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1901 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第4篇 遠近不二 第19章 祭誤〔1648〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 176 件/ノ=176 ... 高城山峰つづき、小北山......松林を切り開いて沢山な小宮やチヤーチを建......沢山な小宮やチヤーチを建てたルートバハー脱走教があつた。ここ......主人を虎嶋久之助と云ひ、女房は虎嶋寅子と......ひ、女房は虎嶋寅子と云ふ。生れつき自我心強い女であつたが変性男子......系統と云ふ......を奇貨としてユラリ教と云ふ変則的なる教団......てユラリ彦命を祀つて、盛んにルートバハー教主ウヅンバラチヤンダーに反抗的態度をと... 1901
1902 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第4篇 遠近不二 第20章 福命〔1649〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 69 件/ノ=69 ...は待ち焦れてゐた守宮別が瓢然と帰つて来たで、雀躍りをし乍ら、いそいそと座敷中を舞......と座敷中を舞ひ歩き、『サアお花さま、お酒用意だ。曲彦さま、お肴......用意だよ。コレ久之助さま、何をグヅグヅし......さま、何をグヅグヅしてる、大広木正宗さまお帰りだよ。男と云ふも......は気......利かぬ者だな』と口汚く指図してゐる。バタ......チヤランチヤランと音をさせ乍ら、漸く酒肴用意が出来た。守宮別は洋服を脱ぎ棄て、洗......が出来た。守宮別は洋服を脱ぎ棄て、洗濯物袷と着替へて、ドンと胡座をかき、つり上つ... 1902
1903 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第4篇 遠近不二 第21章 遍路〔1650〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 120 件/ノ=120 ... お寅、お花両人は溝傍に立つた長屋......窓をあけて額を集め、六ケしい顔をして何か......ツ囁き居たる処へ、編笠を目深に被つた一人男が訪ひ来たり、涼しい声で宣伝歌を歌ひ初......んより実は責がたし ははと妻とを兼ぬる身  によ子......教......第一は ほかには非ず淑徳ぞ  へい常父母......濯怠らず る守は一層つつしみて  をんな務めを全うし わが儘気儘......ことをせず  かよわき女の腕ながら よの... 1903
1904 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第4篇 遠近不二 第22章 妖行〔1651〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 104 件/ノ=104 ... 守宮別は、竹彦顔を見て嬉しさうに、『ヤア竹彦さま、よう......彦さま、よう来て下さいました。相変らず日出神崇拝をやつて居られますかな』『ハイ、......神崇拝をやつて居られますかな』『ハイ、日出神......崇拝は層一層熱烈にやつて居ます。併し日......出神にもいろいろありましてねえ、私は此頃......神にもいろいろありましてねえ、私は此頃真日......出神を発見しました......で大道会と云ふのを開きパンフレツト宣伝を... 1904
1905 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第5篇 山河異涯 第23章 暗着〔1652〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 193 件/ノ=193 ... 名利欲に捉はれし  男女四人......醜魂は うろたへ騒ぎ小北山  後に見すて...... うろたへ騒ぎ小北山  後に見すてて汽車窓 勢ひ込んで乗込めば  轍......音も轟々と 大地をビリビリふるはせて  ......も轟々と 大地をビリビリふるはせて  何当途も嵐山 花園二条京都駅  西へ西へと......駅も乗越えて 出でゆく先は広島や  馬関関に立向ひ 転覆丸に身を乗せて  漸く釜......乗せて  漸く釜山に上陸し 京城平壌鴨緑  橋を渡つて満洲...... 広軌鉄道スクスクと  夜を日についで進... 1905
1906 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第5篇 山河異涯 第24章 妖蝕〔1653〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 121 件/ノ=121 ... お寅外三人は漸くにしてカトリック僧院ホテル......二階に宿泊する事となつた。折柄チンチンと......階に宿泊する事となつた。折柄チンチンと鈴音、けたたましく配達して来た新聞を一枚買......お寅さま、えらい事が出て居ますよ。救世主再臨に先立つて日......出島からブラバーサがやつて来たと云ふ記事......云ふ記事が見えて居ますわい。随分もてたもですわい。こりやグヅグヅしてゐると吾々は......ゐると吾々は駄目ですよ』『何?ブラバーサ事が出て居る......かい。大方女にでも相手になつて、しくじつ... 1906
1907 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第5篇 山河異涯 第25章 地図面〔1654〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 137 件/ノ=137 ...もかも打忘れ、喋り出したり。『おい、高姫再来......お寅さま、真黒々姫......再来......お花さま、曲彦......再来......、ヤツパリ曲彦さま、どうだい。ちつとビー......。酒飲めば何時も心が春めきて、借金取も鶯声。酒位笑顔......よいものはないわ。土堤ぎり、ここで散財や... 1907
1908 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第5篇 山河異涯 第26章 置去〔1655〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 165 件/ノ=165 ... 守宮別一行は、路地や町はづれ野路を辿りながら、漸くにしてヨルダン河......辺につきぬ。『これお寅さま、あ......やかましいヨルダン河と云ふ......は此河ですよ。よく見ておきなさい』『何と......ン河と云ふからもつと広い河だと思つて居たに、是では小北山......麓を流るる大井川......傍へもよれませぬよ。そして大井川......水は綺麗だが、この水とした事が話にも何に... 1908
1909 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 第5篇 山河異涯 第27章 再転〔1656〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 113 件/ノ=113 ... シオン山谷間......ブラバーサが草庵に靴音高く訪ねて来た一人......ブラバーサが草庵に靴音高く訪ねて来た一人紳士は、シカゴ大学......教授スバール博士であつた。博士は「御免な......士であつた。博士は「御免なさいませ」と柴戸を排して這入つて来た。ブラバーサは嬉し......。ブラバーサは嬉しげに出で迎へ、狭い座敷奥へ通しけり。『ヤアあなたは橄欖山上でお......』『ハイ一寸お伺ひし度いことが御座いますで参りました。実......所は私もシカゴ大学の教授を致して居ります... 1909
1910 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯巻上 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 104 件/ノ=104 ...日出島をあとにして    降りますかも日下......国〈序(初)〉瑞御霊日出島......事をへて    常世......空に光かがやく〈序(初)〉日......本......神......御為人......ため    降り行く身にさやる曲なし〈総... 1910
1911 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 前付 序文 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 11 件/ノ=11 ... 大正乙丑八月十四日、松村、加藤、北村筆......勇者と、田中艶子を伴ひ、秋山彦......旧蹟地なる和知川......下流由良......港に安着し、海水浴に浸り乍ら、寸暇を利用......水浴に浸り乍ら、寸暇を利用して、日下開山続編を口述する事と致しました。 北丹分所......所長嵯峨根民蔵氏、新舞鶴支部長村山政光氏厚情に依り、銷夏......歓楽に浸り得たることを感謝に堪へませぬ。... 1911
1912 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 前付 総説 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 11 件/ノ=11 ... 本巻は山河草木日下開山後編でありまして、ウラナイ教......神柱、お寅、守宮別、お花......ローマンスや、ブラバーサ......聖地に於ける活動......状況を述べたも......であります。ヘグレ......ヘグレ......ヘグレ武者の妄動振り、お花の意気地、守宮... 1912
