番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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7301 | 開祖伝 | 15 開祖の自己審神 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 21 件/ノ=21 | ...は、開祖様御自身としても思いがけぬ突発的の出来事であり、はじめて......の経験でもありましたから、非常に驚かれまし......しやがて心が平静になられてから、静かに腹の中......の神様と問答を始められた......のです。「あなたは一体どなたですか」「わし......。「あなたは一体どなたですか」「わしは艮の金神であるぞよ」と神様がお答えになります......ります。「そんなことを言って、私をだますのではありませんか」と重ねてお聞きになりま......神様ですか、狐か狸かがついて、私をだますのではありませんか」とあくまでもお確かめに... | 7301 | |
7302 | 開祖伝 | 16 算盤師の占い | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 49 件/ノ=49 | ... あるとき、吉美村の小呂というところに、算盤で占って憑きも......のをよく封じる......ので有名な男があると聞かされ、人......の勧めるままに開祖様は小呂へお出かけになり......は、開祖様にかかられた神様はしきりに世界の立替えという事を申されるが、そういう偉い......神様がそういう偉い神様であるとしても、その日......の食物にも困りきって居る自分としては、世界......食物にも困りきって居る自分としては、世界の立替どころの話ではないから、いずれにして... | 7302 | |
7303 | 開祖伝 | 17 世人の誤解 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 33 件/ノ=33 | ...れてから十三日間絶食され、七十五日間不寝の行をさせられ、大きな声を張りあげて世人に......に改心を迫られました。しかし無知識な世間の人からは気狂いと見られるだけでした。 ま......らは気狂いと見られるだけでした。 またそのころ綾部には頻々として火災があり、原因は......一向に犯人がつかまりませんでした。千田町の材木屋が焼けた頃、開祖様は神がかり状態で......世界に大きなことや変わったことが出て来るのはみな、金神......の渡る橋であるから、世界......の出来事を考えたら神......の仕組が分かりて来て、誠の改心ができるぞよ... | 7303 | |
7304 | 開祖伝 | 18 お筆先の発端 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ノ=39 | ...ましては、他人が気狂いとしか思わず、自分の肉体も苦痛ですから外......の方法で神様......の御意志を伝えるようにして頂く訳には参りま......を取れ」という御命令でありました。座敷牢の中に筆......のあるはずもなく、もしあったといたしまして......く、もしあったといたしましても目に一丁字のないイロハ......のイ......の字も御存知ない開祖様のことですから、字の... | 7304 | |
7305 | 開祖伝 | 19 お筆先の内容 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 36 件/ノ=36 | ... 開祖様のお筆先......の文字は、六朝体に似た一種......の風格を備えた書体で、書道......のことを知らず金石文字......の妙味を解しえない人には、一見実に下手......のように見えますが、具眼......の人が見れば、凡人......の筆蹟でないことが判って驚嘆されます。 お... | 7305 | |
7306 | 開祖伝 | 20 出牢後の宣伝 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 54 件/ノ=54 | ... 開祖様の座敷牢......の話に戻りまして、明治二十六年旧四月十五日......明治二十六年旧四月十五日大槻鹿造が座敷牢の前へ来て、開祖様......の御様子を見ますと、開祖様はすっかりお静ま......牢から出してくれれば、どんなことでもお前のいうことを聞く」といわれました、ところが......を聞く」といわれました、ところが鹿造はそのころ金回りが悪かったも......のですから、「出口家......の家を売ることを承知して、判を捺すなら、牢... | 7306 | |
7307 | 開祖伝 | 21 贈られた土塊 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 33 件/ノ=33 | ... 開祖様の神がかり状態を聞いた八木......の久子さんは、良人......の福島寅之助さんと娘......のお藤さんと三人連れで開祖様を見舞いました......さんと三人連れで開祖様を見舞いました。その時......の見舞金は十銭銀貨一つでありました。開祖様......饅頭でも買ってやれ。私は何も土産にやるものがないからなぁ、一寸待っていて」と云いな......いながら裏口へ出て行かれ、間もなく蒲鉾板の上に何か黒いものを載せて出て来られました... | 7307 | |
7308 | 開祖伝 | 22 聖師綾部へ | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 76 件/ノ=76 | ... 丹波路の緑もあせて、名物......の栗がそろそろイガから弾き出す──明治三十......そろそろイガから弾き出す──明治三十一年の旧八月二十三日、開祖様......の許を訪れた色白い眉目清秀な青年がありまし......色白い眉目清秀な青年がありました。「八木の虎天堰で福島久子さんから頼まれて来ました......で福島久子さんから頼まれて来ましたが、艮の金神と称する神がかかられるというお婆さん......る神がかかられるというお婆さんがおられるのはここですか」と、そ......の青年は無造作に案内をこい、開祖様と対座さ... | 7308 | |
7309 | 開祖伝 | 23 厳瑞二霊 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ノ=18 | ... 愛善苑においては、開祖様のことを厳......の御魂と申し上げます。おかかりになっていた......し上げます。おかかりになっていた神様は艮の金神すなわち神典における国常立尊様であり......おける国常立尊様であります。 次に聖師様のことを瑞......の御魂と申し上げます。おかかりになっていた......上げます。おかかりになっていた神様は、坤の金神すなわち神典における豊雲野尊様であり......はみな立派な教を示されておられるが、教えのことをお経というように、総じて経......の教えであって、その教えを時代に応じて実現... | 7309 | |
7310 | 開祖伝 | 24 冠島開き | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ... 丹後の舞鶴からも、また宮津からもちょうど海上十......津からもちょうど海上十里あるという日本海の一つ島・冠島は俗に大島ともいい、昔から男......な、女は絶対に禁制で万一女が参拝しようものなら竜宮......の乙姫さん......の怒りに触れて海が荒れ出し、いろいろ......の妖怪が現われて女を丸呑みにする、そして子......明治三十三年旧六月八日、開祖様は六十五才の御老体をいとわれず、こ......の丹後海の無人島・冠島に渡って東洋平和の祈... | 7310 | |
7311 | 開祖伝 | 25 沓島開き | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 76 件/ノ=76 | ...島よりもモ一つ難所といわれている古来人跡のない無人島で、開祖様......の神示によりますと艮......の金神様......の御隠退されていたもっとも因縁深い神聖なる......─沓島へ渡られ、天神地祇を初め奉り生神艮の鬼門......の大金神を奉祀して、天下......の泰平を祈願されるため、お筆先......の神示により、同三十三年陰暦七月八日ふたた... | 7311 | |
