番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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2301 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第2篇 焼野ケ原 | 第11章 初対面〔1967〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... 朝香比女の神は、中野河......の忽ち大地と変じたる新しき地を踏みわたらむ......しき地を踏みわたらむとし給ふ折もあれ、この島......の守り神とかねてより天降りましし八十比女神......守り神とかねてより天降りましし八十比女神の一柱なる葦原比女......の神は、三男二女......の従神を従へ、朝香比女......の神を迎へ奉るべく、漸くにしてこれの河岸に... | 2301 |
2302 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第2篇 焼野ケ原 | 第12章 月下の宿り〔1968〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 158 件/ノ=158 | ... 一行十二柱の神々は、黄昏......の野路を駒に鞭うたせつつ、常磐樹茂る野中に......着し給ひける。国土稚き島ケ根にも似ず、松の太幹は所狭きまで生ひ茂り、地一面......の白砂は白銀を敷きつめし如く、処々に湧き出......きつめし如く、処々に湧き出づる清水は、底の真砂も見ゆるまで、夕月......の影をうつして鏡......の如く輝けりけり。 こ......の森の処々に空地ありて、居ながらに御空を仰... | 2302 |
2303 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第13章 春野の進行〔1969〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 231 件/ノ=231 | ... 中野河以西の大高原は、朝香比女......の神が放ち給へる真火......の力によりて黒焦となり、地上一片......の枯葉も留めず、晴々しくなりけれども、中野......なりけれども、中野河を劃して以東は草莽々の原野にして彼方此方に大蛇棲息し又は異様......の動物潜伏して、深夜になれば総て......の作物に害を与へ或は国津神......の老幼を傷つけるなど、未だ全く平安の域に達... | 2303 |
2304 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第14章 花見の宴〔1970〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 209 件/ノ=209 | ... 葦原比女の神......の廿年来鎮まりいます桜ケ丘......の聖所は、面積比較的広く、東西一里南北二里......、梅、桃、桜、楓、無花果、橘、椿、山吹等の果樹......の彼方此方に塩梅よく植ゑ込まれ、其周囲には......方に塩梅よく植ゑ込まれ、其周囲には曲津神の襲来を防ぐべく深き濠を囲らし、表門には一......来を防ぐべく深き濠を囲らし、表門には一筋の岩以て造りたる橋を架け渡し、風光絶佳......の妙境なりける。今を盛りと咲き揃ひたる梅、... | 2304 |
2305 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第15章 聖地惜別〔1971〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 219 件/ノ=219 | ... 広袤五千方里ありと言ふ葦原の島根は、朝香比女......の神......の生言霊......の光りと真火......の功に、曲津見......の棲処は焼き払はれ、再び潜める鏡......の沼......の永久の棲処は打破られて、グロノス、ゴロス... | 2305 |
2306 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第16章 天降地上〔1972〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 220 件/ノ=220 | ... 葦原比女の神......の一行は、朝香比女......の神......の一行を送りまゐらせつつ、忍ケ丘......の山麓に春......の永日は黄昏れければ、ここに一夜......の露......の宿りを定めまし、常磐樹生へる丘の上に各自... | 2306 |
2307 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第17章 天任地命〔1973〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 222 件/ノ=222 | ... 茲に葦原の国土......の守り神と生れませる葦原比女......の神は、天体に現はれし月星......の奇現象に三千年......の天地......の時到れることを、鋭敏なる頭脳より証覚し給......柱も残さず地に降し、また地に潜みたる神魂の清き国津神を抜擢して、天津神......の位置につらね、国土の政治一切を統括せしめ... | 2307 |
2308 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第18章 神嘉言〔1974〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 259 件/ノ=259 | ... 妖邪の気鬱積して黒雲天地を塞ぎ、殆ど亡国に瀕し......黒雲天地を塞ぎ、殆ど亡国に瀕したるグロスの島は、天......の時到りて、高地秀......の宮居より天降りませる八柱御樋代神......の一柱なる朝香比女......の神......の御降臨によりて、天地清まり、国内一点......の風塵も止めざるに至りたれば、茲にグロスの... | 2308 |
2309 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第19章 春野の御行〔1975〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 255 件/ノ=255 | ... 茲に鋭敏鳴出の神は建国祭......の祭典を終りたるより、再び光となりて数多......の従神を伴ひ、紫......の雲に乗りて宇宙をウーウーウーと生言霊も爽......ーウーウーと生言霊も爽かに響かせながら天の一方に御姿を隠し給ひける。其雄々しき厳し......。其雄々しき厳しき御有様を打仰ぎつつ感激の余り、葦原比女......の神は御歌詠ませ給ふ。『天晴れ天晴れ光とな......せ給ふ。『天晴れ天晴れ光となりて鋭敏鳴出の 神は御空に帰りましける 朝夕に葦原の... | 2309 |
2310 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第3篇 葦原新国 | 第20章 静波の音〔1976〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ... 朝香比女の神一行をはじめ、見送りまつりし葦原比女......の神......の主従は、漸くにして其日......の黄昏るる頃、常磐......の海辺に近き松と楠と......の天を封じてそそりたつ常磐......の森に着かせ給ひ、一夜を此処に明かさせ給ひ......ひ、一夜を此処に明かさせ給ひつつ、いづれの神々も心の時めきに眠り給はず、広大なる森... | 2310 |
2311 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第4篇 神戦妖敗 | 第21章 怪体の島〔1977〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 229 件/ノ=229 | ... 朝香比女の神は、葦原比女......の神一行に常磐......の浜辺まで送られ、互に名残りを惜しみつつ、......まで送られ、互に名残りを惜しみつつ、朝日の照らふ万里......の海原を順風に乗じ、南へ南へと舟を進ませ給......を進ませ給ふ折しもあれ、晴れ渡りたる大空の彼方に屹立したる鷹巣......の山......の頂より、黒煙濛々と噴火の如くに噴き出して... | 2311 |
2312 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第4篇 神戦妖敗 | 第22章 歎声仄聞〔1978〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 149 件/ノ=149 | ... 朝香比女の神......の一行はグロ......ノス、ゴロス......の化身なりし巌島......の邪神を生言霊......の光に島もろとも焼き尽し給ひ、春風......のそよろに渡る万里......の海原を、舳を東南に向け悠々進ませ給ひける... | 2312 |
2313 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第4篇 神戦妖敗 | 第23章 天の蒼雲河〔1979〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 194 件/ノ=194 | ... 朝香比女の神......の召しませる磐楠舟は、歎き......の島......の岸辺に近づくにつれて次第々々に其......の形量を減じ、全く原形に復したりければ、渚......もろともに無事上陸を遂げ給ひける。 歎きの島に上りて見れば、黒煙濛々と立ち籠めて咫......て咫尺を弁ぜず、黄昏とはいひながら、御空の月は影を隠し、脚下に生ふる草木......のかげさへも目に入らぬばかりとはなりぬ。 ... | 2313 |