1913 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第1篇 復活転活 第1章 復活祭〔1807〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 355 件/ノ=355 ... 十二日は聖師ウズンバラ・チヤンダー降誕日に相当する......で、ブラバーサは草庵を立つて其吉辰を祝す......サは草庵を立つて其吉辰を祝すべく、橄欖山聖地に参詣して、熱烈なる祈祷を捧げ了り、......を交換し、日没前袂を別ち、帰途カトリック僧院ホテルに立寄つた。恰も当日は聖キリス......院ホテルに立寄つた。恰も当日は聖キリスト復活祭で全基督教会は之を大聖日として一斉......を大聖日として一斉になる祈祷が捧げらるるである。旧教も新教も何れ......教派を問はず、最も栄えある福音として此......聖日を迎へるのである。そして旧教の方面か... 1913
1914 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第1篇 復活転活 第2章 逆襲〔1808〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 142 件/ノ=142 ... ブラバーサは僧院ホテル祝祭は無事に済んだが、同じ日出島から出て......暴極まるアラブに掻攫はれ行衛不明となつたで、「人情上、捨ておく訳にも行くまい。あ......探し出し救けねばなるまい」とマリヤと相談上、十二日......月光を浴び乍ら、夜......十二時頃からエルサレム......町をうろつき初めた。 市街......十字路、キラキラと瓦斯灯......きらめく側に皺苦茶の婆が立つて、『三千世... 1914
1915 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第1篇 復活転活 第3章 草居谷底〔1809〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 180 件/ノ=180 ... トンク、テク、ツーロ三人は僧院ホテル......裏口から二人を担いだ儘、一生懸命に道路、......から二人を担いだ儘、一生懸命に道路、田畑嫌ひなくかけ出し、キドロン......谷深く川辺を伝ふて登り行き、雨露を凌ぐ許......深く川辺を伝ふて登り行き、雨露を凌ぐ許り自分......借家へと持ち運び、手荒く二人を土......上に投げつけた。守宮別はこ......間に殆ど酔も醒め、丸い目をギヨロづかせ、... 1915
1916 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第1篇 復活転活 第4章 誤霊城〔1810〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 229 件/ノ=229 ... お花は只一人、日丸......掛軸......前に暗祈黙祷し乍ら、両眼から雨......如き涙をたらし、聖地......宣伝も予期した如くに行かず、未だに一人......信徒も出来ぬ矢先、お寅、守宮別......在所が分らなくなつた......で、太い吐息を洩らしてゐると、そこへ受付... 1916
1917 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第1篇 復活転活 第5章 横恋慕〔1811〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 168 件/ノ=168 ... ヤク後をおつかけて夜叉......如くにお寅は霊城をとび出して終つた。トン......をとび出して終つた。トンク、テク、ツーロ三人はお寅......後をおひ、捜索がてらに三人三方へ手分けを......、捜索がてらに三人三方へ手分けをして市中大路小路をかけ廻ることとなつた。後にはお......かけ廻ることとなつた。後にはお花、守宮別両人が丸い卓を囲んで籐椅子に尻をかけ乍ら......囲んで籐椅子に尻をかけ乍ら、ヤヽ縛し無言儘、顔を見合して居た。 守宮別は大欠伸を......て下さいな』『アーアン、大概分りさうなもだな、ホントニ ホントニ』『生宮さまが居... 1917
1918 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第2篇 鬼薊 第6章 金酒結婚〔1812〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 145 件/ノ=145 ... 守宮別はお花と共に、お寅霊城を逃げ出し七八町来た横町......カフエーに入り、此処迄落ち延びれば先づ安......と、コツプ酒をきこし召すべく、嫌がるお花手を引いて無理に奥座敷へ通り、『オイ、女......座敷へ通り、『オイ、女房、イヤお花、肝腎祝言......盃......最中に、お寅......極道が帰つてうせたも......だから、恰度百花爛漫と咲き匂ふ花の林に、... 1918
1919 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第2篇 鬼薊 第7章 虎角〔1813〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 139 件/ノ=139 ... 守宮別お花二人は奥......一間で、酒汲みかはし乍ら、意茶付き喧嘩を......居る所へ、トンク、テク両人は盗人猫が不在家を覗くやうなスタイルで、ヌーツと顔をつ......ヌーツと顔をつき出した。お花は早くも二人姿を見てとり、『ヤ、お前は、お寅さまと一......さまと一所に霊城へやつて来たトンク、テク両人ぢやないかい、何ぞ御用がある......かな』トンクは右......手で額を二つ三つ叩き乍ら、『イヤ、どうも......に済みませぬ。些と許り酒代が頂戴致したいで、……』『お前はお寅さまの御家来ぢやな... 1919
1920 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第2篇 鬼薊 第8章 擬侠心〔1814〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 169 件/ノ=169 ...『僕人生はどこにある  朝から晩までタラタラ......に 苦しみ悶え汗膏  殆ど尽きた此体 膏やうに絞られて  身体頓に骨立し 悲鳴を......られて  身体頓に骨立し 悲鳴をあぐるそ中に  君と僕と......人生は 深く潜んでゐる......だらう  思へよ思へ友......君 資本主義なる世......中は  キヤピタリズムを唱ふれば 大罪悪......中は  キヤピタリズムを唱ふれば 大罪悪酵母だよ  殺人強盗強姦や 詐偽に窃盗脅... 1920
1921 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第2篇 鬼薊 第9章 狂怪戦〔1815〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 189 件/ノ=189 ...お花『有為転変は世習ひ  天が地となり地は天と 変る浮世......有様は  お花と貴方......事だらう 寝ても醒めても夢現  日......出......神......生宮に 頭......先から爪......端  身も魂も打ちこみて 惚れて厶つたお... 1921
1922 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第2篇 鬼薊 第10章 拘淫〔1816〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 271 件/ノ=271 ... 橄欖山坂道......木蔭に四五人......ドルーズ人や、アラブや、猶太人が労働服を......労働服を着た儘面白相に雑談に耽りゐる。そ中......一人なるバルガンは、『オイ、ガクシー、汝......るバルガンは、『オイ、ガクシー、汝は此間戦争に行つたといふ話だが、金鵄勲章でも貰......に行つたといふ話だが、金鵄勲章でも貰つたか。花々しき功名手柄をして帰るなぞと云ひ......が、凱旋祝も根つから聞いた事もなし、いつ間にか吾々労働者仲間に舞戻つて来よつたが... 1922
1923 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第3篇 開花落花 第11章 狂擬怪〔1817〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 206 件/ノ=206 ... 守宮別、お花両人は漸くにして橄欖山上に登り、涼しい樹......をして、暫く抱擁キツスをやつてゐると、後林からバタバタバタと妙な音がした......で二人はビツクリして猫が交尾むだあと......やうに両方にパツと三間許り分れて了つた。......して、私は又、お寅さまぢやないかと思つたに、鷹......奴、本当に私......肝玉をデングリかへしよつたわ』『ハヽヽヽ......リかへしよつたわ』『ハヽヽヽヽ、お寅は昔高姫の身魂の再来だから、鷹が現はれてビツ... 1923
1924 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第3篇 開花落花 第12章 開狂式〔1818〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 179 件/ノ=179 ... 守宮別、お花、ヤク三人は、僧院ホテル......立派なる座敷を、三間ぶつ通しに借り切り、......派なる座敷を、三間ぶつ通しに借り切り、奥間には、新ウラナイ教......御本尊、シオン......娘、木花咲耶姫を奉斎し、そ......生宮として、アヤメ......お花は天晴教主となり済ますこととした。発......主従〆て三人、先づ祭典も無事に済み、直会酒宴に移つた。守宮別は新宗教創立を祝する... 1924