7312 | 開祖伝 | 26 鞍馬山参り | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 46 件/ノ=46 | ...三年閏八月八日午前一時、開祖様は六十五才の御老体をお厭いもなく、聖師様、二代様、四......聖師様、二代様、四方春三氏を従えられ、菅の小笠に蓑、ござ、草鞋、脚絆......の御扮装にて、神命......のまにまにどこを当ともなく御出修されること......御出修されることとなりました。前日よりこのことを知って集まった役員信者らは、各々お......」と涙ながらに頼みましたが、開祖様は神様のお許しなきため、頑としてお許しにならず、......ため、頑としてお許しにならず、開祖様は梅の杖、聖師様は雄松......の杖、二代様は雌松の杖、四方春三氏は竹の杖... | 7312 | |
7313 | 開祖伝 | 27 元伊勢お水の御用 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 82 件/ノ=82 | ... 明治三十四年開祖様六十六才の旧三月八日、京都府加佐郡内宮......の神境・五十鈴川......の水上・元伊勢にお水......の御用がありました。「世界広しといえども、......がありました。「世界広しといえども、生粋の水晶......のお水という......のは、元伊勢......の天の岩戸の産盥、産釜のお水より外にはない... | 7313 | |
7314 | 開祖伝 | 28 出雲大社お火の御用 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 40 件/ノ=40 | ...により、開祖様は聖師様、二代様と外十二人のお供を合せて一行十五人、出雲大社へ参拝さ......人、出雲大社へ参拝されることになり、浅黄の羽織......の扮装も勇ましく、早朝綾部を御出発になりま......ました。御帰綾が旧六月五日で、前後二十日の長旅でしたが、当時は汽車がなく、往復とも......で宿泊、十七日は養父堀畑、十八日は但馬村の岡と十里ほど歩いては泊まり泊まり、ようや......ては泊まり泊まり、ようやく十九日には因幡の岩井温泉駒屋旅館に投宿され、二十日には鳥......井温泉駒屋旅館に投宿され、二十日には鳥取の大社分院に御参拝......の上二十一日千代川を舟にて加露ヶ浜に出で、... | 7314 | |
7315 | 開祖伝 | 29 弥仙山お籠もり | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 79 件/ノ=79 | ...様は綾部から西北約三里、於与岐にある丹波の高峰・弥仙......の神山にお登りになり、中......のお宮にお籠もりになられたことがありました......お籠もりになられたことがありました。 この頃、大本へ毎日......のように警察から、「宗教家でない......のに沢山な信者を集める......のは規則違反である。宗教として認可を受けな......しく交渉がありまして、「明治二十二年憲法の発布によって信教の自由を許されてから、そ... | 7315 | |
7316 | 開祖伝 | 30 沓島における平和祈願 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 156 件/ノ=156 | ... 明治三十八年ちょうど日露戦争の真最中、日本国内は上を下へ......の大騒ぎをして居る際でした。突然御神命が下......際でした。突然御神命が下り開祖様は七十才の御老体をもって前述......の沓島に御祈願......のため出修されることになりました。 お供は......はずでしたが、特にお願いして当時二十四才の後野市太郎氏と、二十九才......の大槻伝吉氏......の二人がお供申し上げ、旧四月十日午後聖師様... | 7316 | |
7317 | 開祖伝 | 31 二つの性格 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 42 件/ノ=42 | ... 大社まいりの終ったころから、一たび神がかり......の状態に入られますと、開祖様、聖師様は非常......師様は非常な勢いで相争われ雄たけびされるので、役員たちはどうなることかと心配します......ざいましたな」とそれは親しそうになされるので、傍で見ていると狐につままれたようなも......で、傍で見ていると狐につままれたようなものでした。こ......の神がかりで......の霊的たたかいは、深い神事によることですが......買いに行ってあげられるというふうに聖師様のいわれる通り、したい放題のことを、好きな... | 7317 | |
7318 | 開祖伝 | 32 水洗礼 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 20 件/ノ=20 | ... 綾部の冬は随分きびしい寒さですが、寒中でも開祖......びしい寒さですが、寒中でも開祖様はお筆先の御用をされるたびごとに水ごりをかかされた......に凍って、夜が明けて見ると、井戸端には氷の層が数段に重なっていて、それを見て幾回水......めにならねば「もったいない」と感ぜられたのです。 そ......の後、神様から、水行を止めよと申され、それ......扇子も使わず、夜具はもちろん身につけるものは木綿一式で、絹物は断じて用いられません......て用いられませんでした。御老体に重い木綿のゴツゴツでは余りにもおいたわしい、せめて......ゴツでは余りにもおいたわしい、せめて着物の裏だけなりと絹を使わしていただきたいとの... | 7318 | |
7319 | 開祖伝 | 33 恭倹 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 66 件/ノ=66 | ...は一番苦しいドン底時代で、役員はもちろんのこと、開祖様、聖師様までなわないをされて......開祖様、聖師様までなわないをされて、神様の御用を続けられるという有様でした。 ある......用を続けられるという有様でした。 ある日のこと神前に供える御饌米が買えない......ので、田中善吉さんという役員が、自分......の家から人知れず米を持ってきて、供えている......家から人知れず米を持ってきて、供えているのを開祖様が御覧になって「田中さん、今日......のお下がりは持ってお帰りよ」と言われたこと......帰りよ」と言われたことがありました。 そのころの幹部は土方をやって神様の御用と糊口... | 7319 | |
7320 | 開祖伝 | 34 御日常 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 93 件/ノ=93 | ... 開祖様は前述のように極貧......の家庭に育ちながら、そ......のような御様子は少しも見えない気高い方でし......した着付をされて、人は、開祖様はいつも絹の肌着を着ておられる、などと見まちがうほど......るには、「女はいつも薄化粧ぐらいしておるのが良い」とおもらしになりましたが、御自身......御自身ではなさいませんでした。もっとも色の白い、キメ......の細かいお肌......のきれいな方であったからでもありましょうが... | 7320 | |
7321 | 開祖伝 | 35 昇天 | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 82 件/ノ=82 | ... 御昇天の一週間ほど前でした。大阪から春子太夫とい......でした。大阪から春子太夫という浄瑠璃語りの名人が参りまして、是非開祖様に聞いて頂き......て、是非開祖様に聞いて頂きたいと申しますので、そ......のことをおそるおそる申し上げますと、いつも......ますと、いつもなら、「芝居を見いでも、この中に大芝居ができているではないか、いつも......大芝居ができているではないか、いつも世界の大芝居を見せて貰うている......のに、人......の作ったものなど見いでもよい」とおしかりに... | 7321 | |
7322 | 開祖伝 | 36 祈りとまこと | 愛善苑宣教部・編 | 1948刊 | DB・ RMN |
