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1601 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第3篇 兵権執着 第18章 八当狸〔1381〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 51 件/ノ=51 ... 右守司ベルツは不機嫌な顔して、入口に並べてあつ......つて、そこにおとなしく留守番をしてゐた桐火鉢を無残にも蹴り倒し、欄間......額を引おろし、バチバチバチと足にて踏み砕......み砕き、襖を押倒し、畳ざわりも荒々しく奥間に入つて、右守『コラーツ、何奴も此奴も......下女中も下男も、此声に驚いて縮み上り、次間に頭を下げ、『旦那様、何ぞ御用で厶いま......守『何奴も此奴も、此処へ来いツ』 七八人男女は恐る恐る側により、 『旦那様、お気......て頂きませう』と優しい女が左右からかかるを、右守『エーエ、煩さい、そつちへ行けツ......とぶつつけた。男女は驚いて逃げようとするを見て、又ベルツは、右守『コリヤ、どこへ... 1601
1602 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第3篇 兵権執着 第19章 刺客〔1382〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 142 件/ノ=142 ... ビクトリヤ王は敵捕虜となり、生命......程も覚束なき破目になつて、非常に心を悩ま......ゐたが、思ひもよらぬ助けに仍つて、再び元館に帰り、且ヒルナ姫......無事なる顔を見て、胸を撫でおろす際、年来......無事なる顔を見て、胸を撫でおろす際、年来希望たる兵馬......権を右守より奉還させ、又鬼春別、久米彦将......ツタリとして、寝に就いた。ハルナは右守司様子......ただならざるを気遣ひ、父の許しを受けて今... 1602
1603 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第4篇 神愛遍満 第20章 背進〔1383〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 169 件/ノ=169 ... 鬼春別、久米彦両将軍が連戦連勝結果、ビク......都......兵士迄も従へて、自分......部下としてゐた......はホン......暫く......間であつた。ヒルナ姫、カルナ姫......千変万化の秘術を尽しての斡旋に、漸くビク... 1603
1604 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第4篇 神愛遍満 第21章 軍議〔1384〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 153 件/ノ=153 ... 刹帝利を始め、タルマン、左守キユービツトや新任......右守なるヱクスはハルナと共に、王......居間に首を鳩めてバラモン軍......退却に対し、いろいろ臆測談に耽つてゐる。......ました両将軍が全軍を率ゐて俄に退却致したは、どうも合点......行かぬ事で厶いますが、貴方は何う御考へな......』タルマン『どうも私には神懸が厶いませぬで、詳しい事は存じませぬが、察する所、忠......しい事は存じませぬが、察する所、忠勇義烈ヒルナ姫様、カルナ姫様が、ビク国の絶対的... 1604
1605 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第4篇 神愛遍満 第22章 天祐〔1385〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 173 件/ノ=173 ... ハルナは刹帝利より全軍総指揮権を委任され八百......兵士を城内に集め各門戸を固く守らしめ武備......各門戸を固く守らしめ武備を十分に整へて敵襲来を待つてゐた。ベルツ総指揮......もとに、シエール一隊を指揮し元帥旗を初夏......もとに、シエール一隊を指揮し元帥旗を初夏風に靡かせ乍ら、鬨を作つて城......東西南北より驀地に攻め来る。然し乍ら今度......驀地に攻め来る。然し乍ら今度はバラモン軍如く民家に火を放つ様な事はない。一千......騎士を初め俄づくりの二千の農兵は各自に柄... 1605
1606 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 第4篇 神愛遍満 第23章 純潔〔1386〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 185 件/ノ=185 ... 治国別は先づ城内総司令官たるハルナが敵......捕虜となり庭木に縛られて居る......を助けやり、ハルナに導かれ殿中深く王......居間に通された。此処には王を初め、左守、......前に祈願して居た。ハルナ『刹帝利様、神様お蔭によりまして、危機一髪......際、三五教......宣伝使治国別様一行に救はれました。此方が......まアと上座をすすめ乍ら、刹帝利『危急存亡場合どうも誠に有難う厶います、貴方はビク... 1606
1607 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 64 件/ノ=64 ...現し世人はともあれかくり世......    人......魂まですくふ大道〈序文(初)〉世を歎き国......大道〈序文(初)〉世を歎き国を思ひて空蝉    身を保ちつつ神業いそしむ〈序文(......神業いそしむ〈序文(初)〉天が下隈なく誠御教を    宣伝せむと計る御子たち〈序......宣伝せむと計る御子たち〈序文(初)〉熱湯たぎる音をば聞きながら    神......御書にこころを洗ふ〈総説(初)〉まがつみ......御書にこころを洗ふ〈総説(初)〉まがつみ醜のやかたに閉ぢられて    心平らに月... 1607
1608 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 164 件/ノ=164 ... 抑霊界物語は神代に於ける神々神示に由りて著されたるも......であつて、現代......所謂学者......歴史でもなく、又歴史家......歴史でも無い。世......腐儒者や興国的気魄なき歴史家や、デモ宗教......儒者や興国的気魄なき歴史家や、デモ宗教家所説は、徹頭徹尾憶測と受売......みにして、一として歴史の真相を伝へ、且つ... 1608
1609 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 78 件/ノ=78 ... 『至高芸術表現......栄光、文学......光明......輝きは単純である。単純より善い物はない、......は単純である。単純より善い物はない、実相誇張や欠乏を矯正し得るも......は単純を除いて外にない。衝動......澎起を持続して智力......奥底に滲徹し凡ての楽旨に音節を与ふるのは... 1609
1610 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第1章 子宝〔1387〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 139 件/ノ=139 ...荒されし  見るかげもなきビクトリヤ 王住家は漸くに  治国別......宣伝使 其一行に助けられ  九死......中に一生を 得たる心地......初夏......空  塵も芥も根底より 吹き払はれて太平......空  塵も芥も根底より 吹き払はれて太平  再び御代となりにけり ヒルナ......姫は復元......  位に居直り忠実に アーチヂュークに仕... 1610
1611 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第2章 日出前〔1388〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 123 件/ノ=123 ... 治国別命令で  ビクトリヤ王......御子達を 照国岳......山谷に  尋ねて迎へ帰らむと 館を後に竜......高きビクトリヤ 山野を渡り谷を越え  猿声におどされつ 岩......根木......根踏みさくみ  辷る足許危くも 木々......梢を掴まへて  道なき路を辿り行く 荊蕀......まへて  道なき路を辿り行く 荊蕀茂る山中  アール、イースや外四人 潜む土窟に... 1611
1612 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第3章 懸引〔1389〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 124 件/ノ=124 ... 暁空は茜さし、百鳥......声は千代千代とビク......国家......繁栄を祝し、又ビクトリヤ王が親子対面......慶事を寿ぐ如く、今朝は何となく勇ましく鳥......慶事を寿ぐ如く、今朝は何となく勇ましく鳥声さへ聞えて来る。 治国別は神示に仍つて......治国別は神示に仍つて、今朝未明に松彦一行帰つて来る事を悟り、門口......戸を開け放ち、湯などを沸かし、座蒲団を並... 1612
1613 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第4章 理妻〔1390〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 159 件/ノ=159 ...利ビクトリヤ王を始め、アーチ・ダツチエスヒルナ姫はアール......帰つて来た......に狂喜し、いろいろと優しき言葉をかけ、其......葉をかけ、其無事を祝し、且刹帝利はアール手を固く握り、自分が悪神に誑かされ、最愛......手を固く握り、自分が悪神に誑かされ、最愛子供を残らず殺害せむとした事......不明を涙と共に謝した。アールは意外に父......心......柔ぎし事や、又吾れを憎み玉ひしは悪神の為... 1613
