王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献検索

キーワード: で王仁三郎文献を検索した結果を表示しています。
見つかったレコード数: 全 3866 件
検索の方法とオプションの説明
検索オプション
検索書籍 全部 霊界物語だけ 霊界物語以外
検索項目 全部 本文だけ
表記ゆれ 含む 含まない

番号 文献名1 文献名2 文献名3 著者 発表年 詳細 本文内のヒット件数 プレビュー(最大 8 件まで表示) 番号
901 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第3篇 神縁微妙 第11章 言霊の妙〔853〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...眼を転じて葦原の  瑞穂の国を眺むれば 野は青く茂り合ひ  野辺の千草はまちまち...... 所狭きまで稔りつつ  味よき木実は野にに 枝もたわわに香りけり  天津御空の神......れも神の子神の宮 汝と妾とのみならず  河木草鳥獣 大魚小魚虫族も  神の恵に漏......へる和田の原 漸く越えてテルの国  テル峠の急坂を 登りつ下りつ膝栗毛  鞭うち... 901
902 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第3篇 神縁微妙 第12章 マラソン競争〔854〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...人一首ぢやなけれ共 足を痛めた足引の  鳥の尾のしだり尾の 長々しくも何時迄も ... 902
903 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第3篇 神縁微妙 第13章 都入〔855〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...に送られて  草野をわたり河をこえ 再びを乗越えて  又もや谷間を辿りつつ 旅の......若彦は汝が事か 吾等一行を親切に  テル峠の麓まで 春、幾、鷹の御三方  迎への......子の姫と諸共に  ハラの港に安着し テル峠を乗越えて  巽の池に潜みたる 大蛇の......左様な事は御考へ遊ばさないでせうが、正鹿津見の神様が、黄泉比良坂の戦ひに、御出陣... 903
904 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第14章 霊とパン〔856〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 10 件/山=10 ...国依別は北へ北へと進み行く。此処には御倉と云ふ高......があり、国人の信仰に依りて、竜世姫命を奉......社と云ふ。テルとヒルとの国境に秀立せる大脈の最もすぐれて高き峰である。祠は御倉......の麓にあつた。さうして清き広き谷川が飛沫......六尺のいろいろ雑多の斑紋ある美しき魚が沢に棲んで居る。されど国人はこれ全く御倉の......てられない計りであつた。数多の国人は御倉の......麓に集まり、此御倉魚に向つて、饑饉を免れ......宣伝使様! 斯の如く此谷間には御倉魚が沢に居りますが、之を頂いて食物となし、飢を... 904
905 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第15章 花に嵐〔857〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 7 件/山=7 ...是非もなく 千座の置戸を負ひ玉ひ  天教の火坑より 根底の国に落ち玉ひ  豊国姫......掻き鳴らし 神生み国生み人を生み  天教にましませる 日の出神や木の花姫の  貴......彦や埴安姫の 神の命と身を変へて  黄金下に出現し 三五の月の御教を  完美に委......陥ること勿れ  国魂神を斎りたる 御倉のの竜世姫  大地の主と現れませる 金勝要......らす事勿れ 竜世の姫を祀りたる  御倉のの社こそ 国治立大神に  次で尊き神なる......にも忘れず此歌を  神の御前は云ふも更 の上行くも又河へ  浸る時しも村肝の 心......『アツハヽヽ、卑怯未練な汝等が振舞、御倉の谷あひに於て、猫に追はれし鼠の如くチウ... 905
906 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第16章 荒しの森〔858〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...の帯を引まはし ヒルとテルとの国堺  大脈の其中に 屹然として立ち  青葉の衣纏......屹然として立ち  青葉の衣纏ひたる 御倉の麓の渓流は  淙々として天然の琴を弾じ......の間に 神はまさずや、おはさずや  御倉の谷川水清く 魚は溌溂として激流を泳ぎ ......の 世人の為に祈り奉る。  国依別は御倉の渓間に 神の教を説きさとし  飢に苦む......多の人々に暇を告げ  宣伝歌を歌ひ乍ら 伝ひに惟神に身を任せ  やうやうチルの村......かかる  折りしもウラル教の神司 御倉のの谷川にて  言依別や国依別に 神退ひに......活きて何の楽しみもなしと死を決し、御倉のの谷川に横はり死を待つ内、有難くも、あな......勇んだのも束の間だ。……折角ここまで遠き坂を越え、慕うて来た二人の男、無下に断る... 906
907 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第17章 出陣〔859〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 12 件/山=12 ... 秘露の国日暮シの......腹に広大なる岩窟を掘り、ウラル教の霊場を......窟を掘り、ウラル教の霊場を作り、ロツキーの本......と相応じて、一旦亡びかけたるウラル教も再......体に其勢力を拡大して居る。此岩窟を日暮シの聖場と称へてゐた。此処にはブールを教主......、彼等両教の徒を駆追せなくては、ロツキーの本......に対し、申訳が御座らぬ。吾々が日頃唱道し......神示空しからず、今年の此大旱魃、大饑饉、河草木、殆ど枯死せむとする此惨状、如何な... 907
908 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第18章 日暮シの河〔860〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ... 三五教の宣伝使  国依別は御倉 社を後に立出でて  ......河渉り野路を越え 漸くチルの村外れ  荒......森に辿りつき 息を休むる折柄に  日暮シに岩窟を 構へて教を開きたる  ウラルの......人は雀躍し  神に任せし此体 仮令野の末の奥  千尋の海の底迄も 神に仕へし神司......涼しき夜の道を喜び勇んで進み行く。日暮シの渓谷より流れ来る大河の辺に辿り着いた。......いなア』キジ『宣伝使様、此川上には日暮シの霊場と云つて、ウラル教の一派が大なる岩......常な勢力で御座いましたが、テルの国の高照の麓にバラモン教の石熊と云ふ宣伝使が現は......は余程衰頽した様子で御座います。此間御倉の谷川に現はれ、あなたの言霊に辟易して逃... 908
909 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第19章 蜘蛛の児〔861〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...い、一人も残らず此空川へ放りこみ、人間のを築いてお目にかけませう』 斯く云ふ間、...... 吾こそは三五教の宣伝使、言依別命、御倉の谷間に於て、此方が言霊の神力に泡を吹き......、何と申す、国依別、敗けたと見せかけ御倉の谷川に於て逸早く姿をかくし、又荒しの森......にドツと許り投げ込み、瞬く間に数十人の人を築いた。 此方のユーズの部下は何れも長... 909
910 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第4篇 修理固成 第20章 雉と町〔862〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 2 件/山=2 ...めた。キジ『俺の在所はチルの国  御倉のの峰つづき 村の難儀を見るにつけ  神の......鴻恩の  万分一に報いむと マチと語らひ坂を  一散走りに乗越えて 木々の花さへ... 910
911 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第5篇 河動乱 第21章 神王の祠〔863〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 22 件/山=22 ...び乍ら、東南に向ひ前方に突当つたアラシカの大峠をソロソロと登り始めた。此地点は最......早今年の旱魃にも遭ず、極めて安全にして、々の草木は色美はしく、旭に照り輝き、活々......れば、ウラル教のブールが立籠りたる日暮シは手に取る如く、青々と緑の衣を被り、八合......未申の方向に当つて白雲の帽子を着てゐる高が、例の日暮シ......で御座いますよ。随分景勝の地点を選んだも......随分景勝の地点を選んだものですなア。三方に囲まれ、一方に日暮シ河の清流を控え、四......便利は宜しいが、要害の点に於ては、日暮シに比ぶれば、非常に劣つて居る様ですなア』......風、暑い坂を汗タラダラと流して登り詰め、上に息を休めて四方の景色を見晴らし、浩然... 911
912 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第5篇 河動乱 第22章 大蜈蚣〔864〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...スタと 下らぬ歌をうたひつつ  アラシカの麓まで 来りてここに息休め  又もや乗......あゝ面白い面白い 四方の国原見渡せば  野は青く河清く 西南方に屹然と  雲の冠......雲の冠を頂きて 聳り立ちたる日暮シの  の麓の聖場を 指さし乍らウラル教  ブー......を尋ぬれば 女は漸く顔をあげ  アラシカの......麓に ウラルの教の宣伝使と  仕へまつれ......呼止めて 吾家に泊めし罪に依り  日暮シの聖場に 引立てられて仄暗き  残酷無情......蜈蚣の歩く姿を見ると、夜前アナンの奴、沢の竹槍隊を連れ、単縦陣を作つてやつて来た......、とうとうウラル教の霊地と聞ゑたる日暮シの岩窟の前迄追つかけ来り、忽然として姿を... 912
