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霊界物語あらすじ

説明を読む
ここに掲載している霊界物語のあらすじは、東京の望月氏が作成したものです。
まだ作成されていない巻もあります(55~66巻のあたり)
第3巻 霊主体従 寅の巻 を表示しています。
篇題 章題 〔通し章〕 あらすじ 本文
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艮の金神出現以降の三十年の立替は、明治五十五年、すなわち大正十一年にいよいよ、三全世界一度に開く梅の花の機運に達した。
明治三十三年九月八日の神筆には、次のようにある。
出口直は三全世界の根本の因縁から末の世までのことを書かせる御役である。
海潮はそれを細かく説いて聞かせる役である。
このように筆先のことは、どうしても変性男子・女子でなければ真に解することはできないのであるが、神示のとおりに女子が霊界の消息を後述し始めると、審神をしなくてはそのまま受け取れない、という鼻高がたくさんに出てきている。
筆先に言う明治五十五年の教示
三月三日:三ツの御魂である月の大神の示顕が、天地人三体に輝き渡る日、ということであり、暦上の三月三日のことではない。
五月五日:三十年間たってようやく男子の筆先の真意が了解し始められ、また道に従って二十五年になる女子の神界経綸解釈にも、ようやく耳を傾ける人が出てきた。五(イツ)は出づるの言霊である。すなわち月光世に出でて万界の暗を照破す、という意味である。
つまり、霊界物語を読んではじめて、神愉の解釈に対する疑念は一掃される。霊・体・力に光輝が備わり(三月三日)、歓喜と了解の日月が出現する(五月五日)。そしてこの瑞祥を神人ともに祝することになるのである。
物語のうちに「大自在天」とあるのは、神典にいわゆる、大国主之神のことである。武力絶倫の神で矛を天孫に奉り、君臣の大義を明らかにした神である。この物語では大自在天、または常世神王と申し上げている。
皇祖の神は、平和の象徴である璽と、知恵の表徴である鏡でもって、世を治め給うのが御真意である。
盤古大神塩長彦は、善良なる神であるが、この神を奉戴してあらぶる神人らがいろいろの計画を立て、国治立命の神政に対抗し、種々の波乱を巻き起こしている。
そこでこの世界を救うべく、諾(なぎ)冊(なみ)二神がわが国土を中心として天降り、修理固成の神業を励ませたまうことになった。
本文
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本巻の前半は、亀岡の瑞祥閣で口述された。後半は綾部の竜宮館である。
谷口正治氏が第二巻完了とともに、出口教祖伝編集のために、筆録者から抜けている。
盤古大神は、支那の人民が天王聖母として尊崇する盤古大神のことである。盤古大神は体主霊従(われよし)、国常立命は霊主体従(ひのもと)である。本書では国常立尊は、「国治立命」と申し上げている。
大自在天は力主体霊(つよいものがち)である。バラモン教徒が言う世界の造物主である。仏教で大自在天と命名された神である。
常世の国は、海外の絶域を指している。日本から見ればアメリカが常世であり、アメリカから見れば日本が常世である。
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天地が分かれて日地月星、草木中魚が現れ、おのおの分掌の神を定めて守護せしめられた。
大神は人体の元祖神として天足彦、胞場姫を生んで天の益人の種となした。しかし天足彦、胞場姫は神勅にそむいて体主霊従の果実を食し、子孫に悪念を残した。また、その邪念からは強力な一群の悪霊が生まれ、世界を混乱に陥れた。
悪霊たちは、力の強い神人らに乗り移って、国治立命らを隠退させ、代わりに盤古大神を奉じ、世界を物質主義・優勝劣敗・弱肉強食の暗黒界にしたててしまう。
そこで天の三体の大神はこの状況を座視するにしのびず、ふたたび国治立命の出現を命じ、理想の神代を実現しようとする。物語はこの次第を略述したものである。
本巻は国大立命、金勝要神、大将軍沢田彦命が隠退するまでを述べたものであり、無始無終の霊界の一部を物語っているに過ぎない。願わくは霊界一部の消息を探知することで、霊主体従の身魂に立ち返り、世界万国のために弥勒の神業に奉仕されるようになることを望む次第である。
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01 01 〔101〕
国治立命は無限絶対の大神力によって大地を創造し、軽く清いものは日月星辰となった。陰陽二神の夫婦が生まれ、天足彦、胞場姫となった。