2314 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第4篇 神戦妖敗 | 第24章 国津神島彦〔1980〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 122 件/ノ=122 | ... 朝香比女の神......の一行は、歎......の島......の浜辺に近き常磐......の松......の下蔭に、露......の宿り......の一夜を明させ給ひ、東の空を紫に照らしての... | 2314 |
2315 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 第4篇 神戦妖敗 | 第25章 歓の島根〔1981〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 98 件/ノ=98 | ... 国津神夫婦は始めて真火の燃え立つ状を見たる事とて、忽ち風に吹かれ......て、忽ち風に吹かれて燃え拡ごる猛火に驚嘆の余り卒倒し、暫し息も絶え絶えに見えけるよ......暫し息も絶え絶えに見えけるより、初頭比古の神は側近く寄りそひ、天......の数歌を数回繰り返し歌ひけるにぞ、夫婦はや......、夫婦はやつと気を取り直し、頭を擡げ驚きの涙を絞りながら、『斯......の如はげしき神に在すとは さとらざりけり...... おそれなけれど恐ろしと思ふ』 初頭比古の神はこれに答へて御歌詠ませ給ふ。『国津神......神はこれに答へて御歌詠ませ給ふ。『国津神の驚き宜よこの真火は 歎の島の初光なる ... | 2315 |
2316 | 霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 61 件/ノ=61 | ...村雲の天地にふさがる葦原は 月日......の影もおぼろなりけり〈第1章(初)〉天地......の妖気を払ひ新しき 国......の光を照らす道なり〈第1章(初)〉武士......の勲功なくば葦原......の 闇は永久晴る丶時なし〈第2章(初......闇は永久晴る丶時なし〈第2章(初)〉あしの国を治むる大道は 先づ愛善......の工作と知れ〈第5章(初)〉月も日も新たに... | 2316 |
2317 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ノ=14 | ... 昨冬、天祥地瑞の「巳......の巻」を口述し了り、引きつづき著述にかかる......づき著述にかかる考へなりしが、非常時日本の現状を坐視するに忍びず、遥々綾......の聖場を後に、関東別院に起臥し、国体擁護......のため、昭和神聖会......の創立準備に寸暇なく、口述中止......の已むなきに到りしが、漸く少閑を得て本年七......りしが、漸く少閑を得て本年七月十六日、午の巻の口述を始め、漸く完了することとはなり... | 2317 |
2318 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 414 件/ノ=414 | ... 此至大天球の中に遍在充満する一切万有は、其物......の気体たると液体たるとを問はず、何れも声音......、音にも非ず、全く両者を兼ねて不二なるもの......の仮名なり)を発する性質を有せざるはなし。......なり。 さて其声音とは何ぞや。通常理学者の教ふる処を以てすれば、音響なるも......のは一......の振動にして、或物......の振動は、其振動を媒介物(主として空気)に... | 2318 |
2319 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第1章 湖中の怪〔1982〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 173 件/ノ=173 | ... 天之峯火夫の神、大宇宙......の高天原に生れましてより、幾千年......の星霜を経たれども、天未だ備はらず、地又稚......はらず、地又稚くして、水母なす漂へる島々の中にも、別けて美しく地固まりし天恵......の島あり。こ......の島を葭......の島と言ひ又葭原......の国土とも言ふ。此島国は葦原の国土に比して... | 2319 |
2320 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第2章 愛の追跡〔1983〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 146 件/ノ=146 | ... 四五歳の頃より、何時も御酒徳利......の様に離れた事......のなき麗子......の姿が、卒然として見えなくなりしより、兄......の艶男は俄に心いらち、物淋しさを感じ、妹......の在処を捜すべく、月下......の野辺を逍遥しながら、悲しき声を張りあげて......しき声を張りあげて、淑やかに歌ふ。『久方の御空に月は輝けり 今宵はさながら天津国... | 2320 |
2321 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第3章 離れ島〔1984〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 138 件/ノ=138 | ... 麗子は人面竜身の湖中......の怪物にさらはれ、黒雲......の中を暫し何処ともなく、一瀉千里的......の速力にて運ばれつつ、とある紫壁蒼瓦......の門前におろされ、ふと辺りを見れば湖水すれ......ふと辺りを見れば湖水すれすれに浮べる竜神の都......の表門前なりける。 数多......の人面竜身の竜神族は、「ウオーウオー」と叫... | 2321 |
2322 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第4章 救ひの船〔1985〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ... 艶男は月下の草......の根に、麗子......の最早霊身となりて現世......の人にあらざることを知り、恋しさ......のあまり嘆き悲しみながら、麗子......の後を追はむも......のと、玉耶湖......の岸辺に辿り着き、『いざさらば湖の底ひもお... | 2322 |
2323 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第5章 湖畔の遊び〔1986〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 204 件/ノ=204 | ... 四季共に花咲き匂ふ竜宮は 天津御国の姿なるかも 草も木も春......の光をあびながら こ......の島国に永久に栄ゆる 常夏......の竜宮......の島は木......の実さへ ゆたかなりけり到るところに 山......けり到るところに 山も川も清く清しく竜神の 心は見かけによらずやさしき もろもろ...... 心は見かけによらずやさしき もろもろの魚族等はこの島に いより集ひて生命栄ゆ... | 2323 |
2324 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第1篇 竜の島根 | 第6章 再会〔1987〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 159 件/ノ=159 | ... 水火土の神に送られて竜宮島に上陸したる艶男は、鉄......に送られて竜宮島に上陸したる艶男は、鉄門の前に立ち、『われこそは国津御祖......の神......の子よ 早く鉄門を開けさせ給へ 麗子......のあとを尋ねて今此処に 来りしも......のよ鉄門早や開け』 門......の中より、女神......の声として、『いづ方の神か知らねど此の鉄門... | 2324 |
2325 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第7章 相聞(一)〔1988〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 161 件/ノ=161 | ... 万里の海原に浮びたる 葭原......の国土......の真秀良場なる 玉耶湖水......の中心に 御空をついてそばだてる 大地......の鼻ともたとふべき 伊吹......の山......の後方は 高光山に相次ぐ......の名山なり 此山の南端に突出せる 万木万... | 2325 |
2326 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第8章 相聞(二)〔1989〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 163 件/ノ=163 | ... 艶男は女神等の恋......の鋭鋒をさけて、鏡......の湖畔なる百津桂木......の樹蔭に太き息をもらしつつありしが、忽然と......太き息をもらしつつありしが、忽然として辺の叢よりあらはれたる白衣、紅袴......の乙女は、右手に白萩......の花......の満開せるを持ち、左手に玉水盃を捧げながら... | 2326 |
