番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1901 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第4篇 遠近不二 | 第19章 祭誤〔1648〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 176 件/ノ=176 | ... 高城山の峰つづき、小北山......の松林を切り開いて沢山な小宮やチヤーチを建......沢山な小宮やチヤーチを建てたルートバハーの脱走教があつた。ここ......の主人を虎嶋久之助と云ひ、女房は虎嶋寅子と......ひ、女房は虎嶋寅子と云ふ。生れつき自我心の強い女であつたが変性男子......の系統と云ふ......のを奇貨としてユラリ教と云ふ変則的なる教団......てユラリ彦命を祀つて、盛んにルートバハーの教主ウヅンバラチヤンダーに反抗的態度をと... | 1901 |
1902 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第4篇 遠近不二 | 第20章 福命〔1649〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 69 件/ノ=69 | ...は待ち焦れてゐた守宮別が瓢然と帰つて来たので、雀躍りをし乍ら、いそいそと座敷中を舞......と座敷中を舞ひ歩き、『サアお花さま、お酒の用意だ。曲彦さま、お肴......の用意だよ。コレ久之助さま、何をグヅグヅし......さま、何をグヅグヅしてる、大広木正宗さまのお帰りだよ。男と云ふも......のは気......の利かぬ者だな』と口汚く指図してゐる。バタ......チヤランチヤランと音をさせ乍ら、漸く酒肴の用意が出来た。守宮別は洋服を脱ぎ棄て、洗......が出来た。守宮別は洋服を脱ぎ棄て、洗濯物の袷と着替へて、ドンと胡座をかき、つり上つ... | 1902 |
1903 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第4篇 遠近不二 | 第21章 遍路〔1650〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 120 件/ノ=120 | ... お寅、お花の両人は溝傍に立つた長屋......の窓をあけて額を集め、六ケしい顔をして何か......ツ囁き居たる処へ、編笠を目深に被つた一人の男が訪ひ来たり、涼しい声で宣伝歌を歌ひ初......んより実は責がたし ははと妻とを兼ぬる身の によ子......の教......の第一は ほかには非ず淑徳ぞ へい常父母......濯怠らず る守は一層つつしみて をんなの務めを全うし わが儘気儘......のことをせず かよわき女の腕ながら よの... | 1903 |
1904 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第4篇 遠近不二 | 第22章 妖行〔1651〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 104 件/ノ=104 | ... 守宮別は、竹彦の顔を見て嬉しさうに、『ヤア竹彦さま、よう......彦さま、よう来て下さいました。相変らず日の出神崇拝をやつて居られますかな』『ハイ、......神崇拝をやつて居られますかな』『ハイ、日の出神......の崇拝は層一層熱烈にやつて居ます。併し日......の出神にもいろいろありましてねえ、私は此頃......神にもいろいろありましてねえ、私は此頃真の日......の出神を発見しました......ので大道会と云ふのを開きパンフレツト宣伝を... | 1904 |
1905 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第5篇 山河異涯 | 第23章 暗着〔1652〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 193 件/ノ=193 | ... 名利の欲に捉はれし 男女四人......の醜魂は うろたへ騒ぎ小北山 後に見すて...... うろたへ騒ぎ小北山 後に見すてて汽車の窓 勢ひ込んで乗込めば 轍......の音も轟々と 大地をビリビリふるはせて ......も轟々と 大地をビリビリふるはせて 何の当途も嵐山 花園二条京都駅 西へ西へと......駅も乗越えて 出でゆく先は広島や 馬関の関に立向ひ 転覆丸に身を乗せて 漸く釜......乗せて 漸く釜山に上陸し 京城平壌鴨緑の 橋を渡つて満洲......の 広軌鉄道スクスクと 夜を日についで進... | 1905 |
1906 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第5篇 山河異涯 | 第24章 妖蝕〔1653〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 121 件/ノ=121 | ... お寅外三人は漸くにしてカトリックの僧院ホテル......の二階に宿泊する事となつた。折柄チンチンと......階に宿泊する事となつた。折柄チンチンと鈴の音、けたたましく配達して来た新聞を一枚買......お寅さま、えらい事が出て居ますよ。救世主の再臨に先立つて日......の出島からブラバーサがやつて来たと云ふ記事......云ふ記事が見えて居ますわい。随分もてたものですわい。こりやグヅグヅしてゐると吾々は......ゐると吾々は駄目ですよ』『何?ブラバーサの事が出て居る......のかい。大方女にでも相手になつて、しくじつ... | 1906 |
1907 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第5篇 山河異涯 | 第25章 地図面〔1654〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 137 件/ノ=137 | ...もかも打忘れ、喋り出したり。『おい、高姫の再来......のお寅さま、真黒々姫......の再来......のお花さま、曲彦......の再来......の、ヤツパリ曲彦さま、どうだい。ちつとビー......。酒飲めば何時も心が春めきて、借金取も鶯の声。酒位笑顔......のよいものはないわ。土堤ぎり、ここで散財や... | 1907 |
1908 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第5篇 山河異涯 | 第26章 置去〔1655〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 165 件/ノ=165 | ... 守宮別一行は、路地や町はづれの野路を辿りながら、漸くにしてヨルダン河......の辺につきぬ。『これお寅さま、あ......のやかましいヨルダン河と云ふ......のは此河ですよ。よく見ておきなさい』『何と......ン河と云ふからもつと広い河だと思つて居たのに、是では小北山......の麓を流るる大井川......の傍へもよれませぬよ。そして大井川......の水は綺麗だが、この水とした事が話にも何に... | 1908 |
1909 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 第5篇 山河異涯 | 第27章 再転〔1656〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 113 件/ノ=113 | ... シオン山の谷間......のブラバーサが草庵に靴音高く訪ねて来た一人......ブラバーサが草庵に靴音高く訪ねて来た一人の紳士は、シカゴ大学......の教授スバール博士であつた。博士は「御免な......士であつた。博士は「御免なさいませ」と柴の戸を排して這入つて来た。ブラバーサは嬉し......。ブラバーサは嬉しげに出で迎へ、狭い座敷の奥へ通しけり。『ヤアあなたは橄欖山上でお......』『ハイ一寸お伺ひし度いことが御座いますので参りました。実......の所は私もシカゴ大学の教授を致して居ります... | 1909 |
1910 | 霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 104 件/ノ=104 | ...日出島をあとにして 降りますかも日の下......の国〈序(初)〉瑞御霊日出島......の事をへて 常世......の空に光かがやく〈序(初)〉日......の本......の神......の御為人......のため 降り行く身にさやる曲なし〈総... | 1910 |
1911 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ノ=11 | ... 大正乙丑八月十四日、松村、加藤、北村の筆......の勇者と、田中艶子を伴ひ、秋山彦......の旧蹟地なる和知川......の下流由良......の港に安着し、海水浴に浸り乍ら、寸暇を利用......水浴に浸り乍ら、寸暇を利用して、日下開山の続編を口述する事と致しました。 北丹分所......所長嵯峨根民蔵氏、新舞鶴支部長村山政光氏の厚情に依り、銷夏......の歓楽に浸り得たることを感謝に堪へませぬ。... | 1911 |
1912 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ノ=11 | ... 本巻は山河草木日下開山の後編でありまして、ウラナイ教......の神柱、お寅、守宮別、お花......のローマンスや、ブラバーサ......の聖地に於ける活動......の状況を述べたも......のであります。ヘグレ......のヘグレ......のヘグレ武者の妄動振り、お花の意気地、守宮... | 1912 |