天足彦と胞場姫は、宇宙間の邪気が凝った体主霊従の果実を食し、そのために身魂は堕落し、その邪悪の気が凝って八頭八尾の悪竜、金毛九尾の悪狐、六面八臂の邪神らが発生した。
この混乱を収めるために、国治立命は豊国姫命を補佐とし、天道別命(モウゼ)とともに天地の律法を制定した。この経緯は前巻に述べたとおりである。
国治立命は天上の三体の神の命により、太陽界に使神となって日天使・国治立命と称した。また豊国姫命は月天使・国大立命と名づけられた。
日天使の神業は国直姫命に委任された。月天使の神業は豊国姫命に委任された。また天道別命は現界の諸神に律法を宣伝する聖職となった。
天地の律法をあまねく拡充するために、十六天使が定められ、大八洲彦命が天使長となった。十六天使は天上地上を往復して律法を宇宙間に宣伝し、一時は天地ともに太平に治まった。
しかしふたたび邪神の勃興により、世の中は混乱の巷と化してきた。この状況に、国治立命はシオン山に鎮祭していた十二個の玉を大地の各所に配置し、これを国魂の神となした。また八頭神を任命した。
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01 02 〔102〕
国治立命は十二の玉を世界の各山に配置して、国魂神とした。それらの玉を夫婦で守護する神人らを任命し、八頭神と称した。
一方で、各国魂を納めた山を守護する八王神たちを、各山に任命して主権を握らせた。
八王八頭の神司らは善神であったが、次第に悪霊邪鬼に汚されて天則違反をなし、最後には国治立命が御隠退せざるを得ない状況に至らしめるのである。
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02 03 〔103〕
新高山は八王神・花森彦統裁のもとに、八頭神である高国別・高国姫が高砂島一帯を治めていた。
あるとき高国姫は谷間から誤って転落し、人事不省となった。激流に飲まれようとする高国姫を救ったのは、従神の玉手姫であった。玉手姫は救い上げた高国姫を手厚く看護したが、高国姫は病に伏して身体は次第に衰えていくばかりであった。
そんな折、花森彦は高国別を招き、玉手姫を追放するようにと厳命した。高国別、高国姫は献身的な玉手姫を追放せよ、との花森彦の真意が理解できずに憤慨した。また、花森彦の命令に対する怒りから、高国姫は病が悪化して昇天してしまった。
高国別と玉手姫は花森彦を恨み、天使長・大八洲彦命に事の次第を進言しようとした。
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02 04 〔104〕
高国別夫婦の信任を得ていた玉手姫は、高国姫亡き後、高国別の後妻となった。
実は玉手姫は常世姫の間者であり、高国姫の事故も仕組まれたものであった。花森彦はこれを察知していたのであった。
しかし高国別、玉手姫はついに、大八洲彦命に花森彦を讒言した。そのため、大八洲彦命は言霊別命を新高山に使いし、事の次第を調査させることになった。
花森彦、高国別は互いを責めて譲らなかったが、言霊別命は神殿から新高山の国魂である青色の玉を取り出して、玉手姫を射照らした。するとたちまち玉手姫は悪狐と化して逃げてしまった。
高国別は花森彦の明察を悟り、今までの罪を陳謝した。今回の失敗について、高国別は許されることになった。
しかし後に常世姫一派は次第に勢力を増し、高国別を陥れて蒙古別をその後釜に据えることに成功した。また花森彦を新高山の西南方に押し込めた。高砂島も、大半は常世姫の部下に占領されることになってしまった。
花森彦の霊魂は、青色の玉とともに島に永遠に隠されているという。花森彦の子孫も今に現存し、神の御魂を維持しつつ、弥勒神政を待ち望んでいるという。
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03 05 〔105〕
ロッキー山は八王神・貴治彦のもと、八頭神・靖国別、靖国姫のもとに治まっていた。
ある夜、靖国姫の居間に地の高天原の密使と称し小島彦と名乗る神がやってきた。そして、地の高天原では悪神によって天使長・大八洲彦命が昇天し、国直姫命が窮地に陥った、と報告を伝えた。
貴治彦、靖国別はこの密使をいぶかったが、たちまち城下に十曜の神旗を押し立てた軍勢が到着すると、密使が城内にやってきて、国直姫命が地の高天原を追われて、ロッキー山に落ち延びてきた、と伝えた。
貴治彦、靖国別はこの様を見て、ただちに国直姫命一行をロッキー山に迎えた。この国直姫命は貴治彦と靖国別に命じ、地の高天原の惨状を視察するように、といって使いに出してしまった。
