の 山と......山とに包まれし 由良の流れに沿ひ乍ら 彼......』紫姫『妾もさう思つて居ました、弥仙のお山は紫のお容姿を現はし給ひ、連峰を圧して高......で御座いますね』若彦『左様です、春の弥仙山は又格別ですな、彼方に見ゆる四尾の神......山、コンモリした木の繁茂、桶伏......山もちらりと見えて居ます、実に遠方から見た......らりと見えて居ます、実に遠方から見た四尾山は一層の崇高味を増すやうですな、昨夜あの......は一層の崇高味を増すやうですな、昨夜あの山麓の悦子姫様のお館を訪ねた時は、その様に... | 655 |
656 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第2篇 再探再険 | 第6章 真か偽か〔634〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/山=14 | ... 紫姫は紫の 姿を装ふ弥仙山 四尾の......山や桶伏の 珍の聖地を伏し拝み 西坂峠を......彦や 心の馬公鹿公を 伴ひ進む春の道 山追々と迫り来る 心も細き谷道を 伝ひ伝......伝ひて河守の 里を左手に打ち眺め 船岡山を右に見て 日もやうやうに酉の刻 暗の......光を力とし 四辺に注意を為し乍ら 剣尖山の麓なる 珍の聖地に立向ふ。 三男二女の......聖地に立向ふ。 三男二女の一隊は、月もる山道を漸くにして皇大神を斎き祀れる大宮の前......たものだが、御主人の娘さまと比沼の真名井山へ参拝しようと思うて行く途中で、大江......山の鬼の乾児に欺され、岩窟の中に放り込まれ... | 656 |
657 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第7章 神か魔か〔635〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/山=15 | ... 四方の山々紅葉して 錦織なす佐保姫が 衣を飾る......なす佐保姫が 衣を飾る秋の空 日脚短き山坂を 下つて来るウラナイの 道の教のヘ......。甲『此頃の比沼真名井の参詣者は、随分沢山にあるではないか。三五教の宣伝使が到頭あ......だから、誰だつて吾々の様な喰ひ潰しを、沢山養うて置くのは詰らぬから、自然に黒姫さま......とは、神ならぬ身の知る由もなく、空の星や山の形、木の枝などを目標に、覚束なげに歩み......るものか。俺を誰だと思つて居やがる。大江山の鬼雲彦の一の乾児、鬼虎だぞ。モウ斯うな......る以上は何と云つたつて、叩き延ばし、大江山の本城へ連れ帰り、手足をもぎ取り、酒の肴......アヤア吾こそはウラナイ教の宣伝使だ。大江山の鬼雲彦が家来の奴輩、仮令何百人一度に攻... | 657 |
658 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第8章 蛙の口〔636〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/山=22 | ... 黄金の峰と聞えたる 弥仙の山の麓辺に 此世を忍ぶ豊彦が 娘お玉の訝......と仰ぎ夫婦連れ 草蛙脚絆の扮装に 若草山を乗り越えて 空も真倉の谷径を 進み進......互に岩淵や 広野を過ぎて五箇の庄 比治山峠の峰続き 比沼の真名井の神霊地 瑞の......うた五人連れ 手柄話の花咲かし 土産沢山黒姫が 隠家指して帰り行く。 浅、幾の両......を剥つて一行十人と共に滑り入る。浅公『高山彦様、黒姫様、只今帰りました』黒姫『ヤア......てから其処らをブラブラ歩いて居ると、大江山の鬼の眷族と間違へられるから、日が暮れた......の教、吾身は如何なつても構はぬ、仮令大江山の鬼の餌食にならうとも神に仕ふる吾々、此......四五人の男、打つ蹴る殴るの乱暴狼藉、大江山の砦に連れ帰りバラモン教の神の贄にせむと... | 658 |
659 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第9章 朝の一驚〔637〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ...南の天に、太陽は霞みて低うかかり居る。高山彦は漸く起き上り、不便の地に似あはぬ贅沢......心をかへて何うするのだい。大方お民を高城山へ遣はすのが、夫婦共お気に入らぬのだらう......から間に合ひませず、偶に人を助けた位で沢山の御馳走を戴き、まだ其上に何彼の恩命を下......ないと思つて居ました。それはそれは随分沢山な鬼の手下共』と針小棒大にべらべらと喋り......空とぼけて、『アヽあれですかい、夜前は沢山なお酒を頂いて気が緩みたものですから、其......頂いて気が緩みたものですから、其処へ大江山の悪魔の霊が襲うて来よつて、吾々八人の功......つたのだ、アヽ何だか気分が悪い、どうぞ高山彦さま、黒姫さま、一遍悪魔の入らぬやう、......分体を清めて来るのだよ』梅公『オイ、大江山の鬼の住宅七軒の奴、サア洗濯だ。又もや鬼... | 659 |