1913 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第1篇 復活転活 | 第1章 復活祭〔1807〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 355 件/ノ=355 | ... 十二日は聖師ウズンバラ・チヤンダーの降誕日に相当する......ので、ブラバーサは草庵を立つて其吉辰を祝す......サは草庵を立つて其吉辰を祝すべく、橄欖山の聖地に参詣して、熱烈なる祈祷を捧げ了り、......を交換し、日没前袂を別ち、帰途カトリックの僧院ホテルに立寄つた。恰も当日は聖キリス......院ホテルに立寄つた。恰も当日は聖キリストの復活祭で全基督教会は之を大聖日として一斉......を大聖日として一斉になる祈祷が捧げらるるのである。旧教も新教も何れ......の教派を問はず、最も栄えある福音として此......の聖日を迎へるのである。そして旧教の方面か... | 1913 |
1914 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第1篇 復活転活 | 第2章 逆襲〔1808〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 142 件/ノ=142 | ... ブラバーサは僧院ホテルの祝祭は無事に済んだが、同じ日出島から出て......暴極まるアラブに掻攫はれ行衛不明となつたので、「人情上、捨ておく訳にも行くまい。あ......探し出し救けねばなるまい」とマリヤと相談の上、十二日......の月光を浴び乍ら、夜......の十二時頃からエルサレム......の町をうろつき初めた。 市街......の十字路、キラキラと瓦斯灯......のきらめく側に皺苦茶の婆が立つて、『三千世... | 1914 |
1915 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第1篇 復活転活 | 第3章 草居谷底〔1809〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... トンク、テク、ツーロの三人は僧院ホテル......の裏口から二人を担いだ儘、一生懸命に道路、......から二人を担いだ儘、一生懸命に道路、田畑の嫌ひなくかけ出し、キドロン......の谷深く川辺を伝ふて登り行き、雨露を凌ぐ許......深く川辺を伝ふて登り行き、雨露を凌ぐ許りの自分......の借家へと持ち運び、手荒く二人を土......の上に投げつけた。守宮別はこ......の間に殆ど酔も醒め、丸い目をギヨロづかせ、... | 1915 |
1916 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第1篇 復活転活 | 第4章 誤霊城〔1810〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 229 件/ノ=229 | ... お花は只一人、日の丸......の掛軸......の前に暗祈黙祷し乍ら、両眼から雨......の如き涙をたらし、聖地......の宣伝も予期した如くに行かず、未だに一人......の信徒も出来ぬ矢先、お寅、守宮別......の在所が分らなくなつた......ので、太い吐息を洩らしてゐると、そこへ受付... | 1916 |
1917 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第1篇 復活転活 | 第5章 横恋慕〔1811〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 168 件/ノ=168 | ... ヤクの後をおつかけて夜叉......の如くにお寅は霊城をとび出して終つた。トン......をとび出して終つた。トンク、テク、ツーロの三人はお寅......の後をおひ、捜索がてらに三人三方へ手分けを......、捜索がてらに三人三方へ手分けをして市中の大路小路をかけ廻ることとなつた。後にはお......かけ廻ることとなつた。後にはお花、守宮別の両人が丸い卓を囲んで籐椅子に尻をかけ乍ら......囲んで籐椅子に尻をかけ乍ら、ヤヽ縛し無言の儘、顔を見合して居た。 守宮別は大欠伸を......て下さいな』『アーアン、大概分りさうなものだな、ホントニ ホントニ』『生宮さまが居... | 1917 |
1918 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第2篇 鬼薊の花 | 第6章 金酒結婚〔1812〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 145 件/ノ=145 | ... 守宮別はお花と共に、お寅の霊城を逃げ出し七八町来た横町......のカフエーに入り、此処迄落ち延びれば先づ安......と、コツプ酒をきこし召すべく、嫌がるお花の手を引いて無理に奥座敷へ通り、『オイ、女......座敷へ通り、『オイ、女房、イヤお花、肝腎の祝言......の盃......の最中に、お寅......の極道が帰つてうせたも......のだから、恰度百花爛漫と咲き匂ふ花の林に、... | 1918 |
1919 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第2篇 鬼薊の花 | 第7章 虎角〔1813〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 139 件/ノ=139 | ... 守宮別お花の二人は奥......の一間で、酒汲みかはし乍ら、意茶付き喧嘩を......居る所へ、トンク、テク両人は盗人猫が不在の家を覗くやうなスタイルで、ヌーツと顔をつ......ヌーツと顔をつき出した。お花は早くも二人の姿を見てとり、『ヤ、お前は、お寅さまと一......さまと一所に霊城へやつて来たトンク、テクの両人ぢやないかい、何ぞ御用がある......のかな』トンクは右......の手で額を二つ三つ叩き乍ら、『イヤ、どうも......に済みませぬ。些と許り酒代が頂戴致したいので、……』『お前はお寅さまの御家来ぢやな... | 1919 |
1920 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第2篇 鬼薊の花 | 第8章 擬侠心〔1814〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 169 件/ノ=169 | ...『僕の人生はどこにある 朝から晩までタラタラ......に 苦しみ悶え汗膏 殆ど尽きた此体 膏のやうに絞られて 身体頓に骨立し 悲鳴を......られて 身体頓に骨立し 悲鳴をあぐるその中に 君と僕と......の人生は 深く潜んでゐる......のだらう 思へよ思へ友......の君 資本主義なる世......の中は キヤピタリズムを唱ふれば 大罪悪......中は キヤピタリズムを唱ふれば 大罪悪の酵母だよ 殺人強盗強姦や 詐偽に窃盗脅... | 1920 |
1921 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第2篇 鬼薊の花 | 第9章 狂怪戦〔1815〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ...お花『有為転変は世の習ひ 天が地となり地は天と 変る浮世......の有様は お花と貴方......の事だらう 寝ても醒めても夢現 日......の出......の神......の生宮に 頭......の先から爪......の端 身も魂も打ちこみて 惚れて厶つたお... | 1921 |
1922 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第2篇 鬼薊の花 | 第10章 拘淫〔1816〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 271 件/ノ=271 | ... 橄欖山の坂道......の木蔭に四五人......のドルーズ人や、アラブや、猶太人が労働服を......労働服を着た儘面白相に雑談に耽りゐる。その中......の一人なるバルガンは、『オイ、ガクシー、汝......るバルガンは、『オイ、ガクシー、汝は此間の戦争に行つたといふ話だが、金鵄勲章でも貰......に行つたといふ話だが、金鵄勲章でも貰つたのか。花々しき功名手柄をして帰るなぞと云ひ......が、凱旋祝も根つから聞いた事もなし、いつの間にか吾々労働者仲間に舞戻つて来よつたが... | 1922 |
1923 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第3篇 開花落花 | 第11章 狂擬怪〔1817〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 206 件/ノ=206 | ... 守宮別、お花の両人は漸くにして橄欖山上に登り、涼しい樹......をして、暫く抱擁キツスをやつてゐると、後の林からバタバタバタと妙な音がした......ので二人はビツクリして猫が交尾むだあと......のやうに両方にパツと三間許り分れて了つた。......して、私は又、お寅さまぢやないかと思つたのに、鷹......の奴、本当に私......の肝玉をデングリかへしよつたわ』『ハヽヽヽ......リかへしよつたわ』『ハヽヽヽヽ、お寅は昔の高姫の身魂の再来だから、鷹が現はれてビツ... | 1923 |
1924 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第3篇 開花落花 | 第12章 開狂式〔1818〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 179 件/ノ=179 | ... 守宮別、お花、ヤクの三人は、僧院ホテル......の立派なる座敷を、三間ぶつ通しに借り切り、......派なる座敷を、三間ぶつ通しに借り切り、奥の間には、新ウラナイ教......の御本尊、シオン......の娘、木花咲耶姫を奉斎し、そ......の生宮として、アヤメ......のお花は天晴教主となり済ますこととした。発......主従〆て三人、先づ祭典も無事に済み、直会の酒宴に移つた。守宮別は新宗教創立を祝する... | 1924 |