1925 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第3篇 開花落花 第13章 漆別〔1819〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 176 件/ノ=176 ... 昨日暴動騒ぎで、憲兵や警官が血眼になり、行交......眼になり、行交ふ人を一々誰何して、主義者入込まない様と、警戒網を張つてゐる。守宮......い様と、警戒網を張つてゐる。守宮別は新調洋服を着け乍ら、駅......棟が仄かに見える地点までやつて来ると、一......が仄かに見える地点までやつて来ると、一人警官がツカツカと寄り来り、『一寸待つて下......ら』 守宮別は警官よりも何よりも恐ろしいは、疑深いお花......追跡である。余り彼方此方をキヨロキヨロと......方をキヨロキヨロと見廻し乍ら歩いてゐたもだから、警官に怪しまれて、首尾よく取つ捉... 1925
1926 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第3篇 開花落花 第14章 花曇〔1820〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 213 件/ノ=213 ... お花はヤクと共に、次間に端坐し乍ら、守宮別......帰館を、今やおそしと待ち構へ居たり。『こ......、ここを出られたきり、今日で三日目になるに、まだお姿が見えない......は、チト怪しいとは思ひませぬか。もしやお......ト怪しいとは思ひませぬか。もしやお寅さま所へでも、あ......金を握つた......を幸ひ、ズボリ込みてゐる......ぢやなからうかな』『何おつしやいます。旦... 1926
1927 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第3篇 開花落花 第15章 騒淫ホテル〔1821〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 161 件/ノ=161 ... 守宮別はお花形勢如何と、息を殺して考へて居たが、余り......何と、息を殺して考へて居たが、余り低気圧襲来もない......で、安心して翌日......十時過まで潰れるやうに寝て了つた。お花は......た。お花はどこやら一つ腑に落ちぬ所があるで、一目も睡らず角膜を血ばしらして、朝間......して、朝間早くから、ヤクをたたき起し、次間に座をしめて、稍小声になり、『これ、ヤ......云ひましたねえ』 ヤクは……ウツカリ吾子事を喋り、若し守宮別と......関係があらうものなら、板挟みになつて此家... 1927
1928 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第16章 誤辛折〔1822〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 180 件/ノ=180 ... トルコ亭細い路地......衝き当りに、お寅が設立しておいた五六七......霊城には、トンク、テク......両人が、お寅と共に、三人首を鳩めて、ヒソ......に耽つて居る。『コレ、トンクさま、一体あ守宮別さまとあやめ......お花は、どこへ行つた......か、お前どうしても分らぬ......かい』『ハイ、丸で煙のやうな、魔者のやう... 1928
1929 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第17章 茶粕〔1823〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 212 件/ノ=212 ... ブラバーサ親切を罵詈と叱咤を以て報ひ、箒で掃出さむ......を罵詈と叱咤を以て報ひ、箒で掃出さむ許り待遇をして追返した。そ......翌日、狭苦しい霊城......日......丸......掛軸......前に、オコリが直つたやうな調子でお寅はチ......天津祝詞を奏上し始めたり。(祝詞)『小北山を始めエルサレムの霊城に神つまります、... 1929
1930 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第18章 誠と偽〔1824〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 186 件/ノ=186 ... 僧院ホテル第二号室には、守宮別と綾子......二人が、喋々喃々と何事かしきりに喋べり立......べり立てて居る。『これや、綾子、昨日は俺睾丸を引張つて締め殺さうとしたぢやないか......を、再び訪ねて来るとは合点がゆかぬ。此間払ひでも請求に来た......かな』『私は貴方が、独身生活をして厶るお......して厶るお方だと許り思つて訪ねて来ましたに、化物......やうな女が口......間に寝て居るものですから、嫉けて耐らず、... 1930
1931 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第19章 笑拙種〔1825〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
RMN
全 136 件/ノ=136 ... ブラバーサ、マリヤ両人は、キリスト再臨......一日も早からむ事を祈願すべく、手を携へて......を祈願すべく、手を携へて、早朝より橄欖山祠......前に端坐して祈願をこらしてゐる。そこへヤ......祈願をこらしてゐる。そこへヤコブ、サロメ両人が無我......声といふ歌を唄ひ乍ら登り来り、ブラバーサ......声といふ歌を唄ひ乍ら登り来り、ブラバーサ姿を見て、サロメは、『ヤ、これはこれは神......目にかかりましたワ。何うで厶います、其後御消息は。一度御訪ね致したいと思つてゐま... 1931
1932 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第20章 猫鞍干〔1826〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 59 件/ノ=59 ...ク、テク、ツーロと共に自動車に乗り、市中大宣伝を始め出した。そして妙な宣伝歌を刷......刷つたビラをバラまき乍ら、自分等も自動車上から声を揃へて唄つてゐる。『澆季末法......此世には  諸善竜宮に入り玉ふ あちら此......奴も此奴も偽神だ  特に烈しき偽神は 日出......島に現はれた  変性女子......瑞御霊 ウズンバラチヤンダといふ奴だ  ......霊 ウズンバラチヤンダといふ奴だ  其奴教へを受ついで 海洋万里を打渡り  神......集まる聖場に 恥も外分も知らばこそ  ヌ... 1932
1933 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第21章 不意官命〔1827〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 107 件/ノ=107 ... カトリック僧院ホテル......第三号室には、ヤクが身体......傷も八九分通り全快した......でチョコナンとして一人留守番をしてゐる。......番をしてゐる。そこへ慌ただしく帰つて来たは、あやめ......お花であつた。『ヤ、お前はヤク、よう、マ......、マア神妙に留守をしてゐて下さつたな。私留守中に、お寅や綾子は来なかつたかな』『......な』『ハイ鼠一匹、生物と云つては、来たもは厶いませぬ』『守宮別さまは、どこへ行つ... 1933
1934 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 第4篇 清風一過 第22章 帰国と鬼哭〔1828〕 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 71 件/ノ=71 ... ブラバーサはスバツフオード厚意により、アメリカンコロニーを根拠とし......コロニーを根拠として、マリヤと共に三五教大宣伝をなし、其名を遠近に轟かし、数多......信者を集めて居た。然るに日......出島における救世主......名声は、地球上隈なく知れ渡り、旭日昇天......勢で、エルサレムに来た各国人は、何れも競......ムに来た各国人は、何れも競ふてブラバーサ話を聞かむと、こ......コロニーへ日一日と数多く集まつて来た。ス... 1934
1935 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯巻下 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1925刊 DB
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全 43 件/ノ=43 ...いそかみ古事記は高光る    天津日継......しるべなりけり〈序文(初)〉ちはやふる神......しるべなりけり〈序文(初)〉ちはやふる神本宮たづぬれば    綾......高天......原にありけり〈序文(初)〉大本......神......教......言の葉は    すべての人の薬ともなれ〈... 1935
1936 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 32 件/ノ=32 ... 農家最も気遣ふ土用十日前......天気は、最も暑気......激しく、且つガンガンと万木を枯死せしむる......来ないと謂ふ時期になつて来た。然るに本年気候......不順なる事は、数十年来未だ曽てなき所と老......来未だ曽てなき所と老農がこぼして居た。秋松茸は綾部......八百屋......店頭に、累々として並べられて居る。実に物... 1936
1937 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
RMN
全 153 件/ノ=153 ... 芸術と宗教とは、兄弟姉妹如く、親子......如く、夫婦......如きも......で、二つ乍ら人心......至情に根底を固め、共に霊最深......要求を充しつつ、人をして神......温懐に立ち遷らしむる、人生......大導師である。地獄的苦悶の生活より、天国... 1937