913 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第5篇 河動乱 第23章 ブール酒〔865〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ... 日暮シの霊場、岩窟館の教主ブールの奥の間には、......へ、片つ端から切りたて薙立て、忽ち血河屍の大勝利、日暮シ河は忽ち血潮の洪水氾濫し......頃はチツと度呆けてゐると見える。何分御倉の谷間で肝をつぶし、荒しの森で二度ビツク......さい』と篏口令を布いてゐる。暫くあつて、の如く葡萄酒の瓶は運ばれた。アナン、ユー... 913
914 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 第5篇 河動乱 第24章 陥穽〔866〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 0 件/山=0   914
915 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...浮世なり世はかく曇りはてたれど  弥仙のは影清し峯より落つる谷川の    ながれ... 915
916 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 後付 附記 湯ケ島温泉 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 22 件/山=22 ...に立ち並ぶ種々の木立を霞ませて、朧なる向の姿は、松や杉や楓雑木の青葉と入り交はり......会つた景勝の地点に、一廓を作つて居る天城麓の温泉場湯ケ島で、四週間を松村真澄氏、......に伴はれて朝早くより危い釣橋を渡ると直に田の畔を昇る。柿栗の葉は青々と繁り、未熟......しい風は谷底から吹き来たり、日光の届かぬ路を辿る身は、夏の日を忘るる位である。杉......、夏の日を忘るる位である。杉の木立の多いに添うて登つて行く。谷川を隔てて雑木の青......い草の色がうねうねと続いて、右と左に高いが......の上から上からと頂きを現はして来ると、真......は深い谷川で物凄まじく木魂を返す水の音が々に広がつて居る。松の老樹が危げに谷に倒... 916
917 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 後付 天津祝詞解 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...ては伊邪那岐命の御仕事である。幾千万年来積した罪穢があるので、今度『地の世界』で... 917
918 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 前付 序歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 17 件/山=17 ...綾部)  吾家を伊豆の温泉場 幽邃閑雅の家村  (......家)  狩野の流れに臨みたる 湯ケ島温泉......  園ほか一部の伊豆信者  (園部) 杉当一林弥生  八木つく様な夏空を  (八......京の  (京都)  三大都市を始めとし 科里に至るまで  (......科)  皇大神の大道を 津多へ拡むる神司......多へ拡むる神司  (大津)  堅き心は石の  (石......) 月照り渡る如く也    ○ 青人草を......(草津)  守りたまへと祈りつつ  (守) 山野を州々みて篠すすき  (野州) ... 918
919 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ... 本巻は秘露の国アラシカ麓のウラル教の宣伝使の娘エリナの家に、国......の危難を救ひたる事より、ウラル教の日暮シの岩窟に於て、ブール一派を帰順せしめ、エ......ジル峠の谷間を越え、シーズン川に於て、秋別、モリスの二人の生命を救ひ、屏風......脈の最高地、帽子ケ岳に登り、言依別に邂逅... 919
920 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第1章 主一無適〔867〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ...安彦や埴安姫の  貴の命と現はれて 黄金下に三五の  神の教を樹て玉ひ 救ひの道......り玉ふ  此御教を朝夕に 守り玉へる天教の  木の花姫を始めとし 日の出神の珍御......の霊場に  国治立大神は 暫し隠れて四尾  国武彦と名を替へて 五六七の御世を来......を替へて 五六七の御世を来さむと  桶伏の片ほとり 厳と瑞との神御霊  玉照彦や......神都はエルサレム 東の神都は桶伏の  霊会場の神の...... 太く建てたる神柱  緯の御霊と聞えたる......  テルの港に上陸し 夜を日に継いで三倉の  国魂神を祀りたる 祠に二人は参拝し......明め尽し両人は  国依別に相別れ 日暮シの岩窟に  囚はれ苦しむエスの身を 一日... 920
921 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第2章 大地震〔868〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...心不乱に信仰致しませう。お父さまが日暮シの牢獄に囚はれて、あるにあられぬ責苦に会......願の祝詞を奏上し居る。 かかる所へ日暮シのブールの使として、アナンは四五人の部下......サア教主の命令だ、尋常に手を廻せ。日暮シの館に連れ帰り、其方もエスの様に水牢に投... 921
922 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第3章 救世神〔869〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ...の春を祝ひつつ 或は娶り或は舞ひ歌ひ  河は清くさやけく 樹木は天然の舞踏をなし......刻々に大地の震動  猛烈を加へ来る而已 岳は崩れ、原野は裂け  民家は倒れ橋梁忽......月は盈つ共虧くる共  仮令大地は震ふ共 裂け海は涸く共  此世を造り玉ひたる 神......。併し乍ら……アレ御覧なさいませ。四方の々は盛に噴火を始め、黒雲天を封じ、地は裂......すれば、不思議や大地の震動忽ち休止し、諸の噴火は従つて止り、噴出する洪水はピタリ......き、楓別命、国依別、紅井姫を始めとし、秋別、科......別は駿馬に跨り、城下を隈なく駆け巡り、大......状目も当られぬ計りなりけり。 楓別命は秋別、科山別に命じ、俄に館内の男女をして炊... 922
923 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第4章 不知恋〔870〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 16 件/山=16 ...此処に止まることとなりぬ。併し乍ら日暮シの岩窟に遣はしたるキジ、マチ両人を始め、......任最も厚く、数多の信者の人望を集めたる秋別は、紅井姫の色香妙なるに心を寄せ、日に......を以て、唯一の神策として居たり。 一方秋別も同じ思ひの恋慕の情火消し難く、見すぼ......るに国依別の此館に来りしより、紅井姫が秋別に対し、又モリスに対する態度は、どこと......すこそ可笑しけれ。 紅井姫は最初より、秋別、モリスに対し、只普通の教の道の役人、......愛するものと思ひひがめ、三国一の花婿は秋別を措いて、他に適当の候補者はなしと、自......早く来らむ事を期待しつつあり志なり。 秋別は此頃モリスの姫に対する態度の何となく......気の角を生やしかけゐたるが、モリスも又秋別の姫に対する態度の目立ちて親切なるに心... 923
924 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第5章 秋鹿の叫〔871〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 18 件/山=18 ...なき 恋路に迷はぬ者あらむ  心の底の奥に 清く照りはふ紅井の  紅葉の色に憧が......きいろいろと 遠くまはして知らせ共  野の諸木か川の石か 巌の如く頑として  歯......の意地 汝が身の為には吾命  仮令野の末の奥 屍を曝す世あり共  などか厭はむ一......朝夕に 執念深くも附け狙ふ  厭な男の秋別や 内事司のモリスまで  言葉巧に言ひ......襖を静に荒く引あけて、ヌツと首を出した秋別は、『ヤアお楽みの所へ、行儀も知らぬ不......すか。不義は御家の御禁制、サアサア、此秋別が現場を見着けた上は、如何に御弁解をな......をトツトと退去なされ。ヒルの館の総取締秋別が、職名に依つて申付けまするぞ』『これ......様の御体に手をさへたぢやないか』『コレ秋別、人様に向つて、さうズケズケと御無礼な... 924
925 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第1篇 千状万態 第6章 女弟子〔872〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ...舞ました。今は、父は御存じの通り、日暮シに囚はれ、たよる所もなき女の一人身、あな......にかけたら弱い者だなア、アハヽヽヽ』 秋別は言も荒らかに、『姫様の御病気、今此通......や口惜しい』と歯切をかむで狂ひまはる。秋別は紅井姫の体をグツと抱へ、『モシモシ姫......どうぞお鎮まり下さいませ』『エヽお前は秋別か、又しても又しても好かぬたらしい、震......拳骨を固め、力一杯鼻つ柱を擲りつける。秋別は不意に鼻つ柱を打たれ、目から火を出し......みに尻を下せば、モリスは夢中になつて、秋別の睾丸を力一杯握りしめ、『コリヤ国依別......やらうか』と一生懸命に固く握りつめる。秋別は真青になつて『ウーン』と云つたきり、......スの手を指一本一本力を入れて放させた。秋別は漸くに気が付き、呆け面してポカンと口... 925