1925 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第3篇 開花落花 | 第13章 漆別〔1819〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 176 件/ノ=176 | ... 昨日の暴動騒ぎで、憲兵や警官が血眼になり、行交......眼になり、行交ふ人を一々誰何して、主義者の入込まない様と、警戒網を張つてゐる。守宮......い様と、警戒網を張つてゐる。守宮別は新調の洋服を着け乍ら、駅......の棟が仄かに見える地点までやつて来ると、一......が仄かに見える地点までやつて来ると、一人の警官がツカツカと寄り来り、『一寸待つて下......ら』 守宮別は警官よりも何よりも恐ろしいのは、疑深いお花......の追跡である。余り彼方此方をキヨロキヨロと......方をキヨロキヨロと見廻し乍ら歩いてゐたものだから、警官に怪しまれて、首尾よく取つ捉... | 1925 |
1926 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第3篇 開花落花 | 第14章 花曇〔1820〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 213 件/ノ=213 | ... お花はヤクと共に、次の間に端坐し乍ら、守宮別......の帰館を、今やおそしと待ち構へ居たり。『こ......、ここを出られたきり、今日で三日目になるのに、まだお姿が見えない......のは、チト怪しいとは思ひませぬか。もしやお......ト怪しいとは思ひませぬか。もしやお寅さまの所へでも、あ......の金を握つた......のを幸ひ、ズボリ込みてゐる......のぢやなからうかな』『何おつしやいます。旦... | 1926 |
1927 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第3篇 開花落花 | 第15章 騒淫ホテル〔1821〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 161 件/ノ=161 | ... 守宮別はお花の形勢如何と、息を殺して考へて居たが、余り......何と、息を殺して考へて居たが、余り低気圧の襲来もない......ので、安心して翌日......の十時過まで潰れるやうに寝て了つた。お花は......た。お花はどこやら一つ腑に落ちぬ所があるので、一目も睡らず角膜を血ばしらして、朝間......して、朝間早くから、ヤクをたたき起し、次の間に座をしめて、稍小声になり、『これ、ヤ......云ひましたねえ』 ヤクは……ウツカリ吾子の事を喋り、若し守宮別と......の関係があらうものなら、板挟みになつて此家... | 1927 |
1928 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第16章 誤辛折〔1822〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 180 件/ノ=180 | ... トルコ亭の細い路地......の衝き当りに、お寅が設立しておいた五六七......の霊城には、トンク、テク......の両人が、お寅と共に、三人首を鳩めて、ヒソ......に耽つて居る。『コレ、トンクさま、一体あの守宮別さまとあやめ......のお花は、どこへ行つた......のか、お前どうしても分らぬ......のかい』『ハイ、丸で煙のやうな、魔者のやう... | 1928 |
1929 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第17章 茶粕〔1823〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 212 件/ノ=212 | ... ブラバーサの親切を罵詈と叱咤を以て報ひ、箒で掃出さむ......を罵詈と叱咤を以て報ひ、箒で掃出さむ許りの待遇をして追返した。そ......の翌日、狭苦しい霊城......の日......の丸......の掛軸......の前に、オコリが直つたやうな調子でお寅はチ......天津祝詞を奏上し始めたり。(祝詞)『小北の山を始めエルサレムの霊城に神つまります、... | 1929 |
1930 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第18章 誠と偽〔1824〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... 僧院ホテルの第二号室には、守宮別と綾子......の二人が、喋々喃々と何事かしきりに喋べり立......べり立てて居る。『これや、綾子、昨日は俺の睾丸を引張つて締め殺さうとしたぢやないか......を、再び訪ねて来るとは合点がゆかぬ。此間の払ひでも請求に来た......のかな』『私は貴方が、独身生活をして厶るお......して厶るお方だと許り思つて訪ねて来ましたのに、化物......のやうな女が口......の間に寝て居るものですから、嫉けて耐らず、... | 1930 |
1931 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第19章 笑拙種〔1825〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 136 件/ノ=136 | ... ブラバーサ、マリヤの両人は、キリスト再臨......の一日も早からむ事を祈願すべく、手を携へて......を祈願すべく、手を携へて、早朝より橄欖山の祠......の前に端坐して祈願をこらしてゐる。そこへヤ......祈願をこらしてゐる。そこへヤコブ、サロメの両人が無我......の声といふ歌を唄ひ乍ら登り来り、ブラバーサ......声といふ歌を唄ひ乍ら登り来り、ブラバーサの姿を見て、サロメは、『ヤ、これはこれは神......目にかかりましたワ。何うで厶います、其後の御消息は。一度御訪ね致したいと思つてゐま... | 1931 |
1932 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第20章 猫鞍干〔1826〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 59 件/ノ=59 | ...ク、テク、ツーロと共に自動車に乗り、市中の大宣伝を始め出した。そして妙な宣伝歌を刷......刷つたビラをバラまき乍ら、自分等も自動車の上から声を揃へて唄つてゐる。『澆季末法......の此世には 諸善竜宮に入り玉ふ あちら此......奴も此奴も偽神だ 特に烈しき偽神は 日の出......の島に現はれた 変性女子......の瑞御霊 ウズンバラチヤンダといふ奴だ ......霊 ウズンバラチヤンダといふ奴だ 其奴の教へを受ついで 海洋万里を打渡り 神......の集まる聖場に 恥も外分も知らばこそ ヌ... | 1932 |
1933 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第21章 不意の官命〔1827〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 107 件/ノ=107 | ... カトリックの僧院ホテル......の第三号室には、ヤクが身体......の傷も八九分通り全快した......のでチョコナンとして一人留守番をしてゐる。......番をしてゐる。そこへ慌ただしく帰つて来たのは、あやめ......のお花であつた。『ヤ、お前はヤク、よう、マ......、マア神妙に留守をしてゐて下さつたな。私の留守中に、お寅や綾子は来なかつたかな』『......な』『ハイ鼠一匹、生物と云つては、来たものは厶いませぬ』『守宮別さまは、どこへ行つ... | 1933 |
1934 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 第4篇 清風一過 | 第22章 帰国と鬼哭〔1828〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 71 件/ノ=71 | ... ブラバーサはスバツフオードの厚意により、アメリカンコロニーを根拠とし......コロニーを根拠として、マリヤと共に三五教の大宣伝をなし、其名を遠近に轟かし、数多......の信者を集めて居た。然るに日......の出島における救世主......の名声は、地球上隈なく知れ渡り、旭日昇天......の勢で、エルサレムに来た各国人は、何れも競......ムに来た各国人は、何れも競ふてブラバーサの話を聞かむと、こ......のコロニーへ日一日と数多く集まつて来た。ス... | 1934 |
1935 | 霊界物語 第64巻下 山河草木 卯の巻下 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 43 件/ノ=43 | ...いそのかみ古事記は高光る 天津日継......のしるべなりけり〈序文(初)〉ちはやふる神......しるべなりけり〈序文(初)〉ちはやふる神の本宮たづぬれば 綾......の高天......の原にありけり〈序文(初)〉大本......の神......の教......の言の葉は すべての人の薬ともなれ〈... | 1935 |
1936 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ノ=32 | ... 農家の最も気遣ふ土用十日前......の天気は、最も暑気......の激しく、且つガンガンと万木を枯死せしむる......来ないと謂ふ時期になつて来た。然るに本年の気候......の不順なる事は、数十年来未だ曽てなき所と老......来未だ曽てなき所と老農がこぼして居た。秋の松茸は綾部......の八百屋......の店頭に、累々として並べられて居る。実に物... | 1936 |
1937 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 153 件/ノ=153 | ... 芸術と宗教とは、兄弟姉妹の如く、親子......の如く、夫婦......の如きも......ので、二つ乍ら人心......の至情に根底を固め、共に霊最深......の要求を充しつつ、人をして神......の温懐に立ち遷らしむる、人生......の大導師である。地獄的苦悶の生活より、天国... | 1937 |