1938 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第1章 感謝組〔1657〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 201 件/ノ=201 ... 夏日......強い光に侵されて、水に落ちた船......影は、動く水......うねりに従つて、幾重にも縞になつて、暗い......渦捲いて、竿を入れるたび、輪が画かれ、岸あたりまで、そ......輪が大きく大きく拡がつて行く。古い陶器......色にでもある様な雨風に晒された船......色は、沈んだ調子に水に接して、積荷の上を... 1938
1939 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第2章 古峡山〔1658〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 219 件/ノ=219 ... 今雲を出でた虎熊山頂は、夏ながら雪に覆はれて、そ......上に立つ噴火......煙は、青味を帯びた黄土色をして、南へ南へ......てゐる。 道はトロトロ上りになつて、萱野音淋しく、昔......バラモン......関所跡......門柱が、二本倒れかかつて悲しげに仰天して......倒れかかつて悲しげに仰天してゐる。あたり森林の景色は木の色や草の色、山々の色迄が... 1939
1940 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第3章 岩侠〔1659〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 174 件/ノ=174 ... 虎熊山岩窟に捕らはれて居る二人......女があつた。何れも別々......室に幽閉され、身......薄命を歎ちつつ、窃に歌をもつて両女互に意......。 ブラヷーダは窃に謡ふ。『私は悲しい盲小鳥  春は来れども花咲かず 小鳥......声も聞こえない  明けよが暮れよが暗ばか...... 明けよが暮れよが暗ばかり 私は淋しい盲小鳥  恋......涙の星さへ見えず 明けよが暮れよが暗許り... 1940
1941 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第4章 不聞銃〔1660〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 173 件/ノ=173 ... 虎熊山は昼夜区別なく盛んに噴火してゐる。そして時々鳴......に噴火してゐる。そして時々鳴動を始め、地震ふ事も日に三四回はあつた。セール、ハー......ふ事も日に三四回はあつた。セール、ハール両人は旅人を、乾児に命じて甘く此岩窟に引......五体を解き、此噴火口に放り込み焼いて了ふを例としてゐた。セールは夜が明けてフト目......乍ら昨夜ハールに突当り、ハールは九死一生場合になつてゐた事を思ひ出し、もしや蘇生......出し、もしや蘇生しよつたら大変だから、今内に片付けて了はむと、自ら抜身を提げてう......て了はむと、自ら抜身を提げてうす暗い牢獄前に行つてみると、ハール......姿は影も形もなくなつてゐた。其実ハールは... 1941
1942 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第5章 独許貧〔1661〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 243 件/ノ=243 ...伊太彦『吾師君に相別れ  ハルセイ山をスタスタと 登......タスタと 登りつめたる折もあれ  木花姫御化身に 吾魂を試されて  ここに悔悟......花開き 身魂に芳香薫じつつ  蓮......花......匂ふ野を あてどもなしに進み来る  山又......ふ野を あてどもなしに進み来る  山又山谷間を 神......御稜威を杖となし  力となして漸くに ハ......杖となし  力となして漸くに ハルセイ沼辺まで  来りて見れば虎熊の 山雲表に聳... 1942
1943 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第6章 噴火口〔1662〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 78 件/ノ=78 ... エムは伊太彦先に立ち、慄ひ声を出し乍ら、道々謡ひ上り......乍ら、道々謡ひ上り行く。エム『バラモン教軍人  伍長となつた此エムは 鬼春別......将軍が  猪倉山......砦にて 軍......解散した故に  是非なく茲に盗人と なり......に  是非なく茲に盗人と なり下りたる身因果  ウントコドツコイ ハアハアハア ......ドツコイきつい阪  目腐れ金を頂いて 月都に帰ろにも  旅費にも足らぬあはれさに......して酒を飲み  今は詮なき真裸体 セール大将に従ふて  虎熊山の岩窟に 人のいや... 1943
1944 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第1篇 盗風賊雨 第7章 反鱗〔1663〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 86 件/ノ=86 ... 三人は急坂を上つて往くと、密林中に、「ウンウン」と呻声が聞えて来た。伊......が聞えて来た。伊太彦は驚いて草をわけ、林中に入つて見れば、一人......男が繃帯をした儘、虫......息になつてフン伸びて居る。忽ち水筒......口を開いて水を飲ませ、天......数歌を謡ひ、労はつて介抱をしてやつた。倒......、四辺をキヨロキヨロ見廻し、伊太彦宣伝使吾前にあるに驚き、早くも逃げむとすれど、......るに驚き、早くも逃げむとすれど、未だ手足力が回復しないので、石亀のやうに地団駄を... 1944
1945 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第2篇 地異転変 第8章 異心泥信〔1664〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 178 件/ノ=178 ...治道居士はベル、バット、カークス、ベース四人と共に、うす暗い石......牢獄に投込まれ、セール......厳命に仍りて、飲食物を断たれて了つた。さ......仍りて、飲食物を断たれて了つた。されど心中にて治道居士に帰順してゐる牢番......ヤク、エールはいろいろと苦心して五人......為に飲食を供給し、あらむ限り......便宜を与へた。親分......セールはヤク、エールを深く信任し、一度も... 1945
1946 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第2篇 地異転変 第9章 劇流〔1665〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 99 件/ノ=99 ... セールは吾居間にゐて、愈願望成就時至れりと、前祝......心持にて、乾児共がそこら内より盗み来れる......る葡萄酒を傾け、グタグタに酔つて了ひ、そ夜は前後を忘れて眠つて了つた。エールは今......夜は前後を忘れて眠つて了つた。エールは今間にセールを引括り、牢獄へ打ち込んでやら......は、錠前を固く下ろして、唯一人眠つて居るで、どうする事も出来ず、そ......夜は治道居士......牢獄......前で明して了つた。これより先エールは、治... 1946
1947 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第2篇 地異転変 第10章 赤酒声〔1666〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 123 件/ノ=123 ... そ夜はカラリと明けた。薄暗がり......牢獄......中で、ブラヷーダは治道居士......手紙を読んで見た。そ......文面には、一、拙者は貴女......御存じ......治道居士で厶います。虎熊山......岩窟に、以前の吾部下、セール、ハールの両... 1947
1948 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第2篇 地異転変 第11章 大笑裡〔1667〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 144 件/ノ=144 ... ヤク、エール両人は、バット、カークス、ベース三人を、......居士、デビス姫、ブラヷーダ姫をそつと牢獄外に引き出し、暗夜を幸ひ人目にかからぬ堅......に、茶やパンを与へて休ませて置き、セール居間に進み入り、ヤク『もし親分様、御命令......命令通り、ブラヷーダと治道居士を、デビス牢獄へ放り込んで置きました。さうして治道......心で厶います』セール『ヤア、ヤク、エール両人御苦労だつた。そんなら是から、俺も見......ら是から、俺も見に往かうかなア』ヤク『ア旦那様、二人......美人が仰有る......には、旦那様と其他四五人の上役許り立ち会... 1948
1949 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第2篇 地異転変 第12章 天恵〔1668〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 160 件/ノ=160 ...、バット、カークス、ベース、ヤク、エール五人を従へ、法螺貝を吹き乍ら、西へ西へと......き御世となりにけり  吾等も元はバラモン 軍......君に能く仕へ  大黒主......御心に 叶はむ為と朝夕に  馬......手入や其外...... 雑役などにいそしみて  嶮しき山川打渡......どにいそしみて  嶮しき山川打渡り 浮木森まで来て見れば  思ひ掛なき大軍...... 旗色悪き吾軍  ライオン河を打渡り ビ... 1949