660 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第3篇 反間苦肉 | 第10章 赤面黒面〔638〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 21 件/山=21 | ...一行は再び地底の館に帰り来たり、梅公『高山彦様、黒姫様、お蔭で大江......山の悪霊も、スツカリ退散致しました。そこら......ると云ふ、松に因縁のある松姫さまは、高城山であの通り羽振りを利かし、なぜ此梅公は、......呉れよ黒姫も これから百日百夜は 剣尖山の谷川の 産のお水で身を清め 一心不乱......姫は、百日百夜、宮川の滝に水行をなし、高山彦の懇望もだし難く、一旦数多の信徒を宣伝......教の勢力侮り難きを黒姫より聞き、黒姫を北山村の本......山に残し置き、自らは二三の弟子と共に、自転......る。又もやそれより由良の湊の人子の司、秋山彦が館に於て、冠島、沓島の宝庫の鍵を盗り... | 660 |
661 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第11章 相見互〔639〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/山=20 | ...み降らずみ空低う 四辺は暗く黄昏れて 山時鳥遠近に 本巣かけたか、かけたかと ......神の大道に 救はむものと常彦が 鬼ケ城山後にして 足もゆらゆら由良の川 蛇が鼻......蛇が鼻、長谷の郷を越え 生野を過ぎての檜山 須知、蒲生野を乗り越えて 駒に鞭打つ......ト来る雨の空 遠く彼方を見渡せば 天神山や小向......山 花の園部も目の下に 横田、木崎と開展......部も目の下に 横田、木崎と開展し 高城山は雲表に 姿現はす夜明け頃 眼下の野辺......やのと、偉相に言つて居るウラナイ教の高城山の松姫も、今迄とは態度一変し、飯の上の蠅......命逃げて来ました。それから私等二人は高城山へ参り、松姫の前に尻を捲つて、ウラナイ教... | 661 |
662 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第12章 大当違〔640〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 18 件/山=18 | ... 月傾いて山を慕ひ 人老て妄りに道を説くとかや 弥......ひ 人老て妄りに道を説くとかや 弥仙の山の麓なる 賤が伏家の豊彦は 三五教の宣......伝はりて 於与岐の郷の爺さまは 弥仙の山と諸共に 其名も高くなりにける 老若男......。私は富彦、寅若、菊若と申す者、此度弥仙山のお宮に参拝を致し、神勅に依りて承はれば......宮に参拝を致し、神勅に依りて承はれば、此山麓の一つ家に豊彦と云ふ方現はれ、誠の教を......ひ帰れ、娘のお玉及び今度生れた玉照姫を本山に迎ひ帰れ……との、有り有りとの御神示、......御神示、神様のお言葉は疑はれずと、弥仙の山麓を彼方此方と探す内、道行く人に承はれば......なア、下水に咲いた杜若と云はうか、谷底の山桜、これはどつか良い所へ植替へたならば、... | 662 |
663 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第4篇 舎身活躍 | 第13章 救の神〔641〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ... 寅若、富彦、菊若の三人は金峰山の頂上、弥仙神社の前に一心不乱に願望成就......らし、遂に夜を明かした。寅若『アヽ大分沢山に神言を奏上し、最早声の倉庫は窮乏を告げ......は軈てお玉が朝参詣して登つて来る時刻と裏山より、ずり下り、そつと廻つて中腹の灌木の......見やがつて……此処までやつて来て「アヽお山はきついから……神様は何処からも同じこと......やらう』菊若『めゝゝゝ滅相な、もう之で沢山で御座います』男『ウン』と一声、霊縛を施......かねども天の下の事悉く知る神なりと云ふ案山子彦又の御名は曽富斗の神が御三体現はれま......、アハヽヽヽ』お玉『ほんに、マア見事な案山子彦の神さまですこと』丹州『何でも世界の......る、一時も早く立帰り此由を高姫、黒姫、高山彦の御前に包まず隠さず注進致して、御褒美... | 663 |
664 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第14章 蛸の揚壺〔642〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/山=25 | ...許し人も許した、素人離れのした黒姫が、高山彦と睦じさうに晩酌をグビリグビリとやつて......晩酌をグビリグビリとやつて居る。『コレ高山さま、時節は待たねばならぬものだなア。お......を恐れて気兼ねをして、貴方をフサの国の本山に、私はこの自転倒島へ渡つて、神様の為に......構な機運に向つて来たものだ。これからは高山さま、もう一寸も遠慮はいらないから、私ば......姫の夫として、権利を振うて下さいねエ』高山彦『アヽさうだなア、待てば海路の風が吹く......いか。何だか気にかかつて仕方が無いワ』高山彦『そう心配するものでも無い。何事も時節......身を清め、途々宣伝歌を唱へながら、弥仙の山麓までやつて行つた。時しもあれ、噂に高き......風に恐れてか、一生懸命に嬰児を背に、弥仙山に向つて雲を起し、雨を呼び、為に地は震ひ... | 664 |
