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701 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第2篇 千態万様 第7章 枯尾花〔618〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 440 件/ノ=440 ... 味方人数も大江山  魔窟ケ原に穿ちたる 岩窟......人数も大江山  魔窟ケ原に穿ちたる 岩窟中に黒姫は  五十路......坂を越え乍ら 歯さへ落ちたる秋......野......  梢淋しき返り咲き 此世にアキ......霜......髪  コテコテ塗つた黒漆 俄作り......夕鴉  カワイカワイと皺枯れた 声張り上... 701
702 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第2篇 千態万様 第8章 蚯蚓囁〔619〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 197 件/ノ=197 ... 黒姫、高山彦発議により、愈真名井ケ原......瑞......宝座を蹂躙し、あはよくば占領せむと......計画は定まつた。黒姫夫婦は婚礼......後片付に忙殺を極めて居る。三軍......将と定つた夏彦、常彦、岩高、菊若......四人は入口......間に胡坐をかき、出発に先だち種々の不平談... 702
703 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第2篇 千態万様 第9章 大逆転〔620〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 152 件/ノ=152 ... 比沼真名井ケ原に現はれ給ふ豊国姫......瑞......宝座に詣でたる平助親子三人は、珍......聖地を踏みしめて心も勇み、意気揚々と帰り......積む道を苦にもせず、杖を曳きつつ漸う荒屋門口に着きにけり。平助『お蔭で無事に下向......さいませ』お楢『イヤイヤ、お前は永らく彼様な暗い穴......中に閉ぢ籠められて居つた......だから、火を焚いて目が悪くなるといかぬ、... 703
704 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第2篇 千態万様 第10章 四百種病〔621〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 354 件/ノ=354 ... 真名井ケ原珍......宝座に参拝せむと、息せき切つて進み行きた......み行きたるお楢は、ゆくりなくもウラナイ教鍵鑰を握れる女豪傑黒姫に説き伏せられ、く......姫に説き伏せられ、くれりと心機一変し、手掌足......裏を覆して、スタスタと黒姫一行を伴ひ、漸......て、スタスタと黒姫一行を伴ひ、漸く丹波村伏屋に着きにける。お楢『モシモシ、ウラナ......に着きにける。お楢『モシモシ、ウラナイ教大将様、此処が私......荒屋で御座います。サアサアどうぞお這入り... 704
705 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第2篇 千態万様 第11章 顕幽交通〔622〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 258 件/ノ=258 ... 空ドンヨリと、灰色雲に包まれ、血腥さき風吹き荒む萱野ケ原を......れ、血腥さき風吹き荒む萱野ケ原を、痩た女一人旅、三五教......宣伝歌を幽かに歌ひ乍ら、心ほそぼそ進み来......ひ乍ら、心ほそぼそ進み来る。凩すさぶ辻堂側に立寄り眺むれば、堂......後......戸を開き、現はれ出でたる雲突く許り......裸体......男、歯をガチガチ言はせ乍ら、『オーお節か... 705
706 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第12章 花と花〔623〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 184 件/ノ=184 ... メソポタミヤ瑞穂国  世界......楽土と聞えたる 顕恩郷を振りすてて  自......郷を振りすてて  自転倒島に逃げ来り 醜曲津......大江山  山寨を構へて神国を 蹂躙せむと......むと千万に  心を尽す鬼雲彦は 神素盞嗚大神に  仕へまつれる鬼武彦に 逐ひ退は......武彦に 逐ひ退はれて中空を  翔つて伊吹山......辺に 雲を霞と逃げ散れど  鬼雲彦が力と......逃げ散れど  鬼雲彦が力と頼む 剛力無双曲司  名も怖ろしき鬼熊別は 八岐大蛇の... 706
707 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第13章 紫姫〔624〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 146 件/ノ=146 ...を屈めて二三十間進んで行くと、其処に明りさした稍広き隧道が前方に貫通し居たり。紫......横十文字に隧道が穿たれ、処々に四角い岩窟室が御座います。荒鷹、鬼鷹......居ります場所は特に広く築いてあります』加......に広く築いてあります』加米彦『ヤア益々鬼奴、洒落た事をやつて居よる哩、鬼ケ城へ行......る哩、鬼ケ城へ行つて不在中で安心な様なもだが、若しひよつと愚図々々して居ると中途......図々々して居ると中途に帰つて来よつて、あ細い入口をピツタリ塞ぎよるか但は青松葉で......』音彦『さうだなア、一方口を塞がれては袋鼠も同然だ』紫姫『イエイエ御心配下さいま......『アヽさうですか、それなら安心だ』と紫姫後につき大手を振つて大股にフン張り行く。... 707
708 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第14章 空谷足音〔625〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 203 件/ノ=203 ... 頃しも二月十五日  東空を輝かし 山......端出づる月影に  三五教......宣伝使 色青彦......神司は  夏彦常彦ともなひて 鬼ケ城山に......もなひて 鬼ケ城山に立て籠る  八岐大蛇分霊 鬼熊別......一類を  言向け和し皇神...... 恵み......露に救はむと  比沼の真名井を後にして ... 708
709 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第15章 敵味方〔626〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 319 件/ノ=319 ... 二月十五日月光を浴びて、三嶽山......頂上......平地に、一蓮托生、蓑を敷き、肱を枕に華胥......平地に、一蓮托生、蓑を敷き、肱を枕に華胥国に入る。馬公鹿公は峰吹く嵐......音に夢を破られ、一度にムツクと起上り、鹿......、鹿公『アー恐ろしい事だつた。折角紫姫様お情に依りて、岩窟......難を免れたと思へば荒鷹、鬼鷹......両人、鬼ケ城より帰り来り、俺達二人をフン... 709
710 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第16章 城攻〔627〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 225 件/ノ=225 ... 冷たき風も福知山、世を艮大空に聳り立ちたる鬼ケ城、千引......岩にて固めたる、鬼熊別が千代......住家、金城鉄壁一卒これを守れば万卒攻むべ......壁一卒これを守れば万卒攻むべからざる、敵攻撃に対しては絶対的......安全地帯、岩窟......中に築きたる八尋殿に砦......棟梁鬼熊別は、角......生えたる命の女房、顔色黒い蜈蚣姫数多の人... 710
711 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 第3篇 鬼ケ城山 第17章 有終美〔628〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 355 件/ノ=355 ...横行し  吹き来る風は腥く 歎き悲しむ人声  鬼......棲むてふ大江山 憂を三嶽......岩窟に  鬼熊別......片腕と 誇り顔なる鬼鷹や  情容赦も荒鷹......片腕と 誇り顔なる鬼鷹や  情容赦も荒鷹 爪研ぎすまし世......人を  見付け次第に引攫み 岩窟......中へと連れ帰り  人を悩ます曲津神 それ...... 人を悩ます曲津神 それさへあるに鬼ケ城  数多の部下を従へて 天が下をば吾儘に... 711
712 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 33 件/ノ=33 ...大いなる世界邪悪を除くべく    神に習ひて励めまめ......)〉理解なき人は不徳を敢てなし    誠神に反くも......なり〈第1章(三)〉生前に死後......備へ......無き人は    死期迫る時無限......悔あり〈第3章(三)〉艱難......大なる後は幸福......    恵みの花の大なるが咲く〈第3章(... 712