しかし一方で、貴治彦は竜宮城に先に密かに使いを出して、事の真相を確かめさせていた。
実際には地の高天原は平穏無事に治まっており、大八洲彦命は貴治彦の使いからこのことを聞いて大いに驚いた。そして言霊別命をロッキー山に使わした。
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03 06 〔106〕
ロッキー山に姿を現した国直姫命は、ロッキー山に新しい地の高天原を再建し、国治立命を迎え奉るのだ、と宣旨した。ロッキー山の諸神卒は、これはまことの国直姫命であると信じてしまっていた。
そこへ地の高天原から言霊別命がやってきた。言霊別命は衆神の面前で、ロッキー山の国直姫命を詰問するが、逆に捕らえられて牢獄につながれてしまった。
国直姫命はまた、国治立命と称する神を迎え入れた。城内の神々は、ますますこれを信用した。
そこへまた、貴治彦と靖国別が地の高天原の視察から戻ってきた。そして、ロッキー山の国直姫命を詰問すると、逆に国治立命と称する神が現れて、二人にロッキー山からの退去を命じた。
貴治彦はモスコーに逃れ、また靖国別夫婦はいずことも知れず、行方不明になってしまった。
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03 07 〔107〕
天使長・大八洲彦命は、偽の国直姫命、国治立命によってロッキー山は占領され、貴治彦や靖国別夫婦が追放され、言霊別命が捕虜となったことを知った。神軍を派遣してロッキー山を奪回するのは難事ではないが、捕虜となった言霊別命の身の上が案じられた。
言霊別命の従者に、忠勇義烈の神・言代別という神人があった。言代別は、自らロッキー山に潜入して言霊別命を救出する計画を提案した。大八洲彦命はこれを許可した。
言代別は偽の如意宝珠を用意し、ロッキー山の国直姫命に献上した。そしてこの功績によって、ロッキー山の獄卒の職を得た。言代別は言霊別命のつながれている獄を見つけ出し、ある日酒宴が張られたのを幸い、言霊別命を手引きして、見事に脱出せしめることに成功した。
またその後も自らは敵中にとどまり、ロッキー山奪回のための活動を続けた。
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03 08 〔108〕
言代別はその後は偽国直姫命の信任を得るに至り、牢番から身を起こして、ついには参謀の地位にまで上っていた。
一方言霊別命が帰還した地の高天原では、早速大足彦に軍勢を率いさせて、ロッキー山奪回の戦端を開いた。
偽国直姫命はこの事態に狼狽し、言代別をよばわったが、言代別は少しも姿を現さず、このためにロッキー山側の迎撃準備は大幅に遅れた。
言代別はまた、大足彦に対して、国の真澄の鏡を使うようにと進言した。大足彦が真澄の鏡で城内を射照らせば、大半は悪霊・悪神の正体を現して、逃げていった。また偽国直姫命、偽国治立命も邪鬼・悪狐の正体を現して逃げ去った。
幸いにロッキー山の紺色の国魂は魔神に汚されずに残っていた。言代別は、新たにロッキー山の八王神に任命された。
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04 09 〔109〕
鬼城山には灰色の玉が国魂として鎮祭され、真鉄彦が八王神、元照彦が八頭神と任じられた。しかし鬼城山にはかねてから美山彦一派の悪神が割拠し、常世姫の威勢を借りて、地の高天原に対抗し、八王八頭神の着任を妨害していた。
地の高天原は弁舌によって美山彦らを説き伏せようと、弁舌巧みな口子姫を使わした。しかし口子姫は国照姫に論破され、竜宮城に復命せずに逆に敵方に就いてしまった。
竜宮城は口子姫が三年も帰城せず、敵方に就いたことを知り、今度は吾妻別の息子・須賀彦を使わすことになった。
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04 10 〔110〕
須賀彦は眉目秀麗な美男子であった。鬼城山に颯爽と乗り付けると、竜宮城の直使として門を開かせた。
美山彦も須賀彦の雷のような言霊に打たれた感があったが、美山彦・国照姫の娘である小桜姫の色香に迷い、ついには夫婦の間柄となってしまった。
須賀彦はあろうことか、敵方の婿養子になってしまい、地の高天原へも復命することはなかった。後に須賀彦は、どこからともなく飛んできた白羽の矢にあたり、悶死を遂げることになる。
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04 11 〔111〕