1938 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第1章 感謝組〔1657〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 201 件/ノ=201 | ... 夏の日......の強い光に侵されて、水に落ちた船......の影は、動く水......のうねりに従つて、幾重にも縞になつて、暗い......渦捲いて、竿を入れるたび、輪が画かれ、岸のあたりまで、そ......の輪が大きく大きく拡がつて行く。古い陶器......の色にでもある様な雨風に晒された船......の色は、沈んだ調子に水に接して、積荷の上を... | 1938 |
1939 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第2章 古峡の山〔1658〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 219 件/ノ=219 | ... 今雲を出でた虎熊山の頂は、夏ながら雪に覆はれて、そ......の上に立つ噴火......の煙は、青味を帯びた黄土色をして、南へ南へ......てゐる。 道はトロトロ上りになつて、萱野の音淋しく、昔......のバラモン......の関所跡......の門柱が、二本倒れかかつて悲しげに仰天して......倒れかかつて悲しげに仰天してゐる。あたりの森林の景色は木の色や草の色、山々の色迄が... | 1939 |
1940 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第3章 岩侠〔1659〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 174 件/ノ=174 | ... 虎熊山の岩窟に捕らはれて居る二人......の女があつた。何れも別々......の室に幽閉され、身......の薄命を歎ちつつ、窃に歌をもつて両女互に意......。 ブラヷーダは窃に謡ふ。『私は悲しい盲の小鳥 春は来れども花咲かず 小鳥......の声も聞こえない 明けよが暮れよが暗ばか...... 明けよが暮れよが暗ばかり 私は淋しい盲の小鳥 恋......の涙の星さへ見えず 明けよが暮れよが暗許り... | 1940 |
1941 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第4章 不聞銃〔1660〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 173 件/ノ=173 | ... 虎熊山は昼夜の区別なく盛んに噴火してゐる。そして時々鳴......に噴火してゐる。そして時々鳴動を始め、地の震ふ事も日に三四回はあつた。セール、ハー......ふ事も日に三四回はあつた。セール、ハールの両人は旅人を、乾児に命じて甘く此岩窟に引......五体を解き、此噴火口に放り込み焼いて了ふのを例としてゐた。セールは夜が明けてフト目......乍ら昨夜ハールに突当り、ハールは九死一生の場合になつてゐた事を思ひ出し、もしや蘇生......出し、もしや蘇生しよつたら大変だから、今の内に片付けて了はむと、自ら抜身を提げてう......て了はむと、自ら抜身を提げてうす暗い牢獄の前に行つてみると、ハール......の姿は影も形もなくなつてゐた。其実ハールは... | 1941 |
1942 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第5章 独許貧〔1661〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 243 件/ノ=243 | ...伊太彦『吾師の君に相別れ ハルセイ山をスタスタと 登......タスタと 登りつめたる折もあれ 木花姫の御化身に 吾魂を試されて ここに悔悟......の花開き 身魂に芳香薫じつつ 蓮......の花......の匂ふ野を あてどもなしに進み来る 山又......ふ野を あてどもなしに進み来る 山又山の谷間を 神......の御稜威を杖となし 力となして漸くに ハ......杖となし 力となして漸くに ハルセイ沼の辺まで 来りて見れば虎熊の 山雲表に聳... | 1942 |
1943 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第6章 噴火口〔1662〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 78 件/ノ=78 | ... エムは伊太彦の先に立ち、慄ひ声を出し乍ら、道々謡ひ上り......乍ら、道々謡ひ上り行く。エム『バラモン教の軍人 伍長となつた此エムは 鬼春別......の将軍が 猪倉山......の砦にて 軍......の解散した故に 是非なく茲に盗人と なり......に 是非なく茲に盗人と なり下りたる身の因果 ウントコドツコイ ハアハアハア ......ドツコイきつい阪 目腐れ金を頂いて 月の都に帰ろにも 旅費にも足らぬあはれさに......して酒を飲み 今は詮なき真裸体 セールの大将に従ふて 虎熊山の岩窟に 人のいや... | 1943 |
1944 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第7章 反鱗〔1663〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 86 件/ノ=86 | ... 三人は急坂を上つて往くと、密林の中に、「ウンウン」と呻声が聞えて来た。伊......が聞えて来た。伊太彦は驚いて草をわけ、林の中に入つて見れば、一人......の男が繃帯をした儘、虫......の息になつてフン伸びて居る。忽ち水筒......の口を開いて水を飲ませ、天......の数歌を謡ひ、労はつて介抱をしてやつた。倒......、四辺をキヨロキヨロ見廻し、伊太彦宣伝使の吾前にあるに驚き、早くも逃げむとすれど、......るに驚き、早くも逃げむとすれど、未だ手足の力が回復しないので、石亀のやうに地団駄を... | 1944 |
1945 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第8章 異心泥信〔1664〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 178 件/ノ=178 | ...治道居士はベル、バット、カークス、ベースの四人と共に、うす暗い石......の牢獄に投込まれ、セール......の厳命に仍りて、飲食物を断たれて了つた。さ......仍りて、飲食物を断たれて了つた。されど心の中にて治道居士に帰順してゐる牢番......のヤク、エールはいろいろと苦心して五人......の為に飲食を供給し、あらむ限り......の便宜を与へた。親分......のセールはヤク、エールを深く信任し、一度も... | 1945 |
1946 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第9章 劇流〔1665〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 99 件/ノ=99 | ... セールは吾居間にゐて、愈願望成就の時至れりと、前祝......の心持にて、乾児共がそこら内より盗み来れる......る葡萄酒を傾け、グタグタに酔つて了ひ、その夜は前後を忘れて眠つて了つた。エールは今......夜は前後を忘れて眠つて了つた。エールは今の間にセールを引括り、牢獄へ打ち込んでやら......は、錠前を固く下ろして、唯一人眠つて居るので、どうする事も出来ず、そ......の夜は治道居士......の牢獄......の前で明して了つた。これより先エールは、治... | 1946 |
1947 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第10章 赤酒の声〔1666〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 123 件/ノ=123 | ... その夜はカラリと明けた。薄暗がり......の牢獄......の中で、ブラヷーダは治道居士......の手紙を読んで見た。そ......の文面には、一、拙者は貴女......の御存じ......の治道居士で厶います。虎熊山......の岩窟に、以前の吾部下、セール、ハールの両... | 1947 |
1948 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第11章 大笑裡〔1667〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 144 件/ノ=144 | ... ヤク、エールの両人は、バット、カークス、ベース三人を、......居士、デビス姫、ブラヷーダ姫をそつと牢獄の外に引き出し、暗夜を幸ひ人目にかからぬ堅......に、茶やパンを与へて休ませて置き、セールの居間に進み入り、ヤク『もし親分様、御命令......命令通り、ブラヷーダと治道居士を、デビスの牢獄へ放り込んで置きました。さうして治道......心で厶います』セール『ヤア、ヤク、エールの両人御苦労だつた。そんなら是から、俺も見......ら是から、俺も見に往かうかなア』ヤク『アノ旦那様、二人......の美人が仰有る......のには、旦那様と其他四五人の上役許り立ち会... | 1948 |
1949 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第12章 天恵〔1668〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 160 件/ノ=160 | ...、バット、カークス、ベース、ヤク、エールの五人を従へ、法螺貝を吹き乍ら、西へ西へと......き御世となりにけり 吾等も元はバラモンの 軍......の君に能く仕へ 大黒主......の御心に 叶はむ為と朝夕に 馬......の手入や其外......の 雑役などにいそしみて 嶮しき山川打渡......どにいそしみて 嶮しき山川打渡り 浮木の森まで来て見れば 思ひ掛なき大軍......の 旗色悪き吾軍 ライオン河を打渡り ビ... | 1949 |
