番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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301 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第2章 三神司邂逅〔302〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/山=10 | ... 山の頂より涼しき声聞えて、『世は常闇となり......に現はれて 大事忍男神と云は ウラルの山に蟠る 八岐大蛇の化身にて 今より十年......の化身にて 今より十年のその昔 この神山に立籠り 瑞穂の国の中国の 神の胞衣を......ば打破り この世を乱す深企み これの深山に隠ろひて 数多の邪神を狩集め 再挙を...... 照らす日の出の大神ぞ 仕組も深きこの山に 導き玉ふ雄々しさよ 東南西に海原を......さよ 東南西に海原を 控へて聳てるこの山は 難攻不落の鉄壁ぞ 汝が命はこの......山に 堅磐常磐に鎮まりて 天津日嗣の皇神......代に八千代に守るべし 朝日の直刺す神の山 夕日の直刺す神の峰 百山千谷のその中... | 301 |
302 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第3章 白竜〔303〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...。拍手の声は大峡小峡に響き渡り、時ならぬ山彦の、彼方此方に手を拍つ有様、百千人の一...... 剣の錆となりひびく さしもに堅固の岩山の 不動の岩も朽木如す 風にもまれて倒... | 302 |
303 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第4章 石土毘古〔304〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...の礎たらしめむとしてわが父大神は、この御山に巌窟を作り我ら夫婦を此処に住はせたまふ......郷を探りたりけむ、数多の邪神を引き連れ当山に襲ひ来りて我ら夫婦を亡ぼし、自ら代つて......襲ひ来りて我ら夫婦を亡ぼし、自ら代つて当山の主たらむとしたりしを、妾は佯つて彼が味......雖も、我ら夫婦は神伊弉諾命の御子にして当山の主たり。悪魔の張本八岐大蛇の如き素性卑... | 303 |
304 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第5章 日出ケ嶽〔305〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...黒雲を捲き起し、西方の天を目がけウラルの山指して一目散に逃げ帰りけり。 日の出神は......吹男神といふ名を与へたまひ、自分は東方の山巓に登り、天津日の神に感謝の祝詞を奏上し......の神に感謝の祝詞を奏上したまひけり。この山を今に日の出ケ嶽とぞいふ。 大事忍男神は......戸日別、天吹男を伴ひ、悠々として大台ケ原山を下り行く。(大正一一・一・三〇 旧一・... | 304 |
305 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第6章 空威張〔306〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...あつても、大艱難が出てきても、大台ケ原の山の様に泰然自若として能く忍び、世界のため......の大事忍男さまを亡ぼすと云つて、ただ単独山を登つて行つたさうぢや。どうせ、飛ンで火......ろ あゝ面白い面白い 面白狸の腹鼓 山が裂けよが倒れよが びくとも致さぬ豆寅の... | 305 |
306 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第1篇 大台ケ原 | 第7章 山火事〔307〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/山=18 | ...とく明くなりぬ。火は次第に燃え拡がり、全山を殆ど焼き尽さむ勢となり来たりたれば、日......辺の明くなりしに驚き、後振返り見れば、全山ほとんど火の......山と化しゐる。三柱は石土毘古、石巣比売の消......消息を気遣ひ、一目散に後に引返し、急いで山を登り来たりぬ。 このとき......山上目がけて登りくる宣伝使ありき。此は黄金......上目がけて登りくる宣伝使ありき。此は黄金山の三五教を天下に宣伝する、国彦の三男梅ケ......に宣伝する、国彦の三男梅ケ香彦なりき。全山ほとんど焼きつくして已に立岩の麓に燃え移......息吹かけたるに、風はたちまち方向を変じ、山上より暴風吹き来りて、瞬く間にぴつたりと... | 306 |
307 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第2篇 白雪郷 | 第8章 羽衣の松〔308〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ...て進ませたまへり。 さしもに高き天教の九山八海の......山は、白扇を逆様に懸けたる如く東海の波に、......海原の神に向つて、厚き祈願を駿河湾。天教山は何時しか雲に包まれにけり。 この難風を......ほまれ駿河富士 よしや此の世は愛鷹の 山より高く曲事の 積れば積れ天教の ......山に坐します木の花姫の 神の命の御光に ......安らけく 常世の国に渡りませ ウラルの山に現はれし 魔神は今に常世国 日の出ケ......』と声も涼しく歌ひ、中空に舞ひながら天教山に向つて、その姿を隠したまひける。 この......ける。(大正一一・一・三〇 旧一・三 外山豊二録)... | 307 |
308 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第2篇 白雪郷 | 第9章 弱腰男〔309〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ... 日の出神はそれより天教山に登り、青木ケ原の木の花姫宮に致りて今ま......行く。静けき海に漂ふこと数十日、遂に青雲山のある月氏国の浜辺に到着し、此処に一同は......るに立ちいたりぬ。日の出神は無聊に苦しみ山深く分け入りて此地に宣伝を試みける。 此......入りて此地に宣伝を試みける。 此処は青雲山の......山つづき、白雪......山といふ小高き......山の麓にして、......山野は青々と種々の草木の花は所狭きまでに咲... | 308 |
309 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第2篇 白雪郷 | 第10章 附合信神〔310〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...日の出神は、ビクビク顫ふ三人を先頭に立て山深く進みけるが、先頭に立てる甲は忽ち『キ......ライこつちや。今それ、健寅彦の宣伝使が仰山乾児を連れて此方へ来るぢやないか。それツ......』『そんなことを言つたつて分るか、この深山が』『俺だけ、それなら堪へて呉れるか。家......ず、ドシドシと又もや宣伝歌を歌ひながら、山奥さして進み行く。(大正一一・一・三〇 ... | 309 |
310 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第2篇 白雪郷 | 第11章 助け船〔311〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...堪り兼ね鼠の如くなつて数多の従者と共に、山頂目蒐けてこそこそと身を隠しける。 日の......五教の女宣伝使祝姫は彼らの一味に捕はれ、山奥に誘ひ行かれし事を涙と共に物語れば、日......日の出神は聞くより早く、二人を後に随へ、山奥指して足早に進み行く。 後に残りし白雪......ける。(大正一一・一・三〇 旧一・三 外山豊二録)... | 310 |
311 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第2篇 白雪郷 | 第12章 熟々尽〔312〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...了つて、終ひには野鼠のやうに小鼠と一緒に山の奥へ逃げて行きよつたよ。そして酋長さま......ふ名を下さつて酋長さま夫婦は喜ンで、この山へドンドンお出で遊ばしたのだワ』鹿『何ツ......辺を見まはして、『おゝ彼処にも此処にも沢山徳利を置いとるわい。ロハの酒なら呑ンでや......ンな時期ではない。こンな郷位は妾一人で沢山だから、今日限りこの郷を御出立遊ばすのだ......遊ばすのだから、お前たちもお暇乞ひにこの山奥まで出てくるがよい。ウラル彦の宣伝使の......片手に徳利を抱へながら、姫神の後に従つて山奥に進み入るに、少し平坦なる処に、日の出......に日の出神、面那芸の神、祝姫の三柱は白雪山を下り、一たん白雪郷の酋長の家に一泊し、... | 311 |
312 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第3篇 太平洋 | 第13章 美代の浜〔313〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...何が堅うなつたのだい。しようもない酒を沢山飲ましよつて堅くなつた処か、骨も魂もグニ......ひ始めたり。『久方の天津御空は蒼々と 山野は清く花笑ひ 鳥は梢に歌ひつつ 神の... | 312 |