口子姫、須賀彦ともに復命しなかった竜宮城側では、ついに天使・言霊別命を鬼城山に使いに出すことになった。
美山彦側は、何度ともなくこれまでの戦闘で打ち負かされてきた敵将・言霊別命が使いにやってくると聞いて、これを害しようと、口子姫に命じて毒酒を用意させた。
口子姫は毒酒の甕を取り替えたため、言霊別命は危難を脱した。また美山彦は言霊別命に風呂を進めて、そこで命を害しようとしたが、口子姫は言霊別命の身代わりとなり、国照姫の槍に突かれて絶命した。
美山彦は城内くまなく言霊別命を探させた。言霊別命は口子姫の衣装で変装して城を脱出しようとした。清熊はこの変装を怪しんで、衣を掴んで引き止めたが、言霊別命は衣を捨てて裸体のまま城の堀に飛び込み、逃げおおせた。
北へ逃げた言霊別命は、老人夫婦の小屋に逃げ込み、老夫婦の厚意によって衣を得た。そして部下の村幸彦を鬼城山に偵察に向かわせ、自分はさらに北へと向かった。
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04 12 〔112〕
村幸彦は鬼城山周辺で情報収集をしていたが、清熊らに見つかって捕まり、言霊別命の居場所を白状するようにと責められた。
悪神らは氷の張った池に村幸彦を沈めて責め立てたが、村幸彦は天津祝詞を心中に奏上すると、凍え死にするどころか、身体から煙が立ち上って寒気すら覚えなかった。これは村幸彦の信仰の力と、国治立命の神助によるものであった。
悪神らは竹箒で、次に鉄棒で村幸彦を打ち据えたが、村幸彦は痛痒も感じなかった。最後には美山彦は怒って大刀で切りつけたが、逆に剣は曲がって刃こぼれし、槍の穂先も葱のように曲がってしまう有様であった。
この神徳を目の当たりにした美山彦・国照姫はついに感じ入り、改心して鬼城山を明け渡し、地の高天原に参向することになった。ここに真鉄彦、元照彦が鬼城山の八王八頭神として着任することができた。
天地の律法は厳格であるが、根本からまた改心した者は直ちに許される。悪逆無道の限りを尽くした美山彦・国照姫も許されて、地の高天原の神業に参画することになったのは、大神の無限の仁慈の賜物である。
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04 13 〔113〕
長白山の八頭神・磐長彦の妻、磐長姫は、ことあるごとに夫に反抗の態度を取っていた。磐長姫は、夫を自分の意にしたがわせようと祈願し、深山に分け入ってすさまじい形相で滝に打たれ、白面の悪狐に魅入られてしまった。
磐長姫はそれより、獣を殺し、ついに気に入らない従者を片っ端から斬り殺すようになってしまった。八王神である有国彦は使いを出して、磐長姫を訓戒させたが、磐長姫は使者をだまして、悪いのは夫であると思わせた。
有国彦は磐長彦・磐長姫の正邪の判別に迷ったが、奥殿に入ると白色の国魂を取り出し、磐長姫に伊吹の神業を行うと、たちまち白毛の悪狐が現れて、逃げてしまった。磐長姫はこれを恥じて大川に身を投じて果てた。
磐長姫の霊魂は緑白色の鴨となった。この川を鴨緑江と言う。
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04 14 〔114〕
長白山では磐長彦が独身となってしまったため、後妻として忠実な侍女・玉姫を迎えようとしたが、有国彦は竜宮城の判断を仰いだため、天使会議が開かれた。
実情に沿って賛成する言霊別命と、律法の厳密な解釈に立って反対する大足彦が議論を戦わせた。実際の霊系にしたがった配慮をすべきである、という言霊別命の意見が多数に容れられ、玉姫は磐長彦の妻となり、長白山は無事泰平に治まった。
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05 15 〔115〕
万寿山の八王神は磐樟彦夫婦、八頭神は瑞穂別夫婦が赤色の玉を守っていた。地の高天原に次ぐ聖場と栄えていた。
万寿山の神殿は、月宮殿と命名されていた。赤玉の精魂により、神人の心は真心に満ちてよく神に仕え、長上を尊び下を憐れみ、またその光景はみろく神政成就後の神世の移写ともいうべき瑞祥を現していた。
万寿山のめでたき様は、霊鷲山の三ツ葉彦命の内面的補佐の功があるゆえであるという。万寿山の八王八頭神をはじめとする諸神人らは、霊鷲山を第二の高天原と崇め、三ツ葉彦命の神跡を神人修行の場と定めた。そして美しい神殿を山下の玉の井の邑に造営し、坤の金神豊国姫命の神床とした。
また荘厳な神殿を造営し、日の大神、月の大神、玉照姫命、国治立命を祭り、神界経綸の大聖場となった。これを玉の井の宮という。