2327 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第9章 祝賀の宴(一)〔1990〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 207 件/ノ=207 | ... 竜宮島の王者たる大竜身彦......の命は、水上山......の麓なる国......の御祖......の神......の愛娘、麗子姫を妃と定め大竜殿に海原国......の政を始め給ふに就き、大海津見......の神の娘海津見姫の神は、前代未聞の慶事を祝... | 2327 |
2328 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第10章 祝賀の宴(二)〔1991〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 185 件/ノ=185 | ... ここに大竜殿の侍女神たる女神たちは、こもごも立ちて祝歌......ちは、こもごも立ちて祝歌をうたふ。 白萩の歌。『永久に淋しき島根と思ひきや 花咲......れり 伊吹山斜面に匂ふ白萩も 今日は恵の露を浴び居り 山風に吹きたたかれて悩みて......悩みてし われ白萩も匂ひ初めたり 竜神の群に加はるわれにして 国津御神......のやさ姿見し 言霊......の貴......の功を悟りけり こ......の島ケ根に光添ふれば』 桔梗は歌ふ。『桔梗... | 2328 |
2329 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第11章 瀑下の乙女〔1992〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 218 件/ノ=218 | ... 大竜身彦の命は、水上山......の聖場より、はろばろ波......の秀を踏み渡り来りし御祖......の神......の御子艶男を優遇せむと、種々焦慮......の結果、竜宮島第一......の景勝地たる鏡湖......の下方、琴滝を庭園に取り入れ、大峡小峡の木... | 2329 |
2330 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第12章 樹下の夢〔1993〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 173 件/ノ=173 | ...慰めむと神苑を立ち出で、庭伝ひに百津桂樹の繁れる森かげを、彼方此方と逍遥しながら、......森かげを、彼方此方と逍遥しながら、七乙女のかなしき声などを思ひ出で、ひそかに歌ふ。......ぬ恋に胸はをどるも 七乙女力かぎりに村肝の 心......のたけをあかしけるかも わが心いづらにゆき......しけるかも わが心いづらにゆきしよ乙女子の かなしき言葉をよそに聞きつつ いまと......しき言葉をよそに聞きつつ いまとなり乙女の赤き真心を 思ひてかなしくなりにけらし......を 思ひてかなしくなりにけらしな 桂樹の梢にさへづる小鳥さへ お......のもおのもに恋をかたれり 虫の音も心しづめ... | 2330 |
2331 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第13章 鰐の背〔1994〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 143 件/ノ=143 | ...合せ、夜陰にまぎれて竜宮島を立出で、父母のいます国に帰らむと、決心を固めてゐた。 ......に帰らむと、決心を固めてゐた。 大竜身彦の命に止められむ事をおそれ、麗子......の弟姫神にも告げず、郊外......の散歩にことよせ、月照り渡る真夜中頃、大楼......月照り渡る真夜中頃、大楼門をくぐり第一門の方へと急ぎゆく。道......の側......の百草千草は夜露......の玉に月光輝き、得も言はれぬ風情である。艶... | 2331 |
2332 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第14章 再生の歓び〔1995〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 122 件/ノ=122 | ... 葭原の国......の一部、水上山を中心として約二十里四方......の土地を領有ぎ、国津神......の頭人となりて父祖......の代よりここに君臨したる御祖......の神、山神彦、川神姫......の翁と姥は、天にも地にもかけがへなき二人......の兄妹が、ゆくりなくも其姿を隠せしより、夜... | 2332 |
2333 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第2篇 竜宮風景 | 第15章 宴遊会〔1996〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 158 件/ノ=158 | ... 大御祖の神夫婦は、艶男が妻まで率ゐて、竜......の島根より恙なく帰り来りしを喜び、数多......の国津神を呼び集へて、ここに祝賀......の宴を開く事とはなりぬ。 水上山......の清所には八尋殿数多建てられ、国津神等はこ......は八尋殿数多建てられ、国津神等はここに国の政治を、はつはつながら執り行ひ居たりき。......、はつはつながら執り行ひ居たりき。 御祖の神......の四天王と仕へたる神に、真砂、白砂、岩ケ根... | 2333 |
2334 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第16章 共鳴の庭〔1997〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 115 件/ノ=115 | ... 伊吹の山麓に展開せる竜......の島根......の姫神等は、一夜......の間に雲と消える艶男......の後を探ねて、上を下へと騒ぎ立ち、悲歎......の声は竜......の島根に充ち満ちにける。それにつけても、燕......充ち満ちにける。それにつけても、燕子花姫の在らざるは第一いぶかしの極みなりと、噂と... | 2334 |
2335 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第17章 還元竜神〔1998〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 110 件/ノ=110 | ...は白菊と共に深き憂に沈みながら、百津桂樹の森に分け入り、思ふ存分泣かむも......のと、籠樹......の蔭に立ちて述懐を歌ふ。白菊『匂へども手折......懐を歌ふ。白菊『匂へども手折る人なき一本の あはれ野菊は吾なりにけり 伊吹山嵐に......野菊は吾なりにけり 伊吹山嵐にふるふ一本の あはれ野菊はいづらになびかむ いろい......づらになびかむ いろいろと花は匂へど白菊の 花はかなしも草にかくれて 艶男......の花......の香りはいづらなる 風の便りを聞くよしも... | 2335 |
2336 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第18章 言霊の幸〔1999〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 118 件/ノ=118 | ... ゆくりなくも竜の島......の花と称へし艶男......の君......の、一夜......のうちに姿消え失せしより、大竜身彦......の命を始め、弟姫......の神は歎かひ......の余り、奥殿深く御戸を閉して入り給ひ、七日... | 2336 |
2337 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第19章 大井の淵〔2000〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ... 水上山の神館は、艶男......の帰り来りしより、忽ち歓楽郷と化し、豊かな......来りしより、忽ち歓楽郷と化し、豊かなる木の実、野菜等を食して、此辺り......の国津神等は生活......の苦も知らず、天地......の恵に浴し、至治泰平......の御代を謳歌せり。艶男は燕子花を此上なきも......御代を謳歌せり。艶男は燕子花を此上なきものと愛でいつくしみ、朝夕を庭園に出で、睦ま... | 2337 |
2338 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第20章 産の悩み〔2001〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 154 件/ノ=154 | ... 艶男の別名を橘と言ふ。艶男......の橘は妻......の燕子花と共に、空澄み渡り風清き夏......の初めを、大井ケ淵に新しき舟を浮べて半日......の清遊を試みた。水は洋々として夏陽に輝き、......波を立て涼味津々たり。 艶男は歌ふ。『橘の花散る里......の夕暮は 風も匂ひて清しかりけり 橘......の香り床しく水の面に ただよひにけり夏の... | 2338 |
2339 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第21章 汀の歎き〔2002〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 137 件/ノ=137 | ... 燕子花は初産の苦しさに疲れ果て、御子を抱きしまま、ぐつ......つたりと前後を忘れて眠り居たりしが、最愛の夫艶男に吾醜き元......の姿を見つけられしをいたく恥らひ、斯くなる......をいたく恥らひ、斯くなる上は何時までも夫の愛を保つ由なく、又吾身......のうら恥かしさを案じ煩ひ......の余り、大井ケ淵に身を投じて、全く元......の竜体と変じ、とこしへに此淵に沈みて、艶男......竜体と変じ、とこしへに此淵に沈みて、艶男の声を忍び忍びに聞きつつ楽しまむものと覚悟... | 2339 |