665 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第15章 遠来の客〔643〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/山=22 | ...港に着陸し、二人の伴を引き連れて、大江の山の程近き、魔窟ケ原に黒姫が、教の射場を立......姫『黒姫さまは在宅ですかな』梅公『ハイ高山さまも、御両人とも朝から晩迄それはそれは......』高姫『黒姫さま、久し振りでしたねえ、高山彦さまも御機嫌宜敷いさうでお目出度う御座......に黒姫さま、貴女は日々この自転倒島の大江山の近くに、紫の雲が立ち昇り、神聖なる偉人......て三五教に這入り、帰りには青彦のやうに沢山の従者を連れて帰るかも知れませぬ』高姫『......姫『それは何より結構です』と話す折しも高山彦は、羽織袴の扮装、此場に現はれて、『ヤ......どうぞ悠くりして下さいませ』高姫『ヤア高山彦さま、貴方は幾歳でしたいなア、大変にお......を送るやうになりましたワ。オホヽヽヽ』高山彦『高姫さま、何うぞ冷やかさずに置いて下... | 665 |
666 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第16章 返り討〔644〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...めのめと何しに帰つて来たのだ、貴様は高城山へ行つて松姫に叩き出され、乞食となつて迷......、馬、鹿の一行五人は、『然らば高姫様、高山彦様、黒姫様、その他の御一同様、何とぞ待... | 666 |
667 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 第5篇 五月五日祝 | 第17章 玉照姫〔645〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...勉強みて 主の留守を守り居る 世継王の山の夕嵐 雨戸を敲く折からに 息もせきせ......で繁茂して居ます。室内はザツクバラン、沢山に紙片が散乱して、まるで花見の庭の様です......たる 世を照さむと英子姫 神の仕組を奥山の 心に深く包みつつ 隠して容易に弥仙......の 心に深く包みつつ 隠して容易に弥仙山 万代祝ふ亀彦を 伴ひ聖地を後にして ......取り懸けて 後白雲と帰り行く 心も春の山家道 折こそよけれ悦子姫 音彦、加米彦...... 三人の男と諸共に 辿りて、やうやう弥仙山 麓に建てる豊彦が 賤の伏家に立寄りて......姫を取りあげて イソイソ帰る世継王の 山の麓に霊場を 卜して庵を結びつつ 二人......二人を伴ひて 西北指して進み行く 船岡山の山麓に かかる折しも夕闇を 透して聞... | 667 |
668 | 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...進退すれば過つことなし〈第5章(三)〉お山に楓は照れど道なくば 鹿より外に知... | 668 |
669 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 前付 | 序 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ... 本宮の神山新装をこらして、希望に充てる面貌を、小雲......英の花莚を敷詰めた何鹿の原野は、箱庭式青山の間に点綴し、四尾の......山秀雲を圧して聳え、弥仙の霊峰木花姫の優し......霊界物語を監督し給ふ心地すなり。松村、外山、加藤、藤津の祐筆に囲繞されつつ、寝物語... | 669 |
670 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...すものといえます。一、本巻の第一章『高熊山』は謡曲の形式に作られたものです。 ... | 670 |
671 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 前付 | 総説 三十三魂 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...内外の山に塞がる醜雲を 豊な空二晴らすこの物語 ......醜雲を 豊な空二晴らすこの物語 (○外山豊二)皇神の教の花も桜井の 瑞を重ねて雄... | 671 |
672 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第1篇 神慮洪遠 | 第1章 高熊山(謡曲調)〔646〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 11 件/山=11 | ...戸を叩き訪ふ者あり。神使『吾こそは、天教山に現はれ給ふ木の花姫の御使、弥勒の御代を......開け、悠々として入り来り、神使『吾は天教山の皇大神の御使なり。抑も木花咲耶姫命、蓮......大神の御使なり。抑も木花咲耶姫命、蓮華の山に立たせ給ひて、西の空高く望ませ給へば、......、天の八重雲押開き、心の空も丹波の、青垣山を繞らせる、穴太の郷に出立ちて、我神言を......帰れとの御神勅なり。早々吾に続かせ、天教山に参上り給へ』 男子は益々訝かりつ、松岡......の落し書、賤が伏家に遺し置き、松樹茂れる山の口、洋服姿の松岡神使、俄に白髪異様の神......ソイソと、進むで此処に如月の、九日の月西山に傾きて、再び閉ざす闇の幕、千丈の岩窟の......処は名におふ、高天原の移写と聞えたる高熊山の岩窟にて候、天地百の神たちの、時有つて... | 672 |