全 29 件/ノ=29 | ...つくされて、神を愛し人を愛し世を愛し、人の世に神......の大愛と神より来たる真実とを伝える外何も......のもなかった......のです。 そもそも何が人類をして今日......の大苦難に陥らしめた......のでしょうか。 根本は一に神を忘れたことで...... 根本は一に神を忘れたことであります。そのために自己愛に沈溺し、闘争に明け暮れ同胞......自己愛に沈溺し、闘争に明け暮れ同胞相はむの惨状を呈しているのです。 開祖様は短刀直... | 7322 | |
7323 | 聖師伝 | はしがき | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 27 件/ノ=27 | ...大本は開祖・出口なおと聖師・出口王仁三郎の二人を教祖として仰いでいるが、開祖と聖師......二人を教祖として仰いでいるが、開祖と聖師の二人......の伝記を知れば、大体「大本とは何か」という......体「大本とは何か」ということが理解されるのである。それで本書は聖師......の御生涯を略述したも......のであるが、さきに発行された「開祖伝」と是......併せて読むようにしていただきたい。 聖師の御活動は世......の多くの宗祖や教祖といわれる人々とは著しく... | 7323 | |
7324 | 聖師伝 | 1 御誕生 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 38 件/ノ=38 | ... 山陰道の......ノド首、亀岡町を西南に去ること約一里、丹波......に去ること約一里、丹波国曽我部村大字穴太の農家・上田吉松氏......の家に、明治四年(一八七一年)旧七月十二日......に、明治四年(一八七一年)旧七月十二日男の子が生まれ、喜三郎と名づけられました。こ......子が生まれ、喜三郎と名づけられました。この喜三郎さんが後......の出口王仁三郎聖師であります。 吉松氏はも......。 吉松氏はもと丹波国船井郡川辺村字船岡の人で、佐野梅吉といい、上田家に養子に来て... | 7324 | |
7325 | 聖師伝 | 2 穴太の里 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ノ=34 | ... 喜三郎さんの生まれた穴太は西国二十一番......の観音......の札所、菩提山穴太寺......のあるところですが、穴太......の名......の起ったについては、次......のように言い伝えられております。 むかし、......おります。 むかし、豊受大神様は現在大本の神苑になっている綾部の本宮山に奉斎されて... | 7325 | |
7326 | 聖師伝 | 3 祖父の話 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 30 件/ノ=30 | ... 喜三郎さんの祖父・吉松さんは、聖師......の誕生後六ヵ月目、明治四年十二月二十七日に......四年十二月二十七日に亡くなられました。その臨終......の時、喜三郎さん......の御両親を枕辺に招いて次......のように遺言されました。「上田家は古来七代......ならず偉人があらわれて天下に名を成したものである。彼......の有名な画伯・円山応挙(本名は上田主水)は... | 7326 | |
7327 | 聖師伝 | 4 祖父の性行 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 48 件/ノ=48 | ... 祖父の吉松さんは至って正直で、キレイ好きな人で......ありませんでした。それがために、祖先伝来の上田も、山林も......のこらず売払い、ただ百五十三坪......の屋敷と破れ家と、三十三坪......の買い手......のない悪田が一つ残っただけでした。吉松さん......たれつ、一代勝負、可愛いサイ(妻)子にこの世で別れ、サイ......の川原でサイ拾う、ノンノコサイサイノンノコ... | 7327 | |
7328 | 聖師伝 | 5 祖父の再生 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ノ=39 | ...も、川へ行くにも隣家へ遊びに行くにも、腰のまがった小さい爺さんが自分......のそばについている......ので、自分......の家にはお祖父さんもお祖母さんもいるも......のだと思っておられました。ところがにわかに......れました。ところがにわかに見えなくなったので、も......のを言わぬ祖父さんはどこへ行ったかと祖母に......ねると、祖母はおどろいて「それは祖父さんの幽霊が、祖父さんは坊の一歳の冬に死なれた... | 7328 | |
7329 | 聖師伝 | 6 幼少年時代 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 62 件/ノ=62 | ... 喜三郎さんは幼少の頃から「喜三やん」と愛称されていましたが......なことをきかれても即座に立派な答が出来るので、村人達もみな驚いたということでありま......ということであります。 喜三郎さんが七歳のとき、父......の吉松氏は船岡......の産土神社......の祭礼に参拝するために、喜三郎さんをつれて......郎さんをつれて生家へ帰って行きました。そのついでに、船井郡雀部......の漆さしの家に立ちより、無病息災のためとい... | 7329 | |
7330 | 聖師伝 | 7 小学校時代 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 29 件/ノ=29 | ... 喜三郎さんが小学校在学中に一つの事件が起りました。ある時、吉田有年という......から修身書を教っておられました。 修身書の中に大岡越前守忠相という字句が出て来たと......て来たところ、先生は「タダアイ」と読んだので、喜三郎さんは立って「タダスケです」と......注意をされました。先生はききませんでしたので、喜三郎さんはどこまでも「タダスケ」を......ました。先生は大へんに怒って「貴様は生徒の分際として教師に反抗するとは不都合な奴だ......するとは不都合な奴だ」といって喜三郎さんの手首をぬけんばかりに引っぱって行こうとす......首をぬけんばかりに引っぱって行こうとするので、思わず校長先生......の名を呼ばわりました。隣室に教鞭をとってい... | 7330 | |
7331 | 聖師伝 | 8 久兵衛池事件 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 69 件/ノ=69 | ... 喜三郎さんは小学校の代用教員を一年ばかり勤めていましたが、仏......用教員を一年ばかり勤めていましたが、仏教の僧侶出......の教員と、神道......のことについて衝突した......のが原因で辞職されました。明治十八年、十五......原因で辞職されました。明治十八年、十五歳の秋から隣家......の斎藤源治という豪農......の家に奉公をされましたが、翌年一つの事件が... | 7331 | |
7332 | 聖師伝 | 9 青年時代 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 50 件/ノ=50 | ...り、それを京都市まで荷車ではこび、わずかの賃金を得て、家......の生計を助けられました。穴太......の田舎から六、七里もある京都へ出られる......のですから、そ......の苦労は思いやられます。喜三郎さんは真夜中......苦労は思いやられます。喜三郎さんは真夜中の道を車を引いて帰られました。雨や雪......の降る日は、ことさらに苦しい思いをされまし......苦しい思いをされました。 何故にわれかくのごとく不遇なる 家に生れしかとかこ... | 7332 | |
7333 | 聖師伝 | 10 獣医学の研究 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 28 件/ノ=28 | ... 明治二十六年七月、二十三歳の時であります。喜三郎さんは園部......の従兄で獣医をしている井上直吉氏......のところで、獣医学を研究されることになりま......研究されることになりましたが、研究というのは名ばかりで、牧畜場......の世話をさせられた......のであります。 当時近所......の南陽寺に国学......の大家・岡田惟平翁が来ましたので、昼の労働... | 7333 | |