1950 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第3篇 虎熊惨状 第13章 隔世談〔1669〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 200 件/ノ=200 ...伊太彦『神教......伊太彦は  初稚姫......訓戒に 恋しき妻に生き別れ  一人トボト......りて山野を渉り行く  心淋しき一人旅 神恵みを力とし  夜光......玉を杖として 吾師......君や妻......身を  案じ煩ひハルセイ...... 沼の畔に来て見れば  人を掠むる盗人の... 1950
1951 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第3篇 虎熊惨状 第14章 山川動乱〔1670〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 118 件/ノ=118 ...デビス姫『三五教神司  厳......教......三千彦が 妻となりたるデビス姫は  スダ......が 妻となりたるデビス姫は  スダルマ湖岸辺にて 初稚姫......誡めを  蒙り茲に三千彦と 互に袂を別ち......を越え 深霧包む谷道を  潜りて漸く虎熊 山......麓......密林に  かかる折しも岩窟に 巣を構へた... 1951
1952 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第3篇 虎熊惨状 第15章 饅頭塚〔1671〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 131 件/ノ=131 ...ブラヷーダ姫『吾背君に従ひて  父と母とに生別れ スーラヤ......に生別れ スーラヤ湖水を打ち渡り  エル港に安着し 初稚姫......神人に  誡められて唯一人 恋しき夫に生......一人 恋しき夫に生別れ  歩みもなれぬ旅空 草鞋に足を喰はれつつ  夜を日につい......はれつつ  夜を日についで山を越え 幾多谷をうち渡り  ハルセイ湖......畔まで 来かかる折しも盗人......  群になんなく捉へられ 名もおそろしき......群になんなく捉へられ 名もおそろしき虎熊  曲の岩窟に連れ往かれ 昼尚ほ暗き岩窟... 1952
1953 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第3篇 虎熊惨状 第16章 泥足坊〔1672〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 99 件/ノ=99 ... 神教......三千彦が  スダルマ湖水......西岸に 無事安着......折もあれ  初稚姫......あれまして 三五教......宣伝は  同行ならぬと手厳しく いましめ......ともに袂をば  別ちて一人スタスタと 姫身......上案じつつ  ハルセイ山の峠をば 半登り... 1953
1954 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第3篇 虎熊惨状 第17章 山颪〔1673〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 126 件/ノ=126 ...りし神直日  心も広き大直日 只何事も人世は  直日に見直し聞直し 詔直し行く神......世は  直日に見直し聞直し 詔直し行く神道  スダルマ湖を打渡り 山野を越えて漸......打渡り 山野を越えて漸くに  ハルセイ山峠をば 半ば登れる折もあれ  行き疲れた...... 半ば登れる折もあれ  行き疲れたる足弱 忽ち大地に打倒れ  進退ここに谷まりて......まりて 息たえだえになりし時  仁慈無限大神...... 道......司......三千彦が  現はれまして危難をば 救はせ... 1954
1955 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第18章 白骨堂〔1674〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 111 件/ノ=111 ...は、山野を渉り谷を越え、漸くにして仙聖山阪道に取りかかつた。これは仏者......云ふ所謂十宝山......一つである。さすがアルピニスト......三千彦も、長途......旅に疲れ果て、仙聖山......頂を眺めて吐息をついて居る。三千『あゝ漸......『あゝ漸く此処迄山野を渡り、やつて来たも......、何処かで道を取り違へ、仙聖山の方へ来て... 1955
1956 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第19章 谿途〔1675〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 93 件/ノ=93 ... 神教......三千彦は  行き疲れたる折柄に 白骨堂......大前に  見知らぬ女に廻り遇ひ 悲しき女......大前に  見知らぬ女に廻り遇ひ 悲しき女境遇に  同情し乍らスタスタと センセイ......遇に  同情し乍らスタスタと センセイ山谷間を  冷たき風に吹かれつつ 右に左に......ワマリカー(雑蔓花)やスマナー(悦意花) 所狭きまで匂ひたる  野道をスタスタ進......つて居るぢやありませぬか。まるで第一天国原野を旅行して居るやうで厶いますなア』ス......いますなア』スマナー『ハイ、此処は仙聖山麓の仙聖郷と申まして、此世の楽土と称へら... 1956
1957 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第20章 熊鷹〔1676〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 192 件/ノ=192 ... 三千彦、スマナー姫二人は、黄昏......暗を幸ひ、ソツト家路に帰り、裏口から考へ......り、裏口から考へてゐた。テーラは二三十人若い男を集めて、テーラ『オイ、お前達、青......青年隊に宣告をしておくが、此通り一家断絶厄に会ひ、スマナーが只一人残つて居つたが......只一人残つて居つたが、それも亦何うしたもか、行衛が不明となつて了つた。斯うなると......明となつて了つた。斯うなるといふと、ここ遺産は法律上親戚......者が継がねばならぬ。ハテ困つた事が出来た......が継がねばならぬ。ハテ困つた事が出来たもだ。俺は元より寡欲恬淡だから、親類の財産... 1957
1958 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第21章 仙聖郷〔1677〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 189 件/ノ=189 ...スマナー『花は紅葉は緑  錦山......尾めぐらせる 中国一......パラダイス  仙聖郷は永久に 天国浄土......楽みを  味はひゐたる郷なれど 天足彦や......  味はひゐたる郷なれど 天足彦や胞場姫  醜......魔神......血筋らが いつとはなしに窺ひて  人......心は日に月に 荒び行くこそうたてけれ  ... 1958
1959 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第22章 均霑〔1678〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 214 件/ノ=214 ... 虎熊山俄......爆発に、仙聖山は云ふも更なり、此郷土......山川草木は激烈に震動し、三千彦を除く外、......隔てた此地点まで遠慮会釈もなく降りくるそ凄じさ。されど此大きな家にも拘はらず、只......凄じさ。されど此大きな家にも拘はらず、只一個も当らなかつた......は神様......御守護と、何れも感謝......念を催すのであつた。流石の猛悪なるテーラ... 1959
1960 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第4篇 神仙魔境 第23章 義侠〔1679〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 143 件/ノ=143 ... 仙聖郷村人は、今迄土地......財産は全部バータラ家......も......となり、何れも悲惨な小作人となり、仙聖郷......小作人となり、仙聖郷に住み乍ら、実に悲惨生活を送つて居た。所が偶然......出来事より山林田畑を作れるだけ与へられて......られて、嬉々として其業を楽しみ、又未亡人スマナーを神......如くに敬つて居た。甲乙丙三人の男は山林に... 1960
1961 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第5篇 讃歌応山 第24章 危母玉〔1680〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 196 件/ノ=196 ... 玉国別、真純彦二人はスーラヤ......湖......西岸に着いた時、初稚姫......厳粛なる訓戒に仍りて、伴ひ来りし三千彦、......て、逸早く聖地に進まむと夜を日に継いで旅疲れも苦にせず、足を早めて漸くエルサレム......を早めて漸くエルサレムに程近き、サンカオ里に着いた。此処にはシオン山より流れ来る......河が轟々と水音を立てて流れてゐる。其北岸細道をスタスタとやつて来ると、俄に一天墨......を流した如く黒雲塞がり、えも云はれぬ陰欝空気が漂うて来た。そしてあたりは森閑とし... 1961
1962 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第5篇 讃歌応山 第25章 道歌〔1681〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 186 件/ノ=186 ... 玉国別はサンカオ山祠を立出で、ヨルダン川......北岸を下り乍ら、元気恢復し、聖地......近づいたに何となく心勇み立ち、声も涼しく......声も涼しく宣伝歌を謡ひ初めた。玉国別『神教にヨルダン......  川......辺に北......道 進み行くこそ楽しけれ  遥に見ゆるは......進み行くこそ楽しけれ  遥に見ゆるは橄欖 山の尾の上か聖場か  ヨルダン川の水清... 1962