313 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第3篇 太平洋 | 第14章 怒濤澎湃〔314〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ...の海の端に舂きて水面を金色に彩りぬ。東の山の端より昇る玉兎の光に照されて日は海に隠......く。この船には三人の宣伝使を始め国々の沢山の人々が四方......山の話に耽り、波路の憂さを払ひ慰めてゐたり......一方より涼しい女の歌ふ声聞えきたる。女『山より高き父の恩 海より深き母の恩 ......山と海との恩忘れ この海原を打ち渡り 常......恋慕ふ 男に付くか恋慕ふ 夫を捨てて海山の 深き恵みの父母の 御側に帰り村肝の......思うて、俺に逐一知らして呉れ。俺が何ほど山野を駈廻つて探したとて、この海よりも広い......澎湃実に惨澹たる光景となりぬ。今まで四方山の話に喧噪を極めたる一同の乗客は、顔色蒼... | 313 |
314 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第3篇 太平洋 | 第15章 船幽霊〔315〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...切つたる人々は、またもや元気を恢復し四方山の談に花を咲かせける。甲『先刻妙な女が妙......したではないかエー』乙『本当にさうだよ。山より高き浪が立つとか、海より深いばば垂れ......目に逢ふのだよ』丙『貴様は聞違つてゐる。山より高き父の恩、海より深き母の恩と云つて... | 314 |
315 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第3篇 太平洋 | 第16章 釣魚の悲〔316〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...諸人を天津日の 神の恵に救はむと 黄金山に現はれし 三五教の宣伝使 日の出神と......威は久方の 天津御空にそそり立つ 天教山も啻ならず 神徳高き照妙の 衣を捨てて......の教理をば 耳の戸開けて菊の秋 四方の山々紅に 錦織りなす真心は 神に通へる心... | 315 |
316 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第4篇 鬼門より竜宮へ | 第18章 海原の宮〔318〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...変だぞ』『芳彦、構ふない。今、日の出神は山へ上つて行つたぢやないか。その間に精出し......行く。(大正一一・一・三一 旧一・四 外山豊二録)(第一三章~第一八章 昭和一〇・......三章~第一八章 昭和一〇・二・二三 於徳山 王仁校正)... | 316 |
317 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第4篇 鬼門より竜宮へ | 第20章 副守飛出〔320〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...置き、自らは田依彦、時彦、芳彦を伴ひ、当山の奥深く姿を隠しける。田依彦は道案内とし......様あまり頑張るものだから、たうとうこンな山奥に引張り込まれるのだ。どンな目に遭はさ......。なめくじだつて、もつと足が早いぞ。この山の奥には結構な甘い酒が、泉の如くに湧いて......い』と云ひながら走り出し、どんどん進んで山奥の谷間に屹立する大岩の麓に付く。何とも... | 317 |
318 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第4篇 鬼門より竜宮へ | 第21章 飲めぬ酒〔321〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...従のあらむかぎりを尽しゐたり。然るに天教山に鎮まり給ふ神伊邪那岐神はこの島の守護神......昇りて、海上の静まるを待ちゐたまひぬ。 山の奥には彼方にも此方にも、斧鉞の音丁々と......出して見てゐたるが、『おい甘さうな酒は沢山あるが、舌が届かぬワイ。もう一分といふ所... | 318 |
319 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第4篇 鬼門より竜宮へ | 第22章 竜宮の宝〔322〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...の 貴の命の御教を 造り固めて黄金の 山の麓に現れませる 三五教の大神の 教を......。それはそれは綺麗な金や銀が海の底一面に山のやうになつて居ます。恰度この下辺りは最......イ滅相もない。この海の底には結構な宝も沢山ありますが、恐いものも沢......山ゐます。太い太い竜神さまが、金や銀の鱗を... | 319 |
320 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第4篇 鬼門より竜宮へ | 第23章 色良い男〔323〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...まう。(大正一一・一・三一 旧一・四 外山豊二録)... | 320 |
321 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第5篇 亜弗利加 | 第24章 筑紫上陸〔324〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...益良雄が 深き仕組を駿河なる 富士の御山に千木高く 鎮まりゐます木の花姫の 神... | 321 |
322 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第5篇 亜弗利加 | 第25章 建日別〔325〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...て蓑笠の 身装も脚もいと軽く 崎嶇たる山を登り来る ここに一条の急潭は 怪しき......る 春とはいへど蒸暑き 日に亜弗利加の山の奥 暫時木蔭に佇みて この光景を三柱...... 壮快極まる宣伝歌 天地の塵を払拭し 山野を清むる如くなり。 三柱の宣伝使は、こ......来たが、未だ嘗て見ざる壮快な景色である。山といひ、谷川といひ、実に吾々の心境を洗ふ......津の集まれる 虎狼や鬼大蛇 熊襲の国の山の奥 ......山路を別けて進み来る われは汝の助け神 ......たりぬ。(大正一一・二・一 旧一・五 外山豊二録)... | 322 |
323 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第5篇 亜弗利加 | 第26章 アオウエイ〔326〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...」と唱へながら、『我々は、畏れ多くも天教山に現はれ給へる撞御柱大御神、天御柱大御神......柱大御神、木花姫の神教を開かせたまふ黄金山下の三五教の守神、埴安彦神の宣伝使小島別......を掻いて吠面かわくな。かく申す某は、天教山に名も高き神伊弉諾大神の遣はせ玉へる、心......九章~第二六章 昭和一〇・二・二三 於徳山市松政旅館 王仁校正)... | 323 |
324 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第5篇 亜弗利加 | 第27章 蓄音器〔327〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...らえて下さいませ』『タヽヽヽヽ』『もう沢山です、どうぞ御免を蒙ります、骨身にこたへ......、骨身にこたへますワ』 穴の中より、『沢山でない、まだまだあるぞ、七十五声の有らむ......小島別』『何れの神様か存じませぬがもう沢山でございます、これで御赦しを願ひます』 ......難かしい面をさらした小島別』『もうもう沢山でございます、解りました、貴神はウヽヽヽ......ぺこ何の態』『モシモシ、岩の神様、もう沢山でございます。昔の棚卸までなさいまして、... | 324 |
325 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第5篇 亜弗利加 | 第28章 不思議の窟〔328〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...千万の虎狼の一時に吼え猛るが如く、四辺の山々も木草も凡て一切のものを戦慄せしめたり......といふ事。私も一つ修業の為と思ひ、嶮しき山坂を越へ谷を渡りて、漸くこの巌窟に辿り着......熊襲の国の人民を守つて下さい、吾々はこの山を越えて肥の国に行かねばなりませぬから』... | 325 |
326 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第6篇 肥の国へ | 第29章 山上の眺〔329〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/山=14 | ... 行けど行けど限り知られぬ足曳の、山路を辿る宣伝使、激潭飛瀑の谷川を、右に左......み行く。ここに三人の宣伝使、さしもに高き山の尾に、腰打かけて四方......山の景色を眺めて雑談に耽りゐる。日の出神は......組をしたものだな。こンな未開の筑紫の嶋の山奥まで、眷族を遣はして、どこ迄も天下を席......い神様が居らつしやるのでせう。斯うして高山の上から四方を見はらせば実に世界一目に見......快ですな』日出神『いかにも壮快だ、人間は山へ上るに限る。かうして展開された四方の......山や海を眼下に見下す心地よさは、丁度天教......山から自転倒嶋を見下すやうだね。ヤヽ、あの... | 326 |