713 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 後付 礎(三) 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 124 件/ノ=124 ...一、高天原天国に上るも......は、地上にある時其身内に愛と信と......天国を開設し置かなければ、死後に於て身外......天国を開設し置かなければ、死後に於て身外天国を摂受することは不可能である。一、人......ば身外に在る天国は決して其人に流れ来るもでは無い。又之を摂受することが出来ぬも......である。要するに人は現実界にある間に、自......必要がある。而して天国を自ら造り且つ開くは、神を愛し神を信じ無限絶対と合一してお......一しておかねば成らぬ。人は何うしても、こ無限絶対の一断片である以上は、何処までも... 713
714 霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰 後付 暁山雲(謡曲) 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 7 件/ノ=7 ...万世稜威輝く不二が嶺...... 稜威輝く不二が嶺......雲に白むか暁...... 八重棚雲もあかねさし神代......姿そ......ままに 寿ぐ松......世末ながく迎ふる年こそ楽しけれ 迎ふる年... 714
715 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 前付 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 28 件/ノ=28 ... 梅は散りて漸く赤坊青い頭を名残に留め、山桜薫るも七日又匂ふ......を名残に留め、山桜薫るも七日又匂ふ、七日空......遅桜、首尾よく散りて葉桜......、新装凝らす晩春......、頭もぽかぽかする陽気、素敵滅法界もない......もぽかぽかする陽気、素敵滅法界もない銀杏大古木が、図体にも似気ないデリケートな若......古木が、図体にも似気ないデリケートな若葉衣を着た姿も亦一見......価値無きにしもあらず、万寿山の新緑時々刻... 715
716 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 前付 凡例 (編者) 1923刊 DB
RMN
全 16 件/ノ=16 ...されて、吾人は始めて従来宣伝してゐた大本教に幾多......誤謬と錯誤と......存したことを知つた。そして同時に吾々は余......して同時に吾々は余りに多く所謂大本的知識過重に煩はされてゐたことをも発見した。 ......てゐたことをも発見した。 吾々は今や従来誤れる所謂大本的知識を一掃し、一切......先入的観念を排除して白紙......生れ赤兒......心を以て、大本の教に対さねばならぬ時機に... 716
717 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 37 件/ノ=37 ... 日進月歩文明、世界と聞えし今年より、年遡り数ふれば、......年遡り数ふれば、殆ど三十五万年、古き神代物語、神素盞嗚......大神が、天......安河中におき、天......真名井に誓約して、瑞......御霊と現れ給ひ、天地百......神達に、千座......置戸を負はせられ、八洲の国の此処彼処、漂... 717
718 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第1篇 弥仙神山 第1章 春野旅〔629〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 323 件/ノ=323 ...はクレさうで クレナイに包む弥生空  朧月は中天に 照らず曇らずボンヤリと  か......に 照らず曇らずボンヤリと  かかる山家夕まぐれ 川......流れは淙々と  轟き渡る和知......里 空を封じて立並ぶ  老樹......下......小径を トボトボ来る宣伝使  神......教をどこまでも 伝へにや山家......肥後の橋  月の光を力とし 神の恵を杖と... 718
719 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第1篇 弥仙神山 第2章 厳花〔630〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 138 件/ノ=138 ... 山と山と迫りたる  春野......花に右左 白や紫黄金なす  男蝶女蝶......翩翻と 常世......春を舞ひ遊ぶ  紫雲英......花......咲き満ちた 山......麓......田圃道  景色も殊に悦子姫 谷の水音潺湲... 719
720 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第1篇 弥仙神山 第3章 神命〔631〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 141 件/ノ=141 ... 賤が伏家を後にして、悦子姫一行は、胸突坂をテクテクと、梯子登りに登......る。加米彦『ヤアこれは大変、大切な一張羅宣伝使服に鳶......奴、糞をかけよつた。実に糞懣......至りだ。オイ鳶......奴、不都合千万、一先づ此方へ引き戻せ、天......、不都合千万、一先づ此方へ引き戻せ、天地道理を説き諭して呉れうぞ』夏彦『アハヽヽ......ヽヽ、ウフヽヽヽ』音彦『何とか言はねば虫納まらぬ男だなア、何程人間が偉いと云うて......と云うても、空中を自由自在に翺翔するだけ神力は無いから、黙つて泣き寝入るが利巧だ... 720
721 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第2篇 再探再険 第4章 四尾山〔632〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 292 件/ノ=292 ... 天と地と神......水火  うまらにつばらに大八洲 天......沼矛......一雫  自転倒島......真秀良場や 青垣山を繞らせる  下津岩根......真秀良場や 青垣山を繞らせる  下津岩根貴......苑 此世を治むる丸山......  神の稜威は世継王山 力隠して桶伏の ... 721
722 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第2篇 再探再険 第5章 赤鳥居〔633〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 184 件/ノ=184 ...たる  青赤白黄をこき交ぜて 緑滴る足曳  山と山とに包まれし 由良......流れに沿ひ乍ら  彼方に立てる紫...... 煙目あてに進み行く  紫姫......宣伝使 草木も萠ゆる若彦や  馬に鞭鞭つ......テクテクと  肩も斑鳩、飛ぶ空を 笠西坂頂上に  四人は漸く着きにけり。若彦『紫......人は漸く着きにけり。若彦『紫姫様、此風景佳い地点で四方......景色を観望して息を休めませうか』紫姫『妾......うか』紫姫『妾もさう思つて居ました、弥仙お山は紫のお容姿を現はし給ひ、連峰を圧し... 722
723 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第2篇 再探再険 第6章 真か偽か〔634〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 246 件/ノ=246 ... 紫姫は紫  姿を装ふ弥仙山 四尾......山や桶伏......  珍......聖地を伏し拝み 西坂峠を後に見て  若葉......坂峠を後に見て  若葉もそよぐ若彦や 心馬公鹿公を  伴ひ進む春......道 山追々と迫り来る  心も細き谷道を ......り来る  心も細き谷道を 伝ひ伝ひて河守  里を左手に打ち眺め 船岡山を右に見て......め 船岡山を右に見て  日もやうやうに酉刻 暗の帳はおろされて  一行ゆくてに迷... 723
724 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第3篇 反間苦肉 第7章 神か魔か〔635〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 209 件/ノ=209 ... 四方山々紅葉して  錦織なす佐保姫が 衣を飾......紅葉して  錦織なす佐保姫が 衣を飾る秋空  日脚短き山坂を 下つて来るウラナイ......空  日脚短き山坂を 下つて来るウラナイ  道......教......ヘボ司。 七八人......荒男、普甲峠......麓......木蔭に休らひ乍ら、雑談に耽り居る。甲『此... 724
725 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第3篇 反間苦肉 第8章 蛙口〔636〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 305 件/ノ=305 ... 黄金峰と聞えたる  弥仙......山......麓辺に 此世を忍ぶ豊彦が  娘お玉......訝かしや 去年......秋よりブクブクと  息も苦しく日に月に ......布袋腹  豊彦夫婦は日に夜に 心を痛め木花......  神に願を掛巻くも 畏き神......夢の告げ  真名井ケ原に現れませる 豊国... 725