926 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第7章 妻の選挙〔873〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 17 件/山=17 ...に谷まりて 苦み悶ゆる折柄に  アラシカの麓なる エリナの尋ね来りしゆ  ヤツサ......重ね  ヒルの都を後にして アラシカ峠の麓に  心欣々着きにける。『サア姫様、あ......雪隠の火事ぢやないが焼糞で、ウラル教の本へでも、甘く這入り込み使つて貰はふぢやな......見い』『コリヤ俺を何と心得てゐる。俺は秋別と云つて天孫人種だぞ。貴様は土人ぢやな......にしたらどうだ』『そンなら俺は紅井姫を秋別の妻に選挙する』『俺は紅井姫をモリスの......とうとう次点者になりましたねい。どうで秋別だから、先方がアキが来ました、イヤマア......アキが来ました、イヤマア、別れて下さい秋別さま……なンとか云つて、秋波を送つて紅......、秋波を送つて紅井姫だ。アハヽヽヽ』 秋別は腹を立て『ナアニ』と言ひ乍ら、モリス... 926
927 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第8章 人獣〔874〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ...暗の帳は深くして 確にそれと分らなく  犬どものざれ合ひか 但は獅子のいがみ合ひ......ラ挑み合ふ  国依別は諾づいて 吾れは御の大天狗  神王の森の守護神ぞ 不届き至......を土につき乍ら  ヒルの館に仕へたる 秋別と申す者  私はモリスと申します 女房......は両人を  伴ひ此処を立出でて アラシカの......頂に  漸く登り傍の 森林さして忍び入り......の女は、余り遠くは行つて居ろまい。日暮シの岩窟へは、何程コンパスに撚をかけても、......破つて了うのだ。其後は此方の者だ。何と秋別は妙案を出すだらう』『妙案々々キツとウ......出さぬやうにして下さい』と慄うてゐる。秋別は小声になつて、『オイ、モリス、何だか... 927
928 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第9章 誤神託〔875〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 17 件/山=17 ... 秋別、モリスの両人は、日暮シ河の南岸の萱野......こに胸を撫でおろし、それより再びアラシカを駆登り、神王の森に到着し、神勅を受て、......を受て、紅井姫の行方を伺ふ事となしぬ。秋別は、神主となり、モリスは審神者となつて......ふ俺の一厘の秘密だ』『お前神主になれ、秋別が審神者をしてやらう。お前の審神者では......ら衣服を清潔にする事丈は免除しておかう。の上で水行する所がないから、身体の清潔も......ンと床をふるはせ乍ら飛びあがり出した。秋別は、随分烈しい神懸りだナアと小声に言ひ......? 何卒御名を告げさせ玉へ。及ばず乍ら秋別、審神者を仕りまする』『アハー アハー......れもない事を仰有ります。余りのこつて、秋別も呆れてものが言はれませぬワイ、アフン... 928
929 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第10章 噂の影〔876〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ... 日暮シの......麓に  教の館を開きつつ 朝な夕なにサボ......開きつつ 朝な夕なにサボリ居る  日暮シのウラル教 アナン、ユーズを始めとし  ......の廻つた口から、『オイ、アナン、アラシカの......麓エリナの宅へ往つた時は随分面白かつただ......へ御帰りの途中、上からスツと流して来た遊船の中に、十四五の何とも知れぬ、天女の様......てやらぬものだから、国依別も今頃は日暮シへ遣はした両人は今に帰つて来ない、どうし......してハルの言葉に間違は御座いませぬ。三倉の谷間で見た宣伝使です。そして一人はエリ... 929
930 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第11章 売言買辞〔877〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 2 件/山=2 ...たナア』『今日か今日かとマチ公はマチかねの時鳥、マチに待つたる今日の吉日、アナ有......着けて居られたがよからう。泰然自若として岳の動かざるが如し底の大度量がなくては、... 930
931 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第12章 冷い親切〔878〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...めて見たらどうですか。天は青くすみ渡り、川は清くさやけく、田の面には黄金の波が打......様な所へ御来訪下さいました。先達ては三倉の谷川に於て、失礼を致しました。実にあの......に御高徳を慕つて居りましたが、何分にも沢の部下の手前、其場であなた様の御弟子にな... 931
932 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第2篇 紅裙隊 第13章 姉妹教〔879〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...して、お下り遊ばした棚機姫様か、但は天教の木の花咲耶姫さまの御降臨か、松代姫様の......いますなり、アナンに会うて言ひたい事も沢ありますから、這入れなら這入りますから、......来つて、葡萄酒を与へられ、甘さうに、四方の話に耽り乍ら、飲ンでゐる。少時らくあつ......司に任じ、紅井姫は暫く賓客として、日暮シの花と謳はれ、遂に三五教を樹て、ブールの......逗留の上、キジ、マチの両人を従へ、日暮シに別れを告げ、......野河沼を渡り、ブラジル峠を指して、宣伝歌... 932
933 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第14章 樹下の宿〔880〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...高砂の  ヒルとハルとの国依別が 険しきをよぢ登り  安彦、宗介両人を 従ひ登る......へ、道々三五の教を説き諭し乍ら、其昔淤縢津見司が、木の花咲耶姫の化身なる蚊々虎と......化身なる蚊々虎と通過したる、ブラジル峠の頂に息を休め、それより大原野に出づる事と......る事となつた。 国依別一行はブラジル峠の麓にて日を暮らし、大木の根元に夜露を凌ぎ......で捜しに来たのだが、モウ駄目だぞ。日暮シでは、ハル、ナイルの両人に追ひまくられ、......か俺は今夜に限つて寝られないと思へば、秋別、モリスの両人、あンな悪い事を企ンでゐ... 933
934 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第15章 丸木橋〔881〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 24 件/山=24 ...らむと、ホクホクし乍ら進ンで行く。此方の裾から向方の......裾に渡る相当に深い谷川に、長さ四間位な丸......  なぞと困つて御座るだらう 私の恋は奥の  細谷川の丸木橋 渡るはこわし渡らね......こわし渡らねば  心の底から惚切つた 秋別に会はれない  秋......さまも情ない 惚た弱味で厭さうに  ピン...... 男心と秋の空  私の腹が知らしたい 秋さまも余りぢや  モリスさままで私をば ......天津神様八百万  国津神様八百万 仮令野の果までも  秋......さまやモリスさま 後を慕うて尋ね行き  ... 934
935 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第16章 天狂坊〔882〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 18 件/山=18 ... 国依別一行は桃の木の頂点に三つ巴となつて息をころし、......も抓まれたのではなからうかな』『ナアニ秋別、そンな気遣ひがあるものかい。キツと此......ツ返してやらうか。それに付いては幸ひ、此桃の木だ。此上へあがつて天狗の声色を使ひ......て、『ウー』と唸り出し、『此方はブラジルの大天狗、天狂坊であるぞよ。数万年来......桃の木を住家と致し居るにも拘はらず、汚れ......都合が宜ろしう御座ります』『其女は日暮シの......麓、ウラル教の館に、両人共機嫌よく暮して......来たのか。大盲奴』『オイ、ヤツパリ日暮シの岩窟かも知れぬぞ。今天狗さまが、あゝ仰... 935
936 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第17章 新しき女〔883〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 19 件/山=19 ... 恋の暗路にふみ迷ひ  ブラジルの谷底迄 情欲の鬼に魅せられて  モリス......底迄 情欲の鬼に魅せられて  モリス、秋別の両人は 百津常磐木の......桃の  大木の株に憩ひつつ 悲しき恋の叫......大木の株に憩ひつつ 悲しき恋の叫び声  は裂け海はあせなむ世ありとも いかで忘れ......の身を以て  虎狼や獅子熊の 伊猛り叫ぶ野原  慕うて尋ね来た者を 今迄何処にう......云ふ 情ない事がありませうか  男心と秋別の 空恐ろしい早変り  やいのやいのと......お出でと手を執つて  怪しき女と白雲の かき分けて進み行く  恋の擒となり果てし......酷熱の太陽に曝され乍ら、果てしも知らぬ大脈の麓を東南指して、当途もなく進み行く。... 936
937 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第18章 シーズンの流〔884〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 18 件/山=18 ...祷せる姿を嘲笑的に流し目に見やりつつ、秋別に向ひ、『オイ秋......君、君は紅井君を如何したのだイ。まさか君......を口走り出したぞ。何でも此辺には悪霊が沢居ると云ふ事だから、可愛相に、憑依された......神に立直してやらうぢやないか』『オイ、秋別、お前もヤツパリ感染して居るようだぞ。......として、エリナ姫を眺め居る。 モリスは秋別に向ひ、一寸腰を屈め、いと叮嚀な言葉で......ひ、一寸腰を屈め、いと叮嚀な言葉で、『秋さま、今日は存じも寄らぬ事が出来まして、......残念で御座います』と鼻をすする。『モシ秋さま、あなた紅井姫様を本当に女房にする御......座いませう』『あの方を本当の紅井姫様と秋さまは思つてゐらつしやいますのですか。あ... 937
