番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1601 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第18章 八当狸〔1381〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 51 件/ノ=51 | ... 右守司のベルツは不機嫌な顔して、入口に並べてあつ......つて、そこにおとなしく留守番をしてゐた桐の火鉢を無残にも蹴り倒し、欄間......の額を引おろし、バチバチバチと足にて踏み砕......み砕き、襖を押倒し、畳ざわりも荒々しく奥の間に入つて、右守『コラーツ、何奴も此奴も......下女中も下男も、此声に驚いて縮み上り、次の間に頭を下げ、『旦那様、何ぞ御用で厶いま......守『何奴も此奴も、此処へ来いツ』 七八人の男女は恐る恐る側により、 『旦那様、お気......て頂きませう』と優しい女が左右からかかるのを、右守『エーエ、煩さい、そつちへ行けツ......とぶつつけた。男女は驚いて逃げようとするのを見て、又ベルツは、右守『コリヤ、どこへ... | 1601 |
1602 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第19章 刺客〔1382〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 142 件/ノ=142 | ... ビクトリヤ王は敵の捕虜となり、生命......の程も覚束なき破目になつて、非常に心を悩ま......ゐたが、思ひもよらぬ助けに仍つて、再び元の館に帰り、且ヒルナ姫......の無事なる顔を見て、胸を撫でおろす際、年来......無事なる顔を見て、胸を撫でおろす際、年来の希望たる兵馬......の権を右守より奉還させ、又鬼春別、久米彦将......ツタリとして、寝に就いた。ハルナは右守司の様子......のただならざるを気遣ひ、父の許しを受けて今... | 1602 |
1603 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第20章 背進〔1383〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 169 件/ノ=169 | ... 鬼春別、久米彦両将軍が連戦連勝の結果、ビク......の都......の兵士迄も従へて、自分......の部下としてゐた......のはホン......の暫く......の間であつた。ヒルナ姫、カルナ姫......の千変万化の秘術を尽しての斡旋に、漸くビク... | 1603 |
1604 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第21章 軍議〔1384〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 153 件/ノ=153 | ... 刹帝利を始め、タルマン、左守のキユービツトや新任......の右守なるヱクスはハルナと共に、王......の居間に首を鳩めてバラモン軍......の退却に対し、いろいろ臆測談に耽つてゐる。......ました両将軍が全軍を率ゐて俄に退却致したのは、どうも合点......の行かぬ事で厶いますが、貴方は何う御考へな......』タルマン『どうも私には神懸が厶いませぬので、詳しい事は存じませぬが、察する所、忠......しい事は存じませぬが、察する所、忠勇義烈のヒルナ姫様、カルナ姫様が、ビク国の絶対的... | 1604 |
1605 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第22章 天祐〔1385〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 173 件/ノ=173 | ... ハルナは刹帝利より全軍の総指揮権を委任され八百......の兵士を城内に集め各門戸を固く守らしめ武備......各門戸を固く守らしめ武備を十分に整へて敵の襲来を待つてゐた。ベルツ総指揮......のもとに、シエール一隊を指揮し元帥旗を初夏......もとに、シエール一隊を指揮し元帥旗を初夏の風に靡かせ乍ら、鬨を作つて城......の東西南北より驀地に攻め来る。然し乍ら今度......驀地に攻め来る。然し乍ら今度はバラモン軍の如く民家に火を放つ様な事はない。一千......の騎士を初め俄づくりの二千の農兵は各自に柄... | 1605 |
1606 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第23章 純潔〔1386〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 185 件/ノ=185 | ... 治国別は先づ城内の総司令官たるハルナが敵......の捕虜となり庭木に縛られて居る......のを助けやり、ハルナに導かれ殿中深く王......の居間に通された。此処には王を初め、左守、......前に祈願して居た。ハルナ『刹帝利様、神様のお蔭によりまして、危機一髪......の際、三五教......の宣伝使治国別様一行に救はれました。此方が......まアと上座をすすめ乍ら、刹帝利『危急存亡の場合どうも誠に有難う厶います、貴方はビク... | 1606 |
1607 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 64 件/ノ=64 | ...現し世の人はともあれかくり世......の 人......の魂まですくふ大道〈序文(初)〉世を歎き国......大道〈序文(初)〉世を歎き国を思ひて空蝉の 身を保ちつつ神業いそしむ〈序文(......神業いそしむ〈序文(初)〉天が下隈なく誠の御教を 宣伝せむと計る御子たち〈序......宣伝せむと計る御子たち〈序文(初)〉熱湯のたぎる音をば聞きながら 神......の御書にこころを洗ふ〈総説(初)〉まがつみ......御書にこころを洗ふ〈総説(初)〉まがつみの醜のやかたに閉ぢられて 心平らに月... | 1607 |
1608 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 164 件/ノ=164 | ... 抑霊界物語は神代に於ける神々の神示に由りて著されたるも......のであつて、現代......の所謂学者......の歴史でもなく、又歴史家......の歴史でも無い。世......の腐儒者や興国的気魄なき歴史家や、デモ宗教......儒者や興国的気魄なき歴史家や、デモ宗教家の所説は、徹頭徹尾憶測と受売......のみにして、一として歴史の真相を伝へ、且つ... | 1608 |
1609 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 78 件/ノ=78 | ... 『至高の芸術表現......の栄光、文学......の光明......の輝きは単純である。単純より善い物はない、......は単純である。単純より善い物はない、実相の誇張や欠乏を矯正し得るも......のは単純を除いて外にない。衝動......の澎起を持続して智力......の奥底に滲徹し凡ての楽旨に音節を与ふるのは... | 1609 |
1610 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第1章 子宝〔1387〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 139 件/ノ=139 | ...荒されし 見るかげもなきビクトリヤ 王の住家は漸くに 治国別......の宣伝使 其一行に助けられ 九死......の中に一生を 得たる心地......の初夏......の空 塵も芥も根底より 吹き払はれて太平......空 塵も芥も根底より 吹き払はれて太平の 再び御代となりにけり ヒルナ......の姫は復元......の 位に居直り忠実に アーチヂュークに仕... | 1610 |
1611 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第2章 日出前〔1388〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 123 件/ノ=123 | ... 治国別の命令で ビクトリヤ王......の御子達を 照国岳......の山谷に 尋ねて迎へ帰らむと 館を後に竜......高きビクトリヤ 山野を渡り谷を越え 猿の声におどされつ 岩......の根木......の根踏みさくみ 辷る足許危くも 木々......の梢を掴まへて 道なき路を辿り行く 荊蕀......まへて 道なき路を辿り行く 荊蕀茂る山の中 アール、イースや外四人 潜む土窟に... | 1611 |
1612 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第3章 懸引〔1389〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 124 件/ノ=124 | ... 暁の空は茜さし、百鳥......の声は千代千代とビク......の国家......の繁栄を祝し、又ビクトリヤ王が親子対面......の慶事を寿ぐ如く、今朝は何となく勇ましく鳥......慶事を寿ぐ如く、今朝は何となく勇ましく鳥の声さへ聞えて来る。 治国別は神示に仍つて......治国別は神示に仍つて、今朝未明に松彦一行の帰つて来る事を悟り、門口......の戸を開け放ち、湯などを沸かし、座蒲団を並... | 1612 |
1613 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第4章 理妻〔1390〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 159 件/ノ=159 | ...利ビクトリヤ王を始め、アーチ・ダツチエスのヒルナ姫はアール......の帰つて来た......のに狂喜し、いろいろと優しき言葉をかけ、其......葉をかけ、其無事を祝し、且刹帝利はアールの手を固く握り、自分が悪神に誑かされ、最愛......手を固く握り、自分が悪神に誑かされ、最愛の子供を残らず殺害せむとした事......の不明を涙と共に謝した。アールは意外に父......の心......の柔ぎし事や、又吾れを憎み玉ひしは悪神の為... | 1613 |