726 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第3篇 反間苦肉 第9章 朝一驚〔637〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 203 件/ノ=203 ... 晩秋長き夜はいつしか明けて、朝霧籠むる東南......天に、太陽は霞みて低うかかり居る。高山彦......うかかり居る。高山彦は漸く起き上り、不便地に似あはぬ贅沢三昧、朝風呂、丹前、長火......ぬ贅沢三昧、朝風呂、丹前、長火鉢、入り日影に当つたやうな細長き体に、長煙管を持つ......黒姫と二人睦まじさうに、ニタニタと、昨夜夢を思ひ出してか、悦に入つて居る。斯る処......出してか、悦に入つて居る。斯る処へ新参者夫婦連、恭しく両手をつかへ、綾彦『コレハ......寝さして頂きました。どうぞ今日より、折角思召では御座いますが、吾々夫婦にお暇を下......ないか、あれ程固い事を云つて居つて、一夜間にさうグラグラと心をかへて何うするのだ... 726
727 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第3篇 反間苦肉 第10章 赤面黒面〔638〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 365 件/ノ=365 ... 谷川に禊を済まして、梅公一行は再び地底館に帰り来たり、梅公『高山彦様、黒姫様、......り、梅公『高山彦様、黒姫様、お蔭で大江山悪霊も、スツカリ退散致しました。そこら中......な頭脳が益々明晰になり、モウ是れで大宇宙根本が、現界、神界、幽界......、万事万端手に取る如く明瞭に、梅が心鏡に......ずる様になつて来ました。随分御禊と云ふもは結構なも......ですなア』黒姫『さうだろさうだろ、何時も......間さへあれば、お水を頂きなさいと云うとるぢや。火と水とお土......御恩が第一ぢや。何時も水を被るのは、蛙の... 727
728 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第4篇 舎身活躍 第11章 相見互〔639〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 218 件/ノ=218 ...に  本巣かけたか、かけたかと 八千八声血を吐いて  声も湿りし五月空 憂に悩め......りし五月空 憂に悩める人々を  教へて神大道に 救はむも......と常彦が  鬼ケ城山後にして 足もゆらゆ......が  鬼ケ城山後にして 足もゆらゆら由良川  蛇が鼻、長谷......郷を越え 生野を過ぎて......檜山  須知、蒲生野を乗り越えて 駒に鞭......を乗り越えて 駒に鞭打つ一人旅  観音峠頂上に シトシト来る雨......空  遠く彼方を見渡せば 天神山や小向山... 728
729 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第4篇 舎身活躍 第12章 大当違〔640〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 193 件/ノ=193 ...慕ひ  人老て妄りに道を説くとかや 弥仙山......麓なる  賤が伏家......豊彦は 三五教......宣伝使  悦子......姫......一行に 娘......お玉を助けられ  世にも優れし初孫...... 顔を眺めて老夫婦  蝶よ花よと労はりつ... 729
730 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第4篇 舎身活躍 第13章 救神〔641〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 133 件/ノ=133 ... 寅若、富彦、菊若三人は金峰山......頂上、弥仙神社......前に一心不乱に願望成就......祈願を凝らし、遂に夜を明かした。寅若『ア......寅若『アヽ大分沢山に神言を奏上し、最早声倉庫は窮乏を告げたと見え、そろそろかすつ......見え、そろそろかすつて来だした』と瘡かき様な声で云ふ。二人も同じくかすり声、寅若......かすり声、寅若『もう仕方がない、ありだけ言霊を献納した......だから、声としては殆んど無一物だ、声の裸... 730
731 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第5篇 五月五日祝 第14章 蛸揚壺〔642〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 242 件/ノ=242 ... 魔窟ケ原地下室に、ウラナイ教......双壁と己も許し人も許した、素人離れ......した黒姫が、高山彦と睦じさうに晩酌をグビ......。『コレ高山さま、時節は待たねばならぬもだなア。お前と偕老同穴......契を結び乍ら、枯木寒巌に依つて、三冬暖気......つて、三冬暖気無しと云ふやうな、没分暁漢部下......宣伝使や信者......動揺を恐れて気兼ねをして、貴方をフサの国... 731
732 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第5篇 五月五日祝 第15章 遠来客〔643〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
RMN
全 211 件/ノ=211 ... 米価騰貴る糠雨が、赤い蛇腹を空に見せて居る。......せて居る。八岐大蛇に憑依されしウラナイ教頭株、鼻高々と高姫が、天空高く天......磐船轟かしつつフサ......国をば後にして、大海原を乗越えて、由良......港に着陸し、二人......伴を引き連れて、大江......山......程近き、魔窟ケ原に黒姫が、教の射場を立て... 732
733 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第5篇 五月五日祝 第16章 返り討〔644〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 100 件/ノ=100 ... 微酔機嫌梅公は表......けたたましい物音に、鹿公、馬公を伴ひ走り......伴ひ走り出で見れば、常彦を始め滝公、板公三人、息を喘ませ大声を張り上げ乍ら、『青......ランメー口調で、『なゝゝゝ何を吐しやがるでエ、此処を何処だと心得て居やがる......でエ、畏くも勿体なくも日......出神......生宮と竜宮......乙姫様の生宮の鎮坐まします珍の宝座だぞ、... 733
734 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 第5篇 五月五日祝 第17章 玉照姫〔645〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 247 件/ノ=247 ... 自転倒島第一......  霊地と世にも鳴りひびく 世界に無二......神策地  瑞......御霊......隠れ場所 青葉も、そよぐ夏彦が  万世不......れ場所 青葉も、そよぐ夏彦が  万世不動瑞祥を 祝ふ加米彦、諸共に  四つ......手足を働かせ 朝な夕なに勉強みて  主......留守を守り居る 世継王の山の夕嵐  雨戸... 734
735 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 31 件/ノ=31 ...世中......不熟......平和は惑乱......    盛装したる化身なりけり〈総説(三......けり〈総説(三)〉表面は小さく見えて内容    大なるも......は必ず栄えむ〈総説(三)〉放埒......如くに見えて一切に    規準あるこそ神......如くに見えて一切に    規準あるこそ神真道〈総説(三)〉恒心の無き人々は平素よ... 735
736 霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳 後付 礎(四) 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 130 件/ノ=130 ...信じ厚く愛する所には必ず天国が開かれるもである。諸多......団体に於ける善徳......不同よりして、主神を礼拝するそ......方法も亦同一でない、故に天国にも差等あり......法も亦同一でない、故に天国にも差等あり人往生すべき天国に相違が出来る......である。併し乍ら天国......円満なるは此......如く不同あるが故である。同一の花の咲く樹... 736
737 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 前付 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 14 件/ノ=14 ... 本宮神山新装をこらして、希望に充てる面貌を、......装をこらして、希望に充てる面貌を、小雲川流れに映し、畠......小麦は、デリケートな歯磨き楊枝を陳列して......な歯磨き楊枝を陳列して花粉を含み、紫雲英花莚を敷詰めた何鹿......原野は、箱庭式青山......間に点綴し、四尾......山秀雲を圧して聳え、弥仙......霊峰木花姫の優しき、雄々しき姿を現して、... 737
738 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 前付 凡例 (編者) 1923刊 DB
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全 8 件/ノ=8 ...一、本巻には、主として玉照彦御因縁に就て物語られてありますが、玉照彦......て物語られてありますが、玉照彦は第十八巻玉照姫と相並びて五六七神政......生御魂となられます。そ......意味に於て第十八巻と本巻は姉妹巻を成すも......意味に於て第十八巻と本巻は姉妹巻を成すもといえます。一、本巻......第一章『高熊山』は謡曲......形式に作られたも......です。   大正十二年二月   編者識... 738