玉の井の宮には真道姫が仕えていた。霊鷲山に日夜通って神慮を伺い、三ツ星の神霊に感じて三ツ葉彦命を生んだ。これを国治立命に献じ、神政維新の神柱となさしめた。三ツ葉彦命は、天の三ツ星の精魂の幸いによって地上に降り、真道姫の体に宿って玉の井の邑に現れた。
玉の井の邑には玉の井の湖という神泉があり、大自在天一派がこれを狙ったが三ツ葉彦命に退けられた。
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05 16 〔116〕
玉の井の邑は、東方に万寿山、西方に霊鷲山をいただき、玉の井の湖の中央に浮かぶしまの上にある。
国治立命は東方の霊地・玉の井の邑を第二の高天原となしていた。常世姫は竜宮城の占領に失敗したため、今度は第二の高天原・玉の井の邑を占領しようと、大自在天に意を通じて画策していた。
大自在天の部下たちは、それぞれ蟹、牛、蚊となり、また瑪瑙となって山から湖に降り注ぎ、玉の井の邑を占領しようとした。
三ツ葉彦命の祈願によって天上の三ツ星から東雲別命、白雲別命、青雲別命ら三柱の軍神が降り、玉の井の湖水を巻き上げて、敵軍を一掃した。湖水は東西に分かれて、大きな二つの湖を形成した。
東の湖水は牛の湖水といい、今日地理学上の裏海(カスピ海)であり、西の湖水は唐の湖といって、今日の黒海にあたる。東雲別命、白雲別命、青雲別命らは白竜となって玉の井の湖水を守り、三ツ葉彦命とともに、神政成就を待つこととなった。
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05 17 〔117〕
第二の高天原である万寿山の八王神となるには、それ相応の資格が要る。磐楠彦は霊鷲山の大岩窟で修行をし、三ツ葉彦命の神霊に感合して、万寿山の王としての資格を得たのである。
この大岩窟は宇宙の縮図であり、地上の神国が形成されている。磐楠彦は三ツ葉彦命の神力を得て大岩窟の岩戸を開いた。そして、女神の導きによって肉眼のまま、坤の大神・豊国姫命の御精霊体である照国の御魂を拝謁した。
女神は、一度国治立命は御隠退させられるが、照国の御魂を拝謁した者は三千世界の一切の過去と未来を知ることができ、それによって二度目の天の岩戸開きに参画して功を立てることになるだろう、と告げた。
磐楠彦は天地を拝して感謝の祝詞を奏上した。すると今まで光の玉と見えた照国の御魂は崇高な女神となって、命の手を取り宝座に導いた。
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05 18 〔118〕
磐樟彦は霊鷲山の霊窟のそばに神殿を造営した。社殿の完成とともに神人らが参拝し、祭典を催すことになった。
清川彦、常立別が神饌を司り用意したが、その中には鴨、山鳥、いのしし、海魚、川魚などが含まれていた。
旗照彦、久方彦はこれらの供物を見て、禽獣・魚類の肉は不浄にして、神饌としてふさわしくない、また殺生は天地の律法に違反する、と怒った。清川彦、常立別は祓戸の神事によって、どんな供物でも穢れは一切取り除かれるのである、と反論した。
斎主・神世彦は議論を止め、岩窟に入って大神の御神慮を問うた。その神示は、『神は一切の万物を愛す。神の前に犠牲とさるる一切の生物は幸いなるかな。そは一つの罪悪を消滅し、新しき神国に生れ出づればなり』というものであった。
双方はこの神示を尊重し、うやうやしく祭典を執行した。
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09 38 〔138〕
長高山を出た道彦は、白狐・高倉の後を追って東北に進み、氷の張り詰めた開教を渡ってアラスカの高白山の谷間にやってきた。
すると、高白山の主将である荒熊彦(長白山の清照彦の実父)が谷底に落ちて重傷を負っているところに出くわした。
道彦は高倉の助けによって荒熊彦を谷から救い上げた。この功により、荒熊彦から信頼されて、聾唖痴呆の従僕となって高白山に仕えることになった。
高白山の重臣・八十熊別は実は、常世姫の間者で、長い間密かに高白山に潜んで機会をうかがっていた。
ときしも、ローマの戦いに敗れた言霊別命が、高白山に忍んできた。言霊別命は常世の国に捕虜として送られたが、言代別命によって救われ、密かに高白山に身を隠したのである(言霊別命の妹は、荒熊彦の実の息子・清照彦に嫁いでいるため、荒熊彦とは縁戚にあたる)。
言霊別命は名を変えて高白山の「賓客」として潜伏していたが、八十熊別は醜女の報告によってこのことを知ると、荒熊彦・言霊別命を毒殺しようと企んだ。