327 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第6篇 肥の国へ | 第30章 天狗の親玉〔330〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...き谷間は辿れども 心は明き宣伝使 狭き山道通へども 心は広き宣伝使 常夜の暗を......オイ、そこにゐる数多の人々、このやうに沢山の石を運ンで、一体何をするのか』 二三人... | 327 |
328 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第6篇 肥の国へ | 第31章 虎転別〔331〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...天津御空に聳り立つ 仰ぐも高き天教の 山に鎮まる木の花姫の 神のみことの世を救......る。門番は、『何物ならば勿体なくも、天教山より天降り給うた八島別様の御威勢を恐れず......ち止まり、鼻を犬のやうにピコつかせながら山の如く積み重ねたる酒樽の方に眼を配りゐる......ひ、『もしもし虎転さま、お酒はこの通り沢山に置いてあります。八島別さまは神通力を以......し遊ばすことを前以て御承知なので、酒を沢山に珍客に十分飲ましてあげといふ事でした。......らずに何の態 八島の別の宣伝使 天教の山から降つてきて この肥の国に城造り そ......れが気に喰はぬ そこで俺奴が国人を 沢山集めて谷々の 岩を運ばせ城築き 八島の... | 328 |
329 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第6篇 肥の国へ | 第32章 水晶玉〔332〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...丙は後振返り日の出神に向ひ、『モシモシ、山の奥の大天狗様、私等はこれからご免を蒙り... | 329 |
330 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第33章 回顧〔333〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...、辺に近き松雲閣、一の巻より説き始め、外山、谷口、桜井、加藤、四人の御子を命毛の、......赤心の、紅に染めなす紅葉の、妻恋ふ鹿の奥山の、しかと往事を極めむと、先を争ひ来る人... | 330 |
331 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第34章 時の氏神〔334〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...出神は館の門前に立止まり、『吾こそは黄金山の三五教の宣伝使日の出神の一行なり。この... | 331 |
332 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第36章 豊日別〔336〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...にける。(大正一一・二・一 旧一・五 外山豊二録)... | 332 |
333 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第37章 老利留油〔337〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...の国 長閑な春日を負ひ乍ら 脚に任せて山坂を 岩の根木の根踏みさくみ 深き谷間......勇み行くこそ雄々しけれ。 霧立昇る霧島の山の尾の上に、四柱は腰うち下し草の上にどつ......無邪気な話に耽りける。豊日別『あゝ実に高山から見た景色は雄大ですな。四方......山に包まれ、一方には荒浪に時々襲はれる肥の......等と一緒に元の心に生れ変つて、自由自在に山野を跋渉するのは、実に何とも云へぬ天恵で......渡りぬ。(大正一一・二・二 旧一・六 外山豊二録)... | 333 |
334 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第38章 雲天焼〔338〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 春の山辺は緑の顔を天に晒して打ち笑ひ、芳しき花......鳥は長閑な声を張り上げてこの世を謳ふ。春山の霞を別けて下り来る心も清き宣伝使、身装......乞食の雲助が立ち昇つた、艮で無うても此の山道には、何日も雲が籠を舁いだり乞食が徘徊......出来ませぬ。それで彼方此方の木草の繁つた山を撰ンで、木の実を食つたり兎や猪を生捕て......活をして居る惨目な国であります。駱駝は沢山に居りますが、彼奴馬鹿な奴で大きな図体を......れては御気の毒ですから、もうこれ限りこの山を引き返して熊襲の国にでも御出でなさいま... | 334 |
335 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第7篇 日出神 | 第39章 駱駝隊〔339〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ... 霧島山の坂道を、西南に向つて下り来たりし四人の......国の都には行けませぬ。幸ひ向ふの森林に沢山の駱駝が居ります。彼奴の背中に跨つて沙漠......頭の駱駝を引張り来たり。日出神『ヤア、沢山のものだなあ』熊公『何れなつと、御気に入......漠の難を救ふべく数多の駱駝を引連れ、霧島山の......山麓迄この一行を迎へむために来たりしものな... | 335 |
336 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第40章 三人奇遇〔340〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...し撞の大神は天の浮橋に立ち、それより天教山に降り玉ひて八百万の国魂の神を生ませ玉ひ......様がこの世界に隠してあるといふ事は、天教山の木花姫より承はつて居りました。何とかし... | 336 |
337 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第41章 枯木の花〔341〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...続く面那芸宣伝使 四方の雲霧祝姫 登る山路も高照彦の 貴の命と諸共に 声も涼し......の命と諸共に 声も涼しく宣伝歌 四方の山々谷々に 木霊響かせ勇ましく 進みて来......浸され、その時吾は方舟を作つて、ヒマラヤ山に舞ひ戻り、目も届かぬ大沙漠を拓いて、や... | 337 |
338 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第42章 分水嶺〔342〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...も深い因縁だのに、神の為とは言ひ乍ら、海山越えて二人は悲しき生木の別れ、四鳥の悲し......仰ぎける。面那芸『モシモシ、あれは何処の山が破裂したのでせうか。吾々の前途を祝する......の儘だ。今破裂したのは、あれはヱトナの火山だ。タコマ......山の祭典の時に、爆発して以来、今日まで鎮ま......警告だらう。竜宮城の言霊別の神はヱトナ火山の爆発した一刹那、悪神に毒を盛られて大変... | 338 |
339 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第43章 神の国〔343〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 日は西山に傾いて、塒に帰る群鴉、遠音に響く暮の鐘......、自分の頭のやうな瓢箪を腰にブラブラと沢山にさげて、ウラル彦の宣伝歌を歌つて「飲め......御方の鎮まり遊ばす都だぞ。勿体無くも黄金山の麓に現はれ給うた三五教の神の教を守る神......ない悲しさに 常世の城を放り出され 美山の彦の宣使さまに 拾ひあげられ鬼城......山 ナイヤ河原の水汲みと 仕へて又も馬の......聾になつた宣伝使 砦の中に引込みて 美山の彦に御褒美を 頂戴しやうと思うたら ... | 339 |
340 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第44章 福辺面〔344〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...『俺を誰だと思うて居るか。勿体なくも鬼城山に館を構へて、御威勢並びなき美......山彦の第一番の家来』 少し小声で、『家来の......悪とを立て別る 蚊取の別の曲神は 鬼城山をば抜けて出て 筑紫の国まで流されて ... | 340 |
341 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第45章 酒魂〔345〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...は群衆の散り失せたるに、ほつと一息し、お山の大将俺一人と云はぬばかりに、薬鑵頭を振......、早くも逃腰になりゐる。日出神『あなた沢山な瓢箪を持つて居ますね』高照彦『瓢箪だと......れ、流れ流れてナイヤガラの滝の水上の鬼城山に、永の月日を送りましたが、悪い事を致し......したが、悪い事を致しまして、たうとう鬼城山も追ひ出され、それからウラル彦さまの宣伝......く判つてゐる。これまで三五教の宣伝使に沢山逢うたが、それはそれは堅い堅い、石部金吉... | 341 |