1614 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第5章 万違〔1391〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 189 件/ノ=189 ...は青い面をし乍ら、切りに首を傾け、治国別館を訪れた。治国別は竜彦、松彦を伴ひ、ビ......た。治国別は竜彦、松彦を伴ひ、ビクトル山神殿建築......模様を見むとて、監督がてら出て行つた後で......監督がてら出て行つた後である。万公は入口間に只一人机に凭れて居眠つてゐると、『御......てゐると、『御免なされませ』と入つて来たは左守......キユービツトであつた。万公は此声に驚いて......『あ、左守殿、よくお越し下さいました。何御用で厶いますか、大方縁談でお越しになつ......用で厶いますか、大方縁談でお越しになつたでせう、エヘヘヘヘ』左守『お察しの通り、... 1614
1615 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第1篇 神授継嗣 第6章 執念〔1392〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 174 件/ノ=174 ... 左守は治国別居間に進み、襖を密閉して、松彦、竜彦と共......み、襖を密閉して、松彦、竜彦と共にアール結婚問題につき、声を潜めて意見を聞かむと......配が出来ました。何を云つても一方は刹帝利家、一方は素性......低い首陀で厶いますから、何うしても之は体......制止することは出来ますまい。凡て愛なるもは自己を放棄することに依つて、却て自己を......ることに依つて、却て自己を主張してゐるもですから、愛......終局に達した時は、自己......地位や財産などを構ふものではない、実に猛... 1615
1616 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第2篇 恋愛無涯 第7章 婚談〔1393〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 97 件/ノ=97 ... 刹帝利ビクトリヤ王はフェザーベッド上に横たはり、ヒルナ姫に足を揉ませ休んで......ヒルナ姫に足を揉ませ休んでゐた。何分老年上に嬉しい事や、恐ろしい事等が一度に出て......嬉しい事や、恐ろしい事等が一度に出て来たで体がグツタリと弱り半病人......如き有様で、どこともなく体が痛む......で休養してゐた。そして世継......アールが此頃ソハソハとして城内に居らず、......ルが此頃ソハソハとして城内に居らず、臣下目を忍んで一人郊外に出で、日が暮れてから......ップスを呷り、酔うては大声を張り上げ近侍役人共を手古摺らせる等の事が刹帝利の心を... 1616
1617 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第2篇 恋愛無涯 第8章 祝莚〔1394〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 184 件/ノ=184 ... ビクトリヤ城客殿には刹帝利、ヒルナ姫を始め治国別......一行、及び内事司......タルマン、左守、右守を始めハルナ、カルナ......、右守を始めハルナ、カルナ姫、並びに数多役員が列を正し、結婚式が行はれた。此事誰......く城下に拡がり、寄ると触るとレコード破り結婚だと云つて、話......花が長屋......裏迄咲いてゐた。さうして政治大改革......象徴だと国民一同に期待されたのである。こ... 1617
1618 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第2篇 恋愛無涯 第9章 花祝〔1395〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 140 件/ノ=140 ... 婚姻当事者たる王子アールは金扇を披いて立ち上......集ります、神伊邪那岐尊神伊邪那美尊、筑紫日向......立花......青木ケ原に、あもりまして天......御柱国......御柱見立てたまひ、左右り......廻り合ひ、廻り廻りてあな愛乙女をと、宣ら......廻りてあな愛乙女をと、宣らせたまひし古事、今目の当り廻り来て、今日の喜び千秋万歳... 1618
1619 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第2篇 恋愛無涯 第10章 万亀柱〔1396〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 143 件/ノ=143 ...令大地は沈むとも  誠一つは世を救ふ 誠神......御教を  四方に伝ふる宣伝使 治国別......神司  産土山......聖地より 珍......御伴を従へて  下らせ給ひ天地...... 清き教を宣らせつつ  若君様......御結婚 とりなし給ひし有難さ  天と地と......御結婚 とりなし給ひし有難さ  天と地と息合せ 生れ出でたる人々は  所謂神の子... 1619
1620 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第3篇 猪倉城寨 第11章 道晴別〔1397〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 203 件/ノ=203 ...道晴別『神素盞嗚大神......  神言畏みウブスナ...... 貴......聖地を立出でて  治国別......従者となり 河鹿峠を打越えて  魔神......たけぶ山口...... 森に一夜を明かす折  忽ち丑......時参り 妖怪変化の出現と  怪しみゐたる... 1620
1621 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第3篇 猪倉城寨 第12章 妖瞑酒〔1398〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 168 件/ノ=168 ... 甲乙丙三人はベツト、フエル......両人を庫......中へ突つ込みおき、代る代る入口に錠をおろ......る事となつた。此屋敷は祖先代々から、玉木村......里庄を勤めてゐる豪農で、庫......数が二十戸前も並んでゐた。ここへ入れへお......並んでゐた。ここへ入れへおけば、絶対に気つく筈がない、窓から水や食料を放り込んで......筈がない、窓から水や食料を放り込んで、娘帰る迄、二人をここに監禁する事としたので... 1621
1622 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第3篇 猪倉城寨 第13章 岩情〔1399〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 147 件/ノ=147 ... 猪倉山頂上には巨大なる猪......形をした岩倉がある。之を以て猪倉......名が出来た......である。山......五合目以上は全部岩を以て固められ、五合目......うな密林である。そして此岩には所々に岩窟入口があつて、其内部は数里に渡つてゐると......水には不自由がない。そして所々岩から甘露やうな油がにじみ出し、之さへ嘗めて居れば......ケ月や三ケ月は体力が衰へないと云ふ、天与岩窟である。鬼春別、久米彦両将軍は部下の... 1622
1623 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第3篇 猪倉城寨 第14章 暗窟〔1400〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 159 件/ノ=159 ... 鬼春別は双手を組み、失望落胆色を浮べて何か思案に沈んでゐる。そこへ潔......か思案に沈んでゐる。そこへ潔くやつて来たは久米彦であつた。久米『将軍殿将軍殿』と......』久米『いやもう、何うにも、斯うにも仕方ない阿婆摺れ女で実に手古摺りました。止む......居るでせう』鬼春『それは惜い事を致したもだ。そして姉......スミエルは如何なさつたか』久米『彼奴も荒......暗窟に一緒に放り込みました。扨も扨も心地よい事で厶いましたワイ。アハハハハ』鬼春......ハハ』鬼春『ヤア、それは惜い事を致したもだ。然しここでは何だか気持が悪い。一度貴......。然しここでは何だか気持が悪い。一度貴殿御居間へ伺はうと思つてゐた所だ。之から何... 1623
1624 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第4篇 関所玉石 第15章 愚恋〔1401〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 223 件/ノ=223 ... 晴曇常なき晩秋空、冷たき風に裳裾をあふられて、トボトボ......裾をあふられて、トボトボとやつて来た一人男がある。ここはブルガリオ......八衢......関所である。例......如く白赤二人......守衛が厳然と門に立つてゐた。一人......男は何気なく此門を潜らむとした。赤......守衛は、赤『旅人暫く待てツ』と呼びとめた... 1624