938 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第19章 怪原野〔885〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...めて映り居る  二人は顔を見合して 『秋別よこらどうぢや  川に陥り水を呑み 苦......点が行かぬ』と首かたげ  吐息もらせば秋別は 『こりや可怪しいぞ可怪しいぞ  吾......宣り直し 聞直しませ黄泉津神  モリス秋別二人 慎み敬ひ願ぎ奉る  旭日はてる共......影見えず 四方に心を配りつつ  眼光らせ桃の 大木の木蔭に立寄れば  忽ち空に唸......蔭に立寄れば  忽ち空に唸り声 ブラジルの大天狗  天狂坊が現はれて 吾等二人を......に逃げて行く  冥途の旅ぞ寂しけれ。 秋別、モリスの両人は何時の間にかあたりの光... 938
939 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第20章 脱皮婆〔886〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 10 件/山=10 ...理か役かの様に包むでゐるのみである。 秋別は心の中に思ふ様……どうせ、こンな訳の......衛門となつたのだ。お前はアノ自称色男の秋別、モリスの両人に違いあるまいがな』『貴......無双の豪傑だつたが、俺の目の前で、余り巫戯たことをしよるものだから、チツと計り癪......スさまに従いて来ないか。結構な結構な針のか、血の池か、茨の林へ連れて行つて、蜥蜴......か、又只で案内してくれるのなら、仮令針のでも血の池地獄でも構やせぬワイ。兎も角俺......手頃の石をクレツとめくると、其下から、沢の釘抜がガチヤガチヤする程現はれて来た。......堪りかね、忽ちザンブと激流に飛込み、『秋別早く来れ』と云ひ乍ら、抜手を切つて、流......、着物を脱ぎ棄て、力一杯圧搾し始めた。秋別も辛うじて泳ぎ着き、之れ亦衣類を絞り、... 939
940 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第3篇 千里万行 第21章 白毫の光〔887〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...ツカツカと二人の前に立塞がり、『其方は秋別、モリスの両人であらう。サア冥府よりの......』と巨眼をひらき睨めつけ呶鳴り立てる。秋別は焼糞になり、『オウ、俺も男だ。火の車......が得だよ。……モシモシ青さま、赤さま、秋別の只今の御無礼は何卒許してやつて下さい......る事が出来るものかい。野暮な事を申すな。猟師は熊、鹿を獲り、海漁師は魚を取り、猫......撫で、背を撫で、水を与へ、『ヤアお前は秋別か、お前はモリスか、まだここへ来るのは......は国依別命、安彦、宗彦の一行である。 秋別は驚いて、『ヤアこれはこれは国依別の宣......祝詞を奏上し、神恩を感謝する。 是より秋別、モリスの二人は心の底より悔ゐ改め、且......弟子となり、ハルの国の大原野を渉り或は高を踏み越え、アマゾン河の両岸にある大森林... 940
941 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第4篇 言霊将軍 第22章 神の試〔888〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 20 件/山=20 ...行は  シーズン河を打渡り 荒野を駆けりを越え  夜を日についでアマゾンの 上流......余り高からず、低からざる延長数百里に渡る脈の横たはるを見る。此......は屏風ケ岳と云ひ、海抜二万五千尺、......頂の横巾は五十里に及ぶ。此......脈上より東南を広く観望すれば、アマゾン河......目に入る景勝の地点なりける。 国依別は此に登るに就いて、左右に分れ絶頂に達したる......に達したる上、作戦計画を定むる事とし、秋別、モリスを南より登らしめ、自分は北の谷......谷から安彦、宗彦と共に宣伝歌を唄ひ、屏風脈の中央に帽子の如く突出せる峰を出会所と... 941
942 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第4篇 言霊将軍 第23章 化老爺〔889〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 19 件/山=19 ... 秋別は烈風に吹き散らされ、力と頼みしモリス......しモリスには別れ、止むを得ず只一人、屏風脈の帽子ケ岳を目当てに登りつつ、又もや日......天を仰いで神徳を讃美しつつありし折、俄に岳も崩るる計りの大音響聞え来り、一天忽ち......りて、大粒の雨バラバラと降り出でぬ。 秋別は止むを得ず、老木の蔭に立寄り雨を避け......、鼻高く、口大きく、銅の如き面相にて、秋別を睨めつけにける。秋......別は轟く胸を押へ、臍下丹田に神を納め、怪......だらけの巨腕をヌツと前につき出し、今や秋別を、一掴みにひン握り、投げ捨てむとする......、投げ捨てむとするの勢を示しけるにぞ、秋別は心の中にて……国治立大神、豊国姫大神... 942
943 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第4篇 言霊将軍 第24章 魔違〔890〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 22 件/山=22 ... 秋別は此樹下に一夜を明かす折しも、遥の方よ......、遥の方より宣伝歌の声が聞え来るにぞ、秋別は雀躍し、後ふり返り能く見れば、モリス......之を打ふり打ふり此方に向つて進み来る。秋別は地獄で神に会ひし心地にて、雀躍しつつ......声色を使ひながら来れるなりけり。されど秋別はモリスとのみ深く信じて少しも疑はず、......様に、何百とも知れぬ紅井姫が現はれて、秋別の前後左右に取りつき、『コレコレまうし......の前後左右に取りつき、『コレコレまうし秋別さまお前は情ない人だよ。能うマア私を見......そこら中をひねりまはす。又同じ姿の女、秋別の足にしがみつき、『お前は本当に罪な人......して了つたぢやないか。エヽ恋の敵ぢや、秋別さま!』と云ひ乍ら、拳を一口クワツとか... 943
944 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 第4篇 言霊将軍 第25章 会合〔891〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ...に、樹木鬱蒼たる森林を越え、谷を渉り、小を幾つか越えて、漸くに屏風......脈の最高所と聞えたる帽子ケ岳の頂上に登り......所と聞えたる帽子ケ岳の頂上に登りつき、秋別、モリス両人の此処に来り会するを待ちつ......神言を奏上し乍ら待合せ居たりけり。 此時の背後より宣伝歌の声聞え来たれり。『神が......り乍らブラジルの 此神国は広くして  高三方に立ちめぐり 東に荒波狂ひ立つ  大......森に集まりて  牙を光らせ爪を研ぎ 時々を乗り越えて  アルゼンチンやテルの国 ......依別と諸共に 進み進みてテルの国  テル峠を乗越えて 神素盞嗚大神の  八人乙女......風の如く南北に 立ち並びたる青垣の  大脈の最高地 帽子ケ岳に国依別の  教の司... 944
945 霊界物語 第31巻 海洋万里 午の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...かたく氷りし    深の雪もそよと吹き来る   春風に誘はれな... 945
946 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第1章 万物同言〔892〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...て 鏡の池の聖場は  種々様々の厄雑玉 の如くに積まれける  さはさりながら一と......行は 忽ち玉を取出し  夜に紛れてアリナ 駆登りつつウヅの国  荒野ケ原に遁走し......みに遇ひながら  ゼムの港に漂着し 天祥に立向ひ  モールバンドの危害をば 救ひ......い。従つて神人は云ふも更なり、禽獣虫魚、川草木に至る迄、何れも言霊の水火を有し、......等にて悟り得らるる筈なり。従つて禽獣虫魚川草木の言葉も、容易に解し得べきものなり... 946
947 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第2章 猛獣会議〔893〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...大蛇、鷲などの連中が、常世の国のロツキー方面より、常世会議のありし後、此森林に逃......く、針葉樹の小高き丘四方を包み、恰も青垣の屏風を引廻せし如き安全地帯である。 兎......都である。其殆ど中心に、聖地に於ける桶伏の如き美はしき岩石を以て自然に造られたる......宮が儼然として建てられてある。 此清き宮を繞る清鮮の水を湛へた広き湖の辺には、大......日ならずして各獣の代表者は集まり来る。 桃の林の下に大会議は開かれた。獅子王は先......を移さず一族を引率し、兎の都を繞る四辺のより一斉に攻め入り、鬼虎堂々として湖を渡... 947
948 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第3章 兎の言霊〔894〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...多敷き並べて筵となし、バナナ、林檎、梨、桃、苺などの果物を数多並べ立て、鷹依姫の......得ず  仁慈の深き鰐族に 固く守られ青垣を  四方に繞らす此島に 清けき湖を隔て......湖をうち渡り 鰐の子供に守られて  青垣を打越えて さも香しき餌食をば  探ね求......葦原の瑞穂国  波に浮べる五大洲 何れのも海河も  皆大神の御水火より 生れ出で... 948
949 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第4章 鰐の言霊〔895〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...なき喜びに  これの湖水を包みたる 青垣の草木迄  色美しく生々と 甦りたる如き......中に乗せられて ゼムの港に漂着し  天祥に立向ひ モールバンドに出会し  吾言霊......向け和し荒男  二人の命を救ひつつ 天祥の谷を越え  果てしも知らぬ荒野原 涼し... 949