1614 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第5章 万違〔1391〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ...は青い面をし乍ら、切りに首を傾け、治国別の館を訪れた。治国別は竜彦、松彦を伴ひ、ビ......た。治国別は竜彦、松彦を伴ひ、ビクトル山の神殿建築......の模様を見むとて、監督がてら出て行つた後で......監督がてら出て行つた後である。万公は入口の間に只一人机に凭れて居眠つてゐると、『御......てゐると、『御免なされませ』と入つて来たのは左守......のキユービツトであつた。万公は此声に驚いて......『あ、左守殿、よくお越し下さいました。何の御用で厶いますか、大方縁談でお越しになつ......用で厶いますか、大方縁談でお越しになつたのでせう、エヘヘヘヘ』左守『お察しの通り、... | 1614 |
1615 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第6章 執念〔1392〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 174 件/ノ=174 | ... 左守は治国別の居間に進み、襖を密閉して、松彦、竜彦と共......み、襖を密閉して、松彦、竜彦と共にアールの結婚問題につき、声を潜めて意見を聞かむと......配が出来ました。何を云つても一方は刹帝利の家、一方は素性......の低い首陀で厶いますから、何うしても之は体......制止することは出来ますまい。凡て愛なるものは自己を放棄することに依つて、却て自己を......ることに依つて、却て自己を主張してゐるものですから、愛......の終局に達した時は、自己......の地位や財産などを構ふものではない、実に猛... | 1615 |
1616 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第7章 婚談〔1393〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 97 件/ノ=97 | ... 刹帝利ビクトリヤ王はフェザーベッドの上に横たはり、ヒルナ姫に足を揉ませ休んで......ヒルナ姫に足を揉ませ休んでゐた。何分老年の上に嬉しい事や、恐ろしい事等が一度に出て......嬉しい事や、恐ろしい事等が一度に出て来たので体がグツタリと弱り半病人......の如き有様で、どこともなく体が痛む......ので休養してゐた。そして世継......のアールが此頃ソハソハとして城内に居らず、......ルが此頃ソハソハとして城内に居らず、臣下の目を忍んで一人郊外に出で、日が暮れてから......ップスを呷り、酔うては大声を張り上げ近侍の役人共を手古摺らせる等の事が刹帝利の心を... | 1616 |
1617 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第8章 祝莚〔1394〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 184 件/ノ=184 | ... ビクトリヤ城の客殿には刹帝利、ヒルナ姫を始め治国別......の一行、及び内事司......のタルマン、左守、右守を始めハルナ、カルナ......、右守を始めハルナ、カルナ姫、並びに数多の役員が列を正し、結婚式が行はれた。此事誰......く城下に拡がり、寄ると触るとレコード破りの結婚だと云つて、話......の花が長屋......の裏迄咲いてゐた。さうして政治大改革......の象徴だと国民一同に期待されたのである。こ... | 1617 |
1618 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第9章 花祝〔1395〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 140 件/ノ=140 | ... 婚姻の当事者たる王子アールは金扇を披いて立ち上......集ります、神伊邪那岐尊神伊邪那美尊、筑紫の日向......の立花......の青木ケ原に、あもりまして天......の御柱国......の御柱見立てたまひ、左右り......の廻り合ひ、廻り廻りてあな愛乙女をと、宣ら......廻りてあな愛乙女をと、宣らせたまひし古事の、今目の当り廻り来て、今日の喜び千秋万歳... | 1618 |
1619 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第10章 万亀柱〔1396〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 143 件/ノ=143 | ...令大地は沈むとも 誠一つは世を救ふ 誠の神......の御教を 四方に伝ふる宣伝使 治国別......の神司 産土山......の聖地より 珍......の御伴を従へて 下らせ給ひ天地......の 清き教を宣らせつつ 若君様......の御結婚 とりなし給ひし有難さ 天と地と......御結婚 とりなし給ひし有難さ 天と地との息合せ 生れ出でたる人々は 所謂神の子... | 1619 |
1620 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第11章 道晴別〔1397〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 203 件/ノ=203 | ...道晴別『神素盞嗚の大神......の 神言畏みウブスナ......の 貴......の聖地を立出でて 治国別......の従者となり 河鹿峠を打越えて 魔神......のたけぶ山口......の 森に一夜を明かす折 忽ち丑......の時参り 妖怪変化の出現と 怪しみゐたる... | 1620 |
1621 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第12章 妖瞑酒〔1398〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... 甲乙丙の三人はベツト、フエル......の両人を庫......の中へ突つ込みおき、代る代る入口に錠をおろ......る事となつた。此屋敷は祖先代々から、玉木の村......の里庄を勤めてゐる豪農で、庫......の数が二十戸前も並んでゐた。ここへ入れへお......並んでゐた。ここへ入れへおけば、絶対に気のつく筈がない、窓から水や食料を放り込んで......筈がない、窓から水や食料を放り込んで、娘の帰る迄、二人をここに監禁する事としたので... | 1621 |
1622 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第13章 岩情〔1399〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 147 件/ノ=147 | ... 猪倉山の頂上には巨大なる猪......の形をした岩倉がある。之を以て猪倉......の名が出来た......のである。山......の五合目以上は全部岩を以て固められ、五合目......うな密林である。そして此岩には所々に岩窟の入口があつて、其内部は数里に渡つてゐると......水には不自由がない。そして所々岩から甘露のやうな油がにじみ出し、之さへ嘗めて居れば......ケ月や三ケ月は体力が衰へないと云ふ、天与の岩窟である。鬼春別、久米彦両将軍は部下の... | 1622 |
1623 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第14章 暗窟〔1400〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 159 件/ノ=159 | ... 鬼春別は双手を組み、失望落胆の色を浮べて何か思案に沈んでゐる。そこへ潔......か思案に沈んでゐる。そこへ潔くやつて来たのは久米彦であつた。久米『将軍殿将軍殿』と......』久米『いやもう、何うにも、斯うにも仕方のない阿婆摺れ女で実に手古摺りました。止む......居るでせう』鬼春『それは惜い事を致したものだ。そして姉......のスミエルは如何なさつたか』久米『彼奴も荒......暗窟に一緒に放り込みました。扨も扨も心地のよい事で厶いましたワイ。アハハハハ』鬼春......ハハ』鬼春『ヤア、それは惜い事を致したものだ。然しここでは何だか気持が悪い。一度貴......。然しここでは何だか気持が悪い。一度貴殿の御居間へ伺はうと思つてゐた所だ。之から何... | 1623 |
1624 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第4篇 関所の玉石 | 第15章 愚恋〔1401〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 223 件/ノ=223 | ... 晴曇常なき晩秋の空、冷たき風に裳裾をあふられて、トボトボ......裾をあふられて、トボトボとやつて来た一人の男がある。ここはブルガリオ......の八衢......の関所である。例......の如く白赤二人......の守衛が厳然と門に立つてゐた。一人......の男は何気なく此門を潜らむとした。赤......の守衛は、赤『旅人暫く待てツ』と呼びとめた... | 1624 |
1625 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第4篇 関所の玉石 | 第16章 百円〔1402〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 225 件/ノ=225 | ... 懐の寒きが故に藪医者は 薬にまでも風ひかせ......し、こんな所へ迷つて来た。これだから、内の嬶が酒を呑むな酒を呑むなといつも言ひよる......嬶が酒を呑むな酒を呑むなといつも言ひよるのだけれど、医者......の養生知らずといつて、どうも節制が守れない......生知らずといつて、どうも節制が守れないものだ。余り此頃は世界......の人間が賢うなつて、衛生とか運動とかに注意......なつて、衛生とか運動とかに注意をし出したので、何奴も此奴も壮健になり、妖仙さま......の懐は益々御衰弱遊ばす、困つたことだなア。... | 1625 |