1625 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第4篇 関所玉石 第16章 百円〔1402〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 225 件/ノ=225 ... 懐寒きが故に藪医者は  薬にまでも風ひかせ......し、こんな所へ迷つて来た。これだから、内嬶が酒を呑むな酒を呑むなといつも言ひよる......嬶が酒を呑むな酒を呑むなといつも言ひよるだけれど、医者......養生知らずといつて、どうも節制が守れない......生知らずといつて、どうも節制が守れないもだ。余り此頃は世界......人間が賢うなつて、衛生とか運動とかに注意......なつて、衛生とか運動とかに注意をし出したで、何奴も此奴も壮健になり、妖仙さま......懐は益々御衰弱遊ばす、困つたことだなア。... 1625
1626 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第4篇 関所玉石 第17章 火救団〔1403〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 163 件/ノ=163 ... 八衢関所にトボトボとやつて来た一人......女がある。守衛は女に向ひ、赤『ここは八衢......女がある。守衛は女に向ひ、赤『ここは八衢関所だ、一寸調べる事があるから待つて貰ひ......イ、何か御用で厶りますか』赤『お前は何処女だ。姓名を聞かして貰はう』女『ハイ、私......姓名を聞かして貰はう』女『ハイ、私はフサ国、玉木村......テームス......娘スミエルと申します』 守衛は『フサ......国 フサの国』と云ひ乍ら横に長い帳面を念... 1626
1627 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第5篇 神光増進 第18章 真信〔1404〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 135 件/ノ=135 ... 緑葉滴る初夏候  山野......木々は自然......カブオットをなし 風は自然......和琴を弾ず  見渡す限り原野には 首陀や......を弾ず  見渡す限り原野には 首陀や耕奴三々伍々  列を正して 命......苗を植ゑつける  其光景は天国を 地上に......を 地上に移せしごとくなり  ビクトル山頂上より 瞳をはなてば麗はしき  譬方な......瞳をはなてば麗はしき  譬方なきフリイス 棚引くごとく見えにけり  ミンシンガー... 1627
1628 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第5篇 神光増進 第19章 流調〔1405〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 206 件/ノ=206 ... 治国別は謡ふ。治国別(謡曲調)『久方天......八重雲掻きわけて  名さへ目出度きフサ......国 ビクトル山......頂上......  上つ岩根を搗きこらし 下つ岩根に搗固......硨磲  琥珀や玻璃に擬ふべき ライオン川清き真砂を  上つ岩根に敷き詰めて 大峡......真砂を  上つ岩根に敷き詰めて 大峡小峡幹を切り  本と末とは山口...... 皇大神に献り置きて  神の御稜威も三つ... 1628
1629 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第5篇 神光増進 第20章 建替〔1406〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 204 件/ノ=204 ... 左守司......長子ハルナ......歌。ハルナ『高天原......移写として  ビクトル山......聖場に 大宮柱太知りて  鎮まり居ます大......場に 大宮柱太知りて  鎮まり居ます大神 御前に祝ぎ奉る  高天原......司神 厳......御霊と現れまして  一二三つ四つ五つ六つ... 1629
1630 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第5篇 神光増進 第21章 鼻向〔1407〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 161 件/ノ=161 ... 治国別一行は刹帝利催したホーフス......直会......会に臨み、盛大なる酒宴を終り一夜をここに......夜をここに明かした。朝未明よりビクトル山神殿に王を始め一同は初詣をした。竜彦は忽......は忽ち神懸となつて云ふ。竜彦『吾は天教山木花姫命である。汝治国別、最早ビク......国は風塵治まり後顧......憂ひなければ、一刻も早く西に向つて出立せ......に向つて出立せよ。汝が徒弟道晴別は玉木村里庄テームスの娘スミエル、スガールの両人... 1630
1631 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 第5篇 神光増進 第22章 凱旋〔1408〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 163 件/ノ=163 ... 頻りに門戸を叩く声にテームス僕二人は又バラモン......雑兵が、何か徴発に来よつたに違ひない、う......何程叩いてもウンともスンとも云はずに、閂した大門を御叮嚀に中から支へて居る。治国......たまひつつ  天地を造りたまひしが 天足彦や胞場姫......  神......教に背きしゆ 其罪咎は邪気となり  凝り......り固まりて鬼となり 八岐大蛇や醜狐  百魔物となり果てて 地上に住める人々......  霊を曇らせ汚しつつ 神の御子と生れた... 1631
1632 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 74 件/ノ=74 ...天恩郷花経綸......花......香匂ふ春は来ぬ    燃ゆる陽炎殊にうる......陽炎殊にうるはし〈序文(初)〉新しき御代開くる心地して    いそしみ仕ふわが身......しも〈総説(初)〉万代をことほぎ奉る亀山    下津岩根に立つる礎〈総説(初)〉......つる礎〈総説(初)〉梓弓春立ち初めて信徒    心......園に白梅かをる〈総説(初)〉遠寺......鐘の響きも何処となく    淋しく聞えぬ... 1632
1633 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳 後付 附録 神文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 211 件/ノ=211 ... 是幽斎場に神術を以て招請奉る、掛巻も畏き、......、独一真神天御中主大神、従ひ賜ふ千五百万天使等、一柱も漏れ落る事無く、是......斎庭に神集ひに集ひ玉ひて、正しき人......御霊々々に、奇魂神懸らせ玉はむ事を乞祈奉......。天勝国勝奇魂千憑彦命と称へ奉る、曽富戸神亦......御名は、久延毘古......神、是......幽斎場に仕へ奉れる、正しき信徒等に、御霊... 1633
1634 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 196 件/ノ=196 ...(明)けく治まる御代三十一年春は如月......九日天教山に鎮座したまふ木花姫命......神使斯世を(治)めむと神々......協議......結果をもたらし坐丹波......国曽我部......村に牛飼ふ牧童......辛未の年生れ(三)ツの御魂に因縁ある三葉... 1634
1635 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 前付 総説歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 60 件/ノ=60 ... 待ちに待つたる三月三日  三ツ御魂......開け口 大く正しき正月......  中......六日......朝日影 東......空を彩りて  書斎......窓を射照らしつ 奇しき尊き神ツ代......  顕幽神の物語 守らせたまふ神の家  ... 1635
1636 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第1章 心転〔1409〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 157 件/ノ=157 ... 仰げば高し久方  高天原に現れませる 天地......造主とます  大国常立大御神 瑞......御霊を分け玉ひ  霊国にては月......神 天国にては日......神と  現はれまして天地...... 百......霊を悉く  荘厳無比......天界に 助けむものと御心を  配らせ玉ひ... 1636
1637 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第2章 道謡〔1410〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 143 件/ノ=143 ...も取外し、クリーケース気分に離れて、性来本心にシンブリ・フヰケーシャンし乍ら、生......シンブリ・フヰケーシャンし乍ら、生れ赤児様な気になつて、治国別と共にゴロゴロした......なつて、治国別と共にゴロゴロした岩と岩と間を伝うて、重い男を背に負ひ、一歩々々、......うて、重い男を背に負ひ、一歩々々、三五教祝詞は分らぬ為、バラモン......御経を唱へ乍ら、汗をタラタラ流して下り行......汗をタラタラ流して下り行く。鬼春別は今迄ゼネラル生活に似もやらず、苦力......様な御用を志願し、せめても......罪亡ぼしと覚悟をきわめ、声を限りに、『東... 1637
1638 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第3章 万民〔1411〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 146 件/ノ=146 ... 鬼将軍と世人に  恐れられたるバラモン...... 鬼春別は漸くに  心に悔悟......花開き 前非を悔いて大神......  尊き恵を覚りつつ 瑞......御霊......神徳は  汲めども尽きぬ久米彦が スパー......久米彦が スパール、エミシと諸共に  心空も治国別...... 神の命の御教に  帰順しまつり常磐木の... 1638