950 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第5章 琉球の光〔896〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 7 件/山=7 ...来り、『鷹依姫様に申上げます。只今四方の々を取囲み、虎、狼、獅子、大蛇、熊王、数......四辺をキツと見詰むれば、四方を包みし青垣の彼方此方に炬火の光煌々と輝き、咆哮怒号...... 斯く歌ふ折しも、西南の隅に当つて、屏風脈の最高地点、帽子ケ岳の方面より、二つの......に向つて再拝し、拍手しながら歌ふ。『青垣を繞らせる  これの聖地に永久に 棲ひな...... 神の恵を間配りつ  守る折しも青垣の を踏み越え攻め来る  虎狼や獅子熊や 大...... 漸く無事に来りけり 然るに又もや四方の  峰の尾の上に曲津神 雲霞の如く攻め来......し 勤むる折しも西北の  空を隔てし屏風 帽子ケ岳の頂上より  琉と球との霊光は... 950
951 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第1篇 森林の都 第6章 獅子粉塵〔897〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...の現はれか 南と北に立並ぶ  屏風ケ峰の脈に 雲を圧して聳え立つ  帽子ケ岳の頂......き  手足をもぎ取り 或は捕虜となし  のあなたに引立てて行く 吾等はもとより ......つて戦闘の模様を陳弁する。『狼の王は青垣の南より  熊王北より進みより 虎王西よ......わななきて進み得ず 命カラガラ青垣の  を再び攀登り 東西南北一時に  恨を呑ん... 951
952 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第7章 試金玉〔898〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...めを 受けてやかたを飛び出し  アリナのを乗越えて アルゼンチンの大野原  木の......り船に身を任せ  ゼムの港に上陸し 天祥を乗越えて  チンの港に辿りつき 鷹依姫......存じて居りますが、貴女の御宅にはそれ程沢に御持ちで御座いますか。ソリヤ大方偽玉で......こぼれました。ホヽヽヽヽ』常彦『其玉が沢手に入るからは、何程日の出神の生宮と仰有... 952
953 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第8章 三人娘〔899〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...誉め下さつては、お恥づかしう御座います。家育ちの......時鳥、ホーホケキヨの片言まじり、何も知ら......』 春彦はそばより、『何と言つても、海千千河千の経験を経た高姫さまですから、大丈......しやる筈はありませぬぞや。常世の国の大江に御住ひ遊ばされ、間の国を境として、自転... 953
954 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第9章 岩窟女〔900〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...到底安眠する事も出来ませぬので、天然の岩を幸ひ、掘り付けまして、漸く此頃仕上つた... 954
955 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第11章 人の裘〔902〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 4 件/山=4 ...れが防禦に艱みつつありし処に、帽子ケ岳の頂より危急存亡の場合は、不思議の霊光、猛......通や二通で通過する事さへ出来ない事を大江の鬼武彦が推知し、茲に白狐の高倉、月日、......て、常彦と共に難を避けてゐるが、上には沢な猅々猿が居つて、高姫に襲撃して来る。下......ヒの艮の神、それに、良き獣の使はし女を沢抱へて居る狼又アークマ大明神と云ふ立派な... 955
956 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第12章 鰐の橋〔903〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...りつけば、石地蔵のお化けの云つた通り、小のやうな胴体をしたモールバンドが、森の樹......ブの間近に来りしに気付きしものと見え、小のやうな胴体を徐ろに二人の方に向け直し、......方に来て見れば  恋の虜となりはてし 秋別やモリスの司  二人の男が激流に 浮き......息をば休めつつ  岩の真下を眺むれば 秋別やモリスの司  二人の身体は渦巻に 巻......せよ』と歌ひつつ、安彦を先頭に、宗彦、秋別、モリスの四人は、神の引合せか、期せず... 956
957 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第13章 平等愛〔904〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ...林に数多の兎に迎へられ、漸くにして、青垣を繞らせる森林の都、月の大神の鎮祭しある......き大懸隔は到底起らなかつたのである。 大祇、野槌の神などの土地......野を区劃して占領し、私有物視したる者も出......して祖先の形体を保ち、今に尚人跡稀なる深幽谷森林などに、苦しき生活を続けてゐるの......、魚は蚊の卵孑孑を食し、蛙は稲虫を捕り、猟師は獅子、熊を捕り、川漁師は川魚を捕り......て、天より特に許されたるものである。故に猟師の手にかかる禽獣はすでに天則を破り、......吏その他の役人が遊猟の鑑札を与へられて、野に猟をなすが如きは、実に天則違反の大罪......る。 或古書にミカエル立ちて叫び給へば、川草木、天地一切これに応ずとあるも、言霊... 957
958 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第2篇 北の森林 第14章 上の祝〔905〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...も安彦や 胸凪ぎ渡る宗彦が  清き心の秋別の 神の司と諸共に  教を固くまモリス......  教を固くまモリスの 案内につれて屏風  果てしも知らぬ......脈の 空に秀でていと高き  帽子ケ岳の霊...... 杖や力と頼みつつ  神の恵に抱かれて 河渡り谷を越え  嶮しき坂をよぢ登り こ......され、意気揚々として宣伝歌を歌ひながら、川渓谷を跋渉し、やうやくにして、帽子ケ岳......の実を採収し来りて各其美味をほめ、ここに上の大宴会は開かれにける。 然るに、時雨......で、帽子ケ岳さして、三日遅れた夕暮に漸く上に辿りつき、言依別命以下の無事を祝し、......こに一行十八人となり、賑々しく屏風ケ岳の脈を降りて長き原野をわたり、ブラジル峠を... 958
959 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第15章 万歳楽〔906〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...てて其ほまれ  四方に輝き給ひたる 正鹿津見神の主  教の司の国彦に ウヅの館を......公の 三人の供を引率し  夜を日についで河を いくつか渉り屏風......  大......脈の中央に 雲を圧して聳え立つ  帽子ケ......渡り来りまし ヒルとテルの国境  三座のの谷間に 瀕死に悩む国人を  尊き神の御... 959
960 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第16章 回顧の歌〔907〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ...れて 錦の機を織らせつつ 天教地教の神の 堅磐常磐に鎮まりて 貴の聖地と諸共に ...... 神の主なる厳御霊 国治立の大神は 天教の火口より 身を跳らして根の国に 一度は......化身なる 野立の姫と諸共に 天教地教の両に 現はれ給ひて三五の 教を開き給ひけり......御霊や姫命 時節をまちてヱルサレム 黄金下に現はれて 救ひの道を宣べ給ふ 其御心......助けむと いそしみ給ふぞ尊けれ ウブスナの斎苑館 此処に暫く現れまして 日の出別......場と聞えたる 綾の聖地に上りまし 四尾のに潜みます 国治立の御化身 国武彦の大神......よと 宣らせ給ひし言の葉を 謹み畏み屏風 帽子ケ岳に立向ひ 国依別に巡り会ひ 琉...... 咲耶の姫の神力は 竜宮海の底深く 天教の空高く 千代に八千代に揺ぎなく 輝き渡... 960
961 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第17章 悔悟の歌〔908〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ...  メソポタミヤの顕恩郷 バラモン教の本に  大国彦を奉斎し バラモン教を開きた......方に伝へつつ  自転倒島に渡り来て 高春の岩窟に  又もやアルプス教を立て テー......  一行四人は烏羽玉の 暗に紛れてアリナ  漸くわたりてウヅの国 荒野ケ原に来て......の亀に救はれて ゼムの港に上陸し  天祥を乗越えて チンの港やアマゾンの  河瀬......天地の神に太祝詞  となへ了りて一行は 野を渉り坂を攀ぢ  清き流れの谷を越え ......其歌、『われは高姫神司  フサの国なる北の 隠れし里に神館  造り設けてウラナイ......彦伴ひて  テルとウヅとの国境 アリナのを乗越えて  荒野ケ原に来て見れば ポプ......の約を結びつつ ゼムの港に上陸し  天祥やチン港 アマゾン河を横ぎりて  時雨の... 961
962 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第18章 竜国別〔909〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ... 教を尊み畏みて  心の駒を立直し 高城の麓なる  松姫館の門番と 仕へまつりて......玉治別や国依別の  教の司と諸共に 高春に捉はれし  高姫、黒姫両人を 救ひ出さ......に喉をば鳴らしつつ  夜陰に紛れてアリナ 一行四人打ちわたり  荒野ケ原に露の宿......雨の森の南森 兎の一族住まひたる  青垣の聖場に 立現はれて諸々の  鳥獣に三五......を  目当となして西北の 雲間に近き大高  帽子ケ岳に駆け登り 言依別や国依別の......途の光明楽みて  茲に一行十八の 身魂は野を打渉り  日数を重ねて漸くに ウヅの... 962