342 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第46章 白日別〔346〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...いて残らず大地に棄てて仕舞つた。そして沢山の瓢箪の口より、一々日の出神は力限りに息......より日の出神は常世の国へ、面那芸司は天教山へ、祝姫は黄金......山に向つて進む事となり、三柱は此処に惜しき... | 342 |
343 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第8篇 一身四面 | 第47章 鯉の一跳〔347〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ... 金山彦の生れまして、この世も曇る瀬戸の海、地......順風を孕ませながら走りゐる。日は漸く西の山の端に没し、中天の月は洗ひ出した様な、清......は神の命もて 珍の都のヱルサレム 黄金山のそのもとに 現はれませる埴安彦の 救......たのが蚊取別 堅き心は何処までも 唐国山の奥までも 千尋の海の底までも 祝の姫... | 343 |
344 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第9篇 小波丸 | 第48章 悲喜交々〔348〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...を織りながら 千尋の海を打渡り 黄金の山に進み行く 思へば同じ教の船 同じ教を......此方からも夫にならう、女房に呉れいと、沢山の矢入れがあつた。その中には立派な男も沢......の矢入れがあつた。その中には立派な男も沢山あつたのに、まあ世界は広い周章てるには及......代も愚なる 妾を妻と愛み 虎伏す野辺も山奥も 互に手に手を携へて 睦びに睦ぶ玉... | 344 |
345 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第9篇 小波丸 | 第49章 乗り直せ〔349〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ... 四方の曲霊を悉く 言向和はせ天教の 山に坐します木の花姫の 神の命や黄金の ......に坐します木の花姫の 神の命や黄金の 山の麓に現れませる 埴安神の御前に 奇し......宮と瀬戸の海との真中に、それはそれは高い山があつて、その......山はシオン......山というてな、何でもえらい玉が出たといふこ......れが大洪水のあつた時に、地震が揺つてその山が地の底に沈ンで了ひ、竜宮と瀬戸の海とが......水前の事だ。大洪水のときは善の神様は天教山とか天橋とかに助けられ、悪い者は洪水に漂......けられ、悪い者は洪水に漂うたり、百足虫の山や蟻の山に揚げられて、善悪の立別がハツキ... | 345 |
346 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 第9篇 小波丸 | 第50章 三五○〔350〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ...司はものをも云はず、ドンドンと崎嶇たる岩山を目がけて登り行く。三人は何心なく汗を流......立つたる五柱は恰も雲を走るが如き速力で岩山を登つて行く。さうして五柱は時々後を振向......招きする。三人は吾劣らじと汗塗になつて岩山を駆け登りける。 登りて見れば大小四十八......構な神司に導かれて、高い高い天程高いこの山に導かれ、広い広い限りも無いほど広い、三......月は天空に輝き、口述著者の瑞月の身は高熊山の蟇岩の麓の松に脊をあてて坐り居たりける... | 346 |
347 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...ど 遙の高峰にかかる黒雲〈第7章〉山の嵐は如何に強くとも 渓間の木草倒......かこつらむ〈第23章(校)〉霊幸ふ神の心を山の 雲霧分けて照らせたきもの〈第25... | 347 |
348 | 霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 | 後付 | 附録 第三回高熊山参拝紀行歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 22 件/山=22 | ... 王仁作 高熊山参拝者名簿(一) (大正十一年四月十......地に詣でんと 大本信徒の一隊は 世継王山を後にして 仁愛の神の教のまに 三月弥......平洋をのり越えて 光は日々に増り行く 山川野原谷の底 (増川康) 康に栄ゆる神......) 教へ導く猿田彦 九郎するがの富士の山 仰げば高き雲の橋 喜美の恵は常永に ......(岡基道) 五六七の基の神の道 田加熊山の岩中に (田中嘉太郎) 修業なしたる...... (東條内外) 夢中遊行月の夜に 西山口に進三行く (......山口三蔵) 蔵さは暗し松の森 御国の幹を......神の介けに石田ふや 天馳せつかい富士の山 (石田要之介) 扇の要之助け以て ... | 348 |
349 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...々の耳には入り難く、また受取れない点も沢山あらうと思ひます。また各国の神話や、歴史... | 349 |
350 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...述されたものでありまして、蚊々虎(後に珍山彦)といふ木花姫命の化身が面白可笑しく、... | 350 |
351 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第1章 朝日丸〔351〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 16 件/山=16 | ...聴いたか、そりや他人の事だよ。貴様は高白山で如何だつたい』駒......山彦『高白......山は高白......山だ。浪の上を渡る時に......山の話をする奴があるかい。木乃伊の化物の話......、もつと気の利いた話をしたら何うだい』駒山彦『ウン、貴様はなんでも三五教とかの信者......れないか』丙『貴様のやうなウラル彦や、美山彦の崇敬者に説教は禁物だ。又海の上でソン......云ふ奴があるかい。吾々は畏れ多くも、天教山の木の花姫命の宣伝使じやぞ』猿世彦『さう... | 351 |
352 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第2章 五十韻〔352〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ...として三五教の宣伝歌を歌ひ始めたり。 駒山彦、猿世彦はウラル彦の宣伝歌を歌うて混ぜ......離滅裂な説教を吹き立てよつて人を困らす駒山彦、人真似の上手な猿の尻笑ひの猿世彦だよ......れても聞き直せ。腰抜野郎、穴探し野郎』駒山彦『三五教は宣り直すのだ。今まで俺等の欠......ヘン、オホン、アハン、ウフン、イヒン』駒山彦『ソンナ事を云つて分るかい』清彦『カン......クンと苦しんで吠面かわいてサツサツと鬼城山を逃げ出し、シヽヽ死物狂ひになつて、スヽ......で、閉口さらした猿世彦、マヽヽ間男好の駒山彦、困つた腰抜け困りもの、ミヽヽ身の上知......光に照されて、体は干乾のカンピンタン、駒山彦のカンピンタンに猿世彦の木乃伊とはよく... | 352 |
353 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第3章 身魂相応〔353〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/山=7 | ... 猿世彦、駒山彦双方一度に、清彦に掴みかかりし手を放し......とですか、謹んで御教示を承はりませう』駒山彦『ソナイに叮嚀に言うと損がいくよ』猿世......世彦『黙つてをれ、只で言はすのだもの』駒山彦『貴様は猿世彦の他人真似を、また他処で......いふことはナ、今日の世の中は米喰ふ虫が沢山殖えてきて、おまけに遊ぶ奴ばかりで、米が......研いたら身魂相応の説教をしてやるワイ』駒山彦『莫迦にしよるなイ。しかし長い浪の上の......の糸に操られ 心も和ぎし波の上 鬼城の山を後に見て 慣れにし里を猿世彦 焦せる......見て 慣れにし里を猿世彦 焦せる心の駒山彦が 流れてここに清彦の 神の命の宣伝... | 353 |
354 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第4章 烏の妻〔354〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...も、俄に一天掻き曇り、颶風吹き荒み、波は山岳のごとく立ちはじめ、今まで元気張つてゐ......ちはじめ、今まで元気張つてゐた猿世彦、駒山彦は、蒼白な顔になり、片隅にブルブルと慄......砂島に宣伝を試むる事となりぬ。猿世彦、駒山彦は、清彦の後を追ひて、何事か諜し合せ、......使さまとかが船に乗つて、筑紫の島から天教山へ行かれる途中に海が荒れて船は暗礁にぶつ... | 354 |
355 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第5章 三人世の元〔355〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...神守護し給へば勇むで行け。また猿世彦、駒山彦も、今迄の心を改め神の教に随へよ。船の......彼方を指して進み行く。清彦は、猿世彦、駒山彦に向ひ、『あの方は日の出神だぞ。今のお......、人を盲目にしよつて、尻が呆れるわい』駒山彦『尻から屁の出の、何んにもよう宣伝使様......がなくては上陸する事はまかりならぬぞ』駒山彦『俄に、鉛の天神様見たいに、燥ぎよつて......けて、高砂の島を宣伝したらどうだらう』駒山彦『面白からう、オイ日の出神さま、ドツコ......に見直せ聞き直せ 身の過ちは宣り直せ』駒山彦『結構な歌だ喃、一つやつて見やうかい、......るかい、神が表に現はれてと言ふのだよ』駒山彦『嬶が表に現はれて、猿世を棄てて鹿に従......れるかい。貴様の耳は木耳か、節穴かイ』駒山彦『猿世の泣き声きくらげの、嬶左衛門鹿が... | 355 |