1626 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第4篇 関所の玉石 | 第17章 火救団〔1403〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 163 件/ノ=163 | ... 八衢の関所にトボトボとやつて来た一人......の女がある。守衛は女に向ひ、赤『ここは八衢......女がある。守衛は女に向ひ、赤『ここは八衢の関所だ、一寸調べる事があるから待つて貰ひ......イ、何か御用で厶りますか』赤『お前は何処の女だ。姓名を聞かして貰はう』女『ハイ、私......姓名を聞かして貰はう』女『ハイ、私はフサの国、玉木村......のテームス......の娘スミエルと申します』 守衛は『フサ......の国 フサの国』と云ひ乍ら横に長い帳面を念... | 1626 |
1627 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第18章 真信〔1404〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 135 件/ノ=135 | ... 緑葉滴る初夏の候 山野......の木々は自然......のカブオットをなし 風は自然......の和琴を弾ず 見渡す限り原野には 首陀や......を弾ず 見渡す限り原野には 首陀や耕奴の三々伍々 列を正して 命......の苗を植ゑつける 其光景は天国を 地上に......を 地上に移せしごとくなり ビクトル山の頂上より 瞳をはなてば麗はしき 譬方な......瞳をはなてば麗はしき 譬方なきフリイスの 棚引くごとく見えにけり ミンシンガー... | 1627 |
1628 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第19章 流調〔1405〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 206 件/ノ=206 | ... 治国別は謡ふ。治国別(謡曲調)『久方の天......の八重雲掻きわけて 名さへ目出度きフサ......の国 ビクトル山......の頂上......の 上つ岩根を搗きこらし 下つ岩根に搗固......硨磲 琥珀や玻璃に擬ふべき ライオン川の清き真砂を 上つ岩根に敷き詰めて 大峡......真砂を 上つ岩根に敷き詰めて 大峡小峡の幹を切り 本と末とは山口......の 皇大神に献り置きて 神の御稜威も三つ... | 1628 |
1629 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第20章 建替〔1406〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 204 件/ノ=204 | ... 左守の司......の長子ハルナ......の歌。ハルナ『高天原......の移写として ビクトル山......の聖場に 大宮柱太知りて 鎮まり居ます大......場に 大宮柱太知りて 鎮まり居ます大神の 御前に祝ぎ奉る 高天原......の司神 厳......の御霊と現れまして 一二三つ四つ五つ六つ... | 1629 |
1630 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第21章 鼻向〔1407〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 161 件/ノ=161 | ... 治国別一行は刹帝利の催したホーフス......の直会......の会に臨み、盛大なる酒宴を終り一夜をここに......夜をここに明かした。朝未明よりビクトル山の神殿に王を始め一同は初詣をした。竜彦は忽......は忽ち神懸となつて云ふ。竜彦『吾は天教山の木花姫命である。汝治国別、最早ビク......の国は風塵治まり後顧......の憂ひなければ、一刻も早く西に向つて出立せ......に向つて出立せよ。汝が徒弟道晴別は玉木村の里庄テームスの娘スミエル、スガールの両人... | 1630 |
1631 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第22章 凱旋〔1408〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 163 件/ノ=163 | ... 頻りに門戸を叩く声にテームスの僕二人は又バラモン......の雑兵が、何か徴発に来よつたに違ひない、う......何程叩いてもウンともスンとも云はずに、閂のした大門を御叮嚀に中から支へて居る。治国......たまひつつ 天地を造りたまひしが 天足の彦や胞場姫......の 神......の教に背きしゆ 其罪咎は邪気となり 凝り......り固まりて鬼となり 八岐大蛇や醜狐 百の魔物となり果てて 地上に住める人々......の 霊を曇らせ汚しつつ 神の御子と生れた... | 1631 |
1632 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 74 件/ノ=74 | ...天恩郷の花経綸......の花......の香匂ふ春は来ぬ 燃ゆる陽炎殊にうる......陽炎殊にうるはし〈序文(初)〉新しき御代の開くる心地して いそしみ仕ふわが身......しも〈総説(初)〉万代をことほぎ奉る亀山の 下津岩根に立つる礎〈総説(初)〉......つる礎〈総説(初)〉梓弓春立ち初めて信徒の 心......の園に白梅かをる〈総説(初)〉遠寺......の鐘の響きも何処となく 淋しく聞えぬ... | 1632 |
1633 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 後付 | 附録 神文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 211 件/ノ=211 | ... 是の幽斎場に神術を以て招請奉る、掛巻も畏き、......、独一真神天御中主大神、従ひ賜ふ千五百万の天使等、一柱も漏れ落る事無く、是......の斎庭に神集ひに集ひ玉ひて、正しき人......の御霊々々に、奇魂神懸らせ玉はむ事を乞祈奉......。天勝国勝奇魂千憑彦命と称へ奉る、曽富戸の神亦......の御名は、久延毘古......の神、是......の幽斎場に仕へ奉れる、正しき信徒等に、御霊... | 1633 |
1634 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 196 件/ノ=196 | ...(明)けく治まる御代の三十一年春は如月......の九日天教山に鎮座したまふ木花姫命......の神使斯世を(治)めむと神々......の協議......の結果をもたらし坐丹波......の国曽我部......の村に牛飼ふ牧童......の辛未の年生れ(三)ツの御魂に因縁ある三葉... | 1634 |
1635 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 60 件/ノ=60 | ... 待ちに待つたる三月三日 三ツの御魂......の開け口 大く正しき正月......の 中......の六日......の朝日影 東......の空を彩りて 書斎......の窓を射照らしつ 奇しき尊き神ツ代......の 顕幽神の物語 守らせたまふ神の家 ... | 1635 |
1636 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第1章 心転〔1409〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 157 件/ノ=157 | ... 仰げば高し久方の 高天原に現れませる 天地......の造主とます 大国常立大御神 瑞......の御霊を分け玉ひ 霊国にては月......の神 天国にては日......の神と 現はれまして天地......の 百......の霊を悉く 荘厳無比......の天界に 助けむものと御心を 配らせ玉ひ... | 1636 |
1637 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第2章 道謡〔1410〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 143 件/ノ=143 | ...も取外し、クリーケース気分に離れて、性来の本心にシンブリ・フヰケーシャンし乍ら、生......シンブリ・フヰケーシャンし乍ら、生れ赤児の様な気になつて、治国別と共にゴロゴロした......なつて、治国別と共にゴロゴロした岩と岩との間を伝うて、重い男を背に負ひ、一歩々々、......うて、重い男を背に負ひ、一歩々々、三五教の祝詞は分らぬ為、バラモン......の御経を唱へ乍ら、汗をタラタラ流して下り行......汗をタラタラ流して下り行く。鬼春別は今迄のゼネラル生活に似もやらず、苦力......の様な御用を志願し、せめても......の罪亡ぼしと覚悟をきわめ、声を限りに、『東... | 1637 |
1638 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第3章 万民〔1411〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 146 件/ノ=146 | ... 鬼将軍と世の人に 恐れられたるバラモン......の 鬼春別は漸くに 心に悔悟......の花開き 前非を悔いて大神......の 尊き恵を覚りつつ 瑞......の御霊......の神徳は 汲めども尽きぬ久米彦が スパー......久米彦が スパール、エミシと諸共に 心の空も治国別......の 神の命の御教に 帰順しまつり常磐木の... | 1638 |