7334 | 聖師伝 | 11 父の死 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 70 件/ノ=70 | ... 聖師の前半生において、もっとも悲しむべき一つ......の事件は、二十七歳......のとき、父・吉松氏が死去されたことでありま......たけれどもどうも思わしくありませんでしたので、こ......の上は信仰......の力で父......の病気を治したいというところから、喜三郎さ......したいというところから、喜三郎さんは看護のかたわら付近の教会に通われました。 喜三... | 7334 | |
7335 | 聖師伝 | 12 青年時代の煩悶 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 57 件/ノ=57 | ...おける煩悶を経験されました。十三歳ぐらいの時に、こ......の世......の中は、何とかして救われなければならぬと、......がありますが、青年時代になって、真剣にこの問題にとりくまれました。 富者を見ても、......した。 富者を見ても、貧者を見ても、当時の喜三郎さん......の胸には常に一つ......の疑問が去来しました。一体、土地といい、資......た。一体、土地といい、資本といい、一さいの生産機関なるものは、人類全体を幸福に生活... | 7335 | |
7336 | 聖師伝 | 13 高熊山出修の動機 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 93 件/ノ=93 | ... 明治三十一年喜三郎さんが二十八歳の時であります。旧二月八日......の夜、村内で浄瑠璃......の温習会がひらかれました......ので、喜三郎さんも参加し、裃をつけて絵本太......さんも参加し、裃をつけて絵本太功記尼ヶ崎の段を語られました。 ちょうど「夕顔棚......のこなたより、あらわれ出でたる武智光秀……......て喜三郎さんに恨みをもっていた宮相撲取りの若錦を先頭にデモ侠客が数名、いきない高座......び上って、喜三郎さんを引きずり出し、附近の桑畑へかつぎ行き、打つやら蹴るやらフクロ... | 7336 | |
7337 | 聖師伝 | 14 高熊山の修行 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 125 件/ノ=125 | ... 高熊山は丹波穴太の山奥にある高台で、上古には開化天皇を祭っ......上古には開化天皇を祭った延喜式内小幡神社のあったところであります。 こ......の高熊山における修行は、旧二月九日から一週......旧二月九日から一週間にわたって行われたもので、こ......の修行中に喜三郎さんは天眼通、天耳通、自他......天眼通、天耳通、自他心通、天言通、宿命通の大要を心得し、過去現在未来に透徹し、神界......大要を心得し、過去現在未来に透徹し、神界の秘奥を窺知し得るとともに、現界......の出来事などは数百年、数千年の後までことご... | 7337 | |
7338 | 聖師伝 | 15 使命の自覚 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 97 件/ノ=97 | ... 喜三郎さんの肉体は、高熊山......の巌窟......の上に端坐しておられた......のですが、霊魂が肉体を遊離して神使に導かれ......離して神使に導かれ霊界を逍遥し、天地創造の時代から神界......の組織経綸、天国地獄......の情況等くわしく探険して来られた......のであります。「霊界物語」全八十一巻はこの... | 7338 | |
7339 | 聖師伝 | 16 幽斎の修業 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 50 件/ノ=50 | ... 高熊山の御修行は聖師......の生涯における一大転換期でありました。喜三......転換期でありました。喜三郎さんはこれまでの牧畜場そ......の他......の仕事を一さい人手にゆずって神......の道を宣べ伝えられることになりました。 し......伝えられることになりました。 しかし、神の道であるとか真理であるとかいったところで......間一般、ことに田舎ではなかなか耳をかすものがありませんでした。 ある人が、初めは病... | 7339 | |
7340 | 聖師伝 | 17 開祖との会見 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 54 件/ノ=54 | ... 明治三十一年の旧六月に入ったある日......のこと、喜三郎さんが産土神社に参拝された時......、喜三郎さんが産土神社に参拝された時、左の神示に接しられました。 「一日も早く西北......神示に接しられました。 「一日も早く西北の方をさして行け。神界......の仕組がしてある。お前......の来る......のを待っている人がある。何事にも頓着なく速......。何事にも頓着なく速かにここを立って園部の方へ向って行け」 ここに喜三郎さんは故郷... | 7340 | |
7341 | 聖師伝 | 18 聖師の大本入り | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 100 件/ノ=100 | ... 開祖は明治二十五年から、口に筆に救世主の出現を待っておられました。それは次......のような筆先に現われていました。 「こ......のことわけるみたまは、ひがしからでてくるぞ......けるみたまは、ひがしからでてくるぞよ。このおかたが、おいでになりたら、さっぱり、ひ......おかたが、おいでになりたら、さっぱり、ひので......のしゅごとなるから、せかいじゅうに、しんと......ぞよ」 開祖は聖師と会見されましたが、この人が自分......の待っていた人であるとは思われませんでした... | 7341 | |
7342 | 聖師伝 | 19 聖師と筆先 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 52 件/ノ=52 | ...、聖師は二度目に大本に来られてから、本町の西村庄兵衛氏......の離れ座敷で、筆先をしらべておられましたと......絶対に信ずることが出来ませんでした。当時の煩悶を聖師は次......のように書いておられます。 「私は非常な煩......は非常な煩悶をおぼえ、ついには神諭を見るのがいやになり、到底我々......の信仰に適しないも......のと断定して、綾部......の地を立ち去る考えをおこしておりますと、出... | 7342 | |
7343 | 聖師伝 | 20 聖師の苦闘 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 77 件/ノ=77 | ... この間における大本......の役員たち......の聖師に対する反対、排斥、圧迫はとても口や......はとても口や筆で言いつくすことは出来ないのでありまして、今から考えると、そんなバカ......バカバカしい、理不尽なことが果してあったのであろうかと疑われるくらい......のも......のであります。 当時......の役員たちは、開祖の筆先の上よりみて、聖師... | 7343 | |
7344 | 聖師伝 | 21 神苑の拡張と造営 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 44 件/ノ=44 | ...れてから間もなく、開祖に神がかりされた艮の金神......の金と、日......の大神、月......の大神......の月日を合せて、金明会という会を組織してお......称し、それから「本教講習」「直霊軍」などの宣伝機関......の雑誌が発行されました。 さらに聖師は神教......さらに聖師は神教宣布にあたって、言論機関の整備の、特に大切なことをお考えになり、「... | 7344 | |
7345 | 聖師伝 | 22 神島開き | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 131 件/ノ=131 | ... 大正五年、聖師が四十六歳の春であります。聖師......の霊眼に坤......の方......の海中にホーロクを伏せたような島が映ずる......のでしたが、それから歯ぐき......の上......のところがウヅき出し、四十八日目にシャリに......って見ますと、毎日霊眼で見せられていた島の形そのままでありました。 聖師は直ちに調... | 7345 | |