2340 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第22章 天変地妖〔2003〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 118 件/ノ=118 | ... 艶男は、岩ケ根他四天王等の言葉を尽して......の諫めに、死を思ひとどまりたれども、何故か......死を思ひとどまりたれども、何故か大井ケ淵の恋しくて堪らず、朝な夕な......の区別なく、淵に舟を浮べて遊ぶを唯一......の慰みとなしゐたりける。 岩ケ根は、若しや......として従はしめたり。小雨ふる夕べ前、かたの如く艶男は真砂、白砂を伴ひ、大井ケ淵に暫......く艶男は真砂、白砂を伴ひ、大井ケ淵に暫時の舟遊びを試みにける。黄昏......の幕稍迫らむとする折しも、不思議なるかな、... | 2340 |
2341 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 第3篇 伊吹の山颪 | 第23章 二名の島〔2004〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 187 件/ノ=187 | ... 水上山方面の地は、数日......の間天災地妖打ち続き、雷鳴轟き電光閃めき、......き、暴風雨しきりに臻り、驟雨沛然として滝の如く、地鳴震動連続的に起り、大井ケ堰は濁......たる水勢は雷鳴に和して、耳も割るるばかりの大騒動とはなりぬ。 大井......の淵には四頭......の竜神互に眼を怒らし、一人......の艶男を奪はむと、間断なく格闘を続け、竜体......け、竜体より流るる血汐は、濁水に和して朱の如く、さすがに広き玉耶の湖も紅の湖と変り... | 2341 |
2342 | 霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ノ=39 | ...〉移り行く世を思ひつつ吾は今 筑紫の国に言霊戦を為す〈第7章(初)〉東奔西走......を為す〈第7章(初)〉東奔西走南船北馬神の 栄え......の為に吾動くなり〈第9章(初)〉京阪神......の都会に荒ぶ暴風雨 惨状聴きつつ筑紫......華府条約廃棄し国威を張らむ為に 国の彼方此方雄健びするも〈第9章(初)〉風水......救ふ真人坐さずや〈第11章(初)〉天王寺五の塔......の崩壊を 聞きつつ思ふ末法......の世を〈第13章(初)〉日本の国の行末思ひつ... | 2342 |
2343 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ノ=18 | ... 本巻は霊界物語の順次によれば第八十巻に相当し、天祥地瑞に......年七月三十一日口述を終る。今後未だ四十巻の口述あり、前途遼遠にして多忙なる口述者に......遼遠にして多忙なる口述者に取りては、中々の重荷なりと言ふべし。 本巻載する所......の大要は、葭原......の国土に棲息して悪事を為す猛獣邪鬼を払ひて......猛獣邪鬼を払ひて、新らしき国土を御樋代神の熱誠に由りて樹立し給ふ物語にして、趣味深......に由りて樹立し給ふ物語にして、趣味深きものなり。 漸くに八十......の坂道越えにつつ 息つきにけり昭九の七月... | 2343 |
2344 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 前付 | 総説 言霊の活用 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 138 件/ノ=138 | ... 皇道に顕れたる神といふ意義に就ては四種の大区別がある。曰く幽......の幽、曰く幽......の顕、曰く顕......の幽、曰く顕......の顕、之なり。而して幽......の幽神は天之峰火夫......の神以下皇典所載......の天之御中主神及び別天神迄の称号にして、幽... | 2344 |
2345 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第1章 独り旅〔2005〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 177 件/ノ=177 | ...め、山野を滅尽し、大廈高楼を覆へして修羅の巷と世を化す魔物は、大三災......の風水火ならずとも、小三災......の飢病戦......の災ならずとも、表面より見れば、さも美しく......表面より見れば、さも美しく味ひよく、春陽の気を四辺に漂はしむる恋愛そ......のも......のである。雲......の上人も、農工商も、ルンペンも、禽獣虫魚も... | 2345 |
2346 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第2章 行倒〔2006〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 122 件/ノ=122 | ... 水奔草の生ひ茂る 野路を遥々渉りつつ 広き丘辺......風は腮辺をいやらしく なめてゆくなりこの丘......の ふとある藁屋に立ち寄れば 中より出で......ある藁屋に立ち寄れば 中より出でし白髪の 婆さんは笑みを湛へつつ 門......の戸近く佇めり 冬男は疲れし声をあげ わ...... 冬男は疲れし声をあげ われは旅ゆくものなるぞ 一夜......の露......の宿りをば 許させ給へといひければ 婆さ... | 2346 |
2347 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第3章 復活〔2007〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 148 件/ノ=148 | ... 笑ひ婆アの計略に かかりて遂に生命をば 落せし冬......略に かかりて遂に生命をば 落せし冬男の亡骸を 眺めて婆アはからからと 打ち笑...... 眺めて婆アはからからと 打ち笑ひつつ牛のよな 長き舌をば吐き出し アハハハハツ......なと言ひながら 冬男が霊魂と身体を 茨の鞭もて打ち叩き 虐げければ疲れたる 冬......轟きいなづまは 天地に閃き渡りつつ 闇の中より現はれし 鬼をあざむく荒男 二人......ざむく荒男 二人は此処に立ち出でて 婆の素つ首ひつつかみ 大地にどつと投げつける...... アハハハハツハちよこざいな 貴様も俺の計略に かかりて身亡せし熊公と 虎公......の餓鬼にあらざるや 清水ケ丘の森林に 魍... | 2347 |
2348 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第4章 姉妹婆〔2008〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 129 件/ノ=129 | ... 忍ケ丘の笑ひ婆が破れ家......の外に立ちて、様子をうかがひ居たる冬男、熊......て、様子をうかがひ居たる冬男、熊公、虎公の三つ......の精霊は、時こそよしと進み寄れば、やや驚き......精霊は、時こそよしと進み寄れば、やや驚きの色を見せながら、身動きならぬ苦しさに、ア......ヒヒとかすかに笑ひ、目を怒らせ、三男三女の顔を見上げて居る。 冬男はこ......の体を見て、『さき......の日に吾苦しめし報いにて このありさまは... | 2348 |
2349 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第5章 三つ盃〔2009〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 169 件/ノ=169 | ... 忍ケ丘の笑ひ婆......の館......の辺りより、怪しき雲気立昇ると見る間に、空......空中を譏り婆アが「笑ひ」を背に負ひ、二つの火......の玉となつて、遥か南......の空に消えたるを見て、里人等は意地悪き婆......の逃げ去りしならむ、さるにても囚はれ居る三......げ去りしならむ、さるにても囚はれ居る三人の乙女は如何にと案じ煩ひつつ、二人の婆の次... | 2349 |
2350 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第1篇 忍ケ丘 | 第6章 秋野の旅〔2010〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 132 件/ノ=132 | ... 高光山以西の国形を視察すべく遣はしたる冬男は、冬去り......べく遣はしたる冬男は、冬去り春夏も過ぎ秋の初めとなりけれども、何......の消息もなきままに、巌ケ根は稍不安......の空気に満され、重臣......の水音、瀬音を招き、且つ春男、夏男、秋男......の三人と共に、執政所に集り鳩首謀議を凝らし......した。 巌ケ根は歌もて語る。『高光山以西の国形調査ぶべく 出でにし冬男は今に帰ら......にし冬男は今に帰らず。 もしやもし水奔草の中毒に 冬男は身亡せたるにあらずや。 ... | 2350 |