1639 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第4章 真異〔1412〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 163 件/ノ=163 | ... バラモン教のゼネラルと 羽振利かした久米彦や 鬼春......や 鬼春別を初めとし スパール、エミシの四人連れ 玉木......の村......の里庄......の家に 四人......の手負を送りつけ 心を痛め声潜め 悔悟......の涙に暮果てて 青息吐息吐きながら 三五......に暮果てて 青息吐息吐きながら 三五教の宣伝歌 唱ふる声も口の中 悄気かへり居... | 1639 |
1640 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第5章 飯の灰〔1413〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 167 件/ノ=167 | ... テームス夫婦は下僕のアーシスと共に、四人......の介抱に全力を尽して居た。治国別以下八人......のお客に対してはアヅモスを以て接待係となし......してはアヅモスを以て接待係となし、治国別の急ぎ此処を出立せむとするを聞いて打驚き、......立せむとするを聞いて打驚き、せめて道晴別の病気全快する迄、吾家にとどまり玉はむ事を......した、可なり広き別宅に入りて、バラモン組の連中に三五......の教理を日夜説き諭してゐた。万公は此家に到......公は此家に到着し一度顔を合したきり、台所の方に廻つて、下女のお民を主人気取で使役し... | 1640 |
1641 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第6章 洗濯使〔1414〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 205 件/ノ=205 | ... 治国別の居間へはフエル、アヅモス......の両人が膳部を運び、叮嚀に辞儀をし乍ら、フ......が膳部を運び、叮嚀に辞儀をし乍ら、フエルの方は慄うてゐる。フエルは三五教......の宣伝使とアヅモスに聞いた......ので、俄に恐ろしくなつた......のである。併し乍ら治国別、松彦、竜彦は一面......併し乍ら治国別、松彦、竜彦は一面識もないので、此家......の下男とのみ考へてゐた。フエルは鬼春別以下... | 1641 |
1642 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第7章 朝餉〔1415〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ... 万公は炊事場をあとに治国別の居間に駆け入り、頭に灰を被り乍ら顔に黒い......黒い汗を滲らせ、万公『これはこれは三五教の宣伝使治国別様を初め奉り松彦、竜彦、鬼春......、竜彦、鬼春別、久米彦、スパール、エミシのお歴々様、女房がいかいお世話になりまして......、女房がいかいお世話になりまして家内一統の喜びは筆紙に尽す事は出来ませぬ。何とお礼......ぬ。何とお礼を申してよいやら、あまり突然の事とて狼狽を致して居ります。二三日しまし......から、とつくりと調理法も調へお口にあふものを差上げ度いと存じます。何分下女が来たて......すなり、下男も漸く蔵から引張出して初めての修行をさした......のですから、何事も意の如くなりませぬので、... | 1642 |
1643 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第8章 放棄〔1416〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 206 件/ノ=206 | ...アヅモスはフエルと共に炊事場に帰り、下女のお民を捉まへてそろそろ小言を云ひ初めた。......アヅモス『オイ、お民、貴様が確りしないものだから大変な恥を掻いたぢやないか。何......の為に炊事......の御用をして居る......のだ。女と云ふも......のは飯焚きが肝腎だ。折角......の珍客さまに灰まぶれ......の飯を食はさうとしたぢやないか、ちと心得な... | 1643 |
1644 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第9章 三婚〔1417〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 185 件/ノ=185 | ... 治国別、松彦、竜彦の祈願に依つて四人......の負傷者は三日......の後全快する事を得た。テームス夫婦は治国別......快する事を得た。テームス夫婦は治国別一行の神徳を感謝し娘......の本服祝をなさむと、治国別を始め番頭下女......の端に至るまで祝宴に列せしめた。治国別は正......宴に列せしめた。治国別は正座に坐り、左側の上座には松彦、竜彦、万公が座を占め、右側......竜彦、万公が座を占め、右側にはバラモン組の六人がズラリと列んだ。 道晴別、シーナ及... | 1644 |
1645 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第10章 鬼涙〔1418〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 154 件/ノ=154 | ... アーシスは治国別の歌に対し、自分とお民と......の結婚を承諾したりと......の意を歌を以て答へたりける。其歌、『科戸......の風もフサ......の国 猪倉山......の山麓に 群がり立てる玉置郷 テームス館......をば 統轄したるアーシスは 賤しき首陀の胤ならず 由緒も深きビク......の国 左守の司のキユービツトが 其落胤と... | 1645 |
1646 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第11章 経愕〔1419〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 282 件/ノ=282 | ...テームスは、悔悟して其精魂全く純化し、真の真人たる......の心境に迄到達せる、鬼春別将軍を始め久米彦......鬼春別将軍を始め久米彦、スパール、エミシの四人を心底より信ずる事が出来なかつた......ので表面治国別......の前にては相当......の取り扱ひをしてゐた。けれどもそ......の心中は蚰蜒......の如く嫌ひ、且つ恐れて居た。何処とも無く排... | 1646 |
1647 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第12章 霊婚〔1420〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 198 件/ノ=198 | ... 四辺暗澹として日月星辰の光もなく肌を劈く如き寒風は上下左右より吹......下左右より吹雪となつて吹き来る。魑魅魍魎の叫ぶ声、山......の尾......の上や川......の底より嫌らしく聞え来る。身体兀立し、痩せ......しく聞え来る。身体兀立し、痩せ衰へた一人の男、杖を力にトボトボと崎嶇たる隧道を当途......たる隧道を当途もなしに下り行く。ややホンノリと明るくなつたと見れば野中に立てる大な......るくなつたと見れば野中に立てる大なる家屋の前、何処の果かは知らねども、かかる淋しき... | 1647 |
1648 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第13章 蘇歌〔1421〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 150 件/ノ=150 | ... 青葉もそよぐ夏の風 すき通りよき一室に 館......の主テームスは 鬼春別や久米彦......の 心を疑ひ且つ憎み ただ一刻も速に 吾......と 心は千々に逸れども 大恩受けし三五の 神......の使......の宣伝使 治国別......の一行に 憚りながら胸押へ 一間......の内に駆け入りて 棕櫚箒に頬被 させて並... | 1648 |
1649 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第14章 春陽〔1422〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 150 件/ノ=150 | ... 万公は神殿に参拝を終り、一同の打解けて談話せる居間に神懸りとなつて現は......たる、 千早振る尊き神が現れまして、 神の善悪正邪をば、 立別け玉ひ人々......の、 心にかかる村雲を、 伊吹払ひて天国を......かかる村雲を、 伊吹払ひて天国を、 此地の上に建設し、 堅磐常磐......の五六七......の世、 いや永久に栄えゆく、 松......の神世をたてむとて、 天教山に現れませる、......てむとて、 天教山に現れませる、 木花姫の神柱、 コーカス山に現れませる、 日出別... | 1649 |
1650 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第15章 公盗〔1423〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ... 鬼春別以下三人のバラモン組は治国別に許されて、宣伝使と俗......モン組は治国別に許されて、宣伝使と俗人との中間的比丘となりスツパリと長髪を剃りおと......りスツパリと長髪を剃りおとされ、テームスの心遣ひに依つて、黒衣を仕立てて着せられ、......られ、金剛杖をつき乍ら、照国山ビクトル山の谷間に山伏......の修業をなすべく、軍用に使つた法螺......の貝をブウブウと吹立て乍ら、道々宣伝歌を歌......別れを告げむとして歌を詠んだ。治道『皇神の授け給ひし霊魂をば 治めむとして教......の道ゆく。 いざさらば百の司よテームスよ ... | 1650 |