しかし道彦がその計略を暴くと、八十熊別は部下の邪軍に荒熊彦・言霊別命を襲わせた。道彦は高倉の術の助けを借りて、邪軍をさんざんに打ち負かした。そして逃げようとする八十熊別を倒した。
言霊別命はしばらく地の高天原にも居所を隠し、高白山の主将となった。道彦は活躍の後、またしても高白山から姿をくらました。
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09 39 〔139〕
道彦は高白山を出てから、常世の国・スペリオル湖の北岸に出で、ロッキー山に向かって渡し船に乗り合わせた。
船の中には、長高山で行き分かれた八島姫も乗り合わせていた。八島姫は船の中で南高山の従神に見つかり、父母兄の困窮を聞かされる。国直姫命から授かった神命と、父母兄弟への思いの間で苦しむのであった。
道彦は姫を認めたが、ついに正体を明かさずに船を降りた。一方、南高山の従神に国に帰るように詰め寄られた八島姫は進退窮まるが、白狐が姫の身代わりとなって現れ、本物の八島姫はその場を逃れることができた。
従神はそうとは知らずに姫の身代わりを南高山に連れて帰るが、身代わりの姫の帰城に安心した父・大島別は病気本復し、後日神政成就の神業に参加することになる。
一方、道彦は常世城に従僕となって八王大神の側近く仕え、悪神の計画を探知することになる。一方本物の八島姫も常世城に潜入して常世姫の侍女となり、邪神の計画一切を探って後に偉勲を立てることになる。
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10 40 〔140〕
国直姫命が突然昇天した後、地の高天原は混乱に陥っていた。
大八洲彦命らは神殿を造営し、国直姫命の神霊を奉安して神助を得、地の高天原を収拾しようとした。
しかし竜山別一派は神殿造営に極力反対した。しかし神国別らの重臣たちも神殿造営に賛成したため、天の原という清浄の地に、国の広宮という神殿が造営された。
造営が終わると、たちまち神殿が鳴動して美山彦、竜山別らの一派を強烈な光線が照らし出した。すると、彼らの身体からは悪狐・悪狸らが数限りなく飛び出して、どこかへ逃げてしまった。
美山彦らは内なる悪を暴かれてすごすごと立ち去ったが、第二の策略をめぐらしていた。
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10 41 〔141〕
美山彦一派は地の高天原を占領し、国の広宮を破壊するために、大国彦・常世彦と手を結んだ。大国彦・常世彦の軍勢は大挙して攻め寄せると、国の広宮を破壊してしまった。
なおも美山彦は、大八洲彦命に代えて竜山別を天使長にしようと運動し、言霊姫命、真澄姫を説きつけて、常世姫を竜宮城に迎えれば、常世の国の捕虜となっている言霊別命(言霊姫命の夫)、大足彦(真澄姫の夫)は解放されるだろう、と迫った。
しかしそこに、大足彦、言霊別命が帰還したために、美山彦らの策略は暴かれて破れたが、美山彦らは厚顔にも一向に懲りず、大国彦・常世彦らに通じて、なおも地の高天原を転覆しようと企んでいた。
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10 42 〔142〕
美山彦の一派は何とかして大八洲彦命、言霊別命らを追い落とそうとして、邪神の部下たちを先導に、言霊別命・大足彦らの悪評を宣伝させた。
また、各山の八王・八頭たちのほとんどを篭絡し、言霊別命に対して反抗的態度を取らせることに成功した。彼らを常世城に集めた常世彦は、反大八洲彦命の団体を作り上げてしまった。
大八洲彦命は常世彦に対して使者を送り、非道を戒めたが、八王・八頭の大多数を味方につけた常世彦はにべもなく撥ね付けた。
ただ、万寿山の磐楠彦と、天山の斎代彦が、常世彦に組せずに神政を守っているのみであった。手撫土(=艮の金神)、足撫土(=坤の金神)が守る十二の宝座も、十までは常世彦に奪われてしまったのである。
八乙女(万寿山・天山の八王神夫妻・八頭神夫妻ら八名)のみが、国大立命の加護によって、邪神の難を免れたのである。古書にある「八乙女」とは、この八王(やお)と女神のことである。
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世界の八王のほとんどを支配下に置いた八王大神は、竜宮城・エルサレムに対して総攻撃を開始した。
敵軍の勢いはすさまじく、大八洲彦命、神国別命、大足彦、八島別らの奮戦もむなしく、落城の瀬戸際に陥ってしまった。大八洲彦命は国祖の前に畏まり、敵を撃退するために、神器の使用を願い出た。