1950 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第13章 隔世談〔1669〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 200 件/ノ=200 | ...伊太彦『神の教......の伊太彦は 初稚姫......の訓戒に 恋しき妻に生き別れ 一人トボト......りて山野を渉り行く 心淋しき一人旅 神の恵みを力とし 夜光......の玉を杖として 吾師......の君や妻......の身を 案じ煩ひハルセイ......の 沼の畔に来て見れば 人を掠むる盗人の... | 1950 |
1951 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第14章 山川動乱〔1670〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 118 件/ノ=118 | ...デビス姫『三五教の神司 厳......の教......の三千彦が 妻となりたるデビス姫は スダ......が 妻となりたるデビス姫は スダルマ湖の岸辺にて 初稚姫......の誡めを 蒙り茲に三千彦と 互に袂を別ち......を越え 深霧包む谷道を 潜りて漸く虎熊の 山......の麓......の密林に かかる折しも岩窟に 巣を構へた... | 1951 |
1952 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第15章 饅頭塚〔1671〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 131 件/ノ=131 | ...ブラヷーダ姫『吾背の君に従ひて 父と母とに生別れ スーラヤ......に生別れ スーラヤ湖水を打ち渡り エルの港に安着し 初稚姫......の神人に 誡められて唯一人 恋しき夫に生......一人 恋しき夫に生別れ 歩みもなれぬ旅の空 草鞋に足を喰はれつつ 夜を日につい......はれつつ 夜を日についで山を越え 幾多の谷をうち渡り ハルセイ湖......の畔まで 来かかる折しも盗人......の 群になんなく捉へられ 名もおそろしき......群になんなく捉へられ 名もおそろしき虎熊の 曲の岩窟に連れ往かれ 昼尚ほ暗き岩窟... | 1952 |
1953 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第16章 泥足坊〔1672〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 99 件/ノ=99 | ... 神の教......の三千彦が スダルマ湖水......の西岸に 無事安着......の折もあれ 初稚姫......のあれまして 三五教......の宣伝は 同行ならぬと手厳しく いましめ......ともに袂をば 別ちて一人スタスタと 姫の身......の上案じつつ ハルセイ山の峠をば 半登り... | 1953 |
1954 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第17章 山颪〔1673〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 126 件/ノ=126 | ...りし神直日 心も広き大直日 只何事も人の世は 直日に見直し聞直し 詔直し行く神......世は 直日に見直し聞直し 詔直し行く神の道 スダルマ湖を打渡り 山野を越えて漸......打渡り 山野を越えて漸くに ハルセイ山の峠をば 半ば登れる折もあれ 行き疲れた...... 半ば登れる折もあれ 行き疲れたる足弱の 忽ち大地に打倒れ 進退ここに谷まりて......まりて 息たえだえになりし時 仁慈無限の大神......の 道......の司......の三千彦が 現はれまして危難をば 救はせ... | 1954 |
1955 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第18章 白骨堂〔1674〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 111 件/ノ=111 | ...は、山野を渉り谷を越え、漸くにして仙聖山の阪道に取りかかつた。これは仏者......の云ふ所謂十宝山......の一つである。さすがアルピニスト......の三千彦も、長途......の旅に疲れ果て、仙聖山......の頂を眺めて吐息をついて居る。三千『あゝ漸......『あゝ漸く此処迄山野を渡り、やつて来たもの......の、何処かで道を取り違へ、仙聖山の方へ来て... | 1955 |
1956 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第19章 谿の途〔1675〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 93 件/ノ=93 | ... 神の教......の三千彦は 行き疲れたる折柄に 白骨堂......の大前に 見知らぬ女に廻り遇ひ 悲しき女......大前に 見知らぬ女に廻り遇ひ 悲しき女の境遇に 同情し乍らスタスタと センセイ......遇に 同情し乍らスタスタと センセイ山の谷間を 冷たき風に吹かれつつ 右に左に......ワマリカー(雑蔓花)やスマナー(悦意花)の 所狭きまで匂ひたる 野道をスタスタ進......つて居るぢやありませぬか。まるで第一天国の原野を旅行して居るやうで厶いますなア』ス......いますなア』スマナー『ハイ、此処は仙聖山の麓の仙聖郷と申まして、此世の楽土と称へら... | 1956 |
1957 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第20章 熊鷹〔1676〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 192 件/ノ=192 | ... 三千彦、スマナー姫の二人は、黄昏......の暗を幸ひ、ソツト家路に帰り、裏口から考へ......り、裏口から考へてゐた。テーラは二三十人の若い男を集めて、テーラ『オイ、お前達、青......青年隊に宣告をしておくが、此通り一家断絶の厄に会ひ、スマナーが只一人残つて居つたが......只一人残つて居つたが、それも亦何うしたものか、行衛が不明となつて了つた。斯うなると......明となつて了つた。斯うなるといふと、ここの遺産は法律上親戚......の者が継がねばならぬ。ハテ困つた事が出来た......が継がねばならぬ。ハテ困つた事が出来たものだ。俺は元より寡欲恬淡だから、親類の財産... | 1957 |
1958 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第21章 仙聖郷〔1677〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ...スマナー『花は紅葉は緑 錦の山......の尾めぐらせる 中国一......のパラダイス 仙聖郷は永久に 天国浄土......の楽みを 味はひゐたる郷なれど 天足彦や...... 味はひゐたる郷なれど 天足彦や胞場姫の 醜......の魔神......の血筋らが いつとはなしに窺ひて 人......の心は日に月に 荒び行くこそうたてけれ ... | 1958 |
1959 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第22章 均霑〔1678〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 214 件/ノ=214 | ... 虎熊山の俄......の爆発に、仙聖山は云ふも更なり、此郷土......の山川草木は激烈に震動し、三千彦を除く外、......隔てた此地点まで遠慮会釈もなく降りくるその凄じさ。されど此大きな家にも拘はらず、只......凄じさ。されど此大きな家にも拘はらず、只の一個も当らなかつた......のは神様......の御守護と、何れも感謝......の念を催すのであつた。流石の猛悪なるテーラ... | 1959 |
1960 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第23章 義侠〔1679〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 143 件/ノ=143 | ... 仙聖郷の村人は、今迄土地......の財産は全部バータラ家......のも......のとなり、何れも悲惨な小作人となり、仙聖郷......小作人となり、仙聖郷に住み乍ら、実に悲惨の生活を送つて居た。所が偶然......の出来事より山林田畑を作れるだけ与へられて......られて、嬉々として其業を楽しみ、又未亡人のスマナーを神......の如くに敬つて居た。甲乙丙三人の男は山林に... | 1960 |
1961 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第24章 危母玉〔1680〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 196 件/ノ=196 | ... 玉国別、真純彦の二人はスーラヤ......の湖......の西岸に着いた時、初稚姫......の厳粛なる訓戒に仍りて、伴ひ来りし三千彦、......て、逸早く聖地に進まむと夜を日に継いで旅の疲れも苦にせず、足を早めて漸くエルサレム......を早めて漸くエルサレムに程近き、サンカオの里に着いた。此処にはシオン山より流れ来る......河が轟々と水音を立てて流れてゐる。其北岸の細道をスタスタとやつて来ると、俄に一天墨......を流した如く黒雲塞がり、えも云はれぬ陰欝の空気が漂うて来た。そしてあたりは森閑とし... | 1961 |
1962 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第25章 道歌〔1681〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... 玉国別はサンカオ山の祠を立出で、ヨルダン川......の北岸を下り乍ら、元気恢復し、聖地......の近づいたに何となく心勇み立ち、声も涼しく......声も涼しく宣伝歌を謡ひ初めた。玉国別『神の教にヨルダン......の 川......の辺に北......の道 進み行くこそ楽しけれ 遥に見ゆるは......進み行くこそ楽しけれ 遥に見ゆるは橄欖の 山の尾の上か聖場か ヨルダン川の水清... | 1962 |