673 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第1篇 神慮洪遠 | 第2章 鶍の嘴〔647〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/山=25 | ... 足踏む隙も夏草の、生茂りたる魔窟ケ原、山時鳥悲しげに、血を吐く思ひの岩窟の中、高......しげに、血を吐く思ひの岩窟の中、高姫、高山彦、黒姫の三人は、奥の一室に鼎坐して、紫......たやうな笑ひをする。奥の一室には高姫、高山彦、黒姫三人、鳩首謀議の真最中なりける。......返りを打つと云ふ事はありますまい、ナア高山彦さま』高......山彦『サア、何とも保証の限りではないなア』......黒姫、目に角を立て、『エヽ何と仰有る、高山彦さま、余り紫姫や、青彦を見損つてはいけ......てはいけませぬよ。お前さまの身魂は昔鬼城山にあつて木常姫さまに悪い事を教へ、今度は......つて木常姫さまに悪い事を教へ、今度は南高山の宝取りには道彦の為に大失敗を演じ、今又... | 673 |
674 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第1篇 神慮洪遠 | 第3章 千騎一騎〔648〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 26 件/山=26 | ... 高山彦は魔窟ケ原の岩窟を後にし、一生懸命に聖......、波堆く渡川は絶対に不可能となりぬ。 高山彦は川の岸を下りつ、上りつ、地団太踏みて......踏みて口惜しがり、現在目の前に聖地世継王山を眺め、玉照姫の御座所は彼方かと憧憬の念......ーお前は黒姫か、何しに出て来たのだ』『高山さま、ソラ何を言はつしやる。此儘にして置......すまい。あれ彼の向ふに見ゆるは世継王の神山、三五教の隠れ場所、玉照姫様は彼の森のし......り飛び込み、漸く対岸に渡り付きたり。 高山彦は此の気色に恐れ戦き、ガタガタ慄ひの最......起り一団となりて、川の上空を此方に渡り高山彦の身体を包むよと見る間に、高......山彦は川の対岸にバタリと落ち来たりぬ。蛇体... | 674 |
675 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第1篇 神慮洪遠 | 第4章 善か悪か〔649〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ... 瑞穂の国の真秀良場や 青垣山を繞らせる 下津岩根と聞えたる 要害堅......大三災の風水火 夢にも知らぬ世継王の 山の麓に現れませる 玉照姫の御稜威 光は......、滝、板を伴ひ、我使命を明かさず、世継王山麓の住家を後にして、何処ともなく神業の為......つて居るのだ。何、心配する事はないさ、大山鳴動して鼠一匹位なものだ。アハヽヽヽ』亀... | 675 |
676 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第2篇 意外の意外 | 第5章 零敗の苦〔650〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 23 件/山=23 | ...別けて降り来る一隻の飛行船は、フサの国北山村のウラナイ教が本......山の広庭に無事着陸したり。魔我彦、蠑螈別の......と帰つて来たのだから、御神前にお神酒を沢山に献上し、種々の御馳走をお供へ申し、ゆつ......ひろげて鶴亀の 二人の勇士を伴ひつ 高山短......山下に見て 大海原を打渡り 自転倒島にゆ......立入りて 委細の様子を尋ぬれば 弥仙の山の裾野原 賤が伏家に世を忍ぶ 豊彦夫婦......一任し 玉照姫をウラナイの 教の道の本山に 迎へむものと気を配り 心を尽す妙案......司は青筋を 立ててカツカと怒り出す 高山彦や黒姫は ソロソロ喧嘩を始め出す 此... | 676 |
677 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第2篇 意外の意外 | 第6章 和合と謝罪〔651〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 39 件/山=39 | ...知るとかや。神の教も不相応ぬフサの国、北山村の本......山ウラナイ教の頭株、心も驕る高姫が、執着心......株、心も驕る高姫が、執着心の胸の闇、鼻高山彦や黒姫は、奥の一間に差し籠もり、ウラナ......熱心に活動して居つた蠑螈別は煙の如く此本山から消えて了ひ、数多の部下や信徒は四方に......が、さうだと云つて此儘放任して置けば此本山は、孤城落日、土崩瓦解の憂目に会ねばなり......さまも御同様ぢやありませぬか。貴女は、高山彦さまが、あちらにお出でになつてから、日......。そう人を見損なつて貰つては困ります。高山さまがお出でになつて以来といふものは、層......気に障るか知れませぬが、蠑螈別さまが此本山から姿を隠されてより、層一層気抜けがなさ... | 677 |