国祖はあくまで律法によって敵を言向け和すことを命じ、神器の使用を許さなかった。地の高天原の内部は分裂し、美山彦一派が八王大神と内通して敵を招きいれた。
ここに及んで大八洲彦命は国祖の禁を破って、破軍の剣を抜き放った。剣より神光が現れて雷鳴・電光・疾風がすさび、敵軍は壊滅した。
美山彦一派はここぞとばかり、大八洲彦命が国祖の禁を犯したことを訴え出た。国祖も律法を楯にした美山彦らの訴えを退けることができず、やむを得ずに大八洲彦命、言霊別命、神国別命、大足彦らを万寿山に蟄居させることになった。
この四柱は元来、国大立之命の四魂である。国大立之命は、天神から大海原の国を治めるように命じられ、その四魂を分かち、神界の守護に当たらせていたのであった。大八洲彦命は和魂、言霊別命は幸魂、大足彦命は荒魂、神国別命は奇魂である。
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国祖は地の高天原の役職について、天上より高照姫命を降して宰相とし、天使長とした。また真澄姫、言霊姫、竜世姫らを天使と定めた。
この新体制により、八王たちは八王大神の支配を離れて高照姫命に帰順したため、一時は世界は前にもまして平和に治まることとなった。加えて、竜宮城の三重の金殿から顕国の御玉の霊光が発揮して邪神を照らし、地の高天原と竜宮城に神威をますます加えた。
顕国の御玉の霊威は、万寿山に退去した四神の祈念の力によるものであった。しかし高照姫命以下地の高天原・竜宮城の神々は、須佐之男大神のご守護の賜物であることを悟らず、慢心したために、徐々に世界には不平不満の声が満ちてくるようになった。
ここにいたって八王大神は、大国彦とはかって各地の八王・八頭に邪霊を憑依させ、再び聖地に反逆させることに成功した。八王大神らが再度聖地に攻め寄せると、高照姫命らは軍事力でこれに対抗し、国祖の戒めを無視して戦いを続けたために、聖地は戦乱によって悲惨を極めた。
激しい戦いの末、神器の威力もあって地の高天原軍が勝利するが、東北から強風が突如として吹き起こり、聖地聖城を倒壊させ、甚大な被害が生じた。また洪水が氾濫して竜宮城は水没するほどになってしまった。
神々は国祖の神勅をないがしろにした報いであろうと謝罪の天津祝詞を必死で称えたが、天変地異は一向に収まる気配がなかった。
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11 45 〔145〕
聖地の天変地異が一向に収まらない中、国照姫らは国祖に高照姫命らを律法違反で訴えた。国祖はまたしても、自ら定めた律法に背くわけにもいかず、四柱の天使たちをエデンの園に追放した。これにより、聖地の天変地異はぴたりと収まった。
ちなみに高照姫命は金勝要神の和魂であり、真澄姫命は幸魂、言霊姫命は荒魂、竜世姫命は奇魂である。金勝要神は大地神界の根神であったが、自我心が頑強であったためにエデンの園に押し込められ、次いで地底の穢き国に墜落して、三千年の辛苦を嘗めることになった。
邪神たちは、跡継ぎの天使長は八王大神・常世彦が任命されるであろうと期待していたが、国祖は天から沢田彦命を降し、天使長に任命した。沢田彦命は金神の首領にして、大将軍と称せられる神である。
天使には、同じく天より降した沢田彦命一派の真心彦らを任じた。
真心彦の部下、百照彦は、主人を慰めようと日夜焦慮していた。
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百照彦の妻・春子姫は天上界で天人の舞曲に通じた芸能神であった。百照彦・春子姫は、主人・真心彦を慰めるために天人の舞曲を披露したが、真心彦は春子姫の舞曲に心をとろかし、神務をないがしろにするほどになった。
その結果、真心彦と春子姫の間柄に面白からぬ噂が立つことになった。国祖は真心彦・春子姫を呼んで事の真偽を詰問した。すると春子姫に稚桜姫命が降臨し、探湯の神事を行って潔白を証明するように、と託宣した。
探湯の結果、二人の潔白が証明されたが、真心彦は舞曲に耽溺して神事をおろそかにした罪を恥じて、天使の職を辞することになった。
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辞職した真心彦は謹慎していたが、やがて精神に異常をきたして自刃して果てた。
神々らは真心彦の長子・広宗彦を天使に推し、国祖に承認された。広宗彦は仁慈をもって下に臨んだため、神界はこれまでにないほどよく平和に治まった。
真心彦の未亡人・事足姫は後添えを迎え、桃上彦をもうけた。桃上彦も仁慈深い神であったため、広宗彦はこの父違いの弟を自分の補佐として抜擢した。