2351 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第7章 月見ケ丘〔2011〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 179 件/ノ=179 | ... 秋男の一行五人は、漸くにして雑草生ひ茂る月見ケ......行五人は、漸くにして雑草生ひ茂る月見ケ丘の夕を、ここに息を休めながら松間......の月を眺めて歌ふ。秋男『大野原渉りて漸く月......めて歌ふ。秋男『大野原渉りて漸く月見ケ丘の 松に懸れる月を見しかな』 松は歌ふ。......見しかな』 松は歌ふ。『松生ふる月見ケ丘の月光は 秋......の夕......の風にゆれつつ。 月清み草葉にすだく虫......の音も いやさえざえに小夜更けにけり。 ... | 2351 |
2352 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第8章 月と闇〔2012〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 181 件/ノ=181 | ... 月見ケ丘以南は、譏り婆の水奔鬼が縄張とも称すべき魔......の原野なり。譏り婆は此入口に現はれ、一行......の出発を妨げむとして、小手調べ......の為全力を尽し、黒雲を起し、天心......の月を包みて闇となし、且一行......の心胆を奪はむと極力譏り散らしけるが、秋男......心胆を奪はむと極力譏り散らしけるが、秋男の生言霊に打ちまくられ、旗を巻き鉾を納めて......巻き鉾を納めて退却したりける。 再び大空の雲は、科戸の風に吹きまくられ、以前の如き... | 2352 |
2353 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第9章 露の路〔2013〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 117 件/ノ=117 | ...に秋男一行は 月見ケ丘を後にして 豊栄のぼる天津日......の 光を頭に浴びながら 露おく野辺をすた......陸地を選びつつ 右や左に折れくぐり 秋の栄......の女郎花 萩や桔梗におくられて さも愉快......げに進むなり 秋男は声をはり上げて 心の丈をうたひつつ 進みゆくこそ勇ましき。『......はぬ大野原 毒虫毒蛇をさけながら 水奔草の害毒を も......のともなさず進み来る 道......の行く手に黄昏れて 月見ケ丘に一夜の 露の... | 2353 |
2354 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第10章 五乙女〔2014〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 171 件/ノ=171 | ... 一行は森蔭の小やかなる家に立寄り見れば、五人......の乙女、笑を満面に浮べて一行を迎へ入れ、旅......乙女、笑を満面に浮べて一行を迎へ入れ、旅の疲れを此......の破家に休ませ給へと勧める。此女......の名は、秋風、野分、夕霧、朝霧、秋雨といふ......分、夕霧、朝霧、秋雨といふ。『秋ながら旅の疲れに汗出でぬ こ......の破家に休ませ給へ。 松......のひびき萩吹く風のさやさやに 響きてさむ... | 2354 |
2355 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第11章 火炎山〔2015〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 194 件/ノ=194 | ... 秋男の一行は毒草......の生ひ茂る野を右に左に分けながら、夜を日に......分けながら、夜を日に次いで前進し、三日目の黄昏時、漸く火炎山......の麓に辿り着きぬ。火炎山は音に名高き大火山......焼石を降らし、人獣を害すること甚し。葭原の国津神等は一名地獄山と称へて恐れてゐる。......神等は一名地獄山と称へて恐れてゐる。 この山はあらゆる猛獣毒蛇......の棲処にして、譏り婆ア......の本拠なり。 忍ケ丘にて思はぬ不覚をとりた... | 2355 |
2356 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第12章 夜見還〔2016〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 138 件/ノ=138 | ...として声もなく、天低う妖雲垂れ下りて一陣の風もなし。蒸し暑き事釜中を行くが如く、陰......もなし。蒸し暑き事釜中を行くが如く、陰鬱の空気漲り、全身脂汗にじみ、形容し難き苦し......じみ、形容し難き苦しき中を、葭草と水奔草の生ひ茂る荒野ケ原を進みゆく一人......の男ありけり。『ああいぶかしやいぶかしや ......を立ち出でて 幾夜を重ぬる草枕 怪しき事の数々を 目撃しつつ黄昏に 火炎......の山......の麓まで 進み来れる折もあれ 天に冲する大......あれ 天に冲する大噴火 忽ちとどまり暗黒の 幕は四辺を包むよと 見るまもあらず譏り... | 2356 |
2357 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第13章 樹下の囁き〔2017〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 165 件/ノ=165 | ... 蘇りたる五人の一行は、火炎山......の麓......の籠り樹......の蔭に息を休ませながら、辺り......の風光を見やりつつ、朝明け......の空に秋男は歌ふ。『秋......の日......の旅を重ねて今此処に あしたの露の光れる... | 2357 |
2358 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第14章 報哭婆〔2018〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 124 件/ノ=124 | ... 火炎山の頂上に、虎、熊、獅子、狼、豹、大蛇等......の猛獣が、火口......の周囲に棲息し、何者にも火種を盗まれざるや......固く守つてゐる。若し此火種を奪はれ、葭原の大原野に放たれることあらば、それこそ一大......そ一大事、猛獣毒蛇は忽ち焼き殺され、全滅の憂目にあはむことを恐れ、猛獣毒蛇......の王は協議......の上、当番を選びて噴火口......の周囲を固く守り居たりける。秋男は此火種を... | 2358 |
2359 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第2篇 秋夜の月 | 第15章 憤死〔2019〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 148 件/ノ=148 | ... 秋男は以前の樹蔭に立ちて此処を先途と生言霊を宣る。『......と生言霊を宣る。『高天原に現れませる 主の大神......の神言もて ア声......の言霊に生れませる 瑞......の御霊......の神柱 顕津男......の神国々を 経巡り給ひて言霊......の 水火を凝らして神を生み 国土を生ませる... | 2359 |
2360 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第16章 火の湖〔2020〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 225 件/ノ=225 | ... 秋男を始め、松、竹、梅、桜の一行五人が、猛獣......の主共に銜へられ、火炎山......の大噴火口に投げ込まれ、身体は白骨となりて......もなく大湖水と変化し、猛獣、毒蛇、水奔鬼の大部分は全滅......の厄に遇ひて、そ......の中央に小さき小島を残す......のみとはなりぬ。こ......の小島に救はれたる精霊は、秋男一行を始め、... | 2360 |
2361 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第17章 水火垣〔2021〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 171 件/ノ=171 | ... 火炎山の爆発により、附近百里......の地は全く湖水となり、湖水は熱湯......の如く煮えくり返り、猛獣、毒蛇、イヂチ等......の毒虫も大半殲滅......の厄に遇ひけるが、中にも最も甲羅......の強く、鱗......の堅き爬虫族は、湖水......の岸辺に集り来り、汀辺の水奔草や葭草の中に... | 2361 |
2362 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第18章 大挙出発〔2022〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 192 件/ノ=192 | ... 水上山の神館......の執政を勤むる巌ケ根は、高光山以西......の国形を視察せしむべく、第四男......の冬男を一人遣はしけるが、数多......の月を閲して何......の消息もなきままに、稍不安......の念を起し、水音、瀬音......の重臣と共に、鳩首謀議の結果、第三男の秋男... | 2362 |
2363 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第19章 笑譏怒泣〔2023〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 133 件/ノ=133 | ... 茂みの森を立ち出でて 春男、夏男を初めとし ......とし 水音、瀬音は供人を 数多従へ東南の 原野をさして進みゆく 火炎......の山......の陥落に あたり......の光景激変し たしかにそれと分かねども ......変し たしかにそれと分かねども 霧立ちのぼりもうもうと 大地を包むは湖か 猛獣......もうもうと 大地を包むは湖か 猛獣毒蛇の影多く 道......の行く手にさやりつつ いづれも負傷せざるな... | 2363 |