963 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第19章 軽石車〔910〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ... 今までバラモン教の教主となり、高照の......麓に宏大なる館を造り、其勢力を四方に拡充......はれ、茲にいよいよ三五の教に帰順し、テル峠を乗越え、巽の池の魔神を言向け和さむと......、バラモン教の信徒を悉く三五教に導き高照の霊場をウヅの館の末子姫が出張所となし、......と画策を めぐらし来りし愚かさよ  テル峠の中腹に 高くかかれる大瀑布  乾の池......神の恵の尊さよ 末子の姫に従ひて  テル峠の峻坂を 登りつ下りつ楠の  樹蔭に一......バラモン教の神司 頭の固き石熊が  高照の......麓に 教の館を構へつつ  猜疑の心深くし... 963
964 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第20章 瑞の言霊〔911〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...向の橘の 小戸の青木が原と聞えたる 天教の中腹に 撞の御柱いや太く 御立て給ひし......きに救ひ助けむと 心悩ませ給ひつつ 黄金やヒマラヤの 峰に現はれましまして 三五......現はれ来りて八洲国 世は刈菰と紊れ果て 河草木は枯れほして 常世の闇となりにける......をみそなはし 日の稚宮を出で立ちて 天教に降りまし 我れに向つて宣はく 汝の治ら......を駆けめぐり フサの国なるウブスナの 大脈の最高地 我隠れ家と定めつつ 新木の宮... 964
965 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第3篇 瑞雲靉靆 第21章 奉答歌〔912〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...し救はむと 尊き御身も厭はずに  雪積むを打渡り 虎伏す野辺を乗越えて  大海原......の鳥船空高く 雲霧分けてテルの国  テル峠を下に見て アルゼンチンの神館  八人......び奥殿深く進み入り給ふ。 安彦、宗彦、秋別、モリス、正純彦、常彦、春彦、ヨブ、テ... 965
966 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第4篇 天祥地瑞 第22章 橋架〔913〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...で御座いませう』『実は私の父国彦は、正鹿津見神様が五月姫様と共に黄泉比良坂の戦ひ......後を継ぎ、此館を守つて居ります所へ、正鹿津見の神様の御仰せの如く、瑞の御霊の大神......せぬ。私は若い時より道楽の有丈を尽し、沢の女殺し、御家倒し、家潰しをやつてきた罪......より鮎らしい奥さまとガザミに手を引いて、野を時々跋渉なさるのも乙ですよ。これ程私......たせれば 引こずらひ 吾が立たせれば 青に 鵺は鳴き 野鳥 雉子は響む 庭つ鳥 ......天はせづかひ ことの語り言も こをば 青に 日が隠らば 烏羽玉の 夜は出でなむ ... 966
967 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第4篇 天祥地瑞 第23章 老婆心切〔914〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...らからも此方からも、目ひき袖ひき連中が沢で、国依別も実に迷惑致して居るぞよ。男は... 967
968 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 第4篇 天祥地瑞 第24章 冷氷〔915〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...は無いが、子がある為に泣く親は、世界に沢御座いますでなア。私は神様のおかげで、子... 968
969 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...し待ちに待ちたる一日の    休みも暮て寺の鐘響〈第4章〉霜どけの音しみじみとな......   人の行為に汚れ行くなり〈第13章〉蛸煙り噴きつつ常世往く    暗を晴らして......く    暗を晴らして世人戒しむ〈第13章は袋け海はあせなむ世ありとも    変は... 969
970 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第1篇 誠心誠意 第1章 高論濁拙〔916〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 2 件/山=2 ...空一点の雲影もなく  天津日は東天に 高の頂きを掠めて  昇らせ玉ひ 平和の輝き......げ玉ひ 涼しき風は  天然の音楽を奏し 野の樹木は  惟神的に競うて舞踏をなす ... 970
971 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第1篇 誠心誠意 第2章 灰猫婆〔917〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 2 件/山=2 ...て引つ掴まへ、散々に懲らしめてやりたいは々だが、俺が今ここを飛出せば、サツパリ不......』カール『今日は余りお目出たい日だから、川草木皆踊り狂うて、喜んでゐます。私だつ... 971
972 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第5章 神寿言〔920〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...分けてテルの国  高砂島に名も高き テル峠を乗越えて  ウヅの都に来て見れば 五...... 常世の春の永久に 花咲き乱れ鳥歌ひ  川清く風清く 野は青々と茂り合ひ  青人......稜威もテルの国 ハラの港に上陸し  テル峠を乗越えて 御霊の力を現はしつ  バラ......あたり 鷹依姫や高姫も  光を慕ひて屏風 帽子ケ岳に集まりぬ  かくも尊き神徳を......捨子姫 やうやう心もおちつきて  雪積むの冬の木の 花咲く春に会ふ心地  あゝ惟... 972
973 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第7章 心の色〔922〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...に打わたり  アルプス教と銘打つて 高春にたてこもり  テ、カ、二人を司とし 教......心の鬼に責められて  夜陰に紛れてアリナ スタスタ登り下りつつ  アルゼンチンの......国依別の  教司の神人が 光に照され屏風  帽子ケ岳に攀登り 茲に一行十八の  ......、銀扇を開いて、自ら歌ひ自ら舞ふ。『高照の......麓に  バラモン教の神館 太しく広く立て... 973
974 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第8章 春駒〔923〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 2 件/山=2 ...めたり。其歌、『自転倒島の中心地  高春に現はれし 鷹依姫に従うて  テーリスタ......に侍りて 神酒神饌御水は云ふも更  海河野種々の 珍物をばあてがはれ  謡ひつ舞... 974
975 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第9章 言霊結〔924〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...  愛想をつかされ館をば 駆出しアリナのを越え  アルゼンチンの荒野原 ポプラの... 975
976 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第10章 神歌〔925〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...神神伊邪冊尊 自転倒島におり立ちて 天教の中腹に 撞の御柱つき固め 左右りと巡り... 976
977 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第2篇 鶴亀躍動 第12章 袂別〔927〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...神の恵のいや深く 道の御稜威のいや尊く 川清く野は青き 高砂島は神の国 尊き神の......  別れなむとす名残惜しさよ。 遥々と海越えてウヅの国  珍の身魂と吾はなりぬる......も別れても  神の恵に大本の道。 足曳のを踏み越え川わたり  海に浮びて神の道行......して  ウヅの館の幸を祈らむ。 見渡せば川清く野は青し  天津御空は真澄の鏡。 ......く野は青し  天津御空は真澄の鏡。 野もも清くさやけき神国に  別れて帰る名残惜......で早三年  四年振にて錦の宮へ。 四尾のの麓にそそり立つ  錦の宮を遠く拝みつ。......り来て  玉捜しする時の苦しさ。 天祥のの瀑布へ現れて  モールバンドを言向け和......常彦の一行は、ウヅの都に別れを告げ、テル峠を踏み越え、ハラの港に出で、自凝島に向... 977
978 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第13章 帰途〔928〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ...着を 弊履の如く打棄てて  心の色もテルの 峠の麓にさしかかる  坂の麓の樟の森......足の運びもいつしかに  風吹きすさぶテルの 峠にやうやう辿りつき  ここに一行六......下し、息を休むる事となつた。竜国別『このは桃上彦命様がウヅの都に五月姫と鎮まりま......は何とした 因果な生れつきだらう  テル峠をエチエチと 登つて荒き息をつき  僅......チと 登つて荒き息をつき  僅に吹き来る風を 浴びて涼しい涼しいと  云うては居......ゝ惟神々々  御霊幸はひましまして テル峠を下るまで  雲を起して天津日の 御影......の返り咲き  立派な夫を迎へ取り 四尾のの......麓に  たち並びたる八尋殿 朝な夕なに参... 978