1963 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 第5篇 讃歌応山 第26章 七福神〔1682〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 269 件/ノ=269 ... 日出別命......左右には道彦、安彦......両人が従ひ、初稚姫一行を導いて数百旒......五色......旗を風に翻し乍ら、百花爛漫たるゲッセマネ......旗を風に翻し乍ら、百花爛漫たるゲッセマネ園にと進み入つた。玉国別一行が竜王......三個......玉を捧持して来りし其功績を賞する為め、特... 1963
1964 霊界物語 第65巻 山河草木 辰 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 34 件/ノ=34 ...皇神秘めたまへるいつくしみ    現はし給ふ......現はし給ふ世は近づきぬ〈総説(初)〉現身ちりうち祓ふ御恵......    かむりを給ふ三五......神〈総説(初)〉透明殿庭......石垣高々と    積み上りつつ梅雨期に入......六月十六日)〈第2章(王仁校正)〉瑞御霊神業を思ひ見れば    痛み悩みも消え失......消え失するなり〈第7章(初)〉如何ならむ中に沈むとも    夢な忘れそ神......恵みを〈第7章(初)〉たらちねの母のみど... 1964
1965 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 32 件/ノ=32 ...。昨年六月以来口述を中止し、エスペラント輸入や、紅卍字会と......提携などにて閑暇を得ず、飛んで本年一月、......などにて閑暇を得ず、飛んで本年一月、静養為、道後温泉に遊び、其際六十六巻を編述し......限り、本年十二月一日迄口述を中止してゐたです。同一日より物語六十七巻として蒙古入......です。同一日より物語六十七巻として蒙古入真相を口述編纂し、次いで十五、十六、十七......真相を口述編纂し、次いで十五、十六、十七三日間を費して、漸く六十八巻に当る山河草......間を費して、漸く六十八巻に当る山河草木未巻を口述し了へました。此十八日といふ日数......述し了へました。此十八日といふ日数は弥勒証兆であつて、本物語口述最初の日に相当し... 1965
1966 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 38 件/ノ=38 ... 本巻はフサ国葵......沼......畔にて、斎苑......館より派遣されたる、照国別......宣伝使一行が、黄金姫、清照姫......両宣伝使と袂を左右に別つてから、照国別は......袂を左右に別つてから、照国別はバラモン軍大足別将軍が後を追うて、地教山方面に向ふ......足別将軍が後を追うて、地教山方面に向ふ所物語であります。特に本巻記載の事実を摘記... 1966
1967 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第1章 暁空〔1683〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 202 件/ノ=202 ... 三千世界救世主  泥にまみれし現世を 洗ひ清むる......れし現世を 洗ひ清むる瑞御霊  神素盞嗚大神...... 堅磐常磐に鎮まれる  ウブスナ山......大霊場 斎苑......館......神柱  八島......主......命を受け 此世の運命月の国  ハルナの都... 1967
1968 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第2章 祖先恵〔1684〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 262 件/ノ=262 ... デカタン高原大暴風は岩石を飛ばし樹木を捻倒し、棟......低い此家迄もキクキクと梁を鳴らしてゐる。......キクキクと梁を鳴らしてゐる。併し乍ら老婆サンヨは日課......如く吹き来る大風に馴て少しも意に介せず、......馴て少しも意に介せず、前後左右に揺れる家中に平然たるも......であつた。照国別、照公、梅公、タクソン、......クソン、エルソンは車坐となつてバラモン軍荒したる跡......実況談につき問答を始めてゐた。梅公『何と... 1968
1969 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第3章 酒浮気〔1685〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 267 件/ノ=267 ... タライ村......里庄ジャンク......家......表門には、甲乙二人......門番が胡坐をかいて雑談に耽つて居た。甲『......体な時候はないぢやないか。朝も早くから日丸様がカンカンとお照りなさるかと思へば、......カンカンとお照りなさるかと思へば、直様西方から黒雲がやつて来て日......丸を呑んで了ひ、お月様が照るかと思へば、... 1969
1970 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第4章 里庄悩〔1686〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 208 件/ノ=208 ... タライ村......里庄ジャンクは重なる悲運に悄然として奥......間に火物断ちをなし、顔色青ざめ、殆ど此世......間に火物断ちをなし、顔色青ざめ、殆ど此世人とは見えぬ迄にやつれ乍ら二絃琴を弾じて......は見えぬ迄にやつれ乍ら二絃琴を弾じて、心煩悶苦悩を慰めてゐた。ジャンク『久方......、空すみ渡り日月......  光は清く万有を 照らし玉へど醜神......  其勢の猛くして 真澄の空も瞬間に  ... 1970
1971 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第5章 愁雲退散〔1687〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 234 件/ノ=234 ... トルマン国バルガン城国王トルカ王より勅使として、ジャンク......家に入り来りし二人......男はオール、コースと云ふ。オールは厳然と......云ふ。オールは厳然として正座に直り、里庄ジャンクに国王......令を伝へた。『我トルマン国は建国以来、上......トルマン国は建国以来、上下一致、王と民と間は親子......如く兄弟......如く夫婦の如し。天恵豊にして地味は肥え、... 1971
1972 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第1篇 月高原 第6章 神軍義兵〔1688〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 210 件/ノ=210 ...頼まう、頼まう』と呼ばはつて居る白髪異様老人は、さも横柄に、此家......下女に向ひ、老人『オイ、お下女ど......、当家......主人はどう致して居るか。吾はオーラ山......修験者、シーゴーと申す者だ。当家......主人に申上げたい事あれば、面倒乍ら案内を......女『ハイ、何方か知りませぬが、旦那様は俄御出陣で上を下へ......大騒動、どうか又出直して来て下さい。何分... 1972
1973 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第2篇 容怪変化 第7章 女白浪〔1689〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 233 件/ノ=233 ... デカタン高原中、最高地、而も地味最も肥たるトルマン国......西北端に、雲に聳えた大高山がある。樹木密......山がある。樹木密生して昼猶暗く、猛獣毒蛇棲息するも......最も多しと伝へられてゐる。之がオーラ山で......ゐる。之がオーラ山である。オーラ山と云ふは沢山......山が同じ形に並んでゐる意味であつて、数百......洋に注ぐ有名な大河である。 元バラモン教修験者たりしシーゴー坊は、片腕と頼む玄真......ーゴー坊は、片腕と頼む玄真坊と共に此山脈中心地、即ちオーラ山に根拠を構へ、時の到... 1973
1974 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第2篇 容怪変化 第8章 神乎魔乎〔1690〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 302 件/ノ=302 ... 美化身、愛......権化、善......極致、真情......発露にして平和......女神と渇仰憧憬さるる天成......美人も、一度霜雪を踏み激浪怒濤......中に漂ひ、あらゆる危険と罪悪と......渦に巻かれて、其精神内に急激なる変調を来... 1974
1975 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第2篇 容怪変化 第9章 谷底宴〔1691〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 186 件/ノ=186 ... オーラ山谷間には蒼味だつた水が、可なり広い流れを......。これより七八丁上に登ると非常に嶮しい滝如き水流であるが、最早此地点は水......流れも緩やかにして底も深く、深い池水......やうな調子である。こ......河には新旧数多......船が無数に浮かべられ運搬用に供されて居た......々四方より持ち運び来る物品を鉄線と滑車と作用によりて、天王......森の祠の床下から逆落しに谷間へ落し、之を... 1975