2364 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第20章 復命〔2024〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 124 件/ノ=124 | ... 火の湖......の中央に浮びたる小さき小島を秋男島といふ。......浮びたる小さき小島を秋男島といふ。火炎山の陥落により、熱湯吹き出で、忽ち百里四方......の湖となり、其頂......の僅に水上に浮べる島なりける。茲に天変地異......僅に水上に浮べる島なりける。茲に天変地異の為め、あらゆる猛獣毒蛇も、水奔鬼も、大略......、泣婆は辛うじて此島に取付き、此処を唯一の棲処とし、あらゆる暴虐を振舞はむとたくら......が、噴火口に飛入りて白骨となり居りし秋男の霊は此島に止り、松、竹、梅、桜と共に島の... | 2364 |
2365 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第21章 青木ケ原〔2025〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 246 件/ノ=246 | ... 葭原の国土を東西に画したる中央山脈......の最高峯高光山......の聖場には、常に紫......の瑞雲棚引き、風清く、植物も高地に似ず、神......物も高地に似ず、神徳に浴して繁茂し、四方の国形を瞰下し得る最勝最妙......の霊地なり。こ......の地点を青木ケ原と称し、八百万......の神等ここに集りて政に仕ふ。 朝霧比女の神... | 2365 |
2366 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第22章 迎への鳥船〔2026〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 204 件/ノ=204 | ... 朝香比女の神......の一行は、歎かひ......の島に打ち渡り、国津神に燧石を授け、荒れ果......授け、荒れ果てし国原を隈なく拓かせ、歓ぎの島と改めつつ、再び駒諸共御船に乗り、万里......島と改めつつ、再び駒諸共御船に乗り、万里の島ケ根を右に左に漕ぎ渡りつつ、万里......の海原......の中にて、広袤第一と聞えたる、葭原......の国土の東海岸なる松浦の港に、真昼頃漸く着... | 2366 |
2367 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 第3篇 天地変遷 | 第23章 野火の壮観〔2027〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... 高光山の聖場は、御樋代神朝香比女......の神......の降臨に俄かに輝き漲り、青木ケ原......の神苑は瑞雲棚引き、新生......の気四辺に漂ふ。 朝霧比女......の神は、八尋殿に朝香比女......の神一行を招じ、心......の限り歓待を尽し、高光山の名物たる、露も滴... | 2367 |
2368 | 霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 57 件/ノ=57 | ...此の秋を吾関西......の旅に立ちて 天......の威力に驚きにけり〈第1章(初)〉一日も早......一日も早く御民を救はむと 神聖運動の雄健び為すも〈第1章(初)〉天地......の自然......の力に抗すべき 何物も無しと省みるべ......何物も無しと省みるべし〈第3章(初)〉松の香り床しき丹波路......の 秋日を余所に言霊の旅〈第4章(初... | 2368 |
2369 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 前付 | 総説 天地開闢の極元 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 80 件/ノ=80 | ... 至大浩々漂々恒々として撒霧たる⦿の時に於て、そ......の機約......の両極端に対照力を起して、恒々湛々たるが故......に対照力を起して、恒々湛々たるが故に、その至大......の両極端に対照力を保ちて、至大悉く両々相対......対照力を保ちて、至大悉く両々相対照して其の機威......の中間を極微点......の連珠絲が掛け繋ぎ、比々隣々ヒシト充実極ま... | 2369 |
2370 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第1章 イドム戦〔2028〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 207 件/ノ=207 | ... 高照山の西南に当る万里......の海上に、相当面積を有する島国あり、之を伊......に、相当面積を有する島国あり、之を伊佐子の島といふ。此......の島......の中央に大山脈東西に横たはり、之を大栄山脈......之を大栄山脈といふ。大栄山脈以南をイドムの国といひ、以北をサール......の国といふ。こ......の島は万里ケ海の島々の中にも、最も古く成出... | 2370 |
2371 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第2章 月光山〔2029〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 256 件/ノ=256 | ... イドム城は敵の襲来に破れて、敗走したるアヅミ王初め妃ム......ナーマン、右守ターマン及び軍師シウラン其の他討ち洩らされし軍人等は遠く南に逃れ、月......ち洩らされし軍人等は遠く南に逃れ、月光山の嶮所を扼し、ここに城壁を造り、南端......の国原を治めつつ再挙......の時を待つ事とせり。 王......の一人娘チンリウ及び侍女......のアララギ......の両人を初め数多の勇士は、敵の捕虜となりて... | 2371 |
2372 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第3章 月見の池〔2030〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 191 件/ノ=191 | ... 月光山の聖場は、アヅミ王......の発起により、百日......の工程を急ぎ、漸く美しき神殿......の建築を終りければ、ここにアヅミ王を始め左......ここにアヅミ王を始め左守、右守、軍師其他の司等は、斎殿に集り、七日七夜......の修祓を終り、主......の大神......の遷座式を行ふべき段取りとなりにける。 月... | 2372 |
2373 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第4章 遷座式〔2031〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 218 件/ノ=218 | ... アヅミ王が発起のもとに、軍神等が百日百夜丹精を凝らしたる......等が百日百夜丹精を凝らしたる結果、月光山の頂上にさも荘厳なる瑞......の御舎は建てられにけり。 茲にアヅミ王は、......てられにけり。 茲にアヅミ王は、七日七夜の修祓を終り、恭しく神殿に昇り祓ひ......の式を修し、且つ遷宮式......の祝詞を奏上しける。 神々等は此......の聖場に襟を正し、恐懼して控へ居る。禊祓......の祝詞の文に曰ふ。『掛巻くも畏き、紫微天界... | 2373 |
2374 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第5章 心の禊〔2032〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 219 件/ノ=219 | ... アヅミ王以下の国津神等は高鉾......の神、神鉾......の神......の御宣示により感激し、七日七夜......の禊を修し再び百日......の修祓に取りかからむと、今回は月見ケ池......の聖場を離けて、山麓を流るる駒井川......の清流に修祓式を行ひにける。駒井川の水は滔... | 2374 |
2375 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第1篇 伊佐子の島 | 第6章 月見の宴〔2033〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 253 件/ノ=253 | ... イドムの城は風光絶佳......の勝地にして、東北を流るる水乃川は大栄山......の溪々......の流れを集めて川幅広く淙々たり。 サール......の国王エールスは、大栄山を乗り越え、大兵を......大兵を率ゐて不意にイドム城を占領し、数多の従神と共に此処に住みけるが、大栄山北面......のサール......の国の風光に比べて住み心地よく、春夏秋冬恰... | 2375 |