しかし時が経つにつれて桃上彦は邪神に魅入られ、兄の地位を奪おうと画策するにいたった。桃上彦は民には偽りの慈悲を施し、自分に反対するものは容赦なく排除した。そのために次第に神人らは律法を軽んずるようになり、たちまち世は乱れてしまった。
これは八王大神が邪神を桃上彦に憑依させ、国祖の治世を足元から転覆させようという企みであった。しかし桃上彦の母・事足姫も、不貞によって桃上彦を生んだために、桃上彦の精神に邪悪な影響を及ぼしたことも原因であった。
これはげに、律法を軽んじて体主霊従の心持・行いをなした結果である。
桃上彦は八十猛彦、百猛彦を寵愛して野心をますますたくましくしていた。後に神界では、桃上彦を大曲津神と呼ぶに至ることになる。
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そのほかにも、真心彦が帰幽した後に従者・国比古の態度が一変し、広宗彦や事足姫を軽んじて自由行動を取り、そのために神々を混乱に陥れた。国比古の三人の息子はなんとかして父を正道に帰そうと努力を続け、その魂は生き変わり死に変わり、神界にて神政成就のための大活動を今も続けているという。
一方広宗彦は弟・桃上彦の悪行に悩まされることになるが、広宗彦は温柔な性質で、弟を戒めることができなかった。
天使長・沢田彦命の妻・沢田姫命は、部下の出雲姫とともに神業に奉仕し、現在に至るまで苦難をなめながらも、必死の活動を続けているという。
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天地の律法が崩壊した後も、天使長・沢田彦命は事態を傍観し、妻に態度を改めて神業に奉仕するよう諫言されると、妻子・役職を捨てて、勝手に天上に帰還してしまった。
沢田彦命は最後は天の八衝に現れて、猛悪な魔神となってしまった。
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12 50 〔150〕
天地の剖判に先立って、宇宙の大元霊である無声・無形の一神があった。これを神典では天之御中主大神という。神界では、大六合常立尊と称える。
西洋ではゴッド、仏教では阿弥陀如来、中国では天帝・天主というも、みな同じである。
ここでは仮に、天主という言葉を使う。
天主は過去現在未来に一貫して、無限絶対無始無終の大神霊である。そして、園絶対の霊威を発揮することによって、宇宙の一切万有を創造したのである。
大宇宙の太初、きわめて不完全な霊素が出現し、それが次第に発達して霊の活用を発生するまでの歳月は、ほとんど十億年を費やしている。これを神界ではヒツカ(一日)という。
次に霊の発動力である霊体(幽体)なるものが、宇宙間に出現した。これをチカラと称える。チは霊または火、カラは元素である。この宇宙に元素が活用するまでにいたる歳月は、また十億年を費やしている。神界ではこの十億年をフツカ(二日)という。
次にこの元素に霊気が発生して、現顕の物体を形成するに至るまでの歳月は、また大略十億年を要している。これがミツカ(三日)である。つまりミツカまでの間に、霊、力、体の三大勢力が発揮して、無数の固形体や液体が出現したのである。
次の十億年で、太陽、太陰、大地、諸星が発生した。これがヨツカ(四日)である。
次の十億年で、動植物の種(生命?)が天地の間に現出した。これがイツカ(五日)である。
さらに六億年を経て、宇宙一切の万物に水火の活用が加わり、森羅万象の大根源が確立した。この六億年間をムユカ(六日)という。
こうして、天主は宇宙一切をムユカのうちに創造された(五十六億年間)。そのあと天主は一大金剛力を発揮して世界を修理固成し、完全無欠の理想世界である五六七の神代・松の世を建設される。その工程が七千万年であり、これがナナカ(七日)である。
ナナカの神霊の活用が完了した暁には、至善至美至真の宇宙が完成する。これが安息日(ナナカ)である。安息日の七千万年は、宇宙の創造が終わった後に、それを修理固成するために活動する時代のことである。
幸いなことに、五六七の歳月もほとんど満期に近づいている。現代はその過渡的な時代である。
ナナカメ(七日目)の言霊:
ナは宇宙万有一切を兼ねて統一する、ということ。⦿の凝る形であり、行き届く言霊、天国の経綸を地上に移すこと。⦿の確定、調理、成就。水素の形。押し鎮める言霊の活用。
カは乾かし固める活用。晴れて見る。一切の物の発生の神力。巧妙となる活用。
メは世界を見るの活用。起こり初める。本性を移し、女子を生み、天岩戸を開き、草木の芽、眼目となる活用。
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