356 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第1篇 智利の都 | 第6章 火の玉〔356〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/山=5 | ... 清彦は猿世彦、駒山彦の二人を、闇の谷間に置き去りにして、自......ぬ。『偽の日の出神の宣伝使。俺ら二人を深山の奥へ、連れて行きよつて、闇に紛れて駆出......奴が現はれて来ても相手にするなよ。彼奴は山師だ。偽物だ』と呶鳴りながら、闇を破つて......方便を使はなくては、鬼の様に云はれた鬼城山の清彦では、相手になつて呉れる者もありや......大声に叫びゐる。猿世彦は小声で、『おい駒山彦、的様の声だぜ。何処か此処らに、闇に紛... | 356 |
357 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第2篇 四十八文字 | 第7章 蛸入道〔357〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ...むばかりに全身輝き渡りけり。 猿世彦、駒山彦は、此姿に慴伏して屢し息を凝らしゐたる......裂く如き大なる声聞え来たる。『猿世彦、駒山彦、よく聞けよ。吾は汝の知る如く、今まで......らの目に現はすことは出来なくなりしぞ。駒山彦、猿世彦、さらば』と云ふより早く、又も......から清彦の悪口は止めにしようかい。吾々を山の奥へ連れて行きよつて、放とけ捨を喰はし......情無くなつて消えたい様になつて来るわ』駒山彦『それならこれから何うすると云ふのだイ......ら各自に一人宛宣伝する事にしようかい』駒山彦『よからう よからう』と二人は茲に袂を......。夜は仄々と白み初めぬ。猿世彦は南へ、駒山彦は北へ北へと進み行く。 猿世彦は光つた......方は此処の漁夫さまですか。蛸は上げたいは山々ですが、一つよりかけがへの無いこの蛸頭... | 357 |
358 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第2篇 四十八文字 | 第8章 改心祈願〔358〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...ますやう御願ひ致します。私は今日まで鬼城山に立籠り、木常姫と共々に大神様の御神業を......の涙を御注ぎ下さいまして、畏れ多くも天教山の猛火の中に御身を投じ玉うたことを承はり... | 358 |
359 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第2篇 四十八文字 | 第9章 鏡の池〔359〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...お前の内に作つてゐませぬか。雪隠の傍や、山の側や、畑の側や其辺中の側に生えてるだら... | 359 |
360 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第11章 海の竜宮〔361〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/山=11 | ... 足曳の山の草木は枝繁り 葉も春風に霞み行く 一......と 進み来ますぞ雄々しけれ 門前には正鹿山津見神、淤縢......山津見神の二柱が、仁王のごとく阿吽の息を凝......身力瘤を現はして傲然として守り居る。淤縢山津見神は、真先に進み出で、『ここは竜宮の......門を開けよや 吾は日の出神なるぞ 淤縢山津見や正鹿......山 津見の命の門守り 深き経綸も不知火の......ぶる慄ひながら、陳謝の意を表しけり。淤縢山津見は、一目散に門内に駈入り奥殿に進み、......駈入り奥殿に進み、何事か奏上したり。正鹿山津見は、日の出神の先に立ち、別殿に迎へ入... | 360 |
361 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第12章 身代り〔362〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...せ思案に暮るる折りしも、以前の門番の淤縢山津見はこの処に現はれ、『貴下は大道別命に......出神の宣伝使なり。吾竜宮へ来りしは、黄金山の宣伝使、面那芸司竜宮に来れりと聞き、一......面那芸司を吾に渡されよ』と言ひつつ、淤縢山津見の顔を見て、『オー、貴下は大自在天大......神は、伊弉冊命を守り、面那芸司および正鹿山津見、淤縢......山津見と共に、八尋の亀に跨り海原の波を分け......海面に浮き出で、常世の国に渡り、ロッキー山に伊弉冊命を送り奉りたり。 其後の海底竜... | 361 |
362 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第13章 修羅場〔363〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ...原に鬼雲彦と共に謀反を企み、常世国の鬼城山に姿を隠し、美......山彦、国照姫の悪神の帷幕に参じ、常世の国の......泥田の泥狐に欺され、泣きの涙で又もや鬼城山に逃げ帰り、悪逆無道の限りを尽し、さしも......悪逆無道の限りを尽し、さしもの悪に強き美山彦さへ愛想尽かして放り出したる、鬼とも蛇......連れて居た。其奴も同じ穴の狐、猿世彦に駒山彦、その猿世彦は今はアリナの滝に庵を結び......変り、あまたの国人を誑かす悪魔の変化。駒山彦は秘露の都に現はれて、これまた知らぬが......悪の張本人、日の出神とは真赤な偽り、鬼城山の棒振彦の参謀清熊どうぢや、往生したか、......国別の家来の、そのまた家来のその家来、沢山の家来を連れて居るのは俺ではなうて大国彦... | 362 |
363 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第14章 秘露の邂逅〔364〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...なくも日の出神の御来場、茲に救はれて淤縢山津見司となり、桃上彦は正鹿......山津見司となり、伊邪那美之大神のお供仕へ奉......節面白く歌ひかつ踊り舞ひ狂ひける。『黄金山に現れませる 埴安彦や埴安姫の 貴の命......出神と現はれて 善と悪とをそぐり別け 山の尾の上や河の瀬に 猛り狂へる枉津見を......恵みの剣ふり翳し 醜の身魂を照さむと 山の尾渡り和田の原 海の底まで隈もなく ......の底まで隈もなく 清めて廻る宣伝使 駒山彦や猿世彦 醜国別や桃上彦の 貴の命の... | 363 |
364 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第15章 ブラジル峠〔365〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/山=12 | ...祓ひし生魂 心つくしのたちばなの 淤縢山津見と改めて 従属の司も腰骨の 蚊々虎......虎彦を伴ひつ 教を巴留の国境 ブラジル山に差掛る。 春とはいへど赤道直下の酷熱地......りますまい。私はもう半時も休まずに、この山道を歩かされようものなら、身体の汁はさつ......はさつぱり汗になつて出て了ひ、コンナ熱い山の中で木乃伊になつて了ひます。ソンナ殺生......、人の生血を吸ふ蚊か、虎か、狼か、熊か、山狗かだよ』『モシモシそれは余ぢやありませ......とですよ。日の出神さまに助けて貰うて淤縢山津見とやらいふ立派な名を貰つて、偉さうに......偉さうにしてござるが、貴下は人を威す淤縢山津見だ。余りどつせ、ちつと昔のことも考へ......すワイ。口は重宝なものですな』『オー最早山頂に達した。オイ蚊々虎、話しをしとる間に... | 364 |
365 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第16章 霊縛〔366〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/山=19 | ... 一行はブラジル峠の山頂に四辺の風景を眺めながら、下らぬ話に耽......を見やつしやれ、棕梠のやうな立派な毛が沢山と、エヘン、アハン』『貴様のは髪ぢや無い......常照彦。世が世であれば、コンナ判らぬ淤縢山津見のお供となつて、重い荷物を担がされ、......供となつて、重い荷物を担がされ、ブラジル山をブラブラと、汗と涙で駆け登り一息する間......とを立別る、神がこの世に坐ますなら、淤縢山津見の醜国別、体主霊従の宣伝使、義理も情......の仕儀、どうして恨を晴らさうか、今は淤縢山津見と、厳めしさうな名をつけて、肝腎要の......第なり。それよりまだまだ気の毒なは、この山奥で只一人、足の痛みし蚊々虎に、放とけぼ......積りぢや』『お前は天下の宣伝使、これ丈沢山の御守護神が隙間もなしに聞いて居るのが分... | 365 |