2376 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第2篇 イドムの嵐 | 第7章 月音し〔2034〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 116 件/ノ=116 | ... 地上の楽土と聞えたる イドム......の国も秋さりて 四方......の山野は錦織り 吹き来る風は爽かに 虫......の啼く音も清しくて 天津御国......の思ひあり 大栄山......の百樹々は 錦......の衣着飾りて 天津御空に峙ちぬ こ......の麗しき大栄の 百谷千溪の清流を 集めて... | 2376 |
2377 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第2篇 イドムの嵐 | 第8章 人魚の勝利〔2035〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 188 件/ノ=188 | ... 大栄山の南面......の中腹には広き平地ありて、東西二十里、南北......には広き平地ありて、東西二十里、南北十里の潮水漂ひ、真珠......の湖と称へられて居る。 此......の湖水......の周囲には数多......の人魚棲み、殆んど国津神と同様......の生活を為し、よく物を言ひ、人魚郷をつくり... | 2377 |
2378 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第2篇 イドムの嵐 | 第9章 維新の叫び〔2036〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 161 件/ノ=161 | ... 伊佐子の島......の北半を 暴力もちて治めたる サール......の国......の国王は 大栄山を......のり越えて 数多......の兵士引率し 地上......の楽土と聞えたる イドム......の城に攻め寄せて 国王其の他を追ひ散らし... | 2378 |
2379 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第2篇 イドムの嵐 | 第10章 復古運動〔2037〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 199 件/ノ=199 | ... マークとラートの引率せる軍人交り......の群衆は、恰も無人......の境を行く如く、イドム城を只一戦を交へずし......交へずして取返し、軍師エーマンは周章狼狽の結果、激流に飛び込み消え失せければ、風塵......込み消え失せければ、風塵全く治まりて更生の気分天地に漂ひにける。此......の群衆......の中には、アヅミ王......の右守と仕へたるターマン司変装して忍び居た... | 2379 |
2380 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第3篇 木田山城 | 第11章 五月闇〔2038〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 200 件/ノ=200 | ... サールの国王エールスが、イドム......の国を占領せむとして大兵を募り、イドム城に......右守、軍師も共に月光山に逃走せしめ、数多の敵軍を捕虜としてサール......の国......の牢獄に繋ぐべく騎士をして護送せしめた。 ......繋ぐべく騎士をして護送せしめた。 サールの国には大栄山より流れ落つる木田川と言ふ薄......れがある。ここには橋梁もなければ船もないので、いづれも水馬......の術を以て渡ることとなし、木田川をへだて、... | 2380 |
2381 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第3篇 木田山城 | 第12章 木田山颪〔2039〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ... アヅミ王の娘チンリウ姫は、乳母......のアララギ及びアララギ......の娘センリウ女とともに敵城に虜はれ、第一......の牢獄に縄目......の恥を忍びながら、世をはかなみつつ互に述懐......はかなみつつ互に述懐を歌ふ。 チンリウ姫の歌。『あぢきなき浮世なるかなわれは今 ......『あぢきなき浮世なるかなわれは今 縄目の恥にあひて苦しむ 垂乳根は如何なりけむイ...... いづらに行きしか心許なや 思はざる敵の軍に攻められて わが垂乳根は露と消えし... | 2381 |
2382 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第3篇 木田山城 | 第13章 思ひの掛川〔2040〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 169 件/ノ=169 | ... 木田山城の奥殿には、エームス王只一人黙然として恋に......ら、微な声にて述懐を歌ひつつありぬ。『この世に生れて二十年 父と母と......の膝下に 貴......の御子よと育まれ 朝な夕なに諸々......の 司や側女にかしづかれ 楽しき春秋おくり......かれ 楽しき春秋おくり来て ここに二十年の春を迎へ も......の......のあはれを知り初めて 悩みの淵に沈みつつ ... | 2382 |
2383 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第3篇 木田山城 | 第14章 鷺と烏〔2041〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 183 件/ノ=183 | ... 茲にチンリウ姫は乳母アララギの、ことを解けて......の懇願により、敵......の大将エールス......の太子エームス......の妃となる事を心ならずも承諾し、一時......の難を免れむとしたるこそ憐れなれ。エームス......式を行ふ事を厳命せしにぞ、木田山城内は鼎の沸くが如く、上を下へ......の大騒ぎ、若王の目出度き結婚なりと、尊きも... | 2383 |
2384 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第3篇 木田山城 | 第15章 厚顔無恥〔2042〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 171 件/ノ=171 | ... 大奥に於けるエームス王とチンリウ姫の結婚式......の余り荘厳なるに、乳母......のアララギは俄にねたましく野心むらむらと起......心むらむらと起り、如何にもしてチンリウ姫のセンリウに酷似せるを幸ひ、悪計を捻り出し......り出し、うまうま姫を罠に陥れ、これを遠島の刑に処せしめしは、憎みても余りある奸佞邪......に処せしめしは、憎みても余りある奸佞邪智の曲者なりける。エームス王は姫......の替玉とは知らず、贋物をつかまされ、チンリ......。いよいよ結婚式は済み、十日を経たる月明の夜、殿内に於て重臣を集め、祝賀会を開かる... | 2384 |
2385 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第4篇 猛獣思想 | 第16章 亀神の救ひ〔2043〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 170 件/ノ=170 | ...川は清く爽けく果実は 豊かに実る伊佐子の島......の真秀良場や 天国楽土と聞えたる イドム......真秀良場や 天国楽土と聞えたる イドムの国に名も高き イドム......の城......の御主 アヅミ、ムラジが二人が仲に 昇る......夜心をつくしつつ 育みここに二十年 花の盛り......の春......の宵 サールの国のエールスが 暴虐無道の... | 2385 |
2386 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第4篇 猛獣思想 | 第17章 再生再会〔2044〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 209 件/ノ=209 | ... エームス王の妃チンリウ姫は贋物である。其......の実は、侍女......のセンリウ女がアララギと腹を合せ、エームス......がアララギと腹を合せ、エームス王始め数多の重臣どもを籠絡してゐることを覚つた朝月は......もを籠絡してゐることを覚つた朝月は、宴会の席に於て其......の事をほ......のめかした......ので、忽ちアララギ、センリウ等の激怒をかひ... | 2386 |
2387 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第4篇 猛獣思想 | 第18章 蠑螈の精〔2045〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 164 件/ノ=164 | ... 主人のチンリウ姫を計略を以て退け、自らチンリウ......退け、自らチンリウ姫と名告りてエームス王の妃となり、母......のアララギと共に権勢並ぶも......のなく、数多......の群臣......の上に君臨して、意気揚々たりしチンリウ姫は......、意気揚々たりしチンリウ姫は、木田山城内の森林を徒然......のまま、彼方此方に咲き匂ふ花を賞めつつ逍遥... | 2387 |
2388 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第4篇 猛獣思想 | 第19章 悪魔の滅亡〔2046〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 135 件/ノ=135 | ... サールの国王エールスは大軍率ゐて、大栄山......の嶮を越え、イドム......の城に一挙に攻め寄せて、アヅミ王、其......の他......の重臣共を追ひ散らし、意気揚々としてイドム......重臣共を追ひ散らし、意気揚々としてイドムの城......の主となり、軍師、左守を残し、サール......の国を監督せしめむと右守のナーリスに数多の... | 2388 |