7346 | 聖師伝 | 23 大本の発展 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 31 件/ノ=31 | ...年一月から雑誌「神霊界」が発行され、開祖の筆先は大本神諭として、はじめて発表される......なりました。なお「綾部新聞」が発行されたのが十二月でありました。 大正六年旧三月十......ありました。 大正六年旧三月十五日・東石の宮......の鎮座祭、旧九月七日・神島遷宮祭、旧十月十......いうように神業は発展するとともに、神苑内の造営工事は着々とすすんでゆきました。大正......工事は着々とすすんでゆきました。大正五年の冬、浅野和三郎氏が入信し、大正六、七年ご......氏が入信し、大正六、七年ごろから智識階級の人々が続々と入信して、大本......の名は全国的に注目されるようになりました。... | 7346 | |
7347 | 聖師伝 | 24 第一次大本事件 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 155 件/ノ=155 | ...一次大本事件がおこりました。 二月十一日の夜、司法当局......の命を受けた藤沼京都府警察部長は、ひそかに......都市内各警察署長とともに、大本検挙応援隊の出動を打ちあわせ、十二日午前一時、警察部......出動を打ちあわせ、十二日午前一時、警察部の各課ならびに市内各署に向かって非常召集を......藤沼部長は、京都駅に集まっている各署選抜の武装警官隊を率い、予審判事、検事らととも......審判事、検事らとともに、六時すぎ京都駅発の山陰線列車に乗りこみ、他......の一隊は二条駅から同列車に乗りこみ、総勢百......総勢百三十余名と註せられました。 当事者の警戒注意は周到をきわめたもので、機密の漏... | 7347 | |
7348 | 聖師伝 | 25 霊界物語の口述 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 147 件/ノ=147 | ... 第一次大本事件が起ったことは、神の経綸によるも......のだということは出来ましょう。しかし、それ......いうことは出来ましょう。しかし、それは神の大慈大悲......の御眼から御覧になられた上......の観方であって、人間としていうべきことでは......であって、人間としていうべきことではないのであります。大本......の役員信者としては、こ......の事件によって反省しなければならないのであ... | 7348 | |
7349 | 聖師伝 | 26 エスペラントとローマ字の採用 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 60 件/ノ=60 | ... 「いまや自己の運命を自覚している新しい人類......の最初......の仕事は、万人に共通なる言語を採用すること......・ローランが言っているように、国際補助語の問題は、解決すべき人類......の諸問題......の中で、もっとも重大なも......の......の一つであります。 聖師は大正十年の秋、世... | 7349 | |
7350 | 聖師伝 | 27 世界紅卍字会との提携 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 95 件/ノ=95 | ... 大本が中国の新しい信仰団体たる道院(そ......の活動団体を世界紅卍字会という)と提携する......と提携することになった動機は、大正十二年の秋......の関東大震災......の時......のことであります。 道院では扶乩という神示......は扶乩という神示にしたがって活動しているのでありますが、こ......の大震災の起こるべきことについては、あらか... | 7350 | |
7351 | 聖師伝 | 28 蒙古入り | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 280 件/ノ=280 | ... 聖師は大正十年の大本事件によって、世間から一時全く誤解さ......全く誤解されてしまいました。 しかし聖師の如き神人......の光が、いつまでも雲におおわれているはずは......ているはずはありません。聖師が、真に世界の平和と幸福......のために活動している人であるということが、......々によってやや明かに知られるようになったのは、聖師があ......の満蒙......の天地に、大活躍を試みられた時からのことで... | 7351 | |
7352 | 聖師伝 | 29 世界宗教連盟と人類愛善会 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 57 件/ノ=57 | ... 入蒙後、聖師は明智光秀の城趾・亀山を天恩郷と命名し、そ......の建設に着手されました。こ......の城趾は大正八年に大本......の手に入っていた......のですが、瑞祥館、バラック式......の大道場と小さな食堂が建っているだけで、雑......と小さな食堂が建っているだけで、雑木雑草のしげるに任せてありました。 聖師はまず大......部を亀岡より綾部に移し、自ら基礎工事監督の任にあたって光照殿の造営にかかり、世界宗... | 7352 | |
7353 | 聖師伝 | 30 大正より昭和へ | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 105 件/ノ=105 | ... 第一次大本事件は前述のごとく、大正十五年十二月二十五日大正天皇......ごとく、大正十五年十二月二十五日大正天皇の崩御......のため、聖師は昭和二年五月十七日大審院にお......院において免訴となり、聖師は全く晴天白日の身となられました。 聖師は大正十四年以来......四年以来、旧亀山城趾を天恩郷と命名してその建設に着手されたことは前に述べましたが、......されたことは前に述べましたが、さらに大本の宣伝機関を亀岡に移され、綾部をもって祭......の中心地とし、亀岡をもって教......の中心地とされることになりました。 そして... | 7353 | |
7354 | 聖師伝 | 31 明光社の設立 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 52 件/ノ=52 | ... 聖師は昭和三年三月、芸術と宗教の一致を目ざして亀岡に明光社を設立し、雑誌......誌「明光」を発行されました。 聖師は芸術の道を指導される......のにも、初めから高級なも......のでなく、冠句を大衆文芸として奨励され、雑......、それが「明光」と改題されることになったのであります。 冠句、沓句は、老人にも子供......供にも、男にも女にも、だれにでも作れるもので、いくらでも発展進歩......の余地があるからであり、和歌はすべて......の人が詠むべきものであると、特に力を入れら... | 7354 | |
7355 | 聖師伝 | 32 急激な発展 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 50 件/ノ=50 | ... かくして大本の教線はひろめられ、昭和五年九月十八日、人......東京に進出することになり、人類愛善新聞紙の発行部数は数十万に達し、ついに百万部を突......における宗教博覧会開催後は全国各地に聖師の作品展覧会が開催されました。 昭和六年五......奉天を中心として南北各地に巡教されましたので、満州における愛善運動は急に活気を呈し......が建てられましたが、十日後九月十八日にかの満州事変が勃発しました。満州事変を契機と......が勃発しました。満州事変を契機として世界の情勢は急転した......のであります。 満蒙問題は世界......の注目の的となりました。聖師の入蒙が如何に... | 7355 | |
7356 | 聖師伝 | 33 第二次大本事件 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... 第一次大本事件の起こった大正十年からちょうど十五年目、昭......方検事局、内務省などと重要打合せを遂げたのち、七日深更全市......の警察官......の非常召集をし、各署から選抜した約二百名を......二百名をもって特別検索隊を組織し、数十台の市バスに分乗し、薄田府警察部長、杭迫府特......綾部に急行、午前四時半を期して一隊は綾部の総本部をおそい、また他......の一隊は亀岡町天恩郷......の一斉検索を行い、出口家の一族、幹部らを検... | 7356 | |