1639 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第4章 真異〔1412〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 163 件/ノ=163 ... バラモン教ゼネラルと  羽振利かした久米彦や 鬼春......や 鬼春別を初めとし  スパール、エミシ四人連れ 玉木......村......里庄......家に  四人......手負を送りつけ 心を痛め声潜め  悔悟......涙に暮果てて 青息吐息吐きながら  三五......に暮果てて 青息吐息吐きながら  三五教宣伝歌 唱ふる声も口の中  悄気かへり居... 1639
1640 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第5章 飯灰〔1413〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 167 件/ノ=167 ... テームス夫婦は下僕アーシスと共に、四人......介抱に全力を尽して居た。治国別以下八人......お客に対してはアヅモスを以て接待係となし......してはアヅモスを以て接待係となし、治国別急ぎ此処を出立せむとするを聞いて打驚き、......立せむとするを聞いて打驚き、せめて道晴別病気全快する迄、吾家にとどまり玉はむ事を......した、可なり広き別宅に入りて、バラモン組連中に三五......教理を日夜説き諭してゐた。万公は此家に到......公は此家に到着し一度顔を合したきり、台所方に廻つて、下女のお民を主人気取で使役し... 1640
1641 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第1篇 奇縁万情 第6章 洗濯使〔1414〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 205 件/ノ=205 ... 治国別居間へはフエル、アヅモス......両人が膳部を運び、叮嚀に辞儀をし乍ら、フ......が膳部を運び、叮嚀に辞儀をし乍ら、フエル方は慄うてゐる。フエルは三五教......宣伝使とアヅモスに聞いた......で、俄に恐ろしくなつた......である。併し乍ら治国別、松彦、竜彦は一面......併し乍ら治国別、松彦、竜彦は一面識もないで、此家......下男とのみ考へてゐた。フエルは鬼春別以下... 1641
1642 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第2篇 縁三寵望 第7章 朝餉〔1415〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 126 件/ノ=126 ... 万公は炊事場をあとに治国別居間に駆け入り、頭に灰を被り乍ら顔に黒い......黒い汗を滲らせ、万公『これはこれは三五教宣伝使治国別様を初め奉り松彦、竜彦、鬼春......、竜彦、鬼春別、久米彦、スパール、エミシお歴々様、女房がいかいお世話になりまして......、女房がいかいお世話になりまして家内一統喜びは筆紙に尽す事は出来ませぬ。何とお礼......ぬ。何とお礼を申してよいやら、あまり突然事とて狼狽を致して居ります。二三日しまし......から、とつくりと調理法も調へお口にあふもを差上げ度いと存じます。何分下女が来たて......すなり、下男も漸く蔵から引張出して初めて修行をさした......ですから、何事も意の如くなりませぬので、... 1642
1643 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第2篇 縁三寵望 第8章 放棄〔1416〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 206 件/ノ=206 ...アヅモスはフエルと共に炊事場に帰り、下女お民を捉まへてそろそろ小言を云ひ初めた。......アヅモス『オイ、お民、貴様が確りしないもだから大変な恥を掻いたぢやないか。何......為に炊事......御用をして居る......だ。女と云ふも......は飯焚きが肝腎だ。折角......珍客さまに灰まぶれ......飯を食はさうとしたぢやないか、ちと心得な... 1643
1644 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第2篇 縁三寵望 第9章 三婚〔1417〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 185 件/ノ=185 ... 治国別、松彦、竜彦祈願に依つて四人......負傷者は三日......後全快する事を得た。テームス夫婦は治国別......快する事を得た。テームス夫婦は治国別一行神徳を感謝し娘......本服祝をなさむと、治国別を始め番頭下女......端に至るまで祝宴に列せしめた。治国別は正......宴に列せしめた。治国別は正座に坐り、左側上座には松彦、竜彦、万公が座を占め、右側......竜彦、万公が座を占め、右側にはバラモン組六人がズラリと列んだ。 道晴別、シーナ及... 1644
1645 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第2篇 縁三寵望 第10章 鬼涙〔1418〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 154 件/ノ=154 ... アーシスは治国別歌に対し、自分とお民と......結婚を承諾したりと......意を歌を以て答へたりける。其歌、『科戸......風もフサ......国  猪倉山......山麓に 群がり立てる玉置郷  テームス館......をば  統轄したるアーシスは 賤しき首陀胤ならず  由緒も深きビク......国 左守の司のキユービツトが  其落胤と... 1645
1646 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第11章 経愕〔1419〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 282 件/ノ=282 ...テームスは、悔悟して其精魂全く純化し、真真人たる......心境に迄到達せる、鬼春別将軍を始め久米彦......鬼春別将軍を始め久米彦、スパール、エミシ四人を心底より信ずる事が出来なかつた......で表面治国別......前にては相当......取り扱ひをしてゐた。けれどもそ......心中は蚰蜒......如く嫌ひ、且つ恐れて居た。何処とも無く排... 1646
1647 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第12章 霊婚〔1420〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 198 件/ノ=198 ... 四辺暗澹として日月星辰光もなく肌を劈く如き寒風は上下左右より吹......下左右より吹雪となつて吹き来る。魑魅魍魎叫ぶ声、山......尾......上や川......底より嫌らしく聞え来る。身体兀立し、痩せ......しく聞え来る。身体兀立し、痩せ衰へた一人男、杖を力にトボトボと崎嶇たる隧道を当途......たる隧道を当途もなしに下り行く。ややホンリと明るくなつたと見れば野中に立てる大な......るくなつたと見れば野中に立てる大なる家屋前、何処の果かは知らねども、かかる淋しき... 1647
1648 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第13章 蘇歌〔1421〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 150 件/ノ=150 ... 青葉もそよぐ夏風  すき通りよき一室に 館......主テームスは  鬼春別や久米彦...... 心を疑ひ且つ憎み  ただ一刻も速に 吾......と  心は千々に逸れども 大恩受けし三五  神......使......宣伝使 治国別......一行に  憚りながら胸押へ 一間......内に駆け入りて  棕櫚箒に頬被 させて並... 1648
1649 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第14章 春陽〔1422〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 150 件/ノ=150 ... 万公は神殿に参拝を終り、一同打解けて談話せる居間に神懸りとなつて現は......たる、 千早振る尊き神が現れまして、 神善悪正邪をば、 立別け玉ひ人々......、 心にかかる村雲を、 伊吹払ひて天国を......かかる村雲を、 伊吹払ひて天国を、 此地上に建設し、 堅磐常磐......五六七......世、 いや永久に栄えゆく、 松......神世をたてむとて、 天教山に現れませる、......てむとて、 天教山に現れませる、 木花姫神柱、 コーカス山に現れませる、 日出別... 1649
1650 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第15章 公盗〔1423〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 193 件/ノ=193 ... 鬼春別以下三人バラモン組は治国別に許されて、宣伝使と俗......モン組は治国別に許されて、宣伝使と俗人と中間的比丘となりスツパリと長髪を剃りおと......りスツパリと長髪を剃りおとされ、テームス心遣ひに依つて、黒衣を仕立てて着せられ、......られ、金剛杖をつき乍ら、照国山ビクトル山谷間に山伏......修業をなすべく、軍用に使つた法螺......貝をブウブウと吹立て乍ら、道々宣伝歌を歌......別れを告げむとして歌を詠んだ。治道『皇神授け給ひし霊魂をば  治めむとして教......道ゆく。 いざさらば百の司よテームスよ ... 1650