678 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第2篇 意外の意外 | 第7章 牛飲馬食〔652〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ...それが失敗の原因となつて、意地癖の悪い高山彦夫婦が、吾々に城を明け渡してフサの国の......夫婦が、吾々に城を明け渡してフサの国の本山へ帰つて行つた。お蔭で目の上の瘤が取れて......蔭で縮尻りやがつた。とうの昔フサの国の本山に引き上げよつた、其後と云ふものは毎日日......梅公は何をして居るか。此方はフサの国の本山より出張致したる鶴、亀の両人だ。一刻も早......』鷹公『エイエイ、それは彼の何です。大江山に八岐の大蛇が現れまして大きな牛を五六匹...... 亀、儼然として、『吾こそは、フサの国北山村の本......山より、高姫の使者として罷り越したるもので......下さい。私は一寸飛行船を飛ばしてフサの本山に立帰り、高姫、黒姫様の御両人様の御意見... | 678 |
679 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第2篇 意外の意外 | 第8章 大悟徹底〔653〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...て居る最中へ、やつて来たのはフサの国の本山より高姫、黒姫の使として鶴公、亀公の両人......人は、玉照姫を恭しく捧持しつつ再び世継王山麓の館に立帰りける。峰の嵐に吹き散らされ......時なりける。 四五日過ぐる夜半頃、世継王山麓の玉照姫が庵を訪ねる数名の男女が現はれ......が、私は御存知のフサの国のウラナイ教の本山から参りました鶴公でございます。先日馬公......た。サアほんの仮小屋で貴方の御在遊ばす本山に比ぶれば、全で柴小屋の様なものでござい......下されと頼みに来たのだい』若彦『実は剣尖山の麓の谷川で、貴女に御眼にかかつた時、紫......両人を遣はして御詫にやつたところ、生憎本山へ御引上げの御留守中、幸ひにも本......山より、鶴、亀の御両人が御出でになつたさう... | 679 |
680 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第3篇 至誠通神 | 第9章 身魂の浄化〔654〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 32 件/山=32 | ...今年の春の初、鬼熊別の部下となつて、三岳山の岩窟に数多の手下を引連れ、善からぬ事計......、殆ど方向に迷ふ今日の有様、せめては高城山の松姫でも言向和して、一つ功を立てねばな......ーそうだ。此処も所は違ふが、ヤツパリ大枝山だ。あの向うに見えるは確かに高城......山だ。何時も悪神の邪気に依つて黒雲が......山の頂を包んで居たが、今日は又どうしたもの......する所が無くなつた様なものだ。兎も角高城山を一度踏査して実否を探り、万々一三五教に......それが上分別だ。併し第一着手として、高城山の探険と出かけやうぢやないか』鬼鷹『高城......の探険と出かけやうぢやないか』鬼鷹『高城山に立派な雲が棚引いて居るが、あれ見よ、真... | 680 |
681 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第3篇 至誠通神 | 第10章 馬鹿正直〔655〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ... 雲を抜き出てそそり立つ 高城山の峰伝ひ 松樹茂れる神の......山 木の間に閃く十曜の神紋 国治立の大神... | 681 |
682 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第3篇 至誠通神 | 第11章 変態動物〔656〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...の方へさして居ますなア』熊彦『此奴ア高城山で生擒つた虎で御座います』虎彦『オイ熊彦......鹿公さま、何卒私にもこの石をもつて頭に沢山お蔭を頂かして下さいませ、さうでなければ... | 682 |
683 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第3篇 至誠通神 | 第12章 言照姫〔657〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...にお礼を申しませう。実の所はフサの国の本山より、高姫様、黒姫様の御命令が降り、心は......上る。星は満天に燦然として輝き渡り、東の山の端に三五の明月皎々として輝き始め、芳ば......坐世。(大正一一・五・八 旧四・一二 外山豊二録)(昭和一〇・六・三 王仁校正)... | 683 |
684 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第4篇 地異天変 | 第13章 混線〔658〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/山=20 | ...を後に見て ウラルの道を開かむと 海河山野を打渡り 自転倒島に来て見れば 遥の......兎も角も 雲を目当てに行き見むと 高熊山の峰伝ひ 大原......山の......山麓に 月の光を浴び乍ら 二人テクテク進......な悲境に沈淪し、何とかしてモウ一度、大江山、鬼ケ城を回復し、吾々両人は両......山に立て籠り、再び堂々と陣取り、以前の隆盛......辛万苦の結果漸く目的を達し、斯うして高熊山の言照姫が産んだとか云ふ玉照彦の神様をお......前の働きつたら、実に華々しいものだつた。山口の来勿止まで行つた時は、来勿止神が沢山... | 684 |