7357 | 聖師伝 | 34 愛善苑の新発足 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 89 件/ノ=89 | ...いよたけなわになって、B29は自由自在に日本の上空を荒れまわりました。聖師は、よく「今......空を荒れまわりました。聖師は、よく「今度の戦争はあかんで、何としても負けや」と、こ......としても負けや」と、こんなことをよく側近の人々に語られることもありました。これが警......れることもありました。これが警察や憲兵隊の耳にでも入ったなら、保釈が取消されるだけ......れるだけでない、問題になると思って、はたの人々ははらはらさせられました。 昭和十九......々ははらはらさせられました。 昭和十九年の暮から楽焼......の製作を始められました。家族や周囲......の人々が、御健康にさわってはと案じて止める... | 7357 | |
7358 | 聖師伝 | 35 晩年の聖師 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 83 件/ノ=83 | ...発足すると間もなく、三月三日には綾部鶴山の築山工事......の着工、さらに三月二十一日には天恩郷......の建設工事が開始されました。 四月三日、聖......た。 四月三日、聖師御夫妻は沓島冠島遥拝のため舞鶴市大丹生へおもむかれました。聖師......丹生へおもむかれました。聖師御夫妻は葦谷の山麓から駕籠に乗られ、数十人......の信者が後につづいて山に登りました。 山頂......に登りました。 山頂から見れば、はるか霞の中に墨絵......のように冠島、沓島の両島が海上にうかんでい... | 7358 | |
7359 | 聖師伝 | 36 御昇天 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ノ=12 | ...日朝、突然御容態が悪化し、駆けつけた四人の医師たちによって、よほど......の御重態であることが発表されました。 本部......ました。 本部は、折から静岡方面に巡教中の委員長・出口伊佐男氏宛に打電し、出口家......の人々全員は枕頭にあつまり、ひたすら看護に......まり、ひたすら看護につくされました。全国の各連絡事務所、会合所へは聖師......の急変が報ぜられ、本部では奉仕者、亀岡、綾......三年一月十九日午前七時五十五分聖師は夫人のお手に抱かれて静かに御昇天になられました......した。享年七十八をもって、ここに波乱重畳の御生涯を終られました。 一月二十日招魂祭... | 7359 | |
7360 | 聖師伝 | 37 御昇天後の大本 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 140 件/ノ=140 | ... 聖師の御昇天は全信徒にとって落日......の後......のようなさびしい感じに打たれました。聖師こ......びしい感じに打たれました。聖師こそみろくの世実現......のために降られた大救世主であると確信してい......主であると確信していた信徒にとって、聖師の御昇天が如何に大きなショックを与えたかは......なショックを与えたかは想像にあまりあるものがあります。 しかし、澄子夫人は世......の常の婦人のように、ただ夫の死を哀しみ傷ん... | 7360 | |
7361 | 聖師伝 | 【附録】 出口王仁三郎聖師年譜 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 66 件/ノ=66 | ...日京都府南桑田郡曽我部村字穴太小字宮垣内の農家・上田吉松......の長男として生まれる。幼名・喜三郎。●明治......学校に入学。●明治16年(1883年)13歳 小学の代用教員として教鞭をとる。●明治18年(1885......を励む。●明治26年(1893年)23歳 船井郡園の獣医・井上氏......の書生となる。●明治27年(1894年)24歳 岡田......(1894年)24歳 岡田惟平翁に就き始めて敷島の道を学ぶ。●明治29年(1896年)26歳 郷里穴......去る。●明治32年(1899年)29歳 7月3日、開の迎えによりて再び参綾。●明治33年(1900年)......長女直日、誕生。●明治36年(1903年)33歳 の秋「筆の雫」「霊の礎」等の執筆を始める。... | 7361 | |
7362 | 霧の海 | 霧の海 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7362 | |||
7363 | 霧の海 | 自序 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 15 件/ノ=15 | ...本歌集は丹波に因んで「霧の海」と名付け第六歌集として発刊しました。......け第六歌集として発刊しました。拙著「故山の夢」......の続編であつて四歳......の頃から廿八歳......の冬まで......の追懐歌であります。次ぎ次ぎに思ひ出したり......す。次ぎ次ぎに思ひ出したり、本年八十五才の母から聞かされた幼児......の生活の状をも加へて雑誌「真如の光」に一ケ... | 7363 | ||
7364 | 霧の海 | 出藍の誉 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7364 | |||
7365 | 霧の海 | 破れ家の児 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 11 件/ノ=11 | ...四歳の頃壁は落ち軒はかたむく破れ家......のわれは四歳......の伜なりけり父母に連れられ芋......の田......の畦ゆ小溝に落ちて目をまはしたりわが父はお......溝より抱き上げ介抱なして蘇生せしと聞くこの年ゆ驚風病に見舞はれて遂に脾疳......のやまひおこしぬわが父は山野くまなく駆け回......なく駆け回り蟇蛙とりてわれに食はしぬ蟇蛙のつけ焼三月余も食ひて脾疳の病なほりしと聞... | 7365 | ||
7366 | 霧の海 | 大火傷 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 13 件/ノ=13 | ...五歳の頃正月......の朝なりにけりあやまちてわれは囲炉裡に落入......われは囲炉裡に落入りにけりどことなく一人の老翁現はれてわれを囲炉裡ゆ救ひ出したりわ......はれてわれを囲炉裡ゆ救ひ出したりわが祖父の精霊忽ちあらはれて救ひしも......のと祖母は宣らせり弟......の由松に似し祖父......のすがたわが目......のうちに今も残れりそのときの火傷の名残りは... | 7366 | ||
7367 | 霧の海 | 漆刺療治 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 7 件/ノ=7 | ...六七歳の頃雀部なる漆刺し......の家に連れゆかれ腹に漆を刺されて帰る子......の病治さんとしてたらちねはわれに漆を刺させ......はわれに漆を刺させたりといふ漆刺ししあとの痒さに掻きむしり遂には全身漆にまけたり手......まけたり手も足も動かぬ迄に漆にまけて九歳の春まで寝ねつづけたり全身は漆......のために腫れ上り動けぬ子供......のあはれさにをりぬ... | 7367 | ||
7368 | 霧の海 | 小学校 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 14 件/ノ=14 | ...八九歳の頃学校に行けば教師が鉄棒であたまをなぐる......学校はそんな恐ろしいところかと子供心にをの......のき......のわく漆まけ......のなほりし九歳......の春となり父につれられ学校に入る等外......の席に椅子をば並べられ友と居睡りばかりなし......教師に指示管で机と頭をしばかれて泣く学校の教師のこはさにちぢこまり道にあそびて弁当... | 7368 | ||
7369 | 霧の海 | 棗の実 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 12 件/ノ=12 | ...十歳の頃翌年は下等一級十歳......の吾はわんぱくざかりなりけり学校......の帰りに棗......の木に......のぼりむしり食ひつつおやぢに叱らる叱られた......けり棗位取つてもかまはぬ勘忍せよとなつめの親爺は吾が腰撫でる腰痛み動けぬままになつ......撫でる腰痛み動けぬままになつめ親父吾が父の家に負うて送れり実状を聞いて吾が父怒り出......れり実状を聞いて吾が父怒り出しふたたび腰の辺りを打てり乱暴なことはやめよと友助が怒... | 7369 | ||
7370 | 霧の海 | 牧場の夢 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 119 件/ノ=119 | ...二十三歳の頃牧場に一人寝ねたる月......の夜をし......のび入り来る女ありけりこ......の女まだ十六......の秋ながらいたくませたりつかつかも......の言ふつかつかとも......の言ふ女をはづかしみわが面ほてりてうつむき......はづかしみわが面ほてりてうつむきて居りこの女二世を契れと泣きつきて帰らぬ夜半を井上... | 7370 | ||
7371 | 霧の海 | 大志の発芽 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7371 | |||
7372 | 霧の海 | 満俺鉄 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 44 件/ノ=44 | ...二十五歳の頃満俺砿さぐらむとして南桑田船井両郡......の山かけまはる赤禿......の山よぢ......のぼり黒き岩を鑿にてかきとり満俺とよろこぶ......ぐり手や足にかすり傷してなほ倦まざりきこの頃......の喜楽は如何かしてゐると村上信夫氏あやしみ......やしみて問ふ満俺砿みつけて一つ金儲けするのといへば村上氏うなづく喜楽さん俺も一緒に......村上氏いふ村上氏ともなひ握飯もちてあたりの山山かけめぐりたり船岡に満俺砿が出るとき... | 7372 | ||
7373 | 霧の海 | 浪花の空 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 47 件/ノ=47 | ...二十八歳の頃よしあし草茂れる浪花に神......の道宣伝せんと思ひ立ちし春穴太出て西条川上......越えゆく石田梅巌道話を説きし村といふ東掛のさとは山深き里むかしより山賊出づると伝へ......る長首峠は淋しかりけり十三里山坂道を茨木の駅にやうやう着きしゆうぐれ夕暮......の梅田......の駅に下車すれば右もひだりもわからず迷ふ人......りもわからず迷ふ人力車飛ばせて堂島川べりのとある宿屋に泊り込みたり井戸中......の蛙大海に出でしごと都のさまにあきるるばか... | 7373 | ||
7374 | 霧の海 | 膝栗毛 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 42 件/ノ=42 | ...二十八歳の頃道者......の言にはげまされ 丹波......の国に帰らんと心......の駒に鞭打ちて 車も呼ばずトボトボと梅田......の駅につきにけり 仕度なさんと懐中を探りて......度なさんと懐中を探りてみれば情なや 残りの金は二銭半汽車はあれども乗るすべも なん......銭半汽車はあれども乗るすべも なんと線路の真中を一直線に膝栗毛 腹も吹田......のうまやぢの茶店にひさぐ蒸芋は 栗より甘い... | 7374 | ||
7375 | 霧の海 | 深夜の祈り | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 60 件/ノ=60 | ...二十八歳の頃産土......のもり......のさくらは散り果てて梟......の啼く真夜中さびし産土......の神......の御前にぬかづけばささやく如き若葉わたる風......如き若葉わたる風真白なる浄衣まとひて産土の宮居......の庭に真夜中いのるしんしんと小夜はくだちて... | 7375 | ||
7376 | 霧の海 | 夢の国 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7376 | |||
7377 | 霧の海 | 高熊山 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 66 件/ノ=66 | ...二十八歳の頃皐月空雲ひくうしてほととぎす高熊山......の夕ぐれをなくきくも......のは若葉をわたる初夏......の風時鳥......のみ高熊山......の夕べ常磐木......の松ケ枝もるる月かげを浴びて千引......の岩ケ根にすわる如月のさむき夕べにひきかへ... | 7377 | ||
7378 | 霧の海 | 峰の松風 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 120 件/ノ=120 | ...二十八歳の頃すみきれる月かげあびて高熊......の岩ケ根静かに眼をさましけりさつさつと峰吹......根静かに眼をさましけりさつさつと峰吹く風の音きよみ松もる月......のつゆけき真夜中あかあかと松......の木下に咲きにほふ躑躅......の花......の露に月てるむらきも......のこころ静見る高熊の岩ケ根てらす月のしたし... | 7378 | ||
7379 | 霧の海 | 千引岩 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 107 件/ノ=107 | ...二十八歳の頃初夏を吹く松風......の音にさそはれて霊......のみくににふみ入りにけりふわりふわり風に吹......けりふわりふわり風に吹かれて吾が霊は千引の岩ケ根にたちとまりけりわがたてる岩......のみならず幾千......の大小......の岩四辺にそばだつ目路......の限り断崖絶壁岩の山ただあきれ居るばかりな... | 7379 | ||
7380 | 霧の海 | 木の花の薫り | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7380 | |||
7381 | 霧の海 | 生命の水 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 135 件/ノ=135 | ...二十八歳の頃四十八宝座......の右手に一筋......の滝ちよろちよろと落つるを認めしむらむらと......つるを認めしむらむらと木漏れ陽ゆらぐ谷川の清水掬びて咽喉をうるほす旱天に雨を得たる......清水掬びて咽喉をうるほす旱天に雨を得たるのここちして谷底ふかき溜り水飲む一口......の水に甘露......のあぢはひを覚えたりけり初夏......の真昼を珍宝黄金白銀何かあらんと一滴の水の... | 7381 | ||
7382 | 霧の海 | 宝座の月 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 130 件/ノ=130 | ...二十八歳の頃松風......のかなづる小琴......の音も清み宝座ひそけく照らす月かげふくろふ......音も清み宝座ひそけく照らす月かげふくろふの声ねむたげに向つ尾......の松......のしげみに聞ゆる宝座四十八宝座......の岩ケ根露冷えて松吹く風......の涼しき小夜更け岩ケ根にくろぐろ実る岩梨の... | 7382 | ||
7383 | 霧の海 | 七乙女 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 140 件/ノ=140 | ...二十八歳の頃八洲川......の水......の面をなでて吹く風......の身にしみじみとすがしさ覚ゆる七乙女声ほが......さ覚ゆる七乙女声ほがらかにうたひあぐる歌のしらべに天地開くるうちあふぐみ空......の奥に黄金なす雲たなびける見つつ清しも天地......奥に黄金なす雲たなびける見つつ清しも天地の珍......の景色にみとれつつ知らずしらずにわれをわす... | 7383 | ||
7384 | 霧の海 | 霊現飛翔 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7384 | |||
7385 | 霧の海 | 小琴の滝 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 125 件/ノ=125 | ...二十八歳の頃連日......の旱つづきに琴滝......の水はだんぜん落ちずなりたり渇きたる咽喉し......めさんと滝壺に残れる水を手に掬ひ飲む山風のあたらぬ渓間......の滝......の辺は藪蚊と蚋子......の群りて居り水掬ふひまにも蚋子と蚊......の群はところかまはずわが身体さす茂り合へる... | 7385 | ||
7386 | 霧の海 | 緑の野辺 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 127 件/ノ=127 | ...二十八歳の頃天も地も青きが中にただ一人こころ清しく......天も地も青きが中にただ一人こころ清しく笛の音を聞く笛......の音は虚空にひびき笙......の音は地上を流れてわが魂をどるさつと吹く風......上を流れてわが魂をどるさつと吹く風に裏葉のひるがへる緑......の野辺......のかんばしきかなさみどり......の栄ゆる野辺にただ一人立てども淋しと思はざ... | 7386 | ||
7387 | 霧の海 | 尾上の月 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 130 件/ノ=130 | ...二十八歳の頃松ケ枝をさわたる風......の音さえて夜はしんしんと更け渡りゆく大空......の楕円......の月は猪......の熊......の高嶺かすみてかくろひにけり猪......の熊......の山かげたちまちわが前に倒れかかりて闇はふ... | 7387 | ||
7388 | 霧の海 | 妖邪克服 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7388 | |||
7389 | 霧の海 | 草刈女 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 147 件/ノ=147 | ...二十八歳の頃霊界に入りて貰ひし玉手箱かげも形も見え......ひし玉手箱かげも形も見えぬさびしさ常磐木の松......の木洩陽岩ケ根に絵を描きつつ梢さゆるる向つ......洩陽岩ケ根に絵を描きつつ梢さゆるる向つ尾の青葉......の裏葉かへしつつ吹き来る風......のはげしき日なり高熊......の山......のふもとの谷の辺に草刈るをんなの声かしまし... | 7389 | ||
7390 | 霧の海 | 初夏の嵐 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 133 件/ノ=133 | ...二十八歳の頃滝津瀬......の音を圧して吹きまくる初夏......の嵐......のすさまじき夕べ草も木も根こそげ飛べよと吹......と吹く風に裾まくられてうづくまりつつ夏草のもゆる谷道にかがみをれば大いなる蝦蟇這ひ......なる蝦蟇這ひ出でにけり蛙とはいへどまことの動物と思へば何か慕はしき夕べわが前に蹲ま......わが前に蹲まりつつ大いなる口を開きて蝦蟇の蚊を吸ふ山あらし和ぎ渡りつつ木......の茂み透かして見ゆる十二夜の月鬱蒼と渓間う... | 7390 | ||
7391 | 霧の海 | 裸体二人 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 128 件/ノ=128 | ...二十八歳の頃山王......の山......の尾......の上を晃晃とかがやき......のぼる十三夜......の月高熊......の雌岩......のかげにうづくまりわれただ一人瞑想にふける... | 7391 | ||
7392 | 霧の海 | 八衢の浄化 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 0 件/ノ=0 | 7392 | |||
7393 | 霧の海 | 小夜の嵐 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 90 件/ノ=90 | ...二十八歳の頃常磐木......の松......のはやしをゆるがせて岩も飛べよと小夜嵐吹く......がせて岩も飛べよと小夜嵐吹くめきめきと梢の折れる風......の音も......の凄きまで高鳴りやまず月も星も見る見るひか......やまず月も星も見る見るひかりに包まれて山の峡よりおこる黒雲かむながら道にある身も小......おこる黒雲かむながら道にある身も小夜更けの嵐の音は凄かりにけり巌窟に一人端坐し幽斎... | 7393 | ||
7394 | 霧の海 | 五月の田植 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 124 件/ノ=124 | ...二十八歳の頃五月雨......の空雲低うたれこめて山ほととぎす鳴く田舎な......つ山田植うる真昼小暗く時鳥なく朝まだき神の御前に拝礼ををはりて水田に馬杷をかく馬杷......りて水田に馬杷をかく馬杷をかきつつ思ふ神のためこ......の気楽なる業を捨てむと五月田に稲を植ゑつつ......楽なる業を捨てむと五月田に稲を植ゑつつ神の道を忘れたるがによそほひてをりうからやか......忘れたるがによそほひてをりうからやから神の大道をいみ嫌ひ百姓すすむるうるささ思ひて......うるささ思ひて熟れ麦を刈りつつあれば雲雀の巣ありて嘴黄なる雛をり麦刈らば雲雀の雛の... | 7394 | ||
7395 | 霧の海 | 麦の秋晴 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 135 件/ノ=135 | ...二十八歳の頃夏陽てる庭に麦こなす真昼間を三人づれ......の男訪ひ来る三人は岩田弥太郎入江幸太郎射場......る三人は岩田弥太郎入江幸太郎射場久助印地の百姓三人......の来意を問へば弥太郎......の妻......の狂ひを頼むと......のこと養蚕をすれば蚕......の虫を喰ひ一日に飯を三升食うといふ狸奴がつ... | 7395 | ||
7396 | 霧の海 | 神将魔性 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
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7397 | 霧の海 | 田草取り | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 99 件/ノ=99 | ...二十八歳の頃家族親族友垣等にせめられていやいやなが......族親族友垣等にせめられていやいやながら田の草を取る稲......の田......の草とりをれば治郎松はお前......の所作は似合ふとからかふ治郎松『これからは......れからは狐狸を祀らずに百姓をせよ信用回復のために穴太には禅宗寺も観音堂も立派にある......つるな』十分にお前は改心してをらぬ臀に狸の尾があるとわらふ治郎松にくさぐさ誹られか......つたあとに稗があるぞとやかましく言ふ神様のこと思ひつつ田草とりて稗一株を抜き忘れを... | 7397 | ||
7398 | 霧の海 | 小幡神社 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 99 件/ノ=99 | ...二十八歳の頃うぶすな......の小幡......の宮......の拝殿に晩夏......の夜半を幽斎に入るさらさらと杜......の青葉をならせつつ渡らふ風......の淋しき夜半なりわが道を海......の内外にひろめむと産土神にいのる真夜中日の... | 7398 | ||
7399 | 霧の海 | 十六神将 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 137 件/ノ=137 | ...二十八歳の頃戸隠......の山......の彼方にむらさき......の雲棚引きて音楽きこゆる皆神......の山......の清しささやさやに笙......の音流れて月冴えわたる東北......の天に一すぢむらさきの雲の長橋かかりそめた... | 7399 | ||
7400 | 霧の海 | 絆の縺れ | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
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