366 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第17章 敵味方〔367〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/山=9 | ... 山頂の木を捻倒す如き暴風もピタリと止みて、......みて、頭上は酷熱の太陽輝き始めたり。淤縢山津見は、蚊々虎と共にこの......山を西へ西へと下りつつ、『オイ蚊々虎、足は......う大丈夫です、この調子なれば如何な嶮しき山でも岩壁でも、たとへ千万里の道程でも行け......弱音を吹いたりするのだ。曲津は我々のこの山を越えて巴留の国へ行くのを大変に恐れて居......旅の疲労を忘れて、ドンドンと雑木の茂る、山道を下り行く。傍に可なり大きな瀑布が、飛......言ふのだ。勿体なくも三五教の大宣伝使淤縢山津見のお通りだ。邪魔を致すと利益にならぬ......のぢや』と独語を云つてゐると、そこへ淤縢山津見は谷底に落ちたる荒熊を、背に負ひ労り... | 366 |
367 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第3篇 秘露より巴留へ | 第18章 巴留の関守〔368〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...て吾背に負ひ、漸く此処に駆上つて来た淤縢山津見は、荒熊を大地に下して神言を奏上し鎮......の俺らの先生様の醜国別オツトドツコイ淤縢山津見様が悠然として現はれたまひ、摂取不捨......冊命様が何処からかお出になつて、ロッキー山にお鎮まりなされ、常世神王の勢力ますます... | 367 |
368 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第19章 刹那心〔369〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ... 淤縢山津見の宣伝使は大地に伏したる荒熊に向ひ、......昔仕へし醜国別の宣伝使に、人跡稀なるこの山奥に廻り合ひ、危難を救はれ、日頃吾身を冒......、道の両方に雲霞の如き、数限りも知れぬ沢山の敵が、俺等を待ち伏せて居た。その時この......うて居る所で無いぞ』『ヤー、ヤツパリ淤縢山津見ぢやなあ、数万の敵にオドオドして、向... | 368 |
369 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第20章 張子の虎〔370〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 淤縢山津見は荒熊の高彦その他の四人と倶に静々と......高彦その他の四人と倶に静々と、ブラジルの山を西へ西へと降り行く。遥か前方に展開され......で腐らして居る連中だらう。勿体なくも黄金山から御出張遊ばした天下の宣伝使、常照彦と......、この間ウラル彦の宣伝使が来た時には、沢山の瓢箪を腰につけて自分一人酒をグツと飲ん......アンナ者に相手になつたらそれこそ家も倉も山も田も飲まれて了ふぞ。相手になるな、放つ......は知つとるから之から行つても家も、倉も、山も、田も、御註文通り飲んで遣らうかい。二... | 369 |
370 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第21章 滝の村〔371〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...明かである。そこへ宣伝歌を歌ひながら淤縢山津見は、荒熊の高彦を従へて、悠々と出で来......は大音声を張り上げて、『我こそはブラジル山の関所を守る荒熊である。今迄の悪を改め、......違ひない』と口々に誉め称へて居る。 淤縢山津見は中央の高座に登り、諄々として三五教......衆の七八分は一度に三五教の信者となり、沢山の駱駝を宣伝使に贈つて、巴留の都行きを助... | 370 |
371 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第22章 五月姫〔372〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/山=13 | ...れ、勘忍袋を押へて我慢してゐた矢先、淤縢山津見、高彦の二人現はれたのでホツト一息し......、代つて高彦の改心演説があつて、次に淤縢山津見が、声も涼しく宣伝歌を調子よく歌ひゐ......有難う御座いました。妾はこの地方の酋長闇山津見の娘、五月姫と申すもの、なにとぞ妾を......のだな。巴留の国の東半分を御構ひ遊ばす闇山津見の御娘の五月姫様が、あの通り乞食のや......モシモシ御主人、でない、醜、ドツコイ淤縢山津見の宣伝使様、拙者の腕前はこの通り。お......見の宣伝使様、拙者の腕前はこの通り。お浦山吹の花が咲き盛りですよ』五月姫『イエイエ......。オイ涎を拭かぬか。見ともないぞ』 淤縢山津見は、黙然として両手を組み吐息を漏らし......さいまするには、事欠ぎませぬ。妾が父の闇山津見も、三五教の宣伝を非常に有難がつて居... | 371 |
372 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第23章 黒頭巾〔373〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...さまかい』『高が知れたる高彦が、何だい。山道の関守奴が、余り自惚れな』『へつぴり腰......ります。さあさあお上り下さいませ』 淤縢山津見は、『然らば御免』と、五月姫に導かれ......ラガラ ピシヤツと閉められ、五月姫、淤縢山津見は、深く門内に姿を隠したりける。『お......寝さしよつて、自分らは綾錦に包まれて淤縢山津見の奴、今晩は神楽をあげて面白さうに岩... | 372 |
373 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第24章 盲目審神〔374〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 22 件/山=22 | ... 闇山津見の奥殿の広き一間は、夕食の用意調へら......餐の席に着きぬ。 夕食も茲に相済み、淤縢山津見は二人と共に神床に向つて天津祝詞を奏......共に神床に向つて天津祝詞を奏上する。 闇山津見は一行に向ひ慇懃にその労を謝し、且つ......つて居ました。然るに此ごろ常世のロッキー山に伊弉冊命が現はれ給うたと云ふ事を巴留国......司がお伴致して居る筈であります。ロッキー山に、これから行くと仰せになりましたから、......振動を始め、遂には口を切り、『オヽヽ淤縢山津見、汝の申す事は違ふぞ違ふぞ。伊弉冊命......テヽヽ矢張り云はれぬ、云はれぬ。ロッキー山に現はれたのは、常世神王の妻大国姫の化け......のだ。その時のお言葉に、これよりロッキー山に立籠ると仰せになつた。其方は吾を偽る邪... | 373 |
374 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第25章 火の車〔375〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/山=19 | ... 闇山津見の館における淤縢......山津見一行の三五教の説示は、益々微に入り細......に入り細に渉り、遂に鶏鳴に達したり。 闇山津見は一同に向ひ、『思はず尊き御話に実が......でも悪霊ばかりが憑いてたまるものか。淤縢山津見の審神者は先入主をよう除らぬから、薩......宣伝使の顔を見て、『ヤア、お前はコヽヽ駒山彦じやないか。俺等と一緒に高白......山を攻めた時、爆弾に命中つて脆くも死んだ筈......のだな。道理で顔の色が蒼黒いワイ。コラ駒山彦の幽霊、俺が今審神者をしてやらう』『オ......迎へに来たのだ。門口には赤鬼や、青鬼が沢山に来て待つて居る。俺は貴様の顔を知つて居... | 374 |
375 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第26章 讃嘆〔376〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/山=17 | ...、飛んで火に入る夏の虫かい、モシモシ淤縢山津見様、如何取り計らひませう』『まあ急く......、押し寄せたのでは有りますまいかナア淤縢山さま』『サア淤縢......山津見には何とも判らぬなあ』 この時韋駄天......関より上つて来た蚊々虎は、『オーイ、淤縢山津見、一同の者、確り致せ、敵は間近く攻め......、確り致せ、敵は間近く攻め寄せたりだ。駒山彦を始めとし、慗いに身を逃れむとして敵の......ナことは遠の昔に百も承知だ千も合点だ。駒山彦の奴、俺を地獄から迎ひに来たなんて脅か......云へば、五月姫様でさへも、その父さまの闇山津見さまでさへも、丁重に待遇して、教を受......と、皆の者が言合して、色々の珍しい物を沢山持つて、駱駝に積んでな、蚊々虎に進上した... | 375 |
376 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第27章 沙漠〔377〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/山=10 | ...の食物を積み、駱駝の背にヒラリと跨つて闇山津見夫婦に名残を惜しみ、大沙漠を横断して......ひ玉ひし生神の 教の御子の宣伝使 淤縢山津見司様 その外三人の宣伝使 名残は惜......むと 思ふ心の仇曇り 晴らさせ給へ淤縢山津見 教の司の宣伝使 汝は都へ妾は後に......使』と声しとやかに歌ひて、名残を惜む。闇山津見はこの歌を聞いて五月姫の心中を察し、......新に駱駝を曳出し来り、五月姫に与へ、淤縢山津見一行と共に、宣伝使として天下を教化す......とと成りにけり。 茲に五人の宣伝使は、闇山津見をはじめ数多の国人に『ウロー ウロー......ウロー』の声に送られ、意気揚々として、闇山津見の館を後に、宣伝歌を歌ひ乍ら進み行く......筈だよ誠の神の 教を伝へる宣伝使 淤縢山津見の司様 勇む心も駒山彦や 天狗の鼻... | 376 |