685 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第4篇 地異天変 | 第14章 声の在所〔659〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ...ロンボの四人は堺峠の天狗岩を後にし乍ら、山麓の老松の根元を越え、玉照彦の幼児の隠し......然として其前に立ち給ふ。女神一『汝は高城山の松姫であらう。サア、妾に従つて是より、......姫であらう。サア、妾に従つて是より、高熊山の岩窟に参りませう』松姫『何れの神様か存......にくれて居る。女神二『サア松姫どの、高熊山の玉照彦様をお迎へに行きませう』松姫『あ......、悪者に攫はれて行かれました。最早、高熊山には居らつしやいますまい』女神一『オホヽ......寸申し上げ兼ねます』と先き立ち、足早に、山奥指して進み給ふ。松姫は、二女神の後に従......関門が築かれてある。松姫『モシモシ私は霊山へ詣る者で御座います。何卒、此門お通し下......ぬから』乙『大胆至極な、女の分際として此山奥に只一人踏み込み来り、此怖ろしい岩窟へ... | 685 |
686 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第4篇 地異天変 | 第15章 山神の滝〔660〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ...。来勿止神『此の暗夜に女の身として此の神山へ御参拝なされますに就ては、何か深い理由......たものでございます。ウラナイ教の分社高城山の麓の館に於て、三五教に対抗し、素盞嗚大......自分の罪を赦して頂き度いばつかりに、高城山の館を振り捨てて一人とぼとぼと此の霊......山に修行がてら、玉照彦様を如何かして御迎へ......居るやうだが、未だお腹の中に副守護神が沢山に潜伏して居りますから、此儘御出でになつ......も玉照彦様が御承知下さいますまい。此先に山の神の滝がございますから、其処で七日七夜......な御心がけだ。それなら是から時を移さず、山の神の滝に於いて修行をなされ、神の道に断......止神『別に外の事ではないが、この松姫様が山の神の滝で、七日七夜の荒行をなさるのだか... | 686 |
687 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第4篇 地異天変 | 第16章 玉照彦〔661〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...去りました。併し松姫様にお詫のため、高熊山の巌窟迄お伴致し、いろいろと能う限りの御......しながら出で来り、丁寧に会釈し、『私は当山を守護致す、神国守、妾は国依姫で御座いま......夫婦が御案内致しませう、随分茂つた嶮岨い山道で御座いますから、私がお手を把つて上げ......たので、お跡を尋ね、お願ひ申して再び高城山の館へお帰りを願ひ度いと、取るものも取敢......都能売之御霊、其方は大切に奉侍し、世継王山の麓に在す国武彦の命にお届けあれ、然らば......思はず足も進み出で、何時の間にか、世継王山麓の悦子姫の庵に着き居たり。茲に玉照彦、... | 687 |
688 | 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 | 第4篇 地異天変 | 第17章 言霊車〔662〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...て千万の 身魂を造り国を生み 青人草や山河を 𪫧怜に委曲に生み終へて 神伊......て 大海原に漂へる 島の八十島百国の 山の尾の上の曲神を 言向け和し麗しき 五......し 国治立や豊国の 姫の命の分霊 黄金山下に現はれて 暗き此世を照さむと 八千......中心地 錦の御機織りなせる 四尾の峰の山麓に 幽玄微妙の神界の 経と緯との経綸......教に帰順せし 聞くも芽出度き高姫や 高山彦や黒姫の 罪や穢れを贖ひし 松の心の......罪や穢れを贖ひし 松の心の松姫が 高熊山の......山麓に 心の岩戸を開きつつ 最早悪魔も来...... 筆執る人は松村氏 松村 無尽意菩薩の山上氏 頭も照す身も照す 山上 月照彦の... | 688 |
689 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 前付 | 序 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...二十の巻物語り、いよいよ述べ了りぬ。大江山、三国ケ岳、鬼ケ城に立籠りたる神代の鬼賊......を弄し、バラモン教の回復を企て、聖地桶伏山の神宝を掠奪せるを、言依別命以下の活動の... | 689 |