1963 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第26章 七福神〔1682〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 269 件/ノ=269 | ... 日の出別命......の左右には道彦、安彦......の両人が従ひ、初稚姫一行を導いて数百旒......の五色......の旗を風に翻し乍ら、百花爛漫たるゲッセマネ......旗を風に翻し乍ら、百花爛漫たるゲッセマネの園にと進み入つた。玉国別一行が竜王......の三個......の玉を捧持して来りし其功績を賞する為め、特... | 1963 |
1964 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 34 件/ノ=34 | ...皇神の秘めたまへるいつくしみ 現はし給ふ......現はし給ふ世は近づきぬ〈総説(初)〉現身のちりうち祓ふ御恵......の かむりを給ふ三五......の神〈総説(初)〉透明殿庭......の石垣高々と 積み上りつつ梅雨期に入......六月十六日)〈第2章(王仁校正)〉瑞御霊の神業を思ひ見れば 痛み悩みも消え失......消え失するなり〈第7章(初)〉如何ならむの中に沈むとも 夢な忘れそ神......の恵みを〈第7章(初)〉たらちねの母のみど... | 1964 |
1965 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 32 件/ノ=32 | ...。昨年六月以来口述を中止し、エスペラントの輸入や、紅卍字会と......の提携などにて閑暇を得ず、飛んで本年一月、......などにて閑暇を得ず、飛んで本年一月、静養の為、道後温泉に遊び、其際六十六巻を編述し......限り、本年十二月一日迄口述を中止してゐたのです。同一日より物語六十七巻として蒙古入......です。同一日より物語六十七巻として蒙古入の真相を口述編纂し、次いで十五、十六、十七......真相を口述編纂し、次いで十五、十六、十七の三日間を費して、漸く六十八巻に当る山河草......間を費して、漸く六十八巻に当る山河草木未の巻を口述し了へました。此十八日といふ日数......述し了へました。此十八日といふ日数は弥勒の証兆であつて、本物語口述最初の日に相当し... | 1965 |
1966 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 38 件/ノ=38 | ... 本巻はフサの国葵......の沼......の畔にて、斎苑......の館より派遣されたる、照国別......の宣伝使一行が、黄金姫、清照姫......の両宣伝使と袂を左右に別つてから、照国別は......袂を左右に別つてから、照国別はバラモン軍の大足別将軍が後を追うて、地教山方面に向ふ......足別将軍が後を追うて、地教山方面に向ふ所の物語であります。特に本巻記載の事実を摘記... | 1966 |
1967 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第1章 暁の空〔1683〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 202 件/ノ=202 | ... 三千世界の救世主 泥にまみれし現世を 洗ひ清むる......れし現世を 洗ひ清むる瑞御霊 神素盞嗚の大神......の 堅磐常磐に鎮まれる ウブスナ山......の大霊場 斎苑......の館......の神柱 八島......の主......の命を受け 此世の運命月の国 ハルナの都... | 1967 |
1968 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第2章 祖先の恵〔1684〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 262 件/ノ=262 | ... デカタン高原の大暴風は岩石を飛ばし樹木を捻倒し、棟......の低い此家迄もキクキクと梁を鳴らしてゐる。......キクキクと梁を鳴らしてゐる。併し乍ら老婆のサンヨは日課......の如く吹き来る大風に馴て少しも意に介せず、......馴て少しも意に介せず、前後左右に揺れる家の中に平然たるも......のであつた。照国別、照公、梅公、タクソン、......クソン、エルソンは車坐となつてバラモン軍の荒したる跡......の実況談につき問答を始めてゐた。梅公『何と... | 1968 |
1969 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第3章 酒浮気〔1685〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 267 件/ノ=267 | ... タライの村......の里庄ジャンク......の家......の表門には、甲乙二人......の門番が胡坐をかいて雑談に耽つて居た。甲『......体な時候はないぢやないか。朝も早くから日の丸様がカンカンとお照りなさるかと思へば、......カンカンとお照りなさるかと思へば、直様西の方から黒雲がやつて来て日......の丸を呑んで了ひ、お月様が照るかと思へば、... | 1969 |
1970 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第4章 里庄の悩〔1686〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 208 件/ノ=208 | ... タライの村......の里庄ジャンクは重なる悲運に悄然として奥......の間に火物断ちをなし、顔色青ざめ、殆ど此世......間に火物断ちをなし、顔色青ざめ、殆ど此世の人とは見えぬ迄にやつれ乍ら二絃琴を弾じて......は見えぬ迄にやつれ乍ら二絃琴を弾じて、心の煩悶苦悩を慰めてゐた。ジャンク『久方......の、空すみ渡り日月......の 光は清く万有を 照らし玉へど醜神......の 其勢の猛くして 真澄の空も瞬間に ... | 1970 |
1971 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第5章 愁雲退散〔1687〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 234 件/ノ=234 | ... トルマン国バルガン城の国王トルカ王より勅使として、ジャンク......の家に入り来りし二人......の男はオール、コースと云ふ。オールは厳然と......云ふ。オールは厳然として正座に直り、里庄のジャンクに国王......の令を伝へた。『我トルマン国は建国以来、上......トルマン国は建国以来、上下一致、王と民との間は親子......の如く兄弟......の如く夫婦の如し。天恵豊にして地味は肥え、... | 1971 |
1972 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第1篇 月の高原 | 第6章 神軍義兵〔1688〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 210 件/ノ=210 | ...頼まう、頼まう』と呼ばはつて居る白髪異様の老人は、さも横柄に、此家......の下女に向ひ、老人『オイ、お下女ど......の、当家......の主人はどう致して居るか。吾はオーラ山......の修験者、シーゴーと申す者だ。当家......の主人に申上げたい事あれば、面倒乍ら案内を......女『ハイ、何方か知りませぬが、旦那様は俄の御出陣で上を下へ......の大騒動、どうか又出直して来て下さい。何分... | 1972 |
1973 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第2篇 容怪変化 | 第7章 女白浪〔1689〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 233 件/ノ=233 | ... デカタン高原中の、最高地、而も地味最も肥たるトルマン国......の西北端に、雲に聳えた大高山がある。樹木密......山がある。樹木密生して昼猶暗く、猛獣毒蛇の棲息するも......の最も多しと伝へられてゐる。之がオーラ山で......ゐる。之がオーラ山である。オーラ山と云ふのは沢山......の山が同じ形に並んでゐる意味であつて、数百......洋に注ぐ有名な大河である。 元バラモン教の修験者たりしシーゴー坊は、片腕と頼む玄真......ーゴー坊は、片腕と頼む玄真坊と共に此山脈の中心地、即ちオーラ山に根拠を構へ、時の到... | 1973 |
1974 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第2篇 容怪変化 | 第8章 神乎魔乎〔1690〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 302 件/ノ=302 | ... 美の化身、愛......の権化、善......の極致、真情......の発露にして平和......の女神と渇仰憧憬さるる天成......の美人も、一度霜雪を踏み激浪怒濤......の中に漂ひ、あらゆる危険と罪悪と......の渦に巻かれて、其精神内に急激なる変調を来... | 1974 |
1975 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第2篇 容怪変化 | 第9章 谷底の宴〔1691〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ... オーラ山の谷間には蒼味だつた水が、可なり広い流れを......。これより七八丁上に登ると非常に嶮しい滝の如き水流であるが、最早此地点は水......の流れも緩やかにして底も深く、深い池水......のやうな調子である。こ......の河には新旧数多......の船が無数に浮かべられ運搬用に供されて居た......々四方より持ち運び来る物品を鉄線と滑車との作用によりて、天王......の森の祠の床下から逆落しに谷間へ落し、之を... | 1975 |
1976 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第2篇 容怪変化 | 第10章 八百長劇〔1692〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 160 件/ノ=160 | ... ヨリコ姫の大頭目を始め、シーゴー、玄真坊......の三人は酒汲み交はし、いろいろと面白からぬ......ぬ協議に耽つてゐた。そこへ慌ただしく手下の一人現はれ来り、『親分に申上げます』ヨリ......』ヨリコ『慌ただしき其様子、何事が起つたのかなア、お前はコリぢやないか』コリ『ハイ......リ『ハイ、左様で厶います。シーゴー親分様の御命令に依り、タライ......の村......の里庄が家に十数人を率つれ、夜陰に乗込み、......数人を率つれ、夜陰に乗込み、たうとう絶世の美人スガコ姫を引捉へて帰り、狼谷の入口に... | 1976 |
1977 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第2篇 容怪変化 | 第11章 亞魔の河〔1693〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 176 件/ノ=176 | ... スガコはオーラ山の岩窟に玄真坊につれ込まれ、天国に於ける神......岩窟に玄真坊につれ込まれ、天国に於ける神の族籍を査ぶる為と称し、一週間も待たされて......れてゐた。彼は其間に無聊を慰むる為、望郷の歌を唄つてゐた。スガコ『オーラ......の峰は高く共 此谷川は深く共 吾身を育て......谷川は深く共 吾身を育てはぐくみし 誠の親......の御恵に 比べまつれば九牛......の 一毛だにも如かざらむ 夜な夜な通ふ風...... 一毛だにも如かざらむ 夜な夜な通ふ風の足 吾垂乳根の父上の 居間の雨戸を訪れ... | 1977 |
1978 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第3篇 異燭獣虚 | 第12章 恋の暗路〔1694〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 207 件/ノ=207 | ... コマの村......の里庄が二男サンダーは許嫁......のジャンク......の娘スガコ......の行衛不明となりしより怏々として楽しまず、......りしより怏々として楽しまず、日夜煩悶苦悩の結果、神経病を起して一室に閉ぢ籠り、人に......、神経病を起して一室に閉ぢ籠り、人に会ふのを嫌ふやうになつた。両親はサンダー......の憂欝に沈める状態を見ていろいろに心を苦め... | 1978 |
1979 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第3篇 異燭獣虚 | 第13章 恋の懸嘴〔1695〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 209 件/ノ=209 | ... サンダーは、泥棒の小頭ショール、コリ等......の連中に手車に乗せられ、約一里計り......の阪道を送られて大杉......の麓......の玄真坊......の館......の前についた。玄真坊はコリ、ショールに目配......て往く。玄真坊は其所に立つて居るサンダーの美貌に見惚れながら態と素知らぬ顔をして、... | 1979 |
1980 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第3篇 異燭獣虚 | 第14章 相生松風〔1696〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 221 件/ノ=221 | ... サンダー、スガコの両人は玄真坊......の要求を何とか彼とか云つて、ハツキリと承諾......を何とか彼とか云つて、ハツキリと承諾せぬので、玄真坊も稍自暴自棄気味になり、モウ此......おろし、両人を取込めておいた。二人は相思の間柄とて、斯かる岩窟に食物も与へられず閉......余り苦しいとは思はず、恋しき人に会はれたのをば唯一......の楽しみとして、いろいろ......の話を交換してゐた。スガコ『サンダーさま、......て又斯様な所へ捕はれてお出でになりましたの』サンダー『お前の行方が分らなくなつたも... | 1980 |
1981 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第3篇 異燭獣虚 | 第15章 喰ひ違ひ〔1697〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 244 件/ノ=244 | ... 玄真坊は、サンダー、スガコの二人......の美人に現をぬかし、いかにもして両手に花を......かへた色男たらむと、七つ下りになつて数多の信者......の帰つて行つた......のを幸ひ、自ら包丁を手にして両人......の喜びさうな珍味佳肴......の料理にとりかかり、ホクホクも......ので捻鉢巻、襷がけで板場を稼いでゐる。そこ... | 1981 |
1982 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第16章 恋の夢路〔1698〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 213 件/ノ=213 | ...梅公『三千世界の梅......の花 一度に開く神......の教 開いて散りて実を結ぶ 月日と大地......の恩を知れ 此世を清むる生神は 高天原に...... 神が表に現はれて 黒雲包む天地を 厳の伊吹に吹き払ひ 瑞......の清水に清めつつ 天国浄土を永久に 此地......清水に清めつつ 天国浄土を永久に 此地の上に建設し 百八十国......の民草を 常住不断の信楽に 救はむものと... | 1982 |
1983 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第17章 縁馬の別〔1699〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 186 件/ノ=186 | ...モシ梅公様、貴郎は鎮魂なさつた際、大神様のお告げがあつたでせう。私......の申上げた事は御神意に叶つてゐるでせうがな......ワイ。天機容易に洩らす可らず。先づ先づ後の楽しみとして、記憶帳につけとめておきませ......てをります。そして又私も記憶帳にいろいろの神秘を記載しておきました。貴郎......の記憶帳を一寸許り御洩らし下さらば、私......の記憶帳もお目にかけますがなア』梅公『ハヽ......らなつと、お飛ばしなさいませ。後から貴郎の腰を心行く計り、抱き締めますワ。サアお飛......よ。落馬しさうになつたら、私が拘へて、馬の背から飛んで上げますワ。仮令おちて頭をう... | 1983 |
1984 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第18章 魔神の囁〔1700〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 187 件/ノ=187 | ... 玄真坊はサンダー、スガコの幽閉してある岩窟......の中にニコニコし乍ら入り来り、玄真『オイ、......変待たして済まなかつた。腹が空つただらうのう。直様捻鉢巻で御馳走を拵へ、お前等を喜......さうと思つた所、此山に働く大泥棒シーゴーの奴、突然ここへ帰りやがつて其御馳走に目を......間宣伝に働いたから俺も大分疲れた。お頭分のヨリコ女帝......の前でお前と三人御馳走を喰べやうぢやないか......馳走を喰べやうぢやないか」と、誅求するものだから、折角お前と三人食ひ度いと思つた御......人食ひ度いと思つた御馳走を、たうとう女帝の前に提出せざるを得なくなつたのだ。お前も... | 1984 |
1985 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第19章 女の度胸〔1701〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 144 件/ノ=144 | ... 梅公、花香の両人は密に大杉......の麓に忍び寄り、よくよく調べて見れば、鉄線......麓に忍び寄り、よくよく調べて見れば、鉄線の梯子がタワタワと木......の上から下つて居る。梅公『ハハア曲神......の奴ども此梯子を上つて木......の上に火を点し、天から星が降るなどと世......の中を誑かつて居る......のだらう。ヤ、面白い、曲神の唯一の力と頼む... | 1985 |
1986 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 第4篇 恋連愛曖 | 第20章 真鬼姉妹〔1702〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 191 件/ノ=191 | ... サンダー、スガコの二人は玄真坊......の強圧的恋......の請求に手古摺つて居た処へ、又もや二人......の男女が投込まれて来た......のを見て、サンダーは思はず知らず『アツ』と......『アツ』と叫んだ。女も亦サンダーやスガコの面を見て、『マアマア』と言つたきり、口を......笑ひ乍ら、梅公『たうとう猿も木から落ちるの喩、オーラ山......の大天狗も芝居のやり損ひをやつて、舞台から... | 1986 |
1987 | 霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 | 余白歌 | 余白歌 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 43 件/ノ=43 | ...天地の元津祖なる神......の他に 世を審判くべき貴人はなし〈序......なし〈序言(初)〉黒雲に包まれたれど大空の 月......の光は褪することなし〈序言(初)〉五年......の暗は容易く晴れにけり みろく......の神......のいづ......の伊吹に〈序言(初)〉植ゑて見よ花の開かぬ... | 1987 |
1988 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 25 件/ノ=25 | ... 年の瀬も早近づいて町行く人......の足許も、何となく忙しき大正十三年十二月二......十三年十二月二十九日、どんよりと曇つた天の下に、和知......の流れを見おろし乍ら、崧然として一廓をなせ......おろし乍ら、崧然として一廓をなせる祥雲閣の離れ......の間に於て、北枕......の西向、夜具......の船に身を横たへ乍ら、昔の神代の物語、緑紅... | 1988 |
1989 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 41 件/ノ=41 | ... 言霊別命の化身にして、照国別......の従者と変化したる梅公宣伝使が、オーラ山に......伝使が、オーラ山に立籠つて、印度七千余国の統一を夢みてゐた山賊......の張本、ヨリコ姫、シーゴー、並に悪僧玄真坊......ーゴーはサンダー、スガコを助け、両人が親の所有地を托されて、開墾......の事業に数千......の部下と共に着手し、玄真坊は再び悪化して、......と共に着手し、玄真坊は再び悪化して、三百の部下と共に姿を晦まし、ヨリコ姫及其妹なる... | 1989 |
1990 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第1章 梅の花香〔1703〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 263 件/ノ=263 | ... オーラ山の曲......の企みも大杉......の怪しき夜這星は神......の伊吹に吹消され、一旦包みし木下暗、晴れて......、一旦包みし木下暗、晴れては清き三千世界の梅......の花香、峰......の尾上を包みし黒雲もサラリと散りて、宇宙晴......尾上を包みし黒雲もサラリと散りて、宇宙晴の大広原、真夜中の空には、宝石を鏤めた様な... | 1990 |
1991 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第2章 思想の波〔1704〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 292 件/ノ=292 | ...姫、花香姫を伴ひ駒に跨り轡を並べて照国別の隊に合すべく、間道を選んでオーラ山......の谷間を川に添ひ昼夜......の区別なく猛獣......の声や猿......の健びに驚かされつつ、草を褥とし、立木を屋......、立木を屋根となして幾夜を重ねオーラ山脈の東南麓に無遠慮に展開せるハル......の湖......の岸辺に着いた。 此湖水は高原地帯の有名な... | 1991 |
1992 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第3章 美人の腕〔1705〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 189 件/ノ=189 | ... 満天の星光燦爛としてハル......の湖面に金砂銀砂を沈めし如く、月......の光はなけれども名に背ふ大湖水......の空は赤く、銀河はオーラ山......の頂きより、バルガン城......の空に向つて清く流れて居る。東天を仰ぎ見れ......で来るやうに見える。太白星は今やオーラ山の山頂......の老木の木蔭を宿として、木の葉をすかしてピ... | 1992 |
1993 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第4章 笑の座〔1706〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 306 件/ノ=306 | ... 湖神白馬の鬣を揮つて、激浪怒濤を起し、殆ど天をも呑......起し、殆ど天をも呑まむとする勢なりし湖上の荒びも、癲癇が治まつたやうに、まるつきり......ついた様にケロリと静まつて、水面は恰も畳の目......の如く、縮緬皺をよせてゐる。島影を漕出した......に舳を南方に向けていざり出した。 此地方の風習として、人々何れも閑散な時には無聊を......何れも閑散な時には無聊を慰むる為に、笑ひの座といふも......のが催される事がある。笑ひ......の座に参加する者は、何れも黒い布で面部を包... | 1993 |
1994 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第5章 浪の皷〔1707〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 235 件/ノ=235 | ... 波切丸の甲板......の上にて笑......の座が開かれ甲乙二人......の問答を聞いて、今迄......の悪業を改め三五......の道に翻然として帰順したるシーゴーは又もや......翻然として帰順したるシーゴーは又もや御霊の土台がグラつき出し、再びもと......の山賊に立帰り、飽迄大胆不敵に山賊万能主義... | 1994 |
1995 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第6章 浮島の怪猫〔1708〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 303 件/ノ=303 | ...もゆるやかに進んでゐる。天気清朗にして春の陽気漂ひ、或は白く或は黒く或は赤き翼を拡......みつ、魚を漁つてゐる。アンボイナは七八尺の大翼を拡げて一文字に空中滑走をやつてゐる......字に空中滑走をやつてゐる。其長閑さは天国の楽園に遊ぶ......の思ひがあつた。前方につき当つたハル......の湖水第一......の、岩......のみを以て築かれた高山がある。国人は此島山......れた高山がある。国人は此島山を称して浮島の峰と称へてゐる。一名夜光の岩山ともいふ。... | 1995 |
1996 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第7章 武力鞘〔1709〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 231 件/ノ=231 | ...和な湖面を打眺め、声も涼しく歌ふ。『久方の大空高く聳えたる オーラ......の山は霞けり 常夜......の暗もハル......の湖 うつ小波......の音も清く 吾船舷に皷うつ 千波万波......の皺......の湖 伸べ行く波切丸......の上 天より高く咲く花の 聖き御教を聞き... | 1996 |
1997 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第8章 糸の縺れ〔1710〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 242 件/ノ=242 | ... 海賊の頭目コーズは数十人......の手下と共に甲板上に雑談に耽つて居た船客を......室にバラバラと侵入して来た。さうして数多の船客に向ひ大刀を引き抜いたまま、例......の脅し文句を並べ、コーズ『持物一切を提供せ......供せよ。否応申すに於ては何奴も、此奴も刃の錆だ』と脅迫して居る。老若男女は悲鳴をあ......き叫び乍ら右往左往に逃げ廻る。船室内は俄の大暴風に見舞はれて秋......の木......の葉の散り乱るるが如き光景となつて来た。特... | 1997 |
1998 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第9章 ダリヤの香〔1711〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 210 件/ノ=210 | ... ダリヤは船底の密室に監禁され、此船がスガ......の港へ着く迄には、アリーが暴虐......の手にかかつて死ぬるも......のと決心してゐた。そして健気にも辞世......の歌等を詠んで、死期......の至るを待つてゐた。そこへコツコツと忍び足......ツと忍び足に錠前をねぢあけて這入つて来たのは自分が小舟に乗つて離れ島へ遊びに行つた......ダリヤさま、お前さまは此船が遅く共、明日の日の暮にはスガの港へ着くのだから、今夜中... | 1998 |
1999 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第2篇 春湖波紋 | 第10章 スガの長者〔1712〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 217 件/ノ=217 | ... 港の家々......の点燈は湖水に映り、恰も不夜城......の如くにみえた。天空冴え渡り、星光きらめき......り、星光きらめき亘つて、えも云はれぬ清新の空気が漂うた。数百人......の乗客は先を争うて棧橋を渡り、各家路に帰る......。梅公一行は今や船をおりむとする時、船長のアリーはあわただしく梅公司......の前に跪き、熱い涙を流し乍ら、『宣伝使様、......『宣伝使様、思はぬ御縁によりまして、天国の福音を聞かして頂き、又日頃の妄執もサラリ... | 1999 |
2000 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第3篇 多羅煩獄 | 第11章 暗狐苦〔1713〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 144 件/ノ=144 | ... デカタン高原の西南方に当つてタラハン国と云ふ、人口二十......タラハン国と云ふ、人口二十万を有する地味の肥た産物......の豊かな国土がある。国王はカラピン王と云ひ......な国土がある。国王はカラピン王と云ひ、国の中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構......へ、ウラル教を信じて十数代を継続した。その時......の国王......の名をカラピン王と云ひ王妃をモンドル姫と云......ピン王と云ひ王妃をモンドル姫と云ふ。二人の中には太子スダルマン、及び王女バンナの二... | 2000 |