739 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 前付 総説 三十三魂 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 80 件/ノ=80 ...内外山に塞がる醜雲を 豊な空二晴らすこ......物語  (○外山豊二)皇神......教......花も桜井...... 瑞を重ねて雄々しきこ......物語  (桜井重雄)谷波なる出口......神......言霊に 正しく治まる神国の空  (△谷口... 739
740 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第1篇 神慮洪遠 第1章 高熊山(謡曲調)〔646〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 140 件/ノ=140 ... 梅咲き匂ふ春夜半、牛飼ふ男子......枕辺に、忽然として現はれ出でたる異様......輝き、眼を睜り眺むれば、世人......無情残酷を、うら紫や青黄色、神......大道も白玉や、赤き心......五色......玉は、賤が伏屋......室内を、右往左往に飛び交ひて、何時とはな... 740
741 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第1篇 神慮洪遠 第2章 鶍嘴〔647〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 135 件/ノ=135 ... 足踏む隙も夏草、生茂りたる魔窟ケ原、山時鳥悲しげに、血......る魔窟ケ原、山時鳥悲しげに、血を吐く思ひ岩窟......中、高姫、高山彦、黒姫......三人は、奥......一室に鼎坐して、紫姫や青彦......、消息如何にと待ち居たる。頃しもあれや梅......『ヨオ、梅公ぢやないか、何処へ行つて居ただ。甚う顔......色が晴れ晴れして居ないぢやないか、何時も... 741
742 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第1篇 神慮洪遠 第3章 千騎一騎〔648〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 191 件/ノ=191 ... 高山彦は魔窟ケ原岩窟を後にし、一生懸命に聖地を指して進み......生懸命に聖地を指して進み行く。漸く白瀬川畔に着けば、降り続く五月雨に河水汎濫し、......渡川は絶対に不可能となりぬ。 高山彦は川岸を下りつ、上りつ、地団太踏みて口惜しが......、上りつ、地団太踏みて口惜しがり、現在目前に聖地世継王山を眺め、玉照姫......御座所は彼方かと憧憬......念に駆られて狂気......如くなり居たり。斯る処へ息せき切つて馳来......たり。斯る処へ息せき切つて馳来りしは、妻黒姫なりける。『ヤーお前は黒姫か、何しに... 742
743 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第1篇 神慮洪遠 第4章 善か悪か〔649〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 171 件/ノ=171 ... 瑞穂国......真秀良場や  青垣山を繞らせる 下津岩根......繞らせる 下津岩根と聞えたる  要害堅固神策地 小三災......饑病戦  大三災......風水火 夢にも知らぬ世継王......  山......麓に現れませる 玉照姫......御稜威  光は四方に照妙の 衣を纏ひて経... 743
744 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第2篇 意外意外 第5章 零敗苦〔650〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 423 件/ノ=423 ...火房に坐するが如く、釜中に在るが如き酷暑空、雲路を別けて降り来る一隻......飛行船は、フサ......国北山村......ウラナイ教が本山......広庭に無事着陸したり。魔我彦、蠑螈別......二人は此音に驚き、高姫......御帰館なりと、取るも......も取敢ず、表に駆け出し見れば、高姫は眼釣... 744
745 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第2篇 意外意外 第6章 和合と謝罪〔651〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 191 件/ノ=191 ... 一葉落ちて天下秋を知るとかや。神......教も不相応ぬフサ......国、北山村......本山ウラナイ教......頭株、心も驕る高姫が、執着心......胸......闇、鼻高山彦や黒姫は、奥......一間に差し籠もり、ウラナイ教の前途に就い... 745
746 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第2篇 意外意外 第7章 牛飲馬食〔652〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 238 件/ノ=238 ... 厳御霊......大御神、そ......和魂を祭りたる、神......光......元伊勢......、大御前に額づきて、天津祝詞を奏上し、心......、大御前に額づきて、天津祝詞を奏上し、心空......雲霧を晴らせ給へと、汗をたらたら祈り居る... 746
747 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第2篇 意外意外 第8章 大悟徹底〔653〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 227 件/ノ=227 ... 紫姫、若彦、お玉は元伊勢神殿に祈願を籠め終り、玉照姫を介抱しつつ......籠め終り、玉照姫を介抱しつつ、馬、鹿両人復命如何にと待つて居た。 黄昏過ぐる頃神......。 黄昏過ぐる頃神殿に向つて急ぎ来る二つ影。『モシモシ紫姫さま、若彦さまは居られ......紫姫さま、若彦さまは居られますか、馬、鹿両人で御座います』若彦『ヤア馬公に鹿公、......公『ハイまアまア上いきでした。黒姫はフサ国へ帰つて不在中だとかで、残り......十四五人......連中、酒に喰ひ酔つて大騒ぎ......真最中、到頭吾々両人も引張り込まれ、酒に... 747
748 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第3篇 至誠通神 第9章 身魂浄化〔654〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 345 件/ノ=345 ... 心暗......空晴れて、世界に鬼は梨......木......、峠......巌に腰打掛け、雪雲......空を眺めて、雑談に耽る二人......男あり。荒鷹『アヽ思ひまはせば今年......春の初、鬼熊別の部下となつて、三岳山の岩... 748
749 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第3篇 至誠通神 第10章 馬鹿正直〔655〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 259 件/ノ=259 ... 雲を抜き出てそそり立つ  高城山峰伝ひ 松樹茂れる神......山  木......間に閃く十曜......神紋 国治立......大神や  埴安神や木......花...... 姫......命の御教を  四方に伝ふるウラナイの 神... 749
750 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第3篇 至誠通神 第11章 変態動物〔656〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 272 件/ノ=272 ... 書院造りこつてりとした、余り装飾......施して無い瀟洒たる建物......中に、三十路を越えた一人......女と、二十前後......優しい女、桐......丸火鉢を中にひそひそと何か囁き話を始めて......何か囁き話を始めて居る。お節『松姫様、春景色も宜敷う御座いますが、かう薄雪......溜つた四方八方の景色、この苔蒸した庭から... 750
751 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第3篇 至誠通神 第12章 言照姫〔657〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 236 件/ノ=236 ... 松姫館表門......司を兼ねたる受付役......竜若は、両手を組み深き思案に沈む折柄、潜......を組み深き思案に沈む折柄、潜り門を潜つてタ......タ入り込む四人......姿を眺めて打ち驚いた。女神姿......二人......宣伝使は門外に煙の如く姿を消した。 竜若... 751
752 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第4篇 地異天変 第13章 混線〔658〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 346 件/ノ=346 ... 月照りわたる御空より  まばら雪はちらちらと 恥かしさうに降つて来る ......降つて来る  樹木茂れる木下闇 ウラル教宣伝使  テルヂー、コロンボ......両人は 常世......国を後に見て  ウラル......道を開かむと 海河山野を打渡り  自転倒......山野を打渡り  自転倒島に来て見れば 遥空に紫......  雲立ち昇る怪しさに 是れぞ正しく真人......  雲立ち昇る怪しさに 是れぞ正しく真人  出現ならむ兎も角も 雲を目当てに行き... 752
753 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第4篇 地異天変 第14章 声在所〔659〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 192 件/ノ=192 ... 谷丸、鬼丸、テルヂー、コロンボ四人は堺峠......天狗岩を後にし乍ら、山麓......老松......根元を越え、玉照彦......幼児......隠し場所に走り着いた。谷丸は、目を丸くし......丸くして、此処彼処と探し廻し、三人は吾一功名せむと、血眼になつて、谷丸......行く後に従ひ、捜索を始めた。忽ち聞ゆる赤... 753
754 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第4篇 地異天変 第15章 山神滝〔660〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 240 件/ノ=240 ... 松姫は来勿止神に導かれ、門傍......細やけき二間造り......室に案内された。来勿止神『此......暗夜に女......身として此......神山へ御参拝なされますに就ては、何か深い......ては、何か深い理由がございませう。私は此関所を守る役目として一応御尋ねして置く必......は今まで大変な取違ひを致して居りましたもでございます。ウラナイ教の分社高城山の麓... 754
755 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第4篇 地異天変 第16章 玉照彦〔661〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 111 件/ノ=111 ... 来勿止神は、松姫、竹其他四人男と共に機嫌よく湯を啜つて居る。 此処へ......に機嫌よく湯を啜つて居る。 此処へ門番頭勝は入り来り、『モシモシ神様、此間......奴が二人も新顔を連れ、都合四人やつて参り......さうか、それなら尚更結構だ』 間もなく勝案内に連れ、四人......男此場に現はれ怖さうに閾を跨たげて土間に......て居る。来勿止神『オヽお前は谷丸以下三人男だなア、何うだ、神様......御神力には屈服したかな』 谷丸漸く首を上......で御座います、お体は痛みませぬか、つい心中の悪魔に操られ、御無礼計り致しました。... 755
756 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 第4篇 地異天変 第17章 言霊車〔662〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 260 件/ノ=260 ... 仰げば遠し其昔  広大無辺大宇宙 天地未だ定まらず  陰陽未分......其時に 葦芽......如萠えあがり  黄芽を含む一物は 忽ち化......一物は 忽ち化して神となる  これぞ天地太元...... 大国常立尊なり  其御霊より別れたる ......国常立尊なり  其御霊より別れたる 天地祖と現れませる  国治立......大神は 豊国主......姫神と  力を協せ御心を 一つになして美... 756
757 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 54 件/ノ=54 ...目的善良なれば方法も    いたつて軽く遂げ......らむ〈総説(三)〉人間に区別なけれど心魂    清濁により浮き沈みあり〈総説(三......清濁により浮き沈みあり〈総説(三)〉村肝心は動きやすければ    神......御綱によりて繋げよ〈総説(三)〉世......中......他人は残らず吾が友......    友とし知りて清く交はれ〈第2章(......清く交はれ〈第2章(三)〉釈迦如来八万四経巻も    煎じつむれば断念の二字〈第... 757
758 霊界物語 第19巻 如意宝珠 午 後付 礎(五) 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 144 件/ノ=144 ...一、高天原に復活したる人間霊身は、地上現実界に生存せし時......如く、思想感情意識等を有して楽しく神......懐に抱かれ、種々......積極的神業を営むことを得るは前に述べた通......通りである。 扨て人間は何うして現界に人肉躰を保ちて生れ来るかと云ふ問題に至つて......固められたる人間として無限絶対なる精霊界消息を解釈せむとする......は恰も木に倚りて魚を求め、海底に潜みて焚......恰も木に倚りて魚を求め、海底に潜みて焚火暖を得むとするやうなものである。故に現界... 758
759 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 前付 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 16 件/ノ=16 ... 鬼も十八蛇も二十巻物語り、いよいよ述べ了りぬ。大江山、三......大江山、三国ケ岳、鬼ケ城に立籠りたる神代鬼賊、バラモン教......棟梁株鬼雲彦、鬼熊別は、正義......神軍が発射する善言美詞......言霊に驚き、雲を霞と遁走して、波斯......国に潜伏し、鬼熊別......妻蜈蚣姫が三国ケ岳に隠れ、千変万化......奸策を弄し、バラモン教の回復を企て、聖地... 759
760 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 前付 凡例 (編者) 1923刊 DB
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全 29 件/ノ=29 ... ストーナー夫人は言つてゐる。『総て子供は生れながら、第六......感覚──諧謔......感じを持つてゐる。しかし多く......者は、そ......育つ環境......ためにこ......感覚を鈍らされ、或は夙くから失つてしまふ......覚を鈍らされ、或は夙くから失つてしまふもである。楽しいものを見ても、笑ふ──心の... 760
761 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 前付 総説歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 20 件/ノ=20 ... 待ちに待ちたる三月三日  弥生春も夢と過ぎ 若葉......色も濃厚に  彩る初夏......風清き 松雲閣や教祖殿  奥......一間に王仁始め 三男一女......筆将は  共に神助を蒙りつ 五つ......身魂睦まじく  五六七......神......永久に 尽せぬ長き物語  西と東に立別れ... 761
762 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第1篇 宇都山郷 第1章 武志宮〔663〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 470 件/ノ=470 ... 常世暗を晴らさむと  神......御稜威も高熊...... 静......岩窟......奥深き  恵......露......雨となり 雪ともなりて空蝉......  醜世を洗ひ照さむと 空に輝く旭子の ... 762
763 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第1篇 宇都山郷 第2章 赤児誤〔664〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 282 件/ノ=282 ... 雪に埋まる川端  賤......伏家も春が来て 冷たき雪も何時しかに  ......時しかに  溶けて嬉しき老夫婦 宇都山川水温み  枯木も青芽を萌き出して 軒端......梅も匂ひ初め  谷......戸開けて鶯...... 訪る季節となりにける  山と山とに包ま......にける  山と山とに包まれし 此処は世界秘密郷  人......心も質朴に 宛然神代の如くなり  時しも... 763
764 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第1篇 宇都山郷 第3章 山河不尽〔665〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 352 件/ノ=352 ...ドンドンと地響きさせ乍ら性凝りもなく芋畑赤子を御丁寧に再び蹂躙り、『エイ、此芋......野郎、俺に影響を及ぼしやがつた、芋だつて......、俺に影響を及ぼしやがつた、芋だつて油断ならぬも......だ、エヽもう斯うなる上は善いも、悪いも、......、難かしいも、嬉しいも、悲しいもあつたもかい、三度芋......野郎、何処までも六本......指で蹂躙してやらう。アタいもいもしい』と......ゆく許り踏み砕いて居る。そこへ走つて来たは真浦の宣伝使、此態を見て、真浦『留さん... 764
765 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第1篇 宇都山郷 第4章 六六六〔666〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 260 件/ノ=260 ...八、番茶も出花、蛇も廿なる巻物語、六六六節に当つて少しく季節は早けれど、蚊蜻蛉然......今を混同したる夢物語、ハートに浪もウツ山、里に割拠せし、バラモン教......宣伝使、言霊濁るども彦が、天......真浦......言霊に、当りて逃出す一条、天井......棧を読みながら、布団を尻に敷島......煙と共に雲煙朦朧、捉まへ所......なき泣き述ぶるドモ彦物語、嗚呼惟神々々、... 765
766 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第2篇 運命 第5章 親不知〔667〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 489 件/ノ=489 ... 黄金波も宇都山......  山と山と......谷間を 縫うて流るる宇都......川  水も温みて遡り来る 真鯉緋鯉や鮒雑......も温みて遡り来る 真鯉緋鯉や鮒雑魚  鮎季節も漸くに 漁る人......此処彼処  中に勝れて背も高く 何とはな......背も高く 何とはなしに逞しき  白髪異様老人は 立つる煙も細竿......  先に餌をば取りつけて 永き春日を過ご... 766
767 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第2篇 運命 第6章 梅花痣〔668〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 312 件/ノ=312 ...今迄飯よりも好きであつた漁を断念し、武志宮......社務所に居を転じ、宗彦、お勝......両人と共に朝夕神に仕へ、且三五教......教理を細々乍ら伝へてゐた。田吾作、お春......両人は御宮......参拝を兼ね、爺さん......話を聴く可く立寄つた。田吾作『お爺さま、......作『お爺さま、お前さまも此頃は大分に村中評判が善くなつたぞい。朝は早うから御祝詞... 767
768 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第2篇 運命 第7章 再生歓〔669〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 221 件/ノ=221 ... 松鷹彦はあかざ杖をつき、田吾作、お春......慌てて駆出した跡を気遣ひ、覚束ない足つき......舞つた。後には夫婦連れ、何れも喜びと驚き涙に暮れて居る。お勝『モシ宗彦さま、何卒......ませぬか』宗彦『そりやお前、本当に欲しいか』お勝『何しに心にもない事を云ひませう......つて下さい』宗彦『ハハ分つた、お前は、私父親は、もつと立派なも......と思うて居た......だらう、あ......爺さまが、私の親と云ふ事が分つたので俄に... 768
769 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第2篇 運命 第8章 心鬼〔670〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 314 件/ノ=314 ... 宗彦は親兄妹に別れを告げ一旦聖地に参ゐぼり、言依別命より天晴れ宣伝使......役を命ぜられ、心いそいそとして再び宇都山......役を命ぜられ、心いそいそとして再び宇都山里に立ち帰り、武志......宮......前に報告祭を行ひ里人に別れを告げて、山奥......割拠する魔神を征服せむと、旅装を整へ宣伝初旅に就いた。留公、田吾作......二人は村......外れに先廻りして待つて居た。宗彦『お前は... 769
770 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第3篇 三国ケ嶽 第9章 童子教〔671〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 479 件/ノ=479 ... 九重花......都......山背  畏き神代に近江路や 色も若狭に丹......背  畏き神代に近江路や 色も若狭に丹波  三国に跨る三国ケ嶽 木立......茂みは大空......  月日を封じて物凄く 昼さへ暗き大高峰......人か 見るさへ凄き婆一人  聳えて高き岩根に 仮......庵を結びつつ  蛇や蛙を捕喰ひ 其日を送... 770
771 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第3篇 三国ケ嶽 第10章 山中怪〔672〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 357 件/ノ=357 ...田吾作『朝日は光る月は照る  武志森......小夜砧 宇都山郷を立出でて  三五教......宣伝使 神......まにまに宗彦が  後に随ひ来て見れば 誠......まに宗彦が  後に随ひ来て見れば 誠明石山道は  忽ち霧に塞がりて 不動......滝も雲隠れ  一歩二歩探り寄り 水音合図......音合図に留公が  留るも聞かず真裸体 蛙面に水行を  ザワザワザワと浴び乍ら 手......頂に 上つて四方を眺むれば  丹波名物霧海 彼方此方にポコポコと  山の頂き浮き... 771
772 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第3篇 三国ケ嶽 第11章 鬼婆〔673〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 326 件/ノ=326 ... 夜は漸くに明け離れ、木間に囀る諸鳥......声に送られて、三人は足に任せて進み行く。......任せて進み行く。大岩窟を背景に茅葺き屋根三四十、軒を並べて立つて居る。田吾作『サ......つて居る。田吾作『サア、とうとう三国ケ岳鬼婆......大都会が見えて来た。戸数無慮三十余万、人......には高架鉄道もあるだらうし、自動車、電車設備も完全に出来て居るだらう、一つ乗つて......、一つ乗つて見ようかなア』 原彦、田吾作肩を揺り、原彦『オイ、田吾作さま、これか......、これからが肝腎だ、今から呆けてどうするだ、確りせぬかいな。片方は岩窟にたてかけ... 772
773 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 第3篇 三国ケ嶽 第12章 如意宝珠〔674〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 243 件/ノ=243 ... 心色も照山......  麓に建てる高殿は 錦......宮......社務所と  世に鳴り渡る秋......風 紅葉......錦散り敷きて  寒さ身に沁む時もあれ 頭......に沁む時もあれ 頭に霜を戴きし  三五教宣伝使 黒姫、高姫、青彦や  紫姫は終夜......姫は終夜 眠りもやらずヒソヒソと  秘密話に耽り居る。高姫『皆さま、高い声では云... 773
774 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 34 件/ノ=34 ...松翠年を重ねて深みゆく    神......稜威......いやちこにして〈序(三)〉波......穂を踏みて教を伝へゆく    わが大本は......を踏みて教を伝へゆく    わが大本は世光なる〈序(三)〉沸きかへる如き人気を集......き人気を集めつつ    日に日に太る大本教〈序(三)〉八洲国いづく......果てを探すとも    現幽神を説く教はな......  現幽神を説く教はなし〈目次(三)〉古教司もまだ知らぬ    誠の道を朝夕説く... 774
775 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 後付 礎(六) 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 100 件/ノ=100 ...一、第一天国たる最高最勝位置を占たる天国......天人......姿は、実に花......如く、黄金......如く、瑠璃光......如く、且金剛石......幾十倍とも知れないやうな、肌......色を保つて居る天人ばかりである。そして大... 775
776 霊界物語 第20巻 如意宝珠 未 後付 礎(七) 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 63 件/ノ=63 ... 凡て人は死して後  天国浄土に昇り行く 無限......人は死して後  天国浄土に昇り行く 無限歓喜に浴すべき  人間特有......資質あり これ神ごころ大和魂  仏者......所謂仏性ぞ そもそも人は色々と  輪廻転......謂仏性ぞ そもそも人は色々と  輪廻転生門を越え 禽獣虫魚......境涯を  渉りて現世に人間と 生れ来たり......に人間と 生れ来たりし者もあり  高天原天人が 男女情交......その結果  霊子となりて地に蒔かれ 因縁... 776
777 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 前付 序文 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 22 件/ノ=22 ...に順応せよとは、今日上流に立てる床次内相訓戒であつた。併し乍ら日進月歩......今日順応も結構だが、併し無暗に外国......行方許りに順応してはならない。世界......趨勢に省み、建国......精神に背馳せない様に、取捨選択する......必要がありませう。世界......大勢に順応しつつ国民を指導する......が、治者や学者の最も注意すべき義務である... 777
778 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 前付 凡例 (編者) 1923刊 DB
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全 13 件/ノ=13 ...一、本巻原稿は全部口述者......周到なる校閲を経たも......であります。お蔭で校正上......いろいろな注意に就て得る所がありました。......がありました。一、既刊第二十二巻及び其他巻......『百足姫』はオサムシと訓すべきですから、......べきですから、『蜈蚣姫』となるべきでしたを、活字が無かつた......で已むを得ず『百足姫』としておきましたが... 778
779 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 前付 総説 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 47 件/ノ=47 ... 霊界は想念世界であつて、無限に広大なる精霊世界であ......る精霊世界である。現実世界は凡て神霊世界移写であり、又縮図である。霊界......真象をうつした......が、現界、即ち自然界である。故に現界を称......界である。故に現界を称してウツシ世と言ふである。例之一万三千尺......大富士山を僅か二寸四方位......写真にうつした様なも......で、その写真が所謂現界即ちウツシ世である... 779
780 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第1篇 千辛万苦 第1章 高春山〔675〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 417 件/ノ=417 ... 雲を圧して聳り立つ  高春山山頂に バラモン教を開きたる  大国別に......を開きたる  大国別に憑依せる 八岐大蛇分霊  醜......曲霊が割拠して 山野河海を睥睨し  大江......曲霊が割拠して 山野河海を睥睨し  大江山と三国岳 六甲山と相俟つて  冷たき魔......と相俟つて  冷たき魔風を吹き送り 蜈蚣姫......手下なる  鷹依姫が朝夕に 心を砕く鳩胸...... 鷹依姫が朝夕に 心を砕く鳩胸や  仕組奥は割れ岩...... 胆を煎るこそ恐ろしき。 南に瀬戸の海を... 780
781 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第1篇 千辛万苦 第2章 夢懸橋〔676〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 315 件/ノ=315 ... 高春山に割拠するバラモン教一派アルプス教......教主鷹依姫を言向け和すべく、言依別命......旨を奉じて天......磐樟船に乗り、勢よく聖地を出発した高姫、......出発した高姫、黒姫は殆ど三ケ月を経るも何消息もない。言依別命は密かに竜国別、玉治......。言依別命は密かに竜国別、玉治別、国依別三人......宣伝使を招き、聖地......何人にも明さず、高春山に二人の消息を探査... 781
782 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第1篇 千辛万苦 第3章 月休殿〔677〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 267 件/ノ=267 ... 竜国別、玉治別、国依別三人は珍......館......奥......室に打通り、梅照姫が調理せし晩餐に舌鼓を......晩餐に舌鼓を打ち、主客打ち解けて四方八方話に耽る。梅照彦『最前......玉治別様......お歌に依つて、津......国の高春山へお出でになる事を承知致しまし... 782
783 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第1篇 千辛万苦 第4章 砂利喰〔678〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 228 件/ノ=228 ... 梅照彦が朝夕に  神教を宣り伝ふ 珍......館を後にして  ここに三人......宣伝使 玉照彦......生れませる  高熊山......巌窟に 心を洗ひ魂清め  神国守に送られ......洗ひ魂清め  神国守に送られて 来勿止館門前に  暇を告げてスタスタと 足に任せ......てスタスタと 足に任せて進み行く  天狗岩にて名も高き 境峠を打渡り  小幡......川の上流を 尻を捲つて対岸  青野ケ原を... 783
784 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第1篇 千辛万苦 第5章 言疵〔679〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 240 件/ノ=240 ... 玉治別が早速頓智に、六人......小盗人は始めて其非を悟り、喜んで神......道に帰順し、宣伝使に従つて高春山に向ふ事......東西に高山を負ひたる谷路には、皎々たる月影は見えなかつた。暫くすると怪しき唸り声......声が前方に聞え、次いで幾百人とも知れぬ人足音らしきも......、刻々に聞えて来た。玉治別『ヨー怪しき物......怪しき物音が聞えて来たぞ。コレヤ大方山賊大集団......御通過と見える。我々は此処に待受して、片... 784
785 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第2篇 是生滅法 第6章 小杉森〔680〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 298 件/ノ=298 ... 高春山岩窟に  巣を構へたる曲神...... 鷹依姫を言向けて  誠......神......御教に 靡かせ見むと三五......  道......教......宣伝使 鼻も高姫黒姫が  天......岩樟船に乗り 意気昇天の勢で  高天原を... 785
786 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第2篇 是生滅法 第7章 誠宝〔681〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 208 件/ノ=208 ... 湯谷ケ岳山麓なる杢助が住家へ、面白からぬ目的を達......面白からぬ目的を達成せむがために、高天原神国より根底......国へ急転落下したる心......鬼......雲州、三州、甲州は、疵持つ足......きよろきよろと木挽......小屋に近づいた。雲州『サア兄弟、是れから......此処ですつかり抹殺して、飽迄悪で遣り通すだ。併し乍ら悪を為さむとする者は、悪相を... 786
787 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第2篇 是生滅法 第8章 津田湖〔682〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 147 件/ノ=147 ... 津田湖辺に現はれたる三人......宣伝使を始め、遠、駿、武、三、甲、雲......六人は高春山を遥に眺めて、今や三方より進......り進撃せんとする計画を定むる折しも、六人泥棒は内輪喧嘩を始め出し、武州、駿州、遠......れて其場に倒れたるを見すまし、三、甲、雲三人は此場を見捨てて、元来し道に逃げ去つ......大谷山より攻め上る事とした。又国依別は鼓滝を越え六甲山に登り、魔神を言向けつつ高......玉治別は湖辺に繋ぎある舟に身を托し、津田湖を渡つて驀地に高春山に押寄すべく、足を......を舟に乗せて自ら艪を操り乍ら、寒風荒む月夜を西方の山麓目蒐けて漕ぎ出だす。湖水の... 787
788 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第2篇 是生滅法 第9章 改悟酬〔683〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 122 件/ノ=122 ... 雨もなきに湖水水量は増りゆき、最早三人......鼻......位置まで水は漂うて来た。湖水に聳り立ちた......は俄に降り来り、寒冷身をきる如くなり、そ生命瞬間に迫るを、三人は如何はせむと相互......神を念ずる事を為さずありけるが、忽ち暗黒水面をパツと照らして入り来る三箇......火球ありて三人が身......上下左右に荒れ狂ふ。湖水は二つに割れたり......つに割れたりと見るや湖底より美はしき三柱女神、左手に小さき玉を捧げ、右手に鋭利な... 788
789 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第3篇 男女共権 第10章 女権拡張〔684〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 223 件/ノ=223 ... 吹雪烈しき山奥  竜国別......宣伝使は 高春山に向はむと  猿......声に耳打たれ 心イソイソ進み行く  人煙......たれ 心イソイソ進み行く  人煙稀なる谷道 雪に埋もれゆき暮れて  路傍に立てる......に立てる岩蔭に 少時息をば休めける。 谷片方......突出た岩......蔭に身を寄せ、一夜を明かす事となりぬ。竜......きけるが、フト耳に入りしはなまめかしき女声、驚いて目を醒ませば妙齢の美人、鬢のほ... 789
790 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第3篇 男女共権 第11章 鬼娘〔685〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 263 件/ノ=263 ... 白雪皚々として四面山野、白布......褥を被つた如く満目蕭然として一点......塵を留めず、道問ふ人もあら風に向つて進む......めず、道問ふ人もあら風に向つて進む竜国別宣伝使は、刻々に降り積る雪を踏み分け、漸......刻々に降り積る雪を踏み分け、漸く谷と谷と細き十字路頭に出でたり。 太陽は雪雲にし......雪雲にしきられて光を中空に包み、東西南北方向さへも判らなくなつて来た。日は漸く雪......向さへも判らなくなつて来た。日は漸く雪雲西天に没したと見えて、何とはなしに薄暗く......見えて、何とはなしに薄暗く寂し。されど雪光に四面は月夜の如く朦朧と光つてゐる。竜... 790
791 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第3篇 男女共権 第12章 奇女〔686〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 169 件/ノ=169 ...竜国別は小声に宣伝歌を歌ひながら、大谷山谷深く進み入る。 夕べを告ぐる鐘......声、諸行無常と鳴り響く。空に烏......幾千羽、塒求めてカアカアと物憂げに啼き立......アと物憂げに啼き立つる。身に沁む風は樹々梢を七五三に揺つて居る。竜国別は年古りた......七五三に揺つて居る。竜国別は年古りたる松木立に立ち寄りて一夜......雨露を凌がんと、傍を見れば小さき祠がある......さき祠がある。竜国別『アヽ有難い、何れか神様......お社が建つて居る。大方、山口の神様が祭つ... 791
792 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第3篇 男女共権 第13章 夢女〔687〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 126 件/ノ=126 ... 竜国別は祠下より蜘蛛......巣だらけになつて現はれ来り、あたり......木......葉や枯枝を集め、社側......広場に火を焚いた。此火光に照らされて以前......広場に火を焚いた。此火光に照らされて以前女は、艶麗譬ふるに物なく、暗よりポツと浮......艶麗譬ふるに物なく、暗よりポツと浮出たか如うに輪廓も判然として、竜国別......前に徐々近寄つて来た。『ヤア何処のお女中... 792
793 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第3篇 男女共権 第14章 恩愛涙〔688〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 145 件/ノ=145 ... 玉治別は津田湖水を渡つて、高春山......正面より攻め登り行く。杢助はお初を背に負......立寄りて息を休める折柄に、慌ただしき数多人......足音、刻々に近寄り来る。玉治別、杢助は朧......、刻々に近寄り来る。玉治別、杢助は朧月夜木蔭に、何事ならむと透かし見れば、一人......女に猿轡を箝ませ、エイヤエイヤと言ひつつ......あらんと両人は息を凝らして眺むれば、数多男は、一人......女を目の前の木蔭の稍広き所に下し、猿轡を... 793
794 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第4篇 反復無常 第15章 化地蔵〔689〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 273 件/ノ=273 ... バラモン教其一派  アルプス教を樹立して 高春山に......して 高春山に巣窟を  構へて住める鬼婆 鷹依姫が悪業を  言向け和し救はむと ...... 三五教に名も高き  高姫黒姫両人は 鳥岩樟船に乗り  意気揚々と中天に 雲押し......々と中天に 雲押し開き分け上り  高春山麓まで 二人は無事に着陸し  黄金......草......茂りたる 胸突坂を攀じ登り  岩窟並ぶ天......茂りたる 胸突坂を攀じ登り  岩窟並ぶ天森 祠......前に休らひて  天の瓊矛を振り廻し 言霊... 794
795 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第4篇 反復無常 第16章 約束履行〔690〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 194 件/ノ=194 ... 高春山中腹なる天......森......祠......傍に漸う登り着いた玉治別、杢助、お初......三人は、周囲に碁列せる平岩に脚を休め乍ら......ず、国依別も顔を見せないが一体如何したもだらうなア。先へ行つて居る気遣ひは無い筈......なア。先へ行つて居る気遣ひは無い筈だ。此森に落ち合ひ、一団となつて上ると云ふ計画......、軈て見えませう。噂をすれば影とやら、其人のことを云つてをると、ツイ来るものだ。... 795
796 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第4篇 反復無常 第17章 酒息〔691〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 119 件/ノ=119 ... アルプス教仮本山と聞えたる、高春山......山巓......岩窟に数多......部下を集めて、大自在天大国別命......神業を恢興せむと、捻鉢巻......大車輪、心胆を練つて時を待ち居るアルプス......車輪、心胆を練つて時を待ち居るアルプス教教主鷹依姫は、額......小皺を撫で乍ら、長煙管をポンとはたき、股... 796
797 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 第4篇 反復無常 第18章 解決〔692〕 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 151 件/ノ=151 ...つて其丁寧な物云ひは何事だい。大方三五教宣伝使がやつて来たも......だから、そんなお追従を云ふ......だらう。なア黒姫さま、抜目......ない男ぢやありませぬか』『イエ決してさう......決してさうぢや御座いませぬが、どうも貴方御神徳に心......底から感動しました。何卒早く出て下さいま......出て下さいませ』『出いと云つたつて、神様やうに海老錠をかけて置いたぢやないか。お......た積りか知らぬが、高姫大明神、黒姫大明神結構な御扉ぢやぞエ、何と心得て居る。大幣... 797
798 霊界物語 第21巻 如意宝珠 申 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1923刊 DB
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全 59 件/ノ=59 ...累卵危ふき中に住みながら    心用ゐぬ人......多かり〈第1章〉吾が身魂われ......所有とは思ふまじ    髪一筋も儘ならぬ......   髪一筋も儘ならぬ身ぞ〈第1章〉聞く心によりて善くも見え    悪しくも見ゆ......りて善くも見え    悪しくも見ゆるこれ神教〈第3章〉麓より中程までは雲あれど ......章〉麓より中程までは雲あれど    富士神山......頂上は晴れたり〈第3章〉惟神みち......奥処に分け入れば    万代散らぬ花の匂... 798
799 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉 前付 序文 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 20 件/ノ=20 ... 過、現、未三界を通じたる宇宙精神片鱗を漏らせし霊界物語も、漸く二十二巻、......原稿用紙二万六千七百余枚に達しました。其中に於て最も執着心を戒めたるは、本巻......物語であります。 今日まで現界......何人にも発表されざりし霊界......物語、成る可く誤りなきやうと焦慮しつつ口......うと焦慮しつつ口述致しましたが、何分凡夫身を以て広大無辺......宇宙......意思たる神意並びに出来事や、状況を述ぶる... 799
800 霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉 前付 凡例 (編者) 1922刊 DB
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全 34 件/ノ=34 ...昨年十月十八日より始められました霊界物語口述筆録も、本年五月廿八日を以て二十二巻......了し、ほつと一息した次第であります。其間日数二百二十三日、大祭とか、節分祭其他休......其他休むだに日数を加へて、恰度十日に一冊割合であります。左に各巻......口述日数を表示して御覧に供します。巻 口...... 八日 松雲閣  本巻に限り第十三章以後日数とす第二 十三日 右同   本巻第一......同   本巻第一章(通章第五十一章)口述夜毒松茸にあてられ閉口す第三 十四日 瑞......す第三 十四日 瑞祥閣竜宮館 前半は亀岡瑞祥閣にて後半は教主殿竜宮館にて口述さる......し第五  十日 竜宮館岩井温泉 口述筆録方が主か入湯の方が主か分らんやうな生活を... 800
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