979 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第14章 魂の洗濯〔929〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...れて、覚束なげに杖を力に下り行く。『テル峠の頂上は  今を去ること一昔 昔と云つ......ること一昔 昔と云つても三十年だ  正鹿津見神さまが 五月の姫と諸共に  ウヅの......ぢやと喧ましく  騒いでゐたが此道に 沢転げた石玉を  持つて御帰り遊ばして 黒...... 神の御前に願ぎまつる』 高姫一行はテル峠を西へ西へと下りつつ、瀑布の音凄じく聞......へと下りつつ、瀑布の音凄じく聞えたるテル峠の中腹に下り着いた。これより高姫一行は... 979
980 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第15章 婆論議〔930〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 6 件/山=6 ...は妹照子姫と共に言依別命の命に依り、三倉の谷川に進み、国魂神の竜世姫命の宮に詣で......、間の国を経て、常世の国に渡り、ロツキーに進み、鬼城......に到り、鬼武彦以下の白狐神に守られ、三五......を立出で、妹照子姫と共に此瀑布に立向ひ、中の玉の池の中心に屹立せる岩石の上に小さ......ラモン教の教主たりし石熊の妻となり、高照の館に於て三五教を開く事となつた。さうし......云ふ婆アも、アリナの滝で甘い事云つて、沢の玉を集め、終局の果てにや、ヒルの国のテ... 980
981 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第16章 暗夜の歌〔931〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...に一行六人は ウヅの都を後にして  テル峠の峻坂を 漸く登り息休め  西へ西へと......れたりと見た上は  由良の港に立向ひ 秋彦に言依別の  神の司の言伝を 完全に詳......出たき席に列ねられ 高姫さまと諸共に  野を渡り河を越え 乾の滝に立寄りて  互... 981
982 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第17章 感謝の涙〔932〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 15 件/山=15 ...日を重ね自転倒島の由良の港に安着した。秋彦は錦の宮の玉照彦、玉照姫の命に依り、高......人外に松彦、鶴公の二人を加へて八人は、秋彦の迎への人数に送られて、勇ましげに秋......彦館に入り、息を休むる事となつた。其夜は......、従いて来た松彦は、其夜は一睡もせず、秋彦夫婦と共に、高姫の身の上に関する事、及......し、夜の明くる頃漸くにして寝に就いた。秋彦夫婦も亦昨夜の疲労を慰すべく、太陽の高......良川を下つて此処にやつて来たのである。秋彦館は俄の客にて、下僕共は上を下へと大繁......を極め、馳走の用意に差かかつて居る。 秋彦は高姫、鷹依姫、竜国別の三人を一間に招......、三人に対し、意見を聞くこととなつた。秋彦『高姫さま、其他のお二方、永らくの間、... 982
983 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第3篇 時節到来 第18章 神風清〔933〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 7 件/山=7 ... 秋彦は東助、玉治別其他一同の集まる広間に現......のであつた。東助、玉治別其他の一同は、秋彦の案に相違の言葉に驚き且つ怪しみ乍ら、......頭を下げ両手をつかへ、東助『由良の港の秋彦の館へ、高姫一行を迎への為参りました所......り一行八人お帰りになりました。それより秋彦館にお迎へ致し、一夜を明かし、いろいろ......等の神々の舎身的活動の結果、いよいよ四尾麓に時節到来して、国常立尊と現はれ、現幽......て黄金の玉の威霊より変性女子の身魂、高熊の霊......を基点として現はれ、大本の教を輔助し且つ... 983
984 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第19章 報告祭〔934〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 5 件/山=5 ...り晴れ渡り、紺碧の空は愈高く、太陽は東のの端より其雄姿を現はし、金色の光を地上に......友彦、テールス姫、夏彦、佐田彦、お玉、高彦其他の幹部は祭服厳めしく、報告祭を勤行......ア』虎公『貴様捜しに往かなくても、宅に沢あるぢやないか。よく考へて見よ。貴様ん所......狸が税金取りに来るやうな品玉だ。これ丈沢に麻邇の宝珠や金の玉を持つてゐる癖に、此......スツパリ捨てて了つて俺に現金で百両も、沢借金がある上に、くれる様な善の心に立返り... 984
985 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第20章 昔語〔935〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 15 件/山=15 ... 桶伏の東麓に小雲川を眺めた風景よき黒姫の館に......黒姫の館には、主人側の黒姫を初めとし、高彦、東助、高姫、秋彦、友彦、テールス姫、......へ御苦労で御座いました。第一の御目的は高彦様の後を慕つてお出で遊ばしたのだが、何......るのか分りませぬなア。肝腎の目的物たる高彦さまは、灯台下は真暗がり、足許の伊勢屋......、少し気にくはぬ事を云つたと仰有つて、高さまのやうに姿をかくし、女房に甚い心配を......甚い心配をさせる夫もありますからなア』高彦『モウ、その話は中止を願ひます。一家の......派な伜の前だから恥かしうなつて来ます』高彦『お前は実の伜に遇うて嬉しうなつたと見...... ウラナイ教に身を寄せて  朝な夕なに海の 恩顧を受けて三五の  誠の道に入信し... 985
986 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第21章 峯の雲〔936〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ...に会うた様に嬉しうなつて来ました。……高彦さま、貴方も若い時に子でも生みつけて置......物をも言はず此光景を打看守つて居る。 高彦は歌ひ出した。『コーカス......に現はれし  大気津姫の八王と 仕へまつ......凝姥や高彦や 其他数多の神司  コーカスに現はれて 言霊戦を開きてゆ  老たる父......く吾の珍の御子  あゝ惟神々々 神の恵はよりも  勝れて高く海よりも いやまし深......り注ぐなる今日の宵  玉治別よ黒姫よ 高彦は汝が父ぞ  汝が昔の夫ぞや 親子の縁......御霊幸はひましませよ』 黒姫、玉治別は高彦の物語に二度吃驚り、……あの時の青年は......の物語に二度吃驚り、……あの時の青年は高彦様であつたか……吾父であつたか……と双... 986
987 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第22章 高宮姫〔937〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...恐ろしい  誠の素性を明すれば コーカスに現れませる  ウラルの彦やウラル姫 二......らし  木かげに見ゆる恋人を 慕ひて進むの路  男は足もいと早く いつの間にやら......の路  男は足もいと早く いつの間にやら蔭に  姿をかくし玉ひけり かよわき女の......い一人旅」 「あなたも若い身を以て  此路を只一人 お行きなさるは如何しても  ......人は  稍同情の念に暮れ 「ホンに危ない路よ  私も貴女も一人旅 願うてもなき道......」と 答へてくれた嬉しさよ  人も通らぬ路を 若き血汐に燃え立つる  二人の男女......協は成立し  水も洩らさぬ仲となり 黄金下に身を忍び  庵を結びて暮す中 日に夜......してウラナイ教と 大看板を掲げつつ  北村に立籠り 教を開き居たりける  それよ... 987
988 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第23章 鉄鎚〔938〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ...ンの川を溯り  神の都のエルサレム 黄金下に進まむと  来る折しも麗しき 孱弱き......たりと喜びて 若き男女は人通り  稀なる路上り行く ......の色さへ青春の  血の湧き充てる両人は ...... 月の国をば横断し 西蔵暹羅や唐土の  河を渡り荒野越え 進み進みて自凝の  島......の瀬戸の海原に  浮かびて広き淡路島 暁の......頂に  聳り立ちたる松の上に 連れ行かれ......廻りて  ここに吾子の頼りを聞くかな』高彦『世の中の因果は廻る小車の  片輪車ぞ......罪の子よ  救はせ玉へ三五の神』黒姫『海を越えて夫を尋ねつつ  わがいとし子に会... 988
989 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第24章 春秋〔939〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 3 件/山=3 ...何とも云へぬ心持で御座います。能うマア沢の幹部が御座いますのに、私如きを選んで下......ね、フサの国のタルの港に上陸し、ウブスナの斎苑館を指して進み行く事となつた。 こ......く慌て出して、時を移さず旅装を整へ、須知峠を踏み越え、足を早めて生田の森へと急ぎ... 989