377 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第28章 玉詩異〔378〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/山=10 | ...茂れる森林に駱駝を繋ぎ休息したりぬ。淤縢山津見は一同と車座になり、作戦計画を相談し......らしうもない、ちとらしうしなさい』『淤縢山津見様、蚊々さまや、高さまのお話では一向......話では一向要領を得ませぬ。一つ大方針を駒山彦に示して下さいな』 淤縢......山津見は立つて歌を歌ふ。『宣伝将軍雷声有 ......さつぱり訳が分らぬじやないか』『イヤ、駒山彦は分つてゐますよ』『分つてゐるなら云う......タリキタリと箱指たやうに行くのだが、淤縢山津見は我があるから、サツパリ行かぬのだ。......見は我があるから、サツパリ行かぬのだ。駒山彦よ、貴様も犬や猿の寝言みたやうな事を、......り』一同『ハヽヽヽヽ』『イヤもうどうも駒山彦は恐れ入つた。随分吹いたものだね』『吹... | 377 |
378 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第4篇 巴留の国 | 第29章 原山祇〔379〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ...ます 三五教は世を救ふ 音に名高き淤縢山津見の 貴の命の宣伝使 光り輝く蚊々虎......照す五月姫 四方に塞がる村肝の 心の駒山彦の司 さしもに広き大沙漠 駱駝の背に......、鳥船が北方の天高く姿を隠しける。 淤縢山津見は平然として、『アハヽヽヽさすがの鷹......、拍手して天津祝詞を奏上したり。茲に淤縢山津見は高彦をこの国の守護神として原......山津見と命名し、急使を馳せて天教......山の木花姫の御許に認許を奏上したりける。(... | 378 |
379 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第30章 珍山峠〔380〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/山=18 | ...は、漸くにして巴留と珍との国境、珍の峠の山麓に着いた。四人は芝生の上に腰打掛け折柄......掛け折柄吹きくる涼風に汗を払ひつつ、四方山の話に耽りぬ。 四辺の木々の梢には油蝉が......ーンミーンと睡たさうな声で囀つて居る。駒山彦は細谷川の清き水を手に掬つて飲みながら......の浮世と云ひながら、さてもさても困つた駒山彦だ。アハヽヽヽ』『オイ蝉の親方、乾児が......だ。アハヽヽヽ』『オイ蝉の親方、乾児が沢山ゐると思つて威張つてるな』『蝉の親方つて......モーコンナことは免除して置かうかい、この山坂になつてまた悄気て平太りよると一行の迷......俺も秋がきた。大神さまも胴欲だ。困つた駒山彦の奴、珍......山峠の頂辺から、駒の如くに転げ落ちて……』... | 379 |
380 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第31章 谷間の温泉〔381〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/山=10 | ...み、神言を奏上し、鎮魂を施しゐたり。 駒山彦は之を見て、『ヤア、蚊々虎さま、そら何......が、俺らの力では此奴ばかりはいかぬ。淤縢山津見の宣伝使に、一つ鎮魂をやつて貰ひたい......つこの男に鎮魂を施してくださいな』 淤縢山津見は、『やつて見ませうかな』と云ひなが......ヨー、貴方は秘露の都で御目に懸つた、正鹿山津見の宣伝使では御座らぬか』『アア貴方は......』『アア貴方は蚊々虎殿か。ヨーヨー、淤縢山津見殿、思はぬ処で御目に懸りました。是も......教の神様の御引合せ、有難う存じます』淤縢山津見『貴方はどうして、斯る......山奥に御越しになつたのですか、是には何か深......ち、それより巴留の国を宣伝せむと、この珍山峠を越え、鷹取別の城下に宣伝歌を歌つて参... | 380 |
381 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第32章 朝の紅顔〔382〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/山=17 | ... 珍山峠の谷間には、神の仕組か、偶然か、此処に......ら、徐々とこの峠を登り行く。漸く一行は珍山の......山頂に到達したり。 蚊々虎は、『アヽアヽ、......当に苦しまぬと、楽の味は判らぬワイ』 駒山彦も、『本当に結構だつた。○○の皺伸ばし......自然に皺だらけだ。オイ勘定をして見よ、沢山な皺だぞ。四八三十二も寄つてるわ』『よく......なあ、口が千年ほど先に生れたのだらう』『山に千年、海に千年、口に千年といふ劫を経た......。駒の如くに言霊がよく転ぶのだよ』 正鹿山津見は、立つて東南方を指さし、『淤縢......山津見様、ズツと向ふに青々とした高山が見え... | 381 |
382 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第33章 天上眉毛〔383〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 28 件/山=28 | ...都と謳はれし 巴留の都を後にして 淤縢山津見の一行は 漸うここに辿り着き 桃上......はむと 声も涼しき宣伝歌 足を揃へて珍山の 峠を下る雄々しさよ。 日は漸く西に傾......峠を下る雄々しさよ。 日は漸く西に傾き、山と......山との谷道には大なる影映し来たる。 駒......山彦は、『ヤア、大分に涼しくなつて来たねー......有つては困るものは太陽の光熱だ。斯うして山蔭に日が隠れると、夜のやうに涼しくなつて......た。御天道様、いま蚊々虎の云つた通りに駒山彦は宣り直します』『ソラ見たか』『空見た......す』『ソラ見たか』『空見たつて日天様は、山に御隠れになつてゐるじやないか』『空呆け... | 382 |
383 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第34章 烏天狗〔384〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 29 件/山=29 | ...て吹く松風の音に、五月姫は目を醒まし淤縢山津見の顔に目を注ぎ、『これはこれは淤縢......山津見さまも、ああして歩いて居れば、立派な......に見える。是も矢張り心の色かいなー。正鹿山津見様の此の御鼻は何として是ほど赤いのだ......月姫に惚れて、よう妬く男」アヽ嫌な事、駒山さまたら何と妙な御顔に成られたでせう。ホ......締り、クークーと口の中で笑うて居る。 駒山彦は五月姫の声にムツクと起き上り、五月姫......『コラ素平太、何を吐かしよるのだい。淤縢山津見の顔は悪相だの、正鹿......山津見の顔が赤いの、好きだの嫌ひのと吐ざき......なんて、俺が知らずと寝て居るに余りだ。駒山彦は「五月姫に惚れて、よう妬く男」なんて... | 383 |
384 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第35章 一二三世〔385〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/山=18 | ...流るる無状さ。一行は汗を拭ひ拭ひ、漸くに山頂に達したり。......山頂には格好の岩が程よく散布されてありぬ。......るなら此涼風を、母の土産にして見たい』駒山彦『オイ、蚊々虎、殊勝らしい事を云ふね。......うて泣く親は無いが、子のために泣く親は沢山あるとか云つてな、ソンナ優しい心があるの......二世、主従は三世と云ふ相なからのう』 駒山彦は、『ヘン、うまい事を云ひやがらア。親......め思ふかな、国に残せし親は如何にと』 駒山彦は『オヤオヤ又出たぞ。何だ貴様、今日に......ど抜目のない奴だワイ。アハヽヽヽ』 淤縢山津見は、『ヤア感心だ、人間はさう無くては......『ヤア感心だ、人間はさう無くてはならぬ、山よりも高く、海よりも深い父母の恩を忘れる... | 384 |
385 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第36章 大蛇の背〔386〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 27 件/山=27 | ...ゾーゾーと音を立てて吹き来たりけり。 駒山彦は驚きながら、『ヤア出よつたぞ。あの声......でも締めて行かうかい』 蚊々虎は、『正鹿山津見さまが此......山には大変な大蛇が居るなぞと、吾々の胆を試......の来るやうに歌でも歌つて踊らうかい。大蛇山には蛇が居るぢやげな、大きな、大きな蛇ぢ......な、大きな蛇ぢやげな、嘘言ぢやげな』正鹿山津見『蚊々虎さま、吾々は苟くも天下の宣伝......処には居りませぬ。この峠を少しく下ると、山一面に茫々たる草ばかりです。その草の生え......かかると、大きな奴が彼方にも此方にも、沢山に前後左右に往来して居ます。大蛇の王にで......』『それじや蚊々虎のじや推でしたか』 駒山彦は、『コラまた洒落てゐるナ、大蛇の峠を... | 385 |
386 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第37章 珍山彦〔387〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 46 件/山=46 | ...背に乗りたる宣伝使一行は、一瀉千里の勢で山麓に下り行きたり。 駒......山彦は得意顔にて、『ヤア、馬には乗つて見い......うても一寸も怖くは無い。この行く先々に、山へかかれば的さんがやつて来て呉れると、本......大蛇は影も形も見えなく成り居たりける。駒山彦『なんだ、夢だつたらうかな。現に今、大......様な芝生の上に坐つて居るとは、一体全体駒山には訳が分らぬわい』『神変不可思議の神業......るのも、吾々が鼻息一つで自由自在だぞ』駒山彦『また始まつた。オイ、もう吹くのは止め......のは止めて呉れぬか。お前の二百十日には駒山彦だよ』 淤縢......山津見はアフンとして、『合点の往かぬは蚊々... | 386 |