1976 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第2篇 容怪変化 第10章 八百長劇〔1692〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 160 件/ノ=160 ... ヨリコ姫大頭目を始め、シーゴー、玄真坊......三人は酒汲み交はし、いろいろと面白からぬ......ぬ協議に耽つてゐた。そこへ慌ただしく手下一人現はれ来り、『親分に申上げます』ヨリ......』ヨリコ『慌ただしき其様子、何事が起つたかなア、お前はコリぢやないか』コリ『ハイ......リ『ハイ、左様で厶います。シーゴー親分様御命令に依り、タライ......村......里庄が家に十数人を率つれ、夜陰に乗込み、......数人を率つれ、夜陰に乗込み、たうとう絶世美人スガコ姫を引捉へて帰り、狼谷の入口に... 1976
1977 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第2篇 容怪変化 第11章 亞魔河〔1693〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 176 件/ノ=176 ... スガコはオーラ山岩窟に玄真坊につれ込まれ、天国に於ける神......岩窟に玄真坊につれ込まれ、天国に於ける神族籍を査ぶる為と称し、一週間も待たされて......れてゐた。彼は其間に無聊を慰むる為、望郷歌を唄つてゐた。スガコ『オーラ......峰は高く共  此谷川は深く共 吾身を育て......谷川は深く共 吾身を育てはぐくみし  誠親......御恵に 比べまつれば九牛......  一毛だにも如かざらむ 夜な夜な通ふ風......  一毛だにも如かざらむ 夜な夜な通ふ風足  吾垂乳根の父上の 居間の雨戸を訪れ... 1977
1978 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第3篇 異燭獣虚 第12章 恋暗路〔1694〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 207 件/ノ=207 ... コマ村......里庄が二男サンダーは許嫁......ジャンク......娘スガコ......行衛不明となりしより怏々として楽しまず、......りしより怏々として楽しまず、日夜煩悶苦悩結果、神経病を起して一室に閉ぢ籠り、人に......、神経病を起して一室に閉ぢ籠り、人に会ふを嫌ふやうになつた。両親はサンダー......憂欝に沈める状態を見ていろいろに心を苦め... 1978
1979 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第3篇 異燭獣虚 第13章 恋懸嘴〔1695〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 209 件/ノ=209 ... サンダーは、泥棒小頭ショール、コリ等......連中に手車に乗せられ、約一里計り......阪道を送られて大杉......麓......玄真坊......館......前についた。玄真坊はコリ、ショールに目配......て往く。玄真坊は其所に立つて居るサンダー美貌に見惚れながら態と素知らぬ顔をして、... 1979
1980 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第3篇 異燭獣虚 第14章 相生松風〔1696〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 221 件/ノ=221 ... サンダー、スガコ両人は玄真坊......要求を何とか彼とか云つて、ハツキリと承諾......を何とか彼とか云つて、ハツキリと承諾せぬで、玄真坊も稍自暴自棄気味になり、モウ此......おろし、両人を取込めておいた。二人は相思間柄とて、斯かる岩窟に食物も与へられず閉......余り苦しいとは思はず、恋しき人に会はれたをば唯一......楽しみとして、いろいろ......話を交換してゐた。スガコ『サンダーさま、......て又斯様な所へ捕はれてお出でになりました』サンダー『お前の行方が分らなくなつたも... 1980
1981 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第3篇 異燭獣虚 第15章 喰ひ違ひ〔1697〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 244 件/ノ=244 ... 玄真坊は、サンダー、スガコ二人......美人に現をぬかし、いかにもして両手に花を......かへた色男たらむと、七つ下りになつて数多信者......帰つて行つた......を幸ひ、自ら包丁を手にして両人......喜びさうな珍味佳肴......料理にとりかかり、ホクホクも......で捻鉢巻、襷がけで板場を稼いでゐる。そこ... 1981
1982 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第4篇 恋連愛曖 第16章 恋夢路〔1698〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 213 件/ノ=213 ...梅公『三千世界梅......花  一度に開く神......教 開いて散りて実を結ぶ  月日と大地......恩を知れ 此世を清むる生神は  高天原に...... 神が表に現はれて  黒雲包む天地を 厳伊吹に吹き払ひ  瑞......清水に清めつつ 天国浄土を永久に  此地......清水に清めつつ 天国浄土を永久に  此地上に建設し 百八十国......民草を  常住不断の信楽に 救はむものと... 1982
1983 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第4篇 恋連愛曖 第17章 縁馬別〔1699〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 186 件/ノ=186 ...モシ梅公様、貴郎は鎮魂なさつた際、大神様お告げがあつたでせう。私......申上げた事は御神意に叶つてゐるでせうがな......ワイ。天機容易に洩らす可らず。先づ先づ後楽しみとして、記憶帳につけとめておきませ......てをります。そして又私も記憶帳にいろいろ神秘を記載しておきました。貴郎......記憶帳を一寸許り御洩らし下さらば、私......記憶帳もお目にかけますがなア』梅公『ハヽ......らなつと、お飛ばしなさいませ。後から貴郎腰を心行く計り、抱き締めますワ。サアお飛......よ。落馬しさうになつたら、私が拘へて、馬背から飛んで上げますワ。仮令おちて頭をう... 1983
1984 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第4篇 恋連愛曖 第18章 魔神囁〔1700〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 187 件/ノ=187 ... 玄真坊はサンダー、スガコ幽閉してある岩窟......中にニコニコし乍ら入り来り、玄真『オイ、......変待たして済まなかつた。腹が空つただらうう。直様捻鉢巻で御馳走を拵へ、お前等を喜......さうと思つた所、此山に働く大泥棒シーゴー奴、突然ここへ帰りやがつて其御馳走に目を......間宣伝に働いたから俺も大分疲れた。お頭分ヨリコ女帝......前でお前と三人御馳走を喰べやうぢやないか......馳走を喰べやうぢやないか」と、誅求するもだから、折角お前と三人食ひ度いと思つた御......人食ひ度いと思つた御馳走を、たうとう女帝前に提出せざるを得なくなつたのだ。お前も... 1984
1985 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第4篇 恋連愛曖 第19章 女度胸〔1701〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 144 件/ノ=144 ... 梅公、花香両人は密に大杉......麓に忍び寄り、よくよく調べて見れば、鉄線......麓に忍び寄り、よくよく調べて見れば、鉄線梯子がタワタワと木......上から下つて居る。梅公『ハハア曲神......奴ども此梯子を上つて木......上に火を点し、天から星が降るなどと世......中を誑かつて居る......だらう。ヤ、面白い、曲神の唯一の力と頼む... 1985
1986 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 第4篇 恋連愛曖 第20章 真鬼姉妹〔1702〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 191 件/ノ=191 ... サンダー、スガコ二人は玄真坊......強圧的恋......請求に手古摺つて居た処へ、又もや二人......男女が投込まれて来た......を見て、サンダーは思はず知らず『アツ』と......『アツ』と叫んだ。女も亦サンダーやスガコ面を見て、『マアマア』と言つたきり、口を......笑ひ乍ら、梅公『たうとう猿も木から落ちる喩、オーラ山......大天狗も芝居のやり損ひをやつて、舞台から... 1986
1987 霊界物語 第66巻 山河草木 巳 余白歌 余白歌 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 43 件/ノ=43 ...天地元津祖なる神......他に    世を審判くべき貴人はなし〈序......なし〈序言(初)〉黒雲に包まれたれど大空    月......光は褪することなし〈序言(初)〉五年......暗は容易く晴れにけり    みろく......神......いづ......伊吹に〈序言(初)〉植ゑて見よ花の開かぬ... 1987
1988 霊界物語 第67巻 山河草木 午 前付 序文 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 25 件/ノ=25 ... 年瀬も早近づいて町行く人......足許も、何となく忙しき大正十三年十二月二......十三年十二月二十九日、どんよりと曇つた天下に、和知......流れを見おろし乍ら、崧然として一廓をなせ......おろし乍ら、崧然として一廓をなせる祥雲閣離れ......間に於て、北枕......西向、夜具......船に身を横たへ乍ら、昔の神代の物語、緑紅... 1988
1989 霊界物語 第67巻 山河草木 午 前付 総説 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 41 件/ノ=41 ... 言霊別命化身にして、照国別......従者と変化したる梅公宣伝使が、オーラ山に......伝使が、オーラ山に立籠つて、印度七千余国統一を夢みてゐた山賊......張本、ヨリコ姫、シーゴー、並に悪僧玄真坊......ーゴーはサンダー、スガコを助け、両人が親所有地を托されて、開墾......事業に数千......部下と共に着手し、玄真坊は再び悪化して、......と共に着手し、玄真坊は再び悪化して、三百部下と共に姿を晦まし、ヨリコ姫及其妹なる... 1989
1990 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第1篇 美山梅光 第1章 梅花香〔1703〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 263 件/ノ=263 ... オーラ山曲......企みも大杉......怪しき夜這星は神......伊吹に吹消され、一旦包みし木下暗、晴れて......、一旦包みし木下暗、晴れては清き三千世界梅......花香、峰......尾上を包みし黒雲もサラリと散りて、宇宙晴......尾上を包みし黒雲もサラリと散りて、宇宙晴大広原、真夜中の空には、宝石を鏤めた様な... 1990
1991 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第1篇 美山梅光 第2章 思想波〔1704〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 292 件/ノ=292 ...姫、花香姫を伴ひ駒に跨り轡を並べて照国別隊に合すべく、間道を選んでオーラ山......谷間を川に添ひ昼夜......区別なく猛獣......声や猿......健びに驚かされつつ、草を褥とし、立木を屋......、立木を屋根となして幾夜を重ねオーラ山脈東南麓に無遠慮に展開せるハル......湖......岸辺に着いた。 此湖水は高原地帯の有名な... 1991
1992 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第1篇 美山梅光 第3章 美人腕〔1705〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 189 件/ノ=189 ... 満天星光燦爛としてハル......湖面に金砂銀砂を沈めし如く、月......光はなけれども名に背ふ大湖水......空は赤く、銀河はオーラ山......頂きより、バルガン城......空に向つて清く流れて居る。東天を仰ぎ見れ......で来るやうに見える。太白星は今やオーラ山山頂......老木の木蔭を宿として、木の葉をすかしてピ... 1992
1993 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第1篇 美山梅光 第4章 笑座〔1706〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 306 件/ノ=306 ... 湖神白馬鬣を揮つて、激浪怒濤を起し、殆ど天をも呑......起し、殆ど天をも呑まむとする勢なりし湖上荒びも、癲癇が治まつたやうに、まるつきり......ついた様にケロリと静まつて、水面は恰も畳目......如く、縮緬皺をよせてゐる。島影を漕出した......に舳を南方に向けていざり出した。 此地方風習として、人々何れも閑散な時には無聊を......何れも閑散な時には無聊を慰むる為に、笑ひ座といふも......が催される事がある。笑ひ......座に参加する者は、何れも黒い布で面部を包... 1993
1994 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第1篇 美山梅光 第5章 浪皷〔1707〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 235 件/ノ=235 ... 波切丸甲板......上にて笑......座が開かれ甲乙二人......問答を聞いて、今迄......悪業を改め三五......道に翻然として帰順したるシーゴーは又もや......翻然として帰順したるシーゴーは又もや御霊土台がグラつき出し、再びもと......山賊に立帰り、飽迄大胆不敵に山賊万能主義... 1994
1995 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第2篇 春湖波紋 第6章 浮島怪猫〔1708〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 303 件/ノ=303 ...もゆるやかに進んでゐる。天気清朗にして春陽気漂ひ、或は白く或は黒く或は赤き翼を拡......みつ、魚を漁つてゐる。アンボイナは七八尺大翼を拡げて一文字に空中滑走をやつてゐる......字に空中滑走をやつてゐる。其長閑さは天国楽園に遊ぶ......思ひがあつた。前方につき当つたハル......湖水第一......、岩......みを以て築かれた高山がある。国人は此島山......れた高山がある。国人は此島山を称して浮島峰と称へてゐる。一名夜光の岩山ともいふ。... 1995
1996 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第2篇 春湖波紋 第7章 武力鞘〔1709〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 231 件/ノ=231 ...和な湖面を打眺め、声も涼しく歌ふ。『久方大空高く聳えたる  オーラ......山は霞けり 常夜......暗もハル......湖  うつ小波......音も清く 吾船舷に皷うつ  千波万波......皺......湖 伸べ行く波切丸......上  天より高く咲く花の 聖き御教を聞き... 1996
1997 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第2篇 春湖波紋 第8章 糸縺れ〔1710〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 242 件/ノ=242 ... 海賊頭目コーズは数十人......手下と共に甲板上に雑談に耽つて居た船客を......室にバラバラと侵入して来た。さうして数多船客に向ひ大刀を引き抜いたまま、例......脅し文句を並べ、コーズ『持物一切を提供せ......供せよ。否応申すに於ては何奴も、此奴も刃錆だ』と脅迫して居る。老若男女は悲鳴をあ......き叫び乍ら右往左往に逃げ廻る。船室内は俄大暴風に見舞はれて秋......木......葉の散り乱るるが如き光景となつて来た。特... 1997
1998 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第2篇 春湖波紋 第9章 ダリヤ香〔1711〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 210 件/ノ=210 ... ダリヤは船底密室に監禁され、此船がスガ......港へ着く迄には、アリーが暴虐......手にかかつて死ぬるも......と決心してゐた。そして健気にも辞世......歌等を詠んで、死期......至るを待つてゐた。そこへコツコツと忍び足......ツと忍び足に錠前をねぢあけて這入つて来たは自分が小舟に乗つて離れ島へ遊びに行つた......ダリヤさま、お前さまは此船が遅く共、明日日の暮にはスガの港へ着くのだから、今夜中... 1998
1999 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第2篇 春湖波紋 第10章 スガ長者〔1712〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 217 件/ノ=217 ... 港家々......点燈は湖水に映り、恰も不夜城......如くにみえた。天空冴え渡り、星光きらめき......り、星光きらめき亘つて、えも云はれぬ清新空気が漂うた。数百人......乗客は先を争うて棧橋を渡り、各家路に帰る......。梅公一行は今や船をおりむとする時、船長アリーはあわただしく梅公司......前に跪き、熱い涙を流し乍ら、『宣伝使様、......『宣伝使様、思はぬ御縁によりまして、天国福音を聞かして頂き、又日頃の妄執もサラリ... 1999
2000 霊界物語 第67巻 山河草木 午 第3篇 多羅煩獄 第11章 暗狐苦〔1713〕 出口王仁三郎 1926刊 DB
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全 144 件/ノ=144 ... デカタン高原西南方に当つてタラハン国と云ふ、人口二十......タラハン国と云ふ、人口二十万を有する地味肥た産物......豊かな国土がある。国王はカラピン王と云ひ......な国土がある。国王はカラピン王と云ひ、国中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構......へ、ウラル教を信じて十数代を継続した。そ時......国王......名をカラピン王と云ひ王妃をモンドル姫と云......ピン王と云ひ王妃をモンドル姫と云ふ。二人中には太子スダルマン、及び王女バンナの二... 2000
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