2389 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 第4篇 猛獣思想 | 第20章 悔悟の花〔2047〕 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 162 件/ノ=162 | ... 贋のエームス王や、贋......のチンリウ姫を始め、乳母アララギに捨台詞を......ギに捨台詞を残し城内を立ち出でたる左守司のナーリスは、群衆......の犇き立てる大混乱......の巷に数百......の騎士を従へ、隊伍整然として現はれ来り、十......十字路に立ちて、声高らかに歌ふ。『サールの国......の国津神 木田山城の人々よ 鎮まり給へ吾こ... | 2389 |
2390 | 霊界物語 第81巻 天祥地瑞 申の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1934刊 | DB・ RMN |
全 77 件/ノ=77 | ...塗炭屋根に雪のなだるる音すなり 陸奥路を渡る風も......奥路を渡る風もゆるみて〈第3章(初)〉みのく......の風は寒しも地......の上を ましろに包む雪......の風景 (昭和九年十二月五......(昭和九年十二月五日)〈第3章(初)〉みのく......の雪に埋もれ獅子吼するも 非常時日本......昭和九年十二月五日)〈第4章(初)〉非常の日本を救ひ生かさむと いたづきの身... | 2390 |
2391 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第1章 水火訓 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 166 件/ノ=166 | ... 神の稜威も高熊山......の 山......の麓に生れたる 神徳四方に三葉彦 神......の精霊を相宿し 黄金世界を開かむと こが......霊を相宿し 黄金世界を開かむと こがねの鶏黎明を 告ぐる夕......の月......の空 干支に因みし十二......の日 小判千両掘出して 神の御国に献り ... | 2391 |
2392 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第2章 神示の経綸 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 215 件/ノ=215 | ... 明治の末葉大正......の初期にかけ、思想混乱......の極に達せる現実界に向つて、一大獅子吼をな......し、神教を四方に伝達したる結果、恰も洪水の氾濫して大堤防を破壊するが如き勢を以て勃......防を破壊するが如き勢を以て勃興したる天授の聖教、三五......の聖団、其大本所在地と聞えたる綾......の聖地──仏徒......の所謂霊山会場の蓮華台、キリスト教徒の最も... | 2392 |
2393 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第3章 金剛心 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ...る信仰と燃ゆるが如き希望と抱負は、日出雄の肉体をかつて遂に大本と云ふ殻を打破つて脱......しめた。 ポンプも強力なる圧迫によつて滝の如く空中に水柱を立て、油は圧搾器に押へつ......搾器に押へつけられて滲み出る、僅かに五尺の空殻に宇宙我にあり的......の精魂を宿しそ......の放出を防ぐに苦心すること、ここに五十年。......、天を地となし、地を天となす日出雄が心中の抱負......の一端は、ここに蒙古入となつて現はれた......のである。 明治三十一年以来、教養して来た... | 2393 |
2394 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第4章 微燈の影 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 220 件/ノ=220 | ... 大正十三年新二月四日は大本の年中行事......の一なる節分祭に相当し、翌五日は旧暦甲子......の正月元日に相当する吉辰である。然し中国暦......従へば二月四日が正月元日となつてゐる、この方が正当らしい。そして本年......の甲子は中国暦によれば十二万年に只一度循環......れば十二万年に只一度循環し来ると云ふ稀有の日柄であつた。二月五日即ち旧正月元日早朝......より元朝祭を行ひ、天地四方を拝し、聖天子の仁徳を感謝する......のを恒例としてゐる。そして甲子は即ち更始に... | 2394 |
2395 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第5章 心の奥 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 165 件/ノ=165 | ... 日出雄は唐国別の談を聞いて暫く俯いて考へ込んだ。日出雄......の心天に忽ち大光明が輝いた。満州や蒙古に活......活動して居る馬賊といつても、決して一般人の考へて居るやうな兇悪乱暴......の者計りでもあるまい。中古我国......の元亀天正......の頃......の群雄が割拠して居たやうなも......ので、規律整然たるものであらう。決して人の... | 2395 |
2396 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第6章 出征の辞 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 258 件/ノ=258 | ...大正十年二月十二日、陰暦正月五日晴天白日の空に上弦......の月と、太白星は白昼燦然として浪花......の空に異様......の光気を放ち、天地......の変動を示してゐる。此日日出雄は大阪市......の玄関口梅田駅頭に、大正日々新聞社長として......社長として社務を総理してゐた。 此日は例の大本事件......の勃発した日であつて、日出雄は同新聞社より... | 2396 |
2397 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第1篇 日本より奉天まで | 第7章 奉天の夕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 179 件/ノ=179 | ...三百七十余日、西鳥来りて東魚を喰む。 右の言葉は、聖徳太子......の当初百王治天......の安危を鑒考されて我が日本一洲......の未来記を書きおかれた......のだと称せられ、我国古来聖哲が千古......の疑問として此解決に苦みて居た......のである。日出雄は右......の言葉に対し我国家の前途に横たはれる或物を... | 2397 |
2398 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第2篇 奉天より洮南へ | 第8章 聖雄と英雄 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 137 件/ノ=137 | ...渡り、烈風吹荒ぶ奉天日本租界を離れて二台の自動車はまつしぐらに東三省陸軍中将盧占魁......陸軍中将盧占魁が公館に着いた。一方は大本の前教主輔大怪物と仇名をとつた源日出雄、一......名をとつた源日出雄、一方は陸軍中将で蒙古の英雄、馬賊......の大巨頭盧占魁と......の会見である。真澄別、岡崎鉄首、唐国別、佐......々木弥市、大倉伍一、揚萃廷、守高、名田彦の面々は盧氏......の公館にストーブを中に置き、円形......の座を作つて椅子に腰打掛け、蒙古進出の英雄... | 2398 |
2399 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第2篇 奉天より洮南へ | 第9章 司令公館 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 105 件/ノ=105 | ... 蒙古の英雄盧中将......の公館には源日出雄、守高、支那語......の通訳王元祺......の三名が日夜立籠り、盧......の副官温長興、何全英、秦宣、盧重廷......の幹部連が日出雄......の接待役として盧......の命に依つて懇切なる忠勤振りを発揮してゐた... | 2399 |
2400 | 霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇 | 第2篇 奉天より洮南へ | 第10章 奉天出発 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 100 件/ノ=100 | ... 三月一日(中国暦の正月二十六日)盧公館に於て日出雄、盧占魁......崎、揚巨芳、佐々木、大倉、唐国別、守高等の面々が打ち揃ひ蒙古経営談......の花を咲かした。大倉『先生、弥々張作霖から......張作霖から盧さんに対して西北自治軍総司令の内命が下りました。張作霖......の意見に依れば先生......の御計画......の通り、先づ索倫山に於て兵を募集し、司令部......於て兵を募集し、司令部を設けて活動せよとのことです。之に就ては岸少将も非常に骨を折... | 2400 |