番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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2001 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第12章 太子微行〔1714〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 118 件/ノ=118 | ... スダルマン太子は左守の一子アリナと共に窮屈な殿内生活を逃れて心......一子アリナと共に窮屈な殿内生活を逃れて心の駒......の進むまま膝栗毛に鞭ちタラハン城......の東北に当る樹木鬱蒼たる城山を目指して進み......いた事もない麗はしき羽翼を拡げた百鳥、木の間にチユンチユンと囀り、デカタン高原名物......間にチユンチユンと囀り、デカタン高原名物の風は今日は殊更穏かに吹き渡り自然......の音楽を奏し、山野......の草木は惟神的舞踏を演じ、谷川の流れは激湍... | 2001 |
2002 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第13章 山中の火光〔1715〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 177 件/ノ=177 | ... 太子は物珍らしげに四方の広原を瞰下し乍ら、尾上......の風に吹かれつつ、心......の向ふ儘ドンドンと進み行く。日は西山にズツ......。日は西山にズツポリと沈んで、ソロソロ暗の帳が下りて来た。百鳥は老木......の梢に宿を求めてチユンチユンと鈴......のやうな声で囀つて居る。折から昇る月光は殊......て居る。折から昇る月光は殊更美しく、一点の雲翳もなき大空を、隈なく照らして居る。此......て有名なるトリデ山と云ふ。太子はトリデ山の頂上に突立つた大岩石の上に安坐しながら、... | 2002 |
2003 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第14章 獣念気〔1716〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 231 件/ノ=231 | ... タラハン城市を去る正北十里の地点に、タニグク山といふ高山が聳えてゐる......タニグク山といふ高山が聳えてゐる。南西北の三方は嶮峻なる高山に包まれ、僅に東......の一方に細い入口があつて、淙々たる谷水は此......より流出するやうになつてゐる。タニグク山の山麓には天然......の大岩窟が穿たれてゐる。カラピン王を諫めて......ラピン王を諫めて吾妻を殺され、自分も亦刃の錆とならむとせし危機一髪......の難を遁れ、太子スダルマン......の妃と迄内定してゐた当時六才の娘スバール姫... | 2003 |
2004 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第15章 貂心暴〔1717〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 227 件/ノ=227 | ... 一方バルギーは沢山の部下に酒肴及美食を与へ『今日は奥様......の十年祭だから、遠慮会釈もなく呑め喰へ』と......』と命令しおき、コルトンと共にシャカンナの居間に細長い干瓢頭をニユツと突き出した。......承はれば、今晩は最早読経は御廃しになるとの事、……英雄と英雄と......の会合が何より......の御回向になる……と仰せられた......のを承はり、部下に用意......の酒肴を与へておきました。大変な御機嫌で厶... | 2004 |
2005 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第16章 酒艶の月〔1718〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 211 件/ノ=211 | ...ら自分にゾッコン惚て来たやうな気分がしたので益々得意となり、顔......の相好を崩し、身知らずに左......の手から川端......の乱杭......のやうな歯......の口へ盃を運んで居る。玄『オイ、ダリヤ、さ......玄『オイ、ダリヤ、さう夫許りに酒をつぐものぢやない。エー、チツト人さま......の手前もあらうぞや。どうだ、チツト親方にも... | 2005 |
2006 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第17章 晨の驚愕〔1719〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 174 件/ノ=174 | ... 十四日の月は空に白けて星影薄く、カアカアと鳴く烏......月は空に白けて星影薄く、カアカアと鳴く烏の声に東......の空は白み初めた。コルトンはふつと目を醒ま......ば緋縮緬を白い薄絹で包んだやうなダリヤ姫の影もなく、羅漢面......の醜男バルギー......の姿も見えない。はて不思議だと訝かしみ乍ら......不思議だと訝かしみ乍ら、大親分シャカンナの寝顔を見れば額にモーイヌと片仮名で記して......と振り返つて額を見ればこれ又ネンネコと女の筆蹟で記してある。コルトンは直ちに玄真坊... | 2006 |
2007 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第18章 月下の露〔1720〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 196 件/ノ=196 | ... シャカンナはタニグクの山......の麓なる岩窟に附属せる建物を全部焼払ひ、ス......で一ケ月許りも淋しき月日を送つた。十五夜の満月は頭上高く輝いてゐる。シャカンナ及ス......ナ及スバール姫は室内に横たはり、早くも鼾の声さへ屋外に聞えてゐる。コルトンは気が立......ゐる。コルトンは気が立つて眠られず、谷川の流れに月......の影が映つて、面白く砕けて流るる様を見て興......て流るる様を見て興に入つてゐた。そこへ上の方......の山から小柴をペキペキ踏み折乍ら、うら若い... | 2007 |
2008 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第19章 絵姿〔1721〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 259 件/ノ=259 | ... 十八年のお慈悲......の牢を漸く脱出し、寵臣......のアリナと共に、心ゆく迄山野......の清遊を試み、其嬉しさと愉快さに帰路を忘れ......さと愉快さに帰路を忘れ、一切を忘却し、心の駒に打ち任せて、思はぬ深山......の奥へ迷ひ込んだタラハン城......の太子も、又太子......の意を迎へて山野に案内し、方向に迷ひ、帰路... | 2008 |
2009 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第20章 曲津の陋呵〔1722〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 198 件/ノ=198 | ... タラハン城内カラピン王の御前に左守右守を初めとし、数多......の重臣が薬鑵頭に湯気を立て太子が知らぬ間に......は今日で三日になつても、まだ帰つて来ないのは、どうしたも......のだらう。何か、いい考へはつかないか......のう』左守『ハイ、誠に恐れ入つた次第で厶り......、誠に恐れ入つた次第で厶ります。殿中監督の任にあり乍ら、此老臣、大王に対し奉り、死......て謝するより外に道は厶いませぬ』王『其方の悴も、まだ帰つて来ぬか。余は思ふに、日頃......、まだ帰つて来ぬか。余は思ふに、日頃太子の気に入り、其方が悴とどつかの山奥へ踏み迷... | 2009 |
2010 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第21章 針灸思想〔1723〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 214 件/ノ=214 | ... 左守の悴アリナは、評議......の結果一ケ月......の謹慎を命ぜられ、父......の館に閉ぢ籠められて居た。左守司......のガンヂーも別に王から......の咎めはなけれども、殿中を騒し右守と刃傷し......『オイ悴、貴様は何と云ふ不埒な事を致したのだ。貴様がいつも太子......の君を煽て上げ、共産主義だとか、人類愛善だ... | 2010 |
2011 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第4篇 山色連天 | 第22章 憧憬の美〔1724〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 179 件/ノ=179 | ... 太子は吾館の奥深く潜み乍ら、スバール姫......の画姿を床......の間に掛け、朝夕天真......の美貌に憧憬し、思ひを遠く朝倉谷......の賤が伏家に通はせてゐた。寵臣......のアリナは三十日......の監禁を命ぜられ、話相手もなく、実に淋しき......実に淋しき思ひに悩んでゐたが、スバール嬢の画姿を見ては、煩悶苦悩の炎を消してゐた。... | 2011 |
2012 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 55 件/ノ=55 | ...既に天国にあり〈総説(初)〉恋すてふことの天地......の罪ならば 世は曲津み......の棲家とならむ〈総説(初)〉世......の中に恋てふも......の......のなかりせば 平和......の風は永遠に吹かまじ〈総説(初)〉恋愛を口......を口にするさへ嫌ふといふ 人は偽善の権化なりけり〈総説(初)〉誰も彼も竝べて... | 2012 |
2013 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 67 件/ノ=67 | ...に取つても、又著者自身に取つても、大革新の気分......の漂うた不思議な年である。先づ世界......の出来事はさて措いて、大本......の過去一年間......の活躍史を見れば、エスペラント語を以て綴り......大本雑誌を世界四十八ケ国に発送し、且世界の各地より大本を求めて来る者最多く、次いで......で大本瑞祥会を亀岡より綾部に移して、教務の統一を計り、役員職員を新任し、規約を制定......員を新任し、規約を制定して、大いに神人愛の為鵬翼を張つて天下に高翔せむとする機運に... | 2013 |
2014 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 44 件/ノ=44 | ... 本巻は前巻の後をうけて、印度タラハン王国......の太子スダルマンを中心とせる、同国......の祭政一致......の維新に至る波乱重畳たる経路を口述せられた......に至る波乱重畳たる経路を口述せられたるものにして、太子及旧左守......の娘スバール姫......の燃ゆるが如き初恋......の描写より、太子唯一の寵臣アリナの活躍に依... | 2014 |
2015 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第1章 貞操論〔1725〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 471 件/ノ=471 | ... 樹々の緑も浅倉山......の嫩芽、巻紙を拡げて一枚々々楕円......の舌をはみ出し、晩春......の風に揺られて無言......の囁きをつづけて居る。 春......の終りとは云へ、高地帯......の山奥では都路に比して一ケ月ばかり木......の芽の生立ちも遅れてゐる。 虎、狼、獅子、... | 2015 |
2016 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第2章 恋盗詞〔1726〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 363 件/ノ=363 | ... 政治学の研究や、新思想......の探究に没頭し、タラハン国上下......の現状を痛歎......の余り心身疲労し、さしも明敏なりし頭脳も霞......て山を見るが如く、朦朧として鮮明を欠ぎ外の見る目よりは、憂鬱病者かと疑はるる迄に煩......よりは、憂鬱病者かと疑はるる迄に煩悶苦悩の結果殿内深く閉ぢ籠もつて、父王......の頑迷固陋なる骨董品的教訓を嫌ひ、又老臣共......頑迷固陋なる骨董品的教訓を嫌ひ、又老臣共の時代後れの古風の頭より絞り出した、種々の... | 2016 |
2017 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第3章 山出女〔1727〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 221 件/ノ=221 | ... 世人の相棒にも使はれず、何事にも茫然として無関......、何事にも茫然として無関心な馬鹿者位、世の中に幸福にして且強いも......のはない。そこに馬鹿者......の無限......の妙味が存在する......のである。馬鹿は殆ど人間が不可抗力を備へた......ある。馬鹿は殆ど人間が不可抗力を備へた者の称号である。素よりせせこましい、齷齪たる......る。素よりせせこましい、齷齪たる普通一般の規矩定木を以て律することの出来ない困り者... | 2017 |
2018 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第1篇 名花移植 | 第4章 茶湯の艶〔1728〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 207 件/ノ=207 | ... タラハン市の町外れ、裏は薄濁つた可なり広い溝が流れて......薄濁つた可なり広い溝が流れてゐる。常磐木のこんもりとした余り広からぬ屋敷......の中に茶湯......の宗匠タルチン......の形ばかり......の茅屋が建つてゐる。家は古く狭けれども宗匠......屋と離れて煩き物音も聞えず、生い茂れる庭の植込みを吾物と見れば、世間体を飾つた紳士......みを吾物と見れば、世間体を飾つた紳士紳商の苦しい外観を飾る別荘よりも遥に勝り、呑気... | 2018 |
2019 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第5章 変装太子〔1729〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... タラハン城太子殿の奥......の間には、スダルマン太子と、アリナがいつも......間には、スダルマン太子と、アリナがいつもの如く睦しげに首を鳩めて或秘密を語り合つて......太子『いやもう本当に愉快だつた。人生恋愛の成就した時位楽しいも......のはない。余も生れかへつたやうな心持がした......生れかへつたやうな心持がしたよ。之と云ふのもお前......の尽力......の致す所と感謝して居る』ア『勿体ない何と云... | 2019 |
2020 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第6章 信夫恋〔1730〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 215 件/ノ=215 | ... 夕陽山の端に傾いて、遠寺......の鐘ボーンボーンと鳴り響き、諸行無常......の世......の有様を警告してゐる。間毎々々に照り輝く銀......様を警告してゐる。間毎々々に照り輝く銀燭の光に、変装太子......の面貌は益々清く麗しく、錦衣を着用したる其......さへも忍ぶ様な気になつてゐた。そこへ衣摺の音しとやかに簾......の外に頭を下げ、二拍手し乍ら、女『恐れ乍ら... | 2020 |
2021 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第7章 茶火酌〔1731〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 171 件/ノ=171 | ... 向日の森......の片辺に住む茶湯......の宗匠タルチンは、思はぬ福......の神......の御来臨と笑壺に入り、茶室は太子とスバール......御来臨と笑壺に入り、茶室は太子とスバールの自由歓楽場となし、スバール姫に茶......の湯を教へると云ふ......のはホンの表向、実は両人の恋を完成せむ為ア... | 2021 |
2022 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第2篇 恋火狼火 | 第8章 帰鬼逸迫〔1732〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ... タラハン市の大火災は市......の過半を焼き払ひ、遂には城内迄飛火して茶寮......城内迄飛火して茶寮一棟を烏有に帰した。城の内外は阿鼻叫喚......の地獄と化し、不逞首陀団や主義者団が一致協......義者団が一致協力して、強盗、強姦、殺人等の悪業を逞しふし目も当てられぬ惨状を演じた......付侍迄も繰出して、漸くに火を消し止め暴徒の乱業を喰ひ留むる事を得た。左守は吾邸宅を......撫に努めて居たが、やうやく騒動が治まつたので蒼皇として大王......の居間に伺候し見れば、大王は老病にて臥床中... | 2022 |
2023 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第9章 衡平運動〔1733〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 162 件/ノ=162 | ... 上に大名あれ共、時代を解し国家永遠の神策を弁へたる輔弼棟梁たるべき小名なく、......なく、所在虚偽と罪悪と権謀術数を以て施政の大本となし、重税を課して膏血を絞り、上に......ジョア階級なる者は、肥馬軽裘、有らむ限りの贅を尽し、行人......の迷惑を顧みずブウブウと自動車を飛ばして、......々たる屁と土埃を浴びせて平気に行く。貧民の子は自動車に轢き殺されても、之を訴へ出づ......を為して、公々然縦横に濶歩し、弱者は往来の車馬に踏み躙られ悲鳴を上げ、九死......の境に呻吟す。文明利器......の交通機関は可なりに進歩し完備すれども、貧... | 2023 |
2024 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第10章 宗匠財〔1734〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 220 件/ノ=220 | ... 取締所を中心とし附近に於ける民衆と侍との闘争は、一時酣となつて来たが民衆......の救主、貧民......の慈母と尊敬されて居る大頭目......のバランスを取返さむとして、民衆一般は爺も......取返さむとして、民衆一般は爺も婆も、脛腰の立つも......の、猫も杓子も刻々に集まり来り其......の勢凄じく、目付隊も侍も如何ともすべからず......からず、遂に大目付頭も我を折つてバランスの縄を解き、民衆との妥協を図り且つ、諫言申... | 2024 |
2025 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第11章 宮山嵐〔1735〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 200 件/ノ=200 | ...ラハン城より正南に当つて三千メートル許りの地点に千年......の老木鬱蒼として生え茂る風景......のよき小高き独立したる山がある。是を国人は......き独立したる山がある。是を国人はタラハンの大宮山と称へて居る。山......の周りに深い池が廻つて居て碧潭を湛えて居る......て居て碧潭を湛えて居る。此山にはウラル教の祖神盤古神王が宮柱太敷建て、開闢......の昔より鎮祭されタラハン王家......の氏神として王家の尊敬最も深く市民は此地を... | 2025 |
2026 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第12章 妻狼の囁〔1736〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 183 件/ノ=183 | ... 若葉はそよぐ初夏の風 山時鳥四方八方......の 密樹......の蔭にひそみつつ 悲しき声を張上げて 神......蔭にひそみつつ 悲しき声を張上げて 神の造りしタラハン......の 国......の行末歎つなり 李杏も梅......の実も 色づき初めて遠近......の 田の面に数多の首陀たちが 生命の苗を... | 2026 |
2027 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第3篇 民声魔声 | 第13章 蛙の口〔1737〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 219 件/ノ=219 | ... 五月五日の城下......の騒乱勃発に恐怖心を極端に抱きたる右守......の司サクレンス......の邸宅は、衛兵警吏数十人を以て厳しく警固さ......警吏数十人を以て厳しく警固され、怪しきもの......の影だにも近寄るを許さなかつた。かかる物々......寄るを許さなかつた。かかる物々しき警戒裡の門を潜つて悠然と入り来る一人......の女は殿中深く仕へたる女中頭のシノブであつ... | 2027 |
2028 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第14章 会者浄離〔1738〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 231 件/ノ=231 | ... 青春の血に燃ゆる若き男女に取つては恋愛なるも......のは実に生命......の源泉である。恋愛熱......の高潮した時は、倫理道徳......の覊絆を脱し理智を捨て、富貴何物ぞ、名誉何......朋友知己を忘るるに至る。然し乍ら恋愛其ものより見る時は、理智や道徳......の範囲内に入る事は出来ぬ。どこ迄も拡大性を......。もし理智を加味した恋愛ならば、恋愛其者の生命は既に已に滅亡して居るのである。実に... | 2028 |
2029 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第15章 破粋者〔1739〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 244 件/ノ=244 | ... 那美山の南麓、秋野ケ原......の片隅に古ぼけた茅葺......の水車小屋が建つてゐる。附近に人家もなく、......。附近に人家もなく、見わたす限り、東南西の三方は原野......の萱草が天に連なつてゐる。此水車小屋は水車......萱草が天に連なつてゐる。此水車小屋は水車の枠も損じ杵も折れ、所々に雨もりがして、今......全然活動を中止してゐる。カーク、サーマンの二人は何事か此茅屋に秘密......の蔵するものの如く、お勤め大事と蛙面をさら... | 2029 |
2030 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第16章 戦伝歌〔1740〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ...千木高知りて永久に 鎮まりゐます伊都能売の 神......の命を畏みて 山野河海を打渡り 照国別に......海を打渡り 照国別に従ひて 河鹿峠や懐の 谷間を越えて漸くに 祠......の森に辿りつき 山口浮木......の森を越え ライオン川を打渡り 葵......の沼に照り渡る 月に心を清めつつ 彼方此......に照り渡る 月に心を清めつつ 彼方此方の山々に 立籠りつつ国人を 苦しめなやむ......曲神を 言向和し梓弓 引きて帰らぬハルの湖 玉の御舟に身を任せ 数多の人を救ひ... | 2030 |
2031 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第4篇 月光徹雲 | 第17章 地の岩戸〔1741〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... 三五教の宣伝使梅公別は白馬に跨り、渺茫として天に......馬に跨り、渺茫として天に続くデカタン高原の大原野を東へ東へと那美山......の南麓を目当に進み来り、古ぼけた水車小屋......の前に駒を留め独言、梅公『ハテ、訝かしや、......駒を留め独言、梅公『ハテ、訝かしや、今この附近に人声が確に聞えたやうだ。駒を早めて......に聞えたやうだ。駒を早めて近寄り見れば人の住みさうにもないこ......の破屋一つ。水車はあれど運転中止......の有様、何かこの小屋には秘密が潜んでゐるに... | 2031 |
2032 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第18章 救の網〔1742〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 150 件/ノ=150 | ... 浅倉山脈の千尾千谷より流れ落つる玉野川......の下流をインデス河と云ふ。此河はタラハン国......下流をインデス河と云ふ。此河はタラハン国の中心を流れ、北より南に遠くカルマタ国......の牛......の湖水に注いでゐる。左守......の悴アリナは身なりも軽き比丘姿、深編笠を被......りも軽き比丘姿、深編笠を被り乍ら、十二夜の月......の朧げに照り渡る野路を辿つてインデス河の畔... | 2032 |
2033 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第19章 紅の川〔1743〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 116 件/ノ=116 | ... カーク、サーマンの二人はインデス河......の河辺を膝栗毛に鞭うち一生懸命に走り行く。......を膝栗毛に鞭うち一生懸命に走り行く。右手の草村より手招きして『オーイオーイ』と叫ぶ......オーイオーイ』と叫ぶ者がある。二人は聞覚のある声と立とまつて、息をついでゐた。そこ......て、息をついでゐた。そこへ萱草を分けて、のそり......のそりとやつて来た......のは右守司サクレンスが弟エールであつた。二......クレンスが弟エールであつた。二人はエールの顔を見るより、地上に蹲まり、カーク『これ... | 2033 |
2034 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第20章 破滅〔1744〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 153 件/ノ=153 | ... 蓄財と名望欲と政治欲、其外自己愛の道にかけては抜け目......のない右守......の司サクレンスは、日頃......の願望成就......の時到れりとなし、妻......のサクラン姫と共に、都下大騒擾......の跡仕末もつけず、民衆怨嗟......の声も空吹く風と聞き流し、珍味佳肴に酒くみ... | 2034 |
2035 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 第5篇 神風駘蕩 | 第21章 祭政一致〔1745〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 152 件/ノ=152 | ...、一行と共に無事タラハン城内に立帰り、父の大王に面会し、今迄......の不都合を謝し、且つ今後は心を改めて、父......の後を継ぎ、国家万機......の政事を総攬せむ事を誓つた。カラピン王は太......事を総攬せむ事を誓つた。カラピン王は太子の姿を見るより、喜び......の余り気が緩み、ガツカリとした其刹那、忽ち......一期となし、此世に暇を告げた。太子は父王の位を継承しカラピン王第二世と称し、天下に......第二世と称し、天下に仁政を布き、国民上下の区別を撤回し、旧習を打破し、国民の中より... | 2035 |
2036 | 霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 43 件/ノ=43 | ...埋れ木の花も匂はむ白梅......の 南枝一輪魁そめたり〈総説(初)〉......しみも楽しみも世になかりけり 生死の境を脱け出でし身は〈総説(初)〉苦しみ......の無き身なりせば如何にして 夢......の浮世を楽しく渡らむ〈総説(初)〉楽しみに......しみに飽きたる身こそ苦しけれ 浮世の塩......の味を知らねば〈総説(初)〉霊と肉一致和合......味を知らねば〈総説(初)〉霊と肉一致和合の神教は 三五の道おいて他になし〈第... | 2036 |
2037 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 前付 | 巻頭言 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 280 件/ノ=280 | ... 吾々が現代に於て最も虫の好かない嫌ひな者は沢山にある。先づ第一に......い嫌ひな者は沢山にある。先づ第一に借金取の矢......の催促、次に絹足袋をはいて歩きまはる商店......の丁稚、知つたか振をして英語交り......の会話をやる奴、婆ア......の眉毛造りに、ハイカラ青年......の赤いネクタイ、白頭爺......の鍋墨顔、女学生の巻煙草、風呂の中の葱節、... | 2037 |
2038 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第1章 大評定〔1746〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 310 件/ノ=310 | ... 太平大西両洋に跨り、常世の波をせきとめて、割つた屠牛......の片脚......の如うにブラ下つてゐる南米大陸は、春夏はあ......下つてゐる南米大陸は、春夏はあつても秋冬の気候を知らぬ理想的......の天国である。太洋より絶えず吹き来る清風は......分を含んで土地を益々豊饒ならしめ、人頭大の果実は随所に豊熟し、吾人が坐して尚余りあ......に豊熟し、吾人が坐して尚余りある如き数多の花は四方に咲きみだれ、数万種......の薬草は至る所の山野に芳香を放つて繁茂し、... | 2038 |
2039 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第2章 老断〔1747〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 197 件/ノ=197 | ... 松若彦、伊佐彦の大老、老中株は数多......の目付を指揮し、急進派......の老中岩治別を捉へしめむとしたが、何時......の間にやら耳ざとくも城内を脱け出し姿をかく......ざとくも城内を脱け出し姿をかくして了つたので、心配は益々深くなり、煩悶苦悩......の吐息をもらし、両人は再び評定所に卓子を囲......は悲痛な声で、『伊佐彦殿、国家は真に暴風の前......の灯火に等しき危機に瀕したでは厶らぬか。少... | 2039 |
2040 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第3章 喬育〔1748〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 174 件/ノ=174 | ...ず、何事に対しても無頓着なる性質とて、珍の国......の国司に封ぜられてより、一切......の政務を重臣......の松若彦に一任し、自分は只事実上虚器を擁し......虚器を擁してゐたに過ぎなかつた。それ故珍の国......の大小......の政治は、松若彦其他......の閥族の手裡に握られてゐた。国依別は只朝夕... | 2040 |
2041 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第4章 国の光〔1749〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 153 件/ノ=153 | ... 珍の都......の大都会にも、世......の変遷につれて立チン坊や貧民窟が、場末......の方には、可なり沢山に出来た。そして国依別......方には、可なり沢山に出来た。そして国依別の国司に対しては余り怨嗟......の声も放たなかつたが、松若彦以下......の施政方針については、至る所に不平......の声が勃発し、何時不祥事件が突発するかも分... | 2041 |
2042 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第5章 性明〔1750〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 164 件/ノ=164 | ... 珍の都......の町はづれ、深溝町......の俥帳場に国、愛、浅三名......の輓子が大気焔を挙げてゐる所へ、交通取締......の青白い瘠こけた先生が三人......の話を立聞きした上、素知らぬ面してツツと這......厭らしい目をギヨロつかせてゐる。三人は今の話を此取締に聞かれた......のではないかと、聊か胸部に動揺を感じたが、... | 2042 |
2043 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第6章 背水会〔1751〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 216 件/ノ=216 | ... 珍の城下深溝町......の俥帳場に、車夫と化け込んでゐた国愛別......の愛州は、取締上り......の幾公と共に、横小路に可なり広い邸宅を借受......邸宅を借受け、賭場を開帳してゐた。数百人の乾児は忽ち集まり来り、親分々々と尊敬し、......は忽ち集まり来り、親分々々と尊敬し、親分の命令とあらば生命を鴻毛よりも軽んじ、如何......使に甘んじ、難に殉ずるを以て、乾児たる者の光栄としてゐた。愛州は普通......の侠客とは違つて、元がヒルの国楓別の国司の... | 2043 |
2044 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第7章 聖子〔1752〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 203 件/ノ=203 | ... 珍の都高砂城内に於て、進歩老中或は投槍老中と......、一挙に松若彦、伊佐彦両老を引退させ、珍の天地......の空気を一掃し、再び正鹿山津見神......の聖代に世が立直るならむと、種々......の流言蜚語が盛に行はれ、人心恟々として安か......恟々として安からず、よるとさはると、どこの大路も、裏町も、長屋......の嬶連が井戸端会議にも喧伝さるる様になつて......来た。松若彦は事態容易ならずとして、老衰の身を起し、賢平や取締などを市中隈なく配置... | 2044 |
2045 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第8章 春乃愛〔1753〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ... 高砂城の世子国照別が、何時とはなしに城内より姿を......に城内より姿を消してから、松若彦、伊佐彦の両人が必死となつて其捜索にかかつてゐた。......索にかかつてゐた。松若彦は大老として大小の政治を監督し、伊佐彦は賢平、取締などを使......は賢平、取締などを使役し、専ら国照別世子の捜索に全力を挙げてゐたが、深溝町俥帳場に......されてからは一層打驚き、自ら変装して昼夜の別なく市井......の巷を探り、車夫らしき者は片つ端から面体を......家を外に活動を続けて居た。そこへ又横小路の侠客愛州が不穏な演説をやり、益々人心悪化......侠客愛州が不穏な演説をやり、益々人心悪化の徴候が見えたと云ふので、眠たい目を腫らし... | 2045 |
2046 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第9章 迎酒〔1754〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 202 件/ノ=202 | ... 横小路の侠客愛州......の留守宅には、源州、平州、藤州、橘公、三州......平州、藤州、橘公、三州、泉州、相州、杢州の兄分株が数百人......の乾児共を集めて、親分......の帰り来る......の遅きに稍不安......の念を起し、冷酒を煽り乍ら善後策に就て協議......策に就て協議を凝らしてゐる。平『オイ源州の兄貴、親分が捕まつてから今日で十日目にな... | 2046 |
2047 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第10章 宣両〔1755〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... 城下外れの極めて淋しい河原町......の饂飩屋......の店に、四五人......の若者が饂飩を肴にコツプ酒を呑み乍ら、配達......ら、配達して来る新聞を見て、いろいろと話の花を咲かしてゐる。甲『オイ、随分世......の中も物騒になつて来ただないか、此頃......の新聞をみてみよ。何時とても吾々......の肝を冷すやうなことが、一つや二つは出てゐ... | 2047 |
2048 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第11章 気転使〔1756〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 130 件/ノ=130 | ... 都大路の中心赤切公園......の真中に浮浪階級大演説会が始まつた。数多......の取締は出口入口を固め、角袖は聴衆一人に一......しき警戒振を現はしてゐる。浮浪階級演説会の会長ブルドックは獅子......の咆哮する如き声にて、『取締何者ぞ、法規何......、『取締何者ぞ、法規何者ぞ』と云はむ許りの勢を以て、決死的大演説会を始めてゐる。ブ......々と輝ける 光を包み隠しつつ 世は刈菰の涯てもなく 紊れ行くこそうたてけれ か......にあるかと尋ぬれば 諸君もすでに御承知の 事とは思へど今茲に 一口火蓋をきり放... | 2048 |
2049 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第12章 悪原眠衆〔1757〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 191 件/ノ=191 | ... 松若彦は吾館の奥......の間に捨子姫と共に、七むつかしい面をさらし......ひ乍ら、愚痴つて居る。『コレ捨子姫、お前の教育があまり放縦だから、悴......の松依別は日日毎日変装して、悪原遊廓へ通ふ......日日毎日変装して、悪原遊廓へ通ふなり、妹の常盤姫はお転婆になり、姫様......の御用だとか云つて、家を外なる此頃......の行状、之では清家......の権威も保たれまい。チとしつかりして呉れぬ... | 2049 |
2050 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第13章 国別〔1758〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 166 件/ノ=166 | ...国照別『われは淋しき冬の月 御空に高く打ふるひ 中空遮る雲......の戸......の 開くよしなき悲しさに 苦み悶ゆる折も......雲吹き払ひ漸くに 地上に降る道開く 草の片葉におく霜......の 冷たき宿を借り乍ら 都を後に下りゆく......き宿を借り乍ら 都を後に下りゆく 吾身の上ぞ頼もしき 遥に地上を見渡せば 虎狼......しき 遥に地上を見渡せば 虎狼や獅子熊の 伊猛り狂ふ荒野原 正しき人は醜神......の 脚ににじられ踏まれつつ 悲鳴をあげて... | 2050 |
2051 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第14章 暗枕〔1759〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 165 件/ノ=165 | ... 国照別主従はアリナ山の中腹に止むを得ず一夜を明す事となつた。咫......り来るかとみれば、忽ち空は黒雲漲り、夕立の雨が礫......の如く二人......の衣を打ち、吹き飛ばすやうな風がやつて来る......る。深霧、靄、大雨、大風と交る交る走馬燈の様に迫つて来る其淋しさ苦しさに、流石......の国照別も初めて知つた旅......の悩み、心......の底より天地に拝跪して一時も早く黎明の光を... | 2051 |
2052 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第15章 四天王〔1760〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 187 件/ノ=187 | ... 国州、浅州の両人は午前......の十時頃辛うじて、国玉依別命が主管してゐる......辛うじて、国玉依別命が主管してゐるアリナの滝......の懸橋御殿......の大広前に辿りついた。国玉依別、玉竜姫夫婦......。国玉依別、玉竜姫夫婦は祭服を着し、数多の信徒と共に、月例......の祭典を了り、宣伝歌を奏上してゐる。国玉依......り、宣伝歌を奏上してゐる。国玉依『アリナの滝の水清く 此谷間のいや深き 神の恵に... | 2052 |
2053 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第3篇 神柱国礎 | 第16章 波動〔1761〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... 国照別一行は四辺の果実をむしり乍ら、飢を凌ぎ三日三夜......の身禊を修し、鏡......の池......の由緒深き霊場に参拝し声も涼しく宣伝歌を奏......アさ日は清く明らけく イてり通らすテルの国 ウき世......の悩みを他所にして エらまれ切つた身魂等......カみも平らに安らかに キこしめすらむ真心の クに照別......の御願 ケしきいやしき曲道を コん本的に... | 2053 |
2054 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第17章 琴玉〔1762〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 187 件/ノ=187 | ... 神の恵に蔭もなき、名さへ目出たきヒル......の国......の高倉山......の本城は堅磐常磐に都......の中央......の下津岩根に厳然と立並び、三五......の貴......の教と共に国家は益々隆昌に赴き、日暮河の清... | 2054 |
2055 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第18章 老狽〔1763〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 172 件/ノ=172 | ...清香姫『千早振、神代の昔天教......の 山より天降り給ひたる 日出神......の神柱 吾祖先を導きて 此世を清むる三五......神柱 吾祖先を導きて 此世を清むる三五の 教を開かせ給ひしゆ 神......の御稜威は四方......の国 島......の崎々磯......の隈々 落ちなく漏れなく拡ごりて 天の下... | 2055 |
2056 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第19章 老水〔1764〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 120 件/ノ=120 | ... 秋山別、モリスの両老は、先に高倉城......の世子国愛別......の脱出を気附かざりし責任を負ひ、惜くてなら......後は気をつけて、国家に忠勤を励めよ……との、優握なる箴言を辱なうし、やつと胸を撫で......なうし、やつと胸を撫で下ろし、恋々たる元の地位に居据り、之で天下太平とタカをくくつ......とタカをくくつてゐた所、又もや妹君清香姫の思想が何となく異様に感ぜられた......ので心配でならず、過を再びせば、今度こそは......せなならないと両老は、夜半にも拘らず、姫の身辺に注意を払つてゐた。にも拘らず、月夜... | 2056 |
2057 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第20章 声援〔1765〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 204 件/ノ=204 | ... 清香姫、春子姫は夜を日についで、高照山の山麓迄辿りついた。本街道を行くと、追手......の虞がある......ので、本街道に添うた山林や野原を忍び忍び進......道に添うた山林や野原を忍び忍び進んで行くので、比較的道に暇がとれる。谷川......の涼しき木蔭に二人は腰打かけ息を休め述懐を......かけ息を休め述懐を歌つてゐる。清香『久方の天津御空を伝ひ行く 旭も清きヒル......の国 高倉山......の下津岩根に宮柱 太しく立てて三五の 皇... | 2057 |
2058 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第21章 貴遇〔1766〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 174 件/ノ=174 | ...『桃上彦の昔より 万古不易......の国体を 保ち来りし珍......の国 神......の恵もアルゼンチン......の 高砂城......の国司......の悴 われは国照別司 此世......の暗を晴らさむと 雲霧分けて天さかる 市... | 2058 |
2059 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第22章 有終〔1767〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 142 件/ノ=142 | ... 国照別一行はヒルの都......の町外れ......の半倒れた古家を借つて住込み、博奕をやめ、......うて町中を売り歩き、乾児は畠を作つて野菜の栽培をやつてゐた。そして清香姫は裁縫炊事......尽してゐた。春子姫は浅、市、馬、駒治などの乾児を率ゐて、毎日野良へ出で耕作に従事し......耕作に従事してゐたが、誰も其素性を知るものはなかつた。然るに一年許り経つて、ふとし......、ふとした事から清香姫、春子姫が此町外れの茅屋に賤......の女となつて、四五人の男と共に耕作に従事し... | 2059 |
2060 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 41 件/ノ=41 | ...森々と天に伸び行く鶴山の 樹々......の梢に栄ゆる我道 (昭和......日)〈第6章(再)〉夕月を打ち仰ぎつつ鶴の 神苑に立てば仏法僧啼く〈第7章(......に立てば仏法僧啼く〈第7章(再)〉フクロの声に交りて仏法僧 啼く音を聴けば重......)〈第7章(再)〉夏雨は降りみ降らずみ久の 御空くもらひ暑き今日なり〈第9章......空くもらひ暑き今日なり〈第9章(再)〉山の樹々......の梢を揺るがせて 下り......の汽車は辷り行くなり〈第9章(再)〉本宮山... | 2060 |
2061 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ノ=17 | ... 霊界物語も、瑞の天使大八洲彦命......の御神徳と、健腕なる筆記者......の熱誠とに依りまして、全七十二巻を口述し編......山河草木第一巻即ち六十一巻を口述し始めたのは、大正十二年......の夏でありました。其間にエスペラント......の講習や宣伝に次ぎ、神命に依る蒙古入や、世......入や、世界宗教聯合会、紅卍字会、普天教との提携、万国信教愛善会......の創立、人類愛善会の発起、天恩郷光照殿建築... | 2061 |
2062 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ノ=20 | ...巻は印度デカタン高原に於ける、トルマン国の物語であります。バラモン軍......の大足別......の活動やスコブツエン宗......の妖僧キユーバー......の陰謀、王妃千草姫......の死骸に高姫......の霊憑依して、種々雑多......の醜態を演じ、数多の重臣を却け、天下を紊さ... | 2062 |
2063 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第1章 信人権〔1768〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 325 件/ノ=325 | ... 往古文化の中心、仏祖......の出現地なる七千余ケ国をかためて一団となし......る印度は浄行、刹帝利、首陀、毘舎其他各種の階級が設けられて居た。殊に印度はバラモン......級が設けられて居た。殊に印度はバラモン教の根元地とも云ふべき国である。さうしてウラ......国である。さうしてウラル教はデカタン高原の一角に、相当に勢力を保ち、バラモン教......の本城ハルナ......の都に向つて、ややもすれば教線を拡張し、大......向つて、ややもすれば教線を拡張し、大黒主の根底を覆へさむとするの慨があつた。茲に大... | 2063 |
2064 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第2章 折衝戦〔1769〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 200 件/ノ=200 | ... トルマン城の会議室には、王......のガーデンを始め、王妃千草、左守司フーラン......妃千草、左守司フーラン、右守司スマンヂーの首脳部が首を鳩めてヒソビソ重要会議を開い......を開いてゐる。ガーデン『エー、左守、右守の両人、突然重大問題が勃発した......ので、汝等両人を急使を以て引寄せた......のだが、其方......の智慧を貸して貰ひたい。トルマン国にとつて......て貰ひたい。トルマン国にとつては国家興亡の一大事だから……』 左守右守は一度にハツ... | 2064 |
2065 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第3章 恋戦連笑〔1770〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 212 件/ノ=212 | ...バーを一室に伴ひ行き、あらゆる媚を呈し彼の心胆を蕩かし、凡て......の秘密......の泥を吐かしめむと百方尽力してゐた。キユー......むと百方尽力してゐた。キユーバーは千草姫の美貌を見て天津乙女かエンゼルか、ネルソン......ンゼルか、ネルソンパテーか楊貴妃か、小野の小町か照手姫か、平和......の女神かとドングリ目を細うし眉毛や目尻を七......十五分過にさげおろし、口角よりねばつたものをツーツーと、ほし下し......の芸当を演じ、ハンカチーフにてソツト拭ひ乍... | 2065 |
2066 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第4章 共倒れ〔1771〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 178 件/ノ=178 | ... 太子のチウインは妹......のチンレイ及び、右守......の娘ハリスと共に初めてキユーバーが談判に来......となし、ガーデン王や左守には内密にて、妹のチンレイ及び右守......の娘ハリスと夜中諜し合せ、王命と佯り全国......の兵員を召集すべく、腹心......の部下に命を下した。 一方ガーデン王、左守......下した。 一方ガーデン王、左守は城内五百の兵に武装をさせ乍ら、敵軍押し寄せ来らば、... | 2066 |
2067 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第5章 花鳥山〔1772〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 150 件/ノ=150 | ... 天津御空はいと清く 五色の雲が棚引いて 鳳凰孔雀百鳥は 低空飛行......百鳥は 低空飛行をやつてゐる 地は一面の青畳 紫浅黄白黄色 紅......の花咲き匂ひ 胡蝶......の姿翩飜と 天国浄土......の光景を いとも楽しく眺めつつ 風に吹か......中易々進み行く 遥前方を眺むれば 黄金の甍キラキラと 天津日影に照り映えて 荘......影に照り映えて 荘厳世界を現出し 左手の方を眺むれば 青海原は波しづか 彼方此......は波しづか 彼方此方にチラチラと 胡蝶の空中に舞ふ如く 白く輝く真帆片帆 五色... | 2067 |
2068 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第6章 鬼遊婆〔1773〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 215 件/ノ=215 | ... 黄昏時に頭から壺をかぶつたやうな空の色、何とも知れぬ血腥さい、腸......の抉れる如うな風がピユーピユーと吹いてゐる......ゐる。痩こけた烏が二三羽、羽衣を脱いだ柿の木......の枝に梢諸共空腹を抱へて慄ふてゐる。 地上......いやらしい虫が枯草を一面に取りかこみ、人の香がすると一斉に集まり来り、人間......の体を吸はうとして待ちかまへてゐる。そこへ......して待ちかまへてゐる。そこへ現はれて来たのは、三年間中有界にとめおかれ、修業を命ぜ......にとめおかれ、修業を命ぜられたウラナイ教の高姫であつた。 高姫は新規の亡者を一人伴... | 2068 |
2069 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第7章 妻生〔1774〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 159 件/ノ=159 | ...蜂も雀も雨も、屋根から降つて来る所迄茅葺の屋根が煤竹......の骨を出して居る。雨戸は七分三分に尻からげ......だ床許りが僅に命脈を保ち足踏み入るるも身の毛......のよだつやうに見苦しい。さうして何とも仮令......つやうに見苦しい。さうして何とも仮令やうのない異様な臭気が鼻を衝く。されど、高姫や......臭気が鼻を衝く。されど、高姫やキユーバーの目には此茅屋が金殿玉楼......の如くに見え、異様な臭気は麝香......の如くに、想念の情動によつて感じ得らるるの... | 2069 |
2070 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第1篇 花鳥山月 | 第8章 大勝〔1775〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 166 件/ノ=166 | ... トルマン国の太子チウインは王女チンレイ、及びハリス......の女将軍を別将となし、武勇......のほまれ高きジヤンクを第一軍......の司令官と仰ぎ、三五教......の宣伝使照国別及照公司を殿となし、鉦皷をう......、二千五百騎を従へ、吾居城を攻囲む大足別の大軍を殲滅すべく軍歌を唄ひ乍ら、夜を日に......歌を唄ふ。『トルマン国は昔より 尊き神の造らしし 地上に於ける天国ぞ 吾王室......の祖先等は 民の心を心とし 神の教を万民... | 2070 |
2071 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第9章 針魔の森〔1776〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 164 件/ノ=164 | ... 東西南の三方に 大海原を囲らして 突出したる月......三方に 大海原を囲らして 突出したる月の国 世界最古......の文明地 七千余国......の国王は 各鎬を削りつつ バラモン教や印......ラモン教や印度教 三五教やウラル教 その外数百......の宗教が 互に覇をば争ひつ 解脱や涅槃や......よ 霊主体従、体主霊従 弥勒成就や神政の 再現等といろいろと 主義や主張をふり......ろいろと 主義や主張をふりまはし 思想の混乱絶え間なく 中にも大黒主神は ハル... | 2071 |
2072 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第10章 二教聯合〔1777〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... 千草姫は、最愛のキユーバーがハリマ......の森......の祭典に於て、祭官......の列外に立たせられ、照国別をして斎主となし......て城内深く閉ぢ籠り、刹帝利、チウイン太子の参拝あるにも拘らず、吾居間にだだをこねて......気なく祭典を見むとて刹帝利に随ひ、ハリマの森に来て見れば、新調......の盛装を身に纒ふて、照国別が斎主をやつて居......に纒ふて、照国別が斎主をやつて居る。一般の群集は、『何と立派な宣伝使だ、ウラル教の... | 2072 |
2073 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第11章 血臭姫〔1778〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 158 件/ノ=158 | ...キヨロキヨロ見まはし乍ら、瞋恚にもゆる胸の火をジツと抑へ、わざと笑顔を造り、特に慇......はこれは吾夫ガーデン王様を始め、智謀絶倫の勇士チウイン太子、野武士......の蛮勇ジヤンク......の爺さま、三五教......の宣伝使雲国別オツト違つたピカ国別、又違つ......別、又違つたデルクイ別とか云ふ神司、其他のお歴々......の方々へ今日......の御祝儀、目出たう御祝申しまする。いよいよ... | 2073 |
2074 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第12章 大魅勒〔1779〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 221 件/ノ=221 | ... ハリマの森......の木蔭に覆面頭巾......の大男が二人、ロハ台に腰をかけ、ヒソビソと......る。レール『オイ、マーク、スコブツエン宗のキユーバー......の奴、チウイン太子さま......の英断に仍つて、小気味よくも、あゝして牢獄......ぢやないか。噂に聞けば、彼奴はラスプチンの如うな代物で、千草姫......の歓心を買ひ、何でも怪しからぬ事をやつてゐ... | 2074 |
2075 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第13章 喃悶題〔1780〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 231 件/ノ=231 | ... 千草姫は左守司の妻モクレン同じく娘テイラ姫、右守......の娘ハリスを膝下近く呼び寄せ、薬籠中......のも......のとなしおかむと、あらゆる歓待を尽してゐる......待を尽してゐる。モクレン、テイラ、ハリスの三人は恐る恐る千草姫......の御殿に卓を囲んで千草姫が心から......の馳走を頂いてゐた。千草姫は一同に向ひ、『......に向ひ、『これ、モクレンさま、其方は国家の為に一命を捨てた左守様の奥様だから、女と... | 2075 |
2076 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第14章 賓民窟〔1781〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 152 件/ノ=152 | ... 千草姫の命を受け、キユーバー......の捜索に向はむとするテイラ姫は、母モクレン......捜索に向はむとするテイラ姫は、母モクレンの意を含み王様に面会せむも......のと思へども、千草姫......の警戒厳しく到底近よる事が出来ぬ......ので、チウイン太子......の館を訪ひ、『御免なさいませ。太子様テイラ......ラで御座います』 太子は机にもたれ、三五の経典を頻りに読誦して居たが、テイラの声が... | 2076 |
2077 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第2篇 千種蛮態 | 第15章 地位転変〔1782〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 131 件/ノ=131 | ... 千草姫は王の居間に羽搏きし乍ら、仕舞でも舞ふやうなス......らして入り来り、言も荘重に、『トルマン国の国王、ガーデン王殿、三千世界......の救世主、底津岩根......の大みろく......の太柱、第一霊国......の天人日......の出神......の生宮の託宣を、耳をさらへてお聞下され。肉... | 2077 |
2078 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第16章 天降里〔1783〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 212 件/ノ=212 | ... シグレ町の貧民窟......の九尺二間にはレール、マーク......の両人が俄にテイラ、ハリス、チウイン、チン......が俄にテイラ、ハリス、チウイン、チンレイの新しい四人......の珍客を迎へ、どことはなく大活気が漲つて来......へ、どことはなく大活気が漲つて来た。新来の珍客は何れも古ぼけた労働服を身に纏ひ、之......許り、服装を落して了つた。それ故七軒長屋の隣り......の婆嬶連も、夢にも太子や王女の変装とは知る... | 2078 |
2079 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第17章 春の光〔1784〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ...、恋しさ懐しさ、夢寐にも忘れぬキユーバーの所在が分らぬ......ので、精神益々混乱し、照国別、照公......の神司を神勅と称して無念晴らし......の為め無理やりに牢獄に王......の命令を藉りて投ぜしめ、所在残虐......の手を加ふべく獄卒に厳命を下した。又チウイ......を下した。又チウイン太子、チンレイを修行の為めと称して城内より放逐し、テイラには、......て城内より放逐し、テイラには、キユーバーの所在を求むべく厳命し、ハリスを好餌をもつ... | 2079 |
2080 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第18章 鳳恋〔1785〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 140 件/ノ=140 | ... 千草姫は傲然と日の出神気取で、刹帝利を脚下に跪かせ乍ら、『......で、刹帝利を脚下に跪かせ乍ら、『三千世界の救世主、底津岩根......の大みろく......の太柱、第一霊国......の天人、日......の出神......の生宮が、汝ガーデンに申し渡す仔細がある。......誓つて居りまするから』千草『汝が言葉、日の出神、満足々々。汝は之より三千世界の覇者... | 2080 |
2081 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第19章 梅花団〔1786〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 197 件/ノ=197 | ...意気揚々として城中に帰り来り、ガーデン王の居間に入り、『日......の出神......の生宮、ガーデン王に申し渡す仔細がある。よ......になりまして、お目出たう御座います。御用の趣、慎んで承はりませう』千草『第一霊国......の天人、日......の出神はウラル彦命、盤古神王等とジヤンク......の処置に就て、長時間協議をこらせし結果、こ......て、長時間協議をこらせし結果、ここ一週間の間に彼が命をたち、教国の害毒を除くべく評... | 2081 |
2082 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第20章 千代の声〔1787〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 146 件/ノ=146 | ... シグレ町のレール、マーク......の留守宅にはチウイン太子、チンレイ、テイラ......はチウイン太子、チンレイ、テイラ、ハリスの四人が淋しく頭を鳩めて密談をやつてゐる。......困つたな。かうしては居られまい。ジヤンクの処へでも行つて二人を救ひ出す工夫でもせな......『およしなさいませ、剣呑ですよ。金毛九尾の悪狐......の憑依した千草姫ですも......の、どんな難題をつけて、又もや太子様を牢獄......れませぬから』チウ『それだと云つて、国家の志士を見殺しにする訳には行かぬぢやないか... | 2082 |
2083 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第21章 三婚〔1788〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 134 件/ノ=134 | ... シグレ町の九尺二間......の臨時御殿には、主客八人膝をすり合して月......の輪となり、面白さうに笑ひ乍ら内局組織......の大会議が開かれて居る。チウイン『宣伝使......の云はれた通り、もはや教政改革......の時期が迫つて来た様だ。しかし此際教政改革......い。どうぢやレール君は左守司となつて教政の重任に当つて呉れまいか』レール『仰とあら......りますが、もし私が左守とならばテイラさまのお家はどうなるのですか』チウ『左守家、右... | 2083 |
2084 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 第3篇 理想新政 | 第22章 優秀美〔1789〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 88 件/ノ=88 | ... 教務総監のジヤンクは一室に立籠り、千草姫......の行動......の常ならぬ......のに心を悩め、且チウイン太子、王女、テイラ......め、且チウイン太子、王女、テイラ、ハリスの行方不明となりしことも亦ジヤンクが心配......の種となつた。いつとはなく、うつらうつらと......と眠につく。時しもあれ、容色端麗なる異様の神人、何処ともなく現はれ来り、『ジヤンク......はハツと驚き目をさませば、夢にみしと同様の神人が厳然として、吾目の前の椅子に腰うち... | 2084 |
2085 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 73 件/ノ=73 | ...瑞御霊厳の御霊......の御光に 人......の踏むべき道を悟りぬ〈序文(初)〉世......の中......の善きも悪しきも幸ひも 禍ひともに澄......ともに澄ます御教〈序文(初)〉世を救ふ厳の御魂や瑞御魂 そ......の聖顔は伊照り輝く〈箜二章(初)〉天地に類...... 天津使も挙りて仕えむ〈第3章(初)〉の国に落ち行く身魂を憐れみて 天津神... | 2085 |
2086 | 霊界物語 第70巻 山河草木 酉の巻 | 後付 | 附 記念撮影 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ノ=18 | ...丹後由良港 大き正しき乙丑 十余り四つの年......の秋 七月七日七夕......の 生日足日を祝ぎて 日本海を枕とし ......足日を祝ぎて 日本海を枕とし 磯うつ波の声聞きつ 音に名高き由良ケ岳 背後にな...... 音に名高き由良ケ岳 背後になして口述の 記念写真を撮影し 綾......の聖地......の家苞に 記す尊き物語 神......の宮津の写真師が 三本脚のレンズをば 立... | 2086 |
2087 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ノ=10 | ... 山河草木の続篇として、更に十二巻を千山万水と命名し......十一月七日亀岡に於て一日間丈口述し、種々の用務に妨げられて、今日迄中止致して居りま......今日迄中止致して居りましたが、大正十五年の節分祭も数日......の後に迫りました......ので、一月三十一日、二月一日......の二日間口述を続け漸く子......の巻......の口述を終了致した次第であります。惟神霊幸... | 2087 |
2088 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ノ=18 | ... 稀代の妖僧玄真坊は折角掌中......の玉と信じてタニグク山......の岩窟に連れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シ......れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シヤカンナの部下を借受け、八方へ捜索隊を差向け乍ら、......け、八方へ捜索隊を差向け乍ら、自分は泥棒の小頭コブライを伴ひて、之を追跡し、途中神......コブライを伴ひて、之を追跡し、途中神谷村の玉清別が館にバルギーと潜んでゐるダリヤ姫......玉清別が館にバルギーと潜んでゐるダリヤ姫の消息を知りつつも、玉清別......の悴神の子の言霊に追ひ払はれて其意を達せず... | 2088 |