990 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 第4篇 理智と愛情 第26章 若の浦〔941〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ... 秋も漸く高くして  四方の辺に佐保姫の 錦織出し小男鹿の  妻恋ふ......者に送られて 球の玉をば捧持しつ  再度の......麓に たちたる館を後にして  少しは名残......大なる樹木が木の国のみならず、各地にも沢に生えてゐたものである。植物の繊維が醗酵......生れ出た事も珍しくない。又猿などは随分沢に発生したものである。 天狗を木精といふ......ても大森林の大樹には天狗の種類が可なり沢に発生しつつあるのである。 斯の如き事を......な夕なに仕へゆく  其神業ぞ尊けれ 天教に現れませし  神伊邪諾大御神 神伊邪冊......に至るまで 恵の露をたれ給ひ  コーカスや斎苑館 綾の聖地に天降りまし  仁慈無... 990
991 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 後付 付録 伊豆温泉旅行に就き訪問者人名詠込歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ... 沼津駅杉て海ながめつつ  温泉を当てに一筋に行く ......めつつ  温泉を当てに一筋に行く  (杉当一) 夏木立繁る林を右左  やへ九重の......池川深くウタがひの  雲晴れ映る不二の神  (池川ウタ) 相ともに磯しみ神に仕へ......む  (牧野亀吉) 松の代と早成岡の神の  銀光一路  (郎)頂上に輝く  (成......石田たみ敷並べたる都路に  卓越したり深の路次  (石田卓次) 石田たみ敷つめた......田卓次) 石田たみ敷つめたりし天王の  ようように登りけるかな  (石田よう) ......  (石田よう) 遠き空に雲を被りし藤の  眺めも弘雄見え渡るかな  (遠藤弘雄......引く空に正しくも  英でて立てる不二の神  (浅田正英) 安々藤唯夫もしろく進む... 991
992 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 1 件/山=1 ...それより小島別の旧蹟なる岩窟に立寄り、高峠を越え、建日の館に立寄りて新教主に面会... 992
993 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第1章 筑紫上陸〔942〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 11 件/山=11 ...宝珠の間違ひに  二世を契りし吾夫の 高彦と衝突し  離縁騒ぎが持上がり 高......彦は聖地より  筑紫の島へ行かむとて 執......に執着心を殆ど脱却してゐたのである。只高彦に衆人環視の前にて夫婦の縁を切られ、其......縁を切られ、其恥を雪がむとする一念と、高彦に対する未練とが一つになりて、心猿意馬......国へ連れられて来られたのである。黒姫は高彦が仮令大蛇に還元しようが、鬼にならうが......もなければ何の楽みもない、只一日も早く高彦の所在を探ねて、黒姫と共に自転倒島へ帰......であつた。黒姫も亦宣伝使の身であり乍ら高彦の捜索に心魂を奪はれ、只一日も早く夫に......惑をかけた代物だ。それだから黒姫さまが高彦を慕ふ様に、此お滝に一心になれ、さうし... 993
994 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第2章 孫甦〔943〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 12 件/山=12 ...せぬか。神様は神様として、若し此孫公が高彦さまであつたら、黒姫さま、お前さまはそ......なに平気な顔がして居られますか』黒姫『高彦さまに限つて、こんな分らぬ天則違反の行......も神第一、黒姫第二とするのだよ』芳公『高彦さまと元の通り御夫婦になられた時はどう......通り御夫婦になられた時はどうなります。高彦第三ですか、或は第二ですか、それを聞か......のかい』芳公『さうですなア、黒姫さまが高彦さまを思ふ位なものでせうかい。高......彦さまが第二ですか、第三ですか、但は機会......。黒姫さまを改心させるには、どうしても高彦さまの顔を見せてあげなければなりますま......ハ阿呆らしい  頭の光つたハズバンド 高彦の後追うて  烏のやうな黒姫が 綾の聖... 994
995 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第3章 障文句〔944〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 25 件/山=25 ...はメキメキと 羽振を利かした黒姫も  高彦のハズバンド うつかり貰うた其為に  ......やつて来られては 如何に女に熱心な  高ぢやとて煩さかろ 煩さの娑婆に存らへて ......て行きなさい  顔は違ふか知らねども 高彦が御座るぞや  その又高......彦さまは 神素盞嗚大神の  八人乙女の其......処に手の届く 水も洩らさぬ勤め振り  高彦の神さまは 笑壺に入つて脂下り  えら......みの炎は忽ちに 天の雲迄焦すだらう  高彦は偉い奴 五十の尻を結んだる  悪垂れ......コレコレ孫公、お前それは本当かい。あの高さまが愛子姫と云ふ、天の岩戸を閉めた素盞......に御座らつしやるとは合点の行かぬ話だ。高さまに限つてそんな筈はないのだが、何卒本... 995
996 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第4章 歌垣〔954〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 27 件/山=27 ...な黒い顔を致して、何程秋波を送つても、高彦は見向きも致そまいぞや。かけがへのない......事の男だと、其方は思うて居るだらうが、高彦は天空海濶、汝が如き婆アには一瞥もくれ......汝が如き婆アには一瞥もくれず、到る処に青あり、行先や吾家で、世界の女は残らず吾妻......うかい。アタ面白くない、悪神さま迄が、高彦々々々と云つて、此黒姫をからかふのだな......業に奉仕してゐるのだよ』芳公『ヘーン、高彦のハズバンドをはるばる捜しに廻るのが、......以て、宣伝使の心中が分つて堪るものか。高彦様は因縁の身魂、此身魂と夫婦揃はねば、......せぬぞや。それだから、黒姫がはるばると高彦様を探ねて来たのだよ。男旱もない世の中......探ねて来たのだよ。男旱もない世の中に、高彦さまの様な老人を、恋や色で、どうして斯... 996
997 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第5章 対歌〔946〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ...歌をよむ  黒姫さまよ確りと聞け。 野もも青く茂れる筑紫野に  黒い女が一人立つ......探ねたる  黒姫さまは今は男探ねつ。 高の彦の夫にはじかれて  恥も知らずに探し......知らぬ他国で苦労するかな。 今頃は四尾のも紅葉して  錦の宮は栄えますらむ。 言......の司が船を盗みつ。 此船は老朽ちたれど高彦の  神の命を乗するなるらむ。 闇がり......へ。 逸早くこれの谷間を立ち出でて  高彦の注進やせむ。 注進を聞いて高......驚いて  姿かくせば嘸面白からむ。 さう......芳。 房芳よよしや天地はかへるとも  高彦は黒姫の夫。 高......の吾背の命に出遇ひなば  汝が無礼を告げ... 997
998 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第6章 蜂の巣〔947〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 13 件/山=13 ... 高彦の後を追ひ  遥々来りし黒姫は 房公、...... ハアハアハアハア スウスウスウ すべて坂登るときや  向ふを眺めちやいかないぞ......コイシヨ なつて来たでは無いかいな  高彦へ登るのは 余程骨が折れるわい  ハア......ドツコイシヨ 黒姫さまよ聞きなされ  高彦と云ふ峠 中々登り難いぞや  にくいと......気をつける 黒姫さまはドツコイシヨ  高峠を登るのだ 仮令向脛ドツコイシヨ  剥......の名の様な  筑紫ケ岳のドツコイシヨ 高峠をフウフウフウ  這うて居るのぢや無い......無いかいな 何程恋しいドツコイシヨ  高彦でも此様な きつい険しい心では  黒姫......スウ 恋の犠牲に使はれて  踏みも習はぬ坂を 登り行く身の馬鹿らしさ  ホンに思... 998
999 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第7章 無花果〔948〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 8 件/山=8 ...や祝姫 面那芸彦の通りたる  筑紫ケ岳の路を 黒姫さまの御蔭で  スタスタ登る床......彦と云ふ役だ 黒姫さまの御為に  こんな坂登らされ ホンに誠に面の皮  晒した様......スウスウ  おれは何たる因果だろ こんな坂登るとこ  うちのお鉄が見たならば ウ......可笑して笑ふのだ  黒姫さまが一心に 高峠を登るのが  ドツコイ可笑して笑ふのか......黒姫さま もしや怪我でもしたなれば  高さまにドツコイシヨ 会はすお顔があるまい......ヨ  黄金の玉が入れてある それ計りか沢の  お金がチヤラチヤラなつてゐる 名さ......をば見せずして お慈悲に一度黒姫を  高彦にドツコイシヨ 会はしてやつて下さんせ......来た所ぢやないか。こんなことしてゐると、の中で日が暮れて了ひますよ』房公『ヘン、... 999
1000 霊界物語 第34巻 海洋万里 酉の巻 第1篇 筑紫の不知火 第8章 暴風雨〔949〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 9 件/山=9 ...か』房公『オウさうだ……腰ぬけて涙に曇るの路 黒姫さまの心知らるる……黒姫が何時......人の身体はビクともせない。 日は追々と西に傾き、一天俄に黒雲起り、礫のやうな雨パ......玉へ……と主一無適に祈願をこらしてゐる。の老木も打倒れむ許りの強風、忽ち吹き来り......三五教の黒姫が 筑紫の島に渡りたる  高彦を探ねむと 棚なし舟に身を任せ  渡り......いよいよ此処に来て見れば  思ひもよらぬ嵐 げに凄じき光景ぞ  さはさり乍ら吾々......魂を光らせて  自転倒島の中心地 四尾のの......麓に  大宮柱太知りて 鎮まりませる神の......き帰り助けなむ 神の御霊の幸ありて  此嵐速に 鎮め玉へば玉治別の  教司は逸早... 1000
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki