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301 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第4篇 立花小戸 第24章 富士鳴戸〔274〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 96 件/ノ=96 ... 二柱は茲に撞御柱を廻り合ひ、八尋殿を見立て玉ひ、美斗......合ひ、八尋殿を見立て玉ひ、美斗能麻具波比神業を開かせ玉ひぬ。美斗能麻具波比とは、......かせ玉ひぬ。美斗能麻具波比とは、火と水と息を調節して、宇宙万有一切に対し、活生命......対し、活生命を賦与し玉ふ尊き神業なり。撞御柱......根に清き水を湛へたまひぬ。これを天......真奈井と云ひまた後世琵琶湖と云ふ。撞......御柱......またの御名を伊吹の御山と云ふ。天の御柱の... 301
302 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第25章 金勝要大神〔275〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 105 件/ノ=105 ... 天津御神造らしし  豊葦原......瑞穂国 泥......世界と鳴戸灘  天......瓊矛......一滴 言霊姫......鳴り鳴りて  鳴りも合ざる海原...... 穢れもここに真澄姫  竜世......浪も収まりて 天地四方の神人は  心平に... 302
303 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第26章 体五霊五〔276〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 119 件/ノ=119 ...ら直接に之を保護し給ふことなく、各自にそ守り神を定めて、之を管掌せしめ給ふは、こ......守り神を定めて、之を管掌せしめ給ふは、こ物語に依りて考ふるも最早明かに判明する事......、霊体を賦与し、太陰を造り、列星を造りそ他万物各自に霊魂、霊力、霊体を賦与し給ひ......、霊力、霊体を賦与し給ひしなり。今は唯其一霊四魂について、大略を述べむとするなり......機凛々乎として活動しつつあり。先づ小宇宙一霊四魂に就て述ぶるならば、大空......中心に懸れる太陽は直霊にして、これを一霊...... 而して太陽には、荒魂、和魂、幸魂、奇魂四魂が完全に備はり、そ......四魂はまた一々直霊を具有し、また分れ、ま... 303
304 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第27章 神生み〔277〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 18 件/ノ=18 ... 天御柱大御神  国......御柱大神は 陽と陰......水火を合せつつ  淡路嶋なる大倭 豊......秋津......嶋を生み  伊予......二名や筑紫嶋 次には隠岐と佐渡......嶋  越......洲まで生みたまひ 次に大嶋吉備児嶋  対... 304
305 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第28章 身変定〔278〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 257 件/ノ=257 ... ここに二柱大神は陰陽水火......呼吸を合して、七十五声を鳴り出し給ひ、ス......呼吸を合して、七十五声を鳴り出し給ひ、ス言霊を以て之を統一し給ふ事となりぬ。 而......以て之を統一し給ふ事となりぬ。 而してこ七十五声......父音を、立花......小戸と云ふ。祝詞に、『筑紫......日向......橘の小戸の阿波岐原に御禊ぎ祓ひ給ふ時に生... 305
306 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第29章 泣沢女〔279〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 90 件/ノ=90 ... 神伊邪那岐大御神  神伊邪那美......大神は 清き正しき天地......  陽と陰と......呼吸合せ ス......言霊......幸ひに  天......御柱国柱 生り出でまして山川や  草木......神まで生み了ほせ 青人草や諸々の  呼吸... 306
307 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第5篇 一霊四魂 第30章 罔象神〔280〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 67 件/ノ=67 ... 伊弉諾、伊弉冊二神は、撞大御神を豊葦原......瑞穂国......大御柱となし、みづからは左守、右守......神となりて、漂へる大海原......国を修理固成し、各国魂......神を任じ山川草木......片葉に至るまで各そ......処を得せしめ、完全無欠の神国を茲に芽出度... 307
308 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第31章 襤褸錦〔281〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 116 件/ノ=116 ... 彼ウラル山およびアーメニヤ......野に神都を開き、体主霊従的神政を天下に流......神王を追放し、自ら偽盤古神王となり、大蛇霊魂に使嗾されて、一時は暴威を揮ひたりし......時は暴威を揮ひたりし所謂盤古神王は、大神大慈大悲......恩恵......笞を加へられ、アルタイ山に救はれて蟻虫......責苦に逢ひ、ここに翻然として前非を悔い、......に立帰り、アーメニヤに神都を開きて、諸方神人を、よく治め仁徳を施し、天地大変動後... 308
309 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第32章 瓔珞河越〔282〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 84 件/ノ=84 ... 目付役姿が見えなくなつた......で、ホツと安心したも............ごとく、一同はヤレヤレと胸を撫で下し、乙......レヤレと胸を撫で下し、乙『アヽ危なかつたー。すんで......ことで女郎でも無い......に、わが身をウラル山......山奥に、引捉へられて行く所だつたい。本当... 309
310 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第33章 五大教〔283〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 141 件/ノ=141 ...『可飲流れは止まるとも  とめて止まらぬ色......道 酒と博奕は猶やまぬ  飲めよ騒げよ一...... 旨いこといふ宣伝使  俺らは裸体で蓑蟲 雨に曝され荒風に  吹かれて深山......霜を踏み 常夜......露に曝されて  飲み渡き酒もヱー飲まず ......て  飲み渡き酒もヱー飲まず 食ひたいももヨー食はず  人......屑やら余りも...... 貰うて其日をひよろひよろと  渡る浮世... 310
311 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第34章 三大教〔284〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 131 件/ノ=131 ... 黄金山下埴安彦神......教示を天下に宣伝する東彦は、一同を集め、......る東彦は、一同を集め、岩上に端坐し五大教教理を説示する折しも、遥......前方より、又もや白髪異様......宣伝使現はれ来り、『こ......世を造りし神直日 御魂もひろき大直日 た......神直日 御魂もひろき大直日 ただ何事も人世は 直日に見直せ聞き直せ 身......過ちは宣り直せ』と節面白く謡ひつつ、此方... 311
312 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第35章 北光開眼〔285〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 95 件/ノ=95 ... 霊鷲山宣伝神北光天使は泰然自若として、一心不乱......一心不乱に神教を説き進めつつあつた。一同中より、乙『宣伝使にお尋ねします。私は御......り、乙『宣伝使にお尋ねします。私は御存じとほり、片目を抉られました。幸ひに片目は......片目を抉られました。幸ひに片目は助かつたで、どうなりかうなり、こ......世......明りは見えますが、時々癪に触ります。貴下......明りは見えますが、時々癪に触ります。貴下御話を承り、かつ御忍耐......強きに感動しまして、私も貴下のやうに美し... 312
313 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第6篇 百舌鳥 第36章 三五教〔286〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 87 件/ノ=87 ... 五大教宣伝使東彦天使は、北光天使......無限......慈悲心と、そ......忍耐力に感服し、口を極めてそ......徳を讃嘆し、かつ天地に向つて、『吾々は宣......讃嘆し、かつ天地に向つて、『吾々は宣伝使聖き職にありながら、かくまで仁慈深く、忍......強き者と自惚れてゐた。然るに三大教宣伝使心と、そ......行ひの立派さ尊さ、吾々宣伝使はその足下に... 313
314 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第7篇 黄金 第37章 雲掴み〔287〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 111 件/ノ=111 ... 仰げば高し久方  天津御神......造らしし 豊葦原......瑞穂地と  称へ奉るは海原...... 浪に漂ふ五大洲  神......御稜威も三ツ栗...... 中津御国......日......本の  要と生れし天教山の 木花姫の御教... 314
315 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第7篇 黄金 第38章 黄金宮〔288〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 83 件/ノ=83 ... 高彦天使は、雲掴改心......情現れしより、一同......霊縛を、一イ二ウ三ツと唱へながら解いた。......三ツと唱へながら解いた。一同は一時に身体自由を得、涙を流して各々柄物を大地に投げ......を流して各々柄物を大地に投げ捨て、宣伝使前に群がり来りて跪きそ......無礼を陳謝し、雲掴は涙片手に逐一そ......真相を語りける。『当山は貴下......知らるる如く、古より国治立命の命によりて... 315
316 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第7篇 黄金 第39章 石仏入水〔289〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 116 件/ノ=116 ... 天津御空は黒雲、いや塞がりて降り続く、雨に水量増り行く......塞がりて降り続く、雨に水量増り行く、四恩河......架橋は、押し流されて四恩郷、往来途絶えし......流されて四恩郷、往来途絶えし苦しさに、こ郷......酋長寅若は、数多......郷人を引き具して、晴れたる空......星......ごと、数多の人夫を駆り集め、今や架橋の真... 316
317 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第7篇 黄金 第40章 琴平橋〔290〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 71 件/ノ=71 ... 人馬物音騒がしく、旗指物を押立てて、馬にまた......しく、旗指物を押立てて、馬にまたがり数多戦士引率れ乍ら、四恩河......袂に押し寄せきたる者あり。是は外でも無く......せきたる者あり。是は外でも無くアーメニヤ神都に勢望高きウラル彦を初め、鬼掴そ......他......猛将勇卒なりける。 たちまち橋梁......無きに驚き、大音声に架橋に従事する人夫に......命したるに、一同は驚き平伏したりしが、そ中の一人は立上り、『ハイハイ、只今酋長を... 317
318 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第7篇 黄金 第41章 桶伏山〔291〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 55 件/ノ=55 ... 光り眩き黄金、玉を斎きし玉......輿、青雲山......玉......宮、玉守彦や吾妻彦、貴......命は前後に、数多......従者を従へて、四恩......河を打ち渡り、夜を日についてやうやうに、......ち渡り、夜を日についてやうやうに、古き昔神都なる、黄金山のその麓、蓮華台上と聞え... 318
319 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第42章 途上邂逅〔292〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 71 件/ノ=71 ... 東や西に立つ雲、雲路を分けて進みくる、三五教......宣伝使、黄金山を立ち出でて、久方彦......また......御名、雲路別......天使は、夜を日に継いで遥々と、宣伝歌を謡......と、宣伝歌を謡ひながら、進み来たるは羅馬都、心も清き元照別......守ります、伊太利亜さして進みける。 路傍......守ります、伊太利亜さして進みける。 路傍石に腰打ちかけ、空を眺めて行く雲の、変る... 319
320 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第43章 猫手〔293〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 166 件/ノ=166 ... 遠音に響く暮鐘  五月......空......木下闇 空に一声時鳥  黒白も分ぬ夜......旅 ローマに通ふ広道別......  貴......命......宣伝使 心にかかる故郷......  空振り返り降る雨の 雲路を別の宣伝使... 320
321 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第44章 俄百姓〔294〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 77 件/ノ=77 ...田長田、高田窪田に三々五々隊伍を整へ、鋤後均しする男、声面白く唄ひながら苗を挿す......する男、声面白く唄ひながら苗を挿す早乙女姿......勇ましさ。 二人......宣伝使はこ......光景を見てゐたりしが、広道別は開口一番、......りしが、広道別は開口一番、『嗚呼立派なもだ。こ......光景を見ると、まるで天国......やうな思ひがするね。世界中の人間が、かう... 321
322 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第45章 大歳神〔295〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 68 件/ノ=68 ... 二人宣伝使......、骨身を惜しまぬ昼夜......勤労にて、思ひ......外田植も楽に片付いた。ここに村内を取締る......片付いた。ここに村内を取締る最も広き熊公家を開放し、早苗饗祭......祝宴が開かれた。さうして村中......百姓は、命......洗濯ぢや、睾丸の皺伸ばしぢやと云つて、神... 322
323 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第46章 若年神〔296〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 108 件/ノ=108 ... 三伏炎暑、酷烈にして火房に坐するがごとく、釜......とく、釜中にあるがごとき中に、御年村田圃木蔭に四五......農夫、折から吹きくる涼風に身を浴しながら......年は何といふ変な年だらうね。大歳神様がこ村にお出遊ばしてからといふも......は、年々続いた不作もすつかり止んで稲はよ......り止んで稲はよく実り、吾々百姓は鼓腹撃壌有難き世を暮してきたが、あ......神様が、黄金山とやらへ帰られてからといふ......様が、黄金山とやらへ帰られてからといふもは、又々不作がつづき、百姓は米を作りなが... 323
324 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第47章 二王と観音〔297〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 96 件/ノ=96 ... 広道別天使は、こ大男に岩彦といふ名を与へ、例......宣伝歌を謡ひながら、ローマ......都......中心に進んで行つた。今日は元照別天使......誕生祭とかで、家々に紅や、白や、青......旗を掲げ、祝意を表しゐたりける。 而て数......を掲げ、祝意を表しゐたりける。 而て数千群集は、白捩鉢巻に紫......襷を十文字に綾取り、石や茶碗や、鉦や錻力... 324
325 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第48章 鈿女命〔298〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 104 件/ノ=104 ...一旦逃げ散つたる群集は、再び十字街頭に潮ごとく集まつて来た。さうして互ひに争論を......ひに争論をはじめ、つひには撲り合ひ、組打修羅場となつた。敵味方......区別なく、手当り放題に、打つ、蹴る、撲る......、打つ、蹴る、撲る、たちまち阿鼻叫喚地獄巷と化し去りにける。 例......仁王は依然として、十字街頭に硬くなり佇立......字街頭に硬くなり佇立しをる。 一方元照別従者は、声をかぎりに制止した。されど争闘......。されど争闘はますます激しくなりぬ。 ことき女......宣伝使は、群集の中に蓑笠を脱ぎ捨て、花顔... 325
326 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第49章 膝栗毛〔299〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 83 件/ノ=83 ... 広道別天使、出雲姫は、城内役人に向つて、『御親切は有難う存じます。......切は有難う存じます。然しながら、吾々はこ世を救ふ神......任し......宣伝使......身......上、艱難苦労を致す......が、吾々......本意でありますから、御用があれば、喜びて... 326
327 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 第8篇 五伴緒神 第50章 大戸惑〔300〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 120 件/ノ=120 ... 宣伝使一行は役人......案内につれ、悠々として奥殿に導かれた。元......つけながら、『曇り果てたる汚らはしい身魂、吾々......願ひをよくも聞き届け下さいました。サアサ......。サアサアこれへ』と自ら先に立つて見晴しよい高楼に導きけり。宣伝使は二人......大男を伴ひ高楼に登りて見れば、山野河海......珍肴美酒は所狭きまでに並べられありき。而......までに並べられありき。而して元照別は二人宣伝使を正座に導き、『清き御教示は後刻ゆ... 327
328 霊界物語 第6巻 霊主体従 巳 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 111 件/ノ=111 ...  八鳥こひは誰か をしへつる かも かりそめ...... をしへつる かも かりそめに    ほみしかけ......身にしみてうき〈序歌〉岐美ケ代......千代......礎固めむと    石......宮居を月......花明山〈松葉......塵〉久方の天津御国の荘厳を    地上に... 328
329 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 前付 序文 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 39 件/ノ=39 ... 節分祭を前に見て、余す所ただ四日、丹波名物大江山......鬼......戸別訪問......夕までに、是非々々七つ......巻を口述せよと、柊......針......イライラと、何か鰯て呉れむも......と、外山の霞掻別て、鬼の眷族みた如うな、... 329
330 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 前付 凡例 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 11 件/ノ=11 ...一、本巻は岩井温泉より帰綾後、節分祭まで四日間に完成し、そ......内容は、伊弉諾......大神......御子日......出神が、大台ケ原より濠洲すなはち竜宮島を......ち竜宮島を経て、亜弗利加大陸すなはち筑紫島へ渡り、神......道を宣伝し、世人を救済するとともに各国魂......道を宣伝し、世人を救済するとともに各国魂守護職を任命さるる物語であります。一、要... 330
331 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 前付 総説 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 71 件/ノ=71 ... 神界示教は、到底現代人......ごとく、数理的頭脳......活力を以て窺知することは出来ないも......である。神は言霊即ち道である。言葉を主と......霊即ち道である。言葉を主として解すべきもである。神諭......三月三日五月五日......数字についても、現代......物質かぶれをした人士は、非常な論議の花を... 331
332 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第1章 日出山上〔301〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 96 件/ノ=96 ... 千歳老松杉林  檜雑木苔蒸して 神さび立てる......て 神さび立てる大森林  麓を廻る中国一大高山 東南西に千波万波......押寄する  大海原を控へたる 雲井に高く......を控へたる 雲井に高く神徳も  大台ケ原中央に 雲つくばかり......大岩窟あり  盤古神王自在天 自由自在に......岩窟あり  盤古神王自在天 自由自在に世中を  思ひ......ままに掻き乱し 万古不動......礎を  建てむとしたる立岩の をぐらき窟... 332
333 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第2章 三神司邂逅〔302〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 71 件/ノ=71 ... 山頂より涼しき声聞えて、『世は常闇となり果......闇となり果てて  黄泉国に出でましし 国御柱大神......  見立て給ひし八尋殿 真木......柱......朽果てて  倒れかかりし神......世を 起し助くる康代彦  心も堅き真鉄彦......心も堅き真鉄彦 天津御国に現はれて  瑞御魂と諸共に こ......世の元を固めむと  天津誠の御教を 天と... 333
334 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第3章 白竜〔303〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 106 件/ノ=106 ...風よりもいと爽かに、月にも擬ふ明かさ、そ顔容は花よりも婉麗なりし姫神は、忽焉とし......花よりも婉麗なりし姫神は、忽焉として巌窟前に現はれた。姫神は日......出神を始め二柱......神......前に両手をつかへ、いと慇懃に会釈しながら......懃に会釈しながら物をも言はず、小暗き巌窟穴深く進み入りける。油断ならじと日......出神は双手を組みて、頭を傾け思案に暮れて......め、双手を拍ちて天地に祈願を始めた。拍手声は大峡小峡に響き渡り、時ならぬ山彦の、... 334
335 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第4章 石土毘古〔304〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 87 件/ノ=87 ... 日出神は白竜に向ひ、『いま汝が我が前に正体......ひ、『いま汝が我が前に正体を現はし、帰順意を表したるは何故ぞ。汝には最も深き謀計......一旦帰順と見せかけ、神々が心を緩ませ、そ虚に乗じて我々を亡ぼさむとするか。そ......手は喰はぬぞ、有体に白状せよ』と三方より......眼に涙を湛へ、頭を大地に摺りつけ絶対帰順意を表するにぞ、真鉄彦は長剣を揮つて、電......ぞ、真鉄彦は長剣を揮つて、電光石火、白竜頭部を目がけて斬りつくれば、一条......血煙上空に向つて立ち昇るよと見る間に、白......るに到りぬ。やや暫くありて、濛々たる白雲中より以前の女性茫然と現はれ来り、声も微... 335
336 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第5章 日出ケ嶽〔305〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 84 件/ノ=84 ... 日出神、石巣比売、そ......他二神......前に、息せき切つて現はれきたり、石土毘古......前に、息せき切つて現はれきたり、石土毘古危急を報じたる男は、旧と竜宮城......従属なりし豆寅なりける。 豆寅はそ......名......ごとく、豆々しく何れ......神人にも、よく仕ふる男なり。善悪正邪の区... 336
337 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第6章 空威張〔306〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 92 件/ノ=92 ... 日は西海に没せむとして、海面には金銀波漂ふ。 港に向つて集まり来る百舟千船......真帆片帆、眼下に眺めて四五......旅人、坂路に腰うちかけ談に耽り居るあり。......談に耽り居るあり。田依彦『あゝ今日も貰ふかナ』芳彦『貰ふつて何を。俺らに呉れる奴......にもありやしない。呉れると云つたら、俺ら行る事が何ン......彼......と吐かして、大屋毘古が怒つて、ちよいちよ......毘古が怒つて、ちよいちよい拳骨を呉れる位ものだよ』田依彦『くれると云つたら、日が... 337
338 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第1篇 大台ケ原 第7章 山火事〔307〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 109 件/ノ=109 ... ことき暗中に声あり、『神が表に現はれて  ......悪とを立別る 身魂を磨けよ立替へよ  身行状を立直せ こ......世を造りし神直日  心も広き大直日 ただ......し神直日  心も広き大直日 ただ何事も人世は  直日に見直せ聞直せ 身......過は宣り直せ』と歌ひながら豆寅に構はず、......、ドシドシ進み行く。豆寅は、『モシモシ日出神様、大戸日別様、天吹男様、しばらく待......た。助けて助けて』と呶鳴りゐる。 宣伝使声はだんだん遠くなり行く......みなりき。『豆寅奴が家を出て  草香の姫... 338
339 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第2篇 白雪郷 第8章 羽衣松〔308〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
RMN
全 79 件/ノ=79 ... 日出神を乗せたる大船は、熊野......浦を漕ぎ出で、折から吹き来る順風に真帆を......向つて進ませたまへり。 さしもに高き天教九山八海......山は、白扇を逆様に懸けたる如く東海......波に、そ......影を映す長閑さ。夜を日についで進み来る浪......江。忽ち浪は天上に向つて立ち上り、船は木葉......如くに漂ふ危ふさ。一同の乗客は、叶はぬ時... 339
340 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第2篇 白雪郷 第9章 弱腰男〔309〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 93 件/ノ=93 ... 日出神はそれより天教山に登り、青木ケ原......木......花姫宮に致りて今まで......神教宣伝......経過を詳細に物語りしが、木......花姫は深く感賞し、再び常世国に出発を命じ......し、再び常世国に出発を命じたまひける。日出神は撞......御柱の神および天の御柱の神に謁し、種々の... 340
341 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第2篇 白雪郷 第10章 附合信神〔310〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 43 件/ノ=43 ... 日出神は、ビクビク顫ふ三人を先頭に立て山深......先頭に立てる甲は忽ち『キヤツ』と一声、そ場に仆れたり。 乙は驚いて抱き起さうとす......てくれ、ドエライこつちや。今それ、健寅彦宣伝使が仰山乾児を連れて此方へ来るぢやな......も来やあせぬぢやないか。猫一匹居りはせぬに、貴様何だい、大方幻でも見た......だらう』『此奴は何時もビツクリ虫を腹......中にやつと飼うとるからな。此奴と歩くと俺......さい。おい、もう除隊だ。勝手に帰つて留守家で鼠と一緒に仲ようせい。貴様......嬶アは今ウラル彦の宣伝使に喰はれて了つて... 341
342 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第2篇 白雪郷 第11章 助け船〔311〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 99 件/ノ=99 ... 岩神祠......前に健寅彦と云ふ大中教......宣伝使は、数多......従者と共に酋長夫婦を木に縛りつけ、右手に......呑ンでは、『呑めよ騒げよ一寸先や暗よ、暗後には月が出る。おい酋長、貴様は如何して......左様な邪教を貴様が率先して信仰をいたすもだから、白雪郷......奴等は残らず呆ける......だ。さあ、俺の歌を唄つてこの酒を喰らへ。... 342
343 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第2篇 白雪郷 第12章 熟々尽〔312〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 79 件/ノ=79 ...、貴様たちは助かり、コシて安心して居れるだよ。コシコシ云ふない、腰抜野郎奴』鹿『......ふドエライ目を剥いた宣伝使は何処へ逃げたかイ、酋長さまは居らつしやらぬじやないか......しやらぬじやないか』甲『只今ナ、天から日大神様とか日......入......神様とかいふお方がヒヨツクリコと現れて三......とかいふお方がヒヨツクリコと現れて三五教宣伝歌を歌はれた......だ。さうするとウラル彦......乾児の健寅彦奴が、あの大きな目をサツパリ... 343
344 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第3篇 太平洋 第13章 美代浜〔313〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 88 件/ノ=88 ... 烏羽玉暗世を照らす宣伝使、日......出神......宣伝に、四方......曲津も祝姫、心も清き白雪郷、渋紙面......面那芸......、神と現れにし宣伝使、面那美姫を後にして......れにし宣伝使、面那美姫を後にして、暗きこ世を照らさむと、別れに臨み門出を祝する酒......臨み門出を祝する酒宴は開かれたり。白雪郷老若男女は、三柱の宣伝使の出発を見送るべ... 344
345 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第3篇 太平洋 第14章 怒濤澎湃〔314〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 146 件/ノ=146 ... 船戸神はガラガラと錨を釣上げたり。折から吹き......打たせながら、波上静かに辷り行く。日は西海......端に舂きて水面を金色に彩りぬ。東......山......端より昇る玉兎......光に照されて日は海に隠るとも、そ......名は光る日......出神。この世の幸を祝ふ祝姫、連なる浪の面... 345
346 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第3篇 太平洋 第15章 船幽霊〔315〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 90 件/ノ=90 ...虎吼え竜哮ぶ、さしも凄惨たりし海原も、日出神......宣伝歌、そ......言霊......功績に、今は全く凪はてて、世は太平......海......上。彼方此方に嶋影......、疎らに浮けるそ......中を、真帆に春風孕ませつ、御空に清き月影... 346
347 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第3篇 太平洋 第16章 釣魚悲〔316〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 144 件/ノ=144 ... 再び暴たる光景に船諸人はまたも不安......念に駆られ、猫に逐はれし鼠......如く頭を垂れ呼吸を凝し、戦慄き伏してチウ......如く頭を垂れ呼吸を凝し、戦慄き伏してチウ声も挙げ得ざりける。 こ......四辺は大小無数......岩石水面に起伏して危険極まる区域なり。一......まる区域なり。一つ違へば船は忽ち破壊覆没厄に遭ふ地点にして、地獄......釜の一足飛び、人々の生命は恰も轍迹の魚か... 347
348 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第3篇 太平洋 第17章 亀背〔317〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 95 件/ノ=95 ... 夜は漸くに明け離れ、東海浪を割つて昇る朝暾......光は、さしもに広き海原を忽ち金色......浪に彩り、向ふに見ゆる島影は、ニウジーラ......彩り、向ふに見ゆる島影は、ニウジーランド一つ島、大海原彦......鎮まりゐます、真澄......玉......納まりし、国治立大神......穿たせ玉ひし沓嶋。浪の間に間に浮きつ沈み... 348
349 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第18章 海原宮〔318〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 95 件/ノ=95 ... 船は漸くニユージランド沓島......港に着きぬ。こ......島は人々......上陸することを禁じられありき。唯こ......島より湧き出づる飲料水を船に貯ふる為に寄......料水を船に貯ふる為に寄港したるなり。 日出神は、天津祝詞を奏上し、且つ宣伝歌を歌......詞を奏上し、且つ宣伝歌を歌ひながら、二人宣伝使を伴ひ上陸し、海原彦神......鎮まります宮に詣で、海上の無事を祈願し、... 349
350 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第19章 無心船〔319〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 92 件/ノ=92 ... 船は纜を解いて、国治立大神御冠になりませる竜宮島に向つて進み行く。......りませる竜宮島に向つて進み行く。暗礁点綴間、何時船を打破るかも知れぬ難海路なり。......、何時船を打破るかも知れぬ難海路なり。日出神は海上......無事を沫那芸沫那美......二神に祈りつつ、又もや宣伝歌を歌ひたまふ......祈りつつ、又もや宣伝歌を歌ひたまふ。『国御祖とあれませる  国治立大神は 蓮華台...... 国治立大神は 蓮華台上に現はれて  そ御冠をとりはづし 海原目がけて投げ給ふ ......けり  冠島は永遠に 鎮まりゐます豊玉姫  神の命や玉依姫の 貴の命の御恵みに ... 350
351 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第20章 副守飛出〔320〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 101 件/ノ=101 ...『竜宮見たさに沓島越せば、竜宮送り風が吹く』と節面白く船頭は歌ひ始めたり。......』と節面白く船頭は歌ひ始めたり。長閑な春海面に幾百千とも知れぬ白き帆......往来する様、春......野に胡蝶......群......飛交ふ如き美々しき光景なり。 船は漸くに......しき光景なり。 船は漸くにして潮満、潮干玉......隠されたる冠島の岸に着きぬ。又もや船の諸... 351
352 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第21章 飲めぬ酒〔321〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 91 件/ノ=91 ...もや海面は波荒く猛り狂ひ、出帆を見合はす止むなきに致り、風を待つこと殆ど一ケ月に......、風を待つこと殆ど一ケ月に及びける。 こ島は潮満、潮干......玉を秘めかくされ、豊玉姫神、玉依姫神これ......つつありしが、世界大洪水以前に、ウラル彦率ゆる軍勢......為に玉は占領され、二柱......女神は遠く東に逃れて、天......真名井......冠島、沓島に隠れたまひし因縁深き嶋なりけ... 352
353 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第22章 竜宮宝〔322〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 93 件/ノ=93 ... 日出神は飯依彦をして、竜宮島......国魂、真澄姫......御魂を宮柱太敷立て、鎮め祭らしめ、ここに......彦を始め久久司、久木司は埠頭に立つて、こ船を名残惜し気に見送つた。飯依彦は白扇を......つた。飯依彦は白扇をひらいて歌ひながら此一行を見送りぬ。『高天原に宮柱  千木高...... 千木高知りて永久に 鎮まり居ます伊弉諾  神......命や木花姫...... 貴の命の御教を  造り固めて黄金の 山... 353
354 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第4篇 鬼門より竜宮へ 第23章 色良い男〔323〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 63 件/ノ=63 ...もや立つて船歌を唄ひ始めたり。『金は世界宝と聞けど ここ......宝は手に合はぬ』と歌ひながら進み行く。船......に合はぬ』と歌ひながら進み行く。船頭は日出神に向ひ、『漸く竜宮島......区域は離れました。これから先は何ンな話を......どうぞ珍らしい話を聞かして下さい。長い海上、嘸御退屈でせうから、充分面白い話をし......して下さいませ』と、荒つぽい船頭に似ず日出神に向つては、力限り丁寧な言葉を列べ立......力限り丁寧な言葉を列べ立てたり。而て一般船客に向ひ、『おい、皆......御客さまよ、是から何ンな話をしてもよいわ... 354
355 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第5篇 亜弗利加 第24章 筑紫上陸〔324〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 69 件/ノ=69 ... 日出神は唄ひ玉ふ。『天津御空も海原も  真......神は唄ひ玉ふ。『天津御空も海原も  真澄姫......永遠に 鎮まりゐます冠島  名さへ目出度...... 鎮まりゐます冠島  名さへ目出度き竜宮 宝......島を後にして  科戸......風......吹くままに 流れ流れて今ここに  筑紫......島の島影を 幽かに眺め皇神の  深き仕組... 355
356 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第5篇 亜弗利加 第25章 建日別〔325〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 127 件/ノ=127 ... 大海原を撫で渡る  科戸風......吹き廻し 常世......波......重波......  寄せ来る儘に思ひきや 筑紫島なる亜弗......寄せ来る儘に思ひきや 筑紫島なる亜弗利加  広き陸地に着きにけり 暗世を照らす天......広き陸地に着きにけり 暗世を照らす天津日  光を浴びて照妙...... 衣を捨てて蓑笠の  身装も脚もいと軽く... 356
357 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第5篇 亜弗利加 第26章 アオウエイ〔326〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 101 件/ノ=101 ... 小島別は尚も進むで宣伝歌を歌ふ。数多人々は息を凝し一言一句そ......歌に胸を刺さるる如く、苦しみ呻き冷汗淋漓......刺さるる如く、苦しみ呻き冷汗淋漓として雨如く、滝......如くに流し、焦暑さと宣伝歌に責められて、......喝一声、『赦す』と声をかくれば、諸人はそ声を聞くと共に頭痛はぴたりと止まり、忽ち......自は大地に両手を突き、犬突這となりて謝罪意を表したりける。 小島別は眼を擦りなが......小島別は眼を擦りながら、諄々として三五教教理を説きければ、いづれ......人々も感に打たれて恐れ入り、宣伝使の顔を... 357
358 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第5篇 亜弗利加 第27章 蓄音器〔327〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 140 件/ノ=140 ... 小島別はこ巌窟......中より出る声に、合点ゆかぬといふ身振りを......、合点ゆかぬといふ身振りをしながら、以前元気に引かへて、虫......やうな声を搾り出し、『さう仰有る貴方様は......搾り出し、『さう仰有る貴方様は果して何れ神に坐しますや、御名を名告らせ給へ』 巌......に坐しますや、御名を名告らせ給へ』 巌窟中より大声にて又も、『アハヽヽヽヽ、あか......奴ぢやな、ウフヽヽヽヽ浮か浮かするな、こ世は悪魔......巣窟ぞ、エヘヽヽヽヽ豪さうに威張つて歩く... 358
359 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第5篇 亜弗利加 第28章 不思議窟〔328〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 153 件/ノ=153 ... 巌窟内唸り声は刻々強烈となり、百千万......虎狼......一時に吼え猛るが如く、四辺......山々も木草も凡て一切......も......を戦慄せしめたり。小島別は殆ど失神......状態にて、大地に仰向けに倒れたるまま、手......まま、手足をビクビク慄はせ居たりける。日出神は、『オーイ、オーイ』と合図をすれば... 359
360 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第6篇 肥国へ 第29章 山上眺〔329〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 84 件/ノ=84 ... 行けど行けど限り知られぬ足曳、山路を辿る宣伝使、激潭飛瀑......谷川を、右に左に飛び越えて、夜を日に継い......えて、夜を日に継いで進み行く。ここに三人宣伝使、さしもに高き山......尾に、腰打かけて四方山......景色を眺めて雑談に耽りゐる。日......出神は、『曲津神と云ふも......は、何処から何処まで、よくも仕組をしたも......は、何処から何処まで、よくも仕組をしたもだな。こンな未開の筑紫の嶋の山奥まで、眷... 360
361 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第6篇 肥国へ 第30章 天狗親玉〔330〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 64 件/ノ=64 ...狭き山道通へども  心は広き宣伝使 常夜暗を晴らし行く  日......出神......宣伝使 四方に塞がる村雲を  気吹き祝り......宣伝使 四方に塞がる村雲を  気吹き祝り宣伝使 連なる憂を薙ぎ払ふ  面那芸彦......宣伝使 八島......国を開き行く  八島......別......宣伝使 とどまる都も近づきて  心も勇む... 361
362 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第6篇 肥国へ 第31章 虎転別〔331〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 114 件/ノ=114 ... 久方天津御空に聳り立つ  仰ぐも高き天教...... 山に鎮まる木......花姫......  神......みこと......世を救ふ 清き教を四方......国  国......八十国百八十の 八島の別の宣伝使  堅磐... 362
363 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第6篇 肥国へ 第32章 水晶玉〔332〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 48 件/ノ=48 ... 日出神以下二人......宣伝使は、肥......国......都に漸う辿り着きぬ。八島別......館は巍然として高く聳え居たり。数多......群集は、ウロー、ウローと叫びながら十重二......ら十重二十重に取り巻き、先に立つたる案内甲乙丙は後振返り日......出神に向ひ、『モシモシ、山の奥の大天狗様... 363
364 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第33章 回顧〔333〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 83 件/ノ=83 ... 月日駒は矢......如く、瑞霊に縁ある、壬戌......正月......、神......御稜威を照すてふ、心......帳も七五三......内、睦月五日となりにけり。思へば去年......今日の日は、難波の水の都より、思ひがけな... 364
365 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第34章 時氏神〔334〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 63 件/ノ=63 ... 日出神は二人......宣伝使を伴ひ、数万......群集を押分けて、又もや宣伝歌を歌ひながら......歌ひながら人波分けて進み行く。群集は三人姿を見て口々に囁き合ふ。甲『オイ、八島別......、八島別とか云ふ、天から降つた様な豪い力強い神さまが、こ......肥......国へ降つて来たと思へば、又もや妙な姿をし......つて来たぞ、一寸見た処は見窄らしいが、ア声を聞くと俺等は何ンとなく恐ろしくつて身... 365
366 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第35章 木像に説教〔335〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 49 件/ノ=49 ... 日出神は一同に向ひ、『何れもこ......場にあつまり給へ。今某がこ......木像......眼を刳り抜いてお目にかけむ』と......一言を聞くより、木像はますます烈しく眼玉......ますます烈しく眼玉を廻転し初めたり。木像前には、八島別、春姫、夏姫、秋姫を始め、......には、八島別、春姫、夏姫、秋姫を始め、日出神、面那芸、祝姫そ......他十数人の佳人がズラリと列びけり。 日の... 366
367 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第36章 豊日別〔336〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 45 件/ノ=45 ... 日出神、八島別宣使は、虎転別......心より......改心を喜び、神前に御饌御酒種々......物を供へ足はし、祝詞を奏上し互に心を打明......足はし、祝詞を奏上し互に心を打明けて兄弟如く睦び合ひける。虎転別は、日......出神に向ひ、『お蔭を以て我が身に憑依せる......に向ひ、『お蔭を以て我が身に憑依せる八岐大蛇......悪霊は、貴下の神力に依つて残らず脱出しま... 367
368 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第37章 老利留油〔337〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 71 件/ノ=71 ... 神光を輝かす  こ......四柱......宣伝使 日......出神を始めとし  心も豊に治まれる 豊日......出神を始めとし  心も豊に治まれる 豊日別......宣伝使  醜......曲津も祝姫 面那芸彦と諸共に  国......八十国八島別 神の命に立別れ  漸くここ... 368
369 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第38章 雲天焼〔338〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 148 件/ノ=148 ... 春山辺は緑......顔を天に晒して打ち笑ひ、芳しき花は黄紫赤......、芳しき花は黄紫赤白と処々に咲き乱れて木間を綴り、百鳥は長閑な声を張り上げてこ......世を謳ふ。春山......霞を別けて下り来る心も清き宣伝使、身装も......て下り来る心も清き宣伝使、身装も軽き簑笠、鎧冑を取り付けて、草鞋脚絆......小手脛当、勢込ンで進みくる。潺々として流......込ンで進みくる。潺々として流れも清き谷川傍に腰打ち掛け、雑談に耽る四五人の杣人あ... 369
370 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第7篇 日出神 第39章 駱駝隊〔339〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 130 件/ノ=130 ... 霧島山坂道を、西南に向つて下り来たりし四人......宣伝使は、大......男......熊公を先頭に足に任せて下り行く。熊公『モ......に足に任せて下り行く。熊公『モシモシ、こ方へモー少し行けば大沙漠です。こ......沙漠をば越えぬ事には、豊......国......都には行けませぬ。幸ひ向ふの森林に沢山の... 370
371 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第40章 三人奇遇〔340〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 93 件/ノ=93 ... 熊公に連れられて、四人宣伝使は宏大なる構へ......館に導かれ、種々......馳走は堆高く並べられぬ。数多......侍女は盛装を凝らして果物......酒を取り出し、四人......宣伝使を饗応したり。而して一行は宣伝歌を......而して一行は宣伝歌を盛に歌ひ始むる。数多侍女は松......小枝を手に手に携へて、歌に連れて淑やかに... 371
372 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第41章 枯木花〔341〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 98 件/ノ=98 ...時世時節と云ひながら  稜威も高き高照彦 貴......命は畏くも  国治立......大神...... かくし......珍......神......御子  天より高く咲く花も 豊......御国に身を隠し  八十熊別と名を変へて ... 372
373 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第42章 分水嶺〔342〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 106 件/ノ=106 ... 高照彦憂に沈む懐旧談に、耳を澄まして聞き入りゐ......懐旧談に、耳を澄まして聞き入りゐたる三人宣伝使は、有為転変......空行く雲を打眺め、感慨無量......態なりしが、面那芸司は日......出神に向ひ、『ただいま高照彦様......お話を聞きまして、実に感心いたしました。......々はわづかな狭い白雪郷に酋長となつて、夢如くにこ......世を暮して来たが、高照彦様の御苦労のこと... 373
374 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第43章 神国〔343〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 111 件/ノ=111 ...西山に傾いて、塒に帰る群鴉、遠音に響く暮鐘、ゴーンゴーンと鳴り渡る、四面暗澹とし......ーンゴーンと鳴り渡る、四面暗澹として寂寥気に包まれたる筑紫......都......町外れ、前方に当つて数十人......口々に叫ぶ騒々しき物音聞えきたる。四人......宣伝使は何事ならむと、声する方に足を早め......に足を早めて進み寄り、暗に紛れてジツとこ様子を伺ひゐたり。見れば数多......篝火をドンドン焚いて数十人の人々、頭の光... 374
375 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第44章 福辺面〔344〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 82 件/ノ=82 ... 思ひがけなき藪から棒宣伝歌に、一同は肝を潰し、キヨロキヨロと......ロキヨロと四辺を見廻したれど、それきり何声もなければ、群衆は又もや口々に喋りはじ......、群衆は又もや口々に喋りはじめけり。『今声は何だらうな。大変に涼しい、力......ある、儼として犯す可からざる、荘重なる、......オイ貴様、同じことばつかり並べよつて、訳判らぬ奴だな。厳格だ......、荘重だ......と、何......事だい。貴様も蚊取別の仲間だナ』『黙れツ... 375
376 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第45章 酒魂〔345〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 93 件/ノ=93 ... 一たん蹲踞みたる蚊取別は群衆散り失せたるに、ほつと一息し、お山......大将俺一人と云はぬばかりに、薬鑵頭を振立......と云はぬばかりに、薬鑵頭を振立てて、篝火前に臂を張り威張りゐたり。 そこへ悠然と......ゐたり。 そこへ悠然として現はれたる四人宣伝使......一人日......出神は、蚊取別......肩をソツと敲きながら、『もしもし蚊取別......宣伝使、思はぬ所でお目にかかりました。今... 376
377 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第46章 白日別〔346〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 90 件/ノ=90 ... 夜は仄々と明けかかる。国家興々と鳴く鶏、声に日......出宣伝使、東天紅を兆して雲を披きて昇りく......、東天紅を兆して雲を披きて昇りくる、清新晨......空気を吸ひ乍ら、露路を分けて、日は白々と......ひ乍ら、露路を分けて、日は白々と白日別司館に進み行く。 蚊取別は数多......瓢箪を腰にガラガラ云はせながら、跛を引き......空中に上げたり下げたり、息もセキセキ四人後に跟いて来る。そ......姿の可笑しさは、飯蛸魚が芋畑から立つて逃... 377
378 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第8篇 一身四面 第47章 鯉一跳〔347〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 122 件/ノ=122 ... 金山彦生れまして、こ......世も曇る瀬戸......海、地中海......波を蹴立てて東南指して波上を滑る帆前船あ......東南指して波上を滑る帆前船あり。頃しも夏真最中、三伏......暑熱に船......諸人は汗を流し息も苦しげに波に揺られて、......は汗を流し息も苦しげに波に揺られて、彼方隅にも、こちらの隅にも苦しみ乍ら、ゲエゲ... 378
379 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第9篇 小波丸 第48章 悲喜交々〔348〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 88 件/ノ=88 ... 月照り渡る浪上を客人を満載したる小波丸は、こ......ローマンスを乗せて波に鼓を打たせつつ、東......を打たせつつ、東南に向つて進み行く。祝姫歌に答ふべく以前......宣伝使は、亦もや立つて声も涼しく歌ひ始め......もや立つて声も涼しく歌ひ始めたり。『常世波......重浪を  渡りて漸く筑紫嶋 虎狼や獅子熊......重浪を  渡りて漸く筑紫嶋 虎狼や獅子熊  猛り狂へる熊襲国 肥......国豊の国越えて  漸うここに北光の 三五... 379
380 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第9篇 小波丸 第49章 乗り直せ〔349〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 125 件/ノ=125 ... 折から吹き来る真夏夜風に面を吹かせながら、船頭は舳に立つて......見えるは一つ島と歌ひ出したり。 船は小波上を静かに辷り行く。空一面に疎......星が輝き、月は中空に水......滴るやうな顔をして海面を覗いてゐる。海......底には竜......盤紆るやうな月影沈ンでゐる。こ......時前方より艪を漕ぎ舵を操りながら、グーイ......クと音をさせて、此方に向つて進み来る一艘船があつた。その船の舳に蓑笠を着し、被面... 380
381 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 第9篇 小波丸 第50章 三五○〔350〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 48 件/ノ=48 ... 如何した機みか竜宮城海面に指しかかつた船は、ヱルサレムには着......た船は、ヱルサレムには着かずして方向違ひ此方......岸に着きゐたり。 此処は不思議にも月照彦......も月照彦神、足真彦、少名彦、祝部、弘子彦五柱が、ズラリと立ちゐたり。さうして北光......うして北光神、祝姫、蚊取別を麾いた。五柱神司はも......をも云はず、ドンドンと崎嶇たる岩山を目が......けて登り行く。三人は何心なく汗を流してそ後に跟いて行く。先に立つたる五柱は恰も雲......駆け登りける。 登りて見れば大小四十八箇宝座が設けられてあり。さうして其処には種... 381
382 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 129 件/ノ=129 ...かくり世ことを細かにしるしたる    書は霊魂......力なりけり〈総説〉こ......書をおとぎ話と笑ふ人は    瑞......御魂......足もとみへずも〈総説〉昼夜......別ちも知らず神代より......    更生......道に心砕きつ〈第1章〉霊幸ふ神の守りの強... 382
383 霊界物語 第7巻 霊主体従 午 後付 附録 第三回高熊山参拝紀行歌 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 127 件/ノ=127 ...月十三日 旧三月十七日)   (一) 出御魂......開け口  神......稜威も高熊......  (出口王仁三郎) 清き霊地に詣でんと......仁三郎) 清き霊地に詣でんと  大本信徒一隊は 世継王山を後にして  仁愛......神......教......まに 三月弥生の十五日  円満清郎澄渡る... 383
384 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 前付 序文 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 20 件/ノ=20 ... 総じてこ霊界物語は、口述......最初に当り五百六十七節にて完成する考へを......る考へを以て、一冊を五十節に刻み全十二冊予定......ところ、到底是にてはそ......一部分をも講了すべからざるを覚り、本巻よ......べからざるを覚り、本巻よりは一冊五十章組規定を破り、口......車......行き突きばつたりに歩を進むる事と致しまし... 384
385 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 前付 凡例 (編者) 1922刊 DB
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全 45 件/ノ=45 ...第七巻までは各巻五十章宛として編輯したもでありましたが、本巻以後は別にそ......制限を設けず随意編輯することにしました。......つて五六七殿において講演されました古事記言霊解を添附して置きました。二、本巻は南......本巻は南亜米利加(高砂島)における宣伝隊活動状況を口述されたも......でありまして、蚊々虎(後に珍山彦)といふ......して、蚊々虎(後に珍山彦)といふ木花姫命化身が面白可笑しく、誠......道を説き諭す実況が巧みに描き出されてあり......ります。三、要するに栗原古城氏が「青い鳥をしへ」の序文に、『神のやうな霊智と、慈... 385
386 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 前付 総説 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 19 件/ノ=19 ... 最も戦慄すべく、最も寒心すべき猛鷲、暗雲......中より飛来して、聖処を荒し暴威を振はむと......して、聖処を荒し暴威を振はむとする三日前夜半、松雲閣に瑞月が心淋しく横臥せる枕頭......せる枕頭に、忽然として現はれたまへる教祖神影、指示桿を以て、三四回畳を打ち賜ふ様......回畳を打ち賜ふ様、恰も馬に鞭打つが如きそ御模様、瑞月は直ちに起き直り、頓首合掌し......頓首合掌しながら、『いよいよ明日より神界御命......如く霊界物語......口述に着手致しますから、御安心下さいませ... 386
387 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第1章 朝日丸〔351〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 138 件/ノ=138 ... ひがしや西や北南  どかな春......海面を 出船入船真帆片帆  ......り行く男子女子...... かげも静かに揺られつつ  みづさへ清き......かげも静かに揺られつつ  みづさへ清き浪上 日......出神......宣伝使  乗せ行く船は朝日丸 御稜威も高......  乗せ行く船は朝日丸 御稜威も高き高砂  智利の都に進むなり 折から吹きくる東... 387
388 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第2章 五十韻〔352〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 127 件/ノ=127 ... 日出神は雑談を床しげに、世道人心......傾向を探る羅針盤として耳を澄まして船......小隅に屈み、素知らぬ振りに聞き流しゐたり......屈み、素知らぬ振りに聞き流しゐたり。清彦自称宣伝使は諄々として三五教......宣伝歌を歌ひ始めたり。 駒山彦、猿世彦は......歌ひ始めたり。 駒山彦、猿世彦はウラル彦宣伝歌を歌うて混ぜ返しに全力を注ぐ。され......を歌うて混ぜ返しに全力を注ぐ。されど船中人々は何故か三五教......清彦に同情し、清彦の説教を頻りに求めて止... 388
389 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第3章 身魂相応〔353〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 97 件/ノ=97 ...廻れば穴があつても、塞がつて了ふワ。法螺通る名詮自称......三五教......宣伝使様だよ。よう大きな法螺を吹いたも......だ。一つ退屈ざましに聞かして貰はうかい』......して貰はうかい』清彦『宣伝使にお訊ねするに聞かして貰はうかいとは失敬な、懸河......弁舌、布留那......雄弁者とは此方......ことだよ。身魂も清き清彦の聖き教を耳を清... 389
390 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第4章 烏妻〔354〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 131 件/ノ=131 ... 波は高砂日は照り渡る  智利都に月は澄むと、船頭は節面白く海風に声を......海風に声をさらしながら唄ひはじめたり。日出神は船中......人々に対して、天地......神......高徳を諄々と説き始めたる折しも、俄に一天......俄に一天掻き曇り、颶風吹き荒み、波は山岳ごとく立ちはじめ、今まで元気張つてゐた猿......顔になり、片隅にブルブルと慄へゐる。数多船客は、何れも船底にかぢりつき我が命は風......客は、何れも船底にかぢりつき我が命は風前燈火かと不安の念に駆られて、口々に何事を... 390
391 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第5章 三人世元〔355〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 84 件/ノ=84 ... 日出神はこ......雑談を聴き、黙然として、稍しばし思ひに沈......ひ、言葉厳かに、『清彦、吾はこれより智利都に出張することを見合せ、面那芸......司を救はむため一先づ竜宮を探険せむと思ふ......ため一先づ竜宮を探険せむと思ふ。吾れは汝身辺を守護するから、心配なく智利......都に致つて三五教を宣伝せよ。高砂......島には竜世姫神、月照彦神守護し給へば勇む......ば勇むで行け。また猿世彦、駒山彦も、今迄心を改め神の教に随へよ。船の諸人よ。吾れ... 391
392 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第1篇 智利 第6章 火玉〔356〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 55 件/ノ=55 ... 清彦は猿世彦、駒山彦二人を、闇......谷間に置き去りにして、自分はコソコソと谷......ソと谷を降り、夜昼大道を濶歩しつつ、智利都に肩臂怒らし脚を速めけるが、日も黄昏に......が、日も黄昏に近づき、疲労れ果てて、路傍芝生に腰打ち掛けて独語。『あゝあゝ、とう......ゝあゝ、とうとう厄介者を撒いてやつた。こ広い高砂島だ。滅多に出会すこともあるまい......が踵いて居ると、気がひけて仕方がない。日出神になりすまして居る此方を、清彦と云ひ......なりすまして居る此方を、清彦と云ひよるもだから、せつかく信仰をした信者までが、愛......でが、愛想をつかす様な事があつては、百日説法屁一つになつてしまふ。まあまあ、是で... 392
393 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第2篇 四十八文字 第7章 蛸入道〔357〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 96 件/ノ=96 ... 忽ち暗中に光明赫灼たる神姿を現したる清彦は、絶......明赫灼たる神姿を現したる清彦は、絶対無限神格備はり、仰ぎ見るに眼も眩むばかりに全......姿に慴伏して屢し息を凝らしゐたるに、清彦姿は、パツタリ消えうせ、暗......中より耳を裂く如き大なる声聞え来たる。『......る。『猿世彦、駒山彦、よく聞けよ。吾は汝知る如く、今までは八頭八尾......大蛇......霊魂に誑かされ、曲事......あらむ限りを尽くしたることは、汝らの熟知... 393
394 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第2篇 四十八文字 第8章 改心祈願〔358〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 94 件/ノ=94 ... 漁夫は猿世彦言霊に依つて、蛸......意外なる収獲を得、今迄軽侮......念を以て遇して居た猿世彦に対し、尊信畏敬......念を以て遇して居た猿世彦に対し、尊信畏敬態度を以て望むことになり、アリナ......滝に草庵を結び猿世彦......住家となし、尊敬......念を払ひ三五教......教理に悦服したり。されど俄宣伝使の猿世彦... 394
395 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第2篇 四十八文字 第9章 鏡池〔359〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 111 件/ノ=111 ... 猿世彦はアリナ滝に身を清め、こ......巌窟......鏡......池に禊をなし洗礼を施しゐたり。猿世彦は名......り。猿世彦は名を狭依彦と改めける。狭依彦名は遠近に轟きわたり、洗礼を受けに来るも......名は遠近に轟きわたり、洗礼を受けに来るも、教理を尋ねに来るも......続々殖え来たりぬ。元来三五教......教理は、船の中にて聞き囓りの俄宣伝使なり... 395
396 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第2篇 四十八文字 第10章 仮名手本〔360〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 98 件/ノ=98 ... 鏡池......唸り声は漸く静まりぬ。此度は荘重なる重み......唸り声は漸く静まりぬ。此度は荘重なる重みある声にて、池......底より又もや大なる言葉、次ぎ次ぎに聞え来......や大なる言葉、次ぎ次ぎに聞え来たる。『猿人真似を致す俄宣伝使......猿世彦、神......光も最と清く、智利......国へと渡り来て性に合はぬ三五教の宣伝使と... 396
397 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第3篇 秘露より巴留へ 第11章 海竜宮〔361〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 119 件/ノ=119 ... 足曳山......草木は枝繁り  葉も春風に霞み行く 一望......は枝繁り  葉も春風に霞み行く 一望千里波......上  浮び出たる八尋......亀......其......背に 春日を受けて跨りつ  千尋......浪路を掻き分けて 底へ底へと沈み行く  ... 397
398 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第3篇 秘露より巴留へ 第12章 身代り〔362〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 96 件/ノ=96 ... 日出神は、ただ一人茫然として怪しき物音に耳......音に耳を澄ませ思案に暮るる折りしも、以前門番......淤縢山津見はこ......処に現はれ、『貴下は大道別命に在さずや』......大道別命に在さずや』と顔を見つめゐる。日出神は、『貴下......御推察に違はず、吾は大道別命、今は日......出神......宣伝使なり。吾竜宮へ来りしは、黄金山の宣... 398
399 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第3篇 秘露より巴留へ 第13章 修羅場〔363〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 127 件/ノ=127 ... 心も清き清彦は  朝日夕日きらきらと 智利......都を後にして  夜はあるとも秘露......国 秘露......都へ進み行く。 清彦......仮......日......出神は、昼夜間断なく三五教......宣伝に務め、都の中央なる高地を選んで宏大... 399
400 霊界物語 第8巻 霊主体従 未 第3篇 秘露より巴留へ 第14章 秘露邂逅〔364〕 出口王仁三郎 1922刊 DB
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全 86 件/ノ=86 ... 折から表玄関よりツカツカと上り来る三人宣伝使ありき。宣伝使は直に清彦、蚊々虎......直立せる前に進み寄り、『オー、清彦殿久し......、『オー、清彦殿久し振りだなあ、オー、そ方は蚊々虎か』清彦『ハア、思ひがけなき処......がけなき処にてお目に懸りました。貴下は日出神様、斯る混乱紛糾......状態をお目にかけ誠に汗顔......至りに堪へませぬ』と詫入る。蚊々虎は醜国......りに堪へませぬ』と詫入る。蚊々虎は醜国別顔を熟視し、『やあ、あなたは御主人様、根......顔を熟視し、『やあ、あなたは御主人様、根国とやらにお出ましになつたと承はりしに、... 400
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