387 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第5篇 宇都の国 | 第38章 華燭の典〔388〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 35 件/山=35 | ...し、讃美歌を唱へ終つて休息してゐた。正鹿山津見は襖を押開け入り来り、『御飯が出来ま......ど』と挨拶を述べ、この場を立ち去りぬ。珍山彦『皆の方々、今承はれば正鹿......山津見様は女房が無いと云ふ事だ。一国の守護......腎の女房が無いとは気の毒でないか。一つ珍山彦が奥様を御世話しようと思ふが如何でせう......を御世話しようと思ふが如何でせうな』 駒山彦は膝をのり出し、『それは結構だな。適当......伝使の五月姫だよ。ナア五月さま、貴方は珍山峠の麓の岩の上で、正鹿......山津見さまは誠に男らしい、立派な御顔付きの......すまい』 五月姫は黙つて袖に顔を隠す。駒山彦は言葉せはしく、『そらいかぬ。お人が違... | 387 |
388 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第6篇 黄泉比良坂 | 第39章 言霊解一〔389〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...、泣き給ふ時に、御涙に成りませる神は、香山の畝尾の木の下にます、御名は泣沢女の神、......冊神は、出雲の国と伯伎の国との堺、比婆の山に葬しまつりき』 伊弉諾命は即ち天系霊系......かの堺に立つて居るのであります。『比婆の山に葬し』といふ事はヒは霊系に属し、赤い方......。(大正九・一一・一 於五六七殿講演 外山豊二録)(大正一一・二・一〇 旧一・一四... | 388 |
389 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第6篇 黄泉比良坂 | 第40章 言霊解二〔390〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 27 件/山=27 | ...土神の御頭に、成りませる神の御名は、正鹿山津見神、次に御胸に成りませる神の御名は淤......見神、次に御胸に成りませる神の御名は淤縢山津見神、次に御腹に成りませる神の御名は奥......津見神、次に御腹に成りませる神の御名は奥山津見神、次に御陰に成りませる神の御名は、......見神、次に御陰に成りませる神の御名は、闇山津見神、次に左の御手に成りませる神の御名......、次に左の御手に成りませる神の御名は志芸山津見神、次に右の御手に成りませる神の御名......、次に右の御手に成りませる神の御名は、羽山津見神、次に左の御足に成りませる神の御名......、次に左の御足に成りませる神の御名は、原山津見神、右の御足に成りませる神の御名は戸......津見神、右の御足に成りませる神の御名は戸山津見神』 殺された火の神の頭に成りませる... | 389 |
390 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第6篇 黄泉比良坂 | 第41章 言霊解三〔391〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...で、火の雷とは悪い事を考へて居るものが沢山に潜んで居る事であります。これを火の雷と......りもせぬ事を、犬糞的に喧伝する悪人輩の沢山潜伏して居る事であります。現在の大本の内......。(大正九・一一・一 於五六七殿講演 外山豊二録)(大正一一・二・一一 旧一・一五... | 390 |
391 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第6篇 黄泉比良坂 | 第42章 言霊解四〔392〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...し、人心を改造する事は出来ない。国家を泰山の安きに置き奉らむとするの志士仁人は凡て......ます。(大正九・一一・一 於五六七殿 外山豊二録)(大正一一・二・一一 旧一・一五... | 391 |
392 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 第6篇 黄泉比良坂 | 第43章 言霊解五〔393〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...で在ります。今日の思想界にも此の大石が沢山に欲しいものであります。『故其の所謂黄泉......大正九・一一・一 午前 五六七殿講演 外山豊二録)(大正一一・二・一一 旧一・一五... | 392 |
393 | 霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...ば 国の柱を採るに具はし〈第2章〉山に生ひたる木々は曲りゐて 柱に成ら......成らぬものばかりなり〈第2章〉いと高き大山の一つ松に 鶴巣籠りて日の出を歌へ......から 皆狼となり果てにけり〈第22章山川も一度にどよむ世となりて 百神た...... 百神たちは荒れ狂ふなり〈第23章(校)〉山の頂きを見れば眼のあたり 八重村雲... | 393 |
394 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 前付 | 序歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/山=6 | ... 花の都の鶏頭城 蒲団着て寝たる姿の東山 三十六峰風も冷き......山颪 春とはいへど北......山に 雪は真白に残りゐて 心の奥は鞍馬......山 一つ火輝く愛宕の嶺 折から吹き来る嵐...... 一つ火輝く愛宕の嶺 折から吹き来る嵐山 神の恵も高尾......山 紅葉の色のわが心 夜半の嵐に大足彦の... | 394 |
395 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 前付 | 凡例 | (編者) | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...未来に亘る南北亜米利加の地形地勢を始め、山河草木を悉く熟知して居られるので、太古に... | 395 |
396 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/山=1 | ...てみようと野心を起し 天教、地教の二つの山を 足の台にして背伸をしたら 雲が邪魔... | 396 |
397 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 第1篇 長途の旅 | 第1章 都落〔394〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/山=8 | ... 春霞靉靆き初めて山々の 花は匂へど百鳥の 声は長閑に歌へ...... 都を後に旅衣 草鞋に足をくはれつつ 山野を越えて遥々と 目あてもなつの空かけて......むと ホーホケキヨーの鶯の 声に送られ山河を 徒歩々々渡る手弱女の 杖や柱と頼......もあてられぬ 繊弱き娘の三人連れ 黄金山を後にして 踏みも慣はぬ旅の空 何処の......恩郷のものは方舟に乗つて、誰も彼も地教の山に救はれた。其時だつて地教の......山には高照姫、言霊姫、竜世姫、真澄姫、其他......は高照姫、言霊姫、竜世姫、真澄姫、其他沢山の、それはそれは美しい雨後の海棠のやうな......其処へお出でになる三人の姫神様は、地教の山から、天の河原に棹さしてお降り遊ばした天... | 397 |
398 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 第1篇 長途の旅 | 第2章 エデンの渡〔395〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/山=2 | ...の男はカラカラと打笑ひ、『吾こそは地教の山に鎮まる大天狗だ。愚図々々吐すと、腕をむ......来たものの、虎、狼、獅子、大蛇の荒び猛ぶ山の尾踏み越え、心淋しき折柄に、此渡し場に... | 398 |
399 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 第1篇 長途の旅 | 第3章 三笠丸〔396〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/山=3 | ...父に会ふ日を松代姫 心の竹野ある限り 山と積みてし苦しさや 谷の戸開けて鶯の ......デンの河を打渡り 世は九分九厘足曳の 山を打越え野を渉り 心も勇む四人連 心つ......苦しみは宣り直す 神の教と聞きつれど 山より高く海よりも 深き恵みの神の裔 桃... | 399 |
400 | 霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 | 第1篇 長途の旅 | 第4章 大足彦〔397〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/山=4 | ...う見えても、テヽヽ天狗さまでないよ、天教山の生神さまだ。どんなお方が落ちてござるか......下をば隈もなく いゆき巡りし足真彦 九山八海の......山に現れませる 木の花姫の色も香も めで......はりゐる。甲『オーイ、貴様らのお友達が沢山においでだぞ、あはうどりが』 この時前方... | 400 |