1651 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第16章 幽貝〔1424〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 136 件/ノ=136 | ... 鬼春別の治道居士 道貫素道求道居士 此四柱......の修験者 北......の森をば立出でて ブーブーブーと法螺......の貝 吹き立て山野......の木精をば 響かせ乍らスタスタと 杖を力......タと 杖を力に進み行く。 治道居士は北の森を立出で、三人と共にシメジ峠......の南麓に着いた。これから先は非常な難所が処......が処々にある。人通りさへなき昼猶暗き樹木の茂る坂道を喘ぎ喘ぎ登り乍ら足拍子をとり歌... | 1651 |
1652 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第17章 万巌〔1425〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 183 件/ノ=183 | ... 玉置の村......のテームスは治国別......の教を聞いて今迄......の貪欲心や執着心を弊履を捨つるが如くに脱却......捨つるが如くに脱却し、広き邸を開放し村人の共有とし、且つ山林田畑を村内に提供して共......て新しき村を経営する事となつた。先づ大神の神殿を造営すべく村人は今迄テームス......の持ち山たりし遠近......の山に分け入つて木を切り板を挽き、日夜赤心... | 1652 |
1653 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第18章 音頭〔1426〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ...、群衆に交はつて手を拍ちつつ円を画いて宮の前......の広庭に音頭を取り踊り始めたり。(音頭口調...... (エンヤツトコセー) 無常を告ぐる鐘の音も (コラシヨ) みろく三会......の暁......の 目醒め......の声と聞ゆなりー (ア、ヨーイセー、ヤツ......イセー、ヤツトコセー) 社前を照らす銀燭の 光映ゆき照り渡りー (ア、ヨーイセー...... (ア、ヨーイセー、ヤツトコセ) 治国別の神司 救ひの神と現れまして (コラシヨ... | 1653 |
1654 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第19章 清滝〔1427〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 178 件/ノ=178 | ...烈しき太陽は 天津御空に晃々と 照国岳の谷間に 高くかかれる大瀑布 清め......の滝......の片辺 小さき庵を結びつつ 二人......の男が朝夕に 裸となりて何事か 声を限り......りに祈り居る。 此両人はベルツ、シエールの主従である。左守......の司並にタルマン......の為に右守......の職を剥奪され、百日の閉門を申付けられ、恨... | 1654 |
1655 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第20章 万面〔1428〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 161 件/ノ=161 | ... ビクトリヤ城の評議室にはタルマンを初め左守司......のキユービツト、ハルナ、右守司......のエクスが首を鳩めて秘々相談会を始めてゐる......を始めてゐる。左守『タルマン殿、寸善尺魔の世......の中と申してバラモン軍が退却致し、やれ一安......致し、やれ一安心と思ふ間もなく再び右守司のベルツ、シエールが叛逆軍に取囲まれ、国家......軍に取囲まれ、国家已に危き所、尊き三五教の宣伝使一行に助けられ、これにてビク......の国家も刹帝利家も大磐石と思ふ折、六人の王... | 1655 |
1656 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第21章 嬉涙〔1429〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 125 件/ノ=125 | ... トマスは再び応接の間に現はれ来り、トマス『ヤア、万公別さま......ス『ヤア、万公別さまを初め御一同様お揃ひの上どうか左守......の室迄お越しを願ひます。左守様も大変な御心......御心配が起つて居る所ですからどうか貴方方の御経歴話でも聞かして頂けば幾分かお気が紛......どうかお越し下さいませ』万公『よし、左守の爺、万公別を安く買ひやがつたな。皆一緒に......お出なさいませ。三夫婦揃うてビクトリヤ城の奥......の間迄、玉置......の村の里庄の息子が通ると云ふ事は異数で厶い... | 1656 |
1657 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第22章 比丘〔1430〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 131 件/ノ=131 | ... 左守司のキユービツトは六人......の客をトマスに命じ叮嚀に応接させ置き乍ら、......叮嚀に応接させ置き乍ら、欣々として刹帝利の居間に伺候した。刹帝利はソォファ......の上に横たはりヒルナ姫に介抱され乍ら、稍快......りヒルナ姫に介抱され乍ら、稍快方に向つたので顔色も俄によくなり、ニコニコとして居る......なく気分が浮々と致して来ました。何卒此後の御養生が肝腎で厶いますから御注意下さいま......から御注意下さいませ』刹帝利『窓外は庭園の樹木が風に揺られて自然......のダンスをやつてゐる。涼しい夏の風は自然の... | 1657 |
1658 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 60 件/ノ=60 | ...打つ石の火花......の如くすみやかに 移らう御代ぞ最とも......最とも憂れたき〈総説歌(初)〉移り行く世のありさまを見るにつけ 腕は言問ひ胸......は言問ひ胸は高鳴る〈総説歌(初)〉人心神の心にかなひなば ひとり開けむ蜂......の室屋も〈総説歌(初)〉一人......のみ只一人......のみ岩......の内に 世を歎きつつ幾夜重ぬる〈総説... | 1658 |
1659 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 75 件/ノ=75 | ... 瑞月王仁が横臥したまま、この物語を神示に従ひ口述せるを見て、大本人......の中に色々......の批評を下して居る方々があります。役員も信......て居る方々があります。役員も信者も又長屋の主人までも、口を揃へて……神様とも在らう......人までも、口を揃へて……神様とも在らうものが、謹厳なるべき霊界......の有様を発表するに際し行儀......の悪い寝そべつてどうして真実......の事が伝へられるものか。斯の如き手続に由つ... | 1659 |
1660 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 109 件/ノ=109 | ... 人生の目的は決して現界......の幸福と歓楽を味はふ......のみでない。凡て......の人間は幸福及び歓楽......のみに執着して苦悩と災厄を免れむと......のみ焦慮し、自愛的方面に熱中して居るやうだ......ふた使命は、決して人間が現界に於ける生涯の安逸を計らしむるが如き浅薄なも......のではない、人間は神様の目的経綸をよくよく... | 1660 |
1661 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第1篇 自愛之柵 | 第1章 神慮〔1431〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 86 件/ノ=86 | ... ○ 現代人はおもえらく 根底の国には最初より 一個......の魔王厳在し 諸多......の地獄を統轄し 堕ち来る精霊......の罪悪を 制配なすと恐れられ 魔王は嘗て......を 制配なすと恐れられ 魔王は嘗て光明の 天人なりしも叛逆......の 罪に問はれて衆族と 共に地獄に堕され......問はれて衆族と 共に地獄に堕されし ものと......の信仰昔より 深く心に刻まれて 真相覚れ... | 1661 |
1662 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第1篇 自愛之柵 | 第2章 恋淵〔1432〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... 波斯と印度との国境テルモン山......の山続きエルシナ谷......の山口に、淋しき竈......の煙も絶えて春......の永日も、いとど暮し難く柱はゆるぎ梁朽ちし......はゆるぎ梁朽ちし破れ家に、火影も消えし秋の夜......の長き賤が伏家に花を欺く妙齢......の美人、破れし衣に身を纒ひ只一人悲嘆に暮れ... | 1662 |
1663 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第1篇 自愛之柵 | 第3章 仇花〔1433〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 197 件/ノ=197 | ... さつき待つ花橘の香を嗅げば 昔......の人......の袖......の香ぞする 夢にも結ぶ恋しき吾背......の君は如何なしつらむと、恋路も深き思ひ草。......つらむと、恋路も深き思ひ草。 花いろいろのブラックリストを経て咲き出づる卯......の花や、燕子花、紫に染る山吹......の色香に愛でて唯一人トボトボと青野ケ原を辿... | 1663 |