1651 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第3篇 玉置長蛇 第16章 幽貝〔1424〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 136 件/ノ=136 ... 鬼春別治道居士  道貫素道求道居士 此四柱......修験者  北......森をば立出でて ブーブーブーと法螺......貝  吹き立て山野......木精をば 響かせ乍らスタスタと  杖を力......タと  杖を力に進み行く。 治道居士は北森を立出で、三人と共にシメジ峠......南麓に着いた。これから先は非常な難所が処......が処々にある。人通りさへなき昼猶暗き樹木茂る坂道を喘ぎ喘ぎ登り乍ら足拍子をとり歌... 1651
1652 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第17章 万巌〔1425〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 183 件/ノ=183 ... 玉置村......テームスは治国別......教を聞いて今迄......貪欲心や執着心を弊履を捨つるが如くに脱却......捨つるが如くに脱却し、広き邸を開放し村人共有とし、且つ山林田畑を村内に提供して共......て新しき村を経営する事となつた。先づ大神神殿を造営すべく村人は今迄テームス......持ち山たりし遠近......山に分け入つて木を切り板を挽き、日夜赤心... 1652
1653 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第18章 音頭〔1426〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 126 件/ノ=126 ...、群衆に交はつて手を拍ちつつ円を画いて宮前......広庭に音頭を取り踊り始めたり。(音頭口調......  (エンヤツトコセー) 無常を告ぐる鐘音も  (コラシヨ) みろく三会......暁...... 目醒め......声と聞ゆなりー  (ア、ヨーイセー、ヤツ......イセー、ヤツトコセー) 社前を照らす銀燭 光映ゆき照り渡りー  (ア、ヨーイセー...... (ア、ヨーイセー、ヤツトコセ) 治国別神司 救ひの神と現れまして  (コラシヨ... 1653
1654 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第19章 清滝〔1427〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 178 件/ノ=178 ...烈しき太陽は  天津御空に晃々と 照国岳谷間に  高くかかれる大瀑布 清め......滝......片辺  小さき庵を結びつつ 二人......男が朝夕に  裸となりて何事か 声を限り......りに祈り居る。 此両人はベルツ、シエール主従である。左守......司並にタルマン......為に右守......職を剥奪され、百日の閉門を申付けられ、恨... 1654
1655 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第20章 万面〔1428〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 161 件/ノ=161 ... ビクトリヤ城評議室にはタルマンを初め左守司......キユービツト、ハルナ、右守司......エクスが首を鳩めて秘々相談会を始めてゐる......を始めてゐる。左守『タルマン殿、寸善尺魔世......中と申してバラモン軍が退却致し、やれ一安......致し、やれ一安心と思ふ間もなく再び右守司ベルツ、シエールが叛逆軍に取囲まれ、国家......軍に取囲まれ、国家已に危き所、尊き三五教宣伝使一行に助けられ、これにてビク......国家も刹帝利家も大磐石と思ふ折、六人の王... 1655
1656 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第21章 嬉涙〔1429〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 125 件/ノ=125 ... トマスは再び応接間に現はれ来り、トマス『ヤア、万公別さま......ス『ヤア、万公別さまを初め御一同様お揃ひ上どうか左守......室迄お越しを願ひます。左守様も大変な御心......御心配が起つて居る所ですからどうか貴方方御経歴話でも聞かして頂けば幾分かお気が紛......どうかお越し下さいませ』万公『よし、左守爺、万公別を安く買ひやがつたな。皆一緒に......お出なさいませ。三夫婦揃うてビクトリヤ城奥......間迄、玉置......村の里庄の息子が通ると云ふ事は異数で厶い... 1656
1657 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 第4篇 法念舞詩 第22章 比丘〔1430〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 131 件/ノ=131 ... 左守司キユービツトは六人......客をトマスに命じ叮嚀に応接させ置き乍ら、......叮嚀に応接させ置き乍ら、欣々として刹帝利居間に伺候した。刹帝利はソォファ......上に横たはりヒルナ姫に介抱され乍ら、稍快......りヒルナ姫に介抱され乍ら、稍快方に向つたで顔色も俄によくなり、ニコニコとして居る......なく気分が浮々と致して来ました。何卒此後御養生が肝腎で厶いますから御注意下さいま......から御注意下さいませ』刹帝利『窓外は庭園樹木が風に揺られて自然......ダンスをやつてゐる。涼しい夏の風は自然の... 1657
1658 霊界物語 第55巻 真善美愛 午 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 60 件/ノ=60 ...打つ石火花......如くすみやかに    移らう御代ぞ最とも......最とも憂れたき〈総説歌(初)〉移り行く世ありさまを見るにつけ    腕は言問ひ胸......は言問ひ胸は高鳴る〈総説歌(初)〉人心神心にかなひなば    ひとり開けむ蜂......室屋も〈総説歌(初)〉一人......み只一人......み岩......内に    世を歎きつつ幾夜重ぬる〈総説... 1658
1659 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 75 件/ノ=75 ... 瑞月王仁が横臥したまま、こ物語を神示に従ひ口述せるを見て、大本人......中に色々......批評を下して居る方々があります。役員も信......て居る方々があります。役員も信者も又長屋主人までも、口を揃へて……神様とも在らう......人までも、口を揃へて……神様とも在らうもが、謹厳なるべき霊界......有様を発表するに際し行儀......悪い寝そべつてどうして真実......事が伝へられるものか。斯の如き手続に由つ... 1659
1660 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 109 件/ノ=109 ... 人生目的は決して現界......幸福と歓楽を味はふ......みでない。凡て......人間は幸福及び歓楽......みに執着して苦悩と災厄を免れむと......み焦慮し、自愛的方面に熱中して居るやうだ......ふた使命は、決して人間が現界に於ける生涯安逸を計らしむるが如き浅薄なも......ではない、人間は神様の目的経綸をよくよく... 1660
1661 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第1篇 自愛之柵 第1章 神慮〔1431〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 86 件/ノ=86 ...    ○ 現代人はおもえらく  根底国には最初より 一個......魔王厳在し  諸多......地獄を統轄し 堕ち来る精霊......罪悪を  制配なすと恐れられ 魔王は嘗て......を  制配なすと恐れられ 魔王は嘗て光明  天人なりしも叛逆...... 罪に問はれて衆族と  共に地獄に堕され......問はれて衆族と  共に地獄に堕されし もと......信仰昔より  深く心に刻まれて 真相覚れ... 1661
1662 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第1篇 自愛之柵 第2章 恋淵〔1432〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 186 件/ノ=186 ... 波斯と印度と国境テルモン山......山続きエルシナ谷......山口に、淋しき竈......煙も絶えて春......永日も、いとど暮し難く柱はゆるぎ梁朽ちし......はゆるぎ梁朽ちし破れ家に、火影も消えし秋夜......長き賤が伏家に花を欺く妙齢......美人、破れし衣に身を纒ひ只一人悲嘆に暮れ... 1662
1663 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第1篇 自愛之柵 第3章 仇花〔1433〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 197 件/ノ=197 ... さつき待つ花橘香を嗅げば  昔......人......袖......香ぞする 夢にも結ぶ恋しき吾背......君は如何なしつらむと、恋路も深き思ひ草。......つらむと、恋路も深き思ひ草。 花いろいろブラックリストを経て咲き出づる卯......花や、燕子花、紫に染る山吹......色香に愛でて唯一人トボトボと青野ケ原を辿... 1663
1664 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第1篇 自愛之柵 第4章 盗歌〔1434〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 207 件/ノ=207 ... 高天原と根国を  中断したる中有界 百......エンゼル下り来て  伊吹戸主......御館に 集まりたまひ愛善......  徳をば教へ信真...... 光を照して精霊を  皆悉く天界に 救は......を照して精霊を  皆悉く天界に 救はむもと大神......  大御心を畏みて 言葉を尽し気を配り ......  諭したまへど現世に ありたる時に諸々  悪と虚偽との罪悪に 御魂を汚し破りた... 1664
1665 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第1篇 自愛之柵 第5章 鷹魅〔1435〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 206 件/ノ=206 ... 此世を造りし元津祖  弥勒神は高姫が 肉......お宮に憑りたる  日......出神とこじつけて 金剛不壊......如意宝珠  其外百......神宝に 執着強く四方......国  海洋万里......波渡り 騒ぎまはりし其結果  仁慈無限......瑞御霊 神素盞嗚の大神の  水も洩らさぬ... 1665
1666 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第2篇 宿縁妄執 第6章 高圧〔1436〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 232 件/ノ=232 ... 高姫に導かれて四人男女は、細谷川......一本橋を渡り、二間造り......小さき家に導かれた。高姫......精霊は既に地獄に籍を置き、直ちに地獄に下......地獄に籍を置き、直ちに地獄に下るべき自然資格が備はつてゐる。併し乍ら仁慈無限......大神は如何にもして其精霊を救ひやらむと三......神は如何にもして其精霊を救ひやらむと三年間、ブルガリオ......修行を命じ給ふたのである。総て精霊の内分... 1666
1667 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第2篇 宿縁妄執 第7章 高鳴〔1437〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 205 件/ノ=205 ... 七重八重言葉花は咲きぬれど  実......一つさへなき山吹...... 花にも擬ふ教へ草  インフエル............どん底に 霊魂......籍をおきながら  底津岩根......大神...... 誠一つの太柱  此世を救ふ義理天上 日... 1667
1668 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第2篇 宿縁妄執 第8章 愛米〔1438〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 477 件/ノ=477 ...『死んでから語呂つき出した法螺貝  声高姫......賤が伏家に』『内外にうなり出したる法螺......貝  おどろきケリナ、ベル、シャル、ヘル......どろきケリナ、ベル、シャル、ヘル』『法螺音を聞いて高姫立上り  胸轟かす茅屋......戸口』『法螺......音は近くに聞え又遠く  聞えぬわいなと神......又遠く  聞えぬわいなと神を恨めつ』『あ声は矢張り夢か幻か  高姫司......法螺吹の音か』と口々に歌ひ乍ら、四人は顔... 1668
1669 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第2篇 宿縁妄執 第9章 我執〔1439〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 308 件/ノ=308 ... 求道居士が息をこめて吹き立てた法螺貝音にベル、ヘル、ケリナ......三人は此場より煙......如く姿を消した。求道居士......影もいつしか消えて幽かに法螺......音が遠く聞えてゐる。高姫はシャル、六造......二人に向ひ、高姫『コレ、シャル、六造......両人、何と高姫......神力は偉いものだらうがなア。余り我が強い... 1669
1670 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第3篇 月照荒野 第10章 十字〔1440〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 205 件/ノ=205 ... エルシナ川堤に引上げられ、ビクトル山......修験者求道居士に救はれたベル、ヘル、ケリ......験者求道居士に救はれたベル、ヘル、ケリナ三人はエルシナ川......谷川を遡りパイン......木蔭を縫ひ乍ら、やや広き青野ケ原に出た。......ら、やや広き青野ケ原に出た。ここには色々美しき花が咲き充ちてゐる。一同は路傍......平岩に腰打掛け息を休めてゐる。求道居士は......唱へた。ヘル『モシ、修験者様、吾々は貴方お蔭で命のない所を助けて頂きましたが、今... 1670
1671 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第3篇 月照荒野 第11章 惚泥〔1441〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 191 件/ノ=191 ...道居士はヘル、ケリナ姫と共に、テルモン山小国別が館をさして、草茫々たる原野を進み......々たる原野を進み行く。人通りも少く、一面原野には身を没する許り......雑草生え茂り、所々に荊蕀......叢点在し、思つたやうに道が捗らない。種々......叢点在し、思つたやうに道が捗らない。種々花は原野一面に咲き匂うて居る、時々足許に......る。 日はずつぽりと暮れて来た。月は東方叢......中から覗き初めた。北にはテルモン山......高峰が巍然として控へて居る。夕の風に送ら... 1671
1672 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第3篇 月照荒野 第12章 照門颪〔1442〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 172 件/ノ=172 ...求道居士はケリナ姫を伴ひ乍ら、テルモン山小国別......館を指して送り行く途々歌ひ出したり。求道......行く途々歌ひ出したり。求道『有為転変は世習ひ  とは云ふも............人......身...... 行末こそは不思議なれ  三国一......月の国 ハルナの都に程近き  大国彦の現... 1672
1673 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第3篇 月照荒野 第13章 不動滝〔1443〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 182 件/ノ=182 ... テルモン山峰続き  山一面に鬱蒼と 巨木茂れるスガ......峰続き  山一面に鬱蒼と 巨木茂れるスガ山  天を封じて谷間は 昼さへ暗く濛々と......じて谷間は 昼さへ暗く濛々と  夏と冬と区別なく 霧立ち上る秘密郷  天より布を......は  アン・ブラツク滝といひ 物凄じき水音  百......雷一時に 轟く如く聞え来る  かかる所へ......スタと 夜な夜な通ふ女あり  バラモン教神司 テルモン山に館をば  築きて教を開......山に館をば  築きて教を開き居る 小国別愛娘  デビス......姫は吾父の 重き病を救はむと  一人の妹... 1673
1674 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第3篇 月照荒野 第14章 方岩〔1444〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 240 件/ノ=240 ... ヘルは月影にベル姿をよくよく見れば、目を眩してゐる。幸ひ......小さい水だまりがあつてそれに月が光つてるを認め、口に水を含み来り、ベル......面や口などに幾回となく含ませた。漸くにし......。エライ所へ行つて来た』と不思議相にヘル面を覗き込んでゐる。ヘルは声を励まして、......イスに喉を締められ、目を眩してゐやがつただ。俺が今いろいろと介抱して助けてやつた......だ。俺が今いろいろと介抱して助けてやつただ。サア、早く立たぬか、何時追手が来るか......エライ所へ俺は行つて居つた。沢山な赤や青鬼が鉄棒持つて四方八方より俺を追かけて来......て来る其苦しさ、まア夢でよかつた。併しあナイスは何うなつたか、取逃しただらうな』... 1674
1675 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第15章 猫背〔1445〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 211 件/ノ=211 ...三千彦『厳御霊と現れませる  高皇産霊......大御神 瑞......御霊と現れませる  神皇産霊......大御神 珍......御水火に現れませる  三五教......大神は 埴安彦や埴安姫......  神......命を世に降し 天地百の神人の  霊を浄め... 1675
1676 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第16章 不臣〔1446〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 137 件/ノ=137 ... 神殿拝礼が終ると共に三千彦は小国姫......居間に招ぜられ、茶菓......饗応を受け朝飯を頂き等して寛いでゐる。朝......を頂き等して寛いでゐる。朝飯が済むと二人侍女は此場を立ち去り小国姫は憂ひ顔をし乍......いては下さいますまいかな』三千『ハイ、私力に及ぶ事ならば如何なる御用も承はりませ......がらお伺ひ致しますが、当館は貴方も御承知通りバラモン教......大棟梁大黒主......神様が、まだ鬼雲彦と仰せられた時分、ここ... 1676
1677 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第17章 強請〔1447〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 180 件/ノ=180 ... オールスチン館には悴......ワツクスとエキスとヘルマン......二人が胡床をかいて密々話に耽つて居る。ワ......心に来て呉れては困るぢやないか。俺もお前知つて居る通り部屋住だから、さう金が自由......る通り部屋住だから、さう金が自由になるもぢやない。あ......禿チヤンがうまく死んで呉れたら此家......財産は俺......自由だからどうでもしてやるが……さう云は... 1677
1678 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第18章 寛恕〔1448〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 138 件/ノ=138 ...してゐる。姫『モシ、アンブラツク様、家令態度がどうも貴方が御出になつてから、何だ......、何だかソワソワしてゐるやうですから、彼悴でも若しや玉を隠した......では厶いますまいか。吾々夫婦を困らせ窮地......すまいか。吾々夫婦を困らせ窮地に陥れ、娘デビス姫を女房に致し、良からぬ思惑を立て......に致し、良からぬ思惑を立てようとしてゐるでは厶いますまいか。何うも常から怪しいと......怪しいと思つてゐますが、何を云つても家令悴ではあり、言ひ出しかねて誠に困つて居り......、言ひ出しかねて誠に困つて居ります。貴方御考へは何うで厶いますな』三千『モシ貴方......は何うで厶いますな』三千『モシ貴方、家令悴が如意宝珠の玉を隠して居つたとすれば、... 1678
1679 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第19章 痴漢〔1449〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 150 件/ノ=150 ... 館主人、小国別はソフアー......上に横はり息も絶え絶えに苦しんでゐる。二......に横はり息も絶え絶えに苦しんでゐる。二人看護手は寝食を忘れて介抱に余念なかつた。......り、姫『旦那様、喜んで下さいませ。三五教宣伝使三千彦様......お蔭によりまして如意宝珠......神宝が帰りまして厶います。之を御覧なさい......す。之を御覧なさいませ』と包みを解いて目前につきつけた。小国別は病み疲れ、衰へた......つきつけた。小国別は病み疲れ、衰へたる目光りに玉を眺めてニヤリと笑ひ双手を合せて... 1679
1680 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 第4篇 三五開道 第20章 犬嘘〔1450〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 91 件/ノ=91 ... テルモン山館をエルが飛び出してから半時許り経つと各......エルが飛び出してから半時許り経つと各宮町住民が、礼服を整へ扇をきちんと手に握り玄......頼もう』と呶鳴り立てて居る。小国姫は何事突発せしならむかと玄関口へ出て見れば町総......発せしならむかと玄関口へ出て見れば町総代パインと云ふ男、叮嚀に辞儀をしながら、パ......で厶いました。嘸お力落しで厶いませう。此通り沢山......町民がお悔に参りましたが、一々御挨拶を致......民がお悔に参りましたが、一々御挨拶を致すも御迷惑と存じ私が総代に出ました。承はれ......総代に出ました。承はれば旦那様は御昇天と事で御歎きの所へ如意宝珠の玉が還り、ワツ... 1680
1681 霊界物語 第56巻 真善美愛 未 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 109 件/ノ=109 ...  霊国面影天恩郷万寿苑......松樹絶頂に立てる銀杏......大木風にゆすられて自然......音楽を奏し舞踏を演ずタワタワと鳥......七八羽風......波路を悠然として漕ぎ渡り春......初め......空をあやなしてゐる〈序文(初)〉一茎の芦... 1681
1682 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 28 件/ノ=28 ... 伯耆国皆生温泉浜屋旅館見晴し佳き二階......広間を当がはれ、朝日......光と大山......雄姿を眺め乍ら、大正十二年如月八日より十......バ(宝光天子)アワバーサブラ(光耀天子)守護......下に、漸く印度......国波斯......国境テルモン山の昔物語を大要述べ了りまし... 1682
1683 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 前付 総説歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 48 件/ノ=48 ...が表に現はれて  善と悪とを立別ける 善中にも悪があり  悪......中にも善がある 善悪正邪はオーニー......  知識......程度で判らない 唯何事も惟神  神......御旨に任す......み 此......世を造りし神直日  心も広き大直日 只何......りし神直日  心も広き大直日 只何事も人世は  直日に見直し聞き直し 世の過ちは... 1683
1684 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第1章 大山〔1451〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 213 件/ノ=213 ... 金輪奈落地底から  風輪、水輪、地輪をば 貫き出......輪、地輪をば 貫き出でたる大高峰  伯耆国......大山は 日本大地......要なり  白扇空に逆様に 懸りて沈む日本......空に逆様に 懸りて沈む日本海  八岐大蛇憑依せる 大黒主......曲津見が  簸......川上に割拠して 風雨を起し洪水おこし  ......水おこし  狭田や長田に生ひ立ちし 稲田姫を年々に  悩ませ人の命をば 取らむと... 1684
1685 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第2章 煽動〔1452〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 193 件/ノ=193 ... テルモン山神館......奥......間には、小国別......病益々重く、命旦夕に迫つて来た。館......内は上を下へと騒ぎ廻り、小国姫、三千彦及......を下へと騒ぎ廻り、小国姫、三千彦及び家令オールスチンは、二人......看護婦と共に病床につききり、死に行く人......身の上を案じ、胸を躍らせつつあつた。三千... 1685
1686 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第3章 野探〔1453〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 164 件/ノ=164 ... 求道居士はデビス、ケリナをパイン森迄送り来り、ヘルと共に少時息を休めて居......ルと共に少時息を休めて居た。忽ち老若男女鬨......声、鉦や太鼓を鳴らしながら、群衆『返せ戻......鼓を鳴らしながら、群衆『返せ戻せ、三五教悪神よ  ドンドコドンドコ ドコドコドン......ンチキチヤンチキ チヤンチキチン  大事大事......お姫さま テルモン館......お姫さま  ドンドコドンドコ ドコドコド......ンチキチヤンチキ チヤンチキチン  不動滝へ引き込んで 悪逆無道の三千彦を  お... 1686
1687 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第4章 妖子〔1454〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 241 件/ノ=241 ... 館家令オールスチンは、老齢衰弱......身を大勢......荒男に所構はず踏み倒され、ワックス......介抱に依りて再び息は吹き返したも............、苦しみに堪えず、吾館に舁つぎ込まれ、発......言計り云うて居る。さうしてデビス、ケリナ両女は行衛は容易に分らず、又力と頼む三千......女は行衛は容易に分らず、又力と頼む三千彦行衛も分らなくなり、小国姫は悲痛の淵に沈... 1687
1688 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第5章 糞闘〔1455〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 187 件/ノ=187 ... 館受付......溜りにはエル、オークス、ビルマ......三人、机を真中に置いて胡床をかき虫......よい夢を見て、互に泡沫......如き出世譚を争うて居る。エル『おい、オー......て居る。エル『おい、オークス、貴様は門番癖にドカドカと受付......関所を突破して奥......間へ進入して行つたと見えるが、余程奥様か... 1688
1689 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第6章 強印〔1456〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 217 件/ノ=217 ... テルモン山館より十七八丁奥......谷間に大蛇......岩窟と云ふ深い穴がある。そこには三千彦を......そこには三千彦を無理無体に押し込め、二人門番が厳重にワックス......命令によつて守つて居た。甲『オイ、何でも......大それた事をしやがつたさうだな。如意宝珠玉を盗み出し、そしてワックス様が匿して居......様が匿して居つた等と讒言をし、デビス姫様夫となり、此館を占領しようとしたドテライ......イ悪人だと云ふ事だが魔法使だから何時此鉄門を破つて出るか分らぬ。出たが最後、どん... 1689
1690 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第7章 暗闇〔1457〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 114 件/ノ=114 ... ワックスは猛犬スマートに銜へられ、門外に運び出され、暫くは気も遠くなり、夏草......外に運び出され、暫くは気も遠くなり、夏草上に身を横たへて唸いて居た。斯る所へビル......サツと月光を包んで仕舞つた。ビルマ『暗闇一滴が 天と地と......間に ぼつたりと落ちると 暗黒と静寂が ......やつて来る     ○ ふくれ上つた暗闇中に 甍......波はどよみ 煙突......林は黙立し 四方......山脈は横臥し 万物は 今し 暗灰色に溶け... 1690
1691 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第1篇 照門山颪 第8章 愚摺〔1458〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 188 件/ノ=188 ...み、意気揚々として己が館に帰つて来た。父オールスチンは二人......看護婦に看護され乍ら現になつて、ワックス......へソツと帰つて来たワックスは、盗猫が留守家を覗く様な態度で、......ソリ......ソリと這入り来り父......病床に近寄り、二人......看護婦に向ひ、小さい声で、ワックス『モシ......『モシ、看護婦さま、日夜御苦労ですが老爺病気は助かりませうかな』看護婦の一人『ハ... 1691
1692 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第9章 婆娑〔1459〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 247 件/ノ=247 ... 霜に打たれて茶滓やうになつた椋......葉は、凩に吹かれてハラハラと小鳥......群立つやうに四辺に飛び散つて居る。木......葉......羽衣を脱いだ栗......梢には成育悪しき虫......綴つた毬栗が二つ三つ蜘蛛......巣と共に中空に慄つて居る。鴉は皺嗄声を出... 1692
1693 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第10章 転香〔1460〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 267 件/ノ=267 ... 寒風吹き捲くる四辻に若布やうな弊衣を纒うて唇まで紫色に染め、慄ひ......唇まで紫色に染め、慄ひ慄ひ立つて居る一人男はシャルであつた。シャルは道別......立石に凭れてブルブル慄ひ乍ら一人呟いて居......て居る。シャル『エー糞面白うもない。此風吹きつ放しに罪もない......に立たされて……石地蔵でもあるまいに……......まいに……俺等はこれでも血液が通つて居るだぞ。高姫......婆奴、人を滅多矢鱈にこき使ひやがつて、馬......にこき使ひやがつて、馬鹿にしてやがる。此寒いのに斯んな処に亡者引きに来る位なら矢... 1693
1694 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第11章 鳥逃し〔1461〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 159 件/ノ=159 ... 白髪交り藁箒......やうな髪をサンバラに凩に靡かせ乍ら夜叉......やうにペタペタと大地を鳴らせつつ四辻まで......辻までやつて来た。見れば、最前きた天香教曲冬は尻引からげトントンと大股に夜這星......やうに黒い褌を引きずり乍ら走つて居る。何......馬だから折角出てきた鳥を逃がして仕舞つただ。なぜ知らぬ間に綱でも掛けて置かなんだ......だ。なぜ知らぬ間に綱でも掛けて置かなんだかい。「神が綱さへかけて置けば何程ヂリヂ......になりませう。私に不足を云ふより、なぜ日出神様が綱かけなかつたのですか。その不足... 1694
1695 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第12章 三狂〔1462〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 238 件/ノ=238 ...宣伝歌を歌ひ乍ら、八衢街道とは知らず現界道路を通過する気分にて進み行く。八衢......関所には例......如く赤面、白面......二人......守衛が儼然と控へて居る。見れば一人......男が赤面......守衛に何事か調べられて居た。赤『そ......方の姓名は何と申すか』男『ハイ、私は鰐口... 1695
1696 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第13章 悪酔怪〔1463〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 186 件/ノ=186 ... ワックスは父病旦夕に迫り、嬉しうもあり悲しうもあり、......夕に迫り、嬉しうもあり悲しうもあり、大事嬶を死なして同時に美人......芸者を後連れに貰うたやうな、悲喜交々......体であつた。其処へ、エキス、ヘルマン......二人が幾度となくなつて来て、金をむしり取......、今又大枚六百両強奪して立ち去り、三十日後には再び無心に来ると下駄を預けて帰つた......後には再び無心に来ると下駄を預けて帰つたで、心も心ならず、何とかして強力なる団体......らず、何とかして強力なる団体を造り、二人害を免れむものと苦心惨憺の結果、無い智恵... 1696
1697 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第14章 人畜〔1464〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 169 件/ノ=169 ... テルモン山山麓......楠......岩窟には、神館......姉娘デビス姫を悪狐......化物として押込めてあつた。宮町一般......老若男女は八九分通りまで実......姫とは知らず、何れも妖怪......変化とのみ信じ、恐れて近づく者が無かつた... 1697
1698 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第15章 糸瓜〔1465〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 166 件/ノ=166 ... テルモン山夜嵐に  染黒い顔を煽られて スタスタ来......顔を煽られて スタスタ来る二人連れ  鳩岩窟......入口に 少時佇み息凝らし  中......様子を窺へば 押籠められしケリナ姫  鈴......様子を窺へば 押籠められしケリナ姫  鈴鳴るやうな声をして 何か述懐歌ひ居る  ......エキス、ヘルマン両人は 胸ををどらし入口  鉄門に身をばよせ乍ら 叶はぬ恋と知ら......知らずして  訪ね来るぞ可笑しけれ 岩窟外に人ありと  知らぬが仏......ケリナ姫 其身の不運を歎ちつつ  湿り勝... 1698
1699 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第2篇 顕幽両通 第16章 犬労〔1466〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 117 件/ノ=117 ... 三千彦はテルモン山中腹をケリナ姫を背に負ひ、スマートに道案......き道を辿り辿つて、デビス姫を押込めた岩窟前に漸く着いた。 デビス姫はワックス......話によつて、如意宝珠......帰り来れる事及び父......存命なる事、並びに妹......安全なる事を略覚り、胸を撫で下し、稍心も......凭れて眠に就いた。漸くにして三千彦は岩窟入口に着いた。三千彦『もし、デビス姫様、......た。三千彦『もし、デビス姫様、私は三五教神司三千彦で厶います』ケリナ姫『お姉様、... 1699
1700 霊界物語 第57巻 真善美愛 申 第3篇 天上天下 第17章 涼窓〔1467〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 92 件/ノ=92 ... 色と欲とに囚はれし  家令倅ワックスは 日頃......野望を達せむと  悪友二人を唆かし 神......館に納まりし  如意......宝珠を盗みだし 其監督を任されし  小国......任されし  小国別を陥れ 無理往生に最愛  デビス......姫を手に入れて 神......館を占領し  栄耀栄華に暮さむと 悪逆無......を占領し  栄耀栄華に暮さむと 悪逆無道企みをば  今や遂げむとする時に 三五教... 1700
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