690 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第1篇 宇都山郷 | 第1章 武志の宮〔663〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 28 件/山=28 | ...れて 五六七の神代を松姫が 心イソイソ山坂を 渉りて来る玉鉾の 道も広らに世継......を 渉りて来る玉鉾の 道も広らに世継王山 東表面の峰続き 紅葉の色も照......山の 麓に立てる仮の殿 神の御言を畏みて......の世を 照し清むる先駆と 姿隠して桶伏山 黄金の玉と諸共に 御稜威は四方に輝き...... 言依別命は、神素盞嗚大神の命を奉じ、照山と桶伏......山の......山間に、国治立の大神、豊国姫の大神の、貴の......の神業の基礎を樹立せむとしたまひ、遠近の山野の木を伐り、瑞の御舎を仕へまつつた。神... | 690 |
691 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第1篇 宇都山郷 | 第2章 赤児の誤〔664〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ...も何時しかに 溶けて嬉しき老夫婦 宇都山川の水温み 枯木も青芽を萌き出して 軒......の戸開けて鶯の 訪る季節となりにける 山と......山とに包まれし 此処は世界の秘密郷 人の......何時迄も頑張つて居るのかい。遠の昔に宇都山の里から消滅した筈だが、オイ留公、此方に......して、涼しき宣伝歌の声聞え来たる。『天教山に現はれし 木花姫の分霊 玉照彦や玉照......る丹波の 国の真秀良場ただなはる 青垣山を繞らせる 真中に立てる世継王......山 御稜威も高く照......山の 袂にひらく神の苑 錦の宮の最聖き ... | 691 |
692 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第1篇 宇都山郷 | 第3章 山河不尽〔665〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/山=14 | ...いか』留公『ハイ、物価騰貴の今日、斯う沢山に赤子が殖えては、第一国民が食糧に困りま......らなかつたのだ』留公『イエイエそれでも沢山なお声でした。年寄の声、若い者の声、鈴の......ましたがなア』真浦『そら、そうだらう、沢山な神様が集まつて宣伝歌を合唱遊ばす事が始......て自転倒の 島に又もや下りまし 大江の山を中心に 神の光を三岳......山 鬼をも拉ぐ鬼ケ城 伊吹の......山まで開きまし 世人を救ひ助けむと 心を......土重来の 時こそ今に近づきて コーカス山やウブスナの ......山に建つたる斎苑館 黄金山はまだ愚 自転... | 692 |
693 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第1篇 宇都山郷 | 第4章 六六六〔666〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 26 件/山=26 | ...古今を混同したる夢物語、ハートに浪もウツ山の、里に割拠せし、バラモン教の宣伝使、言......曇るとも 月は盈つとも虧くるとも 宇都山村の里人は 朝な夕なに鍬担げ 婆も娘も......く改心の 実を示すかさもなくば 大江の山の鬼雲彦が 館を指して帰り行け お前の......忘られよか 俺等一人の難儀でない 宇都山村は云ふも更 ひいて世界の大難儀 今の......切つて葉を枯らし 昔の元の秘密郷 宇都山村を立直し 武志の宮の御前に お礼参り......神は尊き神界の 大経綸を果さむと 天教山に現れませる 木花姫や烏羽玉の 闇世を......諸共に 珍の聖地のヱルサレム コーカス山やウブスナの 御......山続きの斎苑の山 エデンの園を始めとし ... | 693 |
694 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第2篇 運命の綱 | 第5章 親不知〔667〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ... 黄金の波も宇都山の ......山と......山との谷間を 縫うて流るる宇都の川 水も......てて流れ行く 二人の果ては小夜砧 宇都山川の水音も 悲しき無情の叫び声 万有愛......たので、罪亡ぼしに巡礼となつて、各地の霊山霊場を巡拝し、今日で殆ど三年、この自転倒......のお経を称へつつ、お国の冥福を祈つて、霊山霊地を参拝して彷徨ふ折しも、辻堂の中で一......を飛び出し、行衛不明となりました。今迄沢山女も有つて見たが、あの位気の好い、綺麗な......アハヽヽヽ、随分おめでたいローマンスを沢山に拝聴致しました。千僧万僧の読経よりも、... | 694 |
695 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第2篇 運命の綱 | 第6章 梅花の痣〔668〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...分に聞いたことがあります。私は大台ケ原の山奥の巌窟に悪神に攫へられて、長らく閉ぢこ......出し、自棄酒を呑んで女房に心配をかけ、沢山の女房を先立たしました。或人に聞けば私は......つて解らぬぢやないか。梅が必要なら裏に沢山なつてゐる。トツトとむしつてゆかつしやれ......。梅の紋の痣のあるものは、広い世界には沢山あるだらう。さう軽率に云つて貰つては困る......人間の身体に、梅の花の咲いた奴が、さう沢山あつてたまりますかい。うめい言ひ訳をしな......た。(大正一一・五・一三 旧四・一七 外山豊二録)... | 695 |
696 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第2篇 運命の綱 | 第7章 再生の歓〔669〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...げます』宗彦『生死を共にしようと云つて、山野河海を見窄らしい巡礼姿となり下がり、手......風雨に身を曝らし 慈愛の涙そそぎつつ 山河渡り荒野越え 我等が跡を老の身の 憂......を忘れてあちこちと 彷徨ひませる親心 山より高く海よりも 深き尊き御恵み 我等... | 696 |
697 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第2篇 運命の綱 | 第8章 心の鬼〔670〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 22 件/山=22 | ...の役を命ぜられ、心いそいそとして再び宇都山の里に立ち帰り、武志の宮の前に報告祭を行......宮の前に報告祭を行ひ里人に別れを告げて、山奥深く三国ケ岳に割拠する魔神を征服せむと......なア、言依別命様は明石峠を越え、それから山国を経て三国ケ岳の悪魔を征服して来いとの......悪魔を征服して来いとの事だつた。随分高い山だらうなア』留公『近江の国と若狭、田庭三......』留公『近江の国と若狭、田庭三国に跨る高山です、大変な猛獣や猿が棲み大蛇が居ると云......上に登り着いた。霧は谷間を埋めて処々に高山の頂きのみ画の様に浮いて居る。宗彦『アヽ......明石の滝と云ふのは何処にあるのだ』女『此山を七八丁許り下つた処に御座います』宗彦『......れ』女『それは有難う御座います。之から此山坂を下り、四五丁許り行つた所の小さき村で... | 697 |
698 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第3篇 三国ケ嶽 | 第9章 童子教〔671〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 27 件/山=27 | ... 九重の花の都の山背 畏き神代に近江路や 色も若狭に丹波...... 蛇や蛙を捕喰ひ 其日を送る物凄さ 此山麓に立並ぶ 形ばかりの破れ家の 小さき......鬼婆一人を棟梁と 仰いで遠く夜に紛れ 山城丹波近江路や 若狭能登まで手を延ばし......児の声を探しつつ 隙さへあらば引捉へ 山の尾伝ひに逃げ帰り 婆の餌食に奉る 此......吾作、留公の 三人の信者を伴ひて 青垣山を繞らせる 平野の里や......山国の 一本橋を打渡り 宮村、花瀬を後に......渡り 宮村、花瀬を後にして 三国ケ嶽の山麓に 四人は漸く着きにける。 さしも三国......は漸く着きにける。 さしも三国に渡る大高山、杉の木立は鬱蒼として風を孕み、咆哮する... | 698 |
699 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第3篇 三国ケ嶽 | 第10章 山中の怪〔672〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 25 件/山=25 | ...は光る月は照る 武志の森の小夜砧 宇都山郷を立出でて 三五教の宣伝使 神のまに......に宗彦が 後に随ひ来て見れば 誠明石の山道は 忽ち霧に塞がりて 不動の滝も雲隠......乍ら 手早く衣類を肩にかけ 霧押わけて山頂に 上つて四方を眺むれば 丹波名物霧......丹波名物霧の海 彼方此方にポコポコと 山の頂き浮き出でて 宛然絵を見る如くなる ......にいよいよ四人連れ 宗彦司の後を追ひ 山国川の一つ橋 渡る折しも川下に ザンブ......川に落ちたる妙齢の 美人と見えしは大江山 鬼の身魂の再来か 青い角をば額上に ......鼓堂々と来て見れば 錦の衣を纏ひたる 山姫さまが左右より 化粧を凝らして田吾作を......て 谷を飛び越え岩伝ひ やうやう三国の山麓に 辿りついたる折もあれ 留公の態度... | 699 |
700 | 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未の巻 | 第3篇 三国ケ嶽 | 第11章 鬼婆〔673〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 14 件/山=14 | ...玉であつた。婆の手下の者に誘拐され、この山奥に連れ込まれてゐたのである。 婆の考へ......て岩窟の中を五六間許り進む。此処が鬼ケ城山に割拠して居た鬼熊別の妻蜈蚣姫が自転倒島......島に於ける第二の作戦地であつた。蛇、蛙、山蟹、其他獣類の肉はよく乾燥さして岩窟の中......ぢやけれど、饗応であげませう。この蛙は当山の名物お殿蛙と云つて、虫の薬にもなり、一......伝使になるのだよ。お前、此処へ来る道に沢山の家があつたらうがな、皆無言の行がさして......らうなア』宗彦『イエイエ私達三人は、宇都山村の者で御座いまして、唯一度聖地へ参り、......騰らせ、婆『サアサア茶が沸いた、皆さま沢山呑んで下さい、これも婆の寸志だ。バラモン......貫くのだ。此処で斯うして時節を待ち、大江山、鬼ケ城を回復し、三五教の錦の宮も往生さ... | 700 |