1664 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第1篇 自愛之柵 | 第4章 盗歌〔1434〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 207 件/ノ=207 | ... 高天原と根の国を 中断したる中有界 百......のエンゼル下り来て 伊吹戸主......の御館に 集まりたまひ愛善......の 徳をば教へ信真......の 光を照して精霊を 皆悉く天界に 救は......を照して精霊を 皆悉く天界に 救はむものと大神......の 大御心を畏みて 言葉を尽し気を配り ...... 諭したまへど現世に ありたる時に諸々の 悪と虚偽との罪悪に 御魂を汚し破りた... | 1664 |
1665 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第1篇 自愛之柵 | 第5章 鷹魅〔1435〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 206 件/ノ=206 | ... 此世を造りし元津祖 弥勒の神は高姫が 肉......のお宮に憑りたる 日......の出神とこじつけて 金剛不壊......の如意宝珠 其外百......の神宝に 執着強く四方......の国 海洋万里......の波渡り 騒ぎまはりし其結果 仁慈無限......の瑞御霊 神素盞嗚の大神の 水も洩らさぬ... | 1665 |
1666 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第2篇 宿縁妄執 | 第6章 高圧〔1436〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 232 件/ノ=232 | ... 高姫に導かれて四人の男女は、細谷川......の一本橋を渡り、二間造り......の小さき家に導かれた。高姫......の精霊は既に地獄に籍を置き、直ちに地獄に下......地獄に籍を置き、直ちに地獄に下るべき自然の資格が備はつてゐる。併し乍ら仁慈無限......の大神は如何にもして其精霊を救ひやらむと三......神は如何にもして其精霊を救ひやらむと三年の間、ブルガリオ......の修行を命じ給ふたのである。総て精霊の内分... | 1666 |
1667 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第2篇 宿縁妄執 | 第7章 高鳴〔1437〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 205 件/ノ=205 | ... 七重八重言葉の花は咲きぬれど 実......の一つさへなき山吹......の 花にも擬ふ教へ草 インフエル......ノ......のどん底に 霊魂......の籍をおきながら 底津岩根......の大神......の 誠一つの太柱 此世を救ふ義理天上 日... | 1667 |
1668 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第2篇 宿縁妄執 | 第8章 愛米〔1438〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 477 件/ノ=477 | ...『死んでから語呂つき出した法螺の貝 声高姫......の賤が伏家に』『内外にうなり出したる法螺......の貝 おどろきケリナ、ベル、シャル、ヘル......どろきケリナ、ベル、シャル、ヘル』『法螺の音を聞いて高姫立上り 胸轟かす茅屋......の戸口』『法螺......の音は近くに聞え又遠く 聞えぬわいなと神......又遠く 聞えぬわいなと神を恨めつ』『あの声は矢張り夢か幻か 高姫司......の法螺吹の音か』と口々に歌ひ乍ら、四人は顔... | 1668 |
1669 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第2篇 宿縁妄執 | 第9章 我執〔1439〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 308 件/ノ=308 | ... 求道居士が息をこめて吹き立てた法螺貝の音にベル、ヘル、ケリナ......の三人は此場より煙......の如く姿を消した。求道居士......の影もいつしか消えて幽かに法螺......の音が遠く聞えてゐる。高姫はシャル、六造......の二人に向ひ、高姫『コレ、シャル、六造......の両人、何と高姫......の神力は偉いものだらうがなア。余り我が強い... | 1669 |
1670 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第3篇 月照荒野 | 第10章 十字〔1440〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 205 件/ノ=205 | ... エルシナ川の堤に引上げられ、ビクトル山......の修験者求道居士に救はれたベル、ヘル、ケリ......験者求道居士に救はれたベル、ヘル、ケリナの三人はエルシナ川......の谷川を遡りパイン......の木蔭を縫ひ乍ら、やや広き青野ケ原に出た。......ら、やや広き青野ケ原に出た。ここには色々の美しき花が咲き充ちてゐる。一同は路傍......の平岩に腰打掛け息を休めてゐる。求道居士は......唱へた。ヘル『モシ、修験者様、吾々は貴方のお蔭で命のない所を助けて頂きましたが、今... | 1670 |
1671 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第3篇 月照荒野 | 第11章 惚泥〔1441〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 191 件/ノ=191 | ...道居士はヘル、ケリナ姫と共に、テルモン山の小国別が館をさして、草茫々たる原野を進み......々たる原野を進み行く。人通りも少く、一面の原野には身を没する許り......の雑草生え茂り、所々に荊蕀......の叢点在し、思つたやうに道が捗らない。種々......叢点在し、思つたやうに道が捗らない。種々の花は原野一面に咲き匂うて居る、時々足許に......る。 日はずつぽりと暮れて来た。月は東方の叢......の中から覗き初めた。北にはテルモン山......の高峰が巍然として控へて居る。夕の風に送ら... | 1671 |
1672 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第3篇 月照荒野 | 第12章 照門颪〔1442〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 172 件/ノ=172 | ...求道居士はケリナ姫を伴ひ乍ら、テルモン山の小国別......の館を指して送り行く途々歌ひ出したり。求道......行く途々歌ひ出したり。求道『有為転変は世の習ひ とは云ふも......の......の人......の身......の 行末こそは不思議なれ 三国一......の月の国 ハルナの都に程近き 大国彦の現... | 1672 |
1673 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第3篇 月照荒野 | 第13章 不動滝〔1443〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 182 件/ノ=182 | ... テルモン山の峰続き 山一面に鬱蒼と 巨木茂れるスガ......峰続き 山一面に鬱蒼と 巨木茂れるスガの山 天を封じて谷間は 昼さへ暗く濛々と......じて谷間は 昼さへ暗く濛々と 夏と冬との区別なく 霧立ち上る秘密郷 天より布を......は アン・ブラツク滝といひ 物凄じき水の音 百......の雷一時に 轟く如く聞え来る かかる所へ......スタと 夜な夜な通ふ女あり バラモン教の神司 テルモン山に館をば 築きて教を開......山に館をば 築きて教を開き居る 小国別の愛娘 デビス......の姫は吾父の 重き病を救はむと 一人の妹... | 1673 |
1674 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第3篇 月照荒野 | 第14章 方岩〔1444〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 240 件/ノ=240 | ... ヘルは月影にベルの姿をよくよく見れば、目を眩してゐる。幸ひ......小さい水だまりがあつてそれに月が光つてるのを認め、口に水を含み来り、ベル......の面や口などに幾回となく含ませた。漸くにし......。エライ所へ行つて来た』と不思議相にヘルの面を覗き込んでゐる。ヘルは声を励まして、......イスに喉を締められ、目を眩してゐやがつたのだ。俺が今いろいろと介抱して助けてやつた......だ。俺が今いろいろと介抱して助けてやつたのだ。サア、早く立たぬか、何時追手が来るか......エライ所へ俺は行つて居つた。沢山な赤や青の鬼が鉄棒持つて四方八方より俺を追かけて来......て来る其苦しさ、まア夢でよかつた。併しあのナイスは何うなつたか、取逃しただらうな』... | 1674 |
1675 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第15章 猫背〔1445〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 211 件/ノ=211 | ...三千彦『厳の御霊と現れませる 高皇産霊......の大御神 瑞......の御霊と現れませる 神皇産霊......の大御神 珍......の御水火に現れませる 三五教......の大神は 埴安彦や埴安姫......の 神......の命を世に降し 天地百の神人の 霊を浄め... | 1675 |