2089 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第1章 追劇〔1790〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 234 件/ノ=234 | ... 神の恵......の豊かなる 言霊開く天恩郷 其頂上に聳え......言霊開く天恩郷 其頂上に聳え立つ 銀杏の大木は天を摩し 黄金......の扇子をかざしつつ これ......の聖場は万寿苑 五六七......の御代......の果迄も 変る事なき瑞祥閣 四方は錦......の山屏風 引立てまはし綾の機 経と緯とに... | 2089 |
2090 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第2章 生臭坊〔1791〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 264 件/ノ=264 | ... オーラの山に立籠り 天来唯一......の救世主 天帝......の化身と触れこみて 女盗賊ヨリコ姫 シー......と触れこみて 女盗賊ヨリコ姫 シーゴーの二人と共謀し 三千人......の賊徒等を 四方八方に間配りて 七千余国......賊徒等を 四方八方に間配りて 七千余国の月......の国 占領せむと大陰謀 企らみゐたる折も......も高き 梅公さまに踏み込まれ 常磐堅磐の岩窟を 打破られて降伏し ヨリコの姫や... | 2090 |
2091 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第3章 門外漢〔1792〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 142 件/ノ=142 | ... 千年の齢を保つ丹頂......の鶴は枯木に巣は造らない、空を飛ぶ鳥さへ突......はれた穴には再び近づかぬ道理、バラモン教の悪神に根城を覆へされ、タラハン城下を立出......ちもらされし残党を集めて人跡稀なる谷蟆山の峰つづき神谷......の平原に三十余戸......の家をつくつて飽迄も祖先伝来......の三五......の道を遵奉し昼夜孜々として家業を励み、時を... | 2091 |
2092 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第4章 琴の綾〔1793〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 232 件/ノ=232 | ... 四方に堅牢な高塀を囲らした玉清別の神館......の門外へ追つぽり出された天真坊は、現在自分......門外へ追つぽり出された天真坊は、現在自分の恋慕ふてゐる最愛......のダリヤ姫が小泥棒......のバルギーと共に、情緒濃やかに喋々喃々と暖......如何にもして、翼あらば此塀を乗越え、二人の居間に飛込み、バルギー......の面を掻きむしり、髻を引まはし、鬱憤を晴ら......乍ら、ウンウンと唸りつめ、拳を握つて自分の太股のあたりを、無性矢鱈に擲つてゐる。コ... | 2092 |
2093 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第5章 転盗〔1794〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 162 件/ノ=162 | ... 玉清別夫婦は神の子、玉......の子と共に、まだ夜......のあけぬ中から神殿......の大掃除をなし山野......の供物を献じ祝詞を奏上してゐる。『高天原......の聖場に元津御祖......の大神......の大神言もちて、天かけり国かける天使八百万... | 2093 |
2094 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第6章 達引〔1795〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 154 件/ノ=154 | ... 恋に狂ふた妖僧の 天真坊はどこ迄も ダリヤ......の行方を探らむと コブライ引きつれ夜......の道 普門品をば唱へつつ 毒蛇......の禁厭しながらに スタスタ行けば山......の根に いつ......の間にやら突き当り 行手......の道を失つて 止むを得ざれば立往生 明く......迄待ち居たる かかる所へ向ふより 一人の男がすたすたと 息せききつてはせ来り ... | 2094 |
2095 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第1篇 追僧軽迫 | 第7章 夢の道〔1796〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 172 件/ノ=172 | ... 空一面に漲つた灰色の雲は所々綻びて落ちさうな紅い雲が、所斑ら......ちさうな紅い雲が、所斑ら覗いてゐる。山下の破れ寺......の軒には槻......の大木が凩に吹かれて、一枚々々羽衣を剥がれ......、一枚々々羽衣を剥がれ慄ふてゐる。白黒斑の烏が二三羽、縁起......の悪相なダミ声でガアガアとほえてゐる。赤茶......アガアとほえてゐる。赤茶気になつた瓦や壁の落ちた高い塔が、あたり......の全景を独占してゐる。諸行無常を告ぐる梵鐘... | 2095 |
2096 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第8章 無遊怪〔1797〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 197 件/ノ=197 | ... オーラ山に立籠り、星下しの芸当を演じ、三千人......の小盗児を集め印度七千余国を吾手に握らむと......た鼻つ柱をピコつかせてゐた玄真坊は三五教の梅公別に踏み込まれ、最愛......の妻ヨリコには愛想をつかされ、兄弟分と頼む......、兄弟分と頼むシーゴーには絶交され、折角の策戦計画も愈画餅に帰し、僅三百......の悪党輩を引具し、第二......の作戦計画を遂行せむと、閂......の女が又しても男を好く如うに彼方此方とウロ... | 2096 |
2097 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第9章 踏違ひ〔1798〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 244 件/ノ=244 | ... 春山峠の南麓に春山村と云ふ全戸数七八戸......の小部落が彼方此方に散らばつてゐる。何れ......の家も軒は傾き、壁はおち、別に煙突はなくと......軒は傾き、壁はおち、別に煙突はなくとも壁の落ちた碁盤形......の壁下地......の穴から、赤黒い煙が朝晩に立上つてゐる。此......から、赤黒い煙が朝晩に立上つてゐる。此村の一番高い景勝......の位置を占めた一軒家にはカンコと云ふ一人の... | 2097 |
2098 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第10章 荒添〔1799〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 199 件/ノ=199 | ... 水草の平一面に生え茂つて居る、ジクジク原......の足を没する田圃道を、玄真坊、コブライ、コ......没する田圃道を、玄真坊、コブライ、コオロの三人は、追手......の危難をおそれて行歩に艱み乍ら、一生懸命に......行歩に艱み乍ら、一生懸命に走つて行く。道の両側は、あちらこちらに浅い水が溜り、静に......だやうな気配である。コブライは怖々乍ら月の光をたよりに古井戸を覗いて見ると、最前カ......たよりに古井戸を覗いて見ると、最前カンコの家で見た美人によく似たも......のが、命限りに這上らうとして井戸端の水草を... | 2098 |
2099 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第11章 異志仏〔1800〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 203 件/ノ=203 | ... 玄真坊はコブライ、コオロの両人と思ひ思ひに追手に驚いて別れて了ひ、......へ西へと月夜を幸ひ駆け出したが、殆ど空腹の為に身体は弱り果て、足......の歩みも捗々しからず、どつか......の民家を尋ねてパンにありつかむも......のと、煙が何処かに見えぬかと、一生懸命に空......に空を向き、覚束なき足で歩んでゐると、傍の森林......の中から「オイ、オーイ」と人を呼ぶ声が聞え......自分を呼とめる者はない筈だ。察する所昨夜の捕手の奴、こんな所迄出しやばつて、吾々の... | 2099 |
2100 | 霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻 | 第2篇 迷想痴色 | 第12章 泥壁〔1801〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 230 件/ノ=230 | ... 乱麻の如く乱れたる タラハン国......の内政も スダルマン太子......の即位より 施政方針一変し 左守右守が朝......ひ民心を 得たれば茲に国内は 漸く塗炭の苦を逃れ 万事万端緒について みろく......の御世と称へられ 下国民は一様に 新王殿......称へられ 下国民は一様に 新王殿下を親の如 主人......の如く師......の如く 尊敬愛慕しながらも 長き春日は闌... | 2100 |