1676 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第16章 不臣〔1446〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 137 件/ノ=137 | ... 神殿の拝礼が終ると共に三千彦は小国姫......の居間に招ぜられ、茶菓......の饗応を受け朝飯を頂き等して寛いでゐる。朝......を頂き等して寛いでゐる。朝飯が済むと二人の侍女は此場を立ち去り小国姫は憂ひ顔をし乍......いては下さいますまいかな』三千『ハイ、私の力に及ぶ事ならば如何なる御用も承はりませ......がらお伺ひ致しますが、当館は貴方も御承知の通りバラモン教......の大棟梁大黒主......の神様が、まだ鬼雲彦と仰せられた時分、ここ... | 1676 |
1677 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第17章 強請〔1447〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... オールスチンの館には悴......のワツクスとエキスとヘルマン......の二人が胡床をかいて密々話に耽つて居る。ワ......心に来て呉れては困るぢやないか。俺もお前の知つて居る通り部屋住だから、さう金が自由......る通り部屋住だから、さう金が自由になるものぢやない。あ......の禿チヤンがうまく死んで呉れたら此家......の財産は俺......の自由だからどうでもしてやるが……さう云は... | 1677 |
1678 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第18章 寛恕〔1448〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 138 件/ノ=138 | ...してゐる。姫『モシ、アンブラツク様、家令の態度がどうも貴方が御出になつてから、何だ......、何だかソワソワしてゐるやうですから、彼の悴でも若しや玉を隠した......のでは厶いますまいか。吾々夫婦を困らせ窮地......すまいか。吾々夫婦を困らせ窮地に陥れ、娘のデビス姫を女房に致し、良からぬ思惑を立て......に致し、良からぬ思惑を立てようとしてゐるのでは厶いますまいか。何うも常から怪しいと......怪しいと思つてゐますが、何を云つても家令の悴ではあり、言ひ出しかねて誠に困つて居り......、言ひ出しかねて誠に困つて居ります。貴方の御考へは何うで厶いますな』三千『モシ貴方......は何うで厶いますな』三千『モシ貴方、家令の悴が如意宝珠の玉を隠して居つたとすれば、... | 1678 |
1679 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第19章 痴漢〔1449〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 150 件/ノ=150 | ... 館の主人、小国別はソフアー......の上に横はり息も絶え絶えに苦しんでゐる。二......に横はり息も絶え絶えに苦しんでゐる。二人の看護手は寝食を忘れて介抱に余念なかつた。......り、姫『旦那様、喜んで下さいませ。三五教の宣伝使三千彦様......のお蔭によりまして如意宝珠......の神宝が帰りまして厶います。之を御覧なさい......す。之を御覧なさいませ』と包みを解いて目の前につきつけた。小国別は病み疲れ、衰へた......つきつけた。小国別は病み疲れ、衰へたる目の光りに玉を眺めてニヤリと笑ひ双手を合せて... | 1679 |
1680 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第20章 犬嘘〔1450〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 91 件/ノ=91 | ... テルモン山の館をエルが飛び出してから半時許り経つと各......エルが飛び出してから半時許り経つと各宮町の住民が、礼服を整へ扇をきちんと手に握り玄......頼もう』と呶鳴り立てて居る。小国姫は何事の突発せしならむかと玄関口へ出て見れば町総......発せしならむかと玄関口へ出て見れば町総代のパインと云ふ男、叮嚀に辞儀をしながら、パ......で厶いました。嘸お力落しで厶いませう。此の通り沢山......の町民がお悔に参りましたが、一々御挨拶を致......民がお悔に参りましたが、一々御挨拶を致すのも御迷惑と存じ私が総代に出ました。承はれ......総代に出ました。承はれば旦那様は御昇天との事で御歎きの所へ如意宝珠の玉が還り、ワツ... | 1680 |
1681 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 109 件/ノ=109 | ... 霊国の面影天恩郷万寿苑......の松樹絶頂に立てる銀杏......の大木風にゆすられて自然......の音楽を奏し舞踏を演ずタワタワと鳥......の七八羽風......の波路を悠然として漕ぎ渡り春......の初め......の空をあやなしてゐる〈序文(初)〉一茎の芦... | 1681 |
1682 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ノ=28 | ... 伯耆国皆生温泉浜屋旅館の見晴し佳き二階......の広間を当がはれ、朝日......の光と大山......の雄姿を眺め乍ら、大正十二年如月八日より十......バ(宝光天子)アワバーサブラ(光耀天子)の守護......の下に、漸く印度......の国波斯......の国境テルモン山の昔物語を大要述べ了りまし... | 1682 |
1683 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 48 件/ノ=48 | ...が表に現はれて 善と悪とを立別ける 善の中にも悪があり 悪......の中にも善がある 善悪正邪はオーニー......の 知識......の程度で判らない 唯何事も惟神 神......の御旨に任す......のみ 此......の世を造りし神直日 心も広き大直日 只何......りし神直日 心も広き大直日 只何事も人の世は 直日に見直し聞き直し 世の過ちは... | 1683 |
1684 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第1章 大山〔1451〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 213 件/ノ=213 | ... 金輪奈落の地底から 風輪、水輪、地輪をば 貫き出......輪、地輪をば 貫き出でたる大高峰 伯耆の国......の大山は 日本大地......の要なり 白扇空に逆様に 懸りて沈む日本......空に逆様に 懸りて沈む日本海 八岐大蛇の憑依せる 大黒主......の曲津見が 簸......の川上に割拠して 風雨を起し洪水おこし ......水おこし 狭田や長田に生ひ立ちし 稲田の姫を年々に 悩ませ人の命をば 取らむと... | 1684 |
1685 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第2章 煽動〔1452〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ... テルモン山の神館......の奥......の間には、小国別......の病益々重く、命旦夕に迫つて来た。館......の内は上を下へと騒ぎ廻り、小国姫、三千彦及......を下へと騒ぎ廻り、小国姫、三千彦及び家令のオールスチンは、二人......の看護婦と共に病床につききり、死に行く人......の身の上を案じ、胸を躍らせつつあつた。三千... | 1685 |
1686 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第3章 野探〔1453〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 164 件/ノ=164 | ... 求道居士はデビス、ケリナをパインの森迄送り来り、ヘルと共に少時息を休めて居......ルと共に少時息を休めて居た。忽ち老若男女の鬨......の声、鉦や太鼓を鳴らしながら、群衆『返せ戻......鼓を鳴らしながら、群衆『返せ戻せ、三五教の悪神よ ドンドコドンドコ ドコドコドン......ンチキチヤンチキ チヤンチキチン 大事の大事......のお姫さま テルモン館......のお姫さま ドンドコドンドコ ドコドコド......ンチキチヤンチキ チヤンチキチン 不動の滝へ引き込んで 悪逆無道の三千彦を お... | 1686 |
1687 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第4章 妖子〔1454〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 241 件/ノ=241 | ... 館の家令オールスチンは、老齢衰弱......の身を大勢......の荒男に所構はず踏み倒され、ワックス......の介抱に依りて再び息は吹き返したも......の......の、苦しみに堪えず、吾館に舁つぎ込まれ、発......言計り云うて居る。さうしてデビス、ケリナの両女は行衛は容易に分らず、又力と頼む三千......女は行衛は容易に分らず、又力と頼む三千彦の行衛も分らなくなり、小国姫は悲痛の淵に沈... | 1687 |
1688 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第5章 糞闘〔1455〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 187 件/ノ=187 | ... 館の受付......の溜りにはエル、オークス、ビルマ......の三人、机を真中に置いて胡床をかき虫......のよい夢を見て、互に泡沫......の如き出世譚を争うて居る。エル『おい、オー......て居る。エル『おい、オークス、貴様は門番の癖にドカドカと受付......の関所を突破して奥......の間へ進入して行つたと見えるが、余程奥様か... | 1688 |
1689 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第6章 強印〔1456〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 217 件/ノ=217 | ... テルモン山の館より十七八丁奥......の谷間に大蛇......の岩窟と云ふ深い穴がある。そこには三千彦を......そこには三千彦を無理無体に押し込め、二人の門番が厳重にワックス......の命令によつて守つて居た。甲『オイ、何でも......大それた事をしやがつたさうだな。如意宝珠の玉を盗み出し、そしてワックス様が匿して居......様が匿して居つた等と讒言をし、デビス姫様の夫となり、此館を占領しようとしたドテライ......イ悪人だと云ふ事だが魔法使だから何時此鉄の門を破つて出るか分らぬ。出たが最後、どん... | 1689 |
1690 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第7章 暗闇〔1457〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 114 件/ノ=114 | ... ワックスは猛犬スマートに銜へられ、門の外に運び出され、暫くは気も遠くなり、夏草......外に運び出され、暫くは気も遠くなり、夏草の上に身を横たへて唸いて居た。斯る所へビル......サツと月光を包んで仕舞つた。ビルマ『暗闇の一滴が 天と地と......の間に ぼつたりと落ちると 暗黒と静寂が ......やつて来る ○ ふくれ上つた暗闇の中に 甍......の波はどよみ 煙突......の林は黙立し 四方......の山脈は横臥し 万物は 今し 暗灰色に溶け... | 1690 |
1691 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第1篇 照門山颪 | 第8章 愚摺〔1458〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 188 件/ノ=188 | ...み、意気揚々として己が館に帰つて来た。父のオールスチンは二人......の看護婦に看護され乍ら現になつて、ワックス......へソツと帰つて来たワックスは、盗猫が留守の家を覗く様な態度で、......ノソリ......ノソリと這入り来り父......の病床に近寄り、二人......の看護婦に向ひ、小さい声で、ワックス『モシ......『モシ、看護婦さま、日夜御苦労ですが老爺の病気は助かりませうかな』看護婦の一人『ハ... | 1691 |
1692 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第9章 婆娑〔1459〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 247 件/ノ=247 | ... 霜に打たれて茶滓のやうになつた椋......の葉は、凩に吹かれてハラハラと小鳥......の群立つやうに四辺に飛び散つて居る。木......の葉......の羽衣を脱いだ栗......の梢には成育悪しき虫......の綴つた毬栗が二つ三つ蜘蛛......の巣と共に中空に慄つて居る。鴉は皺嗄声を出... | 1692 |
1693 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第10章 転香〔1460〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 267 件/ノ=267 | ... 寒風吹き捲くる四辻に若布のやうな弊衣を纒うて唇まで紫色に染め、慄ひ......唇まで紫色に染め、慄ひ慄ひ立つて居る一人の男はシャルであつた。シャルは道別......の立石に凭れてブルブル慄ひ乍ら一人呟いて居......て居る。シャル『エー糞面白うもない。此風の吹きつ放しに罪もない......のに立たされて……石地蔵でもあるまいに……......まいに……俺等はこれでも血液が通つて居るのだぞ。高姫......の婆奴、人を滅多矢鱈にこき使ひやがつて、馬......にこき使ひやがつて、馬鹿にしてやがる。此の寒いのに斯んな処に亡者引きに来る位なら矢... | 1693 |
1694 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第11章 鳥逃し〔1461〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 159 件/ノ=159 | ... 白髪交りの藁箒......のやうな髪をサンバラに凩に靡かせ乍ら夜叉......のやうにペタペタと大地を鳴らせつつ四辻まで......辻までやつて来た。見れば、最前きた天香教の曲冬は尻引からげトントンと大股に夜這星......のやうに黒い褌を引きずり乍ら走つて居る。何......馬だから折角出てきた鳥を逃がして仕舞つたのだ。なぜ知らぬ間に綱でも掛けて置かなんだ......だ。なぜ知らぬ間に綱でも掛けて置かなんだのかい。「神が綱さへかけて置けば何程ヂリヂ......になりませう。私に不足を云ふより、なぜ日の出神様が綱かけなかつたのですか。その不足... | 1694 |
1695 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第12章 三狂〔1462〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 238 件/ノ=238 | ...宣伝歌を歌ひ乍ら、八衢街道とは知らず現界の道路を通過する気分にて進み行く。八衢......の関所には例......の如く赤面、白面......の二人......の守衛が儼然と控へて居る。見れば一人......の男が赤面......の守衛に何事か調べられて居た。赤『そ......の方の姓名は何と申すか』男『ハイ、私は鰐口... | 1695 |
1696 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第13章 悪酔怪〔1463〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... ワックスは父の病旦夕に迫り、嬉しうもあり悲しうもあり、......夕に迫り、嬉しうもあり悲しうもあり、大事の嬶を死なして同時に美人......の芸者を後連れに貰うたやうな、悲喜交々......の体であつた。其処へ、エキス、ヘルマン......の二人が幾度となくなつて来て、金をむしり取......、今又大枚六百両強奪して立ち去り、三十日の後には再び無心に来ると下駄を預けて帰つた......後には再び無心に来ると下駄を預けて帰つたので、心も心ならず、何とかして強力なる団体......らず、何とかして強力なる団体を造り、二人の害を免れむものと苦心惨憺の結果、無い智恵... | 1696 |
1697 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第14章 人畜〔1464〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 169 件/ノ=169 | ... テルモン山の山麓......の楠......の岩窟には、神館......の姉娘デビス姫を悪狐......の化物として押込めてあつた。宮町一般......の老若男女は八九分通りまで実......の姫とは知らず、何れも妖怪......の変化とのみ信じ、恐れて近づく者が無かつた... | 1697 |
1698 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第15章 糸瓜〔1465〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 166 件/ノ=166 | ... テルモン山の夜嵐に 染黒い顔を煽られて スタスタ来......顔を煽られて スタスタ来る二人連れ 鳩の岩窟......の入口に 少時佇み息凝らし 中......の様子を窺へば 押籠められしケリナ姫 鈴......様子を窺へば 押籠められしケリナ姫 鈴の鳴るやうな声をして 何か述懐歌ひ居る ......エキス、ヘルマン両人は 胸ををどらし入口の 鉄門に身をばよせ乍ら 叶はぬ恋と知ら......知らずして 訪ね来るぞ可笑しけれ 岩窟の外に人ありと 知らぬが仏......のケリナ姫 其身の不運を歎ちつつ 湿り勝... | 1698 |
1699 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第2篇 顕幽両通 | 第16章 犬労〔1466〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 117 件/ノ=117 | ... 三千彦はテルモン山の中腹をケリナ姫を背に負ひ、スマートに道案......き道を辿り辿つて、デビス姫を押込めた岩窟の前に漸く着いた。 デビス姫はワックス......の話によつて、如意宝珠......の帰り来れる事及び父......の存命なる事、並びに妹......の安全なる事を略覚り、胸を撫で下し、稍心も......凭れて眠に就いた。漸くにして三千彦は岩窟の入口に着いた。三千彦『もし、デビス姫様、......た。三千彦『もし、デビス姫様、私は三五教の神司三千彦で厶います』ケリナ姫『お姉様、... | 1699 |
1700 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第3篇 天上天下 | 第17章 涼窓〔1467〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 92 件/ノ=92 | ... 色と欲とに囚はれし 家令の倅ワックスは 日頃......の野望を達せむと 悪友二人を唆かし 神......の館に納まりし 如意......の宝珠を盗みだし 其監督を任されし 小国......任されし 小国別を陥れ 無理往生に最愛の デビス......の姫を手に入れて 神......の館を占領し 栄耀栄華に暮さむと 悪逆無......を占領し 栄耀栄華に暮さむと 悪逆無道の企みをば 今や遂げむとする時に 三五教... | 1700 |